JP2002321552A - 格納シート - Google Patents

格納シート

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JP2002321552A
JP2002321552A JP2001132161A JP2001132161A JP2002321552A JP 2002321552 A JP2002321552 A JP 2002321552A JP 2001132161 A JP2001132161 A JP 2001132161A JP 2001132161 A JP2001132161 A JP 2001132161A JP 2002321552 A JP2002321552 A JP 2002321552A
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hinge
seat cushion
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pin
seat
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JP2001132161A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Abe
勉 阿部
Kazuhiro Shikima
和宏 色摩
Masaru Sugihara
賢 杉原
Toshiki Sugiura
歳機 杉浦
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Takanichi Co Ltd
Kanto Jidosha Kogyo KK
Shiroki Corp
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Takanichi Co Ltd
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Shiroki Corp
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Publication date
Application filed by Takanichi Co Ltd, Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd, Shiroki Corp filed Critical Takanichi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造の格納シートを提供することを課
題とする。 【解決手段】シートクッションに設けられたアッパヒン
ジ203と、フロア側に設けられたロアヒンジ201
と、ロアヒンジ201に設けられ、アッパヒンジを回転
可能に支持するピン205と、シートクッションが起立
する方向に付勢するスプリング(第1の付勢手段)21
1と、アッパヒンジ203の回転中心以外の箇所に設け
られた第1の当接部203f,203g、第2の当接部
203h,203iと、ロアヒンジ201に設けられ、
アッパヒンジ203の第1の当接部203f,203
g、第2の当接部203h,203iに当接/離脱可能
に設けられたピン(当接部材)221と、ピン221を
アッパヒンジ203方向に付勢する板ばね(第2の付勢
手段)231とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートクッション
が着座可能な使用位置、前記シートクッションがフロア
に対して起立し、荷室スペースを広げる格納位置との2
つの位置間を移動可能に設けられた格納シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】シートクッションが着座可能な使用位
置、シートクッションがフロアに対して起立し、荷室ス
ペースを広げる格納位置との2つの位置間を移動可能に
設けられた格納シートとして、図9〜図11に示すよう
な構成のものがある。
【0003】このシートはシートクッションSCの前端
部に上端を固着し、下端を車体フロアFにヒンジ1A,
2Aを介して前後方向へ回動可能に組付けた二股形状を
有する左右一対の前側シートレッグ1,2、シートクッ
ションSCの後端部に上端をヒンジ3A,4Aを介して
前後方向へ回動可能に組付けた左右一対の後側シートレ
ッグ3,4、シートクッションSCの後端部にヒンジ6
を介して前後方向へ回動可能に組付けたシートバックS
Bとを備えている。
【0004】左右の後側シートレッグ3,4は後側シー
トレッグ4の下端に連設したロッド4Bにて連結され、
同ロッド4Bにはゴム製の緩衝材7が取付られている。
また後側シートレッグ3の下端部には車体フロアFに形
成した凹所に固設したストライカ5Aに係脱可能に係合
するフック5Bが固着され、これらストライカ5Aとフ
ック5Bにて後側シートレッグ3,4を車体フロアFに
解除可能に固定するロック手段が構成されている。
【0005】さらに、後側シートレッグ3は前側シート
レッグ1に連動して回動するようにリンク8にて連結さ
れている。そして、前側シートレッグ1の下部には係合
ピン9が溶接にて固着され、同シートレッグ1の側部か
ら外側へ突出している。
【0006】一方、前側シートレッグ1の下端部に設け
たヒンジ1Aを構成するヒンジブラケット1Bは図12
に拡大して図示するようにボルト1C,1Dにて車体フ
ロアFに固定され、同ブラケット1Bの前部には通孔1
aを形成したロックアーム取付け用ブラケット1Eが一
体に立設されている。
【0007】そして、ロックアーム10がピン12を用
いて、前後方向へ回動可能に組付けられている。このロ
ックアーム10は、一端がアーム10の上部に係止さ
れ、他端がヒンジブラケット1Bに固設したスプリング
取付け用ブラケット1Fに係止されたテンシヨンスプリ
ング14にて後方へ所定の力で付勢されて回動され、そ
の先端が係合ピン9に対向する起立状態にされる。
【0008】また、ロックアーム10の上端部内側には
テーパ状のガイド部10bと係合ピン9が離脱可能に係
合する凸形状の係合部10cが連接して形成され、下端
部にはヒンジブラケット1Bの表面に当接して同アーム
10の後方への回動を制限するストツパ部10dが一体
に設けられている。
【0009】このストツパ部10dにより、ロックアー
ム10は前側シートレッグ1を前後方向へ回動させたと
き前記係合ピン9がガイド部10bまたは係合部10c
に衝突するように位置決めされている。
【0010】上記構成の作動を説明する。 (使用状態)図9に示すように、シートバックSBをシ
ートクッションSCの後端部から起立させるとともに、
フック5Bをストライカ5Aに係合させる。これにより
後側シートレッグ3,4の下端が車体フロアFに固定さ
れ、かつ緩衝材7が同フロアFに当接して前側シートレ
ッグ1,2及び後側シートレッグ3,4が車体フロアF
から起立するので、シートクッションSCが車体フロア
Fに対してほぼ水平に支持される。
【0011】このとき係合ピン9は図12に示すように
ロックアーム10に対し後方へ離間した位置にあり、ロ
ックアーム10はストツパ部10dにて後方への回動が
規制されて所定の回動位置に位置決めされている。 (使用状態→格納状態)格納状態へ移行するには、図1
0に示すように、シートバックSBを前方へ回動してシ
ートクッションSC上に倒伏させるとともに、ストライ
カ5Aとフック5Bとの係合を解除し、かつ前側シート
レッグ1,2をシートクッションSCの前端部が車体フ
ロアFに当接するまで前方へ回動させる。これにより後
側シートレッグ3,4が前側シートレッグ1,2に連動
して前方へ回動し、シートクッションSC及びシートバ
ックSBは前傾姿勢になって折り畳まれる。
【0012】その際、前側シートレッグ1の前方への回
動により係合ピン9がロックアーム10のガイド部10
bに衝突すると、同アーム10は係合ピン9にて押し上
げられテンシヨンスプリング14の付勢力に抗して前方
へ回動されるので、図13に示すように係合ピン9はロ
ックアーム10の内側に入り込む。
【0013】内側に入り込んだ係合ピン9はガイド部1
0bに連接する係合部10cが凸形状を有するので、同
係合部10cに係合することなく前方へ回動する。従っ
て、前側シートレッグ1は係合ピン9がブラケット1E
に当接するまで前方へ回動するのでシートクッションS
C及びシートレッグが図11に示すように起立した格納
状態になる。 (格納状態→使用状態)図11に示すように格納状態の
シートクッションSC及びシートバックSBを起こす
と、それに伴い前側シートレッグ1が後方へ回動するの
で、係合ピン9もロックアーム10の内側に沿って後方
へ回動し、シートクッションSCが車体フロアFとほぼ
平行になる前に、図13に示すように係合部10cに衝
突して係合する。
【0014】これにより、前側シートレッグ1,2の後
方への回動が阻止されるので、シートクッションSC及
びシートバックSBは図10に示すように、緩やかに前
傾した姿勢にて一時的に停止する。
【0015】この状態から更にシートクッションSCに
力を加えると、ロックアーム10がテンシヨンスプリン
グ14の付勢力に抗して前方へ回動し、係合ピン9が係
合部10cを乗り越えて係合部10cから離脱する。こ
れにより、前側シートレッグ1はさらに後方へ回動する
のでシートクッションSCが図9に示すような使用状態
となる。
【0016】このような構成によれば、格納状態から使
用状態に移行する際に、係合ピン9とロックアーム10
とが係合することにより、緩やかに前傾した姿勢にて一
時的に停止するので急激に使用状態へ移行しない。
【0017】従って、シート各部に加わる衝撃が緩和さ
れるので、シートの耐久性が向上し、かつシート付近に
置かれた物が車体フロアFと後側シートレッグ3,4の
連結部間に挟み込まれて損傷するのを防止できる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の格
納シートにおいて、格納位置の直前で一旦シートの移動
を禁止する係合ピン9とロックアーム10とからなる機
構が設けられているが、構成部品が多く、構造も大きく
なる問題点がある。
【0019】又、上記構成の格納シートでは、使用状態
から格納状態へ移行する場合、係合ピン9がガイド部1
0bを乗り越えたあとは、その自重で格納状態へ移行可
能である。
【0020】よって、格納シートに手を添えていないと
格納速度が速くなり、係合ピン9がブラケット1Eに激
しく衝突する。この衝撃に耐えるために、係合ピン9や
ブラケット1E等が大型化する問題点があり、さらに、
使用感も悪い。
【0021】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、簡単な構造で、小型化が可能で、使
用感もよい格納シートを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、シートクッションに着座可能な使用
位置、前記シートクッションがフロアに対して起立した
格納位置との2つの位置間を移動可能に設けられた格納
シートにおいて、前記シートクッションに設けられたア
ッパヒンジと、前記フロア側に設けられたロアヒンジ
と、該ロアヒンジに対して前記アッパヒンジを回転可能
に支持するピンと、前記シートクッションが起立する方
向に付勢する第1の付勢手段と、前記アッパヒンジ、前
記ロアヒンジのうちの一方のヒンジの回転中心以外の箇
所に設けられた当接部と、他方のヒンジに設けられ、前
記一方のヒンジの当接部に当接/離脱可能に設けられた
当接部材と、該当接部材を前記一方のヒンジ方向に付勢
する第2の付勢手段と、からなるヒンジを有し、前記当
接部として、前記シートクッションが格納位置と使用位
置との間に位置するときに前記当接部材が当接する第1
の当接部と、前記シートクッションが格納位置近傍に位
置するときに前記当接部材が当接する第2の当接部とを
形成したことを特徴とする格納シートである。
【0023】前記シートクッションに設けられたアッパ
ヒンジと、前記フロア側に設けられたロアヒンジと、該
ロアヒンジに対して前記アッパヒンジを回転可能に支持
するピンとを有することで、アッパヒンジがロアヒンジ
に対して回転する、すなわち、ヒンジを介してシートク
ッションがフロアに対して回転し、シートクッションに
着座可能な使用位置、シートクッションがフロアに対し
て起立した格納位置との2つの位置間を回転移動する。
【0024】一方、シートの自重によるピン回りの回転
モーメントは、シートの回転位置により大きく変化す
る。よって、シートの自重によるピン回りの回転モーメ
ントを打ち消す方向に作用する第1の付勢手段の付勢力
の設定は難しい。
【0025】本発明は、前記アッパヒンジ、前記ロアヒ
ンジのうちの一方のヒンジの回転中心以外の箇所に設け
られた当接部と、他方のヒンジに設けられ、前記一方の
ヒンジの当接部に当接/離脱可能に設けられた当接部材
と、該当接部材を前記一方のヒンジ方向に付勢する第2
の付勢手段とを有することで、当接部材が当接部を乗り
越える際、または当接部が当接部材を乗り越える際に
は、シートクッションの回転に大きな抵抗が作用する。
【0026】当接部として、前記シートクッションが格
納位置と使用位置との間に位置するときに前記当接部材
が当接する第1の当接部と、前記シートクッションが格
納位置近傍に位置するときに前記当接部材が当接する第
2の当接部とを形成したことにより、シートクッション
が格納位置と使用位置との間に位置するときと、シート
クッションが格納位置近傍に位置するときとに、シート
クッションの回転に大きな抵抗を与えることができる。
【0027】よって、第1の付勢手段の付勢力に合わせ
て、第1及び第2の当接部の高さや長さや勾配を適宜設
定することにより、シートクッションの移動を一旦止め
たり、シートクッションの移動に所望のブレーキ力を所
望の距離与えることが可能であり、使用感が向上する。
【0028】さらに、上記発明では、前記アッパヒン
ジ、前記ロアヒンジのうちの一方のヒンジの回転中心以
外の箇所に設けられた当接部と、他方のヒンジに設けら
れ、前記一方のヒンジの当接部に当接/離脱可能に設け
られた当接部材と、該当接部材を前記一方のヒンジ方向
に付勢する第2の付勢手段とからなるので、構造が簡単
である。
【0029】シートクッションの所望の回転位置でシー
トクッションの移動を一旦止めたり、シートクッション
の移動にブレーキ力を与えることができるので、使用状
態、格納状態に移行した際に各部に作用する衝撃も少な
くなるので、構成部品を小型化できる。
【0030】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の前記第1及び第2の当接部は、凸部であり、前記当
接部材はガイド穴に移動可能に係合するピンであり、前
記第2の付勢手段は、前記ピンに押接する板ばねである
ことを特徴とする格納シートである。
【0031】前記第1及び第2の当接部は、凸部であ
り、前記当接部材はガイド穴に移動可能に係合するピン
であり、前記第2の付勢手段は、前記ピンに押接する板
ばねで構成することにより、簡単な構造で、小型化が可
能である。
【0032】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の前記第1及び第2の当接部は、前記アッパヒンジに
形成された凸部であり、前記当接部材は前記ロアヒンジ
に形成されたガイド穴に移動可能に係合するピンであ
り、前記第2の付勢手段は、一端部が前記ロアヒンジに
取り付けられ、他端部が前記ピンに押接する板ばねであ
ることを特徴とする格納シートである。
【0033】固定部分であるロアヒンジにピンと第2の
付勢手段を設け、可動部分であるアッパヒンジには、凸
部のみを設けたことにより、シートクッションを移動す
る際に、操作力が少なくてすむ。
【0034】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載の発明の前記第1の当接部の高さを前記第2の当接
部の高さより高く設定したことを特徴とする格納シート
である。
【0035】前記第1の当接部の高さを前記第2の当接
部の高さより高く設定したことにより、シートクッショ
ンが格納位置と使用位置との間に位置するときのほう
が、シートクッションが格納位置近傍に位置するときよ
りシートクッションに加えられる抵抗が大きくなる。
【0036】シートクッションが格納位置から使用位置
へ移動する際に、シートクッションの移動を一旦禁止す
ることが可能となり、後席の着座者に足元の危険性を察
知させることができる。
【0037】又、シートクッションが使用位置から格納
位置へ移動する際に、格納位置近傍で移動にブレーキ力
を加えることができ、第1の付勢手段で付勢されたシー
トクッションの移動速度を落とし、格納位置に至った時
の衝撃を低減できるので、使用感が向上し、ヒンジの構
造を簡単で小型化できる。
【0038】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態例を説明する。 (全体構造)最初に、本実施の形態例の格納シートの側
面図である図6を用いて全体構造を説明する。
【0039】図において、格納シート100において、
乗員の背部を支持するシートバック101は、リクライ
ニング装置103を介して、乗員の尻部を支持するシー
トクッション105に対して前後方向(図において矢印
I方向)に傾動可能となっている。
【0040】シートクッション105の後部の下面に
は、フロアF上に設けられたストライカ111に係脱可
能なロック装置113が設けられている。シートクッシ
ョン105の前部下面とフロアFとの間には、ヒンジ機
構200が設けられ、このヒンジ機構200の回転軸を
中心に、格納シート100は矢印II方向に移動可能と
なっている。
【0041】次に、図6〜図8を用いて、上記構成の格
納シート100の全体的な動作を説明する。図6に示す
状態は、ロック装置113がフロアF上のストライカ1
11に係合し、格納状態への回転移動を禁止され、乗員
が格納シート100に着座可能な使用状態を示してい
る。
【0042】(使用状態→格納状態)この状態から格納
状態へ移行するには、図7に示すように、最初にリクラ
イニング装置103を操作して、シートバック101が
シートクッション105上に積層するまで前傾させる。
【0043】そして、図8に示すように、ロック装置1
13を操作して、フロアF上のストライカ111との係
合を解除し、格納シート100をヒンジ機構200を介
して起立させ、格納状態とする。
【0044】さらに、この格納状態を保持するために、
図示しない拘束手段、例えば、ベルト等で格納シート1
00を拘束し、格納シート100がフロアF方向に回転
移動するのを禁止する。
【0045】(格納状態→使用状態)図8に示す格納状
態から、図6に示す使用状態に移行させるには、格納シ
ート100がフロアF方向に回転移動するのを禁止する
拘束手段を解除し、起立状態の格納シート100をヒン
ジ機構200を介してフロアF方向に回転させ、図7に
示すように、ロック装置113をフロアF上のストライ
カ1111に係合させる。
【0046】次に、図6に示すように、リクライニング
装置103を操作して、シートバック101を所望の位
置まで後傾させ、使用状態とする。 (ヒンジ機構200)次に、シートクッション105の
前部下面とフロアFとの間に設けられるヒンジ機構20
0の説明を行う。
【0047】ヒンジ機構200の分解斜視図である図1
において、フロアF上に設けられるロアヒンジ201
は、フロアFに当接する基底部201aと、基底部20
1aの両側から折曲しフロアFより離れる方向に延出す
る側部201b,201cとからなるコの字形となって
いる。
【0048】又、格納シート100のシートクッション
105の前部下面に設けられるアッパヒンジ203は、
シートクッション105の下面に当接する基底部203
aと、基底部203aの両側から折曲しシートクッショ
ン105の下面より離れる方向に延出する側部203
b,203cとからなるコの字形となっている。
【0049】尚、本実施の形態例では、ロアヒンジ20
1の基底部のうちのり幅(W1)は、アッパヒンジの基
底部のそとのり幅(W2)より若干広くなるように設定
し、アッパヒンジ203の側部203b,203cがロ
アヒンジ201の側部201bと側部201cとの間の
空間に位置することを可能とした。
【0050】ロアヒンジ201の側部201b,201
cには、穴201d,201eが形成され、アッパヒン
ジ203の側部203b,203cには、穴203d,
203eが形成されている。
【0051】そして、ピン205がロアヒンジ201の
穴201e,アッパヒンジ203の穴203e,アッパ
ヒンジ穴203d,ロアヒンジ201の穴201dを挿
通し、先端部がかしめられることにより、アッパヒンジ
203は、ロアヒンジ201に対してピン205を中心
に回転可能となっている。
【0052】すなわち、ヒンジ機構200を介して格納
シート100がフロアFに対して回転し、着座可能な使
用位置、格納シート100がフロアFに対して起立した
格納位置との2つの位置間を回転移動することが可能と
なっている。
【0053】また、中間部がピン205に巻回され、一
方の端部がロアヒンジ201に、他方の端部がアッパヒ
ンジ203に掛止された第1の付勢手段としてのスプリ
ング211により、アッパヒンジ203、すなわち、格
納シート100のシートクッション105が起立する方
向に付勢されている。
【0054】アッパヒンジ203の側部203b,20
3cの縁部には、それぞれ2つの凸状の当接部、第1の
当接部203f,203gと第2の当接部203h,2
03iが形成されている。
【0055】尚、本実施の形態例では、第1の当接部2
03f,203gの高さを第2の当接部203h,20
3iの高さより高く設定した。ロアヒンジ201の側部
201b,201cには、長穴状のガイド穴201f,
201gが形成され、これらガイド穴201f,201
gには、アッパヒンジ203の第1の当接部203f,
203gと第2の当接部203h,203iに当接/離
反可能な当接部材としてのピン221が移動可能に係合
している。
【0056】さらに、ロアヒンジ201には、第2の付
勢手段としての板ばね231の基端部がピン233を用
いて取り付けられ、この板ばね231の先端部側はピン
221に押接し、ピン221をアッパヒンジ203方向
に付勢している。
【0057】このような構成のヒンジ機構200の作動
を説明する。 (格納状態→使用状態)格納シート100をフロアF方
向に回転させる際、図2に示すように、アッパヒンジ2
03の第1の当接部203g,203fが、ロアヒンジ
201側の板ばね231によって付勢されたピン221
に当接し、シートクッション105の回転に大きな抵抗
が加わり、シートクッション105の移動が一旦停止す
る。
【0058】ここで格納シート100を回転させる力を
さらに加えると、ピン221がガイド穴201f,20
1gに案内されて後退し、第1の当接部203g,20
3fはピン221を乗り越えて、使用位置である図3に
示す状態となる。
【0059】なお、図5(a)に格納シート100に作
用する抵抗力の変化を示す。第1の当接部203g,2
03fがピン221を乗り越える際に、抵抗が最大とな
る。 (使用状態→格納状態)スプリング211により格納方
向に付勢された格納シート100を格納位置方向へ回転
する際、図4に示すように、アッパヒンジ203の第2
の当接部203i,203hが、ロアヒンジ201側の
板ばね231によって付勢されたピン221に当接し、
シートクッション105の回転に大きな抵抗が加わり、
格納シート100の回転にブレーキが作用する。
【0060】そして、図4に示すように、アッパヒンジ
203のストッパ部203j,203kがロアヒンジ
201の壁部201hに当接し、それ以上の回転が禁止
される。
【0061】なお、図5(b)に格納シート100に作
用する抵抗力の変化と、格納シート100の格納速度の
変化を示す。上記構成によれば、以下のような効果を得
ることができる。 (1)格納シート100の自重によるヒンジ機構200
のピン205回りの回転モーメントは、格納シート10
0の回転位置により大きく変化する。
【0062】よって、格納シート100の自重によるピ
ン205回りの回転モーメントを打ち消す方向に作用す
る第1の付勢手段であるスプリング211の付勢力の設
定は難しい。
【0063】上記構成では、アッパヒンジ203に第1
の当接部203f,203gと第2の当接部203h,
203iを設け、ロアヒンジ201に当接部材としての
ピン221と、ピン221を付勢する板ばね231を設
けたことで、第1の当接部203f,203gまたは第
2の当接部203h,203iがピン221を乗り越え
る際には、格納シート100の回転に大きな抵抗が作用
する。
【0064】当接部として、格納シート100が格納位
置と使用位置との間に位置するときにピン221が当接
する第1の当接部203f,203gと、格納シート1
00が格納位置近傍に位置するときにピン221が当接
する第2の当接部203h,203iとを形成したこと
により、格納シート100が格納位置と使用位置との間
に位置するときと、格納シート100が格納位置近傍に
位置するときとに、格納シート100の回転に大きな抵
抗を与えることができる。
【0065】よって、スプリング211の付勢力に合わ
せて、第1の当接部203f,203gと第2の当接部
203h,203iの高さや長さや勾配を適宜設定する
ことにより、格納シート100の移動を一旦止めたり、
格納シート100の移動に所望のブレーキ力を所望の距
離与えることが可能である。 (2)アッパヒンジ203に設けられた第1の当接部2
03f,203gと第2の当接部203h,203i
と、ロアヒンジ201にピン221、ピン221を案内
するガイド穴201f,201gと、ピン221を付勢
する板ばね231を設ける簡単な構成で、シートクッシ
ョンの所望の回転位置でシートクッションの移動を一旦
止めたり、シートクッションの移動にブレーキ力を与え
ることができる。 (3)固定部分であるロアヒンジ201にピン221と
第2の付勢手段である板ばね231を設け、可動部分で
あるアッパヒンジ203には、凸状の第1の当接部20
3f,203gと第2の当接部203h,203iのみ
を設けたことにより、格納シート100を回転する際
に、操作力が少なくてすむ。 (4)第1の当接部203f,203gの高さを第2の
当接部203h,203iの高さより高く設定したこと
により、格納シート100が格納位置と使用位置との間
に位置するときのほうが、格納シート100が格納位置
近傍に位置するときよりシートクッションに加えられる
抵抗が大きくなる。
【0066】格納シートが格納位置から使用位置へ移動
する際に、格納シート100の移動を一旦禁止すること
が可能となり、後席の着座者に足元の危険性を察知させ
ることができる。
【0067】又、格納シート100が使用位置から格納
位置へ移動する際に、格納位置近傍で移動にブレーキ力
を加えることができ、スプリング211で付勢された格
納シート100の移動速度を落とし、格納位置に至った
時の衝撃を低減できるので、使用感が向上し、ヒンジ機
構200の構造を簡単で小型化できる。
【0068】なお、本発明は上記実施の形態例に限定す
るものではない。上記実施の形態例では、固定部分であ
るロアヒンジ201にピン221と第2の付勢手段であ
る板ばね231を設け、可動部分であるアッパヒンジ2
03には、凸状の第1の当接部203f,203gと第
2の当接部203h,203iを設けたが、逆に、可動
部分であるアッパヒンジ203にピン221と第2の付
勢手段である板ばね231を設け、固定部分であるロア
ヒンジ201に凸状の第1の当接部203f,203g
と第2の当接部203h,203iを設けてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
では、シートの自重によるピン回りの回転モーメント
は、シートの回転位置により大きく変化する。
【0070】よって、シートの自重によるピン回りの回
転モーメントを打ち消す方向に作用する第1の付勢手段
の付勢力の設定は難しい。本発明は、前記アッパヒン
ジ、前記ロアヒンジのうちの一方のヒンジの回転中心以
外の箇所に設けられた当接部と、他方のヒンジに設けら
れ、前記一方のヒンジの当接部に当接/離脱可能に設け
られた当接部材と、該当接部材を前記一方のヒンジ方向
に付勢する第2の付勢手段とを有することで、当接部材
が当接部を乗り越える際、または当接部が当接部材を乗
り越える際には、シートクッションの回転に大きな抵抗
が作用する。
【0071】当接部として、前記シートクッションが格
納位置と使用位置との間に位置するときに前記当接部材
が当接する第1の当接部と、前記シートクッションが格
納位置近傍に位置するときに前記当接部材が当接する第
2の当接部とを形成したことにより、シートクッション
が格納位置と使用位置との間に位置するときと、シート
クッションが格納位置近傍に位置するときとに、シート
クッションの回転に大きな抵抗を与えることができる。
【0072】よって、第1の付勢手段の付勢力に合わせ
て、第1及び第2の当接部の高さや長さや勾配を適宜設
定することにより、シートクッションの移動を一旦止め
たり、シートクッションの移動に所望のブレーキ力を所
望の距離与えることが可能であり、使用感が向上する。
【0073】さらに、本発明では、前記アッパヒンジ、
前記ロアヒンジのうちの一方のヒンジの回転中心以外の
箇所に設けられた当接部と、他方のヒンジに設けられ、
前記一方のヒンジの当接部に当接/離脱可能に設けられ
た当接部材と、該当接部材を前記一方のヒンジ方向に付
勢する第2の付勢手段とからなるので、構造が簡単であ
る。
【0074】シートクッションの所望の回転位置でシー
トクッションの移動を一旦止めたり、シートクッション
の移動にブレーキ力を与えることができるので、使用状
態、格納状態に移行した際に各部に作用する衝撃も少な
くなるので、構成部品を小型化できる。
【0075】請求項2記載の発明によれば、前記第1及
び第2の当接部は、凸部であり、前記当接部材はガイド
穴に移動可能に係合するピンであり、前記第2の付勢手
段は、前記ピンに押接する板ばねで構成することによ
り、簡単な構造で、小型化が可能である。
【0076】請求項3記載の発明によれば、固定部分で
あるロアヒンジにピンと第2の付勢手段を設け、可動部
分であるアッパヒンジには、凸部のみを設けたことによ
り、シートクッションを移動する際に、操作力が少なく
てすむ。
【0077】請求項4記載の発明によれば、前記第1の
当接部の高さを前記第2の当接部の高さより高く設定し
たことにより、シートクッションが格納位置と使用位置
との間に位置するときのほうが、シートクッションが格
納位置近傍に位置するときよりシートクッションに加え
られる抵抗が大きくなる。
【0078】シートクッションが格納位置から使用位置
へ移動する際に、シートクッションの移動を一旦禁止す
ることが可能となり、後席の着座者に足元の危険性を察
知させることができる。
【0079】又、シートクッションが使用位置から格納
位置へ移動する際に、格納位置近傍で移動にブレーキ力
を加えることができ、第1の付勢手段で付勢されたシー
トクッションの移動速度を落とし、格納位置に至った時
の衝撃を低減できるので、使用感が向上し、ヒンジの構
造を簡単で小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例の発明部分であるヒンジ機構の分
解斜視図である。
【図2】図1の作動を説明する図である。
【図3】図1の作動を説明する図である。
【図4】図1の作動を説明する図である。
【図5】抵抗力の変化を示す図である。
【図6】実施の形態例の格納シートの側面図である。
【図7】図6の格納シートの作動を説明する図である。
【図8】図6の格納シートの作動を説明する図である。
【図9】従来の格納シートの一例を示す図である。
【図10】図9の格納シートの作動を説明する図であ
る。
【図11】図9の格納シートの作動を説明する図であ
る。
【図12】図9のヒンジブラケット付近の拡大図であ
る。
【図13】図12の作動を説明する図である。
【符号の説明】
200 ヒンジ機構 201 ロアヒンジ 201f,201g ガイド穴 203 アッパヒンジ 203f,203g 第1の当接部 203h,203i 第2の当接部 221 ピン 231 板ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 勉 神奈川県横須賀市田浦港町無番地 関東自 動車工業株式会社内 (72)発明者 色摩 和宏 神奈川県横須賀市二葉2丁目7番地8号 (72)発明者 杉原 賢 神奈川県藤沢市桐原町2番地 シロキ工業 株式会社内 (72)発明者 杉浦 歳機 神奈川県藤沢市桐原町2番地 シロキ工業 株式会社内 Fターム(参考) 3B087 CA02 CA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションに対して着座可能な使
    用位置、前記シートクッションがフロアに対して起立し
    た格納位置との2つの位置間を移動可能に設けられた格
    納シートにおいて、 前記シートクッションに設けられたアッパヒンジと、 前記フロア側に設けられたロアヒンジと、 該ロアヒンジに対して前記アッパヒンジを回転可能に支
    持するピンと、 前記シートクッションが起立する方向に付勢する第1の
    付勢手段と、 前記アッパヒンジ、前記ロアヒンジのうちの一方のヒン
    ジの回転中心以外の箇所に設けられた当接部と、 他方のヒンジに設けられ、前記一方のヒンジの当接部に
    当接/離脱可能に設けられた当接部材と、 該当接部材を前記一方のヒンジ方向に付勢する第2の付
    勢手段と、 からなるヒンジを有し、 前記当接部として、 前記シートクッションが格納位置と使用位置との間に位
    置するときに前記当接部材が当接する第1の当接部と、 前記シートクッションが格納位置近傍に位置するときに
    前記当接部材が当接する第2の当接部と、 を形成したことを特徴とする格納シート。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の当接部は、凸部であ
    り、 前記当接部材はガイド穴に移動可能に係合するピンであ
    り、 前記第2の付勢手段は、前記ピンに押接する板ばねであ
    ることを特徴とする請求項1記載の格納シート。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の当接部は、前記アッ
    パヒンジに形成された凸部であり、 前記当接部材は前記ロアヒンジに形成されたガイド穴に
    移動可能に係合するピンであり、 前記第2の付勢手段は、一端部が前記ロアヒンジに取り
    付けられ、他端部が前記ピンに押接する板ばねであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の格納シート。
  4. 【請求項4】 前記第1の当接部の高さを前記第2の当
    接部の高さより高く設定したことを特徴とする請求項2
    または3記載の格納シート。
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