JP2002326501A - 水田作業機 - Google Patents

水田作業機

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JP2002326501A
JP2002326501A JP2001135807A JP2001135807A JP2002326501A JP 2002326501 A JP2002326501 A JP 2002326501A JP 2001135807 A JP2001135807 A JP 2001135807A JP 2001135807 A JP2001135807 A JP 2001135807A JP 2002326501 A JP2002326501 A JP 2002326501A
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JP
Japan
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wheel
axle
center
cap
wheel cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001135807A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Miki
三木  博幸
Kiwamu Fukunaga
究 福永
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車輪取付部のコストダウンを図る。 【解決手段】 車輪Hの中心部に板金製のディスク部1
7を設け、このディスク部17を車軸Sのフランジ部1
8に周方向複数本のボルト19で締結する。ホイールキ
ャップ24の中心部には車輪Hの中心凹部25に合わせ
た芯合わせ突起26を設ける。また後車輪はディスク部
17とパイプ状リムとを数本のパイプ状スポークで連結
した構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、田植機などの水田
作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水田作業機では、車輪を取り付け
るに、車輪の中心にボスを設け、車軸を六角軸としてボ
スに挿通させることで車輪を車軸に対して回り止めし、
ボスと車軸とにわたってピンやボルトを挿通させること
で車輪を車軸に対して軸芯方向で位置決め、つまり、離
脱防止していた。
【0003】また、前車輪と後車輪とを有する従来の水
田作業機では、一般に、前車輪と後車輪との仕様が異な
ることから、前車輪を取り付ける前車軸は前車輪の仕様
に対応した仕様に構成し、後車輪を取り付ける後車軸は
後車輪の仕様に対応した仕様に構成して、車輪を車軸に
取り付けていた。
【0004】更に、従来の水田作業機では、車輪取付部
の外側を覆うホイールキャップを車輪に取り付ける手段
として、弾性係合する係合部と被係合部との一方の複数
を車輪に周方向に間隔を隔てて設け、他方をホイールキ
ャップに設けて、対応する係合部と被係合部とを弾性係
合させることでホイールキャップを車輪に位置決め状態
に取り付ける手段を採用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは次のような欠点があった。車輪の中心に
車軸を挿通させるボスを設けて車輪を車軸に取り付ける
場合は、ボスの車軸を挿通させる軸孔を高価なブローチ
加工で形成する必要があるから、コストが高く付いてい
た。
【0006】また、前車輪仕様の前車軸を設け、後車輪
仕様の後車軸を設けて、車輪を車軸に取り付ける場合に
は、異なる仕様の車軸が必要となり、一般に、車軸には
高価な冷間鍛造品が使用されるから、コストが高く付い
ていた。
【0007】更に、係合部と被係合部とを弾性係合させ
ることでホイールキャップを車輪に位置決め状態で取り
付ける場合には、係合部と被係合部とを弾性係合させた
状態でホイールキャップが車輪に対して位置決めされる
から、ホイールキャップを車輪に取り付ける際、係合部
と被係合部とを位置合わせする必要があり、取り付けに
手間取り、取り付け作業性が悪い。
【0008】本発明の目的は、上記従来の欠点を解消す
る点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明に
よる水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0010】〔特徴〕車輪の中心部に板金製のディスク
部を設け、このディスク部を車軸のフランジ部に周方向
複数本のボルトで締結してある点にある。
【0011】〔作用〕車輪の中心部に設けた板金製のデ
ィスク部を車軸のフランジ部にボルトで締結することで
車輪を車軸に取り付けるようにしてあるから、車輪の取
り付けに要する加工として、ボスに軸孔を形成するため
のブローチ加工に比較して安価である板金加工で済む。
【0012】〔効果〕従って、車輪取付部のコストダウ
ンを図ることができるようになった。
【0013】請求項2に係る本発明による水田作業機の
特徴・作用・効果は次の通りである。
【0014】〔特徴〕前車軸と後車軸とを同一仕様に構
成してある点にある。
【0015】〔作用〕前車軸と後車軸とを同一仕様に構
成して、車軸の仕様を一本化してあるから、車軸を鍛造
する場合の型が一種類で済む。
【0016】〔効果〕従って、前車軸と後車軸との製造
コストを低減できるようになった。
【0017】請求項3に係る本発明による水田作業機の
特徴・作用・効果は次の通りである。
【0018】〔特徴〕車輪取付部の外側を覆うホイール
キャップの中心に、このホイールキャップの周辺が車輪
に軸芯方向から接当した状態で車輪の中心に形成の中心
凹部に挿入してホイールキャップを車輪に対して中心周
りに回動自在な状態で芯合わせする芯合わせ突起を突設
し、ホイールキャップの周辺部に、前記芯合わせ突起が
中心凹部に挿入した状態で車輪に形成の周辺孔に弾性係
合してホイールキャップの車輪からの離脱を阻止する複
数の取付脚を突設してある点にある。
【0019】〔作用〕ホイールキャップに突設の取付脚
を車輪に形成の周辺孔ん弾性係合させてホイールキャッ
プを車輪に取り付けるに、ホイールキャップの中心に、
車輪の中心に形成の中心凹部に中心回りに回動自在に挿
入してホイールキャップを車輪に対して芯合わせする芯
合わせ突起を突設して、芯合わせ突起を中心凹部に挿入
した状態でホイールキャップを車輪に対して回転させる
ことにより、取付脚を周辺孔に位置合わせするようにし
てあるから、取付脚を周辺孔に弾性係合する前の位置合
わせ操作として、中心凹部に挿入させた芯合わせ突起を
支点としてホイールキャップを車輪に対して回転させる
だけの簡単な操作だけで済む。
【0020】〔効果〕従って、位置合わせを容易・迅速
に行えることでホイールキャップの車輪への取付作業性
を優れたものにできるようになった。
【0021】請求項4に係る本発明による水田作業機の
特徴・作用・効果は次の通りである。
【0022】〔特徴〕上記請求項3係る本発明による水
田作業機において、前記ホイールキャップのうち取付脚
それぞれの近くに取付脚離脱操作用の孔を形成してある
点にある。
【0023】〔作用〕ホイールキャップに形成した取付
脚離脱操作用の孔を通してドライバーなどの治具を差し
込んで取付脚をその弾性に抗して周辺孔から離脱操作す
ることにより、ホイールキャップを車輪から外すことが
できるから、例えば、ホイールキャップを引っ張ること
により取付脚を周辺孔から離脱させてホイールキャップ
を車輪から外せるようにする場合に比較して、取付脚の
周辺孔への弾性係合力を大きなものにできる。
【0024】〔効果〕従って、ホイールキャップを確実
・強力に車輪に取り付けることができながらも、ホイー
ルキャップの車輪からの取り外しを作業性良く行えるよ
うになった。
【0025】
【発明の実施の形態】水田作業機の一例である田植機
は、図1に示すように、乗用型の自走本機1の後部に苗
植付装置2をリンク機構3を介して昇降自在に連結し、
圧油供給に伴い前記苗植付装置2を上昇させるとともに
排油に伴い苗植付装置2を自重で下降させる油圧シリン
ダ利用のリフトシリンダ4を設けて構成されている。
【0026】前記自走本機1は、四輪駆動型のものであ
って、左右一対の操向用の前車輪5と左右一対の後車輪
6とを備えた機体フレームの前部に原動部を搭載し、機
体フレームの後部に運転座席8を搭載し、この運転座席
8の前方に前記前車輪5を操向操作するためのステアリ
ングハンドル9を配置して構成されている。
【0027】前記原動部は、エンジン10と、これによ
りベルトテンション式の主クラッチCを介して駆動され
る前後進切り換え自在な静油圧式の無段変速装置11
と、これからの出力を走行部(前車輪5と後車輪6)と
前記苗植付装置2とに伝達するとともに前記機体フレー
ムの一部を構成するミッションケース12とを備えてい
る。
【0028】前記前車輪5は、それへの伝動機構を内装
する前車軸ケース13を介して前記ミッションケース1
2に取り付けられており、前記後車輪6は、それへの伝
動機構を内装した後車軸ケース14を介して前記機体フ
レームに取り付けられている。
【0029】前記前車軸ケース13・後車軸ケース14
といった車軸ケースKに軸支させた前車軸15・後車軸
16といった車軸Sに、前車輪5・後車輪6といった車
輪Hを取り付ける手段は、図2、図3に示すように、車
輪Hの中心部に板金製のディスク部17を設け、車軸S
の外側端部に取付用のフランジ部18を形成し、前記デ
ィスク部17をフランジ部18に当て付けて周方向複数
本のスタッドボルト19とナット20とで締結する手段
である。
【0030】そして、前記前車輪5は、図5、図6にも
示すように、ディスク部17を拡径してその外周にゴム
製のラグ付き環状接地部21aを装着したリム21を折
り曲げ形成した構造のディスク車輪であり、前記後車輪
6は、図7、図8に示すように、ディスク部17とゴム
製のラグ付き環状接地部22aを装着したパイプ状のリ
ム22とを周方向複数本のスポーク23で連結した構造
のスポーク車輪であり、スポーク23は、溶接でディス
ク部17に連結されている。
【0031】また、前記前車軸15と後車軸16とは、
ともに冷間鍛造品であって、同一仕様に構成されてい
る。つまり、前車軸15は後車軸16としても使用で
き、反対に後車軸16は前車軸15としても使用できる
ようになっている。
【0032】前記前車輪5・後車輪6の取付部の外側
は、樹脂製のホイールキャップ24で覆われている。こ
のホイールキャップ24を車輪Hに取り付ける手段は、
図4にも示すように、ホイールキャップ24の周辺がデ
ィスク部17に軸芯方向から接当した状態でディスク部
17の中心に形成の中心凹部である中心孔25に挿入し
てホイールキャップ24を車輪Hに対して中心周りに回
動自在な状態で芯合わせする芯合わせ突起26をホイー
ルキャップ24の中心に突設し、ホイールキャップ24
の周辺部に、前記芯合わせ突起26が中心孔25に挿入
した状態でディスク部17に形成の周辺孔27に弾性係
合してホイールキャップ24の車輪Hからの離脱を阻止
する周方向複数の取付脚28を突設する手段であって、
ホイールキャップ24は、芯合わせ突起26及び取付脚
28を有する状態に一体成型されたものである。そし
て、ホイールキャップ24のうち取付脚28それぞれの
近くには、取付脚28を離脱操作するためのドライバー
など治具を差し込むための孔、つまり、取付脚離脱操作
用の孔29が形成されている。この孔29は、取付脚2
8先端の係合用返り部28aを一体成型時に形成する治
具を差し込むための孔である。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の側面図
【図2】前車輪取付部の縦断面図
【図3】後車輪取付部の縦断面図
【図4】車輪要部の分解斜視図
【図5】前車輪の側面図
【図6】前車輪要部の縦断正面図
【図7】後車輪の側面図
【図8】後車輪要部の縦断正面図
【符号の説明】
H 車輪 17 ディスク部 S 車軸 18 フランジ部 19 ボルト 15 前車軸 16 後車軸 24 ホイールキャップ 25 中心凹部 26 芯合わせ突起 27 周辺孔 28 取付脚 29 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60B 7/02 B60B 7/02 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の中心部に板金製のディスク部を設
    け、このディスク部を車軸のフランジ部に周方向複数本
    のボルトで締結してある水田作業機。
  2. 【請求項2】 前車軸と後車軸とを同一仕様に構成して
    ある水田作業機。
  3. 【請求項3】 車輪取付部の外側を覆うホイールキャッ
    プの中心に、このホイールキャップの周辺が車輪に軸芯
    方向から接当した状態で車輪の中心に形成の中心凹部に
    挿入してホイールキャップを車輪に対して中心周りに回
    動自在な状態で芯合わせする芯合わせ突起を突設し、ホ
    イールキャップの周辺部に、前記芯合わせ突起が中心凹
    部に挿入した状態で車輪に形成の周辺孔に弾性係合して
    ホイールキャップの車輪からの離脱を阻止する複数の取
    付脚を突設してある水田作業機。
  4. 【請求項4】 前記ホイールキャップのうち取付脚それ
    ぞれの近くに取付脚離脱操作用の孔を形成してある請求
    項3記載の水田作業機。
JP2001135807A 2001-05-07 2001-05-07 水田作業機 Pending JP2002326501A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005022442A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Sumitomo Rubber Ind Ltd 農用車輪

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Effective date: 20050602

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051102