JP2002333038A - ユニバーサルジョイント - Google Patents

ユニバーサルジョイント

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    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/26Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
    • F16D3/38Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
    • F16D3/382Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another constructional details of other than the intermediate member
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のユニバーサルジョイントは、オイルシー
ルによってオイル漏れと外部からの異物侵入の防止を図
ろうとしているため、外気に接触する部分が汚水や塗装
の付着、乾燥などによって磨耗する可能性が高い。ま
た、従来のオイルシールは、リップ部に方向性を持たせ
ているため、オイルシールの取り付け時にその方向を確
認しなければならず、取り付け作業の迅速化を阻害する
要因となっていた。 【解決手段】十字状に設けられたスパイダー3の外周部
分に取り付けられるベアリングキャップ5と、このベア
リングキャップ5およびスパイダー3の基端部8に接触
するリテーナ6と、このリテーナ6の内側に設けられ、
かつスパイダー3の基端部8およびベアリングキャップ
5に接触するオイルシール7とを設ける。また、このオ
イルシール7をリング状に構成する平面に対して対称形
に設けて、取り付け作業を容易に行なえるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両などに使用さ
れるユニバーサルジョイントに関するものであり、より
具体的には、ユニバーサルジョイントにおけるオイル漏
れなどを防止する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のユニバーサルジョイントは、十字
状に構成されたスパイダーに装着される有底円筒状のベ
アリングキャップを設け、このベアリングキャップの内
側でグリスに浸透させたニードルローラを敷設するよう
にしている。そして、このベアリングキャップを取り付
ける際、ベアリングキャップとスパイダーの基端部との
間にオイルシールを設けて、このオイルシールの弾性力
によって外部からの異物侵入や内部からのグリス漏れな
どを防止するようにしている。
【0003】ところで、このユニバーサルジョイント
は、内部のニードルローラをスムーズに回転させる必要
があるため、確実に汚水や埃、塵などの異物の侵入を防
止しなければならず、また、内部からもグリスを漏れな
いようにしなければならない。更に、ニードルローラの
回転に関しても、その先端部分をスパイダー基端部の湾
曲部分に接触させないようして摩擦抵抗を減らし、これ
によってスムーズにニードルローラを回転させなければ
ならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のユニバ
ーサルジョイントは、オイルシールによってオイル漏れ
と外部からの異物侵入の防止を図ろうとしているため、
外気に接触する部分が汚水や塗装の付着、乾燥などによ
って磨耗する可能性が高い。また、従来のオイルシール
は、リップ部に方向性を持たせているため、オイルシー
ルの取り付け時にその方向を確認しなければならず、取
り付け作業の迅速化を阻害する要因となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題に着目してなされたものであり、ケースの外周部分お
よびスパイダーの基端部に接触するリテーナと、このリ
テーナによって覆われ、かつ、ケースおよびスパイダー
の基端部にそれぞれ接触するリップを有するオイルシー
ルとを設けるようにしたものである。
【0006】このようにリテーナをベアリングキャップ
およびスパイダーに接触させ、かつ、その内部でオイル
シールをベアリングキャップおよびスパイダーに接触さ
せるようにしたので、より確実に異物の侵入やグリス漏
れなどを防ぐことができるとともに、このオイルシール
をリテーナによって覆うようにすることによって、オイ
ルシールの外部露出を防止して、オイルシールの寿命を
長くすることができる。
【0007】また、このようなオイルシールを対称形に
設け、これによって、オイルシールの取り付け時におけ
る方向の確認を不要にして、取り付け作業を迅速に行な
えるようにする。また、このようにリップ部を対称形に
設けることによって、内周側のリップ部によって基端部
のシーリングの効果とニードルローラの抜けの効果を同
時に果たすことができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0009】図1は、自動車などに使用されるユニバー
サルジョイント1の外観図を示したものであり、一のス
パイダー3およびベアリングキャップ5などの断面を示
したものである。そして、図2はそのユニバーサルジョ
イント1の十字状の基端部8近傍の拡大断面図を示した
ものである。
【0010】このユニバーサルジョイント1は、本体2
から十字状に設けられたスパイダー3と、このスパイダ
ー3の外周部分に接触しながら回転するニードルローラ
4およびベアリングキャップ5と、このベアリングキャ
ップ5の先端部に取り付けられるリテーナ6およびオイ
ルシール7とを具備してなるものである。
【0011】このユニバーサルジョイント1の本体2
は、十字状に設けられたスパイダー3の交叉部分を構成
するものであり、表裏を成す一方の表面部分にグリスを
注入するための注入孔20を設けて、この注入孔20か
ら新しいグリスを注入できるようにしたものである。そ
して、この注入孔20からスパイダー3の先端側まで貫
通する中空部30を設け、この注入孔20から新しいグ
リスを圧入することによって、ベアリングキャップ5内
に向けてグリスを浸透させるようにしている。
【0012】本体2から突出して設けられたスパイダー
3は、ベアリングキャップ5の回転を許容するように中
空円筒状に構成したものであり、その先端側にグリスを
排出するための開口部31(図2参照)を設けるように
したものである。そして、その開口部31を外向きに漸
次拡大するテーパ状にし、また、そのテーパ状の先端縁
部から外周方向に向けて溝部32を設けて、このテーパ
状の開口部31および溝部32を介してベアリングキャ
ップ5内にグリスを充填できるようにしている。すなわ
ち、ベアリングキャップ5をスパイダー3に取り付けた
際、そのベアリングキャップ5の底部50がスパイダー
3の先端部分に接触することになるが、このテーパ状の
開口部31とそこから設けられた溝部32によってベア
リングキャップ5の側面51方向にグリスを浸透させら
れるようにしている。
【0013】このスパイダー3の基端部8側には、この
円筒外周部分から外向きに設けられた段差部分80を隔
てて、オイルシール7を接触させるための湾曲部81
と、リテーナ6を接触させるためのリテーナ接触部82
とを設けている。この基端部8のうち、段差部分80
は、ニードルローラ4の抜けを防止するようにしたもの
であり、また、湾曲部81は、段差部分80から本体2
側に向けて漸次径が大きくなるように湾曲させてオイル
シール7を接触させるようにしたものであり、更に、リ
テーナ接触部82は、この湾曲部81の上端部分から設
けた水平部83と、この水平部83から起立する垂直部
84とによってリテーナ6を接触させるようにしたもの
である。
【0014】このスパイダー3に取り付けられるベアリ
ングキャップ5は有底円筒状に構成したものであり、ス
パイダー3の先端から基端部8の段差部分80に対応し
た長さを有するとともに、その内周部分に縦長状のニー
ドルローラ4を複数設けられるようにしたものである。
そして、このニードルローラ4をグリスの粘性によって
ベアリングキャップ5内に密着さられるようにしてお
り、また、ベアリングキャップ5の底部50の中央部分
に凹部52を設け、更に、ニードルローラ4の先端部に
環状の空間部53を設けることによってベアリングキャ
ップ5内により多くのグリスを充填させられるようにし
ている。一方、このベアリングキャップ5の先端部57
側は、環状の溝部54を介してその先端側を薄肉状に構
成しており、この薄肉状の部分および溝部54にリテー
ナ6を嵌め込めるようにしている。
【0015】このリテーナ6は、ベアリングキャップ5
と本体2との間を封止して外部からの異物侵入を防止す
るようにしたものであり、泥水、埃、塵などに対して耐
性を有するとともに、封止の効果を高めるための弾性を
有するプラスチックなどによって構成したものである。
このリテーナ6は、ベアリングキャップ5と略同一の外
径を有しており、また、そのベアリングキャップ5の溝
部54に嵌め込むための突起部60と、基端部8のリテ
ーナ接触部82に接触するための本体接触部61とを設
けている。この突起部60は、リテーナ6をベアリング
キャップ5に嵌め込んだ際に、リテーナ6の先端部62
がベアリングキャップ5の壁部56を押圧するような位
置に設けており、また、突起部60の高さについても、
溝部54の凹部もしくはその境界部分にその突起部60
を接触するように設けることによって、壁部56および
溝部56から二重に異物を侵入させないようにしてい
る。また、このリテーナ6の本体接触部61は、基端部
8の水平部83および垂直部84をそれぞれ押圧接触す
るようにU字状に構成しており、ベアリングキャップ5
をスパイダー3に完全に押し込んだ際に、そのU字状の
本体接触部61を基端部8の水平部83および垂直部8
4に押圧接触させて外部からの異物を侵入させないよう
にしている。この本体接触部61のU字状に構成した内
側先端部分は、オイルシール7の腰部70を支持する支
持部63を構成しており、この支持部63を介してオイ
ルシール7の腰部70を支持することにより、リテーナ
6とオイルシール7とを一体としてベアリングキャップ
5に嵌め込むことができるようにしている。
【0016】このオイルシール7は、外周部分をリテー
ナ6の内側に接触させるようにしたリング状のゴム部材
で構成しており、好ましくは、グリスに対する耐性を有
し、かつ、ユニバーサルジョイント1の機能時における
スパイダー3やベアリングキャップ5との接触摩擦に耐
えられるような材料によって構成している。また、この
オイルシール7の外周部分および内周部分からそれぞれ
V字状に分岐させた外周リップ部71と内周リップ部7
2とを設け、また、リング状に構成する平面に対してこ
の外周リップ部71や内周リップ部72をそれぞれ対称
形に設けて、オイルシール7の取り付け時における作業
効率を向上させるようにしている。そして、このオイル
シール7をリテーナ6とともにベアリングキャップ5に
取り付けた場合、一方の外周リップ部71をベアリング
キャップ5の先端部に押圧接触させ、また、基端部8側
に対向する内周リップ部72を基端部8の湾曲部81に
押圧させることによって、内部からのグリス漏れを防止
するようにしている。更に、この湾曲部81に押圧され
る内周リップ部72と反対側の内周リップ部72をニー
ドルローラ4の先端側に位置させ、これによって、ニー
ドルローラ4の抜けを防止するようにしている。
【0017】次に、このように構成されたユニバーサル
ジョイント1を組み立てる状態について説明する。
【0018】まず、本体2と基端部8およびスパイダー
3を成形加工した状態で、ニードルローラ4およびベア
リングキャップ5の内側にグリスを塗布し、このニード
ルローラ4をベアリングキャップ5の内周奥行方向に沿
って敷設する。この際、ニードルローラ4は、ベアリン
グキャップ5に対して独立に敷設されることになるが、
グリスの粘性によってベアリングキャップ5の内側に密
着された状態となる。そして、このベアリングキャップ
5にニードルローラ4を取り付けたまま、このベアリン
グキャップ5に嵌め込まれるリテーナ6およびオイルシ
ール7を組み付ける。この組み付けを行なう際、まず、
リテーナ6のU字状に構成された本体接触部61を下向
きにして、その上方からオイルシール7を押し込む。な
お、オイルシール7はリング状に構成されている平面に
対して対称形に設けられているため、オイルシール7の
方向を確認することなくリテーナ6の本体接触部61に
組み付けることができる。
【0019】そして、この状態でオイルシール7を組み
付けたリテーナ6をベアリングキャップ5の先端部57
の位置に対応させ、このリテーナ6をベアリングキャッ
プ5側に押し込んでリテーナ6の突起部60をベアリン
グキャップ5の溝部54に嵌め込む。
【0020】そして、このようにニードルローラ4やオ
イルシール7、リテーナ6を有するベアリングキャップ
5をスパイダー3に嵌め込み、ベアリングキャップ5を
スパイダー3に押圧した状態でベアリングキャップ5を
回転できるようにする。この際、オイルシール7の外周
リップ部71の一片は、ベアリングキャップ5の先端部
57に押圧接触し、また、この基端部8方向に対向する
内周リップ部72も湾曲部81に押圧接触するため、内
部からのグリス漏れを防止することができる。また、こ
のオイルシール7の湾曲部81側に位置する内周リップ
部72と対向する内側の内周リップ部72についても、
ニードルローラ4の先端側に位置しているため、ニード
ルローラ4を金属製の段差部分80に接触させることな
く弾性的にニードルローラ4の抜けを防止することがで
きる。更に、リテーナ6の本体接触部61側を基端部8
の水平部83および垂直部84に押圧接触させるととも
に、突起部60および先端部62をベアリングキャップ
5の溝部54および壁部56に押圧接触させるようにし
たので、外部からの汚水、埃、塵などの侵入を防止する
ことができ、かつ、内部からのグリス漏れを阻止するこ
とができる。また、オイルシール7をグリス漏れの防止
に適したゴム部材で構成するとともに、そのオイルシー
ル7の外側を覆うリテーナ6を異なる部材であるプラス
チックなどで構成したので、外部から接触する汚水、
埃、塵などに対する保護を行なうことができ、また、オ
イルシールの寿命を長くすることができる。すなわち、
単一のオイルシール7でオイル漏れと外部からの異物侵
入対策を行なう場合は、オイルシール7の素材などを部
分的に変えなければならず、製造工程が複雑になるが、
このようにリテーナ6である外部用シールとオイルシー
ル7である内部用シールとを分離して設けたので、より
簡単にリテーナ6やオイルシール7を作ることができ
る。
【0021】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく、種々変更することができる。すなわち、上
記実施の形態では、オイルシール7に外周部分および内
周部分からV字状に分岐する外周リップ部71および内
周リップ部72を設けるようにしたが、これに限らず、
外周部分および内周部分からT字状に分岐するリップ部
を設けるようにしても良い。更に、本実施の形態では、
リテーナ6とオイルシール7とを異なる部材で構成する
ようにしたが、使用条件などによっては、同一の素材を
用いて構成するようにしても良い。また、本実施の形態
では、自動車などに使用されるユニバーサルジョイント
1について説明したが、これに限らず、種々の用途に合
わせたユニバーサルジョイントに適用することもでき
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0023】すなわち、本発明のユニバーサルジョイン
トは、ケースの外周部分およびスパイダーの基端部に接
触するリテーナと、このリテーナによって覆われ、か
つ、ケースおよびスパイダーの基端部にそれぞれ接触す
るリップを有するオイルシールとを設けるようにしたの
で、より確実に異物の侵入やグリス漏れなどを防ぐこと
ができ、更に、このオイルシールをリテーナで覆うよう
にしたので、オイルシールの外部露出を防止して、オイ
ルシールの寿命を長くすることができる。
【0024】また、このようなオイルシールを対称形に
設けたので、オイルシールの取り付け時に、その方向を
確認する必要がなくなり、取り付け作業を迅速に行なえ
るようになるとともに、内周リップ部によって基端部の
シーリングの効果とニードルローラの抜け防止の効果を
同時に果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すユニバーサルジョ
イントの外観図。
【図2】同形態における基端部近傍の拡大断面図。
【符号の説明】
1・・・ユニバーサルジョイント 3・・・スパイダー 5・・・ベアリングキャップ 6・・・リテーナ 7・・・オイルシール 71・・・外周リップ部 72・・・内周リップ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】十字状に設けられたスパイダーの外周部分
    に取り付けられるベアリングキャップと、当該ベアリン
    グキャップおよびスパイダーの基端部に接触するリテー
    ナと、当該リテーナの内側に設けられ、かつ前記スパイ
    ダーの基端部およびベアリングキャップに接触するオイ
    ルシールとを設けたことを特徴とするユニバーサルジョ
    イント。
  2. 【請求項2】前記オイルシールが、リング状の外周部分
    および内周部分から分岐する左右対称のリップ部を設け
    たオイルシールであることを特徴とする請求項1に記載
    のユニバーサルジョイント。
  3. 【請求項3】前記オイルシールが、ベアリングキャップ
    に接触する外周リップ部と、スパイダーの基端部に接触
    し、かつ、当該接触位置と対向する位置でニードルロー
    ラの抜けを防止する内周リップ部とを設けたオイルシー
    ルであることを特徴とする請求項1または2に記載のユ
    ニバーサルジョイント。
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