JP2002331785A - ファイル・バインダー類の表紙 - Google Patents

ファイル・バインダー類の表紙

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JP2002331785A
JP2002331785A JP2001139805A JP2001139805A JP2002331785A JP 2002331785 A JP2002331785 A JP 2002331785A JP 2001139805 A JP2001139805 A JP 2001139805A JP 2001139805 A JP2001139805 A JP 2001139805A JP 2002331785 A JP2002331785 A JP 2002331785A
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file
spine
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binder
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JP2001139805A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kurata
美幸 倉田
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Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のファイル・バインダー類が相互に密着
して収納された状態でも容易に取り出すことのできるフ
ァイル・バインダー類の表紙を提供すること。 【解決手段】 背表紙11と、この背表紙11の両側に
折り曲げ部12を介して連なる表表紙15及び裏表紙1
5とによりファイル・バインダー類の表紙10が形成さ
れている。背表紙11と、表表紙15及び背表紙16と
に跨る領域には、平面視コ字状の切り込み23を設けて
舌片状となる掴み部20,20が形成されている。各掴
み部20,20は、外面側から指先で掴み力を付与する
ことで、内側に落ち込むように角度変位可能となり、こ
れによって手前側に取り出すことが容易に行えるように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイル・バインダ
ー類の表紙に係り、更に詳しくは、ファイル・バインダ
ー類をキャビネット等に収納したときに、取り出しを容
易に行うことのできるファイル・バインダー類の表紙に
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ファイル・バインダー類
は、表紙の内面側に所定の綴じ具を固定したり、多数枚
のフィルム製ポケット等を綴じ込むことによって構成さ
れている。このファイル・バインダー類に用いられる表
紙は、背表紙と、当該背表紙の両側に連なる表表紙及び
裏表紙とにより構成され、表表紙及び裏表紙は、背表紙
に対して折り曲げられて相互に略平行に位置するように
設けられている。従って、背表紙が手前側になる姿勢で
多数のファイル・バインダー類をキャビネット等に並べ
て収納した場合には、隣接する表紙同士が相互に密着し
た状態となるため、非常に取り出し難いものとなる。
【0003】そこで、例えば、特開平11−11536
3号公報に示されるように、表表紙及び裏表紙の背表紙
側に、当該表表紙及び裏表紙の面と分離した綴じ具形成
領域を設け、この綴じ具形成領域を利用してファイルを
キャビネットに収納した際の取り出しを容易とした構成
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記既
提案のファイルにあっては、綴じ具自体の綴じ幅が決定
しているため、綴じ具形成領域の面位置をファイルの内
側に大きく落ち込ませるように変位させることができな
い。従って、多数のファイルが密着してキャビネットに
収納されていたときに、指先を綴じ具形成領域に掛けて
引き出すときの力を十分に作用させることが困難になる
という不都合がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、掴み部の面位置を
内側に落ち込ませるように角度変位可能に設け、キャビ
ネットに多数のファイル・バインダー類が収納された状
態であっても容易なる取り出しを達成することのできる
ファイル・バインダー類の表紙を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、背表紙と、この背表紙の両側に折り曲げ
部を介して連なる表表紙及び裏表紙とを備えたファイル
・バインダー類の表紙において、前記表表紙及び又は裏
表紙の背表紙側領域に、面位置を任意な角度で内側に落
ち込み可能とする掴み部が設けられる、という構成を採
っている。このような構成によれば、掴み部に指先を当
てて摘み力を付与したときに、当該掴み部が内側に落ち
込んで変位するようになり、この変位により、ファイル
・バインダー類を手前側に引き出そうとする力を強く作
用させることが可能となる。従って、多数のファイル・
バインダー類が密着して収納されている状態であって
も、容易なる取り出しを行うことができる。
【0007】また、本発明は、背表紙と、この背表紙の
両側に折り曲げ部を介して連なる表表紙及び裏表紙とを
備えたファイル・バインダー類の表紙において、前記背
表紙と、表表紙及び又は裏表紙とに跨る領域に、面位置
を任意な角度で内側に落ち込み可能とする掴み部が設け
られる、という構成を採り、かかる構成を採用すること
で、前述の目的をより良く達成しようとしたものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における掴み部は切り込み
により構成することが好ましい。これによれば、極めて
簡単な構成によって掴み部を形成することができる。
【0009】また、本発明における掴み部は切り込みに
より構成されるとともに、当該切り込みの両端は、前記
背表紙の領域内に位置する、という構成を採るとよい。
このような構成では、掴み部の外面位置が表表紙及び又
は裏表紙の外面位置よりも内側に位置するようになる。
つまり、複数のファイル・バインダー類の表紙が密着し
てキャビネット等に収納されていても、隣接する表紙間
に隙間を形成できるようになる。従って、この隙間に指
先を差し込むことが可能となり、掴み部の角度変位と相
俟って容易なる取り出しを行うことができる。
【0010】更に、前記掴み部には滑り防止部が形成さ
れる、という構成を採用するとよい。この際、滑り防止
部は、スリットにより形成することができる。このよう
なスリットを設ければ、前述した取り出しを行うとき
に、指先の面との摩擦抵抗を得ることができるようにな
る。従って、ファイル・バインダー類の表紙が滑り易い
樹脂製であるときに有益となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0012】図1には、本実施例に係るファイル・バイ
ンダー類の表紙の概略斜視図が示され、図2には、その
展開図が示されている。これらの図において、ファイル
・バインダー類の表紙10は、平面視で細長い略長方形
状をなす背表紙11と、この背表紙11の短寸幅方向両
側に折り曲げ部12,12を介して連なる略方形の表表
紙15及び裏表紙16とを備えて構成されている。ここ
で、背表紙11或いは裏表紙16の内面側に図示しない
綴じ具が装着されるようになっている。
【0013】前記表表紙15及び裏表紙16の図1中下
部において、背表紙11側の領域には一対の掴み部2
0,20がそれぞれ設けられている。これらの掴み部2
0,20は、背表紙11から表表紙15及び裏表紙16
に跨る領域に切り込み23,23を設けることによって
舌片状に形成されている。各切り込み23,23は、図
4に示されるように、折り曲げ部12,12に対して背
表紙11の領域内に位置する切り込み端23A,23B
間を略コ字状の軌跡に沿って設けられている。具体的に
は、相互に略平行な方向に延びる上部及び下部切り込み
線23C,23Dと、表表紙15及び裏表紙16の各面
内で上部及び下部切り込み線23C,23D間に連なる
上下方向切り込み線23Eとにより構成されている。
【0014】前記切り込み端23A,23B間には、図
2中点線で示される折り曲げ部24が形成されており、
当該折り曲げ部24位置で掴み部23,23がそれぞれ
折り曲げ可能に設けられている。また、掴み部20,2
0の各面内には、上下方向に延びる滑り防止部としての
スリット25,25がそれぞれ二列ずつ形成されてい
る。
【0015】以上の構成において、ファイル・バインダ
ー類の表紙10は、背表紙11に対して表表紙15、裏
表紙16及び掴み部20,20を、前記各折り曲げ部1
2,24にて折り曲げる。この状態では、図4に示され
るように、表表紙15と裏表紙16が相互に略平行な姿
勢となるとともに、掴み部20,20も同様に略平行と
なり、同状態で、掴み部20,20は、図4(A)中二
点鎖線で示されるように、表表紙15及び裏表紙16と
は独立して内側に落ち込む方向に角度変位可能となる。
【0016】従って、図4(B)に示されるように、多
数のファイル・バインダー類の表紙10が密着して並ん
でいる場合であっても、隣接する掴み部20,20間に
隙間Sが形成されるため、当該隙間Sから指先を差し込
み、掴み部20,20を内側に角度変位させながら手前
側(図4(B)中下方)に引き出し力を付与することで
ファイル・バインダー類の表紙10を取り出すことがで
きる。
【0017】なお、前記実施例では、掴み部20,20
が背表紙11の左右両側に対称となるように一対設けら
れた場合を図示、説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、表表紙15及び背表紙16の何れか一
方側にのみ設けた構成であってもよい。
【0018】また、切り込み23,23は、掴み部2
0,20の面位置を内側に角度変位可能とする形状であ
ればコ字状に限らず、L字状等であってもよい。
【0019】更に、滑り防止部としてスリット25,2
5を設けたが、一定の摩擦抵抗を指先との間に生じさせ
ることができれば足りる。例えば、掴み部の外面側をエ
ンボス加工すること等も考えられる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表表紙及び又は裏表紙の背表紙側領域に、面位置を任意
な角度で内側に落ち込み可能とする掴み部を設けたか
ら、掴み部に指先を当てて摘み力を付与したときに、当
該掴み部が内側に落ち込んで変位するようになり、この
変位により、ファイル・バインダー類を手前側に引き出
そうとする力を強く作用させることが可能となる。従っ
て、多数のファイル・バインダー類が密着して収納され
ている状態であっても、容易なる取り出しを行うことが
でき、また、このような効果は、背表紙と、表表紙及び
又は裏表紙とに跨る領域に掴み部を設けた場合に一層顕
著となる。
【0021】また、掴み部を切り込みにより構成した場
合には、表紙をプレス等によって打ち抜き加工するとき
に、同時に形成可能となり、特別な工程を経ることなく
極めて容易に掴み部を形成することができる。
【0022】更に、前記切り込みの両端を背表紙の領域
内に位置させた構成によれば、複数のファイル・バイン
ダー類の表紙が密着してキャビネット等に収納されてい
る場合であっても、隣接する表紙間に指先を差し込む隙
間を形成できるようになり、掴み部の角度変位と相互に
作用して容易なる取り出しを行うことができる。
【0023】また、掴み部にスリットからなる滑り防止
部を設けた構成によれば、掴み部と指先との摩擦抵抗を
得ることができるようになり、ファイル・バインダー類
の表紙が樹脂製で滑り易い素材であっても容易なる取り
出しを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るファイル・バインダー類の表紙の
概略斜視図。
【図2】前記表紙の展開図。
【図3】掴み部領域の拡大平面図。
【図4】(A)は、図1のA−A線矢視拡大断面図、
(B)はファイル・バインダー類の表紙を複数並べたと
きの状態を示す断面図。
【符号の説明】 10 ファイル・バインダー類の表紙 11 背表紙 12 折り曲げ部 15 表表紙 16 裏表紙 20 掴み部 23 切り込み 23A 切り込み端 23B 切り込み端 25 スリット(滑り防止部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背表紙と、この背表紙の両側に折り曲げ
    部を介して連なる表表紙及び裏表紙とを備えたファイル
    ・バインダー類の表紙において、 前記表表紙及び又は裏表紙の背表紙側領域に、面位置を
    任意な角度で内側に落ち込み可能とする掴み部が設けら
    れていることを特徴とするファイル・バインダー類の表
    紙。
  2. 【請求項2】 背表紙と、この背表紙の両側に折り曲げ
    部を介して連なる表表紙及び裏表紙とを備えたファイル
    ・バインダー類の表紙において、 前記背表紙と、表表紙及び又は裏表紙とに跨る領域に、
    面位置を任意な角度で内側に落ち込み可能とする掴み部
    が設けられていることを特徴とするファイル・バインダ
    ー類の表紙。
  3. 【請求項3】 前記掴み部は切り込みにより構成されて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載のファイル・
    バインダー類の表紙。
  4. 【請求項4】 前記掴み部は切り込みにより構成され、
    この切り込みの両端は、前記背表紙の領域内に位置する
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載のファイル・
    バインダー類の表紙。
  5. 【請求項5】 前記掴み部には滑り防止部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のフ
    ァイル・バインダー類の表紙。
  6. 【請求項6】 前記滑り防止部は、スリットにより形成
    されていることを特徴とする請求項5記載のファイル・
    バインダー類の表紙。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111823751A (zh) * 2019-04-17 2020-10-27 国誉商业(上海)有限公司 文件夹、文件夹片材以及文件夹组

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