JP2002332771A - 上吊り引戸用鴨居レールの取付け構造 - Google Patents

上吊り引戸用鴨居レールの取付け構造

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JP2002332771A
JP2002332771A JP2001139398A JP2001139398A JP2002332771A JP 2002332771 A JP2002332771 A JP 2002332771A JP 2001139398 A JP2001139398 A JP 2001139398A JP 2001139398 A JP2001139398 A JP 2001139398A JP 2002332771 A JP2002332771 A JP 2002332771A
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JP
Japan
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rail
screw
threaded sleeve
kamoi
driver
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001139398A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Yanagihara
正樹 柳原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 上吊り引戸用鴨居レールの経年変化による撓
みを修正、回復することができる上吊り引戸用鴨居レー
ルの取付け構造を提供する。 【解決手段】 開口部の径間における鴨居レール取付
け用ねじ11を、主ねじ12および調整用ねじ13で構
成される二重一体構造とするとともに、底面にドライバ
溝17が刻設されているとともに別途複数の突起を有す
るドライバの嵌入用孔18が穿設されているねじ付スリ
ーブ14を前記調整用ねじに螺合せしめ、調整用ねじの
底面ならびにねじ付スリーブ底面に刻設されているドラ
イバ溝を一致させて主ねじおよび調整用ねじの一体物な
らびにねじ付スリーブをドライバによって一体的に回動
させて開口部径間のレールを鴨居を介して躯体へ取着す
る。経年変化によってレールが撓んだ時点でねじ付スリ
ーブのみを締込んでねじ付スリーブを上昇させてレール
を水平状態に回復させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上吊り引戸用鴨居
レールの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上吊り引戸は、開き戸のような戸板のス
イーピングエリアを殆ど必要とせずデッドスペースを生
じないことならびに、床に敷居やレールを設ける必要が
なくフラットな床面とすることができ車椅子の使用が可
能であるなどバリアフリーな住環境を提供できる等の点
から、その長所が再認識されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上吊り引戸を走行自在
に吊下する鴨居レールは、鴨居を介して鴨居上部の躯体
に取付け用ねじ等によって取着される。図3に示すよう
に、鴨居レール1は断面逆凹字状を呈し、水平方向内側
に延びる突条部がレールとして機能し、この突条部上面
に引戸用戸車が搭載され、図3における紙面に垂直な方
向に上吊り引戸が走行する。処で、木造住宅等において
吊設される鴨居レールは、経年変化によってカテナリー
状に撓み、建入りの狂いを招来していた。
【0004】本発明は、上吊り引戸用鴨居レールの経年
変化による撓みを修正、回復することができる上吊り引
戸用鴨居レールの取付け構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、上吊り引戸用鴨居レールの取付け構造であ
って、開口部の径間における鴨居レール取付け用ねじ
を、主ねじおよび調整用ねじで構成される二重一体構造
とするとともに、底面にドライバ溝が刻設されていると
ともに別途複数の突起を有するドライバ嵌入用孔が穿設
されているねじ付スリーブを前記調整用ねじに螺合せし
め、レールを鴨居を介して躯体へ取付けるに際しては、
調整用ねじの底面ならびにねじ付スリーブ底面に刻設さ
れているドライバ溝を一致させて主ねじおよび調整ねじ
一体物ならびにねじ付スリーブをドライバによって一体
的に回動させて開口部径間のレールを鴨居を介して躯体
に取着した後、経年変化によってレールがカテナリー状
に撓んだ時点でねじ付スリーブのみを複数の突起を有す
るドライバをねじ付スリーブ用ドライバ嵌入孔に嵌入し
て回動させて締め込んでねじ付スリーブを上昇させてレ
ールを水平状態に回復させるよう構成してなる上吊り引
戸用鴨居レールの取付け構造である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施
形態に則して説明する。
【0007】
【実施例】図1に、本発明の上吊り引戸用鴨居レールの
取付け構造に用いる、鴨居レール取付け用ねじを示す。
図1において、11は鴨居レール取付け用ねじであっ
て、鴨居レールが架設される開口部の径間における鴨居
レールの締結用として用いられる。開口部両端部におい
ては、鴨居レールは通常のねじでタイトに締結される。
【0008】12は主ねじであり、その外周面に通常の
ねじと同様のねじ部が形成されている。13は調整用ね
じであって、主ねじ12の下部に一体的に形成され、そ
の下端部は軸部となっている。調整用ねじ13の底面に
は、図2に示すように、プラスドライバ或はマイナスド
ライバが嵌入し得る、調整ねじ用ドライバ溝16が刻設
されている。
【0009】14はねじ付スリーブであり、その内周面
に調整用ねじと螺合する雌ねじ部15が刻設されてい
る。また、ねじ付スリーブ14の底面にも、図2に示す
ように、プラスドライバ或はマイナスドライバが嵌入し
得るねじ付スリーブ用ドライバ溝17が刻設されてい
る。さらに、ねじ付スリーブ14には、図1および図2
に示すように、この実施例においては、4本の突起を有
するドライバ(図示せず)が嵌入し得るねじ付スリーブ
用ドライバ嵌入孔18が4箇穿設されている。
【0010】而して、上記鴨居レール取付け用ねじ11
を用いて鴨居レールを鴨居を介して躯体に取着するに際
しては、先ず、開口部両端に位置する鴨居レール1の部
位の取付けを、通常のねじによって行う。鴨居レールの
取付けは、鴨居2を介して、建家の躯体にねじで緊締す
ることによってなされる。
【0011】開口部の径間における鴨居レールの、鴨居
を介しての躯体への取付けは、図1および図2に示す鴨
居レール取付け用ねじ11を用いて行う。径間における
鴨居レールの取付けに際しては、主ねじ12および調整
ねじ13の一体物の底面に刻設されている調整ねじ用ド
ライバ溝16ならびにねじ付スリーブ用ドライバ溝17
を十字状に一致させて、プラスドライバ或はマイナスド
ライバを用いて主ねじ12および調整ねじ13の一体物
ならびにねじ付スリーブ14を一体的に回動させて鴨居
2を介して躯体に緊締する。
【0012】鴨居レールを、鴨居を介して躯体へ取付け
るに際しては、開口部径間のレールを、鴨居レール取付
け用ねじ11を過度に締め込んで正面視、レールが若干
凸状となるようにした後、複数の突起を有するドライバ
をねじ付スリーブ用ドライバ嵌入孔18に嵌入してねじ
付スリーブ14のみを回動、降下させてレールを水平状
態となるようにすると、調整用ねじ13の底面とねじ付
スリーブ14の底面間に段差を生じさせることができ
る。その結果、鴨居レール取付け後、経年変化によるレ
ールの撓みを修正、回復すべくねじ付スリーブ14を上
昇させるときに、調整用ねじ13底面がねじ付スリーブ
14の下端部から突出することがない。
【0013】上吊り引戸の取付け後、経年変化によって
鴨居および鴨居レールがカテナリー状に撓んできたら、
ねじ付スリーブ14のみを4本の突起を有するドライバ
をねじ付スリーブ用ドライバ嵌入孔18に嵌入せしめて
回動させ、ねじ付スリーブ14を上昇させて開口部の径
間における鴨居レールを上方向へ持ち上げ、建入りの狂
いを修正、回復する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、上吊り引戸の経年変化
による撓みを修正し建入りの狂いを正しい状態に回復で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の上吊り引戸用レールの取付け構造に用
いる鴨居レール取付け用ねじを示す正面図
【図2】本発明の上吊り引戸用レールの取付け構造に用
いる鴨居レール取付け用ねじの底面図
【図3】鴨居レールの鴨居への取着状態を示す縦断面図
【符号の説明】
1 鴨居レール 2 鴨居11 鴨居レール取付け用ねじ 12 主ねじ 13 調整用ねじ 14 ねじ付スリーブ 15 雌ねじ部 15 内側雄ねじ 16 調整ねじ用ドライバ溝 17 ねじ付スリーブ用ドライバ溝 18 ねじ付スリーブ用ドライバ嵌入孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上吊り引戸用鴨居レールの取付け構造で
    あって、開口部の径間における鴨居レール取付け用ねじ
    を、主ねじおよび調整用ねじで構成される二重一体構造
    とするとともに、その底面にドライバ溝が刻設されてい
    るとともに別途複数の突起を有するドライバ嵌入用孔が
    穿設されているねじ付スリーブを前記調整用ねじに螺合
    せしめ、レールを鴨居を介して躯体へ取付けるに際して
    は、調整用ねじの底面ならびにねじ付スリーブ底面に刻
    設されているドライバ溝を一致させて主ねじおよび調整
    ねじ一体物ならびにねじ付スリーブをドライバによって
    一体的に回動させて開口部径間のレールを鴨居を介して
    躯体に取着した後、経年変化によってレールがカテナリ
    ー状に撓んだ時点でねじ付スリーブのみを複数の突起を
    有するドライバをねじ付スリーブ用ドライバ嵌入孔に嵌
    入して回動させて締め込んでねじ付スリーブを上昇させ
    てレールを水平状態に回復させるよう構成してなる上吊
    り引戸用鴨居レールの取付け構造。
JP2001139398A 2001-05-10 2001-05-10 上吊り引戸用鴨居レールの取付け構造 Pending JP2002332771A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7318116B2 (en) 2002-11-08 2008-01-08 International Business Machines Corporation Control path failover in an automated data storage library

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A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20041129