JP2008219195A - コントローラ装置、ライン同期エラー判定方法、及び画像処理装置 - Google Patents

コントローラ装置、ライン同期エラー判定方法、及び画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数LSI間でなされる共有メモリの競合に起因したライン同期エラーに対して、製品機能に影響を及ぼす同期エラーを適確に解消し、ユーザビリティの向上を図るコントローラ装置等を提供する。
【解決手段】ラインエラー判定回路11は、ラインエラーカウンタ12、ラインエラー画素カウンタ13、判定条件設定回路14、及びエラー発生回路15を備える。判定条件設定回路14は、製品機能に影響を及ぼすライン同期エラーを判定するための判定条件を設定するとともに、ラインエラーカウンタ12からの同期エラーやラインエラー画素カウンタ13からのエラー画素と判定条件とを参照してライン同期エラーの判定を行い、判定結果をエラー発生回路15に出力して同期エラー割り込みを発生させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コントローラ装置、ライン同期エラー判定方法、及び画像処理装置に関し、特に、複数の機能を搭載したコントローラ装置が共有メモリとの間でライン同期信号に従ってデータ転送を行う際に発生する同期エラーに対して適用される技術に関するものである。
近年、微細加工技術の向上により、LSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)の動作速度が高速化するとともに、多くの機能が1つのLSIに集積される方向にある。また、LSIには多くの回路が内蔵されており、共通のメモリデバイス(共有メモリ)をアクセスするように回路形成されている。
図6に示すように、CPUベンダが提供するCHIP SETは多くのLSIが接続可能になっており、多くの機能がシステムに搭載されている。しかし、上述したように、メモリは通常は共有メモリとして利用されているため、1つのLSIに搭載されている複数の機能(第1機能110〜第N機能130)から共有メモリに対し要求(リード/ライト)することになり、要求が重なるほど待ち時間が長くなることになる。さらに、当然のことながら、複数あるLSI(LSI A100〜LSI C300)も同様にメモリ要求を行いうるため、これら複数のLSIが行う要求の重なりにより待ち時間がますます長くなる。
他方、図1に示すようなビデオI/F(Interface)を持つLSIにおいては、ライン同期信号が存在し、このライン同期信号により物理的に1ラインの間隔が決まっている。複数LSI間の共有メモリへの競合が増加するほど、ライン同期信号間でのデータ転送は時間を必要とし、ある条件になるとライン同期信号間では転送終了しない場合が出てくる。ところが、プリンタ等の場合は、ライン同期信号内で転送終了しない状態が必ずしも製品性能を満足していない状態ではないため、単純に同期エラーと判断して動作の中断を行うことは、単にユーザビリティの劣化にすぎない。
ところで、例えば特許文献1では、汎用的な高速シリアルバスインターフェースを用いた際の送信側と受信側の転送速度のずれを吸収するために必要な緩衝メモリのサイズ、及び補正に必要な処理量を増大させることなく画像データを転送することができる画像データ転送装置が開示されている。当該画像データ転送装置では、送信ライン転送同期制御部が、送信側同期信号の発生周期を初期化して同期化制御を開始し、送信ライン同期信号発生部の同期信号が発生するごとに、送信ライン同期信号記憶レジスタの同期信号発生時刻と受信ライン同期信号記憶レジスタの同期信号発生時刻とを取得し、その差が時刻差目標値に対し許容範囲内に収まるように発生周期補正制御部で送信ライン同期信号発生部を補正制御している。
特開2000−174738号公報
特許文献1で開示された技術は、汎用的な高速シリアルバスインターフェースを用いた際の送信側と受信側の転送速度のずれを解消するために、補正制御部により同期信号の発生周期を補正するものであるが、複数のLSIが共有メモリへ要求を送出したときにライン同期信号内でのデータ転送未了として発生するライン同期エラーについて、製品性能に影響を与える同期エラーとして適切に対処しうるものではない。
そこで、本発明は、複数LSI間でなされる共有メモリの競合に起因したライン同期エラーに対して、製品機能に影響を及ぼす同期エラーを適確に解消し、ユーザビリティの向上を図るコントローラ装置等を提供することを目的とする。
係る目的を達成するために、本発明は、複数の機能を搭載し、該複数の機能による要求を送出して共有メモリへアクセスするとともに、ライン同期信号に従ってデータ転送を行うコントローラ装置において、ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングのずれに対して、ライン同期エラーが発生したものとしてエラー割り込みを生成するか否かを判定するライン同期エラー判定回路を有することを特徴とするコントローラ装置である。
また、本発明は、上記コントローラ装置において、ライン同期エラー判定回路が、ライン同期信号及び画像データを入力し、ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングがずれていたときにエラーデータを検出するエラーデータ検出回路と、エラー割り込みを生成するか否かの判定条件を設定し、エラーデータ検出回路による検出結果と判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力するエラー判定回路と、エラー判定回路による判定結果に基づいてエラー割り込みを発生するエラー割り込み発生回路と、を有することを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記コントローラ装置において、エラーデータ検出回路が、ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングのずれについて同期エラーとしてライン同期信号ごとにカウントして出力し、エラー判定回路が、同期エラーの連続入力数を判定条件に設定し、エラーデータ検出回路からの入力結果と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記コントローラ装置において、エラー判定回路が、1ページ分の同期エラー数を判定条件に設定するとともに、エラーデータ検出回路からの入力結果により1ページ分の同期エラー数を求め、該求めた1ページ分の同期エラー数と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記コントローラ装置において、エラーデータ検出回路が、タイミングのずれたデータ転送がなされた画素についてエラー画素としてライン同期信号ごとにカウントして出力し、エラー判定回路が、エラー画素を判定条件に設定し、エラーデータ検出回路からの入力結果と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記コントローラ装置において、エラー判定回路が、1ページ分のエラー画素数を判定条件に設定するとともに、エラーデータ検出回路からの入力結果により1ページ分のエラー画素数を求め、該求めた1ページ分のエラー画素数と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とするものであってもよい。
他の態様として、本発明は、複数の機能を搭載し、該複数の機能による要求を送出して共有メモリへアクセスするとともに、ライン同期信号に従ってデータ転送を行うコントローラ装置のライン同期エラー判定方法において、判定回路により、ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングのずれに対して、ライン同期エラーが発生したものとしてエラー割り込みを生成するか否かを判定することを特徴とするライン同期エラー判定方法である。
また、本発明は、上記ライン同期エラー判定方法において、ライン同期信号及び画像データを入力し、ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングがずれていたときにエラーデータを検出するエラーデータ検出工程と、エラー割り込みを生成するか否かの判定条件を設定し、エラーデータ検出工程による検出結果と判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力するエラー判定工程と、エラー判定工程による判定結果に基づいてエラー割り込みを発生するエラー割り込み発生工程と、を有することを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記ライン同期エラー判定方法において、エラーデータ検出工程が、ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングのずれについて同期エラーとしてライン同期信号ごとにカウントして出力し、エラー判定工程が、同期エラーの連続入力数を判定条件に設定し、エラーデータ検出工程による入力結果と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記ライン同期エラー判定方法において、エラー判定工程が、1ページ分の同期エラー数を判定条件に設定するとともに、エラーデータ検出工程による入力結果から1ページ分の同期エラー数を求め、該求めた1ページ分の同期エラー数と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記ライン同期エラー判定方法において、エラーデータ検出工程が、タイミングのずれたデータ転送がなされた画素についてエラー画素としてライン同期信号ごとにカウントして出力し、エラー判定工程が、エラー画素を判定条件に設定し、エラーデータ検出工程による入力結果と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とするものであってもよい。
また、本発明は、上記ライン同期エラー判定方法において、エラー判定工程が、1ページ分のエラー画素数を判定条件に設定するとともに、エラーデータ検出工程による入力結果から1ページ分のエラー画素数を求め、該求めた1ページ分のエラー画素数と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とするものであってもよい。
他の態様として、本発明は、上述したコントローラ装置を搭載したことを特徴とする画像処理装置である。
本発明によれば、複数LSI間でなされる共有メモリの競合に起因したライン同期エラーに対して、製品機能に影響を及ぼす同期エラーを適確に解消し、ユーザビリティの向上を図るコントローラ装置等が実現される。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。第1の実施形態は本発明を適用したコントロール装置であり、第2の実施形態は該コントロール装置を搭載した画像処理装置を備える画像形成装置であり、第3の実施形態は該コントロール装置を搭載した画像処理装置である。
[実施形態1]
図1は、本発明の第1の実施形態におけるコントロール装置の内部構成を示した図である。本実施形態のコントロール装置であるLSI A1は、プリンタ制御部30及び共有メモリ26と接続されており、ビデオI/F部10と、第1機能21から第N機能23と、メモリアビータ回路24と、メモリI/F回路25とを備える。
ビデオI/F部10は、プリンタ制御部30からライン同期信号31及び画像データ32をビデオデータとして入力するインターフェースであり、複数の機能とデータのやり取りを行う。また、ビデオI/F部10は、本発明の中核をなすラインエラー判定回路11を内蔵する。
第1機能21から第N機能23は、ビデオI/F部10との間でデータのやり取りを行い、メモリアビータ回路24を介して共有メモリ26内の画像データ等を取得し、それぞれ設定された機能を実行する。
メモリアビータ回路24は、複数の機能により共有メモリへのアクセスの競合があったときにこれを調停する役割を担い、それぞれのメモリアクセスを調停し順次メモリにアクセス可能にする。
メモリI/F回路25は、メモリアビータ回路24の調停に従って共有メモリ26内の画像データ等をメモリアビータ回路24に送出するインターフェースである。
プリンタ制御部30は、LSI A1へライン同期信号31及び画像データ32を送出し、複数の機能が実行された後のデータを受け取る。共有メモリ26は、画像データ等のデータを格納し、また、複数のLSIと接続されこれらとデータのやり取りを行う。
図3は、本実施形態における同期エラー判定回路の内部構成を示した図である。本実施形態の同期エラー判定回路であるラインエラー判定回路11は、ラインエラーカウンタ12、ラインエラー画素カウンタ13、判定条件設定回路14、及びエラー発生回路15を内蔵する。
ラインエラーカウンタ12は、入力されたライン同期信号31及び画像データ32を参照し、画像データ32の転送期間がライン同期信号31の周期(画像転送可能な期間)とずれているデータ転送について、ライン同期信号ごとに同期エラーとして検出しカウントする。そして、そのカウント結果を判定条件設定回路14に出力する。
ここで、画像データの転送期間とライン同期信号の周期とのずれについて説明する。図2は、ライン同期信号の周期と画像データの転送期間を表したタイミングチャートである。1段目のライン同期信号と2段目の画像データ期間1との関係を見ると、共有メモリとのデータ転送はライン同期信号の周期に対していずれも十分間に合っている(図2(1))。
一方、3段目のライン同期信号と4段目の画像データ期間2との関係を見ると、まず、図2(1)の場合に比べて複数LSI間での共有メモリの競合が多いことから、データ転送により多くの時間が必要な状態となっている。そして、最初のデータ転送ではライン同期信号の周期内にきわどい状態で終了しているのに対し(図2(2))、次のデータ転送では共有メモリの競合がさらに増えライン同期信号の周期内で間に合っていない状態となっている(図2(3))。この状態が画像データの転送期間とライン同期信号の周期とのずれである。
ラインエラー画素カウンタ13は、入力されたライン同期信号31及び画像データ32を参照し、ライン同期信号31の周期とのずれが生じた転送画像データについて、ライン同期信号ごとにエラー画像として検出しカウントする。そして、そのカウント結果を判定条件設定回路14に出力する。
判定条件設定回路14は、ラインエラーカウンタ12で検出された同期エラーや、ラインエラー画素カウンタ13で検出されたエラー画素が製品機能に影響を及ぼすライン同期エラーかどうかを判定するための判定条件を設定し、ラインエラーカウンタ12やラインエラー画素カウンタ13の検出結果と該判定条件とを比較してライン同期エラーの判定を行う。また、判定条件設定回路14は、判定結果をエラー発生回路15へ出力する。
エラー発生回路15は、判定条件設定回路14から入力した判定結果に基づいて同期エラー割り込みを発生し出力する。
本実施形態では、ライン同期エラーの判定について以下の手法により行う。なお、これらの手法は、それぞれを単独に設定して行ってもよいし、また、複数の手法を組み合わせて設定して行ってもよい。
1.ライン同期エラー連続性判定
ラインエラーカウンタ12により1ラインごとに同期エラーがカウントされ、判定条件設定回路14にその値が入力される。判定条件設定回路14では、ライン同期信号ごとに値を確認し、入力されるカウント値が前回の値から連続して更新されていれば連続フラグを内部回路で立て、連続していなければ連続フラグを下げる。このとき、判定条件設定回路14は、連続フラグが立てる際に連続回数をカウントする。例えば、判定レジスタに設定する値を3に設定すると、判定条件設定回路14は、同期エラーが3回連続するとレジスタ値と比較してライン同期エラーを判定し、エラー発生回路14に判定結果を出力して同期エラー割り込みを発生させる。
2.1ライン同期エラー中のデータ数(画素数)判定
ラインエラー画素カウンタ13により1ラインごとに同期エラー中の画素数がカウントされ、その値が判定条件設定回路14に入力される。例えば、製品性能に影響しない画素数が1%だとすると、判定条件設定回路14は、1%に相当する画素数の値Nを判定レジスタに設定し、ラインエラー画素カウンタ13から入力されるカウント値が設定値Nを超えた場合に該画素エラーをライン同期エラーと判定し、エラー発生回路14に判定結果を出力して同期エラー割り込みを発生させる。
3.1ページ中のライン同期エラー数判定
ラインエラーカウンタ12により1ラインごとに同期エラーがカウントされ、その値が判定条件設定回路14に入力される。例えば、転送データ1ページ(副走査の幅を表すページ信号が有効な期間)の同期信号数に対する製品性能に影響しない1ページの同期エラー数の占率が0.5%だとすると、判定条件設定回路14は、0.5%に相当する同期エラー数Mを判定レジスタに設定する。また、判定条件設定回路14は、ラインエラーカウンタ12からのライン同期信号ごとの値を確認し蓄積して1ページ分の同期エラー数を取得し、取得した同期エラー数がレジスタ値を超えた場合にライン同期エラーと判定し、エラー発生回路14に判定結果を出力して同期エラー割り込みを発生させる。
4.1ページ中の同期エラーデータ(画素)総数判定
ラインエラー画素カウンタ13により1ラインごとに同期エラー中の画素数がカウントされ、その値が判定条件設定回路14に入力される。例えば、転送データ1ページの画素総数に対する製品性能に影響しない1ページのエラー画素数の占率が3%だとすると、判定条件設定回路14は、3%に相当するエラー画素数Kを判定レジスタに設定する。また、判定条件設定回路14は、ラインエラー画素カウンタ13からのライン同期信号ごとの値を確認し蓄積して1ページ分のエラー画素数を取得し、取得したエラー画素数がレジスタ値を超えた場合にライン同期エラーと判定し、エラー発生回路14に判定結果を出力して同期エラー割り込みを発生させる。
[実施形態2]
図4は、本発明の第2の実施形態における画像形成装置の概略構成を示した図で、画像形成装置の制御系を表している。画像形成装置50は、メインコントローラ51、操作部52、液晶ディスプレイ53、キー入力4、中CL(クラッチ)21、CL56〜58、メインM(モータ)59、IPU(Image Processing Unit:画像処理ユニット)60、連結I/F61、ADF(Auto Document Feeder:自動用紙送り装置)62、及びM63を具備する。
メインコントローラ51は、各分散制御装置の制御を司っており、システムバスを介して、IPU60と、ADF62と、操作部52とが接続されている。また、メインコントローラ51には、メインM59と、中間CL55と、CL56〜58(CL56:第1給紙クラッチ、CL57:第2給紙クラッチ、CL58:第3給紙クラッチ)とが接続されている。
操作部52は、液晶表示ディスプレイ53及びキー入力54と接続されており、液晶ディスプレイ53によりオペレータに対する表示を行ったり、キー入力54によるオペレータからの機能設定を行ったりする。
IPU60は、メインコントローラ51及び連結I/F61と接続され、スキャナの制御や、原稿画像をIPU60の画像メモリに書き込む制御、また、その画像メモリ内の画像データに対する所望の作像処理を行う。なお、実施形態1のコントロール装置は、このIPU60に内蔵される。
[実施形態3]
図5は、本発明の第3の実施形態における画像処理装置の概略構成を示した図で、IPUの内部構成を表している。IPU60は、CCD(Charge Coupled Device)61、A/D(Analog/Digital)コンバータ62、シェーディング補正部63、MTF(Modulation Transfer Function)・γ補正部64、変倍処理部65、セレクタ66、書き込みγ補正部67、書き込みユニット68、画像メモリコントローラ69、画像メモリ70、連結I/F71、HDD(Hard Disk Drive)72、CPU(Central Processing Unit)73、ROM(Read Only Memory)74、RAM(Random Access Memory)75、及びI/Oポート(In/Out)76を備えている。
IPU60では、露光ランプから照射された光の反射光をCCD61で受光し、光電変換を行う。A/Dコンバータ62は、光電変換したアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。シェーディング補正部63は、A/Dコンバータ62で変換されたデジタル画像データに対しシェーディング補正を行う。MTF補正部・γ補正部64は、シェーディング補正を行った画像データに対しMTF補正、γ補正等を施す。
変倍処理部64は、画像データに対し変倍処理を行い、変倍率に合わせて画像データを拡大縮小し、セレクタ66に出力する。セレクタ66は、書き込みγ補正部67または画像メモリコントローラ69に出力先として選択し、画像データを出力する。書き込みγ補正部67は、画像データにγ補正を行い、書き込みユニット68に出力する。
なお、画像メモリコントローラ69とセレクタ66との間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。
また、IPU60では、読み取りユニットから入力される画像データ以外にも、I/Oポート76を介して外部から供給される画像データ(例えば、パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力されるデータ)も処理することが可能となるように、複数のデータの入出力を選択実行することができる機能を有する。
CPU73は、画像メモリコントローラ69の設定や、読み取りユニット、書き込みユニットの制御を行う。ROM74及びRAM75は、CPU73により制御されるプログラムやデータを格納する。
また、CPU73は、画像メモリコントローラ69を介して、画像メモリ70のデータの書き込み処理や、読み出し処理を行う。なお、実施形態1のコントローラ装置は、この画像メモリコントローラ69内に搭載される。そして、画像メモリコントローラ69に送られた画像データは、画像メモリコントローラ69内にある画像圧縮装置で圧縮され、画像メモリ70に送られる。
最大画像サイズ分の256階調の画像データを、そのまま画像メモリ70に書き込むことも可能であるが、これでは1枚の原稿画像データで画像メモリ70の容量を多く使用することになる。そこで、画像メモリコントローラ69内の画像圧縮装置で画像データを圧縮することにより画像データの容量を小さくすることで、限られた画像メモリ70の容量を有効に利用できることが可能となる。また、一度に多くの画像データを画像メモリ70に記憶することが可能となるため、ソート機能として、画像メモリ70に貯えられた画像データをページ順に出力することが可能となる。なお、この場合は、画像メモリ70に貯えられた画像データを出力した際に、画像メモリコントローラ69内の伸長装置で画像データを順次伸長しながら出力することになる。このような機能は一般に電子ソートと称される。
また、画像メモリ70に記憶された画像データは、CPU73からアクセス可能な構成となっている。これにより画像メモリ70に記憶された画像データを加工することができ、例えば画像データの間引き処理、画像データの切り出し処理等を行うことが可能となる。なお、画像メモリ70に記憶された画像データは画像メモリコントローラ69内のレジスタにデータを書き込むことで加工され、その加工された画像データは再度画像メモリ70に記憶される。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
本発明の実施形態に係るコントローラ装置の内部構成を示した図である。 ライン同期エラーを説明するための図である。 本発明の実施形態における同期エラー判定回路の内部構成を示した図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示した図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の概略構成を示した図である。 従来のコントローラ装置の構成を示した図である。
符号の説明
1,100 LSI A
10 ビデオI/F部
11 ラインエラー判定回路
12 ラインエラーカウンタ
13 ラインエラー画素カウンタ
14 判定条件設定回路
15 エラー発生回路
21,110 第1機能
22,120 第2機能
23,130 第N機能
24,140 メモリアビータ回路
25,150 メモリI/F回路
26,400 共有メモリ
30 プリンタ制御部
31 ライン同期信号
32 画像データ
33 ページ信号

Claims (13)

  1. 複数の機能を搭載し、該複数の機能による要求を送出して共有メモリへアクセスするとともに、ライン同期信号に従ってデータ転送を行うコントローラ装置において、
    前記ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングのずれに対して、ライン同期エラーが発生したものとしてエラー割り込みを生成するか否かを判定するライン同期エラー判定回路を有することを特徴とするコントローラ装置。
  2. 前記ライン同期エラー判定回路は、
    前記ライン同期信号及び画像データを入力し、前記ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングがずれていたときにエラーデータを検出するエラーデータ検出回路と、
    前記エラー割り込みを生成するか否かの判定条件を設定し、前記エラーデータ検出回路による検出結果と前記判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力するエラー判定回路と、
    前記エラー判定回路による判定結果に基づいてエラー割り込みを発生するエラー割り込み発生回路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のコントローラ装置。
  3. 前記エラーデータ検出回路は、前記ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングのずれについて同期エラーとして前記ライン同期信号ごとにカウントして出力し、
    前記エラー判定回路は、前記同期エラーの連続入力数を判定条件に設定し、前記エラーデータ検出回路からの入力結果と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とする請求項2に記載のコントローラ装置。
  4. 前記エラー判定回路は、1ページ分の同期エラー数を判定条件に設定するとともに、前記エラーデータ検出回路からの入力結果により1ページ分の同期エラー数を求め、該求めた1ページ分の同期エラー数と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とする請求項3に記載のコントローラ装置。
  5. 前記エラーデータ検出回路は、前記タイミングのずれたデータ転送がなされた画素についてエラー画素として前記ライン同期信号ごとにカウントして出力し、
    前記エラー判定回路は、前記エラー画素を判定条件に設定し、前記エラーデータ検出回路からの入力結果と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のコントローラ装置。
  6. 前記エラー判定回路は、1ページ分のエラー画素数を判定条件に設定するとともに、前記エラーデータ検出回路からの入力結果により1ページ分のエラー画素数を求め、該求めた1ページ分のエラー画素数と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とする請求項5に記載のコントローラ装置。
  7. 複数の機能を搭載し、該複数の機能による要求を送出して共有メモリへアクセスするとともに、ライン同期信号に従ってデータ転送を行うコントローラ装置のライン同期エラー判定方法において、
    判定回路により、前記ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングのずれに対して、ライン同期エラーが発生したものとしてエラー割り込みを生成するか否かを判定することを特徴とするライン同期エラー判定方法。
  8. 前記ライン同期信号及び画像データを入力し、前記ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングがずれていたときにエラーデータを検出するエラーデータ検出工程と、
    前記エラー割り込みを生成するか否かの判定条件を設定し、前記エラーデータ検出工程による検出結果と前記判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力するエラー判定工程と、
    前記エラー判定工程による判定結果に基づいてエラー割り込みを発生するエラー割り込み発生工程と、
    を有することを特徴とする請求項7に記載のライン同期エラー判定方法。
  9. 前記エラーデータ検出工程は、前記ライン同期信号の周期とデータ転送期間のタイミングのずれについて同期エラーとして前記ライン同期信号ごとにカウントして出力し、
    前記エラー判定工程は、前記同期エラーの連続入力数を判定条件に設定し、前記エラーデータ検出工程による入力結果と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とする請求項8に記載のライン同期エラー判定方法。
  10. 前記エラー判定工程は、1ページ分の同期エラー数を判定条件に設定するとともに、前記エラーデータ検出工程による入力結果から1ページ分の同期エラー数を求め、該求めた1ページ分の同期エラー数と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とする請求項9に記載のライン同期エラー判定方法。
  11. 前記エラーデータ検出工程は、前記タイミングのずれたデータ転送がなされた画素についてエラー画素として前記ライン同期信号ごとにカウントして出力し、
    前記エラー判定工程は、前記エラー画素を判定条件に設定し、前記エラーデータ検出工程による入力結果と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載のライン同期エラー判定方法。
  12. 前記エラー判定工程は、1ページ分のエラー画素数を判定条件に設定するとともに、前記エラーデータ検出工程による入力結果から1ページ分のエラー画素数を求め、該求めた1ページ分のエラー画素数と該判定条件との比較からエラー判定を行って判定結果を出力することを特徴とする請求項11に記載のライン同期エラー判定方法。
  13. 請求項1から6のいずれか1項に記載のコントローラ装置を搭載したことを特徴とする画像処理装置。
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