JP2002319593A - 半導体デバイスおよび電極形成方法 - Google Patents
半導体デバイスおよび電極形成方法Info
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Abstract
不要な合金化等の問題を回避した構造の電極を備えた半
導体デバイスとその電極作成方法を提供すること。 【解決手段】 半導体層(n型GaN層15)との電気
的接続を果たす電極22および23を、アルミニウム、
金の順に、アルミニウムと金の厚さの比が3:1または
アルミニウムの比が3以上となるように形成する。
Description
的接続を果たす電極の構成に特徴を有する半導体デバイ
スと電極形成方法に関し、特にワイドバンドギャップ半
導体を用いた半導体デバイスとその電極形成方法に関す
る。
作などの優れた性能指数を有した電子デバイスとして、
GaNなどのワイドバンドギャップ半導体が注目されて
いる。特に、アプリケーションとして、GaNを用いた
電界効果型トランジスタ(以下、GaN−FETと称す
る。)の開発が進められている。以下に、従来のGaN
−FET作成工程について説明する。
D)またはガスソース分子線エピタキシャル成長法(G
SMBE)を用いて、サファイア基板上に、GaNバッ
ファ層を形成する。そして、そのGaNバッファ層上に
アンドープのGaNを2μmほど成長させてGaN層を
形成し、さらにその上にSiをドーパントとして、活性
層となるn型GaN層を厚み2000Åで形成する。
びn型GaN層から構成されるGaNエピタキシャル膜
の表面に対し、プラズマCVD装置を用いて、パターニ
ングのための保護膜となるSiO2等を堆積させ、その
後、フォトレジストおよび化学エッチングを施すことで
電極形成のためのパターニングをおこなう。そして、T
iまたはAl等の金属を蒸着してソース電極およびドレ
イン電極を形成し、Pt、Au、Pd等の金属を蒸着し
てゲート電極を形成する。以上の工程によって、GaN
−FETが形成される。
たGaN−FETのようなワイドバンドギャップ半導体
を用いた電子デバイスは、小電流動作用として設計され
ており、複数の電界効果トランジスタによって構成され
る大電流動作用の電子デバイスのように、多層配線が用
いて電界効果トランジスタ間の電極同士を接続すること
は考えられていなかった。
て、Alのみであると酸化されやすいことからその上に
Tiを積層し、Tiは高温動作時に酸化してしまうこと
から、さらにその上にAuを積層したAl/Ti/Au
構造を用いていた。ところが、AlとTiが熱処理プロ
セスにおいて合金化し、Al/Ti/Au構造の表面に
凹凸が生じてしまう問題が生じた。
さらにその上に電極配線を形成していく多層配線構造で
は、途中の膜作成プロセスにおいて加熱処理が施される
ため、上記した合金化による表面の凹凸が、電極材の上
に積層したSiO2等の絶縁膜にも現われ、絶縁膜と電
極が反応して同一の電界効果トランジスタの電極同士
(ソースまたはドレインとゲート)がつながってしまっ
たり、下層の電極と上層の電極配線とが短絡して絶縁不
良になってしまう問題が生じた。
ず、GaAsやSiを用いた電子デバイスにおいても、
電極材としてAl/Tiを用いた多層配線構造で形成さ
れる場合には、上記同様の問題点を有する。
て、半導体デバイスの作成工程での熱処理による不要な
合金化等の問題を回避した構造の電極を備えた半導体デ
バイスとその電極作成方法を提供することを目的とす
る。
に、請求項1にかかる発明は、半導体層との電気的接続
を果たす電極が、前記半導体層上にアルミニウム、金の
順に積層されるとともに前記アルミニウムと金の厚さの
比が3:1またはアルミニウムの比を3以上とした構造
で形成されたことを特徴とする。
た積層構造で電極が形成されるので、両金属間での40
0℃以下の温度で反応しにくいという特性により、熱処
理時に電極が合金化されてしまうのを回避することがで
きる。
に記載の半導体デバイスにおいて、前記電極が、前記ア
ルミニウムと前記金との間に、Sr、Sc、Fe、Cr
またはZnを設けて形成されたことを特徴とする。
としてSr、Sc、Fe、CrまたはZnが介在するの
で、AlとAuの相互拡散が防止される。
に記載の半導体デバイスにおいて、前記電極が、前記ア
ルミニウムと前記金との間に、Sr、Sc、Fe、Cr
またはZnの金属のうちの任意の複数の金属の積層構造
または合金を設けて形成されたことを特徴とする。
として、Sr、Sc、Fe、CrまたはZnの積層構造
または合金を介在させることによっても、AlとAuの
相互拡散が防止される。
または3に記載の半導体デバイスにおいて、前記アルミ
ニウムに換えて、Siと合金化したシリサイド系合金を
用いたことを特徴とする。
サイド系合金、Sr、Sc、Fe、CrまたはZnの金
属、Auを順に積層した構造で電極が形成されるので、
これら金属間が比較的高温な環境でも反応しにくいとい
う特性により、熱処理時に電極が合金化されてしまうの
を回避することができる。
〜4のいずれかに記載の半導体デバイスにおいて、前記
半導体層が、III−V属窒化物であることを特徴とする。
ドギャップ半導体を用いた半導体デバイスの電極につい
ても、高温処理時の合金化の問題を回避することができ
る。
との電気的接続を果たす電極を形成する半導体デバイス
の電極形成方法において、前記半導体層上に第1の厚み
のアルミニウムを積層するステップと、前記アルミニウ
ムの上に、前記第1の厚みの1/3以下である第2の厚
みの金を積層するステップと、を含んだことを特徴とす
る。
積層した後にそのAlと接触するAuを積層して電極を
構成するので、両金属間での400℃以下の温度で反応
しにくいという特性により、熱処理時に電極が合金化さ
れてしまうのを回避することができる。
との電気的接続を果たす電極を形成する半導体デバイス
の電極形成方法において、前記半導体層上に第1の厚み
のアルミニウムを積層するステップと、前記アルミニウ
ムの上に、Sr、Sc、Fe、CrまたはZnの金属を
積層するステップと、前記金属の上に、前記第1の厚み
の1/3以下である第2の厚みの金を積層するステップ
と、を含んだことを特徴とする。
層した後に、Sr、Sc、Fe、CrまたはZnの金属
を積層し、さらにその金属上にAuを積層して電極を構
成するので、AlとAuとの接触による相互拡散が防止
される。
との電気的接続を果たす電極を形成する半導体デバイス
の電極形成方法において、前記半導体層上に第1の厚み
のアルミニウムを積層するステップと、前記アルミニウ
ムの上に、Sr、Sc、Fe、CrまたはZnの金属の
うちの任意の複数の金属の積層構造または合金を積層す
るステップと、前記積層構造または合金の上に、前記第
1の厚みの1/3以下である第2の厚みの金を積層する
ステップと、を含んだことを特徴とする。
として、Sr、Sc、Fe、CrまたはZnの積層構造
または合金を積層させることによっても、AlとAuの
相互拡散が防止される。
または8に記載の電極形成方法において、前記アルミニ
ウムに換えて、Siと合金化したシリサイド系合金を用
いたことを特徴とする。
サイド系合金、Sr、Sc、Fe、CrまたはZnの金
属、Auを順に積層して電極を形成するので、これら金
属間が比較的高温な環境でも反応しにくいという特性に
より、熱処理時に電極が合金化されてしまうのを回避す
ることができる。
6〜9のいずれか一つに記載の電極形成方法において、
前記半導体層が、III−V属窒化物であることを特徴とす
る。
ドギャップ半導体を用いた半導体デバイスの電極を形成
する場合において、高温処理時の合金化の問題を回避す
ることができる電極を形成することができる。
バイスおよび電極形成方法の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発
明が限定されるものではない。
かる半導体デバイスおよびその半導体デバイスの電極形
成方法について説明する。図1は、実施の形態1にかか
る半導体デバイスの断面図である。特に、図1に示す半
導体デバイスは、GaNを活性層とした電界効果型トラ
ンジスタを示している。図1に示すように、実施の形態
1にかかる半導体デバイス(以下、GaN電界効果型ト
ランジスタと称する。)は、サファイア基板11上に、
バッファ層となるn型GaNバッファ層12、高抵抗層
となるGaN層13、活性層となるn型GaN層14、
コンタクト層となるn型GaN層15を順に積層した積
層構造によって形成される。また、このGaN電界効果
型トランジスタは、活性層上であってかつ両コンタクト
層を挟んだ位置にTi(チタン)とAu(金)の積層構
造のゲート電極が形成されている。
N電界効果型トランジスタは、ソース電極22およびド
レイン電極23を、二つに分離されたコンタクト層上に
それぞれAl(アルミニウム)とAu(金)の積層構造
で形成していることを特徴としている。
ランジスタの作成手順について説明する。図2は、実施
の形態1にかかるGaN電界効果型トランジスタの作成
手順を示すフローチャートである。また、図3は、図2
に示すフローチャートにしたがって作成されるGaN電
界効果型トランジスタを説明するための断面図である。
なお、ここでは、成膜方法としてGSMBE法を用い
て、GSMBE装置として、成長室とパターニング室を
有する超高真空装置を用いることとする。
コン基板等の結晶基板を成長室のサセプタ上に設置す
る。なお、ここでは、結晶基板としてサファイア基板を
用いることとする。そして、この状態において、サファ
イア基板11の温度を640℃に維持し、n型GaNバ
ッファ層の形成を開始する(ステップS101)。
3×10-6Torrのラジカル化したN2と、蒸気圧5
×10-7TorrのGaと、蒸気圧5×10-9Torr
のSiの各分子線を用いて、上記したサファイア基板1
1上に、50nmの厚さのn−GaNバッファ層として
得られる(図3(a))。
高抵抗層となるアンドープのGaN層を形成する(ステ
ップS102)。このアンドープのGaN層13は、蒸
気圧5×10-5TorrのNH3と、蒸気圧1×10-6
TorrのGaの各分子線を用いて、上記したGaNバ
ッファ層12上に、厚み1000nmのGaN層として
得られる(図3(b))。
層14を形成する(ステップS103)。このn型Ga
N層14は、蒸気圧5×10-5TorrのNH3と蒸気
圧1×10-7TorrのGaと、蒸気圧1×10-9のS
iとの分子線を用いて、上記したアンドープのGaN層
13上に、Siがドープされた厚み200nmのGaN
層として得られる(図3(c))。なお、n型GaN層
14のキャリア濃度は、あらかじめホール測定等を用い
て1×1017cm-3となるように設定した。
ンタクト層となるn型GaN層15を形成する(ステッ
プS104)。このn型GaN層15は、上記n型Ga
N層14の形成条件においてSiのドーピングの量を蒸
気圧5×10-8Torrまで増やした厚み50nmのG
aN層として得られる(図3(d))。なお、このとき
のSiのキャリア濃度は1×1019cm-3となるように
設定した。
る。まず、上記したバッファ層、高抵抗層、活性層およ
びコンタクト層によって構成されるGaNエピタキシャ
ル積層膜をパターニング室に移動させ、その表面に、S
iO2等の保護膜16を例えばプラズマCVD装置を用
いて400℃の温度で被覆する(ステップS105、図
3(e))。なお、SiO2の膜厚は、ここでは0.5
μm〜0.7μmとした。保護膜16の被膜後、フォト
リソグラフィによってパターニングをおこない、電極と
なる部分にフッ酸(フッ化水素酸:HF)を用いて、開
口部を設ける。
空蒸着装置を用いて順次蒸着していく。まず、ソース電
極22およびドレイン電極23に相当する開口部に、A
l、Auの順に蒸着をおこなう。特にここで、これら電
極材の構成は、AlとAuの厚みの比を3:1またはA
lの比を3以上とするのが好ましいことが本発明者によ
って見出された。例えば、150nmのAlを蒸着し、
つづいて30〜50nmのAuを蒸着することで、ソー
ス電極22およびドレイン電極23を形成する。そし
て、ゲート電極に相当する開口部に、Pt(白金)、A
uの順に蒸着をおこなうことで、ゲート電極を形成する
(ステップS106、図3(f))。
aNエピタキシャル積層膜と各電極との接触抵抗を測定
したところ、1×10-7Ωm2と充分に低い接触抵抗で
あることが確認された。
かる半導体デバイスおよび電極形成方法によれば、従
来、Al/Ti/Au構造であった電極部を、Alの厚
みが70%以上となるAl/Au構造にすることで、熱
処理による合金化の問題を回避することができるととも
に、抵抗の小さい電極を実現することができ、GaNを
用いた高性能の電子および光デバイスを形成することが
可能になる。
かかる半導体デバイスについて説明する。実施の形態2
にかかる半導体デバイスは、実施の形態1にかかるGa
N電界効果型トランジスタをアレイ状に配置することで
大電流動作用の電子デバイスの形成を容易にしたことを
特徴としている。
イスのレイアウト上面図である。なお、図4において、
図1と共通する部分には同一符号を付してその説明を省
略する。また、図5は、図4に示した半導体デバイスの
等価回路である。図5に示す等価回路をみてもわかるよ
うに、特に、図4に示す半導体デバイスでは、複数のG
aN電界効果型トランジスタが、ソース電極同士、ドレ
イン電極同士、ゲート電極同士をそれぞれ直線状の配線
で接続するように配置している。
界効果型トランジスタの開口部31を介して下層のゲー
ト電極と接続されている。同様に、配線ライン42が、
各GaN電界効果型トランジスタの開口部32を介して
下層のソース電極と接続され、配線ライン43が、各G
aN電界効果型トランジスタの開口部33を介して下層
のドレイン電極と接続されている。
断面図である。特に、図6(a)は、図4中のA−A’
線の断面図であり、配線ライン42の形成状態を示すも
のである。また、図6(b)は、図4中のB−B’線の
断面図であり、配線ライン41の形成状態を示すもので
あり、図6(c)は、図4中のC−C’線の断面図であ
り、配線ライン43の形成状態を示すものである。な
お、図6において、図1および図4と共通する部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。
うに構成のGaNを用いた電子デバイスにおいて、10
A以上の電流を流すことができたことが見出された。
かる電子デバイスによれば、GaNを用いた電界効果型
トランジスタをアレイ状に配置することによっても、大
電流動作用の電子デバイスを構成することができる。
2においては、成膜方法としてGSMBE法を用いた場
合を説明したが、MOCVD法を用いてもよい。この場
合、GaN膜形成には、窒素源としてジメチルヒドラジ
ン、モノメチルヒドラジン、アンモニアを用い、Ga源
としては、トリエチルガリウム、トリメチルガリウムな
どの有機金属ガスを用いることができる。また、n型ド
ーパントとしてモノシランを用いることができる。
をドープしたGaNに替えて、Si等をドープしたIn
GaAs、InGaP、InGaNAs、InGaNP
を用いてもよい。さらに、コンタクト層となるGaNの
最表面にIn系半導体の他GeまたはSi等の半導体を
10nm以下の厚さで形成してもよい。
InGaNAs/GaN、GaAs/GaN、InAs
/GaN、InGaNP/GaN等の多元系のIII−V属
窒化物の多層構造を用いることもできる。
成するAl/Auに替えて、そのAlとAuの中間層と
して、Sr、Sc、Fe、Cr、Zr等の金属をも厚さ
10nm〜20nm程度で形成した構造を用いることも
できる。特に、Scを含むこれら金属を複数組み合わせ
てもよく、その形態は合金でも積層構造でもよい。この
ような中間層を設けることにより、AlとAuの相互拡
散を抑制することが可能になる。
構成するAl/Auに替えて、Ta、W、Al、Cr等
のシリサイド合金上にSr、Sc、Fe、Cr、Zr等
の金属を中間層として設け、さらにその上に保護膜とし
てのAuを形成した構造を用いてもよい。
は、GaNのようなIII−V属窒化物の半導体だけでな
く、SiやGaAs等のその他の半導体を用いた半導体
デバイスの電極作成に適用することができることはいう
までもない。
にかかる発明によれば、AlとAuを接触させた積層構
造で電極が形成されるので、両金属間での400℃以下
の温度で反応しにくいという特性により、熱処理時に電
極が合金化されてしまうのを回避することができ、さら
にAuはAlがその上に被覆されるSiO2と反応する
のを抑える働きがあることから、電極同士または電極と
他の配線とが接触して半導体デバイスが不良となってし
まうのを防ぐことができるという効果を奏する。
れば、AlとAuとの中間層としてSr、Sc、Fe、
CrまたはZnが介在するので、AlとAuの相互拡散
が防止され、良質な電極を得ることができるという効果
を奏する。
れば、AlとAuとの中間層として、Sr、Sc、F
e、CrまたはZnの積層構造または合金を介在させる
ことによっても、AlとAuの相互拡散が防止され、良
質な電極を得ることができるという効果を奏する。
れば、Siと合金化したシリサイド系合金、Sr、S
c、Fe、CrまたはZnの金属、Auを順に積層した
構造で電極が形成されるので、これら金属間が比較的高
温な環境でも反応しにくいという特性により、熱処理時
に電極が合金化されてしまうのを回避することができ、
電極同士または電極と他の配線とが接触して半導体デバ
イスが不良となってしまうのを防ぐことができるという
効果を奏する。
よれば、GaN等のワイドバンドギャップ半導体を用い
た半導体デバイスの電極についても、高温処理時の合金
化の問題を回避することができ、GaN等のIII−V属窒
化物を用いた高性能の電子および光デバイスを形成する
ことが可能になるという効果を奏する。
である。
ジスタの作成手順を示すフローチャートである。
ジスタの作成工程を説明するための断面図である。
ウト上面図である。
路である。
である。
Claims (10)
- 【請求項1】 半導体層との電気的接続を果たす電極
が、前記半導体層上にアルミニウム、金の順に積層され
るとともに前記アルミニウムと金の厚さの比が3:1ま
たはアルミニウムの比を3以上とした構造で形成された
ことを特徴とする半導体デバイス。 - 【請求項2】 前記電極は、前記アルミニウムと前記金
との間に、Sr、Sc、Fe、CrまたはZnを設けて
形成されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体デ
バイス。 - 【請求項3】 前記電極は、前記アルミニウムと前記金
との間に、Sr、Sc、Fe、CrまたはZnの金属の
うちの任意の複数の金属の積層構造または合金を設けて
形成されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体デ
バイス。 - 【請求項4】 前記アルミニウムに換えて、Siと合金
化したシリサイド系合金を用いたことを特徴とする請求
項2または3に記載の半導体デバイス。 - 【請求項5】 前記半導体層は、III−V属窒化物である
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の
半導体デバイス。 - 【請求項6】 半導体層との電気的接続を果たす電極を
形成する半導体デバイスの電極形成方法において、 前記半導体層上に第1の厚みのアルミニウムを積層する
ステップと、 前記アルミニウムの上に、前記第1の厚みの1/3以下
である第2の厚みの金を積層するステップと、 を含んだことを特徴とする電極形成方法。 - 【請求項7】 半導体層との電気的接続を果たす電極を
形成する半導体デバイスの電極形成方法において、 前記半導体層上に第1の厚みのアルミニウムを積層する
ステップと、 前記アルミニウムの上に、Sr、Sc、Fe、Crまた
はZnの金属を積層するステップと、 前記金属の上に、前記第1の厚みの1/3以下である第
2の厚みの金を積層するステップと、 を含んだことを特徴とする電極形成方法。 - 【請求項8】 半導体層との電気的接続を果たす電極を
形成する半導体デバイスの電極形成方法において、 前記半導体層上に第1の厚みのアルミニウムを積層する
ステップと、 前記アルミニウムの上に、Sr、Sc、Fe、Crまた
はZnの金属のうちの任意の複数の金属の積層構造また
は合金を積層するステップと、 前記積層構造または合金の上に、前記第1の厚みの1/
3以下である第2の厚みの金を積層するステップと、 を含んだことを特徴とする電極形成方法。 - 【請求項9】 前記アルミニウムに換えて、Siと合金
化したシリサイド系合金を用いたことを特徴とする請求
項7または8に記載の電極形成方法。 - 【請求項10】 前記半導体層は、III−V属窒化物であ
ることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載
の電極形成方法。
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---|---|---|---|
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