JP2002321309A - メッキ調自動車外装品及びその製造方法 - Google Patents
メッキ調自動車外装品及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2002321309A JP2002321309A JP2001125292A JP2001125292A JP2002321309A JP 2002321309 A JP2002321309 A JP 2002321309A JP 2001125292 A JP2001125292 A JP 2001125292A JP 2001125292 A JP2001125292 A JP 2001125292A JP 2002321309 A JP2002321309 A JP 2002321309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- resin
- metal
- laminated
- resin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
表面に光輝色が得られる。 【解決手段】 自動車外装品は、樹脂フィルム11をボ
ード本体17に積層してなる樹脂ボード18を所定の形
状に成形することにより形成される。樹脂フィルム11
は、透明な樹脂により形成されたフィルム基材層12
と、フィルム基材層12の裏面に蒸着法により積層接着
された金属層13と、金属層13の表面にこの金属層1
3と同一色系の塗料又はインクをコーティングすること
により積層接着された金属色コーティング層14と、金
属色コーティング層14の表面に積層接着されたホット
メルト層16とを備える。また樹脂フィルム11はホッ
トメルト層16を介してボード本体17に積層される。
Description
を表出する自動車外装品及びその製造方法に関するもの
である。
装品の他に、空力抵抗を考慮したフロントアンダスポイ
ラ、リアアンダスポイラ、サイドシル等のいわゆるエア
ロパーツと呼ばれる外装品が装着される場合がある。近
年これらの自動車外装品は樹脂により形成されるものが
多く、比較的大型の外装品である場合には樹脂ボードを
成形して作られる。一方、近年では他人との差別化の傾
向が強くなり、メッキが多用されていたころの自動車を
模したクラッシックタイプの自動車の需要も増加してお
り、このクラッシックタイプの自動車に装着される自動
車外装品では、樹脂ボードを成形した後に、この樹脂成
形品に実際にメッキが施されている。
メッキを施すには、環境保全の観点からメッキ液の処理
設備を備えたところで行わなければならず、比較的多く
の需要がなければ樹脂成形品にメッキを施すことができ
ず、少量の樹脂成形品にメッキを施すと、製品単価を押
し上げる不具合があった。また近年では、環境汚染防止
のため、メッキ液等の漏出を阻止する社会的要請もあ
り、このような社会的要請に対応する必要もある。本発
明の目的は、メッキ工程を施すことなく光輝色を得るこ
とができる、メッキ調自動車外装品及びその製造方法を
提供することにある。本発明の別の目的は、金属色コー
ト層が樹脂ボード又は成形体の成形時に発生した金属層
の亀裂を殆ど目立たせず、見栄えを損わない、メッキ調
自動車外装品及びその製造方法を提供することにある。
図1〜図3に示すように、樹脂フィルム11をボード本
体17に積層してなる樹脂ボード18を所定の形状に成
形することにより形成された自動車外装品であって、樹
脂フィルム11が、透明な樹脂により形成されたフィル
ム基材層12と、フィルム基材層12の裏面に蒸着法に
より積層接着された金属層13と、金属層13の表面に
この金属層13と同一色系の塗料又はインクをコーティ
ングすることにより積層接着された金属色コーティング
層14と、金属色コーティング層14の表面に積層接着
されたホットメルト層16とを備え、樹脂フィルム11
がホットメルト層16を介してボード本体17に積層さ
れたことを特徴とするメッキ調自動車外装品である。こ
の請求項1に記載されたメッキ調自動車外装品では、樹
脂ボード18の成形時にフィルム基材層12と金属層1
3の伸びの相違により、伸びの小さい金属層13に亀裂
が生じる場合があるけれども、この金属層13のフィル
ム基材層12とは反対側の面には、金属層13より伸び
が大きくかつ金属層13と同一色系である金属色コーテ
ィング層14が積層接着されているため、上記金属層1
3に発生した亀裂は金属色コーティング層14の存在に
より外部から殆ど目立たず、自動車外装品23の見栄え
を損うことはない。
に、樹脂フィルム11とともに所定の形状に成形するこ
とにより成形体53が形成され、かつ成形体53に樹脂
フィルム11が積層された自動車外装品であって、樹脂
フィルム11が、透明な樹脂により形成されたフィルム
基材層12と、フィルム基材層12の裏面に蒸着法によ
り積層接着された金属層13と、金属層13の表面にこ
の金属層13と同一色系の塗料又はインクをコーティン
グすることにより積層接着された金属色コーティング層
14と、金属色コーティング層14の表面に積層接着さ
れたホットメルト層16とを備え、樹脂フィルム11が
ホットメルト層16を介して成形体53に積層されたこ
とを特徴とするメッキ調自動車外装品である。この請求
項2に記載されたメッキ調自動車外装品では、成形体5
3の成形時にフィルム基材層12と金属層13の伸びの
相違により、伸びの小さい金属層13に亀裂が生じる場
合があるけれども、この金属層13のフィルム基材層1
2とは反対側の面には、金属層13より伸びが大きくか
つ金属層13と同一色系である金属色コーティング層1
4が積層接着されているため、上記金属層13に発生し
た亀裂は金属色コーティング層14の存在により外部か
ら殆ど目立たず、自動車外装品51の見栄えを損うこと
はない。
に、請求項1又は2記載のメッキ調自動車外装品23の
うち、フィルム基材層12の表面に、耐候性を有する透
明な塗料又はインクをコーティングすることにより透明
コーティング層が積層接着されたことを特徴とするメッ
キ調自動車外装品である。この請求項3に記載されたメ
ッキ調自動車外装品では、表面に露出する層が硬く耐候
性を有する透明コーティング層であるため、自動車外装
品23の表面の損傷を防止できる。
ように、透明な樹脂により形成されたフィルム基材層1
2の裏面に金属層13を蒸着法にて積層接着する工程
と、金属層13の表面にこの金属層13と同一色系の塗
料又はインクをコーティングすることにより金属色コー
ティング層14を積層接着する工程と、金属色コーティ
ング層14の表面にホットメルト層16を積層接着して
樹脂フィルムを作製する工程と、樹脂フィルムをホット
メルト層16を介してボード本体17に積層接着して樹
脂ボードを作製する工程と、樹脂ボード18を真空成形
法により所定の形状に成形する工程とを含むメッキ調自
動車外装品の製造方法である。この請求項4に記載され
たメッキ調自動車外装品の製造方法では、樹脂ボード1
8の成形時に発生した金属層13の亀裂が金属色コーテ
ィング層14の存在により殆ど目立たず、見栄えを損わ
ない請求項3記載の自動車外装品23を得ることができ
る。
に、透明な樹脂により形成されたフィルム基材層12の
裏面に金属層13を蒸着法にて積層接着する工程と、金
属層13の表面にこの金属層13と同一色系の塗料又は
インクをコーティングすることにより金属色コーティン
グ層14を積層接着する工程と、金属色コーティング層
14の表面にホットメルト層16を積層接着して樹脂フ
ィルムを作製する工程と、樹脂フィルム11を射出成形
機の金型54に挿入する工程と、金型54に樹脂を流込
むことにより成形体53を所定の形状に射出成形すると
同時に樹脂フィルム11にホットメルト層16を介して
積層接着する工程とを含むメッキ調自動車外装品の製造
方法である。この請求項5に記載されたメッキ調自動車
外装品の製造方法では、成形体53の成形時に発生した
金属層13の亀裂が金属色コーティング層14の存在に
より殆ど目立たず、見栄えを損わない請求項4記載の自
動車外装品51を得ることができる。
すように、第1自動車外装品71より小さく形成されか
つ請求項4記載の方法で製造された樹脂ボード18を真
空成形法により所定の形状に成形することにより第2自
動車外装品72を作製する工程と、第2自動車外装品7
2を第1自動車外装品71に組合せて第2自動車外装品
72を第1自動車外装品71に部分的に取付ける工程と
を含むメッキ調自動車外装品の製造方法である。この請
求項6に記載されたメッキ調自動車外装品の製造方法で
は、従来から設けられている第1自動車外装品71に上
記第2自動車外装品72を添着させることにより、その
従来から設けられている第1自動車外装品71の一部が
金属色を表出し、その見栄えを向上させることができ
る。また第1自動車外装品71が請求項1ないし3いず
れか記載の自動車外装品であれば、第1自動車外装品7
1が所定の金属色を表出し、第2自動車外装品72が別
の金属色を表出するので、その見栄えを更に向上でき
る。
すように、第1自動車外装品81より小さく形成されか
つ請求項5記載の方法で製造された樹脂フィルム11を
射出成形機の金型に挿入する工程と、金型に樹脂を流込
むことにより成形体53を所定の形状に射出成形すると
同時に樹脂フィルム11をホットメルト層16を介して
成形体53に積層接着することにより第2自動車外装品
82を作製する工程と、第2自動車外装品82を第1自
動車外装品81に組合せて第2自動車外装品82を第1
自動車外装品81に部分的に取付ける工程とを含むメッ
キ調自動車外装品の製造方法である。この請求項7に記
載されたメッキ調自動車外装品の製造方法では、従来か
ら設けられている第1自動車外装品81に上記第2自動
車外装品82を添着させることにより、その従来から設
けられている第1自動車外装品81の一部が金属色を表
出し、その見栄えを向上させることができる。また第1
自動車外装品81が請求項1ないし3いずれか記載の自
動車外装品であれば、第1自動車外装品81が所定の金
属色を表出し、第2自動車外装品82が別の金属色を表
出するので、その見栄えを更に向上できる。
いずれかに係る発明であって、更に図2に示すように、
フィルム基材層12の表面に耐候性を有する透明な塗料
又はインクをコーティングして透明コーティング層を積
層接着する工程を更に含むことを特徴とする。この請求
項8に記載されたメッキ調自動車外装品の製造方法で
は、硬く耐候性を有する透明コーティング層が表面に露
出することにより表面の損傷を防止できる請求項4ない
し7いずれか記載の自動車外装品23を得ることができ
る。
に、透明な樹脂により形成されたフィルム基材層12
と、フィルム基材層12の裏面に蒸着法により積層接着
された金属層13と、金属層13の表面にこの金属層1
3と同一色系の塗料又はインクをコーティングすること
により積層接着された金属色コーティング層14と、金
属色コーティング層14の表面に積層接着されたホット
メルト層16とを備えた樹脂フィルムである。請求項1
0に係る発明は、図1に示すように、請求項9記載の樹
脂フィルム11と、この樹脂フィルム11にホットメル
ト層16を介して積層接着されたボード本体17とを備
えた樹脂ボードである。この請求項9又は10に記載さ
れた樹脂フィルム又は樹脂ボードでは、メッキを施さな
くても金属層13の金属色が透明なフィルム基材層12
を通して表出する。
に、透明な樹脂により形成されたフィルム基材層12の
裏面に金属層13を蒸着法にて積層接着する工程と、金
属層13の表面にこの金属層13と同一色系の塗料又は
インクをコーティングすることにより金属色コーティン
グ層14を積層接着する工程と、金属色コーティング層
14の表面にホットメルト層16を積層接着する工程と
を含む樹脂フィルムの製造方法である。請求項12に係
る発明は、図1に示すように、請求項11記載の方法で
製造された樹脂フィルム11をホットメルト層16を介
してボード本体17に積層接着する工程を含む樹脂ボー
ドの製造方法である。この請求項11又は12に記載さ
れた樹脂フィルム又は樹脂ボードの製造方法では、メッ
キを施さなくても金属層13の金属色が透明なフィルム
基材層12を通して表出する請求項9又は10記載の樹
脂フィルム又は樹脂ボードを得ることができる。
図面に基づいて説明する。図1に示すように、樹脂フィ
ルム11は、透明な樹脂により形成されたフィルム基材
層12と、フィルム基材層12の裏面(下面)に蒸着法
により積層接着された金属層13と、金属層13の表面
(下面)にこの金属層13と同一色系の塗料又はインク
をコーティングすることにより積層接着された金属色コ
ーティング層14と、金属色コーティング層14の表面
(下面)に積層接着されたホットメルト層16とを備え
る。
μm、好ましくは75〜100μmの透明なアクリル又
は成形性に適したポリエチレンテレフタレート(以下、
PETという)等の透明な樹脂により形成される。また
金属層13はアルミニウム、チタン又はこれらを含む合
金等を蒸着することにより厚さが100〜1000Å、
好ましくは500〜700Åとなるように形成される。
また金属色コーティング層14は金属層13と同一色系
のウレタン塗料やポリエステル−アクリルインク等を1
回又は複数回塗布し又は吹付けることにより形成され、
その金属色コーティング層14の最終的な厚さは10〜
50μm、好ましくは15〜20μmの範囲に形成され
る。更にホットメルト層16は主成分が熱可塑性樹脂か
らなり、その厚さは30〜35μm、好ましくは30〜
32μmの範囲に形成される。
製造手順を図1に基づいて説明する。図1(a)に示す
ように、先ずフィルム基材層12を用意する。このフィ
ルム基材層12は透明な樹脂(アクリル又は成形性に適
したPET)である。次いでフィルム基材層12の下面
に金属を真空蒸着することにより金属層13を形成する
(図1(b))。金属の蒸着は物理的蒸着法により行わ
れる。物理的蒸着法であれば真空蒸着法、イオンプレー
ティング法、スパッタ法又はプラズマ法のいずれの方法
を用いてもよいが、長尺状のフィルム基材層12を用い
る場合には連続的な蒸着が可能な真空蒸着法が好まし
い。ここで蒸着する金属はアルミニウム、チタン又はこ
れらを含む合金であることが好ましい。これらの金属は
従来のメッキと同様の金属色を表出させるからである。
但し、蒸着する金属はこれらに限定されるものではな
く、フェロモリブデン、マンガン、錫等の金属又はその
他の合金でもよい。例えば銅と亜鉛の合金である真ちゅ
うでは金メッキに近似した色合いを表出させることがで
き、アルミニウムと銅の合金ではクロムメッキのような
色合いを表出させることができる。なお、フィルム基材
層12として、成形性に適したPETを使用すれば、強
度に優れかつ安価に製造可能となる。
と同一色系のウレタン塗料又はポリエステル−アクリル
インクを塗布し又は吹付けて乾燥することにより、金属
色コーティング層14を形成する(図1(c))。更に
金属色コーティング層14の下面に、グラビア印刷法や
ロールコーティング法等の手段により塗布して乾燥する
ことにより、ホットメルト層16を形成する(図1
(d))。このようにして樹脂フィルム11が得られ
る。
フィルム11に上記ホットメルト層16を介して積層接
着されたボード本体17とにより樹脂ボード18が形成
される(図1(e))。このボード本体17はABS
(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂),ポ
リカーボネート,ポリフェニレンエーテル又はポリフェ
ニレンオキシドのいずれかであり、その厚さは1〜5m
mのもの、好ましくは1〜4mm、更に好ましくは1〜
2mmのものが使用される。
造方法を図1(e)に基づいて説明する。樹脂フィルム
11と同一面積を有するボード本体17の上面に、樹脂
フィルム11のホットメルト層16が下側になるように
樹脂フィルム11を載せ、この状態で熱圧着することに
より樹脂ボード18が得られる。具体的には、ボード本
体17上面にホットメルト層16が接するように樹脂フ
ィルム11を載せた状態で、ボード本体17及び樹脂フ
ィルム11に100〜140℃の雰囲気中で0.5〜1
MPaの圧力をかけて熱圧着する。
自動車外装品の製造方法を図2及び図3に基づいて説明
する。図3に示すように、いわゆるスポーツカータイプ
の自動車19には、バンパ21やサイドミラー22など
の外装品の他に、空力抵抗を考慮したフロントアンダス
ポイラ23、サイドシル24、リアアンダスポイラ(図
示せず)等の外装品が装着される。これらの外装品21
〜24は上述した樹脂ボード18を成形することにより
作られ、図2に示すように、所定の形状を有する金型2
6に樹脂ボード18を添着させることにより成形され
る。この実施の形態における金型26はフロントアンダ
スポイラ23を成形するためのものであり、金型26に
はそのフロントアンダスポイラ23の内側形状に相応し
た湾曲凸部26aが形成される。この金型26は成形装
置27に装着され、成形装置27は、金型26を収容す
る凹部28aが形成された収容体28と、その収容体2
8の凹部28a周縁に設けられ樹脂ボード18を把持す
るクランプ29と、その収容体28の内部で金型26を
上下動可能に構成された昇降装置31と、収容体28内
部のエアを吸引可能に構成された真空タンク32とを備
える。
めに、先ず樹脂ボード18を用意する。この樹脂ボード
18は収容体28の凹部28a周縁に設けられたクラン
プ29が把持可能に所定の形状に切断される。次にこの
樹脂ボード18をヒータ33により加熱する。樹脂ボー
ド18の加熱は130〜180℃の温度で、1m3当り
60〜90秒程度の時間で行うことがよい。加熱した樹
脂ボード18をフィルム基材層12が成形後に表側(凸
面側)に露出するように上側にし、その周囲を成形装置
27のクランプ29に把持させて水平に維持させる。そ
して昇降装置31により金型26を上昇させるとともに
バルブ34を開いて収容体28内部と真空タンク32を
連通させ、金型26の湾曲凸部26aにその樹脂ボード
18が添着するように大気圧で成形する。このようにし
て成形した後にバルブ34を閉じて収容体28内部を大
気圧するとともに、昇降装置31により金型26を下降
させる。その後、金型26から成形品36を取出し、周
囲の余剰部分を切断除去し、更に成形品36の表面に透
明の塗料37又はインクをコーティングし乾燥すること
により、フィルム基材層12に透明コーティング層を積
層接着して、フロントアンダスポイラ23が得られる。
料37又はインクとしては、透明のウレタン系樹脂又は
アクリル系樹脂が用いられる。上記透明コーティング層
の厚さは5〜50μm、好ましくは7〜25μmに調整
される。なお、透明コーティング層をウレタン系樹脂又
はアクリル系樹脂にて形成した場合には、その鉛筆硬度
はB〜HBである。また透明コーティング層をアクリル
系樹脂にて形成すると、耐候性に優れるという利点があ
る。
るフロントアンダスポイラ23は、金属層13が有する
金属色を表面から視認でき、メッキを施したものと殆ど
変わらない外観を呈する。このため、図3に示すように
自動車19にそのフロントアンダスポイラ23を取付け
ると、メッキを多用したクラッシックタイプの外観を呈
し、その見栄えを向上できる。また上記フロントアンダ
スポイラ23にはメッキが施されていないため、メッキ
を施した従来品と比較して、環境衛生上好ましい。
13の伸びの相違により、伸びの小さい金属層13に亀
裂が生じる場合があるけれども、この金属層13のフィ
ルム基材層12とは反対側の面には、金属層13より伸
びが大きくかつ金属層13と同一色系である金属色コー
ティング層14が積層接着されているため、上記金属層
13に発生した亀裂は金属色コーティング層14の存在
により外部から殆ど目立たない。この結果、フロントス
アンダポイラ23の見栄えを損うことはない。
この実施の形態では、自動車外装品であるフロントアン
ダスポイラ51が、上記第1の実施の形態の樹脂フィル
ム11と、射出成形機により所定の形状に成形されると
ともに樹脂フィルム11にホットメルト層16を介して
積層接着される成形体53とを備える。上記射出成形機
の金型54は、フロントアンダスポイラ51の表面(凸
面)を形成するための湾曲凹部56aを有する固定型5
6と、この湾曲凹部56aに挿入してフロントアンダス
ポイラ51の裏面(凹面)を形成するための湾曲凸部5
7aを有する移動可能な可動型57とを備える。また可
動型57には、固定型56の湾曲凹部56aに可動型5
7の湾曲凸部57aを挿入したときに形成されるキャビ
ティ54aに樹脂を流込むための通孔57bが形成され
る。
造方法を説明する。先ず、図4(a)に示すように、可
動型57の湾曲凸部57aを固定型56の湾曲凹部56
aから離脱させた状態で、ホットメルト層16を固定型
56の湾曲凹部56aに対向するように樹脂フィルム1
1を固定型56と可動型57の間に挿入する。次いで図
4(b)に示すように、樹脂フィルム11を固定型56
の湾曲凹部56aに添着させた後に、可動型57の湾曲
凸部57aを固定型56の湾曲凹部56aに挿入する。
次にこの状態で通孔57bからキャビティ54aに溶融
した樹脂を流込んで冷却し、成形体53を所定の形状に
射出成形する。このとき成形体53は樹脂フィルム11
にホットメルト層16を介して積層接着される。更に可
動型57を固定型56から離して成形体53を取出し、
周囲の余剰部分を切断除去した後に、成形体53の表面
に透明の塗料又はインクをコーティングし乾燥すること
により、フィルム基材層12に透明コーティング層を積
層接着する。このようにしてフロントアンダスポイラ5
1が得られる。この方法で製造されたフロントアンダス
ポイラ51は、樹脂フィルム11に平らな樹脂ボードを
積層接着する工程を省けるので、第1の実施の形態より
製造工数を低減できる。
を示す。この実施の形態では、第1自動車外装品71が
従来の方法で製造された例えば黒色塗装されたフロント
アンダスポイラであり、第2自動車外装品72が上記フ
ロントアンダスポイラ71の中央に添着されるフロント
装飾パネルである。このフロント装飾パネル72はフロ
ントアンダスポイラ72より小さく形成され、かつ第1
の実施の形態の樹脂ボード18を真空成形法により所定
の形状に成形することにより作製される。またフロント
装飾パネル72はフロントアンダスポイラ71に組合せ
て、フロントアンダスポイラ71に部分的に取付けられ
る。即ち、フロント装飾パネル72はフロントアンダス
ポイラ71に、図示しない両面粘着テープ又は爪等の係
止手段を用いて添着される。なお、図5の符号37はフ
ロント装飾パネル72の表面にコーティングされる透明
の塗料である。
動車外装品であるフロントアンダスポイラ71の一部に
更に添着される部品的なフロント装飾パネルであれば、
従来から設けられているフロントアンダスポイラ71
(例えば、黒色)にフロント装飾パネル72(金属色:
例えば、メッキ調の銀色)を添着させることにより、そ
の従来から設けられているフロントアンダスポイラ71
の一部が金属色を表出し、その見栄えを向上させること
ができる。ここで、第1自動車外装品71は第1の実施
の形態のフロントアンダスポイラであってもよい。この
場合、フロントアンダスポイラが所定の金属色(例え
ば、メッキ調の銀色)を表出し、フロント装飾パネルが
別の金属色(例えば、メッキ調の金色)を表出するよう
に構成すれば、その見栄えを更に向上できる。
を示す。この実施の形態では、第1自動車外装品81が
従来の方法で製造された例えば黒色塗装されたサイドシ
ルであり、第2自動車外装品82が上記サイドシル81
に添着されるサイド装飾パネルである。このサイド装飾
パネル82はサイドシル82より小さく形成され、かつ
第2の実施の形態と同様の射出成形法により作製され
る。即ち、サイド装飾パネル82は、樹脂フィルム11
を射出成形機の金型に挿した後に、この金型に樹脂を流
込むことにより成形体53を所定の形状に射出成形し、
同時に樹脂フィルム11をホットメルト層16を介して
成形体53に積層接着することにより作製される。また
サイド装飾パネル82はサイドシル81に組合せて、サ
イドシル81に部分的に取付けられる。即ち、サイド装
飾パネル82はサイドシル81に、図示しない両面粘着
テープ又は爪等の係止手段を用いて添着される。なお、
図7の符号37はサイド装飾パネル82の表面にコーテ
ィングされる透明の塗料である。このように第2自動車
外装品82が第1自動車外装品であるサイドシル81の
一部に更に添着される部品的なサイド装飾パネルであれ
ば、従来から設けられているサイドシル81(例えば、
黒色)にサイド装飾パネル82(金属色:例えば、メッ
キ調の銀色)を添着させることにより、その従来から設
けられているサイドシル81の一部が金属色を表出し、
その見栄えを向上させることができる。ここで、第1自
動車外装品81は第2の実施の形態の射出成形法により
成形されたサイドシルであってもよい。この場合、サイ
ドシルが所定の金属色(例えば、メッキ調の銀色)を表
出し、サイド装飾パネルが別の金属色(例えば、メッキ
調の金色)を表出するように構成すれば、その見栄えを
更に向上できる。
自動車外装品としてフロントアンダスポイラやサイドシ
ルを挙げたが、自動車外装品はバンパ、サイドミラーの
カバー、リアアンダスポイラ等であってもよい。また、
フィルム基材層の表面(上面)には、予め厚さが50〜
130μmのアクリル樹脂フィルム又はPETフィルム
等の透明な樹脂により形成されたフィルム保護層を剥離
可能に積層接着しておいてもよい。このときフィルム基
材層上面は離型処理される。これによりフィルム基材層
の表面が金属層の蒸着時や自動車外装品の成形時にフィ
ルム保護層により保護される。上記フィルム保護層は金
属層の蒸着後又は自動車外装品の成形後に剥がされる。
更に、フィルム基材層の表面(上面)には、フィルム保
護層ではなく、予め透明コーティング層を積層接着して
おいてもよい。この場合、樹脂フィルム、樹脂ボード又
は自動車外装品の各製造工程においてフィルム基材層を
透明コーティング層にて保護することができる。
ィルム基材層と金属層と金属色コーティング層とホット
メルト層とを備える樹脂フィルムを、ホットメルト層を
介してボード本体に積層したので、樹脂ボードの成形時
にフィルム基材層と金属層の伸びの相違により、伸びの
小さい金属層に亀裂が生じても、金属層より伸びが大き
くかつ金属層と同一色系である金属色コーティング層の
存在により、上記金属層に発生した亀裂は外部から殆ど
目立たない。この結果、自動車外装品の見栄えを損うこ
とはない。また樹脂フィルムがフィルム基材層と金属層
と金属色コーティング層とホットメルト層とを備えた樹
脂フィルムを、ホットメルト層を介して成形体に積層す
れば、成形体の成形時にフィルム基材層と金属層の伸び
の相違により、伸びの小さい金属層に亀裂が生じても、
金属層より伸びが大きくかつ金属層と同一色系である金
属色コーティング層の存在により、上記金属層に発生し
た亀裂は外部から殆ど目立たない。この結果、自動車外
装品の見栄えを損うことはない。また自動車外装品のう
ち、フィルム基材層の表面に、耐候性を有する透明な塗
料又はインクをコーティングすることにより透明コーテ
ィング層を積層接着すれば、自動車外装品の表面の損傷
を防止できる。
法にて積層接着し、金属層の表面にこの金属層と同一色
系の塗料等をコーティングすることにより金属色コーテ
ィング層を積層接着し、金属色コーティング層の表面に
ホットメルト層を積層接着して樹脂フィルムを作製し、
樹脂フィルムをホットメルト層を介してボード本体に積
層接着して樹脂ボードを作製し、更に樹脂ボードを真空
成形法により所定の形状に成形すれば、樹脂ボードの成
形時に発生した金属層の亀裂が金属色コーティング層の
存在により殆ど目立たず、見栄えを損わない上記自動車
外装品を得ることができる。またフィルム基材層の裏面
に金属層を蒸着法にて積層接着し、金属層の表面にこの
金属層と同一色系の塗料等をコーティングすることによ
り金属色コーティング層を積層接着し、金属色コーティ
ング層の表面にホットメルト層を積層接着して樹脂フィ
ルムを作製し、樹脂フィルムを射出成形機の金型に挿入
し、更にこの金型に樹脂を流込むことにより成形体を所
定の形状に射出成形すると同時に樹脂フィルムにホット
メルト層を介して積層接着すれば、成形体の成形時に発
生した金属層の亀裂が金属色コーティング層の存在によ
り殆ど目立たず、見栄えを損わない上記自動車外装品を
得ることができる。
か樹脂ボードを真空成形法により所定の形状に成形する
ことにより第2自動車外装品を作製し、第2自動車外装
品を第1自動車外装品に組合せて第2自動車外装品を第
1自動車外装品に部分的に取付ければ、従来から設けら
れている第1自動車外装品の一部が金属色を表出し、そ
の見栄えを向上できるとともに、第1自動車外装品が本
発明の自動車外装品であれば、第1自動車外装品が所定
の金属色を表出し、第2自動車外装品が別の金属色を表
出するので、その見栄えを更に向上できる。更に第1自
動車外装品より小さく形成されかつ本発明の方法で製造
された樹脂フィルムを射出成形機の金型に挿入し、この
金型に樹脂を流込むことにより成形体を所定の形状に射
出成形すると同時に樹脂フィルムをホットメルト層を介
して成形体に積層接着することにより第2自動車外装品
を作製し、第2自動車外装品を第1自動車外装品に組合
せて第2自動車外装品を第1自動車外装品に部分的に取
付ければ、従来から設けられている第1自動車外装品の
一部が金属色を表出し、その見栄えを向上できるととも
に、第1自動車外装品が本発明の自動車外装品であれ
ば、第1自動車外装品が所定の金属色を表出し、第2自
動車外装品が別の金属色を表出するので、その見栄えを
更に向上できる。
示す断面図。
工程を示す図。
を示す図。
アンダスポイラ中央に添着する直前の状態を示す分解斜
視図。
央に添着した状態を示す図5のA−A線断面図。
ルに添着する直前の状態を示す分解斜視図。
を示す図7のB−B線断面図。
Claims (12)
- 【請求項1】 樹脂フィルム(11)をボード本体(17)に積
層してなる樹脂ボード(18)を所定の形状に成形すること
により形成された自動車外装品であって、 前記樹脂フィルム(11)が、透明な樹脂により形成された
フィルム基材層(12)と、前記フィルム基材層(12)の裏面
に蒸着法により積層接着された金属層(13)と、前記金属
層(13)の表面にこの金属層(13)と同一色系の塗料又はイ
ンクをコーティングすることにより積層接着された金属
色コーティング層(14)と、前記金属色コーティング層(1
4)の表面に積層接着されたホットメルト層(16)とを備
え、 前記樹脂フィルム(11)が前記ホットメルト層(16)を介し
て前記ボード本体(17)に積層されたことを特徴とするメ
ッキ調自動車外装品。 - 【請求項2】 樹脂フィルム(11)とともに所定の形状に
成形することにより成形体(53)が形成され、かつ前記成
形体(53)に前記樹脂フィルム(11)が積層された自動車外
装品であって、 前記樹脂フィルム(11)が、透明な樹脂により形成された
フィルム基材層(12)と、前記フィルム基材層(12)の裏面
に蒸着法により積層接着された金属層(13)と、前記金属
層(13)の表面にこの金属層(13)と同一色系の塗料又はイ
ンクをコーティングすることにより積層接着された金属
色コーティング層(14)と、前記金属色コーティング層(1
4)の表面に積層接着されたホットメルト層(16)とを備
え、 前記樹脂フィルム(11)が前記ホットメルト層(16)を介し
て前記成形体(53)に積層されたことを特徴とするメッキ
調自動車外装品。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のメッキ調自動車外
装品(23,51)のうち、フィルム基材層(12)の表面に、耐
候性を有する透明な塗料又はインクをコーティングする
ことにより透明コーティング層が積層接着されたことを
特徴とするメッキ調自動車外装品。 - 【請求項4】 透明な樹脂により形成されたフィルム基
材層(12)の裏面に金属層(13)を蒸着法にて積層接着する
工程と、 前記金属層(13)の表面にこの金属層(13)と同一色系の塗
料又はインクをコーティングすることにより金属色コー
ティング層(14)を積層接着する工程と、 前記金属色コーティング層(14)の表面にホットメルト層
(16)を積層接着して樹脂フィルムを作製する工程と、 前記樹脂フィルムを前記ホットメルト層(16)を介してボ
ード本体(17)に積層接着して樹脂ボードを作製する工程
と、 前記樹脂ボード(18)を真空成形法により所定の形状に成
形する工程とを含むメッキ調自動車外装品の製造方法。 - 【請求項5】 透明な樹脂により形成されたフィルム基
材層(12)の裏面に金属層(13)を蒸着法にて積層接着する
工程と、 前記金属層(13)の表面にこの金属層(13)と同一色系の塗
料又はインクをコーティングすることにより金属色コー
ティング層(14)を積層接着する工程と、 前記金属色コーティング層(14)の表面にホットメルト層
(16)を積層接着して樹脂フィルムを作製する工程と、 前記樹脂フィルム(11)を射出成形機の金型(54)に挿入す
る工程と、 前記金型(54)に樹脂を流込むことにより成形体(53)を所
定の形状に射出成形すると同時に前記樹脂フィルム(11)
にホットメルト層(16)を介して積層接着する工程とを含
むメッキ調自動車外装品の製造方法。 - 【請求項6】 第1自動車外装品(71)より小さく形成さ
れかつ請求項4記載の方法で製造された樹脂ボード(18)
を真空成形法により所定の形状に成形することにより第
2自動車外装品(72)を作製する工程と、 前記第2自動車外装品(72)を前記第1自動車外装品(71)
に組合せて前記第2自動車外装品(72)を前記第1自動車
外装品(71)に部分的に取付ける工程とを含むメッキ調自
動車外装品の製造方法。 - 【請求項7】 第1自動車外装品(81)より小さく形成さ
れかつ請求項5記載の方法で製造された樹脂フィルム(1
1)を射出成形機の金型に挿入する工程と、 前記金型に樹脂を流込むことにより成形体(53)を所定の
形状に射出成形すると同時に前記樹脂フィルム(11)をホ
ットメルト層(16)を介して前記成形体(53)に積層接着す
ることにより第2自動車外装品(82)を作製する工程と、 前記第2自動車外装品(82)を前記第1自動車外装品(81)
に組合せて前記第2自動車外装品(82)を前記第1自動車
外装品(81)に部分的に取付ける工程とを含むメッキ調自
動車外装品の製造方法。 - 【請求項8】 フィルム基材層(12)の表面に耐候性を有
する透明な塗料又はインクをコーティングして透明コー
ティング層を積層接着する工程を更に含む請求項4ない
し7いずれか記載のメッキ調自動車外装品の製造方法。 - 【請求項9】 透明な樹脂により形成されたフィルム基
材層(12)と、 前記フィルム基材層(12)の裏面に蒸着法により積層接着
された金属層(13)と、 前記金属層(13)の表面にこの金属層(13)と同一色系の塗
料又はインクをコーティングすることにより積層接着さ
れた金属色コーティング層(14)と、 前記金属色コーティング層(14)の表面に積層接着された
ホットメルト層(16)とを備えた樹脂フィルム。 - 【請求項10】 請求項9記載の樹脂フィルム(11)と、
この樹脂フィルム(11)にホットメルト層(16)を介して積
層接着されたボード本体(17)とを備えた樹脂ボード。 - 【請求項11】 透明な樹脂により形成されたフィルム
基材層(12)の裏面に金属層(13)を蒸着法にて積層接着す
る工程と、 前記金属層(13)の表面にこの金属層(13)と同一色系の塗
料又はインクをコーティングすることにより金属色コー
ティング層(14)を積層接着する工程と、 前記金属色コーティング層(14)の表面にホットメルト層
(16)を積層接着する工程とを含む樹脂フィルムの製造方
法。 - 【請求項12】 請求項11記載の方法で製造された樹
脂フィルム(11)をホットメルト層(16)を介してボード本
体(17)に積層接着する工程を含む樹脂ボードの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001125292A JP3754627B2 (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | メッキ調自動車外装品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001125292A JP3754627B2 (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | メッキ調自動車外装品及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002321309A true JP2002321309A (ja) | 2002-11-05 |
JP3754627B2 JP3754627B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=18974538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001125292A Expired - Lifetime JP3754627B2 (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | メッキ調自動車外装品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3754627B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007506581A (ja) * | 2003-09-24 | 2007-03-22 | グリーン トーカイ シーオー., エルティーディー. | 深い“c”形部品とその成形方法 |
JP2014073717A (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-24 | Zen Corp | エアロパーツの表面装飾方法 |
CN113557278A (zh) * | 2020-02-19 | 2021-10-26 | 爱思开希高科技材料有限公司 | 多层膜及包括其的层叠体 |
EP3752333B1 (en) * | 2018-02-15 | 2024-04-24 | Strong Industries, Inc. | Cover for a spa and method of fabricating a cover for a spa |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104947890B (zh) * | 2015-07-02 | 2017-05-17 | 辽宁融达新材料科技有限公司 | 一种透明泡沫铝复合板材及其制备方法 |
-
2001
- 2001-04-24 JP JP2001125292A patent/JP3754627B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007506581A (ja) * | 2003-09-24 | 2007-03-22 | グリーン トーカイ シーオー., エルティーディー. | 深い“c”形部品とその成形方法 |
JP2014073717A (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-24 | Zen Corp | エアロパーツの表面装飾方法 |
EP3752333B1 (en) * | 2018-02-15 | 2024-04-24 | Strong Industries, Inc. | Cover for a spa and method of fabricating a cover for a spa |
CN113557278A (zh) * | 2020-02-19 | 2021-10-26 | 爱思开希高科技材料有限公司 | 多层膜及包括其的层叠体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3754627B2 (ja) | 2006-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH069850Y2 (ja) | 車両用窓ガラス | |
US6132662A (en) | Foil-covered plastic part and method of making same | |
JP2002515834A (ja) | 二重保護フィルム層を備えた装飾フィルム及び積層成形性シート | |
US20060255492A1 (en) | In-mold decoration process | |
US20030077463A1 (en) | Resin molded product having metallic luster surface | |
US20060244171A1 (en) | In-Mold Decoration process | |
KR20020040562A (ko) | 마그네슘 합금 성형품과 그 제조방법 | |
JP3527486B2 (ja) | 金属調自動車用内外装品及びその製造方法 | |
JP3754627B2 (ja) | メッキ調自動車外装品及びその製造方法 | |
JP4448540B2 (ja) | 成形品の製造方法および自動車両 | |
JP3598220B2 (ja) | 絵付インサートフィルムおよび絵付インサート成形品の製造方法 | |
JP2000094575A (ja) | 成形用金属薄膜積層体 | |
CN115693135A (zh) | 车辆雷达罩及用于制造所述雷达罩的方法 | |
JP2004098485A (ja) | 金属調自動車用内外装品及びその製造方法 | |
JP2010137492A (ja) | 光輝性樹脂成形品及びその製造方法 | |
JP3003032B1 (ja) | インサートフィルムとその製造方法 | |
JP2003033996A (ja) | 高い光沢度を有する金属調自動車用内外装品及びその製造方法 | |
JP4676607B2 (ja) | 射出成形同時絵付方法 | |
JPH09314590A (ja) | フィルムを被着した樹脂成形品及びその製造方法 | |
JP3527487B2 (ja) | 自動車用金属調バイザ及びその製造方法 | |
JP4542667B2 (ja) | 光輝性加飾シートと光輝性加飾成形品の製造方法 | |
JP4268378B2 (ja) | 射出成形同時加飾方法 | |
JPH11342700A (ja) | 装飾模様シート及び装飾模様を有する合成樹脂成形品 | |
JP2010241031A (ja) | 加飾プラスチック成型品の製造方法 | |
JP2002361795A (ja) | 金属箔付き樹脂ボード及びこれを用いた自動車内外装品並びにこれらの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3754627 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |