JP2002317684A - 内燃機関の運転状態判別装置 - Google Patents

内燃機関の運転状態判別装置

Info

Publication number
JP2002317684A
JP2002317684A JP2001388206A JP2001388206A JP2002317684A JP 2002317684 A JP2002317684 A JP 2002317684A JP 2001388206 A JP2001388206 A JP 2001388206A JP 2001388206 A JP2001388206 A JP 2001388206A JP 2002317684 A JP2002317684 A JP 2002317684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake pressure
internal combustion
combustion engine
minimum
crank angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001388206A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3963099B2 (ja
Inventor
Chikahiko Kuroda
京彦 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001388206A priority Critical patent/JP3963099B2/ja
Priority to IT2002MI000264A priority patent/ITMI20020264A1/it
Publication of JP2002317684A publication Critical patent/JP2002317684A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3963099B2 publication Critical patent/JP3963099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットル開度センサを有しない簡素化され
たシステム構成において、内燃機関の運転状態を速やか
に、正確に判別すること。 【解決手段】 内燃機関1の運転状態に応じて所定クラ
ンク角毎に検出される吸気通路2内の吸気圧PMの変化
量の絶対値を考慮した大きさと所定の閾値とを比較する
だけであるため、内燃機関1が加減速状態または定常状
態にあるかを速やか、かつ正確に判別することができ
る。このとき、所定クランク角を内燃機関1の吸気行程
中のクランク角とすると、吸気圧PMが大きく変化する
タイミングを捉えることができ、吸気圧PMの変化量に
基づく内燃機関1の運転状態の判別がより正確なものと
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の運転状
態を判別する内燃機関の運転状態判別装置に関し、例え
ば、燃料噴射量に反映することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関に吸入される空気量を調
節するスロットルバルブのスロットル開度の変化量を検
出することにより内燃機関の運転状態を判別し、例え
ば、燃料噴射量を補正するものが知られている。このと
きのスロットル開度は、スロットルバルブのスロットル
軸に接続されたスロットル開度センサによって検出され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
に、スロットル開度がスロットル開度センサを用いて検
出されるシステム構成であれば、そのスロットル開度の
変化量に基づき、内燃機関の運転状態を知ることができ
る。ここで、高価なスロットル開度センサを省いた簡素
化されたシステム構成によって内燃機関の運転状態を知
ることができれば、当然のことながら、相当なコストダ
ウンを達成することができる。
【0004】しかし、従来、スロットル開度センサは必
須の構成要素であり、スロットル開度センサからの信号
入力がないと、内燃機関の運転状態を速やか、かつ正確
に判別することができないという不具合があった。
【0005】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、スロットル開度センサを有し
ない簡素化されたシステム構成において、内燃機関の運
転状態を速やか、かつ正確に判別可能な内燃機関の運転
状態判別装置の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関の運
転状態判別装置によれば、吸気圧検出手段で内燃機関の
運転状態に応じて所定クランク角毎に吸気通路内の吸気
圧が検出され、運転状態判別手段により吸気圧の変化量
の絶対値を考慮した大きさと所定の閾値とが比較される
ことで、内燃機関の加減速状態または定常状態が正確に
判別される。
【0007】請求項2の内燃機関の運転状態判別装置で
は、所定クランク角が内燃機関の吸気行程中のクランク
角とされることで、吸気圧が大きく変化するタイミング
を捉えることができるため、吸気圧の変化量に基づく内
燃機関の運転状態がより正確に判別される。
【0008】請求項3の内燃機関の運転状態判別装置で
は、所定クランク角が内燃機関の吸気行程中に吸気圧検
出手段により検出された吸気圧が最低となるクランク角
とされることで、吸気圧の最低となるクランク角が内燃
機関の負荷によって変動するものにあっては、その変化
が顕著に検出される。
【0009】請求項4の内燃機関の運転状態判別装置で
は、内燃機関が単気筒であることで、吸気圧の変化が比
較的単純な曲線にて表されるため、内燃機関の運転状態
の判別精度が向上される。
【0010】請求項5の内燃機関の運転状態判別装置に
よれば、吸気圧検出手段で単気筒からなる内燃機関の運
転状態に応じて1燃焼サイクル毎に吸気通路内の最低吸
気圧が検出され、運転状態判別手段により最低吸気圧の
変化量の絶対値を考慮した大きさと所定の閾値とが比較
されることで、内燃機関の加減速状態または定常状態が
正確に判別される。
【0011】請求項6の内燃機関の運転状態判別装置で
は、前記吸気圧検出手段における最低吸気圧を検出する
際、前回の燃焼サイクルでの最低吸気圧に対応するクラ
ンク角の±90〔°CA〕の範囲にて検出するだけでよ
いこととなる。これにより、内燃機関の運転状態に応じ
た1燃焼サイクル毎の最低吸気圧を検出する際の無駄を
なくすことができ、結果的に、システムにおける演算負
荷を少なくできる。
【0012】請求項7の内燃機関の運転状態判別装置で
は、前記吸気圧検出手段における最低吸気圧を検出する
際、内燃機関が加速状態にあるときには、前回の燃焼サ
イクルでの最低吸気圧に対応するクランク角の±90
〔°CA〕の範囲を、所定補正値分だけ前に移動させた
範囲にて検出するだけでよいこととなる。これにより、
内燃機関の運転状態に応じた1燃焼サイクル毎の最低吸
気圧を検出する際の無駄をなくすことができ、結果的
に、システムにおける演算負荷を少なくできる。
【0013】請求項8の内燃機関の運転状態判別装置で
は、前記吸気圧検出手段における最低吸気圧を検出する
際、内燃機関が減速状態にあるときには、前回の燃焼サ
イクルでの最低吸気圧に対応するクランク角の±90
〔°CA〕の範囲を、所定補正値だけ後に移動させた範
囲にて検出するだけでよいこととなる。これにより、内
燃機関の運転状態に応じた1燃焼サイクル毎の最低吸気
圧を検出する際の無駄をなくすことができ、結果的に、
システムにおける演算負荷を少なくできる。
【0014】請求項9の内燃機関の運転状態判別装置で
は、前記吸気圧検出手段における最低吸気圧を検出する
際、内燃機関の運転状態に応じて、前回の燃焼サイクル
での最低吸気圧に対応するクランク角の±90〔°C
A〕の範囲を、所定補正値だけ前後に移動させた範囲に
て検出するだけでよいこととなる。これにより、内燃機
関の運転状態に応じた1燃焼サイクル毎の最低吸気圧を
検出する際の無駄をなくすことができ、結果的に、シス
テムにおける演算負荷を少なくできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置が適用された内燃機関
及びその周辺機器を示す概略構成図である。
【0017】図1において、1は単気筒の水冷式内燃機
関(エンジン)であり、内燃機関1の吸気通路2にはエ
アクリーナ3からの空気が導入される。この吸気通路2
途中には、図示しないアクセルペダルの操作に連動して
開閉されるスロットルバルブ11が設けられている。こ
のスロットルバルブ11が開閉されることにより、吸気
通路2への吸気量(吸入空気量)が調節される。また、
この吸気量と同時に、内燃機関1には吸気ポート4の近
傍で吸気通路2に設けられたインジェクタ(燃料噴射
弁)5から燃料が噴射供給される。そして、所定の燃料
量及び吸気量からなる混合気が吸気バルブ6を介して燃
焼室7内に吸入される。 また、吸気通路2途中に設け
られたスロットルバルブ11の下流側には、吸気通路2
内の吸気圧PMを検出する吸気圧センサ21が設けられ
ている。そして、内燃機関1のクランクシャフト12に
はその回転に伴うクランク角〔°CA〕を検出するクラ
ンク角センサ22が設けられている。このクランク角セ
ンサ22で検出されるクランク角に応じて内燃機関1の
機関回転数NEが算出される。更に、内燃機関1には、
冷却水温THWを検出する水温センサ23が設けられて
いる。
【0018】また、内燃機関1の燃焼室7内に向けて点
火プラグ13が配設されている。この点火プラグ13に
はクランク角センサ22で検出されるクランク角に同期
して後述のECU(Electronic Control Unit:電子制御
ユニット)30から出力される点火指令信号に基づき点
火コイル/イグナイタ14からの高電圧が印加され、燃
焼室7内の混合気に対する点火燃焼が行われる。このよ
うに、燃焼室7内の混合気が燃焼(膨張)され駆動力が
得られ、この燃焼後の排気ガスは、排気バルブ8を介し
て排気マニホールドから排気通路9に導出され外部に排
出される。
【0019】ECU30は、周知の各種演算処理を実行
する中央処理装置としてのCPU31、制御プログラム
を格納したROM32、各種データを格納するRAM3
3、B/U(バックアップ)RAM34、入出力回路3
5及びそれらを接続するバスライン36等からなる論理
演算回路として構成されている。このECU30には、
吸気圧センサ21からの吸気圧PM、クランク角センサ
22からのクランク角、水温センサ23からの冷却水温
THW等が入力されている。これら各種センサ情報に基
づくECU30からの出力信号に基づき、燃料噴射時期
及び燃料噴射量に関連するインジェクタ5、点火プラグ
13の点火時期に関連する点火コイル/イグナイタ14
等が適宜、制御される。
【0020】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関の運転状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示す図2のフロ
ーチャートに基づき、図3及び図4を参照して説明す
る。ここで、図3は内燃機関の加速状態における吸気圧
〔Pa(パスカル)〕の遷移状態を示すタイムチャー
ト、図4は内燃機関の減速状態における吸気圧〔Pa〕
の遷移状態を示すタイムチャートである。なお、この内
燃機関の運転状態に応じた燃料噴射補正係数演算ルーチ
ンは所定時間毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0021】図2において、まず、ステップS101
で、吸気圧PMの検出タイミングであるかが判定され
る。ステップS101の判定条件が成立せず、即ち、吸
気圧PMの検出タイミングとする所定クランク角〔°C
A〕以外であるときには何もすることなく、本ルーチン
を終了する。一方、ステップS101の判定条件が成
立、即ち、吸気圧PMの検出タイミングとする所定クラ
ンク角〔°CA〕であるときにはステップS102に移
行し、吸気圧PMが読込まれる。次にステップS103
に移行して、ステップS102で読込まれた今回の吸気
圧PMからRAM33内に格納されている前回の吸気圧
PMOが減算され吸気圧偏差ΔPMが算出される。
【0022】次にステップS104に移行して、ステッ
プS103で算出された吸気圧偏差ΔPMが加速判定の
ためのプラス側の閾値A以上であるかが判定される。つ
まり、図3に示すように、このときの吸気圧偏差ΔPM
がプラス側の閾値A以上とプラス側に大きく変化してい
るかが判定される。ステップS104の判定条件が成
立、即ち、吸気圧偏差ΔPMがプラス側の閾値A以上と
プラス側に大きく変化しているときにはステップS10
5に移行し、後述の加速状態に応じた燃料噴射補正係数
演算処理が実行される。
【0023】一方、ステップS104の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧偏差ΔPMがプラス側の閾値A未満
であるときにはステップS106に移行し、吸気圧偏差
ΔPMが減速判定のためのマイナス側の閾値B以下であ
るかが判定される。つまり、図4に示すように、このと
きの吸気圧偏差ΔPMがマイナス側の閾値B以下とマイ
ナス側に大きく変化しているかが判定される。ステップ
S106の判定条件が成立、即ち、吸気圧偏差ΔPMが
マイナス側の閾値B以下とマイナス側に大きく変化して
いるときにはステップS107に移行し、後述の減速状
態に応じた燃料噴射補正係数演算処理が実行される。
【0024】一方、ステップS106の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧偏差ΔPMがマイナス側の閾値Bよ
りプラス側であり、つまり、吸気圧偏差ΔPMがプラス
側の閾値Aとマイナス側の閾値Bとの間で変化している
ときにはステップS108に移行し、後述の定常状態に
応じた燃料噴射補正係数演算処理が実行される。ステッ
プS105またはステップS107またはステップS1
08による処理ののちステップS109に移行し、今回
の吸気圧PMがRAM33内に格納され前回の吸気圧P
MOが更新され、本ルーチンを終了する。
【0025】なお、本ルーチンによる処理ののち、図示
しないメインルーチンにて周知のように、内燃機関1の
機関回転数NE及び負荷としての吸気圧PMに基づき算
出された基本燃料噴射量が、後述の内燃機関1の加減速
状態や定常状態に応じた各燃料噴射補正係数を用いて補
正され、実際にインジェクタ5から噴射供給される燃料
噴射量が調節される。
【0026】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関の加速状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示す図5のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0027】図5において、ステップS201では、所
定の変換ゲインCと機関回転数NEや冷却水温THW等
のパラメータによって設定される補正値Dとが吸気圧偏
差ΔPMに乗算され加速増量補正係数FACCが算出さ
れる。次にステップS202に移行して、所定の変換ゲ
インEと機関回転数NEや冷却水温THW等のパラメー
タによって設定される補正値Fとが吸気圧偏差ΔPMに
乗算され非同期噴射補正係数TIASYが算出され、本
ルーチンを終了する。
【0028】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関の減速状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示す図6のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0029】図6において、ステップS301では、吸
気圧偏差ΔPMがマイナス側の閾値G以下であるかが判
定される。このマイナス側の閾値Gは、図2のステップ
S106におけるマイナス側の閾値Bよりマイナス側に
大きく設定されている。ステップS301の判定条件が
成立、即ち、吸気圧偏差ΔPMがマイナス側の閾値G以
下とマイナス側に大きく変化しているときにはステップ
S302に移行し、内燃機関1が極端な減速状態にある
として燃料カットが実行され、本ルーチンを終了する。
【0030】一方、ステップS301の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧偏差ΔPMがマイナス側の閾値Gよ
りプラス側であり、それほどマイナス側に大きく変化し
ていないときにはステップS303に移行し、通常の減
速状態にあるとして所定の変換ゲインHと機関回転数N
Eや冷却水温THW等のパラメータによって設定される
補正値Iとが吸気圧偏差ΔPMに乗算され減速減量補正
係数FDECが算出され、本ルーチンを終了する。
【0031】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関の定常状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示す図7のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0032】図7において、まず、ステップS401
で、燃料カット中であるかが判定される。ステップS4
01の判定条件が成立、即ち、このとき燃料カット中で
あれば燃料カットからの復帰処理が実行される。一方、
ステップS401の判定条件が成立せず、即ち、燃料カ
ット中でないときにはステップS402がスキップされ
る。
【0033】次にステップS403に移行して、このと
きRAM33内に格納されている加速増量補正係数FA
CCが「0(零)」より大きいかが判定される。ステッ
プS403の判定条件が成立、即ち、加速増量補正係数
FACCが「0」より大きいときにはステップS404
に移行し、所定のゲインJが加速増量補正係数FACC
に乗算され、更に機関回転数NEや冷却水温THW等の
パラメータによって設定される補正係数Kが減算され、
加速増量補正係数FACCが更新される。一方、ステッ
プS403の判定条件が成立せず、即ち、加速増量補正
係数FACCが「0」であるときにはステップS404
がスキップされる。
【0034】次にステップS405に移行して、このと
きRAM33内に格納されている減速減量補正係数FD
ECが「0(零)」より大きいかが判定される。ステッ
プS405の判定条件が成立、即ち、減速減量補正係数
FDECが「0」より大きいときにはステップS406
に移行し、所定のゲインLが減速減量補正係数FDEC
に乗算され、更に機関回転数NEや冷却水温THW等の
パラメータによって設定される補正係数Mが減算され、
減速減量補正係数FDECが更新されたのち、本ルーチ
ンを終了する。一方、ステップS405の判定条件が成
立せず、即ち、減速減量補正係数FDECが「0」であ
るときにはステップS406がスキップされ、本ルーチ
ンを終了する。
【0035】このように、本実施例の内燃機関の運転状
態判別装置は、内燃機関1の運転状態に応じて所定クラ
ンク角〔°CA〕毎に吸気通路2内の吸気圧PMを検出
する吸気圧センサ21及びECU30内のCPU31に
て達成される吸気圧検出手段と、前記吸気圧検出手段で
検出された吸気圧PMの変化量である吸気圧偏差ΔPM
に基づき、内燃機関1の加減速状態または定常状態を判
別するECU30内のCPU31にて達成される運転状
態判別手段とを具備するものである。また、所定クラン
ク角を内燃機関1の吸気行程中におけるクランク角とす
るものである。そして、内燃機関1を単気筒とするもの
である。
【0036】つまり、内燃機関1の運転状態に応じて所
定クランク角毎に検出される吸気通路2内の吸気圧PM
に基づく吸気圧偏差ΔPMの絶対値を考慮した大きさと
所定の閾値とを比較するだけであるため、スロットル開
度センサを有しない簡素化されたシステム構成であって
も、内燃機関1が加減速状態または定常状態にあるかを
正確に判別することができる。
【0037】このとき、所定クランク角を内燃機関1の
吸気行程中のクランク角とすると、吸気圧PMが大きく
変化するタイミングを捉えることができるため、吸気圧
偏差ΔPMに基づく内燃機関1の運転状態の判別をより
正確なものとすることができる。また、単気筒からなる
内燃機関1では、図3及び図4に示したように、吸気圧
PMの変化が比較的単純な曲線にて表されるため、内燃
機関1の運転状態の判別精度を向上することができる。
【0038】ところで、上記実施例では、内燃機関1の
吸気行程中における所定クランク角毎に検出される吸気
圧の変化量に基づき内燃機関1の運転状態を判別すると
したが、本発明を実施する場合には、これに限定される
ものではなく、内燃機関1の吸気行程中における最低吸
気圧の変化量に基づき内燃機関1の運転状態を判別する
ようにしてもよい。
【0039】このような内燃機関の運転状態判別装置
は、所定クランク角を内燃機関1の吸気行程中に吸気圧
センサ21及びECU30内のCPU31にて達成され
る吸気圧検出手段で検出される吸気圧が最低となるクラ
ンク角とするものである。つまり、吸気圧PMが最低と
なるクランク角が内燃機関1の負荷によって変動するよ
うなシステム構成にあっては、上述の実施例における所
定クランク角毎の吸気圧PMに替えて、吸気圧PMが最
低となるクランク角が採用されることでその変化が顕著
に検出できることとなる。これにより、上述の実施例と
同様の作用・効果が期待できる。
【0040】また、上記実施例では、単気筒からなる内
燃機関1の吸気行程中における所定クランク角毎に検出
される吸気圧の変化量に基づき内燃機関1の運転状態を
判別するとしたが、本発明を実施する場合には、これに
限定されるものではなく、単気筒からなる内燃機関1の
運転状態に応じて1燃焼サイクル毎の吸気通路2内の最
低吸気圧を検出し、その最低吸気圧の変化量に基づき内
燃機関1の運転状態を判別するようにしてもよい。
【0041】このような内燃機関の運転状態判別装置
は、単気筒からなる内燃機関1の運転状態に応じて1燃
焼サイクル毎の吸気通路2内の最低吸気圧を検出する吸
気圧センサ21及びECU30内のCPU31にて達成
される吸気圧検出手段と、前記吸気圧検出手段で検出さ
れた最低吸気圧の変化量に基づき、内燃機関1の加減速
状態または定常状態を判別するECU30内のCPU3
1にて達成される運転状態判別手段とを具備するもので
ある。
【0042】つまり、最低吸気圧が検出されるクランク
角が内燃機関1の負荷によって変動するようなシステム
構成にあっては、上述の実施例における所定クランク角
毎の吸気圧PMに替えて、内燃機関1の運転状態に応じ
て1燃焼サイクル毎の最低吸気圧が検出されることで、
その吸気圧の変化量が顕著に検出できることとなる。こ
れにより、上述の実施例と同様の作用・効果が期待でき
る。
【0043】また、上記実施例では、単気筒の内燃機関
における運転状態判別について述べたが、本発明を実施
する場合には、これに限定されるものではなく、多気筒
の内燃機関における運転状態判別においても、吸気圧の
変化量に基づき、同様に、内燃機関の運転状態を判別し
て補正係数を求めることができ、上述の実施例と同様の
作用・効果が期待できる。
【0044】更に、上記実施例では、内燃機関の運転状
態を判別して燃料噴射量の補正への反映について述べた
が、本発明を実施する場合には、これに限定されるもの
ではなく、この他、点火時期の補正等に反映することも
できる。
【0045】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関1の運転状態に
応じて最低吸気圧を検出するクランク角範囲を移動させ
るための所定補正値演算の処理手順を示す図8のフロー
チャートに基づき、図9を参照して説明する。ここで、
図9は内燃機関1の運転状態として加速状態における吸
気圧〔Pa〕の遷移状態を示すタイムチャートであり、
都合上、その他の減速状態や定常状態における吸気圧
〔Pa〕の遷移状態は省略されている。なお、この所定
補正値演算ルーチンは所定時間毎にCPU31にて繰返
し実行される。
【0046】図8において、まず、ステップS501
で、吸気圧PMの検出タイミングであるかが判定され
る。ステップS501の判定条件が成立、即ち、吸気圧
PMの検出タイミングとする所定クランク角〔°CA〕
であるときにはステップS502に移行し、吸気圧PM
が読込まれる。次にステップS503に移行して、最低
吸気圧の初期値PMMINからステップS502で読込
まれた吸気圧PMが減算された値が「0(零)」を越え
ているかが判定される。ステップS503の判定条件が
成立、即ち、PMMIN−PM>0の不等号が成立し最
低吸気圧の初期値PMMINの方が吸気圧PMより大き
いときにはステップS504に移行し、ステップS50
2で読込まれた吸気圧PMが最低吸気圧の初期値PMM
INとして更新される。
【0047】次にステップS505に移行して、このと
きのクランク角CAが読込まれる。次にステップS50
6に移行して、ステップS505で読込まれたクランク
角CAがステップS504で更新された最低吸気圧の初
期値に対応するクランク角の初期値BTMCA(図9に
示す「丸黒塗」記号位置参照)として更新される。次に
ステップS507に移行して、ステップS506で更新
されたクランク角の初期値BTMCAに所定補正値KA
DJCAが加算され差圧検出クランク角JDGCA(図
9に示す最初の「三角白抜」記号位置参照)が算出さ
れ、本ルーチンを終了する。なお、所定補正値KADJ
CAは±90〔°CA〕以内で、内燃機関1の運転状態
に応じて加速時にはマイナス(−)側、減速時にはプラ
ス(+)側に設定される。この差圧検出クランク角JD
GCAを中心として前後90〔°CA〕の範囲にて吸気
圧PMが最低となる最低吸気圧が検出される。
【0048】一方、ステップS501の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧PMの検出タイミングとする所定ク
ランク角〔°CA〕以外であるとき、またはステップS
503の判定条件が成立せず、即ち、PMMIN−PM
≦0の不等号が成立しステップS502で読込まれた吸
気圧PMの方が最低吸気圧の初期値PMMINより大き
いときには何もすることなく、本ルーチンを終了する。
【0049】以下、同様に順次、図9に「三角白抜」記
号位置、「三角黒塗」記号位置にて示す差圧検出クラン
ク角JDGCAが算出される。そして、これら差圧検出
クランク角JDGCAの位置に基づき検出される今回の
最低吸気圧と前回の最低吸気圧との吸気圧偏差ΔPM
(図9参照)に基づき、上述の燃料噴射補正係数演算処
理が実行される。
【0050】このように、本実施例の内燃機関の運転状
態判別装置の吸気圧センサ21及びECU30内のCP
U31にて達成される吸気圧検出手段は、所定クランク
角毎の吸気圧PMを順次比較し、その吸気圧PMが最低
となる最低吸気圧PMMINを検出する際、内燃機関1
の運転状態、即ち、内燃機関1の加減速状態または定常
状態に応じて、前回の燃焼サイクルでの最低吸気圧PM
MINに対応するクランク角の±90〔°CA〕の範囲
を所定補正値KADJCA分だけ前後に移動した範囲に
て検出するものである。
【0051】つまり、最低吸気圧PMMINを検出する
際、前回の燃焼サイクルでの最低吸気圧PMMINに対
応するクランク角の±90〔°CA〕の範囲を、内燃機
関1の運転状態に応じて所定補正値KADJCA分だけ
前後に移動させた範囲にて検出するだけでよいこととな
る。これにより、内燃機関1の運転状態に応じた1燃焼
サイクル毎の最低吸気圧PMMINを検出する際の無駄
をなくすことができ、結果的にECU30内のCPU3
1における負荷を少なくすることができる。
【0052】ところで、上記実施例では、所定クランク
角毎の吸気圧PMを順次比較し、その吸気圧PMが最低
となる最低吸気圧PMMINを検出する際、内燃機関1
の運転状態に応じて、前回の燃焼サイクルでの最低吸気
圧PMMINに対応するクランク角の±90〔°CA〕
の範囲を所定補正値KADJCA分だけ前後に移動した
範囲にて検出するとしたが、本発明を実施する場合に
は、これに限定されるものではなく、内燃機関1の運転
状態によって最低吸気圧PMMINの検出位置がそれほ
ど変動しないときには、前回の燃焼サイクルでの最低吸
気圧PMMINに対応するクランク角の±90〔°C
A〕に固定された範囲にて最低吸気圧PMMINを検出
するようにしてもよい。
【0053】このような内燃機関の運転状態判別装置の
吸気圧センサ21及びECU30内のCPU31にて達
成される吸気圧検出手段は、所定クランク角毎の吸気圧
PMを順次比較し、その吸気圧PMが最低となる最低吸
気圧PMMINを検出する際、前回の燃焼サイクルでの
最低吸気圧PMMINに対応するクランク角の±90
〔°CA〕の範囲にて検出するものであり、上述の実施
例と同様の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関の運転状態判別装置が適用された内燃機関及
びその周辺機器を示す概略構成図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関の運転状態判別装置で使用されているECU
内のCPUにおける内燃機関の運転状態に応じた燃料噴
射補正係数演算の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】 図3は図2の処理に対応する内燃機関の加速
状態における吸気圧の遷移状態を示すタイムチャートで
ある。
【図4】 図4は図2の処理に対応する内燃機関の減速
状態における吸気圧の遷移状態を示すタイムチャートで
ある。
【図5】 図5は図2における内燃機関の加速状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】 図6は図2における内燃機関の減速状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】 図7は図2における内燃機関の定常状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】 図8は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関の運転状態判別装置で使用されているECU
内のCPUにおける内燃機関の運転状態に応じて最低吸
気圧を検出するクランク角範囲を移動させるための所定
補正値演算の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】 図9は図8の処理に対応する内燃機関の加速
状態における吸気圧の遷移状態を示すタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
1 内燃機関 21 吸気圧センサ 22 クランク角センサ 30 ECU(電子制御ユニット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 362 F02D 45/00 362A 362S 364 364D

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の運転状態に応じて所定クラン
    ク角毎に吸気通路内の吸気圧を検出する吸気圧検出手段
    と、 前記吸気圧検出手段で検出された吸気圧の変化量に基づ
    き、前記内燃機関の加減速状態または定常状態を判別す
    る運転状態判別手段とを具備することを特徴とする内燃
    機関の運転状態判別装置。
  2. 【請求項2】 前記所定クランク角は、前記内燃機関の
    吸気行程中におけるクランク角とすることを特徴とする
    請求項1に記載の内燃機関の運転状態判別装置。
  3. 【請求項3】 前記所定クランク角は、前記内燃機関の
    吸気行程中に前記吸気圧検出手段で検出される吸気圧が
    最低となるクランク角とすることを特徴とする請求項1
    に記載の内燃機関の運転状態判別装置。
  4. 【請求項4】 前記内燃機関は、単気筒とすることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の内
    燃機関の運転状態判別装置。
  5. 【請求項5】 単気筒からなる内燃機関の運転状態に応
    じて1燃焼サイクル毎の吸気通路内の最低吸気圧を検出
    する吸気圧検出手段と、 前記吸気圧検出手段で検出された最低吸気圧の変化量に
    基づき、前記内燃機関の加減速状態または定常状態を判
    別する運転状態判別手段とを具備することを特徴とする
    内燃機関の運転状態判別装置。
  6. 【請求項6】 前記吸気圧検出手段は、所定クランク角
    毎の吸気圧を順次比較し、その吸気圧が最低となる最低
    吸気圧を検出する際、前回の燃焼サイクルでの前記最低
    吸気圧に対応するクランク角の±90〔°CA(Crank A
    ngle)〕の範囲にて検出することを特徴とする請求項1
    乃至請求項5の何れか1つに記載の内燃機関の運転状態
    判別装置。
  7. 【請求項7】 前記吸気圧検出手段は、所定クランク角
    毎の吸気圧を順次比較し、その吸気圧が最低となる最低
    吸気圧を検出する際、前記内燃機関が加速状態にあると
    きには、前回の燃焼サイクルでの前記最低吸気圧に対応
    するクランク角の±90〔°CA〕の範囲を所定補正値
    分だけ前に移動した範囲にて検出することを特徴とする
    請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の内燃機関の
    運転状態判別装置。
  8. 【請求項8】 前記吸気圧検出手段は、所定クランク角
    毎の吸気圧を順次比較し、その吸気圧が最低となる最低
    吸気圧を検出する際、前記内燃機関が減速状態にあると
    きには、前回の燃焼サイクルでの前記最低吸気圧に対応
    するクランク角の±90〔°CA〕の範囲を所定補正値
    分だけ後ろに移動した範囲にて検出することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の内燃機関
    の運転状態判別装置。
  9. 【請求項9】 前記吸気圧検出手段は、所定クランク角
    毎の吸気圧を順次比較し、その吸気圧が最低となる最低
    吸気圧を検出する際、前記内燃機関の運転状態に応じ
    て、前回の燃焼サイクルでの前記最低吸気圧に対応する
    クランク角の±90〔°CA〕の範囲を所定補正値分だ
    け前後に移動した範囲にて検出することを特徴とする請
    求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の内燃機関の運
    転状態判別装置。
JP2001388206A 2001-02-13 2001-12-20 内燃機関の運転状態判別装置 Expired - Fee Related JP3963099B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001388206A JP3963099B2 (ja) 2001-02-13 2001-12-20 内燃機関の運転状態判別装置
IT2002MI000264A ITMI20020264A1 (it) 2001-02-13 2002-02-12 Apparecchio per distinguere tra differenti condizioni di funzionamento di un motore a combustione interna

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-35167 2001-02-13
JP2001035167 2001-02-13
JP2001388206A JP3963099B2 (ja) 2001-02-13 2001-12-20 内燃機関の運転状態判別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002317684A true JP2002317684A (ja) 2002-10-31
JP3963099B2 JP3963099B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=26609297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001388206A Expired - Fee Related JP3963099B2 (ja) 2001-02-13 2001-12-20 内燃機関の運転状態判別装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3963099B2 (ja)
IT (1) ITMI20020264A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003038263A1 (fr) * 2001-10-29 2003-05-08 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Dispositif de commande de moteur
WO2003078815A1 (fr) * 2002-03-19 2003-09-25 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Detecteur de pression negative de l'air d'admission utilise dans un moteur a combustion interne
EP1655471A3 (en) * 2004-11-09 2007-04-25 Keihin Corporation Acceleration/Deceleration detection device and method for four-cycle engines
DE10348248B4 (de) * 2003-10-16 2015-04-30 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003038263A1 (fr) * 2001-10-29 2003-05-08 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Dispositif de commande de moteur
EP1447552A1 (en) * 2001-10-29 2004-08-18 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Engine control device
US6934623B2 (en) 2001-10-29 2005-08-23 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Engine control device
EP1447552A4 (en) * 2001-10-29 2005-09-28 Yamaha Motor Co Ltd MOTOR CONTROL DEVICE
WO2003078815A1 (fr) * 2002-03-19 2003-09-25 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Detecteur de pression negative de l'air d'admission utilise dans un moteur a combustion interne
EP1489287A1 (en) * 2002-03-19 2004-12-22 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Intake air negative pressure detector for internal combustion engine
US7004149B2 (en) 2002-03-19 2006-02-28 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Internal combustion engine intake pressure detecting device
EP1489287A4 (en) * 2002-03-19 2009-04-22 Yamaha Motor Co Ltd NEGATIVE PRESSURE SENSOR OF THE INTAKE AIR USED IN AN INTERNAL COMBUSTION ENGINE
DE10348248B4 (de) * 2003-10-16 2015-04-30 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine
EP1655471A3 (en) * 2004-11-09 2007-04-25 Keihin Corporation Acceleration/Deceleration detection device and method for four-cycle engines
US7380444B2 (en) 2004-11-09 2008-06-03 Keihin Corporation Acceleration/deceleration detection device and method for four-cycle engines

Also Published As

Publication number Publication date
ITMI20020264A0 (it) 2002-02-12
ITMI20020264A1 (it) 2003-08-12
JP3963099B2 (ja) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07259621A (ja) 内燃機関用燃料供給制御装置
EP1460251B1 (en) Fuel injection amount control apparatus and method for internal combustion engine with exhaust gas recirculation
US6725149B2 (en) Electronic control device for internal combustion engine
JP2002317684A (ja) 内燃機関の運転状態判別装置
WO2003031793A1 (fr) Detecteur de pression atmospherique pour moteur a combustion interne
JP3908385B2 (ja) 内燃エンジンの制御装置
JP4401635B2 (ja) 内燃機関用制御装置
JP5020361B2 (ja) エンジンの燃料噴射制御装置
JP4239578B2 (ja) 内燃機関の運転状態判別装置
JP3654781B2 (ja) 内燃機関の吸入空気量の計測装置
JPS58222941A (ja) 内燃エンジン制御装置の吸気管内圧力信号修正方法
JP4123340B2 (ja) エンジンの吸気量算出装置
JP4479810B2 (ja) 排気再循環式内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP3879491B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JPH0263097B2 (ja)
JPH07127499A (ja) 内燃機関の燃料制御装置
JP4236556B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPS62210242A (ja) デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期制御方法
JP2611473B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JPS63129139A (ja) 電子燃料噴射エンジンの燃料供給量制御装置
JP2998370B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP3209147B2 (ja) ディーゼルエンジンのステップモータ式吸気絞り弁制御装置
JP2008144605A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2864377B2 (ja) 吸入空気量制御装置
JP5249439B2 (ja) エンジンの燃料噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070501

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3963099

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140601

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees