JP2002328826A - 作業管理システム - Google Patents

作業管理システム

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JP2002328826A
JP2002328826A JP2001130726A JP2001130726A JP2002328826A JP 2002328826 A JP2002328826 A JP 2002328826A JP 2001130726 A JP2001130726 A JP 2001130726A JP 2001130726 A JP2001130726 A JP 2001130726A JP 2002328826 A JP2002328826 A JP 2002328826A
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Application number
JP2001130726A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Yanagimachi
則之 柳町
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ジョブに対し予め設定された作業主体のみが作
業を行うことができ、ジョブに設定された作業の進捗状
況を簡単に管理することができる作業管理システムを提
供すること。 【解決手段】作業設定手段4において、ジョブに対して
作業及び作業に対する作業可能な作業主体が設定される
と、管理情報制御手段6は、設定にかかる情報を管理情
報記憶手段5に記録し、作業手段3において作業対象と
なる作業及び作業を行う作業主体の入力が作業を開始す
る旨の入力と共に行われると、ディレクトリ接続手段7
は、当該入力された作業主体が当該作業に対する作業主
体として設定されている旨が管理情報記憶手段5に記録
されている場合に限って、当該作業が設定されたジョブ
を格納するジョブディレクトリ11と当該入力された作
業主体に関連づけられた作業ディレクトリ3aとの論理
的な直接接続を行うことを特徴とする作業管理システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作業管理システムに
関し、詳しくはジョブに対し作業及び該作業に対する作
業を行うことが可能な作業主体等を設定することができ
る作業管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、会社などで、他人へ仕事を依頼す
る場合、仕事を受けた人が、その仕事にどれだけの作業
時間を費やしたのかは、仕事を受けた人が各自で作業時
間を記録するだけであり、非常に曖昧なものであった。
【0003】また、近年、社内LAN等のネットワーク
化が急速に進んでおり、他人に仕事を依頼する場合も、
かかる社内LAN等のネットワークを通じて行うように
なってきている。
【0004】図4は従来の社内LAN等におけるデータ
アクセス方法を示している。図4において、100は共
有されたハードディスク領域を示しており、予め複数の
クライアント200a、200b、200cにより共有
できるように設定されている。かかる共有設定は、通常
社内LAN等の設定時に行うものであって、設定後は随
時どのクライアント200a、200b、200cから
でもアクセスできる。従って、あるクライアント200
aから他のクライアント200bに仕事を依頼する場合
は、クライアント200aが仕事に関するファイルを共
有のハードディスク領域に格納した後、仕事を受けた他
のクライアント200bがかかる共有のハードディスク
領域100にアクセスすることで仕事に関するファイル
にアクセスして仕事を行っていた。
【0005】かかる方法によると、ネットワークを通じ
て仕事の依頼ができるため、業務の迅速化、効率化のた
めには優れたものであった。
【0006】しかし、かかる社内LAN等によるネット
ワークにおいては、共有のハードディスク領域100は
ネットワーク設定時に予め設定するものであり、クライ
アント200a、200b、200cは、仕事に関する
ファイルにアクセスするのは共有のハードディスク領域
100にアクセスすることによっていたため、どのクラ
イアントがどのファイルにアクセスしているのかは全く
判らない状態であった。
【0007】即ち、複数のクライアント200a、20
0b、200cが常時アクセス可能な状態としていたた
め、仕事を受けたクライアントがハードディスクに対し
てアクセスしていても、仕事に対する作業をしていると
は限らず、また、ハードディスクにアクセスしていて
も、ハードディスクの中のどの仕事についてアクセスを
しているのかが把握できず、仕事を受けた側の作業の進
捗状況は、相変わらず、仕事を受けた側が作業記録をす
ることによって把握するしかなかった。
【0008】また、仕事を依頼した人が、依頼した仕事
の進捗状況を途中で把握することができず、仕事を依頼
した人が、依頼した仕事を管理することもできなかっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はかか
る従来の問題に鑑みなされたものであって、本発明の課
題はジョブに対し予め設定された作業主体のみが作業を
行うことができ、ジョブに設定された作業の進捗状況を
簡単に管理することができる作業管理システムを提供す
ることにある。
【0010】本発明の他の課題は、以下の記載によって
明らかになる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、ジョブに関するファイルを
論理的に格納した1又は2以上のジョブディレクトリを
記録したジョブディレクトリ記録手段と、前記ジョブデ
ィレクトリ記録手段を制御するジョブディレクトリ制御
手段と、各作業主体が該ジョブに対する作業を行うため
の1又は2以上の作業手段と、作業設定主体が該作業主
体に対する作業を設定するための作業設定手段と、前記
ジョブを管理するための情報を記録した管理情報記憶手
段と、前記管理情報記憶手段を制御する管理情報制御手
段と、前記ジョブディレクトリと前記作業手段上の作業
ディレクトリとの論理的な直接接続の状態を変更するデ
ィレクトリ接続手段とを有するシステムであって、前記
作業設定手段において、前記ジョブに対して作業及び該
作業に対する作業可能な作業主体が設定されると、前記
管理情報制御手段は、前記設定に係る情報を前記管理情
報記憶手段に記録し、前記作業手段において作業対象と
なる作業及び該作業を行う作業主体の入力が作業を開始
する旨の入力と共に行われると、前記ディレクトリ接続
手段は、当該入力された作業主体が当該作業に対する作
業主体として設定されている旨が前記管理情報記憶手段
に記録されている場合に限って、当該作業が設定された
ジョブを格納するジョブディレクトリと当該入力された
作業主体に関連づけられた作業ディレクトリとの論理的
な直接接続を行うことを特徴とする作業管理システムで
ある。
【0012】上記課題を解決するための請求項2に記載
の発明は、ジョブに関するファイルを論理的に格納した
1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブデ
ィレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶手
段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業主
体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上の
作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業を
設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理する
ための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理情
報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョブ
ディレクトリと前記作業手段又は前記作業設定手段上の
作業ディレクトリとの論理的な直接接続の状態を変更す
るディレクトリ接続手段とを有するシステムであって、
前記作業設定手段において、前記ジョブに対して作業及
び該作業に対する作業可能な作業主体を設定すると、前
記管理情報制御手段は、前記設定に係る情報を前記管理
情報記憶手段に記録し、前記作業手段において作業対象
となる作業及び該作業を行う作業主体の入力が作業を開
始する旨の入力と共に行われると、前記ディレクトリ接
続手段は、該入力された作業主体が当該作業に対する作
業主体又は該作業の作業設定主体として設定されている
旨が前記管理情報記憶手段に記録されている場合に限っ
て、当該作業が設定されたジョブを格納するジョブディ
レクトリと当該入力された作業主体に関連づけられた作
業ディレクトリとの論理的な直接接続を行うことを特徴
とする作業管理システムである。
【0013】上記課題を解決するための請求項3に記載
の発明は、ジョブに関するファイルを論理的に格納した
1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブデ
ィレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶手
段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業主
体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上の
作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業を
設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理する
ための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理情
報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、システム管
理主体が本システムを管理するための管理手段と、前記
ジョブディレクトリと前記作業手段、前記作業設定手段
及び前記管理手段上の作業ディレクトリとの論理的な直
接接続の状態を変更するディレクトリ接続手段とを有す
るシステムであって、前記作業設定手段において、前記
ジョブに対して作業及び該作業に対する作業可能な作業
主体を設定すると、前記管理情報制御手段は、前記設定
に係る情報を前記管理情報記憶手段に記録し、 前記作
業手段において作業対象となる作業及び該作業を行う作
業主体の入力が作業を開始する旨の入力と共に行われる
と、前記ディレクトリ接続手段は、該入力された作業主
体が当該作業に対する作業主体、該作業の作業設定主体
又はシステムのシステム管理主体として設定されている
旨が前記管理情報記憶手段に記録されている場合に限っ
て、当該作業が設定されたジョブを格納するジョブディ
レクトリと当該入力された作業主体に関連づけられた作
業ディレクトリとの論理的な直接接続を行うことを特徴
とする作業管理システムである。
【0014】上記課題を解決するための請求項4に記載
の発明は、ジョブに関するファイルを論理的に格納した
1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブデ
ィレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶手
段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業主
体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上の
作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業を
設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理する
ための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理情
報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョブ
ディレクトリと前記作業手段上の作業ディレクトリとの
論理的な直接接続の状態を変更するディレクトリ接続手
段とを有するシステムであって、前記作業設定手段にお
いて、前記ジョブに対して作業及び該作業に対する作業
を行うことが可能な1又は2以上の前記作業主体と前記
作業設定主体からなる作業グループを設定すると、前記
管理情報制御手段は、前記設定に係る情報を前記管理情
報記憶手段に記録し、前記作業手段において作業対象と
なる作業及び該作業を行う作業主体の入力が作業を開始
する旨の入力と共に行われると、前記ディレクトリ接続
手段は、該入力された作業主体が当該作業に対する作業
作業グループに所属する作業主体であると設定されてい
る旨が前記管理情報記憶手段に記録されている場合に限
って、当該作業が設定されたジョブを格納するジョブデ
ィレクトリと当該入力された作業主体に関連づけられた
作業ディレクトリとの論理的な直接接続を行うことを特
徴とする作業管理システムである。
【0015】上記課題を解決するための請求項5に記載
の発明は、ジョブに関するファイルを論理的に格納した
1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブデ
ィレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶手
段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業主
体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上の
作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業を
設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理する
ための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理情
報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョブ
ディレクトリと前記作業手段及び前記作業設定手段上の
作業ディレクトリとの論理的な直接接続の状態を変更す
るディレクトリ接続手段とを有するシステムであって、
前記作業設定手段において、前記ジョブに対して作業及
び該作業に対する作業を行うことが可能な1又は2以上
の前記作業主体と前記作業設定主体からなる作業グルー
プを設定すると、前記管理情報制御手段は、前記設定に
係る情報を前記管理情報記憶手段に記録し、前記作業手
段において作業対象となる作業及び該作業を行う作業主
体の入力が作業を開始する旨の入力と共に行われると、
前記ディレクトリ接続手段は、該入力された作業主体が
当該作業に対する作業作業グループに所属する作業主体
又は該作業の作業設定主体として設定されている旨が前
記管理情報記憶手段に記録されている場合に限って、当
該作業が設定されたジョブを格納するジョブディレクト
リと当該入力された作業主体に関連づけられた作業ディ
レクトリとの論理的な直接接続を行うことを特徴とする
作業管理システムである。
【0016】上記課題を解決するための請求項6に記載
の発明は、ジョブに関するファイルを論理的に格納した
1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブデ
ィレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶手
段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業主
体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上の
作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業を
設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理する
ための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理情
報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、システム管
理主体が本システムを管理するための管理手段と、前記
ジョブディレクトリと前記作業手段、前記作業設定手段
及び前記管理手段上の作業ディレクトリとの論理的な直
接接続の状態を変更するディレクトリ接続手段とを有す
るシステムであって、前記作業設定手段において、前記
ジョブに対して作業及び該作業に対する作業を行うこと
が可能な1又は2以上の前記作業主体と前記作業設定主
体からなる作業グループを設定すると、前記管理情報制
御手段は、前記設定に係る情報を前記管理情報記憶手段
に記録し、前記作業手段において作業対象となる作業及
び該作業を行う作業主体の入力が作業を開始する旨の入
力と共に行われると、前記ディレクトリ接続手段は、該
入力された作業主体が当該作業に対する作業グループに
所属する作業主体、該作業の作業設定主体又はシステム
のシステム管理主体として設定されている旨が前記管理
情報記憶手段に記録されている場合に限って、当該作業
が設定されたジョブを格納するジョブディレクトリと当
該入力された作業主体に関連づけられた作業ディレクト
リとの論理的な直接接続を行うことを特徴とする作業管
理システムである。
【0017】上記課題を解決するための請求項7に記載
の発明は、ジョブに関するファイルを論理的に格納した
1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブデ
ィレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶手
段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業主
体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上の
作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業を
設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理する
ための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理情
報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョブ
ディレクトリと前記作業手段上の作業ディレクトリとの
論理的な直接接続の状態を変更するディレクトリ接続手
段とを有するシステムであって、前記作業設定手段にお
いて、前記ジョブに対して作業及び該作業に対する作業
を行うことが可能な複数の前記作業主体及び前記作業設
定主体からなる作業グループを設定すると、前記管理情
報制御手段は、前記設定に係る情報を前記管理情報記憶
手段に記録し、前記作業手段において作業対象となる作
業及び該作業を行う作業主体の入力が作業を開始する旨
の入力と共に行われると、前記ディレクトリ接続手段
は、該入力された作業主体が当該作業に対する作業を行
うことが可能な作業グループに所属する作業主体である
と設定されている旨が前記管理情報記憶手段に記録され
ており、該入力された作業主体が最初に作業を開始した
作業主体である場合に限って、当該作業が設定されたジ
ョブを格納するジョブディレクトリと当該入力された作
業主体に関連づけられた作業ディレクトリとの論理的な
直接接続を行うことを特徴とする作業管理システムであ
る。
【0018】上記課題を解決するための請求項8に記載
の発明は、ジョブに関するファイルを論理的に格納した
1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブデ
ィレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶手
段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業主
体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上の
作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業を
設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理する
ための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理情
報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョブ
ディレクトリと前記作業手段及び前記作業設定手段上の
作業ディレクトリとの論理的な直接接続の状態を変更す
るディレクトリ接続手段とを有するシステムであって、
前記作業設定手段において、前記ジョブに対して作業及
び該作業に対する作業を行うことが可能な複数の前記作
業主体及び前記作業設定主体からなる作業グループを設
定すると、前記管理情報制御手段は、前記設定に係る情
報を前記管理情報記憶手段に記録し、前記作業手段にお
いて作業対象となる作業及び該作業を行う作業主体の入
力が作業を開始する旨の入力と共に行われると、前記デ
ィレクトリ接続手段は、該入力された作業主体が当該作
業に対する作業を行うことが可能な作業グループに所属
する作業主体又は該作業の作業設定主体として設定され
ている旨が前記管理情報記憶手段に記録されており、該
入力された作業主体が最初に作業を開始した作業主体で
ある場合に限って、当該作業が設定されたジョブを格納
するジョブディレクトリと当該入力された作業主体に関
連づけられた作業ディレクトリとの論理的な直接接続を
行うことを特徴とする作業管理システムである。
【0019】上記課題を解決するための請求項9に記載
の発明は、ジョブに関するファイルを論理的に格納した
1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブデ
ィレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶手
段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業主
体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上の
作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業を
設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理する
ための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理情
報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、システム管
理主体が本システムを管理するための管理手段と、前記
ジョブディレクトリと前記作業手段、前記作業設定手段
及び前記管理手段上の作業ディレクトリとの論理的な直
接接続の状態を変更するディレクトリ接続手段とを有す
るシステムであって、前記作業設定手段において、前記
ジョブに対して作業及び該作業に対する作業を行うこと
が可能な複数の前記作業主体及び前記作業設定主体から
なる作業グループを設定すると、前記管理情報制御手段
は、前記設定に係る情報を前記管理情報記憶手段に記録
し、前記作業手段において作業対象となる作業及び該作
業を行う作業主体の入力が作業を開始する旨の入力と共
に行われると、前記ディレクトリ接続手段は、該入力さ
れた作業主体が当該作業に対する作業を行うことが可能
な作業グループに所属する作業主体、該作業の作業設定
主体又はシステムのシステム管理主体として設定されて
いる旨が前記管理情報記憶手段に記録されており、該入
力された作業主体が最初に作業を開始した作業主体であ
る場合に限って、当該作業が設定されたジョブを格納す
るジョブディレクトリと当該入力された作業主体に関連
づけられた作業ディレクトリとの論理的な直接接続を行
うことを特徴とする作業管理システムである。
【0020】上記課題を解決するための請求項10に記
載の発明は、作業設定主体に対して特権レベルを設定す
る特権レベル設定手段を有し、前記特権レベル設定手段
で設定された特権レベルを記録する特権レベル記憶手段
を有し、該記録された特権レベルに基づいて、ジョブに
設定された作業に対する作業を行うことが可能な作業主
体として前記作業設定手段において設定が可能な作業主
体の属性が決定されることを特徴とする請求項1〜9の
何れかに記載の作業管理システムである。
【0021】上記課題を解決するための請求項11に記
載の発明は、前記特権レベルは、前記作業設定手段で作
業の設定を行う作業設定主体自身を、ジョブに設定され
た作業に対する作業を行うことが可能な作業主体とし
て、前記作業設定手段で設定が可能であることを決定す
るものであることを特徴とする請求項10に記載の作業
管理システムである。
【0022】上記課題を解決するための請求項12に記
載の発明は、前記特権レベルは、前記作業設定手段で作
業の設定を行う作業設定主体自身及び当該作業設定主体
が所属する作業グループを、ジョブに設定された作業に
対する作業主体として前記作業設定手段で設定が可能で
あることを決定するものであることを特徴とする請求項
10に記載の作業管理システムである。
【0023】上記課題を解決するための請求項13に記
載の発明は、前記特権レベルは、前記作業設定手段で作
業の設定を行う作業設定主体自身、当該作業設定主体が
所属する作業グループ及び当該作業設定主体が所属する
作業グループに属する作業主体を、作業がジョブに設定
された作業に対する作業主体として前記作業設定手段で
設定が可能であることを決定するものであることを特徴
とする請求項10に記載の作業管理システムである。
【0024】上記課題を解決するための請求項14に記
載の発明は、前記特権レベルは、前記作業設定手段で作
業の設定を行う作業設定主体自身、当該作業設定主体が
所属する作業グループ、当該作業設定主体が所属する作
業グループに属する作業主体及び当該作業設定手段が所
属しない作業グループを、ジョブに設定された作業に対
する作業主体として前記作業設定手段で設定が可能であ
ることを決定するものであることを特徴とする請求項1
0に記載の作業管理システムである。
【0025】上記課題を解決するための請求項15に記
載の発明は、前記特権レベルは、全ての作業主体及び作
業グループを前記作業設定手段でジョブに設定された作
業に対する作業主体として設定が可能であることを決定
するものであることを特徴とする請求項10に記載の作
業管理システムである。
【0026】上記課題を解決するための請求項16に記
載の発明は、前記特権レベル設定手段は請求項11〜1
5に記載の特権レベルを選択的に設定できることを特徴
とする請求項10に記載の作業管理システムである。
【0027】上記課題を解決するための請求項17に記
載の発明は、前記作業手段において作業主体の入力が作
業を開始する旨の入力と共に行われると、前記ディレク
トリ接続手段は、前記作業手段で入力された作業主体が
設定されている作業に関する情報を前記管理情報記憶手
段から取得し、該取得した作業に関する情報を前記作業
手段において表示し、前記作業手段において表示された
作業に対して作業を開始する旨の入力が行われると、デ
ィレクトリ接続手段は、前記管理情報制御手段から当該
作業が設定されたジョブの格納情報を取得し、該取得し
た情報を基に、前記作業手段で入力された作業主体に対
応する作業ディレクトリと、前記作業手段で入力された
作業が設定されたジョブが論理的に格納されたジョブデ
ィレクトリとの論理的な直接接続を行うことを特徴とす
る請求項1〜16の何れかに記載の作業管理システムで
ある。
【0028】上記課題を解決するための請求項18に記
載の発明は、前記ジョブディレクトリ記憶手段はジョブ
ディレクトリ接続手段により接続可能な接続可能領域と
接続不可能な接続不可領域とからなり、前記作業手段に
おいて作業の対象となる作業及び作業主体の入力が作業
を開始する旨の入力と共に行われると、前記ディレクト
リ接続手段は、前記ジョブディレクトリ制御手段に当該
作業が設定されたジョブを論理的に格納したジョブディ
レクトリに対して当該作業主体に対応する作業ディレク
トリを論理的に直接接続を行う旨の要求をし、ジョブデ
ィレクトリ制御手段は管理情報記憶手段に記憶された情
報に基づいて該接続の要求の正当性を判断し、該接続の
要求が正当なものであると判断できた場合は、前記接続
不可領域に存在する接続の対象となるジョブディレクト
リを前記接続可能領域に移動することによって、ディレ
クトリ接続手段による前記直接接続を可能とすることを
特徴とする請求項1〜17の何れかに記載の作業管理シ
ステムである。
【0029】上記課題を解決するための請求項19に記
載の発明は、前記ジョブディレクトリ記憶手段はジョブ
ディレクトリ接続手段により接続可能な接続可能領域と
接続不可能な接続不可領域とからなり、前記作業手段に
おいて作業の対象となる作業及び作業主体の入力が作業
を開始する旨の入力と共に行われると、前記ディレクト
リ接続手段は、前記ジョブディレクトリ制御手段に当該
作業が設定されたジョブを論理的に格納したジョブディ
レクトリに対して当該作業主体に対応する作業ディレク
トリを論理的に直接接続を行う旨の要求をし、ジョブデ
ィレクトリ制御手段は管理情報記憶手段に記憶された情
報に基づいて該接続の要求の正当性を判断し、該接続の
要求が正当なものであると判断できた場合は、前記接続
不可領域に存在する接続の対象となるジョブディレクト
リのハードリンクを前記接続可能領域に設けることによ
って、ディレクトリ接続手段による前記直接接続を可能
とすることを特徴とする請求項1〜17の何れかに記載
の作業管理システムである。
【0030】上記課題を解決するための請求項20に記
載の発明は、前記ジョブディレクトリ制御手段は、ジョ
ブディレクトリを、予めジョブレクトリ接続手段から接
続が不可能な状態にしておき、前記作業手段において作
業の対象となる作業及び作業主体の入力が作業を開始す
る旨の入力と共に行われると、前記ディレクトリ接続手
段は、前記ジョブディレクトリ制御手段に当該作業が設
定されたジョブを論理的に格納したジョブディレクトリ
に対して当該作業主体に対応する作業ディレクトリを論
理的に直接接続を行う旨の要求をし、ジョブディレクト
リ制御手段は管理情報記憶手段に記憶された情報に基づ
いて該接続の要求の正当性を判断し、該接続の要求が正
当なものであると判断できた場合は、当該ジョブディレ
クトリをディレクトリ接続手段による前記直接接続を可
能とすることを特徴とする請求項1〜17の何れかに記
載の作業管理システムである。
【0031】上記課題を解決するための請求項21に記
載の発明は、前記ディレクトリ接続手段は、当該作業が
設定されたジョブを論理的に格納したジョブディレクト
リに対して当該作業主体に対応する作業ディレクトリを
論理的に直接接続を行う旨の要求を前記ジョブディレク
トリ制御手段に行う前に、前記ディレクトリ接続手段
は、当該作業が設定されたジョブが論理的に格納された
ジョブディレクトリが記録されているディレクトリ記憶
手段に関する情報を管理情報記憶手段から取得し、該取
得した情報に基づいて当該ジョブディレクトリ記録手段
を制御する前記ジョブディレクトリ制御手段に前記要求
を行うことを特徴とする請求項18〜20の何れかに記
載の作業管理システムである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳述する。
【0033】本発明の作業管理システムは、ネットワー
クで接続されたコンピュータ環境でデータにアクセスし
ながら作業を行うような場合に好ましく適用できる。例
えば、DTP、プリプレスといった印刷業界やX線画像
を管理運用する医療業界、また、オンライン出版、電子
出版、ポストカード作成等の写真・画像処理業界におい
て適用可能である。
【0034】次に、本発明に係る作業管理システムにつ
いて詳細に説明する。
【0035】図1は本発明の作業管理システムを説明す
るためのブロック図である。
【0036】図1において、1はジョブを論理的に格納
したジョブディレクトリを記録したジョブディレクトリ
記録手段であり、2は該ジョブディレクトリ記録手段を
制御するジョブディレクトリ制御手段であり、3は作業
主体が作業を行うための作業手段であり、4はジョブに
作業及び作業可能な作業主体を設定するための作業設定
手段であり、5は管理情報を記録する管理情報記憶手段
であり、6は該管理情報記憶手段5を制御する管理情報
制御手段であり、7は前記ジョブディレクトリと前記作
業手段上の作業ディレクトリ3aとの論理的な直接接続
の状態を変更するディレクトリ接続手段である。
【0037】ジョブディレクトリ記録手段1は、ジョブ
を論理的に格納したジョブディレクトリを1又は2以上
記録しており、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒
体を用いることができる。
【0038】かかるジョブディレクトリ記録手段1の各
ジョブディレクトリ11は、ジョブに関するファイルを
論理的に格納しており、ジョブごとに設けられたディレ
クトリである。
【0039】ジョブディレクトリ制御手段2はジョブデ
ィレクトリ記録手段1に対して読み出し、書き込み等を
行うものであり、CPU等の各種制御手段を用いること
ができる。
【0040】ジョブディレクトリ制御手段2は、ジョブ
ディレクトリ記録手段1のジョブディレクトリをディレ
クトリ接続手段7により予め接続(以下、アクセスとも
いう)をすることが不可能な状態としておき、ディレク
トリ接続手段7からアクセスの要求があった場合に、該
アクセスの要求が正当なものであることが判断した後に
アクセスをすることが可能な状態とすることによりアク
セスを制御することができる。
【0041】かかるアクセスを制御する方法としては、
ジョブディレクトリ記録手段1の記録領域をディレクト
リ接続手段7によりアクセス可能なアクセス可能領域と
アクセスが不可能なアクセス不可領域に分け、必要に応
じてジョブディレクトリ制御手段2によりジョブディレ
クトリを該アクセス可能領域と該アクセス不可領域に移
動する又はアクセス可能領域にハードリンクを設けるこ
とによりディレクトリ接続手段7によるジョブディレク
トリに対するアクセスを制御する方法や、ジョブディレ
クトリ記録手段に記録されたジョブディレクトリ自体を
ディレクトリ接続手段による接続が可能な設定と不可能
な設定とにディレクトリ制御手段により制御すること
(以下、ファイルシェアリング機構とも言う)によりア
クセスを制御する方法を採用することができる。
【0042】本発明において、ハードリンクとは、ディ
レクトリのデータ自体は記録せずに、元々存在するデー
タに対してリンク(アクセスのための入り口)を設ける
ことをいう。
【0043】また、ディレクトリ接続手段7によるアク
セスの要求の正当性を判断する方法としては、管理情報
制御手段6を通じて管理情報記憶手段5に記憶された作
業設定手段で設定されたジョブに設定された作業及び該
作業に対して作業を行うことが可能な作業主体に関する
情報を取得し、該情報を基に、アクセスの要求に係る作
業主体が、アクセスの対象となるジョブディレクトリに
設定されている作業に対して作業を行うことが可能な作
業主体として設定されている場合に該アクセスの要求が
正当であると判断することによって、該アクセスの要求
の正当性を判断することができる。
【0044】作業手段3は、作業主体が作業を行うため
のものであり、PC(パソコン)やPDA(携帯情報端
末)等の入力手段、記録手段、制御手段等を有する各種
装置を用いることができる。
【0045】作業手段3には、作業主体に対応した作業
ディレクトリ3aが設けられている。作業ディレクトリ
とは、対応する作業主体のみがアクセス可能な接続ポイ
ントであり、作業主体はかかる作業ディレクトリにアク
セスすることによって作業を行うことができる。
【0046】かかる作業ディレクトリを対応する作業主
体のみがアクセス可能とする方法は、作業主体に対応す
るパスワードを発行し、かかるパスワードの入力によっ
てのみ該作業ディレクトリのアクセスを可能とする方法
による方法、OS(オペレーションシステム)の持つユ
ーザIDによるディレクトリ保護機構による方法を採用
することができる。
【0047】作業設定手段4は、作業設定者がジョブデ
ィレクトリ記録手段1に記録されたジョブディレクトリ
に論理的に格納されたジョブに対して作業及び該作業を
行うことが可能な作業主体を設定するためのものであ
り、PC(パソコン)やPDA(携帯情報端末)等の入
出力手段及び記憶制御手段等を有する各種装置を用いる
ことができる。
【0048】また、作業設定手段4は設定した作業及び
該作業に設定された作業主体について作業状態を確認す
ることができる。かかる作業状態の確認において、作業
設定手段4は管理情報制御手段6を介して管理情報記憶
手段5にアクセスして、ジョブに設定された作業に対す
る作業状態及び又は作業主体の作業状態に関する情報を
取得し、モニタに表示する、音声で知らせる等の各種出
力手段で出力することによって作業設定主体は確認を実
行することができる。
【0049】管理情報記憶手段5は、ジョブの格納情
報、作業設定手段4においてジョブに設定された作業及
び該作業を作業することが可能な作業主体に関する情報
及びジョブに設定された作業に対する作業状態及び又は
作業主体の作業状態を記憶するものであり、コンピュー
タ読み取り可能な各種記録媒体を用いることができる。
【0050】管理情報制御手段6は前記管理情報記憶手
段5に対して読み出し、書き込み等を行うものであり、
CPU等の各種制御手段を用いることができる。
【0051】かかる管理情報制御手段6は、ディレクト
リ接続手段7又はジョブディレクトリ制御手段2の要求
により、管理情報記憶手段5に記録されている接続のた
めの各種情報のやりとりを行う。
【0052】ジョブの格納情報は、例えば当該ジョブデ
ィレクトリが記録された場所に関する情報や当該ジョブ
ディレクトリに論理的に格納されたジョブに関する情報
であり、かかる情報はジョブディレクトリ記録手段1に
ジョブディレクトリが新たに設けられる際に、ジョブデ
ィレクトリ制御手段2により管理情報制御手段6を通じ
て管理情報記憶手段5に記録される。
【0053】また、ジョブに設定された作業及び該作業
を行うことが可能な作業主体に関する情報は、作業設定
手段4において前記各ジョブディレクトリに論理的に格
納されたジョブに対して作業及び該作業を行うことが可
能な作業主体を設定すると、管理情報制御手段6により
管理情報記憶手段7に記録される。
【0054】ディレクトリ接続手段7は、ジョブディレ
クトリと作業ディレクトリを論理的に直接接続するもの
であり、接続のための動作を制御するプログラムであ
る。
【0055】ディレクトリ接続手段7は、作業手段3に
おいて作業を行う旨の入力を行うと、作業ディレクトリ
に対応する作業主体が作業可能な作業が設定されたジョ
ブが論理的に格納されたジョブディレクトリについて論
理的な直接接続を行う。
【0056】更に、かかるディレクトリ接続手段7は該
接続による変動があったジョブに設定された作業に対す
る作業状態及び又は作業主体の作業状態を管理情報制御
手段6を通じて管理情報記憶手段5に記録する。
【0057】ここで、本発明の論理的な直接接続が行わ
れるまでの処理流れについて、図2に基づいて説明す
る。
【0058】図2は、作業手段において入力された作業
主体が作業を行うことが可能であると設定された作業を
表示し、該表示された作業のみを作業の対象とするジョ
ブディレクトリと作業ディレクトリとのディレクトリ接
続手段による接続を行う場合の処理流れを示すものであ
る。
【0059】まず、作業手段3において作業主体の入力
が行われると、図2に示すように、ディレクトリ接続手
段は、入力された作業主体が設定された作業を管理情報
制御手段を通じて管理情報記憶手段から取得し(S
1)、該取得した情報に基づいて入力された作業主体が
作業を行うことが可能である作業を作業手段において表
示する(S2)。
【0060】S2で作業手段において表示された作業の
入力と共に作業を開始する旨の入力が作業手段で行われ
ると(S3)、ディレクトリ接続手段は、S3において
入力された作業が設定されたジョブの格納情報を管理情
報制御手段を通じて管理情報記憶手段から取得し(S
4)、該取得した情報に基づいて作業が設定されたジョ
ブを論理的に格納したジョブディレクトリと、前記作業
手段上の当該作業主体に対応して設けられた作業ディレ
クトリとを論理的に直接接続する(S5)。
【0061】上記の処理流れにおいては、S1において
入力された作業主体が作業をすることが可能と設定され
た作業のみを取得し、S5において該取得した作業を対
象とするジョブディレクトリと作業ディレクトリとの接
続のみを行うことができるので、作業に設定された作業
主体のみが作業を行うことを許可する構成とすることが
できる。
【0062】また、図2を用いて説明した処理流れとは
別の処理流れとして図3に示す処理流れによる論理的な
直接接続について説明する。
【0063】本処理流れは、ジョブディレクトリ記録手
段のジョブディレクトリをディレクトリ接続手段による
接続が不可能な状態に予め設定しておき、ジョブディレ
クトリ制御手段により必要に応じて該ジョブディレクト
リをディレクトリ接続手段による接続が可能な状態とす
る場合の処理流れを示すものである。
【0064】まず、作業手段において作業の対象となる
作業及び作業主体の入力が行われると、ディレクトリ接
続手段は、作業手段において入力された作業が設定され
たジョブを論理的に格納したジョブディレクトリが記憶
されているディレクトリ記憶手段に関する情報を管理情
報制御手段を通じて管理情報記憶手段から取得する(S
6)。ディレクトリ接続手段は、該取得した情報を基
に、該当するディレクトリ記憶手段を制御するジョブデ
ィレクトリ制御手段に作業の対象となる当該ジョブディ
レクトリに対して当該作業主体に対応する作業ディレク
トリを論理的に直接接続を行う旨の要求を行う(S
7)。
【0065】S7で接続要求を受けたジョブディレクト
リ制御手段は、管理情報記憶手段に記憶された情報に基
づいて該接続の要求が正当なものであるかを判断し(S
8)、正当であると判断できた場合は、ジョブディレク
トリ制御手段は、S7で要求のあった当該ジョブディレ
クトリを当該作業ディレクトリとの論理的な直接接続が
可能な状態にする(S9)。
【0066】S9において当該ジョブディレクトリが当
該作業ディレクトリとの直接接続が可能な状態になった
後、ディレクトリ接続手段は、当該ジョブディレクトリ
と当該作業ディレクトリ同士を論理的に直接接続を行う
(S10)。
【0067】上記の処理流れにおいて、ジョブディレク
トリ制御手段2はS8においてディレクトリ接続手段か
らの接続要求が正当なものかを確認し、正当であると確
認できた場合にのみディレクトリ接続手段によるディレ
クトリ同士の接続を行うことを可能とするので、作業に
設定された作業主体のみが作業を行うことを許可する構
成とすることができる。
【0068】上記の処理流れにおいて、ジョブディレク
トリ記録手段のジョブディレクトリをディレクトリ接続
手段による接続が不可能な状態で予め設定しておき、S
9においてジョブディレクトリを当該作業ディレクトリ
との論理的な直接接続が可能な状態にする方法として
は、1)ジョブディレクトリ記憶手段をジョブディレク
トリ接続手段により接続可能な接続可能領域と接続不可
能な接続不可領域とからなる設定とし、ジョブディレク
トリを接続不可領域に予め設けておき、S9において該
当するジョブディレクトリを接続不可領域から接続可能
領域に移動する方法、2)ジョブディレクトリ記録手段
を上記1)と同様な設定とし、ジョブディレクトリを接
続不可領域に予め設けておき、S9において該当するジ
ョブディレクトリのハードリンクを接続可能領域に設け
ることによってディレクトリ接続手段による接続を可能
とする方法、3)ジョブディレクトリをファイルシェア
リング機構を用いてディレクトリ接続手段による接続が
不可能な状態に予め設定しておき、S9において当該ジ
ョブディレクトリをファイルシェアリング機構を用いて
接続が可能な状態へ設定を変更する方法が挙げられる。
【0069】ファイルシェアリング機構とは、OS等が
有するファイルの共有、非共有の設定を行う機構のこと
である。
【0070】図3の処理流れにおいて、ジョブディレク
トリ記憶手段が1つしか存在しない場合は、ジョブディ
レクトリが記録されているジョブディレクトリ記憶手段
に関する情報を取得する処理(S6)を省略することが
できる。
【0071】また、図2の処理流れにおいて、S5のデ
ィレクトリ同士を接続する処理に代えて、図3の処理を
行うようにしてもよい。このようにすることで、作業が
設定されたジョブが論理的に格納されたジョブディレク
トリに対して確実に許可された作業主体のみが作業を行
えるようにするための2重の確認(S1及びS8)を行
うことができ、作業に設定された作業主体のみが作業を
行うことを許可する構成とする安定的なシステムを得る
上で好ましい。
【0072】上記説明した管理システムにおいて、以下
に説明する作業設定主体に対して特権レベルを設定する
ための特権レベル設定手段21と、該特権レベル設定手
段において設定された特権レベルを記録する特権レベル
記憶手段20を設けることにより、前記作業主体に対し
て特権レベルを設定可能とすることは好ましい。
【0073】特権レベル記憶手段20は前記特権レベル
設定手段21において設定された特権レベルを記録する
ものであり、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体
を用いることができる。
【0074】特権レベル設定手段21は前記作業設定手
段4で設定を行う作業設定主体に対して特権レベルを設
定するものであり、該設定された特権レベルを特権レベ
ル記憶手段20に、例えばマウスやキーボード等の各種
入力手段を用いて特権レベルを記録することができる。
【0075】かかる特権レベル設定手段21において特
権レベルを設定すると、作業設定手段4において作業設
定手段が作業を設定する場合、ジョブに設定した作業に
対して作業を行うことが可能な作業主体として設定でき
る主体が制限される。
【0076】かかる特権レベル設定手段21において設
定可能な特権レベルは、ジョブに設定された作業に対し
作業を行うことが可能な作業主体として1)作業設定主
体自身である設定、2)作業設定主体自身及び作業設定
主体が属する作業グループである設定、3)作業設定主
体自身、作業設定主体が属する作業グループ及び作業設
定主体が属するグループに所属する作業主体又は作業設
定主体である設定、4)作業設定主体自身、作業設定主
体が属する作業グループ、作業設定主体が属するグルー
プに所属する作業主体及び作業設定主体が属さない作業
グループである設定、5)作業設定主体自身及び他の全
ての作業主体である設定をすることができるように段階
に応じて制限をすることができる。
【0077】上記の特権レベルの設定において、作業主
体として作業グループを設定するとは、1又は2以上の
作業主体及び又は作業設定主体からなる作業グループを
構成する全ての作業主体又は作業設定主体を区別なく作
業主体とすることが可能な設定であり、作業主体として
作業グループに所属する作業主体又は作業設定主体を設
定するとは、1又は2以上の作業主体及び又は作業設定
主体からなる作業グループを構成する各作業主体及び作
業設定主体を区別して作業主体とすることが可能な設定
を意味する。
【0078】また、図1に示す作業管理システムでは、
前記ディレクトリ接続手段による接続は、前記作業手段
において入力された作業主体が、ジョブに設定された作
業に対して作業を行うことが可能な作業主体である場合
に、該作業主体に関連づけられた作業ディレクトリのみ
を該作業が設定されたジョブを論理的に格納するジョブ
ディレクトリに接続することが可能である場合を例にし
て説明した。
【0079】しかし、これに限らず、作業が設定された
ジョブを論理的に格納したジョブディレクトリは、ジョ
ブに設定された作業に対する作業主体として設定された
作業主体に関連づけられた作業ディレクトリ以外にも、
以下のような関連づけを有する作業ディレクトリとの接
続も可能とすることもできる。
【0080】上記作業管理システムの他の1つの態様と
しては、前記作業手段において入力された作業主体が、
ジョブに設定された作業に対する作業を行うことが可能
な作業主体又は作業設定主体として設定されている場合
に、該入力された作業主体に関連づけられた作業ディレ
クトリと当該ジョブを論理的に格納するジョブディレク
トリとの接続をする態様が挙げられる。
【0081】かかる態様によると、ジョブに設定された
作業に対する作業を行うことが可能な作業主体が作業を
できない状態になった場合に、当該作業主体の代わりに
作業設定主体が作業を進めることができ、作業を確実に
処理できる点で好ましい。
【0082】上記作業管理システムの他の1つの態様と
しては、本システムを管理するシステム管理主体が本シ
ステムを管理するための管理手段を有し、前記作業手段
において入力された作業主体が、ジョブに設定された作
業に対する作業を行うことが可能な作業主体、作業設定
主体又はシステム管理主体として設定されている場合
に、該入力された作業主体に関連づけられた作業ディレ
クトリと当該ジョブを論理的に格納するジョブディレク
トリとの接続をする態様が挙げられる。
【0083】かかる態様によると、上記1)の状態に加
えて作業設定主体も作業ができない状態になった場合に
も、当該作業設定主体の代わりにシステム管理主体が作
業を進めることができ、作業をより確実に処理できる点
で好ましい。
【0084】上記作業管理システムの他の1つの態様と
しては、前記作業手段において入力された作業主体が、
ジョブに設定された作業に対する作業を行うことが可能
な1又は2以上の作業主体と作業設定主体からなるグル
ープに所属する作業主体として設定されている場合に、
該入力された作業主体に関連づけられた作業ディレクト
リと当該ジョブを論理的に格納するジョブディレクトリ
との接続をする態様が挙げられる。
【0085】かかる態様によると、作業グループを対象
として作業を設定できるので、作業グループに属する作
業主体及び作業設定主体が共同で作業を行えるので、作
業を緊急に処理したい要請がある場合に好ましい。
【0086】上記作業管理システムの他の1つの態様と
しては、前記作業手段において入力された作業主体が、
ジョブに設定された作業に対する作業を行うことが可能
な1又は2以上の作業主体と作業設定主体からなるグル
ープに所属する作業主体又は作業設定主体として設定さ
れている場合に、該入力された作業主体に関連づけられ
た作業ディレクトリと当該ジョブを論理的に格納するジ
ョブディレクトリとの接続をする態様が挙げられる。
【0087】かかる態様によると、作業グループを対象
として作業を設定できるので、作業グループに属する作
業主体が共同で作業を行え、該作業主体が作業できない
状態であっても、当該作業主体の代わりに作業設定主体
が作業を進めることができ、作業を緊急且つ確実に処理
したい要請がある場合に好ましい。
【0088】上記作業管理システムの他の1つの態様と
しては、本システムを管理するシステム管理主体が本シ
ステムを管理するための管理手段を有し、前記作業手段
において入力された作業主体が、ジョブに設定された作
業に対する作業を行うことが可能な1又は2以上の作業
主体と作業設定主体からなるグループに所属する作業主
体、作業設定主体又はシステム管理主体として設定され
ている場合に、該入力された作業主体に関連づけられた
作業ディレクトリと当該ジョブを論理的に格納するジョ
ブディレクトリとの接続をする態様が挙げられる。
【0089】かかる態様によると、作業グループを対象
として作業を設定できるので、作業グループに属する作
業主体及び作業設定主体が共同で作業を行え、該作業主
体及び作業設定主体が作業できない状態であっても、当
該作業主体及び作業設定主体の代わりにシステム管理主
体が作業を進めることができ、作業を緊急且つより確実
に処理したい要請がある場合に好ましい。
【0090】上記作業管理システムの他の1つの態様と
しては、前記作業手段において入力された作業主体が、
ジョブに設定された作業に対する作業を行うことが可能
な複数の作業主体と作業設定主体からなるグループに所
属する作業主体として設定されており、該入力された作
業主体が最初に作業を開始した作業主体である場合に、
該入力された作業主体に関連づけられた作業ディレクト
リと当該ジョブを論理的に格納するジョブディレクトリ
との接続をする態様が挙げられる。
【0091】かかる態様によると、作業グループの任意
の作業主体を対象として作業を設定しつつ、最終的にど
の作業主体が作業を行うかは、作業主体が自ら選択でき
るので、複数の作業主体でグループを構成し、かかるグ
ループに設定された作業の中から作業主体が任意の作業
を選択して作業を行うようにしたい要請がある場合に好
ましい。
【0092】上記作業管理システムの他の1つの態様と
しては、前記作業手段において入力された作業主体が、
ジョブに設定された作業に対する作業を行うことが可能
な複数の作業主体と作業設定主体からなるグループに所
属する作業主体又は作業設定主体として設定されてお
り、該入力された作業主体が最初に作業を開始した作業
主体である場合に、該入力された作業主体に関連づけら
れた作業ディレクトリと当該ジョブを論理的に格納する
ジョブディレクトリとの接続をする態様が挙げられる。
【0093】かかる態様によると、作業グループの任意
の作業主体を対象として作業を設定しつつ、最終的にど
の作業主体が作業を行うかは、作業主体が自ら選択で
き、当該作業主体が作業できない状態であっても、作業
設定手段が作業を行えるので、複数の作業主体でグルー
プを構成し、かかるグループに設定された作業の中から
作業主体が任意の作業を選択して作業を行うようにした
い要請がある場合に確実に作業を処理できる点で好まし
い。
【0094】上記作業管理システムの他の1つの態様と
しては、本システムを管理するシステム管理主体が本シ
ステムを管理するための管理手段を有し、前記作業手段
において入力された作業主体が、ジョブに設定された作
業に対する作業を行うことが可能な複数の作業主体と作
業設定主体からなるグループに所属する作業主体、作業
設定主体又はシステム管理主体として設定されており、
該入力された作業主体が最初に作業を開始した作業主体
である場合に、該入力された作業主体に関連づけられた
作業ディレクトリと当該ジョブを論理的に格納するジョ
ブディレクトリとの接続をする態様が挙げられる。
【0095】かかる態様によると、作業グループの任意
の作業主体を対象として作業を設定しつつ、最終的にど
の作業主体が作業を行うかは、作業主体が自ら選択で
き、当該作業主体及び作業設定手段が作業できない状態
であっても、システム管理主体が作業を行えるので、複
数の作業主体でグループを構成し、かかるグループに設
定された作業の中から作業主体が任意の作業を選択して
作業を行うようにしたい要請がある場合により確実に作
業を処理できる点で好ましい。
【0096】
【発明の効果】以上、本発明はジョブに対し予め設定さ
れた作業主体のみが作業を行うことができ、ジョブに設
定された作業の進捗状況を簡単に管理することができる
作業管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業管理システムを説明するためのブ
ロック図
【図2】本発明の論理的な直接接続が行われるまでの処
理流れを示す図
【図3】本発明の論理的な直接接続が行われるまでの他
の処理流れを示す図
【符号の説明】
1:ジョブディレクトリ記録手段 11:ジョブディレクトリ 2:ジョブディレクトリ制御手段 3:作業手段 3a:作業ディレクトリ 4:作業設定手段 5:管理情報記憶手段 6:管理情報制御手段 7:ディレクトリ接続手段 20:特権レベル記憶手段 21:特権レベル制御手段
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月29日(2001.5.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】追加
【補正内容】
【図4】従来の社内LAN等におけるデータアクセス方
法を示す図

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジョブに関するファイルを論理的に格納し
    た1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブ
    ディレクトリ記録手段と、前記ジョブディレクトリ記録
    手段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業
    主体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上
    の作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業
    を設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理す
    るための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理
    情報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョ
    ブディレクトリと前記作業手段上の作業ディレクトリと
    の論理的な直接接続の状態を変更するディレクトリ接続
    手段とを有するシステムであって、前記作業設定手段に
    おいて、前記ジョブに対して作業及び該作業に対する作
    業可能な作業主体が設定されると、前記管理情報制御手
    段は、前記設定に係る情報を前記管理情報記憶手段に記
    録し、前記作業手段において作業対象となる作業及び該
    作業を行う作業主体の入力が作業を開始する旨の入力と
    共に行われると、前記ディレクトリ接続手段は、当該入
    力された作業主体が当該作業に対する作業主体として設
    定されている旨が前記管理情報記憶手段に記録されてい
    る場合に限って、当該作業が設定されたジョブを格納す
    るジョブディレクトリと当該入力された作業主体に関連
    づけられた作業ディレクトリとの論理的な直接接続を行
    うことを特徴とする作業管理システム。
  2. 【請求項2】ジョブに関するファイルを論理的に格納し
    た1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブ
    ディレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶
    手段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業
    主体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上
    の作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業
    を設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理す
    るための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理
    情報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョ
    ブディレクトリと前記作業手段又は前記作業設定手段上
    の作業ディレクトリとの論理的な直接接続の状態を変更
    するディレクトリ接続手段とを有するシステムであっ
    て、前記作業設定手段において、前記ジョブに対して作
    業及び該作業に対する作業可能な作業主体を設定する
    と、前記管理情報制御手段は、前記設定に係る情報を前
    記管理情報記憶手段に記録し、前記作業手段において作
    業対象となる作業及び該作業を行う作業主体の入力が作
    業を開始する旨の入力と共に行われると、前記ディレク
    トリ接続手段は、該入力された作業主体が当該作業に対
    する作業主体又は該作業の作業設定主体として設定され
    ている旨が前記管理情報記憶手段に記録されている場合
    に限って、当該作業が設定されたジョブを格納するジョ
    ブディレクトリと当該入力された作業主体に関連づけら
    れた作業ディレクトリとの論理的な直接接続を行うこと
    を特徴とする作業管理システム。
  3. 【請求項3】ジョブに関するファイルを論理的に格納し
    た1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブ
    ディレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶
    手段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業
    主体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上
    の作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業
    を設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理す
    るための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理
    情報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、システム
    管理主体が本システムを管理するための管理手段と、前
    記ジョブディレクトリと前記作業手段、前記作業設定手
    段及び前記管理手段上の作業ディレクトリとの論理的な
    直接接続の状態を変更するディレクトリ接続手段とを有
    するシステムであって、前記作業設定手段において、前
    記ジョブに対して作業及び該作業に対する作業可能な作
    業主体を設定すると、前記管理情報制御手段は、前記設
    定に係る情報を前記管理情報記憶手段に記録し、前記作
    業手段において作業対象となる作業及び該作業を行う作
    業主体の入力が作業を開始する旨の入力と共に行われる
    と、前記ディレクトリ接続手段は、該入力された作業主
    体が当該作業に対する作業主体、該作業の作業設定主体
    又はシステムのシステム管理主体として設定されている
    旨が前記管理情報記憶手段に記録されている場合に限っ
    て、当該作業が設定されたジョブを格納するジョブディ
    レクトリと当該入力された作業主体に関連づけられた作
    業ディレクトリとの論理的な直接接続を行うことを特徴
    とする作業管理システム。
  4. 【請求項4】ジョブに関するファイルを論理的に格納し
    た1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブ
    ディレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶
    手段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業
    主体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上
    の作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業
    を設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理す
    るための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理
    情報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョ
    ブディレクトリと前記作業手段上の作業ディレクトリと
    の論理的な直接接続の状態を変更するディレクトリ接続
    手段とを有するシステムであって、前記作業設定手段に
    おいて、前記ジョブに対して作業及び該作業に対する作
    業を行うことが可能な1又は2以上の前記作業主体と前
    記作業設定主体からなる作業グループを設定すると、前
    記管理情報制御手段は、前記設定に係る情報を前記管理
    情報記憶手段に記録し、前記作業手段において作業対象
    となる作業及び該作業を行う作業主体の入力が作業を開
    始する旨の入力と共に行われると、前記ディレクトリ接
    続手段は、該入力された作業主体が当該作業に対する作
    業作業グループに所属する作業主体であると設定されて
    いる旨が前記管理情報記憶手段に記録されている場合に
    限って、当該作業が設定されたジョブを格納するジョブ
    ディレクトリと当該入力された作業主体に関連づけられ
    た作業ディレクトリとの論理的な直接接続を行うことを
    特徴とする作業管理システム。
  5. 【請求項5】ジョブに関するファイルを論理的に格納し
    た1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブ
    ディレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶
    手段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業
    主体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上
    の作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業
    を設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理す
    るための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理
    情報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョ
    ブディレクトリと前記作業手段及び前記作業設定手段上
    の作業ディレクトリとの論理的な直接接続の状態を変更
    するディレクトリ接続手段とを有するシステムであっ
    て、前記作業設定手段において、前記ジョブに対して作
    業及び該作業に対する作業を行うことが可能な1又は2
    以上の前記作業主体と前記作業設定主体からなる作業グ
    ループを設定すると、前記管理情報制御手段は、前記設
    定に係る情報を前記管理情報記憶手段に記録し、前記作
    業手段において作業対象となる作業及び該作業を行う作
    業主体の入力が作業を開始する旨の入力と共に行われる
    と、前記ディレクトリ接続手段は、該入力された作業主
    体が当該作業に対する作業作業グループに所属する作業
    主体又は該作業の作業設定主体として設定されている旨
    が前記管理情報記憶手段に記録されている場合に限っ
    て、当該作業が設定されたジョブを格納するジョブディ
    レクトリと当該入力された作業主体に関連づけられた作
    業ディレクトリとの論理的な直接接続を行うことを特徴
    とする作業管理システム。
  6. 【請求項6】ジョブに関するファイルを論理的に格納し
    た1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブ
    ディレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶
    手段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業
    主体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上
    の作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業
    を設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理す
    るための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理
    情報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、システム
    管理主体が本システムを管理するための管理手段と、前
    記ジョブディレクトリと前記作業手段、前記作業設定手
    段及び前記管理手段上の作業ディレクトリとの論理的な
    直接接続の状態を変更するディレクトリ接続手段とを有
    するシステムであって、前記作業設定手段において、前
    記ジョブに対して作業及び該作業に対する作業を行うこ
    とが可能な1又は2以上の前記作業主体と前記作業設定
    主体からなる作業グループを設定すると、前記管理情報
    制御手段は、前記設定に係る情報を前記管理情報記憶手
    段に記録し、前記作業手段において作業対象となる作業
    及び該作業を行う作業主体の入力が作業を開始する旨の
    入力と共に行われると、前記ディレクトリ接続手段は、
    該入力された作業主体が当該作業に対する作業グループ
    に所属する作業主体、該作業の作業設定主体又はシステ
    ムのシステム管理主体として設定されている旨が前記管
    理情報記憶手段に記録されている場合に限って、当該作
    業が設定されたジョブを格納するジョブディレクトリと
    当該入力された作業主体に関連づけられた作業ディレク
    トリとの論理的な直接接続を行うことを特徴とする作業
    管理システム。
  7. 【請求項7】ジョブに関するファイルを論理的に格納し
    た1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブ
    ディレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶
    手段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業
    主体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上
    の作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業
    を設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理す
    るための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理
    情報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョ
    ブディレクトリと前記作業手段上の作業ディレクトリと
    の論理的な直接接続の状態を変更するディレクトリ接続
    手段とを有するシステムであって、前記作業設定手段に
    おいて、前記ジョブに対して作業及び該作業に対する作
    業を行うことが可能な複数の前記作業主体及び前記作業
    設定主体からなる作業グループを設定すると、前記管理
    情報制御手段は、前記設定に係る情報を前記管理情報記
    憶手段に記録し、前記作業手段において作業対象となる
    作業及び該作業を行う作業主体の入力が作業を開始する
    旨の入力と共に行われると、前記ディレクトリ接続手段
    は、該入力された作業主体が当該作業に対する作業を行
    うことが可能な作業グループに所属する作業主体である
    と設定されている旨が前記管理情報記憶手段に記録され
    ており、該入力された作業主体が最初に作業を開始した
    作業主体である場合に限って、当該作業が設定されたジ
    ョブを格納するジョブディレクトリと当該入力された作
    業主体に関連づけられた作業ディレクトリとの論理的な
    直接接続を行うことを特徴とする作業管理システム。
  8. 【請求項8】ジョブに関するファイルを論理的に格納し
    た1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブ
    ディレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶
    手段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業
    主体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上
    の作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業
    を設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理す
    るための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理
    情報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、前記ジョ
    ブディレクトリと前記作業手段及び前記作業設定手段上
    の作業ディレクトリとの論理的な直接接続の状態を変更
    するディレクトリ接続手段とを有するシステムであっ
    て、前記作業設定手段において、前記ジョブに対して作
    業及び該作業に対する作業を行うことが可能な複数の前
    記作業主体及び前記作業設定主体からなる作業グループ
    を設定すると、前記管理情報制御手段は、前記設定に係
    る情報を前記管理情報記憶手段に記録し、前記作業手段
    において作業対象となる作業及び該作業を行う作業主体
    の入力が作業を開始する旨の入力と共に行われると、前
    記ディレクトリ接続手段は、該入力された作業主体が当
    該作業に対する作業を行うことが可能な作業グループに
    所属する作業主体又は該作業の作業設定主体として設定
    されている旨が前記管理情報記憶手段に記録されてお
    り、該入力された作業主体が最初に作業を開始した作業
    主体である場合に限って、当該作業が設定されたジョブ
    を格納するジョブディレクトリと当該入力された作業主
    体に関連づけられた作業ディレクトリとの論理的な直接
    接続を行うことを特徴とする作業管理システム。
  9. 【請求項9】ジョブに関するファイルを論理的に格納し
    た1又は2以上のジョブディレクトリを記録したジョブ
    ディレクトリ記憶手段と、前記ジョブディレクトリ記憶
    手段を制御するジョブディレクトリ制御手段と、各作業
    主体が該ジョブに対する作業を行うための1又は2以上
    の作業手段と、作業設定主体が該作業主体に対する作業
    を設定するための作業設定手段と、前記ジョブを管理す
    るための情報を記録した管理情報記憶手段と、前記管理
    情報記憶手段を制御する管理情報制御手段と、システム
    管理主体が本システムを管理するための管理手段と、前
    記ジョブディレクトリと前記作業手段、前記作業設定手
    段及び前記管理手段上の作業ディレクトリとの論理的な
    直接接続の状態を変更するディレクトリ接続手段とを有
    するシステムであって、前記作業設定手段において、前
    記ジョブに対して作業及び該作業に対する作業を行うこ
    とが可能な複数の前記作業主体及び前記作業設定主体か
    らなる作業グループを設定すると、前記管理情報制御手
    段は、前記設定に係る情報を前記管理情報記憶手段に記
    録し、前記作業手段において作業対象となる作業及び該
    作業を行う作業主体の入力が作業を開始する旨の入力と
    共に行われると、前記ディレクトリ接続手段は、該入力
    された作業主体が当該作業に対する作業を行うことが可
    能な作業グループに所属する作業主体、該作業の作業設
    定主体又はシステムのシステム管理主体として設定され
    ている旨が前記管理情報記憶手段に記録されており、該
    入力された作業主体が最初に作業を開始した作業主体で
    ある場合に限って、当該作業が設定されたジョブを格納
    するジョブディレクトリと当該入力された作業主体に関
    連づけられた作業ディレクトリとの論理的な直接接続を
    行うことを特徴とする作業管理システム。
  10. 【請求項10】作業設定主体に対して特権レベルを設定
    する特権レベル設定手段を有し、前記特権レベル設定手
    段で設定された特権レベルを記録する特権レベル記憶手
    段を有し、該記録された特権レベルに基づいて、ジョブ
    に設定された作業に対する作業を行うことが可能な作業
    主体として前記作業設定手段において設定が可能な作業
    主体の属性が決定されることを特徴とする請求項1〜9
    の何れかに記載の作業管理システム。
  11. 【請求項11】前記特権レベルは、前記作業設定手段で
    作業の設定を行う作業設定主体自身を、ジョブに設定さ
    れた作業に対する作業を行うことが可能な作業主体とし
    て、前記作業設定手段で設定が可能であることを決定す
    るものであることを特徴とする請求項10に記載の作業
    管理システム。
  12. 【請求項12】前記特権レベルは、前記作業設定手段で
    作業の設定を行う作業設定主体自身及び当該作業設定主
    体が所属する作業グループを、ジョブに設定された作業
    に対する作業主体として前記作業設定手段で設定が可能
    であることを決定するものであることを特徴とする請求
    項10に記載の作業管理システム。
  13. 【請求項13】前記特権レベルは、前記作業設定手段で
    作業の設定を行う作業設定主体自身、当該作業設定主体
    が所属する作業グループ及び当該作業設定主体が所属す
    る作業グループに属する作業主体を、作業がジョブに設
    定された作業に対する作業主体として前記作業設定手段
    で設定が可能であることを決定するものであることを特
    徴とする請求項10に記載の作業管理システム。
  14. 【請求項14】前記特権レベルは、前記作業設定手段で
    作業の設定を行う作業設定主体自身、当該作業設定主体
    が所属する作業グループ、当該作業設定主体が所属する
    作業グループに属する作業主体及び当該作業設定手段が
    所属しない作業グループを、ジョブに設定された作業に
    対する作業主体として前記作業設定手段で設定が可能で
    あることを決定するものであることを特徴とする請求項
    10に記載の作業管理システム。
  15. 【請求項15】前記特権レベルは、全ての作業主体及び
    作業グループを前記作業設定手段でジョブに設定された
    作業に対する作業主体として設定が可能であることを決
    定するものであることを特徴とする請求項10に記載の
    作業管理システム。
  16. 【請求項16】前記特権レベル設定手段は請求項11〜
    15に記載の特権レベルを選択的に設定できることを特
    徴とする請求項10に記載の作業管理システム。
  17. 【請求項17】前記作業手段において作業主体の入力が
    作業を開始する旨の入力と共に行われると、前記ディレ
    クトリ接続手段は、前記作業手段で入力された作業主体
    が設定されている作業に関する情報を前記管理情報記憶
    手段から取得し、該取得した作業に関する情報を前記作
    業手段において表示し、前記作業手段において表示され
    た作業に対して作業を開始する旨の入力が行われると、
    ディレクトリ接続手段は、前記管理情報制御手段から当
    該作業が設定されたジョブの格納情報を取得し、該取得
    した情報を基に、前記作業手段で入力された作業主体に
    対応する作業ディレクトリと、前記作業手段で入力され
    た作業が設定されたジョブが論理的に格納されたジョブ
    ディレクトリとの論理的な直接接続を行うことを特徴と
    する請求項1〜16の何れかに記載の作業管理システ
    ム。
  18. 【請求項18】前記ジョブディレクトリ記憶手段はジョ
    ブディレクトリ接続手段により接続可能な接続可能領域
    と接続不可能な接続不可領域とからなり、前記作業手段
    において作業の対象となる作業及び作業主体の入力が作
    業を開始する旨の入力と共に行われると、前記ディレク
    トリ接続手段は、前記ジョブディレクトリ制御手段に当
    該作業が設定されたジョブを論理的に格納したジョブデ
    ィレクトリに対して当該作業主体に対応する作業ディレ
    クトリを論理的に直接接続を行う旨の要求をし、ジョブ
    ディレクトリ制御手段は管理情報記憶手段に記憶された
    情報に基づいて該接続の要求の正当性を判断し、該接続
    の要求が正当なものであると判断できた場合は、前記接
    続不可領域に存在する接続の対象となるジョブディレク
    トリを前記接続可能領域に移動することによって、ディ
    レクトリ接続手段による前記直接接続を可能とすること
    を特徴とする請求項1〜17の何れかに記載の作業管理
    システム。
  19. 【請求項19】前記ジョブディレクトリ記憶手段はジョ
    ブディレクトリ接続手段により接続可能な接続可能領域
    と接続不可能な接続不可領域とからなり、前記作業手段
    において作業の対象となる作業及び作業主体の入力が作
    業を開始する旨の入力と共に行われると、前記ディレク
    トリ接続手段は、前記ジョブディレクトリ制御手段に当
    該作業が設定されたジョブを論理的に格納したジョブデ
    ィレクトリに対して当該作業主体に対応する作業ディレ
    クトリを論理的に直接接続を行う旨の要求をし、ジョブ
    ディレクトリ制御手段は管理情報記憶手段に記憶された
    情報に基づいて該接続の要求の正当性を判断し、該接続
    の要求が正当なものであると判断できた場合は、前記接
    続不可領域に存在する接続の対象となるジョブディレク
    トリのハードリンクを前記接続可能領域に設けることに
    よって、ディレクトリ接続手段による前記直接接続を可
    能とすることを特徴とする請求項1〜17の何れかに記
    載の作業管理システム。
  20. 【請求項20】前記ジョブディレクトリ制御手段は、ジ
    ョブディレクトリを、予めジョブレクトリ接続手段から
    接続が不可能な状態にしておき、前記作業手段において
    作業の対象となる作業及び作業主体の入力が作業を開始
    する旨の入力と共に行われると、前記ディレクトリ接続
    手段は、前記ジョブディレクトリ制御手段に当該作業が
    設定されたジョブを論理的に格納したジョブディレクト
    リに対して当該作業主体に対応する作業ディレクトリを
    論理的に直接接続を行う旨の要求をし、ジョブディレク
    トリ制御手段は管理情報記憶手段に記憶された情報に基
    づいて該接続の要求の正当性を判断し、該接続の要求が
    正当なものであると判断できた場合は、当該ジョブディ
    レクトリをディレクトリ接続手段による前記直接接続を
    可能とすることを特徴とする請求項1〜17の何れかに
    記載の作業管理システム。
  21. 【請求項21】前記ディレクトリ接続手段は、当該作業
    が設定されたジョブを論理的に格納したジョブディレク
    トリに対して当該作業主体に対応する作業ディレクトリ
    を論理的に直接接続を行う旨の要求を前記ジョブディレ
    クトリ制御手段に行う前に、前記ディレクトリ接続手段
    は、当該作業が設定されたジョブが論理的に格納された
    ジョブディレクトリが記録されているディレクトリ記憶
    手段に関する情報を管理情報記憶手段から取得し、該取
    得した情報に基づいて当該ジョブディレクトリ記録手段
    を制御する前記ジョブディレクトリ制御手段に前記要求
    を行うことを特徴とする請求項18〜20の何れかに記
    載の作業管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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