JP2002325235A - コンテンツ送信装置並びにその方法及びコンテンツ受信装置並びにその方法 - Google Patents

コンテンツ送信装置並びにその方法及びコンテンツ受信装置並びにその方法

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JP2002325235A
JP2002325235A JP2001128605A JP2001128605A JP2002325235A JP 2002325235 A JP2002325235 A JP 2002325235A JP 2001128605 A JP2001128605 A JP 2001128605A JP 2001128605 A JP2001128605 A JP 2001128605A JP 2002325235 A JP2002325235 A JP 2002325235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放送コンテンツの製作または提供者が、タイム
シフト再生の可否および一時記憶最大時間を指定するこ
とを可能とするタイムシフト再生に関する番組関連情報
を放送コンテンツに多重して放送する番組関連情報多重
化方法を提供する。 【解決手段】デジタル放送の各放送コンテンツに対する
タイムシフト再生制御に関する情報として、受信装置で
のタイムシフト再生の可否およびタイムシフト再生を行
う際の一時記憶可能な最大時間を指定するタイムシフト
再生制御記述子を定義し、上記デジタル放送を受信する
受信装置において、放送コンテンツと多重されて送出さ
れる上記タイムシフト再生制御記述子を抽出し、その内
容にしたがってタイムシフト再生を行うように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回線又は放送
電波によりコンテンツを送信するためのコンテンツ送信
装置並びにその方法、及びそのコンテンツを受信するた
めのコンテンツ受信装置並びにその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、HDD(ハードディスクドライ
ブ)の大容量化/小型化、光ディスクといった大容量リ
ムーバブルメディアの登場に伴い、HDDを内蔵した
り、光ディスクを記録メディアとしたりするTV放送受
信装置が市場に登場してきている。特にHDDは、年々
大容量化、低価格化が進んでおり、放送コンテンツ録画
のための記憶媒体として注目されている。また、このよ
うなHDDがTV放送受信装置に内蔵されることによ
り、いわゆるタイムシフト視聴が可能となる。
【0003】例えば、特開平2000―184320号
公報では、放送中のコンテンツを一定時間録画すること
によって、上記放送コンテンツを番組の冒頭から視聴可
能にする方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、TV放送のデジ
タル化に伴い、放送コンテンツもデジタル化されてお
り、例えば、HDD等に録画されたデジタル化された放
送コンテンツは、従来のアナログの放送コンテンツと違
って画質の劣化がない。つまり、デジタル化された放送
コンテンツは、何度もコピーしても当初の高画質を保っ
たままである。このことは、著作権保護の観点からは問
題であり、例えば、日本において2000年12月から
本放送が開始されるBSデジタル放送では、「BSデジ
タル放送運用規定」技術資料、ARIB TR−B15
(第二分冊)、4−163ページ〜4−167ページ、
平成11年10月26日策定、社団法人電波産業会発行
によれば、各放送コンテンツ(番組)毎に、コピー禁
止、コピー可、1世代のみコピー可といったデジタルコ
ピー制御情報という番組関連情報を持たせ、受信機は該
番組関連情報にしたがってデジタルコピー制御を行うこ
とになっている。
【0005】しかしながら、タイムシフト再生時におけ
るHDDへの一時記憶は、一時的な記憶であるにせよH
DDへの録画にあたり、上記デジタルコピー制御情報は
HDDへの一時記憶に対しては考慮されておらず、例え
ば、コピー禁止というデジタルコピー制御情報を持った
放送コンテンツはタイムシフト再生が不可と判断され
る。また、放送コンテンツを一時記憶可能な最大時間
(HDDに存在する時間ではなく、一度に録画できる時
間を示す。以下、一時記憶可能な最大時間といえば、一
度に録画できる最大時間を示す)も大きな問題であり、
例えば、一律に45分と定められたとすると、2時間の
映画に対しては効果があるものの、30分の番組に対し
てはまるまる一番組が録画されることになる。
【0006】また、著作権保護の観点からは、一時記憶
される場合においてもコピープロテクション処理を施す
必要があるが、上記従来例では考慮されていない。本発
明の目的は、コンテンツの製作又は提供者によって受信
側におけるタイムシフト再生の可否を制御することによ
り、コンテンツの製作又は提供者にとってコンテンツを
効率的に視聴者へ視聴させることができるコンテンツ送
信装置並びにその方法及びコンテンツ受信装置並びにそ
の方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、受信装置において前記放送コンテンツのタ
イムシフト再生を制御するための制御情報を付加して放
送する。また、受信側では、この制御情報を利用して再
生を行う。より具体的には、放送コンテンツに付属する
番組関連情報としてタイムシフト再生制御記述子(time
-shift_play_control_descriptor)を新たに設け、上記
タイムシフト再生制御記述子を放送コンテンツに多重し
てデジタル(TV)放送として送出する。また、上記デ
ジタル放送を受信するデジタル放送受信装置は、デジタ
ル放送データを受信し復調する復調手段と、上記放送デ
ータから放送コンテンツと該放送コンテンツに対する番
組関連情報(タイムシフト再生制御記述子)とを分離す
る分離手段と、放送コンテンツを一時記憶するための記
憶手段と、放送コンテンツを上記記憶手段に格納するた
めの書込み制御手段とを備え、上記タイムシフト再生制
御記述子の内容にしたがって上記放送コンテンツを上記
記憶手段に一時記憶する構成とした。
【0008】さらに、上記デジタル放送受信装置は、放
送コンテンツを暗号化/復号化する暗号化/復号化手段
を備え、上記タイムシフト再生記述子の内容にしたがっ
て、放送コンテンツを暗号化して上記記憶手段に一時記
憶し、該放送コンテンツをタイムシフト再生する際に、
該放送コンテンツを上記記憶手段から読み出して復号化
する構成としてもよい。
【0009】さらに、上記暗号化/復号化手段は、各受
信装置にユニークな識別情報と、乱数を発生させる乱数
発生手段と、上記識別情報と上記乱数発生手段より得た
乱数を用いて上記放送コンテンツを暗号化するための暗
号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、上記暗号鍵を使って
該放送コンテンツを暗号化する暗号化手段と、上記乱数
を用いて上記暗号化された放送コンテンツを復号するた
めの復号鍵を生成する復号鍵生成手段と、上記復号鍵を
使って上記暗号化手段で暗号化された放送コンテンツを
復号する復号化手段とを有する構成としてもよい。
【0010】また、上記デジタル放送受信装置は、さら
にコンテンツ復号化手段とスクランブル鍵格納手段とを
備え、上記分離手段で分離される放送コンテンツが既に
暗号化されている場合、上記分離手段は放送コンテンツ
に多重されている上記暗号化された放送コンテンツを復
号するためのコンテンツ復号鍵を分離し、上記暗号化手
段によって上記コンテンツ復号鍵を暗号化して上記スク
ランブル鍵格納手段に格納し、該放送コンテンツをタイ
ムシフト再生する際に、上記スクランブル鍵格納手段か
ら上記コンテンツ復号鍵を取得し、上記復号手段によっ
て復号化し、上記コンテンツ復号化手段は上記復号化さ
れたコンテンツ復号鍵を用いて上記放送コンテンツを復
号化する構成としてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、図面を参照
して説明する。まず、放送コンテンツ毎に決められるタ
イムシフト再生に関する番組関連情報を、放送コンテン
ツに多重化する方法について説明する。日本のデジタル
放送の場合、放送コンテンツに付属する番組関連情報
(番組配列情報)は、「デジタル放送に使用する番組配
列情報」標準規格、ARIB STD−B10、5ペー
ジ〜13ページ、平成9年6月19日策定、社団法人電
波産業会発行によれば、限定受信方式記述子やデジタル
コピー制御記述子といった記述子群で表現される情報
を、PMT(Program Map Table)やEIT(Event inf
ormation Table)といったテーブル群に挿入し、これら
テーブル群は、MPEG−2 Systems(ITU-T
H.220.0、ISO/IEC13818-1)で規定されるセクション
形式で放送コンテンツに多重されて伝送される。
【0012】本実施形態では、受信装置でのタイムシフ
ト再生を制御するための情報をタイムシフト再生制御記
述子として表現する。本タイムシフト再生制御記述子
は、上述の記述子群の一つとして構成され、PMTおよ
びEITに挿入されて上記MPEG−2 System
sで規定されるセクション形式で放送コンテンツに多重
されて伝送される。
【0013】上記タイムシフト再生制御記述子のデータ
構造を、図5に示す。図5に示すように、タイムシフト
再生制御記述子38(time-shift_play_control_descri
ptor)は、descriptor_tag43と、descriptor_length
44と、time-shift_play_control45と、maximum_rec
ording_time46と、reserved_future_use47とから構
成される。descriptor_tag43は、8ビットのフィール
ドであり、本記述子を識別するためのIDを示す。上述
の「デジタル放送に使用する番組配列情報」で規定され
ている記述子にはそれぞれユニークなIDが割り当てら
れているが、本記述子は新規に拡張されるものであるた
め、これらIDと重ならないユニークなIDを割り当て
ることになる。
【0014】descriptor_length44は、8ビットのフ
ィールドであり、個のフィールドの直後に続く記述子の
データ部分の全バイト数を示す。time-shift_play_cont
rol45は、1ビットのフィールドであり、値が"0"で
あれば、関連する放送コンテンツはタイムシフト再生が
不可であることを示す。値が"1"であれば、関連する放
送コンテンツがタイムシフト再生可能であることを示
す。maximum_recording_time46は、7ビットのフィー
ルドであり、time-shift_play_control45の値が"1"
の場合に、放送コンテンツを一時記憶可能な最大時間を
示す。もし、時間単位が分であるならば、7ビット長で
あるため、0分〜127分を指定できることになる。0
分が指定されると、 一時記憶可能な最大時間は受信装
置が決められることを意味する。つまり、受信装置のH
DDの容量が許す限り一時記憶可能である。また、0以
外の値が指定されると、受信装置は指定された値(時
間)分だけ一時記憶することになる。
【0015】Reserved_future_use47は、7ビットの
フィールドであり、 time-shift_play_control45の値
が"0"の場合に挿入される。本フィールドは、descript
or_length44で示される本記述子のデータ部分のデー
タサイズが8ビットの倍数となるようにするためのパデ
ィングビットであり、全ビットは"1"(つまり、127
を示す)がセットされる。また、受信装置においては、
このフィールドのデータは無視される。
【0016】上述したように、 本タイムシフト再生制
御記述子38は、PMTおよびEITに挿入されて上記
MPEG−2 Systemsで規定されるセクション
形式で放送コンテンツに多重されて伝送される。そし
て、受信装置において、放送コンテンツに多重されてい
るタイムシフト再生制御記述子38を分離し、その内容
にしたがってタイムシフト再生制御を行うことになる。
受信装置の詳細については後述する。
【0017】また、タイムシフト再生制御記述子38が
記述されていなければ(多重されていなければ)、その
放送コンテンツに対しては、time-shift_play_control
45の値が"1"かつmaximum_recording_time46の値
が"0"として扱う。つまり、受信装置においてタイムシ
フト再生が可能であり、一時記憶可能な最大時間は受信
装置が決められることを意味する。
【0018】タイムシフト再生制御記述子38は、一時
記憶可能な最大時間を7ビットフィールドのデータで表
現している。時間単位が秒であれば最大127秒間一時
記憶可能であり、時間単位が分であれば最大127分間
一時記憶可能であり、時間単位が時であれば最大127
時間一時記憶可能ということになる。しかし、あらかじ
め時間単位を決めておかなければならないため、時分秒
を含めた一時記憶可能な最大時間を指定するタイムシフ
ト再生制御記述子のデータ構造も考えられる。この場合
のタイムシフト再生制御記述子のデータ構造を図6に示
す。
【0019】図6に示すように、タイムシフト再生制御
記述子55(time-shift_play_control_descriptor)
は、descriptor_tag48と、descriptor_length49
と、time-shift_play_control50と、maximum_recordi
ng_time_hour51と、maximum_recording_time_minute
52と、maximum_recording_time_second53と、reser
ved_future_use54とから構成される。
【0020】descriptor_tag48およびはdescriptor_l
ength49は、図5におけるdescriptor_tag43およびd
escriptor_length44とそれぞれ同様である。time-shi
ft_play_control50は、2ビットのフィールドであ
り、値が"00"であれば、関連する放送コンテンツはタ
イムシフト再生が不可であることを示す。値が"01"で
あれば、関連する放送コンテンツがタイムシフト再生可
能でかつ一時記憶可能な最大時間は受信装置が決められ
ることを示す。値が"10"であれば、関連する放送コン
テンツがタイムシフト再生可能でかつ一時記憶可能な最
大時間は後続するmaximum_recording_time_hour51とm
aximum_recording_time_minute52とmaximum_recordin
g_time_second53とから指定されることを示す。ま
た、値"11"は指定禁止とする。maximum_recording_ti
me_hour51は、2ビットのフィールドであり、time-sh
ift_play_control50の値が"10"の場合に、放送コン
テンツを一時記憶可能な最大時間の時成分を示す。
【0021】maximum_recording_time_minute52は、
6ビットのフィールドであり、time-shift_play_contro
l50の値が"10"の場合に、放送コンテンツを一時記
憶可能な最大時間の分成分を示す。
【0022】maximum_recording_time_second53は、
6ビットのフィールドであり、time-shift_play_contro
l50の値が"10"の場合に、放送コンテンツを一時記
憶可能な最大時間の秒成分を示す。
【0023】maximum_recording_time_hour51と、max
imum_recording_time_minute52と、maximum_recordin
g_time_second53とから、一時記憶可能な最大時間と
して1秒〜3時間59分59秒を指定可能である。
【0024】reserved_future_use54は、14ビット
のフィールドであり、 time-shift_play_control50の
値が"00"および"01"の場合に挿入される。本フィー
ルドは、descriptor_length49で示される本記述子の
データ部分のデータサイズが8ビットの倍数となるよう
にするためのパディングビットであり、全ビットは"1"
がセットされる。また、受信装置においては、このフィ
ールドのデータは無視される。
【0025】上述したように、 本タイムシフト再生制
御記述子55は、PMTおよびEITに挿入されて上記
MPEG−2 Systemsで規定されるセクション
形式で放送コンテンツに多重されて伝送される。そし
て、受信装置において、放送コンテンツに多重されてい
るタイムシフト再生制御記述子55を分離し、その内容
にしたがってタイムシフト再生制御を行うことになる。
また、タイムシフト再生制御記述子55が記述されてい
なければ(多重されていなければ)、その放送コンテン
ツに対しては、time-shift_play_control50の値が"0
1"として扱う。つまり、受信装置においてタイムシフ
ト再生が可能であり、一時記憶可能な最大時間は受信装
置が決められることを意味する。
【0026】次に、上記タイムシフト再生制御記述子が
多重されたデジタル放送を受信して、上記タイムシフト
再生制御記述子の内容にしたがってタイムシフト制御を
行うデジタル放送受信装置について説明する。まず、第
一の実施形態について説明する。
【0027】図1は第一の実施形態のデジタル放送受信
装置を適応しうる受信装置10のハードウェア構成図で
ある。図1に示すように、受信装置10は、制御部11
と、チューナー(復調器)12と、コンテンツ復号器1
3と、分離器14と、暗号/復号処理部15と、コンテ
ンツデコーダ16と、出力装置17と、書込み制御部2
7と、記憶装置18とから構成される。また、制御部1
1と、チューナー(復調器)12と、コンテンツ復号器
13と、分離器14と、暗号/復号処理部15と、コン
テンツデコーダ16と、出力装置17と、書込み制御部
27とは、必要な情報を伝送可能なようにバス19によ
って接続されている。さらに、チューナー(復調器)1
2と、コンテンツ復号器13と、分離器14と、暗号/
復号処理部15と、コンテンツデコーダ16と、出力装
置17と、書込み制御部27と、記憶装置18とは、デ
ジタル放送データを伝送可能なように、図1に示すよう
にデータバス20によって接続されている。
【0028】また、受信装置10を構成する各要素のう
ち、データの処理やデータ/プログラムの入出力と直接
関係がない装置がある場合には、その装置を図1の構成
からはずすことができる。
【0029】次に、受信装置10における動作について
説明する。アンテナあるいはケーブルを通して受信され
るデジタル放送データは変調されているため、チューナ
ー(復調器)12が復調し、制御部11から指定される
番組(チャンネル)のデータを選択してコンテンツ復号
器13に出力する。このときのデータ形式は上記MPE
G−2 Systemsで規定されるトランスポートス
トリーム形式である。また、上記制御部11から指定さ
れる番組(チャンネル)情報は、受信装置10が具備す
る入力装置(図1には図示していないが、リモコンやキ
ーボードなどがそれにあたる)を介してユーザによって
指示される。続いて、上記トランスポートストリーム形
式のデータに多重されている放送コンテンツが暗号化さ
れている場合には、コンテンツ復号器13によって復号
化され、復号化された放送コンテンツを含むトランスポ
ートストリーム形式のデータを分離器14に出力する。
上記放送コンテンツが暗号化されていない場合には、コ
ンテンツ復号器13は何も処理せず、入力されたデータ
を分離器14に出力する。また、上述のセクション形式
で多重される番組関連情報は暗号化されない。
【0030】分離器14は、セクション形式で多重され
ている番組関連情報と放送コンテンツとを分離し、上記
番組関連情報を制御部11へ伝送し、上記放送コンテン
ツを暗号/復号処理部15へ出力する。
【0031】暗号/復号処理部15は、タイムシフト再
生制御中でなければ何も処理せず、入力された放送コン
テンツをコンテンツデコーダ16に出力する。コンテン
ツデコーダ16は、入力された放送コンテンツをデコー
ドし、デコードしたデータを出力装置17に出力する。
上記放送コンテンツは、MPEG−2で規定されるのV
ideo形式およびAudio形式で圧縮されているの
で、コンテンツデコーダ16はMPEG−2 Vide
oデコーダおよびMPEG−2Audioデコーダとか
ら構成される。
【0032】出力装置17は上記デコードされたVid
eoを表示するための画面あるいは出力するための端子
と、上記デコードされたAudioを出力するための端
子あるいはスピーカとを具備する。
【0033】次に、タイムシフト再生制御について説明
する。タイムシフト再生(放送コンテンツの一時記憶)
は、ユーザが上記入力装置を介して指示するか、あるい
は受信している番組の冒頭から自動的に開始される。
【0034】例えば、ユーザが指示する場合、出力装置
17が具備する表示装置の表示画面あるいは出力装置1
7に接続される別の表示装置の表示画面に、図7に示す
ような画面が表示される。
【0035】図7において、29はコンテンツデコーダ
16においてデコードされたVideoを表示する画
面、31はタイムシフト再生処理を開始することを指示
するためのボタン、32はタイムシフト再生処理中に巻
き戻し再生を指示するためのボタン、33はタイムシフ
ト再生処理中に再生の開始を指示するためのボタン、3
4はタイムシフト再生処理中に再生位置を現在一時記憶
している位置に移動することを指示するためのボタン、
35はタイムシフト再生処理中に再生を一時停止させる
ことを指示するためのボタン、36はタイムシフト再生
処理を終了することを指示するためのボタン、37はタ
イムシフト再生処理中に早送り再生を指示するためのボ
タンである。各ボタンは上記入力装置を介して指示され
る。また、ボタン31〜37は、上記入力装置の一つで
あるリモコン上に配置されてもよく、この場合、上記リ
モコン上で指示された情報が赤外線等を介して制御部1
1に伝送される。さらに、ボタン31〜37が上記リモ
コン上に配置されている場合、出力装置17にはボタン
31〜37は表示されなくてもよい。
【0036】図13に、タイムシフト再生処理の初期化
処理フローチャートを示す。本処理は図7におけるボタ
ン31が指示されたときに起動される。なお、本処理を
実現する各ステップにおいて、図1に図示する各ハード
ウェア構成要素が処理するステップ以外のステップは、
バス19に接続されるRAMやROM(図1には図示し
ていない)にあらかじめ格納されたプログラムにしたが
って制御部11が実行する。
【0037】以下、放送コンテンツに多重されるタイム
シフト再生制御記述子は図5に示すデータ構造をしてい
るものとして説明するが、もちろん図6に示すデータ構
造の場合でも同様の処理が可能である。
【0038】図13に示すように、本タイムシフト再生
初期化処理は、分離器14において分離され制御部11
に伝送された番組関連情報を調べ(ステップS01)、
番組関連情報が存在するのであれば、該番組関連情報を
取得する(ステップS02)。次に、該番組関連情報が
タイムシフト再生制御記述子かどうかを判定する(ステ
ップS03)。上述したように、番組関連情報は記述子
というデータ構造で表現され、各記述子はユニークなde
scriptor_tag(記述子ID)を有している。タイムシフ
ト再生制御記述子もdescriptor_tag43にユニークなI
Dが保持されているので、このIDを調べることによっ
てタイムシフト再生制御記述子かどうかを判定できる。
該番組関連情報がタイムシフト再生制御記述子でなけれ
ば、ステップS01に戻り、すべての番組関連情報につ
いて、タイムシフト再生制御記述子かどうかを調べる。
その結果、タイムシフト再生記述子が存在しなければ、
その放送コンテンツはタイムシフト再生可能であると判
断される。
【0039】ステップS03において、取得した番組関
連情報がタイムシフト再生制御記述子であるならば、ti
me-shift_play_control45の内容(値)を調べる(ス
テップS04)。該値が"0"であるならば、その放送コ
ンテンツはタイムシフト再生不可であることを示すた
め、その旨を図7における上記表示画面に表示して(ス
テップS07)、処理を終了する。該値が"1"であるな
らば、その放送コンテンツはタイムシフト再生可能であ
ること示すため、maximum_recording_time46を取得す
る(ステップS05)。
【0040】続いて、本タイムシフト再生初期化処理
は、放送コンテンツを一時記憶するための領域を記憶装
置18に確保し(ステップS06)、処理を終了する。
このとき、確保される領域のサイズは以下のように導く
ことができる。
【0041】放送コンテンツの最大ビットレートは、上
述した「BSデジタル放送運用規定」技術資料、ARI
B TR−B15(第二分冊)、4−126ページに記
載されている通り、規定されている。例えば、コンポー
ネントの種類が1080Iの映像の最大ビットレートは
22Mbpsである。つまり、maximum_recording_time
46の内容と最大ビットレートの積を8で割った値(単
位はバイト)が、ステップS06で確保される領域のサ
イズである。また、タイムシフト再生制御記述子が存在
しない場合は、maximum_recording_time46の内容の代
わりにあらかじめ決められた一時記憶可能な最大時間を
使用する。
【0042】さて、本タイムシフト再生初期化処理が終
了すると、タイムシフト再生処理が実行される。タイム
シフト再生処理は、分離器14において分離された放送
コンテンツに対して暗号/復号処理部15が暗号化し、
書き込み制御部27が上記暗号化された放送コンテンツ
を図13のステップS06において確保された領域に格
納する一方、書込み制御部27が上記領域に格納された
放送コンテンツを読み出し、暗号/復号処理部15が上
記読み出された放送コンテンツを復号化し、コンテンツ
デコーダ16が上記復号化されたコンテンツをデコード
し、出力装置17が上記デコードされたコンテンツを出
力することで実現される。タイムシフト再生処理は、図
7におけるボタン36が指示されるまで繰り返し実行さ
れ、ボタン36が指示されると、図13のステップS0
6において確保された領域は解放され、さらに、暗号/
復号処理部15は何も処理せず、入力された放送コンテ
ンツをコンテンツデコーダ16に出力するようになる。
【0043】次に、暗号/復号処理部15について説明
する。まず、暗号/復号処理部15のハードウェア構成
図を図3に示す。図3に示すように、暗号/復号処理部
15は、放送コンテンツを暗号化する暗号処理部21
と、上記暗号処理部21で暗号化するための暗号鍵を生
成する暗号鍵生成部22と、各受信装置にユニークなI
Dを保持する識別ID格納部23と、乱数を発生させる
乱数発生器24と、暗号処理部21で暗号化された放送
コンテンツを復号化する復号処理部26と、上記復号処
理部26で復号化するための復号鍵を生成する復号鍵生
成部25とから構成される。
【0044】次に、暗号/復号処理部15の動作につい
て説明する。暗号鍵生成部22は、識別ID格納部23
に格納されているIDと乱数発生器24が発生する乱数
に何らかの演算を施し暗号化するための鍵を得る。該暗
号化するための鍵は暗号処理部21に送られ、暗号処理
部21では該暗号化するための鍵を使って入力される放
送コンテンツを暗号化する。暗号化されたコンテンツ
は、データバス20を介して書き込み制御部27に送ら
れて記憶装置18に一時記憶されるが、書込み制御部2
7の詳細は後述する。また、復号鍵生成部25は、暗号
化するための鍵を生成したときに使われたIDと乱数に
何らかの処理を施し復号化するための鍵を得る。該復号
化するための鍵は復号処理部26に送られ、書込み制御
部27が記憶装置18から読み出した放送コンテンツを
復号化する。該復号化された放送コンテンツはコンテン
ツデコーダ16に送られる。
【0045】次に、書込み制御部27について説明す
る。書込み制御部27は、図13のステップS06にお
いて確保された領域への一時記憶する放送コンテンツの
読み書きを制御するものである。上記タイムシフト再生
初期化処理が終了した時点(t=sとする。tは時刻)
の上記領域の状態を図8に示す。
【0046】図8において、39が図13のステップS
06において確保された一時記憶領域である。また、書
込み制御部27は、SP40と、PP41と、RP42
との3つのポインタを有する。SP40は、一時記憶さ
れた時刻が一番古い再生可能な(放送コンテンツを構成
する)データが格納されているアドレスを示す。したが
って、SP40が指示するアドレスに格納されているデ
ータよりも以前に一時記憶されたデータは再生できな
い。PP41は、現在再生すべきデータが格納されてい
るアドレスを示す。PP41が指示するアドレスに格納
されているデータが出力装置17に出力されることにな
る。再生するためにデータが読み出されると、その分P
P41は移動する。RP42は、現在受信されるデータ
を一時記憶する領域のアドレスを示す。データが一時記
憶されると、その分RP42は移動する。t=sの時点
では、3つのポインタとも領域39の先頭アドレスを指
示している。
【0047】書込み制御部27は暗号/復号処理部15
から送られてくる暗号化された(放送コンテンツを構成
する)データをRP42が指示するアドレスに書き込
み、PP41が指示するアドレスからデータを読み出し
て暗号/復号処理部15に送ることになる。また、PP
41とRP42とが同一のアドレスを指示しているとい
うことは、データが一時記憶されるのと同時に再生され
る(コンテンツデコーダ16によってデコードされ、図
7における表示画面29にVideoデータが表示され
る)ことを意味する。厳密に言うと、実際には、PP4
1は指示するアドレスにはデータは格納されていない。
単位時間当たりで見ると、RP42が指示するアドレス
にデータが書き込まれ、その後に該データは読み出され
ることになる。
【0048】上述したように、上記タイムシフト再生初
期化処理が終了すると、上記タイムシフト再生処理が実
行されるが、上記タイムシフト再生処理が実行されてか
らn1時刻(n1<一時記憶可能な最大時間)経過した
ときの上記3つのポインタの状態を図9に示す。
【0049】図9において、SP40は領域39の先頭
アドレスを指示したままである。領域39には、n1時
刻分のデータが領域39の先頭から格納されている(領
域56)状態であり、PP41およびRP42は領域5
6の最後のアドレスの次のアドレスを指示している。こ
の状態では、領域56のデータは一時記憶されるのと同
時に再生されている。
【0050】t=s+n1の時点で、図7におけるボタ
ン35が指示されると、再生が一時停止されることにな
る。つまり、書込み制御部27はPP41が指示するア
ドレスに格納されているデータを読み出すことを中止
し、PP41はt=s+n1の時点から更新されない。
このとき、表示画面29にはボタン35が指示される直
前の画像が表示されたままとなる。
【0051】次に、ボタン35が指示されてからn2−
n1時刻、つまり、t=sからn2時刻(n2<一時記
憶可能な最大時間)経過した時点の上記3つのポインタ
の状態を図10に示す。
【0052】図10において、SP40は領域39の先
頭アドレスを指示したままである。PP41はt=n1
の時点で指示していたアドレスと同一のアドレスを指示
したままである。領域39には、n2時刻分のデータが
領域39の先頭から格納されている(領域57)状態で
あり、RP42は領域57の最後のアドレスの次のアド
レスを指示している。
【0053】t=s+n2の時点で、図7におけるボタ
ン34が指示されると、再生が再び開始される。つま
り、PP41が指示するアドレスからデータを読み出
し、その分PP41を移動する。
【0054】さて、上述したように、領域39のサイズ
は、図5におけるmaximum_recording_time46の内容と
放送コンテンツの最大ビットレートの積を8で割った値
(単位はバイト)である。実際の放送コンテンツのビッ
トレートは、上記最大ビットレートより小さい場合が考
えられる。この場合、領域39は、maximum_recording_
time46で指定された時間よりも長い時間のデータを格
納可能なサイズを有することになる。次に、これを回避
する方法について述べる。
【0055】例えば、図10において、n2時刻が一時
記憶可能な最大時間と一致すると仮定する。例えば、n
2=30分とすると、領域57には30分間分の(放送
コンテンツを構成する)データが格納されている状態と
なる。この状態からn3時刻(t=sからn4時刻)経
過した時点の上記3つのポインタの状態を図11に示
す。
【0056】図11において、SP40は領域39の先
頭アドレスからn3時刻経過した時点のアドレスを指示
している。図10から図11の状態に移行する過程にお
いて、RP42が指示するアドレスに書き込まれるデー
タ量分だけSP40を移動し、SP40が指示するアド
レスよりも前の領域に格納されているデータを削除す
る。図11においては、SP40が指示するアドレスか
らRP42が指示するアドレスまでの領域58には、上
述の例で言うと、30分間分のデータが格納されている
ことになり、maximum_recording_time46で指定される
一時記憶可能な最大時間を厳守することが可能となる。
【0057】また、実際の放送コンテンツのビットレー
トが、上記最大ビットレートと等しい場合には、領域3
9には、maximum_recording_time46で指定される時間
分のデータが格納可能である。ここで、maximum_record
ing_time46で指定される時間を超えて、さらにタイム
シフト再生成処理を続行すると、RP42が指示するア
ドレスは領域39の先頭に戻る。つまり、maximum_reco
rding_time46で指定される時間分前のデータに上書き
されて格納されることになる。
【0058】t=sの時間からn6時刻(n6>一時記
憶可能な最大時間)経過した時点の上記3つのポインタ
の状態を図12に示す。図12においてはSP40およ
びRP42が指示するアドレスは同一である。また、図
11に示す例に当てはめると、SP40およびRP42
が指示するアドレスは同一ではなく、RP42が指示す
るアドレスのほうが小さい。つまり、RP42が指示す
るアドレスからSP40が指示するアドレスの範囲の領
域には、データは格納されていないことになる。
【0059】上述した第一の実施形態では、受信する放
送コンテンツが既に暗号化されている場合でも、一度復
号化し、暗号/復号処理部15にて再暗号化している。
しかし、暗号化されている放送コンテンツを復号せずそ
のまま一時記憶するように構成してもよい。
【0060】次に、第二の実施形態について説明する。
第二の実施形態のデジタル放送受信装置を適応しうる受
信装置10は図2に示すように構成される。
【0061】図2における受信装置10における動作に
ついて説明する。アンテナあるいはケーブルを通して受
信されるデジタル放送データは変調されているため、チ
ューナー(復調器)12が復調し、制御部11から指定
される番組(チャンネル)のデータを選択して分離器1
4に出力する。このときのデータ形式は上記MPEG−
2 Systemsで規定されるトランスポートストリ
ーム形式である。また、上記制御部11から指定される
番組(チャンネル)情報は、受信装置10が具備する入
力装置(図1には図示していないが、リモコンやキーボ
ードなどがそれにあたる)を介してユーザによって指示
される。
【0062】分離器14は、セクション形式で多重され
ている番組関連情報と暗号化されてる放送コンテンツと
を分離し、上記番組関連情報を制御部11へ伝送し、上
記暗号化されている放送コンテンツを書込み制御部27
へ出力し、書込み制御部27が上記暗号化されている放
送コンテンツを一時記憶する。また、上記暗号化されて
いる放送コンテンツを復号するための復号鍵は、同じく
上記トランスポートストリーム形式のデータに多重され
ており、分離器14は上記復号鍵も分離し、分離された
復号鍵は暗号/復号処理部15へ伝送される。
【0063】暗号/復号処理部15は、タイムシフト再
生制御中であれば、上記分離された復号鍵を暗号化して
保持する。さらに、書込み制御部27がデータを読み出
してコンテンツ復号器13に出力すると、上記保持して
いた復号鍵を復号化してコンテンツ復号器13に出力す
る。
【0064】そして、コンテンツ復号器13が、上記復
号化された復号鍵を用いて書込み制御部27によって読
み出されたデータを復号し、コンテンツデコーダ16が
デコードし、出力装置17が出力する。
【0065】第二の実施形態における暗号/復号処理部
15は図4に示すように構成される。つぎに、このとき
の暗号/復号処理部15の動作について説明する。暗号
鍵生成部22は、識別ID格納部23に格納されている
IDと乱数発生器24が発生する乱数に何らかの演算を
施し暗号化するための鍵を得る。該暗号化するための鍵
は暗号処理部21に送られ、暗号処理部21では該暗号
化するための鍵を使って入力される復号鍵を暗号化す
る。暗号化された復号鍵はスクランブル鍵格納部28に
格納される。また、復号鍵生成部25は、暗号化するた
めの鍵を生成したときに使われたIDと乱数に何らかの
処理を施し復号化するための鍵を得る。該復号化するた
めの鍵は復号処理部26に送られ、上記スクランブル鍵
格納部28に格納されている暗号化された復号鍵を復号
する。また、書込み制御部27が記憶装置18から読み
出した放送コンテンツがコンテンツ復号器13に送られ
ると同時に上記復号化された復号鍵をコンテンツ復号器
13に送る。
【0066】第二の実施形態における受信装置10の書
き込み制御部27の動作は、第一の実施形態における受
信装置10の書き込み制御部27の動作と同様である。
また、第二の実施形態におけるその他の処理について
も、第一の実施形態と同様である。
【0067】以上説明してきたように、本発明の実施の
形態によれば、デジタル放送の各放送コンテンツに対す
るタイムシフト再生制御に関する情報として、受信装置
でのタイムシフト再生の可否およびタイムシフト再生を
行う際の一時記憶可能な最大時間を指定するタイムシフ
ト再生制御記述子を定義することにより、タイムシフト
再生制御に関する情報を容易に放送コンテンツに多重す
ることができる。また、デジタル放送を受信する受信装
置においては、放送コンテンツに多重されるタイムシフ
ト再生制御記述子を抽出することにより、上記放送コン
テンツのタイムシフト再生を制御可能な受信装置を提供
できる。これにより、受信装置では放送コンテンツの製
作または提供者の意図が的確に反映されたタイムシフト
再生が可能となる。
【0068】さらに、タイムシフト再生時において放送
コンテンツを一時記憶する際、該放送コンテンツを暗号
化して、あるいは該放送コンテンツが既に暗号化されて
いる場合にはその復号鍵を暗号化して、該放送コンテン
ツをHDDに一時記憶することにより、該放送コンテン
ツの不正コピーを防止することが可能な受信装置を提供
することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、配信もしくは放送され
たディジタルコンテンツの再生をより効率よく行うこと
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態の受信装置のハードウェア構成
図である。
【図2】第二の実施形態の受信装置のハードウェア構成
図である。
【図3】第一の実施形態の暗号/復号処理部のハードウ
ェア構成図である。
【図4】第二の実施形態の暗号/復号処理部のハードウ
ェア構成図である。
【図5】第一および第二の実施形態のタイムシフト再生
制御記述子の内容を示す図である。
【図6】第一および第二のタイムシフト再生制御記述子
の内容を示す図である。
【図7】第一および第二の表示画面例を示す図である。
【図8】第一および第二の実施形態の書込み制御部の動
作を説明する図である。
【図9】第一および第二の実施形態の書込み制御部の動
作を説明する図である。
【図10】第一および第二の実施形態の書込み制御部の
動作を説明する図である。
【図11】第一および第二の実施形態の書込み制御部の
動作を説明する図である。
【図12】第一および第二の実施形態の書込み制御部の
動作を説明する図である。
【図13】第一および第二の実施形態のタイムシフト再
生処理の処理フローチャート図である。
【符号の説明】
10…受信装置、11…制御部、12…チューナー(復
調器)、13…コンテンツ復号器、14…分離器、15
…暗号/復号処理部、16…コンテンツデコーダ、17
…出力装置、18…記憶装置、19…バス、20…デー
タバス、21…暗号処理部、22…暗号鍵生成部、23
…識別ID格納部、24…乱数発生器、25…復号鍵生
成部、26…復号処理部、27…書込み制御部、28…
スクランブル鍵格納部、29…表示画面、31…タイム
シフト再生開始ボタン、32…巻き戻しボタン、33…
再生ボタン、34…スキップボタン、35…一時停止ボ
タン、36…停止ボタン、37…早送りボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 (72)発明者 友兼 武郎 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5C052 AA03 AB02 AC01 AC08 CC01 DD10 5C053 FA14 FA21 FA23 GB06 HA29 KA24 LA07 5C063 AB07 CA23 CA36 DA07 DA13 EB01 EB04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツを送信するためのコンテンツ送
    信装置において、前記コンテンツを受信する受信装置へ
    の記録の可否を制御する記録制御情報を生成する生成手
    段と、前記コンテンツと共に、前記記録制御情報を送信
    する送信手段とを備えたコンテンツ送信装置。
  2. 【請求項2】前記記録制御情報は、前記受信装置で前記
    コンテンツの記録可能な時間又は前記コンテンツの記録
    可能なデータ量を制御するための識別子を含む請求項1
    に記載のコンテンツ受信装置。
  3. 【請求項3】前記生成手段は、前記受信装置で読み取り
    可能な記述子によって、前記記録制御情報を生成する請
    求項1にコンテンツ送信装置。
  4. 【請求項4】前記コンテンツに、前記記録制御情報を多
    重化する多重化手段を備えた請求項1に記載のコンテン
    ツ送信装置。
  5. 【請求項5】前記記録制御情報は、前記受信装置で前記
    コンテンツのコピーの可否を制御するコピー制御情報よ
    りも優先して実行される請求項1に記載のコンテンツ送
    信装置。
  6. 【請求項6】コンテンツを送信するためのコンテンツ送
    信方法において、前記コンテンツを受信する受信装置へ
    の記録の可否を制御する記録制御情報を生成し、前記コ
    ンテンツと共に、前記記録制御情報を送信するコンテン
    ツ送信方法。
  7. 【請求項7】コンテンツを受信するためのコンテンツ受
    信装置において、 前記コンテンツを記録するための記録手段と、 前記コンテンツと、前記記録手段への前記コンテンツの
    記録の可否を制御する記録制御情報とを受信する受信手
    段と、 前記記録制御情報に基づいて、前記コンテンツを前記記
    憶手段に記憶させる制御手段とを備えたコンテンツ受信
    装置。
  8. 【請求項8】前記コンテンツを暗号化する暗号化手段を
    備え、 前記制御手段は、前記暗号化手段によって暗号化された
    前記コンテンツを前記記憶手段に記憶させる請求項7に
    記載のコンテンツ受信装置。
  9. 【請求項9】コンテンツを受信するためのコンテンツ受
    信方法において、 前記コンテンツと、前記記録手段への前記コンテンツの
    記録の可否を制御する記録制御情報とを受信し、 前記記録制御情報に基づいて、前記コンテンツを前記記
    憶手段に記憶させるコンテンツ受信方法。
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