JP2002322447A - 感圧接着性組成物およびそれを用いたシート - Google Patents

感圧接着性組成物およびそれを用いたシート

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた電気絶縁性、難燃性および接着力を
有し、柔軟性があって接着持続性の良い熱伝導性の感圧
接着性組成物を提供すること。 【解決手段】 (メタ)アクリレート系ポリマーと、金
属水酸化物とを有する感圧接着性組成物であって、前記
(メタ)アクリレート系ポリマーが、イオン架橋構造を
有し、前記金属水酸化物が周期表第2族または第13族
の金属の水酸化物であり、前記(メタ)アクリレート系
ポリマー100重量部に対する前記金属水酸化物の配合
割合が50〜200重量部である感圧接着性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱伝導性の感圧接
着性組成物および感圧接着シートに関する。詳しくは、
優れた接着性、電気絶縁性、熱伝導性、難燃性および柔
軟性を併せ持つ熱伝導性の感圧接着性組成物および感圧
接着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】電気・電子部品の中には動作時に発熱を
伴うものがあり、熱を迅速に除去しないとその性能や寿
命の低下を来すことになる。そのためCPU、発光素子
等では、発熱による性能低下を防止するために、放熱ヒ
ートシンクを取り付けている。熱伝導性部品へのヒート
シンクの取り付けには、熱伝導効率の高い接着剤や接着
シートが用いられる。かかる目的の接着剤や接着シート
は、接着性、熱伝導性、電気絶縁性および難燃性を有し
ていることが必要で、接着操作が容易であることも重要
である。米国特許第4722960号には、熱を生成す
る電気・電子部品をヒートシンクに取り付けるための熱
伝導接着剤が開示されている。しかし、該接着剤を用い
る方法は、部品とヒートシンクを固定した状態で接着剤
を硬化させる必要があるため、作業性が悪いという欠点
がある。特開平6−88061号公報には、極性基含有
アクリル系ポリマーとアルミニウムまたはチタンの酸化
物もしくは窒化物を含有する感圧接着剤が提案されてい
る。しかし、該接着剤は難燃性でない欠点を有してい
る。特開平11−269438号公報は、接着性を強め
るために粘着性付与樹脂を含む感圧接着テープを教示し
ているが、高温で粘着力が低下する問題を有している。
また、特開2000−281997号公報では難燃剤を
配合した感圧接着剤が提案されているが、難燃剤添加に
伴う無機イオンが多量に存在するため、長期間経過する
と接着持続性が低下する問題がある。接着剤の接着力
は、接着剤の粘着性と構造的強度に依存する。構造的強
度を向上させるために、架橋性モノマーを共重合させる
方法や、重合体に対してエポキシ系架橋剤やイソシアネ
ート系架橋剤を反応さる手法が採用されている。そのた
め接着剤は剛直性を増してきている。
【0003】一方、従来知られている接着剤や接着シー
トは、いずれも厚さが200μm以下の薄い状態で使用
されている。それは、発熱体とヒートシンクの距離が短
いと効率よく熱が伝達されるためである。近年、接着工
程の作業を簡素化するために、従来のように発熱体表面
を平坦に仕上げてからヒートシンクに接着するのではな
く、数100μmの凹凸のある発熱体表面や歪みのある
発熱体表面のままヒートシンクに接着することや、歪み
の大きい面に平坦化までに至らない程度の地ならし加工
を施してヒートシンクに接着することが必要になってき
た。そのため、厚膜でも十分な熱伝導性を有し、柔軟性
があって接着対象物の表面形状に容易に追随して自ら変
形して接着性と接着持続性とを有する接着剤や接着シー
トが求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた熱伝
導性、電気絶縁性、接着力および難燃性を発揮するとと
もに、柔軟性を有して接着持続性のある感圧接着性組成
物および感圧接着シートを提供することを目的とするも
のである。本発明者らは、上記課題を解決するために鋭
意研究を行った結果、イオン架橋構造を有するアクリル
系ポリマーと水酸化アルミニウムを含有する組成物が上
記目的を達成することを見出し、この知見に基づいて本
発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(1)(メタ)アクリレート系ポリマーと、金属水酸化
物とを有する感圧接着性組成物であって、前記(メタ)
アクリレート系ポリマーが、イオン架橋構造を有し、前
記金属水酸化物が周期表第2族または第13族の金属の
水酸化物であり、前記(メタ)アクリレート系ポリマー
100重量部に対する前記金属水酸化物の配合割合が5
0〜200重量部である感圧接着性組成物、(2)上記
(1)に記載の感圧接着性組成物が、基材の上に塗布さ
れている感圧接着シート、 および、(3)上記(1)
に記載の感圧接着性組成物が、基材の上に塗布されてい
る発熱性電子製品用放熱シート、を提供するものであ
る。また、本発明は、好ましい態様として、上記(1)
〜(3)記載の感圧接着性組成物、感圧接着シートまた
は発熱性電子製品用放熱シートにおいて、(4)上記金
属水酸化物の平均粒径が0.5〜250μmであるも
の、および、(5)上記感圧接着性組成物のデュロ硬度
が10〜50のもの、を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明で使用する(メタ)アクリ
レート(アクリレートまたはメタクリレートの意味。)
系ポリマーは、炭素数が、通常、2〜12、好ましくは
4〜8のアルキル基を有するアクリレートまたはメタク
リレートモノマー単位が、ポリマーの全モノマー単位
の、通常、50重量%以上、好ましくは60重量%以
上、より好ましくは75重量%以上占め、かつ、イオン
架橋構造を含有するポリマーである。
【0007】上記(メタ)アクリレート系ポリマーを製
造するための好ましいモノマーは、具体的には、ブチル
(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチ
ル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリ
レート、デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メ
タ)アクリレート等のアルキル基中に環構造を有しない
アルキル(メタ)アクリレートが挙げられる。イソボル
ニルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート等
の環構造を含有するアルキル(メタ)アクリレートを2
0重量%以上含有するポリマーを用いた接着性組成物
は、デュロ硬度が10より小さく、硬度が低すぎる接着
層を与えるので好ましくない。
【0008】上記(メタ)アクリレート系ポリマーは、
上記のモノマーの他に、それらと共重合可能なモノマー
との共重合体であってもよい。共重合可能なモノマーと
しては、アクリル酸およびその無水物、メタクリル酸お
よびその無水物、イタコン酸およびその無水物、マレイ
ン酸およびその無水物などのようなカルボン酸およびそ
の無水物;炭素数1〜8のアルキル基を有するヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレート;グリシジル(メタ)ア
クリレート;ポリエチレングリコール(メタ)アクリレ
ート等の極性基含有モノマー等が挙げられる。これら共
重合可能なモノマーの使用量は、全モノマー量に対し
て、通常、30重量%以下、好ましくは25重量%以
下、より好ましくは22重量%以下である。
【0009】本発明で使用する(メタ)アクリレート系
ポリマーの重合方法としては、乳化重合、分散重合、懸
濁重合、溶液重合、隗状重合等の公知の重合方法が採用
できる。重合開始方法は、ラジカル開始剤を用いて加熱
して開始する方法、光重合開始剤を用いる低強度紫外線
を照射して開始する方法、電子線照射による方法等を任
意に選択することができる。 重合反応温度は限定され
ないが、通常、30〜80℃である。
【0010】(メタ)アクリレート系ポリマーにイオン
架橋構造を含有させる方法として、特に限定されない
が、例えば。多価金属の(メタ)アクリル酸塩を、上記
(メタ)アクリレート系モノマーと共重合させる方法;
(メタ)アクリレート系ポリマーに対して多価金属の
(メタ)アクリル酸塩をラジカル開始剤と共に反応させ
る方法;金属アルコキシドを(メタ)アクリレート系モ
ノマーの重合時に添加する方法;金属アルコキシドを
(メタ)アクリレート系ポリマーに添加して加熱し、脱
アルコール反応させて導入する方法;カリウム、ナトリ
ウム、リチウム、セシウム、ストロンチウム、クロム等
の第1、2、11および12族の金属の酸化物または水
酸化物、リン酸等の無機酸、オクチル酸、ステアリン
酸、オレイン酸等の有機酸の塩、水酸化アンモニウムお
よびリン酸アンモニウム塩等を(メタ)アクリレート系
ポリマーに添加して加熱してイオン架橋構造を導入する
方法等が挙げられる。これらの多価金属塩等は、(メ
タ)アクリレート系ポリマー100重量部に対して、通
常、1〜30重量部、好ましくは5〜20重量部添加さ
れる。
【0011】また、乳化重合、分散重合、懸濁重合など
の水性媒体で行う重合の場合の、水を利用したイオン架
橋の導入法としては、例えば(メタ)アクリル酸、クロ
トン酸、マレイン酸、マレイン酸モノメチルなどのカル
ボキシル基含有モノマーを、アルキル(メタ)アクリレ
ートモノマー100重量部に対して、通常、0.1〜5
重量部共重合させて得られたカルボキシル基含有(メ
タ)アクリル系ポリマーの水性分散液に、1〜3価のカ
チオン供給体を添加する方法によってもイオン架橋ポリ
マーを得ることができる。カチオン供給体としては、カ
リウム、ナトリウム、リチウム、アンモニウムイオンな
どの1価イオン;スズ、銅、クロム、カルシウム、マグ
ネシウム、亜鉛、ストロンチウムイオンなどの2価イオ
ン;アルミニウムイオンなどの3価イオンなどを生成す
るイオン化合物が挙げられ、好ましくは、2価イオンま
たは3価イオンを生成するイオン化合物である。カチオ
ン供給体を添加した後は、噴霧乾燥で乾燥することが好
ましい。
【0012】本発明で使用する(メタ)アクリレート系
ポリマーには、上記のイオン架橋に加えて、共有結合に
よる架橋構造を含有させてもよい。ポリマーに共有結合
による架橋構造を導入するには、ラジカル開始剤または
光重合開始剤を添加して(メタ)アクリレート系モノマ
ーに架橋性モノマー共重合させる方法が一般的である。
架橋性モノマーとしては、ジビニルベンゼンなどのジビ
ニル化合物;エチレンジメタクリレート、ジエチレング
リコールジメタクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレートなどのジメタクリル酸エステル類;トリメチ
ロールプロパントリメタクリレートなどのトリメタクリ
ル酸エステル類;ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジアクリレートなどの
ジアクリル酸エステル類;トリメチロールプロパントリ
アクリレートなどのトリアクリル酸エステル類;ブタジ
エン、イソプレンなどのジエン類などが挙げられる。
【0013】前記ラジカル開始剤としては、公知のもの
が使用できる。例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモ
ニウムなどの過硫酸塩;過酸化水素;ラウロイルパーオ
キサイド、ベンソイルパーオキサイド、ジ−2−エチル
ヘキシルパーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオ
キシピバレート、クメンハイドロパーオキサイドなどの
有機過酸化物などがあり、これらは単独もしくは混合し
て、またはさらに酸性亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナト
リウム、アスコルビン酸などのような還元剤と併用した
レドックス系として使用できる。また、2,2’−アゾ
ビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4
−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(4
−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、ジメ
チル2,2’−アゾビスイソブチレート、4,4’−ア
ゾビス(4−シアノペンタノイック酸)などのアゾ化合
物;2,2’−アゾビス(2−アミノジプロパン)ジヒ
ドロクロライド、2,2’−アゾビス(N,N’−ジメ
チレンイソブチルアミジン)、2,2’−アゾビス
(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジヒドロ
クロライドなどのアミジン化合物などを使用することも
できる。
【0014】光重合開始剤の例としては、アシロインエ
ーテル(例えば、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル、アニソインエチルエーテルお
よびアニソインイソプロピルエーテル)、置換アシロイ
ンエーテル(例えば、α-ヒドロキシメチルベンゾインエ
チルエーテル)、マイケルケトン(4,4’−テトラメチ
ルジアミノベンゾフェノン)、2,2−ジメトキシ−2
−フェニルアセトフェノン(例えば、サルトマー社製の
KB−1またはチバ-ガイギー社製の「イルガキュア
(Irgacure)」651)などが含まれる。上記
ラジカル開始剤および光重合開始剤の配合量は、モノマ
ー総量100重量部あたり0.01〜5重量部である。
【0015】(メタ)アクリレート系ポリマーの乳化重
合、懸濁重合に用いられる乳化剤や分散剤は、通常の乳
化重合法、懸濁重合法、分散重合法などに用いられるも
のでよく、具体例としては、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、ドデシルフェニルエーテルスルホン酸ナ
トリウムなどのアルキルアリールスルホン酸塩;ラウリ
ル硫酸ナトリウム、テトラドデシル硫酸ナトリウムなど
のアルキル硫酸塩;ジオクチルスルホコハク酸ナトリウ
ム、ジヘキシルスルホコハク酸ナトリウムなどのスルホ
コハク酸塩;ラウリン酸ナトリウムなどの脂肪酸塩;ポ
リオキシエチレンラウリルエーテルサルフェートナトリ
ウム、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ−テルサル
フェートナトリウムなどのアルコキシサルフェート塩;
ラウリルスルホン酸ナトリウムなどのアルキルスルホン
酸塩;アルキルエーテルリン酸エステルおよびそのナト
リウム塩;ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンラウリルエステル、
ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック共
重合体などの非イオン性乳化剤;ゼラチン、無水マレイ
ン酸−スチレン共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリ
アクリル酸ナトリウム、重合度700以上かつケン化度
75%以上のポリビニルアルコールなどの水溶性高分子
などが例示され、これらは単独でも2種類以上を併用し
て用いても良い。乳化剤、分散剤の添加量は、モノマー
総量100重量部に対して、通常、0.01〜10重量
部程度である。
【0016】(メタ)アクリレート系ポリマーの重合を
乳化重合、分散重合、懸濁重合などの水性分散液での重
合反応によった場合は、重合後、スチーム凝固、アルコ
ール凝固、塩析などによりクラムとし、濾過の後、バン
ドドライアー、ロータリーキルン、エクスパンジョンド
ライアーなどで乾燥して(メタ)アクリレート系ポリマ
ーを得ることができる。また、(メタ)アクリレート系
ポリマーをTHF不溶のポリマー1とTHF可溶のポリ
マー2の2種類重合する場合のポリマー1などのよう
に、粘着性がないポリマーであれば噴霧乾燥、流動乾
燥、フラッシュ乾燥などの乾燥機を使用することもでき
る。溶液重合によった場合も、スチーム凝固、メタノー
ル凝固などによりクラムとすることができる。
【0017】本発明で使用する(メタ)アクリレート系
ポリマ−は、イオン架橋構造を含有する。これにより、
該ポリマーが接着剤として使用されるときに構造強度を
発現して強靱な接着剤として機能することができる。
【0018】本発明の感圧接着性組成物(以下「接着
剤」と記すことがある。)は、上記(メタ)アクリレー
ト系ポリマーに、周期表第2族または第13族の金属の
水酸化物を配合して調製される。周期表第2族の金属と
しては、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、
バリウムなどが、また、第13族の金属としてはアルミ
ニウム、ガリウム、インジウムなどが挙げられ、なかで
もアルミニウムが好ましい。かかる金属の水酸化物の平
均粒径は、遠心沈降法による個数基準の長さ平均径で、
通常、0.5〜250μm、好ましくは1〜100μ
m、より好ましくは10〜70μmである。該金属水酸
化物が小さすぎると熱伝導性が低下するおそれがあり、
逆に大きすぎると難燃性が低下する可能性がある。ま
た、粒子形状は、球状、針状またはフレーク状、あるい
は不定形であってもよい。なお、該金属水酸化物の分散
性を向上するため、それらの粒子表面をカップリング剤
処理、ステアリン酸処理等を適宜行っても良い。
【0019】該金属水酸化物は、接着剤に難燃性および
熱電導性を付与する作用を有する。該金属水酸化物の配
合量は、(メタ)アクリレート系ポリマー100重量部
あたり50〜200重量部、好ましくは80〜160重
量部、より好ましくは90〜140重量部である。該金
属水酸化物が少なすぎると感圧接着性組成物の難燃性お
よび熱伝導性が低下するおそれがあり、逆に多すぎると
接着力が低下する可能性がある。
【0020】本発明の感圧接着性組成物には、その凝集
力を向上する目的で、必要に応じてエポキシ系架橋剤、
イソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤またはキ
レート系架橋剤などの架橋剤を配合することもできる。
また、本発明の感圧接着性組成物には、柔軟性や粘着性
を向上する目的で、必要に応じて改質用ポリマーを配合
することも可能である。かかる改質用ポリマーとして
は、ジシクロペンタジエン樹脂、水添ジシクロペンタジ
エン樹脂、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共
重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重
合体、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロッ
ク共重合体およびそれらの変性体等があげられる。これ
らの改質ポリマーの添加量は、(メタ)アクリレート系
ポリマー100部未満である。100部以上添加する
と、100℃以上の高温下で接着力が低下する。
【0021】本発明の感圧接着性組成物を調製するため
の、(メタ)アクリレート系ポリマーと金属水酸化物と
の混合方法は特に限定されない。ロール、ヘンシェル、
ニーダー等を用いて乾燥した(メタ)アクリレート系ポ
リマーと金属水酸化物を混合する乾式混合法でも、攪拌
機を有する容器中で有機溶媒の存在下で混合する湿式混
合法でもよい。感圧接着性組成物の調製時に上記の、必
要に応じて配合される熱伝導性無機粒子、架橋剤、改質
用ポリマーなどは、このとき添加する。
【0022】本発明の感圧接着シートは、上記の感圧接
着性組成物が基材の上に塗布されているものである。該
感圧接着シートの製造方法としては、ポリエステル、ポ
リイミド、ポリカーボネート等の合成樹脂フィルムやア
ルミニウム箔等からなる基材を剥離剤処理しておき、そ
の上に上記の感圧接着性組成物をロールコーター、ドク
ターブレードなどで塗布し、該感圧接着性組成物が溶媒
を含有している場合は溶媒を除去し、必要に応じて加熱
または光等のエネルギー線を照射して架橋させて製造す
る。ポリマーが実質的に溶媒を含有しない場合は、押出
機により感圧接着性組成物をシートとし、これを剥離剤
処理を施した基材と合わせて巻き取る方法も可能であ
る。
【0023】感圧接着シートの接着剤層の厚さは、通
常、0.5〜5mm、好ましくは1〜3mmである。接
着剤層が薄すぎると発熱体表面に起伏がある場合に形状
に追随させることが出来ないおそれがあり、また、厚す
ぎると熱伝導効率が低下し十分な放熱ができない可能性
がある。本発明の感圧接着シートは、接着剤層の硬度が
デュロ硬度で10〜50であることが好ましく、15〜
45であることがより好ましく、20〜40であること
が特に好ましい。接着剤層のデュロ硬度が10未満であ
ると、ヒートシンクと発熱体とを取り付ける際に、接着
剤層が容易に大きく変形し、それに伴って発熱体が大き
く変形する可能性があるため好ましくない。またデュロ
硬度が50よりも大きいと、接着剤の柔軟性が欠け、接
着剤を接着対象物の形状に追随できなくてヒートシンク
と電子部品の接触が不十分となる可能性がある。
【0024】本発明の感圧接着性組成物は、ハイブリッ
ドパッケージ、マルチチップモジュール、セラミック集
積回路パッケージ、プラスチック集積回路パッケージ、
金属集積回路パッケージ等の発熱性電気・電子部品のヒ
ートシンクへの貼り付けの際に、両者間に介在させ、圧
力を加えることにより、両者を容易に固定させることが
可能である。上記の用途においてさらに容易な操作で固
定させる方法として、本発明の感圧接着シートの接着剤
面を一方に、例えばヒートシンクに当接させておき、上
記シートの基材を剥離した面に他の一方、例えばハイブ
リッドパッケージを当接して押し付けて接着させる方法
が可能である。したがって該シートは発熱性電子製品用
放熱シートとして好適である。
【0025】本発明の感圧接着性組成物および感圧接着
シートを用いることにより、発熱体とヒートシンクとを
容易に固定できる。これらの接着剤層は電気絶縁性およ
び熱伝導性に優れる上に、柔軟性があって接着面の形状
追随性が良いので接着後長期間経ても、また、高温下に
置かれても大きな接着力が発現される。
【0026】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれにより限定されるものではない。
なお、「部」および「%」は特記ない限り重量基準であ
る。試験法は以下によった。 (1)重量平均分子量(Mw) Mwは、テトラヒドロフラン(THF)を溶剤とするゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によ
り、標準ポリスチレン換算で求めた。 (2)表面硬度 接着層の硬度は、厚さ2mmのシートを3枚重ねて厚さ
を6mmとし、デュロメーター硬さ(JIS K 62
53)で測定した。
【0027】(3)熱伝導性 室温で、迅速熱伝導率計〔QTM―500、京都電子工
業社製〕により測定した。この値が0.3W/m・K以
上であると熱伝導性が良いと判断される。 (4)電気絶縁性 エレクトロメーター〔R8340、アドバンテスト社
製〕により、試料箱TR42を用いて測定した。 (5)接着力 アルミ板に接着した20mm×100mmのテープサン
プルをのせ、PETフィルムの上からJIS Z 02
37に記載された圧力装置で2kgの荷重のローラーを
5回往復させて接着した試験片を用い、180°方向に
剥離速度50mm/minで引き剥がして接着力を測定
した。試験片は、測定前に恒温槽で常温と100℃の各
々で各30分間置いてから測定した。 (6)難燃性 UL規格〔UL94「機器の部品用プラスチック材料の
燃焼試験方法」に準じて試験した。「VTM−0」およ
び「VTM−1」は下記の基準による。シート状の接着
剤資料を円筒に入れ、3秒間の接炎を2回行い、下記評
価を行った。同一試料種につき5枚づつ試験した。 燃焼クラス分類 VTM−0 VTM−1 各資料の残炎燃焼時間 ≦30秒 ≦10秒 5枚の試料の合計燃焼時間 ≦250秒 ≦50秒 第2回接炎後の残炎時間と無炎燃焼時間の和 ≦60秒 ≦30秒 滴下物による綿への着火 なし なし クランプまでの残炎または無炎燃焼 なし なし
【0028】実施例1 水酸化アルミニウム(B103,日本軽金属社製、平均
粒径8μm)112部、2−エチルヘキシルアクリレー
ト(以下、「2EHA」と記す。)100部、メタクリ
ル酸亜鉛12部および過酸化物1,1−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン〔パーヘキサ3M、日本油脂社製、10時間半減温度
90.0℃〕0.17部を均一に混合した後、深さ2m
mの金型内に、上下にPETフィルムを当てがって入
れ、10MPaでプレスした。次いで、金型を1時間、
温度120℃に制御して重合し、ポリマーフィルムAを
得た。重合転化率は97%であった。
【0029】実施例2 反応容器に酢酸エチル300部、2EHA90部、アク
リル酸(以下、「AA」と記す。)10部およびベンゾ
イルパーオキサイド0.1部を入れ、攪拌しつつ温度8
0℃にて4時間重合した。重合転化率は97%であっ
た。得られた重合体を多量のメタノールに注いでポリマ
ーを析出させ、濾過後、90℃にて24時間減圧乾燥し
て流動性のあるポリマーpを得た。ポリマーpのMwは
350,000、Mw/Mnは3.8であった。水酸化
アルミニウム(B103)80部、ポリマーp70部、
2EHA30部、メタクリル酸亜鉛10部および1,1
−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン0.7部を均一に混合し、以後は実
施例1と同様にして金型で重合してポリマーフィルムB
を得た。重合転化率は99%であった。
【0030】実施例3 ポリマーpを45部、2EHA45部に減じ、1,1−
ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサンを1.9部、AA10部を加えて均一
に混合した他は実施例2と同様に行ってポリマーフィル
ムCを得た。重合添加率は99%であった。
【0031】比較例1 水酸化アルミニウム(B103)100部、2EHA1
00部および1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン0.15部を均
一に混合した後、深さ2mmの金型内に、上下にPET
フィルムを当てがって入れてプレスした。次いで、金型
ごと1時間、温度120℃に制御して重合し、ポリマー
フィルムDを得た。重合転化率は97%であった。
【0032】比較例2 ポリマーpを100部と水酸化アルミニウム(B10
3)100部を均一に混合した後、深さ2mmの金型内
に、上下にPETフィルムを当てがって入れてプレス
し、ポリマーフィルムEを得た。
【0033】比較例3 実施例1において、水酸化アルミニウムに代えて酸化ア
ルミニウムを用いた他は実施例1と同様に行ってポリマ
ーフィルムFを得た。重合添加率は98%であった。ポ
リマーフィルムA〜Fについて試験した結果を表1に記
す。
【0034】
【表1】
【0035】表1が示すように、イオン架橋したアクリ
レート系ポリマーを用いた本発明の感圧接着性組成物は
熱伝導性があり、電気絶縁性、難燃性および接着力も十
分で、また、適度の表面硬度を有して柔軟性があり、高
温接着力(接着持続性)が大きかった(実施例1〜
3)。一方、イオン架橋を施していないアクリレート系
ポリマーを配合した接着剤は接着力および高温接着力が
低下した(比較例1、2)。また、実施例1と同様のイ
オン架橋ポリマーを用いても、水酸化アルミニウムの代
りに酸化アルミニウムを配合した接着剤は燃焼してしま
った(比較例3)。
【0036】
【発明の効果】本発明により、優れた電気絶縁性、難燃
性および接着力を有し、柔軟性があって接着持続性の良
い熱伝導性の感圧接着性組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 耕一郎 東京都港区芝公園2丁目4番1号 ゼオン 化成株式会社内 Fターム(参考) 4J004 AA05 AA06 AA10 AB01 AB04 AB06 CA06 DB02 EA01 FA05 4J040 DF041 DF051 DK022 GA05 GA07 GA11 HA136 HB44 HC16 HD43 JB09 KA16 LA06 LA08 LA09 MA02 MA10 PA32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (メタ)アクリレート系ポリマーと、金
    属水酸化物とを有する感圧接着性組成物であって、 前記(メタ)アクリレート系ポリマーが、イオン架橋構
    造を有し、 前記金属水酸化物が周期表第2族または第13族の金属
    の水酸化物であり、 前記(メタ)アクリレート系ポリマー100重量部に対
    する前記金属水酸化物の配合割合が50〜200重量部
    である感圧接着性組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の感圧接着性組成物
    が、基材の上に塗布されている感圧接着シート。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の感圧接着性組成物が、
    基材の上に塗布されている発熱性電子製品用放熱シー
    ト。
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