JP2002335302A - データ転送装置及びそれを備えるデータ通信システム - Google Patents

データ転送装置及びそれを備えるデータ通信システム

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JP2002335302A
JP2002335302A JP2001136355A JP2001136355A JP2002335302A JP 2002335302 A JP2002335302 A JP 2002335302A JP 2001136355 A JP2001136355 A JP 2001136355A JP 2001136355 A JP2001136355 A JP 2001136355A JP 2002335302 A JP2002335302 A JP 2002335302A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路障害や装置内故障が発生した場合に、
データ受信機で誤作動がしないようにする。 【解決手段】 データ送信機から送信されたデータを受
信した際に、前記データを送信する伝送路又はデータ転
送装置本体の障害を検出していれば前記データのヘッダ
に当該障害を示す障害情報を付加してからデータ受信機
に転送するデータ転送装置において、前記データをデー
タ受信機で処理できないように書き換える書換手段を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ転送装置及
びそれを備えるデータ通信システムに関し、特に、非同
期転送モード(Asynchronous Transfer Mode:ATM)
や同期転送モード(Synchronous Transfer Mode:ST
M)などのデータ転送装置及びそれを備えるデータ通信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データの転送速度に同期した低速
のリファレンスクロックを用いてブロック間のデータ転
送を行うデータ転送装置がある。このようなデータ転送
装置は、ノイズに影響を受けやすい高速クロックを不要
とするため、高速でデータ転送が可能である。また、低
速のリファレンスクロックを用いるためパラレルデータ
間のスキュー(Skew)の考慮が不要となる。
【0003】図3は、従来のデータ転送装置の模式的な
構成を示すブロック図である。図3には、以下説明する
受信側インタフェース部20と、終端部21と、送信側
インタフェース部22と、制御/監視部29とを備えた
データ転送装置45を示している。
【0004】受信側インタフェース部20は、データに
クロック信号が多重された受信側伝送路信号30からク
ロック信号を抽出する伝送路クロック抽出部2と、伝送
路クロック抽出部2で抽出されたクロック信号に従って
出力されるデータをシリアル信号からパラレル信号に変
換するS/P変換部23と、データ送信機との伝送路の
障害を検出するために受信側伝送路信号30の入力を監
視する受信側伝送路信号断監視部1と、受信側伝送路信
号断監視部1の監視結果に応じて警告表示信号(Alarm
Indication Signal:AIS)挿入指示信号40が出力
されたときにS/P変換部23からのデータのヘッダに
AIS信号を挿入するAIS挿入部46と、AIS挿入
部46から出力されるデータをパラレル信号からシリア
ル信号に変換するP/S変換部4と、S/P変換部23
から出力されたクロック信号(リファレンスクロック信
号33)に基づいてP/S変換部4からの装置内信号3
1を出力する際のクロック信号を生成する電圧制御発振
器(voltage controlled oscillator:VCO)11と
備えている。
【0005】終端部21は、受信側インタフェース部2
0側から出力されたリファレンスクロック信号33に基
づいて装置内信号31を入力する際のクロック信号を生
成するVCO12と、P/S変換部4から出力されたデ
ータである装置内信号31をシリアル信号からパラレル
信号に変換するS/P変換部6と、S/P変換部6から
出力されたデータを入力してデータを装置内クロック源
13からのクロック信号に乗せ替えるエラスティックメ
モリ7と、受信側インタフェース部20の障害を検出す
るために装置内信号31の入力を監視する装置内信号断
監視部5と、装置内信号断監視部5の監視結果に応じて
AIS挿入指示信号44が出力されたときにエラスティ
ックメモリ7からのデータのヘッダにAIS信号を挿入
するAIS挿入部47とを備えている。
【0006】送信側インタフェース部22は、受信側イ
ンタフェース部20で受信され終端部21を経由したデ
ータを送信側伝送路信号32として相手側のデータ転送
装置へ送信している。
【0007】制御/監視部29は、受信側インタフェー
ス部20、終端部21及び送信側インタフェース部22
の駆動を制御したり、これらがそれぞれ所要に駆動して
いるかどうかを監視し、監視結果43をオペレート画面
42に表示等することで可視情報としてオペレータへ報
知している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術
は、伝送路障害や装置内故障が発生した場合に、その旨
をデータのヘッダに格納してからデータ受信機に転送す
るようにしているものの、データ転送装置からのデータ
そのものは、上記障害等によって本来の内容と異なる内
容に置き換わっている場合がある。そのような内容が保
証されない不定なデータがデータ受信機へ送信される
と、データ受信機が誤作動する場合がある。
【0009】具体的には、データ送信機と接続される伝
送路に障害が発生して、データ転送装置45への受信側
伝送路信号30の入力が断になった場合には、伝送路ク
ロック抽出部2へ保証されない不定なデータが入力され
る。このとき、伝送路クロック抽出部2は伝送路クロッ
クを抽出できないためクロック信号34が出力されなく
なる。
【0010】S/P変換部23はクロック信号34が入
力されないので、リファレンスクロック信号33を出力
できなくなる。この停止によりVCO11,12は適当
なタイミングのクロック信号しか生成できず、最終的に
は、データ受信機に対して保証されない不定なデータが
転送される。
【0011】また、データ転送装置内で障害が発生し
て、終端部21への装置内信号31が断になった場合に
は、S/P変換部6へ入力される装置内信号31は保証
されない不定なデータとなる。このデータはエラスティ
ックメモリ7を介して、送信側インタフェース部22に
送られる。このため伝送装置から保証されない不定なデ
ータがデータ受信機に転送される。
【0012】そこで、本発明は、伝送路障害や装置内故
障が発生した場合に、データ受信機で誤作動しないよう
にすることを課題とする。
【0013】また、本発明は、伝送路障害や装置内故障
の発生により誤作動しないデータ通信システムを提供す
ることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、データ送信機から送信されたデータを受
信した際に、前記データを送信する伝送路又はデータ転
送装置本体の障害を検出していれば前記データのヘッダ
に当該障害を示す障害情報を付加してからデータ受信機
に転送するデータ転送装置において、前記データをデー
タ受信機で処理できないように書き換える書換手段を備
えることを特徴とする。
【0015】また、本発明のデータ通信システムは、デ
ータ転送装置を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0017】(実施形態1) [構成の説明]図1は、本発明の実施形態1のデータ転
送装置の模式的な構成を示すブロック図である。図1に
は、以下説明する受信側インタフェース部20と、終端
部21と、送信側インタフェース部22と、制御/監視
部29とを備えたデータ転送装置45を示している。
【0018】受信側インタフェース部20は、データに
クロック信号が多重された受信側伝送路信号30からク
ロック信号を抽出する伝送路クロック抽出部2と、伝送
路クロック抽出部2で抽出されたクロック信号34に従
って出力されるデータ14をシリアル信号からパラレル
信号に変換するS/P変換部23と、データ送信機との
伝送路の障害を検出するために受信側伝送路信号30の
入力を監視する受信側伝送路信号断監視部1と、受信側
伝送路信号断監視部1の監視結果に応じて警告表示信号
(Alarm Indication Signal:AIS)挿入指示信号4
0が出力されたときにS/P変換部23からのデータ3
5をデータ受信機で処理できないように書き換えると共
にデータ35のヘッダにAIS信号を挿入するデータ変
換部3と、データ変換部3からクロック信号37に従っ
て出力されるデータ36をパラレル信号からシリアル信
号に変換するP/S変換部4と、S/P変換部23から
出力されたクロック信号(リファレンスクロック信号3
3)に基づいてP/S変換部4からの装置内信号31を
出力する際のクロック信号を生成する電圧制御発振器
(voltage controlled oscillator:VCO)11と備
えている。
【0019】なお、データ転送装置45内では、S/P
変換部23でシリアル−パラレル変換することによって
低速で伝送するクロック信号をリファレンスクロック信
号33として用いている。
【0020】終端部21は、受信側インタフェース部2
0側から出力されたリファレンスクロック信号33に基
づいて装置内信号31を入力する際のクロック信号を生
成するVCO12と、P/S変換部4から出力されたデ
ータである装置内信号31をシリアル信号からパラレル
信号に変換するS/P変換部6と、S/P変換部6から
出力されたデータ16を装置内クロック源13からのク
ロック信号に乗せ替えるエラスティックメモリ7と、受
信側インタフェース部20等の障害を検出するために装
置内信号31に基づくデータ16の入力を監視する装置
内信号断監視部5と、装置内信号断監視部5の監視結果
に応じてAIS挿入指示信号44が出力されたときにエ
ラスティックメモリ7からの終端信号18をデータ受信
機で処理できないように書き換えると共にデータ16の
ヘッダにAIS信号を挿入するデータ変換部8とを備え
ている。
【0021】送信側インタフェース部22は、受信側イ
ンタフェース部20で受信され終端部21を経由したデ
ータである終端信号18等を送信側伝送路信号32とし
て相手側のデータ転送装置へ送信している。
【0022】制御/監視部29は、受信側インタフェー
ス部20、終端部21及び送信側インタフェース部22
の駆動を制御したり、これらがそれぞれ所要に駆動して
いるかどうかを監視し、監視結果43をオペレート画面
42に表示等することで可視情報としてオペレータへ報
知している。
【0023】[動作の説明]つぎに、図1のデータ転送
装置の動作について説明する。まず、データ転送装置4
5の通常時の動作の概要を説明すると、データ送信機か
ら送信されたデータは、受信側インタフェース部20で
受信側伝送路信号30として受信され、装置内信号31
として終端部21に送られる。終端部21は、送られて
きた装置内信号31を終端して送信側インタフェース部
22へ送る。送信側インタフェース部22は、送られて
きたデータを送信側伝送路信号32としてデータ受信機
へ送信する。
【0024】以下、障害の発生前後の動作に分けて説明
する。
【0025】「障害発生前の動作」データ送信機からデ
ータ転送装置45にクロック信号が重畳された受信側伝
送路信号30が送信されると、受信側インタフェース部
20でこれが受信され、伝送路クロック抽出部2及び受
信側伝送路信号断監視部1にパラレルで入力される。
【0026】伝送路クロック抽出部2は、入力された受
信側伝送路信号30の中からクロック信号34を抽出し
て、データ14をそのクロック信号34に同期させてS
/P変換部23へ出力する。
【0027】S/P変換部23は、伝送路クロック抽出
部2から出力されたデータ14とクロック信号34とを
入力すると、これらをシリアル信号からパラレル信号に
変換する。そして、データ35としてクロック信号に同
期させてデータ変換部3へ出力する。S/P変換部23
からのクロック信号は、データ変換部3のみならず、V
CO11,12にもリファレンスクロック信号33とし
て出力される。
【0028】ここで、受信側伝送路信号断監視部1は、
受信側伝送路信号30を入力しているので、その旨を制
御/監視部29へ出力する。したがって、データ変換部
3へAIS挿入指示信号40は出力されない。
【0029】このため、データ変換部3は、S/P変換
部23からのデータ35をデータ36としてクロック信
号37に同期させてP/S変換部4へ出力するだけで、
ヘッダ等の内容は変わらない。
【0030】VCO11は、S/P変換部23から出力
されたリファレンスクロック信号33に従って、クロッ
ク信号を生成してP/S変換部4へ出力する。
【0031】P/S変換部4は、データ変換部3から出
力されるデータ36を、パラレル信号からシリアル信号
に変換して、VCO11から出力されるクロック信号に
同期させて装置内信号31として終端部21へ出力す
る。
【0032】終端部21では、VCO12によって、受
信側インタフェース部20側から出力されたリファレン
スクロック信号33に基づいてクロック信号が生成さ
れ、このクロック信号に従って装置内信号31がP/S
変換部6へ入力される。
【0033】S/P変換部6は、P/S変換部4から出
力された装置内信号31及びVCO12からのクロック
信号をシリアル信号からパラレル信号に変換する。そし
て、データ16としてクロック信号15に同期させてエ
ラスティックメモリ7に出力する。なお、データ16
は、エラスティックメモリ7のみならず、装置内信号断
監視部5へも出力される。
【0034】装置内信号断監視部5は、データ16を入
力しているので、その旨を制御/監視部29へ出力す
る。したがって、装置内信号断監視部5からデータ変換
部8へAIS挿入指示信号44は出力されない。
【0035】エラスティックメモリ7は、S/P変換部
6から出力されたデータ16を入力して、装置内クロッ
ク源13からのクロック信号に同期させて終端信号18
として、データ変換部8に出力する。
【0036】データ変換部8は、エラスティックメモリ
7からの終端信号18の書き換え等を行わずに、そのま
ま送信側インタフェース部22へ出力する。
【0037】送信側インタフェース部22は、終端部2
1からのデータを送信側伝送路信号32としてデータ受
信機へ送信すると共に、制御/監視部29に対して、正
常にデータ転送を行っている旨を出力する。
【0038】制御/監視部29は、送信側インタフェー
ス部22からの出力に基づく監視結果43をオペレータ
画面42に出力する。このため、オペレータは、正常に
データ転送を行われていることを知ることができる。
【0039】「障害発生後の動作」データ送信機との間
の伝送路に障害が生じると、受信側伝送路信号断監視部
1で受信側伝送路信号30の入力が確認されなくなる。
こうして、受信側伝送路信号断が検出されると、AIS
挿入指示信号40がデータ変換部3及び制御/監視部2
9へ出力される。
【0040】データ変換部3は、AIS挿入指示信号4
0を入力すると、S/P変換部23からのデータのヘッ
ダにAIS信号を挿入すると共に、このデータを強制的
に全てたとえば“1”に変更することによって、データ
受信機で処理できないようにしてから、装置内信号31
としてP/S変換部4へ出力する。
【0041】実際には、受信側伝送路信号30がデータ
転送装置45に入力されなくなると、リファレンスクロ
ック信号33がVCO11に入力されなくなるので、V
CO11で所要のクロック信号が生成できなくなり、適
当なタイミングのクロック信号に従って装置内信号31
が出力されるようになる。
【0042】装置内信号31は終端部21を経由して、
送信側インタフェース部22に出力される。送信側イン
タフェース部22は、終端部21からの出力を送信側伝
送路信号32としてデータ受信機に送信する。この際に
も、VCO12で所要のクロック信号が生成できなくな
り、適当なタイミングのクロック信号に従って装置内信
号31が入力されるようになる。
【0043】一方、制御/監視部29は、AIS挿入指
示信号40を入力すると、この旨を監視結果43に付加
してオペレータ画面42に出力する。このため、オペレ
ータは、障害の発生を知ることができ、障害の復旧作業
にも取りかかることも可能となる。
【0044】つぎに、たとえば受信側インタフェース部
20のS/P変換部23で障害が発生した場合の動作に
ついて説明する。たとえばS/P変換部23で障害が発
生しても、受信側伝送路信号30は、受信側インタフェ
ース部20に入力されているので、受信側伝送路信号断
監視部1で、受信側伝送路信号30の入力は確認された
ままである。
【0045】しかし、リファレンスクロック信号33が
正常でなくなるので、VCO11で所要のクロック信号
が生成できなくなり、適当なタイミングのクロック信号
に従って装置内信号31が出力されるようになる。
【0046】このため、終端部21では、データ16に
断が生じ、装置内信号断監視部5へのデータ16の入力
が確認されなくなる。こうして、装置内信号断が検出さ
れると、AIS挿入指示信号44がデータ変更部8及び
制御/監視部29へ出力される。
【0047】データ変更部8は、AIS挿入指示信号4
4を入力すると、エラスティックメモリ7から出力され
るデータ(終端信号18)のヘッダにAIS信号を挿入
すると共に、このデータを強制的に全てたとえば“1”
に変更することによって、データ受信機で処理できない
ようにしてから、送信側インタフェース部22へ出力す
る。
【0048】一方、制御/監視部29は、AIS挿入指
示信号44を入力すると、この旨を監視結果43に付加
してオペレータ画面42に出力する。このため、オペレ
ータは、装置内信号31が断になったことを知ることが
でき、障害の復旧作業にも取りかかることも可能とな
る。
【0049】(実施形態2) [構成の説明]図2は、本発明の実施形態2のデータ転
送装置の模式的な構成を示すブロック図である。図2に
は、受信側インタフェース20にリファレンスクロック
信号33に同期して動作してVCO11,12へリファ
レンスクロック信号38を供給するマスターVCO10
を設け、終端部21にマスターVCO10の障害を検出
すると共に故障を検出した旨のAIS挿入指示信号41
をデータ変更部8及び制御/監視部29へ出力するVC
O断/VCO異常監視部9を設けた様子を示している。
なお、図2において、図1と同様の部分には同一符号を
付している。
【0050】VCO断/VCO異常監視部9は、マスタ
ーVCO10のクロック出力断及びクロック出力周波数
異常の発生の有無を監視することによって、マスターV
CO10の障害発生を検出している。
【0051】本実施形態では、障害により、たとえば受
信側伝送路信号30がデータ転送装置45に入力されな
くなっても、マスターVCO10によって生成されたク
ロック信号に同期させてデータ転送を可能としており、
データ受信機側で障害が発生したのか、或いは、終端部
21側で障害が発生したのかを判別できるようにしてい
る。
【0052】[動作の説明] 「マスターVCO10の障害発生前の動作」マスターV
CO10の障害発生前であって伝送路やデータ転送装置
45内部における障害の発生前の動作は、実施形態1と
同様である。但し、リファレンスクロック信号33に同
期してマスターVCO10によって生成されたマスター
VCO出力リファレンスクロック信号38がVCO1
1,12及びVCO断/VCO異常監視部9へそれぞれ
出力される。
【0053】また、マスターVCO10の障害発生前で
あって、データ転送装置45側の障害発生後の動作も、
実施形態1と同様である。但し、マスターVCO10
は、たとえば伝送路の障害によってリファレンスクロッ
ク信号33が正常に入力されなくなったときには、それ
をトリガとして自走することによってクロック信号を生
成し、装置内信号31を終端部21へ送れるようにして
いる。
【0054】たとえば、データ送信機とデータ転送装置
45とを結ぶ伝送路で障害が発生して、受信側伝送路信
号30がデータ転送装置45に入力されなくなると、デ
ータ変換部3で変換されたデータ36がマスターVCO
10によって生成されたリファレンスクロック信号38
に基づくVCO11,12のクロック信号に同期させて
終端部21を経由してデータ受信機へ転送される。この
データ(送信側伝送路信号32)のヘッダには、データ
変換部3でデータ変換した旨が入力される。
【0055】一方、たとえば終端部21のS/P変換部
6で障害が発生してデータ16がエラスティックメモリ
7に入力されなくなると、送信側伝送路信号32がマス
ターVCO10によって生成されたクロック信号に基づ
くVCO12のクロック信号に同期させてデータ受信機
へ転送される。このデータのヘッダには、データ変換部
8でデータ変換した旨が入力される。
【0056】このため、データ受信機では、転送された
送信側伝送路信号32のヘッダを参照することで、デー
タ変換部3,8のいずれでデータ変換が行われたかを判
別でき、受信側インタフェース部20側で障害発生した
のか、終端部21側で障害が発生したのかを特定するこ
とができる。
【0057】「マスターVCO10の障害発生後の動
作」マスターVCO10の障害発生後には、たとえば位
相、振幅等が突然変わったクロック信号がVCO11,
12及びVCO断/VOC異常監視部9へ出力されるこ
とになり、装置内信号31は保証されない不定なデータ
となる。
【0058】VCO断/VOC異常監視部9は、このよ
うなクロック信号の変化により、マスターVCO10の
故障を検出すると、これをトリガとしてAIS挿入指示
信号41をデータ変換部8及び制御/監視部29へ出力
することによって、データ受信機側へ不定なデータを転
送しないようにしている。
【0059】このため、データ受信機では、転送された
送信側伝送路信号32のヘッダを参照することで、デー
タ変換部8でデータ変換が行われ、終端部21側で障害
が発生したことを特定できる。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のデータ
転送装置は、伝送路障害や装置内故障が発生した場合
に、データをデータ受信機で処理できないように書き換
えてから転送しているので、データ受信機で誤作動しな
いようにすることができる。
【0061】また、本発明のデータ通信装置は、上記デ
ータ転送装置を備えているので、伝送路障害や装置内故
障が発生した場合に、誤作動しないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のデータ転送装置の模式的
な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態2のデータ転送装置の模式的
な構成を示すブロック図である。
【図3】従来技術のデータ転送装置の模式的な構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 受信側伝送路信号断監視部 2 伝送路クロック抽出部 3 データ変換部 4 P/S変換部 9 VCO断/VCO異常監視部 10 マスターVCO 11,12 VCO 14,16,35,36 データ 15,34,37 クロック信号 20 受信側インタフェース部 21 終端部 22 送信側インタフェース部 23 S/P変換部 29 制御/監視部 30 受信側伝送路信号30 31 装置内信号 33 リファレンスクロック信号 40,44 挿入指示信号 45 データ転送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 13/08 H04L 13/00 313 Fターム(参考) 5B083 AA08 BB01 CC00 CD00 EF05 GG04 5K028 AA14 KK03 MM14 MM16 PP04 SS06 SS16 5K034 AA05 CC06 HH42 NN11 TT02 5K035 AA03 CC08 DD01 JJ01 MM03 MM06 5K047 AA11 CC02 KK03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送信機から送信されたデータを受
    信した際に、前記データを送信する伝送路又はデータ転
    送装置本体の障害を検出していれば前記データのヘッダ
    に当該障害を示す障害情報を付加してからデータ受信機
    に転送するデータ転送装置において、 前記データをデータ受信機で処理できないように書き換
    える書換手段を備えることを特徴とするデータ転送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記データ送信機から送信されたデータ
    はクロック信号が多重されていることを特徴とする請求
    項1記載のデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 前記伝送路の障害によって前記データに
    多重されているクロック信号が正常に入力されなくなっ
    たときに自走するクロック源を備え、 前記クロック源によって生成されたクロック信号に同期
    させて前記書換手段によって書き換えられたデータを前
    記データ受信機に転送することを特徴とする請求項2記
    載のデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記クロック源から出力されるクロック
    信号を監視する監視部を設け、前記監視部によって前記
    クロック信号の異常が検出されたときに前記書換手段に
    よって書き換えられたデータを前記データ受信機に転送
    することを特徴とする請求項3記載のデータ転送装置。
  5. 【請求項5】 前記クロック源はデータ送信機から送信
    されたデータを受信する受信部に設けられており、前記
    監視部は前記受信部で受信されたデータを終端する終端
    部に設けられており、前記受信部からデータとデータの
    転送速度に同期した低速のリファレンスクロックを前記
    終端部へ送るようにしていることを特徴とする請求項1
    から4のいずれか1項記載のデータ転送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項記載のデ
    ータ転送装置を備えることを特徴とするデータ通信シス
    テム。
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