JP2002320080A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2002320080A
JP2002320080A JP2001123862A JP2001123862A JP2002320080A JP 2002320080 A JP2002320080 A JP 2002320080A JP 2001123862 A JP2001123862 A JP 2001123862A JP 2001123862 A JP2001123862 A JP 2001123862A JP 2002320080 A JP2002320080 A JP 2002320080A
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Tamotsu Shudo
保 周藤
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哲也 柴田
Akira Nakabayashi
亮 中林
Tsutomu Taniguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 劣化の少ない画像の回覧を最後まで可能とす
ることができるファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 受信した画像データを順次回覧送信して
ゆくようにしたファクシミリ装置1において、他のファ
クシミリ装置から送られてくるエラーライン数を記憶す
る記憶手段142と、受信した画像データのエラーライ
ンを検出する検出手段181と、検出手段181により
検出されたエラーライン数をカウントするカウント手段
182と、許容できるエラーライン数を記憶する規定値
記憶手段143と、他のファクシミリ装置から送られて
くるエラーライン数と前記カウント手段がカウントした
エラーライン数の合計が、規定値を越えた際に通信エラ
ーと判断し、回覧元のファクシミリ装置にエラーを通知
するエラー通知手段184を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した画像デー
タをチェーン式に順次次の回覧先へ送信してゆくように
した、いわゆる回覧ファクシミリを実現するファクシミ
リ通信方法およびファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受信した画像データをチェーン式
に順次次の回覧先へ送信してゆく回覧ファクシミリとし
ての基本的な機能は、典型的な従来技術である特開平6
−78125号公報の構成によって実現することができ
る。しかしながら、この従来技術では、回覧先リストに
したがって順次画像データが転送され、また回覧結果も
その画像データに添付して送信されるので、多数の回覧
先がある場合には、通信データが肥大するという問題が
ある。また、回覧先の選択が不自由であったり、通信障
害等による停滞等の問題もある。
【0003】そこで、このような問題を解決するための
他の従来技術として、特開平10−215363号公報
に示す技術が挙げられている。この従来技術では、多数
の回覧先を複数のグループに区分し、各グループ内で代
表となる回覧先を代理の回覧元に設定し、親元となる回
覧元からこれら各代理の回覧元で予め親回覧ルートを形
成し、また前記代理の回覧元からグループ内の各回覧先
で予め子回覧ルートを形成し、各子回覧ルートで並列に
回覧送信してゆくように構成されている。
【0004】これによって、たとえば本部、本庁、本社
等が前記親元の回覧元となり、地域本部、地域本庁、地
域本社等が前記代理の回覧元となり、末端の支部、支
庁、支社等が前記回覧先となる。したがって、前記親元
となる回覧元は、任意の代理の回覧元を通して、各子回
覧ルートへ選択的に画像データを回覧送信することがで
きるとともに、通信障害による影響も小さく抑えられ、
速やかに回覧送信が終了するようになっている。また、
後述するように、各回覧先で予め指定されたメモリボッ
クスを指定することで、そのメモリボックスに指定され
た次の回覧先へ自動的に画像データが回覧送信されるの
で、回覧される通信データに総ての回覧先のリストを揃
える必要がなく、該通信データが肥大化しないようにも
なっている。
【0005】しかしながら、上述の従来技術では、いっ
たん親元からデータが送信されると、それ以降の回覧は
その画像を各回覧先で転送していくということとなり、
転送されるにつれて画像は通信回線上の送信によるノイ
ズにより劣化がどんどん増していくという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、劣化
の少ない画像の回覧を最後まで可能とすることができる
ファクシミリ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信した画像
データを順次回覧送信してゆくようにしたファクシミリ
装置において、他のファクシミリ装置から送られてくる
エラーライン数を記憶する記憶手段と、受信した画像デ
ータのエラーラインを検出する検出手段と、前記検出手
段により検出されたエラーライン数をカウントするカウ
ント手段と、許容できるエラーライン数を記憶する規定
値記憶手段と、前記他のファクシミリ装置から送られて
くるエラーライン数と前記カウント手段がカウントした
エラーライン数の合計が、規定値を越えた際に通信エラ
ーと判断し、回覧元のファクシミリ装置にエラーを通知
するエラー通知手段を有することを特徴とする。
【0008】本発明は、上記ファクシミリ装置におい
て、前記エラー通知手段が、回覧元のファクシミリ装置
に対し、元の画像データの送信を要求する手段であるこ
とを特徴とする。
【0009】さらに、本発明は、上記ファクシミリ装置
において、前記元の画像データの送信要求する場合にお
いて、ポーリングにより、送信要求を行うことを特徴と
する。
【0010】本発明は、上記ファクシミリ装置におい
て、前記元の画像データの送信要求により、画像データ
を受信した場合において、正常に受信した場合は、本来
の回覧ルートへ戻り、回覧送信を再開することを特徴と
する。
【0011】本発明は、他のファクシミリ装置から受信
した画像データを順次次のファクシミリ装置へ回覧送信
してゆくようにしたファクシミリ通信方法において、フ
ァクシミリ装置が、他のファクシミリ装置から送られて
くるエラーライン数を記憶する記憶手段と、受信した画
像データのエラーラインを検出する検出手段と、前記検
出手段により検出されたエラーライン数をカウントする
カウント手段と、許容できるエラーライン数を記憶する
規定値記憶手段と、前記他のファクシミリ装置から送ら
れてくるエラーライン数と前記カウント手段がカウント
したエラーライン数の合計が、規定値を越えた際に通信
エラーと判断し、回覧元のファクシミリ装置にエラーを
通知するエラー通知手段を有し、通信エラーと判断する
と、回覧元のファクシミリ装置に対し元の画像データの
送信を要求し、前記元の画像データの送信要求により、
画像データを受信した場合において、正常に受信した場
合は、本来の回覧ルートへ戻り、回覧送信を再開するこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1を用いて説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態にかかるファ
クシミリ装置の電気的構成を示すブロック図である。こ
のファクシミリ装置1は、スキャナ10と、印字部11
と、操作表示部12と、画像メモリ13と、パラメータ
メモリ14と、符号化復号化部(DCR)15と、FA
Xモデム16と、網制御装置(NCU)17と、制御部1
8と、システムメモリ19とを有して構成され、それぞ
れの部分はシステムバス20を介して接続される。
【0014】スキャナ10は、特定の解像度で原稿画像
を読み取り、画像データを得る手段である。
【0015】印字部11は、他のファクシミリ装置から
受信した画像データなどの画像データを特定の解像度で
印字出力する手段である。
【0016】操作表示部12は、各種の操作キーおよび
表示器からなり、制御部18の制御処理を指示する入力
操作を行う手段である。また、この操作表示部12か
ら、ファクシミリ送受信に必要な各種の設定やデータの
入力が行われる。
【0017】画像メモリ13は、スキャナ10で読み取
った画像データや他のファクシミリ装置から受信した画
像データを多数記憶する手段である。画像メモリに記憶
される画像データは、スキャナ10で読み取った画像デ
ータあるいは該画像データを符号化復号化部15で圧縮
した圧縮符号化画像データ、もしくは他のファクシミリ
装置から受信した圧縮符号化画像データもしくは該圧縮
符号化画像データを符号化復号化部15で復号した復号
化画像データでよい。
【0018】パラメータメモリ14は、本発明の回覧フ
ァクシミリに必要な各種パラメータを記憶する手段であ
り、回覧情報記憶部141と、受信したエラーライン数
情報と受信した画像で検出したエラーライン数を累積記
憶する累積エラーライン数記憶部142と、予め設定さ
れる許容できるエラーライン数(規定値)を記憶する規
定値記憶部143を有している。
【0019】符号化復号化部(DCR)15は、スキャ
ナ10で読み取った画像データを圧縮復号化する手段で
あり、他のファクシミリ装置から受信した圧縮符号化画
像データを復号化画像データに戻す手段である。
【0020】FAXモデム16は、回覧ファクシミリの
モデム機能を実現する手段であり、伝送手順信号をやり
取りするための低速モデム機能および、おもに画像デー
タをやり取りするための高速モデム機能を備えて構成さ
れている。
【0021】網制御装置(NCU)17は、ファクシミリ
装置1を公衆電話回線網に接続するための手段であり、
自動発着機能を備えている。
【0022】制御部18は、ファクシミリ装置全体の動
作を制御する手段であり、特に、受信した画像データの
エラーラインを検出するエラーライン検出部181と、
検出したエラーライン数をカウントするエラーライン数
カウント部182と、累積エラーライン数記憶部141
に記憶された累積エラーライン数と、規定値記憶部14
3記憶された規定値とを比較するエラーライン数比較部
183と、累積エラーライン数が規定値を上回ったとき
に、回覧元のファクシミリ装置にエラー通知を出力する
エラー通知手段184とを有している。
【0023】システムメモリ19は、各部の制御処理、
および後述するような回覧転送機能を含むファクシミリ
伝送制御処理の手順などが格納される手段である。シス
テムメモリ19には、また、前記の制御処理のためのプ
ログラムとともに、そのプログラムを実行するときに必
要な各種のデータなどが記憶されており、また制御部1
8のワークエリアを構成する。
【0024】このファクシミリ装置1は、通信機能とし
て、たとえばグループ3(GIII)の通信機能を有す
る。スキャナ10において特定の解像度で原稿画像を読
み取り、得られた画像データは、直接または必要に応じ
て画像メモリ13を介して符号化復号化部15に与えら
れ、圧縮とともに符号化されてFAXモデム16に入力
される。画像メモリ13により多量の画像データを格納
するには、読み取った画像データは圧縮符号化処理を施
して画像メモリ13に格納することが好ましい。
【0025】網制御装置17によって送信相手先との回
線が確立されると、圧縮符号化された画像データは、F
AXモデム16及び該網制御装置17を介して回線へ送
信される。
【0026】これに対して、回線から受信した画像デー
タは、網制御装置17からFAXモデム16に入力さ
れ、符号化復号化部15で前記圧縮符号化されている状
態から復号化されるとともに、復号化の時に網制御装置
17により受信した画像データについて、制御部18に
おいてエラーチェック及びエラーライン数のカウントが
行われる。また、受信画像データは、必要に応じて画像
メモリ13を介して印字部11に与えられ、所定の解像
度で印字出力される。
【0027】制御部18による制御処理は、各種の操作
キーおよび表示器からなる操作表示部12への入力操作
に応答して行われ、また、この操作表示部12から、フ
ァクシミリ送受信に必要な各種の設定やデータの入力が
行われる。こうして入力された設定値やデータはパラメ
ータメモリ14に記憶される。先述の累積エラーライン
数もここに格納される。パラメータメモリ14にはま
た、前記回覧ファクシミリ装置1に固有な各種の情報が
記憶されるとともに、後述する回覧ルートに関する設定
値やデータ等の回覧転送モードの設定内容を記憶する回
覧情報記憶部141を有している。
【0028】前記の各部は、システムバスにそれぞれ接
続されており、これらの各部間でのデータのやり取り
は、主としてこのシステムバス20を介して行われてい
る。
【0029】図2のシステム構成図を用いて、本発明の
回覧ファクシミリ機能を実現する通信方法を説明する。
本発明の回覧ファクシミリシステムでは、多数のファク
シミリ装置1A〜1Dがあり、ファクシミリ装置1Aが
回覧元に設定され、ファクシミリ装置1B,1C,1D
によって回覧ルートRが形成されている。
【0030】回覧元のファクシミリ装置1Aは、回覧ル
ートRで次の回覧先であるファクシミリ装置1Bに画像
を送信する手順をとる。このとき、ファクシミリ装置1
Aは、先ずファクシミリ装置1Bに対してエラーライン
数を初期値0として送信し、それに続いて画像データを
送信する。
【0031】ファクシミリ装置1Bは、送られてきた画
像データのエラーライン数を累積エラーライン数記憶部
142に記憶しておき、続いて送られてくる画像データ
を受信する。それに引き続き、ファクシミリ装置1B
は、受け取った画像データを復号化するにあたって、エ
ラーライン検出部181でエラーチェックを行い、エラ
ーが生じたときには、エラーライン数カウント手段18
2において、生じたエラーライン数をカウント(AB)
して、先に送られてきた累積エラーライン数記憶部14
2に格納されたエラーライン数に加算して記憶する(0
+AB)。全ての画像データの復号化処理が終了する
と、エラーライン数比較手段183において、累積エラ
ーライン数記憶部142に記憶された現在の累積エラー
ライン数(0+AB)と、予め設定された規定値とを比
べることにより、画像データが劣化しているかどうかを
判定する。
【0032】累積エラーライン数が規定値より小さけれ
ば画質はそれほど劣化していないとみなして印字処理に
入り印字終了となった時点で受信処理は終了となる、続
いて回覧ファクシミリ送信処理へと入り、先述のファク
シミリ装置1Aと同様に、ファクシミリ装置1Cに対し
て現在の累積エラーライン数(0+AB=B)を送信し
た後、画像データの送信処理へと入る。
【0033】各回覧先のファクシミリ装置1Cでは、先
述のファクシミリ装置1Bと同様の処理を行い、受け取
った画像データを復号化するにあたって、エラーライン
検出部181でエラーチェックを行い、エラーが生じた
ときには、エラーライン数カウント手段182におい
て、生じたエラーライン数をカウント(BC)して、先
に送られてきた累積エラーライン数記憶部142に格納
されたエラーライン数(B)に加算して記憶する(B+
BC)。ここでファクシミリ装置1Cがファクシミリ装
置1Bから画像データを受け取った際に、現在の累積エ
ラーライン数(B+BC)が規定値よりも大きかったと
する。その際にはファクシミリ装置1Cは受信エラーと
判断する。そして、ファクシミリ装置1Cは、ファクシ
ミリ装置1Bに画像データの再送を依頼することなく、
一時回覧ルートRを離れて、回覧元ファクシミリ装置1
Aに対しポーリングを行うことで、画像データの送信を
要求する(Pr)。ファクシミリ装置1Aは、ポーリン
グ要求されるとファクシミリ装置1Cに対してエラーカ
ウント数の初期値0に続けて元の画像データを送信する
(Ps)。劣化の少ない画像データを回覧元から受け取
ったファクシミリ装置1Cは、ファクシミリ装置1Aか
ら送信された画像データに対してエラーライン数をカウ
ント(AC)して画像のデータの適正性を判断し適性で
あるときには、印字処理に入り印字終了となった時点で
受信処理は終了となる。続いて、元のルートRに戻っ
て、回覧ファクシミリ送信処理へと入り、先述のファク
シミリ装置1Bと同様に、ファクシミリ装置1Dに対し
て現在の累積エラーライン数(0+AC)を送信した
後、画像データの送信処理へと入る。
【0034】以下同様に、累積エラーライン数が規定値
を超えると受信側ファクシミリ装置は回覧元ファクシミ
リ装置1Aに対して新たな画像データの送信を要求し、
劣化の少ない画像データを受け取り次段に回覧すること
ができる。
【0035】図3の手順図を用いて、回覧ファクシミリ
およびポーリングの送信手順を説明する。この例は、通
信機械工業会のファクシミリ部会によって纏められた回
覧ファクシミリの使用を含むFコード使用に基づくもの
である。
【0036】[回覧ファクシミリ送信の手順]送信側ファ
クシミリ装置1Aからのコーリングトーン(Call)
を受信した受信側ファクシミリ装置1Bは、NSF(非
標準機能信号)、CSI(発呼端末識別信号)およびD
IS(ディジタル識別信号)をファクシミリ装置1Aに
対して送出する。
【0037】ここで、送信側ファクシミリ装置1Aは、
DIS内から、受信側ファクシミリ装置1Bにサブアド
レス能力およびパスワード能力ありの設定を検出する
と、それに応答して、SUB(サブアドレス信号)、T
SI(送信端末識別信号)、DCS(ディジタル命令信
号)とを送出して、後述するように受信側のメモリボッ
クスを指定している。さらに、送信側ファクシミリ装置
1Aは、TCF(トレーニングチェック信号)を送信す
る。
【0038】受信側ファクシミリ装置1Bは、TCFを
受信すると、CFR(受信準備確認信号)を返信して、
画像データ(PIX)の受信を開始する。そして、EO
P(手順終了信号)を受信して、総ての画像データを受
信したことを確認すると、MCF(メッセージ確認信
号)を返信し、DCN(切断命令信号)を受けて、通信
を終了する。
【0039】前記Fコード使用では、回覧ファクシミリ
機能の他にも、親展機能や掲示板機能等を実現するため
に、前記SID(パスワード信号)とSUB(サブアド
レス信号)とによって指定されるメモリボックスが設定
される。前記サブアドレスは、各メモリボックスに対し
て予め1対1に設定され、データの格納、参照、取り出
し等のために各メモリボックスをアクセスするために用
いられ、前記パスワード信号は、各メモリボックスに対
して予め設定され、メモリボックスへのアクセスを制限
するために用いられている。
【0040】すなわち、SUB(サブアドレス信号)に
よってメモリボックスが指定されるけれども、同時に送
信されてきたSID(パスワード信号)が、予め設定さ
れたパスワードと一致しなければ、指定されたメモリボ
ックスへのアクセスは禁止される。なお、パスワードは
1つのメモリボックスに対して複数設定することもでき
るので、このような設定のときは、いずれかのパスワー
ドが送信されてくれば、メモリボックスへのアクセスは
許可される。また、パスワードがない送信があったり、
どのようなパスワードが送信されてきた場合でも、メモ
リボックスへのアクセスは許可される。
【0041】上記サブアドレスを用いた回覧送信では、
画像データを送信したメモリボックスが、そのメモリボ
ックスに予め指定されている電話番号でサブアドレスの
メモリボックスへ順次画像データを転送してゆくこと
で、相互に異なる回覧ルートを設定することができる。
【0042】[ポーリング送信]送信側ファクシミリ装置
1Cからのコーリングトーン(Call)を受信した受
信側ファクシミリ装置1AはNSF(非標準機能信
号)、CSI(発呼端末識別信号)および「受信側に選
択ポーリング能力あり」が設定されたDIS(ディジタ
ル識別信号)を送出する。
【0043】ここで、送信側ファクシミリ装置1Cは、
DIS内から、受信側ファクシミリ装置1Aに選択ポー
リング能力ありの設定を検出すると、PWD、SEP
(選択ポーリング信号)、CIG(発呼端末識別信
号)、DTC(ディジタル送信命令信号)を送信する。
ここで、SEPで指定された箱が掲示板の場合に、その
箱に登録されている原稿をポーリング送信する。一致す
る箱が存在しない場合には、エラーとするか、別のアプ
リケーションとして処理することができる。
【0044】受信側ファクシミリ装置1Aは、先ず、T
SI(送信端末識別信号)、DCS(ディジタル命令信
号)を送信し、続けてTCF(トレーニングチェック信
号)を送信する。
【0045】送信側ファクシミリ装置1Cは、CFR
(受信準備確認信号)を返信して、画像データ(PI
X)の受信を開始する。そして、EOP(手順終了信
号)を受信して、総ての画像データを受信したことを確
認すると、MCF(メッセージ確認信号)を受信側に対
して返信し、DCN(切断命令信号)を受けて、通信を
終了する。
【0046】図4を用いて、受信の際の画像データの流
れを説明する。
【0047】受信部(網制御相当17、FAXモデム1
6)で受信された圧縮符号化画像データは、制御部(C
PU)18によって制御される符号化復号化部(DC
R)15において、復号化される。この時、復号に失敗
した画像データのライン数が、エラーライン数としてパ
ラメータメモリ14の累積エラーライン数記憶部142
に記憶される。無事復号化された画像データは、画像メ
モリ13に記憶され、必要に応じて印字部11に与えら
れ、所定の解像度で印字出力される。
【0048】図5のフローチャートを用いて、本発明に
よるファクシミリ装置1の受信に関する一連の流れを説
明する。
【0049】受信機ではファクシミリ通信を開始すると
(S1)、先ず、回覧送信なのかどうかを判断し(S
2)、回覧送信でなければ通常受信処理へと移行し、受
信を開始する(S12)。回覧送信ならば回覧受信処理
へと進み、受信を開始する(S3)。
【0050】回覧受信処理は、先ず送信機から送られる
累積エラーライン数の受信を行う。受信した累積エラー
ライン数は、先述の通りパラメータメモリ14の累積エ
ラーライン数記憶部142に格納される(S4)。続い
て画像データの受信を行う(S5)。送られてくる画像
データは、圧縮符号化されているので、先述の通り符号
化復号化部(DCR)15にて復号化し、画像メモリ1
3に格納されると共に、制御部18は、受信した画像デ
ータの復号化に失敗した行をチェックし(S6)、復号
化に失敗した行の数をカウントし、エラーライン数とし
てパラメータメモリ14の累積エラーライン数記憶部1
42にすでに格納されている累積エラーライン数に加え
てそのまま格納する(S7)。画像データは何行かづつ
受信されるので、総ての画像データを受信したかを確認
して(S8)、もしまだ残っていればステップS5へと
戻る。
【0051】総てのデータを受信し、データ受信が終了
すれば、制御部18のエラーライン数比較部182は、
パラメータメモリ14の累積エラーライン数記憶部14
2に格納されている累積エラーライン数が予め設定され
た規定値記憶部143に格納されている規定値と比べて
(S9)、規定値よりも小さければ、画質はさほど劣化
していないとみなし、印字処理に入り、印字終了した時
点で受信処理は終了となる(S10)。もし規定値より
も累積エラーライン数が大きければ、画質は劣化したと
みなされ、回覧元から元の画像データを取り寄せるた
め、ポーリング要求する再送要求信号をパラメータメモ
リ14に記憶する(S11)。そして印字は行わずにそ
のまま受信処理の終了となる。
【0052】一方、ステップS2にて通常受信処理へと
進んだ場合(S12)、受信機は先ず画像データの受信
を行い(S13)、その圧縮復号化された画像データを
復号化して(S14)画像メモリへ13と格納してい
く。全ての画像データの受信が終了したか否かを監視し
(S15)、もし総ての画像データが受信完了すれば、
印字処理へと入り(S16)、印字終了と共に受信処理
終了となる。
【0053】図6及び図7のフローチャートを用いて、
ファクシミリの送信処理の流れを説明する。
【0054】先ず送信処理が始まると、これから行う処
理は回覧送信処理かどうかを確認する(S21)。もし
回覧送信でなければ、通常送信として認識し、図7のス
テップS26へと進む。もし回覧送信であれば、パラメ
ータメモリに再送要求信号があるかどうかを調べる(S
22)。もし検出されれば、回覧元へ元の画像データを
要求するため、ポーリング処理を行うものとし、図7の
ステップS28へと進む。再送要求信号が無いようであ
れば、回覧中の回覧送信処理を開始し(S23)、先ず
パラメータメモリにある累積エラーライン数の値を送信
する(S24)。それに続いて画像データの送信を行い
(S25)、総ての画像データを送信した時点で送信処
理を終了する。
【0055】ステップS21において、通常送信処理と
判断された場合(S26)、画像データを送信し(S2
7)、総ての画像データが送信し終えたらその時点で送
信処理は終了する。
【0056】ステップS22において、再要求信号が検
出されればポーリング送信を開始する(S28)。この
場合、先ず受信側(回覧元)にポーリング要求信号を送
信し(S29)、受信側から反応を待つ。受信側から画
像データが送信されてきたら、それを受信開始する(S
30)。画像データは圧縮符号化されているので、復号
化を実行し、画像メモリにそれを格納する。制御部は、
復号化に際して画像データのエラーチェックを行い、も
し復号化に失敗すれば、失敗した分の行数をエラーライ
ンとしてパラメータメモリの累積エラーライン数にカウ
ントする(S31)。そして総ての画像データが受信完
了したかどうかを確認して(S32)まだ残りがあるよ
うであればS30へと戻る。総ての画像データを受信し
終わったら、パラメータメモリにある累積エラーライン
数の値と規定値とを比べ(S33)、累積エラーライン
数の値が小さければ正常な画像と判断し印字処理を開始
する(S34)。印字を終了した時点で送信処理は終了
となる。もし累積エラーライン数の値が大きければ、画
像が劣化したものと判断し、再度ポーリング受信をする
ためにパラメータメモリに再送要求信号を記憶する(S
35)。それが終われば送信処理は終了となり、先ほど
回覧元から受信した回覧用の画像データを回覧ルートの
次の回覧先に送信する。次の回覧先に送信する方法につ
いては図2において説明しており省略する
【0057】以上のように、本発明は、エラーライン数
を通信エラーの基準と考えることで、それぞれのファク
シミリ装置及び回覧元のファクシミリ装置は画像データ
の劣化の度合いを把握することができ、回覧中の画像デ
ータの質を維持することができるとともに、回覧元のフ
ァクシミリ装置はエラー通知を受け取ることで、回覧中
の画像の質の維持に対処することが可能となる。
【0058】また、本発明は、回覧中に画像データが劣
化した際に、自動的に劣化のない画像データを入手する
ことができ、常に質のよい画像データを入手することが
可能となる。
【0059】さらに、本発明は、ポーリングにより、回
覧元に画像データの送信要求を行うことにより、回覧元
は、特に回覧メンバーへの画像データを送信する際にお
いて、特別な処理動作を行う必要がなく容易に対応する
ことが可能となる。
【0060】そして、本発明は、回覧中に画像データが
劣化した際に、元の画像データを直接受信し、続けて回
覧を再開することで、回覧ルート上の総てのファクシミ
リ装置に対して、安定して質のよい画像を回覧すること
ができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、劣化の
少ない画像の回覧を最後まで可能とすることができる回
覧ファクシミリシステムを構成するファクシミリ装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態似かかるファクシミリ装置
1の電気的構成を示すブロック図。
【図2】本発明のファクシミリ機能を説明するためのシ
ステム実現図。
【図3】回覧ファクシミリ及びポーリングの送信手順を
説明するための図。
【図4】受信データの流れを説明するための図。
【図5】本発明のファクシミリ装置の受信の流れを示す
フローチャート。
【図6】本発明のファクシミリ装置の送信の流れを示す
フローチャート。
【図7】本発明のファクシミリ装置の送信の流れを示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 10 スキャナ 11 印字部 12 操作表示部 13 画像メモリ 14 パラメータメモリ 141 回覧情報記憶部 142 累積エラーライン数記憶部 143 規定値記憶部 15 符号化複合化部 16 FAXモデム 17 網制御装置 18 制御部 181 エラーライン検出部 182 エラーライン数カウント部 183 エラーライン数比較部 184 エラー通知部 19 システムメモリ 20 システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 周藤 保 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 柴田 哲也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中林 亮 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 谷口 努 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中原 茂樹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AB42 AC43 AC59 AE14 AF01 AF15 BA00 BC01 BD08 5C075 BA08 BB11 CA01 CE04 CE14 DD90 FF90 5K101 KK01 LL01 MM04 MM05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した画像データを順次回覧送信して
    ゆくようにしたファクシミリ装置において、 他のファクシミリ装置から送られてくるエラーライン数
    を記憶する記憶手段と、 受信した画像データのエラーラインを検出する検出手段
    と、 前記検出手段により検出されたエラーライン数をカウン
    トするカウント手段と、 許容できるエラーライン数を記憶する規定値記憶手段
    と、 前記他のファクシミリ装置から送られてくるエラーライ
    ン数と前記カウント手段がカウントしたエラーライン数
    の合計が、規定値を越えた際に通信エラーと判断し、回
    覧元のファクシミリ装置にエラーを通知するエラー通知
    手段を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記エラー通知手段が、回覧元のファク
    シミリ装置に対し、元の画像データの送信を要求する手
    段であることを特徴とする請求項1に記載のファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 前記元の画像データの送信要求する場合
    において、ポーリングにより、送信要求を行うことを特
    徴とする請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記元の画像データの送信要求により、
    画像データを受信した場合において、正常に受信した場
    合は、本来の回覧ルートへ戻り、回覧送信を再開するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 他のファクシミリ装置から受信した画像
    データを順次次のファクシミリ装置へ回覧送信してゆく
    ようにしたファクシミリ通信方法において、 ファクシミリ装置が、他のファクシミリ装置から送られ
    てくるエラーライン数を記憶する記憶手段と、受信した
    画像データのエラーラインを検出する検出手段と、前記
    検出手段により検出されたエラーライン数をカウントす
    るカウント手段と、許容できるエラーライン数を記憶す
    る規定値記憶手段と、前記他のファクシミリ装置から送
    られてくるエラーライン数と前記カウント手段がカウン
    トしたエラーライン数の合計が、規定値を越えた際に通
    信エラーと判断し、回覧元のファクシミリ装置にエラー
    を通知するエラー通知手段を有し、通信エラーと判断す
    ると、回覧元のファクシミリ装置に対し元の画像データ
    の送信を要求し、前記元の画像データの送信要求によ
    り、画像データを受信した場合において、正常に受信し
    た場合は、本来の回覧ルートへ戻り、回覧送信を再開す
    ることを特徴とするファクシミリ通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219195A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Ricoh Co Ltd コントローラ装置、ライン同期エラー判定方法、及び画像処理装置
JP2010018004A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Canon Inc ワークフロー実行装置及びワークフロー実行方法
JP2010192988A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Nec Corp ファクシミリ受信方法及びファクシミリ装置並びに処理プログラム

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