JP2002324234A - 立体画像を偏歪修正する方法および装置 - Google Patents

立体画像を偏歪修正する方法および装置

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JP2002324234A JP2002042310A JP2002042310A JP2002324234A JP 2002324234 A JP2002324234 A JP 2002324234A JP 2002042310 A JP2002042310 A JP 2002042310A JP 2002042310 A JP2002042310 A JP 2002042310A JP 2002324234 A JP2002324234 A JP 2002324234A
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リー デルマン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1およひ第2の画像を含む立体画像を偏歪
修正する方法を提供すること。 【解決手段】 本発明は、第1および第2の画像キャプ
チャデバイスのうちの対応する1つを使用してキャプチ
ャされた第1および第2の画像を含む立体画像を偏歪修
正する方法であって、第1および第2の画像キャプチャ
デバイスは立体画像キャプチャデバイスを形成し、上記
方法は、第1および第2の画像のうちの対応する1つを
偏歪修正し、これにより、縦方向ディスパリティを低減
するための第1および第2の偏歪修正変換を決定するス
テップを包含し、上記方法は、第1および/または第2
の偏歪修正変換の決定の際に、立体画像キャプチャデバ
イスのパラメータの統計データを使用するステップを包
含することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体画像対を偏歪
修正する方法に関し、特に、画像対を構成する2枚のキ
ャプチャされた画像を偏歪修正し、これにより、偏歪修
正された画像対から縦方向ディスパリティを実質的に除
去するための1対の偏歪修正変換を決定する方法に関す
る。本発明は、特に、観察者によって直接見られる立体
画像表示デバイス上に表示することを意図された立体画
像対の偏歪修正に適用可能である。本発明はまた、立体
画像対を偏歪修正する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】立体表示の原理は周知である。立体表示
を生成するために、2つの画像が、2画像キャプチャデ
バイスを提供する立体画像キャプチャデバイスを使用し
て取得される。1つの画像キャプチャデバイス(「左画
像キャプチャデバイス」として区別される)は、観察者
の左目で見られるであろう画像に対応する画像をキャプ
チャし、他の画像キャプチャデバイス(「右画像キャプ
チャデバイス」として区別される)は、観察者の右目で
見られるであろう画像に対応する画像をキャプチャす
る。このようにして取得された2つの画像は、立体画像
の対、または立体画像対として知られる。その2つの画
像が適切な立体表示デバイスを使用して表示される場
合、見る人は、3次元画像を知覚する。立体画像キャプ
チャデバイスは、例えば2台のカメラのような2つの別
個の画像キャプチャデバイスを含み得る。あるいは、立
体キャプチャ画像デバイスは、左画像キャプチャデバイ
スおよび右画像キャプチャデバイスの両方として作用し
得る単一の画像キャプチャデバイスを含み得る。例え
ば、カメラなどの単一の画像キャプチャデバイスがスラ
イド棒に搭載され得、それにより、画像キャプチャデバ
イスは、その画像キャプチャデバイスが左画像キャプチ
ャデバイスとして作用する場所と、右画像キャプチャデ
バイスとして作用する場所との間を並進し得る。他の例
として、立体画像キャプチャデバイスは、単一の画像キ
ャプチャデバイスと、その画像キャプチャデバイスが、
左画像キャプチャデバイスまたは右画像キャプチャデバ
イスのどちらか一方として作用することを可能にする移
動ミラー構成とを含み得る。
【0003】従来の立体ディスプレイの1つの問題は、
立体画像が、高品質な立体表示デバイス上でさえ、見づ
らくあり得る事である。この不快さの1つの原因は、縦
方向ディスパリティが立体画像対の中に存在することで
ある。縦方向ディスパリティとは、立体画像の一方の中
の対象物の画像が、他の立体画像の中の同じ対象物の画
像とは異なる垂直方向の位置を有していることを意味す
る。縦方向ディスパリティは、カメラシステムの多くの
種類の取り付け不良によって起こり、見る人に不快感を
起こさせる。画像偏歪修正は、立体画像対の2つの画像
の間の縦方向ディスパリティを除去し、それにより、結
果として得られる立体画像をより見やすくするためのプ
ロセスである。
【0004】以下、2つのピンホールカメラ、すなわ
ち、一方は観察者の左目で見られるであろう画像を記録
するカメラ、他方は観察者の右目で見られるであろう画
像を記録するカメラからなるカメラ設定を使用する単純
化されたモデルを参照して、立体画像対の中の縦方向デ
ィスパリティの発生源を説明する。左ピンホールカメ
ラ、すなわち、左目で見られるであろう画像を記録する
ピンホールカメラは、ピンホール1Lと、画像平面2L
とからなり、右ピンホールカメラ、すなわち、右目で見
られるであろう画像を記録するピンホールカメラも、ピ
ンホール1Rと、画像平面2Rとを備えている。
【0005】図1の2台のカメラの設定において、ベー
ス線3は、左カメラのピンホール1Lと右カメラのピン
ホール1Rとの間の距離である。各カメラの光軸は、カ
メラの画像平面に垂直で、カメラのピンホールを通過す
る軸である。各カメラについて、「主点」は、カメラの
画像平面2L、2R中の、カメラのピンホール1L、1
Rに最も近い点5L、5Rである。最後に、各カメラの
有効焦点距離は、カメラのピンホールとカメラの主点と
の間の距離fL、fRである。
【0006】図2aおよび図2bは、理想的な立体記録
設定を示す。理想的な設定では、左および右のカメラは
同一であり、その結果、とりわけ、左カメラの焦点距離
は右カメラの焦点距離と同一であり、左カメラの主点は
右カメラの主点と同一である。さらに、理想的なカメラ
設定において、左および右のカメラの光軸は平行であ
り、また、ベース線に垂直である。明瞭化のために、図
2aまたは図2bに示されるようなカメラ設定を「平行
カメラ設定」と呼ぶ。
【0007】立体画像対が、平行カメラ設定に正確に配
置された2つの理想的なカメラまたは他の記録デバイス
によってキャプチャされる場合、立体画像対の2つの画
像の間に縦方向ディスパリティは発生しない。しかし、
立体画像対が理想的でないカメラ設定でキャプチャされ
た場合、立体画像対に縦方向ディスパリティが導入され
る。実際、通常の低コスト立体カメラシステムは、平行
カメラ設定の単なる近似に過ぎない。通常の低コスト立
体カメラシステムにおける2台のカメラは、2台のカメ
ラが名目上は同一であっても、実際、一致しない焦点距
離および一致しない主点を有する。さらに、2台のカメ
ラの光軸は、ベース線に正確に垂直ではないことがあり
がちであり、互いに平行でないことがありがちである。
そのような通常の立体カメラシステムが、図2cに示さ
れている。図2cに示される欠陥を有するカメラ設定を
使用してキャプチャされた立体画像は、縦方向ディスパ
リティを含む。
【0008】焦点距離と主点とは、これらのパラメータ
が単一のカメラに関連しているので、時々、「固有」カ
メラパラメータと呼ばれる。回転および並進は、ステレ
オカメラ設定の一方のカメラが他方のカメラに対してど
のように整列されているかに関連しているので、「非固
有」カメラパラメータと呼ばれる。
【0009】縦方向ディスパリティを低減するために非
平行カメラ設定を使用してキャプチャされた立体画像を
処理することは、公知である。この処理は、「偏歪修正
(rectification)」として知られてい
る。偏歪修正処理が完全に有効である場合、元の画像が
非平行なカメラ整列を使用してキャプチャされた場合で
さえ、縦方向ディスパリティは除去され、高品質な立体
表示が得られ得る。偏歪修正された画像は(偏歪修正処
理が正しく行われたと仮定すると)平行カメラ設定を使
用して取得されたであろう画像に対応するので、偏歪修
正処理は、2台のカメラを仮想的に整列させる処理とし
て考えられ得る。
【0010】図3aは、従来技術の偏歪修正処理のブロ
ックフロー図である。ステップ11において立体画像対
がキャプチャされ、次いで、ステップ12において対応
検出ステップが行われ、2つの画像の中の対応する点の
対(すなわち、1つの画像中の点と、他の画像中の対応
する点とからなるそれぞれの対)が検出される。2つの
画像の間に縦方向ディスパリティがある場合、縦方向デ
ィスパリティは、対応検出ステップの間に明らかにな
る。
【0011】ステップ13において、2つの立体画像の
間の縦方向ディスパリティを除去するために必要な偏歪
修正手順の詳細が、対応検出ステップの結果から決定さ
れる。ステップ14において、偏歪修正変換の対が決定
される。1つは左画像を偏歪修正するための変換であ
り、1つは右画像を偏歪修正するための変換である。ス
テップ15において、左および右の画像は、その画像に
ついてステップ14において決定された偏歪修正変換に
よって作用される。左および右の画像が偏歪修正変換に
よって歪曲(ワーピング)されるので、これは、一般に
「ワーピング(warping)ステップ」として知ら
れている。ステップ15の結果は、偏歪修正された画像
対をステップ16において生成することである。偏歪修
正変換が正しく選ばれた場合、偏歪修正された画像対
は、縦方向ディスパリティを含まないはずである。最後
に、偏歪修正された画像は、ステップ17において、立
体画像デバイスに表示され得る。
【0012】ステップ14において決定された偏歪修正
変換は、カメラ設定の幾何に依存する。従って、いった
ん適切な偏歪修正変換が1つのキャプチャされた画像対
から決定されると、同じカメラ設定を使用して取得され
た引き続く画像対について、ステップ12、13および
14を繰り返す必要はない。その代わりに、同じカメラ
設定を使用して取得された引き続くキャプチャされた画
像対は、既に決定された偏歪修正変換を使用して、ステ
ップ15において直接ワーピングされ得る。
【0013】立体画像対の中の縦方向ディスパリティの
除去とは別に、偏歪修正はまた、従来技術において、引
き続くステレオ分析を単純化するためにも使用される。
特に、ステレオマッチングすなわち対応問題は、2次元
探索から1次元探索に単純化される。左および右の画像
についての偏歪修正変換は、対応する画像特徴が偏歪修
正の後にマッチングされ得るように選ばれる。
【0014】図3aに一般的に示されるタイプの従来の
偏歪修正技術は、2つの主なタイプに属する。偏歪修正
処理の第1のタイプは、カメラ設定の「カメラパラメー
タ」の知識を必要とする。カメラパラメータは、例え
ば、2台のカメラの焦点距離、ベース線、各カメラの主
点および各カメラの光軸がベース線となす角度を含む。
カメラパラメータの知識は、適切な偏歪修正変換を推定
するために使用される。図3bは、そのような従来技術
の偏歪修正処理のブロックフロー図である。図3bの方
法は、図3aの方法とは、カメラパラメータの知識がス
テップ13において偏歪修正変換を推定するために使用
されている点で異なる。
【0015】図3bに模式的に示されるタイプの従来技
術の偏歪修正方法は、例えば、「Internatio
nal Conference of Pattern
Recognition」、pp11−16(199
8)の中の「Rectification of Im
ages for binocular and tr
inocular stereovision」におい
てN.Ayacheらにより、また、「Interna
tional Conference onPatte
rn Recognition」、pp23−26(1
992)の中の「A Hardware Archit
ecture for ImageRectifica
tion and Ground Plane Obs
tacle Detection」においてP.Cou
rtneyらにより、また、Tech. Rep. C
MU−CS−94−167、School of Co
mputer Science、Carnegie M
ellon University(1994)の「A
n Active Multibaseline St
ereo System with Real−Tim
e ImageAcquisition」においてS.
Kangらにより、また、「Proceedings
of British Machine Vision
Conference」、pp400−409(19
97)の中の「Rectification with
Unconstrained Stereogeom
etry」においてA. Fusielloらにより、
開示されている。
【0016】図3bに模式的に示されるタイプの従来技
術の偏歪修正方法は、偏歪修正変換を推定するために使
用されるカメラパラメータと同程度にしか信頼性がない
という欠点を有する。原理的には、正確なカメラパラメ
ータが偏歪修正変換を推定するために使用された場合、
縦方向ディスパリティは完全に除去され得る。しかし、
実際には、カメラパラメータは正確には分からず、この
場合に、偏歪修正変換は不正確に選ばれる。その結果、
偏歪修正された画像対は、依然として縦方向ディスパリ
ティを含む。
【0017】代替的な従来技術の偏歪修正方法が、図3
cに模式的に示されている。この方法は、適切な偏歪修
正変換を決定するためにカメラパラメータを使用しな
い。カメラパラメータの使用を伴わない偏歪修正は、時
々、「投影偏歪修正(projective rect
ification)」と呼ばれる。
【0018】投影偏歪修正では、偏歪修正変換を選ぶ際
に自由度が存在する。ほとんどの従来技術の投影偏歪修
正の方法は、これらの自由度を除去して一対の偏歪修正
変換以外を除去するために、何らかのヒューリスティッ
クを使用する。残された一対の偏歪修正変換が、次い
で、左および右の画像を偏歪修正するために使用され
る。ヒューリスティックにより、何らかの方法で測定さ
れた場合に、偏歪修正された画像対における画像歪みが
最小化される。この従来技術の方法は、決定される一対
の偏歪修正変換が、必ずしも、平行カメラ設定を与える
ために仮想的にカメラを整列することに対応しないとい
う特徴を有する。偏歪修正処理により生成された偏歪修
正された画像対が、ステレオ対応のようなステレオ分析
のためであると意図される場合、偏歪修正変換が、平行
カメラ設定を与える仮想的な整列に対応する必要はな
い。しかし、偏歪修正された立体画像対が立体画像デバ
イス上で見られる場合、偏歪修正変換が平行カメラ設定
を与える仮想的な整列に実際に対応することが好まし
い。なぜなら、偏歪修正変換が平行カメラ設定を与える
仮想的な整列に対応しない場合、知覚される3次元画像
は、平行カメラ設定を使用した場合に観察されたであろ
う画像から歪んで見え得るからである。例えば、キャプ
チャされた画像中の直線を偏歪修正された画像中の曲線
に変換する偏歪修正変換は、平行カメラ設定を与える仮
想的な整列に対応しない。
【0019】米国特許第6 011 863号は、図3
cに示される一般的なタイプの方法を開示する。この方
法では、元のキャプチャされた画像が非平面の表面に投
影され、その結果、キャプチャされた画像中の直線は、
偏歪修正された画像中の曲線に変換される。上述したよ
うに、この変換は、平行カメラ整列に対応しない。
【0020】D.Papadimitriouらは、
「IEEE Transactionof Image
Processing」、Vol.5、pp672−
676(1996)の「Epipolar Line
Estimation and Rectificat
ion for Stereoimage Pair
s」において、カメラ回転が特定の軸回りだけに制限さ
れる偏歪修正方法を開示している。このような制限され
たカメラジオメトリを用いて、すべてのカメラの固有お
よび非固有のパラメータが、対応検出から推定され得
る。偏歪修正変換は、次いで、そのカメラパラメータか
ら決定され得る。この方法は、1つの特定のカメラジオ
メトリに限定される。
【0021】R.Hartleyらは、「Confer
ence on ComputerVision an
d Pattern Recognition」、pp
549−555(1993)の中の「Computin
g matched−epipolar projec
tions」において、(i)画像の1つについての偏
歪修正変換は特定の点(通常、画像の中心)において剛
体変換であり、(ii)横方向ディスパリティは最小化
されている、というヒューリスティックを使用する偏歪
修正方法を開示している。同様のヒューリスティック
が、「International Journal
of Computer Vision」(1998)
の中の「Theory and Practice o
f Projective Rectificatio
n」においてR.Hartleyによって開示される方
法、および、「Conference on Comp
uter Vision and Pattern R
ecognition」、pp94−99(1999)
の中の「Projective Rectificat
ion Without Epipolar Geom
etry」においてF.Isgroらによって開示され
る方法でも使用されている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法は、偏歪
修正変換が必ずしも平行カメラ設定への仮想的な整列に
対応しないという欠点を有する。
【0023】C.Loopらは、「Tech Rep
MSR−TR−99−21」、Microsoft R
esearch(1999)の「Computer R
ectifying Harmographies f
or Stereo Vision」において、アスペ
クト比と、画像境界の中央点によって形成される2本の
線の垂直性とを保存するというヒューリスティックを使
用する偏歪修正方法を開示している。この方法によって
決定されたこの偏歪修正変換もまた、必ずしも平行カメ
ラ設定への仮想的な整列に対応しない。
【0024】日本国特許第2058993号および第7
050856号は、ステレオビデオ信号を補正し、左目
ビデオ信号と右目ビデオ信号との間の明るさまたはカラ
ーバランスの差異を補償することを記載する。これらの
文献は、左目画像と右目画像との間の縦方向ディスパリ
ティを補正することには関係がない。
【0025】米国特許第6 191 809号は、(例
えば、ステレオ電子内視鏡によって生成される)立体画
像対の2つの画像の光学的な整列ずれを補正することを
記載する。この引例は、2つの画像をデジタル化するこ
とによって画像データを電子的に処理し、2つの画像の
間のいかなる整列ずれをも補正するために、縦方向画像
シフトおよび/または画像サイズ変更および/または画
像回転によって、デジタル的に画像を偏歪修正すること
を開示する。しかし、偏歪修正変換の詳細は何ら与えら
れていない。
【0026】欧州特許公開公報第1 100 048号
は、本出願の優先日の後に公開されたものであるが、画
像偏歪修正ステップを含む画像対の処理方法を記載す
る。しかし、画像偏歪修正ステップの詳細は何ら与えら
れていない。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明による第1および
第2の画像キャプチャデバイスのうちの対応する1つを
使用してキャプチャされた第1および第2の画像を含む
立体画像を偏歪修正する方法であって、該第1および第
2の画像キャプチャデバイスは立体画像キャプチャデバ
イスを形成し、該方法は、該第1および第2の画像のう
ちの対応する1つを偏歪修正し、これにより、縦方向デ
ィスパリティを低減するための第1および第2の偏歪修
正変換を決定するステップを包含し、該方法は、該第1
および/または第2の偏歪修正変換の該決定の際に、該
立体画像キャプチャデバイスのパラメータの統計データ
を使用するステップを包含することを特徴とし、これに
より上記目的を達成する。
【0028】各偏歪修正変換は、横方向せん断およびス
ケーリング成分を含み、前記立体画像キャプチャデバイ
スの前記パラメータの前記統計データは、前記第1およ
び/または第2の偏歪修正変換の該横方向せん断および
スケーリング成分の前記決定の際に使用されてもよい。
【0029】前記第1よび第2の偏歪修正変換を決定す
るステップと、前記立体画像キャプチャデバイスの前記
パラメータの前記統計データを変動させるステップと、
該第1および第2の偏歪修正変換を再決定するステップ
と、該再決定された第1および第2の偏歪修正変換のう
ちの対応する1つを使用して前記第1および第2の画像
を偏歪修正するステップとを包含してもよい。
【0030】前記最初に決定された第1および第2の偏
歪修正変換のうちの対応する1つを使用して、前記第1
の画像の少なくとも一部と、前記第2の画像の少なくと
も一部とを偏歪修正するステップと、該第1および第2
の画像の該偏歪修正された部分を立体表示デバイスに表
示するステップとをさらに包含してもよい。
【0031】前記最初に決定された第1および第2の偏
歪修正変換のうちの対応する1つを使用して、前記第1
の画像の少なくとも一部と、前記第2の画像の少なくと
も一部とを偏歪修正するステップと、該第1および第2
の画像の該偏歪修正された部分を立体表示デバイスに表
示するステップと、前記立体画像キャプチャデバイスの
前記パラメータの前記統計データを該第1および第2の
画像の該偏歪修正された部分の表示に基づいて変動させ
るステップとをさらに包含してもよい。
【0032】前記立体画像キャプチャデバイスの前記パ
ラメータの前記統計データは、前記第1の画像キャプチ
ャデバイスのパラメータおよび/または前記第2の画像
キャプチャデバイスのパラメータに関連してもよい。
【0033】前記立体画像キャプチャデバイスの前記パ
ラメータの前記統計データは、前記第1および第2の画
像キャプチャデバイスの焦点距離の平均を含んでもよ
い。
【0034】前記立体画像キャプチャデバイスの前記パ
ラメータの前記統計データは、前記第1および第2の画
像キャプチャデバイスの焦点距離の標準偏差を含んでも
よい。
【0035】前記立体画像キャプチャデバイスの前記パ
ラメータの前記統計データは、前記第1および第2の画
像キャプチャデバイスの主点の平均を含んでもよい。
【0036】前記立体画像キャプチャデバイスの前記パ
ラメータの前記統計データは、前記第1および第2の画
像キャプチャデバイスの主点の標準偏差を含んでもよ
い。
【0037】前記立体画像キャプチャデバイスの前記パ
ラメータの前記統計データは、前記第2の画像キャプチ
ャデバイスに対する前記第1の画像キャプチャデバイス
の整列に関連してもよい。
【0038】前記立体画像キャプチャデバイスの前記パ
ラメータの前記統計データは、前記第2の画像キャプチ
ャデバイスの光軸に対する前記第1の画像キャプチャデ
バイスの光軸の回転の平均を含んでもよい。
【0039】前記立体画像キャプチャデバイスの前記パ
ラメータの前記統計データは、前記第2の画像キャプチ
ャデバイスの光軸に対する前記第1の画像キャプチャデ
バイスの光軸の回転の標準偏差を含んでもよい。
【0040】前記第1および第2の偏歪修正変換は、平
行カメラ設定への仮想的な整列に対応するように決定さ
れてもよい。
【0041】前記第1のキャプチャされた画像および第
2のキャプチャされた画像は、静止立体画像を含んでも
よい。
【0042】前記第1のキャプチャされた画像および第
2のキャプチャされた画像は、立体ビデオ画像のフレー
ムを含んでもよい。
【0043】前記立体ビデオ画像の1番目のフレームに
ついて、上記に規定される方法を使用して、第1および
第2の偏歪修正変換を決定するステップと、該立体ビデ
オ画像の該1番目のフレームについて決定された該第1
および第2の偏歪修正変換を使用して、該立体ビデオ画
像の引き続くフレームを偏歪修正するステップとを包含
してもよい。
【0044】前記立体ビデオ画像の1番目のフレームに
ついて、上記に規定される方法を使用して、第1および
第2の偏歪修正変換を決定するステップと、該立体ビデ
オ画像の該1番目のフレームについて決定された該第1
および第2の偏歪修正変換を使用して、該立体ビデオ画
像の1番目からN番目までのフレームを偏歪修正するス
テップと、該立体ビデオ画像の(N+1)番目のフレー
ムについて、上記に規定される方法を使用して、第1お
よび第2の偏歪修正変換を決定するステップと、該立体
ビデオ画像の該(N+1)番目のフレームについて決定
された該第1および第2の偏歪修正変換を使用して、該
立体ビデオ画像の(N+1)番目から(2N)番目まで
のフレームを偏歪修正するステップとを包含してもよ
い。
【0045】前記立体ビデオ画像の各フレームについ
て、上記に規定される方法を使用して、第1および第2
の偏歪修正変換を決定するステップと、そのフレームに
ついて決定された該第1および第2の偏歪修正変換を使
用して、該立体ビデオ画像の各フレームを偏歪修正する
ステップとを包含してもよい。
【0046】前記第1および第2の偏歪修正変換のうち
の対応する1つを使用して、前記第1および第2のキャ
プチャされた画像を偏歪修正するステップをさらに包含
してもよい。
【0047】観察者が見るために、前記第1および第2
の偏歪修正された画像を立体表示デバイスに表示するス
テップをさらに包含してもよい。
【0048】本発明による第1および第2の画像キャプ
チャデバイスを使用してキャプチャされた第1および第
2の画像を含む立体画像を偏歪修正する方法であって、
該第1および第2の画像キャプチャデバイスは立体画像
キャプチャデバイスを形成し、該方法は、該第1および
第2の画像のうちの対応する1つを偏歪修正するための
第1および第2の偏歪修正変換を決定し、これにより、
縦方向ディスパリティを低減するステップを包含し、該
方法は、該第1および第2の偏歪修正変換が平行カメラ
設定への仮想的な整列に対応するように、該第1および
第2の偏歪修正変換を決定するステップを包含すること
を特徴とし、これにより上記目的を達成する。
【0049】前記第1および第2の偏歪修正変換を決定
する前記ステップにおいて、前記立体画像キャプチャデ
バイスのパラメータの統計データを使用するステップを
さらに包含してもよい。
【0050】前記立体画像キャプチャデバイスの前記パ
ラメータの前記統計データは、前記第2の画像キャプチ
ャデバイスに対する前記第1の画像キャプチャデバイス
の整列に関連してもよい。
【0051】前記第1および第2の偏歪修正変換を決定
する前記ステップは、該第1および第2の偏歪修正変換
のそれぞれの第1の成分を決定するステップであって、
該第1の偏歪修正変換の該第1の成分および該第2の偏
歪修正変換の該第1の成分は、偏歪修正された画像対か
ら実質的に縦方向ディスパリティを除去する、ステップ
と、該第1および第2の偏歪修正変換が平行カメラ設定
への仮想的な整列に対応するように、該第1および第2
の偏歪修正変換のそれぞれの第2の成分を決定するステ
ップとを包含してもよい。
【0052】前記第1および第2の偏歪修正変換を決定
する前記ステップにおいて、前記立体画像キャプチャデ
バイスのパラメータの統計データを使用するステップを
さらに包含し、該立体画像キャプチャデバイスの該パラ
メータの該統計データは、該第1および第2の偏歪修正
変換の前記第2の成分を決定する前記ステップにおいて
使用されてもよい。
【0053】前記立体画像キャプチャデバイスの前記パ
ラメータの前記統計データは、前記第2の画像キャプチ
ャデバイスに対する前記第1の画像キャプチャデバイス
の整列に関連してもよい。
【0054】前記第1のキャプチャされた画像および第
2のキャプチャされた画像は、静止立体画像を含んでも
よい。
【0055】前記第1のキャプチャされた画像および第
2のキャプチャされた画像は、立体ビデオ画像のフレー
ムを含んでもよい。
【0056】前記立体ビデオ画像の1番目のフレームに
ついて、上記に規定される方法を使用して、第1および
第2の偏歪修正変換を決定するステップと、該立体ビデ
オ画像の該1番目のフレームについて決定された該第1
および第2の偏歪修正変換を使用して、該立体ビデオ画
像の引き続くフレームを偏歪修正するステップとを包含
してもよい。
【0057】前記立体ビデオ画像の1番目のフレームに
ついて、上記に規定される方法を使用して、第1および
第2の偏歪修正変換を決定するステップと、該立体ビデ
オ画像の該1番目のフレームについて決定された該第1
および第2の偏歪修正変換を使用して、該立体ビデオ画
像の1番目からN番目までのフレームを偏歪修正するス
テップと、該立体ビデオ画像の(N+1)番目のフレー
ムについて、上記に規定される方法を使用して、第1お
よび第2の偏歪修正変換を決定するステップと、該立体
ビデオ画像の該(N+1)番目のフレームについて決定
された該第1および第2の偏歪修正変換を使用して、該
立体ビデオ画像の(N+1)番目から(2N)番目まで
のフレームを偏歪修正するステップとを包含してもよ
い。
【0058】前記立体ビデオ画像の各フレームについ
て、上記に規定される方法を使用して、第1および第2
の偏歪修正変換を決定するステップと、そのフレームに
ついて決定された該第1および第2の偏歪修正変換を使
用して、該立体ビデオ画像の各フレームを偏歪修正する
ステップとを包含してもよい。
【0059】前記第1および第2の偏歪修正変換のうち
の対応する1つを使用して、前記第1および第2のキャ
プチャされた画像を偏歪修正するステップをさらに包含
してもよい。
【0060】観察者が見るために、前記第1および第2
の偏歪修正された画像を立体表示デバイスに表示するス
テップをさらに包含してもよい。
【0061】本発明による第1および第2の画像キャプ
チャデバイスのうちの対応する1つを使用してキャプチ
ャされた第1および第2の画像を含む立体画像を偏歪修
正する装置であって、該第1および第2の画像キャプチ
ャデバイスは立体画像キャプチャデバイスを形成し、該
装置は、該第1および第2の画像のうちの対応する1つ
を偏歪修正し、これにより、縦方向ディスパリティを低
減するための第1および第2の偏歪修正変換を決定する
手段であって、該手段は、該第1および/または第2の
偏歪修正変換の該決定の際に、該立体画像キャプチャデ
バイスのパラメータの統計データを使用する、手段を備
え、これにより上記目的を達成する。
【0062】前記第1および第2の偏歪修正変換のうち
の対応する1つを使用して前記第1および第2のキャプ
チャされた画像を偏歪修正する手段をさらに備えてもよ
い。
【0063】プログラム可能なデータプロセッサを備え
てもよい。
【0064】本発明による、上記に規定される装置の前
記データプロセッサのためのプログラムを格納した格納
媒体であって、これにより上記目的を達成する。
【0065】本発明による第1および第2の画像キャプ
チャデバイスを使用してキャプチャされた第1および第
2の画像を含む立体画像を偏歪修正する装置であって、
該第1および第2の画像キャプチャデバイスは立体画像
キャプチャデバイスを形成し、該装置は、該第1および
第2の画像のうちの対応する1つを偏歪修正し、これに
より、縦方向ディスパリティを低減するための第1およ
び第2の偏歪修正変換を決定する手段を備え、該第1お
よび第2の偏歪修正変換は、平行カメラ設定への仮想的
な整列に対応し、これにより上記目的を達成する。
【0066】前記第1および第2の偏歪修正変換のうち
の対応する1つを使用して前記第1および第2のキャプ
チャされた画像を偏歪修正する手段をさらに備えてもよ
い。
【0067】プログラム可能なデータプロセッサを備え
てもよい。
【0068】本発明による上記に規定される装置の前記
データプロセッサのためのプログラムを格納した格納媒
体であって、これにより上記目的を達成する。
【0069】本発明の第1の局面は、対応する第1およ
び第2の画像キャプチャデバイスを使用してキャプチャ
された第1およひ第2の画像を含む立体画像を偏歪修正
する方法を提供する。その第1および第2の画像キャプ
チャデバイスは、立体画像キャプチャデバイスを形成
し、その方法は、対応する第1および第2の画像を偏歪
修正して縦方向ディスパリティを低減する第1および第
2の偏歪修正変換を決定するステップを包含する。その
方法は、第1および/または第2の偏歪修正変換を決定
する際に、立体画像キャプチャデバイスのパラメータの
統計データを使用することを包含する。
【0070】用語「第1の画像キャプチャデバイス」お
よび「第2の画像キャプチャデバイス」は、本明細書中
で、説明を容易にするために使用される。しかし、本発
明は、上述したような、第1の画像キャプチャデバイス
および第2の画像キャプチャデバイスの両方として作用
し得る単一の画像キャプチャデバイスを有する立体画像
キャプチャデバイスを使用してキャプチャされた立体画
像に、適用することができる。
【0071】第1および第2の偏歪修正変換が第1およ
び第2の画像に適用された場合、変換された画像の縦方
向ディスパリティは、除去されるか少なくともかなり低
減される。偏歪修正変換は、変換された画像が、2つの
画像キャプチャデバイスが互いに同一であり、互いに対
して正しく整列している場合に得られたであろう画像で
あるように、効果的に画像キャプチャデバイスの向きを
調節する。
【0072】偏歪修正変換を決定するために、画像キャ
プチャデバイスのパラメータの知識を使用する従来技術
の方法では、パラメータが正確に分かっていることが仮
定される。しかし、偏歪修正変換の決定の際に使用され
るパラメータが、正確に画像キャプチャシステムの真の
パラメータでない場合、結果として得られる偏歪修正変
換は、偏歪修正された画像対から縦方向ディスパリティ
を除去しない。本発明は、立体画像対を取得するために
使用される特定の画像キャプチャデバイスについて正確
なパラメータが分かっていることを仮定することによっ
てではなく、偏歪修正変換の決定の際に画像キャプチャ
デバイスのパラメータについての統計データを使用する
ことによって、この問題点を克服する。従って、本発明
では、偏歪修正された画像対からの縦方向ディスパリテ
ィの除去が従来技術よりも効果的に達成される。
【0073】各偏歪修正変換は、横方向せん断およびス
ケーリング成分を含み得、立体画像キャプチャデバイス
のパラメータの統計データは、第1および/または第2
の偏歪修正変換の横方向せん断およびスケーリング成分
の決定の際に使用され得る。
【0074】その方法は、第1および第2の偏歪修正変
換を決定するステップと、立体画像キャプチャデバイス
のパラメータの統計データを変化させるステップと、第
1および第2の偏歪修正変換を再決定するステップと、
再決定された第1および第2の偏歪修正変換のうちの対
応する1つを使用して第1および第2の画像を偏歪修正
するステップとを包含し得る。これにより、ユーザは、
偏歪修正変換を決定するために、使用される画像キャプ
チャデバイスのパラメータを変えることが可能になる。
【0075】その方法は、最初に決定された第1および
第2の偏歪修正変換のうちの対応する1つを使用して、
第1の画像の少なくとも一部と第2の画像の少なくとも
一部とを偏歪修正するステップと、第1および第2の画
像のその偏歪修正された部分を立体表示デバイスに表示
するステップとをさらに包含し得る。これにより、ユー
ザは、最初の偏歪修正変換の満足度をモニタリングする
ことが可能である。さらに、このステップが第1および
第2の画像の一部のみに行われる場合、必要な処理パワ
ーは低減される。
【0076】その方法は、最初に決定された第1および
第2の偏歪修正変換のうちの対応する1つを使用して、
第1の画像の少なくとも一部と第2の画像の少なくとも
一部とを偏歪修正するステップと、第1および第2の画
像のその偏歪修正された部分を立体表示デバイスに表示
するステップと、第1および第2の画像の偏歪修正され
た部分の表示に基づいて立体画像キャプチャデバイスの
パラメータの統計データを変化させるステップとをさら
に包含し得る。最初の偏歪修正変換が満足できないもの
であった場合には、ユーザは偏歪修正変換を決定するた
めに使用されるパラメータを変動させることができる。
【0077】立体画像キャプチャデバイスのパラメータ
の統計データは、第1の画像キャプチャデバイスのパラ
メータおよび/または第2の画像キャプチャデバイスの
パラメータに関連し得る。これらは、「固有」パラメー
タとして知られ、第1の画像キャプチャデバイスが第2
の画像キャプチャデバイスとどのように異なるかの尺度
である。
【0078】立体画像キャプチャデバイスのパラメータ
の統計データは、第1および第2の画像キャプチャデバ
イスの焦点距離の平均を含み得、また、第1および第2
の画像キャプチャデバイスの焦点距離の標準偏差を含み
得る。
【0079】立体画像キャプチャデバイスのパラメータ
の統計データは、第1および第2の画像キャプチャデバ
イスの主点の平均を含み得、また、第1および第2の画
像キャプチャデバイスの主点の標準偏差を含み得る。
【0080】立体画像キャプチャデバイスのパラメータ
の統計データは、第1の画像キャプチャデバイスの第2
の画像キャプチャデバイスに対する整列に関連し得る。
これらは、「非固有」カメラパラメータとして知られ
る。
【0081】立体画像キャプチャデバイスのパラメータ
の統計データは、第1の画像キャプチャデバイスの光軸
の第2の画像キャプチャデバイスの光軸に対する回転の
平均を含み得、第1の画像キャプチャデバイスの光軸の
第2の画像キャプチャデバイスの光軸に対する回転の標
準偏差を含み得る。
【0082】第1および第2の偏歪修正変換は、平行カ
メラ設定への仮想的な整列に対応するように決定され得
る。
【0083】本発明の第2の局面は、立体画像を偏歪修
正する方法を提供し、その立体画像は、第1および第2
の画像キャプチャデバイスを使用してキャプチャされた
第1および第2の画像を含む。第1および第2の画像キ
ャプチャデバイスは、立体画像キャプチャデバイスを形
成する。その方法は、縦方向ディスパリティを低減する
ように第1および第2の画像のうちの対応する1つを偏
歪修正するための第1および第2の偏歪修正変換を決定
するステップを含む。その方法は、第1および第2の偏
歪修正変換が平行カメラ設定への仮想的な整列に対応す
るように、第1および第2の偏歪修正変換を決定するス
テップを包含する。
【0084】偏歪修正変換が平行カメラ設定への仮想的
な整列に対応しない場合、結果として得られる3次元画
像は、歪んで見え得る。例えば、元の対象物の直線は、
結果として得られる3次元画像においては曲線に見え得
る。偏歪修正変換された画像が観察者によって直接見ら
れるように表示されることが意図される場合、そのよう
な歪みは、観察者がその偏歪修正された画像を見る場合
に、不快感を経験することを意味する。本発明は、偏歪
修正変換が平行カメラ設定の仮想的な整列に対応するこ
とを保証することによって、そのように歪む可能性を防
ぐ。
【0085】その方法はさらに、第1および第2の偏歪
修正変換を決定するステップにおいて、画像キャプチャ
デバイスのパラメータの統計データを使用するステップ
をさらに包含する。可能ではあるがありそうにはない偏
歪修正変換は、本発明のこの実施形態に従って、除去さ
れ得る。
【0086】第1および第2の偏歪修正変換を決定する
ステップは、第1および第2の偏歪修正変換のそれぞれ
の第1の成分を決定するステップであって、第1の偏歪
修正変換の第1の成分と、第2の偏歪修正変換の第1の
成分とは、偏歪修正された画像対から縦方向ディスパリ
ティを実質的に除去する、ステップと、第1および第2
の偏歪修正変換のそれぞれの第2の成分を決定し、その
結果第1および第2の偏歪修正変換が平行カメラ設定へ
の仮想的な整列に対応する、ステップとを包含し得る。
立体画像キャプチャデバイスのパラメータの統計データ
は、第1および第2の偏歪修正変換の第2の成分を決定
するステップにおいて使用され得る。
【0087】立体画像キャプチャデバイスのパラメータ
の統計データは、第1の画像キャプチャデバイスの第2
の画像キャプチャデバイスに対する整列に関連し得る。
【0088】第1の画像および第2の画像は、静止立体
画像を含み得る。あるいは、第1の画像および第2の画
像は、立体ビデオ画像のフレームを含み得る。
【0089】その方法は、上述した方法を使用して立体
ビデオ画像の1番目のフレームについての第1および第
2の偏歪修正変換を決定するステップと、立体ビデオ画
像の1番目のフレームについて決定された第1および第
2の偏歪修正変換を使用して、立体映像画像の引き続く
フレームを偏歪修正するステップとを包含し得る。これ
により、必要な処理パワーが低減される。
【0090】その方法は、あるいは、上で定義した方法
に従って、立体ビデオ画像の1番目のフレームについて
の第1および第2の偏歪修正変換を決定するステップ
と、立体ビデオ画像の1番目のフレームについて決定さ
れた第1および第2の偏歪修正変換を使用して、立体ビ
デオ画像の1番目からN番目までのフレームを偏歪修正
するステップと、立体ビデオ画像の(N+1)番目のフ
レームについての第1および第2の偏歪修正変換を決定
するステップと、立体ビデオ画像の(N+1)番目のフ
レームについて決定された第1および第2の偏歪修正変
換を使用して、立体ビデオ画像の(N+1)番目から
(2N)番目までのフレームを偏歪修正するステップと
を包含し得る。これにより、特定のフレームについての
偏歪修正変換を決定する際のどんな誤差も、立体ビデオ
画像の限定された数のフレームにしか影響しないことが
保証される。
【0091】その方法は、あるいは、上で定義された方
法に従って、立体ビデオ画像の各フレームについての第
1および第2の偏歪修正変換を決定するステップと、そ
のフレームについて決定された第1および第2の偏歪修
正変換を使用して、立体ビデオ画像の各フレームを偏歪
修正するステップとを包含し得る。これにより、特定の
フレームについての偏歪修正変換を決定する際のどんな
誤差も、立体ビデオ画像のそのフレームにしか影響しな
いことが保証される。
【0092】その方法は、第1および第2の偏歪修正変
換のうちの対応する1つを使用して、第1および第2の
キャプチャされた画像を偏歪修正するさらなるステップ
を包含し得る。
【0093】その方法は、観察者が見るために、第1お
よび第2の偏歪修正された画像を立体表示デバイスに表
示するさらなるステップを包含し得る。
【0094】本発明の第3の局面は、立体画像キャプチ
ャデバイスを形成する第1および第2の画像キャプチャ
デバイスのうちの対応する1つを使用してキャプチャさ
れた第1および第2の画像を含む立体画像を偏歪修正す
る装置を提供する。その装置は、第1および第2の画像
のうちの対応する1つを偏歪修正するための第1および
第2の偏歪修正変換を決定し、それにより、第1および
/または第2の偏歪修正変換の決定の際に、立体画像キ
ャプチャデバイスのパラメータの統計データを使用し
て、縦方向ディスパリティを低減する手段を備える。
【0095】本発明の第4の局面は、立体画像キャプチ
ャデバイスを形成する第1および第2の画像キャプチャ
デバイスを使用してキャプチャされた第1および第2の
画像を含む立体画像を偏歪修正する装置を提供する。そ
の装置は、第1および第2の画像のうちの対応する1つ
を偏歪修正するための第1および第2の偏歪修正変換を
決定し、それにより、縦方向ディスパリティを低減する
手段を備え、第1および第2の偏歪修正変換は、平行カ
メラ設定への仮想的な整列に対応する。
【0096】その装置は、第1および第2の偏歪修正変
換のうちの対応する1つを使用して第1および第2のキ
ャプチャされた画像を偏歪修正する手段をさらに備え得
る。
【0097】その装置は、プログラム可能なデータプロ
セッサを備え得る。
【0098】本発明の第5の局面は、上で定義された装
置のデータプロセッサのためのプログラムを格納した格
納媒体を提供する。
【0099】ここで、本発明の好適な特徴が、添付の図
面を参照して例示的な実施形態によって説明される。
【0100】
【発明の実施の形態】図5は、本発明の第1の実施形態
に組み込まれる方法の模式的なフロー図である。図5
は、最初の画像対のキャプチャから、適切な立体画像デ
バイスへの偏歪修正された画像の表示までの全部の偏歪
修正処理を示す。図5の偏歪修正変換の決定は、本発明
に従って行われる。
【0101】図5の方法は、立体画像対を形成するキャ
プチャされた画像の対とともに使用されることが意図さ
れており、この画像の対は、その方法への1つの入力を
形成する。画像の対をキャプチャするために使用される
立体画像キャプチャデバイスの設定のパラメータ(以
下、便宜のために「カメラパラメータ」という)の統計
データが、他の入力を形成する。本発明の第1の局面に
従うと、カメラパラメータの統計データは、偏歪修正変
換の決定の際に使用される。(偏歪修正変換は数学的に
は、直線性および平面性を保存する線形投影変換である
ホモグラフィであるが、本明細書において、偏歪修正変
換という一般用語が一般に使用される。)図5の方法と
ともに使用するために適切な画像キャプチャデバイス
は、デジタルカメラの対からなるステレオカメラであ
る。ただし、原理的には任意の立体画像キャプチャデバ
イスが使用され得る。立体画像を表示するために適切な
立体表示デバイスの例は、欧州特許公開公報EP−A−
0 726 48号に開示されるタイプの自動立体ディ
スプレイである。ただし、他の画像デバイスが使用され
得る。
【0102】本発明の説明において使用される座標系
が、図4aに示されている。図4aでは、立体カメラを
形成する2台のカメラが、単純化のためにピンホールカ
メラとして図示されている。座標系の原点は、1つのカ
メラのピンホール(この例では、左カメラのピンホール
1L)になるように選ばれる。演算子tは、左カメラの
ピンホール1Lを右カメラのピンホール1Rに移動する
ために必要な並進である。演算子Rは、いったん左カメ
ラのピンホール1Lが右カメラのピンホール1Rに一致
するように並進された場合に、左カメラの光軸4Lを右
カメラの光軸4Rに一致させるために必要な回転であ
る。演算子Rは、3×3の回転行列によって表現され
得、演算子tは、並進3次元ベクトル(transla
tional3−vector)によって表現され得
る。
【0103】2台のカメラ設定のエピポーラ幾何が、図
4bに示されている。左および右カメラのピンホール1
L、1Rと、左カメラの画像平面2Lの中の画像点x0
は、平面pを定義する。図4bに示される鎖線は、すべ
て平面pにある。平面pと右カメラの画像平面2Rとの
交差は、「エピポーラライン」として知られる線lを定
義する。左画像点x0に対応する右画像点(これは、左
カメラの画像平面の中に画像点x0を生み出す対象物内
の点に対応する、右カメラの画像平面2Rの中に形成さ
れる画像点である)は、エピポーララインl上にあらね
ばならない。
【0104】左または右画像についての偏歪修正変換
は、2つの部分に分解され得る。第1の部分は、Hp
記され、変換の投影および相似成分を含んでいる。変換
の第2の部分は、Hsと記され、横方向せん断および横
方向スケーリング成分を含んでいる。変換全体は、投影
および相似成分と、横方向せん断およびスケーリング成
分との組み合わせである。これは、図10に模式的に示
される。
【0105】図5の方法のステップ11において、左画
像と右画像との対からなる立体画像対は、立体カメラ設
定を用いてキャプチャされる。そのカメラ設定の固有お
よび非固有のパラメータの統計データが、例えば、製造
中になされる測定から何らかの方法で決定できるような
カメラ設定の使用を本発明が必要としている点以外は、
このステップは、概して、図3a〜図3cの方法のステ
ップ11に対応している。
【0106】ステップ12において、左画像と右画像と
の間のピクセル対応が、任意の標準的な技術を使用して
検出され、ステップ18において、これらの対応が、2
つの画像に関連する「基本(Fundamenta
l)」行列を計算するために使用される。ステップ12
および18は、概して、図3a〜図3cの方法のステッ
プ12および18に対応する。
【0107】ステップ19において、対応情報が、2つ
の画像を偏歪修正するために使用される偏歪修正変換の
成分(「投影成分および相似成分」)を決定するために
使用される。偏歪修正変換全体のこの成分は、偏歪修正
された画像対から縦方向ディスパリティを除去するよう
に意図されている。しかし、偏歪修正変換のこの成分
は、必ずしも平行カメラ設定への仮想的な整列に関連す
る変換を結果として生じるわけではない。もしも画像が
偏歪修正変換のこの成分のみを使用して処理されるなら
ば、画像の歪みが起こり得、偏歪修正された画像は、観
察者が見るのに不快であろう。
【0108】ステップ21および22において、偏歪修
正変換の全体の他の成分が決定される。この成分それ自
体は、キャプチャされた画像対を偏歪修正変換の第1の
成分のみを使用して変換することによって得られるであ
ろう偏歪修正された画像の仮想的な整列に対して、何の
変化も引き起こさない。その効果は、むしろ、偏歪修正
変換の全体を平行カメラ設定への仮想的な整列に対応さ
せることである。
【0109】一般に、ステップ22で選ばれた成分につ
いて、1よりも多い可能な解が存在する。異なる可能な
解は、異なるカメラパラメータに対応している。ステッ
プ21およびステップ22は、より確からしい解を選択
するためにカメラ統計データを利用する。
【0110】ステップ22に対する異なる可能な解は、
異なるカメラパラメータに対応している。ステップ22
に対する最も確からしい解がいったん決定されると、こ
の解に対応するカメラパラメータのセットは、カメラパ
ラメータの最も確からしいセットである。従って、最も
確からしいカメラパラメータは、ステップ22に対する
最も確からしい解から得られ、ステップ24において、
オペレータに出力され得る。
【0111】図5の方法におけるステップ21およびス
テップ22は、横方向次元のみで効果的に作用し、「横
方向せん断およびスケーリング」成分として知られる変
換の成分を決定することに関連している。せん断は、縦
方向には画像に対して何の効果も持たない横方向の画像
の歪みを表す。これは、例えば、画像の外観を矩形から
同じ縦方向寸法を有する台形に変形させることであり得
る。ただし、せん断のステップは、これよりもより複雑
であり得る。横方向スケーリングは、単に、画像の横方
向のサイズのスケーリングを表す。
【0112】いったん変換の投影および相似成分と、変
換の横方向せん断およびスケーリング成分とが決定され
ると、それらは、ステップ23において組み合わされ、
ステップ14において、偏歪修正変換の対が生成され
る。
【0113】いったん偏歪修正変換が決定されると、そ
れらは、直ちに使用されてもよいし、またはそれらは引
き続く使用のために出力および/または格納されてもよ
い。偏歪修正変換が使用される場合、それらは、キャプ
チャされた画像対をステップ15において従来の態様で
ワーピングするために使用され、偏歪修正された画像対
がステップ16において生成される。最終の生成物は、
縦方向ディスパリティが全くないか、あるいは実質的に
ない偏歪修正された画像対である。この偏歪修正された
画像対は、元のキャプチャされた画像対よりも、快適な
立体的観察のためにずっと適切である。
【0114】その偏歪修正された画像対は、ステップ1
7において、観察者が直接見るために適切な立体表示デ
バイスに表示され得る。あるいは、その偏歪修正された
画像対は、将来の使用のために格納されてもよい。
【0115】1つの従来技術では、上述したように、偏
歪修正変換は、2台のカメラの焦点距離および主点等の
カメラパラメータから決定される。これも上述したよう
に、偏歪修正変換を推定するために使用されるカメラパ
ラメータが真のカメラパラメータに正確に等しくない場
合、結果として得られる偏歪修正変換は正しくない。こ
れは、偏歪修正変換の横方向せん断およびスケーリング
成分がそのカメラパラメータを使用して決定され、その
結果、カメラパラメータの正しくない値の使用が、左お
よび右の偏歪修正変換の横方向せん断およびスケーリン
グ成分の正しくない決定を導くからである。
【0116】本願の図5に示される実施形態において、
本発明は、カメラパラメータの統計データを利用し、こ
れにより、偏歪修正変換の決定された横方向せん断およ
びスケーリング成分が、真の横方向せん断およびスケー
リング成分に可能な限り近いことを保証する。カメラの
統計データは、例えば、カメラの焦点距離の平均および
標準偏差、カメラの主点の平均および標準偏差、1つの
カメラの光軸と他のカメラの光軸との間の回転Rの平均
および標準偏差、および、2台のカメラのピンホールの
間の並進tの平均および標準偏差のうちの1つ以上を含
み得る。カメラの統計データは、例えば、個々のカメラ
の製造中およびそれらのカメラのステレオカメラ設定へ
の組み立て中に収集され得る。カメラの統計データは、
ステップ20において入力される。
【0117】偏歪修正変換の可能な対のそれぞれは、カ
メラパラメータの何らかの特定の値に対応する。従っ
て、カメラパラメータに確率を割り当てることによっ
て、確率は偏歪修正変換の可能な対のそれぞれにも割り
当てられる。図5の方法のステップ21は、カメラパラ
メータの統計データの観点から最も確からしい偏歪修正
変換の対を見出すことを試みる。これは、例えば、カメ
ラパラメータの平均値を出発点として使用して、最も確
からしいカメラパラメータのセットを見出すようにカメ
ラパラメータの値を繰り返し変化させることによって、
行われ得る。いったん最も確からしいカメラパラメータ
のセットが見出されると、この最も確からしいカメラパ
ラメータのセットに対応する偏歪修正変換の対の横方向
せん断およびスケーリング成分が、ステップ22におい
て決定される。ステップ22において決定された横方向
せん断およびスケーリング成分は、ステップ19におい
て決定された投影および相似成分と、ステップ23にお
いて組み合わされ、最も確からしいカメラパラメータの
セットに対応する偏歪修正変換の対が生成される。
【0118】推定されるカメラパラメータは、画像対を
キャプチャした2台のカメラの設定についての固有およ
び非固有パラメータであり、それらの画像から集められ
たデータに依存する。各カメラパラメータは、測定され
た平均のまわりに分散を有し、その分散は未知である。
本発明は、その分散を考慮に入れることを可能にする。
カメラパラメータの統計データを知ることにより、パラ
メータの最も確からしい組み合わせを選ぶことが可能に
なる。すなわち、使用される実際のカメラに最もよく一
致するパラメータの組み合わせを選ぶことが可能にな
る。
【0119】例として、特定のタイプのステレオカメラ
の製造中に収集されたカメラの統計データは、回転Rが
45°以上の大きさを有することはありそうにないと示
すかもしれない。この場合、45°よりも大きい回転R
を伴うカメラパラメータに関連するどんな偏歪修正変換
も、選ばれる見込みはないであろう。
【0120】図5の方法を実行する1つの可能なアルゴ
リズムが、式(1)〜式(27)を参照して以下に詳細
に説明される。このアルゴリズムでは、図5のステップ
21は、式(25)を最小化することによって実行され
る。
【0121】図6は、本発明の第2の実施形態を示す。
図6の方法ではいくつかのカメラパラメータが正確に既
知であると仮定され、それらのカメラパラメータについ
ては統計的な推定段階が必要でない点以外では、図6の
方法は、全体的に、図5の方法に対応している。
【0122】ステップ11、12、14〜19、22お
よび23は図5の方法と同じであり、さらに議論はされ
ない。
【0123】本発明のこの実施形態では、左および右の
カメラの焦点距離および主点は、例えば、製造中になさ
れた試験から既知であると仮定され、これらはステップ
25において入力される。ステップ26において、回転
演算子Rおよび並進演算子tがカメラの焦点距離および
主点と、変換の投影および相似成分とから推定される。
これは、最終的な行列を数個の部分に計算されるように
分解することによって行われる。その数個の部分のほと
んどは、既知である。標準的な数学的方法が、次いで、
未知量を解くために使用される。
【0124】いったん回転演算子および並進演算子が推
定されると、偏歪修正変換の横方向せん断およびスケー
リング成分が、カメラの既知の焦点距離および主点と、
その推定された回転演算子および並進演算子とから、ス
テップ22において決定される。次いで、偏歪修正変換
の対が、変換の投影および相似成分と横方向せん断およ
びスケーリング成分とを組み合わせることによって、見
出される。
【0125】所望であれば、推定されたカメラの回転演
算子および並進演算子は、ステップ27において出力さ
れ得る。
【0126】本発明のこの実施形態は、特に、固有カメ
ラパラメータが正確に分かっているが、非固有カメラパ
ラメータが正確には分かっていないステレオカメラ設定
(すなわち、各カメラが個々には高い品質を有し、立体
カメラ設定の平行カメラ設定からのずれは、主に一方の
カメラの他方のカメラに対する向きに発生するような立
体カメラ設定)を使用してキャプチャされたステレオ画
像対を処理するために、適している。
【0127】図5および図6に説明される本発明の実施
形態では、変換の横方向せん断およびスケーリング成分
の選択は、結果として得られる偏歪修正変換の対が平行
カメラ設定への仮想的な整列に対応することを保証する
ように、拘束される。これを保証するために、せん断成
分は、最終的な行列が回転および並進と内部カメラパラ
メータとの組み合わせであるように定式化された式か
ら、計算される。従来技術の方法とは対照的に、回転お
よび並進は、解が平行カメラ設定への仮想的な整列に対
応することを保証する。
【0128】図7は、本発明のさらなる実施形態を示
す。この実施形態は図5の実施形態に対応するが、立体
映像カメラ等の立体映像記録システムによってキャプチ
ャされた立体映像入力とともに使用されることが意図さ
れている。これとは対照的に、図5の方法は、「静止」
立体画像の対を生成する立体画像キャプチャデバイスと
もに使用することが意図されている。
【0129】図7の方法では、立体映像ソースは立体映
像ピクチャを生成する。立体映像ピクチャは、各フレー
ムが1つの立体画像対を含むフレームのシーケンスと見
なされ得る。各フレームの画像対は、ステップ15にお
いて画像をワーピングすることによって、縦方向ディス
パリティを除去するように偏歪修正される。ステップ1
5における画像をワーピングするステップは、リアルタ
イムで実行され、その結果、偏歪修正された立体ビデオ
信号が、映像ソースによって生成されるのと同じ速度で
表示される。各画像対の偏歪修正は、図5を参照して上
述した態様で実行される。
【0130】図7の方法は、本質的に3つのやり方で実
行され得る。1つのアプローチでは、立体映像ソースに
よってキャプチャされた1番目のフレームの画像対は、
図5を参照して上述した態様で処理され、偏歪修正変換
が決定される。いったん1番目のフレームの画像対につ
いて偏歪修正変換が決定されると、それらの偏歪修正変
換は、次いで、すべての引き続くフレームの画像対をさ
らなる計算なしで偏歪修正するために使用される。換言
すると、ステップ12および18〜23は、第2および
引き続くフレームの画像対については実行されない。そ
うではなく、第2および引き続くフレームの画像対は、
1番目のフレームの画像対について決定された偏歪修正
変換の対を用いて、ステップ15において処理される。
【0131】偏歪修正変換が1番目のフレームの画像対
について決定され、引き続いて再計算されない方法は、
立体ビデオ信号を表示するために必要な処理パワーを低
減するという利点を有する。しかし、この方法は、1番
目のフレームの画像対から決定された偏歪修正変換が万
一、正しくない場合、映像信号中の引き続くすべての画
像対が正しく処理されないという潜在的な欠点を実際に
有する。
【0132】従って、図7の方法の他の実施形態では、
いくつかのフレームが処理された後に偏歪修正変換が再
計算される。原理的には、偏歪修正変換は不規則な周期
で(すなわち、不規則な数のフレームが処理された後
に)再計算され得るが、好適な実施形態では、再計算は
規則的な周期で実行される。例えば、偏歪修正変換は、
Nフレームの画像対が偏歪修正されるごとに再決定され
得る。換言すると、1番目のフレームの画像対は、図5
を参照して説明したように処理されて偏歪修正変換の対
が決定され、これらの偏歪修正変換が、1番目からN番
目までのフレームの画像対を修正するために使用され
る。偏歪修正変換は、次いで、(N+1)番目のフレー
ムの画像対について再計算され、この再計算された偏歪
修正変換の対が、(N+1)番目から(2N)番目まで
のフレームの画像対を偏歪修正するために使用され、以
下同様に続けられる。
【0133】図7の方法の第3の実施形態では、偏歪修
正変換は、すべてのフレームの画像対について再計算さ
れる。ステップ15において適用される偏歪修正変換
は、フレームごとに更新される。これにより、最も正確
な偏歪修正が提供される。なぜなら、1つのフレームに
ついて偏歪修正変換の対を決定する際の誤差はそのフレ
ームにしか影響しないからである。しかし、最大の処理
パワーが要求される。
【0134】図7に示されるフロー図は、模式的なスイ
ッチ29を含む。このスイッチ29は、上述した3つの
実施形態の任意の1つの選択を可能にする。第1の実施
形態の場合、スイッチ29は、最初は閉じられ、その結
果、立体映像ソース28によって記録された1番目の立
体画像対は、ステップ11、12および18〜23によ
り、完全な偏歪修正処理がなされる。次いで、スイッチ
29は開かれ、その結果、映像ソース28によってキャ
プチャされた2番目および引き続く立体画像対は、直
接、ステップ15に渡され、ステップ15において、1
番目の画像対から決定された偏歪修正変換によって処理
される。
【0135】上述した第2の方法では、スイッチ29
は、最初は閉じられ、その結果、立体映像ソース28に
よって記録された1番目の立体画像対は、ステップ1
1、12および18〜23により、完全な偏歪修正処理
がなされる。1番目の画像対は、次いで、その1番目の
画像対から決定された偏歪修正変換を使用して処理され
る。次いで、スイッチ29は開かれ、2番目からN番目
までの画像対が、1番目の画像対について決定された偏
歪修正変換を使用して処理される。次いで、(N+1)
番目の画像対について偏歪修正変換が再計算されること
を可能にするために、スイッチは閉じられ、(N+1)
番目の画像対は、その(N+1)番目の画像対から決定
された偏歪修正変換を使用して処理される。次いで、ス
イッチは開かれ、その結果、(N+2)番目から(2
N)番目までの画像対が、(N+1)番目の画像対につ
いて決定された偏歪修正変換を使用して処理される。以
下、同様に続けられる。(不規則な数のフレームの後に
偏歪修正変換を再計算することが所望される場合、スイ
ッチは、N個のフレームが処理されるごとにではなく、
不規則な数のフレームが処理された後に、偏歪修正変換
が再計算されることを可能にするために開かれる。) 最後に、すべてのフレームについて偏歪修正変換が再計
算される上述した第3の方法では、スイッチ29は閉に
保たれる。
【0136】図8は、本発明のさらなる実施形態を示
す。この方法は、静止立体画像記録デバイスとともに使
用されることが意図される。
【0137】図8の方法のステップ11、12および1
4〜24は、図5の方法のそれらのステップに対応して
おり、さらに説明しない。図8の方法は、図5の方法に
比較して、ユーザが、偏歪修正変換の決定の際に使用さ
れるカメラパラメータの統計データに対する対話型制御
を提供されるという、追加の特徴を有する。図8の方法
では、ユーザはステップ30において、カメラパラメー
タの統計データを選択または修正することができる。
【0138】カメラパラメータに対する対話型制御によ
り、ユーザは、1以上のカメラパラメータに関するユー
ザの知識を、ステップ20において使用されるカメラパ
ラメータの統計データに重ね合わせることができる。カ
メラパラメータに対するユーザの制御は、例えば、1以
上のカメラパラメータの分散をそのパラメータの最初に
入力された分散から変化させることによって実現され得
る。例えば、立体カメラ設定の2台のカメラの光軸の間
の相対的な回転は小さいと確信するユーザは、回転に関
する分散を減少させることができ、これにより、選択さ
れた偏歪修正変換が大きな回転に対応する可能性がさら
に低減される。
【0139】図8の実施形態の修正されたバージョンで
は、偏歪修正された画像の適切に切り出された部分をリ
アルタイムで表示することが可能である。例えば、左お
よび右の画像の切り出された部分は、偏歪修正変換の最
初の対を使用して偏歪修正され、その結果が表示され得
る。表示された結果が、最初の偏歪修正変換が縦方向デ
ィスパリティの除去の点で満足できることを示す場合、
最初の偏歪修正変換が採用され得る。しかし、表示され
た結果が、最初の偏歪修正変換が縦方向ディスパリティ
を満足に除去しないことを示した場合、ユーザは、1以
上のカメラパラメータを変動させ、これにより偏歪修正
変換を変化させることができる。新しい偏歪修正変換
は、切り出された部分を偏歪修正するために使用され
得、新しい結果が表示され得る。これらのステップは、
満足な偏歪修正変換が得られるまで繰り返され得る。こ
の実施形態により、ユーザはカメラパラメータの調整の
効果をモニタリングすることができ、最終的な画像がど
う見え得るかというフィードバックを得ることができ
る。このようにして表示され得る切り出された画像の最
大のサイズは、利用可能な処理パワーに依存する。
【0140】図9は、本発明のさらなる実施形態を示
す。図9の実施形態は、カメラパラメータに対する対話
型制御を提供するという点で、概して図8の実施形態と
対応している。しかし、図9の実施形態は、静止立体画
像ソースとではなく、立体映像ソースとともに用いるた
めのものである。図9の実施形態のステップは、概し
て、図7または図8の実施形態のステップと対応するの
で、詳細には説明しない。
【0141】本発明のさらなる実施形態(図示せず)
は、概して、図6の実施形態に対応するが、静止立体カ
メラとではなく立体映像ソースとともに使用されるよう
に適応している。
【0142】ここで、図5に示される方法を実行するた
めに適切なアルゴリズムを詳細に説明する。
【0143】カメラモデルは、図3aに示される2台の
ピンホールカメラの設定である。レンズの歪みは無視で
きるか、または画像の前処理によって考慮されているも
のとする。ワールド座標の原点は、第1のカメラのピン
ホールになるように選ばれる。画像座標の原点は、画像
の中心である。ベクトルおよび行列は、特に断らない限
り、投影量(projective quantit
y)である。投影量が等しいことは、スケーリングまで
もが等しいことをいう。
【0144】3×4(3行×4列)のカメラ行列P
iは、3次元の点Xを撮影し、それを2次元の画像点xi
に投影する。すなわち、xi=PiXである。Xは3次元
の点であるが、その行列表現は、行列変換、特に透視変
換において通常使用されるように、4次の座標を有して
いる。xiの行列表現は、3つの座標を有しており、xi
は、スケーリングされた2次元の座標と、(典型的な透
視変換の結果である)1に等しい第3の座標とを有する
と考えられ得る。
【0145】カメラ行列は、
【0146】
【数1】 によって与えられる。ここで、Kiは、i番目のカメラ
(左カメラについてはi=0であり、右カメラについて
はi=1である)の3×3のキャリブレーション行列で
あり、Rは3×3の回転行列であり、tは並進3次元ベ
クトルである。Rおよびtは、それぞれ、図3aにおけ
る左カメラ(i=0)に対する右カメラ(i=1)の回
転および並進である。スキューを無視すると、キャリブ
レーション行列Kiは、
【0147】
【数2】 となる。ここで、fiは有効焦点距離であり、(pi,q
i)は、画像平面の主点である。
【0148】3×3の基本行列Fは、図5〜図9のステ
ップ18によって示されたように、偏歪修正変換の投影
および相似成分に関連する。基本行列Fは、画像対の左
画像中の点xojをその画像対の右画像中の対応する点x
ijに関連付ける。すべてのjについて、
【0149】
【数3】 である。基本行列は、2台のカメラ設定のエピポーラ幾
何を保存し、次のように与えられる。
【0150】
【数4】 ここで、[t]xは、非対称行列
【0151】
【数5】 を表す。
【0152】2台のカメラのエピポーラ幾何は、図4b
に示されている。上述したように、左画像点x0に対応
する右画像点は、エピポーラライン上になければなら
ず、これは式(3)に代数的に表される。
【0153】
【数6】 によって与えられる、変換された対応する画像点
【0154】
【外1】 が、
【0155】
【数7】 を満たすような、偏歪修正ホモグラフィ(Ho,H1)の
対を見出すことが必要である。
【0156】式(7)は、カメラの間に並進のみを有す
る同一のカメラに対応する基本行列に伴う、エピポーラ
拘束条件であることに注意されたい。変換された画像中
の一致するエピポーララインは、横方向であり、同じy
オフセットを有する。従って、偏歪修正ホモグラフィの
拘束条件は、
【0157】
【数8】 となり、ここで、i=[1,0,0]Tである。
【0158】「対応検出」とラベル付けされた図5〜図
9の方法におけるステップ12は、対象物のシーンにお
ける一意な3次元の点の画像である、画像点の対(左画
像中の1つの点および右画像中の1つの点)を確定す
る。ステップ12に対する入力は、画像対およびカメラ
パラメータの統計データ(省略可能)である。出力は、
基本行列である。
【0159】点の特徴の対応は、例えば、M.Fisc
hlerらにより「Communications o
f the ACM」、Vol 24、No.6、pp
381−395(1981)の中の「Random s
ample consensus: A paradi
gm for model fitting with
applications to image an
alysis andautomated carto
graphy」において開示され、または、P.Tor
rらにより、「SPIE Sensor Fusion
VI”、Vol 2059 pp 432−443
(1993)の中の「Outlierdetectio
n and motion segmentatio
n」において開示されたようなRANSAC、または、
R.Dericheらにより「European Co
nference on Computer Visi
on」、pp567−576 (1994)の中の「R
obust recovery of the epi
polar geometry for anunca
librated stereo rig」において開
示されたような最小中央値2乗法(Least Med
ian Square)等の公知のロバストな統計的方
法を使用して確定される。ロバストな方法は、過半数の
対応付けによって支配されるエピポーラ幾何に適合しな
いような偶然の対応付けを却下する。
【0160】対応付けの探索において、カメラパラメー
タの統計データは探索を制限するために使用される。カ
メラパラメータが正確に分かっている場合、正確な基本
行列Fが式(4)によって与えられる。左画像(画像
0)中の点の特徴xojは、エピポーララインx1j TFx
oj=0上にある右画像(画像1)中の点の特徴xijに対
応するはずである。カメラパラメータが正確に分かって
いない場合、対応付けの探索は、エピポーラライン沿い
を探索するだけでなく、エピポーララインの周りの領域
にまで広げられる。カメラキャリブレーションがより高
い精度で分かっていればいるほど、対応付けの探索は制
限される。
【0161】「カメラパラメータの統計データ」とラベ
ル付けされた図5〜図9のボックス20は、固有および
非固有カメラパラメータの変動を確定する何らかのキャ
リブレーション手順の結果からなる。例えば、パラメー
タの平均および分散が、決定され得る。典型的なキャリ
ブレーション手順は、既知のキャリブレーション対象物
の異なる位置から見た図を記録することを伴う。公知の
方法の例は、R.Tsaiにより、「Conferen
ce on Computer Visionand
Pattern Recognition」、pp36
4−374(1986)の中の「An efficie
nt and accuratecamera cal
ibration technique for 3D
machine vision」において、および、Z
Zhangにより、「International
Conference on ComputerVis
ion」(1999)の中の「Flexible ca
mera calibration by viewi
ng a plane from unknown o
rientations」において、開示されている。
これらの方法のどちらも、レンズの歪みを考慮してい
る。キャリブレーション対象物を使用せず、シーンの特
徴に依存する「自己キャリブレーション」として知られ
るキャリブレーション方法もある。その例は、R.Ha
rtleyにより、「European Confer
ence on Computer Vision」、
pp 471−478、Springer−Verla
g (1994)の中の「Self−Calibrat
ion from multiple views w
ith a rotating camera」におい
て、および、A. Zissermanらにより、「M
etric calibrationof a ste
reo rig」、IEEE Workshop on
Representation of Visual
Scenes、Boston、pp93−100
(1995)において、開示されている。
【0162】Loopら(前出)は、偏歪修正ホモグラ
フィH0およびH1の有用な分解および関係を提供した。
投影行列
【0163】
【数9】 は、H=Hsrpに分解され得、ここで、
【0164】
【数10】 であり、Hs=HHp -1r -1は、以下の形式を有する。
【0165】
【数11】 行列Hpは、投影項(projective ter
m)のみを含む。行列Hrは、左上部の2×2の部分行
列が直交行列(スケーリング+回転)である相似変換で
ある。行列Hsは、横方向スケーリングおよびせん断変
換である。明確化のために、Hsをせん断成分と呼ぶこ
とにする。
【0166】カメラiについての偏歪修正ホモグラフィ
iがHis、HirおよびHipに分解されるものとする。
0およびH1は、式(8)を満たす偏歪修正ホモグラフ
ィなので、分解された行列の間には、以下に議論するよ
うな特定の関係がある。
【0167】ここで、「投影および相似成分を推定」と
ラベル付けされた図5〜図9の方法のステップ19を考
察する。
【0168】eiおよび
【0169】
【外2】 は、それぞれ、元のおよび偏歪修正された画像対のエピ
ポール(epipole)を表すものとする。エピポー
ルeiは、基本行列Fから容易に計算される。偏歪修正
された画像の対について、エピポール
【0170】
【外3】 は無限遠にあり、x軸上にある。すなわち、
【0171】
【外4】 である。Hip中の投影項のみが、有限の点を無限遠に写
像することができるので、投影項に関する情報はエピポ
ールに含まれている。以下は、エピポールから投影項を
決定する手順を説明する。
【0172】画像0についての相似および投影成分は、
まずエピポールe0をx軸上に回転させ、次いで投影成
分によって無限遠に写像することによって、決定され
る。エピポールをx軸上に(すなわち、x軸の正および
負の側に)写像する2つの回転がある。最も小さい角度
を有する回転が選ばれ、それは、
【0173】
【数12】 と記される。
【0174】回転されたエピポールをe’0=H0r0
する。回転された座標フレームにおける投影成分を以下
のように設定する。
【0175】
【数13】 ここで、e(i)は、ベクトルeのi番目の成分を示
す。H’0pは、回転されたエピポールe’0を無限遠に
写像する。さしあたり、
【0176】
【外5】 であるものとする。
【0177】従って、元の座標フレームにおける投影成
分は、
【0178】
【数14】 となる。すなわち、
【0179】
【外6】 である。
【0180】ここで、問題は、(H0r,Hop)および基
本行列Fが与えられた場合に、適合する偏歪修正ホモグ
ラフィ(H1r,H1p)を見出すことである。ホモグラフ
ィに関する偏歪修正拘束条件は、式(8)に与えられて
いる。H1s T[i]×H0s=[i]xなので、せん断成
分Hisは、偏歪修正に影響しない。式(8)は、相似お
よび投影成分のみを拘束する。すなわち、
【0181】
【数15】 である。(Hor,op)が与えられると、式(15)を
使用して(H1r,H1p)について解くことができる。特
に、
【0182】
【数16】 である場合、
【0183】
【数17】 ここで、
【0184】
【外7】 である。上の式を解き、相等がスケーリングまでである
ことに留意すると、以下の解が生成される。
【0185】
【数18】 ここで、
【0186】
【数19】 である。
【0187】M(i,j)は、行列Mの(i,j)番目
の要素を示す。HorおよびH1r中の回転行列が、x軸上
へのエピポールe0およびe1の回転に対応することが検
証され得る。c0z 2+s0z 2=1であることに留意された
い。しかし、c1z 2+s1z 2は、必ずしも1ではない。相
似変換H1rには、スケーリング係数がある。
【0188】上述の手順において、画像0の投影項
【0189】
【外8】 は、式(13)において、任意に0に設定された。これ
により、右画像(画像1)中の投影項
【0190】
【外9】 が、ある特定の値になる。実際、対
【0191】
【外10】 のための選択肢である1つのパラメータの解の集合があ
り、そのそれぞれから、式(8)の偏歪修正拘束条件を
満たすホモグラフィの対が導かれる。投影項
【0192】
【外11】 の選択における自由度は、平行カメラの対のベース線の
回りの回転の選択における自由度に関連する。平行カメ
ラの対のベース線の回りのすべての回転は、偏歪修正さ
れた画像の対を与える。
【0193】画像歪みの量を最小化するために、
【0194】
【外12】 を選択することができる。R. Hartley(19
98)(前出)およびLoopら(前出)は、本明細書
中で開示される基準とは異なる画像歪みの基準を使用し
た。
【0195】
【外13】 が、Hirによって回転された座標フレームにおけるy成
分投影項を示す(すなわち、
【0196】
【外14】 である)ことに留意すると、次の式を解くことが必要で
ある。
【0197】
【数20】
【0198】
【外15】 について式(19)により与えられたw1aおよびw1b
用いて、以下の2次方程式が導かれる。
【0199】
【数21】 これは、2次方程式の根の標準公式を使用して解くこと
ができ、小さい方の値を持つ解が選ばれる。
【0200】図6は、カメラキャリブレーションが分か
っている方法を示す。図6において、「回転および並進
を推定」とラベル付けされた図6のステップ26をここ
で考察する。
【0201】式(7)は、せん断成分に何の拘束条件も
課さないので、6個(画像あたり3個)の横方向せん断
およびスケーリングパラメータの選択における自由度の
説明を完了した。これらの項は、典型的には、何らかの
画像歪み基準を最小化することによって選ばれる。R.
Hartley(1998)(前出)によって使用され
た基準は、偏歪修正された画像におけるディスパリティ
の範囲に関連する。Loopら(前出)によって使用さ
れた基準は、アスペクト比と、画像境界の中央点によっ
て形成される2本の線の直交性とに関連する。これらの
従来の方法における偏歪修正の出力は、ディスパリティ
の推定のために使用される。
【0202】これらの従来技術の方法においてせん断成
分を決定するために使用された基準は、平行カメラ設定
への仮想的な整列に対応しない偏歪修正変換を導き得
る。これは、これらの従来技術の方法が、立体画像の表
示に関連しないからである。せん断項が著しい歪みを結
果として引き起こさない限り、ディスパリティの推定者
は、画像間の特徴を関連付けることができる。しかし、
偏歪修正された画像対を立体ディスプレイ上で見る目的
のためには、より厳しい必要条件が存在する。
【0203】図6の方法によれば、せん断成分の決定の
ための基準は、物理的に確からしいことに関連する。せ
ん断成分は、偏歪修正ホモグラフィがカメラの仮想的な
回転に対応するように、選ばれる。さらに、せん断項
は、カメラの固有および非固有のパラメータの演繹的な
(アプリオリな)知識を使用して拘束される。この演繹
的な知識は、確率密度に関して表現される。すべてのパ
ラメータは、ある特定の平均および分散を有するガウス
分布(または打ち切りガウス分布)に従うと仮定され
る。
【0204】さしあたり、キャリブレーション行列Ki
は既知であると仮定する。ある回転行列Riについて、
iii -1は、カメラiをRiだけ仮想的に回転させる
ホモグラフィである。偏歪修正ホモグラフィの対につい
て、R0およびR1は、カメラ回転Rおよび並進tの関数
である。せん断成分Hisは、あるスケーリングおよび並
進変換Hitについて、
【0205】
【数22】 を満たさなければならない。そのスケーリングおよび並
進変換Hitは、
【0206】
【数23】 の形式である。
【0207】(Hir,Hip,Ki)が与えられると、式
(22)が満たされるように、上三角行列Ui=Hit
isが必要とされる。Riは直交行列なので、
【0208】
【数24】 が得られる。
【0209】式(24)の右辺をチョレスキー分解する
と、Uiが得られ、それゆえ、せん断成分Hisが得られ
る。また、これにより回転R0およびR1が得られ、これ
らからカメラ回転Rおよび並進tが計算され得る。
【0210】それゆえ、慣例はRおよびtを既知のキャ
リブレーション行列Kiと、投影および相似成分とから
推定するための手順を提供する。横方向せん断およびス
ケーリング成分のみが、キャリブレーション行列Ki
よって影響されるので、キャリブレーション行列におけ
る不正確さは、最終的な偏歪修正ホモグラフィにおける
正しくない横方向せん断およびスケーリングを導くだけ
である。ゼロの縦方向ディスパリティは、不正確なカメ
ラキャリブレーションに関わらず維持される。これは、
図6に示されている。図6では、「カメラの焦点距離お
よび主点」ボックス(ボックス25)における誤差は、
「横方向せん断およびスケーリング成分」ボックスにし
か伝播しない。Ayacheらの方法、Kangらの方
法およびFusielloらの方法は、誤差に対して強
いというこの性質を持ち合わせていない。
【0211】ここで、「最も確からしい焦点距離、主
点、回転および並進を見出す」とラベル付けされた図5
〜図9の方法のステップ21を考察する。図6の方法で
は、キャリブレーション行列は、既知であると仮定され
る。行列は、実際、正確には分かっていない。パラメー
タは、ガウス分布の平均および分散によって特定される
ある精度までしか分かっていない。図5の方法におい
て、図6の点線のボックス内の手順が、この点を考慮す
るために修正される。
【0212】パラメータxの平均および標準偏差をそれ
ぞれμxおよびσxで表すことにする。平均からの誤差の
2乗の重み付け和を最小にするパラメータ(K0,K1
R,t)を求める。平均からの誤差の2乗の重み付け和
とは、すなわち、
【0213】
【数25】 である。
【0214】式(25)の解は、パラメータの最も確か
らしい集合である。5つの関数θj(R,t)は、単
に、回転行列Rおよび並進ベクトルtから回転の角度を
抽出する関数である。Rについて3つの角度があり、並
進tの向きについて2つの角度があるので、5つの角度
がある。
【0215】単純化のために、式(25)において、打
ち切りを考慮する関数(すなわち、焦点距離は正でなけ
ればならず、主点は画像内になければならず、角度は±
180°以内でなければならない)は、省略された。こ
れらの拘束条件は、実際にはインプリメントされる。
【0216】図8および図9の実施形態において、ユー
ザは、式(25)中の1以上の量を変動させることがで
き、その結果、ユーザはカメラパラメータに対する制御
を有する。
【0217】式(25)における非線形の目標関数は、
任意の適切な数学的技術によって最小化され得る。式
(25)を最小化するための1つの適切な技術は、Le
venberg−Marquardt法である。繰り返
しLevenberg−Marquardtアルゴリズ
ムに対する最初の入力は、前のセクションの手順ととも
に平均キャリブレーション行列を使用して推定されたカ
メラ回転Rおよび並進tである。
【0218】偏歪修正ホモグラフィは、Hi=Hisir
ipによって与えられる。最終的なステップは、(i)
画像の面積が偏歪修正の後にもほぼ保存されるように、
両方のホモグラフィH0およびH1にスケーリングを適用
し、(ii)偏歪修正された画像がほぼ中心にあるよう
に、両方のホモグラフィH0およびH1に並進を適用す
る。Aiおよび
【0219】
【外16】 をそれぞれもとの画像iおよび偏歪修正された画像iの
面積であるとする。平均のスケーリング
【0220】
【数26】 が、両方の偏歪修正された画像の面積を保存するために
使用される。算術平均ではなく、幾何平均が代替的に使
用され得る。画像i中の中心点は、[Hi(0,2),
i(1,2),1]Tに写像される。好適には、中心点
が偏歪修正された2つの中心画像点の平均に写像される
ような変換が使用される。両方のHiに適用されるスケ
ーリングおよび並進行列は、
【0221】
【数27】 である。
【0222】図5の方法をインプリメントするために適
切なアルゴリズムの主要な特徴は、以下のように要約さ
れ得る。 1.推定されたFからエピポールe0およびe1を計算す
る。 2.エピポールe0がx軸上にあるように、第1の画像
を回転させる。回転されたエピポール
【0223】
【外17】 が無限遠[1,0,0]Tに写像されるように、投影項
を見出す。 3.第1の画像の相似および投影成分から、式(18)
および式(19)に従って、第2の画像についての対応
する相似および投影ホモグラフィを見出す。 4.投影項w0bおよびw1bを選び直し、画像歪みを最小
化する。 5.カメラパラメータの演繹的知識に基づいた式(2
5)に従って、せん断項を選ぶ。 6.Hi=Hisiripを用いた結果として得られる偏
歪修正ホモグラフィを形成する。ここで、His、Hir
よびHipはそれぞれ、せん断、相似および投影成分であ
る。 7.画像の面積がほぼ保存されるように、両方のホモグ
ラフィH0およびH1に、スケーリングを適用する。偏歪
修正された画像がほぼ中心にあるように、両方のホモグ
ラフィH0およびH1に、並進を適用する。
【0224】本発明の他の実施形態についてのアルゴリ
ズムは、上述したルーチンに対して適切な修正を施すこ
とによって得ることができる。
【0225】本願に記載される方法において、偏歪修正
変換の2つの成分が決定され、それらは、次いで、組み
合わされる。画像は、次いで、その組み合わされた変換
を使用して画像をワーピングすることによって、偏歪修
正される。原理的には、変換の2つの成分を組み合わせ
るステップが省略されてもよく、ワーピングのステップ
が2つの段階(すなわち、偏歪修正変換の第1の成分を
使用する第1のワーピングステップと、それに続く、第
2の成分を使用する第2のワーピングステップ)を有し
ていてもよい。
【0226】図11は、本発明の方法を実行することが
できる装置31の模式的なブロック図である。その装置
は、上述の任意の方法に従って立体画像対に適用するこ
とができ、それにより、偏歪修正変換の対が得られる。
その装置はさらに、得られた偏歪修正変換を使用して、
1以上の画像対を処理し得る。
【0227】装置31は、プログラム可能なデータプロ
セッサ32を含む。データプロセッサ32は、本発明の
方法によって音響的(acoustic)データを処理
するためにそのデータプロセッサ32を制御するプログ
ラムを格納する、例えば読み出し専用メモリ(ROM)
の形態のプログラムメモリ33を有する。その装置はさ
らに、例えば、電源がない場合に保持されなければなら
ない任意のデータを格納する、不揮発性読み出し/書き
込みメモリ34をさらに含む。データプロセッサのため
の「作業用」または「スクラッチパッド」メモリが、ラ
ンダムアクセスメモリRAM35によって提供される。
入力デバイス36が、例えばユーザコマンドおよびデー
タを受け取るために、設けられる。出力デバイス37
が、例えば処理の進行および結果に関連する情報を表示
するために、設けられる。出力デバイスは、例えば、プ
リンタ、視覚的表示ユニット、または出力メモリであり
得る。
【0228】処理のための画像対は、入力デバイス36
を介して供給されてもよいし、随意に、機械で読み取り
可能な格納部38によって提供されてもよい。
【0229】決定された偏歪修正変換は、出力デバイス
37を介して出力されてもよいし、格納されてもよい。
代替的に、いったん偏歪修正変換の対が決定されると、
その装置は、その偏歪修正変換を使用して1以上の画像
対を処理し得る。偏歪修正された画像対は、例えば表示
のために、出力デバイス37を介して出力されてもよい
し、格納されてもよい。
【0230】このシステムを動作させ、上述した方法を
実行するためのプログラムは、プログラムメモリ33に
格納される。プログラムメモリ33は、例えば周知のR
OMのタイプの半導体メモリとして実現され得る。しか
し、プログラムは、磁気データ担体33a(「フロッピ
ー(R)ディスク」等)またはCD−ROM33bのよ
うな任意の他の適切な格納媒体に格納されてもよい。
【0231】
【発明の効果】上述してきたように、本発明による、左
および右のキャプチャされた画像からなる立体画像を偏
歪修正する方法は、左および右の偏歪修正変換を求める
ステップ(ステップ14)を含む。本発明の1つの局面
によれば、左および右の画像をキャプチャするために使
用される立体画像キャプチャデバイスのパラメータの統
計データが、左および/または右の偏歪修正変換の決定
の際に使用される(ステップ20、21、22)。本発
明の他の局面によれば、左および右の偏歪修正変換は、
平行カメラ設定への仮想的な整列への変換に対応するよ
うに拘束される。いったん左および右の偏歪修正変換が
決定されると、それらは、好適には左および右の画像を
偏歪修正するために使用され(ステップ15)、偏歪修
正された画像対から、縦方向ディスパリティを除去する
か、または実質的に除去する。左および右の偏歪修正さ
れた画像は、次いで、観察者が見るために立体表示デバ
イスに表示(ステップ17)されてもよいし、代替的
に、以後の使用のために格納されてもよい。従って、上
記方法によれば、本発明では、立体画像キャプチャデバ
イスのパラメータの統計データを用いることによって偏
歪修正された画像対からの縦方向ディスパリティの除去
が従来技術よりも効果的に達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体画像対を記録するための画像キャプチャデ
バイスの模式的な斜視図である。
【図2a】図1の画像キャプチャデバイスの平面図であ
る。
【図2b】立体画像対を記録するための平行カメラ設定
を模式的に示す図である。
【図2c】立体画像対を記録するための非平行カメラ設
定を模式的に示す図である。
【図3a】従来技術の偏歪修正プロセスのブロックフロ
ー図である。
【図3b】さらなる従来技術の偏歪修正プロセスの模式
的なブロック図である。
【図3c】さらなる従来技術の偏歪修正プロセスの模式
的なブロック図である。
【図4a】カメラ設定を記述するために使用される表記
を示す図である。
【図4b】カメラ設定を記述するために使用される表記
を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を組み込んだ偏歪修正
方法の模式的なフロー図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を組み込んだ偏歪修正
方法の模式的なフロー図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を組み込んだ偏歪修正
方法の模式的なフロー図である。
【図8】本発明の第4の実施形態を組み込んだ偏歪修正
方法の模式的なフロー図である。
【図9】本発明の第5の実施形態を組み込んだ偏歪修正
方法の模式的なフロー図である。
【図10】偏歪修正変換を投影相似成分(projec
tive similaritycomponent
s)と、横方向せん断およびスケーリング成分とに分解
することを模式的に示す図である。
【図11】本発明の実施形態に従う装置を模式的に示す
ブロック図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月19日(2002.7.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0182
【補正方法】変更
【補正内容】
【0182】
【数16】 である場合、
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0183
【補正方法】変更
【補正内容】
【0183】
【数17】 ここで、
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0184
【補正方法】変更
【補正内容】
【0184】
【外7】 である。上の式を解き、相等がスケーリングまでである
ことに留意すると、以下の解が生成される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0186
【補正方法】変更
【補正内容】
【0186】
【数19】 である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0196
【補正方法】変更
【補正内容】
【0196】
【外14】 である)ことに留意すると、次の式を解くことが必要で
ある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0197
【補正方法】変更
【補正内容】
【0197】
【数20】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0199
【補正方法】変更
【補正内容】
【0199】
【数21】 これは、2次方程式の根の標準公式を使用して解くこと
ができ、小さい方の値を持つ解が選ばれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA20 BA02 CA08 CA13 CA16 CB08 CB13 CB16 CC01 CD02 CD03 CD05 CD12 DA07 DB03 DB09 DC19 DC30 DC32 5C061 AA20 AB04 AB08 AB24

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の画像キャプチャデバイ
    スのうちの対応する1つを使用してキャプチャされた第
    1および第2の画像を含む立体画像を偏歪修正する方法
    であって、該第1および第2の画像キャプチャデバイス
    は立体画像キャプチャデバイスを形成し、該方法は、 該第1および第2の画像のうちの対応する1つを偏歪修
    正し、これにより、縦方向ディスパリティを低減するた
    めの第1および第2の偏歪修正変換を決定するステップ
    を包含し、該方法は、 該第1および/または第2の偏歪修正変換の該決定の際
    に、該立体画像キャプチャデバイスのパラメータの統計
    データを使用するステップを包含することを特徴とす
    る、方法。
  2. 【請求項2】 各偏歪修正変換は、横方向せん断および
    スケーリング成分を含み、前記立体画像キャプチャデバ
    イスの前記パラメータの前記統計データは、前記第1お
    よび/または第2の偏歪修正変換の該横方向せん断およ
    びスケーリング成分の前記決定の際に使用される、請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の偏歪修正変換を決
    定するステップと、 前記立体画像キャプチャデバイスの前記パラメータの前
    記統計データを変動させるステップと、 該第1および第2の偏歪修正変換を再決定するステップ
    と、 該再決定された第1および第2の偏歪修正変換のうちの
    対応する1つを使用して前記第1および第2の画像を偏
    歪修正するステップとを包含する、請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記最初に決定された第1および第2の
    偏歪修正変換のうちの対応する1つを使用して、前記第
    1の画像の少なくとも一部と、前記第2の画像の少なく
    とも一部とを偏歪修正するステップと、 該第1および第2の画像の該偏歪修正された部分を立体
    表示デバイスに表示するステップとをさらに包含する、
    請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記最初に決定された第1および第2の
    偏歪修正変換のうちの対応する1つを使用して、前記第
    1の画像の少なくとも一部と、前記第2の画像の少なく
    とも一部とを偏歪修正するステップと、 該第1および第2の画像の該偏歪修正された部分を立体
    表示デバイスに表示するステップと、 前記立体画像キャプチャデバイスの前記パラメータの前
    記統計データを該第1および第2の画像の該偏歪修正さ
    れた部分の表示に基づいて変動させるステップとをさら
    に包含する、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記立体画像キャプチャデバイスの前記
    パラメータの前記統計データは、前記第1の画像キャプ
    チャデバイスのパラメータおよび/または前記第2の画
    像キャプチャデバイスのパラメータに関連する、請求項
    1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記立体画像キャプチャデバイスの前記
    パラメータの前記統計データは、前記第1および第2の
    画像キャプチャデバイスの焦点距離の平均を含む、請求
    項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記立体画像キャプチャデバイスの前記
    パラメータの前記統計データは、前記第1および第2の
    画像キャプチャデバイスの焦点距離の標準偏差を含む、
    請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記立体画像キャプチャデバイスの前記
    パラメータの前記統計データは、前記第1および第2の
    画像キャプチャデバイスの主点の平均を含む、請求項6
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記立体画像キャプチャデバイスの前
    記パラメータの前記統計データは、前記第1および第2
    の画像キャプチャデバイスの主点の標準偏差を含む、請
    求項6に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記立体画像キャプチャデバイスの前
    記パラメータの前記統計データは、前記第2の画像キャ
    プチャデバイスに対する前記第1の画像キャプチャデバ
    イスの整列に関連する、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記立体画像キャプチャデバイスの前
    記パラメータの前記統計データは、前記第2の画像キャ
    プチャデバイスの光軸に対する前記第1の画像キャプチ
    ャデバイスの光軸の回転の平均を含む、請求項11に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 前記立体画像キャプチャデバイスの前
    記パラメータの前記統計データは、前記第2の画像キャ
    プチャデバイスの光軸に対する前記第1の画像キャプチ
    ャデバイスの光軸の回転の標準偏差を含む、請求項11
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1および第2の偏歪修正変換
    は、平行カメラ設定への仮想的な整列に対応するように
    決定される、請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第1のキャプチャされた画像およ
    び第2のキャプチャされた画像は、静止立体画像を含
    む、請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第1のキャプチャされた画像およ
    び第2のキャプチャされた画像は、立体ビデオ画像のフ
    レームを含む、請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記立体ビデオ画像の1番目のフレー
    ムについて、請求項1に規定される方法を使用して、第
    1および第2の偏歪修正変換を決定するステップと、 該立体ビデオ画像の該1番目のフレームについて決定さ
    れた該第1および第2の偏歪修正変換を使用して、該立
    体ビデオ画像の引き続くフレームを偏歪修正するステッ
    プとを包含する、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記立体ビデオ画像の1番目のフレー
    ムについて、請求項1に規定される方法を使用して、第
    1および第2の偏歪修正変換を決定するステップと、 該立体ビデオ画像の該1番目のフレームについて決定さ
    れた該第1および第2の偏歪修正変換を使用して、該立
    体ビデオ画像の1番目からN番目までのフレームを偏歪
    修正するステップと、 該立体ビデオ画像の(N+1)番目のフレームについ
    て、請求項1に規定される方法を使用して、第1および
    第2の偏歪修正変換を決定するステップと、 該立体ビデオ画像の該(N+1)番目のフレームについ
    て決定された該第1および第2の偏歪修正変換を使用し
    て、該立体ビデオ画像の(N+1)番目から(2N)番
    目までのフレームを偏歪修正するステップとを包含す
    る、請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記立体ビデオ画像の各フレームにつ
    いて、請求項1に規定される方法を使用して、第1およ
    び第2の偏歪修正変換を決定するステップと、 そのフレームについて決定された該第1および第2の偏
    歪修正変換を使用して、該立体ビデオ画像の各フレーム
    を偏歪修正するステップとを包含する、請求項16に記
    載の方法。
  20. 【請求項20】 前記第1および第2の偏歪修正変換の
    うちの対応する1つを使用して、前記第1および第2の
    キャプチャされた画像を偏歪修正するステップをさらに
    包含する、請求項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】 観察者が見るために、前記第1および
    第2の偏歪修正された画像を立体表示デバイスに表示す
    るステップをさらに包含する、請求項20に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 第1および第2の画像キャプチャデバ
    イスを使用してキャプチャされた第1および第2の画像
    を含む立体画像を偏歪修正する方法であって、該第1お
    よび第2の画像キャプチャデバイスは立体画像キャプチ
    ャデバイスを形成し、該方法は、 該第1および第2の画像のうちの対応する1つを偏歪修
    正するための第1および第2の偏歪修正変換を決定し、
    これにより、縦方向ディスパリティを低減するステップ
    を包含し、該方法は、 該第1および第2の偏歪修正変換が平行カメラ設定への
    仮想的な整列に対応するように、該第1および第2の偏
    歪修正変換を決定するステップを包含することを特徴と
    する、方法。
  23. 【請求項23】 前記第1および第2の偏歪修正変換を
    決定する前記ステップにおいて、前記立体画像キャプチ
    ャデバイスのパラメータの統計データを使用するステッ
    プをさらに包含する、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記立体画像キャプチャデバイスの前
    記パラメータの前記統計データは、前記第2の画像キャ
    プチャデバイスに対する前記第1の画像キャプチャデバ
    イスの整列に関連する、請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記第1および第2の偏歪修正変換を
    決定する前記ステップは、 該第1および第2の偏歪修正変換のそれぞれの第1の成
    分を決定するステップであって、該第1の偏歪修正変換
    の該第1の成分および該第2の偏歪修正変換の該第1の
    成分は、偏歪修正された画像対から実質的に縦方向ディ
    スパリティを除去する、ステップと、 該第1および第2の偏歪修正変換が平行カメラ設定への
    仮想的な整列に対応するように、該第1および第2の偏
    歪修正変換のそれぞれの第2の成分を決定するステップ
    とを包含する、請求項22に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記第1および第2の偏歪修正変換を
    決定する前記ステップにおいて、前記立体画像キャプチ
    ャデバイスのパラメータの統計データを使用するステッ
    プをさらに包含し、該立体画像キャプチャデバイスの該
    パラメータの該統計データは、該第1および第2の偏歪
    修正変換の前記第2の成分を決定する前記ステップにお
    いて使用される、請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記立体画像キャプチャデバイスの前
    記パラメータの前記統計データは、前記第2の画像キャ
    プチャデバイスに対する前記第1の画像キャプチャデバ
    イスの整列に関連する、請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記第1のキャプチャされた画像およ
    び第2のキャプチャされた画像は、静止立体画像を含
    む、請求項22に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記第1のキャプチャされた画像およ
    び第2のキャプチャされた画像は、立体ビデオ画像のフ
    レームを含む、請求項22に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記立体ビデオ画像の1番目のフレー
    ムについて、請求項22に規定される方法を使用して、
    第1および第2の偏歪修正変換を決定するステップと、 該立体ビデオ画像の該1番目のフレームについて決定さ
    れた該第1および第2の偏歪修正変換を使用して、該立
    体ビデオ画像の引き続くフレームを偏歪修正するステッ
    プとを包含する、請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記立体ビデオ画像の1番目のフレー
    ムについて、請求項22に規定される方法を使用して、
    第1および第2の偏歪修正変換を決定するステップと、 該立体ビデオ画像の該1番目のフレームについて決定さ
    れた該第1および第2の偏歪修正変換を使用して、該立
    体ビデオ画像の1番目からN番目までのフレームを偏歪
    修正するステップと、 該立体ビデオ画像の(N+1)番目のフレームについ
    て、請求項22に規定される方法を使用して、第1およ
    び第2の偏歪修正変換を決定するステップと、 該立体ビデオ画像の該(N+1)番目のフレームについ
    て決定された該第1および第2の偏歪修正変換を使用し
    て、該立体ビデオ画像の(N+1)番目から(2N)番
    目までのフレームを偏歪修正するステップとを包含す
    る、請求項29に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記立体ビデオ画像の各フレームにつ
    いて、請求項22に規定される方法を使用して、第1お
    よび第2の偏歪修正変換を決定するステップと、 そのフレームについて決定された該第1および第2の偏
    歪修正変換を使用して、該立体ビデオ画像の各フレーム
    を偏歪修正するステップとを包含する、請求項29に記
    載の方法。
  33. 【請求項33】 前記第1および第2の偏歪修正変換の
    うちの対応する1つを使用して、前記第1および第2の
    キャプチャされた画像を偏歪修正するステップをさらに
    包含する、請求項22に記載の方法。
  34. 【請求項34】 観察者が見るために、前記第1および
    第2の偏歪修正された画像を立体表示デバイスに表示す
    るステップをさらに包含する、請求項33に記載の方
    法。
  35. 【請求項35】 第1および第2の画像キャプチャデバ
    イスのうちの対応する1つを使用してキャプチャされた
    第1および第2の画像を含む立体画像を偏歪修正する装
    置であって、該第1および第2の画像キャプチャデバイ
    スは立体画像キャプチャデバイスを形成し、該装置は、 該第1および第2の画像のうちの対応する1つを偏歪修
    正し、これにより、縦方向ディスパリティを低減するた
    めの第1および第2の偏歪修正変換を決定する手段であ
    って、該手段は、該第1および/または第2の偏歪修正
    変換の該決定の際に、該立体画像キャプチャデバイスの
    パラメータの統計データを使用する、手段を備えた、装
    置。
  36. 【請求項36】 前記第1および第2の偏歪修正変換の
    うちの対応する1つを使用して前記第1および第2のキ
    ャプチャされた画像を偏歪修正する手段をさらに備え
    た、請求項35に記載の装置。
  37. 【請求項37】 プログラム可能なデータプロセッサを
    備えた、請求項35に記載の装置。
  38. 【請求項38】 請求項37に規定される装置の前記デ
    ータプロセッサのためのプログラムを格納した格納媒
    体。
  39. 【請求項39】 第1および第2の画像キャプチャデバ
    イスを使用してキャプチャされた第1および第2の画像
    を含む立体画像を偏歪修正する装置であって、該第1お
    よび第2の画像キャプチャデバイスは立体画像キャプチ
    ャデバイスを形成し、該装置は、 該第1および第2の画像のうちの対応する1つを偏歪修
    正し、これにより、縦方向ディスパリティを低減するた
    めの第1および第2の偏歪修正変換を決定する手段を備
    え、該第1および第2の偏歪修正変換は、平行カメラ設
    定への仮想的な整列に対応する、装置。
  40. 【請求項40】 前記第1および第2の偏歪修正変換の
    うちの対応する1つを使用して前記第1および第2のキ
    ャプチャされた画像を偏歪修正する手段をさらに備え
    た、請求項39に記載の装置。
  41. 【請求項41】 プログラム可能なデータプロセッサを
    備えた、請求項39に記載の装置。
  42. 【請求項42】 請求項41に規定される装置の前記デ
    ータプロセッサのためのプログラムを格納した格納媒
    体。
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