JP2002324768A - 基板切断方法 - Google Patents

基板切断方法

Info

Publication number
JP2002324768A
JP2002324768A JP2002035794A JP2002035794A JP2002324768A JP 2002324768 A JP2002324768 A JP 2002324768A JP 2002035794 A JP2002035794 A JP 2002035794A JP 2002035794 A JP2002035794 A JP 2002035794A JP 2002324768 A JP2002324768 A JP 2002324768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
substrate
pulse
cutting method
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002035794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4286488B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kurosawa
宏 黒澤
Hiroshi Sawada
博司 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Machinery Inc
Original Assignee
NEC Machinery Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Machinery Corp filed Critical NEC Machinery Corp
Priority to JP2002035794A priority Critical patent/JP4286488B2/ja
Publication of JP2002324768A publication Critical patent/JP2002324768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4286488B2 publication Critical patent/JP4286488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/06Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
    • B23K26/062Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by direct control of the laser beam
    • B23K26/0622Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by direct control of the laser beam by shaping pulses
    • B23K26/0624Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by direct control of the laser beam by shaping pulses using ultrashort pulses, i.e. pulses of 1ns or less
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/40Removing material taking account of the properties of the material involved
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/36Electric or electronic devices
    • B23K2101/40Semiconductor devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/50Inorganic material, e.g. metals, not provided for in B23K2103/02 – B23K2103/26

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェーハ等の基板をダイサや粘着シー
トを用いないで切断する。 【解決手段】 多数の素子2を形成した半導体ウェーハ
1をx−yテーブル4に吸着保持して、前記各素子2,
2間のスクライブラインに沿って、パルス幅が1ピコ秒
以下の超短パルスレーザ7を照射して切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板切断方法に関
し、特に多数の素子を形成した半導体ウェーハを切断し
て半導体ペレットを製造する場合に好適する基板切断方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を製造する場合、一般に、イ
ンゴットからスライスし研磨した半導体ウェーハに多数
の素子(集積回路を含む。以下同じ)を形成し、この半
導体ウェーハを前記素子間のスクライブラインに沿って
切断して得たペレットをリードフレーム等にダイボンデ
ィングし、さらに素子とリード間のワイヤボンディング
を行なった後、樹脂等でモールドし、リードフレーム等
を分割して製造している。
【0003】前記した半導体ウェーハの切断に際して
は、図10および図11に示すように、多数の素子Pを
形成したウェーハWを粘着シートSに貼り付けて、粘着
シートSをx−yテーブルSTの吸着孔Hで吸着保持
し、各素子P,P,…間のスクライブラインに沿って、
ダイアモンドブレードBを備えたダイサDでダイシング
して、個々の素子Pを分割してペレットPを得ている。
【0004】ところが、上記のように、ウェーハWを粘
着シートSに貼り付けてダイサDで切断する方法には、
次のような問題点があった。
【0005】第1に、ダイサDによって機械的に材料欠
陥を生成・増殖させて切断するので、切断時にウェーハ
Wまたは素子Pにクラックやチッピングが生じ、ペレッ
トPの収率が低下する。しかも、外見上明らかなクラッ
クやチッピングは、カメラ等による撮像によって検出し
て除去できるが、内部に生じたマイクロクラック等は外
部からの撮像によっては検出が困難で、組み立て後の特
性検査等で不良となるので、ダイボンディング時におけ
る接着剤および放熱板等や、ワイヤボンディング時にお
けるワイヤ等の緒資材の無駄が生じるばかりでなく、不
必要な工程処理を施すことによる時間ロスや電気・ガス
等の無駄も生じる。
【0006】第2に、ダイサDによる切断は、摩擦熱を
生じるために冷却が不可避であり、また、ダイシングに
よって切り屑が発生するのでこれを洗い流すために、ダ
イシング時に多量の冷却水を必要とする。また、その冷
却水のために、装置を水密構造にしなければならず、装
置が複雑化および高額化する。
【0007】第3に、最近、太陽電池,ICカード,ス
タックタイプ半導体装置等の薄型の半導体装置の要求が
高まっているが、このような薄型化の要求に対処するた
めウェーハWを薄型化すれば、その機械的強度が低下す
るので、粘着シートSにウェーハWを貼り付ける際の押
圧力によってウェーハWが破損しやすいのみならず、切
断後に粘着シートSからペレットPを剥離する際に、ペ
レットPが破損しやすい。
【0008】そのため、ペレットPの薄型化のために、
図12(A)〜(D)に示すような、先ダイシングと称
される製造方法が開発されている。この方法は、比較的
厚い厚さt1(例えば500μm)のウェーハWの表面
側aに多数の素子Pを形成し、その裏面bを第1の粘着
シートS1に貼り付けて(A)、ウェーハWを表面a側
から素子P,P間のスクライブラインに沿ってダイシン
グして所定深さの溝Gを形成した後(B)、裏面の粘着
シートS1を剥がして、今度は表面a側に第2の粘着シ
ートS2を貼り付けて(C)、裏面b側を前記ダイシン
グによって形成した溝Gを超える厚さt3だけ研削除去
することによって、薄型化した裏面cを形成すると同時
に個々のペレットP,P…に分割して、所望厚さt2
(例えば30〜50μm)のペレットPを得るものであ
る(D)。
【0009】しかしながら、この先ダイシングと称され
る製造方法は煩雑であり、製造原価が高騰する。また、
粘着シートS2からペレットPを剥離する際に、ペレッ
トPが破損しやすいことに変わりはない。
【0010】第4に、図13(A)〜(D)に示すよう
に、予めウェーハWの裏面に一括処理によって半田や樹
脂等の接着剤層ADを形成しておいてその接着剤層AD
側を粘着シートSに貼り付け(A)、ダイシングによっ
て各ペレットPに切断し(B)、各ペレットPを粘着シ
ートSから剥離して裏面に接着剤層ADを有するペレッ
トPを得た後(C)、そのペレットPを裏面の接着剤層
ADを利用してリードフレーム等の放熱板Rにダイボン
ディングする一括接着剤層による製造方法も開発されて
いる(D)。
【0011】この方法は、ダイボンディング時に放熱板
Rに一々接着剤を供給しなくてよいので、ダイボンディ
ングが容易になり、ダイボンディング工程の時間短縮が
できるのみならず、放熱板Rにボンディングされたペレ
ットPの接着剤層ADが均一な厚さになるので、後のワ
イヤボンディング工程において、ボンディング位置の高
さが一定になるため、ボンディング箇所ごとの煩雑なボ
ンディングツールの高さ調整が不要になり、ワイヤボン
ディングが迅速,容易かつ確実になる製造方法である
が、前述の先ダイシングと称されるペレットPの薄型化
の製造方法によっては、このような予めウェーハWの裏
面に半田や樹脂等の接着剤層ADを形成しておいて、裏
面に接着剤層ADを有するペレットPを得ることができ
ない。また、接着剤層ADが半田等の軟質材で形成され
ている場合は、接着剤がブレードBに目詰まりして、ダ
イシングがうまくできない。
【0012】第5に、ダイサDを用いる方法は、ウェー
ハW位置から外れた位置でブレードBの高さを設定した
後、そのブレード高さを保持したままウェーハWを吸着
保持したx−yテーブルを水平移動させることによっ
て、ウェーハWの一端外方から他端外方までブレードを
往復動作させてウェーハWをダイシングするので、ウェ
ーハWの周辺部分に非正形ペレットが多数生じるため、
正形ペレットと非正形ペレットとの選別が必要になりそ
の処理が煩雑である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで、ウェーハW
を、ダイアモンドブレードBを有するダイサDで機械的
に切断することに代えて、図14(A)〜(C)に示す
ように、ウェーハWのペレットP,P間のスクライブラ
インに沿ってCO2レーザやYAGレーザの連続波レー
ザや長パルスレーザLを照射して(A)、レーザ照射部
分を溶融飛散させて溝Gを形成し(B)、レーザLを繰
り返し照射することによって溝Gを裏面まで貫通させて
ウェーハWを切断することが考えられている(C)。
【0014】しかしながら、このようなレーザLは連続
波またはパルス幅が大きいので、レーザ照射時にレーザ
照射部分近傍が熱伝導によって温度上昇してしまい、ウ
ェーハWに熱歪が発生して、クラックやマイクロクラッ
ク発生の原因になるばかりでなく、レーザLの照射部近
傍まで加熱溶融され、その溶融部分がレーザLの照射部
分の溶融物の急激な飛散力によって一緒に飛散するた
め、形成される溝Gの幅wが大きく、かつ不均一にな
り、しかもその溝Gの傾斜角度が小さいために、素子
P,P…間のスクライブライン幅を大きく設定しなけれ
ばならず、ペレット収率が低くなる。しかも溶融したウ
ェーハ材料が溝Gの縁部に堆積したり、レーザ照射部近
傍に飛び散って素子(ペレット)Pの電極等に被着した
りする。また、得られるペレットPの側端面Paの傾斜
角度も小さいので、ペレットPの用途によっては支障と
なる場合もあるという問題点があった。
【0015】したがって、本発明は、レーザを照射する
基板切断方法において、上記従来の問題点を解決した切
断方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
された基板切断方法は、基板に超短パルスレーザを照射
して切断することを特徴とするものである。
【0017】図4は超短パルスレーザ装置の構成ブロッ
ク図である。ここで、チタンサファイアレーザ出力をそ
のまま増幅しようとすると、ピーク強度が高くなり過ぎ
て光学素子が損傷するので、チャープパルス増幅法を用
いる。チャープパルス増幅法とは、図5に示すように、
上記再生増幅器RAに入射する超短パルスレーザTLの
パルス幅を、回折格子対を用いて周波数チャープさせる
ことにより、数千倍以上にパルス幅を広げ(パルス伸
張)(1)、ピークパワーを低く保った状態で増幅し
(パルス増幅)(2)、その後、再び回折格子対で元の
パルス幅に圧縮する(パルス圧縮)(3)技術をいう。
最終的に増幅されたパルスは、例えば、エネルギ2m
J、パルス幅130fs、繰り返し率10Hzであり、
ピーク強度は15GWまで増幅される。チタンサファイ
アレーザのピーク強度は107kWであるから、約10
0,000倍に増幅されたことになる。
【0018】超短パルスレーザを照射する基板切断方法
は、ダイアモンドブレードを備えるダイサによる機械的
な切断と異なって、切断時にペレットが機械的な力によ
って飛び散ることがないので、従来の粘着シートは不要
であり省略できるため、資材費が節減できるのみなら
ず、貼り付け工程が削減できるため、工程原価が低減で
きる。また、ドライプロセスであるため、洗浄工程を省
略できる。さらに、超短パルスレーザは、従来のCO2
レーザやYAGレーザの連続波レーザやパルスレーザL
を照射してウェーハWを切断する方法に比較して、レー
ザのパルス幅が小さいので熱伝導が小さく、レーザ照射
部分近傍の基板温度上昇はほとんどないので、基板の温
度上昇による熱歪によるクラック発生に起因する収率低
下がなくなるし、レーザを照射した部分のみに幅狭の溝
を形成できるのでスクライブラインの幅も小さく設計で
き、基板1枚当りの素子数を増大できる。しかも溶融し
た基板材料がレーザ照射部の近傍に飛び散ることも少な
くなるので、ペレットの収率を高くできる。
【0019】すなわち、レーザ照射時の熱拡散長L
Dは、材料の拡散係数をD、レーザのパルス幅をτlとす
ると、LD=(Dτl1/2で表せる。ここで、D=kT
ρcpで、kT,ρ,cpは、それぞれ熱伝導度,密度お
よび熱容量である。したがって、熱拡散長LDは、パル
ス幅τlの平方根に比例するため、超短パルスレーザを
照射すれば従来に比しレーザ照射時の熱拡散長が非常に
小さくなり、パルス幅がピコ秒以下になると、熱拡散を
ほとんど無視することができる。
【0020】本発明の請求項2に記載の基板切断方法
は、前記超短パルスレーザのパルス幅が、1ピコ秒以下
であることを特徴とするものである。
【0021】上記請求項2に記載の基板切断方法によれ
ば、そのパルス幅が1ピコ秒以下である、例えば、チタ
ンサファイアレーザ源のフェムト秒パルス(波長800
nm)を照射することによって、図6(A)に示すよう
に基板1にレーザ7を照射したとき、レーザ7の照射部
分近傍の温度上昇がほとんどなく、したがって、図6
(B)に示すようなレーザ7の照射部分のみに側面が切
り立った溝8が形成でき、レーザ7を1kHz〜100
kHzの繰り返し周波数で照射することによって、図6
(C)に示すような傾斜がほとんどない側端面2aを有
するペレット2が得られる。したがって、溝8のアスペ
クト比が高く、基板1のスクライブライン幅を小さく設
定することができ、基板1枚当りのペレット2の個数を
増大することができ、ペレット2の収率を向上すること
ができる。これを従来のレーザによる基板切断方法であ
る前述した図14(A)〜(C)と比較すると、差は歴
然としている。また、基板の温度上昇はほとんどなく、
溶融した基板材料がレーザ照射部の近傍に堆積したり飛
び散ったりすることも少なくなる。
【0022】本発明の請求項3に記載された基板切断方
法は、前記レーザが、基板の表面層を改質した状態で照
射されることを特徴とするものである。
【0023】上記請求項3に記載の基板切断方法によれ
ば、基板の表面層の温度を上昇させてレーザ透過度を低
下させた改質状態でレーザを照射するので、改質された
表面層のレーザ吸収係数が高くなり,加工精度を向上で
きる。
【0024】本発明の請求項4に記載された基板切断方
法は、前記超短パルスレーザのパルス間隔が、3〜30
ピコ秒で複数パルス照射することを特徴とするものであ
る。
【0025】上記請求項4に記載の基板切断方法によれ
ば、先行のパルス照射による飛散粒子が、後続のパルス
照射によって穴周囲に再付着することが抑制されて、穴
周囲の盛り上がり高さ寸法を小さくすることができる。
【0026】本発明の請求項5に記載された基板切断方
法は、前記基板が、多数の素子を形成した半導体ウェー
ハであり、前記超短パルスレーザを前記素子間のスクラ
イブラインに沿って照射することを特徴とするものであ
る。
【0027】上記請求項5に記載の基板切断方法によれ
ば、前述のように素子間のスクライブライン幅を狭くで
きるので、半導体ウェーハ1枚当りのペレット個数を増
大できるのみならず、ペレットにクラックやチッピング
が生じないので、ペレット収率を著しく向上することが
できる上、ペレット強度も向上することができる。
【0028】本発明の請求項6に記載された基板切断方
法は、前記半導体ウェーハの厚さが50μm以下である
ことを特徴とするものである。
【0029】上記請求項6に記載の基板切断方法によれ
ば、最近、要求の高いICカードやスタックタイプのよ
うな薄型化されたペレットを有する半導体装置を、先ダ
イシングと称される製造方法を採用することなく製造で
きる。
【0030】本発明の請求項7に記載された基板切断方
法は、前記半導体ウェーハが、裏面に一括処理された接
着剤層を有することを特徴とするものである。
【0031】上記請求項7に記載の基板切断方法によれ
ば、半導体ウェーハの切断によって得られたペレット
が、裏面に一括処理された接着剤層を有するので、リー
ドフレーム等にダイボンディングする際に、リードフレ
ーム等に一々半田や樹脂等の接着剤を供給する煩雑な作
業が省略できるのみならず、裏面に均一な厚さの接着剤
層を有することによって、リードフレーム等にダイボン
ディングされたペレットが傾くことがなくなり、後のワ
イヤボンディング工程において、ボンディング高さ位置
が一定になることによって、ボンディング箇所ごとにボ
ンディングツールの高さを調整するといった煩雑な作業
が不要で、ボンディング作業が容易になるのみならず、
各ボンディング箇所のボンディング強度が一定になり、
特性が均一かつ優れた半導体装置が得られる。
【0032】本発明の請求項8に記載された基板切断方
法は、前記半導体ウェーハの裏面が、x−yテーブルに
吸着されることを特徴とするものである。
【0033】上記請求項8に記載の基板切断方法によれ
ば、切断時に半導体ウェーハがx−yテーブルによって
静電的にあるいは真空吸引力によって吸着されているの
で、切断後のペレットにウェーハ時の素子の整列状態を
保持させることができるので、切断後に複数のペレット
を一括してトレー等へ移載する場合や、あるいは、切断
後のペレットをx−yテーブルから順次ピックアップし
て直接リードフレーム等にダイボンディングすることも
容易に実現できる。
【0034】本発明の請求項9に記載された基板切断方
法は、前記レーザが、半導体ウェーハの周辺部分を除い
て照射されることを特徴とするものである。
【0035】上記請求項9に記載の基板切断方法によれ
ば、半導体ウェーハの周辺部分にはレーザを照射しない
ので、それだけレーザ照射時間が短縮できてスループッ
トが向上できるのみならず、ウェーハの周辺部分が切断
されないので、ダイサを用いる切断方法のようなウェー
ハ周辺部分における非正形素子による多数の非正形ペレ
ットが生じないため、その処理が不要で製造が容易にな
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明の基板切断
方法について説明するための概略構成図を示す。図1に
おいて、1は基板の一例としての厚さが50μm以下の
半導体ウェーハ(以下ウェーハという)で、周知の不純
物拡散等によって多数の素子2が形成されており、その
裏面には半田や樹脂等の一括処理による接着剤層3が形
成されている。このウェーハ1の裏面(接着剤層3側)
は、粘着シートに貼り付けられることなく、図2に示す
ように、x−yテーブル4に吸着されている。このステ
ージ4による吸着は、静電的な吸着でもよいし、真空吸
着でもよく、特に、素子2の寸法が比較的大きい場合
は、図2に示すように、ウェーハ1に形成された各素子
2に対応して複数の吸着孔5およびバルブ6を有するも
のであってもよい。なお、多品種のウェーハ1に対応す
るためには、x−yテーブル4の上部部分を分割可能に
構成して、吸着孔5のピッチが異なる複数個の上部部分
を用意しておき、品種切り替えに応じてその上部部分を
取り替えるようにすればよい。
【0037】このようにして、ステージ4に吸着された
ウェーハ1の素子2,2間のスクライブラインに沿っ
て、チタンサファイアレーザ源によるパルス幅が1ピコ
秒以下のフェムト秒レーザ7を1kHz〜100kHz
で繰り返し照射して切断する。すると、前述の図6
(A)〜(C)で説明したように、側端面が切り立った
溝8が形成されて、図3に示すように、側端面2aがほ
ぼ直角状の、かつ裏面に一括処理による接着剤層3を有
する多数のペレット2が得られる。
【0038】したがって、このペレット2をリードフレ
ーム等の放熱板R(図13(D)参照)に、その接着剤
層3を利用してダイボンディングすれば、前述したよう
に放熱板Rに接着剤を供給することなく、ペレット2を
ダイボンディングできる。しかも、このようにして放熱
板Rにペレット2をダイボンディングした場合は、裏面
の接着剤層3の厚さが均一であることによって、放熱板
に接着剤を供給してペレットをダイボンディングしたも
のに比較して、ペレット2に傾斜が生じないので、後の
ワイヤボンディング工程において、ボンディング箇所ご
とにボンディングツールの高さを調整する煩雑な作業が
省けてボンディンング作業が容易になり、ボンディング
作業の時間短縮ができるのみならず、各ボンディング箇
所のボンディング強度を均一かつ大きくできるので、特
性の一定した半導体装置が得られる。
【0039】なお、ウェーハ1へのレーザ7の照射は、
素子2,2間のスクライブラインに沿って、ウェーハ1
の一端から他端まで行なってもよいが、図7に示すよう
に、ウェーハ1の周辺の非正形素子部分(図中網目部
分)1aを除いた領域部分のみに照射するようにすれ
ば、周辺部分の非正形素子による非正形ペレットが生じ
ないので、後の処理が簡単になるという利点がある。
【0040】また、レーザ7の照射時にウェーハ1の表
面層を改質してもよい。すなわち、基板はその温度によ
ってレーザ7の透過度が変化し、温度が高くなるとレー
ザ透過度が低下してレーザ7の吸収係数が向上する。例
えば、金属では深さ1〜5nm、またシリコンでは深さ
4〜5μmの表面層の改質ができる。この表面層の改質
はウェーハ1の表面層の加熱で実施できる。この加熱
は、x−yテーブル4の内部にヒータを埋め込んでもよ
いし、予めウェーハ1をホットプレートで予熱した後に
レーザ7を照射してもよいし、焦点を絞った切断用の超
短パルスのレーザ7用レーザヘッドの他に、焦点をぼか
したりあるいは連続波またはパルス幅の大きい改質用レ
ーザヘッドを設けて、改質用レーザを照射してウェーハ
1の表面層を改質するとともに、切断用のレーザ7を同
時または前後して照射して切断するようにしてもよい。
【0041】なお、このウェ−ハ1の表面層の改質を行
なう加熱は、従来の連続波またはパルス幅が大きいレー
ザLを照射する場合のように、急激かつ大出力でレーザ
照射部分を温度上昇させるものとは相違して、熱伝導も
小さく熱歪を生じることはないため、クラックやマイク
ロクラックが生じる恐れはない。
【0042】本発明で照射する超短パルスレーザのパル
ス間隔は、3〜30ピコ秒とすることが望ましい。以
下、その理由について、所定のパルス間隔を与えたダブ
ルパルスによる実験結果を用いて詳述する。
【0043】実験条件 切断対象基板:シリコン基板、厚さ寸法50μm 超短パルスレーザ:チタンサファイアレーザ パルス幅τ:120fs 中心波長λ:800nm パルスエレルギE:0.01mJ/pulse ワークディスタンスW.D.:100mm レンズ焦点距離f:100mm レーザ照射回数N:18
【0044】上記超短パルスレーザの各パルスエネルギ
が0.01mJ/pulseのダブルパルスにおいて、パル
ス間隔が3ピコ秒を超えると、徐々に穴周囲の盛り上が
り形状がなだらかになり始め、パルス間隔が10〜20
ピコ秒で盛り上がり高さは最小となり、その高さ寸法は
0.5μm以下まで低減された。しかし、パルス間隔が
30ピコ秒を超えると、再び盛り上がり高さは、徐々に
増加した。パルス間隔と盛り上がり高さ寸法との関係
を、図8に示す。
【0045】パルス間隔が3ピコ秒を超えると、穴周囲
の盛り上がり形状がなだらかになり始める現象は、第1
パルス照射の3ピコ秒後から蒸発による粒子の飛散が始
まり、その粒子に第2パルスが照射され、穴周囲に再付
着するのを抑制する効果が現れるためと考えられる。
【0046】パルス間隔が10〜20ピコ秒で盛り上が
り高さ寸法が最小となるのは、第1パルスによる飛散粒
子密度が、第1パルス照射後10〜20ピコ秒で最も高
くなっており、第2パルスが効果的に飛散粒子の穴周囲
への再付着を防止するためと考えられる。
【0047】さらに、第2パルスが第1パルスにより形
成されつつある穴表面に入射する際、飛散粒子による吸
収でパルスエネルギが減少した上、穴表面には薄い溶融
層が広がっていると仮定され、第2パルスに対する吸収
係数が大きくなり、第2パルスによる溶融層が、単独パ
ルス照射時よりさらに低減し、盛り上がりを減少させて
いることも考えられる。
【0048】パルス間隔が30ピコ秒になると、第1パ
ルスによるアブレーションが収束に向かい、飛散粒子が
デブリとして穴周囲に付着し始めるため、盛り上がり高
さ寸法が増加に転じると考えられる。
【0049】パルス間隔が50ピコ秒まで広がると、第
2パルスの光軸上に存在する飛散粒子密度が低減し、第
2パルスのエネルギロスが減る。さらに、第1パルスに
よる穴表面の吸収係数も定常状態に近付くため、加工深
さが増加に転じているとも考えられる。
【0050】また、本発明で照射する超短パルスレーザ
のスポット形状は、図9(A)〜(C)の任意に設定で
きる。すなわち、図9(A)に示すような円形状スポッ
トsp1を照射する場合は、レーザの1ショットで寸法
1だけ加工でき、照射ピッチp1、加工幅w1となる。
図9(B)に示すような楕円形スポットsp2にした場
合は、上記図9(A)に示す円形状スポットsp1の場
合に比較してレーザの1ショットで照射できる寸法がl
2となり、上記円形状スポットsp1の場合の寸法l1
りも大きくでき、その照射ピッチp2を上記p1よりも大
きくできできるため、加工速度を向上することができ
る。なお、レーザパワーが同じときは、その加工幅w2
は、図9(A)の円形状スポットsp1の場合よりは小
さくなる。したがって、加工幅を小さくしたい場合にも
有効である。さらに、図9(C)に示すように角度θだ
け傾斜させた楕円形スポットsp3にした場合は、その
傾斜角度θを変更することによって、加工幅w2(=l2
・sinθ)を任意に設定できるという利点がある。
【0051】また、本発明では、レーザ照射部の近傍に
プラスまたはマイナスに荷電した集塵用電極を配置して
もよい。このようにすれば、レーザ照射によって発生す
る帯電したフラグメントを集塵用電極で静電吸着するこ
とができ、帯電したフラグメントがレーザ照射部近傍に
堆積するのを防止することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明の基板切断方法は、基板に超短パ
ルスレーザを照射して切断することを特徴とするもので
あるから、ダイアモンドブレードを備えたダイサを用い
てダイシングする方法に比較して、粘着シートに貼り付
けることが不要になり、また切断に伴なってクラックや
チッピングが生じず、ペレット強度を大きくできる上、
切断時の冷却および切断屑洗い流しのための冷却水が不
要になる。また、薄型化の要求に応じた薄型ペレット
や、裏面に一括処理した接着剤層を有するペレットの製
造も可能になる。さらに、従来のCO2レーザやYAG
レーザの連続波レーザやパルス幅が大きなパルスレーザ
を照射してウェーハWを切断する方法に比較して、レー
ザの照射部分のみを加熱して切断できるので、熱歪によ
るマイクロクラックが発生し難くなり、また切断溝の側
端面が切り立った状態になるので、スクライブラインの
幅を狭くすることができ、基板1枚当りのペレット収率
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の基板切断方法を説明する概
略斜視図である。
【図2】本発明の実施形態の基板切断方法を説明する要
部拡大断面図である。
【図3】本発明の実施形態の基板切断方法によって得ら
れたペレットの拡大断面図である。
【図4】本発明に用いる超短パルスレーザ装置のブロッ
ク構成図である。
【図5】本発明に用いる超短パルスレーザのチャープパ
ルス増幅過程の説明図である。
【図6】(A)は本発明の基板切断方法におけるレーザ
照射時の要部拡大断面図、(B)は本発明の基板切断方
法における溝形成途中の要部拡大断面図、(C)は本発
明の基板切断方法における溝形成後の要部拡大断面図で
ある。
【図7】本発明の基板切断方法による半導体ウェーハの
他の切断態様について説明する半導体ウェーハの平面図
である。
【図8】超短パルスレーザのパルス間隔が0〜50ピコ
秒におけるダブルパルス照射時のパルス間隔−盛り上が
り高さの特性図である。
【図9】(A)は本発明の基板切断方法における円形状
スポットの超短パルスレーザ照射状態の平面図である。
(B)は本発明の基板切断方法における楕円形状スポッ
トの超短パルスレーザ照射状態の平面図である。(C)
は本発明の基板切断方法における傾斜した楕円形状スポ
ットの超短パルスレーザ照射状態の平面図である。
【図10】従来のダイサによる基板切断方法について説
明する斜視図である。
【図11】従来のダイサによる基板切断方法について説
明する要部拡大断面図である。
【図12】(A)は従来のダイサによる他の基板切断方
法について説明するための半導体ウェーハを第1の粘着
シートに貼り付けた状態の要部拡大断面図、(B)はそ
のダイシング後の要部拡大断面図、(C)は裏面の第1
の粘着シートを剥離後、表面に第2の粘着シートを貼り
付けた状態の要部拡大断面図、(D)は半導体ウェーハ
の裏面を研削除去して薄型化した状態の要部拡大断面図
である。
【図13】(A)は従来のダイサによるさらに他の基板
切断方法について説明するための裏面に一括処理された
接着剤層を有する半導体ウェーハを粘着シートに貼り付
けた状態の要部拡大断面図、(B)はダイシング後の要
部拡大断面図、(C)は得られたペレットの要部拡大断
面図、(D)はペレットを放熱板にダイボンディングし
た状態の要部拡大断面図である。
【図14】(A)は従来のレーザ照射による基板切断方
法について説明するためのレーザ照射時の要部拡大断面
図、(B)は溝形成途中の要部拡大断面図、(C)は溝
形成後の要部拡大断面図である。
【符号の説明】 1 基板(半導体ウェーハ) 2 素子(ペレット) 3 一括処理した接着剤層 4 x−yテーブル 5 吸着孔 6 バルブ 7 超短パルスレーザ 8 溝 AL アルゴンイオンレーザ TL チタンサファイアレーザ YL Nd:YAGレーザ ST ストレッチャ CP コンプレッサ A 増幅器 RA 再生増幅器 sp1,sp2,sp3 レーザ照射スポット p1,p2,p3 レーザ照射ピッチ l1,l2,l3 レーザ照射寸法 w1,w2,w3 加工幅 θ 楕円形状レーザスポットの傾斜角度

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に超短パルスレーザを照射して切断
    することを特徴とする基板切断方法。
  2. 【請求項2】 前記超短パルスレーザのパルス幅が、1
    ピコ秒以下であることを特徴とする請求項1に記載の基
    板切断方法。
  3. 【請求項3】 前記レーザが、基板の表面層を改質した
    状態で照射されることを特徴とする請求項1または2に
    記載の基板切断方法。
  4. 【請求項4】 前記超短パルスレーザのパルス間隔が、
    3〜30ピコ秒で複数パルス照射することを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の基板切断方法。
  5. 【請求項5】 前記基板が、多数の素子を形成した半導
    体ウェーハであり、前記素子間のスクライブラインに沿
    って超短パルスレーザを照射することを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載の基板切断方法。
  6. 【請求項6】 前記半導体ウェーハの厚さが50μm以
    下であることを特徴とする請求項5に記載の基板切断方
    法。
  7. 【請求項7】 前記半導体ウェーハが、裏面に一括処理
    された接着剤層を有することを特徴とする請求項5また
    は6に記載の基板切断方法。
  8. 【請求項8】 前記半導体ウェーハの裏面が、x−yテ
    ーブルに吸着されていることを特徴とする請求項5ない
    し7のいずれかに記載の基板切断方法。
  9. 【請求項9】 前記レーザが、ウェーハの周辺部分を除
    いて照射されることを特徴とする請求項5ないし8のい
    ずれかに記載の基板切断方法。
JP2002035794A 2001-02-21 2002-02-13 基板切断方法 Expired - Lifetime JP4286488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035794A JP4286488B2 (ja) 2001-02-21 2002-02-13 基板切断方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045134 2001-02-21
JP2001-45134 2001-02-21
JP2002035794A JP4286488B2 (ja) 2001-02-21 2002-02-13 基板切断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002324768A true JP2002324768A (ja) 2002-11-08
JP4286488B2 JP4286488B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=26609819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002035794A Expired - Lifetime JP4286488B2 (ja) 2001-02-21 2002-02-13 基板切断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4286488B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004114387A1 (ja) * 2003-06-20 2004-12-29 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 半導体単結晶ウエハの製造方法とそのためのレーザ加工装置
JP2005152970A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置
JP2006130903A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Lg Phillips Lcd Co Ltd フェムト秒レーザーを用いた基板の切断方法
JP2006156978A (ja) * 2004-10-27 2006-06-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造システムおよび製造方法
US7072566B2 (en) 2003-06-26 2006-07-04 Ricoh Company, Ltd. Ultrashort-pulse laser-working method and apparatus and structural bodies produced by using the same
WO2006087786A1 (ja) * 2005-02-17 2006-08-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 太陽電池の製造方法
JP2006289441A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Sony Corp レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP2006305586A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Cyber Laser Kk 板状体切断方法並びにレーザ加工装置
WO2007010810A1 (ja) * 2005-07-15 2007-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. レーザ加工装置およびその調整方法
WO2007032392A1 (ja) * 2005-09-16 2007-03-22 Hamamatsu Photonics K.K. レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP2007141997A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Denso Corp 半導体基板の分断装置及び半導体基板の分断方法
JP2009195943A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの裏面に装着された接着フィルムの破断方法
WO2010144778A2 (en) * 2009-06-12 2010-12-16 Applied Materials, Inc. Methods and systems for laser-scribed line alignment
JP4750720B2 (ja) * 2004-12-08 2011-08-17 三星ダイヤモンド工業株式会社 被分割体における分割起点形成方法、被分割体の分割方法
KR101169182B1 (ko) 2003-06-06 2012-07-30 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 반도체 장치의 제조방법
KR101184259B1 (ko) 2009-04-30 2012-09-21 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 레이저 가공 방법 및 레이저 가공 장치
JP2012195472A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Disco Abrasive Syst Ltd 非線形結晶基板のレーザー加工方法
WO2013100149A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 古河電気工業株式会社 基板切断用治具、加工装置および基板切断方法
JP2017118096A (ja) * 2015-09-10 2017-06-29 株式会社ディスコ 基板処理方法
KR20180099481A (ko) * 2017-02-27 2018-09-05 가부시기가이샤 디스코 정전 척 테이블의 사용 방법
KR20200059066A (ko) * 2018-11-20 2020-05-28 한화정밀기계 주식회사 웨이퍼 절단 방법 및 절단 장치
US10675715B2 (en) 2015-06-23 2020-06-09 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor element manufacturing method and manufacturing device
US10722983B2 (en) 2016-06-13 2020-07-28 Mitsubishi Electric Corporation Method for manufacturing semiconductor device

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101169182B1 (ko) 2003-06-06 2012-07-30 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 반도체 장치의 제조방법
WO2004114387A1 (ja) * 2003-06-20 2004-12-29 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 半導体単結晶ウエハの製造方法とそのためのレーザ加工装置
US7072566B2 (en) 2003-06-26 2006-07-04 Ricoh Company, Ltd. Ultrashort-pulse laser-working method and apparatus and structural bodies produced by using the same
JP2005152970A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置
JP2006156978A (ja) * 2004-10-27 2006-06-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造システムおよび製造方法
US7767555B2 (en) 2004-11-05 2010-08-03 Lg. Display Co., Ltd. Method for cutting substrate using femtosecond laser
JP2006130903A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Lg Phillips Lcd Co Ltd フェムト秒レーザーを用いた基板の切断方法
JP4750720B2 (ja) * 2004-12-08 2011-08-17 三星ダイヤモンド工業株式会社 被分割体における分割起点形成方法、被分割体の分割方法
WO2006087786A1 (ja) * 2005-02-17 2006-08-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 太陽電池の製造方法
JP2006289441A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Sony Corp レーザ加工方法及びレーザ加工装置
KR101325200B1 (ko) * 2005-04-27 2013-11-04 사이버 레이저 가부시끼가이샤 판 형상체 절단방법 및 레이저 가공장치
JP2006305586A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Cyber Laser Kk 板状体切断方法並びにレーザ加工装置
WO2007010810A1 (ja) * 2005-07-15 2007-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. レーザ加工装置およびその調整方法
US8513567B2 (en) 2005-09-16 2013-08-20 Hamamatsu Photonics K.K. Laser processing method for forming a modified region for cutting in an object
WO2007032392A1 (ja) * 2005-09-16 2007-03-22 Hamamatsu Photonics K.K. レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP2007141997A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Denso Corp 半導体基板の分断装置及び半導体基板の分断方法
JP2009195943A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの裏面に装着された接着フィルムの破断方法
KR101184259B1 (ko) 2009-04-30 2012-09-21 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 레이저 가공 방법 및 레이저 가공 장치
WO2010144778A2 (en) * 2009-06-12 2010-12-16 Applied Materials, Inc. Methods and systems for laser-scribed line alignment
WO2010144778A3 (en) * 2009-06-12 2011-02-24 Applied Materials, Inc. Methods and systems for laser-scribed line alignment
JP2012195472A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Disco Abrasive Syst Ltd 非線形結晶基板のレーザー加工方法
WO2013100149A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 古河電気工業株式会社 基板切断用治具、加工装置および基板切断方法
JPWO2013100149A1 (ja) * 2011-12-28 2015-05-11 古河電気工業株式会社 基板切断用治具、加工装置および基板切断方法
US10675715B2 (en) 2015-06-23 2020-06-09 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor element manufacturing method and manufacturing device
KR101916518B1 (ko) * 2015-09-10 2018-11-07 가부시기가이샤 디스코 기판 처리 방법
JP2017118096A (ja) * 2015-09-10 2017-06-29 株式会社ディスコ 基板処理方法
US10722983B2 (en) 2016-06-13 2020-07-28 Mitsubishi Electric Corporation Method for manufacturing semiconductor device
KR20180099481A (ko) * 2017-02-27 2018-09-05 가부시기가이샤 디스코 정전 척 테이블의 사용 방법
KR102353196B1 (ko) * 2017-02-27 2022-01-18 가부시기가이샤 디스코 정전 척 테이블의 사용 방법
KR20200059066A (ko) * 2018-11-20 2020-05-28 한화정밀기계 주식회사 웨이퍼 절단 방법 및 절단 장치
KR102158832B1 (ko) * 2018-11-20 2020-09-22 한화정밀기계 주식회사 웨이퍼 절단 방법 및 절단 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4286488B2 (ja) 2009-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6770544B2 (en) Substrate cutting method
JP4286488B2 (ja) 基板切断方法
US11424162B2 (en) Substrate dividing method
US8551817B2 (en) Semiconductor substrate cutting method
JP4749799B2 (ja) レーザ加工方法
JP4440582B2 (ja) 半導体基板の切断方法
JP4358502B2 (ja) 半導体基板の切断方法
JP2005012203A (ja) レーザ加工方法
JP2005294656A (ja) 基板製造方法及び基板製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090309

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090325

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250