JP2002320907A - 塗膜保護フィルムの貼付方法 - Google Patents
塗膜保護フィルムの貼付方法Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
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- Coating Apparatus (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗膜保護フィルムの貼付が不要な箇所の塗膜
保護フィルムを、塗膜面を傷つけることなく、容易に切
断し、除去することのできる塗膜保護フィルムの貼付方
法を提供する。 【解決手段】 塗膜保護フィルムの貼付不要な箇所に、
塗膜面に対して平行になるような溝が外周部に設けられ
た保護キャップを被せた後、塗膜保護フィルムを塗膜お
よび保護キャップの上から貼り付け、切断治具により上
記保護キャップの溝に沿って塗膜保護フィルムを切断
し、不要な塗膜保護フィルムおよび保護キャップを塗膜
面から同時に除去することを特徴とする塗膜保護フィル
ムの貼付方法、および、保護キャップの塗膜接触部がマ
グネットで形成されていることを特徴とする上記塗膜保
護フィルムの貼付方法。
保護フィルムを、塗膜面を傷つけることなく、容易に切
断し、除去することのできる塗膜保護フィルムの貼付方
法を提供する。 【解決手段】 塗膜保護フィルムの貼付不要な箇所に、
塗膜面に対して平行になるような溝が外周部に設けられ
た保護キャップを被せた後、塗膜保護フィルムを塗膜お
よび保護キャップの上から貼り付け、切断治具により上
記保護キャップの溝に沿って塗膜保護フィルムを切断
し、不要な塗膜保護フィルムおよび保護キャップを塗膜
面から同時に除去することを特徴とする塗膜保護フィル
ムの貼付方法、および、保護キャップの塗膜接触部がマ
グネットで形成されていることを特徴とする上記塗膜保
護フィルムの貼付方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗膜保護フィルム
の貼付方法に関する。
の貼付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などの塗装完成物が、需要
者の手元に渡るまでの間、船、鉄道、トレーラー等で輸
送されたり、屋内もしくは屋外で一時的に保管される
時、雨(酸性雨)、太陽光線、鉄粉、砂塵、塩害等によ
って上記塗装完成物の塗膜面に傷、変色、汚染等の欠陥
が生じる危険性がある。これを防止するため、塗膜面に
塗膜保護フィルムを貼り付けて、需要者の手元に渡るま
で塗膜を保護することが行われている。
者の手元に渡るまでの間、船、鉄道、トレーラー等で輸
送されたり、屋内もしくは屋外で一時的に保管される
時、雨(酸性雨)、太陽光線、鉄粉、砂塵、塩害等によ
って上記塗装完成物の塗膜面に傷、変色、汚染等の欠陥
が生じる危険性がある。これを防止するため、塗膜面に
塗膜保護フィルムを貼り付けて、需要者の手元に渡るま
で塗膜を保護することが行われている。
【0003】上記塗膜保護フィルムの貼り付けは、塗膜
面に塗膜保護フィルムをローラーやスキージ等を用いて
均一に押さえ付けることにより行われるが、例えば自動
車のエンジンフードに突起したウォッシャーノズルなど
の塗膜保護フィルムの貼り付けが不要である箇所は、カ
ッターナイフ等で不要な塗膜保護フィルムを切断し、除
去していた。
面に塗膜保護フィルムをローラーやスキージ等を用いて
均一に押さえ付けることにより行われるが、例えば自動
車のエンジンフードに突起したウォッシャーノズルなど
の塗膜保護フィルムの貼り付けが不要である箇所は、カ
ッターナイフ等で不要な塗膜保護フィルムを切断し、除
去していた。
【0004】しかし、カッターナイフ等で不要な塗膜保
護フィルムを切断し、除去する方法では、塗膜面に傷が
つきやすく、自動車などの商品価値が失われたり、塗膜
の耐久性が低下するという問題点がある。
護フィルムを切断し、除去する方法では、塗膜面に傷が
つきやすく、自動車などの商品価値が失われたり、塗膜
の耐久性が低下するという問題点がある。
【0005】このような問題点に対応するため、例え
ば、特開平5−237935号公報には、上記ウォッシ
ャーノズルなどの塗膜保護フィルムの貼り付けが不要な
箇所の周辺に、穴あきフィルムを該フィルムの穴部が上
記貼り付け不要箇所に位置するように予め貼り付け、こ
の上に塗膜保護フィルムを貼り付けた後、カッターナイ
フ等で穴あきフィルムの穴部上の塗膜保護フィルムを切
断し、除去することを特徴とする塗膜保護フィルムの貼
付方法が開示されている。
ば、特開平5−237935号公報には、上記ウォッシ
ャーノズルなどの塗膜保護フィルムの貼り付けが不要な
箇所の周辺に、穴あきフィルムを該フィルムの穴部が上
記貼り付け不要箇所に位置するように予め貼り付け、こ
の上に塗膜保護フィルムを貼り付けた後、カッターナイ
フ等で穴あきフィルムの穴部上の塗膜保護フィルムを切
断し、除去することを特徴とする塗膜保護フィルムの貼
付方法が開示されている。
【0006】しかし、上記公報に開示されている貼付方
法は、穴あきフィルムおよび塗膜保護フィルムの2種類
のフィルムが必要である上に作業が煩雑であるという問
題点があり、また、同じくカッターナイフ等を用いるの
で、塗膜面に傷がつきやすく、自動車などの商品価値が
失われたり、塗膜の耐久性が低下するという上記問題点
を解決するものではない。
法は、穴あきフィルムおよび塗膜保護フィルムの2種類
のフィルムが必要である上に作業が煩雑であるという問
題点があり、また、同じくカッターナイフ等を用いるの
で、塗膜面に傷がつきやすく、自動車などの商品価値が
失われたり、塗膜の耐久性が低下するという上記問題点
を解決するものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点に鑑み、塗膜保護フィルムの貼付が不要な箇所の
塗膜保護フィルムを、塗膜面を傷つけることなく、容易
に切断し、除去することのできる塗膜保護フィルムの貼
付方法を提供することにある。
問題点に鑑み、塗膜保護フィルムの貼付が不要な箇所の
塗膜保護フィルムを、塗膜面を傷つけることなく、容易
に切断し、除去することのできる塗膜保護フィルムの貼
付方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よる塗膜保護フィルムの貼付方法は、塗膜保護フィルム
の貼付不要な箇所に、塗膜面に対して平行になるような
溝が外周部に設けられた保護キャップを被せた後、塗膜
保護フィルムを塗膜および保護キャップの上から貼り付
け、切断治具により上記保護キャップの溝に沿って塗膜
保護フィルムを切断し、不要な塗膜保護フィルムおよび
保護キャップを塗膜面から同時に除去することを特徴と
する。
よる塗膜保護フィルムの貼付方法は、塗膜保護フィルム
の貼付不要な箇所に、塗膜面に対して平行になるような
溝が外周部に設けられた保護キャップを被せた後、塗膜
保護フィルムを塗膜および保護キャップの上から貼り付
け、切断治具により上記保護キャップの溝に沿って塗膜
保護フィルムを切断し、不要な塗膜保護フィルムおよび
保護キャップを塗膜面から同時に除去することを特徴と
する。
【0009】また、請求項2に記載の発明による塗膜保
護フィルムの貼付方法は、上記請求項1に記載の塗膜保
護フィルムの貼付方法において、保護キャップの塗膜接
触部がマグネットで形成されていることを特徴とする。
護フィルムの貼付方法は、上記請求項1に記載の塗膜保
護フィルムの貼付方法において、保護キャップの塗膜接
触部がマグネットで形成されていることを特徴とする。
【0010】本発明で用いられる塗膜保護フィルムと
は、基材層の片面に粘着剤層が形成されてなる、いわゆ
る表面保護フィルムのことである。
は、基材層の片面に粘着剤層が形成されてなる、いわゆ
る表面保護フィルムのことである。
【0011】上記基材層は、一般的には、例えば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフ
ィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエ
ステ系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂等の各
種合成樹脂が成形されてなるフィルム(シート)から形
成される。
エチレン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフ
ィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエ
ステ系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂等の各
種合成樹脂が成形されてなるフィルム(シート)から形
成される。
【0012】また、上記粘着剤層は、一般的には、例え
ば、天然ゴムや合成ゴムを主成分とするゴム系(エラス
トマー系)粘着剤や、アクリル系樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、シリコーン系樹脂などを主成分とする
合成樹脂系粘着剤等の各種粘着剤から形成される。
ば、天然ゴムや合成ゴムを主成分とするゴム系(エラス
トマー系)粘着剤や、アクリル系樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、シリコーン系樹脂などを主成分とする
合成樹脂系粘着剤等の各種粘着剤から形成される。
【0013】本発明で用いられる塗膜保護フィルムは、
上記各種合成樹脂から形成される基材層と上記各種粘着
剤から形成される粘着剤層とが組み合わされてなる如何
なる塗膜保護フィルムであっても良く、その種類は特に
限定されるものではない。
上記各種合成樹脂から形成される基材層と上記各種粘着
剤から形成される粘着剤層とが組み合わされてなる如何
なる塗膜保護フィルムであっても良く、その種類は特に
限定されるものではない。
【0014】本発明の塗膜保護フィルムの貼付方法にお
いては、先ず、図1に示すように、例えば上塗り塗装が
施された車体外装塗膜のような塗膜上に突起した状態で
設けられた例えばウォッシャーノズルのような塗膜保護
フィルムの貼付が不要な箇所に、塗膜面に対して平行に
なるような溝が外周部に設けられた保護キャップを被せ
て、上記塗膜保護フィルムの貼付が不要な箇所を保護し
た後、塗膜保護フィルムを塗膜および保護キャップの上
から貼り付ける。次に、図2(a)に示すように、例え
ばカッターのような内刃を1枚内蔵する切断治具を用い
るか、または、図2(b)に示すように、例えばカッタ
ーのような内刃を2枚以上内蔵する鋏型の切断治具を用
いて、上記保護キャップの溝に沿って塗膜保護フィルム
を切断する。次いで、図3に示すように、保護キャップ
に付着した不要な塗膜保護フィルムおよび保護キャップ
を塗膜面から同時に除去する。その後、保護キャップに
付着した不要な塗膜保護フィルムを保護キャップから除
去することにより、保護キャップは繰り返し使用するこ
とができる。
いては、先ず、図1に示すように、例えば上塗り塗装が
施された車体外装塗膜のような塗膜上に突起した状態で
設けられた例えばウォッシャーノズルのような塗膜保護
フィルムの貼付が不要な箇所に、塗膜面に対して平行に
なるような溝が外周部に設けられた保護キャップを被せ
て、上記塗膜保護フィルムの貼付が不要な箇所を保護し
た後、塗膜保護フィルムを塗膜および保護キャップの上
から貼り付ける。次に、図2(a)に示すように、例え
ばカッターのような内刃を1枚内蔵する切断治具を用い
るか、または、図2(b)に示すように、例えばカッタ
ーのような内刃を2枚以上内蔵する鋏型の切断治具を用
いて、上記保護キャップの溝に沿って塗膜保護フィルム
を切断する。次いで、図3に示すように、保護キャップ
に付着した不要な塗膜保護フィルムおよび保護キャップ
を塗膜面から同時に除去する。その後、保護キャップに
付着した不要な塗膜保護フィルムを保護キャップから除
去することにより、保護キャップは繰り返し使用するこ
とができる。
【0015】上記保護キャップの材質は、特に限定され
るものではなく、例えば、金属、プラスチック、セラミ
ックス等の如何なる材質であっても良いが、金属であれ
ば、保護キャップを被せる際に塗膜に傷がつきにくいこ
とから、例えばアルミニウムのような軽量な金属が好ま
しく、また、プラスチックであれば、塗膜保護フィルム
の粘着剤層との密着性が低いことから、例えばテフロン
(登録商標)のような離型性を有するプラスチックが好
ましい。上記金属、プラスチック、セラミックス等は、
それぞれ単独で用いられても良いし、2者以上が併用さ
れても良い。
るものではなく、例えば、金属、プラスチック、セラミ
ックス等の如何なる材質であっても良いが、金属であれ
ば、保護キャップを被せる際に塗膜に傷がつきにくいこ
とから、例えばアルミニウムのような軽量な金属が好ま
しく、また、プラスチックであれば、塗膜保護フィルム
の粘着剤層との密着性が低いことから、例えばテフロン
(登録商標)のような離型性を有するプラスチックが好
ましい。上記金属、プラスチック、セラミックス等は、
それぞれ単独で用いられても良いし、2者以上が併用さ
れても良い。
【0016】上記保護キャップの形状としては、例えば
自動車のエンジンフードに突起した状態で設けられたウ
ォッシャーノズルのような塗膜保護フィルムの貼り付け
が不要な箇所に被せて、被保護部を保護し得る、塗膜面
に対して開放した空隙部を有するものであれば如何なる
形状であっても良く、特に限定されるものではないが、
例えば、円筒形、円錐形、三角錐形、四角錐形等が挙げ
られるが、なかでも、コンパクトな形状にすることが可
能であり、作業性も良好であることから、円筒形が好ま
しい。
自動車のエンジンフードに突起した状態で設けられたウ
ォッシャーノズルのような塗膜保護フィルムの貼り付け
が不要な箇所に被せて、被保護部を保護し得る、塗膜面
に対して開放した空隙部を有するものであれば如何なる
形状であっても良く、特に限定されるものではないが、
例えば、円筒形、円錐形、三角錐形、四角錐形等が挙げ
られるが、なかでも、コンパクトな形状にすることが可
能であり、作業性も良好であることから、円筒形が好ま
しい。
【0017】上記保護キャップは、塗膜面に対する仮着
性を良くして作業性を向上させるために、塗膜接触部が
マグネットで形成されていることが好ましい。
性を良くして作業性を向上させるために、塗膜接触部が
マグネットで形成されていることが好ましい。
【0018】また、本発明で用いられる切断治具は、保
護キャップの外周部に塗膜面に対して平行になるように
設けられた溝に沿って塗膜保護フィルムを切断し得るも
のであれば如何なる切断治具であっても良いが、安全性
に優れることから、例えばカッターのような内刃を1枚
もしくは2枚以上内蔵する切断治具が好ましい。
護キャップの外周部に塗膜面に対して平行になるように
設けられた溝に沿って塗膜保護フィルムを切断し得るも
のであれば如何なる切断治具であっても良いが、安全性
に優れることから、例えばカッターのような内刃を1枚
もしくは2枚以上内蔵する切断治具が好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明するた
め以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。
め以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。
【0020】(実施例)図1に示すように、自動車の車
体外装塗膜上に突起した状態で設けられたウォッシャー
ノズル(塗膜保護フィルムの貼付不要な箇所)に、塗膜
面に対して平行になるような溝が外周部に設けられ、塗
膜接触部がマグネットで形成されている円筒形の保護キ
ャップを被せ、上記ウォッシャーノズルを保護した後、
塗膜保護フィルムを塗膜および保護キャップの上から貼
り付けた。次に、図2(b)に示すように、内刃を2枚
内蔵する鋏型の切断治具を用いて、上記保護キャップを
挟んだ状態で、保護キャップの外周部に設けられた溝に
沿って塗膜保護フィルムを切断した。次いで、図3に示
すように、保護キャップに付着した不要な塗膜保護フィ
ルムおよび保護キャップを塗膜面から同時に除去した。
体外装塗膜上に突起した状態で設けられたウォッシャー
ノズル(塗膜保護フィルムの貼付不要な箇所)に、塗膜
面に対して平行になるような溝が外周部に設けられ、塗
膜接触部がマグネットで形成されている円筒形の保護キ
ャップを被せ、上記ウォッシャーノズルを保護した後、
塗膜保護フィルムを塗膜および保護キャップの上から貼
り付けた。次に、図2(b)に示すように、内刃を2枚
内蔵する鋏型の切断治具を用いて、上記保護キャップを
挟んだ状態で、保護キャップの外周部に設けられた溝に
沿って塗膜保護フィルムを切断した。次いで、図3に示
すように、保護キャップに付着した不要な塗膜保護フィ
ルムおよび保護キャップを塗膜面から同時に除去した。
【0021】不要な塗膜保護フィルムおよび保護キャッ
プを除去した後の塗膜面を目視で観察したところ、塗膜
面は、少しも傷つくことなく、塗膜保護フィルムが綺麗
に貼付されていた。
プを除去した後の塗膜面を目視で観察したところ、塗膜
面は、少しも傷つくことなく、塗膜保護フィルムが綺麗
に貼付されていた。
【0022】(比較例)保護キャップを用いることな
く、実施例で用いたのと同様の塗膜保護フィルムを塗膜
およびウォッシャーノズルの上から貼り付けた。次い
で、カッターを用いて、ウォッシャーノズルの外周底部
に沿って塗膜保護フィルムを切断した後、不要な塗膜保
護フィルムを除去した。
く、実施例で用いたのと同様の塗膜保護フィルムを塗膜
およびウォッシャーノズルの上から貼り付けた。次い
で、カッターを用いて、ウォッシャーノズルの外周底部
に沿って塗膜保護フィルムを切断した後、不要な塗膜保
護フィルムを除去した。
【0023】不要な塗膜保護フィルムを除去した後の塗
膜面を目視で観察したところ、塗膜面には塗膜保護フィ
ルムが綺麗に貼付されていたものの、ウォッシャーノズ
ルの外周底部近傍の塗膜に部分的ながら傷がついてい
た。
膜面を目視で観察したところ、塗膜面には塗膜保護フィ
ルムが綺麗に貼付されていたものの、ウォッシャーノズ
ルの外周底部近傍の塗膜に部分的ながら傷がついてい
た。
【0024】
【発明の効果】本発明の塗膜保護フィルムの貼付方法
は、塗膜面に例えば突起した状態で設けられた塗膜保護
フィルムの貼付不要な箇所に、塗膜面に対して平行にな
るような溝が外周部に設けられた保護キャップを被せ
て、上記貼付不要な箇所を保護した後、塗膜保護フィル
ムを塗膜および保護キャップの上から貼り付け、切断治
具により上記保護キャップの溝に沿って塗膜保護フィル
ムを切断し、不要な塗膜保護フィルムおよび保護キャッ
プを塗膜面から同時に除去するので、切断治具が塗膜面
に直接的に接触することがなく、従って塗膜面を傷つけ
ることがない。
は、塗膜面に例えば突起した状態で設けられた塗膜保護
フィルムの貼付不要な箇所に、塗膜面に対して平行にな
るような溝が外周部に設けられた保護キャップを被せ
て、上記貼付不要な箇所を保護した後、塗膜保護フィル
ムを塗膜および保護キャップの上から貼り付け、切断治
具により上記保護キャップの溝に沿って塗膜保護フィル
ムを切断し、不要な塗膜保護フィルムおよび保護キャッ
プを塗膜面から同時に除去するので、切断治具が塗膜面
に直接的に接触することがなく、従って塗膜面を傷つけ
ることがない。
【0025】即ち、本発明の貼付方法によれば、塗膜保
護フィルムの貼付が不要な箇所の塗膜保護フィルムを、
塗膜面を傷つけることなく、容易に切断し、除去するこ
とができる。
護フィルムの貼付が不要な箇所の塗膜保護フィルムを、
塗膜面を傷つけることなく、容易に切断し、除去するこ
とができる。
【0026】
【図1】塗膜保護フィルムの貼付不要な箇所に保護キャ
ップを被せた後、塗膜保護フィルムを塗膜および保護キ
ャップの上から貼り付ける態様を示す断面図である。
ップを被せた後、塗膜保護フィルムを塗膜および保護キ
ャップの上から貼り付ける態様を示す断面図である。
【図2】(a)は、内刃を1枚内蔵する切断治具を用い
て、塗膜保護フィルムの貼付不要な箇所の塗膜保護フィ
ルムを切断する態様を示す平面図であり、(b)は、内
刃を2枚内蔵する鋏型の切断治具を用いて、塗膜保護フ
ィルムの貼付不要な箇所の塗膜保護フィルムを切断する
態様を示す平面図である。
て、塗膜保護フィルムの貼付不要な箇所の塗膜保護フィ
ルムを切断する態様を示す平面図であり、(b)は、内
刃を2枚内蔵する鋏型の切断治具を用いて、塗膜保護フ
ィルムの貼付不要な箇所の塗膜保護フィルムを切断する
態様を示す平面図である。
【図3】保護キャップに付着した不要な塗膜保護フィル
ムおよび保護キャップを塗膜面から同時に除去する態様
を示す斜視図である。
ムおよび保護キャップを塗膜面から同時に除去する態様
を示す斜視図である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4D073 AA01 BB05 DB03 DB07 DB13 DB28 DB33 4D075 AC93 AD05 AD06 CA14 CA47 DA23 DC12 EA01 EA35 EB10 EB12 EB13 EB15 EB19 EB22 EB35 EB39 EB42 4F042 AA09 AB00 DG02 DG12 4F211 AA04 AA04E AA10 AA11 AA11E AA14 AA20 AA24 AA29 AA33 AA45 AG03 AH17 TA03 TC01 TC08 TN51 TW23 TW39 TW40 TW50 4J004 AA04 AA05 AA09 AA10 AA11 AB01 CA04 CA05 CA06 CC02 FA04
Claims (2)
- 【請求項1】 塗膜保護フィルムの貼付不要な箇所に、
塗膜面に対して平行になるような溝が外周部に設けられ
た保護キャップを被せた後、塗膜保護フィルムを塗膜お
よび保護キャップの上から貼り付け、切断治具により上
記保護キャップの溝に沿って塗膜保護フィルムを切断
し、不要な塗膜保護フィルムおよび保護キャップを塗膜
面から同時に除去することを特徴とする塗膜保護フィル
ムの貼付方法。 - 【請求項2】 保護キャップの塗膜接触部がマグネット
で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の塗
膜保護フィルムの貼付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131972A JP2002320907A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 塗膜保護フィルムの貼付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131972A JP2002320907A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 塗膜保護フィルムの貼付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002320907A true JP2002320907A (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=18980063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001131972A Pending JP2002320907A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 塗膜保護フィルムの貼付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002320907A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008305740A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Toyota Motor Corp | 基材、燃料電池用セパレータ基材、燃料電池用セパレータ、基材のマスキング方法、基材の表面処理方法および燃料電池用セパレータの製造方法 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001131972A patent/JP2002320907A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008305740A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Toyota Motor Corp | 基材、燃料電池用セパレータ基材、燃料電池用セパレータ、基材のマスキング方法、基材の表面処理方法および燃料電池用セパレータの製造方法 |
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