JP2002330074A - データ転送方法、画像処理方法、データ転送システム、及び画像処理装置 - Google Patents

データ転送方法、画像処理方法、データ転送システム、及び画像処理装置

Info

Publication number
JP2002330074A
JP2002330074A JP2002011285A JP2002011285A JP2002330074A JP 2002330074 A JP2002330074 A JP 2002330074A JP 2002011285 A JP2002011285 A JP 2002011285A JP 2002011285 A JP2002011285 A JP 2002011285A JP 2002330074 A JP2002330074 A JP 2002330074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
small area
data
representative
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002011285A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kojima
章夫 小嶋
Tatsumi Watanabe
辰巳 渡辺
Yasuhiro Kuwabara
康浩 桑原
Toshiharu Kurosawa
俊晴 黒沢
Yuusuke Monobe
祐亮 物部
Hirotaka Oku
博隆 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002011285A priority Critical patent/JP2002330074A/ja
Publication of JP2002330074A publication Critical patent/JP2002330074A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続する機器間の転送速度に応じて圧縮率を
変更し、画像欠落を防止するデータ転送方法、画像処理
方法、データ転送システム、及び画像処理装置を提供す
る。 【解決手段】検出手段が、伝送路および転送先のデータ
転送能力を検出すると、制御手段がそのデータ転送能力
に応じて、ディジタルデータの圧縮率を変更する。続い
て圧縮手段が変更された圧縮率に基づいてディジタルデ
ータを圧縮し、転送手段がこの圧縮されたディジタルデ
ータを転送先に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデー
タ、特に画像データを転送するデータ転送方法、画像処
理方法、データ転送システム、及び画像処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばスキャナ(特にハンディスキャ
ナ)やディジタルカメラ等の画像生成手段で生成された
ディジタル画像は、所定の伝送路(バス)を介してパソ
コン等のハードディスクに一旦蓄積され、その後表示あ
るいは印刷に供されることがある。
【0003】このときバス、あるいは転送先の機器での
データの処理能力が転送量に追いつかないときは、画像
データを前記バスや転送先の機器の能力に対応するサイ
ズにまで圧縮してから転送処理をすることがなされてい
る。
【0004】ここで、従来、画質と圧縮率の関係を柔軟
に設定できる方法として、ブロックサイズ(後述する)
と色数をパラメータとして処理する方法(例えば、特開
平9−83809)が知られている。この処理方法につ
いて、図13を用いて概要を説明する。
【0005】この方法は、画像データを複数の画素を含
むブロックに分割し、当該ブロックを所定の色数で近似
的に表すようになっている。従って、ブロックに含まれ
る画素数(ブロックサイズ)、あるいは前記色数を変更
することによって、圧縮率を変更することができる。
【0006】ここで、図13において、設定するブロッ
クサイズや近似色数を、パラメータ設定手段91で変更
すると、それらのパラメータから一義に定まる圧縮率を
圧縮手段94に設定する。前記圧縮手段94は圧縮率
を、蓄積手段95のメモリ容量との整合性に基づいて設
定することができる。この構成において、圧縮手段94
は入力手段92で生成された各ブロック領域から、近似
色を抽出し、ブロック毎に蓄積手段95に蓄積する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の画像
処理方法では、メモリ容量との整合性に基づいて圧縮率
を設定しており、所望の画質と圧縮率を得るには、ブロ
ックサイズと近似色数をパラメータとして設定してい
た。
【0008】一方、特定の機器から他の特定の機器へデ
ータ転送をする場合(例えばハンディスキャナにパソコ
ンを接続し、当該ハンディスキャナからパソコンにデー
タ転送する場合)を考察すると、当該ハンディスキャナ
には、バッファ機能を備えたメモリが配設される。しか
しながら、容積上の観点および価格上の観点から、バッ
ファ機能を有する大きな容量のメモリを搭載することは
できない。従って、充分な転送速度を確保しておかない
と、バッファがオーバフローして、データ欠落が発生す
ることになるため、圧縮率は機器間のデータ転送速度と
の関係において決定する必要がある。
【0009】また、ハンディスキャナなどのように原稿
面をイメージセンサを手で走査して読み取る機器では、
走査の停止、加速を繰り返すことで転送するデータ量を
調整し、バッファメモリが小容量であるがために発生す
る前記データ欠落の発生を防止していた。しかしなが
ら、この方法では読み取り画像位置のばらつき、速度変
動等により画質劣化が生じ、また、ユーザの走査技術の
未熟さに起因する画質のばらつきも大きかった。この場
合、バッファメモリを大きくすることで、転送速度を調
整できるが、コストが高くなるといった問題がある。
【0010】本発明は、上記従来の事情に鑑みて提案さ
れたものであって、接続する機器間の転送速度に応じて
圧縮率を変更し、画像欠落を防止するデータ転送方法、
画像処理方法、データ転送システム、及び画像処理装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明に係るデータ転送システムでは、以下の手段
を採用している。即ち、ディジタルデータを転送するデ
ータ転送システムを前提としている。ここで、上記デー
タ転送システムを構成する検出手段が、伝送路および転
送先のデータ転送能力を検出すると、制御手段がそのデ
ータ転送能力に応じて、ディジタルデータの圧縮率を変
更する。続いて圧縮手段が変更された圧縮率に基づいて
ディジタルデータを圧縮し、転送手段がこの圧縮された
ディジタルデータを転送先に転送する。
【0012】従って、転送速度に応じてディジタルデー
タが圧縮されることで、転送元あるいは転送先の機器の
バッファメモリの容量が小さくても、欠落無く転送先の
機器にディジタルデータを格納することができる。
【0013】尚、制御手段が、圧縮するか否かの選択を
含む制御をする構成としてもよい。
【0014】また、ディジタルデータが画像データであ
るとき、圧縮手段として、当該画像データの小領域内を
複数の近似色で置き換えることで画像データ量を削減す
る代表色抽出手段を用いる構成としてもよい。さらに、
圧縮率の変更を、小領域の大きさ、若しくは、近似色の
色数を変更することで実行してもよい。
【0015】また更に、対象となる原稿の種類に応じて
処理モードを変更する処理モード設定手段を備え、圧縮
率の変更を、処理モードに応じた小領域の大きさ、若し
くは、近似色の色数に基づいて変更する構成がある。
【0016】以上により、対象とする原稿の種類に応じ
て最適な制御パラメータを設定することで、画像データ
の劣化を抑えることができ、高精度な画像転送が実現で
きるという効果を持つ。尚、上記原稿の種類は、例えば
「写真画像」、「文字画像」、または「文字画像と写真
画像」の少なくともいずれか1種としてもよい。
【0017】また更に、画像データを所定の倍率に拡大
処理若しくは縮小処理を行う解像度変換手段を備え、前
記制御手段が、前記転送能力と前記所定の倍率に基づい
て、代表色の数と当該代表色を抽出する小領域の大きさ
を決定するし、前記代表抽出回路が、決定された小領域
内から複数の代表色を抽出する構成としてもよい。
【0018】この構成では、解像度若しくは拡大処理・
縮小処理をした場合には、転送速度に加えて解像度をも
考慮して代表色を抽出する領域の大きさを変更するた
め、画素間の濃度の変化率のパターンを保持でき、画質
劣化を抑えることができる。また、画質を維持しながら
圧縮率を向上させることが可能となる。
【0019】又、画像データを所定の小領域を単位とし
て処理し、小領域内を複数の代表色で近似する画像処理
装置を前提とする構成がある。この構成において、解像
度変換手段が前記画像データを所定の解像度に変換し、
領域決定手段が所定の解像度に応じて代表色を抽出する
小領域の大きさを決定し、代表色抽出手段が、決定され
た小領域内から複数の代表色を抽出する。
【0020】従って、解像度に応じて代表色を抽出する
領域の大きさを変更することで、高周波のパターンを保
持でき、画質劣化を抑えることができる。また、画質を
維持しながら圧縮率を向上できる。
【0021】尚、画像データを所定の小領域を単位とし
て処理し、小領域内を複数の代表色で近似する画像処理
装置を前提とする構成にて、モード設定手段が、対象と
なる原稿に基づいて処理モードを設定し、制御手段が、
設定された処理モードに応じて代表色を抽出する小領域
の大きさ、若しくは所定の代表色数を決定し、代表色抽
出手段が、制御手段による決定に基づいて小領域内から
所定の代表色数を抽出する構成や、解像度変換手段が、
画像データを所定の倍率に拡大、若しくは縮小し、制御
手段が、所定の倍率に応じて代表色を抽出する小領域の
大きさを決定し、代表色抽出手段が、決定された小領域
内から複数の代表色を抽出する構成がある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。本発明において、ディ
ジタルデータの転送元となる機器、および転送先となる
機器は基本的には何を用いてもよいが、以下の各実施の
形態では、転送元となる機器に画像入力装置を、また、
転送先となる機器にパーソナルコンピュータを用いた例
を示した。
【0023】(第1の実施の形態)図1、図2を用いて
本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態による
画像処理装置のブロック図、図2は制御パラメータの説
明図である。
【0025】図1では、ディジタルデータの転送元とな
る画像入力装置5を転送先機器に接続した場合の動作説
明を行う。画像入力装置および、転送先機器は特定され
るものではないが、本実施形態では画像入力装置として
ハンディスキャナを用い、当該ハンディスキャナを転送
先機器としてのパーソナルコンピュータ6(以下、PC
6と記す)に接続した例について説明する。尚、図1に
おけるPC6の構成の詳細を示したものが一点破線にて
示されたPC6'である。つまりPC6は、インターフ
ェース(以下、I/Fと記す)61'、HDD62'、コ
ントローラ63、CPU64、ROM65、RAM66
と、これらを接続するバス600より構成される。ま
た、RAM66には転送可能速度値67が格納される。
【0026】まず、画像入力装置5は例えばCCD素子
のような入力回路51から入力された画像データを圧縮
回路52に入力するようになっており、ここで圧縮され
た画像データが、I/F53を介して外部に出力される
ようになっている。
【0027】ここで上記画像入力装置5をPC6に接続
すると、当該画像入力回路5の転送速度検出回路54
は、I/F53からPC6へのデータの転送可能速度で
ある転送速度を検出するようになっている。
【0028】ここでPC6への転送速度は、例えばHD
D62(HDD62')の書き込み速度、読み出し速
度、バス600の転送速度、HDDのコントローラ63
の性能、CPU64の処理速度、一時記憶メモリ(RA
M)66の書き込み/読み出し速度、I/F61(I/
F61')の応答速度、更に、I/F53とI/F61
を結ぶバスの転送能力(速度)等を総合的にみて判断さ
れるようになっている。すなわち、上記各速度の中で最
小の転送速度をもつデバイスに合わせて設定すること
で、リアルタイムに転送されるデータの速度を保証する
事ができる。
【0029】ここで、上記PC6を構成する各デバイス
(61〜67)の転送速度(処理速度、応答速度等)
は、PC6を構成するROM65にあらかじめ書き込ん
でおくことによって、CPU64は最小の上記転送速度
を検出(検索)し、転送可能速度値67としてRAM6
7に格納する事ができる。CPU64はこのようにして
検出した転送可能速度値67、即ち転送可能な最大速度
を外部機器(この場合画像入力装置5)からの問い合わ
せに対して、転送速度として通知することになる。
【0030】また、上記転送速度を決定する他の方法と
して、CPU64がHDD62へ、バス600経由で、
テストデータの書き込みを行うことで、転送可能速度値
67を計算し、RAM66に一時記憶することでも実現
できる。このようなテストデータの書き込みを実行する
プログラムをPC6に予め搭載する事で、CPU64の
応答速度も含めた総合的な転送可能速度値67が検出で
きる。CPU64は、外部機器からの問い合わせに応じ
て、上記のようにRAM66に保持した転送可能速度値
67に基づいて、転送速度を通知することになる。
【0031】上記通知は、画像入力装置5とPC6との
間で交わされるネゴシエーション時に、当該ネゴシエー
ションのための初期設定データの中に速度コードフィー
ルドを設け、上記ROM65に書き込まれた、あるい
は、上記書き込みテストで得た転送速度を当該フィール
ドに書き込むことでなされる。
【0032】次に、画像入力装置5とPC6とをつなぐ
伝送路の転送速度の検出方法は、例えば、当該伝送路が
USB(ユニバーサル・シリアル・バス)であれば、画
像入力装置5側のI/F53が、2本の信号ピンのいず
れの側が「H」になっているかで、PC6側がフル・ス
ピードの転送能力を持っているか、あるいは、ロー・ス
ピードの転送能力を持っているかの判断をする。ここで
フル・スピードは、USB1.1規格であれば12Mb
ps、ロー・スピードであれば1.5Mbpsとなる
(USB2.0規格であれば480Mbpsと2.0M
bps)。その他、CPU64から、ROM65に格納
されている上記I/F61の応答速度(処理速度)を受
信してもよいし、I/F53からテストデータを送信
し、当該送信に対する返信をもって転送能力を判断する
ことで、伝送路の転送速度を検出してもよい。
【0033】上記転送速度検出回路54は上記のように
してPC6から転送されたPC6側の転送速度、およ
び、上記I/F53が検出した伝送路の転送速度に基づ
いて転送速度を決定することになる。
【0034】一方、上記のように入力回路51から読み
取られた画像データは圧縮回路52によって圧縮され
る。ここでの圧縮率は、制御回路55から予め決定され
るパラメータに応じて以下のように設定される。
【0035】制御回路55は、転送速度検出回路54が
検出した上記転送速度に応じて圧縮率を決定し、圧縮回
路52にパラメータを設定する。
【0036】本発明の実施の形態において使用される圧
縮方法(圧縮回路52)は特に限定されるものではな
く、削減するデータ量が予測可能であれば、何でも良
い。ここでは、その一実施形態として、後述する代表色
抽出回路1を用いる。この方式は、対象となる画像デー
タを、複数の画素を含む小領域を単位として抽出された
代表色(近似色)代表色で表現するようになっている。
【0037】この方法によると、代表色の数(近似色
数)と前記小領域の大きさ(画素数)を制御パラメータ
として、圧縮率を固定長で変更できる。
【0038】圧縮率は、 圧縮率= (近似色数/小領域内の画素数)+(色のイ
ンデックス情報ビット数/RGBビット数) となる。上記において、色のインデックスとは各代表色
に付けられた番号であり、例えば下記のビット数で表さ
れる。
【0039】*色のインデックス情報: 近似色数2の場合は1ビット 近似色数4の場合は2ビット 近似色数8の場合は3ビット *RGBビット数は各色8ビットとした場合: 8+8+8=24ビット 図2に、設定モード(前記近似色数と小領域の大きさに
よって決定される設定のタイプ)毎の圧縮率を図示す
る。制御回路55には、予め近似色数と小領域の大きさ
(画素の数)とを対とした設定モード(圧縮率)が設定
されており、制御回路55は前記のように検出した転送
速度に対応して設定モード(図2左端欄)を選択し、対
応する制御パラメータを圧縮回路52に設定する。
【0040】入力回路51より出力された画像データは
圧縮回路52で前記制御パラメータに従って圧縮され、
次いで、I/F53を経由して、PC6側のI/F61
に転送され、HDD62に保存される。前記において、
圧縮率は当該伝送路の転送能力や記憶手段62の書き込
み速度(転送速度)を考慮した圧縮率になっているの
で、欠落無くHDD62に画像データを格納することが
できることになる。
【0041】尚、前記においては画像入力装置を例に説
明したが、本発明は、データを圧縮して、当該データを
接続された転送先の機器に転送する構成のすべてに対
し、適用することがきる技術である。
【0042】例えば、PC6のI/F61とHDD62
の間に本発明の画像入力装置5に類する装置(但し、デ
ィジタルデータの処理であればよく、必ずしも画像デー
タを処理する必要は無い)を備えることで、HDD62
のR/W能力に応じて、データの圧縮率を決定して格納
するので、データを欠落無く書き込み、又は、読み出し
を行うことができる。
【0043】続いて、前記代表色抽出回路1における処
理の詳細について説明する。代表色抽出方法は、リアル
タイム処理に最適な固定長符号化方法の一例である。こ
の符号化方法は、対象となる画像データから、代表色
(近似色)を抽出し、前記小領域を該代表色で表現する
ことで画像データサイズを圧縮するものであることは上
述した通りである。
【0044】この処理において色空間を構成する色は特
定されるものではないが、R(レッド)、G(グリー
ン)、B(ブルー)空間を本発明の一実施形態として説
明を行う(以下、レッドを「R」、グリーンを「G」、
ブルーを「B」と記す)。
【0045】代表色抽出方法の一実施形態について、図
3、図4、図5、図6、図7を用いて、さらに詳細に説
明する。
【0046】図3を用いて代表色抽出処理の流れを説明
する。図3は、代表色抽出処理のフローチャートであ
る。
【0047】図3において、処理が開始されると、対象
となる小領域を構成する各画素の濃度値を各色ごとにす
べて加算した後に、加算した数で割ることで、各色の平
均値を算出する(ステップS00→S101)。
【0048】次に、各色の分散度を算出する(ステップ
S103)。分散度を算出する簡易な方法として、各画
素毎に前記各色の平均値との差の絶対値を求め、当該差
の絶対値をすべて累積(加算)する方法がある。ここ
で、以下に説明するグループ分割処理が実行されたあと
であれば、分割処理によって生成された、各グループに
おける各色の分散度を算出する。これによって、以下に
説明するように、分割によって得られた各グループでの
分散度が最大の色を検出し、当該検出された色につい
て、更に2つのグループに分割処理することになる。
【0049】次に、分散度が最も大きい色を検出し、着
目色とする。今、分散度はGが一番大きいとすると、G
が着目色となる(ステップS105)。
【0050】次に、着目色の平均値を用いて、小領域内
を2つのグループに分割する。今、着目色はGなので、
Gの平均値を基準にG軸上の領域を分割処理する。この
分割は、平均値より大きいか、小さいかの比較処理の結
果に基づいて実行される(ステップS107)。
【0051】次に、2つのグループに分割された結果得
られる領域情報(各画素がどの代表色の領域に属するか
の情報)と、各グループの代表色を算出する。代表色
は、各グループ内における各画素の濃度値の平均値とす
る。ここで得られた領域情報と、代表色は中間符号化デ
ータとして、一時記憶する(ステップS109)。
【0052】次に、得られた代表色の色数が所望の色数
(例えば前記制御回路が設定した色数)以上かどうか判
断し、色数が所望の色数以上であれば、分割処理を終了
する。不足していれば、再び、前記分散度の算出処理
(ステップS103)に戻り分割処理を繰り返す(ステ
ップS111)。
【0053】以上の処理をn回繰り返すことで、2n
グループと、各グループの代表色を抽出することができ
ることになる。また、所望する代表色の色数が得られた
場合は、分割処理を終了する(ステップS01)。ま
た、次の対象となる小領域へ進み、再び、前記一連の処
理が実行されることになる。
【0054】ここで、代表色抽出方法の動作の詳細につ
いて図4を用いて説明する。図4は、代表色抽出回路1
のブロック図である。
【0055】図4において、平均値算出回路11は小領
域内にある各色画素の濃度値Rin(レッド入力),Gin
(グリーン入力),Bin(ブルー入力)を各色ごとにすべ
て加算し、加算数で割ることで、各色の平均値Rave(レ
ッド平均値),Gave(グリーン平均値),Bave(ブルー平
均値)を算出する。小領域領域内の画素数をNとする
と、Rave=(ΣRin)÷N、Gave=(ΣGin)÷N、Bave=
(ΣBin)÷Nとなる。
【0056】次に、第1選択回路13は、制御信号10
0が「H」の時は、平均値算出回路11の出力信号(Ra
ve,Gave,Bave)を選択し、制御信号100が「L」の時
は、一時記憶17に保持された代表色Cn(n:最初の
小領域を区分するサフィックス)と領域情報Rij(i
j:画素の位置を示すサフィックスであり、iの方向と
jの方向は直交する。図5参照)を選択し、選択信号(S
Rave,SGave,SBave)を出力する。制御信号100は、第
1回目の分割サイクルでは「H」となり、平均値出力回
路11の出力が入力され、2回目以降は「L」となって
一時記憶回路の出力が入力される。
【0057】次に分散度算出回路12は、各色の分散度
Rd,Gd,Bdを算出する。簡易な方法として、各画素毎に平
均値との差の絶対値を求め、累積(加算)することで分
散度を算出する。ここで、分散度Rd=ΣABS(Rin−SRav
e)、Gd=ΣABS(Gin−SGave)、Bd=ΣABS(Bin−SBav
e)となる。尚、ABS()は絶対値を示す演算子である。ま
た、一度、2つのグループに分割処理された後であれ
ば、各グループ毎の各色の分散度を算出する。これは、
後述するように分割された領域で、分散度の大きい色を
見つけ、分散度が大きい色から順次に分割するためであ
る。
【0058】次に、最大値検出回路14は、分散度の最
も大きい色を着目色として検出する。今、分散度が、Gd
>Rd>BdとするとGが着目色となる。
【0059】次に、第2選択回路15は、最大値検出回
路14から得られる選択信号(Sel)141によって着目
色の平均値を選択する。今、着目色はGなので、平均値
SaveはSave=SGaveとなる。
【0060】次に、領域分割回路16は、選択された着
目色の平均値を用いて、対象の小領域を2つのグループ
に分割する。今、着目色はGなので、G軸上で大小比較
を行い、対象の小領域を分割する。すなわち、図5に示
すように領域情報RijはGin>Saveのとき「1」、Gin<
=Gaveのとき「0」である。また、それぞれのグループ
毎に2つの代表色Cnを算出する。例えば、領域情報が
「1」に属する各色画素の平均値をC0、Rijが「0」に
属する各色画素の平均値をC1とする。
【0061】次に、代表色161と領域情報162は、
一時記憶回路17で保持され、2回目以降の分割処理で
利用される。
【0062】ここで、図5を用いて具体的に数値処理し
た一実施形態を説明する。図5は、代表色抽出回路1の
処理過程を示す説明図である。
【0063】図5において、左欄には処理対象となる各
色の入力信号rij,gij,bijを記載している。各色毎の入
力信号rij,gij,bijに対する平均値は、Rave=11.6875、
Gave=10.3125、Bave=9.8125であり、各色の分散値
は、Rd=22.25、Gd=31.75、Bd=21.375となる。ここ
で、分散値が最も大きい色はGなので、着目色としてG
を選択する。よって、Save=10.3125となる。このGの
平均値を用いて対象となる領域を、更に、以下に説明す
るように、対象の小領域をさらに小さい領域であるセク
ションに分割する。
【0064】すなわち、gij>Saveのとき、Rij=1で表
すことができるセクション502と、gij<=Saveのと
き、Rij=0で表されるセクション503に分割すること
ができ、更に、領域情報504a(Rij)が生成され
る。このとき、代表色Cnは、C0とC1が生成され
る。ここで、C0は領域情報Rijが「1」に属する各色
画素の平均値(Ra,Ga,Ba)であり、C1は領域情報Rij
が「0」に属する各色画素の平均値(Rb,Gb,Bb)であ
る。
【0065】実際の平均値は、Ra=12.6、Ga=11.9、Ba
=10.4、Rb=10.16667、Gb=7.666667、Bb=8.833333と
なるが、小数点以下を四捨五入して、Ra=13、Ga=12、
Ba=10、Rb=10、Gb=8、Bb=9に整数化処理している。
【0066】次の分割処理を実行する場合は、対象小領
域としてセクション502とセクション503を選択
し、各対象小領域について前記と同様の分割処理を実行
すればよい。
【0067】次に、領域情報Rijの保持方法について説
明する。
【0068】図6は、領域情報を保持するときの説明図
である。代表色抽出回路1は、分割処理を繰り返す毎に
領域情報Rijと、各領域の代表色Cnを出力する。図4
に示すように、分割処理を繰り返す毎に、各処理階層で
領域情報Rijを一時記憶回路17の各情報ビットに記憶
させる。必要な代表色が8色であれば、分割処理は第3
階層まで繰り返し行われるので、領域情報Rijの各ビッ
トは3ビット必要となる。第1階層を第3ビット目(5
04a)に、第2階層を第2ビット目(504b)に、第
3階層を第1ビット目(504c)に保持する。ここで、
階層とビット番号は、特に定める必要はないが、各処理
階層毎に独立して特定ビットに保持する。
【0069】これによって、各処理階層毎に参照するビ
ットを特定することができる。例えば、第2階層のP1
0,P11の処理が行われる時は、第1階層で作成され
た第3ビットを参照すればよい。また、第3階層のP2
0〜P23の処理が行われる時は、第1階層、第2階層
で作成された第3ビット(504a)、第2ビット(50
4b)を参照すればよい。このように、直前までの分割
処理で作成された領域情報Rijを参照すればよい。
【0070】次に、上記画像入力装置からPC6へ転送
される符号化データを説明する。図7は、符号化データ
の構成図である。
【0071】図7において、第nブロック目の符号化デ
ータ508は固定長であり、代表色が格納される代表色
フィールドFCnと領域情報データが格納される領域情
報フィールドFRnより構成され、代表色フィールドF
Cnには、使用される代表色Cn(=R、G、Bの各濃
度値)が、また、領域情報フィールドFRnには、各画
素がどの代表色に対応するかが書き込まれる。ここで
は、抽出した代表色を8色とし、小領域を4×4の16
画素とする。小領域を2色で近似するには、以下の様に
処理する。2色の近似データをC2a、C2bとする
と、各代表色の符号化データC000〜C111を用い
て、C2a=(C000+C001+C010+C01
1)÷4、C2b=(C100+C101+C110+
C111)÷4の演算を行うことで得ることができる。
各画素の表示色Cijは図5の右端欄(条件505)に示
すように、C2a、C2bを領域情報Rij(504a)
の「1」「0」に対応して条件505より決定される。
【0072】また、4色の近似データC4a、C4b、
C4c、C4dを得ようとする場合は、前記符号化デー
タのC000〜C111を用いて、C4a=(C000
+C001)÷2、C4b=(C010+C011)÷
2、C4c=(C100+C101)÷2、C4d=
(C110+C111)÷2の演算を行う。以上により
必要な色数を計算する。
【0073】(第2の実施の形態)第1の実施形態は、
接続機器とのデータの転送能力を検出し、転送能力に応
じて圧縮率を変更して圧縮データを転送することでデー
タの欠落を防止するようになっている。
【0074】ここで処理の対象となる画像原稿としては
写真原稿、文字原稿、文字・写真原稿がある。原稿の特
徴に応じて必要な解像度は異なるので、原稿の種類に対
応した処理が必要となる。特に、圧縮回路52に代表色
抽出回路1を用いる場合は、必要な解像度に応じて小領
域の大きさを変更する構成とすることで、画質の劣化を
抑えることができる。
【0075】図8、図9を用いて本発明の第2の実施の
形態による画像処理装置を説明する。
【0076】図8は本発明の第2の実施の形態による画
像処理装置のブロック図、図9は第2の実施の形態によ
る処理モードの説明図である。
【0077】本発明の第1の実施の形態と異なるところ
は、制御回路55に、例えば原稿の種別を判断可能な処
理モード設定回路56から、処理モードを設定するよう
に変更したところである。
【0078】まず、制御回路55は、転送速度検出回路
54からの転送速度情報541と、処理モード設定回路
56からの処理モード543とにより、最適な圧縮率で
ある設定モードを選択する。図9に図示するように、例
えば処理モードとして前記処理モード設定回路56が原
稿の種別を判別して得た「写真モード」と「文字モー
ド」がある。それぞれ、原稿が「写真画像」の場合には
「写真モード」が、「文字画像」の場合には「文字モー
ド」が対応する。よって、制御回路55は、前記処理モ
ード設定回路より送信された処理モード543が「写真
モード」であれば、設定モードに「3」又は、「4」を
選択する。また、「文字モード」であれば、設定モード
に「1」又は、「2」を選択する。続いて制御回路55
は、選択した設定モードに基づいて、小領域の大きさ、
若しくは所定の代表色数を決定する。次に、前記制御回
路55は、当該決定した小領域の大きさ、若しくは所定
の代表色数をパラメータとして代表色抽出回路1に送信
する。
【0079】前記代表色抽出回路1は、前記パラメータ
を受け取ると当該パラメータの決定に基づいて小領域か
ら所定の代表色数を抽出する。
【0080】尚、処理モードとして、「文字モード」、
「写真モード」としたが、原稿に「文字画像」と「写真
画像」が含まれる場合には「文字写真モード」を設定し
ても良い。対象原稿に応じて、処理モードを特定できれ
ば、設定内容の制限はない。「地図モード」、「拡大縮
小モード」など、対象となる原稿、画像処理に最適な制
御パラメータを設定することで、画質劣化を抑えること
ができる。
【0081】以上、第2の実施の形態によれば、対象と
する原稿、画像処理に応じて、最適な制御パラメータを
設定することで、画像の劣化を抑えることができる。よ
って、高精度な画像転送が実現できる。
【0082】(第3の実施の形態)代表色抽出方法は人
間の視覚特性を応用したものであり、視覚的な劣化を抑
えた代表色抽出を行うには、設定する解像度と代表色を
抽出する対象領域の大きさの関係が重要である。よっ
て、解像度の変換率の設定に応じて、代表色を抽出する
対象領域の大きさを変更する。すなわち、解像度が高い
時は大きな領域を対象にし、解像度が低いときは小さい
領域を対象にすることで、視覚的な劣化を抑えることが
できる。以下、図10、図11、図12を用いて本発明
の第3の実施の形態による画像処理装置を説明する。
【0083】図10は、本発明の第3の実施の形態によ
る画像処理装置のブロック図、図11は解像度変換処理
の説明図、図12は拡大縮小処理の説明図である。
【0084】図10において、入力回路3から取り込ん
だ画像の解像度は解像度変換回路2によって高解像度か
ら低解像度に変換される。解像度設定回路4は解像度設
定を信号401によって、解像度変換回路2、制御回路
55に与える。ここで、例えば、通常は400DPIの
設定から200DPIに解像度が変更されると、図11
に図示するように、解像度変換回路2は隣接画素を2個
ずつを単位として同じ値に変換する。次に、前記制御回
路55は、得られた所定の解像度設定に応じて、例えば
小領域の大きさを半分に設定(決定)する。すなわち、
400DPIのとき4画素×4画素の小領域を対象とし
た場合には、200DPIのとき2画素×2画素が対象
領域となる。これによって、原稿濃度の変化が粗くなっ
た分、処理精度をあげることになり、画質劣化を抑える
ことができる。続いて、前記代表色抽出回路1は、前記
制御回路55により設定(決定)された領域から代表色
を抽出し、インターフェース7(以下、I/F7と記
す)に画像データを出力する。
【0085】ここで、解像度変換処理について図11を
用いて、詳細に説明する。図11に図示するように、4
00DPIを200DPIに変更する場合は、信号(デ
ータ)300と信号(データ)301のいずれかの値
を、隣接画素に複写する。例えば、信号301を信号3
02と信号303に複写する。これによって、400D
PIの白黒パターンは解像度の低下によって消えてしま
う。実際の処理では、信号302と信号303は同じ値
なので、いずれか一方を残すように間引き処理される。
これは、縮小処理となる。よって、解像度変換と拡大縮
小は、回路的には近い処理(又は、同じ処理)として扱
われる。画素数が変わることを拡大縮小とし、画素数が
変わらなく、解像度だけを落とすことを解像度変換と一
般的に定義されるが、本発明では、両方を解像変換とし
ている。よって、拡大処理と縮小処理を行う場合は、解
像度変換回路2は、画像を所定の場合に拡大又は縮小す
る変倍処理手段として用いられることになる。又、解像
度設定回路4では、倍率を設定することになる。この倍
率に応じて、解像度変換回路2は、画素補間法、ニアレ
ストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法、
直交変換法(DCT変換法、ウェーブレット変換法)等
を用いて画素数の増減を行い、拡大処理、縮小処理を実
行する。
【0086】図12を用いて、原稿画像を拡大処理、縮
小処理した場合の説明を行う。図12(c)に図示する
ように、原画を拡大処理すると画素数が増大する。この
場合は、より大きな領域から代表色を抽出しても画像劣
化は少ない。よって、より大きな領域より代表色を抽出
することで、圧縮率を稼ぐことができる。一方、図12
(a)に図示するように、縮小処理すると画素数が減少
する。よって、原画上のパターンの空間周波数は高くな
るので、解像度を高くした処理が必要となる。そのため
に、小領域の大きさを、より小さく設定することが望ま
しい。小さく設定することで、空間周波数の高いパター
ンも保持できるので、画質を向上できる。
【0087】ところで、前記の実施の形態1あるいは2
で設定された圧縮率は、入力回路3より得られる画像デ
ータ(例えば400DPIの画像データ)に対して解像
度変換がなされていないことを前提としている。しかし
ながら解像度変換回路2で解像度が変換(拡大あるいは
縮小)された場合には、上記制御回路55は、上記転送
速度検出回路54から得られるデータにのみ基づいて圧
縮率を決定しても不十分である。
【0088】すなわち、前記図12(b)の原画から同
図(a)に示すように低解像度に変換されている(縮小
されている)ときには、上記のように処理対象を解像度
に応じてより小さい領域に設定した状態で、要求される
圧縮率を満足するモードを選択する必要がある(例えば
色数を少なくする)。逆に、前記図12(b)の原画か
ら同図(c)に示すように高解像度に変換されている
(拡大されている)ときには、上記のように解像度に応
じたより大きな領域に設定した状態で、要求される圧縮
率を満足するモードを選択する必要がある(例えば色数
を増やせる)。
【0089】以上、第3の実施の形態によれば、解像度
に応じて代表色を抽出する領域の大きさを変更すること
で、高周波のパターンを保持でき、画質劣化を抑えるこ
とができる。また、画質を維持しながら、圧縮率を向上
できる。
【0090】なお、本発明の各実施の形態は、DSP、
若しくはCPUによるソフトウェア処理によっても実現
できるし、ハードウェアによっても実現することができ
る。
【0091】また、本発明は上記の各実施の形態で説明
した静止画像の処理に対して適用できることはもちろ
ん、動画に対して適用することも可能である。本発明を
動画に適用する場合には、圧縮率の変更方法として例え
ば、単位時間当たりのフレーム数を増減させる方法等、
様々な方法を採用することができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転送速度に応じてディジタルデータが圧縮されること
で、転送元あるいは転送先の機器のバッファメモリの容
量が小さくても欠落無く、転送先の機器にディジタルデ
ータを格納することができるという効果を持つ。
【0093】また、上記転送対象のディジタルデータが
画像データであるとき、対象とする原稿の種類に応じて
最適な制御パラメータを設定する構成を採用すること
で、画像データの劣化を抑えることができ、高精度な画
像転送が実現できるという効果を持つ。
【0094】更に、解像度若しくは拡大処理・縮小処理
をした場合には、前記転送速度に加えて解像度をも考慮
して代表色を抽出する領域の大きさを変更する場合に
は、画素間の濃度の変化率のパターンを保持でき、画質
劣化を抑えることができる。また、画質を維持しながら
圧縮率を向上できるという効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像処理装
置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態における制御パラメ
ータの説明図
【図3】本発明の第1の実施の形態における代表色抽出
処理のフローチャート
【図4】本発明の第1の実施の形態における代表色抽出
回路1のブロック図
【図5】本発明の第1の実施の形態における代表色抽出
回路1の説明図
【図6】本発明の第1の実施の形態における領域情報保
持の説明図
【図7】本発明の第1の実施の形態における符号化デー
タの構成図
【図8】本発明の第2の実施の形態における画像処理装
置のブロック図
【図9】本発明の第2の実施の形態における処理モード
の説明図
【図10】本発明の第3の実施の形態における画像処理
装置のブロック図
【図11】本発明の第3の実施の形態における解像度変
換処理の説明図
【図12】本発明の第3の実施の形態における拡大・縮
小の説明図
【図13】従来の画像処理装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 代表色抽出回路 2 解像度変換回路 3 入力回路 4 解像度設定回路 5 画像入力装置 6 パーソナルコンピュータ(PC) 7 インターフェース 11 平均値算出回路 12 分散度算出回路 13 第1選択回路 14 最大値検出回路 15 第2選択回路 16 領域分割回路 17 一時記憶回路 51 入力回路 52 圧縮回路 53 インターフェース 54 転送速度検出回路 55 制御回路 56 処理モード設定回路 61 インターフェース 62 記憶装置(HDD)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/40 H04N 1/40 D 5C079 1/41 F 5J064 1/46 1/46 Z 5K034 1/60 H04L 13/00 307C // H04N 7/24 H04N 7/13 Z (72)発明者 桑原 康浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 黒沢 俊晴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 物部 祐亮 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 奥 博隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CD05 CE16 5C059 LB05 LB11 PP01 PP02 PP11 PP15 PP20 TA06 TA08 TA11 TA12 TB08 TC02 TC24 TC37 TC38 TC39 TD02 TD03 TD04 TD05 TD06 UA02 UA05 UA32 5C076 AA01 AA21 AA22 AA26 BA06 5C077 MP08 PP20 PP27 PP28 PP32 PP37 PP43 PP46 PQ18 RR21 5C078 AA09 BA44 CA01 CA35 DA01 DA02 5C079 HA01 HB01 LA02 LA06 LA10 LA26 LA37 5J064 AA00 AA02 BB10 BC01 BC21 BC25 BC28 BC29 BC30 BD02 BD04 5K034 CC02 MM08

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータを転送するデータ転送
    方法において、 転送路および転送先のデータ転送能力を検出するステッ
    プと、 前記データ転送能力に応じて、ディジタルデータの圧縮
    率を変更するステップと、 前記変更された圧縮率でディジタルデータを圧縮するス
    テップと、 圧縮されたディジタルデータを転送先に転送するステッ
    プと、を備えることを特徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 前記圧縮率の変更は、圧縮するか否かの
    選択を含む請求項1に記載のデータ転送方法。
  3. 【請求項3】前記ディジタルデータが画像データである
    とき、圧縮に際して当該画像データの処理単位となる複
    数の画素を含む小領域を少なくとも1つの近似色で置き
    換える圧縮方法を用いた請求項1記載のデータ転送方
    法。
  4. 【請求項4】 前記圧縮率の変更は、小領域に含まれる
    画素の数、若しくは、近似色の色数の変更である請求項
    3記載のデータ転送方法。
  5. 【請求項5】 更に、対象となる原稿の種類に応じて処
    理モードを設定するステップを有し、 前記圧縮率の変更を、前記処理モードに応じて決定する
    請求項3記載のデータ転送方法。
  6. 【請求項6】 前記原稿の種類が「写真画像」、「文字
    画像」、または「文字画像と写真画像」の少なくともい
    ずれか1つである請求項5記載のデータ転送方法。
  7. 【請求項7】 更に、前記画像データを所定の倍率に拡
    大処理若しくは縮小処理を行うステップと、 前記転送能力と前記所定の倍率に基づいて、代表色を抽
    出する小領域の大きさを決定するステップと、 前記決定された小領域内から複数の代表色を抽出するス
    テップと、を備える請求項4に記載のデータ転送方法。
  8. 【請求項8】 画像データを所定の小領域を単位として
    処理し、小領域内を複数の代表色で近似する画像処理方
    法において、 前記画像データを所定の解像度に変換するステップと、 前記所定の解像度に応じて、代表色を抽出する小領域の
    大きさを決定するステップと、 前記決定された小領域内から複数の代表色を抽出するス
    テップと、を備えることを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 画像データを所定の小領域を単位として
    処理し、小領域内を複数の代表色で近似する画像処理方
    法において、 対象となる原稿によって処理モードを設定するステップ
    と、 設定された処理モードに応じて、代表色を抽出する小領
    域の大きさ、若しくは所定の代表色数を決定するステッ
    プと、 前記決定に基づいて小領域内から所定の代表色数を抽出
    するステップと、を備えることを特徴とする画像処理方
    法。
  10. 【請求項10】 前記処理モードは、少なくとも「写真
    画像」、若しくは「文字画像」、若しくは「文字画像と
    写真画像」である請求項9記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 画像データを所定の小領域を単位とし
    て処理し、小領域内を複数の代表色で近似する画像処理
    方法において、 前記画像データを所定の倍率に拡大、若しくは縮小する
    ステップと、 前記所定の倍率に応じて、代表色を抽出する小領域の大
    きさを決定するステップと、 前記決定された小領域内から複数の代表色を抽出するス
    テップと、を備えることを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 ディジタルデータを転送するデータ転
    送システムにおいて、 伝送路および転送先のデータ転送能力を検出する検出手
    段と、 前記データ転送能力に応じて、ディジタルデータの圧縮
    率を変更する制御手段と、 前記変更された圧縮率に基づいてディジタルデータを圧
    縮する圧縮手段と、 圧縮されたディジタルデータを転送先に転送する転送手
    段と、を備えることを特徴とするデータ転送システム。
  13. 【請求項13】 前記制御手段が、圧縮するか否かの選
    択を含む制御をする請求項12に記載のデータ転送シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記ディジタルデータが画像データで
    あるとき、前記圧縮手段として、当該画像データの小領
    域内を複数の近似色で置き換えることで画像データ量を
    削減する代表色抽出手段を用いる請求項12記載のデー
    タ転送システム。
  15. 【請求項15】 前記圧縮率の変更を、小領域の大き
    さ、若しくは、近似色の色数を変更することで実行する
    請求項14に記載のデータ転送システム。
  16. 【請求項16】 更に、対象となる原稿の種類に応じて
    処理モードを変更する処理モード設定手段を備え、 前記圧縮率の変更を、処理モードに応じた小領域の大き
    さ、若しくは、近似色の色数に基づいて変更することを
    特徴とする請求項14記載のデータ転送システム。
  17. 【請求項17】 前記原稿の種類が「写真画像」、「文
    字画像」、または「文字画像と写真画像」の少なくとも
    いずれか1種である請求項16記載のデータ転送システ
    ム。
  18. 【請求項18】 更に、前記画像データを所定の倍率に
    拡大処理若しくは縮小処理を行う解像度変換手段と、 前記転送能力と前記所定の倍率に基づいて、代表色の数
    と当該代表色を抽出する小領域の大きさを決定する前記
    制御手段と、 前記決定された小領域内から複数の代表色を抽出する前
    記代表抽出回路と、を備える請求項14に記載のデータ
    転送システム。
  19. 【請求項19】 画像データを所定の小領域を単位とし
    て処理し、小領域内を複数の代表色で近似する画像処理
    装置において、 前記画像データを所定の解像度に変換する解像度変換手
    段と、 前記所定の解像度に応じて、代表色を抽出する小領域の
    大きさを決定する領域決定手段と、 前記決定された小領域内から複数の代表色を抽出する代
    表色抽出手段と、を備えることを特徴とする画像処理装
    置。
  20. 【請求項20】 画像データを所定の小領域を単位とし
    て処理し、小領域内を複数の代表色で近似する画像処理
    装置において、 対象となる原稿に基づいて処理モードを設定するモード
    設定手段と、 設定された処理モードに応じて、代表色を抽出する小領
    域の大きさ、若しくは所定の代表色数を決定する制御手
    段と、 前記制御手段による決定に基づいて小領域内から所定の
    代表色数を抽出する代表色抽出手段と、を備えることを
    特徴とする画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記処理モードは、少なくとも「写真
    画像」、若しくは「文字画像」、若しくは「文字画像と
    写真画像」である請求項20記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 画像データを所定の小領域を単位とし
    て処理し、小領域内を複数の代表色で近似する画像処理
    装置において、 前記画像データを所定の倍率に拡大、若しくは縮小する
    解像度変換手段と、 前記所定の倍率に応じて、代表色を抽出する小領域の大
    きさを決定する制御手段と、 前記決定された小領域内から複数の代表色を抽出する代
    表色抽出手段と、を備えることを特徴とする画像処理装
    置。
JP2002011285A 2001-01-22 2002-01-21 データ転送方法、画像処理方法、データ転送システム、及び画像処理装置 Pending JP2002330074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002011285A JP2002330074A (ja) 2001-01-22 2002-01-21 データ転送方法、画像処理方法、データ転送システム、及び画像処理装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-12757 2001-01-22
JP2001012757 2001-01-22
JP2002011285A JP2002330074A (ja) 2001-01-22 2002-01-21 データ転送方法、画像処理方法、データ転送システム、及び画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002330074A true JP2002330074A (ja) 2002-11-15

Family

ID=26608043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002011285A Pending JP2002330074A (ja) 2001-01-22 2002-01-21 データ転送方法、画像処理方法、データ転送システム、及び画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002330074A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004252527A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Fanuc Ltd サーボモータ制御システム
WO2004114673A1 (ja) * 2003-06-19 2004-12-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 送信装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2006319643A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Fuji Photo Film Co Ltd 動画通信システム
JP2006333254A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Fujifilm Holdings Corp 動画像リアルタイム通信端末、動画像リアルタイム通信端末の制御方法及び動画像リアルタイム通信端末の制御プログラム
JP2014033419A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Konica Minolta Inc 画像処理装置及び画像処理方法
JP2014230264A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 株式会社Pfu 画像読取装置、圧縮率決定方法及びコンピュータプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004252527A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Fanuc Ltd サーボモータ制御システム
US7119505B2 (en) 2003-02-18 2006-10-10 Fanuc Ltd Servo motor control system
WO2004114673A1 (ja) * 2003-06-19 2004-12-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 送信装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2006319643A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Fuji Photo Film Co Ltd 動画通信システム
JP2006333254A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Fujifilm Holdings Corp 動画像リアルタイム通信端末、動画像リアルタイム通信端末の制御方法及び動画像リアルタイム通信端末の制御プログラム
JP2014033419A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Konica Minolta Inc 画像処理装置及び画像処理方法
JP2014230264A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 株式会社Pfu 画像読取装置、圧縮率決定方法及びコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5393574B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US20030107753A1 (en) Image processing apparatus and method, program, and storage medium
JP2011071767A (ja) 画像処理装置及びその処理方法
JP4850689B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム並びに記憶媒体
JP3661520B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像形成装置及びプログラムを記録した記録媒体
JP2002330074A (ja) データ転送方法、画像処理方法、データ転送システム、及び画像処理装置
US7447384B2 (en) Image processing method and apparatus
US7268903B2 (en) Data transfer method, image processing method, data transfer system and image processor
JP3469438B2 (ja) 画像信号の処理方法及び装置、記録媒体
JP2001338284A (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び画像処理システム
JP2002077657A (ja) 画像処理装置及び方法、並びに記憶媒体
JP2002300407A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム、並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4662189B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP4662325B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3997851B2 (ja) 画像符号化装置および画像符号化プログラム
JPH08123939A (ja) 画像処理装置
JP4446389B2 (ja) 圧縮伸長モジュールのインターフェース装置
JP3559419B2 (ja) 画像圧縮データの伸張方法及び装置
JP2009159631A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム、及び、記録媒体
JP4209174B2 (ja) カラー画像処理装置および方法
JP3781012B2 (ja) 画像データ圧縮方法、画像データ伸長方法、および画像データ伸長回路
JP4265849B2 (ja) ブロックノイズ除去方法、ブロックノイズ除去装置およびコンピュータが読取り可能な記憶媒体
JP4143535B2 (ja) 画像データ処理装置、画像データ処理方法、画像データ配信装置および画像データ伝送システム
JP2004120639A (ja) 画像処理方法
JP3271539B2 (ja) 画像データ処理装置