JP2002319993A - 通信システムおよび通信方法 - Google Patents

通信システムおよび通信方法

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JP2002319993A JP2002021483A JP2002021483A JP2002319993A JP 2002319993 A JP2002319993 A JP 2002319993A JP 2002021483 A JP2002021483 A JP 2002021483A JP 2002021483 A JP2002021483 A JP 2002021483A JP 2002319993 A JP2002319993 A JP 2002319993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ送信装置から送信すべきデータを複数
のブロックに分割したブロック群で構成されるデータ送
信信号を送信し、データ受信装置は、受信したブロック
に受信誤りがあったときデータ送信信号終了後、受信誤
りのあったブロック番号を含んだ再送要求信号をただち
に返信することを可能とする。 【解決手段】 送信すべきデータを複数のブロックに分
割するときに、1ブロックを最大Mビットまでの可変長
とし、最初の1ブロックめをMビット以下、2ブロック
め以降をMビット固定長とにブロック分割する。2ブロ
ックめ以降で受信誤りがあれば、データブロックが送信
終了までの待ち時間51は、(ビット同期信号のビット
数+フレーム同期信号2のビット数+データブロックの
ビット数M)×(受信できなかった残りブロック数)と
算出して再送要求信号を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ送信装置か
ら送信すべきデータを複数のブロックに分割したブロッ
ク群で構成されるデータ送信信号を送信し、データ送信
信号の受信通知信号、または再送要求信号をデータ受信
装置から返信する通信システムおよび通信方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】データ送信装置とデータ受信装置とで通
信を行うとき、ビット同期信号、フレーム同期信号を最
初に送信し、続いて通信相手を識別するための識別符
号、通信相手に伝送したい伝送データを送信する。図7
に小電力無線を利用するときの通信電文フォーマットを
示す。
【0003】ビット同期信号71は送信装置と受信装置
とでビットタイミングを同期するための信号で、「01
01・・・」を数十ビットから百ビット程度繰り返す。
【0004】フレーム同期信号72は次にある識別符号
73の先頭位置を受信装置に伝えるための信号で、例え
ば31ビットの疑似ランダム信号を使用する。
【0005】識別符号73は受信者識別符号74と送信
者識別符号75とからなる。これらは各送信装置、各受
信装置に固有の識別符号で、送信者識別符号75によっ
て受信装置は通信電文を送信した送信装置を判別でき
る。そして、受信通知信号(受信が正常に終了したこと
を知らせる信号)や再送要求信号(受信誤りがあって再
送信を要求する)の返信先の識別符号に用いる。
【0006】また、受信者識別符号74によって通信電
文を受信すべき受信装置を判別できる。受信装置は予め
記憶している自身の識別符号と受信した受信者識別符号
74とが一致することを確認して伝送データ76を受信
する。受信者識別符号74が一致しない場合は受信しな
い。
【0007】図示しないが、伝送データ76には誤り制
御符号を付加する。誤り検出符号であるパリティ符号や
CRC符号、あるいは誤り訂正符号であるBCH符号な
どを用いて、送受信の途中で伝送データに誤りが発生し
ていないかを調べる。
【0008】以上は伝送データ76のビット数が少ない
ときである。通信相手に伝送したい伝送データのビット
数が多いとその受信中に送信装置と受信装置とのビット
タイミングずれが累積され、ビットタイミングが合わな
くなって受信不能となる。それを防ぐために、図7
(2)のように、伝送データを複数のブロック77,8
0に分割し、その途中にビット同期信号78を挿入して
ビットタイミングを再同期させる方法がある。また伝送
データの先頭位置をデータ受信装置に伝えるため、ビッ
ト同期信号78と伝送データ80とのあいだにフレーム
同期信号を挿入する。このフレーム同期信号79は、先
のフレーム同期信号72と同じでもよいが、それと区別
する必要があればそのビット反転信号等がよい。
【0009】伝送データを複数に分割したブロックに
は、それぞれブロック番号の情報を含んでおり、受信装
置はブロック番号を用いて受信したブロック群を一つの
伝送データにまとめる。またブロック群受信中に受信誤
りがあったときは、受信誤りがあったブロック番号を送
信装置に知らせて再送信を要求するので、送信装置は受
信装置が必要とするブロック群を再送信することができ
る。
【0010】また、伝送データを複数に分割する際に1
ブロックに含まれる伝送データ長を可変長とする場合に
は、ブロックに含まれる伝送データのデータ長の情報を
各部ロックに含んでおり、データ長により受信装置は各
ブロックの伝送データ長を認識して受信処理を行う。
【0011】なお、ブロック群受信中に受信誤りがなか
ったときは、受信装置から送信装置に受信通知信号を返
信して知らせる。送信装置は、受信通知信号、再送要求
信号ともに受信できない場合は、データ送信信号を再度
送信する。
【0012】受信通知信号、再送要求信号の通信電文フ
ォーマットも図7と同じである。伝送データ部に受信通
知を示す符号、または再送要求するブロック番号を含
む。伝送データが短い場合にはブロック分割は不要であ
るが、再送要求するブロック番号が多いとブロック分割
して送信する。
【0013】このように、送信すべきデータを複数のブ
ロックに分割したブロック群で構成されるデータ送信信
号を送信し、データ送信信号の受信通知信号または再送
要求信号をデータ受信装置から返信する通信システムに
関するものには、例えば、特開平2−186733号公
報等がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の通信システ
ムでも再送要求信号によって効率の良い再送を行うが、
受信通知信号、再送要求信号がデータ送信装置に届かな
ければデータ送信信号全体を再送信することになる。特
にブロック分割するような伝送データは長いので、デー
タ送信信号全体を頻繁に再送信すると通信回線または通
信チャネルが混雑する。したがって、受信通知信号、再
送要求信号をデータ送信信号よりも優先する必要が考え
られる。
【0015】一般に通信衝突を避けるためにキャリアセ
ンスが用いられる。これは送信前に他のデータ送信装置
からの送信信号が無いことを確認して送信する。他の送
信信号が有る場合は、しばらく送信待ちとする。したが
って、受信通知信号、再送要求信号を返信するときにキ
ャリアセンスし、このとき他のデータ送信装置から送信
信号が有れば返信することができなくなる。これを避け
るため、データ送信信号の送信終了直後に受信通知信
号、再送要求信号を返信して、受信通知信号、再送要求
信号の送信直前に他の送信信号が入らないようにするこ
とが考えられる。
【0016】しかし、ブロック受信中に受信誤りがあっ
たとき、例えばブロック番号やデータ長を受信中に誤り
が発生した場合、データ送信信号の終了を判断すること
が難しかった。例えば、キャリアセンスによってデータ
送信信号の終了を判断する方法では、フェージング等に
よるキャリアセンスのレベル変動によってデータ送信信
号の送信途中で誤って判断する場合がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、データ送信装置とデータ受信装置とで通信
を行う通信システムにおいて、前記データ送信装置は、
送信すべきデータを複数のブロックに分割しブロック毎
に誤り制御符号を付加したブロック群でデータ送信信号
を構成する送信データ分割手段と、前記データ送信信号
を送信するデータ送信手段と、送信終了後に送信動作か
ら受信待ち受け動作に切り換えて再送要求信号を受信す
る受信手段とを備え、前記データ受信装置は、データ受
信手段で受信したデータ送信信号の受信誤りを検出する
受信誤り検出手段と、受信誤りを検出したときに各ブロ
ックに含まれるブロック番号を基にして前記データ送信
信号の送信終了時点を算出するブロック番号カウント手
段と、データ送信信号の送信終了時点に再送要求信号を
返信する送信手段とからなる。
【0018】上記発明によれば、データ受信装置は、デ
ータ送信信号のブロック群受信中に受信誤りがあったと
き、ブロック番号を基にしてデータ送信信号の送信終了
時点を算出し再送要求信号を返信するので、例えばブロ
ック番号やデータ長を受信中に誤りが発生した場合でも
データ送信信号の終了を正確に判断することでき、デー
タ送信信号と再送要求信号との隙間時間を少なくするこ
とが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は各請求項記載の形態で実
施することができるものである。
【0020】すなわち、請求項1記載の発明のように、
データ送信装置とデータ受信装置とで通信を行う通信シ
ステムにおいて、データ送信装置は、送信すべきデータ
を複数のブロックに分割しブロック毎に誤り制御符号を
付加したブロック群でデータ送信信号を構成する送信デ
ータ分割手段と、データ送信信号を送信するデータ送信
手段と、送信終了後に送信動作から受信待ち受け動作に
切り換えて再送要求信号を受信する受信手段とを備え、
データ受信装置は、データ受信手段で受信したデータ送
信信号の受信誤りを検出する受信誤り検出手段と、受信
誤りを検出したときに各ブロックに含まれるブロック番
号を基にしてデータ送信信号の送信終了時点を算出する
ブロック番号カウント手段と、データ送信信号の送信終
了時点に再送要求信号を返信する送信手段とからなるも
のである。
【0021】そして、受信したブロック番号を基にして
データ送信信号の送信終了時点を算出するので、例えば
ブロック番号やデータ長を受信中に誤りが発生した場合
でもデータ送信信号の終了を正確に判断することでき、
データ送信信号と再送要求信号との隙間時間を少なくす
ることが可能である。
【0022】また、請求項2記載の発明のように、デー
タ送信装置とで通信を行うデータ受信装置において、デ
ータ送信装置からの、送信すべきデータを複数のブロッ
クに分割しブロック毎に誤り制御符号を付加したブロッ
ク群で構成されるデータ送信信号を受信して、データ受
信手段で受信したデータ送信信号の受信誤りを検出する
受信誤り検出手段と、受信誤りを検出したときに各ブロ
ックに含まれるブロック番号を基にしてデータ送信信号
の送信終了時点を算出するブロック番号カウント手段
と、データ送信信号の送信終了時点に再送要求信号を返
信する送信手段とからなるものである。
【0023】そして、受信したブロック番号を基にして
データ送信信号の送信終了時点を算出するので、例えば
ブロック番号やデータ長を受信中に誤りが発生した場合
でもデータ送信信号の終了を正確に判断することでき、
データ送信信号と再送要求信号との隙間時間を少なくす
ることが可能である。
【0024】また、請求項3記載の発明のように、デー
タ送信装置とデータ受信装置とで通信を行う通信方法に
おいて、データ送信装置は、送信すべきデータを複数の
ブロックに分割しブロック毎に誤り制御符号を付加した
ブロック群でデータ送信信号を構成し、データ送信信号
の送信終了後に送信動作から受信待ち受け動作に切り換
えて再送要求信号を受信し、データ受信装置は、データ
受信手段で受信したデータ送信信号の受信誤りを検出し
たときに各ブロックに含まれるブロック番号を基にして
データ送信信号の送信終了時点を算出し、データ送信信
号の送信終了時点に再送要求信号を返信する通信方法で
ある。
【0025】そして、受信したブロック番号を基にして
データ送信信号の送信終了時点を算出するので、例えば
ブロック番号やデータ長を受信中に誤りが発生した場合
でもデータ送信信号の終了を正確に判断することでき、
データ送信信号と再送要求信号との隙間時間を少なくす
ることが可能である。
【0026】また、請求項4記載の発明のように、請求
項2記載の無線通信装置の手段の全てもしくは一部とし
てコンピュータを機能させるためのプログラムを記録し
た記録媒体である。そして、プログラムを記録した記録
媒体であるのでコンピュータを用いて本発明のデータ受
信装置の一部あるいは全てを容易に実現することができ
る。プログラムの配布やインストール作業が簡単にでき
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0028】(実施例1)図1は本発明の実施例1に関
わるデータ送信装置の構成を示すブロック図である。デ
ータ受信装置と通信するため、図において、アンテナ1
を介してデータ受信装置からの無線信号2を受信し受信
電文に復調する受信手段3、その受信手段3の電源オン
・オフや通信チャネルなどを制御する受信回路制御手段
4、送信電文を変調してアンテナ1を介して相手の送デ
ータ受信装置に無線信号2を送信する送信手段5、その
送信手段5の電源オン・オフや通信チャネルなどを制御
する送信回路制御手段6、受信手段3からの受信電文を
解読して受信処理するとともに送信電文を組み立てて送
信手段5に渡すなど通信全体を制御する通信制御手段7
から構成される。
【0029】また、受信時に、受信手段3からの受信電
文中のビット同期信号を検出してデータ送信装置との同
期を取る処理を行うビット同期処理手段8、その同期を
基準にしてフレーム同期信号を一定時間のあいだ探索・
検出するフレーム同期信号検出手段9がある。予めフレ
ーム同期信号記憶手段10に記憶してあるフレーム同期
信号と受信した信号とを比較し一致したときにフレーム
同期信号と判断し、次に識別符号の判別を行う。
【0030】通信制御手段7は識別符号記憶手段11か
ら識別符号を読み出し、受信時は受信電文中の受信者識
別符号が自身の識別符号と一致している電文のみを解読
する。また、送信時は送信電文中に送信者識別符号とし
て自身の識別符号を、受信者識別符号として通信相手の
識別符号を挿入する。なお、自身の識別符号と通信相手
の識別符号とは初期設定時に識別符号記憶手段11に記
憶する。
【0031】ここで、データ送信装置において上記送信
電文はデータ送信信号であり、上記受信電文は再送要求
信号と受信通知信号である。送信データは送信データバ
ッファ12から出力し、送信データ分割手段13で複数
ブロックに分割して通信制御手段7に出力する。また再
送要求信号を受信した場合、再送データ生成手段14は
複数ブロックから再送信に必要なブロックを抽出し再送
データを構成して通信制御手段7に出力する。
【0032】図2は本発明の実施例1に関わるデータ受
信装置の構成を示すブロック図である。図において、1
〜11は図1と同じなので説明を省略する。
【0033】データ受信装置において受信電文はデータ
送信信号であり、送信電文は再送要求信号と受信通知信
号である。受信したブロック毎に受信誤りの有無を受信
電文誤り検出手段15において検出し、受信誤りが無い
ブロックは受信データバッファ16に出力する。受信誤
りが有るブロックはそのブロック番号を再送要求信号生
成手段17に出力する。
【0034】1回のデータ送信信号の全ブロックの受信
が終了した時点で受信誤りが有る場合、再送要求信号生
成手段17において再送要求信号(受信誤りのあったブ
ロック番号をデータ送信装置に伝えるための信号)を生
成し通信制御手段7に出力する。全ブロックの受信が終
了した時点で受信誤りが無い場合、受信通知信号生成手
段18において受信通知信号(受信誤りなしという内容
をデータ送信装置に伝えるための信号)を生成し通信制
御手段7に出力する。
【0035】受信通知信号または再送要求信号はデータ
送信信号の送信終了時点で返信する。そのタイミングは
受信したブロック番号を基にしてブロック番号カウンタ
手段19で算出する。詳細は次の通信電文フォーマット
を示して説明する。
【0036】図3に本発明の通信電文フォーマットを示
す。(1)はブロック分割なしのとき、(2)はブロッ
ク分割有りのときの通信電文である。いずれも従来例で
ある図7と基本的に同じ構成であり、各データブロック
には、そのブロックのブロック番号32、ブロック内の
伝送データのデータ長33、伝送データ34、誤り制御
符号35が含まれる。また最後にダミー信号31を付加
している。これはデータ受信装置が返信するときに受信
動作から送信動作の切り換えるのに必要な時間を考慮し
たもので、後で図6を用いて説明する。
【0037】ところで、送信すべきデータを複数のブロ
ックに分割する方法は次の二つがある。
【0038】(a)1ブロックを最大Mビットまでの可
変長とし、最初の1ブロックめをMビット以下、2ブロ
ックめ以降をMビット固定にブロック分割する。例え
ば、1ブロックを最大1024ビットまでの可変長、送
信すべきデータを10000ビットとすると、1ブロッ
クめは784ビット、2〜10ブロックは1024ビッ
トになる。
【0039】この分割方法(a)の利点は、最初の1ブ
ロックめが誤りなく受信できれば2ブロックめ以降で受
信誤りがあってもブロック番号からデータ送信信号の終
了を正確に判断することができる。
【0040】(b)1ブロックのデータ長をNビットの
固定長とする。この場合、ブロック分割の結果、1ブロ
ックがNビットに満たない場合はダミーデータで埋め
る。例えば1ブロックを最大1024ビットの固定長、
送信すべきデータを10000ビットとすると、1ブロ
ックめは784ビット+ダミーデータ240ビット、2
〜10ブロックは1024ビットになる。このときデー
タ受信装置は、ダミーデータの有無をデータ長33によ
って判別し、受信処理後ダミーデータは破棄する。
【0041】この分割方法(b)の利点は、どのブロッ
クで受信誤りがあってもブロック番号からデータ送信信
号の終了を正確に判断することできる。反面、固定長N
ビットが大きいときに効率が悪くなる。送信すべきデー
タが1025ビットであればダミーデータを1023ビ
ット付加して2ブロック(2048ビット)送信しなけ
ればならない。
【0042】次に図4にブロック番号を示す。ここでは
3ブロックに分割した場合を示す。(1)は減算値で与
える方法、(2)は加算値で与える方法である。
【0043】ブロック分割して送信する場合、このデー
タ送信信号に含まれる全ブロック数をデータ受信装置に
知らせるため全ブロック数の情報が必要になる。(2)
では全ブロック数41が必要であるが(1)ではデータ
ブロック1のブロック番号42が全ブロック数の情報を
兼ねることができる。すなわち(1)では1ブロックめ
のブロック番号によって受信すべき全ブロック数がわか
るとともに、データ受信装置はブロック番号が1になる
までブロック群を受信すればよい。以上から(1)は
(2)と比較して通信電文フォーマットが簡潔になると
ともに受信処理が容易とすることができる。以下、ブロ
ック番号は(1)の方法で説明をする。
【0044】次に、データ送信装置・データ受信装置の
動作を説明する。
【0045】図5は、データ受信装置で、データ送信信
号のブロック群受信中に受信誤りがあったとき、ブロッ
ク番号を基にしてデータ送信信号の送信終了時点を算出
し再送要求信号を返信する場合を示す。
【0046】データ送信装置の動作として、データ送信
信号を送信処理した後、送信動作から受信待ち受け動作
へ切り換えて受信通知信号または再送要求信号の受信処
理を行う。データ送信信号の一例として、送信すべきデ
ータを3ブロックに分割し、ブロック番号を「3」
「2」「1」と減算値で与える。
【0047】また、データ受信装置の動作として、デー
タ送信信号を受信した後、受信動作から送信動作へ切り
換えて再送要求信号の送信処理を行う。ここではデータ
ブロック2の途中で受信誤りがあった図である。
【0048】データ受信装置は、受信データの誤り検出
をしながら、同時にデータブロック終了の待ち時間タイ
マーを起動する。タイマーはブロック番号カウント手段
内にあり、一つのデータブロックに受信誤りがないこと
を確認する度に再起動する。図ではビット同期信号50
の先頭からタイマーを再起動しているが、フレーム同期
信号2の先頭やデータブロックの先頭から起動させる方
法でも良い。
【0049】ブロック番号カウント手段は、図のように
データブロックの途中で受信誤りがあればデータブロッ
クが送信終了までの待ち時間51を(ビット同期信号の
ビット数+フレーム同期信号2のビット数+データブロ
ックのビット数)×(受信できなかった残りブロック
数)から算出できる。ビット同期信号のビット数、フレ
ーム同期信号2のビット数、データブロックのビット数
についてはデータ受信装置は予め知っており、受信でき
なかった残りブロック数はブロック番号から知ることが
できる。
【0050】ダミー信号55の送信時間についてはデー
タ受信装置は予め知っており、データブロックの送信終
了までの待ち時間51の後、タイマーを起動してダミー
信号55の送信終了を算出する。あるいは、送信信号準
備56、受信→送信切換57が終了してからキャリアセ
ンスによりダミー信号55の送信終了を検出する。
【0051】以上のようにしてブロック群の各ブロック
に含まれるブロック番号を基にしてデータ送信信号の送
信終了時点を算出し再送要求信号を返信するので、デー
タ送信信号と再送要求信号との隙間時間を少なくし、他
の送信信号が再送要求信号の前に入ってこないようにす
る。
【0052】このとき、データ送信装置では、送信動作
から受信待ち受け動作に切り換える時間52があるの
で、データ受信装置は、再送要求信号の初めに送信する
ビット同期信号53の長さをこの時間よりも長くして、
データ送信信号終了後ただちにデータ受信装置が返信を
してもデータ送信装置がビット同期信号53を受信でき
るようにしている。
【0053】ここで、再送要求信号は送信すべきデータ
が少なければブロック分割なしである。データ受信装置
は、受信誤りがあったブロックのブロック番号を再送要
求信号のデータブロック54に含めて返信し、再送要求
信号を受信したデータ送信装置はこのブロック番号のブ
ロックを再送信する。この場合、受信誤りのあったブロ
ック番号「2、1」の情報が入っており、データ送信装
置はブロック番号「2」「1」を再送する。
【0054】また、データ受信装置は、誤りなく受信で
きたブロックのブロック番号を再送要求信号に含めて返
信し、再送要求信号を受信したデータ送信装置はこのブ
ロック番号のブロックを除いて再送信してもよい。いず
れの方法であってもデータ送信装置は受信誤りがあった
ブロックのみを再送信することができ効率が良い。
【0055】あるいは、再送信するブロックの別方法と
して、データ受信装置は、受信誤りがあった最初のブロ
ックのブロック番号を再送要求信号に含めて送信し、再
送要求信号を受信したデータ送信装置はこのブロック番
号のブロック以降を再送信する方法でも良い。この場
合、受信誤りのあった最初のブロック番号である「2」
の情報が入っており、データ送信装置はブロック番号
「2」「1」を再送する。受信誤りがあったブロックの
みを抽出して再送信する場合に比較してデータ送信装
置、データ受信装置の処理が容易である。
【0056】例えば10ブロック送信した中で、ブロッ
ク番号6,4,2に受信誤りがあったとする。受信誤り
があったブロックのみを再送信する場合、再送するデー
タ送信装置はこれらブロック番号のブロックを抽出して
再送信号を準備しなければならない。
【0057】加えて、データ送信信号に含まれる最初の
ブロックで受信誤りがあった場合、再送要求信号を返信
しなくともデータ送信装置からデータ送信信号を再送し
てくるので再送要求信号の送受信処理が不要となる。
【0058】図6は、データ受信装置で、データ送信信
号のブロック群受信中に受信誤りがなかったとき、ブロ
ック番号を基にしてデータ送信信号の送信終了時点を算
出し受信通知信号を返信する場合を示す。
【0059】データ送信装置の動作は図5と同じで、デ
ータ送信信号を送信した後、送信動作から受信待ち受け
動作へ切り換えて受信通知信号または再送要求信号の受
信を行う。
【0060】データ受信装置の動作として、データ送信
信号を受信した後、受信動作から送信動作へ切り換えて
受信通知信号の送信を行う。
【0061】このとき、データ受信装置では、送信信号
を準備する時間61と受信動作から送信動作に切り換え
る時間62とがあるので、データ送信装置は、データ送
信信号の最後に送信するダミー信号63の長さをこの時
間よりも長くして、データ送信信号終了後ただちにデー
タ受信装置が返信することができるようにしている。
【0062】なおダミーデータやダミー信号は例えば、
全て「0」や全て「1」、あるいは「010101・
・」等が考えられる。
【0063】ところで、複数の通信回線、または通信チ
ャネルを切り換えて運用しその中から1つを選択して通
信する通信システムがある。このとき、再送要求信号と
受信通知信号の返信には、受信したデータ送信信号と同
じ通信回線、または通信チャネルを優先して選択する。
【0064】例えば1チャネル〜6チャネルの通信チャ
ネルを持ち、キャリアセンスをして空きチャネルを見つ
けて送信するものがある。データ送信信号を3チャネル
で受信したときは、返信は3チャネルを原則とし、3チ
ャネルがキャリアセンスによって他の送信信号がある場
合に限り別チャネルで返信する。このように返信する通
信チャネルを受信したデータ送信信号と同じ通信回線、
または通信チャネルを優先することでデータ送信信号と
再送要求信号との隙間時間を少なくすることが可能であ
る。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、ブロック番号を基にしてデータ送信信号の送信
終了時点を算出するので、例えばブロック番号やデータ
長を受信中に誤りが発生した場合でもデータ送信信号の
終了を正確に判断することでき、データ送信信号と再送
要求信号との隙間時間を少なくすることが可能である。
【0066】データ受信装置は、データ送信信号のブロ
ック群受信中に受信誤りがあったとき、ブロック群の各
ブロックに含まれるブロック番号を基にしてデータ送信
信号の送信終了時点を算出し再送要求信号を返信するの
で、データ送信信号と再送要求信号との隙間時間を少な
くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の通信システムにおけるデー
タ送信装置のブロック図
【図2】同システムにおけるデータ受信装置のブロック
【図3】(1)同システムにおいてブロック分割なしの
ときの通信電文フォーマットを示す図 (2)同システムにおいてブロック分割ありのときの通
信電文フォーマットを示す図
【図4】(1)同システムの減算値で与える方法におい
てブロック番号を示す図 (2)同システムの加算値で与える方法においてブロッ
ク番号を示す図
【図5】同システムにおいて再送要求信号のときのデー
タ送信装置とデータ受信装置の動作を示す図
【図6】同システムにおいて受信通知信号のときのデー
タ送信装置とデータ受信装置の動作を示す図
【図7】(1)伝送データが少ないときの一般の通信電
文フォーマットを示す図 (2)伝送データが多いときの一般の通信電文フォーマ
ットを示す図
【符号の説明】
7 通信制御手段 8 ビット同期処理手段 9 フレーム同期信号検出手段 12 送信データバッファ 13 送信データ分割手段 14 再送データ生成手段 15 受信電文誤り検出手段 16 受信データバッファ 17 再送要求信号生成手段 18 受信通知信号生成手段 19 ブロック番号カウント手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 博義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K014 AA01 BA06 BA07 DA02 FA05 5K033 AA06 CA07 CB03 DA17 5K034 AA02 DD01 EE03 FF01 FF02 HH01 HH02 MM03 MM14 MM25 5K067 AA13 BB12 CC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送信装置とデータ受信装置とで通
    信を行う通信システムにおいて、前記データ送信装置
    は、送信すべきデータを複数のブロックに分割しブロッ
    ク毎に誤り制御符号を付加したブロック群でデータ送信
    信号を構成する送信データ分割手段と、前記データ送信
    信号を送信するデータ送信手段と、送信終了後に送信動
    作から受信待ち受け動作に切り換えて再送要求信号を受
    信する受信手段とを備え、前記データ受信装置は、デー
    タ受信手段で受信したデータ送信信号の受信誤りを検出
    する受信誤り検出手段と、受信誤りを検出したときに各
    ブロックに含まれるブロック番号を基にして前記データ
    送信信号の送信終了時点を算出するブロック番号カウン
    ト手段と、データ送信信号の送信終了時点に再送要求信
    号を返信する送信手段とからなる通信システム。
  2. 【請求項2】 データ送信装置とで通信を行うデータ受
    信装置において、前記データ送信装置からの、送信すべ
    きデータを複数のブロックに分割しブロック毎に誤り制
    御符号を付加したブロック群で構成されるデータ送信信
    号を受信して、データ受信手段で受信した前記データ送
    信信号の受信誤りを検出する受信誤り検出手段と、受信
    誤りを検出したときに各ブロックに含まれるブロック番
    号を基にして前記データ送信信号の送信終了時点を算出
    するブロック番号カウント手段と、データ送信信号の送
    信終了時点に再送要求信号を返信する送信手段とからな
    るデータ受信装置。
  3. 【請求項3】 データ送信装置とデータ受信装置とで通
    信を行う通信方法において、前記データ送信装置は、送
    信すべきデータを複数のブロックに分割しブロック毎に
    誤り制御符号を付加したブロック群でデータ送信信号を
    構成し、前記データ送信信号の送信終了後に送信動作か
    ら受信待ち受け動作に切り換えて再送要求信号を受信
    し、前記データ受信装置は、データ受信手段で受信した
    データ送信信号の受信誤りを検出したときに各ブロック
    に含まれるブロック番号を基にして前記データ送信信号
    の送信終了時点を算出し、データ送信信号の送信終了時
    点に再送要求信号を返信する通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のデータ受信装置の手段の
    全てもしくは一部としてコンピュータを機能させるため
    のプログラムを記録した記録媒体。
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