JP2002317442A - 杭打ち用工具及びこれを用いた杭打ち機 - Google Patents

杭打ち用工具及びこれを用いた杭打ち機

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JP2002317442A
JP2002317442A JP2001122876A JP2001122876A JP2002317442A JP 2002317442 A JP2002317442 A JP 2002317442A JP 2001122876 A JP2001122876 A JP 2001122876A JP 2001122876 A JP2001122876 A JP 2001122876A JP 2002317442 A JP2002317442 A JP 2002317442A
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JP
Japan
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pile
driving tool
pile driving
contact portion
driving
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JP2001122876A
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Atsushi Muto
篤 武藤
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DAITO DISPLAY KK
DAITOU DISPLAY KK
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DAITO DISPLAY KK
DAITOU DISPLAY KK
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル固定用の杭を地面に素早く簡単に、
しかも精度良く打ち込むため杭打ち機を提供する。 【解決手段】 この杭打ち機は、杭打ち用工具(11)を電
動ハンマやハンマドリルに装着してなり、杭打ち用工具
(11)は、杭(12)の被打撃側端部(13)に被さる打撃部材(1
4)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばガードフ
ェンスの設置に用いる杭を地面に打ち込むために使用す
る杭打ち用工具及びこれを用いた杭打ち機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、工事現場などでは、その現場へ
の立ち入り防止や目隠しを目的として、周囲をガードフ
ェンスで囲むことが行われている。この種のガードフェ
ンスとしては、地面に設置した複数の方形パネルを横方
向に連結した構造のものが多い。
【0003】このようなガードフェンス用のパネルの設
置に際しては、図6に示すように、杭(1)によって地面
(2)に固定した方杖(3)を使用して、パネル(P)の本体
部を支えるようにしたり、図7に示すように、杭(8)に
よって地面(2)に固定した接続具(9)を使用して、パネ
ル(P)の支脚(6)を支持するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のパネ
ル設置作業においては、杭の地面への打ち込みに際し
て、手ハンマーを用いていた。このため、杭の打ち込み
に多くの時間と労力を要し、施工効率の低下を招いてい
た。また、杭打ち機を用いることも考えられるが、この
ようなパネル固定用の杭を打ち込むのに適した簡易な杭
打ち機はなく、いずれも大掛かりでかえって施工性を悪
くしてしまう。
【0005】この発明は、このような不具合を解消し
て、パネル固定用の杭を地面に素早く簡単に、しかも精
度良く打ち込むための杭打ち用工具及びこれを用いた杭
打ち機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の杭打ち用工具は、杭の被打撃側端部に被
さる打撃部材を備えている。そして、打撃部材は、杭の
被打撃面に当接する当接部と、この当接部の周縁から立
ち上がった枠部とからなる。
【0007】具体的には、当接部が円形に形成され、枠
部が円筒形に形成されている。また、当接部が方形に形
成され、枠部が角筒形に形成されている。
【0008】この発明の杭打ち機は、上記の打ち用工具
を、先端工具として電動ハンマ又はハンマドリルに装着
してなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。この発明の一実施形態に係
る杭打ち機は、図1に示すように、杭打ち機本体(10)
に、この発明の杭打ち用工具である先端工具(11)を着脱
可能に装着してなる。
【0010】杭打ち機本体(10)としては、手軽に持ち運
びできる電動ハンマ或いはハンマドリルが利用されてい
る。具体的には、一般的に市販されている公知の電動ハ
ンマ或いはハンマドリルの先端工具を取り外した本体部
分を、杭打ち機本体(10)として用いている。電動ハンマ
やハンマドリルは、主として対象物を削ったり、対象物
に穴をあけるために使用され、先端工具を回転させる機
能とともに、先端工具を対象物に対して打ち付ける打撃
機能も有している。従って、これら電動ハンマやハンマ
ドリルに対して、杭打ちに適した先端工具(11)を装着す
ることで、杭打ち機として活用することができる。
【0011】先端工具(11)は、例えば金属製であって、
図2及び図3に示すように、杭(12)の被打撃側端部(13)
に被さる打撃部材(14)と、杭打ち機本体(10)に装着する
ための装着部材(15)とを備えている。
【0012】そして、打撃部材(14)は、杭(12)の被打撃
面(16)に当接する円形の当接部(20)と、この当接部(20)
の周縁から立ち上がった円筒形の枠部(21)とからなり、
これら当接部(20)と枠部(21)によって囲まれた凹部に、
杭(12)の被打撃側端部(13)が嵌り込むようになってい
る。
【0013】当接部(20)は、平面状の被打撃面(16)に対
応して平板状に形成されている。また、当接部(20)は、
被打撃面(16)よりもやや大き目に形成されており、打撃
部材(14)が被打撃側端部(13)に被さったときには、図4
に示すように、互いに対向する枠部(21)と杭(12)の外周
面(22)との間に隙間(23)が生じるようになっている。す
なわち、打撃部材(14)を被打撃側端部(13)に対して打ち
付け易くなっている。
【0014】装着部材(15)は、棒状に形成され、その一
端部が打撃部材(14)の当接部(20)中央に溶接等によって
固定されて、枠部(21)とは反対の方向に突出している。
装着部材(15)の他端部には、軸方向に沿ってスプライン
嵌合用の溝(30)が形成されている。そして、この装着部
材(15)の他端部を、杭打ち機本体(10)の工具取付用孔(3
1)に差し込んで、杭打ち機本体(10)にスプライン嵌合す
ることで、先端工具(11)を杭打ち機本体(10)に装着する
ようになっている。なお、装着部材(15)の他端部には、
スプライン嵌合用の溝(30)に代わりに、ネジを形成した
り、係合用の突起を形成しても良く、杭打ち機本体(10)
の先端工具を取り付けるための機構に対応させて逐次変
更すれば良い。
【0015】先端工具としては、上述のような形状のも
のに限定されず、例えば図5に示すような先端工具(40)
を用いるようにしても良い。この先端工具(40)の打撃部
材(41)は、方形の当接部(42)と、この当接部(42)の周縁
から立ち上がった角筒形の枠部(43)とからなり、角形の
杭を打ち込むのに適している。
【0016】上記構成の杭打ち機を用いれば、打撃部材
(14)を杭(12)の被打撃側端部(13)に対して横ずれするこ
となく打ち付けることができ、これによって打撃部材(1
4)の打撃力を被打撃側端部(13)に効果的に伝えることが
できる。従って、杭(12)を地面へ簡単に素早く、しかも
精度良く打ち込むことができる。
【0017】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に
多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の杭打ち用工具を備えた杭打ち機を用いれば、手ハン
マーを用いるときと比べて、簡単に素早く杭を打ち込む
ことができ、施工効率を格段に向上することができる。
さらに、打撃部材は、杭の被打撃側端部に被さるように
なっているので、打撃部材を杭の被打撃側端部に対して
横ずれさせることなく打ち付けることができ、これによ
って杭を精度良く地面へ打ち込むことができる。しか
も、電動ハンマやハンマドリルを用いた簡易な構造であ
り、パネル固定用等の比較的小さな杭の打ち込みには特
に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る杭打ち用工具を備
えた杭打ち機の斜視図である。
【図2】同じくその杭打ち用工具の拡大斜視図である。
【図3】杭打ち機を用いた杭の打ち込み状態を示す図で
ある。
【図4】同じくその打撃部材付近の拡大図である。
【図5】他の実施形態に係る杭打ち工具の拡大斜視図で
ある。
【図6】方杖を用いたパネルの設置状態を示す図であ
る。
【図7】接続具を用いたパネルの設置状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
(11)(40) 先端工具(杭打ち用工具) (12) 杭 (13) 被打撃側端部 (14)(41) 打撃部材 (16) 被打撃面 (20)(42) 当接部 (21)(43) 枠部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杭の被打撃側端部に被さる打撃部材を備
    えていることを特徴とする杭打ち用工具。
  2. 【請求項2】 打撃部材は、杭の被打撃面に当接する当
    接部と、この当接部の周縁から立ち上がった枠部とから
    なる請求項1記載の杭打ち用工具。
  3. 【請求項3】 当接部が円形に形成され、枠部が円筒形
    に形成されている請求項1又は2記載の杭打ち用工具。
  4. 【請求項4】 当接部が方形に形成され、枠部が角筒形
    に形成されている請求項1又は2記載の杭打ち用工具。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の杭打
    ち用工具を、先端工具として電動ハンマ又はハンマドリ
    ルに装着してなることを特徴とする杭打ち機。
JP2001122876A 2001-04-20 2001-04-20 杭打ち用工具及びこれを用いた杭打ち機 Pending JP2002317442A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013052144A1 (en) * 2011-02-02 2013-04-11 Layne Jonathan Systems and methods for providing a stake driver attachment apparatus
NL2011138C2 (nl) * 2013-07-11 2015-01-13 Jan Pieter Sikkema Opzetstuk voor koppeling met een drilboor of boorhamer om een palenrammer te vormen, palenrammer en werkwijze hiervoor.
EP2823937A1 (en) * 2013-07-11 2015-01-14 Jan Pieter Sikkema Attachment for coupling to jackhammer or hammer drill to form a post driver, post driver and method thereof
CN111058448A (zh) * 2019-12-12 2020-04-24 上海市基础工程集团有限公司 钢管桩高频振动的工具式桩帽装置

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NL2011138C2 (nl) * 2013-07-11 2015-01-13 Jan Pieter Sikkema Opzetstuk voor koppeling met een drilboor of boorhamer om een palenrammer te vormen, palenrammer en werkwijze hiervoor.
EP2823937A1 (en) * 2013-07-11 2015-01-14 Jan Pieter Sikkema Attachment for coupling to jackhammer or hammer drill to form a post driver, post driver and method thereof
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