JP2002335086A - 基板装着具 - Google Patents

基板装着具

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JP2002335086A JP2001137465A JP2001137465A JP2002335086A JP 2002335086 A JP2002335086 A JP 2002335086A JP 2001137465 A JP2001137465 A JP 2001137465A JP 2001137465 A JP2001137465 A JP 2001137465A JP 2002335086 A JP2002335086 A JP 2002335086A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の熱応力による損傷を防止し、筐体から
容易に取り外すことができるとともに基板から筐体に接
地することができる基板装着具を得る。 【解決手段】 基板11とほぼ同一の熱膨張率を有する
金属製のキャリア14は、基板11が半田13によって
接着されているキャリア本体17と、ねじ15によって
筐体12にとめられている取付部16と、キャリア本体
17及び取付部16の間に設けられた狭小部20とを有
しており、キャリア14と筐体12との熱膨張率の違い
によって生じる熱応力を狭小部20が変形することによ
って吸収し、この熱応力によって基板11が損傷するこ
とを防止する。また、ねじ15を用いることによりキャ
リア14を基板11とともに筐体12から容易に取り外
すことができる。さらに、基板11は半田13でキャリ
ア14が金属製であるので、基板11から筐体12に接
地することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板、特に低温
焼成基板を筐体に装着する装着具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、低温焼成基板は通常、被装着体で
ある筐体に装着される。低温焼成基板が筐体に装着され
る際には接着剤が用いられ、低温焼成基板が筐体に接着
剤を介して接着される。低温焼成基板は縦弾性係数及び
破壊靭性等の機械的強度が筐体に比べて弱く、熱膨張率
が筐体に比べて小さい。
【0003】図7は、従来の基板が筐体に装着された状
態を示す正面図である。図において、基板1は、筐体2
に接着剤3により接着されている。また、基板1は低温
で焼成されて成る焼成体である。
【0004】筐体2は例えばアルミニウムで構成され、
この筐体2の熱膨張率は基板1の熱膨張率よりも大きく
なっている。また、筐体2は縦弾性係数及び破壊靭性と
もに基板1よりも大きくなっている。
【0005】接着剤3は、シリコン系の柔らかい電気絶
縁性接着剤である。基板1の焼成体の熱膨張率は筐体2
のアルミニウムの熱膨張率に比べて小さいため、基板1
と筐体2とが固着した後、これらの間で熱応力が発生
し、縦弾性係数及び破壊靭性ともに小さい基板1が破損
する可能性があるので、柔らかい接着剤を介してこの熱
応力を吸収するようにして、基板1の破損を防止してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成では、例えば基板1自体に何らかの不良部分が
発見されたり、基板1を筐体2に取り付ける際に基板1
に損傷が与えられたりして、基板1を筐体2から取り外
す必要が生じる場合があるが、基板1が筐体2に接着剤
3によって接着されているので、基板1を取り外すこと
が困難であるという問題点があった。
【0007】また、基板1を筐体2から容易に取り外し
できるようにするために、ねじ止めによって基板1を直
接筐体2に取り付けると、基板1及び筐体2に発生する
熱応力を吸収する部分がなくなるので、基板1がこの熱
応力によって破損する可能性があるという問題点があっ
た。
【0008】また、基板1を筐体2に電気的に接地する
必要がある場合には、接着剤3は電気絶縁性の接着剤で
あるため接着剤3を介して筐体2に接地ができないとい
う問題点があった。
【0009】そこでこの発明は、上記のような問題点を
解決することを課題とするもので、被装着体への基板の
取付け取り外しが容易にでき、熱応力による基板の破損
を防止するとともに基板が被装着体に接地可能な基板装
着具を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る基板装着
具は、被装着体に前記被装着体と熱膨張率の異なる基板
を装着する基板装着具であって、前記基板が接着剤によ
り接着されるキャリア本体及び前記キャリア本体の周縁
部に設けられた複数の取付部を有したキャリアと、前記
キャリアを前記被装着体に取り付ける取付部材とを備
え、前記キャリアは、前記基板とほぼ同一の熱膨張率を
有しており、前記キャリア本体及び前記取付部の間に狭
小部が設けられ、前記狭小部が変形することにより前記
被装着体及び前記キャリアの熱膨張率の違いによって生
じる熱応力を吸収するようになっているものである。
【0011】また、前記取付部は、棒状の前記取付部材
の周りを回動可能となっている。
【0012】また、前記キャリアは、金属製である。
【0013】また、前記接着剤は、導電性を有してい
る。
【0014】また、前記接着剤は、半田である。
【0015】また、前記狭小部は、前記被装着体の前記
キャリアを取り付ける面に垂直方向に沿って溝部を設け
ることにより形成されている。
【0016】また、前記溝部は、前記垂直方向に沿って
みたときに矩形状となっている。
【0017】また、前記溝部は、前記垂直方向に沿って
みたときに三角形状となっている。
【0018】また、前記溝部は、前記垂直方向に沿って
みたときに円弧状となっている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明するが、各実施の形態における同一あるいは相
当する部位又は部材には、同一符号を付している。
【0020】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1に係る基板装着具を用いて基板を筐体に装着した
状態を示す正面図であり、図2は、図1の基板を筐体に
装着した状態の斜視図である。図1及び図2において、
基板11は基板装着具18を介して被装着体であるアル
ミニウム製の筐体12に装着されている。基板装着具1
8は、基板11が接着剤13によって接着されているキ
ャリア本体17及びこのキャリア本体17の周縁部に設
けられた取付部16を有しているキャリア14と、取付
部16を筐体12に取り付ける取付部材であるねじ15
とを備えている。
【0021】基板11は、低温で焼成された焼成体であ
り、キャリア14とほぼ同一の熱膨張率を有している。
また、基板11は筐体12より縦弾性係数及び破壊靭性
等の機械的強度、また熱膨張率が筐体12に比べて小さ
い。さらに、基板11は接地の必要な電気的回路を有し
ている。
【0022】接着剤13は、導電性を有しており、例え
ば半田等の固化して接着するものである。
【0023】キャリア14は、基板11とほぼ同一の熱
膨張率を有する金属(例えば、鉄−ニッケル合金(鉄5
4%、コバルト17%、ニッケル29%の成分組成の合
金))であり、ねじ15によって筐体12に取り付けら
れている。また、キャリア本体17は板状であり、一方
の面に基板11が接着剤13によって接着され、他方の
面に筐体12が接触している。さらに、取付部16はキ
ャリア本体17の周縁四隅に設けられており、取付部1
6のほぼ中央には、キャリア本体17の板厚方向に貫通
孔16aが設けられている。
【0024】図3は、基板装着具18の取付部16部分
の詳細を示す拡大図である。図3において、取付部16
は、この取付部16よりも狭い幅の狭小部20を介して
キャリア本体に設けられている。この狭小部20は、キ
ャリア本体17及び取付部16の間に両側からキャリア
14及び筐体12の接触面に対して垂直方向に溝部21
が設けられることにより形成される。従って、狭小部2
0の板厚方向の厚さはキャリア本体17の板厚と等しく
なっている。また、溝部21は、断面矩形状となってい
る。
【0025】ねじ15は、取付部16の貫通孔16aを
挿通するとともに筐体12に設けられたねじ穴12aに
螺着されている。このとき、ねじ15は取付部16及び
筐体12を締め付けずに螺着され、筐体12に固定され
ている。従って、取付部16はねじ15の軸周りに回動
可能となるように筐体12に取り付けられている。
【0026】このような構成により、基板11は基板装
着具18によって筐体12に取り付けられているが、以
下の手順に従って基板11の取付け及び取り外しを行
う。即ち、基板11を筐体12に取り付けるときは、ま
ず基板11をキャリア14のキャリア本体17に接着剤
13によって接着する。その後、キャリア14を筐体1
2に接触させ、キャリア本体17の四隅に設けられた取
付部16の貫通孔16aにねじ15を挿通させて筐体1
2のねじ穴12aに螺着する。このとき、ねじ15は完
全に締め付けられないようになっている。
【0027】基板11を筐体12から取り外すときは、
ねじ15を緩めて取り外せば、筐体12から基板11を
取り外すことができる。また、接着剤13が半田である
ので、この部分に熱を加えることによって容易に基板1
1と基板装着具18とを取り外すことができる。
【0028】従って、このような構成の基板装着具18
によって基板11が筐体12に取り付けられると、キャ
リア14がねじ15によって筐体12に取り付けられて
いるので、容易に金属キャリア14を筐体12から取り
外すことができる。また、取付部16とキャリア本体1
7との間に狭小部20が設けられているので、キャリア
14と筐体12との熱膨張率の違いにより生じる熱応力
をこの狭小部20が変形することにより吸収することが
できる。
【0029】図4は、狭小部20及びねじ15が取り外
された取付部16部分を示す斜視図である。図4におい
て、狭小部20は溝部21が設けられることにより幅b
となっている。このときの狭小部20の厚さhはキャリ
ア本体17の厚さと等しいままである。
【0030】ここで、筐体12の熱膨張率と金属キャリ
ア14の熱膨張率との違いによる熱応力は、図4におけ
るxy平面上に発生し、z軸方向には発生しない。従っ
て、狭小部20はxy平面上での筐体12及び金属キャ
リア14の変位量の差を変形によって吸収できればよ
く、z軸方向にはできるだけ変形しないほうがよい。即
ち、図4での狭小部20のxz平面における断面は、幅
b及び高さhの長方形であるが、z軸方向の外力による
曲げ応力に対して狭小部20の変形を抑えるためにy軸
方向の中立軸に関する断面二次モーメントIyが大き
く、上記熱応力に対してxy平面上の変形を容易にする
ためにz軸方向の中立軸に関する断面二次モーメントI
zが小さくなるようにするのがよい。
【0031】狭小部20のy軸方向の中立軸に関する断
面二次モーメントIyは、Iy=bh3/12で示さ
れ、z軸方向の中立軸に関する断面二次モーメントIz
は、Iz=hb3/12で示される。このことから、I
yは高さhの3乗に比例し、Izは幅bの3乗に比例す
ることが分かる。従って、Iyの値に大きく影響を与え
る高さhを減らさないようにしてIyの値を大きく保
ち、Izの値に影響を与える幅bを減らしてIzの値を
小さくするのがよい。なお、Izの値を小さくするため
に幅bを減らすと、Iyの値もこの幅bに比例して小さ
くなるので、z軸方向の外力及び金属キャリア14の材
質の物性値等を考慮に入れて幅bを決定する。
【0032】このようにして寸法を決定したことによっ
て、z軸方向の外力に対して変形しにくく、xy平面上
に沿って働く熱応力に対して変形し易い狭小部20が形
成される。
【0033】また、溝部21がz軸方向にのみ設けら
れ、断面が矩形状であることから、側フライス等による
切削加工、プレス打ち抜きあるいは放電加工等の多くの
加工方法によって容易に溝部21を形成することができ
る。
【0034】また、貫通孔16aの軸線の周りに回動可
能になっているので、取付部16自体に負荷をかけるこ
となく狭小部20が変形する。
【0035】また、接着剤13が導電性を有する半田
で、キャリアが金属製であるので、基板11から筐体1
2に接地することができ、安定した電気特性が得られ
る。
【0036】なお、キャリア14は、ねじ15によって
筐体12に取り付けられているが、ねじ15に限定する
必要はなく、例えば釘等のように取付部16aが軸を中
心に回動可能であり、筐体12から取り外しができるも
のであれば何でもよい。
【0037】また、取付部16は、回動可能に取り付け
られることが望ましいが、完全にねじ15によって締め
付けられていても、狭小部20は変形することができる
ので、熱応力を吸収することができる。
【0038】また、接着剤13は、半田でなくてもシリ
コン又はエポキシ系の接着剤に導電性の金属粉を混ぜ込
んだものでもよいし、また、半田等の導電性のある接着
剤13であるほうが望ましいが、基板11が筐体12か
ら取り外すことができるので、基板11とキャリア14
とを接着することができるものであれば、導電性がなく
ても構わない。
【0039】また、キャリア14は、金属製であること
が望ましいが、基板11とほぼ同一の熱膨張率である材
質であれば、金属製以外であっても構わない。
【0040】実施の形態2.図5は、この発明の実施の
形態2に係る基板装着具18の取付部16部分の詳細を
示す拡大図である。図5において、溝部21は、キャリ
ア本体17と取付部16との間に設けられており、筐体
12のキャリア14を取り付ける面に垂直方向に伸びて
いる。狭小部20は、溝部21と同様、キャリア本体1
7と取付部16との間に設けられており、狭小部20の
両側に設けられた溝部21によってこの狭小部20が形
成されている。これら両側の溝部21は断面が三角形と
なっており、この三角形断面の頂点が向かい合うように
設けられている。溝部21が筐体12のキャリア14を
取り付ける面に垂直方向にのみ設けられているので、狭
小部20の厚さはキャリア本体17の厚さと同一になっ
ている。他の構成は実施の形態1と同様である。
【0041】このように構成された基板装着具18は、
実施の形態1と同様の効果を奏するとともに溝部21の
断面が三角形となっているので、フライス等による切削
加工あるいはプレス打ち抜き等の機械加工、放電加工等
の多くの加工方法によって容易に溝部21を形成するこ
とができる。
【0042】なお、溝部21は図6に示すように、断面
が円弧状となっていると、同様に実施の形態1と同様の
効果を奏するとともにエンドミル等による切削加工ある
いはプレス打ち抜き等の機械加工、放電加工等の多くの
加工方法によって容易に溝部21を形成することができ
る。
【0043】また、上記各実施の形態は、被装着体を筐
体12として記載したが、当然のことながら、被装着体
は形状が例えば板状のように基板装着具18がねじ15
によって取り付けられるものであればよく、また、材質
もアルミニウムだけでなく基板11より機械的強度が大
きく熱膨張率が異なるものであればよい。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、この発明
によれば、この発明に係る基板装着具は、被装着体に前
記被装着体と熱膨張率の異なる基板を装着する基板装着
具であって、前記基板が接着剤により接着されるキャリ
ア本体及び前記キャリア本体の周縁部に設けられた複数
の取付部を有したキャリアと、前記キャリアを前記被装
着体に取り付ける取付部材とを備え、前記キャリアは、
前記基板とほぼ同一の熱膨張率を有しており、前記キャ
リア本体及び前記取付部の間に狭小部が設けられ、前記
狭小部が変形することにより前記被装着体及び前記キャ
リアの熱膨張率の違いによって生じる熱応力を吸収する
ようになっているので、前記基板が前記熱応力により破
損する虞がなくなり、なおかつ前記基板を前記被挿着体
から容易に脱着することができる。
【0045】また、前記取付部は、棒状の前記取付部材
の周りを回動可能となっているので、前記取付部への前
記熱応力による影響を極力抑えることができ、前記狭小
部に働く前記熱応力も前記狭小部の変位量が小さくなる
ことにより小さくなる。
【0046】また、前記キャリアは、金属製であるの
で、機械的強度を確保することができ、前記狭小部が弾
性的に変形して効率的に前記熱応力を吸収できる。
【0047】また、前記接着剤は、導電性を有している
ので、前記キャリアが金属製のときに前記基板から前記
被装着体に接地することができる。
【0048】また、前記接着剤は、半田であるので、容
易に入手できコストが低減する。また、熱が加えられる
ことにより容易に溶解するので、前記基板と前記キャリ
アとを取り外すことができる。
【0049】また、前記狭小部は、前記被装着体の前記
キャリアを取り付ける面に垂直方向に沿って溝部を設け
ることにより形成されているので、前記垂直方向に前記
狭小部に働く外力に対して変形しにくく、前記熱応力が
前記狭小部に働く方向に前記狭小部が変形し易くなる。
【0050】また、前記溝部は、前記垂直方向に沿って
みたときに矩形状となっているので、側フライス等によ
る機械加工等の多くの加工方法により容易に加工でき
る。
【0051】また、前記溝部は、前記垂直方向に沿って
みたときに三角形状となっているので、プレス撃ち抜き
等による機械加工等の多くの加工方法により容易に加工
できる。
【0052】また、前記溝部は、前記垂直方向に沿って
みたときに円弧状となっているので、エンドミル等によ
る機械加工等の多くの加工方法により容易に加工でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る基板装着具を
用いて基板を筐体に装着した状態を示す正面図である。
【図2】 図1の基板を筐体に装着した状態の斜視図で
ある。
【図3】 基板装着具の取付部部分の詳細を示す拡大図
である。
【図4】 狭小部及び取付部部分のねじを取り外したと
きの形状を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る基板装着具の
取付部部分の詳細を示す拡大図である。
【図6】 図5における溝部の断面が円弧状になってい
る取付部部分の詳細を示す拡大図である。
【図7】 従来の基板が筐体に装着された状態を示す正
面図である。
【符号の説明】
11 基板、12 筐体(被装着体)、13 半田(接
着剤)、14 キャリア、15 ねじ(取付部材)、1
6 取付部、17 キャリア本体、18 基板装着具、
20 狭小部、21 溝部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被装着体に前記被装着体と熱膨張率の異
    なる基板を装着する基板装着具であって、 前記基板が接着剤により接着されるキャリア本体及び前
    記キャリア本体の周縁部に設けられた複数の取付部を有
    したキャリアと、前記キャリアを前記被装着体に取り付
    ける取付部材とを備え、 前記キャリアは、前記基板とほぼ同一の熱膨張率を有し
    ており、前記キャリア本体及び前記取付部の間に狭小部
    が設けられ、前記狭小部が変形することにより前記被装
    着体及び前記キャリアの熱膨張率の違いによって生じる
    熱応力を吸収するようになっていることを特徴とする基
    板装着具。
  2. 【請求項2】 前記取付部は、棒状の前記取付部材の周
    りを回動可能となっていることを特徴とする請求項1に
    記載の基板装着具。
  3. 【請求項3】 前記キャリアは、金属製であることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板取付具。
  4. 【請求項4】 前記接着剤は、導電性を有していること
    を特徴とする請求項3に記載の基板装着具。
  5. 【請求項5】 前記接着剤は、半田であることを特徴と
    する請求項3に記載の基板装着具。
  6. 【請求項6】 前記狭小部は、前記被装着体の前記キャ
    リアを取り付ける面に垂直方向に沿って溝部を設けるこ
    とにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5の何れかに記載の基板装着具。
  7. 【請求項7】 前記溝部は、前記垂直方向に沿ってみた
    ときに矩形状となっていることを特徴とする請求項6に
    記載の基板装着具。
  8. 【請求項8】 前記溝部は、前記垂直方向に沿ってみた
    ときに三角形状となっていることを特徴とする請求項6
    に記載の基板装着具。
  9. 【請求項9】 前記溝部は、前記垂直方向に沿ってみた
    ときに円弧状となっていることを特徴とする請求項6に
    記載の基板装着具。
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WO2014192490A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 タツタ電線株式会社 形状保持フィルム、及びこの形状保持フィルムを備えた形状保持型フレキシブル配線板
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