JP2002318273A - 一方向通信を利用した移動局測位システム - Google Patents

一方向通信を利用した移動局測位システム

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JP2002318273A
JP2002318273A JP2001123267A JP2001123267A JP2002318273A JP 2002318273 A JP2002318273 A JP 2002318273A JP 2001123267 A JP2001123267 A JP 2001123267A JP 2001123267 A JP2001123267 A JP 2001123267A JP 2002318273 A JP2002318273 A JP 2002318273A
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antenna
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Akinori Kimoto
昭則 木元
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JEKKU KK
JECC Co Ltd
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JEKKU KK
JECC Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一方向通信されるVRS情報を用いて、高精度
の測位位置情報を取得し而も通信コストを低減させ、移
動局測位にVRSを広く利用可能とすること。 【解決手段】この発明の一方向通信を利用した移動局測
位システムでは、複数の固定基準局R1〜R4で囲まれ
る区域内に複数のアンテナ局Ak(A1〜An)が仮想
基準点として設置され、VRS情報放送センターSS
は、各固定基準局R1〜R4からの衛星観測情報に基づ
いて、仮想基準点(Ak)におけるVRS情報を生成す
る。各アンテナ局Akは、自局を仮想基準点とするVR
S情報をVRS情報放送センターSSから移動局SMに
一方向に通信する。移動局SMは、受信されたVRS情
報及び移動局SMのGPS観測情報に基づいて移動局S
MをVRS方式で測位する。この測位に用いられるVR
S情報は、移動局に最も近い基準点である信号強度最強
のアンテナ局から取得される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動局のVRS
測位システム、より詳しくいうと、VRS方式による高
精度の測位手法を移動局の測位に広く利用し得るように
改良した一方向通信を利用した移動局測位システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】GPSを利用した測位システムといえ
ば、カーナビゲーションをすぐに思いつくが、殆どのカ
ーナビゲーションの測位方法は、GPS(汎地球測位シ
ステム;Global Posisioning System )の単独測位によ
る手法で行っており、精度が50m〜10mと悪いの
で、道路線情報にマッチングさせて無理やり道路上に強
制表示させているのが実情である。従って、このような
ナビゲーションを人が歩くときの測位手法と考えた場合
には、車が走行できない小道を歩行していくことも想定
されるので、GPS単独測位の方法は利用することがで
きないのが実情である。
【0003】このような問題に対処可能な方法には、例
えば、VRS(仮想基準点;Virtual Reference Statio
n )方式のD−GPS〔ディファレンシャル(Differen
tial)GPS〕測位方法が考えられる。この方法を用い
ると、測位精度が大幅に向上(1m〜0.5m)するの
で、人が歩いて使用するナビゲーション手法として十分
に利用することが期待される。しかしながら、VRS方
式によるD−GPS測位を用いて移動局を測位する方法
では、移動局は、自局のD−GPS測位のために必要な
補正情報を得るのに、携帯電話などを使用してVRS情
報配信サーバとの間で双方向の通信を行う必要がある。
つまり、この方法では、双方向通信システムを必要とす
るので、通信費用が多大になるという欠点が現れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、一方向通
信によるVRS情報を利用してVRS測位を行うことに
より、高精度の位置情報を取得し而も通信コストを低減
し、高精度のVRS測位手法を移動局の測位に広く利用
することができるようにした移動局測位システムを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の主たる特徴に
従うと、複数の固定基準局からの衛星観測情報に基づい
て仮想基準点におけるVRS参照情報を生成するVRS
情報放送センターと、仮想基準点に対応する位置に設置
され、VRS情報放送センターからの当該仮想基準点の
VRS参照情報を移動局に通信するアンテナ局と、アン
テナ局からのVRS参照情報を受信し、受信されたVR
S参照情報及び移動局のGPS観測情報に基づいて移動
局をVRS方式で測位する移動局とから成ることを特徴
とする一方向通信を利用した移動局測位システム(請求
項1)が提供される。
【0006】この発明の移動局測位システムにおいて
は、移動局は、ディファレンシャルGPS観測方式又は
リアルタイムキネマテックGPS観測方式で測位を行う
ことができ(請求項2)、また、複数のアンテナ局のう
ち、移動局に最も近いアンテナ局からのVRS参照情報
を用いて測位するように構成され(請求項3)、さら
に、複数のアンテナ局のうち、VRS参照情報の信号強
度が最も強いアンテナ局からのVRS参照情報を用いて
測位するように構成することができる(請求項4)。
【0007】〔発明の作用〕この発明による移動局測位
システムの主たる特徴によると、複数の固定基準局(R
1〜R4)で囲まれる位置にアンテナ局(Ak;A1〜
An)が設置され、VRS情報放送センター(SS)
は、各固定基準局(R1〜R4)からの衛星観測情報に
基づいて、アンテナ局(Ak)の設置位置を仮想基準点
とし、この仮想基準点におけるVRS参照情報(移動局
でのVRS測位に必要な補正情報や仮想衛星情報などの
情報)を生成する。アンテナ局(Ak)は、VRS情報
放送センター(SS)からの当該仮想基準点のVRS参
照情報を移動局(SM)に一方向に通信する。移動局端
末装置は、アンテナ局(Ak)からのVRS参照情報を
受信し、受信されたVRS参照情報及び移動局(SM)
のGPS観測情報に基づいて移動局(SM)をVRS方
式で測位する。なお、括弧書きは、理解の便のために例
示的に付記したものであり、後述する実施例において対
応する用語又は記号を表わしている。
【0008】この発明による移動局測位システムにおい
て、移動局は、ディファレンシャルGPS(D−GP
S)観測方式又はリアルタイムキネマテックGPS(R
TK−GPS)観測方式で測位を行い、複数のアンテナ
局(A1〜An)のうち、移動局(SM)に最も近いア
ンテナ局からのVRS参照情報を用いて測位する。この
測位に用いられるVRS参照情報は、例えば、複数のア
ンテナ局(A1〜An)のうち、VRS参照情報の信号
強度が最も強いアンテナ局からのVRS参照情報であ
る。
【0009】このシステムの動作をより具体的に説明す
ると、次のとおりである。VRS情報放送センター(S
S)では、コンピュータシステムを用いて、D−GPS
方式を利用する場合には、各アンテナ局(Ak;A1〜
An)が配置された仮想基準点にGPS受信機を設置し
たと仮定したときに単独測位で算出されるであろう推定
座標値を求め、求められた推定座標値と既知の仮想基準
点位置との差を表わす補正情報(Δ)を生成し、また、
RTK−GPS方式を利用する場合は、各仮想基準点
(Ak;A1〜An)にGPS受信機を設置したと仮定
して、このGPS受信機が受信するであろう仮想衛星情
報を生成する。このようにして生成された各補正情報
(Δ)或いは仮想衛星情報は、VRS参照情報として、
対応する各アンテナ局(Ak)から送信(放送)され
る。これに対して、移動局(SM)は、送信されたVR
S参照情報(補正情報或いは仮想衛星情報)を利用し
て、D−GPS測位やRTK−GPS測位を実施する。
【0010】アンテナ局(Ak)の一配置例を挙げれ
ば、一つのVRS情報放送センター(SS)によるVR
Sサービスエリアを、70kmから100Km範囲と
し、仮想基準点となるアンテナ局(Ak)の位置は、V
RSサービスエリア全体をカバーするように、10km
程度の半径で円を数個描き(10km程度の間隔で)、
エリア内に固定的に配置することができる。なお、この
例は、測位精度が或る程度劣化してもよい場合や、初期
化時間が多少長くなってもさほど問題にならない場合
に、十分な実用的価値を生じる。
【0011】この発明では、このように、VRS情報放
送センター(SS)からアンテナ局(Ak)を介して、
当該アンテナ局が位置する仮想基準点のVRS参照情報
を、移動局(SM)に対して一方向に通信し、移動局
(SM)では、最も近い仮想基準点のアンテナ局(A
k)のVRS参照情報を利用して、高精度のD−GPS
やRTK−GPS観測によるVRS測位を行う。従っ
て、VRS測位による高精度の測位(ポジショニング)
性能を実現しつつ、VRS参照情報取得のためのコスト
を大幅に低減することができる。
【0012】一般に、VRS方式で移動局測位を高精度
に実施しようとすれば、D−GPSやRTK−GPS測
位の測位精度や初期化時間が短くて済むように、仮想基
準局(点)を移動局(ローバー;rover )の近傍に作成
する必要がある。このため、VRS参照情報を提供する
VRS配信サーバに対して、移動局側からGPS単独測
位により求められた移動局位置情報を送信して仮想基準
点におけるVRS参照情報の作成を要求しなければなら
ない。
【0013】これに対して、この発明では、VRS参照
情報を提供するVRS情報放送センターから、ラジオや
FM放送局のように、所謂“タレ流し”でVRS参照情
報を放送しておき、移動局側ではこのVRS参照情報を
受信するだけで高精度なVRSシステムを利用すること
ができる。つまり、一方向の通信で非常に高精度な移動
局測位のための運営が可能となる。
【0014】以上のように、この発明によると、移動局
側から単独測位の位置情報を送信しなくても、VRS情
報放送センター側から放送し放しで、測位システムの運
営が可能になる。また、センターからのVRS参照情報
の放送は、商用放送と同様に無料で提供したり、或い
は、会員制などで非常に低廉な利用料で済むので、VR
S参照情報の取得に要する移動局側ユーザの通信コスト
は、極めて低くすることができる。
【0015】つまり、この発明では、多大な通信費用が
かかる双方向の通信を使用することなく、VRSシステ
ムを利用するようにしているので、通信費が極めて廉価
になり、コストパーフォーマンスが非常に良くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単
なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の構成変更が可能である。
【0017】図1は、この発明の一実施例による移動局
測位システムにおける移動局のハードウエア構成例を極
く概略的に示す概略ハードウエアブロック図である。こ
の例では、移動局(SM)の測位のために、モバイルタ
イプのパーソナルコンピュータ(モバイルコンピュー
タ;mobile computer )1が本体システムとして用いら
れ、GPS受信機構2及び携帯通信端末(VRS受信機
ともいう。)3が観測情報取得機構として用いられる。
【0018】モバイルコンピュータ1は、例えば、PD
A(Personal Digital Assistants)や携帯型ノートパ
ソコンなどのように、携帯しつつデータ処理やデータ送
受信を行うことができる情報ツールであり、CPU(中
央処理装置)11、記憶装置12、タッチパネルディス
プレイ13、インターフェース14を備え、これらの要
素11〜14はバス15を介して互いに接続されてい
る。
【0019】システム全体を制御するCPU11は、所
定のプログラムに従って種々の制御を行い、モバイルコ
ンピュータ1に搭載したプログラムによって、基本的な
情報処理を実行すると共に、特に、GPS受信機構2及
び携帯通信端末3と連係して、この発明による移動局測
位のための移動局位置観測処理を中心的に遂行する。
【0020】記憶装置12は、基本プログラムや移動局
測位処理に関するプログラムや固定データ/パラメータ
を記憶したROM(読出専用メモリ)、各種データ等を
一時記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)、ハー
ドディスク(HD)の外、メモリカードやFD(フロッ
ピィディスク)、MO(光磁気)ディスクなどの各種可
搬型記録媒体を用いる外部記憶装置から成り、これらの
外部記憶装置には、この移動局位置観測処理に関するプ
ログラムや各種データ/パラメータを記憶することがで
きる。
【0021】また、タッチパネルディスプレイ13は、
ディスプレイ及び入力操作子〔各種キーやペン形操作子
(タッチペン)〕を備え、ディスプレイ画面に表示され
る各種画面を視認しつつ、主として、タッチペンの操作
により所定の入力をシステムに与えることにより、移動
局位置観測処理における各種ユーザインターフェース機
能を遂行することができる。そして、インターフェイス
14には、GPS受信機構2及び携帯通信端末3が接続
される。
【0022】GPS受信機構2は、GPSアンテナ21
及びGPS受信機22を備える。GPSアンテナ21で
受信される衛星電波信号は、GPS受信機22で受信処
理された後、インターフェース14を介して本体システ
ム1に入力される。本体システム1では、GPS観測に
よる測位処理を行う。この測位方法は、「VRS測位」
と呼ばれ、GPS受信機構2からの受信衛星情報及び携
帯通信端末3からの仮想基準点に関するVRS参照情報
(補正情報など)に基づいて、移動局(SM)の位置が
VRS方式で測位するものである。
【0023】携帯通信端末3は、VRS参照情報を受信
するのに用いられ、少なくともVRS参照情報の信号を
受信する機能を有する無線受信機であればよいので、
「VRS受信機」とも呼ばれる。例えば、専用の携帯受
信機端末でもよいし、携帯型電話機〔PHS(Personal
Handy phone System )を含む〕を用いてVRS参照情
報を受信するようにしてもよい。これにより、VRS測
位に必要な仮想基準局(点)のVRS参照情報を取得す
ることができる。
【0024】なお、図1では、携帯通信端末3やGPS
受信機22を別体として、インターフェース14を介し
て本体システム1に接続するようにしたが、GPS受信
機22や携帯通信端末(VRS受信機)3の機能を本体
システム1内に組み込んだり、本体システム1や携帯通
信端末3の機能をGPS受信機22に組み込んだり、或
いは、本体システム1やGPS受信機22の機能を携帯
通信端末3に組み込む等、移動局のシステムを、通信・
信号送受・データ処理機能を兼備する総合的携帯端末装
置として一体型に構成することができる。
【0025】〔測位方式の概略〕この発明の一実施例に
よる移動局測位システムにおいては、VRS情報放送セ
ンターからの一方向通信を利用してVRS参照情報を取
得し、移動局では、このVRS参照情報用いてVRS測
位を行う(なお、D−GPS測位を採用するのが、種々
の面から実用的に好適なものと考えられる。)。図2
は、このようなVRS情報伝達方式の概略を説明するた
めの図である。ここで、図2を用いてこの発明による移
動局測位システムの概略を説明する。
【0026】複数の固定基準局R1〜R4で囲まれる区
域内に、複数のアンテナ局A1〜Anが仮想基準点とし
て設置され、VRS情報放送センターSSは、各固定基
準局R1〜R4からの衛星観測情報に基づいて、アンテ
ナ局Ak;A1〜Anの設置位置である仮想基準点にお
けるVRS参照情報を生成する。各アンテナ局A1〜A
nは、自局を仮想基準点とするVRS参照情報をVRS
情報放送センターSSから受け、これを移動局SMに向
かって一方向に通信する。移動局SMは、アンテナ局A
1〜AnからVRS参照情報を受信し、受信されたVR
S参照情報及び移動局SMのGPS観測情報に基づいて
移動局SMをVRS方式で測位する。この測位に用いら
れるVRS参照情報は、VRS参照情報の信号強度が最
も強いアンテナ局から取得される。
【0027】より具体的に説明すると、複数(3以上)
のGPS固定基準局R1〜R4の位置座標(Xr1,Y
r1,Zr1)〜(Xr4,Yr4,Zr4)は既知で
あり、これらの固定基準局R1〜R4で囲まれる区域内
に複数のアンテナ局A1〜Anが仮想基準点として設置
され、これらの設置位置の座標(Xa1,Ya1,Za
1)〜(Xan,Yan,Zan)〔以下、仮想基準点
又はアンテナ局座標Ak(Xak,Yak,Zak)で
代表する;1≦k≦n〕も既知である。
【0028】なお、各GPS固定基準局Sr1〜Sr4
の位置間隔は、通常、30〜70kmが取られる(とき
には、100km以上の場合もある)。仮想基準点SV
に対するGPS固定基準局の数は、少なくとも3地点で
あればよいが、誤差消去のために冗長性を持たせて、例
えば、図示のように4地点以上のGPS固定基準局Sr
1〜Sr4を利用するのが好都合である。また、アンテ
ナ局Ak;A1〜Anは、図示の円で示されるように、
例えば、10km程度の範囲をカバーするように配置さ
れる。
【0029】VRS情報放送センターSSは、GPS固
定基準局Sr1〜Sr4から通信回線(図示せず)を介
してVRS情報放送センターSSに送られてくる衛星情
報を取得し、GPS固定基準局Sr1〜Sr4からの衛
星情報を基にしてVRS方式の測位を行う。
【0030】この場合、このシステムにおいて移動局S
M側で通常採用されるD−GPS観測のための測位で
は、仮想基準点Ak(Xak,Yak,Zak)上にG
PSアンテナを立てたとした場合に単独測位の処理をし
て得られるであろう位置座標(Xva,Yva,Zv
a)を算出し、算出された位置座標(Xva,Yva,
Zva)と仮想基準点座標(Xak,Yak,Zak)
との差を表わす差座標Δk(ΔXk、ΔYk、ΔZk)
を算出し、この差座標Δk(ΔXk、ΔYk、ΔZk)
を補正情報(VRS参照情報)として、仮想基準点座標
情報(Xak,Yak,Zak)と共に、当該アンテナ
局Akを介して放送する。
【0031】また、RTK−GPS観測で測位を行う必
要がある場合には、仮想基準点Ak(Xak,Yak,
Zak)上にGPSアンテナを立てたとした場合に人口
衛星から受信されるであろう衛星情報(仮想衛星情報)
として、L1、L2搬送波位相、C/Aコード擬似距
離、Pコード(Yコード)擬似距離を算出し、算出され
た仮想衛星情報を各アンテナ局Akに対するVRS参照
情報とする。
【0032】このようにして、VRS情報放送センター
SSで生成された各アンテナ局AkごとのVRS参照情
報(補正情報や仮想衛星情報)は、各アンテナ局Akに
送られ、さらに、これらのアンテナ局Akから移動局S
Mに向けて放送される。アンテナ局Akの放送エリア内
を移動している移動局SMでは、各アンテナ局Akから
放送されるVRS参照情報及び仮想基準点座標情報(X
ak,Yak,Zak)を受け取り、本体システム1の
CPU11の管理の下に、インターフェース14及びバ
ス15を介して記憶装置12(RAM)のVRS情報記
憶領域に記憶する。そして、VRS測位を実行する。
【0033】すなわち、VRS方式でD−GPS観測に
基づく測位を行う通常のD−GPS測位においては、記
憶装置12(RAM)のVRS情報記憶領域に記憶され
たVRS参照情報(補正情報=差座標Δk;ΔXk、Δ
Yk、ΔZk)を、移動局SMの単独測位機能により観
測される単独測位情報(Xm,Ym,Zm)に加算し、
移動局SMのVRS真位置座標(XM,YM,ZM)を
算出する。
【0034】なお、RTK−GPS観測で測位を行う場
合は、移動局SMの単独測位機能により観測される記憶
装置12(RAM)のVRS情報記憶領域に記憶された
VRS参照情報(仮想衛星情報)及び仮想基準点位置座
標情報(Xm,Ym,Zm)、並びに、受信アンテナ2
1を通じて新たに受信した受信衛星情報を基にして、R
TK測位の計算を行い、再度、移動局SMのVRS真位
置座標(XM,YM,ZM)を算出し直す。
【0035】また、以上の説明では、VRS参照情報な
どをVRS情報放送センターSSから受信するのに、携
帯通信端末2から本体システム1のインターフェース1
4を介して情報授受をするようにしているが、GPS受
信機22を介して情報受信を行う構成にしてもよい。こ
の場合、GPS受信機22に受信メモリを設け、受信メ
モリに記憶装置12のRAMに代る情報記憶機能を持た
せ、GPS受信機CPUによって情報授受の制御及び測
位演算の処理を行うように構成する。これにより、イン
ターフェース14を介する場合よりも、VRS情報サー
バSSから受信されるGPS情報の受信タイムラグを減
少すると共に、GPS受信機22内で測位処理を行って
測位処理結果のみを本体システムに送り、本体システム
の負担を軽くすることができる。
【0036】〔VRS測位手順〕図3は、この発明の一
実施例による移動局測位システムにおける一方向通信網
を利用したVRS測位の作業手順を表わすフローチャー
トである。この作業フローの第1ステージST1はGP
S固定基準局の設置を決定する段階であり、例えば、図
2で説明したように、固定基準局R1〜R4を設置し、
電子基準点などから固定基準点位置(Xr1,Yr1,
Zr1)〜(Xr4,Yr4,Zr4)を測位し、各G
PS固定基準局R1〜R4の正しい位置を決定する。
【0037】次のステージST2,ST3はアンテナ局
を設定する段階であり、先ず、ステージST2で、VR
Sサービスエリアを考慮して、図2で説明したように、
利用するアンテナ局Ak(A1〜An)を決定する。例
えば、既存のアンテナがあればそれを利用し、なければ
新設する。そして、ステージST3で、各アンテナ局A
k(A1〜An)の正しい位置(Xak,Yak,Za
k)〔(Xa1,Ya1,Za1)〜(Xan,Ya
n,Zan)〕を、例えば、VRS方式で、正確に測位
しておく。この場合、既設のアンテナ局などで既に正確
な座標が決定されている場合には、測位の必要がない。
【0038】ステージST4以下は運用段階であり、先
ず、ステージST4では、GPS固定基準局R1〜R4
にて人口衛星からの電波の受信を開始し、ステージST
3で、各GPS固定基準局R1〜R4からの受信衛星情
報を専用通信回線などにてVRS情報放送センターSS
に送信する。次のステージST5では、VRS情報放送
センターSSにおいて、各アンテナ局Ak(A1〜A
n)を仮想基準点位置としてVRS参照情報を算出す
る。このVRS参照情報は、D−GPS観測であれば差
座標Δを表わす補正情報であり、RTK−GPS観測で
あれば仮想衛星情報である。
【0039】そして、ステージST7で、VRS情報放
送センターSSから、各アンテナ局Ak(A1〜An)
を仮想基準点位置として、VRS参照情報(補正情報Δ
や仮想衛星情報など)の放送サービスを実施する。これ
に対して、移動局SM側では、ステージST8のよう
に、信号電波の強いアンテナ局からのVRS参照情報を
受信してVRS測位をする。すなわち、アンテナ局のサ
ービスエリアが重なる地域では、移動局SM側にて、電
波を強く受信することができるアンテナ局からのVRS
参照情報を使用して、高精度且つ高速の測位処理を実行
する。
【0040】〔受信チャンネルの決定例〕この発明の一
実施例による移動局測位システムにおいては、信号電波
強度が最も高いアンテナ局からの情報信号を受信するこ
とにより、最も移動局に近い仮想基準点によるVRS参
照情報(補正情報や仮想衛星情報)を取得し、精度且つ
高速の測位処理を実行する。例えば、VRS参照情報の
信号伝送用に割り当てられた周波数帯域を信号強度検出
スキャナでスキャンして、信号強度が最も強い受信チャ
ンネルを決定し、この受信チャンネルに載っている最近
位置のアンテナ局からのVRS参照情報を取得すること
ができる。図4及び図5は、この発明の一実施例による
移動局測位システムにおいて実行される受信チャンネル
の決定処理を表わすフローチャートの一例である。
【0041】この「受信チャンネルの決定処理」は、ユ
ーザの指示或いは予め設定された自動シーケンスにより
起動されると、VRS参照情報信号をチャンネル毎に順
次スキャンし、最大強度の信号レベルをもつ受信チャン
ネルを決定し、決定された受信チャンネルからVRS参
照情報を取得するようになっている。
【0042】例えば、VRS参照情報の信号伝送用周波
数帯域が900〜950MHzであれば、1チャンネル
を0.5MHz幅とすると、100チャンネルを割り当
てることができる。そこで、チャンネル番号を“1”〜
“100”とし、信号強度検出スキャナによって、受信
チャンネルをチャンネル番号“1”から増やして行き
(スキャンし)、順次、信号強度が強いチャンネルのみ
の番号及び信号強度を、記憶装置12(RAM)内或い
は携帯通信端末(VRS受信機)3内の信号強度メモリ
(バッファ)に更新して記憶していく。そして、全チャ
ンネルをスキャンした後、受信信号強度メモリに記憶さ
れている最高信号強度のチャンネルの番号を呼び出し、
呼び出されたチャンネル番号に携帯通信端末3の受信チ
ャンネルを合わせる。
【0043】以下、このような「受信チャンネルの決定
処理」を図4及び図5の処理フローに従って動作を説明
する。まず、最初のステップS1では、移動局SMの携
帯通信端末(VRS受信機)3でVRS参照情報のデー
タ受信を開始すると、受信チャンネルカウンターを
“1”にすると共に、信号強度メモリの内容をリセット
して、ステップS2に進む。
【0044】ステップS2では、受信チャンネルカウン
ターに記憶されたチャンネル番号〔第1回目(この処理
が開始した起動当初)は、チャンネル“1”〕に対応す
るVRS参照情報信号を受信し、次のステップS3で、
受信したチャンネルの信号の強度をディジタル数値に置
き換える〔例えば、信号強度“0.0”〜“9.0”。
受信されていないときは信号強度“0.0”。〕。
【0045】次に、ステップS4においては、ステップ
S3でディジタル化された受信信号強度を、信号強度メ
モリに既に記憶されている信号強度と比較し、続くステ
ップS5で、メモリに記憶されている信号強度より受信
信号強度が大きいか否かを判定する。ここで、受信信号
強度が信号強度メモリーの信号強度より強いときは(Y
ES)、信号強度メモリのチャンネル番号及び信号強度
を当該チャンネルのものに更新(記憶)した上、ステッ
プS7(図5)に進み、そうでないときは、直接、ステ
ップS7に進む。
【0046】ステップS7では、受信チャンネルカウン
ターを“+1”だけ加算し(インクリメント)、次のス
テップS8で、受信チャンネルカウンターが“最終チャ
ンネル番号”+“1”」であるか否か、すなわち、最終
チャンネル(例えば、チャンネル“100”)まで受信
レベルを調べたか否かを判断する。ここで、最終チャン
ネルまで受信レベル判定が行われていないときは(N
O)、ステップS2(図4)に戻って、最終チャンネル
までの受信レベル判定が終了するまで、ステップS2〜
S8の処理を繰り返す。
【0047】最終チャンネルまでの受信レベル判定が終
了すると(S8→YES)、順次、ステップS9〜S1
1に進む。まず、ステップS9では、受信信号強度メモ
リよりチャンネル番号を呼び出し、次に、ステップS1
0で、携帯通信端末(VRS受信機)3のチャンネル選
択機構にチャンネル番号を送り、このチャンネル番号に
基づいて、携帯通信端末(VRS受信機)3のVRS参
照情報受信チャンネルを設定する。そして、ステップS
11において、ステップS10で設定された受信チャン
ネルのVRS参照情報を受信し、この「受信チャンネル
の決定」処理を終了する。これによって、ステージST
8(図3)において、最適のVRS参照情報を用いたV
RS測位を開始することができる。
【0048】なお、この発明による移動局測位システム
は、単に、カーナビゲーションや人が歩くときの測位に
適用するだけでなく、種々の用途に利用することがで
き、特に、車を利用する業務システム、観光案内システ
ム、SOSシステムなど、広範囲にわたるシステムの開
発を簡単に構築することができ、GIS利用への展開に
も多大な効果を発揮するものと期待される。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による移
動局測位システムでは、予め、複数の固定基準局で囲ま
れる位置にアンテナ局(Ak;A1〜An)を設置して
おく。VRS情報放送センター(SS)は、各固定基準
局(R1〜R4)からの衛星観測情報に基づいて、アン
テナ局の設置位置を仮想基準点とし、この仮想基準点に
おけるVRS参照情報(補正情報や仮想衛星情報)を生
成する。アンテナ局は、VRS情報放送センターからの
当該仮想基準点のVRS参照情報を移動局(SM)に一
方向に通信する。移動局端末装置は、アンテナ局からV
RS参照情報を受信し、受信されたVRS参照情報及び
移動局のGPS観測情報に基づいて移動局をVRS方式
で測位する。
【0050】この発明による移動局測位システムでは、
さらに、移動局(SM)は、ディファレンシャルGPS
観測方式又はリアルタイムキネマテックGPS観測方式
で測位を行い、複数のアンテナ局のうち、移動局に最も
近いアンテナ局からのVRS参照情報を用いて測位す
る。この測位に用いられるVRS参照情報は、例えば、
複数のアンテナ局(Ak;A1〜An)のうちVRS参
照情報の信号強度が最も強いアンテナ局から取得され
る。
【0051】従って、この発明によると、移動局(S
M)側から単独測位の位置情報を送信しなくても、VR
S情報放送センター(SS)側から放送し放しで、測位
システムの運営が可能になる。また、センターからのV
RS参照情報の放送は、商用放送と同様に無料で提供し
たり、或いは、会員制などで非常に低廉な利用料で済む
ので、移動局のVRS参照情報利用にかかる通信コスト
は、極めて低くすることができる。さらに、移動局から
最も近い位置にあるアンテナ局(仮想基準点)からのV
RS参照情報を利用してD−GPSやRTK−GPS測
位などによるVRS測位を実施することにより、高精度
の測位結果が得られる。
【0052】つまり、この発明では、多大な通信費用が
かかる双方向通信の携帯電話などを使用することなく、
VRSシステムを利用するようにしているので、VRS
参照情報取得のためのコストが極めて廉価になり、コス
トパーフォーマンスを非常に良くすることができ、しか
も、VRS測位による高精度の測位(ポジショニング)
性能を実現することができる
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例による移動局測位
システムにおける移動局の概略的ハードウエア構成を表
わすブロック図である。
【図2】図2は、この発明の一実施例による移動局測位
システムにおけるVRS情報伝達を説明するための概略
図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例によるVRS測位
の作業手順の一例を表わすフローチャートである。
【図4】図4は、この発明の一実施例による受信チャン
ネルの決定処理を表わすフローチャートの一部である。
【図5】図5は、この発明の一実施例による受信チャン
ネルの決定処理を表わすフローチャートの他部である。
【符号の説明】
R1〜R4 固定基準局、 Ak;A1〜An アンテナ局、 SM 移動局、 SS VRS情報配信サーバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AA07 AB05 AB07 AC02 AD01 5H180 AA01 AA21 BB04 BB05 EE18 FF05 FF07 FF13 5J062 AA08 BB05 CC07 EE04 5K067 DD20 DD44 EE02 EE12 HH22 HH23 JJ52 JJ56

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の固定基準局からの衛星観測情報に基
    づいて仮想基準点におけるVRS参照情報を生成するV
    RS情報放送センターと、 仮想基準点に対応する位置に設置され、VRS情報放送
    センターからの当該仮想基準点のVRS参照情報を移動
    局に通信するアンテナ局と、 アンテナ局からのVRS参照情報を受信し、受信された
    VRS参照情報及び移動局のGPS観測情報に基づいて
    移動局をVRS方式で測位する移動局とから成ることを
    特徴とする一方向通信を利用した移動局測位システム。
  2. 【請求項2】移動局は、ディファレンシャルGPS観測
    方式又はリアルタイムキネマテックGPS観測方式で測
    位を行うことを特徴とする請求項1に記載の一方向通信
    を利用した移動局測位システム。
  3. 【請求項3】移動局は、複数のアンテナ局のうち、移動
    局に最も近いアンテナ局からのVRS参照情報を用いて
    測位することを特徴とする請求項1又は2に記載の一方
    向通信を利用した移動局測位システム。
  4. 【請求項4】移動局は、複数のアンテナ局のうち、VR
    S参照情報の信号強度が最も強いアンテナ局からのVR
    S参照情報を用いて測位することを特徴とする請求項1
    乃至3の何れか1項に記載の一方向通信を利用した移動
    局測位システム。
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