JP2002325973A - 遊技価値受渡方法及びそのシステム並びに遊技装置及びプログラム - Google Patents
遊技価値受渡方法及びそのシステム並びに遊技装置及びプログラムInfo
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Abstract
かつ、一遊技者の遊技時間が長時間にわたるような遊技
内容を遊技者に提供することである。 【解決手段】 遊技者が店舗に設置されるメダル遊技機
のメダル投入口にメダルを投入することで、自分が所有
するメダル枚数に相当するメダル枚数データを、そのメ
ダル遊技機のデータベース用ROMに登録する。そし
て、その遊技者が自分の携帯電話機を使用して、そのメ
ダル遊技機とデータ通信を行い、そのメダル遊技機での
遊技を行うときには、その遊技者とメダル遊技機との間
のメダルの受け渡しは、メダル遊技機において電子デー
タの状態で行われる。店舗に設置されているメダル遊技
機での遊技を、携帯電話機で気軽に遊技を楽しむことが
できるので、店舗側は、新規な遊技者を獲得のチャンス
を得ることになる。また、メダル遊技機が一部の遊技者
に占有されていても、他の遊技者が遊技できるので、1
回の遊技が長時間にわたるような遊技内容の遊技を実現
することもできる。
Description
設置される遊技装置に通信回線を通じて接続可能な端末
装置を遊技者が使用して、その遊技装置で遊技を行うと
きに用いる遊技価値の受渡しを行う遊技価値受渡方法及
びそのシステム並びに遊技装置及びプログラムに関する
ものである。
技機(遊技装置)で遊技する際、遊技者は、メダル投入
口(遊技価値受取手段)にメダルを投入し、そのメダル
を用いてメダル遊技機が実行する遊技を行う。このよう
なメダル遊技機により遊技者に遊技を提供するゲームセ
ンタ等の遊技提供者は、遊技者にメダルを貸し出すこと
で料金を徴収し、収益を得ている。
技者は、メダル遊技機本体に設けられるコントロールパ
ネルを操作して遊技を行うことになる。よって、遊技者
が、そのコントロールパネルを占有して遊技している間
は、他の遊技者は、そのメダル遊技機で遊技することが
できない。このため、そのメダル遊技機により消費され
るメダル量は、同時に遊技することができる最大人数の
遊技者が消費するメダル量に制限されることになり、遊
技提供者の収益を下げる要因となるという問題があっ
た。
の収益を考慮して、一遊技者の遊技時間がある程度短く
なるような遊技内容となっている。すなわち、遊技者の
遊技時間を短くすることで、遊技者の入れ替わりが多く
し、遊技者が消費するメダル量を増加させるようにして
いる。しかし、このような遊技内容に制限される結果、
一遊技者の遊技時間が長時間にわたるような遊技内容を
遊技者に提供することができないという問題が生じてい
た。
であり、その目的とするところは、遊技提供者の収益を
上げることが可能で、かつ、一遊技者の遊技時間が長時
間にわたるような遊技内容を遊技者に提供することが可
能な遊技価値受渡方法及びそのシステム並びに遊技装置
及びプログラムを提供することである。
に、請求項1の発明は、遊技者が通信回線を通じて遊技
装置に接続可能な端末装置を使用して、該遊技装置で遊
技を行うときに用いる遊技価値の受渡しを行う遊技価値
受渡方法であって、上記遊技者が所持する遊技価値を、
遊技価値受取手段により受け取るA工程と、上記A工程
で受け取った遊技価値の所有者である遊技者の識別情報
を、識別情報入力手段により入力するB工程と、上記A
工程で受け取った遊技価値量に相当する遊技価値量デー
タを、上記B工程で入力された識別情報に関連付けた状
態で、上記遊技装置に設けられる遊技価値量記録媒体に
記録するC工程と、上記端末装置から上記通信回線を介
して送られる遊技者の識別情報を、識別情報受信手段に
より受信するD工程と、上記端末装置を使用して上記遊
技装置で遊技を行う際に、所定の遊技価値変動条件が満
たされたとき、上記遊技価値量記録媒体に記録されてい
る遊技価値量データのうち、上記D工程で受信された識
別情報により特定される遊技価値量データを、該遊技装
置に支払うべき遊技価値量と該遊技装置から払い出され
るべき遊技価値量の少なくとも一方の分だけ変動した後
の遊技価値量に相当する遊技価値量データに変更するE
工程とを有することを特徴とするものである。
したりする遊技装置が設置されたゲームセンタ等に来店
した遊技者が、このような遊技装置で遊技しようとする
場合、まず、遊技提供者に所定の料金を払って、その遊
技装置で用いる遊技価値を借り入れなければならない。
また、実際に遊技装置で遊技する際には、その遊技装置
に支払うべき遊技価値を支払ったり、あるいは、その遊
技装置から払い出されるべき遊技価値を受け取ったりす
る。ここで、「遊技価値」とは、遊技装置に支払った
り、遊技装置から払い出されたりして用いられるメダル
等の有体物又はこれと同等の価値を有する電子データ等
の無体物を意味する。尚、この有体物の形状等は問わな
い。
まず、A工程において、遊技者が所持する遊技価値を遊
技価値受取手段により受け取る。このA工程での受取作
業は、遊技価値が有体物である場合には、例えば、遊技
装置本体に設けられる遊技価値受取手段や、遊技装置本
体とは別体に設けられる遊技価値受取手段に、遊技者等
が投入する。また、遊技価値が無体物である場合には、
例えば、遊技者が所有する遊技価値が記録された記録媒
体から遊技価値を読み出す読出装置で読み取ったり、遊
技価値を電子データで管理している管理装置から送信さ
れる遊技価値を受信装置で受信したりする。
た遊技価値の所有者である遊技者の識別情報を識別情報
入力手段により入力する。このB工程での入力作業は、
例えば、遊技価値受取手段を備える遊技装置本体等に設
けられている操作レバーや操作ボタンあるいはタッチパ
ネル等の識別情報入力手段を遊技者自身が用いることで
入力されたり、遊技装置本体と一体に又は別体に設けら
れる識別情報入力手段である情報読取装置で遊技者の識
別情報をもつ物から読み取ったりする。また、例えば、
遊技価値を電子データで管理している管理装置が遊技者
の識別情報も管理している場合には、その管理装置から
送信される識別情報を識別情報入力手段である受信装置
で受信するようにしてもよい。ここで、「識別情報」と
は、個々の遊技者を識別できる情報を意味し、例えば、
遊技装置が設置される店舗で所定の登録手続きを行う等
して取得したID、遊技者が所有するクレジットカード
の番号あるいは携帯電話機の携帯電話番号、店舗から貸
し出される専用携帯端末に記憶されたID、遊技者の指
紋や声紋などを利用することができる。
た遊技価値量に相当する遊技価値量データを、上記B工
程で入力された識別情報に関連付けた状態で、上記遊技
装置に設けられる遊技価値量記録媒体に記録する。これ
により、遊技装置において、多数の遊技者が所有する遊
技価値を電子データの状態で個別に管理することができ
る。ここで、上記B工程で入力された識別情報が、既に
遊技価値量記録媒体に登録されている場合には、その識
別情報に関連つけて記録されている遊技価値量データに
相当する遊技価値量に、上記A工程で受け取った遊技価
値量を加算することになる。一方、上記B工程で入力さ
れた識別情報が、未だ遊技価値量記録媒体に登録されて
いない場合には、その識別情報を新たに登録し、その識
別情報に関連つけて、上記A工程で受け取った遊技価値
量に相当する遊技価値量データを記録することになる。
尚、このC工程の処理を実行する装置は、遊技装置本体
に設けるのが望ましく、上記A工程又はB工程を実行す
る装置等とは別体に設けても、一体に設けてもよい。別
体に構成する場合には、上記A工程又はB工程を実行す
る装置等と、遊技装置本体に設けられるとをデータ通信
が可能な構成とし、その装置等から送信される遊技価値
量データ及び識別情報を受信して、遊技価値量記録媒体
に記録する。
装置から通信回線を介して送られる遊技者の識別情報を
識別情報受信手段により受信する。このD工程で入力さ
れる識別情報は、上記B工程で入力される識別情報と同
種のものである。このD工程での入力作業は、例えば、
公衆電話回線や専用回線あるいはLAN(LocalA
rea Network)等の通信ネットワークにより
遊技装置に接続された端末装置からの識別情報を受信す
る。
使用して遊技装置で遊技を行う際に、所定の遊技価値変
動条件が満たされたとき、遊技価値量記録媒体に記録さ
れている遊技価値量データのうち、上記D工程で入力さ
れた識別情報により特定される遊技価値量データを、そ
の遊技装置に支払うべき遊技価値量とその遊技装置から
払い出されるべき遊技価値量の少なくとも一方の分だけ
変動した後の遊技価値量に相当する遊技価値量データに
変更する。例えば、端末装置を用いて遊技装置で遊技し
ようとする遊技者が所定量の遊技価値をその遊技装置に
支払う必要がある場合、遊技価値を支払ったことを遊技
価値変動条件とし、遊技価値量記録媒体に記録されてい
る遊技者の遊技価値の量を、その遊技装置に支払うべき
遊技価値量分だけ減らす。また、端末装置を用いて遊技
装置での遊技を行った結果、その遊技者に所定量の遊技
価値が払い出されることとなった場合、遊技価値を払い
出したことを遊技価値変動条件とし、遊技価値量記録媒
体に記録されている遊技者の遊技価値の量に、その遊技
装置から払い出されるべき遊技価値量分を加算する。す
なわち、遊技者が端末装置を用いた遊技において行われ
る遊技装置との遊技価値の受け渡しは、その遊技装置の
遊技価値量記録媒体に記録されている遊技価値量データ
を増減させることにより行われる。尚、遊技価値変動条
件は、遊技装置の遊技内容等に応じて適宜設定される。
ば、遊技者は、端末装置を使用して遊技装置で遊技を行
う際、予め遊技装置の遊技価値記録媒体に記録しておい
た遊技価値を用いて遊技を行うことができる。よって、
遊技者は、遊技装置本体のコントロールパネルを用いず
に、その遊技装置の遊技を行うことができる。従って、
遊技者は、遊技装置が他の遊技者に占有されていたとし
ても、その遊技装置での遊技を行うことができる。この
結果、遊技装置本体のコントロールパネルでしか遊技を
行うことができなかった従来の場合に比べて、遊技装置
で同時に遊技することができる最大人数を大幅に増やす
ことができる。尚、遊技者が端末装置を使用して遊技し
ている間、遊技装置と端末装置は、データ通信可能な接
続状態であっても、データ通信不可能な非接続状態であ
ってもよい。後者の場合、例えば、遊技装置からの遊技
情報等に基づいて、いわゆるオフライン状態で端末装置
で遊技し、その後に接続状態にして、その遊技結果を遊
技装置に出力する。
ては、遊技者が端末装置を使用して遊技装置で遊技を行
うには、予め所定料金を支払って遊技提供者から遊技価
値を借り入れ、その遊技価値を遊技装置の遊技価値量記
録媒体に記録しておかなければならない。この結果、遊
技提供者にとっては、その遊技者が店舗に来て遊技しな
くても、その遊技者が店舗に来て遊技しているのと同じ
収益を上げることができる。しかも、上述のように、遊
技装置が一部の遊技者に占有されていたとしても、他の
遊技者がその遊技装置で遊技を行うことができる結果、
その遊技装置の遊技内容を、一遊技者の遊技時間が長時
間にわたるようなものであっても、遊技提供者の収益を
害することもない。
される端末装置は、遊技装置に通信回線を介して接続さ
れたものであれば、その遊技装置が設置されている店舗
内の別の場所に設置された装置などを利用することがで
きる。この場合、遊技者は、遊技装置が他の遊技者に占
有されていたとしても、その遊技装置での遊技を行うこ
とができる。また、遊技者の自宅にあるパソコン、遊技
者が携帯する携帯電話機などを、端末装置として利用す
ることもできる。この場合、遊技者は、遊技装置が設置
されている店舗外で、その遊技装置での遊技を行うこと
ができ、場所、時間を問わず、その遊技装置での遊技を
楽しむことができる。
ては、上述のように、遊技者が端末装置を使用して遊技
装置で遊技を行うには、予め所定料金を支払って遊技提
供者から遊技価値を借り入れ、その遊技価値を遊技装置
の遊技価値量記録媒体に記録しておかなければならな
い。このため、遊技者が遊技価値を借り入れるため、又
は、遊技価値を遊技価値受取手段に受け渡すためには、
遊技装置が設置された店舗に出向かなければならないよ
うにすれば、端末装置を使用して遊技装置での遊技を行
っていた遊技者に対して、その店舗に訪れる機会を提供
することができる。よって、この場合には、店舗の集客
力を向上させることも可能となる。
線を通じて遊技装置に接続可能な端末装置を使用して、
該遊技装置で遊技を行うときに用いる遊技価値の受渡し
を行う遊技価値受渡システムであって、上記遊技者が使
用する端末装置と、上記端末装置から通信回線を介して
送信される操作情報に応じて、遊技を進行する遊技進行
手段を有する遊技装置とを備えており、上記端末装置
は、上記遊技装置との間で上記通信回線を介してデータ
通信を行うための端末側通信手段と、当該端末装置を使
用する遊技者の識別情報を、上記端末側通信手段により
上記通信回線を介して、上記遊技装置に送信する識別情
報送信手段と、上記遊技装置から上記通信回線を介して
送信される遊技画面情報を、上記端末側通信手段により
受信する遊技画面情報受信手段と、上記遊技画面情報受
信手段で受信した遊技画面情報に基づく遊技画面を表示
する表示手段と、上記表示手段に表示される遊技画面に
従って遊技者により操作される操作手段と、上記操作手
段を操作した遊技者の操作情報を、上記端末側通信手段
により上記通信回線を介して、上記遊技装置に送信する
操作情報送信手段とを有し、上記遊技装置は、遊技者が
所持する遊技価値を受け取る遊技価値受取手段と、上記
遊技価値受取手段で受け取った遊技価値の所有者である
遊技者の識別情報を入力する識別情報入力手段と、遊技
者が所有する遊技価値量に相当する遊技価値量データ
を、該遊技者の識別情報に関連付けた状態で記録してお
く遊技価値量記録媒体と、上記遊技価値受取手段で受け
取った遊技価値量に相当する遊技価値量データを、上記
識別情報入力手段で入力された識別情報に関連付けた状
態で、上記遊技価値量記録媒体に記録する遊技価値量記
録手段と、上記端末装置との間で上記通信回線を介して
データ通信を行うための装置側通信手段と、上記遊技進
行手段により進行される遊技の遊技画面情報を、上記装
置側通信手段により上記通信回線を介して、上記端末装
置に送信する遊技画面情報送信手段と、上記端末装置か
ら上記通信回線を介して送信される遊技者の操作情報
を、上記装置側通信手段により受信する操作情報受信手
段と、上記端末装置から上記通信回線を介して送信され
る遊技者の識別情報を、上記装置側通信手段により受信
する識別情報受信手段と、上記端末装置を用いて上記遊
技装置で遊技が行われる際に、所定の遊技価値変動条件
が満たされたとき、上記遊技価値量記録媒体に記録され
ている遊技価値量データのうち、上記識別情報受信手段
により入力された識別情報により特定される遊技価値量
データを、該遊技装置に支払うべき遊技価値量と該遊技
装置から払い出されるべき遊技価値量の少なくとも一方
の分だけ変動した後の遊技価値量に相当する遊技価値量
データに変更するデータ変更手段とを有することを特徴
とするものである。
該システムを構成する各手段により、請求項1の遊技価
値受渡方法のA工程〜E工程と同様の処理を実行するこ
とができる。本遊技価値受渡システムは、遊技者が使用
する端末装置と、この端末装置から通信回線を介して送
信される操作情報に応じて遊技を進行する遊技進行手段
を有する遊技装置とから構成されている。遊技装置は、
遊技価値受取手段、識別情報入力手段、遊技価値量記録
媒体、遊技価値量記録手段、識別情報受信手段及びデー
タ変更手段を備えている。よって、端末装置との間で所
定の情報又はデータの受け渡しを行うことで、請求項1
の遊技価値受渡方法と同様の処理を実行することができ
る。
遊技価値受取手段により、遊技者が所有する遊技価値を
受け取る。また、遊技装置に設けられる識別情報入力手
段により、その遊技者の識別情報を入力する。このよう
にして受け取った遊技価値量に相当する遊技価値量デー
タは、遊技価値量記録手段により、その遊技者の識別情
報に関連つけた状態で、遊技装置に設けられる遊技価値
量記録媒体に記録される。一方で、遊技者が端末装置を
用いて遊技装置で遊技を行う際には、遊技装置の遊技画
面情報送信手段により、遊技進行手段による遊技の遊技
画面情報が、装置側通信手段により通信回線を介して、
その端末装置に送信される。この遊技画面情報は、端末
装置の遊技画面情報受信手段により受信され、その遊技
画面情報に基づいて、その端末装置に設けられる表示手
段により遊技画面が表示される。そして、遊技者は、そ
の遊技画面を見ながら、遊技装置が実行する遊技を行う
ことになる。
られる操作手段を、その遊技画面に従って操作し、遊技
を進行する。尚、端末装置は、据置型のものであっても
携帯型のものであってもよく、専用装置であっても、携
帯電話機等の汎用装置を利用したものであってもよい。
端末装置として汎用装置を利用する場合には、上記表示
手段及び操作手段として、その汎用装置に装備されてい
るものを利用しても、その汎用装置に装着される専用の
表示手段や操作手段を用いてもよい。後者の場合には、
遊技の演出性や操作性を高めることができる。このよう
な操作手段を操作した遊技者の操作情報は、端末装置に
設けられる操作情報送信手段により、端末側通信手段か
ら通信回線を介して遊技装置に送信される。端末装置か
ら送信された操作情報は、遊技装置に設けられる操作情
報受信手段により受信され、その操作情報に応じて、遊
技進行手段により遊技が進行される。
て、所定の遊技価値変動条件が満たされたとき、データ
変更手段により、請求項1の遊技価値受渡方法における
E工程と同様の処理が行われる。すなわち、端末装置
は、遊技開始前又は遊技開始後に、識別情報送信手段に
より、この端末装置を使用する遊技者の識別情報を、端
末側通信手段により通信回線を介して、遊技装置に送信
する。この識別情報は、遊技装置の識別情報受信手段に
より受信され、その識別情報に基づいて、遊技価値量記
録媒体に記録されているその遊技者の遊技価値量データ
を特定される。そして、所定の遊技価値変動条件が満た
されたとき、データ変更手段により、その遊技価値量デ
ータを用いて、遊技装置に支払うべき遊技価値量と、遊
技装置から払い出されるべき遊技価値量の少なくとも一
方の分だけ変動した後の遊技価値量に相当する遊技価値
量データに変更する。
る端末装置に通信回線を通じて接続され、遊技者が該端
末装置を使用して行う遊技を実行する遊技装置であっ
て、遊技者が所持する遊技価値を受け取る遊技価値受取
手段と、上記遊技価値受取手段で受け取った遊技価値の
所有者である遊技者の識別情報を入力する識別情報入力
手段と、遊技者が所有する遊技価値量に相当する遊技価
値量データを、該遊技者の識別情報に関連付けた状態で
記録しておく遊技価値量記録媒体と、上記遊技価値受取
手段で受け取った遊技価値量に相当する遊技価値量デー
タを、上記識別情報入力手段で入力された識別情報に関
連付けた状態で、上記遊技価値量記録媒体に記録する遊
技価値量記録手段と、上記端末装置との間で上記通信回
線を介してデータ通信を行うための装置側通信手段と、
上記端末装置から送信される遊技者の操作情報を、上記
装置側通信手段により上記通信回線を介して受信する操
作情報受信手段と、上記操作情報受信手段で受信した操
作情報に応じて遊技を進行する遊技進行手段と、上記遊
技進行手段により進行される遊技の遊技画面情報を、上
記装置側通信手段により上記通信回線を介して、上記端
末装置に送信する遊技画面情報送信手段と、上記端末装
置から上記通信回線を介して送信される遊技者の識別情
報を、上記装置側通信手段により受信する識別情報受信
手段と、上記端末装置を用いて上記遊技装置で遊技が行
われる際に、所定の遊技価値変動条件が満たされたと
き、上記遊技価値量記録媒体に記録されている遊技価値
量データのうち、上記識別情報受信手段により入力され
た識別情報により特定される遊技価値量データを、該遊
技装置に支払うべき遊技価値量と該遊技装置から払い出
されるべき遊技価値量の少なくとも一方の分だけ変動し
た後の遊技価値量に相当する遊技価値量データに変更す
るデータ変更手段とを有することを特徴とするものであ
る。
価値受渡システムの一部を構成し、遊技者が使用する端
末装置との間で所定の情報又はデータの受け渡しを行う
ことで、請求項1の遊技価値受渡方法におけるA工程〜
E工程と同様の処理を実行することができる。
装置において、上記遊技価値受取手段は、有体物である
遊技価値物体を受け取る遊技価値物体受取手段であるこ
とを特徴とするものである。
段が、有体物である遊技価値物体を受け取る遊技価値物
体受取手段であるので、遊技者は、遊技装置が設置され
ている店舗に訪れなければ、遊技価値を遊技価値量記録
媒体に記録しておくことができない。よって、遊技者
は、店舗外にある端末装置を使用して遊技装置での遊技
を初めて行う場合や、端末装置を使用して遊技装置での
遊技を行ったことで自分の遊技価値がなくなった場合、
その遊技装置が設置された店舗に出向いて、遊技価値物
体を借り入れ、その遊技価値物体を遊技装置の遊技価値
物体受取手段に受け渡す必要がある。このような構成に
より、端末装置を使用して遊技装置での遊技を行ってい
た遊技者に対して、その遊技装置の設置された店舗に訪
れる機会を与えることができる。
の遊技装置において、上記遊技進行手段により進行され
る遊技の遊技状況を表示する装置側表示手段と、上記装
置側表示手段に表示される遊技状況に従って遊技者によ
り操作される装置側操作手段とを有し、上記遊技進行手
段は、上記装置側操作手段を操作した遊技者の操作情報
に応じて遊技を進行することを特徴とするものである。
より進行される遊技の遊技状況を表示する装置側表示手
段と、この装置側表示手段に表示される遊技状況に従っ
て遊技者により操作される装置側操作手段とを有してい
るので、この遊技装置本体でも、遊技進行手段により進
行される遊技を行うことができる。この遊技進行手段に
より進行される遊技は、遊技者が端末装置を使用して行
う遊技と同じものでも、異なるものでもよい。遊技装置
本体での遊技を、端末装置を使用して行う遊技と同じも
のとすれば、遊技装置本体で遊技する遊技者と、端末装
置を使用して遊技を行う遊技者とのマルチプレイが可能
となる。尚、この遊技装置に設けられる装置側表示手段
としては、競馬ゲームのように模型の馬が模型競馬場内
を走行してレースを展開するためのフィールドや、遊技
画面を映し出すモニターなどを利用することができる。
は5の遊技装置において、上記識別情報は、上記遊技者
が使用する端末装置がもつ固有の識別情報であることを
特徴とするものである。
る遊技価値量に相当する遊技価値量データを遊技価値記
録媒体で遊技者ごとに管理するための識別情報、並び
に、遊技者が端末装置を使用して遊技を行う際の遊技価
値のの受渡しを行うための識別情報として、遊技者が使
用する端末装置がもつ固有の識別情報を用いる。この識
別情報としては、例えば、端末装置が遊技者所有の携帯
電話機である場合には、その電話番号情報や各携帯電話
機固有の機体ID、あるいは、端末装置を使用する使用
者を識別するための識別ID等を用いることができる。
このような識別情報は、端末装置内に設けられるROM
等の記録媒体や、端末装置に対して着脱可能なICカー
ド等の記録媒体に記録したものを使用することができ
る。また、端末装置が店舗から貸し出される専用端末装
置である場合には、その専用端末装置に記憶されている
IDを用いることもできる。
装置において、上記識別情報は、上記端末装置として利
用される遊技者所有の携帯電話機における電話番号情報
であることを特徴とするものである。
て、遊技者所有の携帯電話機における電話番号情報を用
いる。近年、携帯電話機は、広く一般に普及しており、
遊技者のほとんどが所有している状況にある。よって、
遊技者の識別情報として、遊技者所有の携帯電話機の電
話番号情報を用いることで、各遊技者にそれぞれ識別情
報を付与したり、専用端末装置を用意したりせずに、本
遊技装置を含む遊技価値受渡システムを構築できる。
5、6又は7の遊技装置において、上記装置側通信手段
は、公衆電話回線を通じて、上記端末装置との間でデー
タ通信を行うためのものであることを特徴とするもので
ある。
により、公衆電話回線を通じて、端末装置との間でデー
タ通信を行うことができる。よって、例えば、遊技装置
が設置される店舗外の自宅等に遊技者がいるときにで
も、端末装置を使用して遊技装置での遊技を行うことが
可能となる。尚、端末装置と遊技装置との間をインター
ネットを介して接続してもよいが、この場合、端末装置
の利用者を特定することが困難な場合がある。すなわ
ち、インターネットを介した接続の場合、端末装置から
遊技装置にアクセスして勝手にデータ変更するなど不正
行為が行われたときに、相手を特定するための情報はI
P(Internet Protocol)アドレスに
なるが、このIPアドレスは改変が容易で不正行為を行
った者を特定することが困難となる。よって、セキュリ
ティの関係上、例えば、端末装置から又は遊技装置から
他方に電話をかけて接続状態とする方式で、データ通信
を確立するのが望ましい。この場合、改変が比較的困難
である端末装置に設けられる通信装置の電話番号によ
り、端末装置を使用する者を特定することができるの
で、不正行為抑制効果を高めることができる。
る端末装置との間で通信回線を介してデータ通信を行う
ための装置側通信手段を有し、遊技者が該端末装置を使
用して行う遊技を実行する遊技装置に設けられるコンピ
ュータを機能させるプログラムであって、遊技価値を受
け取る遊技価値受取手段で受け取った遊技価値の所有者
である遊技者の識別情報を入力するための識別情報入力
処理手段、上記遊技価値受取手段で受け取った遊技価値
量に相当する遊技価値量データを、上記識別情報入力手
段で入力された識別情報に関連付けた状態で、遊技価値
量記録媒体に記録する遊技価値量記録手段、上記端末装
置から上記通信回線を介して送信される遊技者の操作情
報を、上記装置側通信手段により受信するための操作情
報受信手段、上記操作情報受信手段で受信した操作情報
に応じて遊技を進行する遊技進行手段、上記遊技進行手
段により進行される遊技の遊技画面情報を、上記装置側
通信手段により上記通信回線を介して、上記端末装置に
送信するための遊技画面情報送信手段、上記端末装置か
ら上記通信回線を介して送信される遊技者の識別情報
を、上記装置側通信手段により受信するための識別情報
受信手段、及び上記端末装置を用いて上記遊技装置で遊
技が行われる際に、所定の遊技価値変動条件が満たされ
たとき、上記遊技価値量記録媒体に記録されている遊技
価値量データのうち、上記識別情報受信手段により入力
された識別情報により特定される遊技価値量データを、
該遊技装置に支払うべき遊技価値量と該遊技装置から払
い出されるべき遊技価値量の少なくとも一方の分だけ変
動した後の遊技価値量に相当する遊技価値量データに変
更するデータ変更手段として、上記コンピュータを機能
させることを特徴とするものである。
用して行う遊技を実行する遊技装置に設けられるコンピ
ュータに実行させることにより、その遊技装置に、請求
項3の遊技装置と同様の処理を実行させることができ
る。尚、このプログラムは、CD−ROM等の記録媒体
に記録された状態で配布したり、入手したりすることが
できる。また、このプログラムを乗せ、所定の送信装置
により送信された信号を、公衆電話回線や専用線、その
他の通信網等の伝送媒体を介して配信したり、受信した
りすることでも、配布、入手が可能である。この配信の
際、伝送媒体中には、コンピュータプログラムの少なく
とも一部が伝送されていればよい。すなわち、コンピュ
ータプログラムを構成するすべてのデータが、一時に伝
送媒体上に存在している必要はない。このプログラムを
乗せた信号とは、コンピュータプログラムを含む所定の
搬送波に具現化されたコンピュータデータ信号である。
また、所定の送信装置からコンピュータプログラムを送
信する送信方法には、プログラムを構成するデータを連
続的に送信する場合も、断続的に送信する場合も含まれ
る。
れた遊技価値物体であるメダルを電子データとして管理
し、これを、遊技者が所有する端末装置である携帯電話
機でゲームセンタに設置される遊技装置であるメダル遊
技機の遊技を行うときに用いるための遊技価値受渡シス
テムとしてのメダル受渡システムに適用した一実施形態
について説明する。
ム全体の構成について説明する。図2は、本実施形態に
係るメダル受渡システム全体の概略構成図である。この
メダル受渡システムは、ゲームセンタの店舗内に設置さ
れたメダル遊技機1と、遊技者が使用する端末装置とし
ての携帯端末である携帯電話機30とを備えている。携
帯電話機30は、必要に応じて、メダル遊技機1にデー
タ通信可能に接続される。この接続は、携帯電話機30
自体がもつ通話機能を利用したデータ通信機能により実
現することができる。本実施形態では、通信回線である
公衆電話回線で構成されるネットワークを介して実現し
ているが、専用電話回線によるネットワーク、LAN等
により実現することもできる。
ける携帯電話機30の概略構成について説明する。図3
は、携帯電話機30の概略構成を示すブロック図であ
る。この携帯電話機30の基本構成は、既存の携帯電話
機と同様である。この携帯電話機30は、CPU31と
ROM32とRAM33とを含むマイクロコンピュータ
(以下、「マイコン部」という。)、遊技者が操作する
ための操作手段である操作入力部34、CPU31の制
御の下で文字や絵などの画像を表示する表示手段として
の液晶ディスプレイ(LCD)35、携帯電話機30と
して通信を行うための端末側通信手段としての無線通信
インターフェース36、外部装置との間でデータ通信す
るための端末側通信手段として機能できる外部入出力端
子をもつ外部通信インターフェース37、バッテリ38
等を備えている。遊技者は、操作入力部34に設けられ
た操作ボタン等を操作することで、通話先の電話番号を
入力したり、インターネット上のWebサイト等のアド
レスを入力したりすることができる。
格納されているコンピュータプログラムに基づいて演算
処理を行う。このROM32には、無線通信インターフ
ェース36を介して通話したり、データ通信を行ったり
するための無線通信プログラム、外部通信インターフェ
ース37を介して外部装置とデータ通信を行うための外
部通信プログラム、操作入力部34やLCD35等の装
置各部を制御する制御プログラムなどのほか、遊技者の
識別情報として利用される電話番号も格納されている。
また、RAM33は、マイコン部のCPU31における
演算処理の際に利用するためのワークメモリ領域や、マ
イコン部のCPU31が実行可能なインストールされた
プログラムを記録するプログラムメモリ領域などを有す
る。
遊技機1の一例を示す外観図である。このメダル遊技機
1は、中央部分に設けられた装置側表示手段としてのフ
ィールド2と、このフィールド2を取り囲むように設け
られたコントロールパネルとなる複数のステーション1
0とを備えている。フィールド2には、出馬ゲート3を
備える競馬場の馬場4が設けられ、この馬場4内で複数
の図示しない模型馬が走行することでレースが展開され
る。また、このフィールド2の周囲には、レースの実況
や歓声等を流す複数のスピーカー5が配置されている。
また、フィールド2の上方には、ゲーム名称等を表示す
るための表示部6やフィールド2を照明する照明装置7
が配置されている。これら表示部6及び照明装置7は、
支持柱8により支持されている。
技者が座るためのベンチ9が設けられている。このベン
チ9は、内部に、遊技者が所有する携帯電話機30の外
部通信インターフェース37との間でデータ通信を行う
複数の電話機接続装置が設けられており、その外部通信
インターフェース37のコネクタを接続するための接続
ケーブル111が外部に露出している。この複数の電話
機接続装置は、メダル遊技機1に設けられる後述のメイ
ン制御部に通信回線としてのLANケーブルにより接続
されており、これらの間でデータ通信が可能な構成とな
っている。
に応じた遊技画面を表示する装置側表示手段としてのデ
ィスプレイ11と、このディスプレイ11の表示面に重
ね合わされた装置側操作手段としてのタッチパネル12
とが設けられている。遊技者が遊技画面の指示に従いデ
ィスプレイ11に表示された遊技画面の所定位置に触る
と、タッチパネル12によりその位置が検出され、メダ
ル遊技機1において遊技者の操作内容が認識される。ま
た、ステーション10には、遊技者が所有する携帯電話
機30をステーション10に接続するための電話機接続
口13が設けられている。また、ステーション10に
は、遊技者が所有するメダルを投入するための遊技価値
受取手段としての遊技価値物体受取手段であるメダル投
入口14も設けられている。
ように、遊技進行手段としてのゲーム進行プログラムを
実行するメイン制御部の制御の下、所定のサイクルに従
って実際の中央競馬と同一名称のレースが順次開催され
る。1年分のレースとして約60のレースが用意されて
おり、レースごとに、メダルをベットのための時間すな
わち馬券を購入するための時間、模型馬によりレースが
行われる時間、レース結果を表示するための時間が確保
される。遊技者は、レースごとに着順を予想し、自由に
馬券を購入することができる。この馬券の購入は、メダ
ルをベットすることにより行い、購入した馬券がレース
の結果と一致していれば、メダルのベット数とオッズに
応じた枚数のメダルが配当として払い出される。
的に制御するためのメイン制御部を示す制御ブロック図
であり、図6は、ステーション10ごとに設けられたス
テーション制御部を示す制御ブロック図である。
されるメイン制御部100は、メイン制御装置101、
フィールド2における模型馬の走行等を制御するための
フィールド制御装置102、上記照明装置7を制御する
照明制御装置103、上記スピーカー5で流す歓声や実
況等を制御する音響制御装置104、遊技者ごとの各種
データを記録するためのRAM105、各種データベー
スを格納する遊技価値量記録媒体としてのデータベース
用ROM106、携帯電話機30のROM32やRAM
33からデータを読み取るための電話機制御プログラ
ム、携帯電話機30により遊技を行うためのリモート遊
技プログラム、データベース用ROM106に格納され
ている各種データベースを処理するためのデータ処理プ
ログラム等が格納されたROM107、外部のベンチ9
に設けられる電話機接続装置110との間でデータ通信
を行うための装置側通信手段としての電話機通信I/O
108、携帯電話機30の無線通信インターフェース3
6との間でデータ通信を行うための装置側通信手段とし
てのターミナルアダプタ109などを備えている。上記
メイン制御装置101は、フィールド制御部102、照
明装置103、音響装置104、RAM105、データ
ベース用ROM106、ROM107、電話機通信I/
O108及びターミナルアダプタ109に、それぞれ接
続されている。データベース用ROM106には、遊技
者が所有するメダルと等価の電子データに変換した遊技
価値量データとしてのメダル枚数データが遊技者ごとに
登録されたメダル管理データベースが格納されている。
設けられているステーション制御部200は、ステーシ
ョン制御装置201、遊技者が所有する携帯電話機30
の外部通信インターフェースとの間でデータ通信を行う
識別情報入力手段としての接続コネクタ202、遊技者
の各種データを一時的に記録するRAM203、遊技者
からメダルを受け取り、また遊技者にメダルを払い出す
ためのメダル受渡装置204などを備えている。上記ス
テーション制御装置201は、接続コネクタ202及び
RAM203に、それぞれ接続されている。また、この
ステーション制御装置201は、ステーション10に設
けられた図4に示すディスプレイ11及びタッチパネル
12等の各部にも、それぞれ接続されている。また、図
5及び図6に示すように、各ステーション10側のステ
ーション制御装置201は、フィールド2側のメイン制
御装置101に接続されており、これらの間でデータ通
信が可能となっている。
に、本実施形態に係るメダル受渡システムを用いて、メ
ダル遊技機1と遊技者との間でやりとりされるメダルの
受渡しを行う処理の流れについて説明する。図1は、本
実施形態に係るメダル受渡システムにおいて、遊技者が
携帯電話機30を用いてメダル遊技機1での遊技を行う
ときの流れを示す説明図である。
遊技機1での遊技を行う場合には、メダル遊技機1にメ
ダルをクレジットしておかなければならない。このた
め、遊技者は、まず、店舗からメダルを借り入れ(ステ
ップ)、これをメダル遊技機1に投入し(ステップ
)、そのメダル枚数データをメダル遊技機1に登録す
る(ステップ)。そして、遊技者が携帯電話機30を
用いてメダル遊技機1での遊技を行う場合、携帯電話機
30とメダル遊技機1との間をデータ通信可能な状態と
するため、携帯電話機30からメダル遊技機1に電話を
かけてデータ通信ネットワークを確立する(ステップ
)。その後、メダル遊技機1は、遊技者が使用する携
帯電話機30に遊技画面情報を送信する(ステップ
)。遊技者が、携帯電話機30のLCD35に表示さ
れる遊技画面に従って操作入力部34を操作すると、そ
の操作情報がメダル遊技機1に送信される(ステップ
)。所定の遊技価値変動条件が満たされると、メダル
遊技機1は、電話番号データに関連付けてデータベース
用ROM106に登録されたメダル枚数データから、所
定枚数分を減らす又は増やすメダル枚数変更処理を行う
(ステップ)。
プでは、遊技者が店舗からメダルを借り入れる作業を
行う。本実施形態では、店舗に設置されるメダル貸出機
等に所定の料金を投入してその料金に応じた枚数のメダ
ルを、遊技者に貸し出すことにより行う。また、本実施
形態とは別のメダル貸出方法としては、例えば、インタ
ーネット上でクレジットカード等により所定の料金を店
舗に支払うことで、その料金に応じたメダル枚数データ
を、店舗が管理するメダル管理装置等に登録するような
方法が挙げられる。この場合、遊技者は、わざわざ店舗
に出向かなくてもメダルの借り入れを行うことができ
る。
ステップ,)図7は、ステップで実行されるメダ
ル枚数データの登録処理の流れを示すフローチャートで
ある。まず、ステップでは、遊技者は、店舗から借り
入れたメダルをメダル遊技機1の各ステーション10に
設けられるメダル投入口14に投入する作業を行う。そ
して、メダル投入口14にメダルが投入されると(S
1)、所定のメダル検知センサによりメダルが検出さ
れ、その検出信号が、そのステーション10のメダル受
渡装置204を介して、ステーション制御装置201に
送られる。ステーション制御装置201は、その検出信
号に基づいて、投入されたメダル枚数をカウントし、カ
ウントした分だけ、RAM203にメダル枚数データを
記録する(S2)。
て遊技を行う場合には、メイン制御部100のメイン制
御装置101により進行されるレースについて、そのス
テーション10のディスプレイ11に表示される遊技画
面等を見ながら着順を予想し、タッチパネル12を操作
して予想する馬にメダルをベットする。このようにし
て、遊技者がベットした馬、メダルベット枚数等のベッ
ト情報がステーション制御装置201に送られる。ここ
で、遊技者は、メダル遊技機1に対して、そのベットに
必要な枚数のメダルを支払わなければならないので、ス
テーション制御装置201は、遊技者がベットしたメダ
ルベット枚数に相当するメダル枚数データを、RAM2
03に記録されているメダル枚数データから減じる処理
を行う。そして、ステーション制御装置201は、ベッ
ト情報をメイン制御装置101に送信する。一方、メイ
ン制御装置101は、所定の時間がきたら、ゲーム進行
プログラムに従ってフィールド2において模型馬による
レースを展開する。このレース結果において、遊技者の
予想が的中した場合、遊技者には、メダルベット枚数と
オッズに応じた枚数のメダルが払い出されることにな
る。よって、ステーション制御装置201は、その配当
枚数に相当するメダル枚数データを、RAM203に記
録されているメダル枚数データに加算する処理を行う。
遊技機本体に設けられるステーション10を使用せず
に、自分の携帯電話機30を使用して、そのメダル遊技
機1の遊技を行うことができる。この場合、まず、借り
入れたメダルを、空いているステーション10のメダル
投入口14に投入し、そのメダル枚数に応じたメダル枚
数データをRAM203に記録する。その後、遊技者
は、自分のメダルを登録する処理を行う。
ン10に設けられる電話機接続口13に携帯電話機30
を挿入する。これにより、携帯電話機30の下部に設け
られている外部通信インターフェースのコネクタと、電
話機接続口13の内部に配置されている接続端子コネク
タ202とが連結する。そして、遊技者が、例えば、デ
ィスプレイ11に表示されている預入ボタンをタッチす
ると、携帯電話機30が接続されたステーション10の
ステーション制御装置201は、識別情報入力処理手段
として機能する。ステーション制御装置201は、電話
機制御プログラムを実行し、携帯電話機30のROM3
2に格納されている電話番号データを読み出し、一旦、
RAM203に記録する(S3)。そして、電話番号デ
ータとRAM23に記録されているメダル枚数データ
を、メイン制御装置101に送信する。これらデータを
受け取ったメイン制御装置101は、遊技価値量記録手
段として機能し、電話番号データに関連つけた状態でメ
ダル枚数データをデータベース用ROM106のメダル
管理データベースに登録する(S4)。これにより、遊
技者のメダルは、メダル遊技機1に保存されることにな
る。尚、既に、遊技者の電話番号データに基づく登録が
なされている場合には、ステーション制御装置201か
ら受け取った電話番号データに基づいて、メダル管理デ
ータベースに登録されている電話番号データに関連付け
られたメダル枚数データを特定し、ステーション制御装
置201から受け取ったメダル枚数データを加算する処
理を行う。
メダル投入口14にメダルを投入して自分のメダル枚数
データを登録するが、この場合、ステーション10の全
てが一部の遊技者に占有されているときには、メダル枚
数データの登録ができない。よって、携帯電話機30を
使用して遊技を行う遊技者が、自分のメダル枚数データ
を登録するための専用装置を、メダル遊技機1とは別体
に設けてもよい。すなわち、この専用装置は、遊技価値
受取手段及び識別情報入力手段を備えている。この場
合、ステーション10の全てが一部の遊技者に占有され
ていても、他の遊技者は、その専用装置を用いて自分の
メダル枚数データを登録でき、携帯電話機30を使用し
てメダル遊技機1の遊技を行うことができる。
プ)遊技者は、メダル遊技機1で遊技した後にその続
きを携帯電話機30で行う場合、又は、最初から携帯電
話機30でメダル遊技機1の遊技を行う場合には、ま
ず、上記ステップのメダル枚数データ登録処理で使用
した自分の携帯電話機30から、メダル遊技機1に電話
をかける。このとき、携帯電話機30のCPU31は、
識別情報送信手段として機能して電話番号データも出力
し、メダル遊技機1は、その電話番号データがデータベ
ース用ROM106に登録されているものであるとき
は、メイン制御装置101が識別情報受信手段として機
能してこれを受け、データ通信ネットワークを確立す
る。これにより、携帯電話機30の無線通信インターフ
ェース36と、メダル遊技機1のターミナルアダプタ1
09とがデータ通信可能に接続された状態となる。
のステーション10ではなく携帯電話機30で遊技を行
う場合には、携帯電話機30から電話をかけなくても携
帯電話機30を使用して遊技を行うことができる。具体
的には、図4に示すように、遊技者は、メダル遊技機1
の近くして配置されたベンチ9に座りながら、自分の携
帯電話機30を使用してメダル遊技機1での遊技を行う
ことができる。この場合には、ベンチ9に設けられる電
話機接続装置110の接続ケーブル111に、携帯電話
機30の下部に設けられている外部通信インターフェー
スのコネクタを連結させる。携帯電話機30が接続され
た電話機接続装置110は、電話機通信I/O108を
介して、メイン制御部100のメイン制御装置101
に、所定の制御信号を送信する。これにより、電話機接
続装置110とメイン制御装置101との間は、データ
通信が可能な状態になる。その後、メイン制御装置10
1は、ROM107に格納されている電話機制御プログ
ラムを実行することで、識別情報受信手段として機能す
る。そして、メイン制御装置101は、携帯電話機30
のROM32に格納されている電話番号データを読み出
す。その電話番号データがデータベース用ROM106
に登録されているものであるときは、データ通信ネット
ワークを確立する。これにより、その後の行われる携帯
電話機30とメダル遊技機1との間のデータ通信が可能
となる。
ップ,)図8は、ステップ及びステップで実行
される遊技処理の流れを示すフローチャートである。携
帯電話機30とメダル遊技機1との間のデータ通信が可
能になったら(S11)、メダル遊技機1のメイン制御
装置101は、遊技画面情報送信手段として機能し、遊
技者に対して、ステーション10のディスプレイ11に
表示される遊技画面と同様の遊技画面情報を携帯電話機
30に送信する(S12)。具体的には、メイン制御装
置101は、リモート遊技プログラムを実行し、ターミ
ナルアダプタ109から携帯電話機30に遊技画面情報
を送信する。そして、この遊技画面情報は、携帯電話機
30の無線通信インターフェース36を介して、遊技画
面情報受信手段として機能する通信プログラムを実行す
るCPU31に受け取られる。遊技画面情報を受け取っ
た携帯電話機30のCPU31は、LCD35を表示制
御する表示制御プログラムを実行し、LCD35に、そ
の遊技画面情報に基づく遊技画面を表示させる(S1
3)。遊技者は、その遊技画面等を見ながら次のレース
を予想し、携帯電話機30の操作入力部34に設けられ
る操作ボタン等を操作して、予想する馬にメダルをベッ
トする(S14)。このように操作した遊技者によりベ
ットされた馬、メダルベット枚数等の操作情報であるベ
ット情報は、通信プログラムを実行する操作情報送信手
段として機能するCPU31により、無線通信インター
フェース36を介して、メダル遊技機1に送信される
(S15)。このベット情報は、メダル遊技機1の操作
情報受信手段として機能するメイン制御装置101に読
み込まれる。
ながらメダル遊技機1の遊技を行う遊技者に対しては、
メイン制御装置101は、遊技画面情報送信手段として
機能し、遊技者に対して、ステーション10のディスプ
レイ11に表示される遊技画面と同様の遊技画面情報を
携帯電話機30に送信する。具体的には、メイン制御装
置101は、電話機制御プログラムを実行し、遊技画面
情報を電話機通信I/O108及び電話機接続装置11
0を介して、携帯電話機30に送信する。そして、この
遊技画面情報は、携帯電話機30における外部通信イン
ターフェース37を介して、遊技画面情報受信手段とし
て機能する外部通信プログラムを実行するCPU31に
受け取られる。遊技画面情報を受け取った携帯電話機3
0のCPU31は、LCD35を表示制御する表示制御
プログラムを実行し、LCD35に、その遊技画面情報
に基づく遊技画面を表示させる。遊技者は、その遊技画
面等を見ながら次のレースを予想し、携帯電話機30の
操作入力部34に設けられる操作ボタン等を操作して、
予想する馬にメダルをベットする。このように操作した
遊技者によりベットされた馬、メダルベット枚数等の操
作情報であるベット情報は、外部通信プログラムを実行
する操作情報送信手段として機能するCPU31によ
り、外部通信インターフェース37を介して、メダル遊
技機1に送信される。このベット情報は、電話機接続装
置110及び電話機通信I/O108を介して、メダル
遊技機1の操作情報受信手段として機能するメイン制御
装置101に読み込まれる。
は、ステップで実行されるメダル枚数変更処理の流れ
を示すフローチャートである。メダル遊技機1のメイン
制御装置101は、携帯電話機30からのベット情報が
入力されると(S21)、所定の遊技価値変動条件が満
たされたとして、ROM107に格納されているデータ
処理プログラムを実行し、データ変更手段として機能す
る。データ処理プログラムを実行するメイン制御装置1
01は、まず、携帯電話機30からの電話番号データに
基づいて、データベース用ROM106に格納されてい
るメダル管理データベースの中から、その電話番号デー
タに関連付けられたメダル枚数データを読み出す(S2
2)。そして、そのメダル枚数データが示すメダル枚数
すなわち遊技者が所有するメダル所持枚数と、上記ステ
ップで入力されたベット枚数データが示すメダル支払
枚数とを比較する(S23)。この比較の結果、遊技者
が所有するメダル所持枚数よりもメダル支払枚数の方が
多いと判断された場合、携帯電話機30にメダル不足通
知を出力し(S24)、携帯電話機30では、遊技者に
その旨が報知される。これにより、遊技者は、ベット枚
数を減らしたり、上記ステップのメダル枚数データ登
録処理をしたりして、再度、メダルをベットする。ま
た、上記比較の結果、遊技者が所有するメダル所持枚数
がメダル支払枚数以上であると判断された場合、メダル
遊技機1のメイン制御装置101は、データベース用R
OM106のメダル管理データベースにおけるその遊技
者のメダル枚数データを、遊技者が所有するメダル所持
枚数からメダル支払枚数を引いた枚数分のメダル枚数デ
ータに変更する(S25)。これにより、メダル枚数変
更処理が完了する。
え、所定の時間がきたら、メイン制御装置101は、ゲ
ーム進行プログラムに従ってフィールド2において模型
馬によるレースを展開する。このフィールド2で展開さ
れるレース状況を、デジタルビデオカメラやデジタルカ
メラ等の撮影手段により撮影して、これを遊技画面情報
として携帯電話機30に送信するようにしてもよい。こ
の場合、遊技者は、メダル遊技機1のフィールドで実際
に展開されている模型馬によるレースを、携帯電話機3
0のLCD35により観戦することができる。このレー
ス結果において、遊技者の予想が的中した場合、ステー
ション10で遊技を行う場合と同様に、遊技者には、メ
ダルベット枚数とオッズに応じた枚数のメダルが払い出
されることになる。この場合、メダル遊技機1のメイン
制御装置101は、所定の遊技価値変動条件が満たされ
たとして、ROM107に格納されているデータ処理プ
ログラムを実行し、データ変更手段として機能する。デ
ータ処理プログラムを実行するメイン制御装置101
は、まず、携帯電話機30からの電話番号データに基づ
いて、データベース用ROM106に格納されているメ
ダル管理データベースの中から、その電話番号データに
関連付けられたメダル枚数データを読み出す。そして、
メダル遊技機1のメイン制御装置101は、そのメダル
枚数データを、これに基づく遊技者が所有するメダル枚
数に配当メダル枚数を加算した枚数分のメダル枚数デー
タに変更する。これにより、メダル枚数変更処理が完了
する。
に設置されるメダル遊技機1のメダル投入口14にメダ
ルを投入することで、自分が所有するメダル枚数に相当
するメダル枚数データが、そのメダル遊技機1のデータ
ベース用ROM106に登録され、管理される。そし
て、その遊技者が自分の携帯電話機30を使用してその
メダル遊技機1での遊技を行う場合、その遊技者とメダ
ル遊技機1との間のメダルの受け渡しは、メダル遊技機
1において電子データの状態で行われる。よって、遊技
者は、予めメダル枚数データを登録しておけば、自分の
携帯電話機30を使用して、どこからでも、メダル遊技
機1の遊技を行うことができる。また、インターネット
上で行われるネットゲームでは、遊技者は、不正されて
いるのではないかというイメージを持つ傾向にあるが、
本実施形態では、携帯電話機30を使用して行う遊技が
実際に店舗に設置されているメダル遊技機1で行われる
ため、遊技者がそのようなイメージを持ちにくい。
て遊技をしたことがない遊技者であっても、携帯電話機
30で気軽に遊技を楽しむことができる結果、このメダ
ル遊技機1を設置した店舗では、このような新規な遊技
者を獲得のチャンスを得ることになる。しかも、携帯電
話機30で遊技するためには、一度、店舗に訪れてメダ
ルを投入しなければならないため、このような新規遊技
者に店舗に来てもらう機会があり、高い集客効果を得る
ことができる。
遊技者がメダル遊技機1を占有し続けたとしても、他の
遊技者は、そのメダル遊技機1で遊技を行うことができ
る。よって、従来では、店舗収益の関係上、遊技時間が
短くなるように遊技内容が制限されたが、その必要がな
くなる。この結果、1回の遊技時間が非常に長い遊技内
容の遊技、例えば、釣りゲーム、パズルゲーム、RPG
(ロールプレイングゲーム)を、新たに、遊技者に提供
することができるようになる。釣りゲームを例に挙げる
と、その釣りゲーム中で遊技者が餌や仕掛け等を選択
し、釣りを開始した後、魚がヒットするまでの時間を、
実際の釣りと同様に、例えば2時間ぐらいに設定するこ
とも可能になる。
10を使用しない遊技者であっても、自分の所持する携
帯電話機30を用いて、ステーション10で遊技するの
と同様にして、遊技を行うことができる。これにより、
従来ではステーション10の数だけしか、同時に遊技に
参加できなかったが、本実施形態では、従来よりも多く
の遊技者が同時にゲームに参加でき、大人数による大規
模な遊技が可能となる。この結果、遊技者へのメダルの
配当枚数を、従来よりも多く設定することが可能とな
り、遊技者の遊技意欲をより高めることができる。
代わりに使用する端末装置として、遊技者が所有する携
帯電話機30を使用しているが、遊技画面を表示する表
示手段、遊技者が操作する操作手段等の必要な機能が備
わっているものであれば、他の端末装置であってもよ
い。特に、メダル遊技機1での遊技性や操作性を重視す
るのであれば、店舗がメダル遊技機1用の専用端末を遊
技者に貸し出し、その専用端末をメダル遊技機1に接続
し、遊技を行ってもよい。また、遊技者の自宅にあるパ
ソコンや、いわゆるネットカフェと呼ばれる店舗(ゲー
ムセンタ内であってもよい)に設置されているパソコン
なども端末装置として利用することができる。
携帯電話機30の電話番号データを用いたが、遊技者を
識別できる情報であれば、例えば、遊技者が希望するニ
ックネーム等を用いたり、メダル遊技機1により各遊技
者に振り分けられえるIDを用いたりしてもよい。
テムでは、メダル遊技機1及び携帯電話機30並びにこ
れらを接続するネットワークにより構成されている。本
実施形態において各装置が実行している処理は、他の装
置で実行してもよいし、複数の装置に分散して実行する
ことも可能である。また、本実施形態において各装置が
持っている機能は、他の装置に持たせてもよいし、複数
の装置に分散して持たせてもよい。すなわち、メダル遊
技機1及び携帯電話機30で行われていた各処理の一部
又は全部を、上記メダル受渡システムを構成する他の装
置あるいは新規な装置で行うようにしてもよい。
置が一部の遊技者に占有されていたとしても、他の遊技
者が端末装置を使用して遊技装置での遊技を行うことが
できることで、遊技装置の設置面積等に関係なく、最大
利用人数を大幅に増やすことができるので、遊技提供者
の収益を上げることが可能となるという優れた効果があ
る。更に、このように遊技提供者の収益を確保できるの
で、一遊技者の遊技時間が長時間にわたるような遊技内
容を遊技者に提供することも可能となるという優れた効
果がある。
を使用して遊技装置での遊技を行っていた遊技者に対し
て、その遊技装置の設置された店舗に訪れる機会を与え
ることができるので、その店舗の集客力を向上させるこ
とが可能となるという優れた効果がある。
本体で遊技する遊技者と、端末装置を使用して遊技を行
う遊技者とのマルチプレイが可能となり、大人数の遊技
者が参加した大規模な遊技を展開することが可能となる
という優れた効果がある。
として、端末装置の識別情報を用いるので、各遊技者に
それぞれ識別情報を付与する等の作業をせずに、遊技価
値の管理等を行うことができるという優れた効果があ
る。
として、広く普及している携帯電話機の電話番号情報を
用いるので、専用端末装置を用意する必要がなく、本遊
技装置を含む遊技価値受渡システムを安価に構築できる
という優れた効果がある。
が設置される店舗外の自宅等に遊技者がいるときにで
も、その遊技装置での遊技を行うことができるという優
れた効果がある。
遊技者が携帯電話機を用いてメダル遊技機での遊技を行
うときの流れを示す説明図。
概略構成を示すブロック図。
の一例を示す外観図。
のメイン制御部を示す制御ブロック図。
たステーション制御部を示す制御ブロック図。
ーチャート。
ト。
Claims (9)
- 【請求項1】遊技者が通信回線を通じて遊技装置に接続
可能な端末装置を使用して、該遊技装置で遊技を行うと
きに用いる遊技価値の受渡しを行う遊技価値受渡方法で
あって、上記遊技者が所持する遊技価値を、遊技価値受
取手段により受け取るA工程と、上記A工程で受け取っ
た遊技価値の所有者である遊技者の識別情報を、識別情
報入力手段により入力するB工程と、上記A工程で受け
取った遊技価値量に相当する遊技価値量データを、上記
B工程で入力された識別情報に関連付けた状態で、上記
遊技装置に設けられる遊技価値量記録媒体に記録するC
工程と、上記端末装置から上記通信回線を介して送られ
る遊技者の識別情報を、識別情報受信手段により受信す
るD工程と、上記端末装置を使用して上記遊技装置で遊
技を行う際に、所定の遊技価値変動条件が満たされたと
き、上記遊技価値量記録媒体に記録されている遊技価値
量データのうち、上記D工程で受信された識別情報によ
り特定される遊技価値量データを、該遊技装置に支払う
べき遊技価値量と該遊技装置から払い出されるべき遊技
価値量の少なくとも一方の分だけ変動した後の遊技価値
量に相当する遊技価値量データに変更するE工程とを有
することを特徴とする遊技価値受渡方法。 - 【請求項2】遊技者が通信回線を通じて遊技装置に接続
可能な端末装置を使用して、該遊技装置で遊技を行うと
きに用いる遊技価値の受渡しを行う遊技価値受渡システ
ムであって、上記遊技者が使用する端末装置と、上記端
末装置から通信回線を介して送信される操作情報に応じ
て、遊技を進行する遊技進行手段を有する遊技装置とを
備えており、上記端末装置は、上記遊技装置との間で上
記通信回線を介してデータ通信を行うための端末側通信
手段と、当該端末装置を使用する遊技者の識別情報を、
上記端末側通信手段により上記通信回線を介して、上記
遊技装置に送信する識別情報送信手段と、上記遊技装置
から上記通信回線を介して送信される遊技画面情報を、
上記端末側通信手段により受信する遊技画面情報受信手
段と、上記遊技画面情報受信手段で受信した遊技画面情
報に基づく遊技画面を表示する表示手段と、上記表示手
段に表示される遊技画面に従って遊技者により操作され
る操作手段と、上記操作手段を操作した遊技者の操作情
報を、上記端末側通信手段により上記通信回線を介し
て、上記遊技装置に送信する操作情報送信手段とを有
し、上記遊技装置は、遊技者が所持する遊技価値を受け
取る遊技価値受取手段と、上記遊技価値受取手段で受け
取った遊技価値の所有者である遊技者の識別情報を入力
する識別情報入力手段と、遊技者が所有する遊技価値量
に相当する遊技価値量データを、該遊技者の識別情報に
関連付けた状態で記録しておく遊技価値量記録媒体と、
上記遊技価値受取手段で受け取った遊技価値量に相当す
る遊技価値量データを、上記識別情報入力手段で入力さ
れた識別情報に関連付けた状態で、上記遊技価値量記録
媒体に記録する遊技価値量記録手段と、上記端末装置と
の間で上記通信回線を介してデータ通信を行うための装
置側通信手段と、上記遊技進行手段により進行される遊
技の遊技画面情報を、上記装置側通信手段により上記通
信回線を介して、上記端末装置に送信する遊技画面情報
送信手段と、上記端末装置から上記通信回線を介して送
信される遊技者の操作情報を、上記装置側通信手段によ
り受信する操作情報受信手段と、上記端末装置から上記
通信回線を介して送信される遊技者の識別情報を、上記
装置側通信手段により受信する識別情報受信手段と、上
記端末装置を用いて上記遊技装置で遊技が行われる際
に、所定の遊技価値変動条件が満たされたとき、上記遊
技価値量記録媒体に記録されている遊技価値量データの
うち、上記識別情報受信手段により入力された識別情報
により特定される遊技価値量データを、該遊技装置に支
払うべき遊技価値量と該遊技装置から払い出されるべき
遊技価値量の少なくとも一方の分だけ変動した後の遊技
価値量に相当する遊技価値量データに変更するデータ変
更手段とを有することを特徴とする遊技価値受渡システ
ム。 - 【請求項3】遊技者が使用する端末装置に通信回線を通
じて接続され、遊技者が該端末装置を使用して行う遊技
を実行する遊技装置であって、遊技者が所持する遊技価
値を受け取る遊技価値受取手段と、上記遊技価値受取手
段で受け取った遊技価値の所有者である遊技者の識別情
報を入力する識別情報入力手段と、遊技者が所有する遊
技価値量に相当する遊技価値量データを、該遊技者の識
別情報に関連付けた状態で記録しておく遊技価値量記録
媒体と、上記遊技価値受取手段で受け取った遊技価値量
に相当する遊技価値量データを、上記識別情報入力手段
で入力された識別情報に関連付けた状態で、上記遊技価
値量記録媒体に記録する遊技価値量記録手段と、上記端
末装置との間で上記通信回線を介してデータ通信を行う
ための装置側通信手段と、上記端末装置から送信される
遊技者の操作情報を、上記装置側通信手段により上記通
信回線を介して受信する操作情報受信手段と、上記操作
情報受信手段で受信した操作情報に応じて遊技を進行す
る遊技進行手段と、上記遊技進行手段により進行される
遊技の遊技画面情報を、上記装置側通信手段により上記
通信回線を介して、上記端末装置に送信する遊技画面情
報送信手段と、上記端末装置から上記通信回線を介して
送信される遊技者の識別情報を、上記装置側通信手段に
より受信する識別情報受信手段と、上記端末装置を用い
て上記遊技装置で遊技が行われる際に、所定の遊技価値
変動条件が満たされたとき、上記遊技価値量記録媒体に
記録されている遊技価値量データのうち、上記識別情報
受信手段により入力された識別情報により特定される遊
技価値量データを、該遊技装置に支払うべき遊技価値量
と該遊技装置から払い出されるべき遊技価値量の少なく
とも一方の分だけ変動した後の遊技価値量に相当する遊
技価値量データに変更するデータ変更手段とを有するこ
とを特徴とする遊技装置。 - 【請求項4】請求項3の遊技装置において、上記遊技価
値受取手段は、有体物である遊技価値物体を受け取る遊
技価値物体受取手段であることを特徴とする遊技装置。 - 【請求項5】請求項3又は4の遊技装置において、上記
遊技進行手段により進行される遊技の遊技状況を表示す
る装置側表示手段と、上記装置側表示手段に表示される
遊技状況に従って遊技者により操作される装置側操作手
段とを有し、上記遊技進行手段は、上記装置側操作手段
を操作した遊技者の操作情報に応じて遊技を進行するこ
とを特徴とする遊技装置。 - 【請求項6】請求項3、4又は5の遊技装置において、
上記識別情報は、上記遊技者が使用する端末装置がもつ
固有の識別情報であることを特徴とする遊技装置。 - 【請求項7】請求項6の遊技装置において、上記識別情
報は、上記端末装置として利用される遊技者所有の携帯
電話機における電話番号情報であることを特徴とする遊
技装置。 - 【請求項8】請求項3、4、5、6又は7の遊技装置に
おいて、上記装置側通信手段は、公衆電話回線を通じ
て、上記端末装置との間でデータ通信を行うためのもの
であることを特徴とする遊技装置。 - 【請求項9】遊技者が使用する端末装置との間で通信回
線を介してデータ通信を行うための装置側通信手段を有
し、遊技者が該端末装置を使用して行う遊技を実行する
遊技装置に設けられるコンピュータを機能させるプログ
ラムであって、遊技価値を受け取る遊技価値受取手段で
受け取った遊技価値の所有者である遊技者の識別情報を
入力するための識別情報入力処理手段、上記遊技価値受
取手段で受け取った遊技価値量に相当する遊技価値量デ
ータを、上記識別情報入力手段で入力された識別情報に
関連付けた状態で、遊技価値量記録媒体に記録する遊技
価値量記録手段、上記端末装置から上記通信回線を介し
て送信される遊技者の操作情報を、上記装置側通信手段
により受信するための操作情報受信手段、上記操作情報
受信手段で受信した操作情報に応じて遊技を進行する遊
技進行手段、上記遊技進行手段により進行される遊技の
遊技画面情報を、上記装置側通信手段により上記通信回
線を介して、上記端末装置に送信するための遊技画面情
報送信手段、上記端末装置から上記通信回線を介して送
信される遊技者の識別情報を、上記装置側通信手段によ
り受信するための識別情報受信手段、及び上記端末装置
を用いて上記遊技装置で遊技が行われる際に、所定の遊
技価値変動条件が満たされたとき、上記遊技価値量記録
媒体に記録されている遊技価値量データのうち、上記識
別情報受信手段により入力された識別情報により特定さ
れる遊技価値量データを、該遊技装置に支払うべき遊技
価値量と該遊技装置から払い出されるべき遊技価値量の
少なくとも一方の分だけ変動した後の遊技価値量に相当
する遊技価値量データに変更するデータ変更手段とし
て、上記コンピュータを機能させることを特徴とするプ
ログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001135786A JP3442058B2 (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | メダル受渡システム、メダル遊技機及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002325973A true JP2002325973A (ja) | 2002-11-12 |
JP3442058B2 JP3442058B2 (ja) | 2003-09-02 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017144068A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 遊技価値管理システム、遊技価値管理装置、遊技価値管理サーバ、及びコンピュータプログラム |
JP2021184907A (ja) * | 2020-10-30 | 2021-12-09 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 遊技価値管理システム、遊技価値管理装置、遊技価値管理サーバ、及びコンピュータプログラム |
-
2001
- 2001-05-07 JP JP2001135786A patent/JP3442058B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
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