JP2002323479A - 血清・血餅分離面判定装置 - Google Patents
血清・血餅分離面判定装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】血清と血餅との分離面の位置を迅速かつ的確に
判定可能であり、次工程の処理が簡略化する、構成簡単
で製造容易な血清・血餅分離面判定装置を提供。 【解決手段】血清Aと血餅Bとがシリコン分離剤Cによ
って分離された状態の血液検体TSが入っている試験管5
と、試験管5を保持する試験管保持体4と、試験管5の
外周面に対して嵌合可能な如く設けられた検出コイル15
と、検出コイル15に所定周波数の測定信号Sを供給する
測定信号供給装置16と、検出コイル15及び試験管5の少
なくとも一方を移動操作することにより検出コイル15と
試験管5との試験管長手方向の相対位置を可変制御する
位置制御装置9と、前記相対位置の変化に伴って変化す
る測定信号Sのレベルを検出する信号レベル検出器17
と、検出された測定信号Sのレベルに基づいてシリコン
分離剤Cによる検体分離面の存在位置を判定する判定器
18とを備えたことを特徴としている。
判定可能であり、次工程の処理が簡略化する、構成簡単
で製造容易な血清・血餅分離面判定装置を提供。 【解決手段】血清Aと血餅Bとがシリコン分離剤Cによ
って分離された状態の血液検体TSが入っている試験管5
と、試験管5を保持する試験管保持体4と、試験管5の
外周面に対して嵌合可能な如く設けられた検出コイル15
と、検出コイル15に所定周波数の測定信号Sを供給する
測定信号供給装置16と、検出コイル15及び試験管5の少
なくとも一方を移動操作することにより検出コイル15と
試験管5との試験管長手方向の相対位置を可変制御する
位置制御装置9と、前記相対位置の変化に伴って変化す
る測定信号Sのレベルを検出する信号レベル検出器17
と、検出された測定信号Sのレベルに基づいてシリコン
分離剤Cによる検体分離面の存在位置を判定する判定器
18とを備えたことを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血清と血餅とがシ
リコン分離剤により上下に分離された状態で試験管内に
入っている血液検体の分離面、すなわち血清分離面ある
いは血餅分離面の存在位置を自動判定するための血清・
血餅分離面判定装置に関する。
リコン分離剤により上下に分離された状態で試験管内に
入っている血液検体の分離面、すなわち血清分離面ある
いは血餅分離面の存在位置を自動判定するための血清・
血餅分離面判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】血液を遠心分離機等を用いて血清と血餅
とに分離する場合、その分離が的確に行なわれるよう
に、試験管の中にシリコン分離剤を入れた分離材入り試
験管が使用される。かかる試験管を使用すると、遠心分
離処理後の試験管内には、シリコン分離剤の上下両面を
境界として、血清と血餅とが上下に分離された状態を呈
する血液検体が得られる。
とに分離する場合、その分離が的確に行なわれるよう
に、試験管の中にシリコン分離剤を入れた分離材入り試
験管が使用される。かかる試験管を使用すると、遠心分
離処理後の試験管内には、シリコン分離剤の上下両面を
境界として、血清と血餅とが上下に分離された状態を呈
する血液検体が得られる。
【0003】上記の如く、血清と血餅とがシリコン分離
剤により上下に分離された状態の血液検体について次の
処理を行なう場合、血液検体の分離面、特に血清分離面
の存在位置を的確に判定することが要求される。その判
定手段として従来は主として目視による判定が行なわれ
ていた。また光センサを用いた手段も知られている。
剤により上下に分離された状態の血液検体について次の
処理を行なう場合、血液検体の分離面、特に血清分離面
の存在位置を的確に判定することが要求される。その判
定手段として従来は主として目視による判定が行なわれ
ていた。また光センサを用いた手段も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】目視による判定は、シ
リコン分離剤の存在位置を確認するのに手間取る上、分
離面の判定が不正確になりやすく、試験管内の血清量を
正確に把握できない場合が多かった。このため、後処理
作業が極めて煩雑なものとなり、多くの手間と時間を要
するという問題があった。また光センサを用いたもので
は、外部光の侵入を防ぐための光遮蔽手段等を要するた
め、構成が複雑化する難点がある。
リコン分離剤の存在位置を確認するのに手間取る上、分
離面の判定が不正確になりやすく、試験管内の血清量を
正確に把握できない場合が多かった。このため、後処理
作業が極めて煩雑なものとなり、多くの手間と時間を要
するという問題があった。また光センサを用いたもので
は、外部光の侵入を防ぐための光遮蔽手段等を要するた
め、構成が複雑化する難点がある。
【0005】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、その目的は、下記のような利点を有す
る血清・血餅分離面判定装置を提供することにある。
れたものであり、その目的は、下記のような利点を有す
る血清・血餅分離面判定装置を提供することにある。
【0006】(a)血清分離面あるいは血餅分離面を迅
速かつ的確に判定可能であり、後処理が著しく簡単化す
る。
速かつ的確に判定可能であり、後処理が著しく簡単化す
る。
【0007】(b)装置の構成が簡単で、製造が容易で
ある。
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の血清・血餅分離面判定装置は
下記のような特徴ある構成を有している。なお下記以外
の特徴ある構成については実施形態の中で明らかにす
る。
達成するために、本発明の血清・血餅分離面判定装置は
下記のような特徴ある構成を有している。なお下記以外
の特徴ある構成については実施形態の中で明らかにす
る。
【0009】本発明の血清・血餅分離面判定装置は、血
清と血餅とがシリコン分離剤によって分離された状態の
血液検体が入っている試験管と、この試験管を保持する
試験管保持体と、この試験管保持体により保持された前
記試験管の外周面に対して嵌合可能な如く設けられた検
出コイルと、この検出コイルに所定周波数の測定信号を
供給する測定信号供給装置(可変周波数発振器等)と、
前記検出コイル及び前記試験管の少なくとも一方を移動
操作することにより、前記検出コイルと前記試験管との
試験管長手方向の相対位置を可変制御する位置制御装置
と、この位置制御装置による前記相対位置の変化に伴っ
て変化する前記測定信号のレベルを検出する信号レベル
検出器(波形整形回路等)と、この信号レベル検出器で
検出された前記測定信号のレベルに基づいて前記シリコ
ン分離剤による検体分離面(少なくとも血清分離面)の
存在位置(少なくとも試験管内における血清分離面の高
さ位置)を判定する判定器(微分回路、比較回路等)
と、を備えたことを特徴としている。
清と血餅とがシリコン分離剤によって分離された状態の
血液検体が入っている試験管と、この試験管を保持する
試験管保持体と、この試験管保持体により保持された前
記試験管の外周面に対して嵌合可能な如く設けられた検
出コイルと、この検出コイルに所定周波数の測定信号を
供給する測定信号供給装置(可変周波数発振器等)と、
前記検出コイル及び前記試験管の少なくとも一方を移動
操作することにより、前記検出コイルと前記試験管との
試験管長手方向の相対位置を可変制御する位置制御装置
と、この位置制御装置による前記相対位置の変化に伴っ
て変化する前記測定信号のレベルを検出する信号レベル
検出器(波形整形回路等)と、この信号レベル検出器で
検出された前記測定信号のレベルに基づいて前記シリコ
ン分離剤による検体分離面(少なくとも血清分離面)の
存在位置(少なくとも試験管内における血清分離面の高
さ位置)を判定する判定器(微分回路、比較回路等)
と、を備えたことを特徴としている。
【0010】上記血清・血餅分離面判定装置において
は、血清と血餅とを分離しているシリコン分離剤の比透
磁率が血清あるいは血餅の比透磁率とは明確に異なるた
め、位置制御装置により検出コイルと試験管との相対位
置を変化させていくと、シリコン分離剤が存在する位置
において検出コイルに供給される所定周波数の測定信号
のレベルが急変することになる。そして上記測定信号の
レベルが急増または急減するポイントが信号レベル検出
器(波形整形回路等),判定器(微分回路、比較回路
等)等によって自動的に検出される為、検体分離面の存
在位置(本実施形態では血清分離面(AS)の存在位
置)が的確に判定される。
は、血清と血餅とを分離しているシリコン分離剤の比透
磁率が血清あるいは血餅の比透磁率とは明確に異なるた
め、位置制御装置により検出コイルと試験管との相対位
置を変化させていくと、シリコン分離剤が存在する位置
において検出コイルに供給される所定周波数の測定信号
のレベルが急変することになる。そして上記測定信号の
レベルが急増または急減するポイントが信号レベル検出
器(波形整形回路等),判定器(微分回路、比較回路
等)等によって自動的に検出される為、検体分離面の存
在位置(本実施形態では血清分離面(AS)の存在位
置)が的確に判定される。
【0011】
【発明の実施の形態】「構成」図1は本発明の一実施形
態に係る血清・血餅分離面判定装置の構成を示す図で図
である。図2は同実施形態に係る血清・血餅分離面判定
の動作を説明するための図で、(a)は試験管に対する
検出コイルの相対的な位置移動を示す図、(b)は検出
コイルの高さ位置に対する計測系の各部の信号変化をモ
デル的に示す波形図である。
態に係る血清・血餅分離面判定装置の構成を示す図で図
である。図2は同実施形態に係る血清・血餅分離面判定
の動作を説明するための図で、(a)は試験管に対する
検出コイルの相対的な位置移動を示す図、(b)は検出
コイルの高さ位置に対する計測系の各部の信号変化をモ
デル的に示す波形図である。
【0012】図1において、1は取付け基板であり、こ
の取付け基板1上には支柱2が植設されている。この支
柱2の上方部位には、その位置を上下に調節可能な支持
部材3を介して試験管支持体4の基端部が取付けられて
いる。この試験管支持体4の先端部(図中右端部)に
は、試験管支持孔あるいは試験管チャック機構を備えた
試験管保持部4aが設けられている。試験管5は、検体
分離面の判定が行なわれる試験管であり、前記試験管保
持体4により、試験管長手方向が略鉛直方向を向くよう
な姿勢で保持されている。この試験管5の内部には、遠
心分離処理が行なわれた検体すなわちシリコン分離剤C
により血清Aと血餅Bとに分離された状態の血液検体が
入っている。試験管5の開口部は栓5aにより密閉され
ている。
の取付け基板1上には支柱2が植設されている。この支
柱2の上方部位には、その位置を上下に調節可能な支持
部材3を介して試験管支持体4の基端部が取付けられて
いる。この試験管支持体4の先端部(図中右端部)に
は、試験管支持孔あるいは試験管チャック機構を備えた
試験管保持部4aが設けられている。試験管5は、検体
分離面の判定が行なわれる試験管であり、前記試験管保
持体4により、試験管長手方向が略鉛直方向を向くよう
な姿勢で保持されている。この試験管5の内部には、遠
心分離処理が行なわれた検体すなわちシリコン分離剤C
により血清Aと血餅Bとに分離された状態の血液検体が
入っている。試験管5の開口部は栓5aにより密閉され
ている。
【0013】一方、前記支柱2と平行にスクリューシャ
フト6が軸受部7a、7bを介して回転自在に設けられ
ている。このスクリューシャフト6は、外部操作信号S
0及びフィードバック信号S3に基づいて作動する高さ
位置制御装置9,この高さ位置制御装置9により正逆回
転制御されるステップモータ或いはサーボモータ等を用
いた駆動モータ10,この駆動モータ10の回転を減速
して伝える減速ギヤ機構11,12などにより正回転ま
たは逆回転する。
フト6が軸受部7a、7bを介して回転自在に設けられ
ている。このスクリューシャフト6は、外部操作信号S
0及びフィードバック信号S3に基づいて作動する高さ
位置制御装置9,この高さ位置制御装置9により正逆回
転制御されるステップモータ或いはサーボモータ等を用
いた駆動モータ10,この駆動モータ10の回転を減速
して伝える減速ギヤ機構11,12などにより正回転ま
たは逆回転する。
【0014】スクリューシャフト6のねじ部6aには、
内面にねじ部を有する可動子13が螺合している。この
可動子13はスクリューシャフト6の回転に伴って矢印
で示す如く上下方向へ移動する。この可動子13にはコ
イル支持体14の基端部が支持されている。コイル支持
体14の先端部(図中左端部)には検出コイル15が装
着されている。
内面にねじ部を有する可動子13が螺合している。この
可動子13はスクリューシャフト6の回転に伴って矢印
で示す如く上下方向へ移動する。この可動子13にはコ
イル支持体14の基端部が支持されている。コイル支持
体14の先端部(図中左端部)には検出コイル15が装
着されている。
【0015】検出コイル15は巻枠に導線を巻装した円
環状コイルであり、その中空部が前記試験管5の外周に
対して僅かな隙間を隔てて嵌め込まれている。
環状コイルであり、その中空部が前記試験管5の外周に
対して僅かな隙間を隔てて嵌め込まれている。
【0016】かくして駆動モータ10によりスクリュー
シャフト6が正回転または逆回転すると、これに伴い検
出コイル15が上下に移動し、検出コイル15と試験管
5との試験管長手方向の相対的な位置が可変制御され得
るものとなっている。
シャフト6が正回転または逆回転すると、これに伴い検
出コイル15が上下に移動し、検出コイル15と試験管
5との試験管長手方向の相対的な位置が可変制御され得
るものとなっている。
【0017】測定信号供給装置16は、可変調整された
所定周波数の発振出力を測定信号Sとして送出可能な可
変周波数発振器を備えている。そしてこの測定信号供給
装置16は、所定周波数の測定信号Sを前記検出コイル
15に供給すると共に、当該測定信号(発振出力)Sの
レベル変化を取出し、これを検出信号S1として出力し
得るものとなっている。なお上記測定信号(発振出力)
Sのレベル変化は、検出コイル15から発生した交番磁
界が試験管5に収容されている血液検体TSに作用する
結果、その検体の比透磁率に応じて生じるインピーダン
スの変化に基づいて生じる。
所定周波数の発振出力を測定信号Sとして送出可能な可
変周波数発振器を備えている。そしてこの測定信号供給
装置16は、所定周波数の測定信号Sを前記検出コイル
15に供給すると共に、当該測定信号(発振出力)Sの
レベル変化を取出し、これを検出信号S1として出力し
得るものとなっている。なお上記測定信号(発振出力)
Sのレベル変化は、検出コイル15から発生した交番磁
界が試験管5に収容されている血液検体TSに作用する
結果、その検体の比透磁率に応じて生じるインピーダン
スの変化に基づいて生じる。
【0018】信号レベル検出器17は、整流及び平滑機
能を有する波形整形回路等を含んでおり、前記検出信号
S1を整流・平滑して波形を整え、これをレベル信号S
2として出力する。
能を有する波形整形回路等を含んでおり、前記検出信号
S1を整流・平滑して波形を整え、これをレベル信号S
2として出力する。
【0019】前記判定器18は、微分及び比較機能を有
する信号処理回路等を含んでおり、前記レベル検出信号
S2を微分して、立下り微分信号dv0及び立上り微分
信号dv1を得る。そして本実施形態ではその立上り微
分信号dv1を端子19に与えられる基準信号Esと比
較し、上記立上がり微分信号dv1が基準信号Esを超
えたとき、出力端子20から血清分離面判定信号S3を
出力する。なお上記信号S3は高さ位置制御装置9へリ
ターン動作指令信号としてフィードバックされる。
する信号処理回路等を含んでおり、前記レベル検出信号
S2を微分して、立下り微分信号dv0及び立上り微分
信号dv1を得る。そして本実施形態ではその立上り微
分信号dv1を端子19に与えられる基準信号Esと比
較し、上記立上がり微分信号dv1が基準信号Esを超
えたとき、出力端子20から血清分離面判定信号S3を
出力する。なお上記信号S3は高さ位置制御装置9へリ
ターン動作指令信号としてフィードバックされる。
【0020】[動作]上記のように構成された本実施形
態の血清・血餅分離面判定装置は、次のように動作す
る。1本目の検体入り試験管5が図示しない搬送機構
(ベルトコンベア等)により本判定装置まで搬送されて
くると、この試験管5は図示しないロボットアームによ
り、本判定装置の試験管保持体4に移される。そうする
と高さ位置制御装置9の端子8に外部操作信号S0が与
えられ同装置9が動作を開始する。このため駆動モータ
10がまず正方向へ回転し、これに伴いスクリューシャ
フト6が正回転し、検出コイル15が下方から上方へ一
定速度で上昇する。
態の血清・血餅分離面判定装置は、次のように動作す
る。1本目の検体入り試験管5が図示しない搬送機構
(ベルトコンベア等)により本判定装置まで搬送されて
くると、この試験管5は図示しないロボットアームによ
り、本判定装置の試験管保持体4に移される。そうする
と高さ位置制御装置9の端子8に外部操作信号S0が与
えられ同装置9が動作を開始する。このため駆動モータ
10がまず正方向へ回転し、これに伴いスクリューシャ
フト6が正回転し、検出コイル15が下方から上方へ一
定速度で上昇する。
【0021】このとき検出コイル15には測定信号供給
装置16から所定周波数の測定信号Sが供給される。こ
のため、図2の(a)に示すように、検出コイル15か
ら発生した交番磁界AHが試験管5の血液検体TSに対
して鎖交する。その結果、測定信号Sには試験管5の中
の血液検体TSの比透磁率に応じたレベル変化が生じ
る。この測定信号Sのレベル変化は、測定信号供給装置
16によって取出され、検出信号S1として信号レベル
検出器17へ送られる。
装置16から所定周波数の測定信号Sが供給される。こ
のため、図2の(a)に示すように、検出コイル15か
ら発生した交番磁界AHが試験管5の血液検体TSに対
して鎖交する。その結果、測定信号Sには試験管5の中
の血液検体TSの比透磁率に応じたレベル変化が生じ
る。この測定信号Sのレベル変化は、測定信号供給装置
16によって取出され、検出信号S1として信号レベル
検出器17へ送られる。
【0022】最初の段階では交番磁界AHは血餅Bの部
分と鎖交する。赤血球を多量に含んでいる血餅Bの比透
磁率は比較的高いので、検出信号S1のレベルは図2の
(b)に示すように比較的大きなピーク値PH1を示
す。交番磁界AHの鎖交位置が血餅Bと血清Aとの境界
に存在しているシリコン分離剤Cの位置にくると、この
シリコン分離剤Cの比透磁率は血餅Bの比透磁率より小
さいため、図2の(b)に示すように検出信号S1のレ
ベルはピーク値でPH1からPLに低下する。さらに、
交番磁界AHの鎖交位置が血清Aの位置にくると、血清
Aの比透磁率はシリコン分離剤Cの比透磁率に比べて比
較的大きいので、前記検出信号S1はピーク値でPLか
らPH2に上昇する。
分と鎖交する。赤血球を多量に含んでいる血餅Bの比透
磁率は比較的高いので、検出信号S1のレベルは図2の
(b)に示すように比較的大きなピーク値PH1を示
す。交番磁界AHの鎖交位置が血餅Bと血清Aとの境界
に存在しているシリコン分離剤Cの位置にくると、この
シリコン分離剤Cの比透磁率は血餅Bの比透磁率より小
さいため、図2の(b)に示すように検出信号S1のレ
ベルはピーク値でPH1からPLに低下する。さらに、
交番磁界AHの鎖交位置が血清Aの位置にくると、血清
Aの比透磁率はシリコン分離剤Cの比透磁率に比べて比
較的大きいので、前記検出信号S1はピーク値でPLか
らPH2に上昇する。
【0023】つまりシリコン分離剤Cの比透磁率は、血
清Aや血餅Bの比透磁率に比べてかなり小さいので、シ
リコン分離剤Cの上下分離面の高さ位置H0、H1にお
いて検出信号S1のレベルが大きく変化することにな
る。
清Aや血餅Bの比透磁率に比べてかなり小さいので、シ
リコン分離剤Cの上下分離面の高さ位置H0、H1にお
いて検出信号S1のレベルが大きく変化することにな
る。
【0024】このようなレベル変化を有する検出信号S
1は、波形整形回路を含む信号レベル検出器17によっ
て整流、平滑化されることにより、図2の(b)に示す
ようなレベル信号S2となって判定器18に入力する。
判定器18に入力したレベル信号S2は、その立ち下り
および立ち上りをそれぞれ微分される。そして特に高さ
位置H1で得られた立上がり微分信号dv1のレベル
が、端子19に与えられる基準信号Esのレベルと比較
される。上記微分信号dv1のレベルが、基準信号Es
のレベルを超えると、判定器18にてシリコン分離剤C
の血清分離面ASの判定信号S3が生成され、これが出
力端子20から出力される。
1は、波形整形回路を含む信号レベル検出器17によっ
て整流、平滑化されることにより、図2の(b)に示す
ようなレベル信号S2となって判定器18に入力する。
判定器18に入力したレベル信号S2は、その立ち下り
および立ち上りをそれぞれ微分される。そして特に高さ
位置H1で得られた立上がり微分信号dv1のレベル
が、端子19に与えられる基準信号Esのレベルと比較
される。上記微分信号dv1のレベルが、基準信号Es
のレベルを超えると、判定器18にてシリコン分離剤C
の血清分離面ASの判定信号S3が生成され、これが出
力端子20から出力される。
【0025】またこの判定信号S3は高さ位置制御装置
9へ動作終了指令信号としてフィードバックされる。こ
のため上記高さ位置制御装置9は、検出コイル15の上
昇制御動作を停止し、引き続き下降制御動作を開始す
る。このため検出コイル15は初期位置まで下降動作す
る。下降動作が終了すると前記信号S3は断たれる。
9へ動作終了指令信号としてフィードバックされる。こ
のため上記高さ位置制御装置9は、検出コイル15の上
昇制御動作を停止し、引き続き下降制御動作を開始す
る。このため検出コイル15は初期位置まで下降動作す
る。下降動作が終了すると前記信号S3は断たれる。
【0026】これとほぼ同時に、前記試験管5は図示し
ないロボットアームによって試験管保持体4から取出さ
れて搬送機構に戻される。なお上記1本目の試験管5の
血清分離面ASの判定結果は、図示しないCPU等のメ
モリーに判定結果データとして記憶されると共に、その
データは当該試験管5の中腹部に貼付されている例えば
バーコードラベル等に記録される。
ないロボットアームによって試験管保持体4から取出さ
れて搬送機構に戻される。なお上記1本目の試験管5の
血清分離面ASの判定結果は、図示しないCPU等のメ
モリーに判定結果データとして記憶されると共に、その
データは当該試験管5の中腹部に貼付されている例えば
バーコードラベル等に記録される。
【0027】搬送機構によって2本目の検体入り試験管
5が本判定装置まで搬送されてくると、1本目の試験管
と同様に2本目の試験管5についての分離面判定動作が
行なわれる。以下同様の動作が繰り返され、当該判定動
作は終了する。
5が本判定装置まで搬送されてくると、1本目の試験管
と同様に2本目の試験管5についての分離面判定動作が
行なわれる。以下同様の動作が繰り返され、当該判定動
作は終了する。
【0028】(実施形態における特徴点) [1]実施形態に示された血清・血餅分離面判定装置
は、血清(A)と血餅(B)とがシリコン分離剤(C)
によって分離された状態の血液検体(TS)が入ってい
る試験管(5)と、この試験管(5)を保持する試験管
保持体(4)と、この試験管保持体(4)により保持さ
れた前記試験管(5)の外周面に対して嵌合可能な如く
設けられた検出コイル(15)と、この検出コイル(1
5)に所定周波数の測定信号(S)を供給する測定信号
供給装置(可変周波数発振器等)(16)と、前記検出
コイル(15)及び前記試験管(5)の少なくとも一方
を移動操作(上下動操作)することにより、前記検出コ
イル(15)と前記試験管(5)との試験管長手方向の
相対位置を可変制御する位置制御装置(9)と、この位
置制御装置(9)による前記相対位置の変化に伴って変
化する前記測定信号(S)のレベルを検出する信号レベ
ル検出器(波形整形回路等)(17)と、この信号レベ
ル検出器(17)で検出された前記測定信号(S)のレ
ベルに基づいて前記シリコン分離剤(C)による検体分
離面(少なくとも血清分離面(AS))の存在位置(少
なくとも試験管(5)内における血清分離面(AS)の
高さ位置(H1))を判定する判定器(微分回路、比較
回路等)(18)とを備えたことを特徴としている。
は、血清(A)と血餅(B)とがシリコン分離剤(C)
によって分離された状態の血液検体(TS)が入ってい
る試験管(5)と、この試験管(5)を保持する試験管
保持体(4)と、この試験管保持体(4)により保持さ
れた前記試験管(5)の外周面に対して嵌合可能な如く
設けられた検出コイル(15)と、この検出コイル(1
5)に所定周波数の測定信号(S)を供給する測定信号
供給装置(可変周波数発振器等)(16)と、前記検出
コイル(15)及び前記試験管(5)の少なくとも一方
を移動操作(上下動操作)することにより、前記検出コ
イル(15)と前記試験管(5)との試験管長手方向の
相対位置を可変制御する位置制御装置(9)と、この位
置制御装置(9)による前記相対位置の変化に伴って変
化する前記測定信号(S)のレベルを検出する信号レベ
ル検出器(波形整形回路等)(17)と、この信号レベ
ル検出器(17)で検出された前記測定信号(S)のレ
ベルに基づいて前記シリコン分離剤(C)による検体分
離面(少なくとも血清分離面(AS))の存在位置(少
なくとも試験管(5)内における血清分離面(AS)の
高さ位置(H1))を判定する判定器(微分回路、比較
回路等)(18)とを備えたことを特徴としている。
【0029】上記血清・血餅分離面判定装置において
は、血清(A)と血餅(B)とを分離しているシリコン
分離剤(C)の比透磁率が血清(A)あるいは血餅
(B)の比透磁率とは明確に異なるため、位置制御装置
(9)により検出コイル(15)と試験管(5)との相
対位置を変化させていくと、シリコン分離剤(C)が存
在する位置において検出コイル(15)に供給される所
定周波数の測定信号(S)のレベルが急変することにな
る。そして上記測定信号(S)のレベルが急増または急
減するポイントが信号レベル検出器(波形整形回路等)
(17),判定器(微分回路、比較回路等)(18)に
よって自動的に検出される為、検体分離面の存在位置
(本実施形態では血清分離面(AS)の存在位置)が的
確に判定される。
は、血清(A)と血餅(B)とを分離しているシリコン
分離剤(C)の比透磁率が血清(A)あるいは血餅
(B)の比透磁率とは明確に異なるため、位置制御装置
(9)により検出コイル(15)と試験管(5)との相
対位置を変化させていくと、シリコン分離剤(C)が存
在する位置において検出コイル(15)に供給される所
定周波数の測定信号(S)のレベルが急変することにな
る。そして上記測定信号(S)のレベルが急増または急
減するポイントが信号レベル検出器(波形整形回路等)
(17),判定器(微分回路、比較回路等)(18)に
よって自動的に検出される為、検体分離面の存在位置
(本実施形態では血清分離面(AS)の存在位置)が的
確に判定される。
【0030】[2]実施形態に示された血清・血餅分離
面判定装置は、前記[1]に記載された装置であって、
前記測定信号供給装置(16)は、可変調整された所定
周波数の発振出力を送出可能な可変周波数発振器を備え
たものであることを特徴としている。
面判定装置は、前記[1]に記載された装置であって、
前記測定信号供給装置(16)は、可変調整された所定
周波数の発振出力を送出可能な可変周波数発振器を備え
たものであることを特徴としている。
【0031】[3]実施形態に示された血清・血餅分離
面判定装置は、前記[1]に記載された装置であって、
前記信号レベル検出器(17)は、整流及び平滑機能を
有する波形整形回路を含んでおり、前記判定器(18)
は、微分及び比較機能を有する信号処理回路を含んでい
ることを特徴としている。
面判定装置は、前記[1]に記載された装置であって、
前記信号レベル検出器(17)は、整流及び平滑機能を
有する波形整形回路を含んでおり、前記判定器(18)
は、微分及び比較機能を有する信号処理回路を含んでい
ることを特徴としている。
【0032】(変形例)前記実施形態に示された血清・
血餅分離面判定装置は、下記の変形例を含んでいる。
血餅分離面判定装置は、下記の変形例を含んでいる。
【0033】・試験管を上下に移動操作することによ
り、試験管と検出コイルとの相対位置を可変制御するよ
うにしたもの。
り、試験管と検出コイルとの相対位置を可変制御するよ
うにしたもの。
【0034】・同時に保持された複数の試験管と、これ
に対向するように連設された複数の検出コイルとが、略
同時に一括嵌合して相対移動できるようにし、且つ各検
出コイルにそれぞれ所定周波数の測定信号を供給するこ
とにより、複数の試験管にそれぞれ入っている各血液検
体の血清分離面を略同時に判定可能としたもの。
に対向するように連設された複数の検出コイルとが、略
同時に一括嵌合して相対移動できるようにし、且つ各検
出コイルにそれぞれ所定周波数の測定信号を供給するこ
とにより、複数の試験管にそれぞれ入っている各血液検
体の血清分離面を略同時に判定可能としたもの。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、下記のような作用効果
を有する血清・血餅分離面判定装置を提供できる。
を有する血清・血餅分離面判定装置を提供できる。
【0036】(a)血清と血餅とを分離しているシリコ
ン分離剤の比透磁率が、血清あるいは血餅の比透磁率と
は明確に異なるため、位置制御装置により検出コイルと
試験管との相対位置を変化させていくと、シリコン分離
剤が存在する位置において検出コイルに供給される所定
周波数の測定信号のレベルが急変することになる。そし
て上記測定信号のレベルが急増または急減するポイント
が信号レベル検出器(波形整形回路等),判定器(微分
回路、比較回路等)によって自動的に検出されるため、
検体分離面の存在位置(本実施形態では血清分離面の存
在位置)を的確に判定することができる。従って血清と
血餅との分離面の位置を迅速かつ的確に判定可能であ
り、次工程の処理が著しく簡単化する血清・血餅分離面
判定装置を得ることができる。
ン分離剤の比透磁率が、血清あるいは血餅の比透磁率と
は明確に異なるため、位置制御装置により検出コイルと
試験管との相対位置を変化させていくと、シリコン分離
剤が存在する位置において検出コイルに供給される所定
周波数の測定信号のレベルが急変することになる。そし
て上記測定信号のレベルが急増または急減するポイント
が信号レベル検出器(波形整形回路等),判定器(微分
回路、比較回路等)によって自動的に検出されるため、
検体分離面の存在位置(本実施形態では血清分離面の存
在位置)を的確に判定することができる。従って血清と
血餅との分離面の位置を迅速かつ的確に判定可能であ
り、次工程の処理が著しく簡単化する血清・血餅分離面
判定装置を得ることができる。
【0037】(b)またセンサとして検出コイルを用い
ているため、光センサ等を用いたものに比べると、雑音
成分となる外部光侵入防止策を講じる必要が全く無いた
め、装置の構成が簡単なものとなり、製造が容易であ
る。
ているため、光センサ等を用いたものに比べると、雑音
成分となる外部光侵入防止策を講じる必要が全く無いた
め、装置の構成が簡単なものとなり、製造が容易であ
る。
【図1】本発明のー実施形態に係る血清・血餅分離面判
定装置の構成を示す図。
定装置の構成を示す図。
【図2】本発明の一実施形態に係る血清・血餅分離面判
定の動作を説明するための図で、(a)は試験管に対す
る検出コイルの相対的な位置移動を示す図、(b)は検
出コイルの高さ位置に対する計測系の各部の信号変化を
モデル的に示す波形図。
定の動作を説明するための図で、(a)は試験管に対す
る検出コイルの相対的な位置移動を示す図、(b)は検
出コイルの高さ位置に対する計測系の各部の信号変化を
モデル的に示す波形図。
1…取付け基板 2…支柱 3…支持部材 4…試験管保持体 5…試験管 6…スクリューシャフト 7a、7b…軸受部 9…高さ位置制御装置 10…駆動モータ10 11,12…減速ギヤ機構 13…可動子 14…コイル支持体 15…検出コイル 16…測定信号供給装置(可変周波数発振器等) 17…信号レベル検出器(波形整形回路等) 18…判定器(微分回路、比較回路等) A…血清 B…血餅 C…シリコン分離剤 TS…血液検体 H1,H2…検体分離面の高さ位置 AS…血清分離面 BS…血餅分離面
Claims (3)
- 【請求項1】血清と血餅とがシリコン分離剤によって分
離された状態の血液検体が入っている試験管と、 この試験管を保持する試験管保持体と、 この試験管保持体により保持された前記試験管の外周面
に対して嵌合可能な如く設けられた検出コイルと、 この検出コイルに所定周波数の測定信号を供給する測定
信号供給装置と、 前記検出コイル及び前記試験管の少なくとも一方を移動
操作することにより、前記検出コイルと前記試験管との
試験管長手方向の相対位置を可変制御する位置制御装置
と、 この位置制御装置による前記相対位置の変化に伴って変
化する前記測定信号のレベルを検出する信号レベル検出
器と、 この信号レベル検出器で検出された前記測定信号のレベ
ルに基づいて前記シリコン分離剤による検体分離面の存
在位置を判定する判定器と、 を備えたことを特徴とする血清・血餅分離面判定装置。 - 【請求項2】前記測定信号供給装置は、可変調整された
所定周波数の発振出力を送出可能な可変周波数発振器を
備えたものであることを特徴とする請求項1に記載の血
清・血餅分離面判定装置。 - 【請求項3】前記信号レベル検出器は、整流及び平滑機
能を有する波形整形回路を含んでおり、前記判定器は、
微分及び比較機能を有する信号処理回路を含んでいるこ
とを特徴とする請求項1に記載の血清・血餅分離面判定
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001126379A JP2002323479A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | 血清・血餅分離面判定装置 |
US10/127,461 US6743398B2 (en) | 2001-04-24 | 2002-04-23 | Serum/clot separation surface determination apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001126379A JP2002323479A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | 血清・血餅分離面判定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002323479A true JP2002323479A (ja) | 2002-11-08 |
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ID=18975427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001126379A Pending JP2002323479A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | 血清・血餅分離面判定装置 |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7078698B2 (en) | 2002-12-27 | 2006-07-18 | Teruaki Itoh | Specimen sensing apparatus |
JP2006337250A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Non-Destructive Inspection Co Ltd | 渦電流を用いた加工深さの測定方法及びこれを用いた測定装置 |
US7158606B2 (en) | 2005-01-18 | 2007-01-02 | Ids Co., Ltd. | Method and apparatus for detecting state of blood sample contained in test tube, using X rays |
US7227622B2 (en) | 2004-03-22 | 2007-06-05 | Ids Company, Ltd. | Method and apparatus for sensing blood sample contained in sample container |
CN100427920C (zh) * | 2004-05-25 | 2008-10-22 | 刘进 | 离心式血液成份比容测定装置 |
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---|---|---|---|---|
FR2867861B1 (fr) * | 2004-03-16 | 2006-07-14 | Abx Sa | Dispositif pour l'approvisionnement d'analyseurs sur sang total |
GB0422358D0 (en) * | 2004-10-08 | 2004-11-10 | Rts Thurnall Plc | Determination of the boundaries between fractions and extraction of selected fractions in a fractional sample |
US8703492B2 (en) * | 2007-04-06 | 2014-04-22 | Qiagen Gaithersburg, Inc. | Open platform hybrid manual-automated sample processing system |
US8357538B2 (en) * | 2007-04-06 | 2013-01-22 | Qiagen Gaithersburg, Inc. | Automated assay and system |
WO2011063139A1 (en) | 2009-11-18 | 2011-05-26 | Qiagen | Laboratory central control unit method and system |
CN111052129B (zh) | 2017-07-28 | 2024-03-08 | 美国西门子医学诊断股份有限公司 | 深度学习体积定量方法和设备 |
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US4021340A (en) * | 1975-11-28 | 1977-05-03 | Corning Glass Works | Blood separating composition |
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JPH036523A (ja) * | 1989-06-03 | 1991-01-14 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
US5525298A (en) * | 1991-04-19 | 1996-06-11 | Olympus Optical Co., Ltd. | Apparatus for taking liquid content for use in analysis out of container |
JPH06241862A (ja) * | 1993-02-12 | 1994-09-02 | Olympus Optical Co Ltd | 液面検知装置 |
JP3264752B2 (ja) * | 1993-09-30 | 2002-03-11 | 積水化学工業株式会社 | 血液分離剤の位置検出方法 |
JPH08297043A (ja) * | 1995-04-26 | 1996-11-12 | Omron Corp | 液面検出装置 |
JP3132342B2 (ja) * | 1995-07-07 | 2001-02-05 | 松下電器産業株式会社 | 検体検査方法及びその装置 |
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JP2859845B2 (ja) * | 1996-05-09 | 1999-02-24 | 照明 伊藤 | 血清分取補助装置 |
JP3553761B2 (ja) * | 1997-03-31 | 2004-08-11 | 株式会社神戸製鋼所 | フラックス入りワイヤのフラックス充填状態検出装置 |
JPH1114433A (ja) * | 1997-06-19 | 1999-01-22 | Omron Corp | 物体検出器及び液面検出器 |
JP2001108506A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-20 | Aloka Co Ltd | 層境界面検出装置 |
-
2001
- 2001-04-24 JP JP2001126379A patent/JP2002323479A/ja active Pending
-
2002
- 2002-04-23 US US10/127,461 patent/US6743398B2/en not_active Expired - Lifetime
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---|---|---|---|---|
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US7227622B2 (en) | 2004-03-22 | 2007-06-05 | Ids Company, Ltd. | Method and apparatus for sensing blood sample contained in sample container |
CN100427920C (zh) * | 2004-05-25 | 2008-10-22 | 刘进 | 离心式血液成份比容测定装置 |
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JP2006337250A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Non-Destructive Inspection Co Ltd | 渦電流を用いた加工深さの測定方法及びこれを用いた測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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US20020155031A1 (en) | 2002-10-24 |
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040224 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |