JP2002325977A - 遊技処理システム並びに遊技装置及びプログラム - Google Patents

遊技処理システム並びに遊技装置及びプログラム

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JP2002325977A
JP2002325977A JP2001134141A JP2001134141A JP2002325977A JP 2002325977 A JP2002325977 A JP 2002325977A JP 2001134141 A JP2001134141 A JP 2001134141A JP 2001134141 A JP2001134141 A JP 2001134141A JP 2002325977 A JP2002325977 A JP 2002325977A
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medal
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Sanpei Idaka
三平 井高
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Original Assignee
Konami Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲームセンタ等に設置される遊技装置で、大
人数による大規模なゲームを展開することを可能とする
ことである。 【解決手段】 遊技者が自分の携帯電話機30からメダ
ル遊技機1に電話をかけることで、これらの間で双方向
のデータ通信が可能になる。そして、メダル遊技機1か
ら、そのメダル遊技機のディスプレイに表示される遊技
画面と同様の遊技画面情報を携帯電話機に送信する。こ
の遊技画面情報を受け取った携帯電話機は、LCDに、
その遊技画面情報に基づく遊技画面を表示させる。これ
により、遊技者は、その遊技画面等を見ながら携帯電話
機の操作ボタン等を操作して、メダル遊技機の遊技を行
う。この操作情報は、メダル遊技機に送られ、遊技処理
に用いられる。この結果、遊技者は、メダル遊技機のコ
ンパネを用いずに、その遊技を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームセンタ等に
設置される遊技装置とは別体の端末装置を遊技者が使用
して、該遊技装置で実行される遊技を行うための遊技処
理システム並びに遊技装置及びプログラムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲームセンタ等に設置される遊技
装置において、複数の遊技者が同時に参加することが可
能なものが知られている。このような遊技装置として
は、例えば、競馬ゲーム機、ビンゴゲーム機、カジノ等
で行われるルーレットやブラックジャックなどを擬似的
に再現したギャンブルゲーム機、あるいは、対戦型ゲー
ム機などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような遊技装置に
おいては、その遊技装置に設けられる複数のコントロー
ルパネル(装置側操作手段)を、各遊技者がそれぞれ操
作することで、遊技が進行される。このとき、遊技者が
コントロールパネルを占有して遊技している間は、他の
遊技者は、その遊技装置で遊技を行うことができない。
従って、このような遊技装置では、その遊技に同時に参
加できる遊技者の人数は、そのコントロールパネルの数
に制限されることになる。よって、大人数が同時に参加
できる遊技装置を提案しようとする場合、その遊技装置
本体の寸法を大きくする必要が生じる。このため、従来
の遊技装置では、その遊技装置の設置スペース等を考慮
すると、参加人数が実用的な人数に制限されることにな
り、大人数の遊技者が参加した大規模なゲームを展開す
ることは困難であるという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、大人数による大規模な
ゲームを展開することが可能な遊技処理システム並びに
遊技装置及びプログラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、遊技を実行する遊技装置と、上
記遊技装置とは別体に構成され、該遊技装置に通信回線
を通じて接続可能な端末装置とを備え、上記端末装置を
遊技者が使用して、上記遊技装置で実行される遊技を行
うための遊技処理システムであって、上記遊技装置は、
遊技を進行する遊技進行手段と、上記遊技進行手段によ
り進行される遊技状況を表示する装置側表示手段と、上
記装置側表示手段に表示される遊技状況に従って、遊技
者により操作される装置側操作手段と、上記端末装置と
の間で上記通信回線を介して双方向データ通信を行うた
めの装置側通信手段と、上記遊技進行手段により進行さ
れる遊技の遊技画面情報を、上記装置側通信手段により
上記通信回線を介して、上記端末装置に送信する遊技画
面情報送信手段と、上記端末装置から上記通信回線を介
して送信される遊技者の操作情報を、上記装置側通信手
段により受信する操作情報受信手段とを有しており、上
記端末装置は、上記遊技装置との間で上記通信回線を介
して双方向データ通信を行うための端末側通信手段と、
上記遊技装置から上記通信回線を介して送信される遊技
画面情報を、上記端末側通信手段により受信する遊技画
面情報受信手段と、上記遊技画面情報受信手段で受信し
た遊技画面情報に基づく遊技画面を表示する端末側表示
手段と、上記端末側表示手段に表示される遊技画面に従
って遊技者により操作される端末側操作手段と、上記端
末側操作手段を操作した遊技者の操作情報を、上記端末
側通信手段により上記通信回線を介して、上記遊技装置
に送信する操作情報送信手段とを有しており、上記遊技
装置の遊技進行手段は、上記装置側操作手段を操作した
遊技者の操作内容、及び、上記操作情報受信手段により
受信した操作情報のうちの少なくとも一方に応じて、遊
技を進行することを特徴とするものである。
【0006】この遊技処理システムは、遊技を実行する
遊技装置と、この遊技装置とは別体に構成され、通信回
線を通じてその遊技装置に接続可能な端末装置とから構
成されている。遊技者が遊技装置で遊技を行う場合、そ
の遊技者は、その遊技装置の設置場所に訪れ、その遊技
装置に設けられる装置側表示手段に表示される遊技状況
に従って、装置側操作手段を操作し、遊技を行う。この
とき、遊技装置では、装置側操作手段を操作した遊技者
の操作内容に応じて、遊技進行手段により遊技が進行さ
れる。尚、装置側表示手段としては、競馬ゲームのよう
に模型の馬が模型競馬場内を走行してレースを展開する
ためのフィールドや、遊技画面を映し出すモニターなど
を利用することができる。一方、遊技者が端末装置を使
用して遊技装置での遊技を行う場合、遊技装置の遊技画
面情報送信手段により、遊技進行手段による遊技の遊技
画面情報が、装置側通信手段により通信回線を介して、
その端末装置に送信される。この遊技画面情報は、端末
装置の遊技画面情報受信手段により受信され、その遊技
画面情報に基づいて、その端末装置に設けられる端末側
表示手段により遊技画面が表示される。そして、遊技者
は、その遊技画面を見ながら、遊技装置が実行する遊技
を行うことになる。
【0007】上記端末装置は、遊技装置に通信回線を介
して接続可能なものであれば、据置型のものであっても
携帯型のものであってもよく、専用装置であっても、携
帯電話機等の汎用装置を利用したものであってもよい。
端末装置として汎用装置を利用する場合には、上記端末
側表示手段及び端末側操作手段として、その汎用装置に
装備されているものを利用しても、その汎用装置に装着
される専用の端末側表示手段や端末側操作手段を用いて
もよい。後者の場合には、遊技の演出性や操作性を高め
ることができる。また、端末装置は、その遊技装置が設
置されている店舗内の別の場所に設置された装置などを
利用することができる。この場合、遊技者は、遊技装置
が他の遊技者に占有されていたとしても、その遊技装置
での遊技を行うことができる。また、遊技者の自宅にあ
るパソコン、遊技者が携帯する携帯電話機などを、端末
装置として利用することもできる。この場合、遊技者
は、遊技装置が設置されている店舗外で、その遊技装置
での遊技を行うことができ、場所、時間を問わず、その
遊技装置での遊技を楽しむことができる。
【0008】このような端末装置の端末側操作手段を操
作した遊技者の操作情報は、端末装置に設けられる操作
情報送信手段により、端末側通信手段から通信回線を介
して遊技装置に送信される。端末装置から送信された操
作情報は、遊技装置に設けられる操作情報受信手段によ
り受信され、その操作情報に応じて、遊技進行手段によ
り遊技が進行される。よって、遊技者が端末装置で遊技
する際、遊技装置での遊技をリアルタイムで行うことが
可能となる。また、遊技装置に設けられる遊技進行手段
は、その遊技装置で遊技する遊技者による遊技進行と、
端末装置を使用して遊技する遊技者による遊技進行を行
う。遊技進行手段により進行される遊技は、遊技装置で
の遊技と、端末装置を使用して行う遊技との間で、同じ
ものでも、異なるものでもよい。遊技装置本体での遊技
を、端末装置を使用して行う遊技と同じものとすれば、
遊技装置本体で遊技する遊技者と、端末装置を使用して
遊技を行う遊技者とのマルチプレイが可能となる。よっ
て、遊技装置に設けられる装置側操作手段が一部の遊技
者に占有されている場合であっても、他の遊技者は、端
末装置を使用することで、その遊技装置での遊技に参加
することが可能となる。
【0009】また、大人数の遊技者が参加可能なギャン
ブルゲーム等を行う場合、少人数の遊技者が参加可能な
ギャンブルゲームよりも配当を高くすることが可能とな
る。しかし、従来は、遊技装置本体に設けられる装置側
操作手段や装置側表示手段が互いに近接して配置されて
いたため、対戦者の装置側操作手段や装置側表示手段を
覗く等の不正を行うことが容易であった。このような不
正が容易であると、悪質な遊技者を助長するおそれがあ
り、不正遊技により遊技性が低下するという問題が生じ
る。特に、大人数の遊技者が参加可能なギャンブルゲー
ム等においては、配当が高くなることで、不正遊技がさ
れる頻度も増すおそれがある。しかし、本請求項の遊技
処理システムによれば、端末装置が遊技装置から離れた
場所にあれば、端末装置で遊技する遊技者が、遊技装置
で遊技する遊技者の装置側操作手段や装置側表示手段を
覗くことは困難となり、不正遊技を十分に抑制すること
ができる。特に、遊技装置での遊技を、遊技装置の遊技
者と端末装置の遊技者との対戦ゲームとすれば、不正遊
技を効果的に抑制することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、遊技者が使用す
る端末装置に通信回線を通じて接続可能な遊技装置であ
って、遊技を進行する遊技進行手段と、上記遊技進行手
段により進行される遊技状況を表示する装置側表示手段
と、上記装置側表示手段に表示される遊技状況に従っ
て、遊技者により操作される装置側操作手段と、上記端
末装置との間で上記通信回線を介して双方向データ通信
を行うための装置側通信手段と、上記遊技進行手段によ
り進行される遊技の遊技画面情報を、上記装置側通信手
段により上記通信回線を介して、上記端末装置に送信す
る遊技画面情報送信手段と、上記端末装置から上記通信
回線を介して送信される遊技者の操作情報を、上記装置
側通信手段により受信する操作情報受信手段とを有して
おり、上記遊技進行手段は、上記装置側操作手段を操作
した遊技者の操作内容、及び、上記操作情報受信手段に
より受信した操作情報のうちの少なくとも一方に応じ
て、遊技を進行することを特徴とするものである。
【0011】この遊技装置においては、請求1の遊技処
理システムの一部を構成し、遊技者が使用する端末装置
との間で所定の情報又はデータの受け渡しを行うこと
で、大人数の遊技者が参加可能な遊技を提供することが
可能となる。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項2の遊技
装置において、上記装置側通信手段は、公衆電話回線を
通じて、上記端末装置との間で双方向データ通信を行う
ためのものであることを特徴とするものである。
【0013】この遊技装置においては、装置側通信手段
により、公衆電話回線を通じて、端末装置との間でデー
タ通信を行うことができる。よって、例えば、遊技装置
が設置される店舗外の自宅等に遊技者がいるときにで
も、公衆電話回線を通じてデータ通信が可能なコンピュ
ータや携帯電話機等の端末装置を使用して、遊技装置で
の遊技を行うことが可能となる。尚、端末装置と遊技装
置との間をインターネットを介して接続してもよいが、
この場合、端末装置の利用者を特定することが困難な場
合がある。すなわち、インターネットを介した接続の場
合、端末装置から遊技装置にアクセスして勝手にデータ
変更するなど不正行為が行われたときに、相手を特定す
るための情報はIP(Internet Protoc
ol)アドレスになるが、このIPアドレスは改変が容
易で不正行為を行った者を特定することが困難となる。
よって、セキュリティの関係上、例えば、端末装置から
又は遊技装置から他方に電話をかけて接続状態とする方
式で、データ通信を確立するのが望ましい。この場合、
改変が比較的困難である端末装置に設けられる通信装置
の電話番号により、端末装置を使用する者を特定するこ
とができるので、不正行為抑制効果を高めることができ
る。
【0014】また、請求項4の発明は、請求項2又は3
の遊技装置において、上記遊技進行手段により進行され
る少なくとも一部の遊技の遊技結果を機械的に導出する
遊技結果導出手段を有し、上記遊技進行手段は、上記遊
技結果導出手段により導出される遊技結果に従って、遊
技を進行することを特徴とするものである。
【0015】この遊技装置においては、遊技進行手段に
より進行される少なくとも一部の遊技の遊技結果を、遊
技結果導出手段により機械的に導出する。ここで、「遊
技結果」とは、遊技進行手段により進行される遊技の最
終的な結果又は中間的な結果である。また、遊技結果導
出手段は、ボール等の有体物の動きや機構的な仕組み、
あるいは、人的行為等により、遊技結果を導出するもの
である。従って、この遊技結果導出手段には、コンピュ
ータプログラムに従った演算処理により遊技結果を導出
するようなものは含まれない。遊技結果導出手段として
は、例えば、遊技装置での遊技がビンゴゲームである場
合、そのビンゴ抽選の際、実際に存在する番号付のボー
ルを任意に選択する機構などが挙げられる。コンピュー
タプログラムに従った演算処理により遊技結果が導出さ
れる遊技では、そのコンピュータプログラムにより意図
的に遊技結果が導き出されているような猜疑心を遊技者
が持つことがある。特に、端末装置を使用して遊技する
遊技者の場合、その遊技時に、実際に遊技を実行してい
る遊技装置が目の前にないため、猜疑心を持ちやすい。
しかし、本遊技装置では、遊技結果導出手段により、少
なくとも一部の遊技の遊技結果を機械的に導出すること
で、遊技者は、遊技装置が目の前にない場所で端末装置
を使用して遊技していても、猜疑心を持ちにくい。
【0016】また、請求項5の発明は、遊技者が使用す
る端末装置に通信回線を通じて接続可能な遊技装置に設
けられるコンピュータを機能させるプログラムであっ
て、上記端末装置との間で上記通信回線を介して双方向
データ通信を行うための装置側通信手段を介して、該端
末装置に遊技の遊技画面情報を送信する遊技画面情報送
信手段、上記端末装置から上記通信回線を介して送信さ
れる遊技者の操作情報を、上記装置側通信手段により受
信する操作情報受信手段、及び遊技装置に設けられる装
置側操作手段を操作した遊技者の操作内容並びに上記操
作情報受信手段により受信した操作情報の少なくとも一
方に応じて、遊技を進行する遊技進行手段として、上記
コンピュータを機能させることを特徴とするものであ
る。
【0017】このプログラムを、遊技者が使用する端末
装置に通信回線を通じて接続可能な遊技装置に設けられ
るコンピュータに実行させることにより、その遊技装置
に、請求項2の遊技装置と同様の処理を実行させること
ができる。尚、このプログラムは、CD−ROM等の記
録媒体に記録された状態で配布したり、入手したりする
ことができる。また、このプログラムを乗せ、所定の送
信装置により送信された信号を、公衆電話回線や専用
線、その他の通信網等の伝送媒体を介して配信したり、
受信したりすることでも、配布、入手が可能である。こ
の配信の際、伝送媒体中には、コンピュータプログラム
の少なくとも一部が伝送されていればよい。すなわち、
コンピュータプログラムを構成するすべてのデータが、
一時に伝送媒体上に存在している必要はない。このプロ
グラムを乗せた信号とは、コンピュータプログラムを含
む所定の搬送波に具現化されたコンピュータデータ信号
である。また、所定の送信装置からコンピュータプログ
ラムを送信する送信方法には、プログラムを構成するデ
ータを連続的に送信する場合も、断続的に送信する場合
も含まれる。
【0018】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕以下、本発明を、
遊技者が端末装置である携帯電話機を使用してゲームセ
ンタに設置される遊技装置であるメダル遊技機の遊技を
行うための遊技処理システムに適用した一実施形態(以
下、本実施形態を「実施形態1」という。)について説
明する。尚、本実施形態におけるメダル遊技機は、複数
の遊技者が同時に参加可能な競馬ゲームを行うものであ
る。
【0019】まず、本実施形態に係る遊技処理システム
全体の構成について説明する。図1は、実施形態1に係
る遊技処理システム全体の概略構成図である。この遊技
処理システムは、ゲームセンタの店舗内に設置されたメ
ダル遊技機1と、遊技者が使用する携帯端末である携帯
電話機30とを備えている。携帯電話機30は、必要に
応じて、メダル遊技機1にデータ通信可能に接続され
る。この接続は、携帯電話機30自体がもつ通話機能を
利用したデータ通信機能により実現することができる。
本実施形態では、通信回線である公衆電話回線で構成さ
れるネットワークを介して実現しているが、専用電話回
線によるネットワーク、LAN等により実現することも
できる。
【0020】(携帯電話機30の構成)本実施形態にお
ける携帯電話機30の概略構成について説明する。図2
は、携帯電話機30の概略構成を示すブロック図であ
る。この携帯電話機30の基本構成は、既存の携帯電話
機と同様である。この携帯電話機30は、CPU31と
ROM32とRAM33とを含むマイクロコンピュータ
(以下、「マイコン部」という。)、遊技者が操作する
ための端末側操作手段である操作入力部34、CPU3
1の制御の下で文字や絵などの画像を表示する端末側表
示手段としての液晶ディスプレイ(LCD)35、携帯
電話機30として通信を行うための端末側通信手段とし
ての無線通信インターフェース36、外部装置との間で
データ通信するための端末側通信手段として機能できる
外部入出力端子をもつ外部通信インターフェース37、
バッテリ38等を備えている。遊技者は、操作入力部3
4に設けられた操作ボタン等を操作することで、通話先
の電話番号を入力したり、インターネット上のWebサ
イト等のアドレスを入力したりすることができる。
【0021】マイコン部のCPU31は、ROM32に
格納されているコンピュータプログラムに基づいて演算
処理を行う。このROM32には、無線通信インターフ
ェース36を介して通話したり、データ通信を行ったり
するための無線通信プログラム、外部通信インターフェ
ース37を介して外部装置とデータ通信を行うための外
部通信プログラム、操作入力部34やLCD35等の装
置各部を制御する制御プログラムなどのほか、遊技者の
識別情報として利用される電話番号も格納されている。
また、RAM33は、マイコン部のCPU31における
演算処理の際に利用するためのワークメモリ領域や、マ
イコン部のCPU31が実行可能なインストールされた
プログラムを記録するプログラムメモリ領域などを有す
る。
【0022】(メダル遊技機1の構成)図3は、メダル
遊技機1の一例を示す外観図である。このメダル遊技機
1は、中央部分に設けられた装置側表示手段としてのフ
ィールド2と、このフィールド2を取り囲むように設け
られたコントロールパネルとなる複数のステーション1
0とを備えている。フィールド2には、出馬ゲート3を
備える競馬場の馬場4が設けられ、この馬場4内で複数
の図示しない模型馬が走行することでレースが展開され
る。また、このフィールド2の周囲には、レースの実況
や歓声等を流す複数のスピーカー5が配置されている。
また、フィールド2の上方には、ゲーム名称等を表示す
るための表示部6やフィールド2を照明する照明装置7
が配置されている。これら表示部6及び照明装置7は、
支持柱8により支持されている。
【0023】また、上記メダル遊技機1の外部には、遊
技者が座るためのベンチ9が設けられている。このベン
チ9は、内部に、遊技者が所有する携帯電話機30の外
部通信インターフェース37との間でデータ通信を行う
複数の電話機接続装置が設けられており、その外部通信
インターフェース37のコネクタを接続するための接続
ケーブル111が外部に露出している。この複数の電話
機接続装置は、メダル遊技機1に設けられる後述のメイ
ン制御部に通信回線としてのLANケーブルにより接続
されており、これらの間でデータ通信が可能な構成とな
っている。
【0024】上記ステーション10には、ゲームの進行
に応じた遊技画面を表示する装置側表示手段としてのデ
ィスプレイ11と、このディスプレイ11の表示面に重
ね合わされた装置側操作手段としてのタッチパネル12
とが設けられている。遊技者が遊技画面の指示に従いデ
ィスプレイ11に表示された遊技画面の所定位置に触る
と、タッチパネル12によりその位置が検出され、メダ
ル遊技機1において遊技者の操作内容が認識される。ま
た、ステーション10には、遊技者が所有する携帯電話
機30をステーション10に接続するための電話機接続
口13が設けられている。また、ステーション10に
は、遊技者が所有するメダルを投入するための遊技価値
受取手段としての遊技価値物体受取手段であるメダル投
入口14も設けられている。
【0025】上記メダル遊技機1においては、後述する
ように、遊技進行手段としてのゲーム進行プログラムを
実行するメイン制御部の制御の下、所定のサイクルに従
って実際の中央競馬と同一名称のレースが順次開催され
る。1年分のレースとして約60のレースが用意されて
おり、レースごとに、メダルをベットのための時間すな
わち馬券を購入するための時間、模型馬によりレースが
行われる時間、レース結果を表示するための時間が確保
される。遊技者は、レースごとに着順を予想し、自由に
馬券を購入することができる。この馬券の購入は、メダ
ルをベットすることにより行い、購入した馬券がレース
の結果と一致していれば、メダルのベット数とオッズに
応じた枚数のメダルが配当として払い出される。
【0026】図4は、上記メダル遊技機1の動作を統合
的に制御するためのメイン制御部を示す制御ブロック図
であり、図5は、ステーション10ごとに設けられたス
テーション制御部を示す制御ブロック図である。
【0027】図4に示すように、フィールド2側に配置
されるメイン制御部100は、メイン制御装置101、
フィールド2における模型馬の走行等を制御するための
フィールド制御装置102、上記照明装置7を制御する
照明制御装置103、上記スピーカー5で流す歓声や実
況等を制御する音響制御装置104、遊技者ごとの各種
データを記録するためのRAM105、各種データベー
スを格納する遊技価値量記録媒体としてのデータベース
用ROM106、携帯電話機30のROM32やRAM
33からデータを読み取るための電話機制御プログラ
ム、携帯電話機30により遊技を行うためのリモート遊
技プログラム、データベース用ROM106に格納され
ている各種データベースを処理するためのデータ処理プ
ログラム等が格納されたROM107、外部のベンチ9
に設けられる電話機接続装置110との間でデータ通信
を行うための装置側通信手段としての電話機通信I/O
108、携帯電話機30の無線通信インターフェース3
6との間でデータ通信を行うための装置側通信手段とし
てのターミナルアダプタ109などを備えている。上記
メイン制御装置101は、フィールド制御部102、照
明装置103、音響装置104、RAM105、データ
ベース用ROM106、ROM107、電話機通信I/
O108及びターミナルアダプタ109に、それぞれ接
続されている。データベース用ROM106には、遊技
者が所有するメダルと等価の電子データに変換した遊技
価値量データとしてのメダル枚数データが遊技者ごとに
登録されたメダル管理データベースが格納されている。
【0028】図5に示すように、各ステーション10に
設けられているステーション制御部200は、ステーシ
ョン制御装置201、遊技者が所有する携帯電話機30
の外部通信インターフェースとの間でデータ通信を行う
識別情報入力手段としての接続コネクタ202、遊技者
の各種データを一時的に記録するRAM203、遊技者
からメダルを受け取り、また遊技者にメダルを払い出す
ためのメダル受渡装置204などを備えている。上記ス
テーション制御装置201は、接続コネクタ202及び
RAM203に、それぞれ接続されている。また、この
ステーション制御装置201は、ステーション10に設
けられた図3に示すディスプレイ11及びタッチパネル
12等の各部にも、それぞれ接続されている。また、図
4及び図5に示すように、各ステーション10側のステ
ーション制御装置201は、フィールド2側のメイン制
御装置101に接続されており、これらの間でデータ通
信が可能となっている。
【0029】尚、本実施形態では、識別情報として、携
帯電話機30の電話番号データを用いているが、遊技者
を識別できる情報であれば、例えば、遊技者が希望する
ニックネーム等を用いたり、メダル遊技機1により各遊
技者に振り分けられえるIDを用いたりしてもよい。
【0030】(遊技処理システムの処理の流れ)次に、
実施形態1に係る遊技処理システムで、遊技者が携帯電
話機30を使用してメダル遊技機1での遊技を行う場
合、メダル遊技機1と遊技者との間でメダルの受渡しが
行われる。以下、このメダル受渡処理とともに、遊技者
が携帯電話機30で遊技するときの遊技処理について説
明する。
【0031】図6は、本実施形態に係る遊技処理システ
ムにおいて、遊技者が携帯電話機30を用いてメダル遊
技機1での遊技を行うときの流れを示す説明図である。
遊技者は、携帯電話機30を用いてメダル遊技機1での
遊技を行う場合には、メダル遊技機1にメダルをクレジ
ットしておかなければならない。このため、遊技者は、
まず、店舗からメダルを借り入れ(ステップ)、これ
をメダル遊技機1に投入し(ステップ)、そのメダル
枚数データをメダル遊技機1に登録する(ステップ
)。そして、遊技者が携帯電話機30を用いてメダル
遊技機1での遊技を行う場合、携帯電話機30とメダル
遊技機1との間をデータ通信可能な状態とするため、携
帯電話機30からメダル遊技機1に電話をかけてデータ
通信ネットワークを確立する(ステップ)。その後、
メダル遊技機1は、遊技者が使用する携帯電話機30に
遊技画面情報を送信する(ステップ)。遊技者が、携
帯電話機30のLCD35に表示される遊技画面に従っ
て操作入力部34を操作すると、その操作情報がメダル
遊技機1に送信される(ステップ)。所定の遊技価値
変動条件が満たされると、メダル遊技機1は、電話番号
データに関連付けてデータベース用ROM106に登録
されたメダル枚数データから、所定枚数分を減らす又は
増やすメダル枚数変更処理を行う(ステップ)。
【0032】(メダルの貸し出し:ステップ)ステッ
プでは、遊技者が店舗からメダルを借り入れる作業を
行う。本実施形態では、店舗に設置されるメダル貸出機
等に所定の料金を投入してその料金に応じた枚数のメダ
ルを、遊技者に貸し出すことにより行う。また、例え
ば、インターネット上でクレジットカード等により所定
の料金を店舗に支払うことで、その料金に応じたメダル
枚数データを、店舗が管理するメダル管理装置等に登録
するようにしてもよい。この場合、遊技者は、わざわざ
店舗に出向かなくてもメダルの借り入れを行うことがで
きる。
【0033】(メダル投入,メダル枚数データの登録:
ステップ,)図7は、ステップで実行されるメダ
ル枚数データの登録処理の流れを示すフローチャートで
ある。まず、ステップでは、遊技者は、店舗から借り
入れたメダルをメダル遊技機1の各ステーション10に
設けられるメダル投入口14に投入する作業を行う。そ
して、メダル投入口14にメダルが投入されると(S
1)、所定のメダル検知センサによりメダルが検出さ
れ、その検出信号が、そのステーション10のメダル受
渡装置204を介して、ステーション制御装置201に
送られる。ステーション制御装置201は、その検出信
号に基づいて、投入されたメダル枚数をカウントし、カ
ウントした分だけ、RAM203にメダル枚数データを
記録する(S2)。
【0034】遊技者は、そのステーション10を使用し
て遊技を行う場合には、メイン制御部100のメイン制
御装置101により進行されるレースについて、そのス
テーション10のディスプレイ11に表示される遊技画
面等を見ながら着順を予想し、タッチパネル12を操作
して予想する馬にメダルをベットする。このようにし
て、遊技者がベットした馬、メダルベット枚数等のベッ
ト情報がステーション制御装置201に送られる。ここ
で、遊技者は、メダル遊技機1に対して、そのベットに
必要な枚数のメダルを支払わなければならないので、ス
テーション制御装置201は、遊技者がベットしたメダ
ルベット枚数に相当するメダル枚数データを、RAM2
03に記録されているメダル枚数データから減じる処理
を行う。そして、ステーション制御装置201は、ベッ
ト情報をメイン制御装置101に送信する。一方、メイ
ン制御装置101は、所定の時間がきたら、ゲーム進行
プログラムに従ってフィールド2において模型馬による
レースを展開する。このレース結果において、遊技者の
予想が的中した場合、遊技者には、メダルベット枚数と
オッズに応じた枚数のメダルが払い出されることにな
る。よって、ステーション制御装置201は、その配当
枚数に相当するメダル枚数データを、RAM203に記
録されているメダル枚数データに加算する処理を行う。
【0035】一方、本実施形態では、遊技者は、メダル
遊技機本体に設けられるステーション10を使用せず
に、自分の携帯電話機30を使用して、そのメダル遊技
機1の遊技を行うことができる。この場合、まず、借り
入れたメダルを、空いているステーション10のメダル
投入口14に投入し、そのメダル枚数に応じたメダル枚
数データをRAM203に記録する。その後、遊技者
は、自分のメダルを登録する処理を行う。
【0036】具体的には、メダル遊技機1のステーショ
ン10に設けられる電話機接続口13に携帯電話機30
を挿入する。これにより、携帯電話機30の下部に設け
られている外部通信インターフェースのコネクタと、電
話機接続口13の内部に配置されている接続端子コネク
タ202とが連結する。そして、遊技者が、例えば、デ
ィスプレイ11に表示されている預入ボタンをタッチす
ると、携帯電話機30が接続されたステーション10の
ステーション制御装置201は、識別情報入力処理手段
として機能する。ステーション制御装置201は、電話
機制御プログラムを実行し、携帯電話機30のROM3
2に格納されている電話番号データを読み出し、一旦、
RAM203に記録する(S3)。そして、電話番号デ
ータとRAM23に記録されているメダル枚数データ
を、メイン制御装置101に送信する。これらデータを
受け取ったメイン制御装置101は、遊技価値量記録手
段として機能し、電話番号データに関連つけた状態でメ
ダル枚数データをデータベース用ROM106のメダル
管理データベースに登録する(S4)。これにより、遊
技者のメダルは、メダル遊技機1に保存されることにな
る。尚、既に、遊技者の電話番号データに基づく登録が
なされている場合には、ステーション制御装置201か
ら受け取った電話番号データに基づいて、メダル管理デ
ータベースに登録されている電話番号データに関連付け
られたメダル枚数データを特定し、ステーション制御装
置201から受け取ったメダル枚数データを加算する処
理を行う。
【0037】尚、本実施形態では、ステーション10の
メダル投入口14にメダルを投入して自分のメダル枚数
データを登録するが、この場合、ステーション10の全
てが一部の遊技者に占有されているときには、メダル枚
数データの登録ができない。よって、携帯電話機30を
使用して遊技を行う遊技者が、自分のメダル枚数データ
を登録するための専用装置を、メダル遊技機1とは別体
に設けてもよい。すなわち、この専用装置は、遊技価値
受取手段及び識別情報入力手段を備えている。この場
合、ステーション10の全てが一部の遊技者に占有され
ていても、他の遊技者は、その専用装置を用いて自分の
メダル枚数データを登録でき、携帯電話機30を使用し
てメダル遊技機1の遊技を行うことができる。
【0038】(データ通信ネットワークの確立:ステッ
プ)遊技者は、メダル遊技機1で遊技した後にその続
きを携帯電話機30で行う場合、又は、最初から携帯電
話機30でメダル遊技機1の遊技を行う場合には、ま
ず、上記ステップのメダル枚数データ登録処理で使用
した自分の携帯電話機30から、メダル遊技機1に電話
をかける。このとき、携帯電話機30のCPU31は、
識別情報送信手段として機能して電話番号データも出力
し、メダル遊技機1は、その電話番号データがデータベ
ース用ROM106に登録されているものであるとき
は、メイン制御装置101が識別情報受信手段として機
能してこれを受け、データ通信ネットワークを確立す
る。これにより、携帯電話機30の無線通信インターフ
ェース36と、メダル遊技機1のターミナルアダプタ1
09とが双方向のデータ通信可能に接続された状態とな
る。
【0039】一方、店舗にいる遊技者がメダル遊技機1
のステーション10ではなく携帯電話機30で遊技を行
う場合には、携帯電話機30から電話をかけなくても携
帯電話機30を使用して遊技を行うことができる。具体
的には、図3に示すように、遊技者は、メダル遊技機1
の近くして配置されたベンチ9に座りながら、自分の携
帯電話機30を使用してメダル遊技機1での遊技を行う
ことができる。この場合には、ベンチ9に設けられる電
話機接続装置110の接続ケーブル111に、携帯電話
機30の下部に設けられている外部通信インターフェー
スのコネクタを連結させる。携帯電話機30が接続され
た電話機接続装置110は、電話機通信I/O108を
介して、メイン制御部100のメイン制御装置101
に、所定の制御信号を送信する。これにより、電話機接
続装置110とメイン制御装置101との間は、双方向
のデータ通信が可能な状態になる。その後、メイン制御
装置101は、ROM107に格納されている電話機制
御プログラムを実行することで、識別情報受信手段とし
て機能する。そして、メイン制御装置101は、携帯電
話機30のROM32に格納されている電話番号データ
を読み出す。その電話番号データがデータベース用RO
M106に登録されているものであるときは、データ通
信ネットワークを確立する。これにより、その後の行わ
れる携帯電話機30とメダル遊技機1との間の双方向デ
ータ通信が可能となる。
【0040】(遊技画面の送信,操作情報の送信:ステ
ップ,)図8は、ステップ及びステップで実行
される遊技処理の流れを示すフローチャートである。携
帯電話機30とメダル遊技機1との間のデータ通信が可
能になったら(S11)、メダル遊技機1のメイン制御
装置101は、遊技画面情報送信手段として機能し、遊
技者に対して、ステーション10のディスプレイ11に
表示される遊技画面と同様の遊技画面情報を携帯電話機
30に送信する(S12)。具体的には、メイン制御装
置101は、リモート遊技プログラムを実行し、ターミ
ナルアダプタ109から携帯電話機30に遊技画面情報
を送信する。そして、この遊技画面情報は、携帯電話機
30の無線通信インターフェース36を介して、遊技画
面情報受信手段として機能する通信プログラムを実行す
るCPU31に受け取られる。遊技画面情報を受け取っ
た携帯電話機30のCPU31は、LCD35を表示制
御する表示制御プログラムを実行し、LCD35に、そ
の遊技画面情報に基づく遊技画面を表示させる(S1
3)。遊技者は、その遊技画面等を見ながら次のレース
を予想し、携帯電話機30の操作入力部34に設けられ
る操作ボタン等を操作して、予想する馬にメダルをベッ
トする(S14)。このように操作した遊技者によりベ
ットされた馬、メダルベット枚数等の操作情報であるベ
ット情報は、通信プログラムを実行する操作情報送信手
段として機能するCPU31により、無線通信インター
フェース36を介して、メダル遊技機1に送信される
(S15)。このベット情報は、メダル遊技機1の操作
情報受信手段として機能するメイン制御装置101に読
み込まれる。
【0041】一方、図3に示すように、ベンチ9に座り
ながらメダル遊技機1の遊技を行う遊技者に対しては、
メイン制御装置101は、遊技画面情報送信手段として
機能し、遊技者に対して、ステーション10のディスプ
レイ11に表示される遊技画面と同様の遊技画面情報を
携帯電話機30に送信する。具体的には、メイン制御装
置101は、電話機制御プログラムを実行し、遊技画面
情報を電話機通信I/O108及び電話機接続装置11
0を介して、携帯電話機30に送信する。そして、この
遊技画面情報は、携帯電話機30における外部通信イン
ターフェース37を介して、遊技画面情報受信手段とし
て機能する外部通信プログラムを実行するCPU31に
受け取られる。遊技画面情報を受け取った携帯電話機3
0のCPU31は、LCD35を表示制御する表示制御
プログラムを実行し、LCD35に、その遊技画面情報
に基づく遊技画面を表示させる。遊技者は、その遊技画
面等を見ながら次のレースを予想し、携帯電話機30の
操作入力部34に設けられる操作ボタン等を操作して、
予想する馬にメダルをベットする。このように操作した
遊技者によりベットされた馬、メダルベット枚数等の操
作情報であるベット情報は、外部通信プログラムを実行
する操作情報送信手段として機能するCPU31によ
り、外部通信インターフェース37を介して、メダル遊
技機1に送信される。このベット情報は、電話機接続装
置110及び電話機通信I/O108を介して、メダル
遊技機1の操作情報受信手段として機能するメイン制御
装置101に読み込まれる。
【0042】(メダル枚数変更処理:ステップ)図9
は、ステップで実行されるメダル枚数変更処理の流れ
を示すフローチャートである。メダル遊技機1のメイン
制御装置101は、携帯電話機30からのベット情報が
入力されると(S21)、所定の遊技価値変動条件が満
たされたとして、ROM107に格納されているデータ
処理プログラムを実行し、データ変更手段として機能す
る。データ処理プログラムを実行するメイン制御装置1
01は、まず、携帯電話機30からの電話番号データに
基づいて、データベース用ROM106に格納されてい
るメダル管理データベースの中から、その電話番号デー
タに関連付けられたメダル枚数データを読み出す(S2
2)。そして、そのメダル枚数データが示すメダル枚数
すなわち遊技者が所有するメダル所持枚数と、上記ステ
ップで入力されたベット枚数データが示すメダル支払
枚数とを比較する(S23)。この比較の結果、遊技者
が所有するメダル所持枚数よりもメダル支払枚数の方が
多いと判断された場合、携帯電話機30にメダル不足通
知を出力し(S24)、携帯電話機30では、遊技者に
その旨が報知される。これにより、遊技者は、ベット枚
数を減らしたり、上記ステップのメダル枚数データ登
録処理をしたりして、再度、メダルをベットする。ま
た、上記比較の結果、遊技者が所有するメダル所持枚数
がメダル支払枚数以上であると判断された場合、メダル
遊技機1のメイン制御装置101は、データベース用R
OM106のメダル管理データベースにおけるその遊技
者のメダル枚数データを、遊技者が所有するメダル所持
枚数からメダル支払枚数を引いた枚数分のメダル枚数デ
ータに変更する(S25)。これにより、メダル枚数変
更処理が完了する。
【0043】このようにして、メダル枚数変更処理を終
え、所定の時間がきたら、メイン制御装置101は、ゲ
ーム進行プログラムに従ってフィールド2において模型
馬によるレースを展開する。このフィールド2で展開さ
れるレース状況を、デジタルビデオカメラやデジタルカ
メラ等の撮影手段により撮影して、これを遊技画面情報
として携帯電話機30に送信するようにしてもよい。こ
の場合、遊技者は、メダル遊技機1のフィールドで実際
に展開されている模型馬によるレースを、携帯電話機3
0のLCD35により観戦することができる。このレー
ス結果において、遊技者の予想が的中した場合、ステー
ション10で遊技を行う場合と同様に、遊技者には、メ
ダルベット枚数とオッズに応じた枚数のメダルが払い出
されることになる。この場合、メダル遊技機1のメイン
制御装置101は、所定の遊技価値変動条件が満たされ
たとして、ROM107に格納されているデータ処理プ
ログラムを実行し、データ変更手段として機能する。デ
ータ処理プログラムを実行するメイン制御装置101
は、まず、携帯電話機30からの電話番号データに基づ
いて、データベース用ROM106に格納されているメ
ダル管理データベースの中から、その電話番号データに
関連付けられたメダル枚数データを読み出す。そして、
メダル遊技機1のメイン制御装置101は、そのメダル
枚数データを、これに基づく遊技者が所有するメダル枚
数に配当メダル枚数を加算した枚数分のメダル枚数デー
タに変更する。これにより、メダル枚数変更処理が完了
する。
【0044】以上、実施形態1によれば、遊技者は、自
分の携帯電話機30を使用して、店舗に設置されている
メダル遊技機1で実行される競馬ゲームを、そのメダル
遊技機1のステーション10を使用して行う場合と同様
にして行うことができる。よって、従来では、メダル遊
技機1での競馬ゲームに参加できる人数は、そのステー
ション10の数に制限されてしまったが、本実施形態に
よれば、遊技者が携帯電話機30を使用することでその
ような制限がなくなる。よって、メダル遊技機1のメイ
ン制御部100の処理能力等の許す限り、大人数の遊技
者が、同時に、メダル遊技機1で実行される競馬ゲーム
を行うことができる。しかも、遊技者は、予めメダル枚
数データを登録しておけば、自分の携帯電話機30を使
用することで、どこからでもメダル遊技機1での競馬ゲ
ームを行うことができる。
【0045】また、インターネット上で行われるネット
ゲームでは、遊技者は、不正されているのではないかと
いうイメージを持つ傾向にあるが、本実施形態では、携
帯電話機30を使用して行う遊技が実際に店舗に設置さ
れているメダル遊技機1で行われるため、遊技者がその
ようなイメージを持ちにくい。
【0046】一方で、本実施形態によれば、店舗に訪れ
て遊技をしたことがない遊技者であっても、携帯電話機
30で気軽に遊技を楽しむことができる結果、このメダ
ル遊技機1を設置した店舗では、このような新規な遊技
者を獲得のチャンスを得ることになる。しかも、携帯電
話機30で遊技するためには、一度、店舗に訪れてメダ
ルを投入しなければならないため、このような新規遊技
者に店舗に来てもらう機会があり、高い集客効果を得る
ことができる。
【0047】上述した効果により、店舗側では、一部の
遊技者がメダル遊技機1を占有し続けたとしても、他の
遊技者は、そのメダル遊技機1で遊技を行うことができ
る。よって、従来では、店舗収益の関係上、遊技時間が
短くなるように遊技内容が制限されたが、その必要がな
くなる。この結果、1回の遊技時間が非常に長い遊技内
容の遊技、例えば、釣りゲーム、パズルゲーム、RPG
(ロールプレイングゲーム)を、新たに、遊技者に提供
することができるようになる。釣りゲームを例に挙げる
と、その釣りゲーム中で遊技者が餌や仕掛け等を選択
し、釣りを開始した後、魚がヒットするまでの時間を、
実際の釣りと同様に、例えば2時間ぐらいに設定するこ
とも可能になる。
【0048】〔実施形態2〕次に、本発明を、上記実施
形態1と同様の遊技処理システムに適用した他の実施形
態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)につ
いて説明する。尚、本実施形態は、競馬ゲームを行うメ
ダル遊技機1の代わりに、ビンゴゲームを行うメダル遊
技機を使用するものであり、遊技処理システムの処理の
流れは、上記実施形態1と同様であるので、以下、本実
施形態特有の部分についてのみ説明する。
【0049】上記実施形態1のメダル遊技機1では、遊
技結果であるレースの結果は、ゲーム進行プログラムを
実行するメイン制御装置101の演算処理結果に基づい
て決定される。この場合、そのゲーム進行プログラムに
より意図的に遊技結果が導き出されているような猜疑心
を遊技者が持つことがある。そこで、実施形態2では、
実施形態1のようにコンピュータプログラムに従った演
算処理により遊技結果を導出するものではなく、遊技装
置での遊技の少なくとも一部の遊技結果を機械的に導出
するものを、ビンゴゲームを例に挙げて説明する。
【0050】図10は、実施形態2におけるビンゴゲー
ム機の外観図である。このビンゴゲーム機40は、装置
側表示手段並び遊技結果導出手段として機能する中央の
ゲーム機構部41と、その周囲に配置された装置側操作
手段及び装置側表示手段を備えたステーション42とを
備えている。このステーション42は、上記メダル遊技
機1のステーション10と同様の構成を有する。このス
テーションのディスプレイには、ビンゴカード画面等が
表示され、遊技者が画面にタッチすることでタッチパネ
ルから操作情報が出力される。
【0051】図11は、ゲーム機構部41の概略構成を
示す正面図である。ゲーム機構部41は、ルーレット部
41Aとボール供給部41Bとを備えており、これらは
支持部43により支持されている。ルーレット部41A
は、ボールBを周方向の任意位置で捕獲するための複数
のボール収納部44aが環状に配置された回転ホイール
部44、その内側の固定円盤部45及び回転ホイール部
44を回転させる回転機構部46等を備えている。一
方、ボール供給部41Bは、ゲームの終了に応じてボー
ルBを回転ホイール部44から回収する回収機構部4
7、回収されたボールBをゲーム中に1個ずつ供給する
配給手段48、配給手段48から供給されたボールBを
下方から上方に放り上げる投球手段49、投球されたボ
ールBをルーレット部1Aの上部から固定円盤部45に
払い出す払出部50等を備えている。
【0052】ゲームが開始されると、投球手段49から
1個ずつボールBが放り出され、上部の払出部50へ導
かれる。ボールBは払出部50からルーレット部41A
に払い出され、固定円盤部45を不規則に移動しながら
回転ホイール部44に導かれる。そして、回転ホイール
部44のいずれかのボール収納部44aに捕獲される。
かかる動作が所定個数、例えば10個のボールについて
順次行われる。ボールBがそれぞれのボール収納部44
aに捕獲されるごとに、そのボール収納部44aに付さ
れた固有符号が出力され、このようにして得られる固有
符号に応じてゲームが進行される。そして、10個のボ
ールに対して同様な処理が行われて、1回のゲームが終
了する。このようにして導出された固有符号に基づき、
ステーション42のディスプレイに表示されている遊技
者のビンゴカード画面で、ビンゴが揃ったら、遊技者は
メダルの払出しを受けることができる。尚、ゲームが終
了すると、捕獲されている10個のボールBは、回収機
構部47によって配給手段48に次々に回収、保管さ
れ、次のゲーム待ちの状態に入る。
【0053】このようなビンゴゲーム機40のビンゴゲ
ームには、実施形態1の場合と同様にして、遊技者は、
携帯電話機30を使用して参加することができる。この
とき、ゲーム機構部41を移動するボールBの動き等
を、デジタルビデオカメラやデジタルカメラ等の撮影手
段により撮影して、これを遊技画面情報として携帯電話
機30に送信するようにする。この場合、遊技者は、ビ
ンゴゲーム機40で実際に行われているビンゴ抽選を、
携帯電話機30のLCD35により見ることができる。
このように、遊技者が携帯電話機30で使用してビンゴ
ゲームを行う場合、そのビンゴ抽選の結果(遊技結果)
は、コンピュータプログラムに従った演算処理により決
定されるものではなく、回転ホイール部44の回転動作
やボールBの動きなどに応じて決定される。よって、遊
技者は、遊技装置から離れた場所で携帯電話機30によ
り遊技を行う場合でも、その遊技に対して猜疑心を持ち
にくく、信頼性が高い遊技を提供することができる。
【0054】尚、上記実施形態1及び実施形態2では、
ステーション10,42の代わりに使用する端末装置と
して、遊技者が所有する携帯電話機30を使用している
が、遊技画面を表示する端末側表示手段、遊技者が操作
する端末側操作手段等の必要な機能が備わっているもの
であれば、他の端末装置であってもよい。特に、遊技装
置1,40での遊技性や操作性を重視するのであれば、
店舗が遊技装置用の専用端末を遊技者に貸し出し、その
専用端末を遊技装置1,40に接続し、遊技を行っても
よい。また、遊技者の自宅にあるパソコンや、いわゆる
ネットカフェと呼ばれる店舗(ゲームセンタ内であって
もよい)に設置されているパソコンなども端末装置とし
て利用することができる。
【0055】また、上記実施形態1及び実施形態2にお
ける遊技処理システムでは、遊技装置1,40及び携帯
電話機30並びにこれらを接続するネットワークにより
構成されている。本実施形態において各装置が実行して
いる処理は、他の装置で実行してもよいし、複数の装置
に分散して実行することも可能である。また、本実施形
態において各装置が持っている機能は、他の装置に持た
せてもよいし、複数の装置に分散して持たせてもよい。
すなわち、遊技装置1,40及び携帯電話機30で行わ
れていた各処理の一部又は全部を、上記遊技処理システ
ムを構成する他の装置あるいは新規な装置で行うように
してもよい。
【0056】また、上記実施形態1及び実施形態2で
は、メダル等の遊技価値の受渡しを必要とするメダル遊
技機1,40について説明したが、このようなメダル遊
技機1,40ではなく、所定のゲーム料金を直接投入し
て遊技を行うビデオゲーム機等を利用することもでき
る。この場合、上述したメダルの受渡処理が不要となる
が、その代わりに、遊技者が携帯電話機30でビデオゲ
ーム機等で実行されるゲームを行う際にゲーム料金を支
払うための料金支払処理が必要となる。この料金支払処
理は、例えば、ビデオゲーム機等と携帯電話機30とを
接続したときに、その携帯電話機30の電話番号をビデ
オゲーム機等に入力し、後日、その電話番号に基づい
て、その携帯電話機30の電話会社から、電話料金と一
緒にゲーム料金を請求するようにする。
【0057】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、遊技装
置が一部の遊技者に占有されていたとしても、他の遊技
者が端末装置を使用して遊技装置での遊技を行うことが
できることで、遊技装置の設置面積等に関係なく、最大
利用人数を大幅に増やすことができ、大人数による大規
模なゲームを展開することが可能となるという優れた効
果がある。また、対戦型のギャンブルゲーム等の遊技を
行う場合であっても、対戦相手の操作内容を覗くなどの
不正を抑制することができ、信頼性の高いギャンブルゲ
ーム等を提供することが可能となるという優れた効果も
ある。
【0058】特に、請求項3の発明によれば、遊技装置
が設置される店舗外の自宅等に遊技者がいるときにで
も、その遊技装置での遊技を行うことができるという優
れた効果がある。また、通信回線として公衆電話回線を
使用することで、端末装置として、広く普及している携
帯電話機を利用することができ、本遊技装置を含む遊技
処理システムを安価に構築することが可能となるという
優れた効果もある。
【0059】また、請求項4の発明によれば、遊技者が
遊技に対して猜疑心を持ちにくいため、信頼性が高い遊
技を提供することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る遊技処理システム全体の概略
構成図。
【図2】同遊技処理システムを構成する携帯電話機の概
略構成を示すブロック図。
【図3】同遊技処理システムを構成するメダル遊技機の
一例を示す外観図。
【図4】同メダル遊技機の動作を統合的に制御するため
のメイン制御部を示す制御ブロック図。
【図5】同メダル遊技機のステーションごとに設けられ
たステーション制御部を示す制御ブロック図。
【図6】同遊技処理システムにおいて、遊技者が携帯電
話機を用いてメダル遊技機での遊技を行うときの流れを
示す説明図。
【図7】同遊技処理システムにおけるメダル枚数データ
の登録処理の流れを示すフローチャート。
【図8】同遊技処理システムにおける遊技処理の流れを
示すフローチャート。
【図9】同遊技処理システムにおけるメダル枚数変更処
理の流れを示すフローチャート。
【図10】実施形態2に係る遊技処理システムを構成す
るビンゴゲーム機の外観図。
【図11】同ビンゴゲーム機のゲーム機構部の概略構成
を示す正面図。
【符号の説明】
1 メダルゲーム機 9 ベンチ 10,42 ステーション 11 ディスプレイ 12 タッチパネル 13 電話機接続口 14 メダル投入口 30 携帯電話機 35 LCD 36 無線通信インターフェース 37 外部通信インターフェース 40 ビンゴゲーム機 41 ゲーム機構部 41A ルーレット部 41B ボール供給部 43 支持部 44 回転ホイール部 45 固定円盤部 46 回転機構部 47 回収機構部 48 配給手段 49 投球手段 50 払出部 100 メイン制御部 101 メイン制御装置 106 データベース用ROM 108 電話機通信I/O 109 ターミナルアダプタ 110 電話機接続装置 111 接続ケーブル 200 ステーション制御部 202 接続コネクタ 204 メダル受渡装置 B ボール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技を実行する遊技装置と、上記遊技装置
    とは別体に構成され、該遊技装置に通信回線を通じて接
    続可能な端末装置とを備え、上記端末装置を遊技者が使
    用して、上記遊技装置で実行される遊技を行うための遊
    技処理システムであって、上記遊技装置は、遊技を進行
    する遊技進行手段と、上記遊技進行手段により進行され
    る遊技状況を表示する装置側表示手段と、上記装置側表
    示手段に表示される遊技状況に従って、遊技者により操
    作される装置側操作手段と、上記端末装置との間で上記
    通信回線を介して双方向データ通信を行うための装置側
    通信手段と、上記遊技進行手段により進行される遊技の
    遊技画面情報を、上記装置側通信手段により上記通信回
    線を介して、上記端末装置に送信する遊技画面情報送信
    手段と、上記端末装置から上記通信回線を介して送信さ
    れる遊技者の操作情報を、上記装置側通信手段により受
    信する操作情報受信手段とを有しており、上記端末装置
    は、上記遊技装置との間で上記通信回線を介して双方向
    データ通信を行うための端末側通信手段と、上記遊技装
    置から上記通信回線を介して送信される遊技画面情報
    を、上記端末側通信手段により受信する遊技画面情報受
    信手段と、上記遊技画面情報受信手段で受信した遊技画
    面情報に基づく遊技画面を表示する端末側表示手段と、
    上記端末側表示手段に表示される遊技画面に従って遊技
    者により操作される端末側操作手段と、上記端末側操作
    手段を操作した遊技者の操作情報を、上記端末側通信手
    段により上記通信回線を介して、上記遊技装置に送信す
    る操作情報送信手段とを有しており、上記遊技装置の遊
    技進行手段は、上記装置側操作手段を操作した遊技者の
    操作内容、及び、上記操作情報受信手段により受信した
    操作情報のうちの少なくとも一方に応じて、遊技を進行
    することを特徴とする遊技処理システム。
  2. 【請求項2】遊技者が使用する端末装置に通信回線を通
    じて接続可能な遊技装置であって、遊技を進行する遊技
    進行手段と、上記遊技進行手段により進行される遊技状
    況を表示する装置側表示手段と、上記装置側表示手段に
    表示される遊技状況に従って、遊技者により操作される
    装置側操作手段と、上記端末装置との間で上記通信回線
    を介して双方向データ通信を行うための装置側通信手段
    と、上記遊技進行手段により進行される遊技の遊技画面
    情報を、上記装置側通信手段により上記通信回線を介し
    て、上記端末装置に送信する遊技画面情報送信手段と、
    上記端末装置から上記通信回線を介して送信される遊技
    者の操作情報を、上記装置側通信手段により受信する操
    作情報受信手段とを有しており、上記遊技進行手段は、
    上記装置側操作手段を操作した遊技者の操作内容、及
    び、上記操作情報受信手段により受信した操作情報のう
    ちの少なくとも一方に応じて、遊技を進行することを特
    徴とする遊技装置。
  3. 【請求項3】請求項2の遊技装置において、上記装置側
    通信手段は、公衆電話回線を通じて、上記端末装置との
    間で双方向データ通信を行うためのものであることを特
    徴とする遊技装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3の遊技装置において、上記
    遊技進行手段により進行される少なくとも一部の遊技の
    遊技結果を機械的に導出する遊技結果導出手段を有し、
    上記遊技進行手段は、上記遊技結果導出手段により導出
    される遊技結果に従って、遊技を進行することを特徴と
    する遊技装置。
  5. 【請求項5】遊技者が使用する端末装置に通信回線を通
    じて接続可能な遊技装置に設けられるコンピュータを機
    能させるプログラムであって、上記端末装置との間で上
    記通信回線を介して双方向データ通信を行うための装置
    側通信手段を介して、該端末装置に遊技の遊技画面情報
    を送信する遊技画面情報送信手段、上記端末装置から上
    記通信回線を介して送信される遊技者の操作情報を、上
    記装置側通信手段により受信する操作情報受信手段、及
    び遊技装置に設けられる装置側操作手段を操作した遊技
    者の操作内容並びに上記操作情報受信手段により受信し
    た操作情報の少なくとも一方に応じて、遊技を進行する
    遊技進行手段として、上記コンピュータを機能させるこ
    とを特徴とするプログラム。
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