JP2002326760A - 粘着テープカッター - Google Patents

粘着テープカッター

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JP2002326760A
JP2002326760A JP2001136442A JP2001136442A JP2002326760A JP 2002326760 A JP2002326760 A JP 2002326760A JP 2001136442 A JP2001136442 A JP 2001136442A JP 2001136442 A JP2001136442 A JP 2001136442A JP 2002326760 A JP2002326760 A JP 2002326760A
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JP
Japan
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adhesive tape
sandwiching
adhesive
ring
cutter
Prior art date
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JP2001136442A
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English (en)
Inventor
Moritake Matayoshi
盛健 又吉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】、使用時に粘着テープの端部を容易につまみ上
げることができるように、粘着テープの端部が粘着テー
プ環より遊離した状態を保て、構造が簡単で、携帯しや
すい粘着テープカッターを提供する。 【解決手段】粘着テープ環より引き出した粘着テープを
挟める2枚の挟み面を設け、挟み面の内、粘着テープの
粘着面が当たる1面には、その粘着テープの背面のよう
にその粘着テープが粘着しにくい材質を使用して粘着テ
ープがその面に張り付きにくいような手段を講じてい
る。そして挟み面の縁部には粘着テープを切断する切断
刃を設ける。このように構成した本粘着テープカッター
では、引き出した粘着テープは挟み面に挟んだ状態で切
断でき、再び粘着テープを切断する時には、挟み面を指
で開くと挟まれていた粘着テープ端部は粘着テープ環よ
り垂直方向に遊離した状態で立ち上がっているので、容
易につまんで粘着テープを引き出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、粘着テープ環から
粘着テープを切断する粘着テープカッターに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の粘着テープカッターは、もっとも
単純なものは図5の(a)のように粘着テープ環の周面
に付設して、ノコギリ状の切断刃で粘着テープを切断す
るだけの金具である。このような粘着テープカッターで
は、切断後粘着テープ環に粘着した粘着テープの端部が
見つけにくく、かつ剥がれにくいという問題点がある。
この問題点を解決するために図5の(b)に示すような
構造の粘着テープカッターも考案されている。この様な
粘着テープカッターでは、引き出した粘着テープを粘着
テープ環から離れた位置に設置した刃部で切断し、その
際、切断された粘着テープの端部が刃部の近くに粘着し
て、粘着テープが粘着テープ環と刃部の間に橋渡しさ
れ、粘着テープが容易に指でつまめるようにしてある。
しかしこのような粘着テープカッターでは粘着テープ環
を保持し、かつ粘着テープをつまみ上げても動かないよ
うにするため、重いホルダーが必須となり、サイズや重
量の点で携帯には不適となる。また橋渡しされた粘着テ
ープは粘着面も露出したままの状態になるので、長時間
使用しない場合は粘着面に埃等がつきやすく不潔になる
という欠点もある。
【0003】また、粘着テープ環の粘着テープ端部を折
り曲げる装置を作って粘着テープ端部がテープ環に接着
しないようにし、粘着テープ端部をつまみやすくした粘
着テープカッターも考案されている(特開平6−179
562、特開平7−17662)。しかし、この場合に
は構造が複雑になり製作コストが高くなるという欠点が
ある。実用新案登録番号第3043256号の粘着テー
プカッターは粘着テープ環に装着する小型の器具で携帯
性が高く、粘着テープ先端がテープ環より遊離し使用時
に引き出し易いことなどの長所があるが、最初に粘着テ
ープの先端を細いスリットに通すという煩わしさがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
各々の粘着テープカッターが持つ問題点、即ち、使用時
に粘着テープの端部が見つかりにくく剥がし難い点、大
きくて携帯に不便な点、長期間使用しない場合には粘着
テープの端部が汚れるという点、装置の構造が複雑とい
う点、使用時に煩わしさがあるという点を解決し、使用
時の粘着テープの引き出しが容易で、携帯に便利、非使
用時にも粘着テープが汚れず、構造が簡単、使いやすい
という粘着テープカッターを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、次の様に構成する。粘着テープとは、種
々のテープに粘着剤、または接着剤を塗布したものであ
る。粘着テープ環とは、筒状の巻き芯に巻かれた粘着テ
ープ全体のことである。また粘着テープ端部とは粘着テ
ープ環の最も外側にある粘着テープの先端部分をいい、
指でつまめるほどの面積を指す。挟み面とは粘着テープ
を挟む面のことで、挟み面1および挟み面2の2つの面
から構成される。なお挟み面1は粘着テープの切断刃を
備える場合もある。挟み板とは挟み面を有する板状のも
のをいう。ローラーとは挟み面2を有する回転可能な円
柱状のものをいう。
【0006】本発明の粘着テープカッターは、粘着テー
プ環の粘着テープを切断する粘着テープカッターであっ
て、粘着テープ環から引き出された粘着テープを挟む2
面の挟み面を備え、その2面の内、粘着テープの粘着面
が当たる1面には、その粘着テープの平滑面のようにそ
の粘着テープが粘着しにくい材質を使用し、挟み面の縁
部に粘着テープの切断刃を配置することからなる。ま
た、粘着テープを挟む2面の挟み面を挟み板にした粘着
テープカッターも含まれる。さらに、粘着テープを挟む
挟み面のうちの1面をローラーにした粘着テープカッタ
ーも含まれる。
【0007】本発明の粘着テープカッターは、粘着テー
プ環から引き出した粘着テープを粘着テープ環に対して
垂直方向に挟むことができる2面の挟み面を備えてい
る。そして2面の挟み面のうち、粘着テープの粘着面が
当たる1面には、その粘着テープの背面のようにその粘
着テープが粘着しにくい材質を使用して、粘着テープが
その面に張り付きにくいような手段を講じている。その
粘着テープの背面のように粘着テープの粘着面が粘着し
にくい材質のテープを貼って、挟み板の開閉を容易にす
る。その粘着テープを張り付けることも好ましい。ま
た、挟み面の片面は開閉ができるように可動の連結部を
設け、閉じた状態の維持もできるように係留の手段も講
じている。挟み板と挟み板との接続部はプラスチックま
たはビニールテープ、布テープ等で連結させて可動にし
てある。挟み板はプラスチックまたは金属などの多少弾
力を有する材質を用いる。粘着テープが出ていく挟み面
の縁部には刃部を設けて、挟み面で粘着テープを挟んだ
まま粘着テープが切断できるような手段を講じている。
挟み面の位置は粘着テープ環に近接して設置し、粘着テ
ープの露出面を少なくし、カッターの小型化も計ってい
る。
【0008】このような構成になっている本粘着テープ
カッターでは、粘着テープを粘着テープ環より引き出し
て挟み面で挟んだまま切断し、次に挟み面を開くと、挟
み面の分だけ粘着テープ端部が粘着テープ環より垂直方
向に遊離して立ち上がった状態になるので、指でつまみ
易く、粘着テープの引き出しが容易になる、という技術
的手段を講じている。また粘着テープの切断後、粘着テ
ープを使用しない場合は、粘着テープの端部は挟み面に
挟まれたままの状態なので、その粘着面が汚れることも
ない。
【0009】また上記とは別の手段として、2面の挟み
面のうち、一面を円柱状にしてローラーにするという手
段を講じている。その際、ローラーの面には粘着テープ
が粘着しにくい材質を使用する。ローラーの回転のみな
らず材質の点からも、粘着テープの引き出しが容易にな
るような手段を講じている。ローラーの直径は粘着テー
プ環から切断刃までの距離より大幅に小さくし、粘着テ
ープ環に近い部分に設置してある。
【0010】このような構成の粘着テープカッターで
は、粘着テープの切断後、粘着テープは挟み面とローラ
ーで挟み込まれた状態でも、ローラーから切断刃までの
距離の分だけ、指ですぐつまめる状態に露出している。
従って粘着テープを容易につまみ、引き出すことができ
る。このように1面の挟み面とローラーで粘着テープを
挟むことによって、挟み面の開閉は初回のみにとどめ、
次回からはそのまま容易に粘着テープが引き出せるとい
う技術的手段を講じている。
【0011】
【作用】本発明の粘着テープカッターは、このような構
成になっているので、粘着テープ環に装着する小型で構
造の簡単な器具とすることができ、携帯して使用する粘
着テープには便利である。粘着テープ環より引き出され
た粘着テープは挟み面に挟まれた状態で切断され、次回
の使用時にその挟み面を開くと、挟まれた部分の粘着テ
ープは粘着テープ環から垂直方向に立ち上がった状態で
粘着テープ環から遊離している。従って、容易に粘着テ
ープ端部をつまむことができ、粘着テープの引き出しが
容易になる。使用しない時には粘着テープ端部が挟み面
で挟まれた状態になるので、粘着テープ端部が汚れない
という作用もある。
【0012】2面の挟み面のうち、粘着テープの粘着面
が当たる側の挟み面を有する挟み板を小型のローラーに
置き換えることにより、挟み面の開閉の煩わしさが解消
される。すなわち粘着テープを挟み面とローラーで挟む
のは初回だけで、次回からは粘着テープ環から立ち上が
った状態で露出した粘着テープをつまみ上げ、簡単に粘
着テープを引き出すことが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき説明する。
【0014】
【実施例】〔実施例1〕図1、図2、図3に示した。こ
の粘着テープカッターは図5aに示す従来の最も簡単な
金属性の粘着テープカッターの構造を基本とし、粘着テ
ープ環へは折り曲げ部(図1の13)を折り曲げて緩く
取り付けるようになっている。粘着テープ環に対し垂直
方向に立ち上がった挟み面1と刃部を有する挟み板1
(図1の10)の横の部分(図1の21)には、挟み面
2を有する挟み板2(図1の20)を接続してある。挟
み板1と挟み板2との接続部(図1の21)はプラスチ
ックまたはビニールテープ、布テープ等で連結させて可
動にしてある。挟み板2はプラスチックまたは金属など
の多少弾力を有する材質を用いる。挟み板2のもう一方
の縁(図1の23)には曲がりを作り、挟み板1のもう
一方の縁(図1の12)に挟み板2の弾性を利用して留
まるようになっている(図2の23、図3のb)。粘着
テープの粘着面が当たる挟み板2の挟み面2(図1の2
2、図3の(a)22)には挟み板2の開閉を容易にす
るため、その粘着テープの背面のように粘着テープの粘
着面が粘着しにくい材質のテープが貼ってある。実際に
その粘着テープを張り付けても良い。本発明の粘着テー
プカッターはこのような構成であるため、小型軽量で構
造も極めて単純なので、廉価で製作できる。
【0015】図3は実施例1における使用状況図であ
る。(a)のように粘着テープを引き出したあと、粘着
テープを切断する場合は、挟み板2(20)を動かし挟
み板1の縁12に係留し、(b)のように切断する。続
けて粘着テープを引き出して切断する場合は(c)のよ
うに再び挟み板2を指で押し開けると、挟まれていた粘
着テープの端部(cの40)は粘着テープ環(cの4
1)から立ち上がった状態になるので、それをつまんで
引き出せばよい。このように本粘着テープカッターでは
粘着テープの先端を最初にスリットに通すという煩わし
さもなく、挟み板2の開閉の操作等も極めて簡単であ
る。
【0016】〔実施例2〕図4に示した。ローラー(5
0)の直径は挟み面1(22)の高さよりも小さくす
る。そうすることによって切断した後の粘着テープ端部
は図4の40のように指でつまめる長さが確保される。
従ってローラーは切断の度に開かなくても良く、頻繁に
使用するときには便利である。ローラーの面はその粘着
テープが粘着しにくい材質にし、更にローラーが回転す
るので粘着テープの引き出しに支障はない。
【0017】実施例1または実施例2の粘着テープカッ
ターは、用いる粘着テープ環のサイズに合わせて製作す
ることで、どの様な粘着テープ環でも用いることができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明の粘着テープカッタ
ーは次の様な効果がある。小型軽量という点で携帯して
使用する粘着テープ、特に大型の粘着テープには便利で
ある。構造が単純であり、廉価に製作できる。使用
時には粘着テープ端部を容易につまむことができ、粘着
テープ端部を探したり剥がすのに手間取ったりすること
がない。2枚の挟み板の挟み面を用いる場合、非使用時
には粘着面テープの端部も常に挟み面に挟まれた状態で
保護されているので、埃などが付かず常に清潔である。
挟み板で粘着テープを挟むのは細いスリットに粘着テー
プを通すことよりも容易である。挟み板に代えてローラ
ーを用いる場合、ローラーの開閉をせずに直ちに粘着テ
ープ端部をつまむことができるので、連続して使用する
ときには便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の平面図である。
【図3】本発明の実施例1の使用状況図である。
【図4】実施例2を示す斜視図である。
【図5】従来の主に使用されている粘着テープカッター
の斜視図である。
【符号の説明】
10 挟み面1 11 刃部(挟み面の縁部) 12 挟み板1の縁部 13 折り曲げ部 20 挟み板2 21 挟み板の接続部 22 挟み面2(粘着面が接する面) 23 挟み板2の縁部 30 折り曲げ部 40 粘着テープ(粘着面) 41 粘着テープ環 50 ローラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着テープ環の粘着テープを切断する粘着
    テープカッターであって、粘着テープ環から引き出され
    た粘着テープを挟む2面の挟み面を備え、その2面のう
    ち、粘着テープの粘着面が当たる1面には、その粘着テ
    ープの平滑面のようにその粘着テープが粘着しにくい材
    質を使用し、他面の挟み面の縁部に粘着テープの切断刃
    を配置することからなる粘着テープカッター。
  2. 【請求項2】粘着テープを挟む2面の挟み面を挟み板に
    した請求項1に記載の粘着テープカッター。
  3. 【請求項3】粘着テープを挟む2面の挟み面のうちの1
    面をローラーにした請求項1に記載の粘着テープカッタ
    ー。
JP2001136442A 2001-05-07 2001-05-07 粘着テープカッター Pending JP2002326760A (ja)

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JP2001136442A JP2002326760A (ja) 2001-05-07 2001-05-07 粘着テープカッター

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020143552A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 株式会社松榮技研 トンネル内壁面のタイル貼り付け工法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020143552A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 株式会社松榮技研 トンネル内壁面のタイル貼り付け工法

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