JP2002319022A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002319022A
JP2002319022A JP2001124616A JP2001124616A JP2002319022A JP 2002319022 A JP2002319022 A JP 2002319022A JP 2001124616 A JP2001124616 A JP 2001124616A JP 2001124616 A JP2001124616 A JP 2001124616A JP 2002319022 A JP2002319022 A JP 2002319022A
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JP2001124616A
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English (en)
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Haruhisa Okuda
晴久 奥田
Manabu Hashimoto
橋本  学
Kazuhiko Washimi
和彦 鷲見
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速のテンプレートマッチング処理が可能と
なると共に、探索対象物体外部の背景部分などに不要な
部分テンプレートが設定されることを防ぐことができ、
探索の際に安定かつ正確な位置決め認識を可能とする。 【解決手段】 部分テンプレート初期候補領域設定手段
5によって教示画像中の複数の画像的特徴部分を探索し
て、部分テンプレート位置を特定する際の初期候補領域
を設定可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テンプレートマッ
チング方式を用いた画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像の一部を部分テンプレートして用い
るテンプレートマッチング方式を用いた従来技術として
特開平1−44584号公報がある。
【0003】この従来技術は、教示画像の複数の部分の
一部を部分テンプレートとして使用した複合テンプレー
トマッチングを行って、対象画像と教示画像との一致度
を調べるものであり、具体的には、屈曲点抽出マスクを
使用して教示画像の中から複数の屈折点(特徴点)を抽
出し、抽出されたそれぞれの屈折点を含む領域を部分テ
ンプレートとして切り出し、該切り出した複数の部分テ
ンプレートと対象画像を照合する複合テンプレートマッ
チング処理を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術では、教示画像に含まれる情報全体を探索して複
数の特徴点の位置を求め、これらの位置情報を元に部分
テンプレートを切り出すようにしているので、探索処理
に時間がかかると共に、背景部分などに不要な部分テン
プレートが設定されることを防ぐことができず、認識、
位置決め精度が不安定になったり、認識の正確度、位置
決め精度が低下する問題点がある。
【0005】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
安定且つ正確な位置決め認識が可能となるテンプレート
マッチング処理をなし得る画像処理装置を得ることを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明にかかる画像処理装置は、教示画像から探索対
象物体の複数の画像的特徴部分を探索し、該探索した複
数の画像的特徴部分の位置情報を用いて前記教示画像か
ら複数の部分テンプレートを切り出し、該切り出した複
数の部分テンプレートと撮像された探索対象画像とを用
いてテンプレートマッチングを行うことによって探索対
象画像と教示画像との位置決めを行う画像処理装置にお
いて、前記教示画像中の複数の画像的特徴部分を探索す
る際の初期候補領域を設定する部分テンプレート初期候
補領域設定手段を備えるようにしたことを特徴とする。
【0007】この発明によれば、部分テンプレート初期
候補領域設定手段によって教示画像中の複数の画像的特
徴部分を探索する際の初期候補領域を設定するようにし
ており、これにより教示画像全体を探索処理する必要が
なくなり、またオペレータのみが知り得る視覚情報を部
分テンプレートの設定処理に効果的に反映することが可
能となる。
【0008】つぎの発明にかかる画像処理装置は、教示
画像から可動部分を有する探索対象物体の複数の画像的
特徴部分を探索し、該探索した複数の画像的特徴部分の
位置情報を用いて前記教示画像から複数の部分テンプレ
ートを切り出し、該切り出した複数の部分テンプレート
と撮像された探索対象画像とを用いてテンプレートマッ
チングを行うことによって探索対象画像と教示画像との
位置決めを行う画像処理装置において、前記テンプレー
トマッチングの際の、前記可動部分に設定された部分テ
ンプレートの探索範囲を指定する探索範囲設定手段を設
け、前記テンプレートマッチングの際、前記可動部分に
設定された部分テンプレートに関しては、前記探索範囲
設定手段で指定された範囲内で部分テンプレートの探索
を行うようにしたことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、可動部分を有する探索
対象物体の可動部分に対応して設定された部分テンプレ
ートの探索範囲を指定し、テンプレートマッチングの際
に、前記可動部分に設定された部分テンプレートに関し
ては、前記指定された範囲内で部分テンプレートの探索
を行うようにしている。
【0010】つぎの発明にかかる画像処理装置は、教示
画像から回転可能な可動部分を有する探索対象物体の複
数の画像的特徴部分を探索し、該探索した複数の画像的
特徴部分の位置情報を用いて前記教示画像から複数の部
分テンプレートを切り出し、該切り出した複数の部分テ
ンプレートと撮像された探索対象画像とを用いてテンプ
レートマッチングを行うことによって探索対象画像と教
示画像との位置決めを行う画像処理装置において、前記
可動部分の回転中心位置を演算する演算情報を入力設定
する回転位置演算情報設定手段と、前記テンプレートマ
ッチングによって得られた前記複数の部分テンプレート
のうちの可動部分に設定された部分テンプレートの位置
情報と、前記回転位置演算情報設定手段で入力設定され
た演算情報とに基づいて探索対象画像中における可動部
分の回転中心位置を求め、該求めた回転中心位置を仮想
部分テンプレート位置として出力する回転位置計算手段
とを備え、前記仮想部分テンプレート位置と、前記テン
プレートマッチングによって得られた複数の部分テンプ
レート適合位置とを用いて探索対象画像と教示画像との
位置決めを行うようにしている。
【0011】この発明によれば、探索対象物体の可動部
分の回転中心位置を演算するための演算情報と、テンプ
レートマッチングによって得られた複数の部分テンプレ
ートのうちの可動部分に設定された部分テンプレートの
位置情報とに基づいて探索対象画像中における可動部分
の回転中心位置を求め、該求めた回転中心位置を仮想部
分テンプレート位置として出力し、この仮想部分テンプ
レート位置とテンプレートマッチングによって得られた
複数の部分テンプレート適合位置とを用いて探索対象画
像と教示画像との位置決めを行うようにしている。
【0012】この発明にかかる画像処理装置は、異なる
方向に移動可能な複数の可動部分を有する探索対象物体
の複数の画像的特徴部分を教示画像から探索し、該探索
した複数の画像的特徴部分の位置情報を用いて前記教示
画像から複数の部分テンプレートを切り出し、該切り出
した複数の部分テンプレートと撮像された探索対象画像
とを用いてテンプレートマッチングを行うことによって
探索対象画像と教示画像との位置決めを行う画像処理装
置において、前記複数の可動部分の移動軸の交点を演算
する演算情報を入力設定する軸交差位置演算情報設定手
段と、前記テンプレートマッチングによって得られた前
記複数の部分テンプレートのうちの可動部分に設定され
た部分テンプレートの位置情報と、前記軸交差位置演算
情報設定手段で入力設定された演算情報とに基づいて探
索対象画像中における前記移動軸の交点を求め、該求め
た交点を仮想部分テンプレート位置として出力する軸交
差位置計算手段とを備え、前記仮想部分テンプレート位
置と、前記テンプレートマッチングによって得られた複
数の部分テンプレート適合位置とを用いて探索対象画像
と教示画像との位置決めを行うようにしたことを特徴と
する。
【0013】この発明によれば、探索対象物体の可動部
分の軸交差位置を演算するための演算情報と、テンプレ
ートマッチングによって得られた複数の部分テンプレー
トのうちの可動部分に設定された部分テンプレートの位
置情報とに基づいて探索対象画像中における可動部分の
軸交差位置を求め、該求めた軸交差位置を仮想部分テン
プレート位置として出力し、この仮想部分テンプレート
位置とテンプレートマッチングによって得られた複数の
部分テンプレート適合位置とを用いて探索対象画像と教
示画像との位置決めを行うようにしている。
【0014】つぎの発明にかかる画像処理装置は、教示
画像から探索対象物体の複数の画像的特徴部分を探索
し、該探索した複数の画像的特徴部分の位置情報を用い
て前記教示画像から複数の部分テンプレートを切り出
し、該切り出した複数の部分テンプレートと撮像された
探索対象画像とを用いてテンプレートマッチングを行う
ことによって探索対象画像と教示画像との位置決めを行
う画像処理装置において、前記切り出される複数の部分
テンプレートを用いた場合のテンプレートマッチングに
よる位置決め予想精度を計算する予想精度計算手段と、
前記位置決め精度の要求値を指定する要求精度指定手段
と、前記要求精度と予想精度とを比較する予想精度比較
手段と、この予想精度比較手段の比較結果に応じて前記
探索すべき画像的特徴部分の個数を可変する個数可変手
段とを備えることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、切り出される複数の部
分テンプレートを用いた場合のテンプレートマッチング
による位置決め予想精度を計算し、指定された位置決め
精度の要求値と前記予想精度とを比較し、この比較結果
に応じて探索すべき画像的特徴部分の個数を可変するよ
うにしている。
【0016】つぎの発明にかかる画像処理装置は、上記
発明において、前記個数可変手段は、予想精度の方が要
求精度よりも良いと判定された場合は、前記探索すべき
複数の画像的特徴部分に対応する部分テンプレートから
位置決め精度維持のための評価値の高いものを優先して
要求精度に対応する複数の部分テンプレートを抽出選択
することを特徴とする。
【0017】この発明によれば、予想精度の方が要求精
度よりも良いと判定された場合は、前記探索すべき複数
の画像的特徴部分に対応する部分テンプレートから位置
決め精度維持のための評価値の高いものを優先して要求
精度に対応する複数の部分テンプレートを抽出選択す
る。
【0018】つぎの発明にかかる画像処理装置は、上記
発明において、前記テンプレートマッチングの際の探索
対象画像に対する外乱除去のための所定の画像演算処理
を前記複数の部分テンプレート毎に設定し、この設定内
容に応じた画像演算処理を前記探索対象画像に加えるよ
うにしたことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、ノイズ、汚れ、輪郭不
鮮明などの外乱除去のための画像演算処理を前記複数の
部分テンプレート毎に設定し、この設定内容に応じた画
像演算処理を前記探索対象画像に加えることで、探索対
象画像から上記外乱を除去する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる画像処理装置の好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0021】実施の形態1.図1〜図3に従ってこの発
明にかかる画像処理装置の実施の形態1を説明する。図
1はこの発明にかかる画像処理装置の実施の形態1のシ
ステム構成を示すものである。
【0022】図1において、1はCCDカメラなどの撮
像手段、2は画像生成手段、3は粗精度位置決め手段、
4は教示画像記憶手段、5は部分テンプレート初期候補
領域設定手段、6は部分テンプレート自動設定手段、7
は部分テンプレート情報記憶手段、8は部分テンプレー
ト画像切出し手段、9は画像一致度計算手段、10は部
分テンプレート適合位置算出手段、11は全体推定位置
算出手段である。
【0023】教示画像記憶手段4には、部分テンプレー
ト作成用の教示画像が予め記憶されている。部分テンプ
レート初期候補領域設定手段5は、教示画像記憶手段4
に記憶された教示画像のうちの部分テンプレートの初期
候補領域の位置をオペレータが指定設定するためのもの
であり、そのための領域指定方式には図2に示すように
複数の候補領域を指定する手法と、図3に示すように領
域全体を指定する手法とがある。
【0024】図2の手法では、教示画像K中の探索対象
物体Eの内側に複数の初期部分テンプレート候補領域G
を設定している。このような複数の初期部分テンプレー
ト候補領域Gの設定の際には、その後の探索の際に背景
画像による悪影響を防ぎかつ効率よい探索を行うために
は、探索対象物体Eの内側または背景との境界領域であ
って画像的特徴を持った部分(以下画像特徴部分とい
う)の近傍に初期部分テンプレート候補領域Gを設定す
るほうが望ましい。また、図3の手法では、教示画像K
中の探索対象物体Eを囲むように1つの部分テンプレー
ト初期候補領域Jを設定するようにしている。
【0025】部分テンプレート自動設定手段6は、部分
テンプレート初期候補領域設定手段5から与えられた部
分テンプレート初期候補領域の位置情報と教示画像記憶
手段4に記憶された教示画像Kとを用いて、教示画像K
中での複数の部分テンプレート位置を決定するための演
算処理を行うものであり、最終的に決定された複数の部
分テンプレート位置情報(領域情報を含む)を部分テン
プレート情報記憶手段7に記憶する。
【0026】部分テンプレート自動設定手段6では、図
2に示したように、複数の初期候補領域が指定された場
合は、これら1つの初期部分テンプレート候補領域を予
め指定した探索方向に所定の探索範囲内で微少移動(ス
キャン)しながら、画像特徴部分を発見するまでスキャ
ンを続けることで、1つの部分テンプレート位置を検出
する。なお、画像的特徴部分とは、例えば画像上のX方
向及びY方向に対する画像輝度変化の大きい部分が多く
含まれる部分、あるいは屈折点などである。このような
検出処理を各初期部分テンプレート候補領域について行
うことで、複数の部分テンプレート位置を検出する。そ
して、このようにして検出された各部分テンプレート位
置を中心にしたn×m画素の領域を、各部分テンプレー
ト位置に対応する部分テンプレート領域として決定す
る。
【0027】図3に示したような、初期部分テンプレー
ト候補領域の指定が行われた場合の処理も基本的には同
じであり、部分テンプレート自動設定手段6は、1つの
部分テンプレート初期候補領域J内で、上記同様の探索
を行うことで、複数の画像的特徴部分を発見し、これら
複数の画像的特徴部分を複数の部分テンプレート位置と
して設定する。
【0028】部分テンプレート情報記憶手段7には、部
分テンプレート自動設定手段6の探索処理によって得ら
れた複数の部分テンプレートについての位置および領域
情報が記憶される。
【0029】部分テンプレート画像切出し手段8は、部
分テンプレート情報記憶手段7に記憶された複数の部分
テンプレートについての位置および領域情報に基づい
て、教示画像記憶手段4に記憶された教示画像Kから複
数の部分テンプレートを切出す処理を実行する。すなわ
ち、教示画像K中のなかの、部分テンプレート位置(領
域)情報で指定された領域が部分テンプレートとして切
出される。
【0030】撮像手段1は、テンプレートマッチング処
理を行うための探索対象物体を撮像し、撮像した画像を
画像生成手段2に入力する。画像生成手段2は、撮像手
段1からの撮像画像を用いてテンプレートマッチング処
理を行うための探索対象画像Dを形成する。
【0031】粗精度位置決め手段3は、画像生成手段2
からの探索対象画像Dと教示画像記憶手段4に記憶され
た教示画像Kとを用いて、探索対象画像Dと教示画像K
との粗い位置決めを実行する。例えば、両画像D,Kの
相関をとることにより、探索対象画像Dと教示画像Kと
のおおよその位置ずれ、回転ずれ、縮倍率のずれなどを
検出して、これらの検出情報を画像一致度計算手段9に
入力する。
【0032】画像一致度計算手段9は、部分テンプレー
ト画像切出し手段8によって切り出された複数の部分テ
ンプレートと、画像生成手段2からの探索対象画像D
と、粗精度位置決め手段3からの粗位置決め情報とを用
いて、探索対象画像D中の各部分テンプレート毎の探索
範囲内において各部分テンプレートに対する一致度を順
次計算し、これらの計算結果を部分テンプレート適合位
置算出手段10に入力する。なお、前記探索範囲とは、
部分テンプレート位置を中心にしたk×l画素の範囲に
予め設定されているものである。部分テンプレート適合
位置算出手段10は、画像一致度計算手段9から入力さ
れた前記探索範囲内における一致度情報に基づいて、探
索対象画像D中で各部分テンプレートに最も適合する位
置を算出する。部分テンプレート適合位置算出手段10
で算出された各部分テンプレートの適合位置情報は全体
推定位置算出手段11に入力される。全体推定位置算出
手段11は、部分テンプレート適合位置算出手段10で
算出された複数のテンプレートについての各適合位置情
報に基づいて、探索対象画像D中の探索対象物体と教示
画像K中の探索対象物体との全体的なX,Y方向への位
置ずれ、回転ずれ、歪み、縮倍率の違いなどを算出する
ことで、探索対象画像D中の探索対象物体と教示画像K
中の探索対象物体との詳細な位置決め認識処理を実行す
る。このように、画像一致度計算手段9および部分テン
プレート適合位置算出手段10および全体推定位置算出
手段11で行われる処理は、所謂通常のテンプレートマ
ッチングであり、一致度計算には、正規化相関、差分総
和などが用いられる。
【0033】つぎに図1の構成の作用を説明する。ま
ず、部分テンプレートを切り出すまでの処理について説
明する。教示画像記憶手段4には、撮像手段1、画像生
成手段2などを用いて作成した探索対象物体についての
教示画像Kが予め記憶されている。オペレータは、この
教示画像Kを見ながら、部分テンプレート初期候補領域
設定手段5を用いて、図2あるいは図3に示したよう
に、教示画像K中に初期部分テンプレート候補領域を設
定する。このように、初期部分テンプレート候補領域が
設定されると、部分テンプレート自動設定手段6は、こ
の設定された初期部分テンプレート候補領域を用いて前
述した教示画像Kの探索処理を行って、複数の画像的特
徴部分を検出し、該検出した複数の画像的特徴部分を複
数の部分テンプレート位置として、部分テンプレート情
報記憶手段7に記憶する。
【0034】テンプレートマッチング処理を行う場合に
は、撮像手段1及び画像生成手段2を用いて探索対象画
像Dを取り込み、さらにこの探索対象画像Dを粗精度位
置決め手段3に入力する。粗精度位置決め手段3は、画
像生成手段2からの探索対象画像Dと教示画像記憶手段
4に記憶された教示画像Kとを用いて、探索対象画像D
と教示画像Kとの粗い位置決めを実行し、探索対象画像
Dの教示画像Kに対するおおよその全体的な位置ずれ、
回転ずれ、縮倍率ずれなどを検出し、検出した情報を画
像一致度計算手段9に入力する。
【0035】一方、部分テンプレート画像切出し手段8
は、部分テンプレート情報記憶手段7に記憶された複数
の部分テンプレート位置情報で指定された複数の領域
を、教示画像Kから切出し、該切り出した複数の画像領
域を複数の部分テンプレートとして画像一致度計算手段
9に入力する。
【0036】画像一致度計算手段9は、探索対象画像D
と、切り出された複数のテンプレートと、粗位置決め情
報とを用いて、探索対象画像D中の各部分テンプレート
毎の探索範囲内において各部分テンプレートに対する一
致度を順次計算する。部分テンプレート適合位置算出手
段10は、画像一致度計算手段9から入力された前記探
索範囲内における一致度情報に基づいて、複数の部分テ
ンプレート各々の最適な適合位置を探索対象画像D中で
求める。全体推定位置算出手段11は、これら複数の適
合位置を用いて、教示画像Kでの探索対象物体に対する
探索対象画像D中の探索対象物体の全体的な位置ずれ、
回転ずれ、歪み、縮倍率などを算出して、これらの算出
情報を用いて探索対象物体の位置決め、認識処理などに
利用する。
【0037】このようにこの実施の形態1においては、
教示画像Kから切り出した複数の小領域を部分テンプレ
ートとして自動設定し、これら複数の部分テンプレート
を用いて探索対象画像中における教示画像の位置決めを
行なうテンプレートマッチング方式の画像処理装置にお
いて、部分テンプレート設定の際の初期候補をオペレー
タが指定することができる部分テンプレート初期候補領
域設定手段5を設けるようにしているので、オペレータ
が知り得る視覚情報を部分テンプレート設定に反映させ
ることができるようになり、これにより画像として不確
定な背景部分に部分テンプレートが設定される事などを
防ぐことができ、探索の際に安定かつ正確な位置決め認
識が可能となる。
【0038】実施の形態2.つぎに図4および図5を用
いてこの発明の実施の形態2を説明する。この実施の形
態2においては、図1に示した実施の形態1の構成から
部分テンプレート初期候補領域設定手段5を省略すると
共に、図1の構成に画像演算処理指定手段20および画
像演算処理実行手段21を追加するようにしている。そ
れ以外の構成要素の機能は先の実施の形態1と同じであ
り、重複する説明は省略する。
【0039】この実施の形態2においては、部分テンプ
レート初期候補領域設定手段5を省略しているので、部
分テンプレート自動設定手段6での部分テンプレート探
索処理は、従来技術と同様、教示画像Kの全領域に亘っ
て実行される。
【0040】この実施の形態2においては、図5に示す
ように、探索対象画像D中に汚れが発生していたり、撮
像対象物体と撮像手段1との距離変動や撮像対象物体の
加工不具合による輪郭不鮮明部分が存在する場合、これ
らの外乱要素の影響を除去するための画像演算処理及び
その対象領域を指定しておき、探索時には粗い位置決め
が終わった探索対象画像D中の探索対象物体の該当部分
に画像演算処理を施すことにより、外乱要素の影響を受
けずに安定かつ正確な位置決め認識を可能としている。
【0041】画像演算処理指定手段20は、部分テンプ
レート情報記憶手段7に上記外乱要素の影響を除去する
ための画像演算処理及びその対象領域を入力指定する。
ただし、この入力指定の際には、部分テンプレート情報
記憶手段7に記憶されている複数の部分プレート位置情
報毎に、上記画像演算処理及びその対象領域を入力指定
する。なお、汚れに対する画像演算処理としては、例え
ばメディアンフィルター、最大値フィルター、最小値フ
ィルター、平均値フィルター等による平滑化フィルタリ
ング画像演算が指定され、また、輪郭不鮮明に対する画
像演算処理としては、例えばエッジ強調フィルターによ
るフィルタリング画像演算が指定される。
【0042】画像演算処理実行手段21では、部分テン
プレート情報記憶手段7から前記画像演算処理及びその
対象領域を部分プレート位置情報毎に読み出し、探索
時、粗い位置決めが終わった探索対象画像D中の該当領
域(対象領域で指定され部分)に指定された画像演算処
理を実行することにより、汚れなどを取り除き、エッジ
強調を行った探索対象画像Dを画像一致度計算手段9に
入力する。したがって、その後の処理では、外乱要素の
影響を受けずに安定かつ正確な位置決め認識が可能とな
る。
【0043】このようにこの実施の形態2においては、
探索対象画像Dからノイズ、汚れ、輪郭不鮮明等の外乱
要因を除去するようにしているので、探索の際に安定か
つ正確な位置決め認識が可能となる。
【0044】実施の形態3.つぎに図6および図7を用
いてこの発明の実施の形態3を説明する。この実施の形
態3においては、図1に示した実施の形態1の構成から
部分テンプレート初期候補領域設定手段5を省略すると
共に、図1の構成に回転位置演算情報設定手段30、探
索範囲設定手段31および回転位置計算手段32を追加
するようにしている。それ以外の構成要素の機能は先の
実施の形態1と同じであり、重複する説明は省略する。
【0045】この実施の形態3においても、部分テンプ
レート初期候補領域設定手段5を省略しているので、部
分テンプレート自動設定手段6での部分テンプレート探
索処理は、従来技術と同様、教示画像Kの全領域に亘っ
て実行される。
【0046】この実施の形態3では、探索対象物体Eと
して、図7に示すように、固定部分E1と、この固定部
分E1中の少なくとも1点Oを回動中心として回転可能
な可動部分E2とを有するものを探索対象としている。
【0047】探索範囲設定手段31は、画像一致度計算
手段9において探索対象画像Dに対する複数の部分テン
プレートの移動探索を行うときの、可動部分用の部分テ
ンプレートの探索範囲を可動部分用の部分テンプレート
毎に設定するためのものである。設定された各可動部分
の部分テンプレートに関する探索範囲は、部分テンプレ
ート情報記憶手段7で、可動部分用の部分テンプレート
別に記憶される。
【0048】すなわち、図7に示すような、可動部分E
2をもつ探索対象物体Eの場合、撮影時に、可動部分E
2の回転角度が各探索対象物体毎に異なっている可能性
が高いので、オペレータが、可動部分E2の回転構造を
考慮して各部分テンプレート毎の探索範囲を設定するこ
とで、可動範囲に対応する最適な探索範囲を指定できる
ようにしている。これにより、可動範囲以外での無駄な
移動探索が行われることがなくなり、効率の良い探索処
理をなし得る。例えば、可動部分E2用の部分テンプレ
ートとして、図7に示すように、可動部分E2の2つの
角部にそれぞれ部分テンプレートT1,T2が設定され
たとすると、オペレータは、可動部分E2の可動範囲を
考慮して例えば枠W1、W2で示すような各部分テンプ
レートT1,T2の探索範囲を設定するようにする。
【0049】この場合、図7に示すように、固定部分E
1用のテンプレートとして、固定部分E1の4角に対応
して4個の部分テンプレートU1〜U4が設定され、ま
た前述したように、可動部分E2用のテンプレートとし
て、T1,T2が設定されたとする。
【0050】このような場合、画像一致度計算手段9で
は、探索時、部分テンプレート情報記憶手段7から、各
部分テンプレートT1,T2の探索範囲W1,W2を取
り込む。固定部分用の部分テンプレートU1〜U4の探
索範囲は、特に入力設定を行う必要がなく、予め適当な
る範囲が設定されている。したがって、画像一致度計算
手段9では、固定部分用の部分テンプレートU1〜U4
に関しては予め設定された探索範囲で照合を行い、可動
部分用の部分テンプレートT1,T2に関しては探索範
囲を指定された探索範囲W1,W2に補正し、補正され
た探索範囲W1,W2で照合を実行する。画像一致度計
算手段9では、探索時、部分テンプレート画像切り出し
手段8から、固定部分用の部分テンプレートU1〜U4
と、可動部分用の部分テンプレートT1,T2とを取り
込む。そして、粗精度位置決めを行った探索対象画像D
に対して、各部分テンプレートU1〜U4およびT1,
T2毎に、指定された探索範囲(部分テンプレートT
1,T2の探索範囲はW1,W2)での照合を行い、照
合結果としての画像一致度を部分テンプレート適合位置
算出手段10に入力することで、探索対象画像D中にお
ける各部分テンプレートU1〜U4およびW1,W2の
適合位置を導出する。
【0051】一方、回転位置演算情報設定手段30は、
可動部分用の部分テンプレートT1,T2の位置情報を
用いて可動部分E2の回転中心Oの位置を演算する為の
寸法情報やプログラム(これらを含めて演算情報とい
う)を部分テンプレート情報記憶手段7に入力して記憶
させる。この演算情報に含まれるプログラムとしては、
たとえば2つのテンプレートT1,T2の位置を結ぶ線
分の中心を通り前記線分から直角な方向に所定の距離だ
け離れた位置が回動中心Oの位置であることを利用する
ことができる。勿論、可動部分に関しては、図7に示し
たものに限らない任意の動き方があり、それらの動き方
に応じてその回動中心を求めるための任意のプログラ
ム、必要な場合は所要の寸法情報などを含む任意の演算
情報を設定すればよい。
【0052】回転位置計算手段32は、部分テンプレー
ト情報記憶手段7に記憶された前記演算情報を用い、部
分テンプレート適合位置算出手段10で算出した可動部
分用の部分テンプレートの適合位置すなわち探索対象画
像D中の探索対象物体の可動部分の角部などの位置に基
づいて、探索対象画像D中の探索対象物体の可動部分の
回動中心Oの位置を導出する。この回転位置計算手段3
2で計算された回動中心Oの位置情報は仮想部分テンプ
レートの位置情報として全体推定位置算出手段11に入
力される。
【0053】全体推定位置算出手段11では、部分テン
プレート適合位置算出手段10から与えられる可動部分
用の部分テンプレートT1,T2の適合位置および固定
部分用の部分テンプレートU1〜U4の適合位置と、回
転位置計算手段32から与えられる仮想部分テンプレー
トの位置情報(回動中心Oの位置情報)とを用いて、前
述した探索対象画像D中の探索対象物体の全体的な位置
の推定を実行する。
【0054】このようにこの実施の形態3においては、
オペレータが、可動部分E2の回転構造を考慮して各部
分テンプレート毎の探索範囲を設定できるようにしてい
るので、可動範囲以外での無駄な移動探索が行われるこ
とがなくなり、効率の良い探索処理をなし得る。
【0055】また、可動部分の回転中心Oを求めるため
の情報を入力できるようにし、この情報を用いて探索対
象物体の可動部分の回転中心を求め、この回転中心位置
を仮想部分テンプレートの適合位置として用いるように
しているので、探索対象画像D中の探索対象物体の全体
的な位置の推定の際の情報量が増え、これにより安定か
つ正確な位置決め認識が可能となる。
【0056】実施の形態4.つぎに図8および図9を用
いてこの発明の実施の形態3を説明する。この実施の形
態4は、実施の形態3の変形例である。この実施の形態
4では、探索対象物体Eとして、図9に示すように、固
定部分E1と、この固定部分E1に対し移動中心軸C1
に沿った方向に移動可能な可動部分E1と、固定部分E
1に対し移動中心軸C1に垂直な移動中心軸C2に沿っ
た方向に移動可能な可動部分E2とを有するものを採用
している。
【0057】図8においては、図6に示した実施の形態
3の構成の回転位置演算情報設定手段30を軸交差位置
演算情報設定手段33に置換するとともに、回転位置計
算手段32を軸交差位置計算手段35に置換するように
している。それ以外の構成要素の機能は先の実施の形態
3と同じであり、重複する説明は省略する。この実施の
形態4においても、部分テンプレート初期候補領域設定
手段5を省略しているので、部分テンプレート自動設定
手段6での部分テンプレート探索処理は、従来技術と同
様、教示画像Kの全領域に亘って実行される。
【0058】探索範囲設定手段31は、画像一致度計算
手段9において探索対象画像Dに対する複数の部分テン
プレートの移動探索を行うときの、可動部分用の部分テ
ンプレートの探索範囲を可動部分用の部分テンプレート
毎に設定するためのものである。設定された各可動部分
の部分テンプレートに関する探索範囲は、部分テンプレ
ート情報記憶手段7で、可動部分用の部分テンプレート
別に記憶される。
【0059】すなわち、図9に示すような、可動部分E
2,E3をもつ探索対象物体Eの場合、撮影時に、可動
部分E2,E3の移動位置が各探索対象物体毎に異なっ
ている可能性が高いので、オペレータが、可動部分E
2,E3の可動構造を考慮して各部分テンプレート毎の
探索範囲を設定することで、可動範囲に対応する最適な
探索範囲を指定できるようにしている。これにより、可
動範囲以外での無駄な移動探索が行われることがなくな
り、効率の良い探索処理をなし得る。例えば、可動部分
E2用の部分テンプレートとして、図9に示すように、
可動部分E2の2つの角部にそれぞれ部分テンプレート
T1,T2が設定されたとすると、オペレータは、可動
部分E2の可動範囲を考慮して例えば枠W1、W2で示
すような各部分テンプレートT1,T2の探索範囲を設
定するようにする。同様に、可動部分E3用の部分テン
プレートT3,T4には、可動範囲W3,W4を設定す
る。
【0060】この場合には、図9に示すように、固定部
分E1用のテンプレートとして、2個の部分テンプレー
トU1,U2が設定され、また、可動部分E2用のテン
プレートとして、T1,T2が、さらに可動部分E3用
のテンプレートとして、T3,T4が設定されている。
【0061】画像一致度計算手段9では、探索時、部分
テンプレート情報記憶手段7から、前記設定された各部
分テンプレートT1,T2,T3およびT4の探索範囲
W1,W2,W3およびW4を取り込む。固定部分用の
部分テンプレートU1,U2の探索範囲は、特に入力設
定を行う必要がなく、予め適当なる範囲が設定されてい
る。したがって、画像一致度計算手段9では、固定部分
用の部分テンプレートU1,U2に関しては予め設定さ
れた探索範囲で照合を行い、可動部分用の部分テンプレ
ートT1〜T4に関しては探索範囲を指定された探索範
囲W1〜W4に補正し、補正された探索範囲W1〜W4
で照合を実行する。画像一致度計算手段9では、探索
時、部分テンプレート画像切り出し手段8から、固定部
分用の部分テンプレートU1,U2と、可動部分用の部
分テンプレートT1〜T4とを取り込む。そして、粗精
度位置決めを行った探索対象画像Dに対して、各部分テ
ンプレートU1,U2およびT1〜T4毎に、指定され
た探索範囲(部分テンプレートT1〜T4の探索範囲は
W1〜W4)での照合を行い、照合結果としての画像一
致度を部分テンプレート適合位置算出手段10に入力す
ることで、探索対象画像D中における各部分テンプレー
トU1,U2およびW1〜W4の適合位置を導出する。
【0062】一方、軸交差位置演算情報設定手段33
は、可動部分用の部分テンプレートT1,T2,T3お
よびT4の各位置情報を用いて直動可能な可動部分E
2,E3の各中心移動軸C1,C2の位置、方向を演算
し、さらにこれらの中心移動軸C1,C2の位置、方向
から中心移動軸C1,C2の交差点である不動点Oの位
置を演算する為の寸法情報やプログラム(これらを含め
て演算情報という)を部分テンプレート情報記憶手段7
に入力して記憶させる。この演算情報に含まれるプログ
ラムとしては、たとえば可動部分用の部分テンプレート
T1,T2の位置を結ぶ線分の中心を通り前記線分と直
角な軸を中心軸C1とし、また部分テンプレートT3,
T4の位置を結ぶ線分の中心を通り前記線分と直角な軸
を中心軸C2とし、中心軸C1およびC2の交点が不動
点(軸交差点)Oの位置であることを利用することがで
きる。
【0063】軸交差位置計算手段35は、部分テンプレ
ート情報記憶手段7に記憶された前記演算情報を用い、
部分テンプレート適合位置算出手段10で算出した可動
部分用の部分テンプレートの適合位置すなわち探索対象
画像D中の探索対象物体の可動部分の角部などの位置に
基づいて、探索対象画像D中の探索対象物体の可動部分
E2、E3の軸交差位置Oを導出する。この軸交差位置
計算手段35で計算された軸交差位置Oの位置情報は仮
想部分テンプレートの位置情報として全体推定位置算出
手段11に入力される。
【0064】全体推定位置算出手段11では、部分テン
プレート適合位置算出手段10から与えられる可動部分
用の部分テンプレートT1,T2,T3,T4の適合位置
および固定部分用の部分テンプレートU1,U2の適合
位置と、軸交差位置計算手段35から与えられる仮想部
分テンプレートの位置情報(軸交差位置Oの位置情報)
とを用いて、前述した探索対象画像D中の探索対象物体
の全体的な位置の推定を実行する。
【0065】このようにこの実施の形態4においては、
オペレータが、可動部分E2,E3の回転構造を考慮し
て各部分テンプレート毎の探索範囲を設定できるように
しているので、可動範囲以外での無駄な移動探索が行わ
れることがなくなり、効率の良い探索処理をなし得る。
【0066】また、異なる方向に直道可能な複数の可動
部分E2,E3の軸交差点位置Oを求めるための情報を
入力できるようにし、この情報を用いて探索対象物体の
可動部分E2,E3の軸交差点位置Oを求め、この軸交
差点位置Oを仮想部分テンプレートの適合位置として用
いるようにしているので、探索対象画像D中の探索対象
物体の全体的な位置の推定の際の情報量が増え、これに
より安定かつ正確な位置決め認識が可能となる。
【0067】実施の形態5.つぎに図10を用いてこの
発明の実施の形態5を説明する。この実施の形態5にお
いては、図1に示した実施の形態1の構成から部分テン
プレート初期候補領域設定手段5を省略すると共に、図
1の構成に設定パラメータ変更手段40、予想精度比較
手段41,予想精度計算手段42および要求精度指定手
段43を追加するようにしている。それ以外の構成要素
の機能は先の実施の形態1と同じであり、重複する説明
は省略する。
【0068】予想精度計算手段42は、部分テンプレー
ト自動設定手段6によって設定されて部分テンプレート
情報記憶手段7に記憶されている部分テンプレート位置
情報に基づいて、探索対象物体に対応する評価用画像を
内部生成し、この内部生成した評価用画像に基づき当該
複数の部分テンプレートを用いた場合のテンプレートマ
ッチングによる位置決め予想精度を計算する。この予想
精度の計算の際に、必要に応じて適当な外乱要素を加え
るようにしてもよい。
【0069】要求精度指定手段43には、所望の要求精
度値(指定精度)がオペレータによって入力設定され
る。予想精度比較手段41は、オペレータが入力した指
定精度と、予想精度計算手段42で計算された予想精度
とを比較し、その比較結果を設定パラメータ変更手段4
0に入力する。
【0070】設定パラメータ変更手段(請求の範囲の個
数可変手段に対応する)40は、予想精度比較手段41
での比較結果に基づいて、部分テンプレート自動設定手
段で用いられる設定パラメータを変更する。例えば、指
定精度よりも予想精度が良い場合には、選択される部分
テンプレート数を少なくするように設定パラメータを変
更する。逆に、指定精度の方が良い場合には精度を高め
るために選択される部分テンプレート数が多くなるよう
に設定パラメータを変更する。部分テンプレート自動設
定手段6においては、こうして変更された設定パラメー
タに基づき、再度自動設定が行なわれる。なお、上記評
価処理から設定パラメータの変更処理に至る一連の過程
は、ある所定の収束条件を満たすまで何回も繰り返して
もよい。
【0071】このように探索対象物体に設定された部分
テンプレートによる予想精度とオペレータが指定する精
度にずれがあった場合でも、適切な設定パラメータに修
正した上で冗長な部分テンプレートを削除し、適切な数
量の部分テンプレートが選択されることになる。そのた
め、探索時において、冗長な部分テンプレートの探索に
かかる処理時間を省けるため、高速な処理と必要精度の
実現が同時に達成可能となる。
【0072】実施の形態6.つぎに図11を用いてこの
発明の実施の形態6を説明する。この実施の形態6にお
いては、図10に示した実施の形態5の構成の設定パラ
メータ変更手段40を有効部分テンプレート決定手段
(請求の範囲の個数可変手段に対応する)50に置換す
るようにしている。それ以外の構成要素の機能は先の実
施の形態5と同じであり、重複する説明は省略する。
【0073】この実施の形態6でも、先の実施の形態5
と同様、予想精度計算手段42は、部分テンプレート情
報記憶手段7に記憶されている部分テンプレート位置情
報に基づいて、探索対象物体に対応する評価用画像を内
部生成し、この内部生成した評価用画像に基づき位置決
め予想精度を計算する。予想精度比較手段41は、オペ
レータが要求精度指定手段43を介して入力した指定精
度と、予想精度計算手段42で計算された予想精度とを
比較し、その比較結果を有効部分テンプレート決定手段
50に入力する。
【0074】有効部分テンプレート決定手段50は、予
想精度が指定精度よりも良い場合には、精度維持に有効
な部分テンプレートを抽出して選択する。例えば、あら
かじめ部分テンプレート数と予想精度の関係(例えば比
例関係)を求めておき、この関係を用いて、指定精度を
若干上回る程度の精度を得るための部分テンプレート数
を求め、該求めた部分テンプレート数によって部分テン
プレート自動設定手段の設定パラメータを変更する。な
お、上記関係としては、位置決め精度維持のための評価
値の低い部分テンプレートから削除していった場合の、
部分テンプレート数と予想精度の関係を設定しておき、
部分テンプレートの抽出選択の際には、位置決め精度維
持のための評価値の高いものから順に採用決定する。な
お、この際に、分散配置指標を導入すれば、一部領域に
テンプレートが固まることを避けることができる。
【0075】このように探索対象物体に設定された部分
テンプレートによる予想精度がオペレータが指定する精
度よりも良い場合には、自動設定された部分テンプレー
トのうち位置決め精度維持に有効なものを抽出選択する
事により、使用する部分テンプレート数を減らして高速
化を図ることができる。
【0076】なお、上記各実施の形態1〜6に示した各
特徴部分の構成を組み合わせた実施も勿論可能である。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、部分テンプレート初期候補領域設定手段によって教
示画像中の複数の画像的特徴部分を探索する際の初期候
補領域を設定するようにしたので、教示画像全体を探索
処理する必要がなくなり、またオペレータのみが知り得
る視覚情報を部分テンプレートの設定処理に効果的に反
映することが可能となる。したがって、高速のテンプレ
ートマッチング処理が可能となると共に、探索対象物体
外部の背景部分などに不要な部分テンプレートが設定さ
れることを防ぐことができ、探索対象画像中において背
景部分が変わっていた場合にもその影響を受けず、探索
の際に安定かつ正確な位置決め認識が可能となる。
【0078】つぎの発明によれば、可動部分を有する探
索対象物体の可動部分に対応して設定された部分テンプ
レートの探索範囲を指定し、テンプレートマッチングの
際には、この指定された範囲内で部分テンプレートの探
索を行うようにしたので、可動範囲以外での無駄な移動
探索が行われることがなくなり、効率の良い探索処理を
なし得る。
【0079】つぎの発明によれば、探索対象物体の可動
部分の回転中心位置を演算するための演算情報と、テン
プレートマッチングによって得られた複数の部分テンプ
レートのうちの可動部分に設定された部分テンプレート
の位置情報とに基づいて探索対象画像中における可動部
分の回転中心位置を求め、該求めた回転中心位置を仮想
部分テンプレート位置として出力し、この仮想部分テン
プレート位置とテンプレートマッチングによって得られ
た複数の部分テンプレート適合位置とを用いて探索対象
画像と教示画像との位置決めを行うようにしているの
で、探索対象物体中に可動部分がある場合、探索対象画
像中の探索対象物体の全体的な位置の推定の際の情報量
が増え、これにより安定かつ正確な位置決め認識が可能
となる。
【0080】つぎの発明によれば、探索対象物体のうち
の複数の移動可能な可動部分の軸交差位置を演算するた
めの演算情報と、テンプレートマッチングによって得ら
れた複数の部分テンプレートのうちの前記可動部分に設
定された部分テンプレートの位置情報とに基づいて探索
対象画像中における可動部分の軸交差位置を求め、該求
めた軸交差位置を仮想部分テンプレート位置として出力
し、この仮想部分テンプレート位置とテンプレートマッ
チングによって得られた複数の部分テンプレート適合位
置とを用いて探索対象画像と教示画像との位置決めを行
うようにしているので、探索対象物体中に可動部分があ
る場合、探索対象画像中の探索対象物体の全体的な位置
の推定の際の情報量が増え、これにより安定かつ正確な
位置決め認識が可能となる。
【0081】つぎの発明によれば、切り出される複数の
部分テンプレートを用いた場合のテンプレートマッチン
グによる位置決め予想精度を計算し、指定された位置決
め精度の要求値と前記予想精度とを比較し、この比較結
果に応じて探索すべき画像的特徴部分の個数を可変する
ようにしているので、要求精度よりも予想精度が良い場
合には部分テンプレートを削減する事による高速化を図
ることができるとともに、要求精度よりも予想精度が悪
い場合には部分テンプレート数を増やすことなどにより
高精度の位置決め認識をなし得る。
【0082】つぎの発明によれば、予想精度の方が要求
精度よりも良いと判定された場合は、前記探索すべき複
数の画像的特徴部分に対応する部分テンプレートから位
置決め精度維持のための評価値の高いものを優先して要
求精度に対応する複数の部分テンプレートを抽出選択す
るようにしているので、探索対象物体に設定された部分
テンプレートによる予想精度がオペレータが指定する精
度よりも良い場合には、設定された部分テンプレートの
うち精度維持に有効なものを優先した選択抽出を行うこ
とができ、使用する部分テンプレート数を減らして高速
化を図ることができる。
【0083】つぎの発明によれば、ノイズ、汚れ、輪郭
不鮮明などの外乱除去のための画像演算処理を前記複数
の部分テンプレート毎に設定し、この設定内容に応じた
画像演算処理を前記探索対象画像に加えることで、探索
対象画像から上記外乱を除去するようにしているので、
ノイズ,汚れ,輪郭不鮮明等の外乱要因を効果的に除去す
ることができ、探索の際に安定かつ正確な位置決め認識
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかる画像処理装置の実施の形態
1の構成例を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1で行われる部分テンプレートの
初期候補位置設定処理を説明する図である。
【図3】 実施の形態1で行われる部分テンプレートの
初期候補位置の他の設定処理を説明する図である。
【図4】 この発明にかかる画像処理装置の実施の形態
2の構成例を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態2で行われる外乱除去処理を説明
する図である。
【図6】 この発明にかかる画像処理装置の実施の形態
3の構成例を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態3で行われる可動部材の探索範囲
設定処理などを説明する図である。
【図8】 この発明にかかる画像処理装置の実施の形態
4の構成例を示すブロック図である。
【図9】 実施の形態4で行われる可動部材の探索範囲
設定処理などを説明する図である。
【図10】 この発明にかかる画像処理装置の実施の形
態5の構成例を示すブロック図である。
【図11】 この発明にかかる画像処理装置の実施の形
態6の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮像手段、2 画像生成手段、3 粗精度位置決め
手段、4 教示画像記憶手段、5 部分テンプレート初
期候補領域設定手段、6 部分テンプレート自動設定手
段、7 部分テンプレート情報記憶手段、8 部分テン
プレート画像切出し手段、9 画像一致度計算手段、1
0 部分テンプレート適合位置算出手段、11 全体推
定位置算出手段、20 画像演算処理指定手段、21
画像演算処理実行手段、30 回転位置演算情報設定手
段、31 探索範囲設定手段、32 回転位置計算手
段、33 軸交差位置演算情報設定手段、35 軸交差
位置計算手段、40 設定パラメータ変更手段、41
予想精度比較手段、42 予想精度計算手段、43 要
求精度指定手段、50 有効テンプレート決定手段、D
探索対象画像、E 探索対象物体、E1 固定部分、
E2,E3 可動部分、K 教示画像、O 回転中心。
フロントページの続き (72)発明者 鷲見 和彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5L096 CA13 EA05 EA06 GA08 HA07 JA09 KA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教示画像から探索対象物体の複数の画像
    的特徴部分を探索し、該探索した複数の画像的特徴部分
    の位置情報を用いて前記教示画像から複数の部分テンプ
    レートを切り出し、該切り出した複数の部分テンプレー
    トと撮像された探索対象画像とを用いてテンプレートマ
    ッチングを行うことによって探索対象画像と教示画像と
    の位置決めを行う画像処理装置において、 前記教示画像中の複数の画像的特徴部分を探索する際の
    初期候補領域を設定する部分テンプレート初期候補領域
    設定手段を備えるようにしたことを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 教示画像から可動部分を有する探索対象
    物体の複数の画像的特徴部分を探索し、該探索した複数
    の画像的特徴部分の位置情報を用いて前記教示画像から
    複数の部分テンプレートを切り出し、該切り出した複数
    の部分テンプレートと撮像された探索対象画像とを用い
    てテンプレートマッチングを行うことによって探索対象
    画像と教示画像との位置決めを行う画像処理装置におい
    て、 前記テンプレートマッチングの際の、前記可動部分に設
    定された部分テンプレートの探索範囲を指定する探索範
    囲設定手段を設け、 前記テンプレートマッチングの際、前記可動部分に設定
    された部分テンプレートに関しては、前記探索範囲設定
    手段で指定された範囲内で部分テンプレートの探索を行
    うようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 教示画像から回転可能な可動部分を有す
    る探索対象物体の複数の画像的特徴部分を探索し、該探
    索した複数の画像的特徴部分の位置情報を用いて前記教
    示画像から複数の部分テンプレートを切り出し、該切り
    出した複数の部分テンプレートと撮像された探索対象画
    像とを用いてテンプレートマッチングを行うことによっ
    て探索対象画像と教示画像との位置決めを行う画像処理
    装置において、 前記可動部分の回転中心位置を演算する演算情報を入力
    設定する回転位置演算情報設定手段と、 前記テンプレートマッチングによって得られた前記複数
    の部分テンプレートのうちの可動部分に設定された部分
    テンプレートの位置情報と、前記回転位置演算情報設定
    手段で入力設定された演算情報とに基づいて探索対象画
    像中における可動部分の回転中心位置を求め、該求めた
    回転中心位置を仮想部分テンプレート位置として出力す
    る回転位置計算手段とを備え、 前記仮想部分テンプレート位置と、前記テンプレートマ
    ッチングによって得られた複数の部分テンプレート適合
    位置とを用いて探索対象画像と教示画像との位置決めを
    行うようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 異なる方向に移動可能な複数の可動部分
    を有する探索対象物体の複数の画像的特徴部分を教示画
    像から探索し、該探索した複数の画像的特徴部分の位置
    情報を用いて前記教示画像から複数の部分テンプレート
    を切り出し、該切り出した複数の部分テンプレートと撮
    像された探索対象画像とを用いてテンプレートマッチン
    グを行うことによって探索対象画像と教示画像との位置
    決めを行う画像処理装置において、 前記複数の可動部分の移動軸の交点を演算する演算情報
    を入力設定する軸交差位置演算情報設定手段と、 前記テンプレートマッチングによって得られた前記複数
    の部分テンプレートのうちの可動部分に設定された部分
    テンプレートの位置情報と、前記軸交差位置演算情報設
    定手段で入力設定された演算情報とに基づいて探索対象
    画像中における前記移動軸の交点を求め、該求めた交点
    を仮想部分テンプレート位置として出力する軸交差位置
    計算手段とを備え、 前記仮想部分テンプレート位置と、前記テンプレートマ
    ッチングによって得られた複数の部分テンプレート適合
    位置とを用いて探索対象画像と教示画像との位置決めを
    行うようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 教示画像から探索対象物体の複数の画像
    的特徴部分を探索し、該探索した複数の画像的特徴部分
    の位置情報を用いて前記教示画像から複数の部分テンプ
    レートを切り出し、該切り出した複数の部分テンプレー
    トと撮像された探索対象画像とを用いてテンプレートマ
    ッチングを行うことによって探索対象画像と教示画像と
    の位置決めを行う画像処理装置において、 前記切り出される複数の部分テンプレートを用いた場合
    のテンプレートマッチングによる位置決め予想精度を計
    算する予想精度計算手段と、 前記位置決め精度の要求値を指定する要求精度指定手段
    と、 前記要求精度と予想精度とを比較する予想精度比較手段
    と、 この予想精度比較手段の比較結果に応じて前記探索すべ
    き画像的特徴部分の個数を可変する個数可変手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記個数可変手段は、予想精度の方が要
    求精度よりも良いと判定された場合は、前記探索すべき
    複数の画像的特徴部分に対応する部分テンプレートから
    位置決め精度維持のための評価値の高いものを優先して
    要求精度に対応する複数の部分テンプレートを抽出選択
    することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記テンプレートマッチングの際の探索
    対象画像に対する外乱除去のための所定の画像演算処理
    を前記複数の部分テンプレート毎に設定し、この設定内
    容に応じた画像演算処理を前記探索対象画像に加えるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに
    記載の画像処理装置。
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JP2008176517A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Juki Corp 物体認識方法および装置
JP2012163451A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Ihi Corp 形状認識装置、形状認識方法、および、そのプログラム
JP2014006682A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Juki Corp 画像処理装置
JP2014203836A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 株式会社ディスコ ターゲットパターン設定方法、及び、キーパターン検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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