JP2013185502A - 始動制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】建設機械の駆動源を始動させるための駆動信号を出力する装置に異常が生じた場合であっても駆動源を適切に始動できるようにしながら、駆動源の不正始動を確実に防止できる始動制御システムを提供すること。
【解決手段】ショベル50のエンジン11の始動を制御する始動制御システム150は、駆動信号に応じてエンジン11を始動させるエンジンコントロールモジュール(ECM)31と、ECM31に対して駆動信号を出力するコントローラ30と、操作者を認証する機能を有するディスプレイコントローラ33とを備える。ディスプレイコントローラ33は、操作者を認証した場合に、ECM31に対して駆動信号を出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、建設機械の駆動源の始動を制御する始動制御システムに関する。
従来、アクセル設定器から適正な目標回転速度の指令を受けると、回転速度センサで検出されるエンジンの実際の回転速度がその目標回転速度になるように電子ガバナを制御する作業機用エンジン制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このエンジン制御装置は、アクセル設定器の故障や通信異常により、アクセル設定器が目標回転速度を指令できない異常状態が発生すると、エンジンの回転速度が予め設定された作業用の設定回転速度になるように電子ガバナを制御する。
このようにして、このエンジン制御装置は、上述のような異常状態が発生した場合であっても、作業機による作業を継続できるようにする。
特開2008−82283号公報
しかしながら、特許文献1は、盗難防止機能については何ら開示していない。また、特許文献1のエンジン制御装置は、仮に、アクセル設定器に盗難防止機能が組み込まれ、正規の操作者のみが、アクセル設定器から適正な目標回転速度を出力できるように構成されていたとしても、盗難者によるエンジンの始動を防止することができない。アクセル設定器が取り外された場合に、エンジンを予め設定された作業用の設定回転速度で始動させてしまうためである。
上述の点に鑑み、本発明は、建設機械の駆動源を始動させるための駆動信号を出力する装置に異常が生じた場合であっても駆動源を適切に始動できるようにしながら、駆動源の不正始動を確実に防止できる始動制御システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の実施例に係る始動制御システムは、建設機械の駆動源の始動を制御する始動制御システムであって、駆動信号に応じて前記駆動源を始動させる駆動源制御装置と、前記駆動源制御装置に対して前記駆動信号を出力する第一制御装置と、操作者を認証する機能を有する第二制御装置と、を備え、前記第二制御装置は、操作者を認証した場合に、前記駆動源制御装置に対して前記駆動信号を出力することを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、建設機械の駆動源を始動させるための駆動信号を出力する装置に異常が生じた場合であっても駆動源を適切に始動できるようにしながら、駆動源の不正始動を確実に防止できる始動制御システムを提供することができる。
本発明の第一実施例に係る始動制御システムを搭載するショベルの概略側面図である。 図1のショベルが接続される通信ネットワークの概略図である。 図1のショベルに搭載される始動制御システムの概略図であり、コントローラが正常に動作する場合の状態を示す。 図1のショベルに搭載される始動制御システムの概略図であり、コントローラが正常に動作しない場合の状態を示す。 通常時駆動信号出力処理の流れを示すフローチャートである。 エンジン制御処理の流れを示すフローチャートである。 第一非常時駆動信号出力処理の流れを示すフローチャートである。 第二非常時駆動信号出力処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の実施例に係る始動制御システムを搭載するショベル50を示す概略側面図である。ショベル50の下部走行体1には、旋回機構2を介して上部旋回体3が搭載される。
上部旋回体3には、ブーム4が取り付けられ、ブーム4の先端には、アーム5が取り付けられ、アーム5の先端には、バケット6が取り付けられる。ブーム4、アーム5、及びバケット6は、掘削アタッチメントを構成し、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。
また、上部旋回体3には、その前部にキャビン10が設けられ、その後部に駆動源としてのエンジン11(例えば、コモンレール式ディーゼルエンジンである。)が搭載される。さらに、上部旋回体3には、エンジン11によって駆動される油圧ポンプ12と、油圧ポンプ12が吐出する作動油の流れを制御するコントロールバルブ13が搭載される。コントロールバルブ13は、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9等の各種油圧アクチュエータを循環する作動油の流れを制御する。
キャビン10の内部には、コントローラ30、エンジンコントロールモジュール(ECM)31、通信装置32、及びディスプレイコントローラ33が搭載され、キャビン10の天井部には、衛星通信アンテナ32aが搭載される。なお、コントローラ30、ECM31、通信装置32、及びディスプレイコントローラ33の詳細は後述する。
図2は、図1のショベル50が接続される通信ネットワーク100を示す概略図である。通信ネットワーク100は、主に、ショベル50、基地局21、サーバ22、及び通信端末23で構成される。通信端末23は、携帯通信端末23a、固定通信端末23b等を含む。基地局21、サーバ22、及び通信端末23は、それぞれ、インターネットプロトコル等の通信プロトコルを用いて互いに接続され得る。なお、ショベル50、基地局21、サーバ22、及び通信端末23のそれぞれは、1つであってもよく、複数であってもよい。また、携帯通信端末23aは、ノートパソコン、携帯電話、スマートフォン等を含む。
基地局21は、ショベル50が送信する情報を受信する固定施設であり、例えば、衛星通信、携帯電話通信、狭域無線通信等を通じてショベル50との間で情報を送受信する。
サーバ22は、ショベル50が送信する情報を保存し且つ管理する装置であり、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース等を備えたコンピュータである。具体的には、サーバ22は、通信ネットワーク100を通じて、基地局21が受信した情報を取得・保存し、操作者(管理者)が必要に応じてその保存した情報を参照できるように管理する。
また、サーバ22は、通信ネットワーク100を通じてショベル50の各種設定を行う。具体的には、サーバ22は、ショベル50の各種設定に関する値をショベル50に対して送信し、ショベル50のコントローラ30に記憶される各種設定に関する値を変更する。
また、サーバ22は、通信ネットワーク100を通じて通信端末23に各種情報を送信する。具体的には、サーバ22は、所定の条件が満たされた場合に、或いは、通信端末23からの要求に応じて、ショベル50に関する情報を通信端末23に対して送信し、ショベル50に関する情報を通信端末23の操作者に伝えるようにする。
通信端末23は、サーバ22に保存された情報を参照可能な装置であり、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース、入力装置、ディスプレイ、スピーカ等を備えたコンピュータである。具体的には、通信端末23は、通信ネットワーク100を通じてサーバ22に接続され、ショベル50に関する情報を操作者(管理者)が閲覧できるようにする。或いは、通信端末23は、サーバ22が送信する、ショベル50に関する情報を受信し、受信した情報を操作者(管理者)が閲覧できるようにする。
図3は、ショベル50に搭載される始動制御システム150の概略図である。始動制御システム150は、主に、コントローラ30、ECM31、通信装置32、及びディスプレイコントローラ33で構成される。本実施例では、コントローラ30、ECM31、通信装置32、及びディスプレイコントローラ33は、点線で示すCAN(Control Area Network)バスを介して相互に接続される。コントローラ30、ECM31、通信装置32、及びディスプレイコントローラ33は、CANバス上に信号を出力する場合には、送信元である自身のソースアドレスSAと送信先のソースアドレスSAをその信号内に含めるようにする。なお、コントローラ30、ECM31、通信装置32、及びディスプレイコントローラ33は、LIN(Local Interconnect Network)、FlexRay(登録商標)等の他の通信プロトコルを用いて相互に接続されてもよい。
コントローラ30は、ECM31に対して所定の駆動信号を出力する制御装置であり、例えば、CPU、RAM、ROM、NVRAM等を備えるコンピュータである。具体的には、コントローラ30は、キースイッチ30aの状態に基づいて目標エンジン回転数を含む駆動信号をECM31に対して出力できるか否かを判断する。そして、コントローラ30は、出力できると判断した場合に、所定周期で繰り返し駆動信号をECM31に対して出力する。また、コントローラ30は、スロットルボリューム30bの出力に基づいて目標エンジン回転数を算出する。なお、本実施例では、コントローラ30は、CAN通信で使用されるソースアドレスSAとして値Xを有する。
キースイッチ30aは、ショベル50のエンジンを始動させるためのスイッチである。本実施例では、キースイッチ30aは、エンジン11を始動できないオフ状態と、エンジン11を始動可能なオン状態とを切り換えるために使用される。
スロットルボリューム30bは、目標エンジン回転数を調節するための装置である。本実施例では、スロットルボリューム30bは、出力電圧を調節可能な可変抵抗器であり、操作者が手動で操作できるようにキャビン10内に設置される。目標エンジン回転数は、スロットルボリューム30bの出力電圧の値に応じて変化する。操作者は、スロットルボリューム30bを手動で操作することによって目標エンジン回転数を所望の値に調節する。
また、コントローラ30は、盗難防止機能30cを備える。盗難防止機能30cは、ショベル50の盗難を防止するための機能であり、例えば、所定の条件が満たされない限り、ショベル50を始動させないようにする。具体的には、盗難防止機能30cは、所定の条件が満たされない限り、コントローラ30がECM31に対して出力する目標エンジン回転数の値をゼロのまま維持する。
「所定の条件」は、例えば、パスワードの入力、ショベル50の操作者の認証、通信装置32を通じた始動許可信号の受信等を含む。なお、コントローラ30は、外部(例えば、サービスセンタである。)から始動許可信号を受信すると、NVRAMにおける始動許可フラグをオンに設定する。また、始動許可信号は、例えば、ショベル50の正規の操作者からの求めに応じてサービスセンタから送信される。
ECM31は、駆動信号に応じて駆動源を始動可能な駆動源制御装置の1例であり、エンジン11の実際のエンジン回転数が目標エンジン回転数となるように制御する。具体的には、ECM31は、コントローラ30等、CANバス上の他のCANノードから所定の駆動信号を受信し、受信した駆動信号に含まれる目標エンジン回転数の値に対応する制御信号をエンジンコントロールアクチュエータ(ECA)31aに対して出力する。なお、本実施例では、ECM31は、CAN通信で使用されるソースアドレスSAとして値Yを有する。
ECA31aは、ECM31からの制御信号に応じてエンジン11の回転数を調整する装置である。具体的には、ECA31aは、図示しないエンジン回転数センサの出力を受信して実際のエンジン回転数を監視しながら、燃料噴射量を調整して実際のエンジン回転数が目標エンジン回転数となるようにする。
通信装置32は、ショベル50と外部との間の通信を制御する制御装置であり、例えば、CPU、RAM、ROM、NVRAM等を備えるコンピュータである。通信装置32は、例えば、衛星通信アンテナ32aを介して、ショベル50とショベル50から離れた場所にある基地局21との間の情報の送受信を実現する。なお、本実施例では、通信装置32は、CAN通信で使用されるソースアドレスSAとして値Zを有する。また、通信装置32は、携帯電話網、狭域無線通信網等を介して、ショベル50と基地局21との間の情報のやり取りを実現するようにしてもよい。
ディスプレイコントローラ33は、ディスプレイ33aを制御するための制御装置であり、例えば、CPU、RAM、ROM、NVRAM等を備えるコンピュータである。ディスプレイコントローラ33は、ディスプレイ33a及びスイッチパネル33bに接続され、スイッチパネル33bからの入力に応じて各種情報をディスプレイ33aに表示させる。また、ディスプレイコントローラ33は、ショベル50に搭載される各種装置に接続され、ショベル50に関する情報をディスプレイ33aに表示する。また、ディスプレイコントローラ33は、操作者を認証する認証機能33cを備える。なお、本実施例では、ディスプレイコントローラ33は、CAN通信で使用されるソースアドレスSAとして値Pを有する。
ディスプレイ33aは、キャビン10内に設置される表示装置であり、例えば、液晶ディスプレイである。
スイッチパネル33bは、ディスプレイコントローラ33に対する入力を受ける装置であり、例えば、ディスプレイ33aの表示画面上に設置されるタッチパネル、ディスプレイ33aの表示画面の周辺に設置されるメンブレンパネル等である。
認証機能33cは、ショベル50の操作者を認証するための機能であり、例えば、スイッチパネル33bを介した所定の操作に応じてパスワード入力画面を表示し、操作者によるスイッチパネル33bを介したパスワードの入力を促す。また、認証機能33cは、声紋認証、指紋認証、虹彩認証、静脈認証、顔認証等を実行してもよい。
また、ディスプレイコントローラ33は、認証機能33cにより操作者を認証できた場合に、目標エンジン回転数を含む所定の駆動信号をECM31に対して出力する。なお、本実施例では、ディスプレイコントローラ33がECM31に対して出力する駆動信号に含まれる目標エンジン回転数は、ディスプレイコントローラ33に予め記憶された値である。
例えば、ショベル50の操作者は、コントローラ30が駆動信号をECM31に対して出力できなくなり、エンジン11を始動できなくなった場合に、スイッチパネル33bを操作してパスワード入力画面を呼び出し、自身に予め付与されているパスワードを入力する。パスワードの入力を受けたディスプレイコントローラ33は、ショベル50の操作者が正規の操作者であることを確認した上で、ECM31に対して駆動信号を出力する。
また、ディスプレイコントローラ33は、パスワード入力画面をディスプレイ33a上に自動的に表示してもよい。具体的には、ディスプレイコントローラ33は、CANバス上を流れる信号を監視しながら、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力していない無信号時間を計測する。そして、ディスプレイコントローラ33は、無信号時間が所定時間に達した場合に、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力していないと判断する。そして、ディスプレイコントローラ33は、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力していないと判断した場合に、パスワード入力画面をディスプレイ33a上に自動的に表示する。
なお、ディスプレイコントローラ33は、パスワード入力画面が呼び出された場合、通信装置32を通じてその旨を伝える信号を通信端末23に送信する。また、ディスプレイコントローラ33は、誤ったパスワードが所定回数入力された場合、それ以降のパスワードの入力を禁止した上でその旨を伝える信号を通信端末23に送信してもよい。
ここで、図4を参照しながら、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力できなくなった場合の始動制御システム150の動きを説明する。なお、図4は、図3に対応し、図4における破線で示されるコントローラ30は、故障、CANバスの断線、不正な取り外し等により、駆動信号を出力できない状態を示す。
ECM31は、CANバス上を流れる信号を監視しながら、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力していない無信号時間を計測する。そして、ECM31は、無信号時間が所定時間に達した場合に、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力していないと判断する。そして、ECM31は、値ゼロの目標エンジン回転数に対応する制御信号をECA31aに対して出力してエンジン11を停止させる。
その後、ディスプレイコントローラ33は、認証機能33cによりショベル50の操作者を認証できた場合に、ECM31に対して駆動信号を出力する。
なお、ディスプレイコントローラ33は、ECM31に対して駆動信号を出力する場合には、自身のソースアドレスSAの値Pをコントローラ30のソースアドレスSAの値Xに置き換える。ECM31における、駆動信号の受信に関する処理を簡略化するためである。具体的には、ECM31が、ディスプレイコントローラ33からの信号を、あたかもコントローラ30からの信号として受信できるようにし、駆動信号の送信元を判断する処理をECM31が省略できるようにするためである。しかしながら、本発明は、これに限定されるものでもない。ディスプレイコントローラ33は、ソースアドレスSAを置き換えることなくECM31に対して駆動信号を出力してもよい。この場合、ECM31は、駆動信号の送信元を判断する機能を備えていてもよい。すなわち、ECM31は、送信元がディスプレイコントローラ33であることを確認した上で駆動信号を受け入れてもよい。或いは、ECM31は、駆動信号の送信元を判断することなく、送信されてきた駆動信号を受け入れるようにしてもよい。
また、ディスプレイコントローラ33は、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力していないことを確認した上で、ECM31に対して駆動信号を出力するようにしてもよい。具体的には、ディスプレイコントローラ33は、CANバス上を流れる信号を監視しながら、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力していない無信号時間を計測する。そして、ディスプレイコントローラ33は、無信号時間が所定時間に達した場合に、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力していないと判断し、ECM31に対して駆動信号を出力する。
次に、図5を参照しながら、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力する処理(以下、「通常時駆動信号出力処理」とする。)について説明する。なお、図5は、通常時駆動信号出力処理の流れを示すフローチャートであり、コントローラ30は、所定周期(例えば、10ミリ秒周期である。)で繰り返しこの通常時駆動信号出力処理を実行する。
最初に、コントローラ30は、キースイッチ30aがオン状態にあるか否かを判断する(ステップS1)。
キースイッチ30aがオン状態にあると判断した場合(ステップS1のYES)、コントローラ30は、通信装置32を通じて始動許可信号を受信したか否かを判断する(ステップS2)。具体的には、コントローラ30は、NVRAMに記憶される始動許可フラグがオンに設定されているか否かを判断する。
始動許可信号を既に受信し、コントローラ30のNVRAMに記憶される始動許可フラグがオンに設定されていると判断した場合(ステップS2のYES)、コントローラ30は、スロットルボリューム30bの出力に応じて目標エンジン回転数を算出する(ステップS3)。
その後、コントローラ30は、算出した目標エンジン回転数を含む駆動信号をECM31に対して出力する(ステップS4)。
一方、キースイッチ30aがオン状態にないと判断した場合(ステップS1のNO)、或いは、始動許可信号を未だ受信していないと判断した場合には(ステップS2のNO)、コントローラ30は、駆動信号をECM31に対して出力することなく、今回の通常時駆動信号出力処理を終了させる。
なお、ステップS1におけるキースイッチ30aのオン状態の当否の判断と、ステップS2における始動許可信号の受信の有無の判断は順不同であり、同時に実行されてもよく、順序が逆であってもよい。
次に、図6を参照しながら、ECM31がエンジン11を制御する処理(以下、「エンジン制御処理」とする。)について説明する。なお、図6は、エンジン制御処理の流れを示すフローチャートであり、ECM31は、所定周期で繰り返しこのエンジン制御処理を実行する。なお、本実施例では、ECM31は、CANノードのそれぞれに割り当てられるソースアドレスSAに基づいて信号送信元を特定し、コントローラ30が送信する駆動信号のみを受け入れるものとする。なお、コントローラ30が送信する駆動信号は、ディスプレイコントローラ33があたかもコントローラ30からの駆動信号として送信する駆動信号を含む。
最初に、ECM31は、コントローラ30から駆動信号を受信したか否かを判断する(ステップS11)。
コントローラ30から駆動信号を受信したと判断した場合、ECM31は、受信した駆動信号に含まれる目標エンジン回転数に対応する制御信号をECA31aに対して出力する(ステップS14)。制御信号を受信したECA31aは、エンジン11の実際のエンジン回転数が目標エンジン回転数となるように燃料噴射量等を制御する。
一方、コントローラ30から駆動信号を受信していないと判断した場合、ECM31は、コントローラ30から駆動信号を受信していない時間である無信号時間が所定時間に達したか否かを判断する(ステップS12)。
無信号時間が所定時間に達したと判断した場合(ステップS12のYES)、ECM31は、目標エンジン回転数を値ゼロに設定する(ステップS13)。
その後、ECM31は、値ゼロに設定された目標エンジン回転数に対応する制御信号をECA31aに対して出力する(ステップS14)。その制御信号を受信したECA31aは、エンジン11の実際のエンジン回転数が目標エンジン回転数(値ゼロ)となるように燃料噴射量等を制御する。すなわち、ECA31aは、エンジン11が稼働中の場合にはエンジン11を停止させ、エンジン11が停止中の場合にはエンジン11を始動させないようにする。
一方、無信号時間が所定時間に未だ達していないと判断した場合(ステップS12のNO)、ECM31は、ECA31aに対して制御信号を出力することなく、今回のエンジン制御処理を終了させる。この場合、ECA31aは、前回受信した制御信号に基づいて燃料噴射量等を制御する。すなわち、ECA31aは、エンジン11が稼働中の場合にはエンジン11をそのままのエンジン回転数で動作させ、エンジン11が停止中の場合にはエンジン11をそのまま始動させないようにする。
次に、図7を参照しながら、ディスプレイコントローラ33がECM31に対して駆動信号を出力する処理(以下、「第一非常時駆動信号出力処理」とする。)について説明する。なお、図7は、第一非常時駆動信号出力処理の流れを示すフローチャートであり、ディスプレイコントローラ33は、所定周期(例えば、10ミリ秒周期である。)で繰り返しこの第一非常時駆動信号出力処理を実行する。また、本実施例では、キースイッチ30aの出力が、コントローラ30及びディスプレイコントローラ33の双方に接続されている。
最初に、ディスプレイコントローラ33は、キースイッチ30aがオン状態にあるか否かを判断する(ステップS21)。
キースイッチ30aがオン状態にあると判断した場合(ステップS21のYES)、ディスプレイコントローラ33は、認証機能33cによりショベル50の操作者を認証する(ステップS22)。
ショベル50の操作者を認証できた場合(ステップS22のYES)、ディスプレイコントローラ33は、NVRAMに記憶される非常時目標エンジン回転数を含む駆動信号をECM31に対して出力する(ステップS23)。この際、ディスプレイコントローラ33は、自身のソースアドレスSAの値Pをコントローラ30のソースアドレスSAの値Xに置き換えた上で、駆動信号をECM31に対して出力する。ECM31が、ディスプレイコントローラ33からの駆動信号を、あたかもコントローラ30からの駆動信号として受信できるようにするためである。
一方、キースイッチ30aがオフ状態にあると判断した場合(ステップS21のNO)、或いは、ショベル50の操作者を認証できない場合には(ステップS22のNO)、ディスプレイコントローラ33は、駆動信号をECM31に対して出力することなく、今回の第一非常時駆動信号出力処理を終了させる。
なお、ステップS21におけるキースイッチ30aのオン状態の当否の判断と、ステップS22におけるショベル50の操作者の認証は順不同であり、同時に実行されてもよく、順序が逆であってもよい。
次に、図8を参照しながら、ディスプレイコントローラ33がECM31に対して駆動信号を出力する処理の別の例(以下、「第二非常時駆動信号出力処理」とする。)について説明する。なお、図8は、第二非常時駆動信号出力処理の流れを示すフローチャートであり、ディスプレイコントローラ33は、所定周期(例えば、10ミリ秒周期である。)で繰り返しこの第二非常時駆動信号出力処理を実行する。また、本実施例では、キースイッチ30aの出力が、コントローラ30及びディスプレイコントローラ33の双方に接続されている。また、第二非常時駆動信号出力処理は、ステップS33を有する点で第一非常時駆動信号出力処理と相違するが、ステップS31、ステップS32、及びステップS34は、第一非常時駆動信号出力処理におけるステップS21〜S23と共通である。そのため、共通部分の説明を省略しながら、相違部分を詳細に説明する。
キースイッチ30aがオン状態にあり(ステップS31のYES)、且つ、ショベル50の操作者を認証できた場合(ステップS32のYES)、ディスプレイコントローラ33は、コントローラ30がECM31に対して駆動信号を出力していない時間である無信号時間が所定時間に達したか否かを判断する(ステップS33)。
無信号時間が所定時間に達したと判断した場合(ステップS33のYES)、ディスプレイコントローラ33は、NVRAMに記憶される非常時目標エンジン回転数を含む駆動信号をECM31に対して出力する(ステップS34)。この際、ディスプレイコントローラ33は、自身のソースアドレスSAの値Pをコントローラ30のソースアドレスSAの値Xに置き換えた上で、駆動信号をECM31に対して出力する。ECM31が、ディスプレイコントローラ33からの駆動信号を、あたかもコントローラ30からの駆動信号として受信できるようにするためである。
一方、無信号時間が所定時間に達していないと判断した場合には(ステップS33のNO)、キースイッチ30aがオフ状態にあると判断した場合(ステップS31のNO)、或いは、ショベル50の操作者を認証できない場合(ステップS32のNO)と同様、ディスプレイコントローラ33は、駆動信号をECM31に対して出力することなく、今回の第二非常時駆動信号出力処理を終了させる。
なお、ステップS31におけるキースイッチ30aのオン状態の当否の判断と、ステップS32におけるショベル50の操作者の認証と、ステップS33における無信号時間が所定時間に達したか否かの判断は順不同であり、同時に実行されてもよく、上述の順序とは異なる順序で実行されてもよい。
以上の構成により、始動制御システム150は、コントローラ30が故障して駆動信号を出力できなくなった場合には、ディスプレイコントローラ33が、ショベル50の操作者を認証した上で、ECM31に対して駆動信号を出力できるようにする。その結果、ショベル50の操作者は、コントローラ30が故障した場合であっても、エンジン11を始動させることができる。一方で、始動制御システム150は、コントローラ30が不正に取り外された場合であっても、ショベル50の操作者を認証しない限り、ディスプレイコントローラ33に駆動信号を出力させないようにする。その結果、ショベル50を不正に始動させようとする者は、エンジン11を始動させることができない。
このように、始動制御システム150は、コントローラ30の故障等によりコントローラ30からの駆動信号をECM31が受信できない場合であっても、コントローラ30の代わりにディスプレイコントローラ33が駆動信号を出力できるようにし、操作者がエンジン11を始動させることができるようにする。一方で、始動制御システム150は、ディスプレイコントローラ33がショベル50の操作者を認証できた場合に限りディスプレイコントローラ33が駆動信号を出力できるようにすることで無制限にエンジン11が始動可能とならないようにする。その結果、始動制御システム150は、盗難防止機能30cを有するコントローラ30が不正に取り外された場合であっても、ショベル50の始動を禁止することによって、ショベル50の盗難を確実に防止することができる。
また、始動制御システム150は、コントローラ30からの駆動信号がCANバス上に存在しないことを確認した上でディスプレイコントローラ33から駆動信号を出力させることで、コントローラ30からの駆動信号とディスプレイコントローラ33からの駆動信号との混在を防止することができる。
また、ECM31は、例えば、無信号時間が所定時間に達した場合にコントローラ30に異常が発生したことを検知し、その後は、コントローラ30から送信される駆動信号を受け入れず、ディスプレイコントローラ33から送信される駆動信号のみを受け入れるようにしてもよい。この場合、ディスプレイコントローラ33は、ソースアドレスSAの値Pを、コントローラ30のソースアドレスSAの値Xに置き換える必要はない。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、駆動源としてエンジン11が採用されるが、電動モータが採用されてもよい。
1・・・下部走行体 2・・・旋回機構 3・・・上部旋回体 4・・・ブーム 5・・・アーム 6・・・バケット 7・・・ブームシリンダ 8・・・アームシリンダ 9・・・バケットシリンダ 10・・・キャビン 11・・・エンジン 12・・・油圧ポンプ 13・・・コントロールバルブ 21・・・基地局 22・・・サーバ 23・・・通信端末 23a・・・携帯通信端末 23b・・・固定通信端末 30・・・コントローラ 30a・・・キースイッチ 30b・・・スロットルボリューム 30c・・・盗難防止機能 31・・・エンジンコントロールモジュール(ECM) 31a・・・エンジンコントロールアクチュエータ(ECA) 32・・・通信装置 32a・・・衛星通信アンテナ 33・・・ディスプレイコントローラ 33a・・・ディスプレイ 33b・・・スイッチパネル 33c・・・認証機能 50・・・ショベル 100・・・通信ネットワーク 150・・・始動制御システム

Claims (4)

  1. 建設機械の駆動源の始動を制御する始動制御システムであって、
    駆動信号に応じて前記駆動源を始動させる駆動源制御装置と、
    前記駆動源制御装置に対して前記駆動信号を出力する第一制御装置と、
    操作者を認証する機能を有する第二制御装置と、を備え、
    前記第二制御装置は、操作者を認証した場合に、前記駆動源制御装置に対して前記駆動信号を出力する、
    ことを特徴とする始動制御システム。
  2. 前記第二制御装置は、前記第一制御装置が前記駆動源制御装置に対して前記駆動信号を出力しない場合に、前記駆動源制御装置に対して前記駆動信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の始動制御システム。
  3. 前記第二制御装置は、前記第二制御装置が出力する前記駆動信号を、前記第一制御装置が出力する前記駆動信号として、前記駆動源制御装置に認識させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の始動制御システム。
  4. 前記第二制御装置は、ディスプレイコントローラである、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の始動制御システム。
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