JP2002328305A - 共焦点走査型レーザ顕微鏡の調整診断方法及びその装置 - Google Patents

共焦点走査型レーザ顕微鏡の調整診断方法及びその装置

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JP2002328305A
JP2002328305A JP2001129962A JP2001129962A JP2002328305A JP 2002328305 A JP2002328305 A JP 2002328305A JP 2001129962 A JP2001129962 A JP 2001129962A JP 2001129962 A JP2001129962 A JP 2001129962A JP 2002328305 A JP2002328305 A JP 2002328305A
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function
axis
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Hideo Watabe
秀夫 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顕微鏡本体の基本機能をそのまま利用して不具
合の発生時における状態把握や復帰を早期に行なうこと
ができ、顕微鏡本体の動作確認や調整作業を確実にかつ
容易にすること。 【解決手段】顕微鏡本体10における各機能間に送られ
る各信号、例えば各チャンネルの画像入力回路24−1
〜24−nを通して入力される各チャンネルの光検出器
21−1〜21−kからの各電気信号、2次元走査駆動
制御回路31に送られるX軸用の駆動制御信号、Y軸用
の駆動制御信号、又は入出力制御回路33からのロジッ
ク信号のうち任意の信号を選択し、この選択された信号
をモニタ装置25に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共焦点走査型レー
ザ顕微鏡の調整診断方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は共焦点走査型顕微鏡の基本構成
図である。点光源1から出射された点状光は、ハーフミ
ラー2を透過し、収差が補正された対物レンズ3によっ
て試料4の表面に点状結像する。この試料4からの反射
光は、再び対物レンズ3を通過し、ハーフミラー2で反
射して集光する。この集光点には、共焦点用ピンホール
5が配置され、この共焦点用ピンホール5を通過した反
射光が光検出器6によって検出される。
【0003】ところが、図10中で破線により示すよう
な対物レンズ3の焦点位置から外れた点からの試料4か
らの反射光は、共焦点用ピンホール5を通過することが
できず、光検出器6により検出されない。これにより、
対物レンズ3の合焦位置のみでしか試料4の表面の画像
を得ることができないものとなり、このような性質を利
用して試料4の高さ情報を得ることができる。
【0004】図11はかかる基本構成を用いた共焦点走
査型レーザ顕微鏡の構成図である。共焦点走査型レーザ
顕微鏡本体(以下、顕微鏡本体と省略する)10には、
レーザ光源11が備えられ、このレーザ光源11から出
力されたレーザ光がミラー12で反射し、ハーフミラー
13を透過して2次元走査機構14に送られる。
【0005】この2次元走査機構14は、レーザ光を試
料4の表面の測定領域全体に渡って例えばラスタ走査に
より2次元走査するもので、例えばX軸走査用のガルバ
ノミラーとY軸走査用のガルバノミラーとを有し、レー
ザ光をXY方向に振るものとなっている。この2次元走
査機構14により走査されたレーザ光は、レボルバ15
に装着された対物レンズ16を通って点状光(スポット
光)としてステージ17上の試料4に照射される。
【0006】なお、レボルバ15は、それぞれ倍率の異
なる複数の対物レンズ16を装着保持するもので、これ
ら対物レンズ16のうち所望の倍率の対物レンズ16を
顕微鏡の観察光路中に位置設定し、かつZ軸移動機構1
8によって光軸方向(上下方向)に移動可能となってい
る。
【0007】試料4からの反射光は、再び対物レンズ1
6から2次元走査機構14を通ってハーフミラー13で
反射され、結像レンズ19により集光され、共焦点用ピ
ンホール20を通過して光検出器21により検出され
る。
【0008】このうちハーフミラー13は、2次元走査
機構14に対するレーザ光源11の出射光路上に設けら
れ、2次元走査機構14を介して得られる試料4からの
反射光を検出系に導くもので、半透明鏡となっている。
又、共焦点用ピンホール20は、ピンホール板に所要の
径のピンホール孔を開けたもので、光検出器21の受光
面の前面における結像レンズ19の焦点位置に配置され
ている。光検出器21は、共焦点用ピンホール20を通
って受光される反射光量に応じた電気信号に変換するも
のである。
【0009】一方、コンピュータ22の内部には、制御
回路23と画像入力回路24とがある。制御回路23
は、コンピュータ22に対して図示しない入力手段によ
ってオペレータから操作入力された命令に対してその処
理を適切に実行するように制御するもので、例えば2次
元走査機構14に走査制御信号を送出すると共に、Z軸
移動機構18に上下移動制御信号を送出するものとなっ
ている。
【0010】画像入力回路24は、光検出器21からの
電気信号を入力すると共に、2次元走査機構14からの
2次元走査に同期したタイミング信号を受け取るものと
なっている。
【0011】従って、コンピュータ22は、光検出器2
1からの電気信号をタイミング信号に基づいて2次元画
像データ化し、その2次元画像をモニタ装置25に表示
する。このモニタ表示により試料4の表面情報が得られ
る。
【0012】又、コンピュータ22は、2次元走査機構
14を走査制御してレーザ光を試料4に対して2次元走
査させると共に、Z軸移動機構18を制御してレボルバ
15を光軸方向に移動制御させ、このときの2次元画像
データにおける各画素が最大輝度を示すそれぞれの合焦
位置を記憶することで、試料4の高さ情報を得るものと
なっている。
【0013】このような一連の動作は、コンピュータ2
2によって制御回路23と画像入力回路24とを統合し
て制御することによって実現されるもので、モニタ装置
25には、試料4の画像の他に共焦点走査型レーザ顕微
鏡の制御画面も表示され、オペレータはこのモニタ表示
を通じて当該顕微鏡を扱うものとなる。
【0014】ところで、以上のような共焦点走査型レー
ザ顕微鏡は、近年、測定精度の向上やデータ取得の高速
化など高性能化が進み、技術的にも複雑化している。
【0015】ところが、技術的に複雑化した顕微鏡にな
ってくると、万一、市場での故障や工場での組み立て時
にトラブルが発生した場合、顕微鏡の状態把握や復帰を
早期に行なうことが困難になってくる。このようなトラ
ブルが発生した場合、最終的にユーザに迷惑が掛かるこ
とになるため、そのトラブルに対応する技術者には高度
で幅広い技術知識が要求されるが、その技術者要員を確
保することやその要員を養成することも容易でない。技
術的な習熟や、トラブル発生などの現象とその原因との
対応を突き止めるには、その技術者に経験が必要であ
り、故障部位の特定やその解析、必要に応じて電子部品
等の交換、調整を行なうのに長時間を要してしまう。
又、トラブルに対処するための作業に使用するための測
定器は、市場において携帯できるものに限界があり、特
殊な解析装置なども使用不可能であることが多い。
【0016】このような問題に対処するために例えば特
開平11−125463号公報及び特開平6−1421
91号公報には、専用の計測装置を装置に接続し、内部
のプログラムを使って診断を行なうことが開示されてい
たり、又は特開平6−152561号公報及び特公平7
−105857号公報には、試験装置を不要とし、自己
診断、自動調整機能を装置に持たせたことが開示されて
いる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−125463号公報及び特開平6−1421
91号公報に開示されている技術では、技術者の負担の
軽減を図る工夫はされているものの診断される本体装置
に加えて別途診断装置が必要である。
【0018】又、特開平6−152561号公報及び特
公平7−105857号公報に開示されている技術で
は、上記診断装置を不要としているが、その反面、疑似
信号発生部や各機能専用の高度な評価回路などを多く搭
載しなければならず、コスト高である。又、基本信号の
サンプリング系に診断のための接続回路が挿入されてい
るので、大切な信号の品質を本来よりも劣化させてしま
うおそれがある。それよりも、これら技術に言えること
は、高度な診断機能のそれ自体の開発が必要となってし
まう。
【0019】そこで本発明は、顕微鏡本体の基本機能を
そのまま利用して不具合の発生時における状態把握や復
帰を早期に行なうことができ、顕微鏡本体の動作確認や
調整作業を確実にかつ容易にできる共焦点走査型レーザ
顕微鏡の調整診断方法及びその装置を提供することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、少なく
とも、試料に対してレーザ光を走査するための機能と、
前記試料に対して前記レーザ光の焦点位置を可変するた
めの機能と、前記試料からの反射光、蛍光又は透過光を
検出するための機能と、この機能による検出で得られた
検出信号を処理して前記試料の3次元情報を取得するた
めの機能とを備えた顕微鏡本体にあって、前記各機能間
に送られる各信号のうち任意の信号を選択し、この選択
された前記信号をモニタ表示して前記顕微鏡本体の調
整、診断を行なうことを特徴とする共焦点走査型レーザ
顕微鏡の調整診断方法である。
【0021】第2の本発明は、上記第1の発明の共焦点
走査型レーザ顕微鏡の調整診断方法において、前記選択
された信号の波形変化及びコントラスト変化をモニタ表
示することを特徴とする。
【0022】第3の本発明は、上記第1の本発明の共焦
点走査型レーザ顕微鏡の調整診断方法において、前記各
機能間に送られる各信号のうち複数の信号を選択し、こ
れら選択された複数の信号を同一画面上にモニタ表示す
ることを特徴とする。
【0023】第4の本発明は、少なくとも、試料に対し
てレーザ光を走査するための機能と、前記試料に対して
前記レーザ光の焦点位置を可変するための機能と、前記
試料からの反射光、蛍光又は透過光を検出するための機
能と、この機能による検出で得られた検出信号を処理し
て前記試料の3次元情報を取得するための機能とを備え
た顕微鏡本体に、前記各機能間に送られる各信号のうち
任意の信号を選択する選択手段と、この選択手段により
選択された前記信号を前記顕微鏡本体の調整、診断を行
なうためにモニタ表示する表示手段とを具備したことを
特徴とする共焦点走査型レーザ顕微鏡の調整診断装置で
ある。
【0024】第5の本発明は、上記第4の発明の共焦点
走査型レーザ顕微鏡の調整診断装置において、少なくと
も、前記試料に対して前記レーザ光を走査しかつ前記試
料に対して前記レーザ光の焦点位置を可変し、前記試料
からの反射光、蛍光又は透過光を検出して前記試料の3
次元情報を取得するための前記共焦点走査型レーザ顕微
鏡を制御するアプリケーションソフトウエアの実行と共
に、前記各機能間に送られる各信号のうち任意の信号を
選択してモニタ表示する機能を有することを特徴とす
る。
【0025】第6の本発明は、上記第4の本発明の共焦
点走査型レーザ顕微鏡の調整診断装置において、前記選
択手段によって前記各機能間に送られる各信号のうち複
数の信号を選択し、これら選択された複数の信号を前記
表示手段によって同一画面上にモニタ表示することを特
徴とする。
【0026】第7の発明は、上記第4の発明の共焦点走
査型レーザ顕微鏡の調整診断装置における前記選択手段
は、前記各機能間に送られる各信号のうち任意の信号を
選択するとき、通常観察時に前記試料からの反射光、蛍
光又は透過光の前記検出信号を処理して前記試料の3次
元情報を取得するための画像入力回路を有効にして前記
任意の信号を入力することを特徴とする。
【0027】第8の本発明は、上記第4の本発明の共焦
点走査型レーザ顕微鏡の調整診断装置において、前記選
択手段は、前記共焦点走査型レーザ顕微鏡を動作制御す
るための制御ウィンドウに前記任意の信号を選択するた
めの選択ボタンを表示し、この選択ボタンに対する操作
を受けたとき前記表示手段は、通常観察時に前記試料の
画像を表示する顕微鏡画像ウィンドウに前記選択ボタン
により選択された前記信号をモニタ表示する機能を有す
ることを特徴とする。
【0028】第9の本発明は、上記第4乃至6の本発明
のうちいずれか1つの本発明の共焦点走査型レーザ顕微
鏡の調整診断装置において、前記表示手段は、前記選択
された信号の波形変化及びコントラスト変化をモニタ表
示する機能を有することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】(1)以下、本発明の第1の実施
の形態について図面を参照して説明する。なお、図10
と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略
する。
【0030】図1は共焦点走査型レーザ顕微鏡の調整診
断装置の構成図である。顕微鏡本体10には、顕微鏡入
出力回路30が設けられ、この顕微鏡入出力回路30に
対して2次元走査駆動制御回路31、Z軸移動機構18
及び光検出器21が接続されている。なお、2次元走査
駆動制御回路31は、制御回路23から出力された走査
制御信号を顕微鏡入出力回路30を通して受けて2次元
走査機構14を駆動制御する機能を有している。
【0031】この顕微鏡入出力回路30は、顕微鏡本体
10の信号入出力の窓口にあたるもので、コンピュータ
22からの各種制御信号を2次元走査駆動制御回路3
1、Z軸移動機構18、その他の図示しない顕微鏡内部
機能に送る中継としての機能を有すると共に、光検出器
21から出力された電気信号を、2次元走査駆動制御回
路31からのタイミング信号と共にコンピュータ22に
送る機能を有している。
【0032】コンピュータ22は、上記同様に、制御回
路23と画像入力回路24とを有し、このうち制御回路
23は、コンピュータ22に対して図示しない入力手段
によってオペレータから操作入力された命令の処理を適
切に実行し、例えば2次元走査機構14に走査制御信号
を送出すると共に、Z軸移動機構18に上下移動制御信
号を送出する。又、画像入力回路24は、光検出器21
からの電気信号を入力すると共に、2次元走査機構14
からの2次元走査に同期したタイミング信号を受け取
る。コンピュータ22は、光検出器21からの電気信号
をタイミング信号に基づいて2次元画像データ化し、そ
の2次元画像をモニタ装置25に表示する機能を有して
いると共に、さらに2次元走査機構14を走査制御して
レーザ光を試料4に対して2次元走査させると共に、Z
軸動機構18を制御してレボルバ15を光軸方向に移動
制御させ、このときの2次元画像データにおける各画素
最大輝度を示すそれぞれの合焦位置を記憶することで、
試料4の高さ情報を得る機能を有している。これらコン
ピュータ22の機能は、当該コンピュータ22に内蔵さ
れるCPU34により共焦点走査型レーザ顕微鏡を制御
するアプリケーションソフトウエアを実行することによ
り得られるものとなっている。
【0033】又、コンピュータ22は、CPU34によ
り上記アプリケーションソフトウエアを実行することに
より、モニタ装置25の表示画面に例えば図2に示すよ
うな制御画面を表示する機能を有している。この制御画
面には、大別して顕微鏡制御ウィンドウWと顕微鏡画
像ウィンドウWとプロファイルウィンドウWとが表
示されている。
【0034】このうち顕微鏡制御ウィンドウWには、
共焦点走査型レーザ顕微鏡を操作するための各種制御ボ
タンとして例えば走査開始/停止ボタンBと、対物レ
ンズ16を交換するための対物交換ボタンBと、検出
系(例えば光検出器21からの電気信号など)の複数の
チャンネル(ch)を選択するためのch選択ボタンB
と、光検出器21からの電気信号をサンプリングする
ときのサンプリング同期/非同期ボタンBと、画像の
倍率を連続的に可変するズーム(ZOOM)ボタンB
と、レボルバ15を光軸方向に上下移動させるためのレ
ボルバ移動ボタンB、画像の感度を調整するための感
度ボタンBと、試料4に対する照明光の照度を調整す
るための照明ボタンBとが表示されている。
【0035】なお、ズームボタンBには拡大及び縮小
の各ボタンがあり、レボルバ移動ボタンBには上昇及
び下降の各ボタンがあり、感度ボタンBには高と低と
の各ボタンがあり、照明ボタンBには明と暗との各ボ
タンがある。
【0036】これらボタンB〜Bは、コンピュータ
22に接続されている図示しないマウスの例えば左クリ
ックの操作を受けてそのボタンB〜Bに該当する動
作が実行されるようになっている。なお、これらボタン
〜Bの押し操作は、CPU34により確認され
る。
【0037】顕微鏡画像ウィンドウWには、顕微鏡本
体10の光検出器21によって取得された試料4の表面
の画像が表示されるものとなっている。
【0038】プロファイルウィンドウWには、顕微鏡
画像ウィンドウW内に引かれた画像内ラインL上のア
ナログ画像信号の波形が表示されるものとなっている。
【0039】図3は本発明の調整診断装置における主要
部を示す構成図である。顕微鏡入出力回路30には、複
数のバッファ32−1〜32−nと入出力制御回路33
とが設けられている。
【0040】複数のバッファ32−1〜32−nのうち
各バッファ32−1〜32−kの入力側にはそれぞれ複
数チャンネル(ch)の各光検出器21−1〜21−k
が接続され、各バッファ32−n−2〜32−n−1の
入力側にはそれぞれ2次元走査駆動制御回路31への走
査制御信号線が接続され、バッファ32−nの入力側に
は入出力制御回路33のディジタル信号線が接続されて
いる。
【0041】複数チャンネルの光検出器21としては、
例えば1chに共焦点ピンホール20のある共焦点効果
を持った光検出器21−1が接続され、2chに共焦点
ピンホール20の無い光検出器21−2が接続されてい
る。これら光検出器21−1、21−2に限らず、全て
のチャンネルに共焦点ピンホール20のある共焦点効果
を持った光検出器21−1〜21−kを接続するように
してもよい。そして、これらバッファ32−1〜32−
nの出力側は、それぞれコンピュータ22の画像入力回
路24に接続されている。
【0042】入出力制御回路33は、多チャンネルの図
示しないセレクタが内部に存在する。この入出力制御回
路33は、FPGA(Fild Programmable Gate Arra
y)などが使用されているので、内部のチャンネル数が
部品数、基板面積などに影響しないので、上記バッファ
32−nに接続されるディジタル信号線には自由に内部
信号を接続することが可能となっている。
【0043】従って、上記複数のバッファ32−1〜3
2−nは、それぞれ複数チャンネルの光検出器21−1
〜21−kからの各電気信号を通してコンピュータ22
に送ると共に、2次元走査駆動制御回路31に送られる
X軸用の駆動制御信号、Y軸用の駆動制御信号、さらに
入出力制御回路33からのディジタル信号線を通してロ
ジック信号(例えばシャッタを開閉する信号)をコンピ
ュータ22に送るものとなっている。
【0044】コンピュータ22の画像入力回路24は、
複数チャンネルのバッファ32−1〜32−nに対応し
て複数チャンネルの各画像入力回路24−1〜24−n
が用意されている。これら画像入力回路24−1〜24
−nは、それぞれ複数チャンネルの光検出器21−1〜
21−kからの各電気信号、2次元走査駆動制御回路3
1に送られるX軸用の駆動制御信号、Y軸用の駆動制御
信号、入出力制御回路33からのロジック信号を入力す
るものとなっている。
【0045】上記コンピュータ22は、顕微鏡本体10
の調整、診断を行なうために、上記共焦点走査型レーザ
顕微鏡を制御するアプリケーションソフトウエアの実行
と共に、顕微鏡本体10における各機能間に送られる各
信号、すなわち各チャンネルの画像入力回路24−1〜
24−nを通して入力される各チャンネルの光検出器2
1−1〜21−kからの各電気信号、2次元走査駆動制
御回路31に送られるX軸用の駆動制御信号、Y軸用の
駆動制御信号、又は入出力制御回路33からのロジック
信号のうち任意の信号を選択し、この選択された信号を
モニタ装置25に表示する機能を有している。
【0046】顕微鏡本体10における各機能間に送られ
る各信号のうち任意の信号を選択する機能は、図4に示
すように顕微鏡制御ウィンドウWにおいて、コンピュ
ータ22に接続されている図示しないマウスを用いてc
h選択ボタンB3を例えば右クリック操作することによ
り、プルダウンメニューが表示される。このプルダウン
メニューには、複数の選択ボタン、すなわち各チャンネ
ルの光検出器21−1〜21−kからの各電気信号を選
択するためのメニュースイッチb〜bと、2次元走
査駆動制御回路31に送られるX軸用の駆動制御信号、
Y軸用の駆動制御信号を選択するための各メニュースイ
ッチbk1,bk2と、図示しないが入出力制御回路3
3からのロジック信号を選択するためのメニュースイッ
チ(例えばシャッタへの信号を選択)bkmとが表示さ
れている。
【0047】従って、これらメニュースイッチb〜b
、…、bkmのうち任意のメニュースイッチを上記マ
ウスを用いて例えば左クリック操作することにより、任
意の信号が選択されるものとなっている。
【0048】上記コンピュータ22のCPU34は、メ
ニュースイッチb〜b、…、b kmのうち任意のメ
ニュースイッチが選択されると、そのメニュースイッチ
に該当する画像入力回路24−1〜24−nからの信号
を受け取り、この信号を画像化してモニタ装置25の顕
微鏡画像ウィンドウWに表示し、かつこの顕微鏡画像
ウィンドウW内に引かれた画像内ラインL上のアナロ
グ画像信号の波形をプロファイルウィンドウWに表示
する機能を有している。
【0049】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。
【0050】共焦点走査型レーザ顕微鏡を制御するアプ
リケーションソフトウェアが起動されると、コンピュー
タ22から制御回路23を通して入出力制御回路33に
各設定情報が送られる。そして、コンピュータ22は、
例えば制御回路23から入出力制御回路33を通して、
2次元走査駆動制御回路31にX軸用の駆動制御信号、
Y軸用の駆動制御信号を送出すると共に、Z軸移動制御
回路18aに上下移動制御信号を送出し、かつモニタ装
置25の表示画面に例えば図2に示すような顕微鏡制御
ウィンドウWと顕微鏡画像ウィンドウWとプロファ
イルウィンドウWとからなる制御画面を表示する。
【0051】このような状態にレーザ光源11から出力
されたレーザ光は、ミラー12で反射され、ハーフミラ
ー13を透過して2次元走査機構14に送られる。この
2次元走査機構14は、例えばX軸走査用のガルバノミ
ラーとY軸走査用のガルバノミラーとをそれぞれ駆動
し、レーザ光を試料4の表面の測定領域全体に渡って例
えばラスタ走査により2次元走査する。
【0052】この2次元走査機構14により走査された
レーザ光は、レボルバ15に装着された対物レンズ16
を通って点状光(スポット光)としてステージ17上の
試料4に照射される。
【0053】この試料4からの反射光は、再び対物レン
ズ16から2次元走査機構14を通ってハーフミラー1
3で反射され、結像レンズ19により集光され、共焦点
用ピンホール20を通過して光検出器21により検出さ
れる。この光検出器21は、共焦点用ピンホール20を
通って受光される反射光量に応じた電気信号に変換す
る。
【0054】ここで、通常の試料4の観察時には、図3
に示す顕微鏡入出力回路30におけるチャンネルch1
のバッファ32−1が選択されると共に、コンピュータ
22におけるチャンネルch1に対応した画像入力回路
24−1が選択されている。
【0055】これにより、コンピュータ22は、画像入
力回路24−1から光検出器21からの電気信号を入力
すると共に、入出力制御回路33からの2次元走査に同
期したタイミング信号を受け取り、光検出器21からの
電気信号をタイミング信号に基づいて2次元画像データ
化し、その2次元画像をモニタ装置25の顕微鏡画像ウ
ィンドウWに表示する。
【0056】又、コンピュータ22は、2次元走査機構
14を走査制御してレーザ光を試料4に対して2次元走
査させると共に、Z軸移動機構18を制御してレボルバ
15を光軸方向に移動制御させ、このときの2次元画像
データにおける各画素最大輝度を示すそれぞれの合焦位
置を記憶することで、試料4の高さ情報を得る。
【0057】このような動作を行なっている共焦点走査
型レーザ顕微鏡において、例えば2次元走査駆動制御回
路31に送出されるX軸用の駆動制御信号、Y軸用の駆
動制御信号の各波形をモニタする場合について説明す
る。
【0058】図4に示すように顕微鏡制御ウィンドウW
において、コンピュータ22に接続されている図示し
ないマウスを用いてch選択ボタンBを例えば右クリ
ック操作すると、このch選択ボタンBに複数のメニ
ュースイッチb〜b、…、bkmからなるプルダウ
ンメニューが表示される。
【0059】これらメニュースイッチb〜b、…、
kmのうち任意のメニュースイッチ、例えばX軸用の
駆動制御信号に該当するメニュースイッチbk1が上記
マウスを用いて例えば左クリック操作により選択される
と、上記コンピュータ22のCPU34は、その選択さ
れたメニュースイッチbk1に該当する画像入力回路2
4−n−2からの入力を有効にする。
【0060】次に、顕微鏡制御ウィンドウWにおいて
走査開始/停止スイッチBが上記マウスを用いて例え
ば左クリック操作により押されると、コンピュータ22
は、画像を取り込もうとして、制御回路23を通して2
次元走査機構14のX軸走査用のガルバノミラーとY軸
走査用のガルバノミラーとをそれぞれ駆動するために2
次元走査駆動制御回路31にX軸用の駆動制御信号及び
Y軸用の駆動制御信号を送出する。これと共に画像入力
回路24は、サンプリングを開始する。
【0061】このとき、画像入力回路24において有効
になっているのは、光検出器21−1からの電気信号を
入力する画像入力回路24−1ではなく、X軸用の駆動
制御信号を入力する画像入力回路24−n−2になって
いる。
【0062】従って、コンピュータ22は、画像入力回
路24−n−2から入力されるX軸用の駆動制御信号を
受け取り、このX軸用の駆動制御信号を画像化してモニ
タ装置25の顕微鏡画像ウィンドウWに表示する。
【0063】これと共に、モニタ装置25におけるプロ
ファイルウィンドウWが有効であれば、コンピュータ
22は、顕微鏡画像ウィンドウW内に引かれた画像内
ラインL上のアナログ画像信号の波形をプロファイルウ
ィンドウWに表示する。
【0064】図5はモニタ装置25に表示されるX軸用
の駆動制御信号とその画像内ラインL上のアナログ画像
信号の波形を示す。すなわち、顕微鏡画像ウィンドウW
には、鋸歯状波で駆動される波形が画像表示されてお
り、顕微鏡画像ウィンドウW の左側が暗く、右側が明
るいグラデーション模様として表示される。又、プロフ
ァイルウィンドウWには、X軸用の駆動制御信号の波
形がアナログ信号で確認できる。
【0065】さらに、共焦点走査型レーザ顕微鏡のアプ
リケーションソフトウェアの解析機能や保存機能を利用
すれば、プロファイルウィンドウWに表示されている
X軸用の駆動制御信号の波形の直線性(画像の歪みに対
応する)などを調べることができ、かつその状態をデー
タとして保存しておくことが任意に自由にできる。つま
り、専用の信号解析プログラムを開発せずに、既存の機
能を流用してX軸用の駆動制御信号の確認、評価、保存
などができる。
【0066】上記同様に、図4に示すように顕微鏡制御
ウィンドウWにおいて、コンピュータ22に接続され
ている上記マウスを用いてch選択ボタンBを例えば
右クリック操作して複数のメニュースイッチb
、…、bkmからなるプルダウンメニューを表示
し、これらメニュースイッチb〜b、…、bkm
うちY軸用の駆動制御信号に該当するメニュースイッチ
k2を上記マウスを用いて例えば左クリック操作によ
り選択すると、上記コンピュータ22のCPU34は、
その選択されたメニュースイッチbk1に該当する画像
入力回路24−n−1からの入力を有効にする。
【0067】次に、顕微鏡制御ウィンドウWにおいて
走査開始/停止スイッチBが上記マウスを用いて例え
ば左クリック操作により押されると、コンピュータ22
は、画像入力回路24−n−1から入力されるY軸用の
駆動制御信号を受け取り、このY軸用の駆動制御信号を
画像化してモニタ装置25の顕微鏡画像ウィンドウW
に表示する。これと共に、コンピュータ22は、顕微鏡
画像ウィンドウW内に引かれた画像内ラインL上のア
ナログ画像信号の波形をプロファイルウィンドウW
表示する。
【0068】図6はモニタ装置25に表示されるY軸用
の駆動制御信号とその画像内ラインL上のアナログ画像
信号の波形を示す。すなわち、顕微鏡画像ウィンドウW
には、鋸歯状波で駆動される波形が画像表示されてお
り、顕微鏡画像ウィンドウW の上側が暗く、下側が明
るいグラデーション模様として表示される。又、プロフ
ァイルウィンドウWには、Y軸用の駆動制御信号の波
形がアナログ信号で確認できる。
【0069】このようなX軸又はY軸用の駆動制御信号
とその画像内ラインL上のアナログ画像信号の波形の確
認時に、図5又は図6に示す制御ウィンドウWにおい
て、ズームボタンBの拡大又は縮小の各ボタンが上記
マウスにより押し操作されると、コンピュータ22は、
2次元走査駆動制御回路31へ送出している鋸歯状波を
拡大又は縮小することにより、鋸歯状波の振幅が変化す
る。この鋸歯状波の振幅の変化により、顕微鏡画像ウィ
ンドウW上及びプロファイルウィンドウW上では、
その様子がコントラストの変化やプロファイル波形の変
化として視覚的に伺える。
【0070】以上説明したX軸とY軸用との駆動制御信
号は、試料4への2次元走査に同期した信号の確認であ
るので、顕微鏡画像ウィンドウWにおいて静止した模
様として表示される。
【0071】次に、試料4への2次元走査とは非同期と
なる信号をモニタする場合について説明する。この非同
期となる信号をモニタする場合は、顕微鏡画像ウィンド
ウW の表示よりもプロファイルウィンドウWの表示
の方に意味がある。
【0072】上記図4に示す顕微鏡制御ウィンドウW
において、上記マウスを用いてch選択ボタンBを例
えば左クリック操作して複数のメニュースイッチb
、…、bkmからなるプルダウンメニューを表示
し、これらメニュースイッチb 〜b、…、bkm
うちシャッタ駆動信号に該当するメニュースイッチb
を上記マウスを用いて例えば右クリック操作により選
択すると、上記コンピュータ22のCPU34は、その
選択されたメニュースイッチbkmに該当する画像入力
回路24−nからの入力を有効にする。
【0073】これと共に、コンピュータ22は、制御回
路23から入出力制御回路33に対してコマンドなどで
図示しない当該入出力制御回路33内部のセレクタによ
ってシャッタ駆動信号を選択し、このシャッタ駆動信号
をバッファ32−nに送出させる。
【0074】又、これと同時に、非同期信号の場合、上
記図4に示す顕微鏡制御ウィンドウWにおいて、上記
マウスを用いてサンプリング同期/非同期ボタンB
例えば左クリック操作により選択して非同期に設定する
ことにより、コンピュータ22は、連続サンプリングと
判断して直ぐに画像入力回路24−nからのシャッタ駆
動信号を入力する。
【0075】そして、シャッタ開閉は走査開始・停止に
付随した機能であるので、顕微鏡制御ウィンドウW
おいて走査開始/停止スイッチBが上記マウスを用い
て例えば左クリック操作により押されると、コンピュー
タ22は、画像入力回路24−nから入力されるシャッ
タ駆動信号を受け取り、このシャッタ駆動信号を画像化
してモニタ装置25の顕微鏡画像ウィンドウWに表示
する。これと共に、コンピュータ22は、顕微鏡画像ウ
ィンドウW内に引かれた画像内ラインL上のアナログ
画像信号の波形をプロファイルウィンドウWに表示す
る。
【0076】このうちプロファイルウィンドウW
は、シャッタ駆動信号によりシャッタを開閉する信号の
レベルがハイレベル(Hレベル)又はローレベル(Lレ
ベル)に切り替わる波形が表示され、その様子が確認で
きる。なお、顕微鏡画像ウィンドウWには、一様な白
/黒の画面がシャッタ開閉に合せて交互に表示される。
【0077】共焦点走査型レーザ顕微鏡内の信号のモニ
タは、上記信号に限らず、プルダウンメニューのメニュ
ースイッチb〜b、…、bkmを選択することによ
り他の信号をモニタすることもできる。
【0078】例えば、レボルバ15を上下移動させるた
めのZ軸移動制御回路18への駆動信号(例えばパルス
モータを使用していればその駆動パルス)、レーザ光の
照明強度を可変するNDフィルタの駆動信号(例えばパ
ルスモータを使用していればその駆動パルス)、光検出
器21−1〜21−kの感度調節信号(例えば光検出器
21−1〜21−kとしてフォトマルチプライヤを使用
した場合には、その高電圧制御信号)などをモニタする
ことができる。
【0079】次に、顕微鏡本体10の内部の制御線の確
認と故障部位の判断との対応について説明する。
【0080】上述したように基本的には、入出力制御回
路33と各機能(複数チャンネルの各光検出器21−1
〜21−k、2次元走査駆動制御回路31、入出力制御
回路33のディジタル信号線、Z軸移動制御回路18
a、シャッタなど)との間に送られる信号をモニタする
ので、信号自体に異常が認められれば、その信号を出力
する回路に問題があることになり、信号自体に異常が見
られないのに最終動作が異常であれば、各機能部に問題
があることになる。
【0081】例えば、上記図5及び図6に示すX軸とY
軸用との駆動制御信号のモニタ画面を観察して、これら
駆動制御信号の確認と故障部位の判断とについて説明す
ると、このモニタ画面においてX軸とY軸用との駆動制
御信号の波形は表示されているのに、実際のX軸走査用
のガルバノミラーとY軸走査用のガルバノミラーとが振
れていない場合がある。なお、これらガルバノミラーの
振れは、レーザ光が2次元走査されるので、外部から見
て分る。この場合、2次元走査駆動制御回路31又はX
軸、Y軸走査用のガルバノミラー自体が故障したと判断
できる。
【0082】又、モニタ画面にシャッタ駆動信号を表示
させた場合、このモニタ画面にシャッタ駆動信号が表示
されているのに、実際のシャッタが開かない場合があ
る。なお、シャッタは、その開閉音やレーザ射出で分
る。この場合、シャッタドライバ又はシャッタ自体が故
障したものと判断できる。
【0083】さらに、モニタ装置25に表示されるX軸
及びY軸用の駆動制御信号、シャッタ駆動信号、レボル
バ15を上下移動させるための駆動信号、レーザ光の照
明強度を可変するNDフィルタの駆動信号、光検出器2
1−1〜21−kの感度調節信号などに対する正常なと
きの標準画像のサンプルを予め作成し、モニタ装置25
にモニタ表示された画像とサンプルの画像とを比較する
ことにより、これら信号の異常も判断できる。
【0084】このように上記第1の実施の形態において
は、光検出器21−1〜21−kからの各電気信号を入
力する画像入力回路24−1〜24−nでのサンプリン
グを利用して、顕微鏡本体10における各機能間に送ら
れる各信号、例えば各チャンネルの画像入力回路24−
1〜24−nを通して入力される各チャンネルの光検出
器21−1〜21−kからの各電気信号、2次元走査駆
動制御回路31に送られるX軸用の駆動制御信号、Y軸
用の駆動制御信号、又は入出力制御回路33からのロジ
ック信号のうち任意の信号を選択し、この選択された信
号をモニタ装置25に表示するので、顕微鏡本体の基本
機能をそのまま利用して不具合の発生時における状態把
握や復帰を早期に行なうことができ、顕微鏡本体10の
動作確認や調整作業を確実にかつ容易にできる。
【0085】すなわち、共焦点走査型レーザ顕微鏡を制
御するアプリケーションソフトウェアに用意されている
一連の機能を用いて各種信号をモニタでき、専用の信号
解析プログラムを開発する必要が無く、既存の機能を殆
どそのまま流用して確認、評価、保存などができる。こ
れと共に技術者への様々な負担も軽減することが可能と
なる。
【0086】例えば、技術的に複雑化した顕微鏡であれ
ば、万一、市場での故障や工場での組み立て時にトラブ
ルが発生した場合、そのトラブルに対応する技術者には
高度で幅広い技術知識が要求されるが、本発明装置であ
れば、例えばモニタ画面にX軸の駆動制御信号の波形が
表示されているのに、実際のX軸走査用のガルバノミラ
ーが振れていなければ、2次元走査駆動制御回路31又
はX軸、Y軸走査用のガルバノミラー自体が故障したと
容易に判断でき、技術者に対して高度で幅広い技術知識
を要求することもなく故障原因などを判断できる。
【0087】なお、上記第1の実施の形態では、X軸及
びY軸用の駆動制御信号、シャッタ駆動信号について説
明したが、言うまでもなく他の顕微鏡本体10内部の各
種信号をモニタして確認、評価、保存などを行なっても
よい。
【0088】又、非同期信号の確認時には、波形を停止
させて観察することはできないが、表示側でオシロスコ
ープのトリガ機能のように、あるポイントを基準に表示
させるようにしてもよい。
【0089】(2)次に、本発明の第2の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、共焦点走査型レ
ーザ顕微鏡の調整診断装置の全体構成は図1と同一であ
り、かつ図3と同一部分には同一符号を付してその詳し
い説明は省略する。
【0090】図7は共焦点走査型レーザ顕微鏡の調整診
断装置の主要部を示す構成図である。2次元走査駆動制
御回路31からのX軸走査用のガルバノミラーのX位置
信号とY軸走査用のガルバノミラーのY位置信号とは、
それぞれバッファ32−n−2、32−n−1に送られ
ている。
【0091】上記コンピュータ22は、顕微鏡本体10
の調整、診断を行なうために、上記共焦点走査型レーザ
顕微鏡を制御するアプリケーションソフトウエアの実行
と共に、顕微鏡本体10における各機能間に送られる各
信号、すなわち各チャンネルの画像入力回路24−1〜
24−nを通して入力される各チャンネルの光検出器2
1−1〜21−kからの各電気信号、2次元走査駆動制
御回路31から得られるX軸用の位置信号、Y軸用の位
置信号、又は入出力制御回路33からのロジック信号の
うち任意の複数の信号を選択し、これら選択された複数
の信号をモニタ装置25に表示する機能を有している。
【0092】この任意の複数の信号を選択する機能は、
図8に示すように顕微鏡制御ウィンドウWにおいて、
コンピュータ22に接続されている図示しないマウスを
用いてch選択ボタンBを例えば右クリック操作する
ことにより、プルダウンメニューを表示し、このプルダ
ウンメニューにおける複数のメニュースイッチb〜b
、…、bkmのうち任意の複数、例えば2つのメニュ
ースイッチを上記マウスを用いて例えば左クリック操作
することにより、任意の複数の信号が選択されるものと
なっている。
【0093】上記コンピュータ22のCPU34は、メ
ニュースイッチb〜b、…、b kmのうち任意の2
つのメニュースイッチが選択されると、これらメニュー
スイッチに該当する2つの画像入力回路24−1〜24
−nからの各信号を受け取り、これら信号を画像化して
モニタ装置25の顕微鏡画像ウィンドウWとプロファ
イルウィンドウWとにそれぞれ表示する機能を有して
いる。
【0094】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。
【0095】共焦点走査型レーザ顕微鏡を制御するアプ
リケーションソフトウェアが起動されると、コンピュー
タ22から制御回路23を通して入出力制御回路33に
各設定情報が送られる。そして、コンピュータ22は、
例えば制御回路23から入出力制御回路33を通して、
2次元走査駆動制御回路31にX軸用の駆動制御信号、
Y軸用の駆動制御信号を送出すると共に、Z軸移動制御
回路18aに上下移動制御信号を送出し、かつモニタ装
置25の表示画面に例えば上記図2に示すような顕微鏡
制御ウィンドウWと顕微鏡画像ウィンドウWとプロ
ファイルウィンドウWとからなる制御画面を表示す
る。
【0096】この制御画面における顕微鏡制御ウィンド
ウWにおいて、図8に示すようにコンピュータ22に
接続されているマウスを用いてch選択ボタンBを例
えば右クリック操作すると、このch選択ボタンB
複数のメニュースイッチb〜b、…、bkmからな
るプルダウンメニューが表示される。
【0097】これらメニュースイッチb〜b、…、
kmのうち任意の2つのメニュースイッチ、例えば共
焦点効果を持った1chの光検出器21−1からの電気
信号とX軸用の位置信号とに該当する2つのメニュース
イッチb、bk1がそれぞれ上記マウスを用いて例え
ば左クリック操作により選択されると、上記コンピュー
タ22のCPU34は、これら選択された2つのメニュ
ースイッチb、b に該当する2つの各画像入力回
路24−1、24−n−2からの入力を有効にする。
【0098】次に、顕微鏡制御ウィンドウWにおいて
走査開始/停止スイッチBが上記マウスを用いて例え
ば左クリック操作により押されると、コンピュータ22
は、画像を取り込もうとして、制御回路23を通して2
次元走査機構14のX軸走査用のガルバノミラーとY軸
走査用のガルバノミラーとをそれぞれ駆動するために2
次元走査駆動制御回路31にX軸用の駆動制御信号及び
Y軸用の駆動制御信号を送出する。これと共に画像入力
回路24は、サンプリングを開始する。
【0099】このとき、画像入力回路24において有効
になっているのは、光検出器21−1からの電気信号を
入力する画像入力回路24−1と、X軸用の位置信号を
入力する画像入力回路24−n−2とになる。
【0100】従って、コンピュータ22は、画像入力回
路24−1から入力される光検出器21−1からの電気
信号を受け取り、この電気信号を画像化してモニタ装置
25の顕微鏡画像ウィンドウWに表示する。
【0101】これと共に、モニタ装置25におけるプロ
ファイルウィンドウWが有効であれば、コンピュータ
22は、画像入力回路24−n−2から入力されるX軸
用の位置信号を受け取り、このX軸用の位置信号を画像
化してモニタ装置25のプロファイルウィンドウW
表示する。
【0102】図9はかかるモニタ装置25での表示を示
すもので、顕微鏡画像ウィンドウW には1chの光検
出器21−1からの電気信号により得られた試料4に対
する共焦点画像が表示され、プロファイルウィンドウW
には、X軸用の位置信号の波形がアナログ信号で確認
できる。
【0103】従って、モニタ装置25に表示されている
試料4の共焦点画像を観察しながら、そのときのX軸走
査用のガルバノミラーの駆動状態をモニタすることがで
き、このガルバノミラーの調整具合を画像で直ぐに確認
しながらガルバノミラーを調整することができる。
【0104】又、顕微鏡画像ウィンドウWとプロファ
イルウィンドウWとそれぞれ表示する2つの信号の組
み合わせは、図8に示すプルダウンメニューから任意の
2つのメニュースイッチを選択することにより、例えば
各チャンネルの光検出器21−1〜21−kからの各電
気信号と、2次元走査駆動制御回路31から得られるX
軸用の位置信号と、Y軸用の位置信号と、入出力制御回
路33からのロジック信号と、シャッタへの信号とのう
ち任意の2つの信号を自由に切り替えてその組み合わせ
を表示することができる。
【0105】又、共焦点走査型レーザ顕微鏡を制御する
アプリケーションソフトウェアの解析機能や保存機能を
利用すれば、プロファイルウィンドウWに表示されて
いるX軸用の位置信号の波形の直線性(画像の歪みに対
応する)などを調べることができ、かつその状態をデー
タとして保存しておくことが任意に自由にできる。つま
り、専用の信号解析プログラムを開発せずに、既存の機
能を流用してX軸用の位置信号の確認、評価、保存など
ができる。
【0106】このように上記第2の実施の形態において
は、顕微鏡本体10における各機能間に送られる各信号
のうち任意の複数の信号を選択し、これら選択された複
数の信号をモニタ装置25に表示するようにしたので、
上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することは言う
までもなく、例えば、試料4の共焦点画像を観察しなが
ら、そのときのX軸走査用のガルバノミラーの駆動状態
をモニタして、このガルバノミラーの調整具合を確認し
ながら調整することができる。
【0107】なお、本発明は、上記第1及び第2の実施
の形態に限定されるものでなく、実施段階ではその要旨
を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0108】さらに、上記実施形態には、種々の段階の
発明が含まれており、開示されている複数の構成要件に
おける適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出でき
る。例えば、実施形態に示されている全構成要件から幾
つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとす
る課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で
述べられている効果が得られる場合には、この構成要件
が削除された構成が発明として抽出できる。
【0109】例えば、上記第1及び第2の実施の形態
は、ユーザ側の共焦点走査型レーザ顕微鏡におけるコン
ピュータ22に対して通信ネットワーク(例えば電話回
線)を介してメーカ側のコンピュータと接続し、このメ
ーカ側のコンピュータにおいて顕微鏡本体10における
各機能間に送られる各信号のうち任意の信号(複数の信
号)を選択し、これら選択された信号をモニタ表示する
ようにしてもよい。
【0110】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、顕
微鏡本体の基本機能をそのまま利用して不具合の発生時
における状態把握や復帰を早期に行なうことができ、顕
微鏡本体の動作確認や調整作業を確実にかつ容易にでき
る共焦点走査型レーザ顕微鏡の調整診断方法及びその装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる共焦点走査型レーザ顕微鏡の調
整診断装置の第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明に係わる共焦点走査型レーザ顕微鏡の調
整診断装置の第1の実施の形態におけるモニタの表示画
面に表示される制御画面を示す図。
【図3】本発明に係わる共焦点走査型レーザ顕微鏡の調
整診断装置の第1の実施の形態における主要部を示す構
成図。
【図4】本発明に係わる共焦点走査型レーザ顕微鏡の調
整診断装置の第1の実施の形態における顕微鏡本体に送
られる任意の信号を選択する機能を説明するための図。
【図5】本発明に係わる共焦点走査型レーザ顕微鏡の調
整診断装置の第1の実施の形態におけるX軸用の駆動制
御信号とそのアナログ画像信号の波形を示す図。
【図6】本発明に係わる共焦点走査型レーザ顕微鏡の調
整診断装置の第1の実施の形態におけるY軸用の駆動制
御信号とそのアナログ画像信号の波形を示す図。
【図7】本発明に係わる共焦点走査型レーザ顕微鏡の調
整診断装置の第2の実施の形態における主要部を示す構
成図。
【図8】本発明に係わる共焦点走査型レーザ顕微鏡の調
整診断装置の第2の実施の形態における顕微鏡本体に送
られる任意の複数の信号を選択する機能を説明するため
の図。
【図9】本発明に係わる共焦点走査型レーザ顕微鏡の調
整診断装置の第2の実施の形態における2つの信号を同
時に表示した場合を示す図。
【図10】共焦点走査型顕微鏡の基本構成図。
【図11】従来の共焦点走査型レーザ顕微鏡の構成図。
【符号の説明】
4:試料 10:共焦点走査型レーザ顕微鏡本体(顕微鏡本体) 11:レーザ光源 12:ミラー 13:ハーフミラー 14:2次元走査機構 15:レボルバ 16:対物レンズ 17:ステージ 18:Z軸移動機構 19:結像レンズ 20:共焦点用ピンホール 21:光検出器 22:コンピュータ 23:制御回路 24,24−1〜24−n:画像入力回路 25:モニタ装置 30:顕微鏡入出力回路 31:2次元走査駆動制御回路 32−1〜32−n:バッファ 33:入出力制御回路 34:CPU W:顕微鏡制御ウィンドウ W:顕微鏡画像ウィンドウ W:プロファイルウィンドウ B:走査開始/停止ボタン B:対物交換ボタン B:ch選択ボタン B:サンプリング同期/非同期ボタン B:ズーム(ZOOM)ボタン B:レボルバ移動ボタン B:感度ボタン B:照明ボタン b〜b、…、bkm:メニュースイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、試料に対してレーザ光を走
    査するための機能と、前記試料に対して前記レーザ光の
    焦点位置を可変するための機能と、前記試料からの反射
    光、蛍光又は透過光を検出するための機能と、この機能
    による検出で得られた検出信号を処理して前記試料の3
    次元情報を取得するための機能とを備えた顕微鏡本体に
    あって、 前記各機能間に送られる各信号のうち任意の信号を選択
    し、この選択された前記信号をモニタ表示して前記顕微
    鏡本体の調整、診断を行なうことを特徴とする共焦点走
    査型レーザ顕微鏡の調整診断方法。
  2. 【請求項2】 前記選択された信号の波形変化及びコン
    トラスト変化をモニタ表示することを特徴とする請求項
    1記載の共焦点走査型レーザ顕微鏡の調整診断方法。
  3. 【請求項3】 前記各機能間に送られる各信号のうち複
    数の信号を選択し、これら選択された複数の信号を同一
    画面上にモニタ表示することを特徴とする請求項1記載
    の共焦点走査型レーザ顕微鏡の調整診断方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも、試料に対してレーザ光を走
    査するための機能と、前記試料に対して前記レーザ光の
    焦点位置を可変するための機能と、前記試料からの反射
    光、蛍光又は透過光を検出するための機能と、この機能
    による検出で得られた検出信号を処理して前記試料の3
    次元情報を取得するための機能とを備えた顕微鏡本体
    に、 前記各機能間に送られる各信号のうち任意の信号を選択
    する選択手段と、 この選択手段により選択された前記信号を前記顕微鏡本
    体の調整、診断を行なうためにモニタ表示する表示手段
    と、 を具備したことを特徴とする共焦点走査型レーザ顕微鏡
    の調整診断装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも、前記試料に対して前記レー
    ザ光を走査しかつ前記試料に対して前記レーザ光の焦点
    位置を可変し、前記試料からの反射光、蛍光又は透過光
    を検出して前記試料の3次元情報を取得するための前記
    共焦点走査型レーザ顕微鏡を制御するアプリケーション
    ソフトウエアの実行と共に、前記各機能間に送られる各
    信号のうち任意の信号を選択してモニタ表示する機能を
    有することを特徴とする請求項4記載の共焦点走査型レ
    ーザ顕微鏡の調整診断装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段によって前記各機能間に送
    られる各信号のうち複数の信号を選択し、これら選択さ
    れた複数の信号を前記表示手段によって同一画面上にモ
    ニタ表示することを特徴とする請求項4記載の共焦点走
    査型レーザ顕微鏡の調整診断装置。
  7. 【請求項7】 前記選択手段は、前記各機能間に送られ
    る各信号のうち任意の信号を選択するとき、通常観察時
    に前記試料からの反射光、蛍光又は透過光の前記検出信
    号を処理して前記試料の3次元情報を取得するための画
    像入力回路を有効にして前記任意の信号を入力すること
    を特徴とする請求項4記載の共焦点走査型レーザ顕微鏡
    の調整診断装置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段は、前記共焦点走査型レー
    ザ顕微鏡を動作制御するための制御ウィンドウに前記任
    意の信号を選択するための選択ボタンを表示し、この選
    択ボタンに対する操作を受けたとき前記表示手段は、通
    常観察時に前記試料の画像を表示する顕微鏡画像ウィン
    ドウに前記選択ボタンにより選択された前記信号をモニ
    タ表示する機能を有することを特徴とする請求項4記載
    の共焦点走査型レーザ顕微鏡の調整診断装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、前記選択された信号の
    波形変化及びコントラスト変化をモニタ表示する機能を
    有することを特徴とする請求項4乃至6のうちいずれか
    1項記載の共焦点走査型レーザ顕微鏡の調整診断装置。
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