JP2002318948A - ネットワークを用いた商品販売システムにおける顧客の経費・予算管理システム - Google Patents

ネットワークを用いた商品販売システムにおける顧客の経費・予算管理システム

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JP2002318948A
JP2002318948A JP2001357472A JP2001357472A JP2002318948A JP 2002318948 A JP2002318948 A JP 2002318948A JP 2001357472 A JP2001357472 A JP 2001357472A JP 2001357472 A JP2001357472 A JP 2001357472A JP 2002318948 A JP2002318948 A JP 2002318948A
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budget management
expense
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秀隆 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークを用いたサービスを含む商品販売
システムにおいて、商品購入者が、商品購入費用に関す
る情報や、購入予算の情報等を管理することができる顧
客の経費・予算管理システムを提供することを目的とす
る。 【解決手段】ネットワークを用いたサービスを含む商品
販売システムにおいて、商品購入者の予算を管理するこ
とができる購入予算管理機能と、商品発注者の行った商
品の発注に対して、発注承認者が該発注内容の確認及び
/又は変更を行なうことができる予算承認機能と、商品
購入者の商品購入費用に関する情報を出力することがで
きる経費管理情報提供機能とを備える顧客の経費・予算
管理システムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを用
いたサービスを含む商品販売システムにおいて、商品購
入者の経費や、予算の管理を支援するシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、サーバにネットワークとして
例えばインターネットを介して複数の端末装置を接続
し、サーバから複数の、サービスを含む商品の情報を各
端末装置に送信し、これら端末装置において複数の商品
から選択した購入希望の商品情報をサーバに返送する、
という商品販売システムがある。このサーバでは、各端
末装置から返送された購入希望商品情報を受け取り、こ
の商品を何らかの方法で配達を行い、その後商品販売代
理店を介して代金の回収を商品購入者から行っている。
【0003】しかしながら、商品購入者は購入した商品
の購入費用に関する情報を管理したり、購入予算の情報
の管理をしようとすると、各自でそれぞれ管理システム
を作ったり他で利用されているシステムを利用したりし
て、いちいち商品購入データの入力を行ない、累計計算
等を行なってDB等に記憶したりしなければならない。
あるいは紙を用いて購入費用の資料や、予算資料を作成
し、手計算で購入費用の累計を算出したり、予算資料を
その都度確認しながら商品の発注を行なわなければなら
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、ネットワ
ークを用いたサービスを含む商品販売システムにおい
て、商品購入者が、商品購入費用に関する情報や、購入
予算の情報等を管理することができる顧客の経費・予算
管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
顧客の経費・予算管理システムであって、ネットワーク
を用いたサービスを含む商品販売システムにおいて、商
品購入者の予算を管理することができる購入予算管理機
能を備えることを特徴とする。尚、商品購入者とは、通
常は商品発注者と商品承認者から成るが、商品購入者が
個人である場合等は、該商品購入者は商品発注者と商品
承認者とを兼ねる。
【0006】本発明によれば、前記商品購入者の予算を
管理することができることにより、該商品購入者は無駄
な出費を抑えることができたり、資金調整を行なうこと
ができる。また、独自の予算管理システムを構築しなく
てもすむので、該商品購入者の負担を減らすことができ
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の顧
客の経費・予算管理システムであって、1回の商品発注
に対する上限金額を予め登録することができる機能を備
えることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、1回の商品発注に対する
予算を予め登録することができることにより、より細や
かな予算管理を行なうことができ、より無駄な出費を抑
えることができたり、より細やかな資金調整を行なうこ
とができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の顧客の経費・予算管理システムであって、定
番となる商品を予め登録することができる定番商品設定
機能を備えることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、商品発注の際、予め登録
された定番商品のみ発注ができるように制限をかけるこ
とができ、無駄な商品発注を防ぐことができる。また商
品発注の度、多くの商品の中から所望する商品を探し出
さなくてもよく、商品発注の際の手間、時間等を削減す
ることができる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の顧客の経費・予算管理システムであって、前
記購入予算管理機能では、前記商品購入者が単月又は複
数月の月毎の予算を登録する機能を備えることを特徴と
する。
【0012】本発明によれば、月単位で予算が管理でき
ることにより、ビジネス習慣に応じた、より効果的な予
算管理を行なうことができる。また、複数月の月毎の予
算を登録できることにより、例えば1年間12ヶ月の予
算を予め登録することができ、よりトータルな予算管理
を行なうことができる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の顧客の経費・予算管理システムであって、前
記購入予算管理機能では、商品を発注する際に、商品発
注者の端末に、登録した前記月の予算の額と、該月にお
ける商品購入の都度の購入金額と、該月の累計購入金額
を出力する機能を備えることを特徴とする。
【0014】本発明によれば、商品を発注する際に、商
品発注者の端末に、登録した前記月の予算の額と、該月
における商品購入の都度の購入金額と、該月の累計購入
金額が出力されることにより、商品を発注する都度、商
品購入者の購入費用や予算に対する意識を高めることが
でき、商品購入者は容易に、無駄な出費を抑えることが
できたり資金調整を行なうことができる。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5記載の顧客の経費・予算管理システムであって、前
記購入予算管理機能では、前記月の累計購入金額が前記
月の予算の額を超える場合又は一回の商品発注に対する
上限金額を超える場合には、前記商品発注者の端末に、
アラートを出力する機能を備えることを特徴とする。な
お、商品の発注を制限する訳ではないので、前記月の累
計購入金額が前記月の予算の額を超える場合でも、商品
の発注を行なうことは可能である。
【0016】本発明によれば、前記月の累計購入金額が
前記月の予算の額を超える場合又は一回の商品発注に対
する上限金額を超える場合に、前記商品発注者の端末
に、アラートが出力されることにより、該商品発注者は
該商品の発注を見直すことができ、無駄な出費を抑える
ことができたり、発注の抜け漏れを防いだり、資金調整
を行なうことができたり等する。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項6記載の顧客の経費・予算管理システムであって、前
記商品発注者と、商品発注者の指定する管理者のうち少
なくとも1つのメールアドレスを指定可能とし、前記商
品の発注情報を、該商品発注者及び/又は商品発注者が
指定する管理者のメールアドレスへ、電子メールを配信
することを特徴とする。
【0018】本発明によれば、前記商品の発注情報が、
前記商品発注者へ電子メールにて配信されることによ
り、該商品発注者は、発注内容を再度確認することがで
き、無駄な発注や発注の抜け漏れを無くす手助けとなっ
たり、発注内容を管理したりすることができる。又、前
記商品の発注情報が、前記管理者へ電子メールにて配信
されうることにより、無駄な発注、不正な発注や、抜け
漏れのある発注を監視することができたり、また、複数
の商品発注者の発注内容を統括することも可能である。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項2乃至請求
項7記載の顧客の経費・予算管理システムであって、前
記商品購入者が月の予算を登録する機能には、ネットワ
ークに接続された端末で、所定の画面を開いて必要情報
の入力を行なうことにより登録を行なう方法と、所定の
用紙に必要事項を記入して、商品販売者や、販売代理店
等に送付することにより登録を行なう方法と、商品販売
者や、販売代理店等に必要情報を電子メールで配信する
ことにより登録を行なう方法とがあり、そのいずれかを
選択できることを特徴とする。
【0020】本発明によれば、前記商品購入者の都合に
合わせて、月の予算を登録することができ、該商品購入
者の負担を減らすことができる。
【0021】請求項9記載の発明は、請求項1乃至請求
項8記載の顧客の経費・予算管理システムであって、前
記商品購入者は識別ID及びパスワードを有し、該商品
購入者に対し該識別ID及びパスワードの入力を促し、
該識別ID及びパスワードによって、本システムの利用
を許可するか否かを決定する承認機能を備えることを特
徴とする。
【0022】本発明によれば、前記識別ID及びパスワ
ードによって、本システム利用に制限をかけることによ
り、より安全性の高いシステムを提供することができ
る。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項1乃至請
求項9記載の顧客の経費・予算管理システムであって、
ホストコンピュータと接続され、ホストコンピュータ上
の、商品販売に関わる一連の情報を管理する基幹システ
ムと連動可能であり、更に該基幹システムと連動する他
のシステムと連動可能なことを特徴とする。
【0024】本発明によれば、ネットワークを介して発
注された商品の発注内容だけでなく、前記基幹システム
に管理されている、例えばFAXや電子メール、CD−
ROM、EDI等にて発注された商品の発注内容も管理
することが可能であり、前記商品購入者は、総合的な経
費・予算管理を行なうことができる。また、該基幹シス
テムと連動する他のシステムと連動可能なことにより、
機能性豊かなシステムを提供することが可能である。
【0025】請求項11記載の発明は、顧客の経費・予
算管理システムであって、ネットワークを用いたサービ
スを含む商品販売システムにおいて、商品発注者の行っ
た商品の発注に対して、発注承認者が該発注内容の確認
及び/又は変更を行なうことができる予算承認機能を備
えることを特徴とする。尚、商品購入者とは、通常は商
品発注者と商品承認者から成るが、商品購入者が個人で
ある場合等は、該商品購入者は商品発注者と商品承認者
とを兼ねる。
【0026】本発明によれば、前記商品発注者の行った
商品の発注に対して、前記発注承認者が該発注内容の確
認及び/又は変更を行なうことができることにより、よ
り需要や資金事情に即した、無駄の無い且つ抜け漏れの
無い商品発注を実現することが可能である為、商品購入
者の満足度を高めることができる。
【0027】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の顧客の経費・予算管理システムであって、定番となる
商品を予め登録することができる定番商品設定機能を備
えることを特徴とする。
【0028】本発明によれば、例えば、商品発注の際、
予め登録された定番商品のみ発注ができるように制限を
かけたり、定番商品以外を発注すると、発注承認者によ
る承認がないと該発注が無効となるようにしたり、無駄
な商品発注を防ぐことができる。
【0029】請求項13記載の発明は、請求項11又は
請求項12記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、前記商品発注者が商品発注の際、予め登録された該
商品発注に対する上限金額を超える場合及び/又は予め
登録された定番商品以外の商品の発注を行なう場合、該
商品発注者の行った商品の発注に対して、発注承認者が
該発注内容の確認及び/又は変更を行なうことができる
承認機能を備えることを特徴とする。
【0030】本発明によれば、発注金額が予め登録され
た1回予算を超える場合及び/又は予め登録された定番
商品以外の商品の発注を行なう場合、前記商品発注者の
行った商品の発注に対して、前記発注承認者が該発注内
容の確認及び/又は変更を行なうことができることによ
り、無駄の無い商品発注を実現することが可能である
為、商品購入者の満足度を高めることができる。
【0031】請求項14記載の発明は、請求項11乃至
請求項13記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、前記定番商品設定機能では、前記商品発注者が、予
め登録された定番商品のみ発注できる定番商品発注制限
機能を備えることを特徴とする。
【0032】本発明によれば、定番商品しか発注するこ
とができないようにすることにより、定番商品以外のも
のを購入しないようになり、経費の節減となり得る。
【0033】請求項15記載の発明は、請求項11乃至
請求項14記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、前記予算承認機能では、前記商品発注者と前記発注
承認者とをそれぞれ登録し、該発注承認者に対する商品
発注者を関連付けする機能を備えることを特徴とする。
【0034】本発明によれば、前記商品発注者と前記発
注承認者とをそれぞれ登録し、該発注承認者に対する商
品発注者を関連付けすることにより、商品発注者の商品
発注に対する承認が、関連付けされた発注承認者にのみ
承認可能となり、妥当な発注承認を行なうことができ
る。また、発注承認者は複数の商品発注者を関連付ける
ことができ、商品発注全体を統括して、承認を行なうこ
ともできる。
【0035】請求項16記載の発明は、請求項11乃至
請求項15記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、前記商品発注者が商品の発注を行なった後、指定さ
れた前記発注承認者のメールアドレスへ該発注内容の電
子メールが配信される機能を備えることを特徴とする。
【0036】本発明によれば、前記商品発注者が商品の
発注を行なった後、指定された前記発注承認者のメール
アドレスへ該発注内容の電子メールが配信されることに
より、該発注承認者は商品の発注が行なわれることを知
ることができ、タイムラグを少なく、スムーズに該商品
発注の承認処理へ移行することが可能である。
【0037】請求項17記載の発明は、請求項11乃至
請求項16記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、前記発注承認者は、電子メールにて配信された前記
発注内容を確認した後、所定の画面にて、必要であれば
該発注内容の変更を行なってから該発注を行なう、又は
該発注の取り消しをすることができる機能を備える。
【0038】本発明によれば、前記発注承認者は、商品
発注者の商品発注内容に対し、必要であれば該発注内容
の変更を行なってから該発注を行なう、又は該発注の取
り消しをすることができることにより、より需要や資金
事情に即した、無駄の無い且つ抜け漏れの無い商品発注
を実現することが可能である為、商品購入者の満足度を
高めることができる。
【0039】請求項18記載の発明は、請求項11乃至
請求項17記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、前記商品発注者は、前記発注承認者によって確認及
び/又は変更された該発注内容を、指定されたメールア
ドレスへ配信された電子メールで確認することができ、
又、所定の画面にて確認できる機能を備えることを特徴
とする。
【0040】本発明によれば、前記商品発注者は、商品
発注に対する前記発注承認者の承認結果について、タイ
ムラグ無く逐一確認することができるので、該商品発注
者と該発注承認者とのビジネスコミニュケーションを速
やかに、スムーズにすることができる。
【0041】請求項19記載の発明は、請求項11乃至
請求項18記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、前記商品発注者と、前記発注承認者と、及びその関
係を登録する機能には、ネットワークに接続された端末
で、所定の画面を開いて必要情報の入力を行なうことに
より登録を行なう方法と、所定の用紙に必要情報を記入
して、商品販売者や、販売代理店等に送付することによ
り登録を行なう方法とがあり、そのいずれかを選択でき
ることを特徴とする。
【0042】本発明によれば、商品購入者である前記商
品発注者や、前記発注承認者の都合に合わせて、必要情
報の登録をすることができ、該商品購入者の負担を減ら
すことができる。
【0043】請求項20記載の発明は、請求項11乃至
請求項19記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、前記商品発注者の行った商品の発注に対して、前記
発注承認者が該発注内容の確認及び/又は変更を行なう
ことができる段階を複数設定可能であることを特徴とす
る。
【0044】本発明によれば、前記商品発注者の行った
商品の発注に対して、前記発注承認者が該発注内容の確
認及び/又は変更を行なうことができる段階が複数設定
できることにより、承認行為を多重に行なうことができ
る為、より需要や資金事情に即した、無駄の無い且つ抜
け漏れの無い商品発注を実現することが可能である。
【0045】請求項21記載の発明は、請求項11乃至
請求項20記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、前記商品購入者は識別ID及びパスワードを有し、
該商品購入者に対し該識別ID及びパスワードの入力を
促し、該識別ID及びパスワードによって、本システム
の利用を許可するか否かを決定する承認機能を備えるこ
とを特徴とする。
【0046】本発明によれば、前記識別ID及びパスワ
ードによって、本システム利用に制限をかけることによ
り、より安全性の高いシステムを提供することができ
る。
【0047】請求項22記載の発明は、請求項11乃至
請求項21記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、ホストコンピュータと接続され、ホストコンピュー
タ上の、商品販売に関わる一連の情報を管理する基幹シ
ステムと連動可能であり、更に該基幹システムと連動す
る他のシステムと連動可能なことを特徴とする。
【0048】本発明によれば、ネットワークを介して発
注された商品の発注内容だけでなく、前記基幹システム
に管理されている、例えばFAXや電子メール等にて発
注された商品の発注内容も管理することが可能であり、
前記商品購入者は、総合的な経費・予算管理を行なうこ
とができる。また、該基幹システムと連動する他のシス
テムと連動可能なことにより、機能性豊かなシステムを
提供することが可能である。
【0049】請求項23記載の発明は、顧客の経費・予
算管理システムであって、ネットワークを用いたサービ
スを含む商品販売システムにおいて、商品購入者の商品
購入費用に関する情報を、ネットワークに接続された端
末で、所定の画面を開いて照会できたり、記憶手段等に
出力することができたり、またレポート作成指示をする
ことによって、帳票に出力することができる経費管理情
報提供機能を備える。尚、商品購入者とは、通常は商品
発注者と商品承認者から成るが、商品購入者が個人であ
る場合等は、該商品購入者は商品発注者と商品承認者と
を兼ねる。
【0050】本発明によれば、前記商品購入者の商品購
入費用に関する情報を出力することができるにより、経
費に関する情報の管理が容易となり、該商品購入者の負
担を減らすことができる。
【0051】請求項24記載の発明は、請求項23記載
の顧客の経費・予算管理システムであって、前記経費管
理情報提供機能では、現在又は過去の商品の発注内容
を、ネットワークに接続された端末で、所定の画面を開
いて照会できたり、記憶手段等に出力することができ、
又該商品の発注内容について、項目や範囲等を選択して
照会できたり、記憶手段等に出力することができる機能
を備えることを特徴とする。
【0052】本発明によれば、過去の商品の発注内容
を、ネットワークに接続された端末で、所定の画面を開
いて照会できたり、記憶手段等に出力することができる
ことにより、前記商品購入者は、経費に関する情報の管
理を容易に行なうことができる。又該商品の発注内容に
ついて、項目や範囲等を選択して照会できたり、記憶手
段等に出力することができるにより、該商品購入者は必
要な情報のみ得ることができるので、使い勝手の良いシ
ステムを提供することができる。
【0053】請求項25記載の発明は、請求項23又は
請求項24記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、前記商品購入者、商品発注者及び発注承認者はそれ
ぞれ識別ID及びパスワードを有し、該商品購入者、商
品発注者及び発注承認者に対し該識別ID及びパスワー
ドの入力を促し、該識別ID及びパスワードによって、
本システムの利用を許可するか否かを決定する承認機能
を備えることを特徴とする。
【0054】本発明によれば、前記識別ID及びパスワ
ードによって、本システム利用に制限をかけることによ
り、より安全性の高いシステムを提供することができ
る。
【0055】請求項26記載の発明は、請求項23乃至
請求項25記載の顧客の経費・予算管理システムであっ
て、ホストコンピュータと接続され、ホストコンピュー
タ上の、商品販売に関わる一連の情報を管理する基幹シ
ステムと連動可能であり、更に該基幹システムと連動す
る他のシステムと連動可能なことを特徴とする。
【0056】本発明によれば、ネットワークを介して発
注された商品の発注内容だけでなく、前記基幹システム
に管理されている、例えばFAXや電子メール等にて発
注された商品の発注内容も管理することが可能であり、
前記商品購入者は、総合的な経費・予算管理を行なうこ
とができる。また、該基幹システムと連動する他のシス
テムと連動可能なことにより、機能性豊かなシステムを
提供することが可能である。
【0057】
【発明の実施の形態】本発明は、ネットワークを用いた
サービスを含む商品販売システムにおいて、商品購入者
の予算を管理することができる購入予算管理機能と、商
品発注者の行った商品の発注に対して、発注承認者が該
発注内容の確認及び/又は変更を行なうことができる予
算承認機能と、商品購入者の商品購入費用に関する情報
を出力することができる経費管理情報提供機能とを備
え、商品購入者は識別ID及びパスワードによって本シ
ステムの利用を行なうことができる顧客の経費・予算管
理システムである。
【0058】ここで、以下の説明で使用する字句の意味
を定める。商品販売者とは、ネットワークを用いたサー
ビスを含む商品販売システムにおいて、商品の販売を行
なう者である。商品購入者とは、該商品販売者と所定の
契約を結んで、商品の購入を行なう者であり、商品発注
者とは、商品購入者の内、商品の発注を行なう者であり、
発注承認者とは、商品購入者の内、商品発注の承認を行な
う者であり、いずれも商品販売者にとっては顧客であ
り、ユーザである。
【0059】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明における一実施形態の構成
を示すブロック図である。この図において、符号2は経
費予算管理Webサーバであり、経路制御装置、電話回
線を経由してインターネットNETに接続されている。
符号1はユーザの端末であり、符号4はディーラーの端
末であり、符号5は商品販売者の端末であり、CRTや
LCD等の表示部とともにキーボード、マウスなどを有
する。なお、通常ユーザ、ディーラーは複数存在するの
で端末は複数存在するが、説明の便宜上、端末は1台の
み描いてある。そして符号3は、受注、発注、在庫、入
荷、出荷、請求等の一連の商品販売に関わる基幹システ
ムを管理するホストコンピュータであり、取引先情報W
ebサーバ2と専用線で接続されている。
【0060】次に、経費予算管理Webサーバ2の詳細
構成について説明する。図2は、経費予算管理Webサ
ーバ2の構成を示すブロック図である。符号21は制御
手段であり、CPU等から構成され、各部の制御や、情
報の転送、種種の演算、情報の一時的な格納等を行な
う。符号22は入力制御手段であり、インターネットN
ETを介して接続された端末から入力される情報や、ホ
ストコンピュータ3から入力される情報を制御する。符
号23は出力制御手段であり、該端末に出力される情報
や、ホストコンピュータ3に出力される情報を制御す
る。符号24乃至28はいずれも記憶手段であり、それ
ぞれ以下のマスタが格納、記憶されている。
【0061】記憶手段24には、メインプログラムが記
憶されている。該メインプログラムは、制御手段21に
おいて用いられるものであり、例えば端末の表示部に予
算登録画面を表示させるプログラムや、所定の者へ電子
メールを配信するプログラム等から構成されている。
【0062】記憶手段25には、ユーザマスタが記憶さ
れている。該ユーザマスタは顧客コード毎に作成される
ものであり、会社名、住所、電話番号、、月毎予算金
額、一回の商品発注に対する上限金額、発注範囲、定番
承認サイン、上限金額制限サイン等のユーザに関する情
報から構成されている。
【0063】記憶手段26には、発注履歴マスタが記憶
されている。該発注履歴マスタは顧客コード、発注年月
日、商品コード毎に作成されるものであり、発注数量、
金額等のユーザの発注内容に関する情報で、発注年月日
が過去3ヶ月の範囲の情報から構成されている。
【0064】記憶手段27には、ユーザレポートマスタ
が記憶されている。該ユーザレポートマスタは顧客コー
ド、発注年月日、商品コード毎に作成されるものであ
り、発注履歴マスタ26の情報がユーザ用に1ヶ月毎に
サマリーされた情報で、発注年月日が過去3ヶ月分の情
報から構成されている。
【0065】記憶手段28には、定番商品マスタが記憶
されている。該定番商品マスタは顧客コード毎に作成さ
れるものであり、グループコード、商品コード等の各ユ
ーザの定番商品に関する情報から構成されている。
【0066】次に、ホストコンピュータ3の詳細構成に
ついて説明する。図3は、ホストコンピュータ3の構成
を示すブロック図である。符号31は制御手段であり、
CPU等から構成され、各部の制御や、情報の転送、種
種の演算、情報の一時的な格納等を行なう。符号32は
入力制御手段であり、経費予算管理Webサーバ2から
入力される情報を制御する。符号33は出力制御手段で
あり、経費予算管理Webサーバ2に出力される情報を
制御する。符号34乃至40はいずれも記憶手段であ
り、それぞれ以下のマスタが格納、記憶されている。
【0067】記憶手段34には、メインプログラムが記
憶されている。該メインプログラムは、制御手段21に
おいて用いられるものであり、例えば経費予算管理We
bサーバ2上のユーザマスタ25からホストコンピュー
タ3上のユーザマスタ35を更新するプログラム等から
構成されている。
【0068】記憶手段35には、ユーザマスタが記憶さ
れている。該ユーザマスタは顧客コード毎に作成される
ものであり、会社名、住所、電話番号、関連するディー
ラーコード、定番商品、月毎予算金額、一回の商品発注
に対する上限金額、発注範囲、定番承認サイン、上限金
額制限サイン等のユーザに関する情報から構成されてい
る。
【0069】記憶手段36には発注履歴マスタが記憶さ
れている。該発注履歴マスタは顧客コード、発注年月
日、商品コード毎に作成されるものであり、発注数量、
金額等のユーザの発注内容に関する情報で、発注年月日
が過去3ヶ月の範囲の情報から構成されている。
【0070】記憶手段37にはユーザレポートマスタが
記憶されている。該ユーザレポートマスタは顧客コー
ド、発注年月日、商品コード毎に作成されるものであ
り、発注履歴マスタ36の情報をユーザ用に1ヶ月毎に
サマリーした情報で、発注年月日が過去3ヶ月分の情報
から構成されている。
【0071】記憶手段38には、基幹プログラムが記憶
されている。該基幹プログラムは、制御手段51におい
て用いられるものであり、例えば受注、発注、在庫、入
荷、出荷、請求等の一連の商品販売に関わるプログラム
などから構成されている。
【0072】記憶手段39には、基幹マスタが記憶され
ている。該基幹マスタは、前記基幹プログラムにおいて
用いられるものであり、例えば受注、発注、在庫、入
荷、出荷、請求等の一連の商品販売に関わる情報などか
ら構成されている。
【0073】記憶手段40には、定番商品マスタが記憶
されている。該定番商品マスタは顧客コード毎に作成さ
れるものであり、グループコード、商品コード等の各ユ
ーザの定番商品に関する情報から構成されている。
【0074】次に、本実施形態の動作について説明す
る。ここで端末1は経費予算管理Webサーバ2と接続
されて通信を行なう。経費予算管理Webサーバ2に端
末1、4,5が接続されると、制御手段21は、この接
続を入力制御手段22を介して検知し、メインプログラ
ム24に従って端末1、4,5を制御する。端末1、
4,5から情報の出力要求がなされると、出力制御手段
23を介して、端末1、4,5へと情報の出力を行な
う。
【0075】まず、ユーザが月毎の購入予算額を登録す
る動作について説明する。端末1において、所定のUR
Lを指定すると、図4に示したSa1画面が表示され
る。該画面にて、符号Sa2に識別ID、符号Sa3に
パスワードの入力を行ない,符号Sa4のログインボタ
ンを押すと、Sa5ステップにおいて、該識別ID及び
パスワードのチェックを行なう。該識別ID及びパスワ
ードが正しければ、Sa7画面に進む。正しくなけれ
ば、Sa6画面にてエラー通知がなされる。Sa7画面
に進むと,符号Sa8の各種手続きボタンを押し、Sa
12画面に進む。そして、符号Sa13の登録内容変更
ボタンを押すと、図6に示すような登録内容変更画面S
b10に進む。ここで、符号Sb12の予算金額の設定
ボタンを押すと、図5に示したSb1画面に進み、図3
2のような月度購入予算設定画面が表示され、各月毎に
購入予算の入力を行なうことができる。ここで、符号S
b2の月毎購入予算入力欄に、各月の購入予算を入力
し、Sb3の決定ボタンを押すと、Sb4ステップにて
経費予算管理Webサーバ2上のユーザマスタ25に該
情報を記憶する。そして、Sb5ステップにてホストコ
ンピュータ3上のユーザマスタ35に該情報を記憶す
る。その後、Sb6画面にて、完了通知がなされる。
【0076】月毎の購入予算金額を修正する場合には、
上述の通りSa1画面から符号Sb1の月度購入予算設
定画面まで進むと、符号Sb2に、既に登録されている
その月の購入予算金額が出力されるので、適宜その金額
を書き換えて符号Sb3の送信ボタンを押す。後の動作
は上述の通りである。
【0077】また、1回の商品発注に対する上限金額を
登録する場合は、図6のSb10画面において、符号S
b13の一回のご注文承認限度額入力欄に、所望する金
額を入力して、符号Sb14の確認ボタンを押す。する
と、上述の月毎の購入予算額の場合と同様に、経費予算
管理Webサーバ2上のユーザマスタ25に該情報が記
憶され、Sb5ステップにてホストコンピュータ3上の
ユーザマスタ35に該情報が記憶される。
【0078】次に、ユーザの定番商品を登録する動作に
ついて説明する。尚、該登録は、ユーザ自身が行っても
良いし、ユーザから定番商品についての登録依頼を受け
た該ユーザ担当のディーラー又は商品販売者が行っても
良い。ディーラー又は商品販売者が登録を行なう場合、
ユーザは該ディーラー又は該商品販売者に、登録を行な
いたい定番商品についてのグループコード、商品コード
等の情報を任意の記憶媒体にて予め提供しておく。ここ
では、ユーザのうち、商品承認者が端末1にて、定番商
品を登録する動作について説明する。所定のURLを指
定すると、図示しないログイン画面が表示され、ここ
で、識別ID、パスワードの入力を行ない,ログインボ
タンを押すと、該識別ID及びパスワードのチェックが
行われる。該識別ID及びパスワードが正しければ、ユ
ーザマスタ25に記憶されている該ID及びパスワード
に関連付けられているユーザコードが抽出される。その
後、図示しない定番商品登録画面が表示され、ここで、
所望する定番商品のグループコード、商品コード等を入
力する。そして、送信ボタンを押すと、該情報が上述の
ユーザコードと共に定番商品マスタ28に登録される。
【0079】次に、ユーザが発注を行なう際の発注範囲
を登録する動作について説明する。尚、該登録は、ユー
ザ自身が行っても良いし、ユーザから登録を行ないたい
発注範囲についての登録依頼を受けた該ユーザ担当のデ
ィーラー又は商品販売者が行っても良い。ここでは、ユ
ーザのうち、商品承認者が端末1にて、発注範囲を登録
する動作について説明する。所定のURLを指定する
と、図示しないログイン画面が表示され、ここで、識別
ID、パスワードの入力を行ない,ログインボタンを押
すと、該識別ID及びパスワードのチェックが行われ
る。該識別ID及びパスワードが正しければ、ユーザマ
スタ25に記憶されている該ID及びパスワードに関連
付けられているユーザコードが抽出される。その後、図
示しない発注範囲登録画面が表示され、ここで、所望す
る発注範囲を選択入力する。尚、発注範囲は、全商品を
発注する場合‘1’を選択し、定番商品のみ発注する場
合‘2’を選択し、定番商品と全商品を発注する場合
‘3’を選択するものとする。そして、送信ボタンを押
すと、選択された発注範囲の情報が、上述のユーザコー
ドと共にユーザマスタに登録される。
【0080】次に、商品発注者と、発注承認者と、及び
その関係を登録する動作について説明する。端末1にお
いて、所定のURLを指定すると、図4に示したSa1
画面が表示される。該画面にて、符号Sa2に識別I
D、符号Sa3にパスワードの入力を行ない,符号Sa
4のログインボタンを押すと、Sa5ステップにおい
て、該識別ID及びパスワードのチェックを行なう。該
識別ID及びパスワードが正しければ、Sa7画面に進
む。正しくなければ、Sa6画面にてエラー通知がなさ
れる。Sa7画面に進むと,符号Sa8の各種手続きボ
タンを押し、Sa12画面に進む。そして、符号Sa1
4の承認者照会ボタンを押すと、図7の符号Sc1の承
認者照会画面に進み、図8のような画面が表示される。
ここで、符号Sc2の新規作成ボタンを押すと、図7の
Sc3画面に進み、符号Sc4に所定の承認者ユーザI
Dを入力し、符号Sc5の確認ボタンを押す。すると、
Sc6ステップにて、経費予算管理Webサーバ2上の
ユーザマスタ25に該承認者ユーザIDが記憶される。
その後、図7のSc8画面に進み、図8のような画面が表
示される。ここで、該承認者ユーザID表示の横の符号
Sc100の編集ボタンを押すと、図7のSc9画面に
進み、図9のような画面が表示される。ここで、符号S
c800のユーザID入力BOXに、承認を行ないたい
商品発注者のユーザIDを入力し、符号Sc10の追加
ボタンを押す。すると、Sc11ステップにて、経費予
算管理Webサーバ2上のユーザマスタ25に該承認者
ユーザIDに対応して該商品発注者のユーザIDが記憶
される。
【0081】次に、ユーザのうち、発注承認者が承認機
能の設定を行なう動作について説明する。端末1にて、
所定のURLを指定すると、図示しないログイン画面が
表示され、ここで、識別ID、パスワードの入力を行な
い,ログインボタンを押すと、該識別ID及びパスワー
ドのチェックが行われる。該識別ID及びパスワードが
正しければ、ユーザマスタ25に記憶されている該ID
及びパスワードに関連付けられているユーザコードが抽
出される。その後、図示しない承認機能設定画面が表示
され、ここで、所望する承認機能を選択入力する。尚、
承認機能には、定番承認機能と、上限金額制限機能とが
ある。定番承認機能については、該ユーザの、ユーザマ
スタ25に登録されている発注範囲が‘3’の場合、商
品発注の際、定番商品についても商品発注承認者による
承認を要するか否かを選択する。また、一回の商品発注
に対する上限金額を設けて、一回の商品発注金額が該上
限金額を超える場合には、商品発注を行なえないように
するか否か、即ち発注制限を掛けるか否か選択する。そ
して、送信ボタンを押すと、該情報が上述のユーザコー
ドと共にユーザマスタ25に登録される。このとき、定
番承認機能について、承認を要することが選択された場
合には、定番承認サイン‘1’が付与され、承認を要さ
ない場合には定番承認機能サイン‘0’が付与され、上
限金額制限機能について、発注制限を掛けることが選択
された場合には、上限金額制限サイン‘1’が付与さ
れ、発注制限を掛けることが選択された場合には、上限
金額制限サイン‘0’が付与されて、ユーザマスタ25
に登録される。尚、一回の商品発注に対する上限金額に
よる発注制限を掛けることを選択した場合は、上述のよ
うに、該上限金額を予めユーザマスタ25に登録する必
要がある。
【0082】次に、商品発注者が商品の発注を行なう動
作を説明する。商品発注者が商品の発注を行なう方式に
は、図28のような画面にて、注文コード、数量を入力
して商品発注を行なう「コード発注」方式、図29のよ
うな画面にて、商品種類を多段階で限定していき所望す
る商品を検索してから商品発注を行なう「カタログ検
索」方式、図30のような画面にて行なう商品のジャン
ル、文字検索などによって所望する商品を検索してから
商品発注を行なう「商品検索」、図31のような画面に
て行なう予め良く発注を行なう商品を登録しておき、そ
の中から所望する商品の発注を行なう「お気に入りグッ
ズ」方式、今までに発注を行った商品の中から所望する
商品を選んで商品発注を行なう「購入履歴」方式の5種
類あり、いずれの方法で商品の発注を行っても良い。本
発明の一実施例ではその一例として、「購入履歴」方式
で商品を発注する場合を説明する。
【0083】端末1において、所定のURLを指定する
と、図4に示したSa1画面が表示される。該画面に
て、符号Sa2に識別ID、符号Sa3にパスワードの
入力を行ない,符号Sa4のログインボタンを押すと、
Sa5ステップにおいて、該識別ID及びパスワードの
チェックを行なう。該識別ID及びパスワードが正しけ
れば、ユーザマスタ25に記憶されている該ID及びパ
スワードに関連付けられているユーザコードが抽出され
る。更に、該ユーザーコードについてユーザマスタ25
に登録されている発注範囲の情報と、該ユーザコードに
ついて定番商品マスタ28に登録されている定番商品の
情報とを参照し、発注範囲が‘1’の場合は全商品、発
注範囲が‘2’の場合は定番マスタ28に登録されてい
る定番商品、発注範囲が‘3’の場合は定番マスタ28
に登録されている定番商品と全商品についての情報が、
発注処理における商品の表示範囲となり、Sa7画面に
進む。正しくなければ、Sa6画面にてエラー通知がな
される。Sa7画面に進むと,符号Sa9の商品発注ボ
タンを押し、図10のSd1画面に進み、図11のよう
な画面が表示される。
【0084】ここで、必要な商品名の横の数量入力BO
XSd100に必要な数量を入力し、符号Sd101の
カートへ追加ボタンを押し、必要な商品についての操作
が終わったら、符号Sd2のショッピングカートボタン
を押す。すると、図10のSd3画面に進み、図12の
ような画面が表示される。ここで、購入する商品の内容
を確認し、数量変更をする場合、符号Sd300の数量
入力BOXの数量を修正してから、符号Sd4の更新ボ
タンを押し、更に問題なければ符号Sd5の確認OKボ
タンを押す。すると、Sd6ステップにて、当月お買い
上げ金額に今回お買い上げ金額を加算した金額と、上述
の通り経費予算管理Webサーバ2上のユーザマスタ2
5に記憶された購入予算額の大小判定を行なう。
【0085】該加算金額が購入予算額を超えていない場
合、Sd15ステップに進み、一回の商品発注に対する
上限チェックを行なう。即ち、ユーザマスタ25に登録
された該ユーザの上限金額制限サインが‘1’の場合、
今回お買い上げ金額と、ユーザマスタ25に登録されて
いる上限金額との大小判定を行なう。
【0086】該今回お買い上げ金額が上限金額を超えて
いない場合、Sd16ステップに進み、定番承認チェッ
クを行なう。即ち、発注された商品について、定番商品
マスタ28を参照し、該当するものがあれば、更に、ユ
ーザマスタ27の定番承認サインを参照し、該サインが
‘1’である場合には、Sd17ステップにて、該ユー
ザの発注承認者へ該商品発注についての承認依頼メール
が配信され、その後、図10のSd14画面へ進み、注
文完了通知がなされる。定番承認サインが‘1’でない
場合には、図10のSd10画面へ進む。
【0087】該加算金額が購入予算額又は上限金額を超
えている場合、図10のメッセージ画面Sd5に進み、
図13のようなメッセージ画面が表される。ここで、該
加算金額が購入予算額及び上限金額を超えていても良け
れば、符号Sd8のOKボタンを押し、Sd17ステッ
プにて、該ユーザの発注承認者へ該商品発注についての
承認依頼メールが配信され、その後、図10のSd14
画面へ進み、注文完了通知がなされる。該加算金額が購
入予算額又は上限金額を超えていては良くない場合は、
Sd9のキャンセルボタンを押すと、Sd3画面に戻る
ので、購入する商品の数量の調整を行なう。
【0088】図10のSd10画面へ進むと、図14の
ような画面が表示される。ここで、符号Sd800の発
注番号や、符号Sd801の摘要等に任意に入力を行な
い、問題なければ符号Sd11の送信ボタンを押す。そ
して、Sd13ステップに進み、経費予算管理Webサ
ーバ2上の発注履歴マスタ26に該発注情報を記憶した
後、Sd14ステップに進み、ホストコンピュータ3上の
発注履歴マスタ36に該発注情報を記憶すると、図10
のSd14画面に進み、注文完了通知がなされる。ま
た、Sd10画面で、問題がある場合は、符号Sd12
のキャンセルボタンを押すと、図10のSd3画面に戻
るので、購入する商品の数量の調整を行なう。但し、S
d14のステップにおいて、Sd17ステップを経由
し、該ユーザの発注承認者へ該商品発注についての承認
依頼メールが配信された場合は、承認者の承認処理を受
ける流れとなる。
【0089】尚、Sd15ステップの、一回の発注に対
する上限金額チェック、Sd16の定番承認チェックに
ついては、先に定番承認チェックを行った後、一回の発
注に対する上限金額チェックを行なうようにしても良
い。
【0090】次に、発注承認者が商品発注者の行なった
商品発注に対して承認を行なう動作について説明する。
商品発注者が商品発注を完了すると、事前に登録してあ
る発注承認者のメールアドレスに、図15のような内容
の電子メールが配信される。該発注承認者は、インター
ネット接続端末にて、該電子メールを確認した後、所定
の画面にて発注承認を行なう。その為、所定のURLを
指定すると、図4に示したSa1画面が表示される。該
画面にて、符号Sa2に識別ID、符号Sa3にパスワ
ードの入力を行ない,符号Sa4のログインボタンを押
すと、Sa5ステップにおいて、該識別ID及びパスワ
ードのチェックを行なう。該識別ID及びパスワードが
正しければ、Sa7画面に進む。正しくなければ、Sa
6画面にてエラー通知がなされる。Sa7画面に進む
と,符号Sa10の照会メニューボタンを押し、Sa1
5画面に進み、図17のような画面が表示される。ここ
で、符号Sa16の注文承認照会ボタンを押すと、図1
6のSe1画面に進み、図18のような画面にて承認を
待つ商品発注内容が表示される。
【0091】ここで、該商品発注内容の承認を行なう場
合は、符号Se3の承認ボタンを押し、該商品発注を取り
消す場合は、符号Se4のキャンセルボタンを押す。該
商品発注内容の詳細内容を確認する場合は、符号Se2
の表示ボタンを押し、図16のSe5画面に進み、図1
9のような画面が表示される。ここで、商品の数量の変
更が無ければ、符号Se6の承認ボタンを押す。商品の
数量を変更する場合は、Se500に変更数量を入力し
て符号Se7の更新ボタンを押してから符号Se6の承
認ボタンを押す。注文を取り消す場合は、符号Se8の
キャンセルボタンを押す。
【0092】上記符号Se3又はSe6のボタンを押し
た後、図16のSe9ステップに進み、前記操作に応じた
発注内容は、経費予算管理Webサーバ2上の発注履歴
マスタ26に記憶され、Se10ステップにて、ホストコ
ンピュータ5上の発注履歴マスタ36に記憶される。上
記符号Se4又はSe8のボタンを押した後は、図16
のSe9ステップに進み、経費予算管理Webサーバ2
上の発注履歴マスタ26に記憶されている前記発注内容
の情報には、削除扱いとする為の削除フラグが付与さ
れ、Se10ステップにて、ホストコンピュータ5上の発
注履歴マスタ36に記憶されている前記発注内容の情報
には、削除扱いとする為の削除フラグが付与される。
【0093】Se10ステップの終了後、Se11ステ
ップにて、事前に登録してある商品発注者のメールアド
レスに、図20のような内容の電子メールが配信され
る。該発注承認者は、インターネット接続端末にて、該
電子メールを確認した後、商品発注の承認結果を所定の
画面にて確認することができる。その確認を行なう場
合、次の操作を行なう。所定のURLを指定すると、図
4に示したSa1画面が表示される。該画面にて、符号
Sa2に識別ID、符号Sa3にパスワードの入力を行
ない,符号Sa4のログインボタンを押すと、Sa5ス
テップにおいて、該識別ID及びパスワードのチェック
を行なう。該識別ID及びパスワードが正しければ、S
a7画面に進む。正しくなければ、Sa6画面にてエラ
ー通知がなされる。Sa7画面に進むと,符号Sa10
の照会メニューボタンを押し、Sa7画面に進むと,符
号Sa10の照会メニューボタンを押し、Sa15画面
に進み、図17のような画面が表示される。ここで、符
号Sa17の注文状況照会ボタンを押すと、図16のS
e20画面に進み、図21のような画面にて商品発注の
承認結果が表示される。
【0094】次に、商品発注者が経費管理に必要な情報
をダウンロードする動作について説明する。端末1にお
いて、所定のURLを指定すると、図4に示したSa1
画面が表示される。該画面にて、符号Sa2に識別I
D、符号Sa3にパスワードの入力を行ない,符号Sa
4のログインボタンを押すと、Sa5ステップにおい
て、該識別ID及びパスワードのチェックを行なう。該
識別ID及びパスワードが正しければ、Sa7画面に進
む。正しくなければ、Sa6画面にてエラー通知がなさ
れる。Sa7画面に進むと,符号Sa11のダウンロー
ドボタンを押し、図22のSf1画面に進む。ここで、
ダウンロードしたい項目を指定したい場合は、符号Sf
2の出荷データボタンを押すと、Sf4画面に進み、図2
3のような画面画表示される。ここで、符号Sf40
に、ダウンロードしたい商品発注内容の対象期間を入力
し、ダウンロードしたい項目名の横のチェックボタンS
f41を押していき、自分の部署の情報をダウンロード
する場合は、符号Sf5の自署ボタンを、全部の部署の
情報をダウンロードする場合は、符号Sf6の全署ボタ
ンを押す。すると、Sf7ステップにて、経費予算管理
Webサーバ2上の発注履歴マスタ26に記憶されてい
る情報の中から該情報を選出し、Sf8ステップにて、
図示しないが出力制御手段23を介して端末1に、該情
報をCSV形式のデータとして配信する。
【0095】また、予め商品発注者が利用しやすいよう
に項目を絞ったユーザレポートをダウンロードしたい場
合は、図22のSf1画面で、符号Sf3のユーザレポ
ートボタンを押し、Sf9画面に進むと、図24のような
画面が表示される。ここで、符号Sf80に、ダウンロ
ードしたい商品発注内容の対象期間を入力し、自分の部
署の情報をダウンロードする場合は、符号Sf10のプ
ルダウン形式の対象部署ボタンから自部署を選択し、全
部の部署の情報をダウンロードする場合は、全部署を選
択する。そして、符号Sf11のダウンロードボタンを
押すと、Sf12ステップにて、経費予算管理Webサ
ーバ2上のユーザレポートマスタ27に記憶されている
該情報の中から該情報を選出し、Sf13ステップに
て、図示しないが出力制御手段23を介して端末1に、
該情報をCSV形式のデータとして配信する。また、S
f9画面にて、符号Sf20のPDF作成ボタンを押す
と、PDF形式のデータとして配信し、帳票イメージと
して印刷(出力)することができる。
【0096】更に、商品発注者が経費管理に必要な情報
を画面にて確認する動作について説明する。所定のUR
Lを指定すると、図4に示したSa1画面が表示され
る。該画面にて、符号Sa2に識別ID、符号Sa3に
パスワードの入力を行ない,符号Sa4のログインボタ
ンを押すと、Sa5ステップにおいて、該識別ID及び
パスワードのチェックを行なう。該識別ID及びパスワ
ードが正しければ、Sa7画面に進む。正しくなけれ
ば、Sa6画面にてエラー通知がなされる。Sa7画面
に進むと,符号Sa10の照会メニューボタンを押し、
Sa15画面に進み、図17のような画面が表示され
る。ここで、符号Sa18のご利用履歴照会ボタンを押
すと、図22のSg1画面に進み、図25のような画面
が表示される。ここで、符号Sg100に、照会したい
商品発注内容の対象期間を入力し、符号Sg2の表示ボ
タンを押すと、経費予算管理Webサーバ2上の発注履
歴マスタ26に記憶されている該情報の中から該情報が
選出され、Sg3画面に進み、図26のような画面にて
指定した対照期間の該商品発注内容が表示される。
【0097】次に、関連する他システムで使用されるマ
スタを更新する仕組みを説明する。図27は関連する他
システムとの関係を示すブロック図である。図27の符
号10は、取引先に関する情報を管理する取引先情報シ
ステムであり、符号11は、インターネット、FAX、
電子メール、CD−ROM、EDI等からの商品の受注
に関する情報を管理する受注システムである。取引先情
報システム10は、ユーザマスタ101を有し、受注シ
ステム11は、ユーザマスタ111、発注履歴マスタ1
12を有する。また、図示しないが、それぞれ、制御手
段、入力制御手段、出力制御手段、メインプログラム等
の記憶手段等を有し、インターネットと接続されてい
る。そして、経費予算管理Webサーバ2と、取引先情
報システム10と、受注システム11はホストコンピュ
ータ3に専用線を介して接続される。
【0098】ホストコンピュータ3上の発注履歴マスタ
36は、受注システム11上の発注履歴マスタ112か
らリアルタイムで更新され、その後リアルタイムで経費
予算管理Webサーバ2上の発注履歴マスタ26が更新
される。そしてユーザの月の締め日に、ホストコンピュ
ータ3では、基幹プログラム38に従い、発注履歴マス
タ36の情報に基づき1ヶ月分をサマリーした情報が作
成され、該サマリー情報を過去3ヶ月分保有するようユ
ーザレポートマスタ37が更新される。その後、ユーザ
レポートマスタ37から、経費予算管理Webサーバ2
上のユーザレポートマスタ27が更新される。一方、ホ
ストコンピュータ3上のユーザマスタ35は、取引先情
報システム10上のユーザマスタ101から夜間処理に
て更新され、その後ホストコンピュータ3上のユーザマ
スタ35から経費予算管理Webサーバ2上のユーザマ
スタ25、受注システム11のユーザマスタ111が更
新される。また、ホストコンピュータ3上の定番商品マ
スタ40は、経費予算管理Webサーバ2上の定番商品
マスタ28から更新される。
【0099】以上、好ましい実施例を挙げて本発明を説
明したが、本発明はその実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した技術的範囲内で種々に改
変できる。尚、上述した実施形態にあっては、経費予算
管理Webサーバ2と、端末1はインターネットNET
を介して接続された構成としたが、本願においては両者
の接続形態は問わない。また経費予算管理Webサーバ
2と接続される端末は、複数存在するので、端末1以外
であっても良い。
【0100】また、経費予算管理Webサーバ2で使用
する記憶手段をユーザマスタ、発注履歴マスタ、ユーザ
レポートマスタ、定番商品マスタとしたが、これらでな
くても良いし、これら以外にも記憶手段が存在しても良
い。ホストコンピュータ3や、取引先情報システム1
0、受注システム11上の記憶手段についても同様のこ
とが言える。
【0101】更に、経費予算管理Webサーバ2と関連
する受注システム10、取引先情報システム11は、経
費予算管理Webサーバ2上に存在しても良いし、それ
ぞれ別のサーバに存在しても良いし、また経費予算管理
Webサーバ2と関連するシステムは、これら以外に存
在しても良い。
【0102】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を有する。
【0103】本発明によれば、前記商品購入者の予算を
管理することができることにより、該商品購入者は無駄
な出費を抑えることができたり、資金調整を行なうこと
ができる。また、独自の予算管理システムを構築しなく
てもすむので、該商品購入者の負担を減らすことができ
る。
【0104】本発明によれば、1回の商品発注に対する
予算を予め登録することができることにより、より細や
かな予算管理を行なうことができ、より無駄な出費を抑
えることができたり、より細やかな資金調整を行なうこ
とができる。
【0105】本発明によれば、定番となる商品を予め登
録することができることにより、例えば、定番商品のみ
発注できるようにしたりすることが可能となり、商品発
注を簡略化したり、また、定番商品以外のものを購入し
なければ、経費の節減となり得る。
【0106】本発明によれば、商品発注の際、予め登録
された定番商品のみ発注ができるように制限をかけるこ
とができ、無駄な商品発注を防ぐことができる。また商
品発注の度、多くの商品の中から所望する商品を探し出
さなくてもよく、商品発注の際の手間、時間等を削減す
ることができる。
【0107】本発明によれば、月単位で予算が管理でき
ることにより、ビジネス習慣に応じた、より効果的な予
算管理を行なうことができる。また、複数月の月毎の予
算を登録できることにより、例えば1年間12ヶ月の予
算を予め登録することができ、よりトータルな予算管理
を行なうことができる。
【0108】本発明によれば、商品を発注する際に、商
品発注者の端末に、登録した前記月の予算の額と、該月
における商品購入の都度の購入金額と、該月の累計購入
金額が出力されることにより、商品を発注する都度、商
品購入者の購入費用や予算に対する意識を高めることが
でき、商品購入者は容易に、無駄な出費を抑えることが
できたり資金調整を行なうことができる。
【0109】本発明によれば、前記月の累計購入金額が
前記月の予算の額を超える場合又は一回の商品発注に対
する上限金額を超える場合に、前記商品発注者の端末
に、アラートが出力されることにより、該商品発注者は
該商品の発注を見直すことができ、無駄な出費を抑える
ことができたり、発注の抜け漏れを防いだり、資金調整
を行なうことができたり等する。
【0110】本発明によれば、前記商品の発注情報が、
前記商品発注者へ電子メールにて配信されることによ
り、該商品発注者は、発注内容を再度確認することがで
き、無駄な発注や無くす手助けとなったり、発注内容を
管理したりすることができる。又、前記商品の発注情報
が、前記管理者へ電子メールにて配信されうることによ
り、無駄な発注、不正な発注や、抜け漏れのある発注を
監視することができたり、又、複数の商品発注者の発注
内容を統括することも可能である。
【0111】本発明によれば、前記商品購入者の都合に
合わせて、月の予算を登録することができ、該商品購入
者の負担を減らすことができる。
【0112】本発明によれば、前記商品発注者の行った
商品の発注に対して、前記発注承認者が該発注内容の確
認及び/又は変更を行なうことができることにより、よ
り需要や資金事情に即した、無駄の無い且つ抜け漏れの
無い商品発注を実現することが可能である為、商品購入
者の満足度を高めることができる。
【0113】本発明によれば、発注金額が予め登録され
た1回予算を超える場合及び/又は予め登録された定番
商品以外の商品の発注を行なう場合、前記商品発注者の
行った商品の発注に対して、前記発注承認者が該発注内
容の確認及び/又は変更を行なうことができることによ
り、無駄の無い商品発注を実現することが可能である
為、商品購入者の満足度を高めることができる。
【0114】本発明によれば、例えば、商品発注の際、
予め登録された定番商品のみ発注ができるように制限を
かけたり、定番商品以外を発注すると、発注承認者によ
る承認がないと該発注が無効となるようにしたり、無駄
な商品発注を防ぐことができる。
【0115】本発明によれば、前記商品発注者と前記発
注承認者とをそれぞれ登録し、該発注承認者に対する商
品発注者を関連付けすることにより、商品発注者の商品
発注に対する承認が、関連付けされた発注承認者にのみ
承認可能となり、妥当な発注承認を行なうことができ
る。また、発注承認者は複数の商品発注者を関連付ける
ことができ、商品発注全体を統括して、承認を行なうこ
ともできる。
【0116】本発明によれば、前記商品発注者が商品の
発注を行なった後、指定された前記発注承認者のメール
アドレスへ該発注内容の電子メールが配信されることに
より、該発注承認者は商品の発注が行なわれることを知
ることができ、タイムラグを少なく、スムーズに該商品
発注の承認処理へ移行することが可能である。
【0117】本発明によれば、前記発注承認者は、商品
発注者の商品発注内容に対し、必要であれば該発注内容
の変更を行なってから該発注を行なう、又は該発注の取
り消しをすることができることにより、より需要や資金
事情に即した、無駄の無い且つ抜け漏れの無い商品発注
を実現することが可能である為、商品購入者の満足度を
高めることができる。
【0118】本発明によれば、前記商品発注者は、商品
発注に対する前記発注承認者の承認結果について、タイ
ムラグ無く逐一確認することができるので、該商品発注
者と該発注承認者とのビジネスコミニュケーションを速
やかに、スムーズにすることができる。
【0119】本発明によれば、商品購入者である前記商
品発注者や、前記発注承認者の都合に合わせて、必要情
報の登録をすることができ、該商品購入者の負担を減ら
すことができる。
【0120】本発明によれば、前記商品発注者の行った
商品の発注に対して、前記発注承認者が該発注内容の確
認及び/又は変更を行なうことができる段階が複数設定
できることにより、承認行為を多重に行なうことができ
る為、より需要や資金事情に即した、無駄の無い且つ抜
け漏れの無い商品発注を実現することが可能である。
【0121】本発明によれば、前記商品購入者の商品購
入費用に関する情報を出力することができるにより、経
費に関する情報の管理が容易となり、該商品購入者の負
担を減らすことができる。
【0122】本発明によれば、現在又は過去の商品の発
注内容を、ネットワークに接続された端末で、所定の画
面を開いて照会できたり、記憶手段等に出力することが
できることにより、前記商品購入者は、経費に関する情
報の管理を容易に行なうことができる。又該商品の発注
内容について、項目や範囲等を選択して照会できたり、
記憶手段等に出力することができるにより、該商品購入
者は必要な情報のみ得ることができるので、使い勝手の
良いシステムを提供することができる。
【0123】本発明によれば、前記識別ID及びパスワ
ードによって、それぞれの本システム利用に制限をかけ
ることにより、より安全性の高いシステムを提供するこ
とができる。
【0124】本発明によれば、ネットワークを介して発
注された商品の発注内容だけでなく、前記基幹システム
に管理されている、例えばFAXや電子メール、CD−
ROM、EDI等にて発注された商品の発注内容も管理
することが可能であり、前記商品購入者は、総合的な経
費・予算管理を行なうことができる。また、該基幹シス
テムと連動する他のシステムと連動可能なことにより、
機能性豊かなシステムを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】経費予算管理Webサーバの構成を示すブロッ
ク図。
【図3】ホストコンピュータの構成を示すブロック図。
【図4】本発明の一実施形態におけるメインメニュー画
面の構成を説明するための図。
【図5】同実施形態における登録内容変更画面の構成を
説明するための図。
【図6】同実施形態における登録内容変更画面を示す
図。
【図7】同実施形態における承認者照会画面の構成を説
明するための図。
【図8】同実施形態における承認者照会画面の一部を示
す図。
【図9】同実施形態における承認者照会画面の一部を示
す図。
【図10】同実施形態における商品発注画面の構成を説
明するための図。
【図11】同実施形態における商品発注画面の一部を示
す図。
【図12】同実施形態における商品発注画面の一部を示
す図。
【図13】同実施形態におけるアラート画面を示す図。
【図14】同実施形態における商品発注画面の一部を示
す図。
【図15】同実施形態における発注承認者へ配信される
電子メールの内容例。
【図16】同実施形態における注文承認照会画面及び注
文状況照会画面の構成を説明するための図。
【図17】同実施形態における注文承認照会画面の一部
を示す図。
【図18】同実施形態における注文承認照会画面の一部
を示す図。
【図19】同実施形態における注文承認照会画面の一部
を示す図。
【図20】同実施形態における商品発注者へ配信される
電子メールの内容例。
【図21】同実施形態における注文状況照会画面の一部
を示す図。
【図22】同実施形態におけるダウンロード画面及びご
利用履歴照会画面の構成を説明するための図。
【図23】同実施形態におけるダウンロード画面の一部
を示す図。
【図24】同実施形態におけるダウンロード画面の一部
を示す図。
【図25】同実施形態におけるご利用履歴照会画面の一
部を示す図。
【図26】同実施形態におけるご利用履歴照会画面の一
部を示す図。
【図27】同実施形態における取引先情報Webサーバ
と他システムとの関連を説明するための図。
【図28】同実施形態における商品発注画面の一部を示
す図。
【図29】同実施形態における商品発注画面の一部を示
す図。
【図30】同実施形態における商品発注画面の一部を示
す図。
【図31】同実施形態における商品発注画面の一部を示
す図。
【図32】同実施形態における商品発注画面の一部を示
す図。
【符号の説明】
1 ユーザ端末 2 経費予算管理Webサーバ 3 ホストコンピュータ 10 取引先情報システム 11 受注システム 21 制御手段 22 入力制御手段 23 出力制御手段 24 記憶手段 25 記憶手段 26 記憶手段 27 記憶手段 31 制御手段 32 入力制御手段 33 出力制御手段 34 記憶手段 35 記憶手段 36 記憶手段 37 記憶手段 38 記憶手段 39 記憶手段 101 記憶手段 111 記憶手段 112 記憶手段

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを用いたサービスを含む商品
    販売システムにおいて、商品購入者の予算を管理するこ
    とができる購入予算管理機能を備えることを特徴とする
    顧客の経費・予算管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、1回の商品発注に対す
    る上限金額を予め登録することができる機能を備えるこ
    とを特徴とする顧客の経費・予算管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、定番とな
    る商品を予め登録することができる定番商品設定機能を
    備えることを特徴とする顧客の経費・予算管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3において、前記購入
    予算管理機能では、前記商品購入者が単月又は複数月の
    月毎の予算を登録する機能を備えることを特徴とする顧
    客の経費・予算管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4において、前記購入
    予算管理機能では、商品を発注する際に、商品発注者の
    端末に、登録した前記月の予算の額と、該月における商
    品購入の都度の購入金額と、該月の累計購入金額を出力
    する機能を備えることを特徴とする顧客の経費・予算管
    理システム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5において、前記購入
    予算管理機能では、前記月の累計購入金額が前記月の予
    算の額を超える場合又は一回の商品発注に対する上限金
    額を超える場合には、前記商品発注者の端末に、アラー
    トを出力する機能を備えることを特徴とする顧客の経費
    ・予算管理システム。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6において、前記商品
    の発注情報は、商品発注者及び/又は商品発注者が指定
    した管理者へ電子メールにて配信されることを特徴とす
    る顧客の経費・予算管理システム。
  8. 【請求項8】請求項2乃至請求項7において、前記商品
    購入者が月の予算を登録する機能には、所定の画面から
    登録を行なう方法と、所定の用紙を使用して登録を行な
    う方法と、電子メールにより登録を行なう方法とがあ
    り、そのいずれかを選択できることを特徴とする顧客の
    経費・予算管理システム。
  9. 【請求項9】請求項1乃至請求項8において、前記商品
    購入者は識別ID及びパスワードを有し、該商品購入者
    に対し該識別ID及びパスワードの入力を促し、該識別
    ID及びパスワードによって、本システムの利用を許可
    するか否かを決定する承認機能を備えることを特徴とす
    る顧客の経費・予算管理システム。
  10. 【請求項10】請求項1乃至請求項9において、ホスト
    コンピュータと接続され、該ホストコンピュータ上の基
    幹システムと連動可能であり、更に該基幹システムと連
    動する他のシステムと連動可能なことを特徴とする顧客
    の経費・予算管理システム。
  11. 【請求項11】ネットワークを用いたサービスを含む商
    品販売システムにおいて、商品発注者の行った商品の発
    注に対して、発注承認者が該発注内容の確認及び/又は
    変更を行なうことができる予算承認機能を備えることを
    特徴とする顧客の経費・予算管理システム。
  12. 【請求項12】請求項11において、定番となる商品を
    予め登録することができる定番商品設定機能を備えるこ
    とを特徴とする顧客の経費・予算管理システム。
  13. 【請求項13】請求項11又は請求項12において、前
    記商品発注者が商品発注の際、予め登録された該商品発
    注に対する上限金額を超える場合及び/又は予め登録さ
    れた定番商品以外の商品の発注を行なう場合、該商品発
    注者の行った商品の発注に対して、発注承認者が該発注
    内容の確認及び/又は変更を行なうことができる承認機
    能を備えることを特徴とする顧客の経費・予算管理シス
    テム。
  14. 【請求項14】請求項11乃至請求項13において、前
    記定番商品設定機能では、前記商品発注者が、予め登録
    された定番商品のみ発注できる定番商品発注制限機能を
    備えることを特徴とする顧客の経費・予算管理システ
    ム。
  15. 【請求項15】請求項11乃至請求項14において、前
    記予算承認機能では、前記商品発注者と、前記発注承認
    者と、及びその関係を登録する機能を備えることを特徴
    とする顧客の経費・予算管理システム。
  16. 【請求項16】請求項11乃至請求項15において、前
    記商品発注者が商品の発注を行なった後、前記発注承認
    者は電子メールにて該発注内容を確認できる機能を備え
    ることを特徴とする顧客の経費・予算管理システム。
  17. 【請求項17】請求項11乃至請求項16において、前
    記発注承認者は、電子メールにて配信された前記発注内
    容を確認した後、必要であれば該発注内容の変更を行な
    ってから該発注を行なう、又は該発注の取り消しをする
    ことができる機能を備えることを特徴とする顧客の経費
    ・予算管理システム。
  18. 【請求項18】請求項11乃至請求項17において、前
    記商品発注者は、前記発注承認者によって確認及び/又
    は変更された該発注内容を、電子メール及び/又は所定
    の画面にて確認できる機能を備えることを特徴とする顧
    客の経費・予算管理システム。
  19. 【請求項19】請求項11乃至請求項18において、前
    記商品発注者と、前記発注承認者と、及びその関係を登
    録する機能には、所定の画面から登録を行なう方法と、
    所定の用紙を使用して登録を行なう方法とがあり、その
    いずれかを選択できることを特徴とする顧客の経費・予
    算管理システム。
  20. 【請求項20】請求項11乃至請求項19において、前
    記商品発注者の行った商品の発注に対して、前記発注承
    認者が該発注内容の確認及び/又は変更を行なうことが
    できる段階を複数設定可能であることを特徴とする顧客
    の経費・予算管理システム。
  21. 【請求項21】請求項11乃至請求項20において、前
    記商品購入者は識別ID及びパスワードを有し、該商品
    購入者に対し該識別ID及びパスワードの入力を促し、
    該識別ID及びパスワードによって、本システムの利用
    を許可するか否かを決定する承認機能を備えることを特
    徴とする顧客の経費・予算管理システム。
  22. 【請求項22】請求項11乃至請求項21において、ホ
    ストコンピュータと接続され、該ホストコンピュータ上
    の基幹システムと連動可能であり、更に該基幹システム
    と連動する他のシステムと連動可能なことを特徴とする
    顧客の経費・予算管理システム。
  23. 【請求項23】ネットワークを用いたサービスを含む商
    品販売システムにおいて、商品購入者の商品購入費用に
    関する情報を出力することができる経費管理情報提供機
    能を備えることを特徴とする顧客の経費・予算管理シス
    テム。
  24. 【請求項24】請求項23において、前記経費管理情報
    提供機能では、現在又は過去の商品の発注内容を出力で
    き、又該商品の発注内容を選択的に出力できる機能を備
    えることを特徴とする顧客の経費・予算管理システム。
  25. 【請求項25】請求項23又は請求項24において、前
    記商品購入者は識別ID及びパスワードを有し、該商品
    購入者に対し該識別ID及びパスワードの入力を促し、
    該識別ID及びパスワードによって、本システムの利用
    を許可するか否かを決定する承認機能を備えることを特
    徴とする顧客の経費・予算管理システム。
  26. 【請求項26】請求項23乃至請求項25において、ホ
    ストコンピュータと接続され、該ホストコンピュータ上
    の基幹システムと連動可能であり、更に該基幹システム
    と連動する他のシステムと連動可能なことを特徴とする
    顧客の経費・予算管理システム。
JP2001357472A 2001-02-19 2001-11-22 ネットワークを用いた商品販売システムにおける顧客の経費・予算管理システム Pending JP2002318948A (ja)

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JP2001041227 2001-02-19
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012137897A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Nec Fielding Ltd 情報管理システム、情報管理装置、情報管理方法、及び情報管理プログラム
JP2015049554A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 カシオ計算機株式会社 表示制御装置及びプログラム
JP2018190461A (ja) * 2018-08-07 2018-11-29 カシオ計算機株式会社 注文処理装置及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012137897A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Nec Fielding Ltd 情報管理システム、情報管理装置、情報管理方法、及び情報管理プログラム
JP2015049554A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 カシオ計算機株式会社 表示制御装置及びプログラム
JP2018190461A (ja) * 2018-08-07 2018-11-29 カシオ計算機株式会社 注文処理装置及びプログラム

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