JP2002334240A - 注文書保存システム、注文書保存方法、注文書保存支援プログラムおよび注文書保存プログラム - Google Patents

注文書保存システム、注文書保存方法、注文書保存支援プログラムおよび注文書保存プログラム

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JP2002334240A
JP2002334240A JP2001140691A JP2001140691A JP2002334240A JP 2002334240 A JP2002334240 A JP 2002334240A JP 2001140691 A JP2001140691 A JP 2001140691A JP 2001140691 A JP2001140691 A JP 2001140691A JP 2002334240 A JP2002334240 A JP 2002334240A
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function
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Application number
JP2001140691A
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English (en)
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Michiko Enami
享子 江並
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注文書を作成途中で一時的に保存しておくこ
とができるようにして、注文書を作成する際の自由度を
持たせるようにする。 【解決手段】 注文書を作成する際には、商品番号など
の注文情報を入力する。そして、注文書の作成を途中で
中断する場合には、保存ボタンを押下し、注文ツールの
指示に従ってファイル名を指定する。すると、注文ツー
ルは、作成途中の注文書を、指定されたファイル名でデ
ータベースに格納する。その後、注文書の作成を再開す
る場合には、保存されている注文書を読み出して、注文
情報を書き加えていく。このように構成することで、作
成途中の注文書を保存することができ、注文書作成の際
の自由度を持たせることができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用して物品の発注を行う際に用いられる注文書を一連の
処理によることなく数回に分けて確定させることができ
る注文書保存システム、注文書保存方法、および注文書
を保存するための処理をコンピュータに実行させるため
のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを利用したサービ
スが盛んに行われるようになってきており、雑貨や衣類
などの商品を購入しようとする場合に、インターネット
上に開設されている例えば仮想店舗などに対して発注す
ることができるサービスが多々提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インターネッ
ト上の仮想店舗に対して商品の注文を行う場合には、注
文書の作成途中で仮想店舗のサイトを閉じるなどしてし
まうと、注文書の作成を途中から再開することができな
くなり、注文書の作成を最初からやり直す必要があっ
た。よって、ユーザは、商品の発注を行う場合には、中
断することなく注文書を作成しなければならない。従っ
て、注文書の作成を何らかの理由によって中断しなけれ
ばならない場合には、それまでに作成した作成途中の注
文書によって発注するか、あるいは発注を断念する他な
かった。このように、注文書を作成する際の自由度が制
限される結果となっており、ユーザにとって注文書の作
成作業が煩わしいものとなっているという課題があっ
た。
【0004】本発明は上述した問題を解消し、注文書を
作成途中で一時的に保存しておくことができるようにし
て、注文書を作成する際の自由度を持たせるようにする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の注文書保存システムは、注文書を作成し
て物品の発注を行うユーザ端末(例えば、ユーザ端末3
0)と、ネットワークを介して受信した注文書にもとづ
いて物品の注文を受け付ける注文受付サーバ(例えば、
注文受付サーバ20)とを含む注文書保存システムであ
って、注文受付サーバは、ユーザ端末からの依頼に応じ
て、注文書の原紙である注文書フォームと注文書の作成
を行うための注文ツールとをユーザ端末に送信する送信
手段を備え、注文ツールは、作成途中の注文書をユーザ
端末が備える記憶手段に保存する保存機能と、作成途中
の注文書の作成を再開させるために記憶手段に保存され
ている注文書を読み出す読出機能と、完成した注文書を
注文受付サーバに向けて送信する送信機能とを有するも
のである。
【0006】上記の構成としたことで、注文ツールの機
能を用いて作成途中の注文書を保存しておき、あとで注
文書の作成を再開することができる。従って、注文書の
作成に自由度を持たせることができるようになる。
【0007】注文受付サーバが、ユーザ端末から受信し
た注文書の内容に誤りがあるか否かの検査を行う妥当性
検査手段と、検査の結果をユーザ端末に通知する妥当性
通知手段とを備えるように構成されていてもよい。
【0008】上記の構成としたことで、作成された注文
書の内容に誤りがあるか否かについての確認をすること
ができ、発注ミスを回避することができるようになる。
【0009】注文ツールが、注文書の内容に誤りがある
とする検査結果の通知を受けた場合にユーザ端末の表示
画面に修正依頼を示す表示を行う修正依頼表示機能を有
するように構成されていてもよい。
【0010】上記の構成としたことで、送信した注文書
に誤りがあることをユーザに認識させることができ、注
文書の修正を促すことができる。
【0011】注文ツールが、注文書の内容に誤りがない
とする検査結果の通知を受けた場合にユーザ端末の表示
画面に確定依頼を示す表示を行う確定依頼表示機能と、
確定依頼を示す表示に応じて注文書の内容の確定を示す
意思表示がなされた場合に発注を行う発注機能とを有す
るように構成されていてもよい。
【0012】上記の構成としたことで、送信した注文書
に誤りがないことをユーザに認識させることができると
ともに、ユーザの意思表示に応じて誤りのない注文書に
よる発注を行うことができる。
【0013】注文ツールが、確定依頼を示す表示に応じ
て発注しないことを示す意思表示がなされた場合に注文
書をユーザ端末が備える記憶手段に格納して発注を保留
する保留機能を有するように構成されていてもよい。
【0014】上記の構成としたことで、ユーザの意思表
示に応じて誤りのない注文書による発注を保留しておく
ことができる。
【0015】また、本発明の注文書保存方法は、物品の
発注に用いられる注文書を作成途中の段階で一時的に保
存するための注文書保存方法であって、注文書の原紙で
ある注文書フォームと注文書の作成を行うための注文ツ
ールの送信依頼をネットワークを介して受け付けるステ
ップと、依頼に応じて注文書フォームと注文ツールとを
送信するステップと、注文ツールの機能にもとづいて作
成された注文書を受信して受注するステップとを備え、
注文ツールは、作成途中の注文書を記憶手段に保存する
保存機能と、作成途中の注文書の作成を再開させるため
に記憶手段に保存されている注文書を読み出す読出機能
と、完成した注文書をネットワークを介して送信する送
信機能とを有するものである。なお、上記の各ステップ
は、例えば注文受付サーバ20によって実行される。
【0016】上記の構成としたことで、注文書フォーム
と注文ツールの送信先(例えば、ユーザ端末30)に、
注文ツールの機能によって作成途中の注文書を保存し、
あとで注文書の作成を再開する処理を実行させることが
できる。従って、注文書フォームと注文ツールの送信先
での注文書の作成に自由度を持たせることができるよう
になる。
【0017】受信した注文書の内容に誤りがあるか否か
の検査を行うステップと、検査の結果をネットワークを
介して通知するステップとを備えるように構成されてい
てもよい。
【0018】上記の構成としたことで、作成された注文
書の内容に誤りがあるか否かについての確認をしてその
結果を通知することができ、発注元での発注ミスを回避
させることができるようになる。
【0019】注文ツールが、注文書の内容に誤りがある
とする検査結果の通知を受けた場合に修正依頼を示す表
示を行う修正依頼表示機能を有するように構成されてい
てもよい。
【0020】上記の構成としたことで、送信した注文書
に誤りがあることを発注元のユーザに認識させることが
でき、注文書の修正を促すことができる。
【0021】注文ツールが、注文書の内容に誤りがない
とする検査結果の通知を受けた場合に確定依頼を示す表
示を行う確定依頼表示機能と、確定依頼を示す表示に応
じて注文書の内容の確定を示す意思表示がなされた場合
に発注を行う発注機能とを有するように構成されていて
もよい。
【0022】上記の構成としたことで、送信した注文書
に誤りがないことを発注元のユーザに認識させることが
できるとともに、そのユーザの意思表示に応じた誤りの
ない注文書による発注を行わせることができる。
【0023】注文ツールが、確定依頼を示す表示に応じ
て発注しないことを示す意思表示がなされた場合に注文
書を記憶手段に格納して発注を保留する保留機能を有す
るように構成されていてもよい。
【0024】上記の構成としたことで、発注元のユーザ
の意思表示に応じて誤りのない注文書による発注を保留
させておくことができる。
【0025】また、本発明の注文書保存支援プログラム
は、物品の発注に用いられる注文書を作成途中の段階で
一時的に保存させるための注文書保存支援プログラムで
あって、コンピュータ(例えば、注文受付サーバ20)
に、注文書の原紙である注文書フォームと注文書の作成
を行うための注文ツールの送信依頼をネットワークを介
して受け付けるステップと、依頼に応じて注文書フォー
ムと注文ツールとを送信するステップと、注文ツールの
機能にもとづいて作成された注文書を受信して受注する
ステップとを実行させ、注文ツールは、作成途中の注文
書を記憶手段に保存する保存機能と、作成途中の注文書
の作成を再開させるために記憶手段に保存されている注
文書を読み出す読出機能と、完成した注文書をネットワ
ークを介して送信する送信機能とを有するものである。
【0026】上記の構成としたことで、コンピュータ
に、注文書フォームと注文ツールとを送信させることが
できるので、送信先(例えば、ユーザ端末30)に、注
文ツールの機能による作成途中の注文書を保存や、その
後の注文書の作成の再開などの処理を実行させることが
できる。従って、注文書フォームと注文ツールの送信先
での注文書の作成に自由度を持たせることができるよう
になる。
【0027】さらに、本発明の注文書保存プログラム
は、物品の発注のための注文書を作成途中の段階で一時
的に保存するために用いられ、送信依頼に応じて送信さ
れネットワークを介して受信される注文書保存プログラ
ムであって、コンピュータ(例えばユーザ端末30)
に、作成途中の注文書を記憶手段に保存する保存機能
と、作成途中の注文書の作成を再開させるために記憶手
段に保存されている注文書を読み出す読出機能と、完成
した注文書をネットワークを介して送信する送信機能と
を実現させるためのものである。
【0028】上記の構成としたことで、コンピュータ
に、作成途中の注文書を保存や、その後の注文書の作成
の再開などの処理を実行させることができる。従って、
コンピュータでの注文書の作成に自由度を持たせること
ができるようになる。
【0029】コンピュータに、さらに、送信した注文書
の内容に誤りがあるとする検査結果の通知をネットワー
クを介して受けた場合に修正依頼を示す表示を行う修正
依頼表示機能を実現させるための構成が備えられていて
もよい。
【0030】上記の構成としたことで、送信した注文書
に誤りがあることをコンピュータのユーザに認識させる
ことができ、注文書の修正を促すことができる。
【0031】コンピュータに、さらに、送信した注文書
の内容に誤りがないとする検査結果の通知をネットワー
クを介して受けた場合に確定依頼を示す表示を行う確定
依頼表示機能と、確定依頼を示す表示に応じて注文書の
内容の確定を示す意思表示がなされた場合に発注を行う
発注機能とを実現させるための構成が備えられていても
よい。
【0032】上記の構成としたことで、送信した注文書
に誤りがないことをコンピュータのユーザに認識させる
ことができるとともに、そのユーザの意思表示に応じた
誤りのない注文書による発注を行うことができる。
【0033】コンピュータに、さらに、確定依頼を示す
表示に応じて発注しないことを示す意思表示がなされた
場合に注文書を記憶手段に格納して発注を保留する保留
機能を実現させるための構成が備えられていてもよい。
【0034】上記の構成としたことで、コンピュータの
ユーザの意思表示に応じて誤りのない注文書による発注
を保留しておくことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本例の注文書保存
システム10の構成の例を示すブロック図である。注文
書保存システム10は、注文受付サーバ20と、ユーザ
端末30とを含む。注文受付サーバ20と、ユーザ端末
30とは、例えば公衆電話回線やインターネットなどの
ネットワーク40によって接続されている。なお、注文
受付サーバ20やユーザ端末30は、いくつ設けられて
いてもよい。
【0036】注文受付サーバ20は、例えばワークステ
ーションサーバなどの情報処理装置により構成され、例
えば商品の販売を行う販売業者によって管理される。注
文受付サーバ20は、例えばWWWサーバとしての機能
を有する他、注文書フォーム(原紙)および注文ツール
(プログラム)をネットワークを介して提供する機能、
サーバ20を管理する販売業者が提供する商品の注文を
ネットワークを介して受け付ける機能などの各種の機能
を有する。注文受付サーバ20は、サーバ20を管理す
る販売業者が販売する商品の注文をユーザから受け付け
るためのホームページを運営している。また、注文受付
サーバ20は、注文書フォームや、注文ツール、受注情
報、顧客情報などを格納するデータベース21を有して
いる。
【0037】ユーザ端末30は、例えばパーソナルコン
ピュータなどの情報処理装置により構成され、インター
ネットを利用するユーザによって管理される。ユーザ端
末30は、インターネットへの接続や、インターネット
を利用した情報の送受などを行うことができる環境(ハ
ードウェアおよびソフトウェアにおける環境)を有して
いる。なお、ユーザ端末30を管理するユーザは、予め
注文受付サーバ20と契約を締結し、そのサーバ20の
管理業者が提供する商品の発注を行うためのIDやパス
ワードを取得しているものとする。また、ユーザ端末3
0は、注文受付サーバ20から取得した注文書フォーム
や注文ツールなどを格納するデータベース31を有して
いる。
【0038】次に、本例の注文書保存システム10の動
作について図面を参照して説明する。先ず、本例の注文
書保存システム10による注文書フォームおよび注文ツ
ールの取得処理について図2を参照して説明する。図2
は、本例の注文書保存システム10における注文書フォ
ームおよび注文ツールの取得処理および処理タイミング
の一例を示すタイミングチャートである。ここでは、ユ
ーザ端末30を管理するユーザAが、注文受付サーバ2
0から注文書フォームおよび注文ツールを取得する場合
の処理について説明する。
【0039】先ず、ユーザ端末30は、ユーザAの操作
に応じて、ネットワーク40介して注文受付サーバ20
のホームページにアクセスする。次いで、ユーザAによ
って指定されたユーザIDおよびパスワードにもとづい
てユーザAが注文受付サーバ20に認証されると、ユー
ザ端末30の図示しない表示装置(例えば、CRT、L
CD)に、注文書フォームおよび注文ツールを取得する
ことができるサイトが表示される。そして、ユーザ端末
30は、ユーザAの操作に応じて、注文書フォームおよ
び注文ツールの取得要求を行う(ステップS201)。
【0040】取得要求を受けると、注文受付サーバ20
は、データベース21に格納されている注文書フォーム
および注文ツールをユーザ端末30に向けてネットワー
ク40介して送信する(ステップS202)。
【0041】注文書フォームおよび注文ツールを受ける
と、ユーザ端末30は、受信した注文書フォームおよび
注文ツールをデータベース31に保存する(ステップS
202)。
【0042】上述したステップS201〜ステップS2
03の処理を行うことで、ユーザ端末30は、注文受付
サーバ20から注文書フォームおよび注文ツールを取得
して保存する。なお、ユーザ端末30が既に注文ツール
を取得している場合であって、注文書フォームが改変さ
れた場合(サーバ20側の提供する商品の変更などによ
って注文書フォームが変更された場合)には、その改変
された注文書フォームのみを取得するようにすればよ
い。
【0043】次に、本例の注文書保存システム10によ
る注文処理について図3および図4を参照して説明す
る。注文処理には、注文書作成処理(ステップS30
2,ステップS310参照)が含まれる。図3は、本例
の注文書保存システム10による注文処理および処理タ
イミングの例を示すタイミングである。ここでは、ユー
ザAがユーザ端末30を用いて、注文受付サーバ20が
取り扱う商品を注文する場合の処理について説明する。
なお、注文書フォームおよび注文ツールは、ユーザ端末
30が既に取得しているものとする。
【0044】注文処理において、ユーザ端末30は、ユ
ーザAの操作に応じて、データベース31に格納されて
いる注文ツールを起動する(ステップS301)。注文
ツールは、起動されると、ユーザ端末30の図示しない
表示装置の表示画面に注文書フォームを表示させる。な
お、作成途中の注文書の作成を行う場合には、注文ツー
ルは、ユーザAの指示に従って、データベース31に格
納されている注文書ファイルを開き、ユーザ端末30の
図示しない表示装置の表示画面に作成途中の注文書を表
示させる。この場合、作成途中の注文書は、ユーザAに
よって設定されたファイル名によって特定される。
【0045】図4は、表示画面に表示された注文書フォ
ームの一例を示す説明図である。図4に示すように、注
文書フォームには、発注者であるユーザAが入力する入
力領域と、発注者の入力した情報にもとづいてサーバ2
0側が情報を付加する表示領域と、注文書の保存や送信
などを指示するための指示ボタン領域とが設けられてい
る。なお、表示領域は、サーバ20側で情報を付加する
領域であるため、発注者側では情報を入力することがで
きないように設定されている。
【0046】図4には、入力領域として、商品番号を入
力する入力領域56と、商品のサイズ(例えば靴下のサ
イズ)を入力する入力領域57と、注文個数を入力する
入力領域58とが示されている。また、表示領域とし
て、カタログ番号(各カタログに付与されている番号)
が表示される表示領域55と、商品名が表示される表示
領域57と、発注した商品の合計金額などの金額が表示
される表示領域60と、入力チェック結果が表示される
表示領域61とが示されている。なお、カタログ番号
は、ユーザA側で入力するようにしてもよい。本例で
は、例えば商品番号にもとづいてサーバ20側でカタロ
グを特定することができる構成とされている(例えば、
商品番号の一部(例えば最初の2桁の番号)にカタログ
番号を含む構成とされる)。さらに、指示ボタン領域に
は、注文書をデータベース31に保存するときに押下さ
れる保存ボタン51と、注文書を注文受付サーバ20に
送信するときに押下される送信ボタン52と、確定した
注文書(詳細は後述するが、サーバ20による注文妥当
性検査において妥当であるとされた注文書)による発注
を保留する場合に押下される保留ボタン53と、注文書
の作成処理を終了する場合(注文ツールを終了させる場
合)に押下される終了ボタン54とが示されている。な
お、注文書フォームに設けられる各種の領域の内容は、
サーバ20が取り扱う商品などに対応して、サーバ20
が取り扱う商品の発注ができるように定められる。
【0047】注文書フォーム(あるいは作成途中の注文
書)が表示されると、ユーザAは、ユーザ端末30を操
作して、注文情報を入力(作成途中の注文書が表示され
ている場合には、注文情報の追加、変更、削除を含む)
する(ステップS302)。注文情報には、本例では、
発注する商品の商品番号、注文個数、注文する商品のサ
イズなどの情報が含まれる。従って、ユーザAは、サー
バ20側が提供する商品カタログを参照して発注する商
品(例えば、靴下)を決定し、その商品に付与されてい
る商品番号を入力領域56に入力し、その商品のサイズ
(例えば、22[cm])を入力領域58に入力し、さ
らに、その商品の発注個数(例えば、3個)を入力領域
59に入力する。他の商品(例えば、シャツやパンツな
ど)の発注も行う場合には、ユーザAは、上記の処理と
同様にして発注する商品の注文情報の入力を行う。な
お、商品カタログは、例えば、電子メールや郵送などに
よって、サーバ20側からユーザA側に提供される。
【0048】注文書の作成を途中で中断する場合には、
ユーザAは、保存ボタン51を押下し、注文ツールの指
示に従ってファイル名を指定(作成途中の注文書を開い
て注文情報を付加する作業を行っていた場合には、既に
ファイル名が付与されているので、ここでのファイル名
の指定は不要である。)する。すると、注文ツールは、
作成途中の注文書を、ユーザAによって指定されたファ
イル名でデータベース31に格納する(ステップS30
3のN、ステップS304)。なお、注文ツールは、汎
用のファイル形式(例えばCSV形式)でデータベース
31に注文書を保存する(以下同じ)。
【0049】注文情報の入力を終えたユーザAが送信ボ
タン52を押下すると、注文ツールは、作成された注文
書をユーザによって指定されたファイル名でデータベー
ス31に保存したあと、作成された注文書をネットワー
ク40を介して注文受付サーバ20に向けて送信する
(ステップS303のY、ステップS305)。
【0050】注文受付サーバ20は、ユーザ端末30か
らの注文書を受信すると(ステップS306)、自己の
データベース21に格納されている情報と受信した注文
書の内容とを照合させて注文妥当性検査処理を行う(ス
テップS307)。このとき、サーバ20側が示す情報
(本例では、表示領域55,57,60,61に表示す
る情報)を付加していく。注文妥当性検査処理では、注
文書に記入されている内容のチェックが行われ、使用さ
れている商品カタログが有効なものであるか否か、注文
商品が妥当であるか否かや、注文個数の指定が正しくな
されているか否かなどのチェックが行われる。
【0051】具体的には、注文妥当性検査処理にて、注
文受付サーバ20は、使用されている商品カタログが有
効なものでない場合には、その理由(例えば、指定され
た商品カタログの有効期限が切れているなどの理由が考
えられる。)を付加する。また、注文受付サーバ20
は、注文商品が妥当である場合(サーバ20側で提供し
ている商品が存在する場合)にはその商品名(例えば、
「靴下」)を付加し、注文商品が妥当でない場合にはそ
の理由(例えば、指定された商品番号に対応する取扱商
品が存在しない、在庫がない、指定された商品の提供期
間が終了しているなどの理由が考えられる。)を付加す
る。さらに、注文受付サーバ20は、注文個数の指定が
正しくなされていない場合には、その理由(例えば、注
文個数が数字によって指定されていないなどの理由が考
えられる)を付加する。
【0052】注文受付サーバ20は、商品カタログが有
効なものでない場合、注文商品が妥当でない場合、また
は注文個数の指定が正しくなされていない場合には、注
文情報が妥当でないと判断し、上記何れの場合にも該当
しない場合には注文情報が妥当であると判断する。な
お、注文受付サーバ20は、注文情報に含まれているカ
タログ番号によって、商品カタログの有効期限が切れて
いないことを判定することができるが、商品カタログの
有効期限と注文書フォームとを連動させてもよい、すな
わち、ある商品カタログの有効期限が切れると、注文書
フォームの形式を変更するようにしてもよい。その場
合、注文受付サーバ20は、注文書フォームの形式によ
って、商品カタログの有効期限が切れているか否かを直
ちに判定することができる。その結果、注文商品が妥当
であるか否かを直ちに判定することができることにな
る。
【0053】注文妥当性検査処理の結果、注文情報が妥
当でないと判断した場合には、注文受付サーバ20は、
ネットワーク40を介して付加情報を送信し、ユーザ端
末30に向けて注文情報の修正依頼を行う(ステップS
309)。修正依頼を受けると、注文ツールは、端末装
置30の表示画面に、例えば「入力した内容に誤りがあ
ります。入力チェック欄を参考に修正して下さい。」な
どの修正が必要であることを示すメッセージを表示する
(修正依頼表示機能)。また、注文ツールは、ユーザ端
末30の表示画面に表示されている注文書の入力チェッ
ク欄(表示領域61)に、商品カタログが有効なもので
ない場合の理由、注文商品が妥当でない場合の理由、あ
るいは注文個数の指定が正しくなされていない場合の理
由のうちの、該当する理由を表示する。
【0054】ユーザAは、表示領域61の表示内容を参
照して、ユーザ端末30を操作して注文情報の変更、追
加、削除などを行って注文書の修正を行う(ステップS
310)。この修正の途中で注文書の作成を中断する場
合には、ユーザAは、保存ボタン51を押下する(ステ
ップS311のN)。すると、注文ツールは、作成途中
の注文書およびサーバ20から取得した付加情報を汎用
のファイル形式でデータベース31に格納する(ステッ
プS312)。その後に注文書の修正を行う場合には、
上述したステップS301以降の処理を再度行うように
すればよい。一方、注文書の修正を行って、修正を終え
た注文書を送信する場合には(ステップS311の
Y)、ユーザAが送信ボタン52を押下して注文情報を
確定させることで、上述したステップS305以降の処
理が実行される。
【0055】注文妥当性検査処理の結果、注文情報が妥
当であると判断した場合には、注文受付サーバ20は、
ネットワーク40を介してユーザ端末30に向けて付加
情報および注文書を送信するとともに、ユーザAに対し
て注文内容の確定の有無を問い合わせるための確定依頼
を行う(ステップS313)。
【0056】確定依頼を受けると、注文ツールは、ユー
ザ端末30の表示画面に表示されている注文書を入力不
可状態とするとともに(ただし、送信ボタン52と、保
留ボタン53は押下可能状態としておく)、ユーザ端末
30の表示画面上(例えば入力チェック欄(表示領域6
1))に例えば「現在の内容で発注を行いますか?よろ
しければ「送信」ボタンを押してください。」のような
注文内容を確定させるか否かの決定を依頼するためのメ
ッセージを表示する(確定依頼表示機能)。また、注文
ツールは、他の表示領域55,57,60に、それぞれ
サーバ20側で付加された情報を表示させる。
【0057】ユーザAは、表示領域61の表示内容に従
って注文内容を確認し(ステップS314)、注文内容
の確定を保留する場合には、保留ボタン53を押下して
注文ツールの機能によって注文書(注文内容にエラーの
無い注文書)をデータベース31に格納させる(ステッ
プS315のN、ステップS316)。一方、ユーザA
は、確認した注文内容で確定させて発注する場合には
(ステップS315のY)、送信ボタン52を押下して
注文情報を確定させることで(ステップS317)、注
文ツールの機能にもとづいて確定されたことを示す情報
(確定決定情報)および確定された注文書がネットワー
ク40を介して注文受付サーバ20に向けて送信される
(ステップS318)。
【0058】確定決定情報および確定された注文書を受
信すると、注文受付サーバ20は、受信した注文書にも
とづく注文を受け付ける注文受付処理を行う(ステップ
S319)。注文受付処理では、受注内容をデータベー
ス31に格納する処理などが行われる。そして、注文受
付サーバ20は、受注に応じて商品の発送依頼を行った
り、販売代金の徴収を行うための処理を行ったりして、
受注した商品の販売を完了させるために必要な各種の処
理を行う(ステップS320)。
【0059】上述したように、ユーザAは、注文ツール
を使用して、注文書を表示するとともに注文内容を入力
していく。途中で中断したい場合には、ユーザAは、注
文ツールの保存機能を用いて、作成途中の注文書をデー
タベース31に保存する。また、注文書の作成を再開す
る場合には、注文ツールを用いて作成途中の注文書を表
示して、注文内容を書き加えていく。この作業を繰り返
し行うことで注文書を作成していき、完成したところで
注文書をサーバ20に送信する。
【0060】以上説明したように、注文受付サーバ20
から注文ツールを取得する構成としたので、注文ツール
の機能を用いて、作成途中の注文書を保存しておき、あ
とで注文書の作成を再開することができるようになる。
従って、注文したい全ての商品の選定が短時間にできな
い場合であっても、注文することを決定した商品をその
都度注文書に書き加えて保存しておくことができ(例え
ば、今日はシャツ、明日はパンツ、明後日は靴下という
ように少しずつ書き加えて、その度に保存するようにす
ればよい。)、注文書の作成に自由度を持たせることが
できるようになる。
【0061】また、上述したように、注文ツールを使用
して作成途中の注文書を保存し、あとで注文書の作成を
再開することができる構成としたので、注文書を一連の
処理によって作成(中断することなく作成)する必要を
なくすことができる。従って、一連の処理で済ませるた
めに例えば商品カタログに印をつけたり、注文する商品
についてのメモを取っておく手間を省くことができる。
また、注文する商品が多い場合であっても、一連の処理
によって作成する必要がなく慎重に作業することができ
るため、注文ミスを減らすことができるようになる。さ
らに、一連の処理によって作成する必要がないため、注
文する商品が多い場合であっても一括して発注すること
が容易となり、まとめて注文した場合に与えられる特典
(例えば、送料負担の免除や割引)を容易に受けること
ができるようになる。
【0062】また、上述したように、注文ツールを使用
して作成途中の注文書を保存し、あとで注文書の作成を
再開することができる構成としたので、注文書の記入を
慎重に行い、全ての注文をまとめて発注することができ
るようになる。
【0063】また、上述したように、注文受付サーバ2
0が、ユーザ端末30から受信した注文書の内容に誤り
があるか否かの検査を行う妥当性検査手段(ステップS
307参照)と、検査の結果をユーザ端末に通知する妥
当性通知手段(ステップS309,ステップS313参
照)とを備えるように構成したので、ユーザAが、作成
した注文書の内容に誤りがあるか否かについての確認を
することができ、発注ミスを回避することができるよう
になる。
【0064】また、上述したように、注文ツールが、注
文書の内容に誤りがあるとする検査結果の通知を受けた
場合にユーザ端末の表示画面に修正依頼を示す表示を行
う修正依頼表示機能を有する構成としたので、送信した
注文書に誤りがあることをユーザAに認識させることが
でき、注文書の修正を促すことができる。
【0065】また、上述したように、注文ツールが、注
文書の内容に誤りがないとする検査結果の通知を受けた
場合にユーザ端末の表示画面に確定依頼を示す表示を行
う確定依頼表示機能と、確定依頼を示す表示に応じて注
文書の内容の確定を示す意思表示がなされた場合に発注
を行う発注機能(ステップS318参照)とを有するよ
うに構成したので、送信した注文書に誤りがないことを
ユーザAに認識させることができるとともに、ユーザA
の意思表示に応じて誤りのない注文書による発注を行う
ことができる。
【0066】さらに、上述したように、注文ツールが、
確定依頼を示す表示に応じて発注しないことを示す意思
表示がなされた場合に注文書をユーザ端末が備える記憶
手段に格納して発注を保留する保留機能(ステップS3
16参照)を有するように構成したので、ユーザの意思
表示に応じて誤りのない注文書による発注を保留してお
くことができる。
【0067】なお、上述した実施の形態では、注文書を
ユーザ端末30側のデータベース31に保存する構成と
しているので、その保存情報を注文の控えとして利用す
るようにしてもよい。
【0068】また、上述した実施の形態では、注文書を
ユーザ端末30側のデータベース31に保存する構成と
しているので、その保存情報を家計簿の作成に流用する
ようにしてもよい。この場合、例えば、ユーザ端末10
に保存されている注文書(発注済のもの)を、例えば表
計算を実行するソフトウェアを用いて家計簿データに転
記するようにして、家計の支出管理に利用することがで
きる。
【0069】なお、上述した実施の形態では特に説明し
ていないが、注文受付サーバ20は、上述した各処理を
実行させるための制御プログラム(注文書保存支援プロ
グラム)に従って動作している。この制御プログラム
は、物品の発注に用いられる注文書を作成途中の段階で
一時的に保存させるためのプログラムであって、注文受
付サーバ20に、注文書の原紙である注文書フォームと
注文書の作成を行うための注文ツールの送信依頼をネッ
トワークを介して受け付けるステップと、依頼に応じて
注文書フォームと注文ツールとを送信するステップと、
注文ツールの機能にもとづいて作成された注文書を受信
して受注するステップとを実行させるためのプログラム
である。なお、注文ツールは、作成途中の注文書を記憶
手段(例えばデータベース31)に保存する保存機能
と、作成途中の注文書の作成を再開させるために記憶手
段に保存されている注文書を読み出す読出機能と、完成
した注文書をネットワークを介して送信する送信機能と
を有する。
【0070】また、上述した実施の形態にて説明したよ
うに、ユーザ端末30は、上述した各処理を実行させる
ための制御プログラム(注文書保存プログラム)である
注文ツールに従って動作している。この制御プログラム
は、物品の発注のための注文書を作成途中の段階で一時
的に保存するために用いられ、送信依頼に応じて送信さ
れネットワークを介して受信されるプログラムであっ
て、ユーザ端末30に、作成途中の注文書を記憶手段
(例えば、データベース31)に保存する保存機能と、
作成途中の注文書の作成を再開させるために記憶手段に
保存されている注文書を読み出す読出機能と、完成した
注文書をネットワークを介して送信する送信機能とを実
現させるためのプログラムである。
【0071】さらに、上述した各実施の形態では販売対
象となる商品を衣類などとして説明したが、他の物品に
ついて本発明を適用することができることは勿論であ
る。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明の注文書保存シス
テムによれば、注文受付サーバが、ユーザ端末からの依
頼に応じて、注文書の原紙である注文書フォームと注文
書の作成を行うための注文ツールとをユーザ端末に送信
する送信手段を備え、注文ツールが、作成途中の注文書
をユーザ端末が備える記憶手段に保存する保存機能と、
作成途中の注文書の作成を再開させるために記憶手段に
保存されている注文書を読み出す読出機能と、完成した
注文書を注文受付サーバに向けて送信する送信機能とを
有するものであるため、注文ツールの機能を用いて作成
途中の注文書を保存しておき、あとで注文書の作成を再
開することができる。従って、注文書の作成に自由度を
持たせることができるようになる。
【0073】注文受付サーバが、ユーザ端末から受信し
た注文書の内容に誤りがあるか否かの検査を行う妥当性
検査手段と、検査の結果をユーザ端末に通知する妥当性
通知手段とを備えるように構成されている場合には、作
成された注文書の内容に誤りがあるか否かについての確
認をすることができ、発注ミスを回避することができる
ようになる。
【0074】注文ツールが、注文書の内容に誤りがある
とする検査結果の通知を受けた場合にユーザ端末の表示
画面に修正依頼を示す表示を行う修正依頼表示機能を有
するように構成されている場合には、送信した注文書に
誤りがあることをユーザに認識させることができ、注文
書の修正を促すことができる。
【0075】注文ツールが、注文書の内容に誤りがない
とする検査結果の通知を受けた場合にユーザ端末の表示
画面に確定依頼を示す表示を行う確定依頼表示機能と、
確定依頼を示す表示に応じて注文書の内容の確定を示す
意思表示がなされた場合に発注を行う発注機能とを有す
るように構成されている場合には、送信した注文書に誤
りがないことをユーザに認識させることができるととも
に、ユーザの意思表示に応じて誤りのない注文書による
発注を行うことができる。
【0076】注文ツールが、確定依頼を示す表示に応じ
て発注しないことを示す意思表示がなされた場合に注文
書をユーザ端末が備える記憶手段に格納して発注を保留
する保留機能を有するように構成されている場合には、
ユーザの意思表示に応じて誤りのない注文書による発注
を保留しておくことができる。
【0077】また、本発明の注文書保存方法によれば、
物品の発注に用いられる注文書を作成途中の段階で一時
的に保存するための注文書保存方法であって、注文書の
原紙である注文書フォームと注文書の作成を行うための
注文ツールの送信依頼をネットワークを介して受け付け
るステップと、依頼に応じて注文書フォームと注文ツー
ルとを送信するステップと、注文ツールの機能にもとづ
いて作成された注文書を受信して受注するステップとを
備え、注文ツールは、作成途中の注文書を記憶手段に保
存する保存機能と、作成途中の注文書の作成を再開させ
るために記憶手段に保存されている注文書を読み出す読
出機能と、完成した注文書をネットワークを介して送信
する送信機能とを有するものであるため、注文書フォー
ムと注文ツールの送信先に、注文ツールの機能によって
作成途中の注文書を保存し、あとで注文書の作成を再開
する処理を実行させることができる。従って、注文書フ
ォームと注文ツールの送信先での注文書の作成に自由度
を持たせることができるようになる。
【0078】受信した注文書の内容に誤りがあるか否か
の検査を行うステップと、検査の結果をネットワークを
介して通知するステップとを備えるように構成されてい
る場合には、作成された注文書の内容に誤りがあるか否
かについての確認をしてその結果を通知することがで
き、発注元での発注ミスを回避させることができるよう
になる。
【0079】注文ツールが、注文書の内容に誤りがある
とする検査結果の通知を受けた場合に修正依頼を示す表
示を行う修正依頼表示機能を有するように構成されてい
る場合には、送信した注文書に誤りがあることを発注元
のユーザに認識させることができ、注文書の修正を促す
ことができる。
【0080】注文ツールが、注文書の内容に誤りがない
とする検査結果の通知を受けた場合に確定依頼を示す表
示を行う確定依頼表示機能と、確定依頼を示す表示に応
じて注文書の内容の確定を示す意思表示がなされた場合
に発注を行う発注機能とを有するように構成されている
場合には、送信した注文書に誤りがないことを発注元の
ユーザに認識させることができるとともに、そのユーザ
の意思表示に応じた誤りのない注文書による発注を行わ
せることができる。
【0081】注文ツールが、確定依頼を示す表示に応じ
て発注しないことを示す意思表示がなされた場合に注文
書を記憶手段に格納して発注を保留する保留機能を有す
るように構成されている場合には、発注元のユーザの意
思表示に応じて誤りのない注文書による発注を保留させ
ておくことができる。
【0082】また、本発明の注文書保存支援プログラム
によれば、物品の発注に用いられる注文書を作成途中の
段階で一時的に保存させるための注文書保存支援プログ
ラムであって、コンピュータに、注文書の原紙である注
文書フォームと注文書の作成を行うための注文ツールの
送信依頼をネットワークを介して受け付けるステップ
と、依頼に応じて注文書フォームと注文ツールとを送信
するステップと、注文ツールの機能にもとづいて作成さ
れた注文書を受信して受注するステップとを実行させ、
注文ツールは、作成途中の注文書を記憶手段に保存する
保存機能と、作成途中の注文書の作成を再開させるため
に記憶手段に保存されている注文書を読み出す読出機能
と、完成した注文書をネットワークを介して送信する送
信機能とを有するものであるので、コンピュータに、注
文書フォームと注文ツールとを送信させることができる
ので、送信先に、注文ツールの機能による作成途中の注
文書を保存や、その後の注文書の作成の再開などの処理
を実行させることができる。従って、注文書フォームと
注文ツールの送信先での注文書の作成に自由度を持たせ
ることができるようになる。
【0083】さらに、本発明の注文書保存プログラムに
よれば、物品の発注のための注文書を作成途中の段階で
一時的に保存するために用いられ、送信依頼に応じて送
信されネットワークを介して受信される注文書保存プロ
グラムであって、コンピュータに、作成途中の注文書を
記憶手段に保存する保存機能と、作成途中の注文書の作
成を再開させるために記憶手段に保存されている注文書
を読み出す読出機能と、完成した注文書をネットワーク
を介して送信する送信機能とを実現させるためのもので
あるため、コンピュータに、作成途中の注文書を保存
や、その後の注文書の作成の再開などの処理を実行させ
ることができる。従って、コンピュータでの注文書の作
成に自由度を持たせることができるようになる。
【0084】コンピュータに、さらに、送信した注文書
の内容に誤りがあるとする検査結果の通知をネットワー
クを介して受けた場合に修正依頼を示す表示を行う修正
依頼表示機能を実現させるための構成が備えられている
場合には、送信した注文書に誤りがあることをコンピュ
ータのユーザに認識させることができ、注文書の修正を
促すことができる。
【0085】コンピュータに、さらに、送信した注文書
の内容に誤りがないとする検査結果の通知をネットワー
クを介して受けた場合に確定依頼を示す表示を行う確定
依頼表示機能と、確定依頼を示す表示に応じて注文書の
内容の確定を示す意思表示がなされた場合に発注を行う
発注機能とを実現させるための構成が備えられている場
合には、送信した注文書に誤りがないことをコンピュー
タのユーザに認識させることができるとともに、そのユ
ーザの意思表示に応じた誤りのない注文書による発注を
行うことができる。
【0086】コンピュータに、さらに、確定依頼を示す
表示に応じて発注しないことを示す意思表示がなされた
場合に注文書を記憶手段に格納して発注を保留する保留
機能を実現させるための構成が備えられている場合に
は、コンピュータのユーザの意思表示に応じて誤りのな
い注文書による発注を保留しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における注文書保存シ
ステムの構成の例を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施の形態における注文書フォー
ムおよび注文ツールの取得処理および処理タイミングの
一例を示すタイミングチャートである。
【図3】 本発明の一実施の形態における注文処理およ
び処理タイミングの一例を示すタイミングチャートであ
る。
【図4】 本発明の一実施の形態における注文情報の入
力画面の構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 注文書保存システム 20 注文受付サーバ 21 データベース 30 ユーザ端末 31 データベース 40 ネットワーク

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注文書を作成して物品の発注を行うユー
    ザ端末と、ネットワークを介して受信した注文書にもと
    づいて物品の注文を受け付ける注文受付サーバとを含む
    注文書保存システムであって、 前記注文受付サーバは、前記ユーザ端末からの依頼に応
    じて、注文書の原紙である注文書フォームと注文書の作
    成を行うための注文ツールとを前記ユーザ端末に送信す
    る送信手段を備え、 前記注文ツールは、作成途中の注文書を前記ユーザ端末
    が備える記憶手段に保存する保存機能と、作成途中の注
    文書の作成を再開させるために記憶手段に保存されてい
    る注文書を読み出す読出機能と、完成した注文書を注文
    受付サーバに向けて送信する送信機能とを有する注文書
    保存システム。
  2. 【請求項2】 注文受付サーバは、ユーザ端末から受信
    した注文書の内容に誤りがあるか否かの検査を行う妥当
    性検査手段と、前記検査の結果を前記ユーザ端末に通知
    する妥当性通知手段とを備える請求項1記載の注文書保
    存システム。
  3. 【請求項3】 注文ツールは、注文書の内容に誤りがあ
    るとする検査結果の通知を受けた場合にユーザ端末の表
    示画面に修正依頼を示す表示を行う修正依頼表示機能を
    有する請求項2記載の注文書保存システム。
  4. 【請求項4】 注文ツールは、注文書の内容に誤りがな
    いとする検査結果の通知を受けた場合にユーザ端末の表
    示画面に確定依頼を示す表示を行う確定依頼表示機能
    と、確定依頼を示す表示に応じて注文書の内容の確定を
    示す意思表示がなされた場合に発注を行う発注機能とを
    有する請求項2または請求項3記載の注文書保存システ
    ム。
  5. 【請求項5】 注文ツールは、確定依頼を示す表示に応
    じて発注しないことを示す意思表示がなされた場合に注
    文書をユーザ端末が備える記憶手段に格納して発注を保
    留する保留機能を有する請求項4記載の注文書保存シス
    テム。
  6. 【請求項6】 物品の発注に用いられる注文書を作成途
    中の段階で一時的に保存するための注文書保存方法であ
    って、 注文書の原紙である注文書フォームと注文書の作成を行
    うための注文ツールの送信依頼をネットワークを介して
    受け付けるステップと、 前記依頼に応じて前記注文書フォームと前記注文ツール
    とを送信するステップと、 前記注文ツールの機能にもとづいて作成された注文書を
    受信して受注するステップとを備え、 前記注文ツールは、作成途中の注文書を記憶手段に保存
    する保存機能と、作成途中の注文書の作成を再開させる
    ために前記記憶手段に保存されている注文書を読み出す
    読出機能と、完成した注文書をネットワークを介して送
    信する送信機能とを有する注文書保存方法。
  7. 【請求項7】 受信した注文書の内容に誤りがあるか否
    かの検査を行うステップと、 前記検査の結果をネットワークを介して通知するステッ
    プとを備える請求項6記載の注文書保存方法。
  8. 【請求項8】 注文ツールは、注文書の内容に誤りがあ
    るとする検査結果の通知を受けた場合に修正依頼を示す
    表示を行う修正依頼表示機能を有する請求項7記載の注
    文書保存方法。
  9. 【請求項9】 注文ツールは、注文書の内容に誤りがな
    いとする検査結果の通知を受けた場合に確定依頼を示す
    表示を行う確定依頼表示機能と、確定依頼を示す表示に
    応じて注文書の内容の確定を示す意思表示がなされた場
    合に発注を行う発注機能とを有する請求項7または請求
    項8記載の注文書保存方法。
  10. 【請求項10】 注文ツールは、確定依頼を示す表示に
    応じて発注しないことを示す意思表示がなされた場合に
    注文書を記憶手段に格納して発注を保留する保留機能を
    有する請求項9記載の注文書保存方法。
  11. 【請求項11】 物品の発注に用いられる注文書を作成
    途中の段階で一時的に保存させるための注文書保存支援
    プログラムであって、 コンピュータに、注文書の原紙である注文書フォームと
    注文書の作成を行うための注文ツールの送信依頼をネッ
    トワークを介して受け付けるステップと、前記依頼に応
    じて前記注文書フォームと前記注文ツールとを送信する
    ステップと、前記注文ツールの機能にもとづいて作成さ
    れた注文書を受信して受注するステップとを実行させ、 前記注文ツールは、作成途中の注文書を記憶手段に保存
    する保存機能と、作成途中の注文書の作成を再開させる
    ために前記記憶手段に保存されている注文書を読み出す
    読出機能と、完成した注文書をネットワークを介して送
    信する送信機能とを有する注文書保存支援プログラム。
  12. 【請求項12】 物品の発注のための注文書を作成途中
    の段階で一時的に保存するために用いられ、送信依頼に
    応じて送信されネットワークを介して受信される注文書
    保存プログラムであって、 コンピュータに、作成途中の注文書を記憶手段に保存す
    る保存機能と、作成途中の注文書の作成を再開させるた
    めに前記記憶手段に保存されている注文書を読み出す読
    出機能と、完成した注文書をネットワークを介して送信
    する送信機能とを実現させるための注文書保存プログラ
    ム。
  13. 【請求項13】 コンピュータに、さらに、送信した注
    文書の内容に誤りがあるとする検査結果の通知をネット
    ワークを介して受けた場合に修正依頼を示す表示を行う
    修正依頼表示機能を実現させるための請求項12記載の
    注文書保存プログラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータに、さらに、送信した注
    文書の内容に誤りがないとする検査結果の通知をネット
    ワークを介して受けた場合に確定依頼を示す表示を行う
    確定依頼表示機能と、確定依頼を示す表示に応じて注文
    書の内容の確定を示す意思表示がなされた場合に発注を
    行う発注機能とを実現させるための請求項12または請
    求項13記載の注文書保存プログラム。
  15. 【請求項15】 コンピュータに、さらに、確定依頼を
    示す表示に応じて発注しないことを示す意思表示がなさ
    れた場合に注文書を記憶手段に格納して発注を保留する
    保留機能を実現させるための請求項14記載の注文書保
    存プログラム。
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