JP2002329908A - レーザ増幅器 - Google Patents

レーザ増幅器

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JP2002329908A
JP2002329908A JP2001132815A JP2001132815A JP2002329908A JP 2002329908 A JP2002329908 A JP 2002329908A JP 2001132815 A JP2001132815 A JP 2001132815A JP 2001132815 A JP2001132815 A JP 2001132815A JP 2002329908 A JP2002329908 A JP 2002329908A
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laser
level
excitation
laser amplifier
excitation light
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JP2001132815A
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Tadashi Kasamatsu
直史 笠松
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】半導体レーザ励起1.65μm帯増幅器を提供
すること。 【解決手段】自己終端系を形成する上準位3/2
下準位との間に相当する波長のレーザ4を生成する第1
励起用光源3と、上準位3/2より上位にある上準
11/27/2にエネルギーを補給するレ
ーザー2を生成する第2励起用光源1とから構成されて
いる。レーザー4とレーザー2は、増幅対象の信号光8
が通される増幅媒体本線10に導入される。下準位のイ
オンの寿命は上準位の寿命より短く上準位から下準位へ
の遷移が滞る自己終端系に、そのような下準位から上準
位に遷移を外部系から強制するレーザ4が導入され、下
準位に滞るイオンを強制的に上準位に遷移させる。この
ような上方向遷移の強制により、下準位に膨大な数の空
きが生じ、上準位より僅かに上位にあるエネルギー補給
用の上準位近傍11/27/2から下準位に
遷移する誘導放出が強制的に誘発される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ増幅器、特
に、光ファイバの中のレーザー1.65μmを再増幅す
るレーザ増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】広帯域通信のために、光ファイバ網が大
規模に敷かれつつある。データ伝送用レーザーの長距離
伝達性を確保するために、光ファイバ内の自己増幅が求
められる。光ファイバそのものの製造技術は確立されて
いて、用いるレーザー(誘導放射増幅光)の波長は概ね
確定されている。
【0003】そのようなレーザーを生成する利得媒質と
して、エルビウム元素(Er)が適正である。ガラスフ
ァイバのコアにエルビウムが添加されて現在盛んに用い
られているエルビウム添加光ファイバ増幅器は、伝送線
路である石英シングルモードファイバの低損失帯(1.
45−1.65μm)のうち、1.55ミクロン帯
(1.53−1.57μm)と1.58ミクロン帯
(1.57−1.61μm)で増幅動作する。ホストガ
ラスの主成分が石英である石英系ファイバを用いるED
FAでは、それ以外の帯域で高効率な増幅動作又は発振
動作が観測されていない。一方、総伝送容量の増大に対
処するために、光通信の伝送波長帯域は近年ますます拡
大していて、ファイバ増幅器の利得帯域の広帯域化が望
まれている。1.65ミクロン帯(1.61−1.65
μm)について、いくつかの報告例が知られているが、
効率、利得、ファイバ作製の容易さ、信頼性のような諸
性能が要求されるファイバ増幅器の実証結果は報告され
ていない。
【0004】アイ・イー・イー・イー、フォトニクス・
テクノロジー・レターズ、第8巻第3号、349−35
1頁(1996年)には、ツリウム(Tm)が添加され
たフッ化物ガラスが主成分であるファイバ増幅器は、ク
ラッドにテルビウム(Tb)が添加され、
の誘導放出遷移が持つ1.85μmの近辺のピーク部
分をそのクラッドに吸収させ、より短波側である1.6
5ミクロン帯の誘導放出のみを残す手法が報告されてい
る(引用:特開平8−152531号)。これにより、
25dB以上の利得が波長1.65〜1.67μmで達
成されている。このような増幅器は、アンプ構成が未最
適である点を考慮しても、効率が低く(0.22%)、
その雑音指数が報告されていなくて、クラッドに余分な
添加物Tbを導入する点と発光エネルギーの大部分を吸
収させる点とから考えると、総合的な光/光変換効率は
EDFAに比べ非常に低いと推定され、その開発段階は
原理的実証レベルを越えていない。
【0005】更に、アイ・イー・イー・イー、フォトニ
クス・テクノロジー・レターズ、第2巻第6号、422
−424頁(1990年)は、ツリウムを添加した石英
ガラスファイバで、利得2dBを1.69μmで実現し
た例を報告しているが、実際の通信システムの中継増幅
器の要求性能からはほど遠い。その他には、プラセオジ
ム(Pr)を添加したカルコゲナイトガラスで1.65
μm帯増幅シミュレーション(欧州光通信国際会議、E
COC2000、ポストデットドライン論文PD−
1)、ラマン増幅(2000年電子情報通信学会 通信
ソサイエティ学会論文番号B−10−114)を用いた
増幅器が提案されているが、未だ実用的な段階には達し
ていない。
【0006】一方、希土類イオンの蛍光スペクトル特性
の研究により、フッ化物ガラス中のErイオンの
11/2又は3/2の準位と9/2の準位との
間で放射される光のスペクトルは1620〜1720n
mに広がるスペクトルを有することが知られている(ア
イ・イー・イー、エレクトロニクス・レターズ、第26
巻第10号649−651ページ、1990年参照)。
図9は、フッ化物ガラス中のErイオンのエネルギー準
位と励起、誘導放出遷移を示している。図10は、その
蛍光スペクトルを示している。なお、(3/2
11/2)の2つの準位は、エネルギー差が約830
cm−1であり、常温の熱エネルギー(210cm−1
の4倍程度であるため、熱的に強く結合していると考え
られている。
【0007】Erのこのような本遷移は、上準位寿命が
下準位寿命より短い自己終端系に属している。その報告
に述べられているように、3/2である上準位の寿
命が0.5msecであるが、9/2である下準位
の寿命は1msecであることは事実である。この場
合、連続発振レーザによる光励起を行った場合、準位間
に持続的に反転分布を形成することが困難であり、パル
ス動作のみが観測されてきた。上準位へ励起するために
用いられている励起光源は、大型で低効率の緑青色光源
(例示:波長が488nm又は514.5nmであるア
ルゴンイオンレーザ)を使用していて、実用的なデバイ
スではない。データ伝送用レーザーの光ファイバー内で
の増幅は連続的でなければならない。反転分布を高効率
に行う技術は、特開2001−7426号で知られてい
る。このような公知技術は、2励起光により弊害が大き
いアップコンバージョンを回避することにより、励起エ
ネルギーの有効利用を実現している。
【0008】図10に示される1660nm又は172
0nmの放出光は、自己終端系に属し、それのレーザー
増幅を期待することは原理的に困難であると考えること
は当業者には常識であるが、信号増幅のためには、この
ような候補1660nm又は1720nm(図9の遷移
3/29/2)を利用すること以外に方策が
見つからない。この準位の他に有望な候補が見つかった
としても、それが自己終端系であれば、同じ困難があ
る。
【0009】自己終端系に属する遷移が光導波路中で連
続的である光励起の技術の確立が望まれる。特に、光フ
ァイバの中でそのような連続的誘導増幅が実現されるこ
とが求められる。更に、エルビウムが利得媒質であるガ
ラスファイバの中で1.65μm帯の連続的誘導増幅を
実現する技術の確立が望まれる。更に、光増幅のために
用いる励起用光が半導体レーザーから選択され得ること
が光学系を簡素化することができる点で重要である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、自己
終端系に属する遷移が光導波路中で連続的である光励起
の技術を確立することができるレーザ増幅器を提供する
ことにある。本発明の他の課題は、光ファイバの中でそ
のような連続的誘導増幅を実現することができるレーザ
増幅器を提供することにある。本発明の更に他の課題
は、エルビウムが利得媒質であるガラスファイバの中で
1.65μm帯の連続的誘導増幅を実現する技術を確立
することができるレーザ増幅器を提供することにある。
本発明の更に他の課題は、光増幅のために用いる励起用
光として半導体レーザーから選択することにより既述の
課題を解決することができるレーザ増幅器を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
【0012】本発明によるレーザ増幅器は、自己終端系
を形成する上準位(3/2)と下準位
9/2)との間に相当する波長の第1励起用レー
ザー(4)を生成する第1励起用光源(3)と、上準位
3/2)より上位近傍にある上準位近傍(
11/27/2)にエネルギーを補給する第2励
起用レーザー(2)を生成する第2励起用光源(1)と
から構成されている。第1励起用レーザー(4)と第2
励起用レーザー(2)は、その波長の近傍の波長を持つ
増幅対象の信号光(8)が通される増幅媒体本線(1
0)に導入される。レーザーは、誘導放出に基づく増幅
光であり、本発明では、信号光が誘導する準位間遷移時
の放出光であって、その信号性能は失われない。
【0013】下準位のイオンの寿命は上準位の寿命より
短く上準位から下準位への遷移が滞る自己終端系に、そ
のような下準位から上準位に遷移を外部系から強制する
第1励起用レーザー(4)が導入される。第1励起用レ
ーザー(4)は、そのように滞る下準位のイオンを強制
的に上準位に遷移させる。このような上方向遷移(c)
の強制により、下準位に膨大な数の空きが生じ、上準位
より僅かに上位にあるエネルギー補給用の上準位近傍(
11/27/2)から下準位に遷移する誘導
放出が強制的に誘発される。第1励起用レーザー(4)
による上方遷移は、このような誘導放出の結果として、
原理的にあり得ない誘導吸収のように見える。このよう
な誘導放出と見かけ上の誘導吸収のサイクルで、上準位
近傍のエネルギーは、ボルツマンの熱エネルギー分布に
従って漸近的に上準位に接近し、信号光(8)に誘導さ
れて下準位に遷移し、種光である信号光(8)は上準位
近傍のエネルギーの誘導放出光に重ねられ、信号光
(8)の増幅が行われる。遷移(c)の強制がない公知
技術では、自己終端系では原理的に(実用的に)このよ
うな誘導放出は起き得ないが、遷移(c)を強制し反転
分布を継続化する本発明によるレーザ増幅器は、実用的
に有効である光信号増幅を連続的に可能にしている。
【0014】第1励起用レーザーの波長は、入射前には
実用的には、1.45μm〜1.63μmである。1.
63μm以下の第1励起用レーザーが導入された増幅媒
体本線(10)は、その中で光信号(8)を長波長側に
シフトさせて広帯域化する。そのような広帯域化に好適
であるガラス材料は後述される。
【0015】エネルギー補給用遷移(a又はb)は、次
のように巧妙に工夫される。第2励起用レーザーは、2
段階遷移で上準位(3/2)にエネルギーを補給す
る。その2段階遷移は、基底準位(15/2)と中
間準位(11/2)との間の第1段遷移(a)と、
中間準位と上準位近傍(11/27/2)と
の間の第2段遷移(a)とから形成されている。このよ
うな工夫により、実用的に好適であり技術的に確立され
ている半導体の第2励起用光源(1)を用いて、2段階
遷移により、基底準位から上準位への遷移を可能にして
いる。他の工夫は、2段階遷移は、基底準位と中間準位
9/2)との間の第1段階遷移(b)と、中間準
位とその中間準位より下位レベルの他の中間準位(
13/2)との間の無放射緩和と、他の中間準位と上準
位近傍との間の第2段階遷移(b)とから形成されてい
る。
【0016】増幅媒体本線の増幅媒体は、長波長シフト
のために、その材料選択が付加的に重要であり、ハライ
ド酸化物ガラス、ハライドガラス、カルコゲナイトガラ
ス、カルコハライドガラス、テルライトガラス、石英、
インジウム系フッ化ブツガラスを含む集合(set)の
中から選択されるガラスが用いられていることが重要で
ある。特に、インジウム系フッ化ブツガラスが好適であ
る。フルオロジルコン酸塩ガラスを母材とする増幅媒体
がエルビウムを含んでいることが特に好ましい。広帯域
化のためには、テルライトガラスが好ましい。帯域が狭
い石英は、 13/2の寿命が比較的に長い点と材料
安定性の点で好ましい。インジウムは、エルビウムに代
わって好適に代替され得る。フォノンエネルギーと帯域
の両面が参酌されて、媒体の材料と増幅媒体の種類が選
択される。
【0017】現実には、上準位(3/2)は
3/2であり、下準位(9/2)は9/2であ
ることが実用的に好ましい。この場合、上準位近傍(
11 /2又は7/2)は、11/2又は
7/2である。既述の2番目の工夫では、中間準位は
9/2であり、他の中間準位は13/2である。
11/2の寿命は、好適に長い。石英では、
13/2の寿命が比較的に長い。
【0018】第1,2励起用光源(3,1)はそれぞれ
に複数が用いられ、複数の第1励起用光源(3)と複数
の第2励起用光源(1)は増幅媒体本線(10)に対し
て直列に接続され、又は、並列に接続され、このような
接続は増幅量を増大させる。増幅媒体本線(10)の端
部面に対向するミラー(12)が追加される。第1励起
用レーザー(4)と第2励起用レーザー(2)とは、ミ
ラー(12)を介して増幅媒体本線(10)に導入さ
れ、ミラー(12)は第1励起用レーザ(4)と第2励
起用レーザ(2)とを透過させ、増幅媒体本線(10)
の中で誘導輻射増幅する発振光を全反射させる光学的物
性を有する。ミラーを用いて増幅量を増大し、既述の並
列・直列接続とミラーの使用とを組み合わせることによ
り、増幅量を更に増大させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図に対応して、本発明によるレー
ザ増幅器の実施の形態は、第1半導体光源が第2半導体
光源とともに設けられている。その第1半導体光源1
は、図1に示されるように、第1励起用光2を出力し、
その第2半導体光源3は、第2励起用光4を出力する。
第1励起用光2は、第1光カプラ5を介して、光増幅フ
ァイバ本線10の光導波路に導入される。第2半導体光
源3は、第2光カプラ5’を介して、光増幅ファイバ本
線10の光導波路に導入される。光増幅ファイバ本線1
0の信号入力ポート側には光増幅ファイバ本線10に第
1アイソレータ6が介設され、光増幅ファイバ本線10
の信号出力ポート側には光増幅ファイバ本線10に第2
アイソレータ7が介設されている。第1アイソレータ6
と第2アイソレータ7とは、戻り光による望ましくない
レーザ発振をそれぞれに抑制している。光増幅ファイバ
本線10にはその入力ポート側から入力信号光8が入力
され、光増幅ファイバ本線10からはその出力ポート側
から出力信号光9が出力する。
【0020】光増幅ファイバ本線10は、エルビウムE
rが添加されたフッ化物ファイバガラスで形成されてい
て、それの内部で光増幅が行われる。そのレーザ増幅
は、準位群(3/211/2等)→準位
9/2の遷移が利用されている。その遷移は、1620
〜1720nmの帯域幅で可能であることが重要であ
る。図2は、詳しく後述されるように、エルビウムのエ
ネルギー準位に関して、遷移aと遷移bに対応する第1
励起用光2と、遷移cに対応する第2励起用光4を示し
ている。光増幅ファイバ本線10は、フルオロジルコン
酸塩ガラスが母材であり、これに添加されるエルビウム
はそれの濃度が2000ppmであり、それのコア径は
4.4μmであり、それの全長は10mである。
【0021】第1半導体光源1として、波長0.98μ
mのレーザー2を出力する半導体レーザ(出力100m
W)が用いられ得る。第2半導体光源3は、波長1.5
8μm縦マルチモードを出力するLD(出力100m
W)が用いられ得る。波長可変半導体レーザが信号光源
として用いられ、出力−30dBmで波長1.61μm
から1.70μmまで、その波長が走引される。図3
は、このような走引により得られる信号増幅スペクトル
を示している。
【0022】第1励起用光2のパワーが70mWであ
り、第2励起用光4のパワーが100mWであるとき、
最大利得12dBが波長1.66μmのところで実現す
ることが確認された。1.62〜1.68μmの波長領
域で、正の利得を得ることができることが確認された。
第1半導体光源1の出力パワーを調整することにより、
利得帯域の制御が可能である。第2励起用光4の遷移強
度が比較的に弱い場合には、利得帯域は長波側にシフト
する。このことは、準位・9/2を仮想的な基底準
位と見なすことができるため、ファイバ長手方向の平均
値として、準位・ 9/2のイオン数密度が、準位群
3/211/2)の準位密度よりも大きく
なって反転分布率の減少を招くことに一致している。
【0023】図2は、光増幅ファイバ本線10の中で起
こる準位間遷移動作を詳細に示している。第1励起光源
の波長は、基底状態吸収と励起状態吸収により、(
3/ 11/2)かそれより高いレベルへ励起す
ればよく、例えば0.98μm帯(0.97−0.98
5μm)や0.8μm帯(0.78−0.81μm)を
用いることができる。
【0024】0.98μm帯励起においては、
15/211/2基底状態吸収とそれに引き続
く、11/27/2励起状態吸収とによりレ
ーザ上準位より上方への励起が可能である。7/2
に励起されたイオンは速やかに(3/2
11/2)へと無放射緩和にて遷移し、レーザ上準位数
密度を向上させる。
【0025】0.8μm(1/12500cm−1)帯
励起の場合、15/2 /2の基底状態吸収
と、この基底状態吸収に続く9/213/2
の無放射緩和と、この無放射緩和に更に続く
13/211/2の励起状態吸収(1/(192
00−6540)は概ね0.8μm)とにより、下準位
から上準位に励起する励起が可能である。第1励起光源
の波長が0.98ミクロン帯、又は、0.8ミクロン帯
に入っていれば、既述の励起動作に同じであるこのよう
な励起動作が本質的に可能である。0.8ミクロン帯の
励起では、15/ 9/2の励起の励起幅
(波長落差幅)(0〜1/12500)と 3/2
11/2の励起幅(1/6540〜1/1920
0)の励起幅とが、準位9/2と準位13/2
との間の励起幅(1/6540〜1/12500)を共
有している。
【0026】第2励起用光源3は、レーザ下準位
9/2とレーザ上準位(3/2 11/2)の
間のエネルギーギャップに相当する波長が選択的に用い
られている。このような遷移は、図1中に遷移cとして
示されている。このような遷移は、比較的広帯域であ
り、波長1.45μmから1.61μmの間で励起可能
である。更に、1.53μmより短い波長の光源を用い
る場合、15/213/2への励起が同時に
起こり、13/215/2の誘導放出遷移が
生じ、1550−1600nm帯域の増幅された自然放
出光(ASE)が発生する。このようなASEが更に遷
移cに加わり、9/2→(3/2
11/2)の励起が高効率に実現される。第1励起用光
源と第2励起用光源の波長帯域のレーザー光を出力する
半導体レーザの製作技術は、これが容易であることが知
られている。
【0027】基底準位・15/2にあるイオン(そ
の遷移状態のイオン化原子)は、波長が0.97〜0.
985μmの範囲にある第1励起用光2に刺激されそれ
を吸収して(励起されて)下準位・11/2に上方
遷移(下側遷移a)し、このように遷移した下準位・
11/2のイオンは、第1励起用光2に更に励起され
て、上準位・3/2又はそれより僅かに上位の準位
7/2に遷移する(上側遷移a)。準位7/2
に遷移したイオンは、無放射緩和により、上準位
3/2より僅かに上位の準位・11/2に遷移す
る。他の下準位 9/2にある他のイオンは、波長が
1.45〜1.61μmの範囲にある第2励起用光4に
励起されて、上準位・3/2に遷移する(遷移
c)。上準位・3/2又はこれより僅かに上位の準
位・11/2にあるイオンは、下準位 9/2に誘
導放出遷移する。上準位・3/2から下準位
9/2に遷移する電子が誘導放出するレーザーの波長
は、次のように計算され、1710nm=1.71μm
(=概ね1/(18350−12500))である。こ
のような放出によるレーザー波長のスペクトラムは、光
ファイバー媒質の影響を受けてシフトし、現実には16
20〜1720nmの範囲にある。
【0028】基底準位・15/2にあるイオンは、
波長が0.78〜0.815μmの範囲にある第1励起
用光2により励起されて、下準位・9/2に上方遷
移(下側遷移b)し、このように遷移した下準位・
9/2のイオンは、一旦、準位・ 13/2に落ち、再
び第1励起用光2に励起されて、上準位・3/2
はそれより僅かに上位の準位7/2に遷移する(上
側遷移b)。準位 7/2に遷移したイオンは、無放
射緩和により、上準位3/2より僅かに上位の準位
11/2に遷移する。下準位9/2にあるイ
オンは、波長が1.45〜1.61μmの範囲にある第
2励起用光4に励起されて、上準位・3/2に遷移
する(遷移c)。上準位・3/2又はこれより僅か
に上位の準位・11/2にあるイオンは、下準位
9/2に誘導放出遷移する。上準位・3/2から下
準位 9/2に遷移するイオンが誘導放出するレーザー
の波長は、既述の通り、1620〜1720nmの範囲
である。
【0029】このような2通りの誘導放出は、基底準位
15/2と準位13/2の間の誘導放出により
更に促進され、目的の誘導放出の効率が高くなることは
既述の通りである。このような波長を持つ半導体レーザ
ーを用いることによって、1段階励起と2段階励起の2
つの励起により、1.65μm(1650nm)近傍の
目的の波長を持つ誘導放出によるレーザー再励起を連続
的に起こすことができる。
【0030】図4は、本発明によるレーザ増幅器の実施
の他の形態を示している。2段構成のファイバ増幅器を
構成した。第1半導体光源1と第2半導体光源3とから
構成される組が、2つ用いられている。2つの組のそれ
ぞれの第1半導体光源1と第2半導体光源3は、それぞ
れに第1励起用光2と第2励起用光4を出力する。前段
の組の第1励起用光2と第2励起用光4とは、光増幅フ
ァイバ本線10の前段部分を2波長前段励起し、後段の
組の第1励起用光2と第2励起用光4とは、光増幅ファ
イバ本線10の後段部分を2波長後段励起する。更に、
他の第2半導体光源3が第2半導体光源3’として追加
されている。第2半導体光源3’の第2励起用光4’
は、前段の第2励起用光4よりも更に前方で光増幅ファ
イバ本線10の前段部分のうちのより前方部分に入射す
る。前段の第2光カプラ5’と後段の第2励起用光4と
の間に更に他のアイソレータ11が追加的に光増幅ファ
イバ本線10に介設されている。第2励起用光4’は、
2波長前方励起と2波長後方励起を1波長励起により更
に強化している。
【0031】このような前段励起と後段励起と最前方励
起とは、実施の既述の先の形態に比べてより高利得と高
効率増幅を可能にし、利得35dB、雑音指数5dBを
波長1650nmで実現することができることが確認さ
れた。飽和信号(パワーは10dBm、波長は1650
nm)を光増幅ファイバ本線10に入射して光増幅ファ
イバ本線10を飽和動作させる場合、光/光変換効率1
8%(信号出力パワーを総合励起パワーで除した値)を
得ることができることが確認された。
【0032】図5は、本発明によるレーザ増幅器の実施
の更に他の形態を示している。実施の既述の先の形態で
用いられた第1半導体光源1と第2半導体光源3とが用
いられている。エルビウム添加ファイバ10の片端面
に、リアミラー12が面接合している。リアミラー12
は、第1励起用光2と第2励起用光4に対して無反射的
であり、発振波長帯(1.65μm)に対し全反射する
光学的物性を有している。光増幅ファイバ本線10の他
の片端面に出力ミラー13が面接合している。出力ミラ
ー13は、発振波長帯に対し部分反射する光学的物性を
有している。第1励起用光2と第2励起用光4とは、一
旦自由空間に放射された後、第1レンズ14と第2レン
ズ15とによりそれぞれに集光され、更に、ダイクロイ
ックミラー16をそれぞれに透過し反射して、リアミラ
ー12を共に透過して、光増幅ファイバ本線10に入射
する。
【0033】図6は、このような光学系のレーザ発振ス
ペクトルを示している。出力光17は、図6に示される
ように、1651nmで半値幅が2.5nmの程度であ
るレーザ発振(信号光増幅)が得られている。
【0034】図7は、本発明によるレーザ増幅器の実施
の更に他の形態を示している。図5の出力ミラー13が
取り除かれてそれの代わりにコリメートレンズ18が用
いられている。コリメートレンズ18の前方に、回折格
子19が装着されて追加されている。コリメートレンズ
18と回折格子19以外の光学系は、図5のそれに全く
同じである。回折格子19は、これの回転により出力光
21の波長を選択的に可変化することができる。図8
は、1.65μm近傍の波長可変動作を示し、5nm程
度の可変幅が実現していることを示している。このよう
な幅は、光学装置系のアライメント精度、回折格子19
の回折性能に大きく依存し、更に伸長することが可能で
ある。
【0035】このように、所望の誘導放出遷移を実現し
得る希土類イオンと、第1励起光源(波長と強度)と、
第2励起光源(波長や強度)を適切に選択することで、
以上に述べたErイオン中の他の励起準位間遷移や、他
の希土類イオンに対しても有効であることが理解され
る。自己終端型遷移を有する他のイオン、ツリウム(T
m)、ホルミウム(Ho)等についても、励起光源の大
幅な自由度があるため、半導体レーザ励起が可能であ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によるレーザ増幅器は、安定的に
レーザー特にレーザー信号を再増幅することができる。
【0037】特に、Er添加レーザ増幅器又はレーザ発
振器として、半導体レーザ励起を可能にし、高効率・小
型・長寿命・高安定なレーザ装置を提供することができ
る。更に、第1励起光と第2励起光のパワー比率を調整
することにより、利得ピーク波長を長波長シフトしたレ
ーザ増幅器、発振波長を長波シフトしたレーザ発振器を
実現することができる。このため、利得ピークをシフト
しないファイバ増幅器とシフトしたファイバ増幅器を直
列あるいは並列に接続すること、又は、従来からあるE
DFAに接続することにより、広い増幅波長帯域を必要
とする大容量化に対応できる波長多重通信に利用するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるレーザ増幅器の実施の形
態を示す光学的回路図である。
【図2】図2は、本発明によるエネルギー準位間の遷移
を示す遷移図である。
【図3】図3は、波長と利得の関係を示すグラフであ
る。
【図4】図4は、本発明によるレーザ増幅器の実施の他
の形態を示す光学的回路図である。
【図5】図5は、本発明によるレーザ増幅器の実施の更
に他の形態を示す光学的回路図である。
【図6】図6は、波長とレーザ強度の関係を示すグラフ
である。
【図7】図7は、本発明によるレーザ増幅器の実施の更
に他の形態を示す光学的回路図である。
【図8】図8は、波長とレーザ強度の他の関係を示すグ
ラフである。
【図9】図9は、公知のエネルギー準位間の遷移を示す
遷移図である。
【図10】図10は、波長と蛍光強度の公知の関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
1…第1励起用光源 2…第1励起用光 3…第2励起用光源 3’…第3第2励起用光源 4…第2励起用光 10…増幅媒体本線 12…ミラー

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自己終端系を形成する上準位と下準位との
    間に相当する波長の第1励起用レーザーを生成する第1
    励起用光源と、 前記上準位より上位近傍にある上準位近傍にエネルギー
    を補給する第2励起用レーザーを生成する第2励起用光
    源とを含み、 前記第1励起用レーザーと前記第2励起用レーザーは、
    前記波長の近傍の波長を持つ増幅対象の信号光が通され
    る増幅媒体本線に導入されるレーザ増幅器。
  2. 【請求項2】前記第1励起用レーザーの波長は、1.4
    5μm〜1.63μmである請求項1のレーザ増幅器。
  3. 【請求項3】前記第2励起用レーザーは2段階遷移で前
    記エネルギーを補給する請求項1のレーザ増幅器。
  4. 【請求項4】前記2段階遷移は、基底準位と中間準位と
    の間の第1段遷移と、前記中間準位と前記上準位近傍と
    の間の第2段遷移とから形成されている請求項3のレー
    ザ増幅器。
  5. 【請求項5】前記2段階遷移は、基底準位と中間準位と
    の間の第1段階遷移と、前記中間準位と前記中間準位よ
    り下位レベルの他の中間準位との間の無放射緩和と、前
    記他の中間準位と前記上準位近傍との間の第2段階遷移
    とから形成されている請求項3のレーザ増幅器。
  6. 【請求項6】前記増幅媒体本線の増幅媒体は、ハライド
    酸化物ガラス、ハライドガラス、カルコゲナイトガラ
    ス、カルコハライドガラス、テルライトガラス、石英、
    インジウム系フッ化物ガラスを含む集合の中から選択さ
    れるガラスが用いられている請求項1〜5から選択され
    る1請求項のレーザ増幅器。
  7. 【請求項7】前記増幅媒体本線の増幅媒体は、インジウ
    ム系フッ化物ガラスである請求項6のレーザ増幅器。
  8. 【請求項8】前記増幅媒体は、フルオロジルコン酸塩ガ
    ラスが母材でありエルビウムを含んでいる請求項1〜5
    から選択される1請求項のレーザ増幅器。
  9. 【請求項9】前記上準位は3/2であり、前記下準
    位は9/2である請求項1〜5から選択される1請
    求項のレーザ増幅器。
  10. 【請求項10】前記上準位は3/2であり、前記下
    準位は9/2であり、前記中間準位は11/2
    であり、前記上準位近傍は11/2又は 7/2
    である請求項4のレーザ増幅器。
  11. 【請求項11】前記上準位は3/2であり、前記下
    準位は9/2であり、前記中間準位は9/2
    あり、前記他の中間準位は13/2であり、前記上
    準位近傍は11/2又は7/2である請求項5
    のレーザ増幅器。
  12. 【請求項12】前記第1励起用レーザーの波長は、1.
    45μm〜1.63μmである請求項10又は11のレ
    ーザ増幅器。
  13. 【請求項13】前記第1励起用光源は複数が用いられ、 前記第2励起用光源は複数が用いられ、 複数の前記第1励起用光源と複数の前記第2励起用光源
    は前記増幅媒体本線に対して直列に接続されている請求
    項1のレーザ増幅器。
  14. 【請求項14】前記第1励起用光源は複数が用いられ、 前記第2励起用光源は複数が用いられ、 複数の前記第1励起用光源と複数の前記第2励起用光源
    は前記増幅媒体本線に対してそれぞれに並列に接続され
    ている請求項1のレーザ増幅器。
  15. 【請求項15】前記増幅媒体本線の端部面に対向するミ
    ラーを更に含み、 前記第1励起用レーザーと前記第2励起用レーザーと
    は、前記ミラーを介して前記増幅媒体本線に導入され、 前記ミラーは、前記第1励起用レーザと前記第2励起用
    レーザとを透過させ、前記増幅媒体本線の中で誘導輻射
    増幅する発振光を全反射させる光学的物性を有する請求
    項1のレーザ増幅器。
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