JP2002333576A - 光ヘッド用対物レンズ - Google Patents

光ヘッド用対物レンズ

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JP2002333576A JP2002043525A JP2002043525A JP2002333576A JP 2002333576 A JP2002333576 A JP 2002333576A JP 2002043525 A JP2002043525 A JP 2002043525A JP 2002043525 A JP2002043525 A JP 2002043525A JP 2002333576 A JP2002333576 A JP 2002333576A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高NA専用領域に形成された回折レンズ構造の
波長依存性を強くすることなく、記録密度が低い光ディ
スクの利用時の不要光を十分に拡散させることができる
対物レンズを提供すること。 【解決手段】 対物レンズ10は、両面が非球面単レン
ズであり、一方のレンズ面11に回折レンズ構造が形成
されている。対物レンズ10の共用領域Rcに形成され
た回折レンズ構造は、657nm,790nmの2波長
について1次の回折光の回折効率が最大となるように設
計されている。高NA専用領域Rhに形成された回折レン
ズ構造は、記録密度の高いDVDに対応する波長657
nmでは2次、または3次の回折効率が最大となるよう
設計されている。記録密度の低いCDに対応する波長7
90nmでは、利用次数である2次、または3次への配
分割合が小さくなり、不要光を記録面上で十分に拡散さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録密度が異な
る少なくとも2種類の光ディスクに対して利用可能な光
ヘッド用の対物レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクの記録密度と記録面
上に形成されるスポット径との間には密接な関係があ
る。すなわち、スポット径は、記録面上のトラック幅を
過不足なくカバーするサイズであることが要求される。
記録密度が高い場合には、トラック幅は狭くなるため、
スポット径を小さくする必要がある。他方、記録密度が
低い場合には、トラック幅が広くなるため、スポット径
を大きくする必要がある。トラック幅に対してスポット
径が大きすぎると、隣接するトラックの情報がノイズ
(ジッター)として混入する可能性があり、逆にトラック
幅に対してスポット径が小さすぎると、特にCD(コン
パクトディスク)のように光の回折を利用して信号を再
生する方式では、十分な回折効果が得られずに信号を読
み落とす可能性がある。
【0003】スポット径は、波長が短いほど、かつ、N
Aが大きいほど小さくなるため、記録密度が高いDVD
(デジタルバーサタイルディスク)用の光学系では比較的
短波長、高NAであること、記録密度の低いCD用の光
学系では比較的長波長、低NAであることが要求され
る。また、CD−R(CDレコーダブル)を利用する場合
には、その反射特性から780nm程度以上の長波長の光束
が必要となる。したがって、DVDとCD−Rとを利用
可能な光ディスク装置は、650nm程度の比較的短波長の
光束を発する光源と、780nm程度の比較的長波長の光束
を発生する光源とを備える必要がある。
【0004】従来のCD,DVD両用の光ヘッド用光学
系は、CDの利用時にのみ開口を制限することにより、
CD,DVDの両者に対して適切なサイズのスポットが
形成されるようにしている。開口を制限する手段とし
て、可変絞り、あるいは波長選択性のフィルターが光源
と対物レンズとの間に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絞りや
フィルターを別部品として設けると、部品点数が増える
ため、重量、サイズの点で不利である。
【0006】この発明は、上述した従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、絞りやフィルターを別部品
として設けることなく、記録密度が低い光ディスクの利
用時に開口を制限することができる光ヘッド用対物レン
ズの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる光ヘッ
ド用対物レンズは、上記の目的を達成させるため、少な
くとも2つの異なる波長の光束を記録密度の異なる少な
くとも二種類の光ディスクの記録面に対してそれぞれ収
束させる構成において、正のパワーを有する屈折レンズ
を有し、この屈折レンズの少なくとも一方のレンズ面を
記録密度の低い光ディスクに必要充分な低NAの光束が透
過する共用領域と、この共用領域の周囲に位置し、記録
密度の高い光ディスクに対してのみ必要な高NAの光束が
透過する高NA専用領域とに区分し、少なくとも高NA専用
領域に、微細な段差を有する複数の輪帯から成る回折レ
ンズ構造を形成し、この回折レンズ構造を、記録密度の
高い光ディスクに対応する波長の光束について、2次以
上の高次の次数の回折光の回折効率が最大となるよう設
計したことを特徴とする。
【0008】上記の構成によれば、記録密度の高い光デ
ィスクの利用時には、共用領域を通った光束と、高NA専
用領域の回折レンズ構造により回折されたより高次の回
折光とが共に良好に収束して比較的径の小さいスポット
を形成する。一方、記録密度の低い光ディスクの利用時
には、共用領域を通った光束は良好に収束するが、高NA
専用領域に形成された回折レンズ構造により回折された
光束は上記の高次の次数以外にも分配されるために拡散
され、開口が実質的に制限されるため、比較的径の大き
なスポットが形成される。
【0009】また、高NA専用領域に入射する記録密度の
低い光ディスクに対応する波長の不要光がスポットの近
傍に収束すると、記録信号にジッターが含まれ、3ビー
ム法によるトラッキングエラー信号に誤差が生じる。利
用次数の不要光がスポットの近傍に収束するため、これ
を拡散させなければならない。利用される次数とは異な
る次数の回折光は、収束の度合いが利用次数の回折光と
は異なるため光ディスク上には収束せずに拡散される。
この発明によれば、不要光が複数の次数に配分されるた
め、利用次数への配分が減少して光量が少なくなり、ス
ポットの近傍に分布する利用次数の不要光の影響を小さ
く抑えることができる。
【0010】共用領域には、回折レンズ構造を形成して
もよいし、回折レンズ構造を持たない連続的な屈折面と
してもよい。共用領域に回折レンズ構造を形成する場合
には、1次回折光の回折効率が最大となるよう設計する
ことができ、この場合、高NA専用領域に形成された回折
レンズ構造は、2次以上、望ましくは3次の回折光の回
折効率が最大となるよう設計される。また、高NA専用領
域に形成された回折レンズ構造のブレーズ化波長は、記
録密度の高い光ディスクに対応する波長と同じか、それ
より短いことが望ましい。
【0011】高NA専用領域に形成された回折レンズ構造
のブレーズ化波長を、記録密度の高い光ディスクに対応
する波長より短くすると、記録密度の高い光ディスクに
対応する波長での回折効率はわずかに低下するのみであ
るのに対し、記録密度の低い光ディスクに対応する波長
での回折効率は大きく低下するため、不要光をより大き
く拡散させることができる。
【0012】また、この発明の別の態様の対物レンズ
は、高NA専用領域に形成された回折レンズ構造が、記録
密度の高い光ディスクに対応する波長の光束について回
折効率が最大になる次数と、記録密度が低い光ディスク
に対応する波長の光束について回折効率が最大になる次
数とが異なるよう設計されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる光ヘッド
用対物レンズの実施形態を3例と比較例を2例説明す
る。実施形態、比較例の対物レンズは、いずれもDV
D、CD、CD−R互換の光情報記録再生装置の光ヘッ
ドに適用され、光源である半導体レーザーから発したレ
ーザー光をディスク等の媒体上に収束させる機能を有し
ている。
【0014】
【第1の実施形態】対物レンズ10は、非球面である2
つのレンズ面11,12を有する両凸の樹脂製単レンズ
であり、一方のレンズ面11は、図1(A)に示したよう
に、記録密度の低いCD,CD−R等の光ディスクに必
要充分な低NAの光束が透過する共用領域Rcと、この共
用領域Rcの周囲に位置し、DVD等の記録密度の高い
光ディスクに対してのみ必要な高NAの光束が透過する高
NA専用領域Rhとに区分されている。なお、共用領域
は、NA0.45から0.50程度の光束が透過するより内側の領
域として設定される。
【0015】対物レンズ10のレンズ面11には、共用
領域Rc、高NA専用領域Rhを含む全域にわたり、光軸
を中心とした輪帯状のパターンとして回折レンズ構造が
形成されている。回折レンズ構造は、各輪帯の境界に光
軸方向の段差を持つ。
【0016】図2は図1に示す光ヘッド用対物レンズを
使用した光ヘッドの光学系の説明図である。この光学系
は、DVD用モジュール21、CD用モジュール22、
ビームコンバイナ23、コリメートレンズ24、対物レ
ンズ10で構成されている。各モジュール21,22
は、半導体レーザーとセンサーとを一体化した素子であ
る。
【0017】記録密度の高いDVDを使用するために
は、小さいビームスポットを作るために比較的短い波長
の光が必要とされる。一方、記録密度の低いCD,CD
−Rを使用するためには、比較的大きなビームスポット
を形成するために長い波長の光が必要とされ、かつ、少
なくともCD−Rを使用するためには、その分光反射率
の関係で波長780nm近傍の近赤外光が必要となる。
そこで、DVD用モジュール21は、発振波長657n
mの半導体レーザーを備え、CD用モジュール22は、
発振波長790nmの半導体レーザーを備える。
【0018】DVD(図中実線で示す)の使用時には、D
VDモジュール21を作動させる。DVDモジュール2
1の半導体レーザーから発した波長657nmのレーザ
ー光は、図中実線で示したようにDVDの情報記録面に
集光する。他方、CD,CD−Rの使用時(図中では代
表してCDを示す)には、CDモジュール22を作動さ
せる。CDモジュール21の半導体レーザーから発した
波長790nmのレーザー光は、図中破線で示したよう
にCDの情報記録面に集光する。
【0019】対物レンズ10の共用領域Rcに形成され
た回折レンズ構造は、使用される複数の波長、この例で
は657nm,790nmの2波長について所定の同一
次数、この例では1次の回折光の回折効率が最大となる
ように設計されている。また、共用領域Rcの回折レン
ズ構造は、0.6mmの保護層を有するDVDと、1.
2mmの保護層を有するCD,CD−Rとに対し、使用
波長の切換により球面収差の変化を補正するような波長
依存性を有している。具体的には、入射光の波長が長波
長側に変化した際に、球面収差が補正不足となる方向に
変化する球面収差特性を有している。
【0020】光ディスク光学系の球面収差は、保護層の
厚さが厚くなるほど補正過剰となる方向に変化する。一
方、保護層の薄いDVDについては短波長、保護層の厚
いCD,CD−Rについては長波長のレーザー光が用い
られる。そこで、上記のように回折レンズ構造に波長が
長波長に変化した場合に球面収差が補正不足となる方向
に変化する特性を持たせることにより、保護層が厚くな
ることにより補正過剰となる球面収差を、回折レンズ構
造の補正不足方向の球面収差を利用して打ち消すことが
できる。
【0021】高NA専用領域Rhに形成された回折レンズ
構造は、記録密度の高いDVDに対応する波長657n
mでは2次の回折効率が最大となるよう設計されてい
る。図3に、第1の実施形態における高NA専用領域の回
折レンズ構造を1次の回折効率が最大となるように設計
された比較例1の回折レンズ構造と比較して示す。図3
(A)は1次回折光の効率を最大にする比較例1の回折レ
ンズ構造、図3(B)は2次回折光の効率を最大にする第
1の実施形態の回折レンズ構造を示す。
【0022】k次回折光の効率を最大にするためには、
波長λ、屈折率nとして、回折レンズ構造の各輪帯間の
段差dを、kλ/(n−1)と等しくなるよう設定すれば
よい。比較例1では各輪帯間の段差d=λ(n−1)=
1.22μmであり、第1の実施形態では輪帯間の段差
d=2λ(n−1)=2.43μmである。
【0023】表1は、第1の実施形態の対物レンズ10
の屈折率、高NA専用領域Rhの回折レンズ構造の0次〜
10次の回折効率をDVD利用時の波長657nm、C
D,CD−R利用時の波長790nmについてそれぞれ
示している。k次回折光の回折効率ηkは、以下の式で
与えられる。 ηk=sinc2(α−k) α=[λ0[n−1]]/[λ[n0−1]] ただし、λ0はブレーズ化波長、λは使用波長、n0はブ
レーズ化波長における屈折率、nは使用波長における屈
折率、sinc(x)はsin(πx)/πxで表される特殊関数であ
る。
【0024】光路差比は、輪帯間の段差により与えられ
る光路差の波長に対する比であり、(n−1)d/λで求
められる。光路差比の値が整数に近いほど、当該整数で
表される次数への分配光量が大きくなる。
【0025】
【表1】
【0026】第1の実施形態では、波長657nmに対
しては2次回折光の効率が100%となるため、高NA専
用領域Rhを透過した光束は、共用領域Rcを透過した
光束と共にDVDに対して効率よく収束される。また、
波長790nmにおいては光路差比が直近の整数「2」
から離れるため、波長790nmについては利用次数で
ある2次回折光の効率が約66%と低くなり、残りの光
量は収束度合いが異なる他の次数に分配される。したが
って、ビームスポットの近傍に収束する利用次数の回折
光の光量は比較的小さく、不要光を記録面上で十分に拡
散させることができる。
【0027】図4は、第1の実施形態の対物レンズに波
長790nmの光束を入射させた場合の光ディスクの記
録面上でのスポットダイアグラムである。ドットの密度
が光量に対応している。また、図5は、この場合の球面
収差を示すグラフである。共用領域Rcを透過した光束
は、球面収差がほぼ補正されているため、中央に強度の
大きなビームスポットを形成する。高NA専用領域Rhを
透過した不要光は、主として2次、1次、0次の回折光
に配分されるが、球面収差が次数によって異なるため、
それぞれ異なる位置に達する。すなわち、不要光の約6
6%が2次回折光としてビームスポットの周囲にリング
状に分布し、その周囲に1次、3次回折光、更に周囲に
0次、4次回折光が拡散する。
【0028】
【比較例1】比較例1は、第1の実施形態とほぼ同様の
構成であり、両面非球面の単レンズの一方のレンズ面が
共用領域と高NA専用領域とに区分され、共用領域には2
つの波長の光束の1次回折光をそれぞれCD,DVDに
対して良好に収束させるような波長依存性を持つ回折レ
ンズ構造が形成され、高NA専用領域にはDVD利用時の
波長657nmに対して1次回折光の回折効率が最大に
なるような回折レンズ構造が形成されている。比較例1
の対物レンズの屈折率と高NA専用領域に形成された回折
レンズ構造の回折効率を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】波長657nmに対しては1次回折光の効
率が100%となるため、高NA専用領域を透過した光束
は、共用領域を透過した光束と共にDVDに対して効率
よく収束される。ただし、波長790nmにおいても光
路差比が直近の整数「1」に近いため、波長790nm
についても利用次数である1次回折光の効率が90%以
上となり、CD利用時にビームスポットの近傍に比較的
強度の強い不要光がリング状に収束する。
【0031】図13は、比較例1の対物レンズに波長7
90nmの光束を入射させた場合の光ディスクの記録面
上でのスポットダイアグラムである。共用領域を透過し
た光束は、中央に強度の大きなビームスポットを形成す
る。高NA専用領域を透過した不要光は、十分に拡散せ
ず、90%以上が1次回折光としてビームスポットの周
囲にリング状に分布する。
【0032】したがって、比較例1の対物レンズでは、
CD再生時のトラッキング方法に3ビーム法を用いる場
合のように、主ビームを受光するメインセンサに近接し
て副ビームを受光するトラッキング用センサが配置され
ていると、主ビームのフレアが比較的強い強度でトラッ
キング用センサに入射し、トラッキングエラー信号にノ
イズを発生させるといった問題を生じる。
【0033】比較例1のように高NA専用領域の回折レン
ズ構造が1次の回折効率を最大にするよう設計されてい
る場合にも、回折レンズ構造の波長依存性を利用し、C
D利用時の球面収差を十分に大きくすれば、CD利用時
に高NA専用領域に入射する光束を十分に発散させること
もできる。しかし、この場合にはDVD利用時の波長に
対しても許容できる波長誤差の範囲が小さくなるため、
光源の選別を厳密にしなければならいという問題が生じ
る。
【0034】前記の第1の実施形態によれば、高NA専用
領域を透過した波長790nmの不要光が図13に示し
た比較例と比較すると十分に拡散するため、CD利用時
の高NA専用領域の球面収差が小さい場合にも、ジッター
の増加や3ビーム法によるトラッキングエラー信号の誤
差を抑えることができる。
【0035】
【第2の実施形態】第2の実施形態の対物レンズは、図
1に示した第1の実施形態と同様の両面非球面の樹脂製
単レンズであり、一方のレンズ面が共用領域Rcと高NA
専用領域Rhとに区分され、いずれの領域にも回折レン
ズ構造が形成されている。共用領域Rcに形成された回
折レンズ構造は、657nm,790nmの2波長につ
いて1次の回折光の回折効率が最大となるように設計さ
れている。また、高NA専用領域Rhに形成された回折レ
ンズ構造は、記録密度の高いDVDに対応する波長65
7nmでは3次の回折効率が最大となるよう設計されて
いる。
【0036】図6に第2の実施形態における高NA専用領
域の回折レンズ構造を比較例1と比較して示す。図6
(A)は1次回折光の効率を最大にする比較例1の回折レ
ンズ構造、図6(B)は3次回折光の効率を最大にする第
2の実施形態の回折レンズ構造を示す。第2の実施形態
では輪帯間の段差d=3λ(n−1)=3.65μmであ
る。表3に第2の実施形態の対物レンズのデータを示
す。
【0037】
【表3】
【0038】第2の実施形態では、波長657nmに対
しては3次回折光の効率が100%となるため、高NA専
用領域Rhを透過した光束は、共用領域Rcを透過した
光束と共にDVDに対して効率よく収束される。また、
波長790nmにおいては光路差比が直近の整数「2」
となるため、利用次数とは異なる2次の回折効率が最大
となり、利用次数である3次回折光の効率は約37%に
なる。したがって、CD利用時に球面収差の発生量が小
さい場合にも、ビームスポットの近傍に収束する利用次
数の回折光の光量は比較的小さく、不要光を記録面上で
十分に拡散させることができる。
【0039】図7は、第2の実施形態の対物レンズを利
用して波長790nmの光束を入射させた場合の光ディ
スクの記録面上でのスポットダイアグラム、図8は、こ
の場合の球面収差を示すグラフである。共用領域Rcを
透過した光束は、球面収差がほぼ補正されているため、
中央に強度の大きなビームスポットを形成する。高NA専
用領域Rhを透過した不要光は、主として1次〜4次の
回折光に配分されるが、球面収差が次数によって異なる
ため、それぞれ異なる位置に達する。すなわち、不要光
の約37%が3次回折光としてビームスポットの周囲に
リング状に分布し、その周囲に2次、4次光、更に周囲
に1次、5次回折光が拡散する。このように、波長79
0nmにおいては、高NA専用領域を透過した不要光が従
来例と比較すると十分に拡散するため、ジッターの増加
を抑えることができる。
【0040】図9は、第2の実施形態の対物レンズを利
用して波長790nmの光束を入射させた場合のCDモ
ジュール22のセンサ面上のスポットダイアグラムであ
る。センサは、中央に2×2の4分割エリア22aを有
すると共に、その両側にトラッキングエラー検出用エリ
ア22b,22cを備える。3ビーム法によりトラッキ
ングエラー信号を検出する場合には、半導体レーザーか
ら発した光束を回折格子により強度の大きい1本の主ビ
ームと、強度の弱い2本の副ビームとに分割して光ディ
スクに入射させる。図9は、センサ面上での主ビームの
拡散の様子を示している。
【0041】4分割エリア22aは、光ディスクで反射
された主ビームを受光し、各分割領域の受光量を演算す
ることにより、非点収差法によるフォーカシングエラー
信号と、再生信号とが求められる。トラッキングエラー
検出用エリア22b,22cは、それぞれ副ビームを受
光し、その受光量差からトラッキングエラー信号が求め
られる。
【0042】比較例1のようにCD利用時の波長で高NA
専用領域を透過した不要光の利用次数の効率が高い場合
には、主ビームのフレアが十分に拡散せず、比較的強い
強度のフレアがトラッキングエラー検出用エリア22
b,22cにかかり、トラッキングエラー信号に誤差を
生じることがある。一方、第2の実施形態の対物レンズ
を利用した場合には、図9に示すように主ビームのフレ
アは十分に拡散されるため、フレアの一部がトラッキン
グエラー検出用エリア22b,22cにかかったとして
も、トラッキングエラー信号に与える影響は極めて小さ
い。したがって、トラッキングエラーに誤差が生じるの
を防ぐことができる。
【0043】
【第3の実施形態】図10は、第3の実施形態にかかる
対物レンズ10aを示す説明図であり、(A)は正面図、
(B)は縦断面図、(C)は縦断面の一部拡大図である。こ
の対物レンズ10aは、第1の実施形態と同様に非球面
である2つのレンズ面11a,12aを有する両凸の樹
脂製単レンズであり、一方のレンズ面11aが共用領域
Rcと高NA専用領域Rhとに区分されている。
【0044】対物レンズ10aのレンズ面11aの高NA
専用領域Rhには、光軸を中心とした輪帯状のパターン
として回折レンズ構造が形成されている。共用領域Rc
は、回折レンズ構造を持たない連続的な屈折面である。
高NA専用領域Rhに形成された回折レンズ構造は、記録
密度の高いDVDに対応する波長657nmで3次の回
折効率が最大となるよう設計されている。
【0045】高NA専用領域Rhの回折レンズ構造の各波
長に対する回折効率は、表3と同様である。すなわち、
波長657nmに対しては3次回折光の効率が100%
となるため、高NA専用領域Rhを透過した光束は、共用
領域Rcを透過した光束と共にDVDに対して効率よく
収束される。また、波長790nmにおいては2次の回
折効率が最大となり、利用次数である3次回折光の効率
は約37%になる。したがって、CD利用時に球面収差
の発生量が小さい場合にも、ビームスポットの近傍に収
束する利用次数の回折光の光量は比較的小さい。
【0046】図11は、第3の実施形態の対物レンズ1
0aを利用して波長790nmの光束を入射させた場合
の光ディスクの記録面上でのスポットダイアグラム、図
12は、この場合の球面収差を示すグラフである。共用
領域Rcを透過した光束は、球面収差がほぼ補正されて
いるため、中央に強度の大きなビームスポットを形成す
る。高NA専用領域Rhを透過した不要光は、主として1
次〜4次の回折光に配分されるが、球面収差が次数によ
って異なるため、それぞれ異なる位置に達する。すなわ
ち、不要光の約37%が3次回折光としてビームスポッ
トの周囲にリング状に分布し、その周囲に2次、4次
光、更に周囲に1次、5次回折光が拡散する。
【0047】
【比較例2】比較例2は、第3の実施形態とほぼ同様の
構成であり、両面非球面の単レンズの一方のレンズ面が
共用領域と高NA専用領域とに区分され、共用領域は回折
レンズ構造のない連続面であるが、高NA専用領域にはD
VD利用時の波長657nmに対して1次回折光の回折
効率が最大になるような回折レンズ構造が形成されてい
る。
【0048】図14は、比較例2の対物レンズに波長7
90nmの光束を入射させた場合の光ディスクの記録面
上でのスポットダイアグラムである。高NA専用領域を透
過した不要光は、十分に拡散せず、90%以上が1次回
折光としてビームスポットの周囲にリング状に分布す
る。したがって、比較例1と同様にジッターやトラッキ
ングエラー信号の誤差が大きくなる。
【0049】前記の第3の実施形態によれば、高NA専用
領域を透過した波長790nmの不要光が図14に示し
た比較例2と比較すると十分に拡散するため、ジッター
の増加や3ビーム法によるトラッキングエラー信号の誤
差を抑えることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、絞りやフィルターを用いずに対物レンズの開口を実
質的に制限することができる。また、記録密度の低い光
ディスクに対応する波長については、高NA専用領域を透
過した不要光の利用次数の効率が低くなるため、高NA専
用領域の回折レンズ構造の記録密度の低い光ディスクに
対応する波長における球面収差を大きくしなくとも、不
要光を十分に拡散させることができる。したがって、光
源の波長誤差の許容範囲を狭めることなく、再生信号に
おけるジッターの発生や3ビーム法によるトラッキング
エラー信号の誤差を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態にかかる対物レンズの外形を
示す説明図であり、(A)は正面図、(B)は縦断面図、
(C)は縦断面の一部拡大図である。
【図2】 第1の実施形態にかかる対物レンズを使用し
た光ヘッドの光学系の説明図である。
【図3】 高NA専用領域の回折レンズ構造の輪帯間の段
差を示す説明図であり、(A)が従来例、(B)が第1の実
施形態を示す。
【図4】 第1の実施形態の対物レンズを利用して波長
790nmの光束を入射させた場合の光ディスクの記録
面上でのスポットダイアグラムである。
【図5】 第1の実施形態の対物レンズを利用して波長
790nmの光束を入射させた場合の球面収差を示すグ
ラフである。
【図6】 高NA専用領域の回折レンズ構造の輪帯間の段
差を示す説明図であり、(A)が従来例、(B)が第2の実
施形態を示す。
【図7】 第2の実施形態の対物レンズを利用して波長
790nmの光束を入射させた場合の光ディスクの記録
面上でのスポットダイアグラムである。
【図8】 第2の実施形態の対物レンズを利用して波長
790nmの光束を入射させた場合の球面収差を示すグ
ラフである。
【図9】 第2の実施形態の対物レンズを利用して波長
790nmの光束を入射させた場合のセンサ面上でのス
ポットダイアグラムである。
【図10】 第3の実施形態にかかる対物レンズの外形
を示す説明図であり、(A)は正面図、(B)は縦断面図、
(C)は縦断面の一部拡大図である。
【図11】 第3の実施形態の対物レンズを利用して波
長790nmの光束を入射させた場合の光ディスクの記
録面上でのスポットダイアグラムである。
【図12】 第3の実施形態の対物レンズを利用して波
長790nmの光束を入射させた場合の球面収差を示す
グラフである。
【図13】 比較例1の対物レンズを利用して波長79
0nmの光束を入射させた場合の光ディスクの記録面上
でのスポットダイアグラムである。
【図14】 比較例2の対物レンズを利用して波長79
0nmの光束を入射させた場合の光ディスクの記録面上
でのスポットダイアグラムである。
【符号の説明】
10 対物レンズ 11 第1面 12 第2面 21 DVD用モジュール 22 CD用モジュール 23 ビームコンバイナ 24 コリメートレンズ DVD,CD 光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 AA04 AA14 AA53 AA57 AA64 2H087 KA13 LA01 NA03 PA01 PA17 PB01 QA02 QA07 QA14 QA34 RA03 RA12 RA13 RA42 RA46 5D119 AA20 AA41 BA01 JA44 JB02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの異なる波長の光束を記
    録密度の異なる少なくとも二種類の光ディスクの記録面
    に対してそれぞれ収束させる光ヘッド用対物レンズにお
    いて、 正のパワーを有する屈折レンズを備え、該屈折レンズの
    少なくとも一方のレンズ面が、記録密度の低い光ディス
    クに必要充分な低NAの光束が透過する共用領域と、この
    共用領域の周囲に位置し、記録密度の高い光ディスクに
    対してのみ必要な高NAの光束が透過する高NA専用領域と
    に区分され、 少なくとも前記高NA専用領域には、微細な段差を有する
    複数の輪帯から成る回折レンズ構造が形成され、 前記高NA専用領域に形成された回折レンズ構造は、前記
    記録密度の高い光ディスクに対応する波長の光束につい
    て、2次以上の高次の次数の回折光の回折効率が最大と
    なるよう設計されていることを特徴とする光ヘッド用対
    物レンズ。
  2. 【請求項2】 前記共用領域には、微細な段差を有する
    複数の輪帯から成る回折レンズ構造が形成され、該共用
    領域に形成された回折レンズ構造は、使用される複数の
    波長の光束について、所定の同一次数の回折光の回折効
    率が最大となるよう設計されていることを特徴とする請
    求項1に記載の光ヘッド用対物レンズ。
  3. 【請求項3】 前記高NA専用領域に形成された回折レン
    ズ構造は、記録密度の高い光ディスクに対応する波長の
    光束について、前記共用領域に形成された回折レンズ構
    造より高次の回折光の回折効率が最大となるよう設計さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の光ヘッド用
    対物レンズ。
  4. 【請求項4】 前記共用領域に形成された回折レンズ構
    造は、1次回折光の回折効率が最大となるよう設計され
    ていることを特徴とする請求項3に記載の光ヘッド用対
    物レンズ。
  5. 【請求項5】 前記共用領域は、回折レンズ構造を持た
    ない連続的な屈折面であることを特徴とする請求項1に
    記載の光ヘッド用対物レンズ。
  6. 【請求項6】 前記高NA専用領域に形成された回折レン
    ズ構造のブレーズ化波長は、記録密度の高い光ディスク
    に対応する波長より短いことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の光ヘッド用対物レンズ。
  7. 【請求項7】 少なくとも2つの異なる波長の光束を記
    録密度の異なる少なくとも二種類の光ディスクの記録面
    に対してそれぞれ収束させる光ヘッド用対物レンズにお
    いて、 正のパワーを有する屈折レンズを備え、該屈折レンズの
    少なくとも一方のレンズ面が、記録密度の低い光ディス
    クに必要充分な低NAの光束が透過する共用領域と、この
    共用領域の周囲に位置し、記録密度の高い光ディスクに
    対してのみ必要な高NAの光束が透過する高NA専用領域と
    に区分され、 少なくとも前記高NA専用領域には、微細な段差を有する
    複数の輪帯から成る回折レンズ構造が形成され、 前記高NA専用領域に形成された回折レンズ構造は、前記
    記録密度の高い光ディスクに対応する波長の光束につい
    て回折効率が最大になる次数と、前記記録密度が低い光
    ディスクに対応する波長の光束について回折効率が最大
    になる次数とが異なるよう設計されていることを特徴と
    する光ヘッド用対物レンズ。
  8. 【請求項8】 前記記録密度の高い光ディスクに対応す
    る波長の光束について回折効率が最大になる次数が、前
    記記録密度が低い光ディスクに対応する波長の光束につ
    いて回折効率が最大になる次数より高いことを特徴とす
    る請求項7に記載の光ヘッド用対物レンズ。
  9. 【請求項9】 前記記録密度の高い光ディスクに対応す
    る波長の光束について回折効率が最大になる次数は3
    次、前記記録密度が低い光ディスクに対応する波長の光
    束について回折効率が最大になる次数は2次であること
    を特徴とする請求項8に記載の光ヘッド用対物レンズ。
  10. 【請求項10】 前記共用領域には、微細な段差を有す
    る複数の輪帯から成る回折レンズ構造が形成され、該共
    用領域に形成された回折レンズ構造は、使用される複数
    の波長の光束について、所定の同一次数の回折光の回折
    効率が最大となるよう設計されていることを特徴とする
    請求項7〜9のいずれかに記載の光ヘッド用対物レン
    ズ。
  11. 【請求項11】 前記共用領域は、回折レンズ構造を持
    たない連続的な屈折面であることを特徴とする請求項7
    〜9のいずれかに記載の光ヘッド用対物レンズ。
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