JP2002317787A - 立軸ポンプの偏平吐出し曲管 - Google Patents
立軸ポンプの偏平吐出し曲管Info
- Publication number
- JP2002317787A JP2002317787A JP2001122001A JP2001122001A JP2002317787A JP 2002317787 A JP2002317787 A JP 2002317787A JP 2001122001 A JP2001122001 A JP 2001122001A JP 2001122001 A JP2001122001 A JP 2001122001A JP 2002317787 A JP2002317787 A JP 2002317787A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat
- pump
- flat discharge
- curved pipe
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】偏平吐出し曲管において、流れ剥離を抑制し圧
力回復効率の良い水路形状を実現する。 【解決手段】立軸ポンプの案内羽根出口上方（下流）に
おいて、主流方向がポンプ軸方向上向きである流れを水
平方向に変化させ、下流側に設置された長方形断面の吐
出し水路に導く偏平吐出し曲管において、その入口断面
形状の吐出し曲管の中心線を含む断面上の入口幅を
ｂ1x、それと直角方向の入口幅をｂ1yとするとき、ｂ1x
＜ｂ1yとなる楕円あるいは長円形状に構成したことを特
徴とする立軸ポンプの偏平吐出し曲管。
力回復効率の良い水路形状を実現する。 【解決手段】立軸ポンプの案内羽根出口上方（下流）に
おいて、主流方向がポンプ軸方向上向きである流れを水
平方向に変化させ、下流側に設置された長方形断面の吐
出し水路に導く偏平吐出し曲管において、その入口断面
形状の吐出し曲管の中心線を含む断面上の入口幅を
ｂ1x、それと直角方向の入口幅をｂ1yとするとき、ｂ1x
＜ｂ1yとなる楕円あるいは長円形状に構成したことを特
徴とする立軸ポンプの偏平吐出し曲管。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】ポンプ排水設備において、ポ
ンプ設置条件等から偏平吐出し曲管が用いられる。図１
にポンプの全体図の一例を示す。ここで言う偏平吐出し
曲管とは、図１に示すようにポンプ案内羽根出口で円形
断面である流路を、主流方向をポンプ軸方向上向きから
水平方向に変化させながら、下流に行くに従い長方形に
断面形状を変化させる曲管である。この偏平ベンドの特
徴は、偏平吐出し曲管入口（図１のb−b'断面）からベ
ンド最高部までの高さが低くできることであり、特にポ
ンプ高さがホンプ設備の土木・建設費に大きく影響する
大型ポンプに用いられる。本発明はこのポンプ吐出し流
路に用いられる偏平吐出し曲管の形状に関する。
ンプ設置条件等から偏平吐出し曲管が用いられる。図１
にポンプの全体図の一例を示す。ここで言う偏平吐出し
曲管とは、図１に示すようにポンプ案内羽根出口で円形
断面である流路を、主流方向をポンプ軸方向上向きから
水平方向に変化させながら、下流に行くに従い長方形に
断面形状を変化させる曲管である。この偏平ベンドの特
徴は、偏平吐出し曲管入口（図１のb−b'断面）からベ
ンド最高部までの高さが低くできることであり、特にポ
ンプ高さがホンプ設備の土木・建設費に大きく影響する
大型ポンプに用いられる。本発明はこのポンプ吐出し流
路に用いられる偏平吐出し曲管の形状に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、偏平吐出し曲管の入口断面形状
（図１のb−b'断面）は真円とし、案内羽根出口〜偏平
吐出し曲管入口間をつなぐ短管は直円管あるいは円錐管
形状としていた。したがって図１に示すようにＢ1x＝Ｂ
1yとなっていた。また、偏平吐出し曲管を図1におけるZ
1方向から見ると図1に示す如く、Y方向に拡大する形状
になっている。
（図１のb−b'断面）は真円とし、案内羽根出口〜偏平
吐出し曲管入口間をつなぐ短管は直円管あるいは円錐管
形状としていた。したがって図１に示すようにＢ1x＝Ｂ
1yとなっていた。また、偏平吐出し曲管を図1におけるZ
1方向から見ると図1に示す如く、Y方向に拡大する形状
になっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、偏平吐出し曲管において、流れ剥離を抑制
し圧力回復効率の良い水路形状を実現することである。
する課題は、偏平吐出し曲管において、流れ剥離を抑制
し圧力回復効率の良い水路形状を実現することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によると、偏平吐
出し曲管の入口部を楕円あるいは長円形状にすることに
より、流れの剥離が起き易い曲管内側では断面の半径
（Ｒ）を大きくし流れの剥離を押さえることができる。
また、偏平吐出し曲管の入口から出口に至る途中でのY
方向の急激な拡大を緩和し、流れの剥離を抑制すること
ができる。
出し曲管の入口部を楕円あるいは長円形状にすることに
より、流れの剥離が起き易い曲管内側では断面の半径
（Ｒ）を大きくし流れの剥離を押さえることができる。
また、偏平吐出し曲管の入口から出口に至る途中でのY
方向の急激な拡大を緩和し、流れの剥離を抑制すること
ができる。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図２により説明する。図２は偏平吐出し曲管の入口部
を長円にした例である。また、ポンプ案内羽根出口〜偏
平吐出し曲管をつなぐ短管の入口は真円形状であるが出
口は図２に示すように偏平吐出し曲管の入口と接合する
ため長円になっている。
て図２により説明する。図２は偏平吐出し曲管の入口部
を長円にした例である。また、ポンプ案内羽根出口〜偏
平吐出し曲管をつなぐ短管の入口は真円形状であるが出
口は図２に示すように偏平吐出し曲管の入口と接合する
ため長円になっている。
【０００６】この結果として、曲管内側で断面の半径
（Ｒ）を大きくすることができ、かつ図1に示すZ1方向
から見た急激な拡大を押さえることができる。
（Ｒ）を大きくすることができ、かつ図1に示すZ1方向
から見た急激な拡大を押さえることができる。
【０００７】図3は、本発明の請求項２の実施例を示す
ものである。図3における実施例では、偏平吐出し曲管
の入口における断面形状のX方向の幅をｂ1x＜（Dg/2）
となるように定めたものである。これにより、図2に示
す実施例より曲管内側での断面の半径（Ｒ）を大きくで
き、また、偏平吐出し曲管の入口から出口に至る途中で
のY方向の急激な拡大をさらに緩和できる。
ものである。図3における実施例では、偏平吐出し曲管
の入口における断面形状のX方向の幅をｂ1x＜（Dg/2）
となるように定めたものである。これにより、図2に示
す実施例より曲管内側での断面の半径（Ｒ）を大きくで
き、また、偏平吐出し曲管の入口から出口に至る途中で
のY方向の急激な拡大をさらに緩和できる。
【０００８】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば流れ
の剥離を抑制でき圧力回復効率がよい偏平ベンド形吐き
出し水路が実現可能となる。
の剥離を抑制でき圧力回復効率がよい偏平ベンド形吐き
出し水路が実現可能となる。
【図１】本発明を適用する偏平吐出し曲管を有したポン
プの一例全体図。
プの一例全体図。
【図２】本発明の実施例を示す偏平吐出し曲管を有した
ポンプの一例全体図。
ポンプの一例全体図。
【図３】本発明の実施例を示す偏平吐出し曲管を有した
ポンプの一例全体図。
ポンプの一例全体図。
１…吸込水路、２…羽根車、３…案内羽根、４…短管、
５…偏平吐出し曲管。
５…偏平吐出し曲管。
Claims (2)
- 【請求項１】 立軸ポンプの案内羽根出口上方（下流）
において、主流方向がポンプ軸方向上向きである流れを
水平方向に変化させ、下流側に設置された長方形断面の
吐出し水路に導く偏平吐出し曲管において、その入口断
面形状の吐出し曲管の中心線を含む断面上の入口幅をｂ
1x、それと直角方向の入口幅をｂ1yとするとき、ｂ1x＜
ｂ1yとなる楕円あるいは長円形状に構成したことを特徴
とする立軸ポンプの偏平吐出し曲管。 - 【請求項２】 請求項１の縦軸ポンプにおいて、偏平吐
出し曲管の入口幅ｂ 1xを案内羽根出口径Dgとの関係にお
いて、ｂ1x＜（Dg/2）となるようにｂ1xを定めた立軸ポ
ンプの偏平吐出し曲管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001122001A JP2002317787A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 立軸ポンプの偏平吐出し曲管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001122001A JP2002317787A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 立軸ポンプの偏平吐出し曲管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002317787A true JP2002317787A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=18971780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001122001A Pending JP2002317787A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 立軸ポンプの偏平吐出し曲管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002317787A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005194901A (ja) * | 2004-01-05 | 2005-07-21 | Torishima Pump Mfg Co Ltd | 立軸ポンプ |
| CN102182706A (zh) * | 2011-05-24 | 2011-09-14 | 扬州大学 | S型下卧式轴伸贯流泵装置 |
-
2001
- 2001-04-20 JP JP2001122001A patent/JP2002317787A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005194901A (ja) * | 2004-01-05 | 2005-07-21 | Torishima Pump Mfg Co Ltd | 立軸ポンプ |
| CN102182706A (zh) * | 2011-05-24 | 2011-09-14 | 扬州大学 | S型下卧式轴伸贯流泵装置 |
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