JP2002332941A - 作業機械のエンジン始動装置 - Google Patents

作業機械のエンジン始動装置

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JP2002332941A
JP2002332941A JP2001137675A JP2001137675A JP2002332941A JP 2002332941 A JP2002332941 A JP 2002332941A JP 2001137675 A JP2001137675 A JP 2001137675A JP 2001137675 A JP2001137675 A JP 2001137675A JP 2002332941 A JP2002332941 A JP 2002332941A
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display screen
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signal
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JP2001137675A
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Kazuaki Date
一明 伊達
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジン始動条件が満たされると、エンジンを
始動できるようにして、作業機械に発生するエンジン始
動時の悪影響を防止すること。 【解決手段】エンジン始動の条件が満たされたことを示
す信号、たとえば車体に不具合がないことを示す不具合
なし信号や、バッテリーリレーが接続されたことを示す
バッテリーリレー接続信号や、ACC(アクセサリ)リ
レーが接続されたことを示すACCリレー接続信号や、
セイフティロックがロック状態であることを示すロック
ON信号や、エンジン予熱が終了したことを示す予熱終
了信号などをモニタコントローラ15が受信した場合、
エンジンを始動させるエンジン始動スイッチ58を表示
画面13に表示するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの始動スイ
ッチが操作されるに応じて、前記エンジンを始動させる
ようにした作業機械のエンジン始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作業機械ではエンジンを作動させること
によって作業が行われる。
【0003】エンジンの始動のためにはスタータキーが
操作される。オペレータが運転席に乗り込みスタータキ
ーを始動位置にすると、スタータへ始動信号が送られ
る。スタータが起動するとエンジンが始動し、油圧ショ
ベルによる作業が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の作業機械
は、スタータキーの操作によりいつでもエンジンを始動
できるために問題がある。
【0005】本来エンジン始動に際し、車体に関する始
動条件が満たされる必要がある。始動条件としては、た
とえば車体の不具合の確認、バッテリーリレーの接続、
ACC(アクセサリ)リレーの接続、エンジンの予熱な
どがある。
【0006】以上の始動条件が満たされていない場合に
エンジンが始動されると、作業機械に損傷を与える虞が
ある。
【0007】また作業機械には、アクチュエータの油圧
スプールなどを意図的に作動させないためのセイフティ
ロックが設けられている。エンジン始動時にはセイフテ
ィロックがロック状態であるかを確認する必要がある。
操作レバーが中立位置でなくセイフティロックがロック
状態でない場合にエンジンが始動されると、突然アクチ
ュエータが動作を始める虞があり危険である。
【0008】このようにスタータキーの操作によりいつ
でもエンジンが始動されるようにすると、作業機械にお
いて悪影響が発生するという問題がある。
【0009】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、エンジンの始動条件が満たされると、エンジ
ンを始動できるようにして、作業機械に発生するエンジ
ン始動時の悪影響を防止することを解決課題とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用、効果】そこで
第1発明は、エンジンの始動スイッチが操作されるに応
じて、前記エンジンを始動させるようにした作業機械の
エンジン始動装置において、前記始動スイッチを表示画
面に表示する表示手段と、前記表示手段の表示画面に表
示された始動スイッチを表示画面上で操作したことに応
じて前記エンジンを始動させるエンジン始動手段と、前
記エンジンを始動させるに必要なエンジン始動条件が満
たされているか否かを判断する始動条件判断手段とを備
え、前記始動条件判断手段によってエンジン始動条件が
満たされていると判断された場合に、前記始動スイッチ
を、前記表示手段の表示画面に表示することを特徴とす
る。
【0011】また第2発明は、第1発明において、前記
始動条件判断手段は、複数のエンジン始動条件が満たさ
れているか否かを判断するものであり、前記始動条件判
断手段によってエンジン始動条件が満たされていると判
断される毎に、満たされていると判断されたエンジン始
動条件の内容を、段階的に前記表示手段の表示画面に表
示することを特徴とする。
【0012】第1、第2発明を図2〜図7、図9〜11
を用いて説明する。
【0013】図3に示すような表示画面13のOKスイ
ッチ35が押下されると、モニタコントローラ(始動条
件判断手段)15から車体コントローラ(エンジン始動
手段)16に車体チェック開始信号が送信される。図4
に示すように、モニタ(表示手段)2の表示画面13に
おけるサブウインドウ46には、車体チェック処理が行
われていること示すチェックマーク48が表示される。
車体コントローラ16で車体チェック開始信号が受信さ
れると、車体チェック処理が行われる。
【0014】車体に不具合がなければモニタコントロー
ラ15に不具合なし信号が送信される。モニタコントロ
ーラ15で不具合なし信号が受信されると、車体に不具
合がないと判断される。すると図5に示すように、表示
画面13のサブウインドウ46には、車体が正常な状態
であること示すOKマーク47が表示され、OKマーク
47Lは緑色にて表示される。
【0015】つぎにモニタコントローラ15から車体コ
ントローラ16にバッテリーリレー接続指令信号が送信
される。図6に示すように、表示画面13には、バッテ
リーリレー接続処理が行われている旨のメッセージ51
が黄色にて表示される。車体コントローラ16でバッテ
リーリレー接続指令信号が受信されると、バッテリーリ
レー接続処理が行われる。
【0016】バッテリーリレーが接続されると、モニタ
コントローラ15にバッテリーリレー接続信号が送信さ
れる。モニタコントローラ15でバッテリーリレー接続
信号が受信されると、バッテリーリレーが接続されたと
判断される。すると表示画面13にはバッテリーリレー
接続処理が終了した旨のメッセージ51が緑色にて表示
される。
【0017】つぎにモニタコントローラ15から車体コ
ントローラ16にセイフティロック確認指令信号が送信
される。車体コントローラ16でセイフティロック確認
指令信号が受信されると、セイフティロック確認処理が
行われる。
【0018】セイフティロックがロック状態ならば、モ
ニタコントローラ15にロックON信号が送信される。
モニタコントローラ15でロックON信号が受信される
と、セイフティロックがロック状態であると判断され
る。すると図7に示すように、表示画面13にはセイフ
ティロック確認処理が終了しセイフティロックがロック
状態である旨を示すメッセージ52が緑色にて表示され
る。
【0019】つぎにモニタコントローラ15から車体コ
ントローラ16にACCリレー接続指令信号が送信され
る。図9に示すように、表示画面13には、ACCリレ
ー接続処理が行われている旨のメッセージ54が黄色に
て表示される。車体コントローラ16でACCリレー接
続指令信号が受信されると、ACCリレー接続処理が行
われる。
【0020】ACCリレーが接続されると、モニタコン
トローラ15にACCリレー接続信号が送信される。モ
ニタコントローラ15でACCリレー接続信号が受信さ
れると、ACCリレーが接続されたと判断される。する
と表示画面13にはACCリレー接続処理が終了しAC
Cリレーが接続された旨のメッセージ54が緑色にて表
示される。
【0021】つぎにエンジン自動予熱が車体コントロー
ラ16の制御により開始される。図10に示すように、
表示画面13のサブウインドウ46には、バーグラフ5
5とキャンセルスイッチ56が表示される。
【0022】モニタコントローラ15では時間がカウン
トされ、カウント時間が予熱時間に達するかキャンセル
スイッチ56が押下されてエンジン自動予熱が終了する
と、車体コントローラ16からモニタコントローラ15
に予熱終了信号が送信される。モニタコントローラ15
で予熱終了信号が受信されるとエンジン自動予熱が終了
したと判断され、図11に示すように表示画面13に
は、エンジン始動が可能な状態である旨のメッセージ5
7とエンジン始動スイッチ58とが表示される。
【0023】ここでエンジン始動スイッチ58が押下さ
れるとスタータ41が起動されエンジンが始動される。
【0024】本発明によれば、エンジン始動前に、好ま
しくは車体チェック、バッテリーリレー接続、セイフテ
ィロック確認、ACCリレー接続、エンジン予熱が正常
に終了しなければエンジン始動スイッチ58が表示され
ない。このためエンジンが始動できない状態であるにも
かかわらず、エンジンが始動されるということはない。
したがって作業機械に発生するエンジン始動時の悪影響
を防止することができる。
【0025】また車体チェック、バッテリーリレー接
続、セイフティロック確認、ACCリレー接続、エンジ
ン予熱の各処理の結果を段階的に表示しているため、何
れかの処理でエラーが発生したとしてもエラーした処理
を特定することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る作業機械の照合
装置が、油圧ショベルに使用される場合を想定して説明
する。
【0027】図1は油圧ショベルの運転室内を示してい
る。図2は本実施形態のブロック図を示している。
【0028】図1に示すように、油圧ショベルの運転室
1(以下「キャビン1」という)には、表示手段2(以
下「モニタ2」という)と運転席3とが設けられてい
る。
【0029】図1に示すように、モニタ2はキャビン1
の天井部に設けられたモニタ位置変更部17の動作によ
り、天井部(図1の点線部分)またはオペレータの頭部
前方斜め上部(図1の実線)近辺に配置される。なおモ
ニタ2が運転席3のアームレストに設けられるようにし
てもよい。
【0030】モニタ2の表示画面13の表面にはタッチ
スイッチ14が載置されている。表示画面13には、油
圧ショベルの機能や操作内容を示す図または文字が付さ
れたスイッチが表示される。タッチスイッチ14を介し
て表示画面13に表示されたスイッチが押下されると、
タッチスイッチ14の押下された位置に応じた信号が後
述するモニタコントローラ15に送信される。
【0031】運転席3には、前後位置、シート4の高
さ、背もたれの角度などを調整するアクチュエータが設
けられている。また運転席3のシート4には図示しない
重量センサが設けられている。重量センサで所定の重
量、たとえば30kg以上の重量が検出されると、オペ
レータが着座したことを示す着座信号が重量センサから
後述する車体コントローラ16に送信される。
【0032】モニタコントローラ15は、タッチスイッ
チ14と、車体コントローラ16から送信される信号に
応じて表示画面13の遷移を制御する。
【0033】車体コントローラ16は、各センサ40
〜40からの検出信号またはモニタコントローラ15
からの信号に応じて各アクチュエータを制御する。モニ
タコントローラ15からのスタータ始動指令信号が受信
されると、スタータ41を作動させてエンジン42を始
動させる。またモニタコントローラ15からのバッテリ
ーリレー接続指令信号が受信されると、バッテリーリレ
ー43を接続する。またモニタコントローラ15からの
ACCリレー接続指令信号が受信されると、ACCリレ
ー44を接続する。またセイフティロックセンサ45か
らのセイフティロックのON・OFF信号が送信され
る。
【0034】つぎにエンジン始動処理について説明す
る。
【0035】図3〜図14はエンジン始動処理の際に表
示される表示画面を示している。図24〜図31はエン
ジン始動処理のフローチャートを示している。
【0036】なお以下で表示画面13の各スイッチを押
下するというのは、表示画面13に表示された各スイッ
チの位置に対応するタッチスイッチ14の位置を押下す
るということである。
【0037】油圧ショベルにて作業をする場合、オペレ
ータはキャビン1に乗り込みシート4に着座する。オペ
レータの体重が重量センサで検出されると、車体コント
ローラ16で検出信号が受信される。車体コントローラ
16によりモニタ位置変更部17の動作が制御され、モ
ニタ2はキャビン1の天井部からオペレータの頭部前方
斜め上部近辺に配置される。
【0038】ここで盗難防止のための指紋照合処理など
が行われる。指紋照合処理が終了し、油圧ショベルに設
けられた盗難防止機能が解除されると、表示画面13に
は図3に示すようなログイン画面が表示される(ステッ
プ101)。
【0039】表示画面13に表示されたOKスイッチ3
5が押下されると(ステップ102の判断A)、モニタ
コントローラ15から車体コントローラ16に車体チェ
ック開始信号が送信される。この際、表示画面13は、
図3に示すようなログイン画面から図4に示すような車
体チェック画面に遷移する(ステップ104)。車体コ
ントローラ16では車体チェック処理が開始される(ス
テップ105)。一方表示画面13に表示されたNOス
イッチ36が押下されると(ステップ102の判断
B)、表示画面13は図3に示すようなログイン画面か
ら初期画面に遷移する(ステップ103)。
【0040】表示画面13(車体チェック画面)にはサ
ブウインドウ46が表示され、サブウインドウ46には
車体チェック処理が行われていることを示すチェックマ
ーク48が表示される。
【0041】車体コントローラ16で車体チェック開始
信号が受信されると(ステップ501)、各センサ40
〜40で検出された検出信号が正常状態を示す信号
であるかまたは不具合状態を示す信号であるかをチェッ
クされる(ステップ502)。
【0042】いずれかのセンサから不具合状態を示す信
号が送信され、車体コントローラ16で受信されると
(ステップ503判断YES)、そのセンサの位置及び
種類からエラーコードが特定され、モニタコントローラ
15にエラーコード信号が送信され(ステップ50
4)、車体チェック処理は終了する。
【0043】一方全てのセンサから正常状態を示す信号
が送信され、車体コントローラ16で受信されると(ス
テップ503判断NO)、車体コントローラ16からモ
ニタコントローラ15に不具合なし信号が送信され(ス
テップ505)、車体チェック処理は終了する。
【0044】モニタコントローラ15で不具合なし信号
が受信されると(ステップ106の判断A)、車体に不
具合がないと判断され、表示画面13は、図4に示すよ
うな車体チェック画面から図5に示すような車体チェッ
クOK画面に遷移する(ステップ107)。
【0045】表示画面13(車体チェックOK画面)の
サブウインドウ46には、車体が正常な状態であること
示すOKマーク47がサブウインドウ46の上部に表示
され、またOKマーク47より大きなOKマーク47L
がサブウインドウ46の略中央部に緑色にて表示され
る。
【0046】一方モニタコントローラ15でエラーコー
ド信号が受信されると(ステップ106の判断B)、不
具合があることを示すメッセージなどが、表示画面13
のサブウインドウ46に表示される(ステップ10
8)。この状態でエンジンが始動された場合、部品が損
傷するなどの問題があるとモニタコントローラ15で判
断されると(ステップ109の判断NO)、表示画面1
3には表示終了スイッチが表示され、表示終了スイッチ
の押下に応じて表示画面の表示は終了する(ステップ1
10)。一方この状態でエンジンが始動された場合、大
きな問題はないとモニタコントローラ15で判断される
と(ステップ109の判断YES)、エンジン始動処理
は継続される。
【0047】表示画面13が車体チェックOK画面に遷
移してから所定時間経過すると、モニタコントローラ1
5から車体コントローラ16にバッテリーリレー接続指
令信号が送信される。また表示画面13は、図5に示す
ような車体チェックOK画面から図6に示すようなバッ
テリーリレー接続画面に遷移する(ステップ201)。
車体コントローラ16ではバッテリーリレー接続処理が
開始される(ステップ202)。
【0048】表示画面13(バッテリーリレー接続画
面)にはバッテリーリレー接続処理が行われている旨の
メッセージ51が黄色にて表示される。なおモニタコン
トローラ15でバッテリーリレーが接続されたと判断さ
れると、バッテリーリレー接続処理が終了しバッテリー
リレーが接続された旨のメッセージ51が緑色にて表示
される。
【0049】車体コントローラ16でバッテリーリレー
接続指令信号が受信されると(ステップ601)、バッ
テリーリレー43が接続される(ステップ602)。リ
レーの接続が正常に行われた場合(ステップ603の判
断YES)、モニタコントローラ15にバッテリーリレ
ー接続信号が送信され(ステップ604)、バッテリー
リレー接続処理は終了する。
【0050】モニタコントローラ15でバッテリーリレ
ー接続信号が受信されると(ステップ203の判断YE
S)、モニタコントローラ15から車体コントローラ1
6にセイフティロック確認指令信号が送信され、セイフ
ティロック確認処理が開始される(ステップ204)。
【0051】車体コントローラ16でセイフティロック
確認指令信号が受信されると(ステップ701)、セイ
フティロックセンサ45にてセイフティロックのON・
OFF信号が検出される。セイフティロックがロック状
態であることを示すON信号が検出された場合は(ステ
ップ702の判断YES)、車体コントローラ16から
モニタコントローラ15にロックON信号が送信され
(ステップ703)、セイフティロック確認処理は終了
する。一方セイフティロックがロック状態でないことを
示すOFF信号が検出された場合は(ステップ702の
判断NO)、車体コントローラ16からモニタコントロ
ーラ15にロックOFF信号が送信され(ステップ70
4)、セイフティロック確認処理は終了する。
【0052】モニタコントローラ15でロックON信号
が受信されると(ステップ205の判断YES)、表示
画面13は、図6に示すようなバッテリーリレー接続画
面から図7に示すようなセイフティロック確認画面に遷
移する(ステップ206)。
【0053】モニタコントローラ15でセイフティロッ
クがロック状態であると判断されると、表示画面13
(セイフティロック確認画面)にはセイフティロックが
ロック状態である旨のメッセージ52が緑色にて表示さ
れる。
【0054】一方モニタコントローラ15でロックOF
F信号が受信されると(ステップ205の判断NO)、
表示画面13は、図6に示すようなバッテリーリレー接
続画面から図8に示すようなセイフティロック指示画面
に遷移し、ロック状態となるまでセイフティロックの確
認が繰り返される(ステップ207)。
【0055】表示画面13(セイフティロック指示画
面)にはセイフティロックをロック状態とするように指
示する旨のメッセージ53が赤色で表示される。
【0056】表示画面13がセイフティロック確認画面
に遷移してから所定時間経過すると、モニタコントロー
ラ15から車体コントローラ16にACCリレー接続指
令信号が送信される。また表示画面13は、図7に示す
ようなセイフティロック確認画面から図9に示すような
ACCリレー接続画面に遷移する(ステップ208)。
車体コントローラ16ではACCリレー接続処理が開始
される(ステップ209)。
【0057】表示画面13(ACCリレー接続画面)に
はACCリレー接続処理が行われている旨のメッセージ
54が黄色にて表示される。なおモニタコントローラ1
5でACCリレーが接続されたと判断されると、表示画
面13(ACCリレー接続画面)にはACCリレー接続
処理が終了しACCリレーが接続された旨のメッセージ
54が緑色にて表示される。
【0058】車体コントローラ16でACCリレー接続
指令信号が受信されると(ステップ801)、ACCリ
レー44が接続される(ステップ802)。リレーの接
続が正常に行われた場合(ステップ803の判断YE
S)、モニタコントローラ15にACCリレー接続信号
が送信され(ステップ804)、ACCリレー接続処理
は終了する。
【0059】モニタコントローラ15でACCリレー接
続信号が受信されると(ステップ210の判断YE
S)、ACCリレーが接続されたと判断され、表示画面
13は、図9に示すようなACCリレー接続画面から図
10に示すような予熱時間表示画面に遷移する(ステッ
プ301)。するとそしてエンジン自動予熱が車体コン
トローラ16の制御により開始される。
【0060】表示画面13(予熱時間表示画面)のサブ
ウインドウ46には、バーグラフ55とキャンセルスイ
ッチ56が表示される。車体コントローラ16ではエン
ジン水温センサからの温度信号に基づいてエンジンの予
熱時間が算出される。算出された予熱時間はモニタコン
トローラ15に送信される。バーグラフ55は予熱時間
に対する残り時間の比率をバー55aにて表示する。
【0061】モニタコントローラ15で予熱時間が受信
されると、内部のカウンタで時間のカウントが開始され
る。キャンセルスイッチ56が押下されない限り、カウ
ント時間が予熱時間に達するまでバー55aは段階的に
短くされる(ステップ302の判断NO、ステップ30
3、ステップ304の判断NO)。一方カウント時間が
予熱時間に達するまでにキャンセルスイッチ56が押下
されると(ステップ304の判断YES)、モニタコン
トローラ15から車体コントローラ16に予熱中止指令
信号が送信されエンジン自動予熱が途中終了される(ス
テップ305)。
【0062】カウント時間が予熱時間に達するかキャン
セルスイッチ56が押下されてエンジン自動予熱が終了
すると、車体コントローラ16からモニタコントローラ
15に予熱終了信号が送信される。モニタコントローラ
15で予熱終了信号が受信されると、表示画面13は、
図10に示すような予熱時間表示画面から図11に示す
ようなエンジン始動可能画面に遷移する(ステップ30
6)。
【0063】モニタコントローラ15でエンジン自動予
熱が終了したと判断されると、表示画面13(エンジン
始動可能画面)にはエンジン始動が可能な状態である旨
のメッセージ57が黄色にて表示される。また表示画面
13にはエンジン始動スイッチ58が表示される。
【0064】エンジン始動スイッチ58が押下されると
(ステップ307の判断YES)、モニタコントローラ
15から車体コントローラ16にエンジン始動指令信号
が送信される。表示画面13は、図11に示すようなエ
ンジン始動可能画面から図12に示すようなエンジン始
動中画面に遷移する(ステップ308)。
【0065】表示画面13(スタータ始動中画面)には
エンジン始動中である旨のメッセージ59が黄色にて表
示される。
【0066】車体コントローラ16でエンジン始動指令
信号が受信されると、スタータ41が起動される(ステ
ップ309)。
【0067】モニタコントローラ15では、エンジン始
動指令信号が送信されてから内部のカウンタで時間のカ
ウントが開始される。カウンタによる時間のカウント開
始から5秒経過前にエンジンが始動されると、車体コン
トローラ16からモニタコントローラ15にエンジン始
動完了信号が出力される。モニタコントローラ15でエ
ンジン始動完了信号が受信されると(ステップ401の
判断YES)、表示画面13は、図12に示すようなエ
ンジン始動中画面から図13に示すようなエンジン始動
完了画面に遷移する(ステップ402)。
【0068】表示画面13(エンジン始動完了画面)に
はエンジン始動が完了した旨のメッセージ60が緑色に
て表示される。
【0069】一方カウンタによる時間のカウント開始か
ら5秒が経過してもエンジンが始動されないとすると
(ステップ401の判断NO、ステップ403の判断Y
ES)、エンジン始動中止指令信号が出力される(ステ
ップ404)。表示画面13は、図12に示すようなエ
ンジン始動中画面から図11に示すようなエンジン始動
可能画面に遷移する。車体コントローラ16でエンジン
始動中止指令信号が受信されると、スタータ41の作動
が停止される。
【0070】図13に示すようなエンジン始動完了画面
に遷移してから1秒経過すると、図14に示すような通
常の運転表示画面に遷移する(ステップ405)。
【0071】以上のようにしてエンジン始動処理は終了
する。
【0072】つぎに図14に示す運転表示画面の各スイ
ッチが押下された場合における表示画面13の遷移につ
いて説明する。
【0073】図15〜図23は各スイッチが押下された
場合に表示画面13に表示される画面を示している。
【0074】図14に示すエンジン停止スイッチ61が
押下されると、図15に示すように、表示画面13のサ
ブウインドウ46にはOKスイッチ71とNOスイッチ
72とが表示される。OKスイッチ71が押下される
と、モニタコントローラ15から車体コントローラ16
にバッテリーリレー切断指令信号及びACCリレー切断
指令信号が出力され、表示画面13は終了画面に遷移す
る。NOスイッチ71が押下されると、表示画面13は
運転表示画面に遷移する。
【0075】図14に示すウェブスイッチ62が押下さ
れると、図16に示すように、表示画面13のサブウイ
ンドウ46は拡大されWEB画面73が表示される。W
EB画面73には通信手段を介して受信された特定のホ
ームページが表示される。
【0076】図14に示すガイダンススイッチ63が押
下されると、図17に示すように、表示画面13のサブ
ウインドウ46には作業管理に関する情報を画面に表示
させるスイッチ74〜77が表示される。たとえば作業
工程スイッチ74が押下されると、図18に示すよう
に、サブウインドウ46は拡大されガントチャートが表
示される。
【0077】図14に示すメンテナンススイッチ64が
押下されると、表示画面13のサブウインドウ46には
メンテンスに関する情報が表示される。図14に示すイ
ンフォメーションスイッチ65が押下されると、表示画
面13のサブウインドウ46には油圧ショベルから発信
される情報が表示される。
【0078】図14に示すアクティブモードスイッチ6
6が押下されると、図19に示すように、表示画面13
のサブウインドウ46にはアクティブモードにおける作
業を選択するスイッチ78〜82が表示される。
【0079】図14に示すエコノミーモードスイッチ6
7が押下されると、図20に示すように、表示画面13
のサブウインドウ46にはエコノミーモードにおける作
業を選択するスイッチ78〜82が表示される。
【0080】図14に示すブレーカモードスイッチ68
が押下されると、図21に示すように、表示画面13の
サブウインドウ46にはブレーカモードにおける設定項
目を選択するスイッチ83〜86が表示される。
【0081】図14に示すリフティングモードスイッチ
69が押下されると、図22に示すように、表示画面1
3のサブウインドウ46にはリフティングモードにおけ
る表示項目を選択するスイッチ87〜90が表示され
る。たとえば実荷重スイッチ87が押下されると、図2
3に示すように、サブウインドウ46にはアームクレー
ンの実荷重及び定格荷重が表示される。
【0082】なお本実施形態では、バッテリーリレーが
接続され、ACCリレーが接続され、セイフティロック
がロック状態であり、エンジンの予熱が終了するという
条件が満たされた場合にエンジン始動スイッチ58が表
示画面13に表示されるようにしている。しかし1つの
条件が満たされた場合にエンジン始動スイッチ58が表
示画面13に表示されるようにしてもよい。
【0083】本発明によれば、エンジン始動前に、車体
チェック、バッテリーリレー接続、セイフティロック確
認、ACCリレー接続、エンジン予熱が正常に終了しな
ければエンジン始動スイッチ58が表示されない。この
ためエンジンが始動できない状態であるにもかかわら
ず、エンジンが始動されるということはない。したがっ
て作業機械に発生するエンジン始動時の悪影響を防止す
ることができる。
【0084】また車体チェック、バッテリーリレー接
続、セイフティロック確認、ACCリレー接続、エンジ
ン予熱の各処理の結果を段階的に表示しているため、何
れかの処理でエラーが発生したとしてもエラーした処理
を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は建設機械の運転室内を示している。
【図2】図2は本実施形態のブロック図を示している。
【図3】図3は本実施形態の表示画面を示している。
【図4】図4は本実施形態の表示画面を示している。
【図5】図5は本実施形態の表示画面を示している。
【図6】図6は本実施形態の表示画面を示している。
【図7】図7は本実施形態の表示画面を示している。
【図8】図8は本実施形態の表示画面を示している。
【図9】図9は本実施形態の表示画面を示している。
【図10】図10は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図11】図11は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図12】図12は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図13】図13は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図14】図14は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図15】図15は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図16】図16は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図17】図17は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図18】図18は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図19】図19は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図20】図20は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図21】図21は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図22】図22は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図23】図23は本実施形態の表示画面を示してい
る。
【図24】図24はエンジン始動処理のフローチャート
を示している。
【図25】図25はエンジン始動処理のフローチャート
を示している。
【図26】図26はエンジン始動処理のフローチャート
を示している。
【図27】図27はエンジン始動処理のフローチャート
を示している。
【図28】図28は車体チェック処理のフローチャート
を示している。
【図29】図29はバッテリーリレー接続処理のフロー
チャートを示している。
【図30】図30はセイフティロック確認処理のフロー
チャートを示している。
【図31】図31はACCリレー接続処理のフローチャ
ートを示している。
【符号の説明】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 314 F02D 45/00 314B F02N 11/10 F02N 11/10 E Fターム(参考) 2D015 HA03 3D037 FA23 FB14 3G084 AA01 AA07 BA28 BA33 CA01 DA29 FA20 FA36 3G093 AA10 AB01 BA13 BA24 CA01 CA02 DA05 DB19 DB22 EC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの始動スイッチが操作され
    るに応じて、前記エンジンを始動させるようにした作業
    機械のエンジン始動装置において、 前記始動スイッチを表示画面に表示する表示手段と、 前記表示手段の表示画面に表示された始動スイッチを表
    示画面上で操作したことに応じて前記エンジンを始動さ
    せるエンジン始動手段と、 前記エンジンを始動させるに必要なエンジン始動条件が
    満たされているか否かを判断する始動条件判断手段とを
    備え、 前記始動条件判断手段によってエンジン始動条件が満た
    されていると判断された場合に、前記始動スイッチを、
    前記表示手段の表示画面に表示することを特徴とする作
    業機械のエンジン始動装置。
  2. 【請求項2】 前記始動条件判断手段は、複数のエン
    ジン始動条件が満たされているか否かを判断するもので
    あり、 前記始動条件判断手段によってエンジン始動条件が満た
    されていると判断される毎に、満たされていると判断さ
    れたエンジン始動条件の内容を、段階的に前記表示手段
    の表示画面に表示することを特徴とする請求項1記載の
    作業機械のエンジン始動装置。
JP2001137675A 2001-05-08 2001-05-08 作業機械のエンジン始動装置 Withdrawn JP2002332941A (ja)

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