JP2002330015A - アンテナユニットの取付け構造 - Google Patents

アンテナユニットの取付け構造

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JP2002330015A
JP2002330015A JP2001134516A JP2001134516A JP2002330015A JP 2002330015 A JP2002330015 A JP 2002330015A JP 2001134516 A JP2001134516 A JP 2001134516A JP 2001134516 A JP2001134516 A JP 2001134516A JP 2002330015 A JP2002330015 A JP 2002330015A
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JP
Japan
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antenna unit
amplifier
boss
roof panel
base
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JP2001134516A
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English (en)
Inventor
憲雄 ▲吉▼江
Norio Yoshie
Toshiyuki Sugiura
利幸 杉浦
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、アンテナユニットをルーフパネル
に取付ける際に、仮止めすることが可能なアンテナユニ
ットの取付け構造を実現することを目的とする。 【解決手段】 アンテナロッド21と、該アンテナロッ
ド21を支持するアンプケース22と、該アンプケース
22の下部に結合され、且つ自動車のルーフパネルに固
定するための取付け用ボス部25を有するアンプベース
24と、該アンプベース24の下面に装着されるシール
部材27とを具備するアンテナユニット20において、
前記シール部材27には、自動車のルーフパネルに穿設
された取付け孔の縁部に係合可能な係止爪28aを有す
る弾性フック28が2個対向し且つ前記係止爪28aが
互いに外方に向くようにして設けられ、前記アンプベー
ス24のボス部25の根元には、前記シール部材27の
弾性フック28がその爪部28aを残して挿入される凹
部29が設けられてなるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナユニットの
取付け構造に関する。詳しくは、自動車用アンテナユニ
ットのボス部を予めルーフパネルに穿設された孔に挿入
して取付ける際、本固定するまでの間に脱落するのを防
止可能とした仮止め手段を有するアンテナユニットの取
付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用のルーフパネルに取付け
るアンテナユニットの1例を図4に示す。同図(a)は
平面図、(b)は(a)図のbーb線における断面図で
ある。同図において、符号1はアンプケースであり、該
アンプケース1は樹脂にて中空の略円錐状に形成され、
内部にアンプ2が搭載されたプリント基板3が収容され
ている。
【0003】また、符号4はアンプベースであり、該ア
ンプベース4は下部にルーフパネル5への取付け用ボス
6が形成されている。なお該取付け用ボス6にはケーブ
ル引出し用の孔6aが形成され、外周にねじ6bが形成
されている。そして該アンプベース4とアンプケース1
とはラバーパッキン7を介して結合されている。またア
ンプケース1の上部にはジョイント8を取付けるナット
部材9がインサートモールドされている。
【0004】そしてナット部材9にジョイント8を介し
てアンテナロッド10が取付けられている。このように
構成されたアンテナユニットは自動車のルーフパネル5
に予め穿設された取付け孔に取付け用ボス6を挿入し、
図示なきナットにより締付け固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のアンテナユ
ニットにおいては、車両への取付け時に際して1人で作
業する場合、先ず車外でアンプベース4の取付け用ボス
6をルーフパネル5に穿設された取付け孔に挿入し、そ
の後車室内に入り取付け用ボス6にナットを係合して締
め付け固定するのであるが、ナットで固定するまでの間
にアンテナユニットがルーフパネル5から脱落する場合
があるという問題がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、アンテ
ナユニットを自動車のルーフパネルに取付ける際、ルー
フパネルに予め穿設された孔にアンプベースのボス部を
挿入したとき、アンテナユニットが脱落しないように仮
止めすることが可能なアンテナユニットの取付け構造を
実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のアン
テナユニットの取付け構造は、アンテナロッド21と、
該アンテナロッド21を支持するアンプケース22と、
該アンプケース22の下部に結合され、且つ自動車のル
ーフパネルに固定するための取付け用ボス部25を有す
るアンプベース24と、該アンプベース24の下面に装
着されるシール部材27とを具備するアンテナユニット
20において、前記シール部材27には、自動車のルー
フパネルに穿設された取付け孔の縁部に係合可能な係止
爪28aを有する弾性フック28が2個対向し且つ前記
係止爪28aが互いに外方に向くようにして設けられ、
前記アンプベース24のボス部25の根元には、前記シ
ール部材27の弾性フック28がその爪部28aを残し
て挿入される凹部29が設けられてなり、自動車のルー
フパネルへの取付け時に前記弾性フック28により仮止
め可能としたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2は、前記アンプベース24
のボス部25の根元に形成された凹部29に、更に前記
シール部材27の弾性フック28の撓みを可能とする小
凹部30を設けたことを特徴とする。
【0009】この構成を採ることにより、取付け時に際
してアンプベースのボス部を予めルーフパネルに穿設さ
れた孔に挿入した際、シール部材に形成された弾性フッ
クにより仮止めが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明のアンテナユニット
の取付け構造の実施の形態を説明するための図であり、
(a)は側面図、(b)は(a)図のb−b線における
断面図である。同図において、20はアンテナユニッ
ト、21はアンテナロッドであり、22はアンテナロッ
ドを支持した樹脂製のアンプケースである。そして、該
アンプケース22には内部にアンテナロッド21に電気
信号を送る図示なきアンプを搭載したプリント基板23
が収容され、下部には図示なき自動車のルーフパネルへ
の取付け用ボス部25が形成された金属製のアンプベー
ス24が取付けられている。なお該取付け用ボス部25
にはケーブル26を引き出すための孔25aが形成さ
れ、外周にねじ(図示省略)が形成されている。また該
取付け用ボス部25には後述するシール部材27に形成
された弾性フック28を収容する凹部29が形成されて
いる。
【0011】図2はシール部材27を示す図で、(a)
は平面図、(b)は(a)図のbーb線における断面
図、(c)は(a)図のcーc線における断面図であ
る。このシール部材27は、アンプベース24の下面と
同形状の略楕円形に弾性を有する樹脂(ゴム等)により
形成され、その外周にアンプベース24の底部に装着可
能なように傾斜した立上り部27aが形成されている。
【0012】また、該シール部材27の中央部にはアン
プベース24のボス部25を挿通させる孔27bが穿設
され、該ボス挿通用孔27bの対向する2個所に、前記
ボス部25に設けられた凹部29に挿入可能な仮止め用
の弾性フック28が形成されている。この弾性フック2
8には、自動車のルーフパネルに穿設された取り付け孔
に係合可能な係止爪28aが互いに外方に向くように形
成されている。また、この係止爪28aは前記アンプベ
ース24のボス部25の凹部29より突出するようにな
っている。
【0013】このように形成されたシール部材27は、
図1の如く、アンプベース24の底部に装着される。こ
の際、弾性フック28はアンプベース24のボス部25
に形成された凹部29に係止爪28aを残して挿入され
る。なお、弾性フック28は、シール部材27がアンプ
ベース24に装着された時、弾性フック28の背部が凹
部29に密着するように、図2(c)に示すように、先
端が多少内側に傾くように形成することが好ましい。
【0014】このように構成された本実施の形態は、図
1の状態で図示なき自動車のルーフパネルに形成された
取付け孔に、ボス部25を挿入すれば、弾性フック28
の係止爪28aは圧縮されて孔部を通過する。この場合
弾性フック28は凹部29により座屈しないように保護
される。係止爪28aが孔部を通過すると、該係止爪2
8aは元の状態に復元し、その係止爪28aが孔部の縁
部に係合し仮止めが完了する。この後図示なきカップ状
の座金を有するナットをねじ部に螺入することにより本
固定することができる。
【0015】図3は本発明のアンテナユニットの取付け
構造の他の実施の形態を説明するための図である。本実
施の形態は、前実施の形態とほぼ同様であり、異なると
ころは、ボス部25に形成された凹部29に更に小さい
小凹部30を設け、弾性フック28が撓んだときの逃げ
部としたことである。
【0016】このように構成された本実施の形態は、前
実施の形態と同様な作用効果を有する上、ルーフパネル
に形成された取付け孔にボス部25を挿通させる際、弾
性フック28の係止爪28aの背後が撓んでも小凹部3
0に逃げることができるため挿通が容易になるという利
点がある。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、シール部材に弾性フッ
クを一体に形成したことにより、部品点数を増やすこと
なく、ルーフパネルへの取付け時の仮止めを行うことが
可能となり、作業の容易化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナユニットの取付け構造の実施
の形態を説明するための図で、(a)は側面図、(b)
は(a)図のb−b線における断面図である。
【図2】本発明のアンテナユニットの取付け構造の実施
の形態におけるシール部材を示す図で、(a)は平面
図、(b)は(a)図のbーb線における断面図、
(c)は(a)図のcーc線における断面図である。
【図3】本発明のアンテナユニットの取付け構造の他の
実施の形態を説明するための図である。
【図4】従来の自動車用アンテナユニットの1例を示す
図で。(a)は平面図、(b)は(a)図のbーb線に
おける断面図である。
【符号の説明】
20…アンテナユニット 21…アンテナロッド 22…アンプケース 23…プリント基板 24…アンプベース 25…ボス部 25a…ケーブル引出し用孔 25b…ねじ 26…ケーブル 27…シール部材 27a…立上り部 27b…ボス挿通用孔 28…弾性フック 28a…係止爪 29…凹部 30…小凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナロッド(21)と、該アンテナ
    ロッド(21)を支持するアンプケース(22)と、該
    アンプケース(22)の下部に結合され、且つ自動車の
    ルーフパネルに固定するための取付け用ボス部(25)
    を有するアンプベース(24)と、該アンプベース(2
    4)の下面に装着されるシール部材(27)とを具備す
    るアンテナユニット(20)において、 前記シール部材(27)には、自動車のルーフパネルに
    穿設された取付け孔の縁部に係合可能な係止爪(28
    a)を有する弾性フック(28)が2個対向し且つ前記
    係止爪(28a)が互いに外方に向くようにして設けら
    れ、 前記アンプベース(24)のボス部(25)の根元に
    は、前記シール部材(27)の弾性フック(28)がそ
    の爪部(28a)を残して挿入される凹部(29)が設
    けられてなり、 自動車のルーフパネルへの取付け時に前記弾性フック
    (28)により仮止め可能としたことを特徴とするアン
    テナユニットの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記アンプベース(24)のボス部(2
    5)の根元に形成された凹部(29)に、更に前記シー
    ル部材(27)の弾性フック(28)の撓みを可能とす
    る小凹部(30)を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のアンテナユニットの取付け構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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