JP2002318702A - 車載情報システム - Google Patents

車載情報システム

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JP2002318702A
JP2002318702A JP2001121011A JP2001121011A JP2002318702A JP 2002318702 A JP2002318702 A JP 2002318702A JP 2001121011 A JP2001121011 A JP 2001121011A JP 2001121011 A JP2001121011 A JP 2001121011A JP 2002318702 A JP2002318702 A JP 2002318702A
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JP2001121011A
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Yoshihiko Utsui
良彦 宇津井
Kazuma Kaneko
和磨 金子
Tetsuo Kamikawa
哲生 上川
Minoru Yoshida
実 吉田
Tomoya Ikeuchi
智哉 池内
Mitsuo Shitaya
光生 下谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/54Interprogram communication
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/09Arrangements for giving variable traffic instructions
    • G08G1/0962Arrangements for giving variable traffic instructions having an indicator mounted inside the vehicle, e.g. giving voice messages

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載情報システムにおいて、追加搭載すべき
モジュールの量を削減し、システム全体の信頼性を上げ
ると共に、初期設計が容易な車載情報システムを提供す
る。また、さらなる機能追加とその段階的開発も容易に
可能な車載情報システムを提供する。 【解決手段】 車載情報システムの基本的な情報サービ
スを提供する基本機能モジュール30、および拡張機能
を提供する拡張機能モジュール40のそれぞれに相互に
通信を行うための拡張機能インターフェースモジュール
31、および基本機能インターフェースモジュール41
を設け、これらインターフェースを介して通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ナビゲーション
サービス・ハイパーテキスト閲覧・デジタルオーディオ
再生等を実行し、使用者にこれら情報の提供を行う車載
情報システムに関するもので、かつこれら機能の追加・
削除が容易に実現できる車載情報システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図15は、例えば特開平11−2114
89号公報に示された従来のナビゲーション装置のシス
テム構成を示すブロック図である。図において、50は
ナビゲーションハードウェア、52はデバイスドライ
バ、54はナビゲーションOS、54aは追加修正制御
部、56はナビゲーション基本動作部、58はJava
バーチャルマシン部、60は車両用マルチメディアプロ
グラム部、62はJava基本API(Aplicat
ion Programing Interfac
e)、64はサービスモジュール、66はナビ用クラス
ライブラリ、68はJava拡散API、70はナビプ
ログラムAPIである。
【0003】次に、従来例の動作を説明する。ナビゲー
ションハードウエア50は、プログラムを実行するマイ
クロプロセッサや、地図・プログラムなどを記録したC
D−ROM等の記憶媒体とその読取装置などを含んでお
り、デバイスドライバ52により制御される。ナビゲー
ション基本動作部56は、ナビゲーションOS54の上
に位置する。このナビゲーション基本動作部56は、現
在位置計算や経路計算や地図検索といった、従来よりの
ナビゲーション基本動作部分の処理を行う。また、図1
5に示される従来のナビゲーション装置には、Java
バーチャルマシン部58が設けられている。そして、汎
用の言語Javaで書かれた車両用マルチメディアプロ
グラム部60が、Javaバーチャルマシン部58によ
り解釈され、実行される。Javaバーチャルマシン部
58と車両用マルチメディアプログラム部60の間に
は、Java基本API62が介在している。ナビゲー
ション基本動作に含まれない車両用マルチメディアプロ
グラムは、拡張プログラムに相当し、図示しないCD−
ROMからロードされて本システムに組み込まれる。
【0004】この車両用マルチメディアプログラムの実
行中に、ナビゲーション基本動作に係るナビ用拡張AP
Iコードが発生すると、このコードは以下のように処理
される。車両用マルチメディアプログラムにおいて発生
した制御コードは、ナビ用拡張APIコードであるか否
かが判断され、ナビ用拡張APIコードであれば、サー
ビスモジュール64にて、そのコードに該当するサービ
ス単位により、ナビ用拡張APIコードが変更され、変
更コードがナビゲーション基本動作部56に受け渡さ
れ、この変更コードに従った基本動作が実行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のナビゲーション
装置は、以上のように構成されているため、サービスモ
ジュール64には、個々の車両用マルチメディアプログ
ラムが使用するか否かに関わらず、使用が予想されるナ
ビ用拡張APIコードおよびそれに該当するサービス単
位、ナビプログラムAPIを用意する必要があり、サー
ビスモジュール64のサイズが大きくなるといった問題
があった。また、システム全体の信頼性、応答性が低下
すると共に、システムの初期設計にコストがかかるとい
った問題があった。
【0006】また、ナビゲーション基本動作部56の新
規機能追加、車両用マルチメディアプログラム部60の
新規機能追加に伴う拡張APIコードの追加を行うには
サービスモジュール64全体の更新が必要となり、更新
が容易でないという問題もあった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、連携する拡張機能を定義、制
限し、基本機能と拡張機能との相互利用を実現するため
に必要なインタフェースモジュールのみを各々の機能モ
ジュール内に設けて、追加搭載すべきモジュールの量を
削減し、システム全体の信頼性を上げると共に、初期設
計が容易な車載情報システムを提供することを目的とす
る。また、さらなる機能追加とその段階的開発も容易に
可能な車載情報システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の車載情報システ
ムは、ハードウェア、及び上記ハードウェアを管理制御
すると共に、プログラムを実行する基本ソフトウェアか
らなるプラットフォーム部と、上記プラットフォーム部
の起動と同時に動作を開始し、基本的な車載情報サービ
スを提供するプログラムからなる基本機能モジュール
と、上記プラットフォーム部に必要に応じて随時組み込
まれて起動され、拡張車載情報サービスを提供するプロ
グラムからなる拡張機能モジュールとを備えた車載情報
システムであって、上記基本機能モジュール内には、上
記拡張機能モジュールとの情報・コマンド交換を行う拡
張機能インターフェースモジュールを、上記拡張機能モ
ジュール内には、上記基本機能モジュールとの情報・コ
マンド交換を行う基本機能インターフェースモジュール
を備え、上記拡張機能モジュールと上記基本機能モジュ
ールとが、上記基本機能インターフェースモジュールと
上記拡張機能インターフェースモジュールのいずれか一
方もしくは双方を介して情報交換を行い機能の連携を行
うものである。
【0009】また、この発明の車載情報システムは、上
記車載情報システムにおいて、拡張機能モジュールが、
プラットフォーム部に搭載された仮想プラットフォーム
と、上記仮想プラットフォームで解釈・実行され、上記
プラットフォーム部に依存しない言語で記述された拡張
機能アプリケーションとで構成され、上記基本機能イン
ターフェースモジュールを上記拡張機能アプリケーショ
ン内に備えたものである。
【0010】また、この発明の車載情報システムは、上
記車載情報システムにおいて、仮想プラットフォームは
Java仮想マシンであり、拡張機能アプリケーション
はJava言語で記述され、基本機能インターフェース
モジュールおよび拡張機能インターフェースモジュール
は、Javaネイティブインタフェースに従って通信す
るようにしたものである。
【0011】また、この発明の車載情報システムは、上
記車載情報システムにおいて、基本機能モジュールは、
複数の基本機能サブモジュールと拡張機能インターフェ
ースモジュールとからなり、上記基本機能サブモジュー
ルまたは拡張機能インターフェースモジュールは、通信
処理が必要な他のモジュールとの通信仕様を定義する通
信仕様定義部を有するものである。
【0012】また、この発明の車載情報システムは、上
記車載情報システムにおいて、拡張機能アプリケーショ
ンに含まれる基本機能インターフェースモジュールは、
基本機能モジュールを構成する複数の基本機能サブモジ
ュールの内、拡張機能の実行時に通信処理が必要な基本
機能サブモジュールに対しての基本機能インターフェー
スモジュールを設け、上記基本機能インターフェースモ
ジュールを介して上記基本機能サブモジュールの機能を
利用するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1を図を用いて説明する。図1はこの発明の実
施の形態1による車載マルチメディア装置(車載情報シ
ステム)のハードウェアの構成を示すブロック図であ
る。図において、1は後述の基本機能モジュール、拡張
機能モジュール等のプログラムを記録したROM、2は
基本機能モジュール、拡張機能モジュール等のプログラ
ムを実行するためのマイクロプロセッサ、3は基本機能
モジュール、拡張機能モジュール等のプログラムの実行
時にプログラムやデータを一時的に記憶するRAMであ
る。4はDVD−ROM/CD−ROM等の外部記憶メ
ディアを起動し、データを読み出す外部記憶装置ドライ
ブ、5は外部記憶装置ドライブ4とマイクロプロセッサ
2との間でデータの授受を実行する外部記憶装置インタ
ーフェース(外部記憶装置IF)である。6はマイクロ
プロセッサ2からの画像データや画像処理命令に応じて
フレームバッファ7に画像データを記憶させ、その画像
データに対する画像を液晶ディスプレイ等のディスプレ
イ8に描画するグラフィック制御回路である。9はリモ
ートコントローラや各種スイッチなどのユーザ操作部、
10はユーザ操作部9とマイクロプロセッサ2との間で
データの授受を実行する操作部インタフェースである
(操作部IF)。11はGPS受信機、車速パルス、ジ
ャイロ等のカーナビゲーションを行うための装置や、案
内音声、音楽再生のためのアンプ、スピーカ等を含めた
周辺機器であり、自車位置情報を取得するGPSレシー
バ、自車の向きを取得するジャイロ、自車の速度情報を
取得する車速パルスセンサ、音声案内を出力するスピー
カおよびその駆動回路、外部インフラストラクチャとの
通信を実行するFM多重放送受信機、電波ビーコン/光
ビーコン受信機、携帯電話機等が設けられている。12
は周辺機器11とマイクロプロセッサ2との間でデータ
の授受を実行する周辺機器インターフェース(周辺機器
IF)である。13は地図データベース等を予め記憶し
た外部記憶メディアである。外部記憶メディアにはDV
D−ROM/CD−ROM/メモリカード等がある。そ
の他、外部記憶装置としてのハードディスク等を設ける
ことも可能である。
【0014】なお、ROM1の代わりに、基本機能モジ
ュール、拡張機能モジュール等のプログラムをDVD−
ROMなどの記憶媒体に記録し、外部記憶メディアより
これらのプログラムを読み取り使用するようにしても良
い。またROM1に基本機能モジュールのみ記憶させて
おき、その他の拡張機能アプリケーションは外部記憶メ
ディア13に記録し、それを必要に応じて随時読み込ん
で使用するようにしても良い。
【0015】図2はこの発明の実施の形態1による車載
情報システムの構成を階層的に示す図である。図におい
て、20は車載情報システムハードウェア、21は車載
情報システムハードウェア20の各部を制御するデバイ
スドライバ、22はデバイスドライバ21を用いて、車
載情報システムの各ハードウェアを管理制御すると共
に、以降に述べる各モジュール群の動作環境を提供し、
プログラムを実行するナビゲーションOSである。20
0は、車載情報システムハードウェア20、デバイスド
ライバ21、ナビゲーションOS22よりなるプラット
フォーム部である。
【0016】30はナビゲーションOS22に依存した
ネイティブコードでプログラムされた基本機能モジュー
ルであって、車載情報システムハードウェア20からデ
バイスドライバ22を介して得た情報を元に、車両の現
在位置の計算、誘導経路の計算などを行い、さらにデバ
イスドライバ21を介して車載情報システムハードウェ
ア20に含まれる図示しない表示機や図示しないスピー
カ等に信号を送出し、表示、案内音声の再生などを行
う。基本機能モジュール30は、車載情報システムに必
須の機能として動作の高速化を計るためにマイクロプロ
セッサ2、およびナビゲーションOS30に適したネイ
ティブコードで予めROM1に記録して出荷される。あ
るいは、ROM1として電気的に書き換え可能なフラッ
シュメモリを用い、交換可能な外部記憶メディアである
DVD−ROM/CD−ROM13に記録され、起動時
あるいは所定のタイミングにてフラッシュメモリに書き
込み利用されるよう構成しても良い。
【0017】40は拡張機能モジュールであって、拡張
機能モジュール40は、マイクロプロセッサ2、および
ナビゲーションOS30に適したネイティブコードで予
めROM1に記録されているが、基本機能モジュール3
0に含まれない機能を提供するため、必要に応じて随時
RAM3にロードされ、起動される。あるいはROM1
に基本機能モジュールのみ記憶させておき、その他の拡
張機能モジュールは外部記憶メディア13に記録し、そ
れを必要に応じて随時RAM3に読み込んで使用するよ
うにしても良い。
【0018】31は拡張機能インターフェースモジュー
ルであって、拡張機能インターフェースモジュール31
は、基本機能モジュール30にあらかじめ含まれ、基本
機能モジュール30から拡張機能モジュール40の機能
を利用する際のインターフェースを定義したライブラリ
からなる。
【0019】41は基本機能インターフェースモジュー
ルであって、基本機能インターフェースモジュール41
は、拡張機能モジュール40に含まれ、拡張機能モジュ
ール40と同時にRAM3にロードされ、拡張機能モジ
ュールが基本機能モジュールの機能を必要とした際のイ
ンターフェイスを定義したライブラリからなる。
【0020】次に動作について説明する。基本機能モジ
ュール30は、基本的な車載情報サービスを提供するも
のとして、例えばナビゲーションサービスと通常の音楽
CD再生サービスを提供する。両者のサービスがメディ
アの種別によって自動で切り替えられる例を以下に説明
する。
【0021】図3において、電源投入後に基本機能が開
始された後、外部記憶装置ドライブ4に挿入されている
外部記憶メディア13の種別がST1によって行われ
る。ST1によって挿入されている外部記憶メディア1
3がナビ用CDであった場合には、ST2によってナビ
ゲーションサービスが開始され、ナビ用CD以外の例え
ば音楽用CDが挿入されていた場合にはST3によって
音楽再生サービスが開始される。なお、それぞれのサー
ビスが開始された後でも、外部記憶メディア13の交換
は、外部記憶装置ドライブ4によって検出され、再度S
T1の判定が行われる。
【0022】ST2においてナビゲーションサービスが
開始された後の、該サービスの基本的な動作を図4を用
いて説明する。図4において、ナビゲーションサービス
が開始されると、ST10にて周辺機器11に接続され
た図示しないGPS受信機からの測位信号を周辺機器I
F12を介してマイクロプロセッサ2で受信する。マイ
クロプロセッサ2で受信された測位信号は自車両の位置
(緯度経度)情報に変換され、ST11において自車両
の位置を含む周辺の地図を外部記憶装置IF5を介して
外部記憶装置ドライブ4を駆動し、外部記憶メディア1
3から地図データを読み出し、RAM3の所定領域に記
憶させる。ST12では所定のアルゴリズムに従い、読
み出された地図データを表示するために、グラフィック
制御回路6で必要とされるフォーマットに地図データを
変換するとともに、ST13にて自車位置を示すグラフ
ィックデータも同様に変換し、ST14にて表示データ
として変換しフレームバッファ7に転送する。ST15
では表示命令を実行し、グラフィック制御回路6はフレ
ームバッファ7に蓄えられた描画データを所定タイミン
グ毎に映像データに変換し、ディスプレイ8によって表
示する。このように構成することにより、例えばナビゲ
ーションサービスでは、常時自車周辺の地図をディスプ
レイ8によって表示する地図表示ナビゲーションサービ
スが運転者に提供される。
【0023】次に図3のST3にて音楽再生サービスが
起動された場合の動作を図5を用いて説明する。音楽再
生サービスが起動された後、ユーザにトラック数や再生
可能な時間などの表示を行うとともに、再生するトラッ
クを選択させるためのユーザインターフェース(UI)
の生成・表示をST20にて実行する。ST21では記
録されている音楽トラックの全リストの読込を行い、U
Iにて表示をおこなう。ST22において図示しない入
力装置によって、再生するトラックがユーザにより指定
されると、ST23にて、指定されたトラックのフォー
マット判定を行う。ST23で、記録フォーマットが通
常の音楽CDのフォーマット(CD−Audio)であ
った場合には、ST24にてトラックデータを読み込
み、ST25で周辺機器IF12の図示しないDA変換
装置にデータを送出し、送出されたデータは周辺機器1
1が持つ音響アンプ、スピーカ(ともに図示せず)によ
って再生される。
【0024】以上が基本機能モジュールの動作であり、
以下に拡張機能モジュールの動作の一例として音楽デー
タの拡張フォーマットの再生機能を例に取り説明を行
う。図5のST23にてフォーマットが判定され、CD
−Audio以外のファイルフォーマット、例えば楽曲
を圧縮記録するフォーマットであった場合、一旦マイク
ロプロセッサ2でデータを伸長する計算を実行する必要
があり、またこのような圧縮記録フォーマットは日々高
性能なものが出現するため、随時伸長プログラムも更新
の必要があり、これに対応した拡張機能モジュールを動
作開始する(ST26)ことが必要となる。
【0025】図6を用いて、拡張機能モジュールと基本
機能モジュールの連携について説明する。基本機能モジ
ュール30内の音楽再生サービスにおいて、フォーマッ
トがCD−Audio以外と判定された場合(ST2
3)には、ST26にて拡張機能モジュールを開始す
る。図6において、ST30にて拡張機能インターフェ
ースモジュール31内に用意された拡張機能確認インタ
ーフェース(IF)にフォーマットタイプをセットし、
インターフェース(IF)関数をコールする。拡張機能
確認IFは、メッセージ通信等のプロセス間/モジュー
ル間通信手法を用いて、拡張機能モジュール40内の拡
張機能確認部にフォーマットタイプとともに対応の可否
を問合せる。ST40では、拡張機能モジュール40で
の対応の可否を応答する。ST30において、対応が可
能であるとの応答を受信すると、ST31で拡張機能起
動インターフェース(IF)を介して拡張機能モジュー
ル40とメッセージ通信を行い、伸長処理プログラムの
起動をおこなう。ST30にて対応が不能であるとの応
答を受信するとUI部に対応が不能である旨を表示す
る。
【0026】ST31にて伸長処理プログラムが起動さ
れると、ST41で曲データの要求を行うが、この際は
拡張機能モジュール40内の基本機能インターフェース
モジュール41に用意された外部記憶装置IFに必要と
する曲のデータ取得要求を発行する。ST42にて、上
記外部記憶装置IFは基本機能モジュール30内の外部
記憶装置制御部に、その関数アドレスおよび制御の際に
セットすべきパラメータ類の情報をメッセージ通信によ
って送信する。次にST32では、外部記憶装置制御部
において、受信した情報を元に外部記憶装置ドライブか
ら楽曲のデータの取得を行う。取得された楽曲データ
は、ST33にて、拡張機能インターフェースモジュー
ル31内に定義された曲データバッファにセットされ、
ST43では、拡張機能モジュール40内の曲データ伸
長処理部においてセットされた曲データの伸長を行う。
伸長され再生可能となったデータは、ST44で、基本
機能インターフェースモジュール41部に定義されてい
るデータ送出インターフェース(IF)部を介して基本
機能モジュール30内のデータ送出部に送られ、ST3
4では通常のCD−Audioと同様に音楽再生用の周
辺機器IF12を介して図示しないアンプ・スピーカを
介して再生が行われる。
【0027】このように、本実施の形態においては、基
本機能と拡張機能の相互利用を実現するためのインタフ
ェースモジュールを各々の機能モジュール内に設け、ま
た、その際、個々のモジュールが必要とする連携機能に
必要なインターフェースのみを搭載するようにしたの
で、全体のモジュールサイズが低減し、システム全体の
信頼性が上がる。また、応答性が向上すると共に、初期
設計が容易となり、コストも低減できる効果がある。ま
た、拡張機能アプリケーションを基本機能とは独立して
開発、組み込むことが可能となり、既存部分の更新の際
にも全体の組込み工数を削減することが出来、開発コス
ト、開発期間などが有利となる。
【0028】実施の形態2.図7は本発明の実施の形態
2による車載情報システムの構成を階層的に示す図であ
る。図において、20〜31、200は実施の形態1と
同一であるので説明を省略する。40は機能の拡張を行
う拡張機能モジュールであり、拡張機能モジュール40
は大きく、仮想プラットフォーム42と、実際の処理を
行う拡張機能アプリケーション43とからなり、拡張機
能アプリケーション43は、拡張機能アプリケーション
43内に定義された基本機能インターフェースモジュー
ル41を搭載する。実施の形態1における拡張機能モジ
ュール40は、ナビゲーションOS22に依存したアプ
リケーションコードで記述されていたが、本実施の形態
2においては拡張機能モジュール40としてナビゲーシ
ョンOS22上で動作する仮想プラットフォーム42
と、ナビゲーションOS22の種別とは無関係に仮想プ
ラットフォーム42に対応したアプリケーションコード
で記述された拡張機能アプリケーション43とで構成さ
れている。
【0029】なお、仮想プラットフォーム42は拡張機
能モジュール40と一体にして外部記憶メディア13に
記録し、それを必要に応じて随時RAM3に読み込んで
使用するようにしても良いし、また、拡張機能モジュー
ル40と一体に、あるいは仮想プラットフォーム42の
み、予めROM1に記録しておき、必要に応じて随時R
AM3にロードしてもよい。
【0030】図8に、本実施の形態2における基本機
能、拡張機能の連携動作の詳細を音楽再生サービスを例
に取り説明する。実施の形態1と同様に、CD−Aud
io以外の音楽フォーマットの再生要求が基本機能モジ
ュールの音楽再生サービスで発生すると、ST35にお
いて拡張機能インターフェースモジュール31に用意さ
れた仮想プラットフォーム起動命令が実行され、拡張機
能モジュール40で仮想プラットフォーム42が起動さ
れる。仮想プラットフォーム42は、起動が完了したこ
とを戻り値としてST35の仮想プラットフォーム起動
命令に返信し、ST35にて起動が完了したことを知る
と、ST30で拡張機能インターフェースモジュール3
1内に用意された拡張機能確認IFを介してサービスへ
の対応可否の問合せを行う。以下実施の形態1における
動作と同様であるので省略する。
【0031】このように構成することにより、拡張機能
アプリケーション43はナビゲーションOS22の種別
と独立して記述することが可能となり、機種の変更やナ
ビゲーションOSの変更によらず同一のアプリケーショ
ンモジュールを利用できるため、開発のコスト、期間の
低減、資源の再利用などが可能になる。
【0032】実施の形態3.図9は本発明の実施の形態
3による車載情報システムの構成を階層的に示す図であ
る。本実施の形態3は、実施の形態2における仮想プラ
ットフォーム42をJava Virtual Mac
hine(JVM)とし、拡張機能アプリケーション4
3、基本機能インターフェースモジュール41を、JV
Mによって動作するJavaアプリケーションコードで
記述したものである。また、ナビゲーションOS22に
依存するコードで記述された基本機能モジュール30
と、拡張機能アプリケーション43及び基本機能インタ
ーフェースモジュール41との間のメッセージまたはデ
ータ通信を、Java Native Interfa
ce(JNI)44を用いて行うように構成する。
【0033】図9において、20〜31、200は実施
の形態1、2と同一であるので説明を省略する。40
は、機能の拡張を行う拡張機能モジュールであり、拡張
機能モジュール40はJVM42と、実際の処理を行う
Java言語で記述された拡張機能アプリケーション4
3とで構成され、拡張機能アプリケーション43内には
基本機能インターフェースモジュール41を搭載する。
基本機能モジュール30の内部で定義された拡張機能イ
ンターフェース31、ならびに拡張機能アプリケーショ
ン43の内部で定義された基本機能インターフェースモ
ジュール41はともにJNI44の通信仕様に従ってデ
ータ・コマンドの交換を行う。
【0034】図10に、本実施の形態3における基本機
能、拡張機能の連携動作の詳細を音楽再生サービスを例
に取り説明する。実施の形態1、2と同様に、CD−A
udio以外の音楽フォーマットの再生要求が基本機能
モジュールの音楽再生サービスで発生すると、ST35
にて拡張機能インターフェースモジュール31に用意さ
れたJVM起動部で起動命令が実行され、拡張機能モジ
ュール40でコンストラクタ関数をコールすることによ
りJVM42が起動される。JVM42が起動すると、
ST35ではJVM42のワークエリアへのポインタを
コンストラクタ関数の戻り値として取得し、このポイン
タの指す変数を知ることで、拡張機能モジュール40と
基本機能モジュール30間のデータ・コマンド交換の準
備が整う。
【0035】JVM起動後、ST30ではJavaアプ
リケーションとして拡張機能モジュール40に特定の伸
長プログラムの存在・対応可否を問合せるコマンドを発
行し、拡張機能モジュール40内のST40で問い合わ
せに対する応答を行う。対応動作が可能であることが判
明した後、ST31では、ST35で取得したワークエ
リアを利用し、拡張機能アプリケーションとして伸長処
理プログラムを起動させ、さらにその戻り値として、伸
長処理プログラムと基本機能モジュールが共有するワー
クエリアのポインタを取得し、以下のデータ交換のため
の準備を行う。ST41では伸長処理プログラムの起動
後、処理を行う曲のデータを得るため、基本機能インタ
ーフェースモジュール41内の外部記憶装置IFをコー
ルする。外部記憶装置IFは、基本機能モジュール30
内の外部記憶装置制御部に対し、共有変数のアドレスや
コマンドパターンを模擬する、代理アクセスパターンが
定義されており、ST42で上記代理アクセスパターン
に対してアクセスされると、JNI44部により基本機
能モジュール30内の関数および変数パターンに変換さ
れ外部記憶装置制御部が操作される。これによりST3
2では、外部記憶装置制御部にて、外部記憶メディア1
3から再生する曲のデータが取得され、これをST33
にて拡張機能アプリケーション43部で利用可能とする
ために、曲データバッファに転送される。ST33で曲
データバッファは、先のST31で取得した共有変数の
ポインタを利用し、曲データバッファとして確保した共
有エリアにデータを保管し、また保管したことを拡張機
能アプリケーション43内の曲データ伸長の処理部にコ
マンドとして送信する。ST43で、伸長処理を行い、
通常の周辺機器11で再生可能に変換された曲データ
は、ST44にて、基本機能モジュール30内のデータ
送出用データバッファへのポインタおよび基本機能モジ
ュール30内のデータ送出部の関数ポインタを利用した
基本機能インターフェースモジュール41内のデータ送
出IFを介して送出され、ST34にて周辺機器IF1
2を介して、周辺機器11へ送出され再生される。
【0036】以上のように構成することにより、プラッ
トフォームやナビゲーションOSの種別に左右されるこ
と無く、汎用のJava言語で記述された拡張機能を利
用することが可能となり,また、拡張機能の開発におい
てもプラットフォーム、ナビゲーションOSが変更され
ても再利用が可能となる利点が得られる。
【0037】実施の形態4.図11は本発明の実施の形
態4による車載情報システムの構成を示す図であり、実
施の形態1〜3とは別の基本機能モジュールの構成の例
を示す。図11において、30は車載情報システムにお
ける基本的な機能を提供するプログラムからなる基本機
能モジュールである。301〜303は基本機能モジュ
ールで提供される各々の基本機能をさらに構成の小さな
サブモジュールに分割して定義したもので、例えば基本
機能サブモジュール301は音楽再生、基本機能サブモ
ジュール302はビゲーションのサービスを行うナビゲ
ーションサブモジュールであり、基本機能サブモジュー
ル303は、インターネット、専用情報センタなどのネ
ットワーク情報を参照するためのブラウジングサービス
を行うサブモジュールとして構成される。304は各基
本機能サブモジュール内に含まれたモジュール通信イン
ターフェース(IF)であって、他のモジュールとの通
信処理を行う。さらに305、3062、3063はモ
ジュール通信IF304の内部に設けられ、他のモジュ
ールとの通信仕様を定義したサブモジュールAPI(A
pplication Programming In
terface)(通信仕様定義部)であって、305
は拡張機能インターフェース31との通信仕様が定義さ
れた拡張機能APIであり、3062は基本機能サブモ
ジュール302との通信仕様が定義されたサブモジュー
ルAPI、3063は基本機能サブモジュール303と
の通信仕様が定義されたサブモジュールAPIである。
サブモジュールAPI3062、3063は基本機能サ
ブモジュール301と他の基本機能サブモジュール30
2、303との関連がある場合に必要となるものであ
り、関連が無ければ必要ない。他の基本機能サブモジュ
ール302、303においても同様に、他のモジュール
との通信処理を行うモジュール通信IFを有しており、
モジュール通信IF内には必要な拡張機能API及びサ
ブモジュールAPIを有する。31は、基本機能モジュ
ール30内に用意された拡張機能とのインターフェース
を行う拡張機能インターフェースモジュールであり、さ
らに拡張機能インターフェースモジュール31内には、
基本機能サブモジュール301と同様にモジュール通信
インターフェース(IF)314を有し、モジュール通
信IF314内にはサブモジュールAPI3161、3
162、3163を有する。
【0038】さらに、図12に、モジュール通信IF3
04、およびサブモジュールAPI3062、3063
の詳細を示す。図12において、3062、3063は
モジュール通信IF304の内部に定義されたサブモジ
ュールAPIの一例であり、3062はナビゲーション
サービス基本機能サブモジュールに、3063はブラウ
ザサービス基本機能サブモジュールに対応したサブモジ
ュールAPIである。サブモジュールAPI3062、
3063では、対応する各モジュールについて、それぞ
れのモジュールが提供可能な機能およびその機能を利用
するためのデータ交換フォーマットなどがAPI(Ap
plication Programming Int
erface)として定義される。例えば、図12の例
ではブラウザ基本機能モジュールについては、定義され
ているサービスの名称やデータ・コマンド交換を行う際
の関数名称とともに、コマンドエリア、引数エリア、戻
り値エリアなどデータ・コマンド交換を行うフォーマッ
ト類が規定されていることを示す。すなわち、ブラウザ
のサービスには、関数名称としてBrowser_Mo
duleを利用し、そのコマンドとして起動、終了ある
いは検索実行等などを記述し、さらに、関数の引数とし
て例えば検索対象とするアドレスを記述すればよく、こ
の関数の戻り値として成功/失敗などの状態値が得られ
る。
【0039】次に、前述のAPIによる定義に従って基
本機能サブモジュールより関数がコールされると、モジ
ュール通信IF内部で定義されたメッセージ通信処理部
307は所定の手続きに従いメッセージ通信を用いて他
のサブモジュールに情報を送信する。
【0040】一方、メッセージを送信された基本機能サ
ブモジュールでは、同じくモジュール通信IF304内
のメッセージ受信処理部308がメッセージ通信を受信
し、所定の手続きに従い、サブモジュールAPIで定義
されていた関数、データ・コマンド類を各基本機能サブ
モジュール304内の実行処理部に転送し、処理を実行
する。
【0041】さらに、図13に拡張機能インターフェー
スモジュール31との連携についての詳細を示す。図1
3において、305は拡張機能インターフェースモジュ
ール31を介し、拡張機能モジュール40でサービスさ
れる拡張機能サービスを利用するための拡張機能API
であって、前述のサブモジュールAPI3062、30
63と同様に、拡張機能のサービスの名称やデータ・コ
マンド交換を行う際の関数名称とともに、コマンドエリ
ア、引数エリア、戻り値エリアなどデータ・コマンド交
換を行うフォーマット類が規定される。基本機能サブモ
ジュール301の内部処理において、拡張機能モジュー
ル40の機能が必要となった場合、内部処理は、拡張機
能API305で拡張機能の呼び出しを行う。
【0042】拡張機能API305のコールは、メッセ
ージ通信処理307を介し、拡張機能インターフェース
モジュール31内のモジュール通信IF314に伝達さ
れ、さらにモジュール通信IF314内のメッセージ受
信処理部320で受信される。メッセージ受信処理部3
20で受信された拡張機能の呼び出しは、JNI通信処
理部318およびJNI44を介して拡張機能モジュー
ル40で利用可能な形式に変換され、所定の拡張機能が
呼び出される。
【0043】拡張機能モジュール40側から、基本機能
サブモジュール30の機能利用を行う場合には、上記と
は逆にJNI44を介した呼び出しが、JNI受信処理
部319で受信される。JNI受信処理部319では、
拡張機能モジュール40からの呼び出しを機能の種類に
よって該当するサブモジュールAPI3161、316
2、3163を利用して、メッセージ通信処理部317
を介し、必要とする基本機能サブモジュールの呼び出し
を行う。サブモジュールAPI3161、3162、3
163等を利用して送信されたメッセージは該当する基
本機能サブモジュールのモジュール通信IF304内に
定義されたメッセージ受信処理部308を介し、実行処
理部309にて必要とするサブモジュール処理が呼び出
される。
【0044】なお、上記実施の形態においては、各基本
機能サブモジュールのモジュール通信IF304内に、
拡張機能インターフェースモジュール31との通信処理
を行うサブモジュールAPI(拡張機能API)305
と、他の基本機能サブモジュールとの通信処理を行うサ
ブモジュールAPI3062、3063とを有するも
の、及び拡張機能インターフェースモジュール31のモ
ジュール通信IF314内に、各基本機能サブモジュー
ル301、302、303との通信処理を行うサブモジ
ュールAPI3161、3162、3163を有するも
のを示したが、モジュール通信IF304、314内に
は、上記各モジュール間の通信処理が必要なモジュール
に対してのみのサブモジュールAPIを設ければよいこ
とは言うまでもない。
【0045】以上のように構成することにより、基本機
能モジュールを個々の機能に分割したサブモジュールと
することが可能となり、各サブモジュール単位に機能の
入れ替えが可能となる。さらに連携を行うためのサブモ
ジュールAPI部も個々のサブモジュールに対応する形
で細分化することが可能となり、サブモジュール単位の
入れ替えに対応して、変更が容易となり、機能の改訂に
要するソフトウェアの規模、開発工数、さらには組込み
時の不具合処理や組込みコストなどの低減が可能とな
る。また、拡張機能モジュールの処理体系は、拡張機能
APIによって隠蔽され、基本機能サブモジュールは拡
張機能モジュールの処理体系に左右されること無く拡張
機能モジュールの機能を利用することが可能となる。
【0046】実施の形態5.図14は本発明の実施の形
態5による車載情報システムの構成を示す図であり、本
発明の拡張機能モジュールについての別の構成例を示
す。図14において、基本機能モジュール部の構成は、
実施の形態4における基本機能モジュールの説明と同一
であるので省略する。40は拡張機能モジュールであ
り、大きくJVM42と拡張機能アプリケーション43
からなる。拡張アプリケーション43は、実際の拡張機
能を実行する拡張機能実行モジュール414と、基本機
能モジュール30からのJNI44を介した通信を処理
するJNI通信処理部410と、拡張機能実行モジュー
ル414から基本機能モジュール30内の各基本機能サ
ブモジュール301、302、303の各々を利用する
ための基本機能インターフェースモジュール411、4
12、413とからなる。
【0047】本実施の形態において、基本機能サブモジ
ュール301等が拡張機能実行モジュール414の機能
を利用するための拡張機能実行モジュール414の関
数、データ形式等は前述のようにサブモジュールAPI
305で定義されており、拡張機能インターフェースモ
ジュール31のそれぞれの機能とJNI44を介して拡
張機能アプリケーション414内のJNI通信処理部4
10に渡される。JNI通信処理部410では、受け取
った関数を呼び出し、データ等を拡張機能実行モジュー
ル414が解釈可能な形式に変換し、拡張機能実行モジ
ュール414がこれを実行する。
【0048】拡張機能実行モジュール414から基本機
能モジュール30内の各基本機能サブモジュール301
等の機能を利用するには、拡張機能アプリケーション4
3内に用意された基本機能インターフェースモジュール
411、412、413等を利用する。基本機能インタ
ーフェースモジュールは、拡張機能実行モジュール41
4で必要となる基本機能サブモジュールの個々に対応し
て用意され、拡張機能インターフェースモジュール31
内で使用されているサブモジュールAPI3161、3
162、3163等のそれぞれに対して同等のAPI機
能をJava言語で記述した代理パターンとして定義す
る。代理パターンは、拡張機能アプリケーション43で
アクセス可能な関数・変数形式で定義され、この代理パ
ターンはJNI44を介して前述のJNI受信処理31
9で解釈され、拡張機能インターフェースモジュール3
1のサブモジュールAPIを利用して、各基本機能サブ
モジュールに伝達される。
【0049】なお、上記実施の形態においては、拡張機
能モジュール40の拡張機能アプリケーション43内
に、複数の基本機能サブモジュール301、302、3
03に対応して、複数の基本機能インターフェースモジ
ュール411、412、413を設けたが、上記複数の
基本機能サブモジュールの内、通信処理が必要な基本機
能サブモジュールに対してのみ基本機能インターフェー
スモジュールを設ければよい。
【0050】このように構成することにより、拡張機能
実行モジュール414からは、拡張機能モジュールで通
常に利用可能な関数を用い、かつ基本機能モジュール3
0の処理体系に依存することなく基本機能サブモジュー
ルを利用することが可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ハー
ドウェア、及び上記ハードウェアを管理制御すると共
に、プログラムを実行する基本ソフトウェアからなるプ
ラットフォーム部と、上記プラットフォーム部の起動と
同時に動作を開始し、基本的な車載情報サービスを提供
するプログラムからなる基本機能モジュールと、上記プ
ラットフォーム部に必要に応じて随時組み込まれて起動
され、拡張車載情報サービスを提供するプログラムから
なる拡張機能モジュールとを備えた車載情報システムで
あって、上記基本機能モジュール内には、上記拡張機能
モジュールとの情報・コマンド交換を行う拡張機能イン
ターフェースモジュールを、上記拡張機能モジュール内
には、上記基本機能モジュールとの情報・コマンド交換
を行う基本機能インターフェースモジュールを備え、上
記拡張機能モジュールと上記基本機能モジュールとが、
上記基本機能インターフェースモジュールと上記拡張機
能インターフェースモジュールのいずれか一方もしくは
双方を介して情報交換を行い機能の連携を行うので、追
加搭載すべきモジュールの量が削減され、システム全体
の信頼性が上がると共に、初期設計が容易な車載情報シ
ステムが提供できる効果がある。また、車載情報システ
ムに新規機能の追加が必要となった場合にも容易に機能
追加が可能であり、利用者の要望に応じたシステムを提
供できるととともに、それぞれを個別に開発、進化させ
ることが可能となり、開発コスト、期間の点でも向上が
期待できるという効果がある。
【0052】また、この発明によれば、上記車載情報シ
ステムにおいて、拡張機能モジュールが、プラットフォ
ーム部に搭載された仮想プラットフォームと、上記仮想
プラットフォームで解釈・実行され、上記プラットフォ
ーム部に依存しない言語で記述された拡張機能アプリケ
ーションとで構成され、上記基本機能インターフェース
モジュールを上記拡張機能アプリケーション内に備えた
ので、拡張機能をプラットフォームやOSなどに依存す
ることなく開発することが可能となり、拡張機能の開
発、提供が迅速に行えるという効果がある。また、基本
機能やプラットフォーム、OS等を変更する際にも開発
した資源の有効活用が図れる効果がある。
【0053】また、この発明によれば、上記車載情報シ
ステムにおいて、仮想プラットフォームはJava仮想
マシンであり、拡張機能アプリケーションはJava言
語で記述され、基本機能インターフェースモジュールお
よび拡張機能インターフェースモジュールは、Java
ネイティブインタフェースに従って通信するようにした
ので、プラットフォーム、OSなどの制約にとらわれる
ことなく迅速な拡張機能の提供が可能となり、また、汎
用に用意されているJavaアプリケーションを再利用
することが可能となるため、資源の再利用による開発コ
ストの低減、迅速な機能の提供が可能になる効果があ
る。
【0054】また、この発明によれば、上記車載情報シ
ステムにおいて、基本機能モジュールは、複数の基本機
能サブモジュールと拡張機能インターフェースモジュー
ルとからなり、上記基本機能サブモジュールまたは拡張
機能インターフェースモジュールは、通信処理が必要な
他のモジュールとの通信仕様を定義する通信仕様定義部
を有するので、基本機能部を個別に分割したことによ
り、個々の機能についての分割した開発が可能となり全
体の開発効率を向上できる効果を持つ。また、連携のた
めのインターフェースを定義したことにより、一つのモ
ジュールの更新が他のモジュールに影響を与えることな
く可能となるため、全体の機能が大きくなったとしても
コンパイル、デバッグなどの開発作業が極小化される効
果がある。
【0055】また、この発明によれば、上記車載情報シ
ステムにおいて、拡張機能アプリケーションに含まれる
基本機能インターフェースモジュールは、基本機能モジ
ュールを構成する複数の基本機能サブモジュールの内、
拡張機能の実行時に通信処理が必要な基本機能サブモジ
ュールに対しての基本機能インターフェースモジュール
を設け、上記基本機能インターフェースモジュールを介
して上記基本機能サブモジュールの機能を利用するよう
にしたので、それぞれの機能の独立した開発、改訂が可
能となり、全体の機能が大きくなったとしてもコンパイ
ル、デバッグなどの開発作業が極小化される効果を有す
るとともに、機種に依存せず、拡張機能の相互利用が可
能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車載情報シス
テムのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による車載情報シス
テムの構成を階層的に示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係わる提供情報サ
ービスの選択についての動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1に係わるナビゲーシ
ョンサービスの動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図5】 この発明の実施の形態1に係わる音楽再生サ
ービスの動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態1に係わる拡張機能モ
ジュールと基本機能モジュールの連携動作を説明する説
明図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による車載情報シス
テムの構成を階層的に示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2に係わる拡張機能モ
ジュールと基本機能モジュールの連携動作を説明する説
明図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による車載情報シス
テムの構成を階層的に示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態3に係わる拡張機能
モジュールと基本機能モジュールの連携動作を説明する
説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態4に係わる基本機能
モジュールの構成を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態4に係わるモジュー
ル間の通信仕様を説明する説明図である。
【図13】 この発明の実施の形態4に係わる拡張機能
インターフェースモジュールと基本機能モジュールの連
携動作を説明する説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態5に係わる拡張機能
モジュールと基本機能モジュールの連携動作を説明する
説明図である。
【図15】 従来のナビゲーション装置の構成を階層的
に示す図である。
【符号の説明】
1 ROM、2 マイクロプロセッサ、3 RAM、4
外部記憶装置ドライブ、5 外部記憶装置IF、6
グラフィック制御回路、7 フレームバッファ、8 デ
ィスプレイ、9 ユーザ操作部、10 ユーザ操作部I
F、11 周辺機器、12 周辺機器IF、13 外部
記憶メディア、20 車載情報システムハードウェア、
21 デバイスドライバ、22 ナビゲーションOS、
30 基本機能モジュール、31 拡張機能インターフ
ェースモジュール、40 拡張機能モジュール、41
基本機能インターフェースモジュール、42 仮想プラ
ットフォーム、43 拡張機能アプリケーション、44
JNI、301,302,303 基本機能サブモジ
ュール、304,314 モジュール通信IF、30
5,3062,3063,3161,3162,316
3 サブモジュールAPI、307,317 メッセー
ジ通信処理部、308,320 メッセージ受信処理
部、318,410 JNI通信処理部、319 JN
I受信処理部、411,412,413 基本機能イン
ターフェースモジュール、414 拡張機能実行モジュ
ール、50 ナビゲーションハードウェア、52 デバ
イスドライバ、54 ナビゲーション、56 ナビゲー
ション基本動作部、58 Javaバーチャルマシン
部、60 車両用マルチメディアプログラム部、62
Java基本API、64 サービスモジュール、66
ナビ用クラスライブラリ、68 Java拡散AP
I、70 ナビプログラムAPI。
フロントページの続き (72)発明者 上川 哲生 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 吉田 実 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 池内 智哉 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 下谷 光生 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC04 AC14 AC18 5B076 EA02 EA10 5H180 AA01 BB02 BB04 BB05 BB12 BB13 EE18 FF04 FF05 FF22 FF25 FF27 FF33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードウェア、及び上記ハードウェアを
    管理制御すると共に、プログラムを実行する基本ソフト
    ウェアからなるプラットフォーム部と、上記プラットフ
    ォーム部の起動と同時に動作を開始し、基本的な車載情
    報サービスを提供するプログラムからなる基本機能モジ
    ュールと、上記プラットフォーム部に必要に応じて随時
    組み込まれて起動され、拡張車載情報サービスを提供す
    るプログラムからなる拡張機能モジュールとを備えた車
    載情報システムであって、上記基本機能モジュール内に
    は、上記拡張機能モジュールとの情報・コマンド交換を
    行う拡張機能インターフェースモジュールを、上記拡張
    機能モジュール内には、上記基本機能モジュールとの情
    報・コマンド交換を行う基本機能インターフェースモジ
    ュールを備え、上記拡張機能モジュールと上記基本機能
    モジュールとが、上記基本機能インターフェースモジュ
    ールと上記拡張機能インターフェースモジュールのいず
    れか一方もしくは双方を介して情報交換を行い機能の連
    携を行うことを特徴とする車載情報システム。
  2. 【請求項2】 拡張機能モジュールは、プラットフォー
    ム部に搭載された仮想プラットフォームと、上記仮想プ
    ラットフォームで解釈・実行され、上記プラットフォー
    ム部に依存しない言語で記述された拡張機能アプリケー
    ションとで構成され、上記基本機能インターフェースモ
    ジュールを上記拡張機能アプリケーション内に備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の車載情報システム。
  3. 【請求項3】 仮想プラットフォームはJava(登録
    商標)仮想マシンであり、拡張機能アプリケーションは
    Java言語で記述され、基本機能インターフェースモ
    ジュールおよび拡張機能インターフェースモジュール
    は、Javaネイティブインタフェースに従って通信す
    ることを特徴とする請求項2記載の車載情報システム。
  4. 【請求項4】 基本機能モジュールは、複数の基本機能
    サブモジュールと拡張機能インターフェースモジュール
    とからなり、上記基本機能サブモジュールまたは拡張機
    能インターフェースモジュールは、通信処理が必要な他
    のモジュールとの通信仕様を定義する通信仕様定義部を
    有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の車載情報システム。
  5. 【請求項5】 拡張機能アプリケーションに含まれる基
    本機能インターフェースモジュールは、基本機能モジュ
    ールを構成する複数の基本機能サブモジュールの内、拡
    張機能の実行時に通信処理が必要な基本機能サブモジュ
    ールに対しての基本機能インターフェースモジュールを
    設け、上記基本機能インターフェースモジュールを介し
    て上記基本機能サブモジュールの機能を利用するように
    したことを特徴とする請求項4記載の車載情報システ
    ム。
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