JP2002333492A - プラント量表示装置 - Google Patents

プラント量表示装置

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JP2002333492A
JP2002333492A JP2001136118A JP2001136118A JP2002333492A JP 2002333492 A JP2002333492 A JP 2002333492A JP 2001136118 A JP2001136118 A JP 2001136118A JP 2001136118 A JP2001136118 A JP 2001136118A JP 2002333492 A JP2002333492 A JP 2002333492A
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Japan
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measurement
group
display device
temperature
control rod
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JP2001136118A
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English (en)
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Takeji Haniyuda
武二 羽生田
Akio Kato
秋夫 加藤
Tomomi Naganuma
友美 長沼
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の制御棒駆動機構の温度監視を迅速、か
つ、的確に行えるようにする。 【解決手段】 液晶装置等の画面に制御棒駆動機構をエ
リアAで表示すると共に、該複数の制御棒駆動機構を当
該エリアAによりマップ表示したメイン画面52を表示
させる。そして、この該エリアAに制御棒駆動機構の番
号と及び温度を表示させる。これにより、全ての制御棒
駆動機構の番号と温度とマップ表示して全体把握を容易
にし、また個別の温度読取りを容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば原子力発電
所における制御棒駆動機構の温度等のプラント量を表示
するプラント量表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原子力発電所における制御棒駆動
機構の温度は打点記録計を備えたプラント量表示装置に
より温度表示等が行われている。
【0003】この打点記録計は、記録紙を一定速度で搬
送し(この方向を時間軸とする)、それに垂直な方向に
ペンを移動させて(この方向を記録軸とする)、該当す
る温度位置に達するとペンで記録紙を打つことにより温
度記録を行うものである。
【0004】例えば、記録軸のフルスケールを100℃
としたとき、計測温度が25℃であれば、ペンをフルス
ケールの1/4まで移動させ、そこで打点することによ
り、計測温度を点で記録する。
【0005】図11は、このような打点記録計を備えた
プラント量表示装置による制御棒駆動機構の温度表示を
行う概略構成図である。
【0006】当該プラント量表示装置は、記録部11
0、信号処理部120、複数の制御棒駆動機構Di(i
=1〜j:j=約200)に設けられた温度検出器Ti
(i=1〜j、j=約200)からの信号のうちどの信
号を取込記録するかを選択する切替器130等を有して
いる。
【0007】なお、本明細書では制御棒駆動機構Di及
び温度センサTiを単に制御棒駆動機構D、温度センサ
Tと適宜記載する。
【0008】記録部110は、打点記録計111、記録
する計測値の入力を要求する入力要求回路112、計測
値が予め設定された値以上になった場合に警報を発生す
る警報器113、計測値を数値表示する数値表示器11
4等を有している。
【0009】また、信号処理部120は、温度検出器T
からのアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D
変換器121、当該温度検出器Tから出力されるアナロ
グ信号のレベル調整を行うレベル変換器122、入力要
求回路112からの信号をカウントして、そのカウント
値を制御棒駆動機構Dの番号として切替器130に出力
し、当該番号の温度検出器Tからの信号を信号処理部1
20に入力させるカウンタ回路123、当該カウンタ回
路123のカウント値に関わらず監視員が任意に制御棒
駆動機構Dの番号を指定して該当する制御棒駆動機構D
の計測値を入力させる任意入力指示器124等を有して
いる。
【0010】数値表示器114はLED等により構成さ
れて入力した計測値を数値表示し、打点記録計111は
この計測値を打点記録する。また打点記録計111は、
入力要求回路112で記録する計測値の入力を要求する
ようになっている。
【0011】また警報器113は、打点記録計111の
ペン位置が規定値以上になった場合、即ち制御棒駆動機
構Dの温度が予め設定された値以上になった場合に、当
該打点記録計111内に設けられている図示しない接点
がメイク(導通)し、これにより監視員に異常を通報で
きるようになっている。
【0012】このような構成で、入力要求回路112が
計測値の入力を要求すると、カウンタ回路123のカウ
ント値がカウントアップされて、そのカウント値が制御
棒駆動機構Dの番号として切替器130に出力される。
【0013】切替器130は、当該番号の接点をメイク
することにより、該当する制御棒駆動機構Dに設けられ
た温度検出器Tからの計測値を信号処理部120に出力
し、当該信号処理部120のレベル変換器122で打点
記録計111の感度に合わせたレベル調整が行われる。
そして、その信号に基づき打点記録計111が打点記録
する。
【0014】このとき、打点は入力信号に応じてペンが
記録軸に沿って移動して行われるが、当該ペンの位置が
予め設定された位置を越えると警報器113から警報が
発せられる。
【0015】また、切替器130からの信号はA/D変
換器121によりディジタル信号に変換されて数値表示
器114に表示される。
【0016】このような処理が入力要求回路112から
の信号に対応して順次行われ、例えば図12に示すよう
な記録が行われる。
【0017】なお、原子炉の制御棒は約200本と多数
あり、これを一色のペンで順次打点したのでは、個々の
区別がつかなくなるので、20点を1グループとして1
0個のグループに分け、各グループに対応する打点色を
決め、かつ、それぞれのグループ内での計測点の打点色
を決めている。
【0018】そして、最初にグループを示す打点を行
い、次にグループ内の各計測点の温度を打点して、打点
と計測点との対応を予め設定された対応表に基づき識別
判断するようにしている。
【0019】説明を簡単にするため、図12では制御棒
駆動機構を3グループに分け、各グループは4つの制御
棒駆動機構により構成された場合を示している。また、
図13は、制御棒駆動機構の番号、打点色、グループ色
との対応関係を示す対応表を例示している。
【0020】監視員は、図13の対応表を参照しながら
目的とする制御棒駆動機構の番号、打点色、グループ色
を調べ、その情報に基づき図12に示す記録紙から該当
する制御棒駆動機構Dの温度値を読取る。
【0021】例えば、番号10の制御棒駆動機構Dの温
度を知る場合には、そのグループ番号色が3で記号が□
であり、打点色が2で記号が△であることを図13に例
示する対応表から調べ、該当するグループ番号色及び打
点色を記録紙から探出して該当する打点位置から制御棒
駆動機構Dの温度を読取る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、所望の制御棒駆動機構Dの温度を知るためには
図13に示すような対応表により制御駆動機構Dと打点
との対応関係を調べ、該当する打点の位置から温度を読
取るため、例えば制御棒駆動機構Dが多数(例えば約2
00本)あるような場合には当該読取りに対して多大な
時間と労力を要する問題がある。
【0023】また、温度は記録紙から監視員が読取るた
め、読取り間違いや読取り精度が低くなると可能性があ
る。
【0024】さらに、特定の制御棒駆動機構の変化を確
認したいような場合には、過去の温度変化を追跡する必
要があるが、記録紙上には複数の曲線(打点の連続点)
があるため見間違い等が生じやすい問題がある。
【0025】特に、1点の計測打点に約2秒間必要で、
制御棒駆動機構Dが200本あるとすると、各計測点に
おける計測表示は400秒(=2秒*200)間隔で行
われることになるので、起動時等のプラントの状態が変
化しているときには、対応が困難になる可能性があっ
た。
【0026】また、過去の温度変化を参照したり、計測
データに基づき種々の解析を行うためには全ての計測点
に対する計測値を記録紙から読出さなければならず、非
常に作業効率が悪くなるという問題がある。
【0027】そこで、本発明は、上記問題を解決して、
迅速、かつ、的確な温度表示が行えるようにしたプラン
ト量表示装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、複数のプラント量を順次
取込み表示するプラント量表示装置において、計測点に
おける計測値と共に当該計測点を示す番号等の情報をエ
リアで表示すると共に、該計測点の計測位置に対応した
位置にエリアを表示させて個々の計測点をマップ表示さ
せるマップ表示手段を設けて、全ての計測点の計測値を
その計測位置に対応して表示させることにより、全体把
握を容易にし、また計測値の読取りを容易にしたことを
特徴とする。
【0029】請求項2にかかる発明は、個々の計測点に
対して予め警報判断値が記憶される警報値記憶手段と、
当該警報判断値より計測値が高く又は低くなった場合に
は、当該計測点のエリアの色を変える等による表示形態
の変更により他の正常な計測点と識別できるようにする
警報表示手段とを有して、その計測点で警報状態が発生
しているかを容易にわかるようにしたことを特徴とす
る。
【0030】請求項3にかかる発明は、複数の計測点を
予めグループ化してグループ単位で計測点が選択できる
ようにする標準グループ選択手段と、計測点の計測値を
記憶するデータ記憶手段と、標準グループ選択手段で選
択されたグループの各計測点における計測値をデータ記
憶手段から読出してグラフ表示する標準グループグラフ
表示手段とを有して、予めグループ化された計測点の集
中表示が容易に行えるようにしたことを特徴とする。
【0031】請求項4にかかる発明は、複数の計測点を
任意にグループ化する任意グループ化手段と、計測点の
計測値を記憶するデータ記憶手段と、任意グループ化手
段によりグループ化されたグループにおける各計測点の
計測値をデータ記憶手段から読出してグラフ表示する任
意グループグラフ表示手段とを有して、状況に合わせて
任意にグループ化して、当該グループの集中表示が容易
に行えるようにしたことを特徴とする。
【0032】請求項5にかかる発明は、標準グループグ
ラフ表示手段又は任意グループグラフ表示手段で表示さ
れるグループを形成する各計測点の番号等の情報及び現
在の計測値を表示するグループ情報表示手段を設けて、
読取作業負担の軽減及び読取精度を向上させたことを特
徴とする。
【0033】請求項6にかかる発明は、マップ表示手段
による画面、標準グループグラフ表示手段による画面、
任意グループ表示手段による画面の少なくとも2画面が
同時表示できるようにして、全体表示しながらグループ
表示できるようにして表示の信頼性及び利便性を向上さ
せたことを特徴とする。
【0034】請求項7にかかる発明は、データ記憶手段
に各計測点の計測値を記憶する際に、少なくとも当該計
測点の番号等の情報、計測時間を当該計測値と共に記憶
させる情報付加手段を設けて、計測値の利便性を向上さ
せたことを特徴とする。
【0035】請求項8にかかる発明は、外部と通信可能
にする外部通信ポート手段を設けて、少なくとも計測し
た計測値及び情報やデータ記憶手段に記憶されているデ
ータを外部に出力するできるようにして、計測値の利用
範囲及び利用性を向上させたことを特徴とする。
【0036】請求項9にかかる発明は、複数の計測値を
個々にディジタル信号に変換して所定時間記憶する計測
値入力手段を設けて、全ての計測点における計測値を時
間的タイムラグを発生させずに読込めるようにして迅速
に状態把握ができるようにしたことを特徴とする。
【0037】請求項10にかかる発明は、各手段が正常
に動作しているか否かを診断する診断手段と、該診断手
段により異常が発見された場合にはその旨を通知する異
常通知手段とを設けて、状態把握の信頼性を向上させた
ことを特徴とする。
【0038】請求項11にかかる発明は、プラント量が
原子力発電所における制御棒駆動機構の温度であること
を特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。なお、以下の説明では、プラント量表示装
置を原子炉における制御棒駆動機構の温度表示に用いる
場合を例に説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、多数の計測点における計測値を表示する場合
に広く利用できることを予め付言する。
【0040】例えば、プラントでは温度の他に圧力や流
量なども多数の点で計測されて状態監視や制御に利用さ
れている。このような圧力や流量等の表示においても本
発明に係るプラント量表示装置が適用できる。
【0041】また、後述する各画面表示は対話形式にな
っており、その画面に表示されるモード選択部等の各選
択キーはタッチパネルにより構成されて該当するキーを
押圧することにより選択指示が行えるようになってい
る。
【0042】図1は本実施の形態にかかる制御棒駆動機
構の温度を表示する場合の概略構成を示す図で、制御棒
駆動機構Dの温度をグラフ化等して表示し、また制御棒
駆動機構Dの温度が予め設定された温度より高くなった
場合には警報を表示する液晶装置やブラウン管等からな
る表示部50、温度検出器Tからの温度信号をディジタ
ル信号に変換して表示部50に表示させる信号処理部2
0、複数の制御棒駆動機構Dに設けた温度検出器Tのう
ちどの温度信号を信号処理部20に入力させるかを切替
える切替器30等を有している。
【0043】表示部50は、制御棒駆動機構Dの温度を
順次読込み表示する際に該当する制御棒駆動機構Dから
温度信号が入力するように入力要求信号を出力する入力
要求回路51及び制御部49を有し、当該制御部49に
より図2に示す構成のメイン画面52が表示されるよう
になっている。
【0044】なお、当該制御部49は、各請求項におけ
るマップ表示手段、警報表示手段、標準グループ選択手
段、標準グループグラフ表示手段、任意グループ化手
段、任意グループグラフ表示手段、グループ情報表示手
段、情報付加手段等の作用を行っている。
【0045】図2に示すメイン画面52は、画面を制御
棒駆動機構Dの配置に合わせて区画したマップ表示にな
っており、各エリアAには制御棒駆動機構Dの番号(上
の段)びその温度(下の段)が表示されている。
【0046】また、信号処理部20は、熱電対等の温度
検出器Tから出力されるアナログ信号をディジタル信号
に変換するA/D変換器21、入力要求回路51からの
要求に応じて温度信号を取込む制御棒駆動機構Dの番号
指定するカウンタ回路22等を有している。
【0047】このような構成で、入力要求回路51から
所定時間間隔で入力要求信号がカウンタ回路22に出力
される。カウンタ回路22は、当該入力要求信号を受け
ると、カウント値を1づつカウントアップして、その値
を制御棒駆動機構Dの番号として切替器30に出力す
る。
【0048】切替器30は、カウンタ回路22から受け
た番号に対応する制御棒駆動機構Dからの温度信号を選
択し、この選択された温度信号がA/D変換器21でデ
ィジタル信号に変換されて表示部50に出力される。
【0049】表示部50では、該当する制御棒駆動機構
番号のエリアAに温度を表示する。このようにして全て
の制御棒駆動機構Dについて順次温度表示が行われる。
【0050】なお、この場合ある制御棒駆動機構Dが予
め設定された警報温度より高くなると、その制御棒駆動
機構Dに対応するエリアAの色が他と違った色に変る等
の表示状態を変えることにより当該制御棒駆動機構Dが
温度異常であることを知らせるようになっている。
【0051】この際に用いられる警報判断値は、予め図
示しないメモリ等の警報値記憶手段に記憶されていて、
温度計測と同時に当該判断基準値と逐次比較されるよう
になっている。
【0052】なお、警報は計測温度が基準より高くなっ
た場合に限定されるものではなく、状況に応じて低くな
った場合に警報を発するようにしても良いことは明らか
である。
【0053】図3は、このように温度異常が発生した制
御棒駆動機構DにおけるエリアAの表示形態を他と異な
る形態にした場合を例示し、同図では該当するエリアA
にハッチングが施されている。
【0054】表示形態の態様として、色を変える、エリ
ア枠を強調する等の手法が考えられる。
【0055】以上により、従来の打点記録計を用いた場
合における計測点(制御棒駆動機構D)と記録紙上の表
示点との対応関係を対応表で調べる必要が無くなると共
に、打点された位置から温度を読取る必要が無くなるの
で、読取点の間違いや読値の間違い等が防止でき迅速、
かつ、的確な状況判断が可能になる。
【0056】次に、本発明の第2の実施の形態の説明を
図を参照して説明する。なお、上述した実施の形態と同
一構成に関しては、同一符号を用い説明を適宜省略す
る。
【0057】制御棒駆動機構Dの監視においては、その
ときの温度以外に温度変化等の情報が必要になる場合が
あり、また制御棒駆動機構Dの交換等において特性解析
等を行う必要が生じることがあり得る。
【0058】このような場合には、過去の温度履歴を知
る必要がある。そこで、本実施の形態では図4に示すよ
うに計測した計測値が記憶できるよう信号処理部20に
記憶装置23を設けると共に、計測値を記録したり他の
解析装置等にネットワークを介して転送したりできるよ
うに外部通信ポート25を設けている。
【0059】同図に示す情報付加手段である情報付加回
路24は、記憶装置23に計測値を記憶する際に制御棒
駆動機構Dの番号や計測日時等の情報を付加して記憶さ
せる。
【0060】また、記憶装置23は、ハードディスク、
磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、MOデ
ィスク等の情報記録媒体が装着され又は装着可能になっ
ていて、過去のデータの利用が可能になっている。
【0061】そして、表示部50の表示画面は、図5に
示すようなメイン画面52と図6に示すような標準グル
ープ画面53により構成されて、これらの画面が選択式
になっている。
【0062】また、標準グループ画面53は、温度履歴
部54、グループ情報部55、グループ選択部56、モ
ード選択部57、メモ選択部58等の部分画面により構
成されている。
【0063】温度履歴部54は、グループ選択部56に
より選択されたグループ毎の温度変化を記憶装置23か
ら読出して表示する。図6においては現在時刻を「0」
として、例えば2時間前は「−2」のように記載されて
いる。
【0064】グループ情報部55は、温度履歴部54に
表示されている制御棒駆動機構Dにおける番号と現在の
温度とを表示する。
【0065】なお、温度履歴部54とグループ情報部5
5とは、各制御棒駆動機構Dを相互に識別できるよう
に、色や線種(実線、点線、一点鎖線等)等の表示形態
を変えて表示している。図6では、線種を変えて表示し
た場合を示している。
【0066】グループ選択部56は、個々の制御棒駆動
機構Dに対応してエリアA毎に分け、予め設定されたグ
ループが1ブロックとして色分けや太枠線等により明示
された画面で、当該ブロック画面のタッチパネルを押す
ことにより該当するグループが選択されるようになって
いる。
【0067】モード選択部57は、温度履歴部54に表
示された該当するグループの温度曲線にプラントの状況
を貼付けるか否かを選択するメモ貼付キー61及び図5
に示すメイン画面52への表示切替えを指示するメイン
画面キー62とが設けられている。
【0068】メモ選択部58は、モード選択部57でメ
モ貼付キー61が押された場合に、貼付する内容を選択
するプラント状況の項目キーが設けられている。この項
目としては、図6においてプラント起動操作63、プラ
ント停止操作64、プラントトリップ65、サーベラン
ステスト66が例示されている。無論、他の項目であっ
ても良く、また適宜項目内容が追加できる構成としても
良いことは付言するまでもない。
【0069】このような構成で、原子炉の運転中におけ
る制御棒駆動機構Dの温度が先の実施の形態で説明した
手順で取得され、図5に示すメイン画面52に表示され
る。
【0070】このとき、予め設定されたグループの温度
変化を比較したい場合が生じ、そのときはメイン画面5
2の標準グループ画面キー67を押す。これにより画面
は図6に示す標準グループ画面53に変る。
【0071】そこで、グループ選択部56から所望のグ
ループを選択する。これにより、記憶装置23から当該
グループの過去の計測値が読出されて、温度履歴部54
に表示される。また、同時に現在の温度はグループ情報
部55に制御棒駆動機構Dの番号と共に表示される。
【0072】他と異なる温度変化をしている制御棒駆動
機構Dがある場合には、その温度曲線の色や線種と同じ
ものをグループ情報部55で探すことにより、容易に当
該制御棒駆動機構Dの番号を知ることができるようにな
る。
【0073】また、かかる場合には、記録や報告の必要
性が生じるが、この場合にはモード選択部57のメモ貼
付キー61を押してメモ選択部58を有効にし、該当す
るプラント状況を選択する。これにより温度履歴部54
にプラント状況が貼付けられる。図6では、サーベラン
ステスト66のデータであることがメモ貼付けされて表
示されている。
【0074】このようにして表示された温度履歴部54
の内容は記憶装置23に記憶され、また必要に応じて外
部通信ポート25からプリンタやネットワークを介して
他の機器に出力される。
【0075】従って、監視員は、過去の温度履歴を一目
で確認することができ、また現在値を知ることができる
ようになって迅速、かつ、的確な対応が可能になる。
【0076】また、計測結果を制御棒駆動機構Dの番号
や計測時間と共に記憶するようにしたので、原子炉の温
度解析等が効率的に行えるようになり利便性及び信頼性
が向上する。
【0077】次に、本発明の第3の実施の形態の説明を
図を参照して説明する。なお、上述した実施の形態と同
一構成に関しては、同一符号を用い説明を適宜省略す
る。
【0078】先の実施の形態では、制御棒駆動機構Dは
予めグループ化されていた。しかし、状況に応じて予め
設定されたグループとは関係なく、特定の制御棒駆動機
構D間での比較を行うことにより集中監視を行いたい場
合がある。
【0079】そこで、本実施の形態では、図7に示すよ
うに切替器30に代え制御棒駆動機構Dに設けられた温
度検出器Tの信号を個別にA/D変換する温度入力回路
31を設け、信号処理部20にはこの温度入力回路31
からの信号を一時記憶するデータバッファ26、後述す
る任意グループ設定画面60で指定した制御棒駆動機構
Dの温度を当該データバッファ26や記憶装置23から
読込む任意グループ画面59に出力させるデータ選択回
路27が設けられている。
【0080】このように、温度入力回路31及びデータ
バッファ26を設けることにより、任意グループ画面5
9を表示する際でも、該当する制御棒駆動機構Dの温度
が即座に表示することが可能になるので表示までの時間
が短くなり迅速な対応ができるようになる。
【0081】表示部50における表示画面は、図8に示
すメイン画面52、図6に示す標準グループ画面53、
図9に示す任意グループ画面59及び図10に示す任意
グループ設定画面60により構成されている。
【0082】メイン画面52には、予め設定されたグル
ープを選択する標準グループ画面53に画面を切替える
標準グループ画面キー67及び任意にグループ設定する
任意グループ画面59に画面を切替える任意グループ画
面キー68からなるモード選択部57が設けられてい
る。
【0083】そして、標準グループ画面キー67が押さ
れると、図6に示した標準グループ画面53の表示とな
り、任意グループ画面キー68が押されると図9に示す
任意グループ画面59となる。
【0084】任意グループ画面59は、温度履歴部5
4、グループ情報部55、任意グループ選択部69、モ
ード選択部57が設けられている。
【0085】モード選択部57には、押圧されることに
より図8のメイン画面52に戻るメイン画面キー62、
図6の標準グループ画面53に戻る標準グループ画面キ
ー67、図10の任意グループ設定画面60にかわる任
意グループ設定画面キー70から構成されている。
【0086】図10に示す任意グループ設定画面60
は、制御棒駆動機構Dがマップ表示されると共に、グル
ープ設定を指示する任意グループ設定キー71と設定の
やり直しを行う際にグループ解除を行う任意グループ解
除キー72からなるモード選択部57により構成されて
いる。
【0087】そして、グループ化する場合には、所望す
る制御棒駆動機構DのエリアAを押圧して登録し、全て
の登録が完了すると任意グループ設定キー71を押圧す
る。これにより、任意グループの登録が完了して、図9
に示す任意グループ画面59に戻る。
【0088】図10では制御棒駆動機構Dの番号13と
65とがグループ化された場合を示し、図9ではこの番
号の温度変化が温度履歴部54に表示され、またその現
在の温度がグループ情報部55に表示されている。
【0089】なお、上記説明では、メイン画面52、標
準グループ画面53、任意グループ画面59等を切替え
て表示するようにしたが本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えばメイン画面52と標準グループ画面5
3又はメイン画面52と任意グループ画面59との2画
面表示にすることも可能である。
【0090】このような2画面構成にした場合には、メ
イン画面52で各制御棒駆動機構Dの温度監視しなが
ら、標準グループ又は任意グループの監視を並行して行
えるようになり、監視の利便性が向上する。
【0091】ところで、かかるプラント量表示装置にお
いて、当該装置の故障が発生した場合これを知ることが
困難な場合が多い。
【0092】例えば、温度入力回路31は実質複数のA
/D変換器から構成されることになるが、そのうちの1
が故障して温度異常がメイン画面52に表示された場
合、制御棒駆動機構Dの温度が本当に異常であるのか否
かの判断ができない。無論、信号処理部20、表示部5
0等に故障が生じた場合も同様である。
【0093】このような場合に対処すべく、図7に示す
故障警報器28には信号処理部20、温度入力回路3
1、表示部50が正常に動作しているか否かを自己診断
する自己診断機能が設けられている。
【0094】このような自己診断機能としては、例えば
所定時間毎にダミーデータを入力して、そのデータが適
切に処理されているか否かを判断することで達成でき
る。
【0095】例えば、ダミーデータを計測温度の代りと
して温度入力回路31に入力させた場合に、当該温度入
力回路31からの出力、データバッファ26からの出力
等が予め調べられて記憶されている値と同じか否かで診
断が可能になる。
【0096】このような診断結果により、異常が検出さ
れた場合には、故障としてその診断結果を出力して監視
員に警報を発するようになっている。
【0097】従って、故障による異常表示がなされるこ
とによる無用な操作の防止すると共に安全性を確保し、
かつ、故障発生の確認及び復旧が速やかに行えるように
なって信頼性が向上する。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の計測点をマップ化し、そのそれぞれのエリアに計
測点の情報(番号等)と計測値を表示するようにしたの
で、全体表示が容易に行えるようになると共に、個別の
計測値の読取りが容易になって監視操作が迅速、かつ、
的確に行えるようになる。
【0099】また、予めグループ化され又は任意にグル
ープ化された計測点におけるデータを表示できるように
したので集中監視が容易に行えるようになる
【0100】さらに、各構成手段が正常に動作している
か否かを診断する診断手段を設けたので計測監視の信頼
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される
プラント量表示装置の概略構成図である。
【図2】図1のプラント量表示装置におけるメイン画面
の構成を説明する図である。
【図3】温度異常等が発生した場合のメイン画面の構成
を説明する図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の説明に適用される
プラント量表示装置の概略構成図である。
【図5】図4のプラント量表示装置におけるメイン画面
の構成を説明する図である。
【図6】標準グループ画面の構成を説明する図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の説明に適用される
プラント量表示装置の概略構成図である。
【図8】図7のプラント量表示装置におけるメイン画面
の構成を説明する図である。
【図9】任意グループ画面の構成を説明する図である。
【図10】任意グループ設定画面の構成を説明する図で
ある。
【図11】従来の技術の説明に適用されるプラント量表
示装置の概略構成図である。
【図12】記録紙への記録状態を示す図である。
【図13】対応表の構成を示す図である。
【符号の説明】
20 信号処理部 23 記憶装置 24 情報付加回路 25 外部通信ポート 28 故障警報器 30 切替器 31 温度入力回路 50 表示部 51 入力要求回路 52 メイン画面 53 標準グループ画面 59 任意グループ画面 60 任意グループ設定画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 秋夫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 長沼 友美 東京都府中市晴見町二丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 2G075 CA25 CA49 DA03 FB09 FD02 FD04 FD07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプラント量を順次取込み表示する
    プラント量表示装置において、 計測点における計測値と共に当該計測点を示す番号等の
    情報をエリアで表示すると共に、該計測点の計測位置に
    対応した位置にエリアを表示させて個々の計測点をマッ
    プ表示させるマップ表示手段を設けたことを特徴とする
    プラント量表示装置。
  2. 【請求項2】 個々の計測点に対して予め警報判断値が
    記憶される警報値記憶手段と、 当該警報判断値より計測値が高く又は低くなった場合に
    は、当該計測点のエリアの色を変える等による表示形態
    の変更により他の正常な計測点と識別できるようにする
    警報表示手段とを有することを特徴とする請求項1記載
    のプラント量表示装置。
  3. 【請求項3】 複数の計測点を予めグループ化してグル
    ープ単位で計測点が選択できるようにする標準グループ
    選択手段と、 計測点の計測値を記憶するデータ記憶手段と、 標準グループ選択手段で選択されたグループの各計測点
    における計測値をデータ記憶手段から読出してグラフ表
    示する標準グループグラフ表示手段とを有することを特
    徴とする請求項1又は2記載のプラント量表示装置。
  4. 【請求項4】 複数の計測点を任意にグループ化する任
    意グループ化手段と、 計測点の計測値を記憶するデータ記憶手段と、 任意グループ化手段によりグループ化されたグループに
    おける各計測点の計測値をデータ記憶手段から読出して
    グラフ表示する任意グループグラフ表示手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載のプ
    ラント量表示装置。
  5. 【請求項5】 標準グループグラフ表示手段又は任意グ
    ループグラフ表示手段で表示されるグループを形成する
    各計測点の番号等の情報及び現在の計測値を表示するグ
    ループ情報表示手段を設けたことを特徴とする請求項3
    又は4記載のプラント量表示装置。
  6. 【請求項6】 マップ表示手段による画面、標準グルー
    プグラフ表示手段による画面、任意グループ表示手段に
    よる画面の少なくとも2画面が同時表示できるようにし
    たことを特徴とする請求項4又は5いずれか1項記載の
    プラント量表示装置。
  7. 【請求項7】 データ記憶手段に各計測点の計測値を記
    憶する際に、少なくとも当該計測点の番号等の情報、計
    測時間を当該計測値と共に記憶させる情報付加手段を設
    けたことを特徴とする請求項3乃至6いずれか1項記載
    のプラント量表示装置。
  8. 【請求項8】 外部と通信可能にする外部通信ポート手
    段を設けて、少なくとも計測した計測値及び情報やデー
    タ記憶手段に記憶されているデータを外部に出力するで
    きるようにしたことを特徴とする請求項3乃至6いずれ
    か1項記載のプラント量表示装置。
  9. 【請求項9】 複数の計測値を個々にディジタル信号に
    変換して所定時間記憶する計測値入力手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至8いずれか1項記載のプラン
    ト量表示装置。
  10. 【請求項10】 各手段が正常に動作しているか否かを
    診断する診断手段と、 該診断手段により異常が発見された場合にはその旨を通
    知する異常通知手段とを設けたことを特徴とするプラン
    ト量表示装置。
  11. 【請求項11】 前記プラント量が、原子力発電所にお
    ける制御棒駆動機構の温度であることを特徴とする請求
    項1乃至10いずれか1項記載のプラント量表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111696692A (zh) * 2020-07-16 2020-09-22 上海核工程研究设计院有限公司 一种控制棒驱动机构状态监测和健康管理方法及系统
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