JP2002329821A - ヒートシンク - Google Patents

ヒートシンク

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JP2002329821A
JP2002329821A JP2001132105A JP2001132105A JP2002329821A JP 2002329821 A JP2002329821 A JP 2002329821A JP 2001132105 A JP2001132105 A JP 2001132105A JP 2001132105 A JP2001132105 A JP 2001132105A JP 2002329821 A JP2002329821 A JP 2002329821A
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JP
Japan
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heat sink
fins
heat
base
plate
Prior art date
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JP2001132105A
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English (en)
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Toshiyuki Arai
稔之 新井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱効果が高く、且つ小さなサイズのヒート
シンクを提供することを課題としている。 【解決手段】 板状の熱伝導体からなるベース4の発熱
体2を装着する装着面4Tの反対側の面4Uに螺旋状に
形成せしめられるプレートからなる放熱用のフィン6を
突設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は発熱体の装着面の
反対側の面に放熱用のフィンを突設したヒートシンクに
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来トラ
ンジスタやIC等の半導体は作動時(通電時)に発熱し
て発熱体となるため、冷却用に放熱器(ヒートシンク)
が取り付けられており、該放熱器により上記半導体の温
度上昇を防止している。そしてこのヒートシンクとし
て、板状の熱伝導体からなるベースの片側の面を発熱体
を装着する装着面とし、他方側の面に放熱用のフィンを
突設したものが知られている。
【0003】一方近年の電子機器の小型化等により、電
子機器内におけるヒートシンクに使用可能なスペースも
小さくなっているが、電子機器類の高性能化に伴い半導
体チップ(トランジスタやIC等)の発熱量も増加して
おり、これにより放熱効果が高く、且つ小さなサイズの
ヒートシンクが望まれてきている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のヒートシンクは、板状の熱伝導体からなるベ
ース4の片側の面を発熱体2を装着する装着面4Tと
し、他方側の面4Uに放熱用のフィン6を突設したもの
において、上記フィン6が螺旋状に形成せしめられるプ
レートからなることを第1の特徴としている。
【0005】また複数のフィン6の捻方向を同一にし
て、全てのフィン6を整列配置したことを第2の特徴と
している。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明のフィンタイプのヒ
ートシンク1をIC(半導体チップ)2に取り付けた状
態を示す側面図であり、通電により発生するIC2の熱
を放熱する構造となっている。すなわちヒートシンク1
及びIC2が基板3に取り付けられていると共に、IC
2の上面2Uがヒートシンク1の板状をなす金属板(熱
伝導体)製のベース4の片側の面4Tに密着せしめられ
ており、これによりIC2の熱がヒートシンク1に導熱
され放熱せしめられる。
【0007】上記ヒートシンクは図2(a),(b),
図3(a),(b),図4に示されるように、片側の面
(装着面)4Tに発熱体(IC2)が密着せしめられる
金属板製のベース4と、該ベース4における装着面4T
の反対側の面4Uに突設された放熱用のフィン6と、ベ
ース4における装着面4T側に突設される脚部7とから
構成されており、ヒートシンク1は脚部7を介して基板
3に取り付けられるように構成されている。
【0008】このときフィン6は複数設けられており、
各フィン6は螺旋状に捻られたプレートにより構成され
ている。そして全てのフィン6は捻方向を同一にして行
列状に整列配置されている。なお本実施形態においては
各フィン6が行列状に整列せしめられているが、図5に
示されるように同心円状に整列配置しても良く、その他
千鳥状やウェーブ状、渦巻き状等の配置も可能である。
【0009】一方脚部7は基板3へのフック部7aを備
えた弾性部材から構成されており、ベース4の装着面4
T側に、当該装着面4Tにプレス加工により突出せしめ
られる突起8を介してかしめにより取り付けられてい
る。そしてヒートシンク1は、フック部7aを基板3に
係止させることによって基板3側に取り付けられる。
【0010】そしてベース4と基板3との間にIC2を
配置して本発明のヒートシンク1を上記のように基板に
取り付け、基板3とベース4との間にIC2を挟みこむ
ことにより、IC2にヒートシンク1が、IC2とベー
ス4とが装着面4Tにおいて密着した状態で取り付けら
れ、ヒートシンク1がIC2(発熱体)の放熱を行う。
【0011】このときフィン6は、プレートが螺旋状に
捻られて構成されているため、同一幅で且つ同一高さの
捻りが無いプレート状のフィン(ストレートフィン)等
に比較して限られたスペース内で表面積が拡大され、こ
れにより放熱効果が向上せしめられている。また放熱時
の熱風(排風)は、フィン6が螺旋状に捻られているた
め、フィン6の捻れに沿って気流状に形成され上方に送
られ、上向きの放熱気流としてフィン6の外側に排出さ
れる。
【0012】また各フィン6は行列状に同方向に向けて
配置されているため、各フィン6が放熱気流を妨げるこ
となく放熱気流をフィン6の側方及び上方側に排出し、
且つ横向きの通風が円滑に行われてフィン6に対する空
冷効果も高く、これによっても本ヒートシンク1の放熱
効果は向上せしめられている。
【0013】これにより本発明のヒートシンク1は必要
以上に高さを高く(フィン6の長さを長く)することな
く、限られたスペース内で高い放熱効果を得ることがで
き、すなわちコンパクトで高効率に構成されている。こ
れにより携帯電話やPDA,パーソナルコンピュータ用
の拡張カード等の非常に小型の基板を有し、且つ放熱用
のスペースが小さい電子機器に容易に使用することがで
き、当該電子機器基板等の放熱を効果良く行うことがで
きる。
【0014】なお上記実施形態は各フィン6が同一の捻
方向で整列配置されている例について説明したが、各フ
ィン6の捻方向及びピッチ等を適宜異なるものとした
り、各フィン6をベース4上にランダムに配置したりす
ることも可能である。これによりヒートシンク1への冷
却風(例えばファンによる)を効率よく取り込むフィン
配置や、フィン構造とすることが可能であり、ヒートシ
ンク1を使用する場所等に応じたより高い冷却効果を持
つものとすることも可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よると、ヒートシンクが発熱体と密着するベースと、該
ベースの他方側の面に突設されるフィンとからなり、フ
ィンが螺旋状に捻られたプレートにより構成されること
により、限られたスペース内でフィンの表面積を拡大す
ることができ、これによりヒートシンクの放熱効率を高
くすることができるという利点がある。
【0016】またフィンが螺旋状に捻られているため、
放熱時の熱風(排風)は、フィンの捻れに沿って気流状
に形成され上方に送られ、上向きの放熱気流としてフィ
ンの外側に円滑に排出される。特に複数のフィンの捻方
向を同一にして、全てのフィンを行列状や同心円状又は
ウェーブ状等に整列配置することによって、各フィン間
の横向きの通風が円滑に行われ、フィンに対する空冷効
果を向上させ、ヒートシンクの放熱効果をより高めるこ
とができる。
【0017】これにより本発明のヒートシンクは必要以
上に高さを高く(フィンの長さを長く)することなく、
所定の放熱効果を得ることができ、すなわちコンパクト
で高効率なヒートシンクとなり、携帯電話やPDA,パ
ーソナルコンピュータ用の拡張カード等の非常に小型の
基板を有し、且つ放熱用のスペースが小さい電子機器に
容易に使用することができ、当該電子機器基板等の放熱
を効果良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒートシンクをICに取り付けた状態を示す側
面図である。
【図2】(a),(b)は、ヒートシンクの正面図及び
側面図である。
【図3】(a),(b)は、ヒートシンクの平面図及び
底面図である。
【図4】ヒートシンクのA−A断面図である。
【図5】フィンを同心円状に整列配置したヒートシンク
の平面図である。
【符号の説明】
2 発熱体(IC) 4 ベース 4T 装着面 4U ベースの面 6 フィン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の熱伝導体からなるベース(4)の
    片側の面を発熱体(2)を装着する装着面(4T)と
    し、他方側の面(4U)に放熱用のフィン(6)を突設
    したものにおいて、上記フィン(6)が螺旋状に形成せ
    しめられるプレートからなるヒートシンク。
  2. 【請求項2】 複数のフィン(6)の捻方向を同一にし
    て、全てのフィン(6)を整列配置した請求項1のヒー
    トシンク。
JP2001132105A 2001-04-27 2001-04-27 ヒートシンク Pending JP2002329821A (ja)

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