JP2002332116A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2002332116A
JP2002332116A JP2001138408A JP2001138408A JP2002332116A JP 2002332116 A JP2002332116 A JP 2002332116A JP 2001138408 A JP2001138408 A JP 2001138408A JP 2001138408 A JP2001138408 A JP 2001138408A JP 2002332116 A JP2002332116 A JP 2002332116A
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JP
Japan
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lid
arm
opening
chamber
joint
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Application number
JP2001138408A
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English (en)
Inventor
Masayo Nakajima
誠世 中嶋
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】なるべく小さなスペースで設置可能で、小さな
力で位置精度良く開閉することができる蓋開閉機構を備
えた基板処理装置を提供する。 【解決手段】チャンバ2と、チャンバ2の開閉可能な蓋
1と、蓋1の開閉機構とを有する基板処理装置におい
て、蓋1の開閉機構が複数のアーム4、5、6と複数の
関節8、9、10、11とを備え、複数のアーム4、
5、6のうちの第1のアーム4の一端が関節8を介して
チャンバ2に連結され、第1のアーム4の他端に関節9
を介して第2のアーム5の一端が連結され、第2のアー
ム5の他端が関節10を介して蓋1に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置等
の基板処理装置に係り、特に、基板処理装置のチャンバ
の蓋の開閉機構を有する基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の基板処理装置の斜視図であ
り、(a)は蓋を閉めた状態、(b)は蓋を開けた状態
を示す。
【0003】2は半導体製造装置等の基板搬送室あるい
は反応室等のチャンバ、7はチャンバ2の開口、1は開
口7を覆う蓋、3はガスダンパ、100は蓋1の取っ
手、101はチャンバ2内に設置されるウェハを検知す
るための窓、30はガスダンパ3の太い管、31は支点
(回転中心)、32はガスダンパ3の蓋1への固定点で
ある。
【0004】従来の蓋1の開閉機構は、図5に示すよう
に、その太い管30内に窒素等の圧縮ガスが封入された
2個のガスダンパ3の反発力を利用して、手動で蓋1を
開閉する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来の基板
処理装置における蓋1の開閉機構では、蓋1の重量が重
い場合、2個のガスダンパ3の反発力だけを利用して蓋
1を開閉することが困難なことがあった。
【0006】なお、蓋1の重心から支点(回転中心)3
1までの距離Aが長い場合、すなわち、蓋1の直径が大
きい場合、蓋1を開閉させるために、支点(回転中心)
31からガスダンパ3の蓋1への固定点32までの距離
Bが長いことが、蓋1の開閉の条件となる。このため、
蓋1が大きい場合、蓋1の開閉機構も大きくなり、チャ
ンバ2や基板処理装置全体の大きさも大きくなる。
【0007】ガスダンパ3の開閉に必要な反発力をFと
し、蓋1の重量をWとすると、F=(W×A)/Bの式
が成り立つ。反発力Fが一定の場合、AまたはWが大き
くなると、Bも大きくする必要がある。一方、Aまたは
Wが小さくなると、Bも小さくて済む。
【0008】さらに、蓋1の回転方向の自由度が低いた
め、蓋1を閉める際、蓋1とチャンバ2とを密着させる
ために、ガスダンパ3と蓋1との連結部にガタを設ける
等の必要があり、これは蓋1とチャンバ2との位置精度
の低下を引き起こし易い。
【0009】本発明の目的は、なるべく小さなスペース
で設置可能で、小さな力で位置精度良く開閉することが
できる蓋開閉機構を備えた基板処理装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、チャンバと、前記チャンバの開閉可能な
蓋と、前記蓋の開閉機構とを有する基板処理装置におい
て、前記蓋の開閉機構が複数のアームと複数の関節とを
備え、前記複数のアームのうちの第1のアームの一端が
前記関節を介して前記チャンバに連結され、前記第1の
アームの他端に前記関節を介して第2のアームの一端が
連結され、前記第2のアームの他端が前記関節を介して
前記蓋に連結されていることを特徴とする。
【0011】本発明では、上記構成により、小さなスペ
ースで設置可能で、小さな力で位置精度良く蓋を開閉す
ることができる蓋の開閉機構を備えた基板処理装置を実
現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する
図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
【0013】図1(a)は本発明の実施の形態の基板処
理装置の斜視図、(b)は(a)のC部の拡大詳細斜視
図である。
【0014】図2(a)は本実施の形態の基板処理装置
の蓋開閉途中の状態の斜視図、(b)は(a)の側面図
である。
【0015】図3(a)は本実施の形態の基板処理装置
の蓋を完全に閉めた状態の斜視図、(b)は(a)の側
面図である。
【0016】図4(a)は本実施の形態の基板処理装置
の蓋を完全に開けた状態の斜視図、(b)は(a)の側
面図である。
【0017】2は半導体製造装置(枚葉装置)の基板搬
送室あるいは反応室等のチャンバ、1はチャンバ2の上
部に設けられた蓋、3はガスダンパ、7は蓋1で覆うチ
ャンバ2の開口、100は蓋1の取っ手、101はチャ
ンバ2内に設置されるウェハを検知するための窓、30
はガスダンパ3の太い管、45は支点(回転中心)、3
2はガスダンパ3の蓋1への固定点である。
【0018】図1(a)において、4は第1のアーム、
5は第2のアーム、6は第3のアーム、8は第1の関
節、9は第2の関節、10は第3の関節、11は第4の
関節、12は第1のアーム4の端部に設けた支持部材、
13は第2のアーム5の端部に設けた支持部材、14は
第3のアーム6の端部に設けた支持部材である。
【0019】本実施の形態の基板処理装置は、チャンバ
2と、チャンバ2の開閉可能な蓋1と、蓋1の開閉機構
とを有する基板処理装置において、蓋1の開閉機構が複
数のアーム4、5、6と複数の関節8、9、10、11
とを備え、複数のアーム4、5、6のうちの第1のアー
ム4の一端が関節8を介してチャンバ2に連結され、第
1のアーム4の他端に関節9を介して第2のアーム5の
一端が連結され、第2のアーム5の他端が関節10を介
して蓋1に連結されている。
【0020】第2のアーム5の支持部材13は、蓋1の
外周部に固定されている。第3のアーム6の支持部材1
4は蓋1に固定されていない。蓋1とチャンバ2とは3
個の関節8、9、10で連結されている。
【0021】本実施の形態では、3個のアーム4、5、
6と4個の関節8、9、10、11から構成される4関
節3リンク機構と、ガスダンパ3とを2個ずつ設置し
た。ガスダンパ3は、太い管30内に窒素等の圧縮ガス
が封入されている。
【0022】第1のアーム4と第2のアーム5とは同じ
長さであり、第1のアーム4および第2のアーム5と、
第3のアーム6とは長さが異なる。
【0023】長さの等しい2個のアーム4、5のうち、
第1のアーム4はその一端に関節8を持ち、チャンバ2
に連結され、第2のアーム5はその一端に関節10を持
ち、蓋1に連結されている。3個のアーム4、5、6の
一端は、関節9において1本のシャフトにより連結さ
れ、一体化している。これらの3個のアーム4、5、
6、4個の関節8、9、10、11、3個の支持部材1
2、13、14により蓋1の開閉機構が構成されてい
る。
【0024】2個のアーム4、5の長さを同じにするこ
とにより、図2に示す状態では、支点(回転中心)45
からガスダンパ3の蓋1への固定点32までの距離が長
くなり、手動で蓋1を開閉することが可能である。上記
のように、第3のアーム6の端部に設けた支持部材14
は蓋1に固定されていないが、蓋1の開閉時には、第3
のアーム6が支持部材14を介して、第2のアーム5に
よる蓋1の支持を補助する機能を果たす。支持部材14
は蓋1に固定されていないので、蓋1を閉めた後は、図
2の状態から図3の状態にすることができる。
【0025】また、3個のアーム4、5、6を関節8、
9、10、11で連結していることにより、自由度が高
くなり、蓋1の開閉時の位置精度が向上する。
【0026】また、上記のように、第2のアーム5は支
持部材13を介して蓋1の外周部(端部)に連結されて
いる。さらに、蓋1を閉めた時には、支点(回転中心)
45を、図2に示す状態から図3に示す状態に移動させ
ることができる。これらの構成により、蓋1の開閉機構
が占めるスペースを小さくすることができ、蓋1上のス
ペースを広く取ることができる。この結果、チャンバ2
や基板処理装置全体の大きさも小さくすることができる
と共に、ウェハ検知用の窓101を有する蓋1上のスペ
ースをウェハ検知用のセンサ等のために有効に活用する
こができる。
【0027】また、図4に示す蓋1を開いた状態では、
長さの異なる2個のアーム5、6によって蓋1を支持す
るため、関節8、9、10、11の自由度がなくなる。
これにより、蓋1の開閉動作以外での蓋1の回転を防止
することができ、蓋1の開閉時の安定性、安全性が増加
する。
【0028】以上本発明を実施の形態に基づいて具体的
に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。例えば、上記実施の形
態では、アームは3本設けたが、アームは3本に限ら
ず、4本以上設けることも可能である。また、第3のア
ーム6を設けないで、チャンバ2に連結された第1のア
ーム4と、該第1のアーム4に関節9で連結され、蓋1
に連結された第2のアーム5のみで蓋1の開閉機構を構
成することも可能である。また、関節は4個に限らず、
5個以上設けることも可能である。また、上記実施の形
態では、アームと関節を有する蓋1の開閉機構を2個設
けたが、1個だけ設けても、3個以上設けることも可能
である。また、第3のアーム6の端部に設けた支持部材
14を蓋1の外周部に固定することも可能である。ま
た、2個のガスダンパ3の代わりに、それに変わる反発
力を得る他の反発力発生機構を設けることも可能であ
る。また、2個のガスダンパ3を設けないことも可能で
ある。しかし、この場合、蓋1を開けるのに大きな力を
必要とする。このため、複数のアームを有する蓋1の開
閉機構に、例えばシリンダ等の反発力発生機構を設ける
ことも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
蓋開閉機構を小スペース化し、蓋開閉時の位置精度を向
上させ、蓋開閉時の安定性、安全性を増加させることが
できる基板処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態の基板処理装置の
斜視図、(b)は(a)のC部の拡大詳細斜視図であ
る。
【図2】(a)は本実施の形態の基板処理装置の蓋開閉
途中の状態の斜視図、(b)は(a)の側面図である。
【図3】(a)は本実施の形態の基板処理装置の蓋を完
全に閉めた状態の斜視図、(b)は(a)の側面図であ
る。
【図4】(a)は本実施の形態の基板処理装置の蓋を完
全に開けた状態の斜視図、(b)は(a)の側面図であ
る。
【図5】(a)は従来の蓋を閉めた状態の基板処理装置
の斜視図、(b)は蓋を開けた状態の基板処理装置の斜
視図である。
【符号の説明】
1…蓋、2…チャンバ、3…ガスダンパ、4…第1のア
ーム、5…第2のアーム、6…第3のアーム、7…開
口、8…第1の関節、9…第2の関節、10…第3の関
節、11…第4の関節、12、13、14…支持部材、
30…太い管、31、45…支点(回転中心)、32…
ガスダンパの固定点、100…取っ手、101…窓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャンバと、前記チャンバの開閉可能な蓋
    と、前記蓋の開閉機構とを有する基板処理装置におい
    て、 前記蓋の開閉機構が複数のアームと複数の関節とを備
    え、 前記複数のアームのうちの第1のアームの一端が前記関
    節を介して前記チャンバに連結され、 前記第1のアームの他端に前記関節を介して第2のアー
    ムの一端が連結され、 前記第2のアームの他端が前記関節を介して前記蓋に連
    結されていることを特徴とする基板処理装置。
JP2001138408A 2001-05-09 2001-05-09 基板処理装置 Pending JP2002332116A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100859786B1 (ko) * 2007-03-08 2008-09-24 세메스 주식회사 기판 처리 장치에서 사용되는 처리 챔버의 커버

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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