JP2002327744A - 自動調心型ローラ案内装置 - Google Patents

自動調心型ローラ案内装置

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JP2002327744A
JP2002327744A JP2002128595A JP2002128595A JP2002327744A JP 2002327744 A JP2002327744 A JP 2002327744A JP 2002128595 A JP2002128595 A JP 2002128595A JP 2002128595 A JP2002128595 A JP 2002128595A JP 2002327744 A JP2002327744 A JP 2002327744A
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track rail
rolling path
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Hiroshi Teramachi
町 博 寺
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    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/001Bearings for parts moving only linearly adjustable for alignment or positioning
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動ブロックが軌道レールに対して横方向に
移動しても、横方向に移動した移動ブロックを初期の位
置に自動的に戻すことができる。 【解決手段】 軌道レール61の上面両側に同心円弧の
凹面転動路63,63および両側面に凸面転動路64,
64を設け、軌道レール21を跨ぐように配置された移
動ブロック62に上記凹面転動路63を転動するたいこ
形ローラ35および上記凸面転動路64,64を転動す
る円筒形ローラ65.65を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、工作機
械に組み込まれる自動調心型ローラ案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械に組み込まれるローラ案内装置
として、図6に示す構成のローラ案内装置は、本出願人
により開発されている。
【0003】上記ローラ案内装置は、上面にローラ転動
路1,1および両側面にローラ転動路2,2を設けた軌
道レール3と、上部4と垂下部5を有し上部4に上面ロ
ーラ転動路1,1に対応するローラ転動路6,6および
垂下部5に側面ローラ転動路2,2に対応するローラ転
動路7,7を形成し軌道レール3を跨ぐように配置され
た移動ブロック8と、軌道レール3の上面ローラ転動路
1を転動するように移動ブロック8の上部4に設けられ
たローラ列9,9と、軌道レール3の側面ローラ転動路
2を転動するように移動ブロック8の垂下部5に設けら
れたローラ列10,10とを有し、移動ブロック8をロ
ーラ列9,9およびローラ列10,10を介して軌道レ
ール3に沿って移動させる。
【0004】上記ローラ案内装置は、軌道レールの上面
ローラ転動路および側面ローラ転動路が平面であり、移
動ブロックの上部および移動ブロックの垂下部に設けた
ローラ列のローラは平面転動路に対応した円筒形ローラ
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記形式のローラ案内
装置は、移動ブロックの上部に設けた円筒形ローラおよ
び垂下部に設けた円筒形ローラを軌道レールの上面に設
けた平面転動路および側面に設けた平面転動路を転動す
ることで、移動ブロックを軌道レールに沿って移動する
ものであり、移動ブロックが軌道レールを移動方向に直
交する横方向に移動した際における移動ブロックの軌道
レールに対する調心性がない。そのため、移動ブロック
が軌道レールを移動方向に直交する横方向に移動した場
合、円筒形ローラ列の円筒形ローラが傾き、円筒形ロー
ラの端面が平面転動路の側壁に片当たりしたり円筒形ロ
ーラが倒れ、円筒形ローラの滑らかな回転運動が得られ
ない。
【0006】また、上記形式のローラ案内装置は、軌道
レールの上面に設けた平面転動路および側面に設けた平
面転動路を溝路で形成するため、円筒形ローラの端面と
平面転動路を形成する溝の側壁との加工精度を高くする
必要があり製造コストが高くなってしまう。
【0007】また、上記形式のローラ案内装置は、移動
ブロックを鋼材で成形するため、移動ブロックのローラ
列を通す貫通孔を機械加工により形成しなければなら
ず、その機械加工に高い精度が要求されるため、作業者
にとって熟練度が必要でかつ機械加工がめんどうな作業
であり生産性を高めることが難しい。
【0008】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
で、軌道レールに跨ぐように配置された移動ブロックが
移動方向に直交する横方向の力を受けて軌道レールに対
して横方向に移動しても、その横方向の力が解除される
と、移動ブロックが軌道レールに対して移動した位置か
ら初期の位置に自動的に戻ることが可能な自動調心型ロ
ーラ案内装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の自動調心型ロー
ラ案内装置は、上面両側に同心円弧の凹面転動路および
両側面に凸面転動路を形成した軌道レールと、軌道レー
ルを跨ぐように配置された移動ブロックと、移動ブロッ
クに設けられた軌道レールの上面に設けた凹面転動路を
転動するたいこ形ローラ列と、移動ブロックに設けられ
た軌道レールの側面に設けた凸面転動路を転動する円筒
形ローラ列とを有し、移動ブロックが軌道レールに対し
て移動方向に直交する横方向に移動してもその力が解除
されたら、移動ブロックに加えられる荷重により移動ブ
ロックを自動的に初期の位置に戻し、ローラのスキュー
をなくすことができ、ローラの滑らかな回転運動を確保
することができる。
【0010】本発明の自動調心型ローラ案内装置は、上
面両側に同心円弧の凹面転動路および両側面に凹面転動
路を形成した軌道レールと、軌道レールを跨ぐように配
置された移動ブロックと、移動ブロックに軌道レールの
上面に設けた凹面転動路を転動するように設けられたた
いこ形ローラ列と、移動ブロックに軌道レールの側面に
設けた凹面転動路を転動するように設けられたたいこ形
ローラ列とを有し、軌道レールの凹面転動路と移動ブロ
ックに設けたたいこ形ローラとの関連で、少なくとも機
械加工や部材の組合わせ誤差を吸収する程度の自動調心
性を有する。
【0011】本発明の自動調心型ローラ案内装置は、移
動ブロックの下部にリテーナ保持部を成形し、リテーナ
保持部にリテーナで連結したローラ列を通す空間を設け
ることで、移動ブロックのローラ列を通す貫通孔を機械
加工により形成する必要がなく、製造コストを下げるこ
とができる。
【0012】本発明の自動調心型ローラ案内装置は、軌
道レールの上面に設けた凹面転動路を転動するたいこ形
ローラと軌道レールの側面に設けた凸面転動路を転動す
る円筒形ローラを軌道レールの水平面に対して斜め下方
の45度の線上に配置することで、移動ブロックに加え
られる垂直方向の荷重と横方向の荷重を等荷重に制御す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
つき説明する。図1は本発明による自動調心型ローラ案
内装置の好ましい一つの実施の形態の斜視図を示す。
【0014】本発明による自動調心型ローラ案内装置2
0は、図1および図2に示すように、水平方向に配置さ
れた軌道レール21と、この軌道レール21を跨いで軌
道レール21に沿って移動自在に配置された移動ブロッ
ク22を有する。
【0015】上記軌道レール21は、図1および図2に
示すように、上面両側に上部凹面転動路23,23と、
両側面に側部凸面転動路24,24を有する。軌道レー
ル21の上面両側に形成された上部凹面転動路23、2
3は、軌道レール21の長手方向中心を通る垂直方向の
仮想線25の点Oを中心とした半径Rの円弧26上に位
置する同形の凹面をなしている。軌道レール21の両側
面に形成された側部凸面転動路24,24は、上記凹面
転動路23の凹面の円弧中心点Oと同軸心の凸面をなし
ている。
【0016】上記軌道レール21に設けた上部凹面転動
路23と側部凸面転動路24は、図2に示すように上記
仮想線25に対して45度の角度で交差している仮想線
27上に位置している。すなわち、上部凹面転動路23
と側部凸面転動路24は、同じ半径線上に並列して配置
されている。
【0017】上記移動ブロック22は、鋼を材料として
成形されたブロック本体28と、このブロック本体28
の下部に一体的に成形されたリテーナ保持部29を有す
る。リテーナ保持部29は、たとえば、デルリンのよう
な合成樹脂材料を図示しない金型にインサート成形する
ことで成形される。リテーナ保持部29には上部凹面転
動路23を転動するローラ列を通す空間30と側部凹面
転動路24を転動するローラ列を通す空間32が形成さ
れている。
【0018】上記移動ブロック22に設けたリテーナ保
持部29の空間30,31は、移動ブロック22を軌道
レール21を跨ぐように配置した時、軌道レール21の
凹面転動路23および凸面転動路24に対応して位置さ
れる。空間30,31には後述するリテーナで連結した
ローラ列が配置される。リテーナ保持部29に設けた空
間30は、ブロック本体28の同じ仮想線25上で半径
方向内方に形成された空間31に方向転換部を兼ねるエ
ンドプレート33(図1では一方のエンドプレート33
を取り外している)を介して連結されローラ循環路を形
成する。ローラ循環路の空間30はローラ負荷域部とし
て作用し、ローラ循環路の空間32はローラ無負荷域部
として作用する。
【0019】同様に、リテーナ保持部29に設けた空間
31は、エンドプレート33を介してブロック本体28
を挾んでブロック本体28の同じ仮想線25上で半径方
向外方にに形成された空間34に連結されローラ循環路
を形成する。ローラ循環路の空間31はローラ負荷域部
として作用し、ローラ循環路の空間34はローラ無負荷
域部として作用する。
【0020】上記移動ブロック22の上部凹面転動路2
3,23に対応する各ローラ循環路には、外面を上部凹
面転動路23の凹面に対応する凸面としたいわゆるたい
こ形ローラ35が多数配置される。各たいこ形ローラ3
5は、図示しないリテーナを介して連結されてたいこ形
ローラ列を構成する。たいこ形ローラ35はローラ循環
路全域に無端(エンドレス)状に配置される。たいこ形
ローラ列に設けたリテーナは、ローラ循環路に形成され
た図示しないリテーナ溝に嵌入し、たいこ形ローラ35
を正常な状態で回転させる。
【0021】上記移動ブロック22の側部凸面転動路2
4,24に対応する各ローラ循環路には、外面を上部凸
面転動路24の凸面に対応する凹面としたいわゆるたつ
づみ形ローラ36が多数配置される。つづみ形ローラ3
6は、図示しないリテーナを介して連結されてローラ循
環路全域にエンドレス状に配置される。つづみ形ローラ
列を形成するリテーナは、ローラ循環路に形成された図
示しないリテーナ溝に嵌入し、つづみ形ローラ36を正
常な状態で回転させる。
【0022】一方、上記自動調心型ローラ案内装置20
のブロック本体28の下部とリテーナ保持部29との間
に密閉空間37が形成されている。この密閉空間37は
自動調心型ローラ案内装置20に付設した油圧回路38
に連結されている。したがって、油圧回路38に圧油を
供給すると、圧油がリテーナ保持部29を軌道レール2
1側に押圧し、リテーナ保持部29の下面を軌道レール
21の上面に圧接し、リテーナ保持部29を軌道レール
21に摩擦係合することにより、移動ブロック22を軌
道レール21に対して所望位置に停止させたり、移動ブ
ロック22のダンピングを押さえることができる。油圧
回路38に図示しないセンサ機構を設け、油圧回路38
の油圧を機械の振動に応じて変動させることもできる。
【0023】つぎに、作用を説明する。移動ブロック2
2は、たいこ形ローラ35を軌道レール21の上部凹面
転動路23を転動するように配置し、つづみ形ローラ3
6を軌道レール21の側部凸面転動路24を転動するよ
うに配置することで、軌道レール21に沿って軌道レー
ル21の長手方向に移動する。
【0024】移動ブロック22が軌道レール21の長手
方向に移動する時、移動ブロック22に移動方向に直交
する横方向の力が加えられた場合、移動ブロック22に
設けたたいこ形ローラ35とつづみ形ローラ36は、軌
道レール21の同軸心上に位置する上部凹面転動路23
と側部凸面転動路24にそれぞれ接触しているので、移
動ブロック22はその横方向の力により限られた範囲内
でたいこ形ローラ35およびつづみ形ローラ36を倒す
ことなく横方向に移動する。
【0025】移動ブロック22が軌道レール21に沿っ
て横方向に移動した場合において、移動ブロック22に
加えられた横方向の力が解除されると、移動ブロック2
2は、自重と加えられる垂直方向荷重の相乗効果によ
り、横方向に移動した位置から初期の位置に自動的に戻
ることになる。すなわち、移動ブロック22は、軌道レ
ール21に対して完全自動調心性を有する。
【0026】また、移動ブロック22の移動時におい
て、軌道レール21の上部凹面転動路23を転動するた
いこ形ローラ35および軌道レール21の側部凸面転動
路24を転動するつづみ形ローラ36は、各ローラを連
結するリテーナがローラ循環路に設けたリテーナ溝に嵌
入しているので、たいこ形ローラ35およびつづみ形ロ
ーラ36は、移動ブロック22が横方向に移動しても、
正常な位置から横方向に倒れることなくローラ転動路を
滑らかに転動することができる。
【0027】また、移動ブロック22は、軌道レール2
1の水平面に対して斜め下方の45度の角度位置に形成
された上部凹面転動路23と側部凸面転動路24に支持
されて軌道レール21に沿って移動するので、軌道レー
ル21に沿って移動する際、移動ブロック22に加えら
れる垂直荷重(上下荷重)と横荷重(左右荷重)は等荷
重になる。
【0028】図3に示す自動調心型ローラ案内装置40
は、図2に示す自動調心型ローラ案内装置20と比較す
ると、軌道レール41の上面両側に設けられた上部凹面
転動路43,43が、図2に示す軌道レール21のよう
に上面一側から他側まで連続した上部凹面転動路23で
はなく、両側部にのみ限られその間が平面をなした点、
および側部に設けられたローラ転動路が凹面転動路44
であり、移動ブロック42の側部凹面転動路44に対応
するローラ循環路に外面を側部凹面転動路44の凹面に
対応する凸面としたたいこ形ローラ45を配置した構成
において図2に示す自動調心型ローラ案内装置20と相
違し、他の部分はほぼ同じ構成である。
【0029】図3に示す自動調心型ローラ案内装置40
は、図2に示す自動調心型ローラ案内装置20に比べる
と、図2に示す自動調心型ローラ案内装置20より自動
調心性能は低くなるが、少なくとも機械加工や部材の組
合わせ誤差を吸収する程度の自動調心性を有している。
【0030】図4に示す自動調心型ローラ案内装置50
は、図2に示す自動調心型ローラ案内装置20と比較す
ると、軌道レール51の上部に設けたローラ転動路53
は、図2に示す軌道レール21の上部に設けたローラ転
動路23と同じ凹面転動路であるが、軌道レール51の
上部に設けたローラ転動路53は、図2に示す軌道レー
ル21の上部に設けたローラ転動路23が軌道レール5
1の水平面に対して直交する垂直面に対して斜め下方の
45度の角度位置に配置されているのに対して、軌道レ
ール51の水平面に対して直交する垂直面に対して斜め
下方の30度の角度位置に配置されている点で相違し、
また、軌道レール51の側部に設けたローラ転動路53
は、図2に示す軌道レール21の側部に設けたローラ転
動路24と同様に軌道レールの水平面に対して直交する
垂直面に対して斜め下方の45度の角度位置に配置され
ているが、図2に示すローラ転動路24のような凸面転
動路ではなく凹面転動路54である点で相違し、移動ブ
ロック52に設けられた側部凹面転動路54を転動する
ローラがたいこ形ローラ55である構成において相違す
る。
【0031】図4に示す自動調心型ローラ案内装置50
は、図2に示す自動調心型ローラ案内装置20に比べて
自動調心性能はほぼ同じであるが、図2に示す自動調心
型ローラ案内装置20に比べて上荷重が大きく、浮き上
がり荷重が小さくなる。
【0032】図5に示す自動調心型ローラ案内装置60
は、図2に示す自動調心型ローラ案内装置20と比較す
ると、軌道レール61の上部に設けたローラ転動路63
と側部に設けたローラ転動路64は、図2に示す自動調
心型ローラ案内装置20の軌道レール21の上部に設け
たローラ転動路23と側部に設けたローラ転動路24と
同じ構成であり、移動ブロック62の凹面転動路63を
転動するローラがたいこ形ローラ列であるが、移動ブロ
ック62の側部凸面転動路64を転動するローラが円筒
形ローラ65である構成において相違する。
【0033】図5に示す自動調心型ローラ案内装置60
は、図2に示す自動調心型ローラ案内装置20に比べ
て、図2に示す自動調心型ローラ案内装置20より自動
調心性能は低くなるが、図2に示す自動調心型ローラ案
内装置20と同じ軌道レール21を用いながら、つづみ
形ローラを円筒形ローラ65とすることで図2に示す自
動調心型ローラ案内装置20より製造コストを下げるこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】本発明による自動調心型ローラ案内装置
は、上面両側に同心円弧の凹面転動路および両側面に凸
面転動路を形成した軌道レールと、軌道レールを跨ぐよ
うに配置された移動ブロックと、移動ブロックに設けら
れた軌道レールの上面に設けた凹面転動路を転動するた
いこ形ローラ列と、移動ブロックに設けられた軌道レー
ルの側面に設けた凸面転動路を転動する円筒形ローラ列
とを有するので、移動ブロックが移動方向に直交する横
方向に加えられる力により軌道レールに対して横方向に
移動しても、横方向に加えられる力が解除されると、横
方向に移動した移動ブロックを初期の位置に自動的に戻
すことができる。本発明による自動調心型ローラ案内装
置は、上面両側に同心円弧の凹面転動路および両側面に
凹面転動路を形成した軌道レールと、軌道レールを跨ぐ
ように配置された移動ブロックと、移動ブロックに軌道
レールの上面に設けた凹面転動路を転動するように設け
られたたいこ形ローラ列と、移動ブロックに軌道レール
の側面に設けた凹面転動路を転動するように設けられた
たいこ形ローラ列とを有するので、自動調心性能は低く
なるが、少なくとも機械加工や部材の組合わせ誤差を吸
収する程度の自動調心性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動調心型ローラ案内装置の一部
を取り外して示す斜視図。
【図2】本発明による自動調心型ローラ案内装置の横断
面図。
【図3】本発明による自動調心型ローラ案内装置の他の
実施の形態を示す図。
【図4】本発明による自動調心型ローラ案内装置の他の
実施の形態を示す図。
【図5】本発明による自動調心型ローラ案内装置の他の
実施の形態を示す図。
【図6】従来の自動調心型ローラ案内装置を示す図。
【符号の説明】
20 自動調心型ローラ案内装置 21 軌道レール 22 移動ブロック 23 上部凹面転動路 24 側部凸面転動路 28 ブロック本体 29 リテーナ保持部 30 空間 31 空間 35 たいこ形ローラ 36 つづみ形ローラ 41 軌道レール 42 移動ブロック 44 凹面転動路 45 たいこ形ローラ 51 軌道レール 52 移動ブロック 54 凹面転動路 55 たいこ形ローラ 61 軌道レール 62 移動ブロック 64 側部凸面転動路 65 円筒形ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面両側に同心円弧の凹面転動路および両
    側面に凸面転動路を形成した軌道レールと、軌道レール
    を跨ぐように配置された移動ブロックと、移動ブロック
    に設けられた軌道レールの上面に設けた凹面転動路を転
    動するたいこ形ローラ列と、移動ブロックに設けられた
    軌道レールの側面に設けた凸面転動路を転動する円筒形
    ローラ列とを有する自動調心型ローラ案内装置。
  2. 【請求項2】移動ブロックの下部にリテーナ保持部を成
    形し、リテーナ保持部の軌道レールの上部凹面転動路に
    対応した部位にたいこ形ローラ列を通す空間を設け、リ
    テーナ保持部の軌道レールの側部凸面転動路に対応した
    部位に円筒形ローラ列を通す空間を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の自動調心型ローラ案内装置。
  3. 【請求項3】たいこ形ローラ列は、複数のたいこ形ロー
    ラをリテーナで連結することで形成され、円筒形ローラ
    列は、複数の円筒形ローラをリテーナで連結することで
    形成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動調心
    型ローラ案内装置。
  4. 【請求項4】たいこ形ローラと円筒形ローラは、移動ブ
    ロックの移動方向水平面に対して斜め下方45度の角度
    の線上に並列配置されたことを特徴とする請求項1に記
    載の自動調心型ローラ案内装置。
  5. 【請求項5】上面両側に同心円弧の凹面転動路および両
    側面に凹面転動路を形成した軌道レールと、軌道レール
    を跨ぐように配置された移動ブロックと、移動ブロック
    に軌道レールの上面に設けた凹面転動路を転動するよう
    に設けられたたいこ形ローラ列と、移動ブロックに軌道
    レールの側面に設けた凹面転動路を転動するように設け
    られたたいこ形ローラ列とを有する自動調心型ローラ案
    内装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2015162726A1 (ja) * 2014-04-23 2017-04-13 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company 乗り物用シートスライド装置

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JPWO2015162726A1 (ja) * 2014-04-23 2017-04-13 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company 乗り物用シートスライド装置

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