JP2002326725A - 用紙積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

用紙積載装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2002326725A
JP2002326725A JP2001136539A JP2001136539A JP2002326725A JP 2002326725 A JP2002326725 A JP 2002326725A JP 2001136539 A JP2001136539 A JP 2001136539A JP 2001136539 A JP2001136539 A JP 2001136539A JP 2002326725 A JP2002326725 A JP 2002326725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
stopper
rotation
restricting mechanism
stacking device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001136539A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinya Omura
欽也 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001136539A priority Critical patent/JP2002326725A/ja
Publication of JP2002326725A publication Critical patent/JP2002326725A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減して小型化を図り、中板のユ
ーザによる誤った跳ね上げを防止できる高信頼性な用紙
積載装置を提供する。そして、小型化可能かつ高信頼性
な用紙積載装置を給紙部に備えた画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 回転規制機構は、回転軸に設けた凸部
と、前記凸部に嵌合するストッパ回転中心に設けた凹部
から構成される。回転規制機構の凸部と凹部は、ロック
位置では係合し回転不可とし、解除位置では離間し回転
可能とする。回転規制機構の凸部と凹部が係合、離間す
ることによって、ストッパ3のロック位置における回転
規制、及びストッパ3の解除位置における回転規制解除
を調整可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンタ、電子写真複写機などの画像形成装置に関するも
のであり、詳しくは画像形成装置の給紙部に備えられた
用紙積載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の用紙積載装置としては、
例えば特開平8−208046号公報にあるように、複
数のシートの積載された中板を付勢手段によって給紙ロ
ーラに向けて付勢し、所定の給紙圧を発生させる用紙積
載装置において、給紙されるシート束を受け止め、通紙
方向後端側に中板回転部を有する中板と、前記中板後端
回転部と係合し、シート束給紙時には弾性手段に抗して
セット位置まで中板を降下ロックさせ、セット終了時に
はそのまま画像形成装置本体ヘ給紙カセットを挿入する
ことにより、中板を付勢手段によって給紙ローラに向け
て付勢可能としている。
【0003】上記従来技術の構成例を図6に示した。図
6において、1は給紙カセット、2は弾性手段、3はス
トッパ、4は給紙カセット筐体、6は中板、22は把
手、23はアームである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては次のような問題が生じていた。従来技術で
は、ユーザがシート束給紙(供給、補充、交換等)の際
に、誤って中板を跳ね上げてしまうことがあった。ま
た、前記跳ね上がりの防止を考慮した構造のものもある
が、スプリング、把手、コマ等と部品点数が多くなって
しまい、その分装置が大きくなると同時に、部品及び組
み立てコストがあがってしまうという問題点があった。
【0005】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
部品点数を削減して小型化を図り、中板のユーザによる
誤った跳ね上げを防止できる高信頼性な用紙積載装置を
提供する。そして、小型化可能かつ高信頼性な用紙積載
装置を給紙部に備えた画像形成装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る用紙積載装置は、所定装置の給紙部に
給紙される用紙を積載収納する用紙積載装置において、
シートを収納して前記給紙部に着脱可能に設けられたシ
ート収納手段と、前記シート収納手段に設けられ、前記
給紙部に対して接離方向に揺動自在に設けられたシート
積載手段と、回転により前記シート積載手段を前記給紙
部から離間する方向に付勢してシートと前記シート給送
手段との圧接を解除する回転式付勢手段と、を備えた用
紙積載装置であって、前記回転式付勢手段に回転規制機
構を有する構成とした。
【0007】前記用紙積載装置において、前記回転式付
勢手段に回転規制機構を備えたことで、前記回転式付勢
手段により前記シート積載手段の前記給紙部に対する接
離方向への移動を調整可能となる。これによってユーザ
のシート給紙時におけるシート積載手段の誤操作を防止
する。また、本発明は、従来技術のようなその他の構成
を必要とせずに前記調整を前記回転式付勢手段にて行う
ことにより部品点数を削減できる。よって本発明の構成
によれば、小型化可能かつ高信頼性な用紙積載装置を提
供できる。
【0008】具体的には、前記シート収納手段である給
紙カセット筐体と、シートを積載して揺動自在に設けら
れた前記シート積載手段である中板と、前記中板に積載
されたシートを前記所定装置本体の給紙部に設けられた
シート給送手段に圧接するための弾性手段と、前記回転
式付勢手段であるストッパとを備え、前記ストッパの一
部に、前記所定装置本体の当接部材と当接する解除当接
部とを備えた。
【0009】前記用紙積載装置において、前記弾性手段
がその弾性力により前記中板(前記シート積載手段)を上
方向に押圧することによって、シートと前記シート給送
手段との安定した圧接が得られる。一方、前記ストッパ
(前記回転式付勢手段)に回転規制機構を備えたことで、
前記ストッパにより前記中板の上下方向の移動を調整可
能となる。シート束給紙の際には前記中板を下方向に付
勢しシートと前記シート給送手段との圧接を解除して、
ユーザが誤って前記中板を跳ね上げてしまうことを防止
する。
【0010】前記回転規制機構は、用紙積載装置の前記
所定装置への装着動作の際、前記当接部材が前記解除当
接部を押圧して前記ストッパが前記弾性手段の弾性力に
抗して下方向へ移動した状態、又は前記弾性手段の弾性
力が前記ストッパに加わらないことにより前記ストッパ
の自重により降下した状態である解除位置に前記ストッ
パがある場合に回転規制を解除することが望ましい。
【0011】前記ストッパが解除位置にある場合には、
前記用紙積載装置は前記所定装置内に装着された状態で
あり、前記中板は前記ストッパによる付勢を解除され
る。
【0012】また、前記回転規制機構は、前記弾性手段
の弾性力により前記ストッパが上方向に移動した状態で
あるロック位置にある場合に回転規制を行うことが望ま
しい。
【0013】前記ストッパがロック位置にある場合に
は、前記用紙積載装置は前記所定装置から取り外される
状態、すなわち前記シート給紙時であり、前記中板は前
記ストッパにより下方向に付勢される。
【0014】また、前記ストッパの回転力は、専ら前記
弾性手段の弾性力、前記シート給送手段からの押圧力、
及び前記ストッパの自重によるものであって、その回転
にはモータ等の駆動源を要しない。
【0015】前記ストッパは、前記ロック位置では付勢
解除不可となりロックされ、前記解除位置では付勢解除
可となって前記シート給送手段と積載最上層のシートと
を圧接することが望ましい。
【0016】前記ストッパが付勢解除不可となりロック
されることによって、前記中板のユーザによる誤った跳
ね上がりを防止できる。一方、前記ストッパの下方向へ
の付勢が解除されることによって、前記中板に積載され
た最上層のシートは前記シート給送手段に前記弾性手段
の弾性力により押圧されて、安定した圧接が得られる。
【0017】前記回転規制機構は、回転軸に設けた凸部
と、前記凸部に嵌合するストッパ回転中心に設けた凹部
から構成されることが望ましい。
【0018】そして、前記回転規制機構の凸部と凹部
は、前記ロック位置では係合し回転不可とし、解除位置
では離間し回転可能とすることが望ましい。
【0019】前記回転規制機構の凸部と凹部が係合、離
間することによって、前記ストッパのロック位置におけ
る回転規制、及び前記ストッパの解除位置における回転
規制解除を調整可能となる。
【0020】前記回転規制機構は、略円形状であってそ
の下部を直線断面として当該部分に突起部を設けた前記
凸部と、前記凸部の略円形状部分が自由に回転可能な空
間を確保した略円形状であってその下部に前記突起部と
嵌合する嵌合溝を設けた前記凹部とで構成されることが
望ましい。
【0021】前記回転規制機構は、略円形状であってそ
の側壁の一部えお平面としてその断面形状が略D字状の
前記凸部と、前記凸部の略円形状部分が自由に回転可能
な空間を確保した略円形状であってその下部に前記切欠
き部と当接して前記ストッパの回転規制を行う係止部を
設けた前記凹部とで構成されることが望ましい。
【0022】前記回転規制機構は、円形状の前記凸部と
長穴からなる前記凹部とをストッパ回転中心に設け、そ
れと別個に方形状の前記凸部と略L字状の前記凹部とを
設けた構成とすることが望ましい。
【0023】前記回転規制機構を上記のような構成とす
ることで、前記ストッパの回転規制及び回転規制解除の
調整が可能となる。
【0024】前記ストッパが、前記ロック位置の際にス
トッパ解除方向へ回転不可となるように、前記解除当接
部とストッパ回転中心上部間の前記給紙カセット筐体に
保護壁を設けることが望ましい。前記保護壁を設けるこ
とによって、ユーザが誤って前記中板を誤って押し下げ
て跳ね上げることを防止できる。
【0025】画像をシート上に形成する画像形成部と、
前記画像形成部にシートを給送する給紙部とを備えた画
像形成装置において、請求項1〜11何れかに記載の用
紙積載装置を前記給紙部に装着した画像形成装置とし
た。
【0026】上記のような部品点数を削減により小型化
可能な用紙積載装置を前記給紙部に備えたことによっ
て、画像形成装置全体としての小型化も図ることがで
き、かつ高信頼な画像形成装置を提供できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照し、この発明の
実施の形態について詳細に説明する。ただし、この実施
の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、
その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、
この発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のも
のではない。また、以下の図面において、前述の従来技
術の説明で用いた図面に記載された部材、及び既述の図
面に記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。
【0028】(レーザプリンタの構成)図5を参照して本
発明を適用したレーザプリンタ(所定装置、画像形成装
置)10の全体構成について説明する。図5において、
給紙カセット1に収納されているシートは、給紙部の給
紙モータ(図示せず)により駆動される給紙ローラ(シー
ト給送手段)11、フィードローラ12、リタードロー
ラ13、搬送ローラ14a、14bにより給紙カセット1
から取り出され搬送される。搬送ローラ14bによって
搬送されたシートは、さらに搬送ローラ14cを介して
レジストローラ16まで搬送される。レジストローラ1
6は、レジセンサ15でシートを検知した情報と画像形
成タイミングに合わせて、回転、停止を行ってシートを
以下に説明する画像形成部へ搬送する。
【0029】前記画像形成部へ搬送されたシートは、公
知の電子写真プロセスにより、感光ドラム17上にトナ
ー画像が形成され、転写ローラ18によりトナー画像が
シート上に転写される。転写後、シートに転写されたト
ナー画像は、定着ローラ19により加熱加圧され定着さ
れる。これらレジストローラ16、感光ドラム17、転
写ローラ18、定着ローラ19は駆動モータ(図示せず)
により駆動される。20はスキャナユニットで、レーザ
光を出射して感光ドラム17上を走査している。定着ロ
ーラ19から排出されたシートは、排紙ローラ21a、
21bにより排紙される。
【0030】(用紙積載装置の構成)図1及び図2を参照
して、本実施の形態に係る用紙積載装置について説明す
る。図1は本実施の形態に係る給紙カセット(用紙積載
装置)1の概略構成を表す。ここで、6は中板(シート積
載手段)であって給紙ローラ11との圧接を可とするよ
う、ねじりコイルばね、板ばね等の弾性手段2により適
当な当接力でシート束(図示せず)を給紙ローラ11へ押
し当てている。3はストッパ(回転式付勢手段)であっ
て、シート束給紙(供給、補充、交換等)時には弾性手段
2に抗してセット位置まで中板6を降下ロックさせる。
【0031】4は給紙カセット筐体(シート収納手段)で
あって、給紙カセット筐体4に設けられた保護壁4bに
よりストッパ3をユーザが押し下げ、ロック解除可とす
ることを防止する。給紙操作においては、ユーザは中板
6を直接押し下げることによって、ストッパ3をロック
位置から解除位置へ自重により降下させる。
【0032】中板6が降下し、且つ弾性手段2による抗
力を受けない状態では、ストッパ3に設定された重心バ
ランスにより、ストッパ3は直立するよう設定されてい
る。ここでシート束から手を離した時、中板6、ストッ
パ3は上昇し、凹部3bと凸部4aが嵌合しロック状態に
なる。
【0033】中板当接部3cはストッパ3の直立時に中
板6へ当接し、上昇を押さえる。ここで、ユーザは誤っ
て解除当接部3aに触れてもロック解除せず、中板6が
跳ね上がることはなく、あくまで中板6を押し下げる操
作中でしか解除位置にはならない。
【0034】図2に示すように、レーザプリンタ10へ
給紙カセット1を挿入時は、保護壁4bの下方へレーザ
プリンタ10より突出した当接部材5が突入し、ストッ
パ3を押し下げると共に、解除当接部3aを押しストッ
パ3を回転させ、中板6をフリーにする。
【0035】保護壁4bは、ストッパ3がロック位置の
際にストッパ解除方向へ回転不可となるように、解除当
接部3bとストッパ回転中心上部間の給紙カセット筐体
4に設けられている。保護壁4bを設けることによっ
て、ユーザが誤って中板6を誤って押し下げて跳ね上げ
ることを防止する。
【0036】なお、ストッパ3の回転力は、専ら弾性手
段2の弾性力、給紙ローラ11からの押圧力、及びスト
ッパ3の自重によるものであって、その回転にはモータ
等の駆動源を要しない。
【0037】ストッパ3は、ロック位置では付勢解除不
可となりロックされ、解除位置では付勢解除可となって
給紙ローラ11と積載最上層のシートとを圧接する。ス
トッパ3が付勢解除不可となりロックされることによっ
て、前記中板のユーザによる誤った跳ね上がりを防止で
きる。一方、ストッパ3の下方向への付勢が解除される
ことによって、中板6に積載された最上層のシートは給
紙ローラ11に前記弾性手段の弾性力により押圧され
て、安定した圧接が得られる。
【0038】(回転規制機構の構成)次に図1〜図4を参
照して本実施の形態に係る回転規制機構を説明する。回
転規制機構は、給紙カセット1のレーザプリンタ10本
体への装着動作の際、当接部材5が解除当接部3aを押
圧してストッパ3が弾性手段2の弾性力に抗して下方向
へ移動した状態、又は弾性手段2の弾性力がストッパ3
に加わらないことによりストッパ3の自重により降下し
た状態である解除位置にストッパ3がある場合に回転規
制を解除する。ストッパ3が解除位置にある場合には、
給紙カセット1はレーザプリンタ10本体内に装着され
た状態であり、中板6はストッパ3による付勢を解除さ
れる。
【0039】また、回転規制機構は、弾性手段2の弾性
力によりストッパ3が上方向に移動した状態であるロッ
ク位置にある場合に回転規制を行う。ストッパ3がロッ
ク位置にある場合には、給紙カセット1はレーザプリン
タ10本体から取り外される状態、すなわちシート給紙
時であり、中板6はストッパ3により下方向に付勢され
る。
【0040】回転規制機構は、回転軸に設けた凸部と、
前記凸部に嵌合するストッパ回転中心に設けた凹部から
構成される。回転規制機構の凸部と凹部は、ロック位置
では係合し回転不可とし、解除位置では離間し回転可能
とする。回転規制機構の凸部と凹部が係合、離間するこ
とによって、ストッパ3のロック位置における回転規
制、及びストッパ3の解除位置における回転規制解除を
調整可能となる。以下に、回転規制機構の構成例を示
す。
【0041】図1及び図2において回転規制機構とし
て、カセット筐体側に略円形状であってその下部を直線
断面として当該部分に突起部を形成した凸部4aと、ス
トッパ側に凸部4aの略円形状部分が自由に回転可能な
空間を確保した略円形状であってその下部に突起部と嵌
合する嵌合溝を形成した凹部3bとを設けた。回転規制
機構を上記のような構成とすることで、ストッパ3の回
転規制及び回転規制解除の調整が可能となる。
【0042】図3は本実施の形態に係る他の構成のスト
ッパ3の動作概念図を示す。回転規制機構として、カセ
ット筐体4側に略円形状であってその側壁の一部を平面
としてその断面形状が略D字状凸部4cと、ストッパ3
側に略D字状凸部4cの前記略円形状の部分が自由に回
転可能な空間を確保した略円形状であってその下部に切
欠き部と当接してストッパ3の回転規制を行う係止部を
設けた凹部3dとを設けた。ストッパ3に設けられた凹
部3dは、中板6押し下げ時には自重で下がるため、略
D字状凸部4cに対し回転可能となる。回転規制機構を
上記のような構成としても、ストッパ3の回転規制及び
回転規制解除の調整が可能となる。
【0043】図4は本実施の形態に係る別の構成のスト
ッパ3の動作概念図を示す。回転規制機構として、円形
状凸部4dと丸長穴3eとをストッパ回転中心に設け、そ
れと別個に方形状凸部4eと略L字状凹部3fとを設けた
構成としている。ストッパ3に設けられた丸長穴3e
は、ストッパ3の位置に係わらず回転中心となる給紙カ
セット筐体4に設けられた円形状凸部4dに対し回転可
能である。中板6に押し上げられた際には図4Aのよう
に略L字状凹部3fと給紙カセット筐体4に設けられた
方形状凸部4eと当接し、回転不可となる。回転規制機
構を上記のような構成としても、ストッパ3の回転規制
及び回転規制解除の調整が可能となる。
【0044】なお、給紙カセット筐体4に設けられた回
転中心となる軸でなくとも、ストッパ3側が軸、給紙カ
セット筐体4側が規制穴を形成する構成としても、上記
構成と同様の効果を得ることができるので構わない。
【0045】本実施の形態においては、レーザプリンタ
10を所定装置の構成例として示したが、これに限定す
る趣旨ではなく、FAX、複写機等の画像形成装置や用
紙積載装置からシートを給紙する装置にも適用できる。
【0046】また、本実施の形態では画像形成手段とし
て電子写真方式の画像形成手段を適用しているが、これ
に限定されるものではなく、インクジェット式の画像形
成手段やバブルジェット(登録商標)式の画像形成手
段、熱転写記録方式や感熱記録方式、さらにはワイヤー
ドットを適用することもできる。
【0047】このように、弾性手段2がその弾性力によ
り中板6を上方向に押圧することによって、シートと給
紙ローラ11との安定した圧接が得られる。一方、スト
ッパ3に回転規制機構を備えたことで、ストッパ3によ
り中板6の上下方向の移動を調整可能となる。シート束
給紙の際には中板6を下方向に付勢しシートと給紙ロー
ラ11との圧接を解除して、ユーザが誤って中板6を跳
ね上げてしまうことを防止する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、前記用
紙積載装置に前記回転式付勢手段(ストッパ)に回転規
制機構を備えたことで、前記ストッパにより前記シート
積載手段の上下方向の移動を調整可能となったので、ユ
ーザのシート給紙時におけるシート積載手段の誤操作を
防止する。また、本発明は、従来技術のようなその他の
構成を必要とせずに前記調整を前記回転式付勢手段にて
行うことにより部品点数を削減できる。よって本発明に
よれば、小型化可能かつ高信頼性な用紙積載装置を提供
できる。また、上記のような用紙積載装置を前記給紙部
に備えたことによって、画像形成装置全体としての小型
化も図ることができ、かつ高信頼な画像形成装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る用紙積載装置におけ
るストッパのロック位置での断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る用紙積載装置におけ
るストッパの解除位置での断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るストッパの他の構成
を示す動作概念図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るストッパの別の構成
を示す動作概念図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
を示す概略断面図である。
【図6】従来の技術における用紙積載装置の構成例を示
す概略部分図である。
【符号の説明】
1 給紙カセット(用紙積載装置) 2 弾性手段 3 ストッパ(回転式付勢手段) 3a 解除当接部 3b 凹部 3c 中板当接部 3d 凹部 3e 丸長穴 3f 略L字状凹部 4 給紙カセット筐体(シート収納手段) 4a 凸部 4b 保護壁 4c 略D字状凸部 4d 円形状凸部 4e 方形状凸部 5 当接部材 6 中板(シート積載手段) 10 レーザプリンタ(所定装置、画像形成装置) 11 給紙ローラ(シート給送手段) 12 フィードローラ 13 リタードローラ 14a 搬送ローラ 14b 搬送ローラ 14c 搬送ローラ 15 レジセンサ 16 レジストローラ 17 感光ドラム 18 転写ローラ 19 定着ローラ 20 スキャナユニット 21a 排紙ローラ 21b 排紙ローラ 22 把手 23 アーム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定装置の給紙部に給紙される用紙を積
    載収納する用紙積載装置において、 シートを収納して前記給紙部に着脱可能に設けられたシ
    ート収納手段と、 前記シート収納手段に設けられ、前記給紙部に対して接
    離方向に揺動自在に設けられたシート積載手段と、 回転により前記シート積載手段を前記給紙部から離間す
    る方向に付勢してシートと前記シート給送手段との圧接
    を解除する回転式付勢手段と、を備えた用紙積載装置で
    あって、 前記回転式付勢手段に回転規制機構を有する用紙積載装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シート収納手段である給紙カセット
    筐体と、 シートを積載して揺動自在に設けられた前記シート積載
    手段である中板と、 前記中板に積載されたシートを前記所定装置本体の給紙
    部に設けられたシート給送手段に圧接するための弾性手
    段と、 前記回転式付勢手段であるストッパとを備え、 前記ストッパの一部に、前記所定装置本体の当接部材と
    当接する解除当接部とを備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の用紙積載装置。
  3. 【請求項3】 前記回転規制機構は、用紙積載装置の前
    記所定装置への装着動作の際、前記当接部材が前記解除
    当接部を押圧して前記ストッパが前記弾性手段の弾性力
    に抗して下方向へ移動した状態、又は前記弾性手段の弾
    性力が前記ストッパに加わらないことにより前記ストッ
    パの自重により降下した状態である解除位置に前記スト
    ッパがある場合に回転規制を解除することを特徴とする
    請求項2に記載の用紙積載装置。
  4. 【請求項4】 前記回転規制機構は、前記弾性手段の弾
    性力により前記ストッパが上方向に移動した状態である
    ロック位置にある場合に回転規制を行うことを特徴とす
    る請求項2又は3に記載の用紙積載装置。
  5. 【請求項5】 前記ストッパは、前記ロック位置では付
    勢解除不可となりロックされ、前記解除位置では付勢解
    除可となり前記シート給送手段と積載最上層のシートと
    を圧接することを特徴とする請求項4に記載の用紙積載
    装置。
  6. 【請求項6】 前記回転規制機構は、回転軸に設けた凸
    部と、前記凸部に嵌合するストッパ回転中心に設けた凹
    部から構成されることを特徴とする請求項4又は5に記
    載の用紙積載装置。
  7. 【請求項7】 前記回転規制機構の凸部と凹部は、前記
    ロック位置では係合し回転不可とし、解除位置では離間
    し回転可能とすることを特徴とする請求項6に記載の用
    紙積載装置。
  8. 【請求項8】 前記回転規制機構は、略円形状であって
    その下部を直線断面として当該部分に突起部を設けた前
    記凸部と、前記凸部の略円形状部分が自由に回転可能な
    空間を確保した略円形状であってその下部に前記突起部
    と嵌合する嵌合溝を設けた前記凹部とで構成されること
    を特徴とする請求項6又は7に記載の用紙積載装置。
  9. 【請求項9】 前記回転規制機構は、略円形状であって
    その側壁の一部を平面としてその断面形状が略D字状の
    前記凸部と、前記凸部の略円形状部分が自由に回転可能
    な空間を確保した略円形状であってその下部に前記切欠
    き部と当接して前記ストッパの回転規制を行う係止部を
    設けた前記凹部とで構成されることを特徴とする請求項
    6又は7に記載の用紙積載装置。
  10. 【請求項10】 前記回転規制機構は、円形状の前記凸
    部と長穴からなる前記凹部とをストッパ回転中心に設
    け、それと別個に方形状の前記凸部と略L字状の前記凹
    部とを設けた構成とすることを特徴とする請求項6又は
    7に記載の用紙積載装置。
  11. 【請求項11】 前記ストッパが、前記ロック位置の際
    にストッパ解除方向へ回転不可となるように、前記解除
    当接部とストッパ回転中心上部間の前記給紙カセット筐
    体に保護壁を備えた請求項2〜10何れかに記載の用紙
    積載装置。
  12. 【請求項12】 画像をシート上に形成する画像形成部
    と、 前記画像形成部にシートを給送する給紙部とを備えた画
    像形成装置において、 請求項1〜11何れかに記載の用紙積載装置を前記給紙
    部に装着した画像形成装置。
JP2001136539A 2001-05-07 2001-05-07 用紙積載装置及び画像形成装置 Withdrawn JP2002326725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001136539A JP2002326725A (ja) 2001-05-07 2001-05-07 用紙積載装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001136539A JP2002326725A (ja) 2001-05-07 2001-05-07 用紙積載装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002326725A true JP2002326725A (ja) 2002-11-12

Family

ID=18983797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001136539A Withdrawn JP2002326725A (ja) 2001-05-07 2001-05-07 用紙積載装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002326725A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067597A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Toshiba Corp 画像形成装置、画像形成装置の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067597A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Toshiba Corp 画像形成装置、画像形成装置の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4429952B2 (ja) 画像形成装置
JP6147129B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP3116448B2 (ja) 給紙カセット
US8684348B2 (en) Sheet supplying device and image forming apparatus incorporating same
JP2020183295A (ja) シート収納装置及び画像形成装置
JP2006008330A (ja) 被記録シート供給装置及びファクシミリ装置
JP2015027913A (ja) 給紙装置、給紙装置を備える画像読取装置、および画像読取装置を備える画像形成装置
EP3549777B1 (en) Sheet loading device and image forming apparatus incorporating the sheet loading device
US8573588B2 (en) Medium feeding cassette and image forming apparatus
US20130134657A1 (en) Sheet feeder and image forming apparatus therewith
JP2002326725A (ja) 用紙積載装置及び画像形成装置
JP4773984B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP3247817B2 (ja) 給紙装置
US7455289B2 (en) Paper feeder and image forming apparatus having the same
JP2009053315A (ja) 画像形成装置
JP6319978B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP3631032B2 (ja) 画像読取記録装置
JP2006103933A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP7363276B2 (ja) 媒体搬送装置
JP2018158844A (ja) 給紙装置、給紙装置を備える画像読取装置、および画像読取装置を備える画像形成装置
JP2891646B2 (ja) シート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置
WO2020179847A1 (ja) プリンタ
JP6545313B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP4500837B2 (ja) 画像形成ユニット及び画像形成装置
JPH11334945A (ja) バイパス給紙装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805