JP2002324419A - ウォールウォッシャー型照明器具 - Google Patents

ウォールウォッシャー型照明器具

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JP2002324419A
JP2002324419A JP2001127672A JP2001127672A JP2002324419A JP 2002324419 A JP2002324419 A JP 2002324419A JP 2001127672 A JP2001127672 A JP 2001127672A JP 2001127672 A JP2001127672 A JP 2001127672A JP 2002324419 A JP2002324419 A JP 2002324419A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スカラップとよばれる貝殻模様を確実に解消
することができるウォールウォッシャー型照明器具を提
供することにある。 【解決手段】 片口金光源のランプ(1)を包囲し、同
ランプ(1)の光を下方に反射する主反射鏡(2)、お
よび、同ランプ(1)の光を所定の側方の壁面に反射す
る補助反射鏡(3)を有する二重反射鏡(4)と、この
二重反射鏡(4)を包囲する器具本体(6)とを設けた
ウォールウォッシャー型照明器具において、上記補助反
射鏡(3)に同補助反射鏡(3)で照射される照射面の
照射領域の上端部を略水平に近づけるために形成された
凹凸形状からなる微小反射面(7)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウォールウォッシ
ャー型照明器具に関し、具体的には、ランプの光を所定
の壁面に反射させるのに有用なウォールウォッシャー型
照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のウォールウォッシャー型照明器具
としては、例えば、図16に示すごとく、片口金光源の
ランプ(1)を包囲し、同ランプ(1)の光を下方に反
射する主反射鏡(2)、および、同ランプ(1)の光を
所定の側方などの壁面(5)に反射する補助反射鏡
(3)を有する二重反射鏡(4)と、この二重反射鏡
(4)を包囲する器具本体(6)とを備えていたものが
知られていた。
【0003】そして、この種のウォールウォッシャー型
照明器具においては、上記主反射鏡(2)で床面を照明
すると同時に、上記補助反射鏡(3)で側方などの壁面
(5)を照明していたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなウォールウ
ォッシャー型照明器具において、建築物内部を均一な照
度で照らす必要がある場合、例えば、エントランスホー
ルなどにおいて、空間の明るさ感を出すためには、鉛直
面である壁面(5)を重点的に照射することに重きを置
くことになる上に、ランプ(1)や主反射鏡(2)もし
くは補助反射鏡(3)のグレアカット角についても、深
いものが要求されていたものであった。
【0005】しかしながら、このようなウォールウォッ
シャー型照明器具においては、壁際に配置した場合、図
17に示すごとく、壁面(5)にはスカラップとよばれ
る貝殻模様(11)が現れるものであった。このスカラ
ップとよばれる貝殻模様(11)は、図18に示すごと
く、補助反射鏡(3)で照射される照射面の照射領域
(12)の上端部が略水平でないために生じていたもの
であった。ところが、エントランスホールなどの建築空
間においては、上記壁面(5)に均斉度が高い光が求め
られており、このようなスカラップとよばれる貝殻模様
(11)が現れることに問題があった。
【0006】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、スカラップとよ
ばれる貝殻模様を確実に解消することができるウォール
ウォッシャー型照明器具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ウォールウォッシャー型照明器具は、片口金光源のラン
プ(1)を包囲し、同ランプ(1)の光を下方に反射す
る主反射鏡(2)、および、同ランプ(1)の光を所定
の側方の壁面(5)に反射する補助反射鏡(3)を有す
る二重反射鏡(4)と、この二重反射鏡(4)を包囲す
る器具本体(6)とを設けたウォールウォッシャー型照
明器具において、上記補助反射鏡(3)に同補助反射鏡
(3)で照射される照射面の照射領域(12)の上端部
(13)を略水平に近づけるために形成された凹凸形状
からなる微小反射面(7)を設けたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係るウォールウォッシ
ャー型照明器具は、上記微小反射面(7)が、上下方向
に凹凸形状を設けられているものであり、上記補助反射
鏡(3)で照射される照射面の照射領域(12)の上端
部(13)を左右方向に広げることで略水平に近づける
ものであることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係るウォールウォッシ
ャー型照明器具は、上記微小反射面(7)が、左右部分
のみで左右方向に凹凸形状を設けられているものであ
り、上記補助反射鏡(3)で照射される照射面の照射領
域(12)の左右端部での上端部(13)を上方に広げ
ることで略水平に近づけるものであることを特徴とす
る。
【0010】本発明の請求項4に係るウォールウォッシ
ャー型照明器具は、上記微小反射面(7)が、左右部分
のみで中央は狭い幅であり、側方は広い幅に徐変した左
右方向の凹凸形状を設けられているものであり、上記補
助反射鏡(3)で照射される照射面の照射領域(12)
の左右端部での上端部(13)を上方に広げることで略
水平に近づけるものであることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5に係るウォールウォッシ
ャー型照明器具は、上記微小反射面(7)が、左右部分
は左右方向に凹凸形状を設けられているとともに、中央
部分は上下方向に凹凸形状を設けられているものであ
り、上記補助反射鏡(3)で照射される照射面の照射領
域(12)の左右端部での上端部(13)を上方に広げ
るとともに、中央部分は左右方向に広げることで略水平
に近づけるものであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基づいて詳しく説明する。
【0013】図1の(a)は、本発明の第1の実施形態
に係るウォールウォッシャー型照明器具を示した断面図
であり、図1の(b)は、同図1の(a)のウォールウ
ォッシャー型照明器具の補助反射鏡を示した斜視図であ
り、図1の(c)は、同図1の(b)の補助反射鏡の断
面図である。図2は、図1のウォールウォッシャー型照
明器具において、補助反射鏡で照射される照射面の照射
領域を示した概略図である。図3は、本発明の第2の実
施形態に係るウォールウォッシャー型照明器具の補助反
射鏡を示した斜視図である。図4は、図3の補助反射鏡
の要部のみの斜視図である。図5は、図3および図4の
ウォールウォッシャー型照明器具において、補助反射鏡
で照射される照射面の照射領域を示した概略図である。
【0014】また、図6は、本発明の第3の実施形態に
係るウォールウォッシャー型照明器具を示した上面図で
ある。図7は、本発明の第3の実施形態に係るウォール
ウォッシャー型照明器具を示した断面図である。図8
は、本発明の第3の実施形態に係るウォールウォッシャ
ー型照明器具において、壁面に光が照射されている様子
を示した断面図である。図9の(a)は、本発明の第3
の実施形態に係るウォールウォッシャー型照明器具の二
重反射鏡を示した断面図であり、図9の(b)は、同図
9の(a)の二重反射鏡の平面図であり、図9の(c)
は、同図9の(a)の二重反射鏡の要部のみの断面図で
ある。
【0015】そして、図10の(a)は、本発明の第4
の実施形態に係るウォールウォッシャー型照明器具の二
重反射鏡を示した断面図であり、図10の(b)は、同
図10の(a)の二重反射鏡の平面図であり、図10の
(c)は、同図10の(a)の二重反射鏡の要部のみの
断面図である。図11は、本発明の第5の実施形態に係
るウォールウォッシャー型照明器具の補助反射鏡を示し
た斜視図である。図12は、図11のウォールウォッシ
ャー型照明器具において、補助反射鏡で照射される照射
面の照射領域を示した概略図である。
【0016】さらに、図13の(a)は、本発明の第6
の実施形態に係るウォールウォッシャー型照明器具の二
重反射鏡を示した断面図であり、図13の(b)は、同
図13の(a)の二重反射鏡の平面図である。図14の
(a)は、本発明の第7の実施形態に係るウォールウォ
ッシャー型照明器具の補助反射鏡を示した斜視図であ
り、図14の(b)は、同図14の(a)の補助反射鏡
の要部のみの斜視図である。図15は、図14のウォー
ルウォッシャー型照明器具において、補助反射鏡で照射
される照射面の照射領域を示した概略図である。
【0017】本発明のウォールウォッシャー型照明器具
は、図1ないし図15に示すごとく、片口金光源のラン
プ(1)を包囲し、同ランプ(1)の光を下方に反射す
る主反射鏡(2)、および、同ランプ(1)の光を所定
の側方の壁面(5)に反射する補助反射鏡(3)を有す
る二重反射鏡(4)と、この二重反射鏡(4)を包囲す
る器具本体(6)とを設けたウォールウォッシャー型照
明器具において、上記補助反射鏡(3)に同補助反射鏡
(3)で照射される照射面の照射領域(12)の上端部
(13)を略水平に近づけるために形成された凹凸形状
からなる微小反射面(7)を設けているものである。
【0018】上記ランプ(1)は、片口金光源といわれ
ているものである。このランプ(1)を包囲して、同ラ
ンプ(1)の光を下方に反射する主反射鏡(2)を設け
ているものである。この主反射鏡(2)は、通常の照明
器具などに使用されている反射鏡などが採用されている
ものである。この主反射鏡(2)により、床面を照明し
ているものである。
【0019】上記補助反射鏡(3)は、上記ランプ
(1)の光を所定の側方の壁面(5)に反射しているも
のである。この補助反射鏡(3)は、上記主反射鏡
(2)の場合と同様に、通常の照明器具などに使用され
ている反射鏡などが採用されているものである。この補
助反射鏡(3)により、側方などの壁面(5)を照明し
ているものである。そして、この補助反射鏡(3)と上
記主反射鏡(2)とより二重反射鏡(4)を形成してい
るものであり、同補助反射鏡(3)と同主反射鏡(2)
とは、図1の(a)〜(c)に示すごとく、別体に形成
されていてもかまわないし、図6ないし図10、図13
に示すごとく、一体に形成されているようなものであっ
てもかまわないものである。
【0020】上記器具本体(6)は、上記二重反射鏡
(4)を包囲しているものである。この器具本体(6)
の形状やサイズとしては、同器具本体(6)内に納めら
れる上記ランプ(1)の形状やサイズに応じて自由自在
に設定することができるものである。
【0021】本発明では、上記補助反射鏡(3)に同補
助反射鏡(3)で照射される照射面の照射領域(12)
の上端部(13)を略水平に近づけるために形成された
凹凸形状からなる微小反射面(7)を設けているもので
ある。
【0022】本発明は、このような構成をとることによ
って、補助反射鏡(3)に設けられた凹凸形状からなる
微小反射面(7)にて補助反射鏡(3)で照射される照
射面の照射領域(12)の上端部(13)を略水平に近
づけることができるものであり、その結果、スカラップ
とよばれる貝殻模様を確実に解消することができるもの
である。
【0023】そして、図1の(a)〜(c)および図2
に示すごとく、上記微小反射面(7)が、上下方向に凹
凸形状を設けられているものであり、上記補助反射鏡
(3)で照射される照射面の照射領域(12)の上端部
(13)を左右方向に広げることで略水平に近づけるも
のであると、上下方向に凹凸形状を設けられている微小
反射面(7)にて補助反射鏡(3)で照射される照射面
の照射領域(12)の上端部(13)が図2の矢印
(A)に示すように左右方向に広がって、略水平に近づ
くものであり、その結果、スカラップとよばれる貝殻模
様をより一層確実に解消することができるものである。
【0024】さらに、図3ないし図5に示すごとく、上
記微小反射面(7)が、左右部分のみで左右方向に凹凸
形状を設けられているものであり、上記補助反射鏡
(3)で照射される照射面の照射領域(12)の左右端
部での上端部(13)を上方に広げることで略水平に近
づけるものであると、左右部分のみで左右方向に凹凸形
状を設けられている微小反射面(7)にて補助反射鏡
(3)で照射される照射面の照射領域(12)の左右端
部での上端部(13)が図5の矢印(B)に示すように
上方に広がって、略水平に近づくものであり、その結
果、スカラップとよばれる貝殻模様をより一層確実に解
消することができるものである。
【0025】特に、図14の(a)、(b)および図1
5に示すごとく、上記微小反射面(7)が、左右部分の
みで中央は狭い幅であり、側方は広い幅に徐変した左右
方向の凹凸形状を設けられているものであり、上記補助
反射鏡(3)で照射される照射面の照射領域(12)の
左右端部での上端部(13)を上方に広げることで略水
平に近づけるものであると、左右部分のみで中央は狭い
幅であり、側方は広い幅に徐変した左右方向の凹凸形状
を設けられている微小反射面(7)にて補助反射鏡
(3)で照射される照射面の照射領域(12)の左右端
部での上端部(13)が図15の矢印(C)に示すよう
に上方に広がって、略水平に近づくものであり、その結
果、スカラップとよばれる貝殻模様をより一層確実に解
消することができるものである。
【0026】そして、図11および図12に示すごと
く、上記微小反射面(7)が、左右部分は左右方向に凹
凸形状を設けられているとともに、中央部分は上下方向
に凹凸形状を設けられているものであり、上記補助反射
鏡(3)で照射される照射面の照射領域(12)の左右
端部での上端部(13)を上方に広げるとともに、中央
部分は左右方向に広げることで略水平に近づけるもので
あると、左右部分は左右方向に凹凸形状を設けられてい
るとともに、中央部分は上下方向に凹凸形状を設けられ
ている微小反射面(7)にて補助反射鏡(3)で照射さ
れる照射面の照射領域(12)の左右端部での上端部
(13)が図12の矢印(B)に示すように上方に広が
るとともに、中央部分は同図12の矢印(A)に示すよ
うに左右方向に広がることで略水平に近づくものであ
り、その結果、スカラップとよばれる貝殻模様をより一
層確実に解消することができるものである。
【0027】次に、各実施形態をそれぞれ図面と照らし
合わせながら、さらに具体的にみてみる。
【0028】(実施形態1)図1の(a)〜(c)およ
び図2に示すごとく、片口金光源のランプ(1)を配置
し、このランプ(1)の周囲を主反射鏡(2)で覆うと
ともに、被照射面となる壁面(5)の対向側に補助反射
鏡(3)を設けて用いるウォールウォッシャー型照明器
具であり、上記補助反射鏡(3)に照射面の照射領域
(12)の上端部(13)を略水平に近づけるための凹
凸形状の微小反射面(7)を設けているものである。
【0029】そして、上記補助反射鏡(3)の微小反射
面(7)は、上下方向に凹凸形状を設けて、照射面の照
射領域(12)の上端部(13)を左右方向に広げて、
略水平に近づけているものである。
【0030】(実施形態2)図3ないし図5に示すごと
く、片口金光源のランプ(1)を配置し、このランプ
(1)の周囲を主反射鏡(2)で覆うとともに、被照射
面となる壁面(5)の対向側に補助反射鏡(3)を設け
て用いるウォールウォッシャー型照明器具であり、上記
補助反射鏡(3)に照射面の照射領域(12)の上端部
(13)を略水平に近づけるための凹凸形状の微小反射
面(7)を設けているものである。
【0031】そして、上記補助反射鏡(3)の微小反射
面(7)は、左右部分のみで左右方向に凹凸形状を設け
て、照射面の照射領域(12)の左右端部の上端部(1
3)を上方に広げて、略水平に近づけているものであ
る。
【0032】(実施形態3)図6ないし図9に示すごと
く、片口金光源のランプ(1)を配置し、このランプ
(1)の周囲を主反射鏡(2)で覆い、被照射面となる
壁面(5)の対向側に補助反射鏡(3)を設けて用いる
ウォールウォッシャー型照明器具であり、上記補助反射
鏡(3)と上記主反射鏡(2)とは、一体に形成されて
いるものであり、このような二重反射鏡(4)に照射面
の照射領域(12)の上端部(13)を略水平に近づけ
るための凹凸形状の微小反射面(7)を設けているもの
である。
【0033】そして、上記微小反射面(7)は、照射領
域(12)の上端部(13)へ照射するランプ(1)下
部の上下方向に凹凸形状を設けて照射面の照射領域(1
2)の上端部(13)を左右方向に広げて、略水平に近
づけているものである。
【0034】(実施形態4)図10の(a)ないし
(c)に示すごとく、片口金光源のランプ(1)を配置
し、このランプ(1)の周囲を主反射鏡(2)で覆い、
被照射面となる壁面(5)の対向側に補助反射鏡(3)
を設けて用いるウォールウォッシャー型照明器具であ
り、上記補助反射鏡(3)と上記主反射鏡(2)とは、
一体に形成されているものであり、このような二重反射
鏡(4)に照射面の照射領域(12)の上端部(13)
を略水平に近づけるための凹凸形状の微小反射面(7)
を設けているものである。
【0035】そして、上記微小反射面(7)は、照射領
域(12)の上端部(13)へ照射するランプ(1)下
部の左右部分のみで左右方向に凹凸形状を設けて照射面
の照射領域(12)の左右端部の上端部(13)を上方
に広げて、略水平に近づけているものである。
【0036】(実施形態5)図11および図12に示す
ごとく、片口金光源のランプ(1)を配置し、こののラ
ンプ(1)の周囲を主反射鏡(2)で覆うとともに、被
照射面となる壁面(5)の対向側に補助反射鏡(3)を
設けて用いるウォールウォッシャー型照明器具であっ
て、上記補助反射鏡(3)に照射面の照射領域(12)
の上端部(13)を略水平に近づけるための四凸形状の
微小反射面(7)を設けているものである。
【0037】そして、上記補助反射鏡(3)の微小反射
面(7)は、左右部分は左右方向に凹凸形状を設けて照
射面の照射領域(12)の左右端部の上端部(13)を
上方に広げて、中央部分は上下方向に凹凸形状を設けて
照射面の照射領域(12)の上端部(13)を左右方向
に広げて、略水平に近づけているものである。
【0038】(実施形態6)図13の(a)および
(b)に示すごとく、片口金光源のランプ(1)を配置
し、このランプ(1)の周囲を主反射鏡(2)で覆い、
被照射面となる壁面(5)の対向側に補助反射鏡(3)
を設けて用いるウォールウォッシャー型照明器具であっ
て、上記補助反射鏡(3)と上記主反射鏡(2)とは、
一体に形成されているものであり、このような二重反射
鏡(4)に照射面の照射領域(12)の上端部(13)
を略水平に近づけるための凹凸形状の微小反射面(7)
を設けているものである。
【0039】そして、上記微小反射面(7)は、照射領
域(12)の上端部(13)へ照射するランプ(1)下
部の、左右部分は左右方向に凹凸形状を設けて照射面の
照射領域(12)の左右端部の上端部(13)を上方に
広げて、中央部分は上下方向に凹凸形状を設けて照射面
の照射領域(12)の上端部(13)を左右方向に広げ
て、略水平に近づけているものである。
【0040】(実施形態7)図14の(a)、(b)お
よび図15に示すごとく、片口金光源のランプ(1)を
配置し、このランプ(1)の周囲を主反射鏡で覆うとと
もに、被照射面となる壁面(5)の対向側に補助反射鏡
(3)を設けて用いるウォールウォッシャー型照明器具
であって、上記補助反射鏡(3)に照射面の照射領域
(12)の上端部(13)を略水平に近づけるための凹
凸形状の微小反射面(7)を設けているものである。
【0041】上記微小反射面(7)は、左右部分のみで
中央は狭い幅で、側方は広い幅に徐変した左右方向の凹
凸形状を設けて照射面の照射領域(12)の左右端部の
上端部(13)を上方に徐変に広げて、略水平に近づけ
ているものである。
【0042】本発明のウォールウォッシャー型照明器具
によると、図1ないし図16に示すごとく、片口金光源
のランプ(1)を包囲し、同ランプ(1)の光を下方に
反射する主反射鏡(2)、および、同ランプ(1)の光
を所定の側方の壁面(5)に反射する補助反射鏡(3)
を有する二重反射鏡(4)と、この二重反射鏡(4)を
包囲する器具本体(6)とを設けたウォールウォッシャ
ー型照明器具において、上記補助反射鏡(3)に同補助
反射鏡(3)で照射される照射面の照射領域(12)の
上端部(13)を略水平に近づけるために形成された凹
凸形状からなる微小反射面(7)を設けたので、補助反
射鏡(3)に設けられた凹凸形状からなる微小反射面
(7)にて補助反射鏡(3)で照射される照射面の照射
領域(12)の上端部(13)を略水平に近づけること
ができるものであり、その結果、スカラップとよばれる
貝殻模様を確実に解消することができるものである。
【0043】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るウォールウォッ
シャー型照明器具によると、補助反射鏡(3)に設けら
れた凹凸形状からなる微小反射面(7)にて補助反射鏡
(3)で照射される照射面の照射領域(12)の上端部
(13)を略水平に近づけることができるものであり、
その結果、スカラップとよばれる貝殻模様を確実に解消
することができるものである。
【0044】本発明の請求項2に係るウォールウォッシ
ャー型照明器具によると、請求項1記載の場合に加え
て、上下方向に凹凸形状を設けられている微小反射面
(7)にて補助反射鏡(3)で照射される照射面の照射
領域(12)の上端部(13)が左右方向に広がって、
略水平に近づくものであり、その結果、スカラップとよ
ばれる貝殻模様をより一層確実に解消することができる
ものである。
【0045】本発明の請求項3に係るウォールウォッシ
ャー型照明器具によると、請求項1記載の場合に加え
て、左右部分のみで左右方向に凹凸形状を設けられてい
る微小反射面(7)にて補助反射鏡(3)で照射される
照射面の照射領域(12)の左右端部での上端部(1
3)が上方に広がって、略水平に近づくものであり、そ
の結果、スカラップとよばれる貝殻模様をより一層確実
に解消することができるものである。
【0046】本発明の請求項4に係るウォールウォッシ
ャー型照明器具によると、請求項3記載の場合に加え
て、左右部分のみで中央は狭い幅であり、側方は広い幅
に徐変した左右方向の凹凸形状を設けられている微小反
射面(7)にて補助反射鏡(3)で照射される照射面の
照射領域(12)の左右端部での上端部(13)が上方
に広がって、略水平に近づくものであり、その結果、ス
カラップとよばれる貝殻模様をより一層確実に解消する
ことができるものである。
【0047】本発明の請求項5に係るウォールウォッシ
ャー型照明器具によると、請求項1記載の場合に加え
て、左右部分は左右方向に凹凸形状を設けられていると
ともに、中央部分は上下方向に凹凸形状を設けられてい
る微小反射面(7)にて補助反射鏡(3)で照射される
照射面の照射領域(12)の左右端部での上端部(1
3)が上方に広がるとともに、中央部分は左右方向に広
がることで略水平に近づくものであり、その結果、スカ
ラップとよばれる貝殻模様をより一層確実に解消するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1の実施形態に係るウォ
ールウォッシャー型照明器具を示した断面図であり、
(b)は、(a)のウォールウォッシャー型照明器具の
補助反射鏡を示した斜視図であり、(c)は、(b)の
補助反射鏡の断面図である。
【図2】図1のウォールウォッシャー型照明器具におい
て、補助反射鏡で照射される照射面の照射領域を示した
概略図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るウォールウォッ
シャー型照明器具の補助反射鏡を示した斜視図である。
【図4】図3の補助反射鏡の要部のみの斜視図である。
【図5】図3および図4のウォールウォッシャー型照明
器具において、補助反射鏡で照射される照射面の照射領
域を示した概略図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るウォールウォッ
シャー型照明器具を示した上面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係るウォールウォッ
シャー型照明器具を示した断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るウォールウォッ
シャー型照明器具において、壁面に光が照射されている
様子を示した断面図である。
【図9】(a)は、本発明の第3の実施形態に係るウォ
ールウォッシャー型照明器具の二重反射鏡を示した断面
図であり、(b)は、(a)の二重反射鏡の平面図であ
り、(c)は、(a)の二重反射鏡の要部のみの断面図
である。
【図10】(a)は、本発明の第4の実施形態に係るウ
ォールウォッシャー型照明器具の二重反射鏡を示した断
面図であり、(b)は、(a)の二重反射鏡の平面図で
あり、(c)は、(a)の二重反射鏡の要部のみの断面
図である。
【図11】本発明の第5の実施形態に係るウォールウォ
ッシャー型照明器具の補助反射鏡を示した斜視図であ
る。
【図12】図11のウォールウォッシャー型照明器具に
おいて、補助反射鏡で照射される照射面の照射領域を示
した概略図である。
【図13】(a)は、本発明の第6の実施形態に係るウ
ォールウォッシャー型照明器具の二重反射鏡を示した断
面図であり、(b)は、(a)の二重反射鏡の平面図で
ある。
【図14】(a)は、本発明の第7の実施形態に係るウ
ォールウォッシャー型照明器具の補助反射鏡を示した斜
視図であり、(b)は、(a)の補助反射鏡の要部のみ
の斜視図である。
【図15】図14のウォールウォッシャー型照明器具に
おいて、補助反射鏡で照射される照射面の照射領域を示
した概略図である。
【図16】一従来例に係るウォールウォッシャー型照明
器具において、壁面に光が照射されている様子を示した
断面図である。
【図17】図16のウォールウォッシャー型照明器具に
おいて、壁面に光が照射されている様子を示した要部の
みの概略図である。
【図18】一従来例に係るウォールウォッシャー型照明
器具において、補助反射鏡で照射される照射面の照射領
域を示した概略図である。
【符号の説明】
1 ランプ 2 主反射鏡 3 補助反射鏡 4 二重反射鏡 5 壁面 6 器具本体 7 微小反射面 12 照射領域 13 上端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片口金光源のランプを包囲し、同ランプ
    の光を下方に反射する主反射鏡、および、同ランプの光
    を所定の壁面に反射する補助反射鏡を有する二重反射鏡
    と、この二重反射鏡を包囲する器具本体とを設けたウォ
    ールウォッシャー型照明器具において、上記補助反射鏡
    に同補助反射鏡で照射される照射面の照射領域の上端部
    を略水平に近づけるために形成された凹凸形状からなる
    微小反射面を設けたことを特徴とするウォールウォッシ
    ャー型照明器具。
  2. 【請求項2】 上記微小反射面が、上下方向に凹凸形状
    を設けられているものであり、上記補助反射鏡で照射さ
    れる照射面の照射領域の上端部を左右方向に広げること
    で略水平に近づけるものであることを特徴とする請求項
    1記載のウォールウォッシャー型照明器具。
  3. 【請求項3】 上記微小反射面が、左右部分のみで左右
    方向に凹凸形状を設けられているものであり、上記補助
    反射鏡で照射される照射面の照射領域の左右端部での上
    端部を上方に広げることで略水平に近づけるものである
    ことを特徴とする請求項1記載のウォールウォッシャー
    型照明器具。
  4. 【請求項4】 上記微小反射面が、左右部分のみで中央
    は狭い幅であり、側方は広い幅に徐変した左右方向の凹
    凸形状を設けられているものであり、上記補助反射鏡で
    照射される照射面の照射領域の左右端部での上端部を上
    方に広げることで略水平に近づけるものであることを特
    徴とする請求項3記載のウォールウォッシャー型照明器
    具。
  5. 【請求項5】 上記微小反射面が、左右部分は左右方向
    に凹凸形状を設けられているとともに、中央部分は上下
    方向に凹凸形状を設けられているものであり、上記補助
    反射鏡で照射される照射面の照射領域の左右端部での上
    端部を上方に広げるとともに、中央部分は左右方向に広
    げることで略水平に近づけるものであることを特徴とす
    る請求項1記載のウォールウォッシャー型照明器具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005529525A (ja) * 2002-06-06 2005-09-29 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 階層型認可証を用いたブローカーに基づく相互接続
JP2012069357A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Panasonic Corp 集合住宅用の照明システム
JP2013065456A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Panasonic Corp 照明器具

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