JP2002319642A - 光透過用金属キャップ - Google Patents

光透過用金属キャップ

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JP2002319642A
JP2002319642A JP2001236474A JP2001236474A JP2002319642A JP 2002319642 A JP2002319642 A JP 2002319642A JP 2001236474 A JP2001236474 A JP 2001236474A JP 2001236474 A JP2001236474 A JP 2001236474A JP 2002319642 A JP2002319642 A JP 2002319642A
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JP
Japan
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glass
metal cap
light
sealing material
zno
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JP2001236474A
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English (en)
Inventor
Junichi Izeki
淳一 井関
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Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結露が発生し易い環境下で使用しても光の透
過率が低下しない光透過用金属キャップを提供する。 【解決手段】 光を通すガラス部材と金属ケースとが、
低融点ガラスと耐火性フィラーからなる封着材料により
封着されてなる光透過用金属キャップにおいて、封着材
料が、50℃の純水中に48時間浸漬した後の耐水性を
示す重量減が1mg/cm2未満の性質を有することを
特徴とする。低融点ガラスには、質量%で、PbO 5
5〜85%、B23 2〜20%、Bi23 1〜30
%、SiO 2 0〜10%、ZnO 0〜14%、Fe2
3 0〜6%、CuO 0〜6%、BaO 0〜5
%、CaO 0〜5%、SrO 0〜5%、ZnO/
(B23+SiO2)≦1であるガラスを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザダイオード
用金属キャップ等の光透過用金属キャップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、従来、レーザダイオ
ード用金属キャップ1は、光を通過させるガラス窓20
とコバール等からなる金属ケース部分10からなり、こ
の両者を信頼性よく接合するために低融点ガラスと耐火
フィラーからなる封着材料30が使われてきた。封着材
料としては、レンズや金属の耐熱温度である550℃以
下で焼成でき、各種構成物と熱膨張係数が適合し、また
ガラス窓をケースに信頼性よく接着させることができる
材料が使用されている。この種の材料として、PbO−
23系の低融点ガラスに耐火性フィラーを添加してな
る複合材料が多く使用されている。なお、ガラス部材と
金属ケースの封着は、金属の酸化防止のため、一般的に
2雰囲気で行われることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のレー
ザダイオード用金属キャップは、結露が発生するような
高湿度で温度差が発生するような環境下で使用された場
合、封着材料からガラス成分が溶出してガラス窓表面を
汚染すると、光の透過率が低下し、光学部品としての機
能を果たすことができなくなることがある。そのため、
封着材料には高い耐水性が求められる。
【0004】しかしながら、前記したPbO−B23
ガラスでは十分な耐水性が得られない。
【0005】本発明の目的は、結露が発生し易い環境下
で使用しても光の透過率が低下しない光透過用金属キャ
ップを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光透過用金属キ
ャップは、光を通すガラス部材と金属ケースとが、低融
点ガラスと耐火性フィラーからなる封着材料により封着
されてなる光透過用金属キャップにおいて、封着材料
が、50℃の純水中に48時間浸漬した後の耐水性を示
す重量減が1mg/cm2以下の性質を有することを特
徴とする。
【0007】また本発明の光透過用金属キャップは、光
を通すガラス部材と金属ケースとが、低融点ガラスと耐
火性フィラーからなる封着材料により封着されてなる光
透過用金属キャップにおいて、前記低融点ガラスの組成
は質量%で、PbO 55〜85%、B23 2〜20
%、Bi23 1〜30%、SiO2 0〜10%、Z
nO 0〜14%、Fe23 0〜6%、CuO 0〜
6%、BaO 0〜5%、CaO 0〜5%、SrO
0〜5%、ZnO/(B23+SiO2)≦1であるこ
とを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のキャップは、ガラス部材
と、金属ケースと、それらを封着する封着材料からな
る。
【0009】本発明で使用する封着材料は、その焼結体
を50℃の純水中に48時間浸漬した後の重量減が1m
g/cm2以下である。このような特徴を有する封着材
料を使用することにより、高湿度などの環境下でも、ガ
ラス成分が溶け出す心配がなく、目的とする光学的特性
を満足し、信頼性の高い光透過用金属キャップが得られ
る。
【0010】また本発明者は、上記したような高耐水性
を有する封着材料を得るべく種々の実験を行った結果、
特定組成のPbO−B23−Bi23系低融点ガラスを
用いることによって達成可能になることを見いだした。
【0011】具体的には、質量%で、PbO 55〜8
5%、B23 2〜20%、Bi23 1〜30%、S
iO2 0〜10%、ZnO 0〜14%、Fe23
0〜6%、CuO 0〜6%、BaO 0〜5%、Ca
O 0〜5%、SrO 0〜5%、ZnO/(B23
SiO2)≦1の組成を有する低融点ガラスが好適に使
用できる。
【0012】低融点ガラス粉末の組成を上記のように限
定した理由を以下に述べる。
【0013】PbOは本発明のガラスの主成分であり、
その含有量は55〜85%、好ましくは55〜83%で
ある。PbOが55%より少ないとガラスの粘度が増加
して流動性が悪くなり、85%より多いとガラスが不安
定になり、結晶が析出して所定温度で封着ができなくな
る。
【0014】B23は本発明のガラスの主成分であり、
その含有量は2〜20%、好ましくは2〜19%であ
る。B23が2%より少ないとガラスが不安定になり、
結晶が析出して低温封着ができなくなる。20%よりも
多いとガラスの粘度が増大して低温での封着が困難とな
る。
【0015】Bi23 は、50℃の純水中に48時間
浸漬した後の重量減を1mg/cm2以下にするための
必須成分であり、その含有量は1〜30%、好ましくは
1〜29%である。Bi23が1%よりも少ないと所望
の耐水性が得られず、30%よりも多いとガラスが不安
定になる。
【0016】SiO2はガラスの網目構成成分でガラス
を安定化させるが、その含有量は0〜10%、好ましく
は0〜9%である。SiO2が10%より多いとガラス
の粘度が増大し、所定温度で封着できない。
【0017】ZnOは粘性をあまり増大させることなく
ガラスの熱膨張係数を低くする性質を有するが、その含
有量は0〜14%、好ましくは0〜10%である。Zn
Oが14%を超えるとガラスが失透しやすくなり、所定
温度で封着できなくなる。
【0018】Fe23、CuOはガラスを安定させる性
質を有するが、その含有量は、それぞれ0〜6%、好ま
しくは0〜5%である。これらの成分が6%を超えると
失透しやすくなる。
【0019】BaO、CaO、SrOの各成分はガラス
の耐水性を向上させる性質があり、その含有量は、それ
ぞれ0〜5%、好ましくは0〜4%である。これらの成
分が5%を超えるとガラスの封着温度が上昇する。
【0020】低融点ガラスの組成において、ZnO/
(B23+SiO2)の含有比率は、ガラスの安定化と
耐水性に影響する。その含有比率は、質量比でZnO/
(B23+SiO2)が1以下、好ましくは0.9以下
である。ZnO/(B23+SiO2)の含有比率が、
1より大きいと前記特性が悪化する。
【0021】また上記の成分以外にも5%以下のV
25、Ag2O、P2O5、Co2O3、Mo2O3、WO3、Nb2
O5、Ta2O5、CeO2、Ga2O3、Sb2O3、SnO2、F
2やI2等のハロゲン及び希土類酸化物を含有させること
ができる。
【0022】以上の組成を有するガラスは、ガラス転移
点が350℃以下と低く、良好な流動性を示す非晶質ガ
ラスである。また30〜250℃における熱膨張係数が
117×10-7/℃以下であり、500℃以下の低温で
封着することが可能である。
【0023】また封着材料に含まれる耐火性フィラー粉
末は、封着材料の熱膨張係数を調整し、熱膨張係数の異
なるガラス部材と金属ケースとの封着を可能にする成分
である。この耐火性フィラ−粉末は機械的強度を高める
効果も併せ持っている。
【0024】耐火性フィラ−粉末としては、ウイレマイ
ト系セラミック、チタン酸鉛系セラミック、コーディエ
ライト、酸化スズ固溶体、ジルコン系セラミック等の粉
末を単独、或いは組み合わせて使用することができる。
【0025】低融点ガラス粉末と耐火性フィラ−粉末の
混合割合は低融点ガラス粉末45〜92体積%と耐火性
フィラ−粉末8〜55体積%であることが好ましい。両
者の割合をこのように限定した理由は、耐火性フィラ−
粉末が8体積%より少ないとその効果がなく、55体積
%より多くなると流動性が悪くなるためである。
【0026】また本発明の光透過用金属キャップは、ガ
ラス部材として、BLC(熱膨張係数51×10-7
℃、日本電気硝子製)、BS67(67×10-7/℃、
日本電気硝子製)、LaSF015(74×10-7
℃)、BK−7(86×10-7/℃)等のガラスを、ま
た金属ケースとして、コバール(約45×10-7
℃)、42鉄ニッケル合金(65×10-7/℃)、50
鉄ニッケル合金(90×10-7/℃)、ステンレス(1
20×10-7/℃)等の材料を用いることができる。
【0027】なお、本発明の光透過用金属キャップは、
ガラス部材に板ガラスを使用することで、レーザダイオ
ード、CCD、光学センサー等の金属キャップとして使
用することができる。また、ガラス部材にレンズを使用
することにより、光通信用レンズキャップ等として使用
することもできる。
【0028】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】表1、2は、本実施例又は比較例で使用す
る低融点ガラス試料A〜Mを示している。一方、表3、
4は、表1、2のガラス試料を用いて作製したレーザダ
イオード用金属キャップの実施例(試料No.1〜1
1)及び比較例(試料No.12、13)を示してい
る。
【0034】各試料は次のようにして調製した。
【0035】まず表1、2の組成になるように原料を調
合し、白金坩堝に入れて900〜1000℃で1〜2時
間溶融した。次いでこれを薄板状に成形し、粉砕した後
250メッシュの篩を通過させて平均粒径4μmのガラ
ス粉末試料を得た。得られた試料について耐水性、ガラ
ス転移点及び熱膨張係数を評価した。
【0036】表1、2の試料A〜Kについては、耐水性
は0.06〜0.14mg/cm2と良好であったが、
試料L、Mの耐水性は、10.5〜12.0mg/cm
2と著しく悪かった。
【0037】次に、表3、4に示す混合比になるように
表1、2の各ガラス粉末試料に250メッシュの篩を通
過した耐火性フィラー粉末を加えた後に、振動ミルを用
いて封着材料を混合作製した。得られた試料について封
着材料の耐水性、熱膨張係数及び封着温度を測定し、そ
れらの結果を表3、4に示した。
【0038】さらに、この封着材料をビークルに混ぜて
スラリ−とし、スプレ−ドライヤーにて顆粒状にし、こ
れをプレスして成形体を得た。次にこれを焼成し焼結体
(タブレット)とした後、図1に示したコバール製の金
属ケース10内にはめ込みその上からガラス窓部材20
となるホウケイ酸系ガラス板を載せ、N2雰囲気で封着
することでレーザダイオード用金属キャップ1を作製し
た。なお、図中30は封着材料を示している。
【0039】上記方法で作製したレーザダイオード用金
属キャップの各試料についてPCT試験(プレッシャー
クッカーテスト)、押し付け強度、気密性を評価した。
それらの結果を表3、4に示す。
【0040】表3、4から、各封着材料とも硼珪酸系ガ
ラスとコバールの熱膨張係数にほぼ適合する熱膨張係数
を有し、また500℃以下の温度で封着可能なものであ
った。しかも、実施例である試料No.1〜11で用い
る封着材料の耐水性は0.04〜0.10mg/cm2
あり、比較例である試料No.12、13の耐水性1
1.5〜12.1mg/cm2に比べて優れていた。
【0041】このような封着材料を用いて作製したN
o.1〜11の試料は、PCT試験が良好であり、押し
付け強度が2.1kg以上、気密性も良好であった。こ
れに対して、No.12、13の試料は、PCT試験で
ガラス成分が溶出し、ガラス窓表面上に成分が析出し
た。また、押しつけ強度が、0.9kgと低く、気密性
も不良であった。
【0042】なお、表1、2の低融点ガラスの耐水性
は、各ガラスを8φ×10mmの円盤状に成形し、その
表面を研磨して試料とし、次いで試料を50℃の純水中
に48時間浸漬した後試料の単位表面積あたりの重量減
(mg/cm2)で評価した。表3、4の封着材料の耐
水性は、20×20×10mmの寸法の試料を作製し、
ガラスと同様の方法で耐水性を評価したものである。
【0043】表1、2のガラス転移点は各ガラスを粉砕
し、250メッシュの篩を通過したものを試料とし、示
差熱分析計(DTA)により測定した。
【0044】表1〜4の熱膨張係数は各ガラス又は各封
着材料を5φ×20mmの棒状に成形したものを試料と
し、Dilatoメーターによって測定し、30〜25
0℃の平均熱膨張係数の値で評価した。
【0045】表3、4の封着温度は、低融点ガラス粉末
と耐火性フィラー粉末を混合した封着材料を20φ×5
mmの大きさのボタンに成形した後、種々の焼成温度で
加熱して流動径が21mmになったときの温度とした。
【0046】PCT試験は、恒温恒湿の加速試験で12
1℃、湿度95%、24時間後の上記評価サンプル(レ
ーザダイオード用金属キャップ)の変化を目視で観察
し、ガラス窓面上に封着材料に起因する異物がないもの
を良、異物が発生したものを不良として評価した。
【0047】押し付け強度は、PCT試験後のレーザダ
イオード用金属キャップの評価サンプルを用いて、金属
キャップ外側面部にφ1mmの棒を押し付け、荷重を懸
けてガラス板が剥がれた時又は割れた時の荷重で評価し
た。
【0048】気密性は、PCT試験後のレーザダイオー
ド用金属キャップの評価サンプルを治具でHeリークデ
ィテクターに取り付け、Heガスを吹き付けてリーク速
度を検定した結果が、1.0×10-8atm・cc/s
ec以下であるものを良とし、その値より大きいものを
不良とした。
【0049】また、本実施例で使用したフィラー粉末は
次のようにして調製した。
【0050】ウイレマイト系セラミック粉末は、亜鉛
華、光学石粉、酸化アルミニウムを質量%で、ZnO
70%、SiO2 25%、Al23 5%の組成にな
るように調合し、混合した後、1440℃で15時間焼
成し、次にアルミナボールで粉砕し、250メッシュの
ステンレス篩を通過したものを用いた。
【0051】チタン酸鉛系セラミック粉末は、PbTi
3結晶中にCaOを固溶させたものであり、リサー
ジ、酸化チタン、酸化カルシウムをPbO 70%、T
iO220%、CaO 10%の組成になるように調合
し、混合した後、1100℃で5時間焼成し、次いでこ
の焼成物を粉砕した後、これを350メッシュのステン
レス篩を通過したものを用いた。
【0052】コーディエライト粉末は、酸化マグネシウ
ム、酸化アルミニウム、光学石粉を2MgO・2Al2
3・5SiO2になるように調合し、混合した後、14
00℃で10時間焼成し、次いでアルミナボールミルで
粉砕し、250メッシュのステンレス篩を通過したもの
を用いた。
【0053】酸化スズ固溶体粉末は、質量%でSnO2
93%、TiO2 2%、MnO25%の組成になるよ
うに酸化錫、酸化チタン、二酸化マンガンを調合し、混
合した後、1400℃で16時間焼成し、次いでアルミ
ナボールミルで粉砕し、250メッシュのステンレス篩
を通過したものを用いた。
【0054】ジルコン系セラミック粉末は、天然ジルコ
ンサンドを一旦ソーダ分解し、塩酸に溶解させた後、濃
縮結晶化を繰り返すことによってα線放出物質である
U、Thの極めて少ないオキシ塩化ジルコニウムにし、
アルカリ中和後、加熱して精製しZrO2を得た。これ
に高純度珪石粉、酸化第二鉄を質量%で、ZrO2
6%、SiO2 32%、Fe23 2%の組成になる
ように調合し、混合した後、1400℃で16時間焼成
し、次いでアルミナボールで粉砕し、250メッシュの
ステンレス篩を通過したものを用いた。
【0055】なお、本実施例では、レーザダイオード用
金属キャップを例にあげて説明したが、光通信用レンズ
キャップ等としても同様に好適に使用することが出来
る。
【0056】
【発明の効果】本発明の光透過用金属キャップは、50
℃の純水中に48時間浸漬した後の重量減が1mg/c
2以下となるような高耐水性の封着材料を使用してい
るため、結露が発生し易いような環境下で使用されて
も、光の透過率が低下しないため、光学部品として好適
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザダイオード用金属キャップの断
面図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード用金属キャップ 10 金属ケース 20 ガラス窓部材 30 封着材料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を通すガラス部材と金属ケースとが、
    低融点ガラスと耐火性フィラーからなる封着材料により
    封着されてなる光透過用金属キャップにおいて、封着材
    料が、50℃の純水中に48時間浸漬した後の耐水性を
    示す重量減が1mg/cm2以下の性質を有することを
    特徴とする光透過用金属キャップ。
  2. 【請求項2】 光を通すガラス部材と金属ケースとが、
    低融点ガラスと耐火性フィラーからなる封着材料により
    封着されてなる光透過用金属キャップにおいて、前記低
    融点ガラスの組成は質量%で、PbO 55〜85%、
    23 2〜20%、Bi23 1〜30%、SiO2
    0〜10%、ZnO 0〜14%、Fe23 0〜6
    %、CuO 0〜6%、BaO 0〜5%、CaO 0
    〜5%、SrO 0〜5%、ZnO/(B23+SiO
    2)≦1であることを特徴とする光透過用金属キャッ
    プ。
  3. 【請求項3】 レーザダイオード用金属キャップである
    ことを特徴とする請求項1又は2の光透過用金属キャッ
    プ。
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