JP2002333780A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002333780A
JP2002333780A JP2001139669A JP2001139669A JP2002333780A JP 2002333780 A JP2002333780 A JP 2002333780A JP 2001139669 A JP2001139669 A JP 2001139669A JP 2001139669 A JP2001139669 A JP 2001139669A JP 2002333780 A JP2002333780 A JP 2002333780A
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JP2001139669A
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English (en)
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Nobuo Kasahara
伸夫 笠原
Nobuo Iwata
信夫 岩田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の感光体のそれぞれに異なった色のトナ
ー像を形成し、その各トナー像を中間転写ベルトに一次
転写し、その中間転写ベルト上のトナー像を、給紙装置
から給送された転写材に、転写ローラによって二次転写
し、その二次転写トナー像を定着装置によって定着する
と共に、転写材の他方の面にも画像を形成するときは、
定着装置を通過した転写材を転写材反転装置によって反
転し、その転写材の他方の面にトナー像を二次転写する
画像形成装置において、転写材の搬送距離を短縮する。 【解決手段】 中間転写ベルト4の下方に感光体6Y,
6M,6C,6BKを配置し、その中間転写ベルト4の
水平方向における一方の端部に転写ローラ32を配置
し、その転写ローラ32を挟んで、中間転写ベルト4と
は反対の側に転写材反転装置16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の感光体に異
なった色のトナー象をそれぞれ形成し、その各トナー像
を転写材に転写し、該転写トナー像を定着装置によって
定着する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、プリンタ、ファクシミリ或
いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機など
として構成される上記形式の画像形成装置は従来より各
種形式のものが提案され、かつ実用化されている。その
代表的な形態として、感光体上に形成されたトナー像を
一旦、中間転写ベルトに一次転写し、次いで中間転写ベ
ルト上のトナー像を転写材に二次転写するものと、感光
体上のトナー像を直接、転写材に転写するものとを挙げ
ることができる。図5は、後者の形式の画像形成装置の
一従来例を示している。
【0003】図5に示した画像形成装置においては、そ
の本体1Aの筐体内に、駆動ローラ2Aと従動ローラ3
Aに巻き掛けられて矢印AA方向に回転駆動される無端
状の転写ベルト4Aが配置されている。この転写ベルト
4Aは、その上側の外周面部分と下側の外周面部分がほ
ぼ水平な平坦面となっている。上側の平坦面5Aに対向
して、4つの感光体6YA,6MA,6CA,6BKA
がその平坦面の移動方向に沿って配列され、各感光体は
それぞれ矢印方向に回転駆動される。このときその各感
光体上に、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シア
ントナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され
る。
【0004】一方、転写ベルト4Aの下方には、適数の
給紙装置7A,8A,9A,10Aが配置され、各給紙
装置の給紙カセット11A,12A,13A,14Aに
は、例えば転写紙より成る転写材Pが収容されている。
いずれかの給紙装置の給紙カセットから、最上位の転写
材Pが送り出され、その転写材Pは矢印BAで示すよう
に上方に向けて搬送され、次いで転写ベルト4Aの上側
の平坦面5Aに担持されて搬送され、4つの感光体6Y
A,6MA,6CA,6BKAを順次通過する。このと
き、各感光体からその表面に形成されたトナー像が転写
材P上に重ね合わせ状態で順次転写される。
【0005】転写ベルト4Aを離れた転写材Pは、定着
装置15Aを通り、このとき転写材P上に転写された重
ね合わせトナー像が転写材上に定着される。転写材Pの
一方の面にだけ画像を形成する場合には、定着装置15
Aを通過した転写材Pは、矢印CAで示すようにそのま
ま画像形成装置本体外に排出される。
【0006】これに対し、転写材の他方の面にも画像を
形成するときは、定着装置15Aを出た転写材Pは、矢
印DAで示すように、転写材反転装置16Aに送り込ま
れ、ここで矢印EAで示す方向に搬送された後、矢印F
Aで示す方向にスイッチバックされ、画像面を上側に向
けた状態に表裏を反転される。次いで、この転写材は、
矢印GAで示すように、再び感光体6YA,6MA,6
CA,6BKAと転写ベルト4Aとの間に送り込まれ、
各感光体から転写材の他方の面にトナー像が順次転写さ
れる。引き続き、この転写材Pは定着装置15Aを通過
することにより、そのトナー像が転写材の他方の面に定
着され、次いで当該転写材は矢印CAで示すように画像
形成装置本体外に排出される。
【0007】上述のように、図5に示した画像形成装置
は、転写材の一方の面にだけ画像を形成することも、ま
た一方の面と他方の面の両面に画像を形成することもで
きる。ところが、図5に示した画像形成装置の場合、転
写材は、転写ベルト4A上に担持されて、その転写ベル
ト4Aの上側の平坦面5Aの長さに相当する長い距離を
搬送されるので、その転写材が給紙装置から送り出され
た後、画像形成装置本体外に排出されるまでの転写材の
搬送距離が長くなる。また、転写材の両面に画像を形成
するときは、定着装置15Aを通過した転写材が矢印E
A,FAで示す長い経路を搬送されるので、その搬送距
離はさらに長くなる。このように、図5に示した画像形
成装置の場合、転写材の搬送距離が長いため、1枚目の
転写材に画像を形成し、これを画像形成装置本体外に排
出させるまでの時間が長くなる欠点を免れない。
【0008】また、図5に示した画像形成装置において
は、画像形成装置本体内の水平方向におけるほぼ中央部
に、転写ベルト4Aの上側平坦面5Aより成る長い転写
材搬送路が設けられ、さらにその転写ベルト4Aの水平
方向の隣りに定着装置15Aが設けられているため、画
像形成装置本体1Aの水平方向における幅が大きくな
り、画像形成装置の設置スペースが大きくなる欠点もあ
る。
【0009】さらに、転写材反転装置16Aの転写材搬
送路を含めた搬送路が画像形成装置本体の水平方向にお
けるほぼ中央部に配置されているので、これらの搬送路
中にて転写材が搬送トラブル、すなわちジャムを起こし
たとき、その転写材を除去するための大きなスペースを
確保する必要があり、このスペース分、画像形成装置本
体の高さが大きくなる欠点を有している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を除去した画像形成装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、回転駆動される複数の感光体と、各感光体
をそれぞれ帯電する帯電装置と、帯電後の各感光体をそ
れぞれ露光して該感光体に静電潜像を形成する露光装置
と、各感光体に形成された静電潜像をそれぞれトナー像
として可視像化する現像装置と、複数のローラに巻き掛
けられて回転駆動される無端状の中間転写ベルトと、各
感光体上のトナー像を前記中間転写ベルトにそれぞれ一
次転写する一次転写装置と、該中間転写ベルトに一次転
写されたトナー像を二次転写位置において転写材に二次
転写する二次転写装置と、前記二次転写位置に給送され
る転写材を収容する給紙装置と、転写材に二次転写され
たトナー像を該転写材に定着する定着装置と、一方の面
にトナー像が二次転写された転写材の他方の面に、中間
転写ベルト上のトナー像を二次転写すべく、前記定着装
置を通過した転写材を反転して該転写材を再び前記二次
転写位置へ向けて送り出す転写材反転装置とを具備し、
前記複数の感光体には、それぞれ異なった色のトナー象
が形成される画像形成装置であって、前記中間転写ベル
トは、その下側に位置する外周面部分がほぼ水平な平坦
面となるように配置され、前記複数の感光体は、中間転
写ベルトの前記平坦面に対向し、かつ該平坦面の移動方
向に沿って配列され、前記二次転写装置は、前記中間転
写ベルトの水平方向における2つの端部のうちの一方の
端部に対向して配置され、前記給紙装置は前記中間転写
ベルトよりも下方に、前記定着装置は前記中間転写ベル
トよりも上方にそれぞれ配置され、前記転写材反転装置
は、前記二次転写装置を挟んで前記中間転写ベルトとは
反対側に配置されている画像形成装置を提案する(請求
項1)。
【0012】その際、前記二次転写位置に最も近い感光
体には、ブラックトナー像が形成されるように構成さ
れ、前記給紙装置に収容された最上位の転写材の先端か
ら、前記二次転写位置に至るまでの転写材搬送経路の長
さをLAとし、前記ブラックトナー像の形成される感光
体が前記露光装置によって光を照射される露光位置か
ら、該感光体表面の移動方向に沿って、当該感光体に形
成されたトナー像が中間転写ベルトに転写される一次転
写位置に至るまでの距離と、該一次転写位置から、中間
転写ベルト外周面の移動方向に沿って前記二次転写位置
に至るまでの距離との和をLBとしたとき、LB<LA
を満たすように、ブラックトナー像の形成される感光体
を配置すると有利である(請求項2)。
【0013】また、上記請求項2に記載の画像形成装置
において、前記転写材搬送経路を搬送される転写材の先
端を検知する転写材センサを有していると共に、中間転
写ベルトにブラックトナー像だけを一次転写し、該ブラ
ックトナー像を転写材に二次転写する単色モード時に、
転写材の先端が前記センサにより検知されたとき、その
検知信号に基づいて前記ブラックトナー像の形成される
感光体への露光が開始されるように構成され、前記転写
材センサにより転写材先端が検知された時の転写材先端
位置から、前記転写材搬送経路に沿って前記二次転写位
置に至るまでの距離をLCとしたとき、LC<LBとな
るように、転写材センサを配置すると有利である(請求
項3)。
【0014】さらに、上記請求項1乃至3にいずれかに
記載の画像形成装置において、中間転写ベルトにブラッ
クトナー像だけを一次転写し該ブラックトナー像を転写
材に二次転写する単色モード時に、ブラックトナー像の
形成された感光体から中間転写ベルトに該ブラックトナ
ー像を一次転写している間、中間転写ベルトとその他の
感光体とを互いに離間させるように構成すると有利であ
る(請求項4)。
【0015】また、上記請求項4に記載の画像形成装置
において、中間転写ベルトに対して離間した感光体の回
転を停止させると共に、その各感光体用の帯電装置と現
像装置の作動を停止させるように構成すると有利である
(請求項5)。
【0016】さらに、上記請求項1乃至5のいずれかに
記載の画像形成装置において、前記露光装置は、多数の
発光素子がライン状に配列されたライン状光源より成る
と有利である(請求項6)。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0018】図1は、電子複写機として構成された画像
形成装置の垂直断面図であり、ここに示した画像形成装
置は、その本体1と、その上部に搭載されたユニット状
の自動原稿送り装置17と、画像形成装置本体1の側部
に配置されたユニット状の転写材反転装置16とを有し
ている。図1における符号18は、画像形成装置本体1
の原稿読み取り部を示している。
【0019】自動原稿送り装置17の原稿台19上には
原稿Sがセットされ、図示していない操作部のプリント
キーが押下されると、最上位の原稿Sがピックアップロ
―ラ20の回転により矢印H方向に送り出され、原稿読
み取り部18の上部のコンタクトガラス21上に給送さ
れてここで停止する。
【0020】原稿読み取り部18は、コンタクトガラス
21上に載置された原稿を照明する光源43と、CCD
22よりなる光電変換素子と、原稿面からの反射光像を
CCD22に結像する光学系23とを有し、それ自体周
知の態様で原稿画像が読み取られる。原稿画像の読み取
り後、その原稿は矢印Iで示すように排紙台24上に排
出される。
【0021】原稿読み取り部18の下方の画像形成装置
本体筐体内には、複数の、図の例では4個の感光体6
Y,6M,6C,6BKが配置され、これらの感光体は
図1に矢印で示す方向に回転駆動される。後述するよう
に、複数の感光体には、それぞれ異なった色のトナー象
が形成され、図示した例では各感光体6Y,6M,6
C,6BKにイエロートナー像、マゼンタトナー像、シ
アントナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され
る。図1にはドラム状に形成された感光体を示してある
が、複数のローラに巻き掛けられて回転駆動される無端
ベルト状の感光体を用いることもできる。
【0022】上述の感光体の上方には、複数のローラ、
図示した例では駆動ローラ2と従動ローラ3の2つのロ
ーラに巻き掛けられて矢印A方向に回転駆動される無端
状の中間転写ベルト4が配置されている。この中間転写
ベルト4は、その下側に位置する外周面部分がほぼ水平
な平坦面25となるように配置されていると共に、図示
した例では、その上側に位置する外周面部分もほぼ水平
な平坦面5となっている。前述の複数の感光体6Y,6
M,6C,6BKは、中間転写ベルト4の下側の平坦面
25に対向し、かつその平坦面25の移動方向に沿って
配列されている。
【0023】感光体6Yは、前述のように図1における
時計方向に回転駆動されるが、このとき除電ランプ30
Yによって感光体表面の電位が初期化され、次いで帯電
装置の一例である帯電ローラ26Yによって感光体6Y
の表面が所定の極性に帯電され、その帯電面には、露光
装置の一例であるレーザ書き込みユニット27から出射
する光変調されたレーザ光Lが照射され、その感光体6
Yに静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置2
8Yを通るとき、イエロートナー像として可視像化され
る。
【0024】他の感光体6M,6C,6BKにも、上述
したところと全く同様にして、その各表面にマゼンタト
ナー像、シアントナー像、ブラックトナー像がそれぞれ
形成される。各感光体6M,6C,6BKに対応して設
けられた除電ランプ、帯電ローラ及び現像装置には、そ
れぞれ30M,30C,30BK;26M,26C,2
6BK;28M,28C,28BKの各符号を付してあ
る。レーザ書き込みユニット27は、全ての感光体にレ
ーザ光Lを照射する共通の装置として構成されている。
【0025】上述のように各感光体上にトナー像が形成
されるとき、中間転写ベルト4は、各感光体に接触しな
がら矢印A方向に回転している。かかる中間転写ベルト
4を挟んで、各感光体6Y,6M,6C,6BKに対応
する位置には、一次転写装置の一例である転写ブラシ2
9Y,19M,19C,19BKが配置され、その各転
写ブラシに転写電圧が印加されることにより、各感光体
上のトナー像が中間転写ベルト4の外周面に順次重ね合
わせ状態で一次転写される。かかる転写が行われる位置
が一次転写位置である。中間転写ベルト4に転写されず
に各感光体上に残留付着したトナーは、各クリーニング
装置31Y,31M,31C,31BKによってそれぞ
れ除去される。
【0026】上述のように、本例の画像形成装置は、回
転駆動される複数の感光体、及び複数のローラに巻き掛
けられて回転駆動される無端状の中間転写ベルトのほか
に、各感光体をそれぞれ帯電する帯電装置と、帯電後の
各感光体をそれぞれ露光して該感光体に静電潜像を形成
する露光装置と、各感光体に形成された静電潜像をそれ
ぞれトナー像として可視像化する現像装置と、各感光体
上のトナー像を前記中間転写ベルトにそれぞれ一次転写
する一次転写装置とを有している。
【0027】中間転写ベルト4はその水平方向における
2つの端部を有しているが、その一方の端部に対向し
て、二次転写装置の一例である転写ローラ32が配置さ
れている。また、中間転写ベルト4の下方には、適数
の、図の例では4つの給紙装置7,8,9,10が配置
され、その各給紙カセット11,12,13,14には
例えば転写紙よりなる転写材Pがそれぞれ収容されてい
る。また、各給紙装置には、給紙ローラ33,34,3
5,36がそれぞれ設けられている。
【0028】選択された給紙装置の給紙ローラが、最上
位の転写材Pに接触して回転することにより、その給紙
装置の給紙カセットに収容された最上位の転写材Pが送
り出され、その送り出された転写材は、矢印Bで示すよ
うに上方に向けて搬送され、レジストローラ対47によ
って所定のタイミングをとられ、中間転写ベルト4の一
方の端部と転写ローラ32との間に送り込まれ、ここを
通過する。このとき転写ローラ32には転写電圧が印加
されており、これによって中間転写ベルト4上に一次転
写された重ね合わせトナー像が転写材に一括して二次転
写される。かかる転写が行われる位置が二次転写位置で
ある。
【0029】また、中間転写ベルト4よりも上方の位置
には定着装置15が設けられ、ここに示した定着装置
は、定着ローラ37と加圧ローラ38を有し、二次転写
位置を通過した転写材が、定着ローラ37と加圧ローラ
38との間を通過するとき、転写材に二次転写されたト
ナー像に熱と圧力が与えられ、これによってそのトナー
像が転写材に定着される。
【0030】二次転写位置を通過した中間転写ベルト
は、ベルト用の除電装置41によって除電作用を受け、
次いで中間転写ベルト4の他方の端部に対向して設けら
れたクリーナ42によって、中間転写ベルト表面に残留
する転写残トナーが除去される。
【0031】上述のように、本例の画像形成装置は、中
間転写ベルトに一次転写されたトナー像を二次転写位置
において転写材に二次転写する二次転写装置と、二次転
写位置に給送される転写材を収容する給紙装置と、転写
材に二次転写されたトナー像を該転写材に定着する定着
装置とを有している。
【0032】転写材の一方の面にだけ画像を形成すると
きは、定着装置15を通過した転写材は、矢印Cで示す
ように、そのまま排紙部39に排出される。転写材の他
方の面にも画像を形成するときは、定着装置15を通過
した転写材は、切り換えられた切換爪40によって案内
されながら、矢印Dで示すように、前述の転写材反転装
置16へ送り込まれる。
【0033】転写材反転装置16に送られた転写材は、
矢印E方向に搬送され、次いで矢印F方向に逆送されて
その表裏が反転される。次いで、この転写材は、矢印G
で示すように、再び二次転写位置に給送され、前述した
ところと全く同様にして中間転写ベルト4上に形成され
たトナー像が、その転写材の他方の面に二次転写され
る。この転写材は、再び定着装置15を通り、このとき
その他方の面に二次転写されたトナー像が定着され、次
いでその転写材は排紙部39に排出される。
【0034】上述のように、転写材反転装置16は、一
方の面にトナー像が二次転写された転写材の他方の面
に、中間転写ベルト上のトナー像を二次転写すべく、定
着装置を通過した転写材を反転して該転写材を再び二次
転写位置へ向けて送り出すように構成されている。
【0035】以上、転写材上にフルカラー画像を形成す
るカラーモード時の動作を説明したが、4個の感光体の
うちの1つの感光体だけにトナー像を形成し、これを中
間転写ベルト4に一次転写し、次いでそのトナー像を転
写材Pに二次転写することにより、転写材上に単色の画
像を形成することもできる。このモードが単色モードで
ある。
【0036】上述のように、本例の画像形成装置の中間
転写ベルトは、その下側に位置する外周面部分がほぼ水
平な平坦面となるように配置され、複数の感光体は、中
間転写ベルトの上記平坦面に対向し、かつ該平坦面の移
動方向に沿って配列され、二次転写装置は、中間転写ベ
ルトの水平方向における2つの端部のうちの一方の端部
に対向して配置され、給紙装置は中間転写ベルトよりも
下方に、定着装置は中間転写ベルトよりも上方にそれぞ
れ配置され、転写材反転装置は、二次転写装置を挟んで
中間転写ベルトとは反対側に配置されている。図示した
例では、給紙装置から送り出された転写材は、ほぼ垂直
な転写材搬送経路を通って、二次転写位置へ搬送され、
次いで二次転写位置のほぼ直上に位置する定着装置15
へ向けて搬送される。
【0037】上述した画像形成装置によれば、転写材が
転写ベルトに沿って長い距離を搬送されるのではなく、
転写材が中間転写ベルト4の一方の端部と、これに対向
配置された転写ローラ32との間を通過した直後に、定
着装置15を通過して排紙部39に排出されるので、転
写材の搬送経路長を短くすることができる。しかも、転
写材反転装置16が転写ローラ32を挟んで中間転写ベ
ルト4とは反対側に配置されているので、転写材の他方
の面に画像を形成する場合にも、その転写材が定着装置
15を出てから、再び二次転写位置に送り込まれるまで
の転写材の搬送経路長を短くすることができる。かかる
構成により、1枚目の転写材が給紙装置から送り出さ
れ、排紙部39に排出されるまでの時間を大幅に短縮す
ることができる。所謂ファーストコピーに要する時間を
短縮できるのである。
【0038】また、給紙装置が中間転写ベルト4の下方
に位置し、かつ定着装置15が中間転写ベルト4の上方
に位置していて、転写材が下から上へ向けて搬送される
ので、画像形成装置本体1の水平方向の幅を小さくする
ことができる。従って、画像形成装置本体の側方に、ソ
ータやステープラーなどの後処理装置を接続する際の制
約を少なくすることができる。
【0039】また、転写材の搬送経路が画像形成装置本
体内の片側部に位置しているので、ここで転写材が搬送
トラブルを起こしたときも、その転写材を容易に取り出
すことができる。例えば転写材反転装置16を画像形成
装置本体1に対して開閉可能に支持し、転写材がジャム
を起こしたとき、転写材反転装置16を開くことによ
り、容易にその転写材を除去することができる。
【0040】しかも、転写材の搬送路が画像形成装置本
体内の水平方向における中央部に位置していないので、
ジャムを起こした転写材を除去するための大きなスペー
スを確保する必要がなく、その分、画像形成装置本体の
高さを低くすることが可能となる。従って、上下に配置
される給紙装置の段数を増やすことも可能となる。その
際、各給紙装置を独立したユニットとして構成し、ユー
ザの要望に応じて、その給紙装置の段数を設定できるよ
うに構成すれば、多数の給紙装置を望まないユーザ向け
の画像形成装置の高さを一層低くすることができる。
【0041】ところで、本例の画像形成装置は、単色モ
ードを選択し、転写材に単色画像を形成することもでき
るが、かかる単色モードのうち、転写材にブラックの単
色画像を形成する単色モードの利用頻度が一番高い。従
って、転写材にブラックの単色の画像を形成する単色モ
ード時に、最初の転写材に画像を形成し終わるまでの時
間、すなわちファーストコピーに要する時間をできるだ
け短縮させることが望ましい。
【0042】そこで、図1に示した画像形成装置におい
ては、前述の二次転写位置に最も近い感光体6BKにブ
ラックトナー像が形成されるように構成されていると共
に、次の構成が採用されている。
【0043】図2は、図1に示した画像形成装置によっ
て、中間転写ベルト4にブラックトナー像だけを一次転
写し、そのブラックトナー像を転写材に二次転写する単
色モード時の画像形成装置の状態を示す断面図である。
ここで、給紙装置7の給紙カセット11に収容された最
上位の転写材Pの先端PFから、二次転写位置に至るま
での転写材搬送経路の長さをLAとする。図1に示した
ように給紙装置が複数段設けられているときは、最上位
の給紙装置に収容された転写材の先端から二次転写位置
までの転写材搬送経路長をLAとする。また、ブラック
トナー像の形成される感光体6BKが露光装置(図1の
例ではレーザ書き込みユニット27)によって光を照射
される露光位置Xから、その感光体6BKの表面の移動
方向に沿って、当該感光体6BKに形成されたトナー像
が中間転写ベルト4に転写される一次転写位置に至るま
での距離と、その一次転写位置から、中間転写ベルト外
周面の移動方向に沿って二次転写位置に至るまでの距離
との和をLBとしたとき、LB<LAを満たすように、
ブラックトナー像の形成される感光体6BKが配置され
ている。
【0044】上述のように、ブラックトナー像が形成さ
れる感光体6BKを二次転写位置に最も近い位置に配置
することにより、その感光体6BKから中間転写ベルト
4に転写されたブラックトナー像は短時間で二次転写位
置に至ることができる。しかも、上述の距離LBを、転
写材搬送経路長LAよりも短くし、感光体6BKを二次
転写位置に近づけて配置してあるので、中間転写ベルト
4に転写されたブラックトナー像は、一層短時間で二次
転写位置に至る。このように感光体6BKにトナー像が
形成され始めてから、そのトナー像の先端が二次転写位
置へ至るまでの時間を極く短くすることができるので、
ブラックトナー像の単色モード時に、1枚目の転写材
に、短時間でそのトナー像を二次転写させることがで
き、その処理に要する時間、すなわちファーストコピー
に要する時間を効果的に短縮することができる。
【0045】また、図2に示すように、給紙装置7から
二次転写位置に至る転写材搬送経路を搬送される転写材
の先端を検知する転写材センサ44を設け、中間転写ベ
ル4にブラックトナー像だけを一次転写し、そのブラッ
クトナー像を転写材Pに二次転写する単色モード時に、
転写材Pの先端が上記転写材センサ44により検知され
たとき、その検知信号に基づいてブラックトナー像の形
成される感光体6BKへの露光が開始されるように構成
することが望ましい。このように構成すると、転写材P
が転写材センサ44に至る前、例えば給紙装置において
搬送トラブルを起こしたとき、感光体6BKには静電潜
像もトナー像も形成されていないので、無駄なトナーの
消費を防止できると共に、感光体6BK、中間転写ベル
ト4、クリーニング装置31BK、転写ローラ32、及
びクリーナ42などにかかる負荷を低減できる。しかも
ジャムを起こした転写材の除去時に、オペレータや画像
形成装置本体内がトナーで汚される不具合も防止でき
る。
【0046】上述の構成を採用した場合、転写材センサ
44により転写材先端が検知された時の転写材先端位置
から、転写材搬送経路に沿って二次転写位置に至るまで
の距離をLCとしたとき、LC<LBとなるように、転
写材センサ44を配置する。これにより、転写材の搬送
トラブルが発生しないときに、確実に、転写材にブラッ
クトナー像を二次転写することができる。
【0047】また、図2に示すように、中間転写ベルト
4にブラックトナー像だけを一次転写し、そのブラック
トナー像を転写材に二次転写する単色モード時に、ブラ
ックトナー像の形成された感光体6BKから中間転写ベ
ルト4に該ブラックトナー像を一次転写している間、中
間転写ベルト4とその他の感光体6Y,6M,6Cとを
互いに離間させることが好ましい。この構成によると、
ブラックトナー像の単色モード時に、中間転写ベルト4
に作用する外力を低減でき、中間転写ベルト4を小さな
電力で駆動できるので、省電力効果を奏することができ
る。しかも、感光体6Y,6M,6Cと、中間転写ベル
ト4との接触により、これらに傷がつけられる不具合も
阻止できる。
【0048】上記構成を実現するには、例えば図2に示
すように、感光体6Cと6BKの間の中間転写ベルト部
分の内周面側にローラ45を設け、そのローラ45より
も感光体6Y,6M,6C側の中間転写ベルト部分を図
示していない昇降装置によって図2に示す如く上昇させ
ればよい。その際、転写ブラシ29Y,29M,29C
と、クリーナ42も、中間転写ベルト4と共に上昇す
る。
【0049】また、上述の構成を採用する際、中間転写
ベルト4に対して離間した感光体6Y,6M,6Cの回
転を停止させると共に、その各感光体用の帯電装置(図
示した例では帯電ローラ26Y,26M,26C)と、
現像装置28Y,28M,28Cの作動を停止させる構
成も採用すると、これらの装置の負担を軽減でき、その
寿命を伸ばすことができる。
【0050】なお、図1及び図2には示していないが、
画像形成装置本体1に手差し給紙装置を設け、この給紙
装置から手操作によって転写材を二次転写位置に給送で
きるように構成することもできる。その際、この手差し
給紙装置と、図1に示した原稿読み取り部18を、画像
形成装置本体の一部として構成するのではなく、自動原
稿送り装置17や転写材反転装置16と同様に、画像形
成装置本体1とは別体のユニットとして構成し、自動原
稿送り装置17、転写材反転装置16、原稿読み取り部
18及び手差し給紙装置を、ユーザの要望に応じて画像
形成装置本体に搭載するように構成することもできる。
【0051】図3は、中高速用に適したプリンタよりな
る画像形成装置を示し、図4は中速用に適したプリンタ
よりなる画像形成装置を示している。これらの画像形成
装置は、自動原稿送り装置と原稿読み取り部は設けられ
ておらず、しかも定着装置15は、定着ベルト46を有
している。かかるベルト定着装置は、定着ローラを用い
た定着装置に比べて、省電力効果や、定着オイルレス化
が可能となる。また、図3に示した画像形成装置では、
給紙装置7,8が2段、図4に示した画像形成装置では
給紙装置7が1段となっている。しかも図4に示した画
像形成装置においては、各感光体6Y,6M,6C,6
BKに静電潜像を形成する露光装置27Y,27M,2
7C,27BKが、各感光体に対応して一つずつ設けら
れ、その各露光装置は、多数の発光素子がライン状に配
列されたライン状光源、例えばLEDアレイ光源によっ
て構成されている。かかる露光装置は、その高さ方向の
厚さを小さくできるので、給紙装置7を各感光体に近づ
けて配置することができ、これにより転写材の搬送経路
を一層短くでき、プリント生産性を一層高めることがで
きると共に、画像形成装置本体の高さを一層小さくする
ことが可能となる。また、図4に示した画像形成装置で
は、各感光体をクリーニング装置が設けられていない。
【0052】図3及び図4に示した画像形成装置の他の
構成は、図1及び図2に示した画像形成装置と実質的に
変わりはなく、図3及び図4に示した画像形成装置に
も、前述の各構成を採用することができる。
【0053】図3に示した中高速用の画像形成装置と、
図4に示した中速用の画像形成装置では、図1及び図2
に示した高速用の画像形成装置よりも、画像形成スピー
ドが遅く、感光体が寿命となるまでの総プリント枚数も
少なくできるので、各感光体の径や、中間転写ベルト4
の長さを一層短くできる。このため、前述の距離ないし
は長さLA,LB,LC(図2参照)をさらに短くで
き、コピーないしはプリントの生産性を高めることが可
能である。
【0054】また、図4に示した画像形成装置は、図3
に示した画像形成装置よりもさらに画像形成スピードを
遅くできるので、各感光体6Y,6M,6C,6BKか
ら中間転写ベルト4へのトナー像の転写効率を高めるこ
とができ、これによって前述のように各感光体用のクリ
ーニング装置を廃止することができる。これによって、
各感光体周囲のスペースに余裕ができ、感光体間の間隔
を狭めることが可能となる。これによって、中間転写ベ
ルト4の周長をさらに短くでき、画像形成装置本体の一
層の小型化を達成できる。
【0055】以上、画像形成装置の代表的な具体例を説
明したが、本発明は図示した画像形成装置以外の形態の
画像形成装置にも広く適用できるものである。
【0056】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、転写材の
搬送距離を短縮できるので、1枚目の転写材に対する画
像形成処理に必要とされる時間を短縮できる。しかも、
画像形成装置本体の水平方向の幅を小型化できると共
に、その高さも小さくすることが可能となる。
【0057】請求項2に係る発明によれば、ブラックト
ナー像だけを転写材に転写する単色モード時に、1枚目
の転写材に対する画像形成処理に必要とされる時間をよ
り一層短縮することができる。
【0058】請求項3に係る発明によれば、転写材の搬
送トラブル発生時に、トナーが無駄に消費される欠点を
除去することが可能である。
【0059】請求項4に係る発明によれば、ブラックト
ナー像だけを転写材に転写する単色モード時に、中間転
写ベルトを小さな電力で駆動することができる。
【0060】請求項5に係る発明によれば、ブラックト
ナー像だけを転写材に転写する単色モード時に、中間転
写ベルトに対して離間した感光体用の帯電装置と現像装
置の作動を停止させるので、その帯電装置と現像装置の
寿命を伸ばすことが可能となる。
【0061】請求項6に係る発明によれば、画像形成装
置本体を一層小型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す垂直断面図である。
【図2】図1に示した画像形成装置によって、ブラック
トナー像の単色モードを実行するときの状態を示す断面
図である。
【図3】画像形成装置の他の例を示す概略断面図であ
る。
【図4】画像形成装置のさらに他の例を示す概略断面図
である。
【図5】従来の画像形成装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
2 ローラ 3 ローラ 4 中間転写ベルト 6Y 感光体 6M 感光体 6C 感光体 6BK 感光体 7 給紙装置 8 給紙装置 9 給紙装置 10 給紙装置 15 定着装置 16 転写材反転装置 25 平坦面 27Y 露光装置 27M 露光装置 27C 露光装置 27BK 露光装置 28Y 現像装置 28M 現像装置 28C 現像装置 28BK 現像装置 44 転写材センサ P 転写材 PF 先端 X 露光位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/04 111 G03G 15/04 111 2H076 15/08 503 15/08 503Z 2H077 21/00 350 21/00 350 2H200 384 384 21/14 372 Fターム(参考) 2H027 DC03 ED04 ED24 EE01 EF09 FA13 FA28 FA35 ZA07 2H028 BA09 BA16 BB02 2H030 AA06 AB02 AD08 AD17 BB02 BB16 BB42 BB46 BB56 BB63 2H035 CA07 CB01 CG01 2H071 DA09 DA12 DA15 DA21 DA22 DA31 EA04 EA18 2H076 AB05 AB42 AB68 DA39 EA01 2H077 DB21 GA13 2H200 FA17 GA10 GA12 GA23 GA24 GA29 GA33 GA34 GA47 GB02 GB11 GB22 GB25 GB43 HA02 HA29 HB12 JA02 JB20 JC03 JC11 JC12 LA07 LA08 LA24 PA10 PA26 PB12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される複数の感光体と、各感光
    体をそれぞれ帯電する帯電装置と、帯電後の各感光体を
    それぞれ露光して該感光体に静電潜像を形成する露光装
    置と、各感光体に形成された静電潜像をそれぞれトナー
    像として可視像化する現像装置と、複数のローラに巻き
    掛けられて回転駆動される無端状の中間転写ベルトと、
    各感光体上のトナー像を前記中間転写ベルトにそれぞれ
    一次転写する一次転写装置と、該中間転写ベルトに一次
    転写されたトナー像を二次転写位置において転写材に二
    次転写する二次転写装置と、前記二次転写位置に給送さ
    れる転写材を収容する給紙装置と、転写材に二次転写さ
    れたトナー像を該転写材に定着する定着装置と、一方の
    面にトナー像が二次転写された転写材の他方の面に、中
    間転写ベルト上のトナー像を二次転写すべく、前記定着
    装置を通過した転写材を反転して該転写材を再び前記二
    次転写位置へ向けて送り出す転写材反転装置とを具備
    し、前記複数の感光体には、それぞれ異なった色のトナ
    ー象が形成される画像形成装置であって、前記中間転写
    ベルトは、その下側に位置する外周面部分がほぼ水平な
    平坦面となるように配置され、前記複数の感光体は、中
    間転写ベルトの前記平坦面に対向し、かつ該平坦面の移
    動方向に沿って配列され、前記二次転写装置は、前記中
    間転写ベルトの水平方向における2つの端部のうちの一
    方の端部に対向して配置され、前記給紙装置は前記中間
    転写ベルトよりも下方に、前記定着装置は前記中間転写
    ベルトよりも上方にそれぞれ配置され、前記転写材反転
    装置は、前記二次転写装置を挟んで前記中間転写ベルト
    とは反対側に配置されている画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記二次転写位置に最も近い感光体に
    は、ブラックトナー像が形成されるように構成され、前
    記給紙装置に収容された最上位の転写材の先端から、前
    記二次転写位置に至るまでの転写材搬送経路の長さをL
    Aとし、前記ブラックトナー像の形成される感光体が前
    記露光装置によって光を照射される露光位置から、該感
    光体表面の移動方向に沿って、当該感光体に形成された
    トナー像が中間転写ベルトに転写される一次転写位置に
    至るまでの距離と、該一次転写位置から、中間転写ベル
    ト外周面の移動方向に沿って前記二次転写位置に至るま
    での距離との和をLBとしたとき、LB<LAを満たす
    ように、ブラックトナー像の形成される感光体を配置し
    た請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写材搬送経路を搬送される転写材
    の先端を検知する転写材センサを有していると共に、中
    間転写ベルトにブラックトナー像だけを一次転写し、該
    ブラックトナー像を転写材に二次転写する単色モード時
    に、転写材の先端が前記センサにより検知されたとき、
    その検知信号に基づいて前記ブラックトナー像の形成さ
    れる感光体への露光が開始されるように構成され、前記
    転写材センサにより転写材先端が検知された時の転写材
    先端位置から、前記転写材搬送経路に沿って前記二次転
    写位置に至るまでの距離をLCとしたとき、LC<LB
    となるように、転写材センサを配置した請求項2に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 中間転写ベルトにブラックトナー像だけ
    を一次転写し該ブラックトナー像を転写材に二次転写す
    る単色モード時に、ブラックトナー像の形成された感光
    体から中間転写ベルトに該ブラックトナー像を一次転写
    している間、中間転写ベルトとその他の感光体とを互い
    に離間させる請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 中間転写ベルトに対して離間した感光体
    の回転を停止させると共に、その各感光体用の帯電装置
    と現像装置の作動を停止させる請求項4に記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記露光装置は、多数の発光素子がライ
    ン状に配列されたライン状光源より成る請求項1乃至5
    のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009258493A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びトナー
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