JP3519205B2 - Dmaコントローラ - Google Patents
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Description
ファクシミリあるいはその複合機であるマルチファンク
ション装置等、CPU(Central Processing Unit) を中
心として大容量の画像データを処理するデータ処理装置
に備えられ、CPUを介した周辺各種I/Oデバイスと
メモリとのデータ転送路とは別の独立したデータ転送路
により、CPUを介さずに行われるデータ転送を制御す
るDMA(direct memory access)コントローラに関す
るものである。
ス、DMAコントローラを設けて構成されるデータ処理
システムとして、ファクシミリあるいはデジタル複写機
などが知られている。上記デジタル複写機の構成は図9
のブロック図にて示される。
rge Coupled Device) 201、アナログ信号処理部20
2、デジタル多値画像処理部203と多値2値変換部2
04とを有するスキャナ部、2値多値変換部205、C
PU206、メモリ207、およびレーザ制御部208
とレーザスキャンユニット209とを有するプリンタ部
を備えている。
により原稿が照射され、その反射光が、CCD201に
より電気信号に変換される。この微弱な電気信号は、ア
ナログ信号処理部202により増幅され、補正され、か
つデジタル信号、即ち画像データに変換される。この画
像データは、デジタル多値画像処理部203にてエッジ
強調などの画像処理が施されることにより、高画質化さ
れる。多値2値変換部204では、データ量を減らすた
め、2値で中間調を表す一方式であるところの誤差拡散
などにより、多値画像が2値画像に変換される。この2
値化されたデータは、メモリ207に一旦記憶される。
また、メモリ207から読み出された2値化画像データ
は、2値多値変換部205により多値化される。レーザ
制御部208は、上記画像データに基づいてパルス幅変
調等によりレーザの階調処理を行う。レーザスキャンユ
ニット209はポリゴンモータ(図示せず)および半導
体レーザ(図示せず)を備え、帯電された感光体(図示
せず)に、レーザ光を照射することで、感光体に潜像を
形成する。CPU206は、CPU部で各種I/Oデバ
イスにおけるレジスタの設定や、メモリに記憶された画
像データの編集処理、例えば文字の右斜め下方向に影を
つける影付け処理、あるいは文字データの画像への配付
先データなどのオーバーレイ等を行う。
換部204から出力された画像データのメモリ207へ
の転送、あるいはメモリ207に記憶されている画像デ
ータの2値多値変換部205への転送等は、高速性が要
求される。従って、この転送は、CPU206を介さず
に、直接行われることがある。また、画像データに、画
像を90度回転させるといった回転などの処理を行う場
合、メモリ207からメモリ207への画像データの転
送は、同様に、CPU206を介さずに直接行われるこ
とがある。このようなデータの転送は、DMAコントロ
ーラ210により行われる。
コントローラ210は、図10に示す構成となってい
る。同図において、DMAコントローラ210は、チャ
ンネルCH0・CH1にそれぞれ対応するデータ転送要
求信号入力端子221・223、およびチャンネルCH
0・CH1にそれぞれ対応するデータ転送応答信号出力
端子222・224を有している。転送されるデータは
データ転送応答信号に同期して入出力される。
I/Oデバイスとしての多値2値変換部204の出力
部、即ち出力画像バッファに接続されている。チャンネ
ルCH1は、I/Oデバイスとしての前記2値多値変換
部205の入力部、即ち入力画像バッファに接続されて
いる。また、チャンネルCH2とチャンネルCH3と
は、DRAMコントローラ211に接続されている。D
RAMコントローラ211は、CPU206内あるいは
DMAコントローラ210内に設けられていてもよく、
さらには独立して設けられていてもよいので、図9には
図示していない。
クタ227、セレクタ228、およびカウンタ229〜
236を備えている。
信号が同時に入力された時に、予め設定されている優先
順位に基づいて取り込むべきデータ転送要求信号の選択
を行う。さらに、セレクタ227は、優先順位の低いデ
ータ転送を行っている時に、優先順位の高いデータ転送
要求信号が入力された場合、優先順位に従ってデータ転
送を行うための調停を行う。
ンネルCH0〜CH3に対応して設けられた、メモリ7
のアドレス作成用のカウンタである。これらカウンタ2
29〜232は、データを転送する毎にアドレスの加
算、減算を行う。カウンタ229〜232にて作成され
たアドレスは、セレクタ228によって選択され、DR
AMコントローラ211に送られる。
たアドレスを行アドレスおよび列アドレスに変換し、各
種制御信号(*RAS、*CASなど)とともにメモリ
207に出力する。
ンネルCH0〜CH3に対応して設けられた、データの
転送ワード数を計数するためのカウンタである。
210は、各チャンネル毎に2個のカウンタ、即ちアド
レス用のカウンタおよび転送ワード数の計数用のカウン
タを備えている。このため、多チャンネル化を図ると、
回路規模が大きくなって高価になるという問題点を有し
ている。この問題はI/Oデバイスの数が多くて回路規
模が大きくなっている装置において、特に顕著となる。
して、特開平5−250306号公報に開示されたDM
Aコントローラがある。このDMAコントローラは、上
記DRAMコントローラ211が備えるカウンタに代え
てレジスタを備えるとともに、全チャンネルに共通の演
算器を設け、この演算器によりアドレスの加算および転
送データのワード数の演算を行うものである。このよう
な構成によれば、レジスタはカウンタと比較してゲート
数が少なくてよいため、回路規模が小さくなる。従っ
て、同公報において、DMAコントローラを適用したフ
ァクシミリの場合には、コストダウンが可能であると考
えられる。
開示されているDMAコントローラでは、データ転送を
メモリとメモリとの間およびメモリとI/Oデバイスと
の間において、小さい回路規模にて行う構成、即ち小さ
い回路規模にて多チャンネル化を図り得る構成について
は検討されていない。
ジタル複写機およびプリンタ等の複合機であるマルチフ
ァンクション装置が開発されている。このマルチファン
クション装置においては高解像度化が進み、扱うデータ
量が増大している。従って、マルチファンクション装置
では、各モード毎に1ページ分のメモリを持たず、メモ
リを共通化することでメモリの量を節約し、低価格化を
図ろうとする傾向がある。
り、また、データ転送要求があったときにデータを転送
できなければ、画像がかけてしまう可能性がある。従っ
て、マルチファンクション装置では複雑なデータ転送要
求に対する競合対策処理が必要となる。
ーラでは、同時に複数のデータ転送要求があった場合
に、予め設定されている優先順位に基づいてデータ転送
を行うといった単純なデータ転送要求の競合処理は可能
であっても、さらに複雑なデータ転送要求についての競
合処理は困難である。
ト数は少なくてよいものの、その差は小さいものであ
る。従って、複雑なデータ転送要求についての競合処理
の調停回路を付加した場合、却って回路規模が増大する
虞がある。
は、あるシステム毎に最適な回路を作るには適している
ものの、ハードウエアをマクロ化するのが困難である。
即ち、演算器を各チャンネルにて共通化しているため、
チャンネル数を増やす場合、単純にDMAマクロの数を
増やすだけでは上記マクロ化を実現することができな
い。
DMAとメモリからI/OデバイスへのDMAを行うこ
とができない。また、解像度が上がることにより画像デ
ータの転送速度も上がるため、モードの変更に応じてC
PUがレジスタの設定を変えていけば、この設定を行う
ためにオーバーへッドタイムが大きくなるという欠点が
あった。
からメモリへのデータ転送中に、I/Oデバイスのデー
タ転送要求があった場合、メモリからメモリヘのデータ
転送が終了してから、I/Oのデータ転送が生じるた
め、同じ構成にて別の処理を行うことが困難である。こ
れは、メモリからメモリへのデータ転送とI/Oデバイ
スからメモリへのデータ転送は非同期であるため、ソフ
トウエアが非常に複雑になることによる。
は、簡単な命令を高速でパイプライン処理することによ
り高速化を行っており、命令の実行のサイクルタイムが
メモリのアクセスタイムより高速である。このため、R
ISCプロセッサは、データキャッシュと命令キャッシ
ュを有しており、外部メモリのデータと命令をキャッシ
ュの中にロードしている。キャッシュとは、CPUに内
蔵され、CPUから高速アクセスが可能な特殊メモリで
ある。CPUはキャッシュの中のデータや命令を実行す
るものの、実行したい命令やデータがキャッシュの中に
無いことがある。これをミスヒットという。この場合、
必要なデータや命令が格納されているメモリのアドレス
の周辺のデータや命令をキャッシュの中にロードする。
これはリフィルと呼ばれる動作である。必要なデータや
命令は、近くのアドレスに存在することが多いため、リ
フィルされるサイズが大きければ大きいほど、ミスヒッ
トされる確率が小さくなり、CPUのパフォーマンスは
上昇する。
送要求が入力された場合、リフィルが終了するまで動作
を遷移することはできない。2値多値変換部205がデ
ータ転送を要求するのはデータをプリントアウトするた
めである。この場合、レーザプリンタなどのページプリ
ンタでは、データを連続して送らなければ、データ落ち
が生ずることになる。この事態は絶対さけなければなら
ない。
たシステムでは、リフィルが終了してから遷移した場合
であってもデータ落ちが生じないように、多値2値変換
部204等のI/Oデバイスにおけるデータバッファの
サイズを大きくするか、もしくはリフィルのサイズを小
さくしている。この場合、データバッファのサイズを大
きくすれば回路規模が大きくなり、リフィルサイズを小
さくすれば、CPUのパフォーマンスが低下することに
なる。
めに、請求項1の発明のDMAコントローラは、転送先
のデータのスタートアドレスを格納するための第1レジ
スタと、転送元のデータのスタートアドレスを格納する
ための第2レジスタと、転送されるデータのワード数を
格納するための第3レジスタと、データの転送先がI/
Oデバイスであるかメモリであるかの情報を格納する第
4レジスタと、データの転送元がI/Oデバイスである
かメモリであるかの情報を格納する第5レジスタと、I
/Oデバイスとメモリとの間でのデータの転送を行う場
合の1回の転送要求に対する転送ワード数を格納する第
6レジスタと、前記第1レジスタ、第2レジスタ、第3
レジスタおよび第6レジスタに格納されている情報に基
づき、DMAによるデータ転送動作に応じて第1および
第2レジスタに格納されるアドレス、並びに第3レジス
タに格納される転送データの残ワード数の演算を行い、
これの更新を行わせる演算手段とを備え、前記第4およ
び第5レジスタの格納情報に基づく、メモリとメモリと
の間のDMAによるデータ転送の際には、このデータ転
送のための少なくともlチャンネルが構成される一方、
I/Oデバイスとメモリとの間のDMAによるデータ転
送の際には、このデータ転送のための少なくとも2チャ
ンネルが、前記1チャンネルを構成する回路を使用して
構成され、さらに、キャッシュのリフィルを行うキャッ
シュコントローラが接続され、DMAによるデータ転送
動作が行われるときには、この動作が行われないときよ
りも、前記キャッシュのリフィルにおけるリフィルサイ
ズを小さくするリフィルサイズ制御手段を備えているこ
とを特徴としている。
ータ転送を行う場合、第4および第5レジスタの格納情
報に基づいて、データの転送先およびデータの転送元が
それぞれI/Oデバイスとメモリとの何れであるが確認
される。
り、データ転送先がメモリである場合、例えばI/Oデ
バイスからのデータ転送要求に応じて、第6レジスタに
格納されている転送ワード数分のデータがI/Oデバイ
スからメモリへ転送される。この動作に応じて、第1レ
ジスタ、第2レジスタ、第3レジスタおよび第6レジス
タに格納されている情報に基づき、演算手段により演算
が行われ、その結果により第1および第2レジスタに格
納されるアドレス、並びに第3レジスタに格納される転
送データの残ワード数が更新される。
値は、先に格納されていたアドレス値に第6レジスタに
格納されていた転送ワード数が加えられたものとなる。
また、第3レジスタの転送データの残ワード数は、この
値から前記転送ワード数が減じられたものとなる。他の
メモリからI/Oデバイス、メモリからメモリへのデー
タ転送の場合も同様にして行われる。
モリとメモリとの間のDMAによるデータ転送の際に
は、このデータ転送のためのlチャンネルが構成される
一方、I/Oデバイスとメモリとの間のDMAによるデ
ータ転送の際には、このデータ転送のための2チャンネ
ルが、前記1チャンネルを構成する回路を使用して構成
されている。
かつコストアップを抑制して多チャンネル化が図られて
いる。
れるシステムに応じて、本発明のDMAコントローラの
マクロ(ユニット)の個数を変えるだけで、ありとあら
ゆるシステムに対応が可能なモジュラー構造となってい
る。従って、本DMAコントローラを使用することによ
り、システムの拡張が簡単であり、その設計も容易であ
る。しかも、DMAによるデータ転送動作が行われると
きには、この動作が行われないときよりも、キャッシュ
のリフィルにおけるリフィルサイズが小さくなるので、
リフィルに伴う処理が迅速に終了する。従って、例えば
I/Oデバイスにおけるバッファを大型化することを行
うことなく、転送データのデータ落ちといった転送不良
を防止することができる。また、DMAによるデータ転
送動作が行われないときにはリフィルサイズを通常に設
定することができる。これにより、簡単な構成にて、キ
ャッシュのリフィルのパフォーマンスの維持とデータ転
送のパフォーマンスの維持とを両立させる調停処理が可
能である。
請求項1の発明のDMAコントローラにおいて、前記第
1レジスタと第2レジスタとの少なくとも一方が、メモ
リとメモリとの間のデータ転送に使用する転送先アドレ
スレジスタ、およびメモリとI/Oデバイスとの間のデ
ータ転送に使用する転送先アドレスレジスタを兼用して
いる第1レジスタ、またはメモリとメモリとの間のデー
タ転送に使用する転送元アドレスレジスタ、およびメモ
リとI/Oデバイスとの間のデータ転送に使用する転送
元アドレスレジスタを兼用している第2レジスタである
ことを特徴としている。
ジスタを兼用することにより、さらに、回路構成が小型
化され、かつ低コスト化される。
請求項1の発明のDMAコントローラにおいて、前記第
1レジスタが、メモリからメモリへのデータ転送に使用
する転送先アドレスレジスタとI/Oデバイスからメモ
リへのデータ転送に使用する転送先アドレスレジスタと
からなり、前記第2レジスタが、メモリからメモリへの
データ転送に使用する転送元アドレスレジスタとメモリ
からI/Oデバイスへのデータ転送に使用する転送元ア
ドレスレジスタとからなることを特徴としている。
レジスタが、メモリとメモリと間のデータ転送、メモリ
とI/Oデバイスとの間のデータ転送という各転送形態
に応じたレジスタを備えているので、各データ転送形態
に応じた第1および第2レジスタでの設定変更が不要と
なり、オーバーヘッドタイムを短縮することができる。
この結果、迅速な処理が可能となる。
請求項1の発明のDMAコントローラにおいて、DMA
による複数のデータ転送動作についての優先順位を記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている前記優
先順位に基づいて複数のデータ転送動作の調停を行う調
停手段とを備え、前記調停手段が、DMAによるデータ
転送動作中に、このデータ転送よりも優先順位の高いデ
ータ転送要求が入力されたとき、このときに進行中のデ
ータ転送動作を中断させ、この中断させた動作が再開可
能となるように、前記演算手段に、前記中断時までの転
送ワード数に基づき、第1レジスタ、第2レジスタおよ
び第3レジスタに対しての前記格納情報の更新を行わせ
るとともに、優先順位の高いデータ転送動作を行わせ、
この動作の終了後に、先に中断させたデータ転送動作を
再開させるものであることを特徴としている。
複数のデータ転送要求が発生した場合に、予め設定され
た優先順位に従ってデータ転送を処理するようになって
いる。従って、複数のデータ転送要求に対する調停処理
を、簡単な構成により、優先順位に従って迅速に処理可
能である。即ち、相対的に優先順位の低いデータの転送
動作中であっても、優先順位の高いデータの転送要求が
発生した場合には、このデータ転送を、回路構成の大型
化を招来することなく簡単な構成により、迅速に処理可
能である。
請求項1の発明のDMAコントローラにおいて、前記リ
フィルサイズ制御手段が、前記DMAによるデータ転送
動作が行われるとき、このデータ転送動作の優先順位が
高いほど、前記キャッシュのリフィルにおけるリフィル
サイズを小さくするものであることを特徴としている。
の優先順位が高いほどキャッシュのリフィルにおけるリ
フィルサイズが小さくなるので、データ転送動作の優先
順位が高いほどリフィルに伴う処理を行うことによるデ
ータ転送待ちの時間が短くなる。従って、データ転送不
良をさらに確実に防止することができる。
請求項4または5の発明のDMAコントローラにおい
て、前記データ転送動作についての優先順位が、メモリ
からI/Oデバイスとしてのプリンタへのデータ転送が
最優先に設定され、以下、I/Oデバイスとしてスキャ
ナからメモリへのデータ転送、メモリからメモリへのデ
ータ転送の順に設定されていることを特徴としている。
によりDMAによる複数のデータ転送の調停処理が可能
である。
は、データ転送の中断時間が長くなると、プリント画像
に空白、即ちデータ落ちが生じてしまうことになり、最
優先されるべきものである。スキャナからメモリへのデ
ータ転送は、データ落ちが生じた場合、これを原稿画像
の再スキャンにより修復可能であるが、再スキャンが必
要であるという点から、優先順位は2番目となる。一
方、メモリからメモリへのデータ転送は、転送によりデ
ータ落ちが生じた場合であってもその修復が容易である
点から、優先順位は最下位となる。
優先順位に設定されていることにより、例えばスキャナ
からメモリへのデータ転送要求とプリンタからメモリへ
のデータ転送要求が競合した場合でも、プリントアウト
される画像における画像の欠けを防止することができ
る。
よび図2に基づいて以下に説明する。図2に示すよう
に、本発明の実施の形態において、DMAコントローラ
10はデジタル複写機に備えられている。このデジタル
複写機の構成は、前記図9に示したデジタル複写機と同
様の構成である。従って、CCD1、アナログ信号処理
部2、デジタル多値画像処理部3、多値2値変換部4、
2値多値変換部5、CPU6、メモリ7、レーザ制御部
8およびレーザスキャンユニット9は、前記CCD20
1、アナログ信号処理部202、デジタル多値画像処理
部203、多値2値変換部204、2値多値変換部20
5、CPU206、メモリ207、レーザ制御部208
およびレーザスキャンユニット209にそれぞれ対応す
るものであり、これらについての詳細な説明は省略す
る。
となっている。同図において、DMAコントローラ10
は、チャンネルCH0・CH1にそれぞれ対応して設け
られたデータ転送要求信号入力端子21・23、および
チャンネルCH0・CH1にそれぞれ対応して設けられ
たデータ転送応答信号出力端子22・24を有してい
る。転送されるデータはデータ転送応答信号(ACK0
・ACK1)に同期して入出力される。さらに、DMA
コントローラ10は、チャンネルCH2・CH3にそれ
ぞれ対応して設けられたデータ転送要求信号入力端子2
5・27、チャンネルCH2・CH3にそれぞれ対応し
て設けられたデータ転送応答信号出力端子26・28、
およびアドレス出力端子29を有している。
Oデバイスとしての多値2値変換部4の出力部、即ち出
力画像バッファに接続されている。チャンネルCH1
は、I/Oデバイスとしての2値多値変換部5の入力
部、即ち入力画像バッファに接続されている。また、チ
ャンネルCH2、チャンネルCH3およびアドレス出力
端子29は、DRAMコントローラ11に接続されてい
る。DRAMコントローラ11は、前記CPU6内ある
いはDMAコントローラ10内に設けられていればよ
く、さらには独立して設けられていてもよいので、図2
には図示していない。
ントローラ10とが1チップに形成されている場合に
は、上記の端子25〜29は実際上、設けられない。
クタ・調停回路50、セレクタ37・47、カウンタ3
8・48、加算・減算器39・49、レジスタ31〜3
6、およびレジスタ41〜44を備えている。
スタを構成し、レジスタ32・34は第3レジスタを構
成し、レジスタ41は第1レジスタ、レジスタ42は第
3レジスタ、レジスタ43は第2レジスタをそれぞれ構
成している。レジスタ35・36は、それぞれ、第4レ
ジスタ、第5レジスタ、第6レジスタ、記憶手段を構成
している。また、カウンタ38と加算・減算器39、お
よびカウンタ48と加算・減算器49により、それぞ
れ、演算手段を構成している。
1のスタートアドレスレジスタであり、それぞれCH0
・1の転送先または転送元メモリのスタートアドレスを
格納する。上記転送先または転送元メモリとは、メモリ
7またはI/Oデバイスのバッファである。レジスタ3
2・34は、それぞれCH0・1のワードカウンタレジ
スタであり、それぞれCH0・1での転送されるデータ
のワード数を格納する。レジスタ35・36は、それぞ
れCH0・1の制御レジスタであり、データの転送先が
I/Oデバイスであるかメモリであるか、データの転送
元がI/Oデバイスであるかメモリであるか、バースト
数は何回であるかといった情報、およびデータ転送の優
先度を示す情報を格納する。
3のスタートアドレスレジスタであり、それぞれCH2
・3のメモリのスタートアドレスを格納する。レジスタ
43は、CH2・3のワードカウンタレジスタであり、
CH2・3のデータ転送ワード数を格納する。レジスタ
44は、CH2・3の制御レジスタであり、メモリのア
クセスのモード、メモリの種類およびメモリのWAIT
数等の情報を格納する。上記レジスタ31〜36および
レジスタ41〜44に対する初期設定、即ちレジスタ3
1・33・41・43におけるスタートアドレス、レジ
スタ32・34・43における転送ワード数、および制
御レジスタ35・36・44における各種設定はCPU
6により行われる。
求信号入力端子21・23・25・28へのデータ転送
要求信号の入力等に応じて、使用するチャンネルを選択
するものである。また、セレクタ・調停回路50は、複
数のデータ転送要求信号が同時に入力された時に、予め
設定されている優先順位に基づいて、取り込むべきデー
タ転送要求信号の選択を行う。さらに、セレクタ・調停
回路50は、優先順位の低いデータ転送を行っていると
きに、優先順位の高いデータ転送要求信号が入力された
とき、上記優先順位に従ってデータ転送を行うための調
停を行う。尚、この調停機能は、本発明の実施の形態1
および後述の発明の実施の形態2・3の説明において特
に使用しない。
路50の指令に基づいて、使用するレジスタの選択動作
を行うものである。カウンタ38・48は、後述のよう
に、アドレスおよびバースト数の計数を行うものであ
る。加算・減算器39・49は、アドレスを演算を行う
ものである。
41〜44の機能および格納するデータ内容をまとめて
示すと表1のようになる。
5、即ちCH0の制御レジスタは、転送先をメモリ7に
設定し、転送元をI/Oデバイスに設定する。また、レ
ジスタ36、即ちCH1の制御レジスタは、転送元をメ
モリ7に設定し、転送先をI/Oデバイスに設定する。
ラ10では、例えば、CH0とCH2とを使用した多値
2値変換部4(I/Oデバイス)からメモリ7へのDM
Aによるデータ転送と、CH3とCH1とを使用したメ
モリ7から2値多値変換部5(I/Oデバイス)へのD
MAによるデータ転送と、CH2とCH3とを使用した
メモリ7とメモリ7との間のDMAによるデータ転送と
が可能である。
I/Oデバイスとメモリ7との間のデータ転送が、例え
ば、CH0とCH2とを使用した1チャンネルとCH3
とCH1とを使用した1チャンネルとの合計2チャンネ
ル可能である。さらに、メモリ7とメモリ7との間のデ
ータ転送が、CH2とCH3とを使用した1チャンネル
可能である。I/Oデバイスとメモリ7との間のデータ
転送とメモリ7とメモリ7との間のデータ転送の場合、
CH2およびCH3を共用している。
タ転送とは、例えばメモリ7内において所定のデータの
アドレスを変更するような動作である。
データ転送について説明する。図2に示すデジタル複写
機の例えばスキャナ(図示せず)にて読み取られた画像
データは、多値2値変換部4により2値画像データに変
換され、多値2値変換部4が内部に備える出力画像バッ
ファにストアされる。このバッファが満杯になると、多
値2値変換部4はDMAコントローラ10に対してデー
タ転送要求信号(REQ0)を出力する。これに応じ
て、DMAコントローラ10は、上記バッファの2値画
像データをメモリ7に転送する。
る。チャンネルCH0のデータ転送要求信号入力端子2
1に多値2値変換部4から出力されたデータ転送要求信
号(REQ0)が入力されると、この信号はDMAコン
トローラ10のセレクタ・調停回路50に入力される。
セレクタ・調停回路50は、レジスタ35が格納する情
報に基づいて、多値2値変換部4におけるデータ転送の
優先度を確認する。
へのデータ転送よりも優先度の高いデータ転送要求が入
力されていなければ、セレクタ・調停回路50は、レジ
スタ31が格納している転送元のスタートアドレスの値
をセレクタ37を通じてカウンタ38にロードさせる。
る、1回の転送要求に対する転送ワード数、即ちバース
ト数だけ、カウンタ38がアドレスをカウントする。本
DMAコントローラ10では上記バースト数を8として
いる。従って、カウンタ38はアドレスを8回カウント
する。この結果得られたアドレスは、DRAMコントロ
ーラ11へ転送され、DRAMコントローラ11からそ
の制御信号と同期して、メモリ7へ出力される。
記制御信号の出力と同期して、DMAコントローラ10
からは、データ転送応答信号出力端子22を通じてデー
タ転送応答信号(ACK0)が多値2値変換部4へ出力
される。これにより、多値2値変換部4は、上記データ
転送応答信号(ACK0)に同期して、前記バッファに
保持しているデータを出力する。このデータは、DRA
Mコントローラ11からの出力(*RAS、*CAS、
*WE、ロー/カラムアドレス)によって、メモリ7に
書き込まれる。
39において、レジスタ33に格納されていた転送先の
スタートアドレスの値にバースト数の8が加算される。
この動作の際には、セレクタ・調停回路50から、セレ
クタ37へはレジスタ33を選択する信号が出力され、
加算・減算器39へは加算処理を選択する信号が出力さ
れる。これにより、カウンタ38のカウンタ値である8
とレジスタ33に格納していた値とが加算され、その
値、即ち元の値より8多い値がレジスタ33に新たに格
納される。同様にしてレジスタ31の値も更新される。
さらに、同様にして、レジスタ32に格納されていた、
転送されるワード数も8だけ減算され、その値がレジス
タ32に新たに格納される。
データ転送について説明する。2値多値変換部5は、図
2に示すメモリ7が保持する2値画像データを多値画像
データに変換してレーザスキャンユニット9に送るため
のI/Oデバイスである。2値多値変換部5では、2値
の画像データを入力し、レーザ制御部8への転送クロッ
クと同期させて、2値のデータを多値に変換して出力す
る。2値多値変換部5は、メモリ7から転送されたデー
タを格納する入力バッファを内蔵しており、この入力バ
ッファ内のデータを多値に変換して出力する。
のデータが空になると、チャネンルCH1のデータ転送
要求信号入力端子23にデータ転送要求信号(RQE
1)を出力する。例えば、レーザのビデオレートが1画
素20nsであり、上記入力バッファの容量が1ワード
16ビットで8ワード分あるとすれば、2.56マイク
ロ秒毎にデータ転送要求信号(RQE1)を出力する。
れることにより、DMAコントローラ10では、レジス
タ33がセレクタ37にて選択される。従って、レジス
タ33に設定されているデータとタカンタ38のカウン
ト値とが加算・減算器39にて加算され、この結果のデ
ータ、即ちアドレスがDRAMコントローラ11に転送
される。
(*RAS、*CAS等)と同期させて、上記アドレス
をメモリ7へ出力する。これにより、メモリ7からは2
値の画像データが出力され、そのデータは同期信号に同
期して2値多値変換部5へ入力される。このようにして
2値多値変換部5へ1ワード分のデータが入力される
と、カウンタ38はインクリメントされる。
レジスタ33に設定されているデータとが加算・減算器
39にて加算され、DRAMコントローラ11に転送さ
れる。DRAMコントローラ11は制御信号(*RA
S、*CAS等)と同期させてアドレスをメモリ7へ出
力する。これにより、メモリ7からは2値の画像データ
が出力され、そのデータは同期信号に同期して2値多値
変換部5へ入力される。
いるバースト数だけ繰り返される。バースト数は、2値
多値変換部5の入力バッファの段数分だけ設定される。
本DMAコントローラ10では、2値多値変換部5の入
力バッファを8ワード分としているので、1回のデータ
転送要求信号(RQE1)に対するバースト数は8回で
ある。また、最後のバースト数(本例では8)が加算さ
れた値は、レジスタ33に書き込まれる。このことによ
り、次のデータ転送要求信号(RQE1)が入力されて
も、メモリアドレスは連続することになる。
れた画像データは、多値画像データに変換され、レーザ
スキャンユニット9に転送される。2値多値変換部5の
入力バッファが空になると、上記の動作が繰り返され
る。この繰り返しは、予めCPU6によりレジスタ34
に書き込まれたデータ転送ワード数の値が0になるまで
行われる。レジスタ34の減算は上記バースト数だけ行
われ、この減算にも、加算・減算器39が使用される。
送について説明する。この転送動作は、例えば、画像の
回転、縮小、拡大および鏡像処理(左右反転)等の編集
処理の際に使用される。
ジスタ41に格納されていた転送元メモリ、即ちメモリ
7のスタートアドレスが、セレクタ47にて選択され
る。選択されたスタートアドレスは、カウンタ48の値
と加算・減算器49にて加算される。この加算結果、即
ちアドレスはDRAMコントローラ11へ入力され、D
RAMコントローラ11は、メモリ7における上記アド
レスのデータを読み取る。
格納されていた転送先メモリ、即ちメモリ7のスタート
アドレスが、セレクタ47にて選択される。選択された
スタートアドレスは、カウンタ48の値と加算・減算器
49にて加算される。この加算結果、即ちアドレスはD
RAMコントローラ11へ入力される。DRAMコント
ローラ11は、メモリ7おける上記アドレスに先に読み
取られた上記データを書き込む。
トされ、以上の動作が繰り返される。この繰り返しは、
カウンタ48の値がレジスタ43に格納されているデー
タ転送ワード数と同じになるまで繰り返される。
ータ転送は、前述のように画像データの編集の際に行わ
れる。そしてこの編集、即ちメモリ7からメモリ7への
データ転送は、画像データの入力、即ちメモリ7から多
値2値変換部4へのデータ転送を終えてから行われる。
また、画像データの出力、即ちメモリ7から2値多値変
換部5へのデータ転送は、上記編集終了後に行われる。
従って、図1に示した2個のカウンタ38・48は上記
3種類のデータ転送に使用されるものの、これらデータ
転送は各々独立して行われる。従って、各データ転送に
おいて上記カウンタ38・48のパフォーマンスの低下
は生じない。
では、I/Oデバイスとメモリ7との間でのデータ転送
に、チャンネルCH0・CH2またはチャンネルCH1
・CH2の2チャンネルを使用する。また、メモリ7と
メモリ7の間のデータ転送でに、チャンネルCH2・C
H3を使用する。
Oデバイスに対してはデータの読み取りとなり、メモリ
7に対してはデータの書き込みとなる。一方、チャンネ
ルCH1では、必ず、I/Oデバイスに対しては書き込
みとなり、メモリ7に対しては読み取りとなる。従っ
て、チャンネルCH0とチャンネルCH1とではデータ
転送の方向が逆になっている。
ーラ10においてデータ転送の向きを固定にすれば、処
理を単純化し、転送速度を高速化することができる。さ
らに、レジスタの設定によるオーバーヘッドを減らすこ
とが可能となり、回路規模の小型化が可能となる。この
場合の各レジスタの例を表2に示す。
上記の表2から分かるように、レジスタ35(CH0の
制御レジスタ)およびレジスタ36(CH1の制御レジ
スタ)に要求される情報が少なくなり、構成が簡略化さ
れている。
写機を例に採って説明したが、ファクシミリやマルチフ
ァンクション装置のように、画像読み取り系と画像書き
込み系とが別れている装置は、データの向きが固定であ
るため、上記DMAコントローラが好適となる。
の形態を図3に基づいて以下に説明する。図3に示すよ
うに、本DMAコントローラ60は、図1に示したDM
Aコントローラ10におけるチャンネルCH0のレジス
タ31・33とチャンネルCH2のレジスタ41・43
とをレジスタ61・63が兼ね、チャンネルCH1のレ
ジスタ32・34とチャンネルCH3のレジスタ42・
44とをレジスタ62・64が兼ねたものとなってい
る。即ち、レジスタ61はチャンネルCH0の転送先メ
モリのスタートアドレス格納用であり、レジスタ63は
チャンネルCHlの転送元メモリのスタートアドレス格
納用であり、レジスタ62はチャンネルCH0のデータ
転送ワード数の格納用であり、レジスタ64はチャンネ
ルCH1のデータ転送ワード数の格納用である。
スタ35に代わるレジスタ65、レジスタ36に代わる
レジスタ66、セレクタ37・47に代わるセレクタ6
7、カウンタ38・48に代わるカウンタ68、および
加算・減算器39・49に代わる加算・減算器69を備
えている。
は、回路構成をさらに簡略化し、さらにコストダウンを
図っている。本DMAコントローラ60においても、上
記のような少ないレジスタ数でI/Oデバイスとメモリ
7との間のデータ転送だけでなく、前記メモリ7とメモ
リ7との間のデータ転送も可能である。上記の各レジス
タの機能および格納するデータ内容をまとめて表3に示
す。
Oデバイスからメモリ7への転送の場合、前述の場合と
同様、カウンタ68へのアドレス値のロードはレジスタ
61とレジスタ63とについて行う。
送は、CPU6がレジスタ61とレジスタ63に、転送
先のアドレスと転送元のアドレスを書き込むことにより
可能となる。この場合、CPU6は、レジスタ65・6
6をメモリ7からメモリ7へのデータ転送に設定してか
ら、レジスタ61に転送先メモリのスタートアドレスを
設定し、レジスタ63に転送元メモリのスタートアドレ
スを設定し、レジスタ62にデータ転送ワード数を設定
する。その他の動作は、前記発明の実施の形態1におい
て説明した動作と同様である。
いては、カウンタ68をデクリメントすることにより、
画像データを鏡像(左右反転の像)に変換することがで
きる。また、カウントする値を変えることにより、画像
データについて解像度変換を容易に行うことができる。
らに他の形態を図4に基づいて以下に説明する。図4に
示すように、本DMAコントローラ70は、図3に示し
たDMAコントローラ60に対して、I/Oデバイスと
メモリ7とのデータ転送用とメモリ7からメモリ7への
データ転送用のカウンタ68および加算・減算器69
は、同様に、各データ転送において共通のものとなって
いる。しかしながら、レジスタはそれぞれのデータ転送
用として並列に備えている。
リのスタートアドレス格納用であり、レジスタ73はC
H1の転送元メモリのスタートアドレス格納用であり、
レジスタ72はCH0のデータ転送ワード数の格納用で
あり、レジスタ74はCH1のデータ転送ワード数の格
納用である。また、レジスタ75はCH0の制御レジス
タであり、レジスタ76はCH1の制御レジスタであ
る。また、レジスタ77はメモリ7からメモリ7へのデ
ータ転送を行うときの転送先メモリのスタートアドレス
格納用であり、レジスタ78はメモリ7からメモリ7へ
のデータ転送を行うときの転送元メモリのスタートアド
レス格納用であり、レジスタ79はメモリ7からメモリ
7へのデータ転送を行うときのデータ転送ワード数の格
納用である。
ジスタを構成し、レジスタ73・78はそれぞれ第2レ
ジスタを構成し、レジスタ72・74・79はそれぞれ
第3レジスタを構成し、75・76は、それぞれ第4レ
ジスタ、第5レジスタ、第6レジスタおよび記憶手段を
構成している。これら各レジスタの機能および格納する
データ内容をまとめて表4に示す。
記各DMAコントローラの動作で明らかであるので、こ
こでは省略する。
は、前記図1に示した構成で表2に示した各レジスタを
有するDMAコントローラ10と同様、簡単かつ低コス
トの構成にて多チャンネル化が可能となっている。
0と比較して、レジスタ77〜79を有する分、構成が
大型化しているものの、CPU6によるデータ転送モー
ドに応じたレジスタでの設定変更が少なくてよく、オー
バーヘッドタイムを短縮することができる。
らに他の形態を図2、図4および図5に基づいて以下に
説明する。本発明の実施の形態においては、図4に示す
DMAコントローラ70のセレクタ・調停回路50が調
停動作を行うものとなっている。
うに、DMAコントローラ70による動作A・B・C、
並びにDMAコントローラ70によらない動作Dが行わ
れる。動作Aは、メモリ7からメモリ7へのDMA転送
である。動作Bは、I/OデバイスからメモリへのDM
A転送である。動作Cは、メモリからI/Oデバイスへ
のDMA転送である。動作Dは、DMA転送モード以外
のモードでの動作である。これら動作A〜D間において
は、これら動作A〜Dについての要求の発生と、その優
先順位に応じて、同図に矢印で示す各動作の遷移1〜1
2が生じる。
Dが行われた状態において、動作Aの要求が発生し、さ
らに動作Bの要求が発生した場合について説明する。こ
の場合の優先順位は、順位の高い方から動作C、動作
B、動作A、動作Dの順となっている。
ている画像データに対して編集を行うための、メモリ7
からメモリ7への画像データの転送動作である。また、
動作Bは、スキャナ部にて読み取られ、多値2値変換部
4にて処理された画像データについての、多値2値変換
部4の出力画像バッファからメモリ7への画像データの
転送動作である。また、動作Cは、プリンタ部にて画像
データの印字を行う場合での、メモリ7から2値多値変
換部5へ画像データの転送動作である。上記の動作A〜
Cの優先順位は次の理由により決定されている。
は、データ転送の中断時間が長くなると、プリント画像
に空白、即ちデータ落ちが生じてしまうことになり、最
優先されるべきものである。スキャナ部からメモリ7へ
のデータ転送は、データ落ちが生じた場合、これを原稿
画像の再スキャンにより修復可能であるが、再スキャン
が必要であるという点から、優先順位は2番目となる。
一方、メモリ7からメモリ7へのデータ転送は、転送に
よりデータ落ちが生じた場合であってもその修復が容易
である点から、優先順位は最下位となる。
優先順位に設定されていることにより、例えばスキャナ
部からメモリ7へのデータ転送要求とプリンタ部からメ
モリ7へのデータ転送要求が競合した場合でも、プリン
トアウトされる画像における画像の欠けを防止すること
ができる。
上記動作Dを行っている状態において、デジタル複写機
に画像データの編集指令が入力されると、動作Dから動
作Aへの遷移が生じる。これに際して、CPU6は、メ
モリ7からメモリ7へ画像データを転送するために、D
MAコントローラ10のレジスタ77に転送先メモリの
スタートアドレスを格納する。さらにCPU6は、レジ
スタ78に転送元メモリ7のスタートアドレスを格納
し、レジスタ79にデータ転送ワード数を格納する。そ
の後、DMAコントローラ70が起動すると、図5の遷
移3が生じ、バスはCPU6から切り離され、メモリ7
からメモリ7へのDMA転送が行われる。
画像データ入力も並列して行われており、多値2値変換
部4は画像データにて出力画像バッファが満杯になる
と、データ転送要求信号をDMAコントローラ70に対
して出力する。この信号がデータ転送要求信号入力端子
21に入力されると、DMAコントローラ70では、遷
移2が生じ、動作Aから動作Bに切り換わる。
値が、レジスタ77の値とレジスタ78の値とに加算さ
れるように、セレクタ・調停回路50からセレクタ67
に選択信号が出力される。これにより、加算・減算器6
9は、カウンタ68の値とレジスタ77の値とを加算す
る。加算された値は、レジスタ77に書き込まれる。ま
た、加算・減算器69は、カウンタ68の値とレジスタ
78の値とを加算する。加算された値は、同様に、レジ
スタ78に書き込まれる。
の値が減算されるように、セレクタ・調停回路50から
セレクタ67と加算・減算器69に選択信号が出力され
る。これにより、上記の減算が行われ、その結果はレジ
スタ79に書き込まれる。
らメモリ7ヘのデータ転送が開始される。この際には、
レジスタ71の値がカウンタ68にロードされるよう
に、セレクタ・調停回路50は、セレクタ67に選択信
号を出力する。カウンタ68はレジスタ75に設定され
ているバースト数の分だけインクリメントされる。カウ
ンタ68の値はDRAMコントローラ11に送られ、*
RAS、*CASなどの制御信号とともに、メモリ7に
列アドレスおよび行アドレスとして出力される。
ら多値2値変換部4へデータ転送応答信号(ACK0)
が出力され、これにより、多値2値変換部4は、データ
を出力する。このデータは、前述の列アドレスおよび行
アドレスや*RAS、*CASなどの制御信号ととも
に、メモリ7に送られ、メモリ7に書き込まれる。
ば、即ち動作Bが終了すれば、図5の遷移1が生じ、中
断されていた動作Aが再開される。この際、カウンタ6
8の値は、インクリメントされ、レジスタ79の値と同
じ大きさになるまで加算される。カウンタ68の値とレ
ジスタ77の値を加算したものが、転送先のアドレスと
され、カウンタ68の値とレジスタ78の値を加算した
ものが、転送元のアドレスとされ、これらアドレスがD
RAMコントローラ11に書き込まれる。DRAMコン
トローラ11は制御信号とアドレスを出力し、各メモリ
に対する読み書きをカウンタ68の値がレジスタ79の
値と同じになるまで繰り返す。
では、複数のデータ転送要求が発生した場合に、予めそ
の設定された優先順位に従って上記データ転送を処理す
るようになっている。この場合、データ転送動作中にこ
のデータ転送よりも優先順位が上位のデータ転送要求が
発生すると、現在行っているデータ転送動作を一旦中断
して上位のデータ転送動作を先ず処理し、その後、中断
していたデータ転送動作を再開するようになっている。
従って、複数のデータ転送動作を簡単な構成により適切
に処理可能となっている。
先的に処理すべきデータ転送要求が発生した場合であっ
ても、先ず現在処理中のデータ転送が終了するまでは新
たなデータ転送要求に対応することができなかった。そ
こで、従来のDMAコントローラでは、上記の例のよう
な場合、スキャナ部からメモリ7への画像データの転送
用とメモリ7からメモリ7へのデータ転送用とのDMA
コントローラを別々に設けることが多かった。この場合
には、DMAコントローラの構成が大型化し、コストア
ップとなる。しかしながら、本DMAコントローラ70
ではこのような問題を解決することができる。
らに他の形態を図2、図5および図6に基づいて以下に
説明する。図6に示すように、本DMAコントローラ8
0は、DMAコントロール部81、第1リフィルサイズ
設定レジスタ82、第2リフィルサイズ設定レジスタ8
3、およびセレクタ84を備えたデータ転送装置となっ
ている。このセレクタ84はキャッシュコントローラ8
5と接続されている。
のDMAコントローラ10・60・70の何れかあるい
は他のDMAコントローラに相当するものである。第1
リフィルサイズ設定レジスタ82は、リフィルサイズを
通常のリフィルサイズに設定するための情報を格納して
いる。第2リフィルサイズ設定レジスタ83は、リフィ
ルサイズを第1リフィルサイズ設定レジスタ82が格納
する情報にて設定されるリフィルサイズよりも小さいサ
イズに設定するための情報を格納している。この場合の
設定サイズは、DMA待ちの場合に使用されるものであ
る。セレクタ84は、第1または第2リフィルサイズ設
定レジスタ82・83の何れかの値を選択してキャッシ
ュコントローラ85に送るものである。
および第2リフィルサイズ設定レジスタ82・83並び
にセレクタ84によりリフィルサイズ制御手段が構成さ
れている。
Aコントロール部81からDMA待ち状態を表す信号が
入力されている場合、第2リフィルサイズ設定レジスタ
83の値をキャッシュコントローラ85に出力する一
方、それ以外の場合、第1リフィルサイズ設定レジスタ
82の値をキャッシュコントローラ85に出力する。
ラ80は回路規模を大型化する事態、およびCPU6の
パフォーマンスが低下する事態を防止することができ
る。これは以下の理由による。
ction Set Computer) プロセッサは、簡単な命令を高速
でパイプライン処理することにより高速化を図ってい
る。RISCプロセッサは、命令の実行のサイクルタイ
ムがメモリのアクセスタイムより高速なため、データキ
ャッシュと命令キャッシュを持っていて、外部メモリの
データと命令をキャッシュの中にロードする。キャッシ
ュとは、CPUに内蔵され、CPUから高速アクセスが
可能な特殊メモリである。
を実行するものの、実行したい命令やデータがキャッシ
ュの中にないことがある。これをミスヒットという。そ
の場合、必要なデータや命令が格納されているメモリ7
のアドレスの周辺のデータや命令をキャッシュの中にロ
ードする。これが、リフィルとよばれる動作である。必
要なデータや命令は近くのアドレスにあることが多いた
め、リフィルされるサイズが大きければ大きいほど、ミ
スヒットされる確率が小さくなり、CPU6のパフォー
マンスは上昇する。
送要求が生じた場合、リフィルが終了するまでそのデー
タ転送動作に遷移することはできない。例えば、2値多
値変換部5からデータ転送要求が出力された場合、この
要求を優先すれば図5に示す遷移8を起こさなければな
らないものの、この遷移8は、リフィルが終了するまで
待たなければならない。
タ転送を要求するのは、データをプリントアウトするた
めである。また、レーザプリンタなどのページプリンタ
の場合、データを連続して送らなければ、データ落ちが
発生することになる。このような事態は絶対さけなけれ
ばならない。
用するシステムでは、リフィルが終了してから上記遷移
8を行った場合であってもデータ落ちが生じないよう
に、2値多値変換部5などのI/Oデバイスの入力画像
バッファのサイズを大きくするか、単にリフィルのサイ
ズを小さくしていた。しかしながら、入力画像バッファ
のサイズを大きくすれば回路規模が大きくなる。一方、
リフィルサイズを小さくすれば、CPU6のパフォーマ
ンスが低下することになる。
上記のように、DMAコントロール部81によるデータ
転送動作を待っている状態、即ちDMA待ち状態におい
ては、リフィルサイズを小さくしている。即ち、リフィ
ルサイズを小さくすれば、リフィルに伴う処理が迅速に
終了し、2値多値変換部5の入力画像バッファを大型化
することなく、転送データの上記データ落ちを防止する
ことができる。また、DMA待ち以外のときには、リフ
ィルサイズを通常サイズとすることにより、CPU6の
パフォーマンスの低下を防止することができる。また、
リフィルとデータ転送とが競合したとき調停を良好に行
うことができる。
らに他の形態を図7に基づいて以下に説明する。図7に
示すように、本DMAコントローラ90は、第1ないし
第4リフィルサイズ設定レジスタ91〜94を備えると
ともに、前記DMAコントローラ80と同様のDMAコ
ントロール部81およびセレクタ84を備えている。本
DMAコントローラ90では、第1ないし第4リフィル
サイズ設定レジスタ91〜94およびセレクタ84によ
りリフィルサイズ制御手段が構成されている。
前記第1リフィルサイズ設定レジスタ82と同様、リフ
ィルサイズを通常のリフィルサイズに設定するための情
報を格納している。一方、第2ないし第4リフィルサイ
ズ設定レジスタ92〜94は、リフィルサイズを第1リ
フィルサイズ設定レジスタ91が格納する情報にて設定
されるリフィルサイズよりも小さいサイズに設定するた
めの情報を格納している。これら第2ないし第4リフィ
ルサイズ設定レジスタ92〜94は、DMA待ちの場合
に使用されるものである。従って、本DMAコントロー
ラ90においても、前記DMAコントローラ80と同
様、回路規模の大型化とCPU6のパフォーマンスの低
下とを防止することができる。
2は、メモリからI/OデバイスへのDMA待ちの場合
に使用され、第3リフィルサイズ設定レジスタ93は、
I/OデバイスからメモリへのDMA待ちの場合に使用
され、第4リフィルサイズ設定レジスタ94はメモリ7
からメモリ7へのDMA待ちの場合に使用されものであ
る。
は、第1リフィルサイズ設定レジスタ91を選択する一
方、DMA待ちの場合には、どの方向へのDMAの待ち
であるかに応じて、第2ないし第4リフィルサイズ設定
レジスタ92〜94を選択する。即ち、セレクタ84
は、メモリからI/OデバイスへのDMA待ちの場合に
第2リフィルサイズ設定レジスタ92を選択し、I/O
デバイスからメモリへのDMA待ちの場合に第3リフィ
ルサイズ設定レジスタ93を選択し、メモリ7からメモ
リ7へのDMA待ちの場合に第4リフィルサイズ設定レ
ジスタ94を選択する。どの方向へのDMAの待ちであ
るかを示す信号は、DMAコントロール部81からセレ
クタ84へ供給される。
レジスタ92〜94の格納情報が示すリフィルサイズ
は、互いに異なり、第4リフィルサイズ設定レジスタ9
4が最も大きく、次に第3リフィルサイズ設定レジスタ
93、第2リフィルサイズ設定レジスタ92の順となっ
ている。命令キャッシュの上記リフィルサイズの設定
は、例えば、以下のようになっている。
整数倍としている。
とが競合したとき調停を良好に行うことができる。ま
た、リフィルサイズが、メモりからメモリへのDMA待
ち、I/OデバイスからメモリへのDMA待ち、メモリ
からI/OデバイスへのDMA待ちの順で大きくすると
効果が大きい。この理由は、前記図5の動作A〜Cにお
いて説明した優先順位設定の理由から、明らかである。
らに他の形態を図8に基づいて以下に説明する。図8に
示すように、本DMAコントローラ100は、第1ない
し第4リフィルサイズ設定レジスタ101〜104を備
えるとともに、前記DMAコントローラ80と同様のD
MAコントロール部81およびセレクタ84を備えてい
る。本DMAコントローラ100は、上記第1ないし第
4リフィルサイズ設定レジスタ101〜104およびセ
レクタ84にてリフィルサイズ制御手段が構成されてい
る。
は、前記第1リフィルサイズ設定レジスタ82と同様、
リフィルサイズを通常のリフィルサイズに設定するため
の情報を格納している。一方、第2ないし第4リフィル
サイズ設定レジスタ102〜104は、リフィルサイズ
を第1リフィルサイズ設定レジスタ101が格納する情
報にて設定されるリフィルサイズよりも小さいサイズに
設定するための情報を格納している。これら第2ないし
第4リフィルサイズ設定レジスタ102〜104は、D
MA待ちの場合に使用されるものである。従って、本D
MAコントローラ100においても、前記DMAコント
ローラ80と同様、回路規模の大型化とCPU6のパフ
ォーマンスの低下とを防止することができる。
02は、優先度1のDMAの待ち状態の場合、即ち優先
度1のDMA待ちの場合に使用され、第3リフィルサイ
ズ設定レジスタ103は、優先度2のDMA待ちの場合
に使用され、第4リフィルサイズ設定レジスタ104は
優先度3のDMA待ちの場合に使用されものである。上
記優先度1〜3の数字は、複数のデータ転送要求が重複
して生じた場合の処理の優先順位を表すものであり、1
が最も高くなっている。
は、第1リフィルサイズ設定レジスタ101を選択する
一方、DMA待ちの場合には、DMAの待ちとなってい
るデータ転送の上記優先度に応じて、第2ないし第4リ
フィルサイズ設定レジスタ102〜104を選択する。
即ち、セレクタ84は、優先度1のDMA待ちの場合に
第2リフィルサイズ設定レジスタ102を選択し、優先
度2のDMA待ちの場合に第3リフィルサイズ設定レジ
スタ103を選択し、優先度3のDMA待ちの場合に第
4リフィルサイズ設定レジスタ104を選択する。どの
優先度のDMAの待ちであるかを示す信号は、DMAコ
ントロール部81からセレクタ84へ供給される。
レジスタ102〜104の格納情報が示すリフィルサイ
ズは、互いに異なり、上記優先度が高いものほど小さく
なる。従って、リフィルサイズは、第4リフィルサイズ
設定レジスタ104によるものが最も大きく、次に第3
リフィルサイズ設定レジスタ103、第2リフィルサイ
ズ設定レジスタ102の順となっている。
タ102〜104の格納情報にて設定されるリフィルサ
イズは、優先度1のDMAは、I/Oデバイスからメモ
リへのDMA、優先度2のDMAはメモリからI/Oデ
バイスへのDMA、優先度3のDMAはメモリ7からメ
モリ7へのDMAとなっている。以上の関係を整理する
と以下のようになる。
(非DMA待ち用) 第2リフィルサイズ設定レジスタ102(優先度1:メ
モリからI/OデバイスへのDMA待ち用) 第3リフィルサイズ設定レジスタ103(優先度2:I
/OデバイスからメモリへのDMA待ち用) 第4リフィルサイズ設定レジスタ104(優先度3:メ
モリからメモリへのDMA待ち用) リフィルサイズ:優先度1<優先度2<優先度3 上記の構成により、リフィルとデータ転送とが競合した
ときに調停を良好に行うことができる。また、リフィル
サイズの大きさは、最も大きいものがメモリからメモリ
へのDMA待ち、以下、I/Oデバイスからメモリへの
DMA待ち、メモリからI/OデバイスへのDMA待ち
の順になっていると良好な処理が可能である。この理由
は、前記図5の動作A〜Cにおいて説明した優先順位設
定の理由から、明らかである。
コントローラは、転送先のデータのスタートアドレスを
格納するための第1レジスタと、転送元のデータのスタ
ートアドレスを格納するための第2レジスタと、転送さ
れるデータのワード数を格納するための第3レジスタ
と、データの転送先がI/Oデバイスであるかメモリで
あるかの情報を格納する第4レジスタと、データの転送
元がI/Oデバイスであるかメモリであるかの情報を格
納する第5レジスタと、I/Oデバイスとメモリとの間
でのデータの転送を行う場合の1回の転送要求に対する
転送ワード数を格納する第6レジスタと、前記第1レジ
スタ、第2レジスタ、第3レジスタおよび第6レジスタ
に格納されている情報に基づき、DMAによるデータ転
送動作に応じて第1および第2レジスタに格納されるア
ドレス、並びに第3レジスタに格納される転送データの
残ワード数の演算を行い、これの更新を行わせる演算手
段とを備え、前記第4および第5レジスタの格納情報に
基づく、メモリとメモリとの間のDMAによるデータ転
送の際には、このデータ転送のための少なくともlチャ
ンネルが構成される一方、I/Oデバイスとメモリとの
間のDMAによるデータ転送の際には、このデータ転送
のための少なくとも2チャンネルが、前記1チャンネル
を構成する回路を使用して構成され、さらに、キャッシ
ュのリフィルを行うキャッシュコントローラが接続さ
れ、DMAによるデータ転送動作が行われるときには、
この動作が行われないときよりも、前記キャッシュのリ
フィルにおけるリフィルサイズを小さくするリフィルサ
イズ制御手段を備えている構成である。
く、かつコストアップを抑制して多チャンネル化を図る
ことができる。
れるシステムに応じて、本発明のDMAコントローラの
マクロ(ユニット)の個数を変えるだけで、ありとあら
ゆるシステムに対応が可能なモジュラー構造となってい
る。従って、本DMAコントローラを使用することによ
り、システムの拡張が簡単であり、その設計も容易であ
る等の効果を奏すると共に、簡単な構成にて、キャッシ
ュのリフィルのパフォーマンスの維持とデータ転送のパ
フォーマンスの維持とを両立させる調停処理が可能であ
るという効果を奏する。
請求項1の発明のDMAコントローラにおいて、前記第
1レジスタと第2レジスタとの少なくとも一方が、メモ
リとメモリとの間のデータ転送に使用する転送先アドレ
スレジスタ、およびメモリとI/Oデバイスとの間のデ
ータ転送に使用する転送先アドレスレジスタを兼用して
いる第1レジスタ、またはメモリとメモリとの間のデー
タ転送に使用する転送元アドレスレジスタ、およびメモ
リとI/Oデバイスとの間のデータ転送に使用する転送
元アドレスレジスタを兼用している第2レジスタである
構成である。
て、さらに、回路構成の小型化と低コスト化とを図り得
るという効果を奏する。
請求項1の発明のDMAコントローラにおいて、前記第
1レジスタが、メモリからメモリへのデータ転送に使用
する転送先アドレスレジスタとI/Oデバイスからメモ
リへのデータ転送に使用する転送先アドレスレジスタと
からなり、前記第2レジスタが、メモリからメモリへの
データ転送に使用する転送元アドレスレジスタとメモリ
からI/Oデバイスへのデータ転送に使用する転送元ア
ドレスレジスタとからなる構成である。
て、各データ転送形態に応じた第1および第2レジスタ
での設定変更が不要となり、オーバーヘッドタイムを短
縮することができる。従って、迅速な処理が可能である
という効果を奏する。
請求項1の発明のDMAコントローラにおいて、DMA
による複数のデータ転送動作についての優先順位を記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている前記優
先順位に基づいて複数のデータ転送動作の調停を行う調
停手段とを備え、前記調停手段が、DMAによるデータ
転送動作中に、このデータ転送よりも優先順位の高いデ
ータ転送要求が入力されたとき、このときに進行中のデ
ータ転送動作を中断させ、この中断させた動作が再開可
能となるように、前記演算手段に、前記中断時までの転
送ワード数に基づき、第1レジスタ、第2レジスタおよ
び第3レジスタに対しての前記格納情報の更新を行わせ
るとともに、優先順位の高いデータ転送動作を行わせ、
この動作の終了後に、先に中断させたデータ転送動作を
再開させる構成である。
て、複数のデータ転送要求に対する調停処理を、簡単な
構成により、優先順位に従って迅速に処理可能である。
即ち、相対的に優先順位の低いデータの転送動作中であ
っても、優先順位の高いデータの転送要求が発生した場
合には、このデータ転送を、回路構成の大型化を招来す
ることなく簡単な構成により、迅速に処理可能であると
いう効果を奏する。
請求項1の発明のDMAコントローラにおいて、前記リ
フィルサイズ制御手段が、前記DMAによるデータ転送
動作が行われるとき、このデータ転送動作の優先順位が
高いほど、前記キャッシュのリフィルにおけるリフィル
サイズを小さくする構成である。
て、データ転送動作の優先順位が高いほどリフィルに伴
う処理を行うことによるデータ転送待ちの時間が短くな
るので、データ転送不良をさらに確実に防止することが
できるという効果を奏する。
請求項4または5の発明のDMAコントローラにおい
て、前記データ転送動作についての優先順位が、メモリ
からI/Oデバイスとしてのプリンタへのデータ転送が
最優先に設定され、以下、I/Oデバイスとしてスキャ
ナからメモリへのデータ転送、メモリからメモリへのデ
ータ転送の順に設定されていることを特徴としている。
果に加えて、適切な優先順位によりDMAによる複数の
データ転送の調停処理が可能である。また、例えばスキ
ャナからメモリへのデータ転送要求とプリンタからメモ
リへのデータ転送要求が競合した場合でも、プリントア
ウトされる画像における画像の欠けを防止することがで
きるという効果を奏する。
ーラを示すブロック図である。
デジタル複写機のブロック図である。
ローラを示すブロック図である。
コントローラを示すブロック図である。
コントローラにおいて、優先度に応じて行われる動作の
遷移の種類を示す説明図である。
コントローラを示すブロック図である。
コントローラを示すブロック図である。
コントローラを示すブロック図である。
ル複写機のブロック図である。
ック図である。
レジスタ、記憶手段) 36 レジスタ(第4レジスタ、第5レジスタ、第6
レジスタ、記憶手段) 38 カウンタ(演算手段) 39 加算・減算器(演算手段) 41 レジスタ(第1レジスタ) 42 レジスタ(第3レジスタ) 43 レジスタ(第2レジスタ) 44 レジスタ 48 カウンタ(演算手段) 49 加算・減算器(演算手段) 50 セレクタ・調停回路(調停手段) 60 DMAコントローラ 61 レジスタ(第1レジスタ) 62 レジスタ(第3レジスタ) 63 レジスタ(第2レジスタ) 64 レジスタ(第3レジスタ) 65 レジスタ(第4レジスタ、第5レジスタ、第6
レジスタ、記憶手段) 66 レジスタ(第4レジスタ、第5レジスタ、第6
レジスタ、記憶手段) 70 DMAコントローラ 71 レジスタ(第1レジスタ) 72 レジスタ(第3レジスタ) 73 レジスタ(第2レジスタ) 74 レジスタ(第3レジスタ) 75 レジスタ(第4レジスタ、第5レジスタ、第6
レジスタ、記憶手段) 76 レジスタ(第4レジスタ、第5レジスタ、第6
レジスタ、記憶手段) 77 レジスタ(第1レジスタ) 78 レジスタ(第2レジスタ) 79 レジスタ(第3レジスタ) 80 DMAコントローラ 81 DMAコントロール部 82 第1リフィルサイズ設定レジスタ(リフィルサ
イズ制御手段) 83 第2リフィルサイズ設定レジスタ(リフィルサ
イズ制御手段) 84 セレクタ(リフィルサイズ制御手段) 85 キャッシュコントローラ 90 DMAコントローラ 91 第1リフィルサイズ設定レジスタ(リフィルサ
イズ制御手段) 92 第2リフィルサイズ設定レジスタ(リフィルサ
イズ制御手段) 93 第3リフィルサイズ設定レジスタ(リフィルサ
イズ制御手段) 94 第4リフィルサイズ設定レジスタ(リフィルサ
イズ制御手段) 101 第1リフィルサイズ設定レジスタ(リフィル
サイズ制御手段) 102 第2リフィルサイズ設定レジスタ(リフィル
サイズ制御手段) 103 第3リフィルサイズ設定レジスタ(リフィル
サイズ制御手段) 104 第4リフィルサイズ設定レジスタ(リフィル
サイズ制御手段)
Claims (6)
- 【請求項1】転送先のデータのスタートアドレスを格納
するための第1レジスタと、 転送元のデータのスタートアドレスを格納するための第
2レジスタと、 転送されるデータのワード数を格納するための第3レジ
スタと、 データの転送先がI/Oデバイスであるかメモリである
かの情報を格納する第4レジスタと、 データの転送元がI/Oデバイスであるかメモリである
かの情報を格納する第5レジスタと、 I/Oデバイスとメモリとの間でのデータの転送を行う
場合の1回の転送要求に対する転送ワード数を格納する
第6レジスタと、 前記第1レジスタ、第2レジスタ、第3レジスタおよび
第6レジスタに格納されている情報に基づき、DMAに
よるデータ転送動作に応じて第1および第2レジスタに
格納されるアドレス、並びに第3レジスタに格納される
転送データの残ワード数の演算を行い、これらの更新を
行わせる演算手段とを備え、 前記第4および第5レジスタの格納情報に基づく、メモ
リとメモリとの間のDMAによるデータ転送の際には、
このデータ転送のためのlチャンネルが構成される一
方、I/Oデバイスとメモリとの間のDMAによるデー
タ転送の際には、このデータ転送のための2チャンネル
が、前記1チャンネルを構成する回路を使用して構成さ
れ、 さらに、キャッシュのリフィルを行うキャッシュコント
ローラが接続され、 DMAによるデータ転送動作が行われるときには、この
動作が行われないときよりも、前記キャッシュのリフィ
ルにおけるリフィルサイズを小さくするリフィルサイズ
制御手段を備え ていることを特徴とするDMAコントロ
ーラ。 - 【請求項2】前記第1レジスタと第2レジスタとの少な
くとも一方は、メモリとメモリとの間のデータ転送に使
用する転送先アドレスレジスタ、およびメモリとI/O
デバイスとの間のデータ転送に使用する転送先アドレス
レジスタを兼用している第1レジスタ、またはメモリと
メモリとの間のデータ転送に使用する転送元アドレスレ
ジスタ、およびメモリとI/Oデバイスとの間のデータ
転送に使用する転送元アドレスレジスタを兼用している
第2レジスタであることを特徴とする請求項1に記載の
DMAコントローラ。 - 【請求項3】前記第1レジスタは、メモリからメモリへ
のデータ転送に使用する転送先アドレスレジスタとI/
Oデバイスからメモリへのデータ転送に使用する転送先
アドレスレジスタとからなり、 前記第2レジスタは、メモリからメモリへのデータ転送
に使用する転送元アドレスレジスタとメモリからI/O
デバイスへのデータ転送に使用する転送元アドレスレジ
スタとからなることを特徴とする請求項1に記載のDM
Aコントローラ。 - 【請求項4】DMAによる複数のデータ転送動作につい
ての優先順位を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている前記優先順位に基づいて
複数のデータ転送動作の調停を行う調停手段とを備え、 前記調停手段は、DMAによるデータ転送動作中に、こ
のデータ転送よりも優先順位の高いデータ転送要求が入
力されたとき、このときに進行中のデータ転送動作を中
断させ、この中断させた動作が再開可能となるように、
前記演算手段に、前記中断時までの転送ワード数に基づ
き、第1レジスタ、第2レジスタおよび第3レジスタに
対しての前記格納情報の更新を行わせるとともに、優先
順位の高いデータ転送動作行わせ、この動作の終了後
に、先に中断させたデータ転送動作を再開させるもので
あることを特徴とする請求項1に記載のDMAコントロ
ーラ。 - 【請求項5】前記リフィルサイズ制御手段は、前記DM
Aによるデータ転送動作が行われるとき、このデータ転
送動作の優先順位が高いほど、前記キャッシュのリフィ
ルにおけるリフィルサイズを小さくするものであること
を特徴とする請求項1に記載のDMAコントローラ。 - 【請求項6】前記データ転送動作についての優先順位
は、メモリからI/Oデバイスとしてのプリンタへのデ
ータ転送が最優先に設定され、以下、I/Oデバイスと
してスキャナからメモリへのデータ転送、メモリからメ
モリへのデータ転送の順に設定されていることを特徴と
する請求項4または5に記載のDMAコントローラ。
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