JP2002319853A - 入出力回路 - Google Patents
入出力回路Info
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- JP2002319853A JP2002319853A JP2001122413A JP2001122413A JP2002319853A JP 2002319853 A JP2002319853 A JP 2002319853A JP 2001122413 A JP2001122413 A JP 2001122413A JP 2001122413 A JP2001122413 A JP 2001122413A JP 2002319853 A JP2002319853 A JP 2002319853A
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- output
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消費電力を低減することが可能な入出力回路
を提供する。 【解決手段】 入出力回路101において、ドライバ回
路10から出力されたバス信号BUSをLレベルからH
レベル、またはHレベルからLレベルへ変化させる場
合、バス信号BUSの電位がレシーバ回路20のしきい
値電圧VTに達してから所定の時間△t経過後に制御回
路60からドライバ回路10をハイインピーダンス状態
とする制御回路出力信号RCOUTが出力される。これ
により、所定の時間△tに依存してバス信号BUSの電
位振幅は制限される。
を提供する。 【解決手段】 入出力回路101において、ドライバ回
路10から出力されたバス信号BUSをLレベルからH
レベル、またはHレベルからLレベルへ変化させる場
合、バス信号BUSの電位がレシーバ回路20のしきい
値電圧VTに達してから所定の時間△t経過後に制御回
路60からドライバ回路10をハイインピーダンス状態
とする制御回路出力信号RCOUTが出力される。これ
により、所定の時間△tに依存してバス信号BUSの電
位振幅は制限される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は入出力回路に関
し、さらに詳しくは、バスを介して信号の送受信を行な
うための入出力回路に関する。
し、さらに詳しくは、バスを介して信号の送受信を行な
うための入出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路はメモリやCPU(中央
演算装置)等の機能モジュールにより構成され、機能モ
ジュール間のデータの授受はバスを用いて行なうのが一
般的である。
演算装置)等の機能モジュールにより構成され、機能モ
ジュール間のデータの授受はバスを用いて行なうのが一
般的である。
【0003】通常機能モジュールには、バスを介してデ
ータ信号の送受信を行なうための入出力回路が接続され
る。
ータ信号の送受信を行なうための入出力回路が接続され
る。
【0004】図12に従来の入出力回路の回路図を示
す。図12を参照して、入出力回路100は、機能モジ
ュールからバスへデータ信号を出力するドライバ回路1
0と、バスからデータ信号を受取り、機能モジュールへ
入力するレシーバ回路20と、NANDゲート30と、
NORゲート40と、インバータ50とを含む。
す。図12を参照して、入出力回路100は、機能モジ
ュールからバスへデータ信号を出力するドライバ回路1
0と、バスからデータ信号を受取り、機能モジュールへ
入力するレシーバ回路20と、NANDゲート30と、
NORゲート40と、インバータ50とを含む。
【0005】ドライバ回路10は電源ノードVDDと接
地ノード500との間に直列に接続されるPチャネルM
OSトランジスタ11とNチャネルMOSトランジスタ
12とを含む。PチャネルMOSトランジスタ11のソ
ースは電源ノードVDDに接続され、NチャネルMOS
トランジスタ12のソースは接地ノード500と接続さ
れる。また、PチャネルMOSトランジスタ11のドレ
インとNチャネルMOSトランジスタ12のドレインと
が接続される。
地ノード500との間に直列に接続されるPチャネルM
OSトランジスタ11とNチャネルMOSトランジスタ
12とを含む。PチャネルMOSトランジスタ11のソ
ースは電源ノードVDDに接続され、NチャネルMOS
トランジスタ12のソースは接地ノード500と接続さ
れる。また、PチャネルMOSトランジスタ11のドレ
インとNチャネルMOSトランジスタ12のドレインと
が接続される。
【0006】PチャネルMOSトランジスタ11のゲー
トにはNANDゲート30から出力された信号φC1が
入力される。一方、NチャネルMOSトランジスタ12
のゲートにはNORゲート40から出力された信号φC
2が入力される。
トにはNANDゲート30から出力された信号φC1が
入力される。一方、NチャネルMOSトランジスタ12
のゲートにはNORゲート40から出力された信号φC
2が入力される。
【0007】NANDゲート30は外部から入力され、
ドライバ回路10を活性化するためのドライバ活性化信
号ENと各機能モジュールから出力されたデータ信号D
を受け、ドライバ活性化信号ENとデータ信号Dとの理
論積を演算し、その演算結果を反転した信号φC1を出
力する。
ドライバ回路10を活性化するためのドライバ活性化信
号ENと各機能モジュールから出力されたデータ信号D
を受け、ドライバ活性化信号ENとデータ信号Dとの理
論積を演算し、その演算結果を反転した信号φC1を出
力する。
【0008】ここでドライバ活性化信号ENは、複数の
機能モジュール間のバスを介したデータ信号の授受にお
いて複数の機能モジュールが同時にデータ信号を送信す
ることを禁止するために、バスの使用権を取得した機能
モジュールの入出力回路のみを活性化させるための信号
である。
機能モジュール間のバスを介したデータ信号の授受にお
いて複数の機能モジュールが同時にデータ信号を送信す
ることを禁止するために、バスの使用権を取得した機能
モジュールの入出力回路のみを活性化させるための信号
である。
【0009】また、NORゲート40は、ドライバ活性
化信号ENをインバータ50により反転した信号φC3
とデータ信号Dとを入力し、φC3とデータ信号Dとの
理論和を演算し、その演算結果を反転した信号φC2を
出力する。
化信号ENをインバータ50により反転した信号φC3
とデータ信号Dとを入力し、φC3とデータ信号Dとの
理論和を演算し、その演算結果を反転した信号φC2を
出力する。
【0010】一方、レシーバ回路20はインバータで構
成され、ドライバ回路10の出力ノードA1から出力さ
れたバス信号BUSを受け、その値を反転したレシーバ
出力信号RCを出力する。
成され、ドライバ回路10の出力ノードA1から出力さ
れたバス信号BUSを受け、その値を反転したレシーバ
出力信号RCを出力する。
【0011】以上の回路構成を含む入出力回路100の
動作について説明する。はじめに、入出力回路100内
のドライバ回路10の動作について説明する。
動作について説明する。はじめに、入出力回路100内
のドライバ回路10の動作について説明する。
【0012】バスの使用権を取得した機能モジュールに
接続された入出力回路100では、ドライバ活性化信号
ENがHレベルとなる。その結果、機能モジュールから
出力されるデータ信号Dにしたがって、ドライバ回路1
0のPチャネルMOSトランジスタ11またはNチャネ
ルMOSトランジスタ12がオンされ、データ信号Dは
出力ノードA1からバス信号BUSとしてバスに出力さ
れる。一方、バス使用権のない機能モジュールに接続さ
れた入出力回路100では、ドライバ活性化信号ENが
Lレベルとなる。その結果、ドライバ10内のPチャネ
ルMOSトランジスタ11およびNチャネルMOSトラ
ンジスタ12はともにオフとなり、ドライバ回路10は
ハイインピーダンス状態となるため、データ信号Dがバ
スに送信されることはない。
接続された入出力回路100では、ドライバ活性化信号
ENがHレベルとなる。その結果、機能モジュールから
出力されるデータ信号Dにしたがって、ドライバ回路1
0のPチャネルMOSトランジスタ11またはNチャネ
ルMOSトランジスタ12がオンされ、データ信号Dは
出力ノードA1からバス信号BUSとしてバスに出力さ
れる。一方、バス使用権のない機能モジュールに接続さ
れた入出力回路100では、ドライバ活性化信号ENが
Lレベルとなる。その結果、ドライバ10内のPチャネ
ルMOSトランジスタ11およびNチャネルMOSトラ
ンジスタ12はともにオフとなり、ドライバ回路10は
ハイインピーダンス状態となるため、データ信号Dがバ
スに送信されることはない。
【0013】次にレシーバ回路20の動作について説明
する。レシーバ回路20には、ドライバ回路10におけ
るドライバ活性化信号ENのようなレシーバ回路を動作
させる活性化信号は存在しない。よって、バス上の信号
であるバス信号BUSは全ての機能モジュールに接続さ
れた入出力回路100内のレシーバ20で受信される。
レシーバ回路20はバス信号BUSを受信し、レシーバ
出力信号RCを出力して各機能モジュールに送信する。
送信されたレシーバ出力信号RCを実際に利用するか否
かは各機能モジュールで判断される。
する。レシーバ回路20には、ドライバ回路10におけ
るドライバ活性化信号ENのようなレシーバ回路を動作
させる活性化信号は存在しない。よって、バス上の信号
であるバス信号BUSは全ての機能モジュールに接続さ
れた入出力回路100内のレシーバ20で受信される。
レシーバ回路20はバス信号BUSを受信し、レシーバ
出力信号RCを出力して各機能モジュールに送信する。
送信されたレシーバ出力信号RCを実際に利用するか否
かは各機能モジュールで判断される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のような動作を示
す入出力回路100には、次に示す問題点がある。
す入出力回路100には、次に示す問題点がある。
【0015】機能モジュールのデータ信号の処理単位は
1ビットではなく、32ビット以上が一般的である。よ
って、バスを構成するバス信号線数であるバス幅は通常
32ビット以上で構成される。すなわち、各機能モジュ
ールは32個以上の入出力回路を用いて同時にデータ信
号の送受信を行なっている。
1ビットではなく、32ビット以上が一般的である。よ
って、バスを構成するバス信号線数であるバス幅は通常
32ビット以上で構成される。すなわち、各機能モジュ
ールは32個以上の入出力回路を用いて同時にデータ信
号の送受信を行なっている。
【0016】さらに近年、技術革新により半導体の加工
寸法が微細化されるにしたがって、一度に処理できるデ
ータ信号数が128ビット以上へと急速に増加してお
り、今後も増加するものと予想される。
寸法が微細化されるにしたがって、一度に処理できるデ
ータ信号数が128ビット以上へと急速に増加してお
り、今後も増加するものと予想される。
【0017】一方、一度に処理できるデータ信号数の増
加とともに、バス内におけるデータ信号の動作速度も著
しく増加している。
加とともに、バス内におけるデータ信号の動作速度も著
しく増加している。
【0018】さらに、先述した半導体の微細加工により
バスを構成する信号線の間隔が狭くなり、バス信号線の
寄生容量も増加している。
バスを構成する信号線の間隔が狭くなり、バス信号線の
寄生容量も増加している。
【0019】ここで、バスにおける消費電力Pについて
検討する。バス幅をB、動作速度をF、バスを構成する
バス信号線の寄生容量をC、外部電源電圧をVDDとす
れば、バスにおける消費電力Pは次式で算出される。
検討する。バス幅をB、動作速度をF、バスを構成する
バス信号線の寄生容量をC、外部電源電圧をVDDとす
れば、バスにおける消費電力Pは次式で算出される。
【0020】 P=VDD・I=VDD・(B・C・VDD/F) P=VDD2・B・C/F … (1) ここで、動作速度が増大するとFは小さくなるため、近
年の技術革新に伴う半導体の加工寸法の微細化により、
(1)式におけるバス幅B、寄生容量C、動作速度Fの
項目で消費電力Pは増大する。一方、微細化にともなっ
て外部電源電圧VDDを小さく設定することが可能とな
るが、B、C、Fの項目による消費電力Pの増加を抑え
るほど外部電源電圧VDDを小さく設定することはでき
ない。
年の技術革新に伴う半導体の加工寸法の微細化により、
(1)式におけるバス幅B、寄生容量C、動作速度Fの
項目で消費電力Pは増大する。一方、微細化にともなっ
て外部電源電圧VDDを小さく設定することが可能とな
るが、B、C、Fの項目による消費電力Pの増加を抑え
るほど外部電源電圧VDDを小さく設定することはでき
ない。
【0021】この発明の目的は消費電力を低減すること
が可能な入出力回路を提供することである。
が可能な入出力回路を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明による入出力回
路は、バスを介してデータ信号の送受信を行なうための
入出力回路であって、バスへデータ信号を出力するドラ
イバ回路と、ドライバ回路を制御する制御信号を出力す
る制御回路と、バスからデータ信号を入力するレシーバ
回路とを含み、ドライバ回路は、制御回路から出力され
る制御信号に応答して、出力すべきデータ信号の振幅を
制限する。
路は、バスを介してデータ信号の送受信を行なうための
入出力回路であって、バスへデータ信号を出力するドラ
イバ回路と、ドライバ回路を制御する制御信号を出力す
る制御回路と、バスからデータ信号を入力するレシーバ
回路とを含み、ドライバ回路は、制御回路から出力され
る制御信号に応答して、出力すべきデータ信号の振幅を
制限する。
【0023】好ましくは、制御回路は、レシーバ回路の
出力信号を受信してから所定期間経過後に制御信号を出
力し、ドライバ回路は、制御信号に応答してハイインピ
ーダンス状態となる。
出力信号を受信してから所定期間経過後に制御信号を出
力し、ドライバ回路は、制御信号に応答してハイインピ
ーダンス状態となる。
【0024】これにより、バス上のバス信号の電位振幅
を制限することで、バス上での消費電力を低減すること
が可能となる。
を制限することで、バス上での消費電力を低減すること
が可能となる。
【0025】さらに好ましくは、入出力回路は、ドライ
バ回路がハイインピーダンス状態となったときのバスの
電位を保持する保持ドライバ回路を含む。
バ回路がハイインピーダンス状態となったときのバスの
電位を保持する保持ドライバ回路を含む。
【0026】さらに好ましくは、保持ドライバ回路は、
データ信号を入力するインバータと、電源ノードとイン
バータとの間に接続されるダイオード素子と、接地ノー
ドとインバータとの間に接続されるダイオード素子とを
含む。
データ信号を入力するインバータと、電源ノードとイン
バータとの間に接続されるダイオード素子と、接地ノー
ドとインバータとの間に接続されるダイオード素子とを
含む。
【0027】これにより、ドライバ回路がハイインピー
ダンス状態となったときにノイズ等の影響による入出力
回路の誤動作を防止することが可能となる。
ダンス状態となったときにノイズ等の影響による入出力
回路の誤動作を防止することが可能となる。
【0028】さらに好ましくは、保持ドライバ回路は、
外部電源電位よりも低い第1の外部電位および接地電位
よりも高い第2の外部電位を受け、データ信号を入力す
るインバータを含む。
外部電源電位よりも低い第1の外部電位および接地電位
よりも高い第2の外部電位を受け、データ信号を入力す
るインバータを含む。
【0029】これによりバス上のバス信号の電位振幅を
自由に設定することが可能となり、バス上での消費電力
の低減が可能となる。
自由に設定することが可能となり、バス上での消費電力
の低減が可能となる。
【0030】さらに好ましくは、保持ドライバ回路は、
ドライバ回路がハイインピーダンス状態となったときに
データ信号を保持ドライバ回路に入力するスイッチ回路
を含む。
ドライバ回路がハイインピーダンス状態となったときに
データ信号を保持ドライバ回路に入力するスイッチ回路
を含む。
【0031】これにより、ドライバ回路と保持ドライバ
回路とが相反する出力信号を出力することによる消費電
力を防止できる。
回路とが相反する出力信号を出力することによる消費電
力を防止できる。
【0032】さらに好ましくは、制御回路はレシーバ回
路に入力されるデータ信号がレシーバ回路のしきい値電
圧よりも所定値分高い場合にハイレベルの制御信号を出
力し、レシーバのしきい値電圧よりも所定値分低い場合
にロウレベルの制御信号を出力する。
路に入力されるデータ信号がレシーバ回路のしきい値電
圧よりも所定値分高い場合にハイレベルの制御信号を出
力し、レシーバのしきい値電圧よりも所定値分低い場合
にロウレベルの制御信号を出力する。
【0033】さらに好ましくは、レシーバ回路は、電源
ノードと出力ノードとの間に接続され、その制御電極が
データ信号が入力される入力ノードに接続される第1の
トランジスタと、出力ノードと接地ノードとの間に接続
され、その制御電極が入力ノードに接続される第2のト
ランジスタとを含み、制御回路は、電源ノードと出力ノ
ードとの間に接続され、その制御電極が入力ノードに接
続される第3のトランジスタと、出力ノードと接地ノー
ドとの間に接続され、その制御電極が入力ノードに接続
される第4のトランジスタと、第4のトランジスタと出
力ノードとの間に接続され、データ信号の電位がロウレ
ベルからハイレベルへ変化する期間中はオフになる第1
のスイッチング素子と、第3のトランジスタと出力ノー
ドとの間に接続され、データ信号の電位がハイレベルか
らロウレベルへ変化する期間中はオフとなる第2のスイ
ッチング素子とを含む。
ノードと出力ノードとの間に接続され、その制御電極が
データ信号が入力される入力ノードに接続される第1の
トランジスタと、出力ノードと接地ノードとの間に接続
され、その制御電極が入力ノードに接続される第2のト
ランジスタとを含み、制御回路は、電源ノードと出力ノ
ードとの間に接続され、その制御電極が入力ノードに接
続される第3のトランジスタと、出力ノードと接地ノー
ドとの間に接続され、その制御電極が入力ノードに接続
される第4のトランジスタと、第4のトランジスタと出
力ノードとの間に接続され、データ信号の電位がロウレ
ベルからハイレベルへ変化する期間中はオフになる第1
のスイッチング素子と、第3のトランジスタと出力ノー
ドとの間に接続され、データ信号の電位がハイレベルか
らロウレベルへ変化する期間中はオフとなる第2のスイ
ッチング素子とを含む。
【0034】これにより半導体集積回路単位での消費電
力のばらつきを抑えることが可能となる。
力のばらつきを抑えることが可能となる。
【0035】さらに好ましくは、レシーバ回路は、外部
から入力されるクロック信号に同期して所定期間動作す
る出力段と、出力段から出力された信号をラッチするラ
ッチ段とを含む。
から入力されるクロック信号に同期して所定期間動作す
る出力段と、出力段から出力された信号をラッチするラ
ッチ段とを含む。
【0036】これにより、レシーバ回路の動作期間を必
要最小限とすることが可能となり、バス信号の電位振幅
を制限することによりレシーバ回路に発生する貫通電流
を最小限におさえることが可能となる。
要最小限とすることが可能となり、バス信号の電位振幅
を制限することによりレシーバ回路に発生する貫通電流
を最小限におさえることが可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して詳しく説明する。なお図中同一または相当
部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
面を参照して詳しく説明する。なお図中同一または相当
部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0038】[実施の形態1]図1はこの発明の実施の
形態1による半導体集積回路の全体構成を示す概略ブロ
ック図である。
形態1による半導体集積回路の全体構成を示す概略ブロ
ック図である。
【0039】図1を参照して、半導体集積回路1内には
複数の機能モジュール200が存在する。ここでいう機
能モジュールとは、メモリやCPUをいう。
複数の機能モジュール200が存在する。ここでいう機
能モジュールとは、メモリやCPUをいう。
【0040】複数の機能モジュール200はそれぞれに
入出力回路101を有する。入出力回路101の回路構
成については後述する。それぞれの入出力回路101は
バス300によって相互に接続されている。
入出力回路101を有する。入出力回路101の回路構
成については後述する。それぞれの入出力回路101は
バス300によって相互に接続されている。
【0041】図2は図1に示した入出力回路101の回
路図である。図2を参照して、入出力回路101は、図
12に示した入出力回路100と比較して、NANDゲ
ート30の代わりにNANDゲート31が設置されてい
る。またNORゲート40の代わりにNORゲート41
が設置されている。さらにレシーバ回路20の後に新た
に制御回路60が設定されている。
路図である。図2を参照して、入出力回路101は、図
12に示した入出力回路100と比較して、NANDゲ
ート30の代わりにNANDゲート31が設置されてい
る。またNORゲート40の代わりにNORゲート41
が設置されている。さらにレシーバ回路20の後に新た
に制御回路60が設定されている。
【0042】NANDゲート31はデータ信号Dとドラ
イバ活性化信号ENと制御回路60から出力される制御
回路出力信号RCOUTとを受け、データ信号Dとドラ
イバ活性化信号ENと制御回路出力信号RCOUTとの
理論和を演算し、その演算結果を反転した信号φD1を
出力する。出力された信号φD1はドライバ回路10内
のPチャネルMOSトランジスタ11のゲートに入力さ
れる。
イバ活性化信号ENと制御回路60から出力される制御
回路出力信号RCOUTとを受け、データ信号Dとドラ
イバ活性化信号ENと制御回路出力信号RCOUTとの
理論和を演算し、その演算結果を反転した信号φD1を
出力する。出力された信号φD1はドライバ回路10内
のPチャネルMOSトランジスタ11のゲートに入力さ
れる。
【0043】一方、NORゲート41はドライバ活性化
信号ENをインバータ50により反転した信号である信
号φD3と、データ信号Dと、制御回路出力信号RCO
UTとを受け、信号φD3とデータ信号Dと制御回路出
力信号RCOUTとの理論和を演算し、その演算結果を
反転した信号φD2を出力する。出力された信号φD2
はドライバ回路10内のNチャネルMOSトランジスタ
12のゲートに入力される。
信号ENをインバータ50により反転した信号である信
号φD3と、データ信号Dと、制御回路出力信号RCO
UTとを受け、信号φD3とデータ信号Dと制御回路出
力信号RCOUTとの理論和を演算し、その演算結果を
反転した信号φD2を出力する。出力された信号φD2
はドライバ回路10内のNチャネルMOSトランジスタ
12のゲートに入力される。
【0044】制御回路60は遅延回路であり、レシーバ
回路20から出力されたレシーバ出力信号RCを受け、
一定時間経過後に制御回路出力信号RCOUTを出力す
る。
回路20から出力されたレシーバ出力信号RCを受け、
一定時間経過後に制御回路出力信号RCOUTを出力す
る。
【0045】その他の回路構成については図12と同じ
であるため、その説明は繰返さない。
であるため、その説明は繰返さない。
【0046】次に、図2に示した入出力回路の動作につ
いて説明する。図3は図2に示した入出力回路101の
動作を示したタイミングチャートである。
いて説明する。図3は図2に示した入出力回路101の
動作を示したタイミングチャートである。
【0047】はじめにバス300上の信号であるバス信
号BUSがLレベルであり、そこにHレベルのデータ信
号Dを駆動する場合について説明する。図3を参照し
て、はじめに駆動すべきデータの設定として、データ信
号DがHレベルに設定される。データ信号DがHレベル
に設定された当初はバス信号BUSはLレベルであるこ
とから、制御回路60から出力される制御回路出力信号
RCOUTはHレベルとなっている。
号BUSがLレベルであり、そこにHレベルのデータ信
号Dを駆動する場合について説明する。図3を参照し
て、はじめに駆動すべきデータの設定として、データ信
号DがHレベルに設定される。データ信号DがHレベル
に設定された当初はバス信号BUSはLレベルであるこ
とから、制御回路60から出力される制御回路出力信号
RCOUTはHレベルとなっている。
【0048】データ信号をHレベルとした後に、ドライ
バ活性化信号ENをHレベルに設定すると、NANDゲ
ート31に入力される信号全てがHレベルとなることか
ら、NANDゲート31から出力される信号φD1はL
レベルとなる。よって、ドライバ10内のPチャネルM
OSトランジスタ11はオンされる。一方、NORゲー
ト41ではドライバ活性化信号ENがインバータ50に
入力されることによりインバータ50から出力される信
号である信号φD3はLレベルとなるが、データ信号D
および制御回路出力信号RCOUTはいずれもHレベル
であることから、NORゲート41から出力される信号
φD2はLレベルとなり、その結果ドライバ10内のN
チャネルMOSトランジスタ12はオフとなる。以上の
結果、ドライバ10内の出力ノードA1から出力される
バス信号BUSはHレベルに向かって駆動される。
バ活性化信号ENをHレベルに設定すると、NANDゲ
ート31に入力される信号全てがHレベルとなることか
ら、NANDゲート31から出力される信号φD1はL
レベルとなる。よって、ドライバ10内のPチャネルM
OSトランジスタ11はオンされる。一方、NORゲー
ト41ではドライバ活性化信号ENがインバータ50に
入力されることによりインバータ50から出力される信
号である信号φD3はLレベルとなるが、データ信号D
および制御回路出力信号RCOUTはいずれもHレベル
であることから、NORゲート41から出力される信号
φD2はLレベルとなり、その結果ドライバ10内のN
チャネルMOSトランジスタ12はオフとなる。以上の
結果、ドライバ10内の出力ノードA1から出力される
バス信号BUSはHレベルに向かって駆動される。
【0049】ここでレシーバ回路20の論理しきい値を
しきい値電圧VTとすると、レシーバ回路20に入力さ
れるバス信号BUSがしきい値電圧VTよりも低いとき
にレシーバ回路20は入力されたバス信号BUSがLレ
ベルであると判定し、入力されるバス信号BUSがしき
い値電圧VTよりも高いときにレシーバ回路20は入力
されたバス信号BUSがHレベルであると判定する。し
たがって、バス上の300上のバス信号BUSの電位が
上昇して、その値がレシーバ回路20のしきい値電圧V
Tよりも高くなった場合に、レシーバ回路20は入力さ
れたバス信号BUSがHレベルであると判定し、レシー
バ回路20から出力するレシーバ出力信号RCをLレベ
ルとする。ここでレシーバ回路20から出力されたレシ
ーバ出力信号RCは制御回路60に入力される。制御回
路60は遅延回路として機能することから、制御回路6
0から出力される制御回路出力信号RCOUTはレシー
バ出力信号RCがLレベルとなってから一定時間△t経
過後にLレベルとなる。
しきい値電圧VTとすると、レシーバ回路20に入力さ
れるバス信号BUSがしきい値電圧VTよりも低いとき
にレシーバ回路20は入力されたバス信号BUSがLレ
ベルであると判定し、入力されるバス信号BUSがしき
い値電圧VTよりも高いときにレシーバ回路20は入力
されたバス信号BUSがHレベルであると判定する。し
たがって、バス上の300上のバス信号BUSの電位が
上昇して、その値がレシーバ回路20のしきい値電圧V
Tよりも高くなった場合に、レシーバ回路20は入力さ
れたバス信号BUSがHレベルであると判定し、レシー
バ回路20から出力するレシーバ出力信号RCをLレベ
ルとする。ここでレシーバ回路20から出力されたレシ
ーバ出力信号RCは制御回路60に入力される。制御回
路60は遅延回路として機能することから、制御回路6
0から出力される制御回路出力信号RCOUTはレシー
バ出力信号RCがLレベルとなってから一定時間△t経
過後にLレベルとなる。
【0050】制御回路出力信号RCOUTはNANDゲ
ート31に入力されることから、制御回路出力信号RC
OUTがLレベルとなったときNANDゲート31から
出力される信号φD1はHレベルとなり、その結果ドラ
イバ回路10内のPチャネルMOSトランジスタ11は
オフされることから、ドライバ回路10はハイインピー
ダンス状態となり、ドライバ回路10内の出力ノードA
1から出力されるバス信号BUSの電位上昇は止まる。
すなわち、バス300上のバス信号BUSの電位がレシ
ーバ回路20のしきい値電圧VTを超えてから一定時間
△t経過後にバス電位BUSの電位上昇が止まる。この
時のバス信号BUSのHレベルは外部電源電圧VDDか
ら一定電圧△Vだけ低い電位VDD−△Vとなる。
ート31に入力されることから、制御回路出力信号RC
OUTがLレベルとなったときNANDゲート31から
出力される信号φD1はHレベルとなり、その結果ドラ
イバ回路10内のPチャネルMOSトランジスタ11は
オフされることから、ドライバ回路10はハイインピー
ダンス状態となり、ドライバ回路10内の出力ノードA
1から出力されるバス信号BUSの電位上昇は止まる。
すなわち、バス300上のバス信号BUSの電位がレシ
ーバ回路20のしきい値電圧VTを超えてから一定時間
△t経過後にバス電位BUSの電位上昇が止まる。この
時のバス信号BUSのHレベルは外部電源電圧VDDか
ら一定電圧△Vだけ低い電位VDD−△Vとなる。
【0051】次にバス上の信号であるバス信号BUSが
Hレベルであり、そこにLレベルのデータ信号Dを駆動
する場合について説明する。
Hレベルであり、そこにLレベルのデータ信号Dを駆動
する場合について説明する。
【0052】図3の時刻t1以降のタイミングチャート
を参照して、データ信号DをLレベルに設定した場合、
データ信号DがLレベルに設定された当初はバス信号B
USはHレベルであることから、制御回路60から出力
される制御回路出力信号RCOUTはLレベルとなって
いる。
を参照して、データ信号DをLレベルに設定した場合、
データ信号DがLレベルに設定された当初はバス信号B
USはHレベルであることから、制御回路60から出力
される制御回路出力信号RCOUTはLレベルとなって
いる。
【0053】データ信号をLレベルとした場合、ドライ
バ活性化信号ENはHレベルに設定されていることか
ら、NORゲート41に入力する信号全てがLレベルと
なり、その結果、NORゲート41から出力される信号
φD2はHレベルとなる。よって、ドライバ10内のN
チャネルMOSトランジスタ12はオンされる。一方、
NANDゲート31では入力される信号のうち、データ
信号Dおよび制御回路出力信号RCOUTがLレベルで
あることから、NANDゲート31から出力される信号
φD1はHレベルとなり、その結果ドライバ10内のP
チャネルMOSトランジスタ11はオフとなる。以上の
結果、ドライバ10内の出力ノードA1から出力される
バス信号BUSはLレベルに向かって駆動される。
バ活性化信号ENはHレベルに設定されていることか
ら、NORゲート41に入力する信号全てがLレベルと
なり、その結果、NORゲート41から出力される信号
φD2はHレベルとなる。よって、ドライバ10内のN
チャネルMOSトランジスタ12はオンされる。一方、
NANDゲート31では入力される信号のうち、データ
信号Dおよび制御回路出力信号RCOUTがLレベルで
あることから、NANDゲート31から出力される信号
φD1はHレベルとなり、その結果ドライバ10内のP
チャネルMOSトランジスタ11はオフとなる。以上の
結果、ドライバ10内の出力ノードA1から出力される
バス信号BUSはLレベルに向かって駆動される。
【0054】ここでレシーバ回路20に入力されるバス
信号BUSがしきい値電圧VTよりも低いときにレシー
バ回路20は入力されたバス信号BUSがLレベルであ
ると判定し、入力されるバス信号BUSがしきい値電圧
VTよりも高いときにレシーバ回路20は入力されたバ
ス信号BUSがHレベルであると判定することから、バ
ス300上のバス信号BUSの電位が下降して、その値
がレシーバ回路20のしきい値電圧VTよりも低くなっ
た場合に、レシーバ回路20は入力されたバス信号BU
SがLレベルであると判定し、レシーバ回路20から出
力するレシーバ出力信号RCをHレベルとする。ここで
レシーバ回路20から出力されたレシーバ出力信号RC
は遅延回路として機能する制御回路60に入力されるた
め、制御回路60から出力される制御回路出力信号RC
OUTはレシーバ出力信号RCがHレベルとなってから
一定時間△t経過後にHレベルとなる。
信号BUSがしきい値電圧VTよりも低いときにレシー
バ回路20は入力されたバス信号BUSがLレベルであ
ると判定し、入力されるバス信号BUSがしきい値電圧
VTよりも高いときにレシーバ回路20は入力されたバ
ス信号BUSがHレベルであると判定することから、バ
ス300上のバス信号BUSの電位が下降して、その値
がレシーバ回路20のしきい値電圧VTよりも低くなっ
た場合に、レシーバ回路20は入力されたバス信号BU
SがLレベルであると判定し、レシーバ回路20から出
力するレシーバ出力信号RCをHレベルとする。ここで
レシーバ回路20から出力されたレシーバ出力信号RC
は遅延回路として機能する制御回路60に入力されるた
め、制御回路60から出力される制御回路出力信号RC
OUTはレシーバ出力信号RCがHレベルとなってから
一定時間△t経過後にHレベルとなる。
【0055】制御回路出力信号RCOUTはNORゲー
ト41に入力されることから、制御回路出力信号RCO
UTがHレベルとなったときNORゲート41から出力
される信号φD2はLレベルとなり、その結果ドライバ
回路10内のNチャネルMOSトランジスタ11はオフ
される。なお、NANDゲート31に入力される信号に
ついては、制御回路出力信号RCOUTがHレベルとな
るものの、データ信号DはLレベルであるため、NAN
Dゲート31から出力される信号D1はHレベルのまま
であり、その結果、ドライバ回路10内のPチャネルM
OSトランジスタ11はオフのままである。
ト41に入力されることから、制御回路出力信号RCO
UTがHレベルとなったときNORゲート41から出力
される信号φD2はLレベルとなり、その結果ドライバ
回路10内のNチャネルMOSトランジスタ11はオフ
される。なお、NANDゲート31に入力される信号に
ついては、制御回路出力信号RCOUTがHレベルとな
るものの、データ信号DはLレベルであるため、NAN
Dゲート31から出力される信号D1はHレベルのまま
であり、その結果、ドライバ回路10内のPチャネルM
OSトランジスタ11はオフのままである。
【0056】以上の結果から、ドライバ回路10内のP
チャネルMOSトランジスタ11およびNチャネルMO
Sトランジスタ12はいずれもオフされることから、ド
ライバ回路10はハイインピーダンス状態となり、ドラ
イバ回路10内の出力ノードA1から出力されるバス信
号BUSの電位下降は止まる。すなわち、バス300上
のバス信号BUSの電位がレシーバ回路20のしきい値
電圧VT以下となってから一定時間△t経過後にバス信
号BUSの電位下降が止まる。この時のバス信号BUS
のLレベルは接地電圧GNDから一定電圧△Vだけ高い
電位△Vとなる。
チャネルMOSトランジスタ11およびNチャネルMO
Sトランジスタ12はいずれもオフされることから、ド
ライバ回路10はハイインピーダンス状態となり、ドラ
イバ回路10内の出力ノードA1から出力されるバス信
号BUSの電位下降は止まる。すなわち、バス300上
のバス信号BUSの電位がレシーバ回路20のしきい値
電圧VT以下となってから一定時間△t経過後にバス信
号BUSの電位下降が止まる。この時のバス信号BUS
のLレベルは接地電圧GNDから一定電圧△Vだけ高い
電位△Vとなる。
【0057】以上の結果より、従来の入出力回路100
から出力されるバス信号BUSの電位振幅VDDに対
し、この発明の実施の形態1における入出力回路101
から出力されるバス信号BUSの電位振幅V1はVDD
−2△Vに制限される。
から出力されるバス信号BUSの電位振幅VDDに対
し、この発明の実施の形態1における入出力回路101
から出力されるバス信号BUSの電位振幅V1はVDD
−2△Vに制限される。
【0058】よって、この発明の実施の形態1における
入出力回路101を用いた場合のバス300の消費電力
P1は次式で算出される。
入出力回路101を用いた場合のバス300の消費電力
P1は次式で算出される。
【0059】 P1=VDD・(VDD−2△V)・B・C/F なお、バス信号BUSの電位振幅は遅延回路として機能
する制御回路60の遅延量を変更することにより調整が
可能となる。
する制御回路60の遅延量を変更することにより調整が
可能となる。
【0060】また、バス使用権を取得していない入出力
回路101についてはNANDゲート31およびNOR
ゲート41に入力されるドライバ活性化信号ENがLレ
ベルに設定されるため、ドライバ回路10内のPチャネ
ルMOSトランジスタ11およびNチャネルMOSトラ
ンジスタ12がともにオフとなり、ドライバ回路10は
ハイインピーダンス状態となっている。
回路101についてはNANDゲート31およびNOR
ゲート41に入力されるドライバ活性化信号ENがLレ
ベルに設定されるため、ドライバ回路10内のPチャネ
ルMOSトランジスタ11およびNチャネルMOSトラ
ンジスタ12がともにオフとなり、ドライバ回路10は
ハイインピーダンス状態となっている。
【0061】以上の結果、この発明の実施の形態1に示
した入出力回路により、バス上のバス信号の電位振幅を
制限することで、バス上での消費電力を低減することが
可能となる。
した入出力回路により、バス上のバス信号の電位振幅を
制限することで、バス上での消費電力を低減することが
可能となる。
【0062】[実施の形態2]以上この発明の実施の形
態を説明したが、この発明は上述した実施の形態に制限
されることなく、その他の形態でも実施することができ
る。
態を説明したが、この発明は上述した実施の形態に制限
されることなく、その他の形態でも実施することができ
る。
【0063】実施の形態1に示した入出力回路101で
は、バス300上のバス信号BUSの電位が一定値とな
ったところでドライバ10内のPチャネルMOSトラン
ジスタ11およびNチャネルMOSトランジスタ12が
ともにオフとなるため、バス300はハイインピーダン
ス状態となる。
は、バス300上のバス信号BUSの電位が一定値とな
ったところでドライバ10内のPチャネルMOSトラン
ジスタ11およびNチャネルMOSトランジスタ12が
ともにオフとなるため、バス300はハイインピーダン
ス状態となる。
【0064】しかしながら、バス300がハイインピー
ダンス状態となった期間中においても機能モジュールは
動作しており、その結果、半導体集積回路には様々なノ
イズが発生している。よってこのようなノイズの影響を
容量結合等により受けた場合にバス信号BUSの電位が
変化する可能性が高い。データ信号Dをバス信号BUS
としてバス300に出力した入出力回路101内のドラ
イバ回路10の動作が停止してからバス信号BUSの電
位を受け手となる機能モジュールに接続された入出力回
路101が受け取るまでに一定の時間差がある場合、上
記ノイズの影響により変化したバス信号BUSの電位を
受け取ることにより誤動作が生じる恐れがある。よっ
て、入出力回路内のドライバ回路の動作が停止した場合
でもノイズによる誤動作を防止することが可能な入出力
回路であることが望ましい。
ダンス状態となった期間中においても機能モジュールは
動作しており、その結果、半導体集積回路には様々なノ
イズが発生している。よってこのようなノイズの影響を
容量結合等により受けた場合にバス信号BUSの電位が
変化する可能性が高い。データ信号Dをバス信号BUS
としてバス300に出力した入出力回路101内のドラ
イバ回路10の動作が停止してからバス信号BUSの電
位を受け手となる機能モジュールに接続された入出力回
路101が受け取るまでに一定の時間差がある場合、上
記ノイズの影響により変化したバス信号BUSの電位を
受け取ることにより誤動作が生じる恐れがある。よっ
て、入出力回路内のドライバ回路の動作が停止した場合
でもノイズによる誤動作を防止することが可能な入出力
回路であることが望ましい。
【0065】図4はこの発明の実施の形態2における入
出力回路の回路図である。図4を参照して、図2に示し
た入出力回路101と比較して、入出力回路102は、
新たに保持ドライバ回路70と、スイッチ回路80とを
含む。
出力回路の回路図である。図4を参照して、図2に示し
た入出力回路101と比較して、入出力回路102は、
新たに保持ドライバ回路70と、スイッチ回路80とを
含む。
【0066】保持ドライバ回路70は、外部電源ノード
VDDと接地ノード500との間に直列に接続されたP
チャネルMOSトランジスタ71、72とNチャネルM
OSトランジスタ73、74とを含む。
VDDと接地ノード500との間に直列に接続されたP
チャネルMOSトランジスタ71、72とNチャネルM
OSトランジスタ73、74とを含む。
【0067】PチャネルMOSトランジスタ71のソー
スは外部電源ノードVDDに接続され、ドレインはPチ
ャネルMOSトランジスタ72のソースに接続される。
PチャネルMOSトランジスタ71のゲートはダイオー
ド接続されている。
スは外部電源ノードVDDに接続され、ドレインはPチ
ャネルMOSトランジスタ72のソースに接続される。
PチャネルMOSトランジスタ71のゲートはダイオー
ド接続されている。
【0068】一方、PチャネルMOSトランジスタ72
のドレインはNチャネルMOSトランジスタ73のドレ
インと接続されている。またPチャネルMOSトランジ
スタ72とNチャネルMOSトランジスタ73のゲート
にはともに制御回路60から出力された制御回路出力信
号RCOUTが出力される。NチャネルMOSトランジ
スタ73のソースはNチャネルMOSトランジスタ74
のドレインと接続され、NチャネルMOSトランジスタ
74のソースは接地ノード500に接続される。Nチャ
ネルMOSトランジスタ74のゲートはダイオード接続
される。
のドレインはNチャネルMOSトランジスタ73のドレ
インと接続されている。またPチャネルMOSトランジ
スタ72とNチャネルMOSトランジスタ73のゲート
にはともに制御回路60から出力された制御回路出力信
号RCOUTが出力される。NチャネルMOSトランジ
スタ73のソースはNチャネルMOSトランジスタ74
のドレインと接続され、NチャネルMOSトランジスタ
74のソースは接地ノード500に接続される。Nチャ
ネルMOSトランジスタ74のゲートはダイオード接続
される。
【0069】保持ドライバ回路70はPチャネルMOS
トランジスタ72およびNチャネルMOSトランジスタ
73のゲートから制御回路60から出力される制御回路
出力信号RCOUTを入力し、PチャネルMOSトラン
ジスタ72とNチャネルMOSトランジスタ73との接
続点である出力ノードA2から保持ドライバ出力信号H
Dを出力する。
トランジスタ72およびNチャネルMOSトランジスタ
73のゲートから制御回路60から出力される制御回路
出力信号RCOUTを入力し、PチャネルMOSトラン
ジスタ72とNチャネルMOSトランジスタ73との接
続点である出力ノードA2から保持ドライバ出力信号H
Dを出力する。
【0070】スイッチ回路80はインバータ81とトラ
ンスファゲート82とを含む。トランスファゲート82
はPチャネルMOSトランジスタ83とNチャネルMO
Sトランジスタ84とから構成され、PチャネルMOS
トランジスタ83のゲートにはドライバ活性化信号EN
をインバータ81により反転した信号である信号φD4
が入力され、NチャネルMOSトランジスタ84のゲー
トにはドライバ活性化信号ENが入力される。
ンスファゲート82とを含む。トランスファゲート82
はPチャネルMOSトランジスタ83とNチャネルMO
Sトランジスタ84とから構成され、PチャネルMOS
トランジスタ83のゲートにはドライバ活性化信号EN
をインバータ81により反転した信号である信号φD4
が入力され、NチャネルMOSトランジスタ84のゲー
トにはドライバ活性化信号ENが入力される。
【0071】スイッチ回路80は、ドライバ活性化信号
ENがHレベルとなった場合にオンされ、保持ドライバ
回路70とバス300とを接続する。
ENがHレベルとなった場合にオンされ、保持ドライバ
回路70とバス300とを接続する。
【0072】その他の回路構成は図2と同じであるた
め、その説明は繰返さない。以上の回路構成を有する入
出力回路102の動作について説明する。
め、その説明は繰返さない。以上の回路構成を有する入
出力回路102の動作について説明する。
【0073】データ信号DをHレベルまたはLレベルに
設定した後に、ドライバ活性化信号ENをHレベルに設
定した場合のドライバ回路10と、レシーバ回路20
と、制御回路60の動作については、この発明の実施の
形態1に示した入出力回路101におけるドライバ回路
10と、レシーバ回路20と、制御回路60の動作と同
様であるため、その説明は繰返さない。
設定した後に、ドライバ活性化信号ENをHレベルに設
定した場合のドライバ回路10と、レシーバ回路20
と、制御回路60の動作については、この発明の実施の
形態1に示した入出力回路101におけるドライバ回路
10と、レシーバ回路20と、制御回路60の動作と同
様であるため、その説明は繰返さない。
【0074】バス300のバス信号BUSの電位をレシ
ーバ回路20で検出後、制御回路60によりレシーバ回
路20のバス信号BUS検出から一定時間経過後に、ド
ライバ回路10がハイインピーダンス状態となる。この
ときドライバ活性化信号ENはHレベルに設定された状
態であるため、スイッチ回路80内のトランスファゲー
トがオンとなる。
ーバ回路20で検出後、制御回路60によりレシーバ回
路20のバス信号BUS検出から一定時間経過後に、ド
ライバ回路10がハイインピーダンス状態となる。この
ときドライバ活性化信号ENはHレベルに設定された状
態であるため、スイッチ回路80内のトランスファゲー
トがオンとなる。
【0075】一方、保持ドライバ回路70は制御回路6
0から出力された制御回路出力信号RCOUTを受け、
保持ドライバ信号HDを出力する。
0から出力された制御回路出力信号RCOUTを受け、
保持ドライバ信号HDを出力する。
【0076】ドライバ回路10がハイインピーダンス状
態となったときのバス300上のバス信号BUSの電位
が電位VDD−△Vである場合、制御回路60から出力
される制御回路出力信号RCOUTはLレベルとなる。
態となったときのバス300上のバス信号BUSの電位
が電位VDD−△Vである場合、制御回路60から出力
される制御回路出力信号RCOUTはLレベルとなる。
【0077】よって、保持ドライバ回路70においてP
チャネルMOSトランジスタ72がオンされ、その結
果、出力ノードA2から出力される保持ドライバ信号H
DはHレベルとなる。このとき保持ドライバ回路70内
のPチャネルMOSトランジスタ71のしきい値電圧を
Vthpとすると、保持ドライバ信号HDの電位は電位
VDD−|Vthp|となる。このときスイッチ回路8
0はオンされていることから、保持ドライバ信号HDが
ハイインピーダンス状態となっているバス300に送信
され、バス300上のバス信号BUSの電位は保持ドラ
イバ信号HDの電位VDD−|Vthp|で保持され
る。
チャネルMOSトランジスタ72がオンされ、その結
果、出力ノードA2から出力される保持ドライバ信号H
DはHレベルとなる。このとき保持ドライバ回路70内
のPチャネルMOSトランジスタ71のしきい値電圧を
Vthpとすると、保持ドライバ信号HDの電位は電位
VDD−|Vthp|となる。このときスイッチ回路8
0はオンされていることから、保持ドライバ信号HDが
ハイインピーダンス状態となっているバス300に送信
され、バス300上のバス信号BUSの電位は保持ドラ
イバ信号HDの電位VDD−|Vthp|で保持され
る。
【0078】同様に、ドライバ回路10がハイインピー
ダンス状態となったときのバス300上のバス信号BU
Sの電位が電位△Vである場合、制御回路60から出力
される制御回路出力信号RCOUTはHレベルとなる。
ダンス状態となったときのバス300上のバス信号BU
Sの電位が電位△Vである場合、制御回路60から出力
される制御回路出力信号RCOUTはHレベルとなる。
【0079】よって、保持ドライバ回路70においてN
チャネルMOSトランジスタ73がオンされ、その結
果、出力ノードA2から出力される保持ドライバ信号H
DはLレベルとなる。このとき保持ドライバ回路70内
のNチャネルMOSトランジスタ74のしきい値電圧を
Vthnとすると、保持ドライバ信号HDの電位は電位
Vthnとなる。このときスイッチ回路80はオンされ
ていることから、保持ドライバ信号HDがハイインピー
ダンス状態となっているバス300に送信され、バス3
00上のバス信号BUSの電位は保持ドライバ信号HD
の電位Vthnで保持される。
チャネルMOSトランジスタ73がオンされ、その結
果、出力ノードA2から出力される保持ドライバ信号H
DはLレベルとなる。このとき保持ドライバ回路70内
のNチャネルMOSトランジスタ74のしきい値電圧を
Vthnとすると、保持ドライバ信号HDの電位は電位
Vthnとなる。このときスイッチ回路80はオンされ
ていることから、保持ドライバ信号HDがハイインピー
ダンス状態となっているバス300に送信され、バス3
00上のバス信号BUSの電位は保持ドライバ信号HD
の電位Vthnで保持される。
【0080】以上の結果、ドライバ回路10がハイイン
ピーダンス状態となった場合に保持ドライバ回路70の
動作によるバス300上での電位振幅V2は次式で算出
される。
ピーダンス状態となった場合に保持ドライバ回路70の
動作によるバス300上での電位振幅V2は次式で算出
される。
【0081】 V2=VDD−(|Vthp|+Vthn) ここで、ドライバ回路10がハイインピーダンス状態と
なった場合に保持ドライバ回路70によりバス300上
に与えられる電位振幅V2とドライバ回路10がハイイ
ンピーダンス状態となった時点でのバス300上の電位
振幅V1とが以下の関係となるように、保持ドライバ回
路70内のPチャネルMOSトランジスタ71のしきい
値電圧VthpとNチャネルMOSトランジスタ74の
しきい値電圧Vthnとを設定する。
なった場合に保持ドライバ回路70によりバス300上
に与えられる電位振幅V2とドライバ回路10がハイイ
ンピーダンス状態となった時点でのバス300上の電位
振幅V1とが以下の関係となるように、保持ドライバ回
路70内のPチャネルMOSトランジスタ71のしきい
値電圧VthpとNチャネルMOSトランジスタ74の
しきい値電圧Vthnとを設定する。
【0082】V1=V2 △V=|Vthp|=Vthn 以上の結果から入出力回路102に保持ドライバ70を
含むことにより、ドライバ回路10がハイインピーダン
ス状態となったときに、保持ドライバ70からバス30
0に保持ドライバ信号HDを送信し、保持ドライバ信号
HDの電位とドライバ回路がハイインピーダンス状態に
なったときのバス信号BUSの電位とを等しくすること
で、バス300上の電位振幅を制限するとともに、ノイ
ズ等の影響による入出力回路の誤動作を防止することが
可能となる。
含むことにより、ドライバ回路10がハイインピーダン
ス状態となったときに、保持ドライバ70からバス30
0に保持ドライバ信号HDを送信し、保持ドライバ信号
HDの電位とドライバ回路がハイインピーダンス状態に
なったときのバス信号BUSの電位とを等しくすること
で、バス300上の電位振幅を制限するとともに、ノイ
ズ等の影響による入出力回路の誤動作を防止することが
可能となる。
【0083】また、バスにつながるすべての入出力回路
の保持ドライバでバス上の電位を固定すると、バス上の
固定電位が強力すぎることにより、データ信号Dをバス
信号BUSとして送信できなくなる可能性があり、スイ
ッチ回路80をドライバ活性化信号ENで制御すること
により、バス使用権を取得した入出力回路に限って保持
ドライバをバスの電位保持に用いることが可能となる。
の保持ドライバでバス上の電位を固定すると、バス上の
固定電位が強力すぎることにより、データ信号Dをバス
信号BUSとして送信できなくなる可能性があり、スイ
ッチ回路80をドライバ活性化信号ENで制御すること
により、バス使用権を取得した入出力回路に限って保持
ドライバをバスの電位保持に用いることが可能となる。
【0084】[実施の形態3]実施の形態2では、保持
ドライバ70から出力される保持ドライバ信号HDの電
位の制限にPチャネルMOSトランジスタ71およびN
チャネルMOSトランジスタ74を用いたため、バス3
00のバス信号BUSの電位振幅がPチャネルMOSト
ランジスタ71のしきい値電圧VthpとNチャネルM
OSトランジスタ74のしきい値電圧Vthnとで規定
される。そのため、実施の形態2ではバス300上のバ
ス信号BUSの電位振幅をPチャネルMOSトランジス
タおよびNチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧
で規定される範囲以上に縮小できないが、入出力回路に
おいて、バス300上のバス信号BUSの電位振幅を自
由に設定できることが望ましい。
ドライバ70から出力される保持ドライバ信号HDの電
位の制限にPチャネルMOSトランジスタ71およびN
チャネルMOSトランジスタ74を用いたため、バス3
00のバス信号BUSの電位振幅がPチャネルMOSト
ランジスタ71のしきい値電圧VthpとNチャネルM
OSトランジスタ74のしきい値電圧Vthnとで規定
される。そのため、実施の形態2ではバス300上のバ
ス信号BUSの電位振幅をPチャネルMOSトランジス
タおよびNチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧
で規定される範囲以上に縮小できないが、入出力回路に
おいて、バス300上のバス信号BUSの電位振幅を自
由に設定できることが望ましい。
【0085】図5はこの発明の実施の形態3における入
出力回路の回路図である。図5を参照して、入出力回路
103は、図4に示した入出力回路102と比較して、
保持ドライバ回路70に代えて、保持ドライバ回路90
が設置されている。
出力回路の回路図である。図5を参照して、入出力回路
103は、図4に示した入出力回路102と比較して、
保持ドライバ回路70に代えて、保持ドライバ回路90
が設置されている。
【0086】保持ドライバ回路90は、PチャネルMO
Sトランジスタ91とNチャネルMOSトランジスタ9
2とを含む。
Sトランジスタ91とNチャネルMOSトランジスタ9
2とを含む。
【0087】PチャネルMOSトランジスタ91のソー
スは外部電源ノードVHに接続され、ドレインはNチャ
ネルMOSトランジスタ92のドレインに接続される。
一方、NチャネルMOSトランジスタ72のソースは外
部電源ノードVLに接続される。また、PチャネルMO
Sトランジスタ91とNチャネルMOSトランジスタ9
2のゲートにはともに制御回路60から出力された制御
信号RCOUTが入力される。ここで、外部電源ノード
VHの電位VHは外部電源電位VDDより低く、外部電
源ノードVLの電位VLは接地電位より高く設定する。
スは外部電源ノードVHに接続され、ドレインはNチャ
ネルMOSトランジスタ92のドレインに接続される。
一方、NチャネルMOSトランジスタ72のソースは外
部電源ノードVLに接続される。また、PチャネルMO
Sトランジスタ91とNチャネルMOSトランジスタ9
2のゲートにはともに制御回路60から出力された制御
信号RCOUTが入力される。ここで、外部電源ノード
VHの電位VHは外部電源電位VDDより低く、外部電
源ノードVLの電位VLは接地電位より高く設定する。
【0088】保持ドライバ回路90はPチャネルMOS
トランジスタ91およびNチャネルMOSトランジスタ
92のゲートから制御回路60から出力される制御回路
出力信号RCOUTを入力し、PチャネルMOSトラン
ジスタ91とNチャネルMOSトランジスタ92との接
続点である出力ノードA3から保持ドライバ信号HDを
出力する。
トランジスタ91およびNチャネルMOSトランジスタ
92のゲートから制御回路60から出力される制御回路
出力信号RCOUTを入力し、PチャネルMOSトラン
ジスタ91とNチャネルMOSトランジスタ92との接
続点である出力ノードA3から保持ドライバ信号HDを
出力する。
【0089】以上の回路構成を有する入出力回路103
の動作について説明する。データ信号DをHレベルまた
はLレベルに設定した後に、ドライバ活性化信号ENを
Hレベルに設定した場合のドライバ回路10と、レシー
バ回路20と、制御回路60と、スイッチ回路80の動
作については、この発明の実施の形態2に示した入出力
回路102におけるドライバ回路10と、レシーバ回路
20と、制御回路60と、スイッチ回路80の動作と同
様であるため、その説明は繰返さない。
の動作について説明する。データ信号DをHレベルまた
はLレベルに設定した後に、ドライバ活性化信号ENを
Hレベルに設定した場合のドライバ回路10と、レシー
バ回路20と、制御回路60と、スイッチ回路80の動
作については、この発明の実施の形態2に示した入出力
回路102におけるドライバ回路10と、レシーバ回路
20と、制御回路60と、スイッチ回路80の動作と同
様であるため、その説明は繰返さない。
【0090】保持ドライバ回路90は制御回路60から
出力された制御回路出力信号RCOUTを受け、保持ド
ライバ信号HDを出力する。
出力された制御回路出力信号RCOUTを受け、保持ド
ライバ信号HDを出力する。
【0091】ドライバ回路10がハイインピーダンス状
態となったときのバス300上のバス信号BUSの電位
が電位VDD−△Vである場合、制御回路60から出力
される制御回路出力信号RCOUTはLレベルとなる。
態となったときのバス300上のバス信号BUSの電位
が電位VDD−△Vである場合、制御回路60から出力
される制御回路出力信号RCOUTはLレベルとなる。
【0092】よって、保持ドライバ回路90においてP
チャネルMOSトランジスタ91がオンされ、その結
果、出力ノードA3から出力される保持ドライバ信号H
DはHレベルとなる。このとき保持ドライバ回路90の
PチャネルMOSトランジスタ91に接続された外部電
源ノードVHの電位を電位VHとすると、保持ドライバ
回路90から出力される保持ドライバ信号HDの電位は
電位VHとなる。このときスイッチ回路80はオンされ
ていることから、保持ドライバ信号HDがハイインピー
ダンス状態となっているバス300に送信され、バス3
00上のバス信号BUSの電位は保持ドライバ信号HD
の電位VHで保持される。
チャネルMOSトランジスタ91がオンされ、その結
果、出力ノードA3から出力される保持ドライバ信号H
DはHレベルとなる。このとき保持ドライバ回路90の
PチャネルMOSトランジスタ91に接続された外部電
源ノードVHの電位を電位VHとすると、保持ドライバ
回路90から出力される保持ドライバ信号HDの電位は
電位VHとなる。このときスイッチ回路80はオンされ
ていることから、保持ドライバ信号HDがハイインピー
ダンス状態となっているバス300に送信され、バス3
00上のバス信号BUSの電位は保持ドライバ信号HD
の電位VHで保持される。
【0093】同様に、ドライバ回路10がハイインピー
ダンス状態となったときのバス300上のバス信号BU
Sの電位が電位△Vである場合、制御回路60から出力
される制御回路出力信号RCOUTはHレベルとなる。
ダンス状態となったときのバス300上のバス信号BU
Sの電位が電位△Vである場合、制御回路60から出力
される制御回路出力信号RCOUTはHレベルとなる。
【0094】よって、保持ドライバ回路90においてN
チャネルMOSトランジスタ92がオンされ、その結
果、出力ノードA3から出力される保持ドライバ信号H
DはLレベルとなる。このとき保持ドライバ回路70内
のNチャネルMOSトランジスタ92に接続された外部
電源ノードVLの電位を電位VLとすると、保持ドライ
バ信号HDの電位は電位VLとなる。このときスイッチ
回路80はオンされていることから、保持ドライバ信号
HDがハイインピーダンス状態となっているバス300
に送信され、バス300上のバス信号BUSの電位は保
持ドライバ信号HDの電位VLで保持される。
チャネルMOSトランジスタ92がオンされ、その結
果、出力ノードA3から出力される保持ドライバ信号H
DはLレベルとなる。このとき保持ドライバ回路70内
のNチャネルMOSトランジスタ92に接続された外部
電源ノードVLの電位を電位VLとすると、保持ドライ
バ信号HDの電位は電位VLとなる。このときスイッチ
回路80はオンされていることから、保持ドライバ信号
HDがハイインピーダンス状態となっているバス300
に送信され、バス300上のバス信号BUSの電位は保
持ドライバ信号HDの電位VLで保持される。
【0095】以上の結果、ドライバ回路10がハイイン
ピーダンス状態となった場合の保持ドライバ回路90の
動作によるバス300上での電位振幅V3は次式で算出
される。
ピーダンス状態となった場合の保持ドライバ回路90の
動作によるバス300上での電位振幅V3は次式で算出
される。
【0096】V3=VH−VL ここで、ドライバ回路10がハイインピーダンス状態と
なった場合に保持ドライバ回路90によりバス300上
に与えられる電位振幅V3とドライバ回路10がハイイ
ンピーダンス状態となった時点でのバス300上の電位
振幅V1とが以下の関係となるように、保持ドライバ回
路90に接続された外部電源ノードVHおよびVLの電
位を設定する。
なった場合に保持ドライバ回路90によりバス300上
に与えられる電位振幅V3とドライバ回路10がハイイ
ンピーダンス状態となった時点でのバス300上の電位
振幅V1とが以下の関係となるように、保持ドライバ回
路90に接続された外部電源ノードVHおよびVLの電
位を設定する。
【0097】V1=V3 VH=VDD−△V VL=△V 以上の結果から入出力回路103に保持ドライバ90を
含むことにより、バス300上のバス信号BUSの電位
振幅を自由に設定することが可能となり、バス300上
での消費電力の低減が可能となる。
含むことにより、バス300上のバス信号BUSの電位
振幅を自由に設定することが可能となり、バス300上
での消費電力の低減が可能となる。
【0098】[実施の形態4]実施の形態2および3に
示した入出力回路では、ドライバ回路10を活性化する
ためのドライバ活性化信号ENを用いて保持ドライバ回
路とバスを接続するスイッチ回路80を制御していた。
示した入出力回路では、ドライバ回路10を活性化する
ためのドライバ活性化信号ENを用いて保持ドライバ回
路とバスを接続するスイッチ回路80を制御していた。
【0099】ここで、ドライバ回路10が現在のバス3
00上のバス信号BUSを反転した信号を出力する場
合、実施の形態2および3に示した入出力回路では、ド
ライバ活性化信号ENがHレベルになると同時にスイッ
チ回路80がONされる。このためドライバ回路10が
ドライバ活性化信号ENを受けた後に現在のバス信号B
USの反転信号を出力する以前に、保持ドライバ回路が
現在のバス信号BUSの電位を固定するよう動作する。
よって、ドライバ回路10と保持ドライバ回路が互いに
相反する信号を出力しようとすることから、消費電力が
増加する。よって、入出力回路において、ドライバ回路
10と保持ドライバ回路とがそれぞれ異なる出力信号を
同時期に出力しないように設定することが望ましい。
00上のバス信号BUSを反転した信号を出力する場
合、実施の形態2および3に示した入出力回路では、ド
ライバ活性化信号ENがHレベルになると同時にスイッ
チ回路80がONされる。このためドライバ回路10が
ドライバ活性化信号ENを受けた後に現在のバス信号B
USの反転信号を出力する以前に、保持ドライバ回路が
現在のバス信号BUSの電位を固定するよう動作する。
よって、ドライバ回路10と保持ドライバ回路が互いに
相反する信号を出力しようとすることから、消費電力が
増加する。よって、入出力回路において、ドライバ回路
10と保持ドライバ回路とがそれぞれ異なる出力信号を
同時期に出力しないように設定することが望ましい。
【0100】図6はこの発明の実施の形態4における入
出力回路の回路図である。図6を参照して、入出力回路
104は、図5に示した入出力回路103と比較して、
新たにスイッチ制御回路200が追加されている。その
他の回路構成については入出力回路103と同じである
ため、その説明は繰返さない。
出力回路の回路図である。図6を参照して、入出力回路
104は、図5に示した入出力回路103と比較して、
新たにスイッチ制御回路200が追加されている。その
他の回路構成については入出力回路103と同じである
ため、その説明は繰返さない。
【0101】スイッチ制御回路200は、インバータ2
01とANDゲート202とを含む。
01とANDゲート202とを含む。
【0102】インバータ201はNORゲート41から
出力される信号φD2を受け、信号φD2を反転した信
号φD4を出力する。ANDゲート202は、ドライバ
活性化信号ENと、インバータ201から出力される信
号φD4と、NANDゲート31から出力される信号φ
D1とを受け、ドライバ活性化信号ENと信号φD4と
信号φD1との理論積を演算し、その演算結果を信号φ
D5として出力する。
出力される信号φD2を受け、信号φD2を反転した信
号φD4を出力する。ANDゲート202は、ドライバ
活性化信号ENと、インバータ201から出力される信
号φD4と、NANDゲート31から出力される信号φ
D1とを受け、ドライバ活性化信号ENと信号φD4と
信号φD1との理論積を演算し、その演算結果を信号φ
D5として出力する。
【0103】出力された信号φD5はスイッチ回路80
内のインバータ81に入力される。以上の回路構成を有
する入出力回路104の動作について説明する。
内のインバータ81に入力される。以上の回路構成を有
する入出力回路104の動作について説明する。
【0104】データ信号DをHレベルまたはLレベルに
設定した後に、ドライバ活性化信号ENをHレベルに設
定した場合のドライバ回路10と、レシーバ回路20
と、制御回路60と、保持ドライバ回路90の動作につ
いては、この発明の実施の形態3に示した入出力回路1
03におけるドライバ回路10と、レシーバ回路20
と、制御回路60と、保持ドライバ回路90の動作と同
様であるため、その説明は繰返さない。
設定した後に、ドライバ活性化信号ENをHレベルに設
定した場合のドライバ回路10と、レシーバ回路20
と、制御回路60と、保持ドライバ回路90の動作につ
いては、この発明の実施の形態3に示した入出力回路1
03におけるドライバ回路10と、レシーバ回路20
と、制御回路60と、保持ドライバ回路90の動作と同
様であるため、その説明は繰返さない。
【0105】ドライバ回路10がハイインピーダンス状
態となるとき、ドライバ回路10内のPチャネルMOS
トランジスタ11に入力される信号φD1はHレベルで
あり、ドライバ回路10内のNチャネルMOSトランジ
スタ12に入力される信号φD2はLレベルとなってい
る。またこのときドライバ活性化信号ENはHレベルと
なっている。よって、ドライバ回路10がハイインピー
ダンス状態になったとき、スイッチ制御回路200内の
ANDゲート202には、Hレベルである信号φD1
と、Lレベルの信号φD2がインバータ201に入力さ
れることによりHレベルとなって出力された信号φD4
と、Hレベルであるドライバ活性化信号ENとが入力さ
れる。よって、ドライバ回路10がハイインピーダンス
状態になったときに、スイッチ制御回路200内のAN
Dゲート202からHレベルの信号φD5がスイッチ回
路80へ出力され、このときスイッチ回路80がオンさ
れる。
態となるとき、ドライバ回路10内のPチャネルMOS
トランジスタ11に入力される信号φD1はHレベルで
あり、ドライバ回路10内のNチャネルMOSトランジ
スタ12に入力される信号φD2はLレベルとなってい
る。またこのときドライバ活性化信号ENはHレベルと
なっている。よって、ドライバ回路10がハイインピー
ダンス状態になったとき、スイッチ制御回路200内の
ANDゲート202には、Hレベルである信号φD1
と、Lレベルの信号φD2がインバータ201に入力さ
れることによりHレベルとなって出力された信号φD4
と、Hレベルであるドライバ活性化信号ENとが入力さ
れる。よって、ドライバ回路10がハイインピーダンス
状態になったときに、スイッチ制御回路200内のAN
Dゲート202からHレベルの信号φD5がスイッチ回
路80へ出力され、このときスイッチ回路80がオンさ
れる。
【0106】以上の動作により、保持ドライバ回路90
から出力された保持ドライバ信号HDはドライバ回路1
0がハイインピーダンス状態となったときにバス300
に出力されることから、ドライバ回路10と保持ドライ
バ回路90とが相反する出力信号を出力することによる
消費電力を防止できる。
から出力された保持ドライバ信号HDはドライバ回路1
0がハイインピーダンス状態となったときにバス300
に出力されることから、ドライバ回路10と保持ドライ
バ回路90とが相反する出力信号を出力することによる
消費電力を防止できる。
【0107】[実施の形態5]実施の形態1に示した入
出力回路101では、バス300上のバス信号BUSの
電位振幅V1は、遅延回路としての制御回路60の遅延
量を変更することで調整可能であることは先述した。
出力回路101では、バス300上のバス信号BUSの
電位振幅V1は、遅延回路としての制御回路60の遅延
量を変更することで調整可能であることは先述した。
【0108】ここで、バス300上のバス信号BUSの
電位変化率SL(Slew Rate)は、ドライバ回
路10内のPチャネルMOSトランジスタ11およびN
チャネルMOSトランジスタ12の駆動電流IDとバス
信号線300の寄生容量CSを用いて次式で算出され
る。
電位変化率SL(Slew Rate)は、ドライバ回
路10内のPチャネルMOSトランジスタ11およびN
チャネルMOSトランジスタ12の駆動電流IDとバス
信号線300の寄生容量CSを用いて次式で算出され
る。
【0109】SL=CS/ID (V/s) さらにレシーバ回路20の理論しきい値VTを1/2V
DDとし、制御回路60による遅延時間を△tとする
と、バス信号BUSのHレベル時の電位VBUSHは次式で
表わされる。
DDとし、制御回路60による遅延時間を△tとする
と、バス信号BUSのHレベル時の電位VBUSHは次式で
表わされる。
【0110】VBUSH=1/2VDD+SL・△t=1/
2VDD+(CS/ID)・△t 同様に、バス信号BUSのLレベル時の電位VBUSL
は次式で表わされる。
2VDD+(CS/ID)・△t 同様に、バス信号BUSのLレベル時の電位VBUSL
は次式で表わされる。
【0111】VBUSL=1/2VDD−SL・△t=1/
2VDD−(CS/ID)・△t よって、バス信号BUSの電位振幅はCS、ID、△t
に依存することとなるが、半導体集積回路の製造時のば
らつきにより、CS、ID、△tの値はばらつくため
に、半導体集積回路単位で消費電力がばらつくこととな
る。このような消費電力のばらつきは抑えるほうが望ま
しい。
2VDD−(CS/ID)・△t よって、バス信号BUSの電位振幅はCS、ID、△t
に依存することとなるが、半導体集積回路の製造時のば
らつきにより、CS、ID、△tの値はばらつくため
に、半導体集積回路単位で消費電力がばらつくこととな
る。このような消費電力のばらつきは抑えるほうが望ま
しい。
【0112】図7はこの発明の実施の形態5における入
出力回路105の回路図である。図7を参照して、図2
に示した入出力回路101と比較して、制御回路60の
代わりにレシーバ制御回路250が設置されている。
出力回路105の回路図である。図7を参照して、図2
に示した入出力回路101と比較して、制御回路60の
代わりにレシーバ制御回路250が設置されている。
【0113】その他の回路構成は図2に示した入出力回
路101と同じであるため、その説明は繰返さない。
路101と同じであるため、その説明は繰返さない。
【0114】図8は図7中のレシーバ回路20およびレ
シーバ制御回路250の回路図である。
シーバ制御回路250の回路図である。
【0115】図8を参照して、レシーバ回路20は、イ
ンバータであり、PチャネルMOSトランジスタ21と
NチャネルMOSトランジスタ22とを含む。Pチャネ
ルMOSトランジスタ21のソースは外部電源ノードV
DDと接続され、そのドレインはNチャネルMOSトラ
ンジスタ22のドレインと接続される。NチャネルMO
Sトランジスタ22のソースは接地ノード500と接続
される。PチャネルMOSトランジスタ21およびNチ
ャネルMOSトランジスタ22のゲートはともにバス3
00上のバス信号BUSを入力し、PチャネルMOSト
ランジスタ21とNチャネルMOSトランジスタ22と
の接続点である出力ノードA4からレシーバ出力信号R
Cを出力する。
ンバータであり、PチャネルMOSトランジスタ21と
NチャネルMOSトランジスタ22とを含む。Pチャネ
ルMOSトランジスタ21のソースは外部電源ノードV
DDと接続され、そのドレインはNチャネルMOSトラ
ンジスタ22のドレインと接続される。NチャネルMO
Sトランジスタ22のソースは接地ノード500と接続
される。PチャネルMOSトランジスタ21およびNチ
ャネルMOSトランジスタ22のゲートはともにバス3
00上のバス信号BUSを入力し、PチャネルMOSト
ランジスタ21とNチャネルMOSトランジスタ22と
の接続点である出力ノードA4からレシーバ出力信号R
Cを出力する。
【0116】レシーバ制御回路250は、制御回路26
0と遅延回路270とインバータ280とを含む。
0と遅延回路270とインバータ280とを含む。
【0117】制御回路260はPチャネルMOSトラン
ジスタ261、262とNチャネルMOSトランジスタ
263、264とを含む。
ジスタ261、262とNチャネルMOSトランジスタ
263、264とを含む。
【0118】PチャネルMOSトランジスタ261のソ
ースは外部電源ノード260に接続され、そのドレイン
はPチャネルMOSトランジスタ262のソースと接続
される。またPチャネルMOSトランジスタ261のゲ
ートはレシーバ回路20内のPチャネルMOSトランジ
スタ21のゲートと同じくバス信号BUSが入力され
る。
ースは外部電源ノード260に接続され、そのドレイン
はPチャネルMOSトランジスタ262のソースと接続
される。またPチャネルMOSトランジスタ261のゲ
ートはレシーバ回路20内のPチャネルMOSトランジ
スタ21のゲートと同じくバス信号BUSが入力され
る。
【0119】一方PチャネルMOSトランジスタ262
のドレインはNチャネルMOSトランジスタ263のド
レインと接続される。NチャネルMOSトランジスタ2
64のドレインはNチャネルMOSトランジスタ263
のソースと接続され、そのソースは接地ノード500に
接続される。NチャネルMOSトランジスタ264のゲ
ートにはレシーバ回路20内のNチャネルMOSトラン
ジスタ22のゲートと同じくバス信号BUSが入力され
る。
のドレインはNチャネルMOSトランジスタ263のド
レインと接続される。NチャネルMOSトランジスタ2
64のドレインはNチャネルMOSトランジスタ263
のソースと接続され、そのソースは接地ノード500に
接続される。NチャネルMOSトランジスタ264のゲ
ートにはレシーバ回路20内のNチャネルMOSトラン
ジスタ22のゲートと同じくバス信号BUSが入力され
る。
【0120】PチャネルMOSトランジスタ262とN
チャネルMOSトランジスタ263のゲートにはともに
インバータ280から出力される制御信号VTEが入力
される。
チャネルMOSトランジスタ263のゲートにはともに
インバータ280から出力される制御信号VTEが入力
される。
【0121】制御回路260のPチャネルMOSトラン
ジスタ262とNチャネルMOSトランジスタ263の
接続点である出力ノードA5は、レシーバ回路20の出
力ノードA4と接続される。
ジスタ262とNチャネルMOSトランジスタ263の
接続点である出力ノードA5は、レシーバ回路20の出
力ノードA4と接続される。
【0122】以上の回路構成を有する制御回路260は
出力ノードA5から制御回路出力信号RCOUTを出力
する。
出力ノードA5から制御回路出力信号RCOUTを出力
する。
【0123】遅延回路270は制御回路出力信号RCO
UTを入力し、制御回路出力信号RCOUTを一定時間
遅延させた信号φD6を出力する。インバータ280は
遅延回路270から出力された信号φD6を入力し、信
号φD6を反転した制御信号VTEを出力する。
UTを入力し、制御回路出力信号RCOUTを一定時間
遅延させた信号φD6を出力する。インバータ280は
遅延回路270から出力された信号φD6を入力し、信
号φD6を反転した制御信号VTEを出力する。
【0124】以上の回路構成を有する入出力回路105
の動作について説明する。図9は図7に示した入出力回
路105の動作を示すタイミングチャートである。
の動作について説明する。図9は図7に示した入出力回
路105の動作を示すタイミングチャートである。
【0125】はじめにバス上の信号であるバス信号BU
SがLレベルであり、そこにHレベルのデータ信号Dを
駆動する場合について説明する。
SがLレベルであり、そこにHレベルのデータ信号Dを
駆動する場合について説明する。
【0126】図9を参照して、はじめに駆動すべきデー
タの設定として、データ信号DがHレベルに設定され
る。データ信号DがHレベルに設定された時刻t1にお
いては、バス信号BUSはLレベルであることから、制
御回路260から出力される制御回路出力信号RCOU
TはHレベルとなっており、インバータ280から出力
される制御信号VTEはLレベルとなっている。よっ
て、レシーバ回路20内のPチャネルMOSトランジス
タ21と制御回路260のPチャネルMOSトランジス
タ261、262とがオンされた状態となっており、こ
のとき外部電源ノードVDDからPチャネルMOSトラ
ンジスタ21、261、262を介して出力ノードA5
に流れる充電電流I1は最大となり、レシーバ回路20
と制御回路260とで構成されるレシーバ出力回路29
0はPチャネルMOSトランジスタ優勢の回路構成とな
る。
タの設定として、データ信号DがHレベルに設定され
る。データ信号DがHレベルに設定された時刻t1にお
いては、バス信号BUSはLレベルであることから、制
御回路260から出力される制御回路出力信号RCOU
TはHレベルとなっており、インバータ280から出力
される制御信号VTEはLレベルとなっている。よっ
て、レシーバ回路20内のPチャネルMOSトランジス
タ21と制御回路260のPチャネルMOSトランジス
タ261、262とがオンされた状態となっており、こ
のとき外部電源ノードVDDからPチャネルMOSトラ
ンジスタ21、261、262を介して出力ノードA5
に流れる充電電流I1は最大となり、レシーバ回路20
と制御回路260とで構成されるレシーバ出力回路29
0はPチャネルMOSトランジスタ優勢の回路構成とな
る。
【0127】続いて、データ信号をHレベルとした後
に、ドライバ活性化信号ENをHレベルに設定すると、
バス300上のバス信号BUSはLレベルからHレベル
へと変化していく。このとき、レシーバ回路20および
制御回路260から構成されるレシーバ出力回路290
はPチャネルMOSトランジスタ優勢の回路構成となっ
ているため、バス信号BUSの電位がレシーバ回路20
のしきい値電圧VTよりも高い電圧VTHになって初め
てHレベルと認識する。よって、バス信号BUSの電位
が電圧VTHのレベルに達した時刻t2で制御回路出力
信号RCOUTがLレベルへと変化する。制御回路出力
信号RCOUTがLレベルへ変化した時点でドライバ1
0はハイインピーダンス状態となるため、バス300上
のバス信号BUSの電位は電位VTHで一定となる。
に、ドライバ活性化信号ENをHレベルに設定すると、
バス300上のバス信号BUSはLレベルからHレベル
へと変化していく。このとき、レシーバ回路20および
制御回路260から構成されるレシーバ出力回路290
はPチャネルMOSトランジスタ優勢の回路構成となっ
ているため、バス信号BUSの電位がレシーバ回路20
のしきい値電圧VTよりも高い電圧VTHになって初め
てHレベルと認識する。よって、バス信号BUSの電位
が電圧VTHのレベルに達した時刻t2で制御回路出力
信号RCOUTがLレベルへと変化する。制御回路出力
信号RCOUTがLレベルへ変化した時点でドライバ1
0はハイインピーダンス状態となるため、バス300上
のバス信号BUSの電位は電位VTHで一定となる。
【0128】一方、遅延回路270は、制御回路出力信
号RCOUTがLレベルとなってから一定時間△tの経
過後に出力信号φD6をLレベルとする。よって、イン
バータ280から出力される制御信号VTEは制御回路
出力信号RCOUTがLレベルとなってから一定時間△
t経過後にHレベルに変化する。
号RCOUTがLレベルとなってから一定時間△tの経
過後に出力信号φD6をLレベルとする。よって、イン
バータ280から出力される制御信号VTEは制御回路
出力信号RCOUTがLレベルとなってから一定時間△
t経過後にHレベルに変化する。
【0129】よって、時刻t3におけるレシーバ出力回
路290は、レシーバ回路内のNチャネルMOSトラン
ジスタ22と、制御回路260内のNチャネルMOSト
ランジスタ263、264がともにオンされ、その他の
PチャネルMOSトランジスタがオフされることから、
レシーバ出力回路290内から接地ノード500へ放出
される放電電流I2が最大となり、その結果、レシーバ
回路20と制御回路260とで構成されるレシーバ出力
回路290はNチャネルMOSトランジスタ優勢の回路
構成となる。
路290は、レシーバ回路内のNチャネルMOSトラン
ジスタ22と、制御回路260内のNチャネルMOSト
ランジスタ263、264がともにオンされ、その他の
PチャネルMOSトランジスタがオフされることから、
レシーバ出力回路290内から接地ノード500へ放出
される放電電流I2が最大となり、その結果、レシーバ
回路20と制御回路260とで構成されるレシーバ出力
回路290はNチャネルMOSトランジスタ優勢の回路
構成となる。
【0130】ここで、時刻t4にてデータ信号DをHレ
ベルからLレベルへ変化された場合、バス300上のバ
ス信号BUSはHレベルからLレベルへと変化してい
く。このとき、レシーバ回路20および制御回路260
から構成されるレシーバ出力回路290はNチャネルM
OSトランジスタ優勢の回路構成となっているため、バ
ス信号BUSの電位がレシーバ回路20のしきい値電圧
VTよりも低い電圧VTLになって初めてLレベルと認
識する。よって、バス信号BUSの電位が電圧VTLの
レベルに達した時刻t5で制御回路出力信号RCOUT
がHレベルへと変化する。制御回路出力信号RCOUT
がHレベルへ変化した時点でドライバ10はハイインピ
ーダンス状態となるため、バス300上のバス信号BU
Sの電位は電位VTLで一定となる。
ベルからLレベルへ変化された場合、バス300上のバ
ス信号BUSはHレベルからLレベルへと変化してい
く。このとき、レシーバ回路20および制御回路260
から構成されるレシーバ出力回路290はNチャネルM
OSトランジスタ優勢の回路構成となっているため、バ
ス信号BUSの電位がレシーバ回路20のしきい値電圧
VTよりも低い電圧VTLになって初めてLレベルと認
識する。よって、バス信号BUSの電位が電圧VTLの
レベルに達した時刻t5で制御回路出力信号RCOUT
がHレベルへと変化する。制御回路出力信号RCOUT
がHレベルへ変化した時点でドライバ10はハイインピ
ーダンス状態となるため、バス300上のバス信号BU
Sの電位は電位VTLで一定となる。
【0131】以上の動作により図7に示した入出力回路
105によると、バス300上のバス信号BUSの電位
振幅V4は次式で算出される。
105によると、バス300上のバス信号BUSの電位
振幅V4は次式で算出される。
【0132】V4=VTH−VTL ここで、電位VTHおよび電位VTLはレシーバ出力回
路290内のPチャネルMOSトランジスタとNチャネ
ルMOSトランジスタの電流比のみにより決定されるこ
とから、入出力回路105を用いた場合のバス300上
のバス信号BUSの電位振幅のばらつきの要因はPチャ
ネルMOSトランジスタおよびNチャネルMOSトラン
ジスタの駆動電流のみとなり、半導体集積回路単位での
消費電力のばらつきを抑えることが可能となる。
路290内のPチャネルMOSトランジスタとNチャネ
ルMOSトランジスタの電流比のみにより決定されるこ
とから、入出力回路105を用いた場合のバス300上
のバス信号BUSの電位振幅のばらつきの要因はPチャ
ネルMOSトランジスタおよびNチャネルMOSトラン
ジスタの駆動電流のみとなり、半導体集積回路単位での
消費電力のばらつきを抑えることが可能となる。
【0133】なお、遅延回路270の遅延量は、図9の
遅延時間△tに示すように、制御回路出力信号RCOU
TがHレベルもしくはLレベルへの変化を完了するまで
に、制御信号VTEの電位が変化しないように設定すれ
ばよい。
遅延時間△tに示すように、制御回路出力信号RCOU
TがHレベルもしくはLレベルへの変化を完了するまで
に、制御信号VTEの電位が変化しないように設定すれ
ばよい。
【0134】[実施の形態6]実施の形態1〜5におけ
る入出力回路内のレシーバ回路20はインバータが基本
構成となっていることから、バス信号BUSの電位振幅
を小さくするにつれ貫通電流が増大する。貫通電流の増
大は消費電力の増大となることから、貫通電流は低減す
るほうが望ましい。
る入出力回路内のレシーバ回路20はインバータが基本
構成となっていることから、バス信号BUSの電位振幅
を小さくするにつれ貫通電流が増大する。貫通電流の増
大は消費電力の増大となることから、貫通電流は低減す
るほうが望ましい。
【0135】図10はこの発明の実施の形態6における
レシーバ回路20の回路図である。図10を参照して、
レシーバ回路20は出力段300とラッチ段320とを
含む。
レシーバ回路20の回路図である。図10を参照して、
レシーバ回路20は出力段300とラッチ段320とを
含む。
【0136】出力段300はPチャネルMOSトランジ
スタ301、302とNチャネルMOSトランジスタ3
03、304と遅延回路310とインバータ311、3
12とANDゲート313とを含む。
スタ301、302とNチャネルMOSトランジスタ3
03、304と遅延回路310とインバータ311、3
12とANDゲート313とを含む。
【0137】PチャネルMOSトランジスタ301のソ
ースは外部電源電圧VDDに接続され、そのドレインは
PチャネルMOSトランジスタ302のソースと接続さ
れる。PチャネルMOSトランジスタ301のゲートに
は、後述するインバータ312から出力される信号φD
8が入力される。
ースは外部電源電圧VDDに接続され、そのドレインは
PチャネルMOSトランジスタ302のソースと接続さ
れる。PチャネルMOSトランジスタ301のゲートに
は、後述するインバータ312から出力される信号φD
8が入力される。
【0138】PチャネルMOSトランジスタ302のド
レインはNチャネルMOSトランジスタ303のドレイ
ンと接続され、その接続点である出力ノードA6からは
信号φD7が出力される。また、PチャネルMOSトラ
ンジスタ302およびNチャネルMOSトランジスタ3
03のゲートにはともにバス信号BUSが入力される。
レインはNチャネルMOSトランジスタ303のドレイ
ンと接続され、その接続点である出力ノードA6からは
信号φD7が出力される。また、PチャネルMOSトラ
ンジスタ302およびNチャネルMOSトランジスタ3
03のゲートにはともにバス信号BUSが入力される。
【0139】NチャネルMOSトランジスタ304のド
レインはNチャネルMOSトランジスタ303のソース
と接続され、NチャネルMOSトランジスタ304のソ
ースは接地ノード500と接続される。またNチャネル
MOSトランジスタ304のゲートには後述するAND
ゲート313のレシーバ活性化信号LEが入力される。
レインはNチャネルMOSトランジスタ303のソース
と接続され、NチャネルMOSトランジスタ304のソ
ースは接地ノード500と接続される。またNチャネル
MOSトランジスタ304のゲートには後述するAND
ゲート313のレシーバ活性化信号LEが入力される。
【0140】遅延回路310は外部から入力される信号
であるクロック信号CLKを受け、所定の時間遅延させ
た信号φD10を出力する。一方、インバータ311は
遅延回路310から出力された信号φD10を入力し、
信号φD10を反転させた信号φD9を出力する。
であるクロック信号CLKを受け、所定の時間遅延させ
た信号φD10を出力する。一方、インバータ311は
遅延回路310から出力された信号φD10を入力し、
信号φD10を反転させた信号φD9を出力する。
【0141】ANDゲート313は、クロック信号CL
Kとインバータ311から出力された信号φD9とを受
け、クロック信号CLKと信号φD9との理論積を演算
し、その演算結果をレシーバ活性化信号LEとして出力
する。
Kとインバータ311から出力された信号φD9とを受
け、クロック信号CLKと信号φD9との理論積を演算
し、その演算結果をレシーバ活性化信号LEとして出力
する。
【0142】インバータ312は、ANDゲート313
から出力されたレシーバ活性化信号LEを受け、レシー
バ活性化信号LEを反転した信号φD8を出力する。
から出力されたレシーバ活性化信号LEを受け、レシー
バ活性化信号LEを反転した信号φD8を出力する。
【0143】一方ラッチ段320は、インバータ321
と322とを含む。インバータ321は、出力段300
の出力ノードA6から出力された出力信号φD7の出力
を受けて反転しレシーバ出力信号RCを出力する。イン
バータ322は、インバータ321の出力を受けて反転
してインバータ321の入力に帰還させる。
と322とを含む。インバータ321は、出力段300
の出力ノードA6から出力された出力信号φD7の出力
を受けて反転しレシーバ出力信号RCを出力する。イン
バータ322は、インバータ321の出力を受けて反転
してインバータ321の入力に帰還させる。
【0144】以上の回路構成を含むレシーバ回路20の
動作について説明する。図11は図10に示したレシー
バ回路20の動作を示したタイミングチャートである。
動作について説明する。図11は図10に示したレシー
バ回路20の動作を示したタイミングチャートである。
【0145】図11を参照して、時刻t1においてクロ
ック信号CLKがHレベルとなると、ANDゲート31
3にはHレベルのクロック信号CLKとHレベルの信号
φD9が入力されるため、ANDゲート313のレシー
バ活性化信号LEがHレベルとなる。よって、インバー
タ312によりPチャネルMOSトランジスタ301の
ゲートに入力される信号φD8はLレベルとなる。その
結果、時刻t1においてPチャネルMOSトランジスタ
301およびNチャネルMOSトランジスタ304のは
オンされる。このときバス信号BUSがLレベルであれ
ば、PチャネルMOSトランジスタ302がオンされ、
その結果出力ノードA6から出力される信号φD7はH
レベルとなる。信号φD7はラッチ段320に入力さ
れ、ラッチ段320はLレベルのレシーバ出力信号RC
を出力する。
ック信号CLKがHレベルとなると、ANDゲート31
3にはHレベルのクロック信号CLKとHレベルの信号
φD9が入力されるため、ANDゲート313のレシー
バ活性化信号LEがHレベルとなる。よって、インバー
タ312によりPチャネルMOSトランジスタ301の
ゲートに入力される信号φD8はLレベルとなる。その
結果、時刻t1においてPチャネルMOSトランジスタ
301およびNチャネルMOSトランジスタ304のは
オンされる。このときバス信号BUSがLレベルであれ
ば、PチャネルMOSトランジスタ302がオンされ、
その結果出力ノードA6から出力される信号φD7はH
レベルとなる。信号φD7はラッチ段320に入力さ
れ、ラッチ段320はLレベルのレシーバ出力信号RC
を出力する。
【0146】クロック信号CLKがHレベルに変化して
から遅延回路310の遅延値により規定される一定期間
△tでは、レシーバ活性化信号LEはHレベルに設定さ
れる。よって、一定期間△tにおいては、PチャネルM
OSトランジスタ301およびNチャネルMOSトラン
ジスタ304がオンされ、その結果、出力段300でバ
ス信号BUSを検知し、出力ノードA6から信号φD7
を出力し、ラッチ回路320に信号φD7を入力する。
から遅延回路310の遅延値により規定される一定期間
△tでは、レシーバ活性化信号LEはHレベルに設定さ
れる。よって、一定期間△tにおいては、PチャネルM
OSトランジスタ301およびNチャネルMOSトラン
ジスタ304がオンされ、その結果、出力段300でバ
ス信号BUSを検知し、出力ノードA6から信号φD7
を出力し、ラッチ回路320に信号φD7を入力する。
【0147】一方、クロック信号CLKがHレベルに変
化してから遅延回路310の遅延値により規定される一
定期間△t後は、PチャネルMOSトランジスタ301
およびNチャネルMOSトランジスタ304がオフとな
ることから、出力段300はハイインピーダンス状態と
なる。しかしながら、既にラッチ段320に一定期間△
t中に出力段300から出力された信号φD7をラッチ
していることからレシーバ出力信号RCの値が変化する
ことはない。
化してから遅延回路310の遅延値により規定される一
定期間△t後は、PチャネルMOSトランジスタ301
およびNチャネルMOSトランジスタ304がオフとな
ることから、出力段300はハイインピーダンス状態と
なる。しかしながら、既にラッチ段320に一定期間△
t中に出力段300から出力された信号φD7をラッチ
していることからレシーバ出力信号RCの値が変化する
ことはない。
【0148】以上の動作により、レシーバ回路20内の
出力段300の動作期間を必要最小限とすることで、バ
ス信号BUSの電位振幅を制限することによりレシーバ
回路20に発生する貫通電流を最小限におさえることが
可能となる。
出力段300の動作期間を必要最小限とすることで、バ
ス信号BUSの電位振幅を制限することによりレシーバ
回路20に発生する貫通電流を最小限におさえることが
可能となる。
【0149】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0150】
【発明の効果】この発明によれば、バス信号の電位振幅
を制限することにより消費電力を低減することが可能な
入出力回路を提供することが可能となる。
を制限することにより消費電力を低減することが可能な
入出力回路を提供することが可能となる。
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路の全体構成を示す概略ブロック図である。
路の全体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示した入出力回路101の回路図であ
る。
る。
【図3】 図2に示した入出力回路101の動作を示し
たタイミングチャートである。
たタイミングチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2における入出力回路
の回路図である。
の回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態3における入出力回路
の回路図である。
の回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態4における入出力回路
の回路図である。
の回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態5における入出力回路
105の回路図である。
105の回路図である。
【図8】 図7中のレシーバ回路20およびレシーバ制
御回路250の回路図である。
御回路250の回路図である。
【図9】 図7に示した入出力回路105の動作を示す
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態6におけるレシーバ
回路20の回路図である。
回路20の回路図である。
【図11】 図10に示したレシーバ回路20の動作を
示したタイミングチャートである。
示したタイミングチャートである。
【図12】 従来の入出力回路の回路図を示す。
1 半導体集積回路、10 ドライバ回路、20 レシ
ーバ回路、30,31NANDゲート、40,41 N
ORゲート、60,260 制御回路、100〜105
入出力回路、200 機能モジュール、202,31
3 ANDゲート、250 レシーバ制御回路、27
0,310 遅延回路、290 レシーバ出力回路、3
20 ラッチ回路。
ーバ回路、30,31NANDゲート、40,41 N
ORゲート、60,260 制御回路、100〜105
入出力回路、200 機能モジュール、202,31
3 ANDゲート、250 レシーバ制御回路、27
0,310 遅延回路、290 レシーバ出力回路、3
20 ラッチ回路。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ03 KB32 KB33 KB35 QQ01 QQ08 5J056 AA01 AA05 AA33 BB17 CC00 CC05 CC14 DD13 DD52 DD55 EE11 FF08 GG08 GG09 GG12 KK01
Claims (9)
- 【請求項1】 バスを介して信号の送受信を行なうため
の入出力回路であって、 前記バスへ信号を出力するドライバ回路と、 前記ドライバ回路を制御する制御信号を出力する制御回
路と、 前記バスから信号を入力するレシーバ回路とを含み、 前記ドライバ回路は、前記制御回路から出力される制御
信号に応答して、出力すべき信号の振幅を制限する、入
出力回路。 - 【請求項2】 前記制御回路は、前記レシーバ回路の出
力信号を受信してから所定期間経過後に前記制御信号を
出力し、 前記ドライバ回路は、前記制御信号に応答してハイイン
ピーダンス状態となる、請求項1に記載の入出力回路。 - 【請求項3】 前記入出力回路はさらに、 前記ドライバ回路がハイインピーダンス状態となったと
きの前記バスの電位を保持する保持ドライバ回路を含
む、請求項2に記載の入出力回路。 - 【請求項4】 前記保持ドライバ回路は、 前記信号を入力するインバータと、 電源ノードと前記インバータとの間に接続されるダイオ
ード素子と、 接地ノードと前記インバータとの間に接続されるダイオ
ード素子とを含む、請求項3に記載の入出力回路。 - 【請求項5】 前記保持ドライバ回路は、 外部電源電位よりも低い第1の外部電位および接地電位
よりも高い第2の外部電位を受け、前記信号を入力する
インバータを含む、請求項3に記載の入出力回路。 - 【請求項6】 前記保持ドライバ回路はさらに、 前記ドライバ回路がハイインピーダンス状態となったと
きに前記信号を前記保持ドライバ回路に入力するスイッ
チ回路を含む、請求項3に記載の入出力回路。 - 【請求項7】 前記制御回路は前記レシーバ回路に入力
される信号が前記レシーバ回路のしきい値電圧よりも所
定値分高い場合にハイレベルの制御信号を出力し、前記
レシーバのしきい値電圧よりも所定値分低い場合にロウ
レベルの制御信号を出力する、請求項1に記載の入出力
回路。 - 【請求項8】 前記レシーバ回路は、電源ノードと出力
ノードとの間に接続され、その制御電極が前記信号が入
力される入力ノードに接続される第1のトランジスタ
と、 前記出力ノードと接地ノードとの間に接続され、その制
御電極が前記入力ノードに接続される第2のトランジス
タとを含み、 前記制御回路は、前記電源ノードと前記出力ノードとの
間に接続され、その制御電極が前記入力ノードに接続さ
れる第3のトランジスタと、 前記出力ノードと前記接地ノードとの間に接続され、そ
の制御電極が前記入力ノードに接続される第4のトラン
ジスタと、 前記第4のトランジスタと前記出力ノードとの間に接続
され、前記信号の電位がロウレベルからハイレベルへ変
化する期間中はオフになる第1のスイッチング素子と、 前記第3のトランジスタと前記出力ノードとの間に接続
され、前記信号の電位がハイレベルからロウレベルへ変
化する期間中はオフとなる第2のスイッチング素子とを
含む、請求項7に記載の入出力回路。 - 【請求項9】 前記レシーバ回路は、 外部から入力されるクロック信号に同期して所定期間動
作する出力段と、 前記出力段から出力された信号をラッチするラッチ段と
を含む、請求項1に記載の入出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001122413A JP2002319853A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 入出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001122413A JP2002319853A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 入出力回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002319853A true JP2002319853A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=18972125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001122413A Withdrawn JP2002319853A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 入出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002319853A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011170919A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Renesas Electronics Corp | 半導体集積回路 |
US11264989B1 (en) | 2020-08-07 | 2022-03-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
-
2001
- 2001-04-20 JP JP2001122413A patent/JP2002319853A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011170919A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Renesas Electronics Corp | 半導体集積回路 |
US8717064B2 (en) | 2010-02-18 | 2014-05-06 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor integrated circuit |
US11264989B1 (en) | 2020-08-07 | 2022-03-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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