JP2002320352A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JP2002320352A
JP2002320352A JP2001123477A JP2001123477A JP2002320352A JP 2002320352 A JP2002320352 A JP 2002320352A JP 2001123477 A JP2001123477 A JP 2001123477A JP 2001123477 A JP2001123477 A JP 2001123477A JP 2002320352 A JP2002320352 A JP 2002320352A
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JP
Japan
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peripheral surface
outer peripheral
case
small
end cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001123477A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Okada
弘樹 岡田
Tatsuya Ishikawa
龍也 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンドカバーの突出部の外周とケースの内周
との間からのシール部材の抜け出しを、製造コストの大
幅な上昇を招くことなく防止する。 【解決手段】 マグネット3は、エンドカバー1側の端
面が突出部1aの先端面と当接又は近接するように配置
されている。従って、振動によりシール部材6がマグネ
ット3側へ移動して突出部1aの小径外周面とケース内
周面との間からシール部材6が抜け出すことは、マグネ
ット3の端面により規制される。従って、エンドカバー
1とケース5との嵌合部のシール性能が失われることが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、電動機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、型成形されたエンド
カバー1の段付き円筒状の外周面を有した突出部1aが
回転子2、固定のマグネット3及びマグネット固定用ス
プリング4を収容するための有底円筒状のケース5の開
口部内に嵌合されており、突出部1aの小径外周面とこ
の小径外周面と対向するケース内周面との間にリング状
のシール部材6が介在されている電動機が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
電動機においては、振動によりシール部材6が移動し、
突出部1aの小径外周面とケース内周面との間からシー
ル部材6が抜け出し、エンドカバー1とケース5との嵌
合部のシール性能が失われる虞がある。
【0004】これを防止するため、シール部材6を収容
する環状溝を突出部1aの外周面に形成することが考え
られるが、エンドカバーの型成形に際してスライド型を
使用することとなって製造コストの大幅な上昇を招く。
【0005】この出願の発明は、エンドカバーの突出部
の外周とケースの内周との間からのシール部材の抜け出
しを、製造コストの大幅な上昇を招くことなく防止する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、型成形されたエンドカバーの段付き円筒状の外周
面を有した突出部が回転子及び固定のマグネットを収容
するための有底円筒状のケースの開口部内に嵌合されて
おり、前記突出部の小径外周面とこの小径外周面と対向
するケース内周面との間にリング状のシール部材が介在
されている電動機において、前記小径外周面と前記ケー
ス内周面との間からの前記シール部材の抜け出しが前記
マグネットにより規制されていることを特徴とする電動
機である。
【0007】この出願の請求項2の発明は、型成形され
たエンドカバーの段付き円筒状の外周面を有した突出部
が回転子、固定のマグネット及びマグネット固定用スプ
リングを収容するための有底円筒状のケースの開口部内
に嵌合されており、前記突出部の小径外周面とこの小径
外周面と対向するケース内周面との間にリング状のシー
ル部材が介在されている電動機において、前記小径外周
面と前記ケース内周面との間からの前記シール部材の抜
け出しが前記マグネット固定用スプリングにより規制さ
れていることを特徴とする電動機である。
【0008】この出願の請求項3の発明は、型成形され
たエンドカバーの段付き円筒状の外周面を有した突出部
が回転子及び固定のマグネットを収容するための有底円
筒状のケースの開口部内に嵌合されており、前記突出部
の小径外周面とこの小径外周面と対向するケース内周面
との間にリング状のシール部材が介在されている電動機
において、前記小径外周面と前記ケース内周面との間か
らの前記シール部材の抜け出しが前記ケースの内周に一
体形成された突出部により規制されていることを特徴と
する電動機である。
【0009】前記マグネット、前記マグネット固定用ス
プリングは既存の構成部品であるため製造コストは上昇
しない。また、ケースの突出部はプレス加工で簡単に形
成できるため、製造コストの上昇は僅かである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この出願の請求項1に係
る発明の実施形態である電動機の断面図である。図2
は、この出願の請求項2に係る発明の実施形態である電
動機の断面図である。図3は、この出願の請求項3に係
る発明の実施形態である電動機の断面図である。
【0011】図1において、型成形されたエンドカバー
1の段付き円筒状の外周面を有した突出部1aが回転子
2及び固定のマグネット3を収容するための有底円筒状
のケース5の開口部内に嵌合されており、突出部1aの
小径外周面とこの小径外周面と対向するケース内周面と
の間にリング状のシール部材6が介在されている。マグ
ネット3はその外周をケース5の内周に接着されて固定
されている。マグネット3は、エンドカバー1側の端面
が突出部1aの先端面と当接又は近接するように配置さ
れている。従って、振動によりシール部材6がマグネッ
ト3側へ移動して突出部1aの小径外周面とケース内周
面との間からシール部材6が抜け出すことは、マグネッ
ト3の端面により規制される。従って、エンドカバー1
とケース5との嵌合部のシール性能が失われることがな
い。
【0012】図2において、型成形されたエンドカバー
1の段付き円筒状の外周面を有した突出部1aが回転子
2、固定のマグネット3及びマグネット固定用スプリン
グ4を収容するための有底円筒状のケース5の開口部内
に嵌合されており、突出部1aの小径外周面とこの小径
外周面と対向するケース内周面との間にリング状のシー
ル部材6が介在されている。マグネット固定用スプリン
グ4のエンドカバー1側の端は、突出部1aの外周に配
置されている。従って、振動によりシール部材6がマグ
ネット3側へ移動して小径外周面とケース内周面との間
からシール部材6が抜け出すことは、マグネット固定用
スプリング4の端により規制される。従って、エンドカ
バー1とケース5との嵌合部のシール性能が失われるこ
とがない。
【0013】図1において、型成形されたエンドカバー
1の段付き円筒状の外周面を有した突出部1aが回転子
2及び固定のマグネット3を収容するための有底円筒状
のケース5の開口部内に嵌合されており、突出部1aの
小径外周面とこの小径外周面と対向するケース内周面と
の間にリング状のシール部材6が介在されている。マグ
ネット3はその外周をケース5の内周に接着されて固定
されている。ケース5には、ケース5の内周から突出部
1aの外周に向かって突出する突出部5aがプレス加工
により形成されている。従って、振動によりシール部材
6がマグネット3側へ移動して小径外周面とケース内周
面5aとの間からシール部材6が抜け出すことは、突出
部5aにより規制される。従って、エンドカバー1とケ
ース5との嵌合部のシール性能が失われることがない。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、この出願の発明
によれば、エンドカバーの突出部の外周とケースの内周
との間からのシール部材の抜け出しを、製造コストの大
幅な上昇を招くことなく防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の請求項1の発明の実施形態に係る電
動機の断面図である。
【図2】この出願の請求項2の発明の実施形態に係る電
動機の断面図である。
【図3】この出願の請求項3の発明の実施形態に係る電
動機の断面図である。
【図4】従来の電動機の断面図である。
【符号の説明】
1・・・エンドカバー 1a・・・突出部 2・・・回転子 3・・・マグネット 4・・・マグネット固定用スプリング 5・・・ケース 5a・・・突出部 6・・・シール部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型成形されたエンドカバーの段付き円筒
    状の外周面を有した突出部が回転子及び固定のマグネッ
    トを収容するための有底円筒状のケースの開口部内に嵌
    合されており、前記突出部の小径外周面とこの小径外周
    面と対向するケース内周面との間にリング状のシール部
    材が介在されている電動機において、前記小径外周面と
    前記ケース内周面との間からの前記シール部材の抜け出
    しが前記マグネットにより規制されていることを特徴と
    する電動機。
  2. 【請求項2】 型成形されたエンドカバーの段付き円筒
    状の外周面を有した突出部が回転子、固定のマグネット
    及びマグネット固定用スプリングを収容するための有底
    円筒状のケースの開口部内に嵌合されており、前記突出
    部の小径外周面とこの小径外周面と対向するケース内周
    面との間にリング状のシール部材が介在されている電動
    機において、前記小径外周面と前記ケース内周面との間
    からの前記シール部材の抜け出しが前記マグネット固定
    用スプリングにより規制されていることを特徴とする電
    動機。
  3. 【請求項3】 型成形されたエンドカバーの段付き円筒
    状の外周面を有した突出部が回転子及び固定のマグネッ
    トを収容するための有底円筒状のケースの開口部内に嵌
    合されており、前記突出部の小径外周面とこの小径外周
    面と対向するケース内周面との間にリング状のシール部
    材が介在されている電動機において、前記小径外周面と
    前記ケース内周面との間からの前記シール部材の抜け出
    しが前記ケースの内周に一体形成された突出部により規
    制されていることを特徴とする電動機。
JP2001123477A 2001-04-20 2001-04-20 電動機 Pending JP2002320352A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540698A (en) * 1978-09-18 1980-03-22 Akzo Nv Trichlorophloroglucinetripropyllor isopropylether and its manufacture
JPS6471971A (en) * 1987-09-08 1989-03-16 Mitsui Constr Concrete placing device
JPH06284621A (ja) * 1993-03-25 1994-10-07 Nippondenso Co Ltd 回転電機のケース

Patent Citations (3)

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