JP2002328280A - 光ファイバユニット - Google Patents

光ファイバユニット

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JP2002328280A
JP2002328280A JP2001129567A JP2001129567A JP2002328280A JP 2002328280 A JP2002328280 A JP 2002328280A JP 2001129567 A JP2001129567 A JP 2001129567A JP 2001129567 A JP2001129567 A JP 2001129567A JP 2002328280 A JP2002328280 A JP 2002328280A
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Japan
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optical fiber
fiber unit
coating
young
modulus
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JP2001129567A
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Yoshiaki Terasawa
良明 寺沢
Yoshiaki Nagao
美昭 長尾
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバユニットの製造時ならびにケーブ
ルを製造する際に、光ファイバユニットに捻り応力が加
えられても、ガラス光ファイバに曲がりが生じず、伝送
損失の増加が少ない光ファイバユニットを提供する。 【解決手段】 抗張力体1を樹脂2で被覆し、その周り
に複数本の光ファイバ素線3を螺旋状に撚り合わせ、さ
らに全体を樹脂で同心状に2層以上で被覆する光ファイ
バユニットAであって、2層以上で被覆される内層被覆
4のヤング率は、外層被覆5のヤング率より小さく、抗
張力体1の引抜力が17.6N/cm以上、127N/
cm以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗張力体の周りに
複数本の光ファイバ素線を螺旋状に撚り合わせ、全体を
樹脂で被覆した光ファイバユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】海底ケーブル等の光ケーブルに用いられ
る光ファイバユニットは、中心に抗張力体を配し、その
周りに複数本の光ファイバ素線を撚り合わせ、全体を樹
脂で被覆して構成される。そして、樹脂被覆は内層被覆
と外層被覆の2層構造または3層以上の多層構造で形成
されている。
【0003】図1は、前述の光ファイバユニットの断面
を示す図で、図中、Aは光ファイバユニット、1は抗張
力体、2は抗張力体被覆、3は光ファイバ素線、4は内
層被覆、5は外層被覆を示す。抗張力体1は、銅メッキ
されたスチール線等が用いられ、その周りに、0.02
5mm程度の薄い紫外線硬化型樹脂等により、抗張力体
被覆2が密着して形成されている。光ファイバ素線3
は、ガラス光ファイバ3aの表面を、紫外線硬化型樹脂
またはナイロンによる1層または2層の被覆3bで覆っ
た被覆外径0.25〜0.4mmのものが用いられ、抗
張力体被覆2の周りに複数本撚り合わせられる。
【0004】内層被覆4は、抗張力体1およびこの上に
撚り合わされた複数本の光ファイバ素線3の全体を直接
被覆するもので、低ヤング率のソフト樹脂で形成されて
いる。外層被覆5は、内層被覆4上に同心状に被覆さ
れ、高ヤング率のハード樹脂で形成されている。3層構
造の場合は、中間の被覆を内層被覆と外層被覆の間のヤ
ング率を有する樹脂で形成される。なお、ヤング率の高
低、被覆樹脂のハード、ソフトの表現は、内層被覆4と
外層被覆5との相対的なもので、絶対的なものではな
い。
【0005】内層被覆4と外層被覆5のヤング率を異な
らせる理由は、海底等の高水圧下で浸水等により、ガラ
ス光ファイバ3aが側圧を受けて変位するのを低減し、
また、ガラス光ファイバ3aが曲げられて伝送損失が増
加するのを防止するためである。抗張力体1に被覆2を
施す理由は、ケーブル破損時に高水圧下で浸水によっ
て、水が光ファイバユニットAの長手方向に走らないよ
うに、抗張力体1と樹脂被覆とを密着一体化するためで
ある。
【0006】以上のように構成される光ファイバユニッ
トAは、光ファイバユニット自身の製造時、ならびに光
ファイバユニットAを用いてケーブルを製造する際に、
複数のローラ等を介してドラムに巻き取られる。ローラ
6の形状は、図2に断面で示すように、光ファイバユニ
ットAが製造ラインから外れないように、V字状または
U字状の案内溝7を備えている。ローラ6の位置や向き
がわずかでもずれていると、光ファイバユニットAは、
V字状またはU字状の案内溝7の底7aを通らずに、壁
面7bを転がるようになる。このような状況は、光ファ
イバユニットAが振動等によって位置がずれたときにも
発生する。
【0007】光ファイバユニットAが軸方向に移動中、
ローラ6の壁面7bに接触して転がると、光ファイバユ
ニットAに捻り応力が生じる。抗張力体1は、剛性が大
きいため回転せず、内層被覆4のヤング率が小さかった
り、抗張力体1との密着力が小さい場合は、抗張力体1
に対して、内層被覆4および外層被覆5とともにガラス
光ファイバ3aが回転してしまう。ガラス光ファイバ3
aは、抗張力体1の周りに螺旋状に撚られているため、
撚りが緩む方向に捻られると、撚りピッチが長くなりガ
ラス光ファイバ3aが描く螺旋状のパスラインが短くな
る。
【0008】ガラス光ファイバ3aが描く螺旋状のパス
ラインが短くなっても、ガラス光ファイバ3a自体の長
さは変わらないため、ガラス光ファイバ3a自体が曲が
ることにより、短くなったパスラインとの差を吸収する
こととなる。このため、ガラス光ファイバ3aが曲がる
ことにより伝送損失が増加する可能性がある。特に近年
は、光増幅器を用いた波長分割多重(WDM)伝送に、
実効コア断面積を60μm2 以上に拡大したノンゼロ分
散シフトファイバを使用することが多くなっている。こ
の光ファイバは、微小な側面からの応力による曲がりで
も伝送損失が増加しやすい。したがって、このような光
ファイバを用いて光ファイバユニットを構成すると、上
述のパスラインの短縮等でガラス光ファイバが曲げら
れ、伝送損失が増加という問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、光ファイバユニットの製造
時ならびに光ファイバユニットからケーブルを製造する
際に、光ファイバユニットに捻り応力が加えられても、
ガラス光ファイバに曲がりが生じず、伝送損失の増加が
少ない光ファイバユニットの提供を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバユニ
ットは、抗張力体を樹脂で被覆し、その周りに複数本の
光ファイバ素線を螺旋状に撚り合わせ、さらに全体を樹
脂で同心状に2層以上で被覆する光ファイバユニットで
あって、2層以上で被覆される内層被覆のヤング率は、
外層被覆のヤング率より小さく、抗張力体の引抜力が1
7.6N/cm以上、127N/cm以下であることを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図7
により説明する。図1および図2は、従来技術の説明で
用いたもので、光ファイバユニットの形状は、従来のも
のと同じであるので詳細説明を省略する。図3は引抜力
の測定方法を示す図、図4は抗張力体の引抜力と損失増
加の関係を示す図、図5は内層被覆のヤング率と高水圧
下での損失増加の関係を示す図、図6は抗張力体の引抜
力と内層被覆のヤング率の関係を示す図、図7は外層被
覆の摩擦係数と損失増加の関係を示す図である。
【0012】図1および図2において、光ファイバユニ
ットAの製造工程またはケーブルの製造工程で、光ファ
イバユニットAにローラ6による捻り応力が加えられる
ことがある。この場合、ヤング率の大きい外層被覆5と
抗張力体1とが内層被覆4によって一定以上の力で結合
されていれば、光ファイバ素線3、内層被覆4および外
層被覆5は、抗張力体1の周りで恒久的に回転すること
はない。仮に光ファイバ素線3が周りの被覆とともに一
体となって回転することがあっても、光ファイバユニッ
トAがローラ6から離れ、捻り応力が解放されると、剛
性によって元の状態に復帰することができる。このため
には、抗張力体1とその被覆2との接着、および被覆2
と内層被覆4との接着が強固一体化されていることが必
要である。
【0013】また、深海でのケーブル損傷で高水圧によ
る浸水が生じるのに備えて、光ファイバユニットAは耐
水圧特性が求められる。光ファイバユニットAが高水圧
中に置かれると、ガラス光ファイバ3aを覆っている被
覆が全体が圧縮され、このため、ガラス光ファイバ3a
は、中心の抗張力体1側に接近するように変位を受け
る。ガラス光ファイバ3aは、抗張力体1の周りに螺旋
状に撚られていて、その撚りピッチは変わらないため、
ガラス光ファイバ3aが中心の抗張力体1側に変位する
ということは、ガラス光ファイバ3aのパスライン長が
減少することとなる。これを吸収するため、ガラス光フ
ァイバ3aには、微少な曲がりが発生し、この結果、伝
送損失の増加が生じる。
【0014】この高水圧によるガラス光ファイバ3aの
変位を抑制するために、光ファイバユニットAの外層被
覆5は、ヤング率が大きいハード樹脂で形成し、反対に
内層被覆4は、ヤング率が小さいソフト樹脂で形成する
必要がある。また光ファイバユニットAの被覆を、3層
以上の多層被覆で形成する場合は、内層側から外層側に
向けて徐々にヤング率を大きくするように構成する必要
がある。
【0015】しかし、上述したように内層被覆4のヤン
グ率を小さくした場合、光ファイバユニットAに捻り応
力を加えると、内層被覆4が変形し、弾性変形の限界を
超えて破壊される恐れもある。しかし、内層被覆4が破
壊されたり弾性変形の限界を超えていなければ、捻り応
力が解放された後には、元に復帰される。したがって、
内層被覆4は、光ファイバユニットAの製造工程または
ケーブルの製造工程で加えられる捻り応力によって変形
を生じないヤング率・伸び特性を有している必要があ
る。
【0016】光ファイバユニットAの捻り応力に対する
耐力は、光ファイバユニットAから抗張力体1を引抜く
引抜力で表すことができる。図3は、抗張力体1の引抜
力を測定する方法を示す図である。光ファイバユニット
Aの長さを1cmとし、その両側の光ファイバ素線をお
よび樹脂被覆を除去して、抗張力体1のみを露出する。
露出された抗張力体1の両端を固定台8で固定し、長さ
1cmの光ファイバユニットAに軸方向に力を加えて、
光ファイバユニットAが動き始めたときの力(N/c
m)を引抜力とする。この引抜力が大きいほど、抗張力
体と樹脂被覆との密着力が強く、かつ樹脂被覆が破壊し
にくくなる。
【0017】以上の要件について確認すべく、光ファイ
バユニットAを以下の如く構成し、各種の検証を行なっ
た。抗張力体1に外径0.6mmの鋼線を用い、抗張力
体被覆2を紫外線硬化型樹脂で、厚さ0.05mmに形
成した。この抗張力体被覆2の外周に、外径0.125
mmのシングルモードのガラス光ファイバ3aに、外径
0.25mmの被覆3bを施した光ファイバ素線3を、
撚りピッチ300mmで8本撚り合わせた。内層被覆4
は、ヤング率が5MPa〜150MPaの樹脂を用いて
外径1.3mmに形成し、外層被覆5はヤング率が78
4MPaの樹脂を用いて外径2.6mmになるように形
成した。なお、ヤング率は、図面の記載を含めて、全て
常温(23℃)での値とする。
【0018】図4は、ガラス光ファイバ3aの実効コア
断面積が、50μm2 ,60μm2 ,70μm2 の3種
を用いて光ファイバユニットAを形成した後、抗張力体
1の引抜力(N/cm)をパラメータとして、測定波長
1550nmにおける損失増加(dB/km)を測定し
た図である。この図から、抗張力体1の引抜力が同一で
あれば実効コア断面積が大きくなるほど損失が増加する
が、引抜力が17.6N/cm以上では、光ファイバの
実効コア断面積に関係なく損失増加が略ゼロで安定する
ことが判明した。
【0019】したがって、抗張力体1の引抜力は、1
7.6N/cm以上とするのが好ましい。従来、海底ケ
ーブルでケーブル破損時の高水圧による浸水が、抗張力
体と被覆との間を長距離に亘って走らないためには、
9.8N/cm未満の引抜力でも十分とされていたが、
図4の引抜力と損失増との関係から、もう少し大きい前
記の引抜力を有している必要がある。なお、光ファイバ
の本数を増やすために、抗張力体1および光ファイバユ
ニットAの外径を大きくした場合でも、同様な結果を得
ることができた。
【0020】図5は、内層被覆4のヤング率をパラメー
タとして、水圧100(atm)で測定波長1550n
mにおける損失増加(dB/km)を測定した図であ
る。高水圧による損失増加を低減するには、内層被覆4
のヤング率が小さい方が有利であり、特に70MPaを
超えると急激に損失増加が大きくなる。したがって、内
層被覆4のヤング率は、70MPa以下とするのが好ま
しい。
【0021】しかし、次の図6は、抗張力体1の引抜力
(N/cm)をパラメータとして、内層被覆4のヤング
率を測定した図で、この測定データから、内層被覆4の
ヤング率が小さくなると、抗張力体1の引抜力も小さく
なる。また、引抜力が200N/cm以上は飽和傾向と
なる。これは、内層被覆4が塑性変形や破壊する前に抗
張力体と被覆界面の間で滑りが生じることによるものと
考えられる。
【0022】以上の如く、光ファイバユニットAの高水
圧に対する損失増加を抑制するために内層被覆4のヤン
グ率を小さくすることと、製造時の捻り応力による損失
増加を抑制するために抗張力体1の引抜力を大きくする
ことは、相反することになる。したがって、抗張力体1
の引抜力は、図4から17.6N/cm以上が好まし
く、一方、図5から内層被覆のヤング率は70MPa以
下とする必要から、図6の引抜力とヤング率の関係か
ら、抗張力体1の引抜力は、127N/cm以下とする
のが好ましい。なお、抗張力体1の引抜力を上記の如く
とすると、図6からは、内層被覆4のヤング率は、10
MPa〜70MPaの範囲となる。しかし、抗張力体1
の表面粗さ等を変えることで、樹脂被覆との密着力を変
えて引抜力を変えることもでき、必ずしも図6の特性に
限定されるものではない。
【0023】これら、抗張力体1の引抜力および内層被
覆4のヤング率の値は、実際に使用される光ファイバユ
ニットAの外径2.0mm〜3.5mmにおいて同じで
ある。また、内層被覆4は光ファイバ素線3の全てを覆
い、かつ可能な範囲で薄く形成することが望ましく、例
えば、内層被覆4の外径は全光ファイバ素線3の外接円
と等しいか、わずかに大きくする。内層被覆4を薄く形
成する分だけ、外層被覆5を厚く形成することができ、
高水圧に対して有利となる。
【0024】また、光ファイバユニットAの表面の摩擦
係数を小さくすることにより、光ファイバユニットAが
ローラ6の壁面7bを転がらずに滑るようになるため、
捻り応力の発生を低減させることが可能となる。捻り応
力の発生が少なければ、損失増加も少なくなる。図7
は、光ファイバユニットAの外層被覆5の表面の静摩擦
係数をパラメータとして、光ファイバユニット製造時の
損失増加を測定したものである。この図から静摩擦係数
が小さければ、損失増加も小さくすることができ、静摩
擦係数が0.05以下では、損失増加をゼロとすること
が可能となる。
【0025】外層被覆5の表面の摩擦係数を小さくする
には、外層被覆5の成形で成形装置を使用することとな
るが、外層被覆5にヤング率の大きいハード樹脂を用い
ることも効果的である。しかし、外層被覆5にあまりヤ
ング率の大きい硬い樹脂を使用し厚く形成すると、光フ
ァイバユニットAの被覆を剥いで、中のガラス光ファイ
バ3aを取出して接続を形成するのが困難となり、光フ
ァイバに損傷を与える。したがって、外層被覆5のヤン
グ率は980MPa以上、9800MPa以下で、厚さ
は、0.03mm以上、0.08mm以下とするのが好
ましい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光ファイバユニットの製造工程またはケーブ
ルの製造工程で、案内ローラによる捻り応力により光フ
ァイバの曲げられるのを抑制し、伝送損失の増加を防止
することができる。この結果、わずかな光ファイバの曲
がりでも伝送損失を生じやすい波長分割多重伝送で使用
するのに適した実効コア断面積が60μm2 以上の光フ
ァイバで、光ファイバユニットを形成することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための光ファイバユニットの
断面図である。
【図2】光ファイバユニットの製造工程での捻り応力の
発生を説明する図である。
【図3】抗張力体の引抜力の測定方法を示す図である。
【図4】抗張力体の引抜力と損失増加の関係を示す図で
ある。
【図5】内層被覆のヤング率と高水圧下での損失増加の
関係を示す図である。
【図6】抗張力体の引抜力と内層被覆のヤング率の関係
を示す図である。
【図7】外層被覆の摩擦係数と損失増加の関係を示す図
である。
【符号の説明】
A…光ファイバユニット、1…抗張力体、2…抗張力体
被覆、3…光ファイバ素線、4…内層被覆、5…外層被
覆、6…ローラ、7…案内溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H001 BB02 DD04 DD09 DD11 DD23 KK02 KK06 KK17 KK22 MM09 PP01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗張力体を樹脂で被覆し、その周りに複
    数本の光ファイバ素線を螺旋状に撚り合わせ、さらに全
    体を樹脂で同心状に2層以上で被覆する光ファイバユニ
    ットであって、前記2層以上で被覆される内層被覆のヤ
    ング率は、外層被覆のヤング率より小さく、前記抗張力
    体の引抜力が17.6N/cm以上、127N/cm以
    下であることを特徴とする光ファイバユニット。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバ素線は、実効コア断面積
    が60μm2 以上であることを特徴とする請求項1に記
    載の光ファイバユニット。
  3. 【請求項3】 前記抗張力体の被覆に接する前記内層被
    覆のヤング率が、常温で10MPa以上、70MPa以
    下であることを特徴とする請求項1または2に記載の光
    ファイバユニット。
  4. 【請求項4】 最も外側に位置する前記外層被覆の表面
    の静摩擦係数が0.05以下であることを特徴とする請
    求項1または2に記載の光ファイバユニット。
  5. 【請求項5】 最も外側に位置する前記外層被覆は、厚
    さが0.03mm以上、0.08mm以下であり、ヤン
    グ率が常温で980MPa以上、9800MPa以下で
    あることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバユニ
    ット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1550890A1 (en) * 2003-12-30 2005-07-06 PIRELLI GENERAL plc Optical fibre cables
JP2007179983A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Sumitomo Denko Steel Wire Kk 被覆鋼線の製造方法

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EP1550890A1 (en) * 2003-12-30 2005-07-06 PIRELLI GENERAL plc Optical fibre cables
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