JP2002316575A - 雪上車の電気負荷制御装置 - Google Patents

雪上車の電気負荷制御装置

Info

Publication number
JP2002316575A
JP2002316575A JP2001121040A JP2001121040A JP2002316575A JP 2002316575 A JP2002316575 A JP 2002316575A JP 2001121040 A JP2001121040 A JP 2001121040A JP 2001121040 A JP2001121040 A JP 2001121040A JP 2002316575 A JP2002316575 A JP 2002316575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
heater
battery
light
electric load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001121040A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Iyoda
英一 伊代田
Ken Shibano
謙 柴野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2001121040A priority Critical patent/JP2002316575A/ja
Publication of JP2002316575A publication Critical patent/JP2002316575A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリーを電気負荷電源にしかつ電子式エ
ンジンコントロールユニットを搭載する雪上車におい
て、ライト、ヒータ類がオン状態となり発生するバッテ
リーロスを簡素な回路構成で防止できる雪上車用エンジ
ンの電気負荷制御装置を提供する。 【解決手段】 ECU20は、燃料噴射の始動モードか
ら完爆モードへ移行したことと、エンジンが設定回転数
以上であることとを条件に、前記ライトリレースイッチ
21とヒータリレースイッチ22を接状態に作動させる
ようになっている。これにより、燃料噴射の始動モード
から完爆モードに移行し、エンジンが設定回転数である
ことにより、エンジンが運転状態であることを判断し、
エンジン運転中のみライトの点灯とヒータ作動を可能に
したのでバッテリー電源の消耗を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのクラン
ク軸の回転によって駆動される発電機の発電電力でバッ
テリーを充電し、電気負荷(ライト・ヒータ等)の電源
を該バッテリーとし、エンジンコントロールユニット
(ECU)でエンジンの点火や燃料噴射を制御する電子
制御燃料噴射エンジンを搭載した雪上車の電気負荷制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は雪上車エンジンの縦断面説明図、
図4はクランク軸11の発電機周辺の横断面説明図、図
5はバッテリーを備えた一般的な雪上車用エンジンのコ
ントロールユニットの回路図である。これらの図に示す
ように、エンジンのクランク軸11の端部にクランク軸
11の回転によって駆動されるAC(交流)コイル3を
備えたステータアッシー2とフライホイールマグネト4
とからなる発電機1を備えたエンジンを搭載し、この発
電機の発電電力をバッテリーに充電して一時的に蓄え、
このバッテリーがエンジンを始動するスタータモータや
ライト(灯火類)およびヒータ類の電気負荷への電源と
して電力を供給している。
【0003】図5に示す回路図のように、エンジン運転
中でなくてもキースイッチをオンにしただけで自動的に
キースイッチのアクセサリー端子(ACC端子)5から
ライトリレースイッチ6、ヒータリレースイッチ7の一
時側に電流が流れて、前記各リレースイッチがオンし、
前記ライト(灯火類)およびヒータ等の電気負荷への電
源として電力を供給している。
【0004】しかしながら、上記発電機1が発電するの
はクランク軸11が回転しエンジンが運転中であり、エ
ンジンが運転中でない状態ではバッテリーに充電された
電力が消費され発電機からの補充がないので、バッテリ
ーの電圧低下に繋がり、始動性に悪影響を与えることに
なる。始動装置に、大電力を必要とする始動電動機(セ
ルスターターモータ)を備えたものでは、バッテリー電
圧の低下がクランキング速度に影響するので、特に影響
が大きい。
【0005】バッテリー電圧の低下の影響を緩和するた
めに、キースイッチの設定により、始動クランキング時
にはACC端子を開放させ、ライトやヒータへの電力供
給をカットし、バッテリーへの電力を始動電動機に集中
させるようにしている。また、キルスイッチ9によりエ
ンジンの運転を非常停止させ、キースイッチをオフし忘
れて放置された場合も上記と同様に、バッテリー電圧の
低下に繋がり、始動性に悪影響を与え、バッテリーの電
圧の低下が著しい場合は再始動不能の状態に陥ってしま
う可能性がある。そのような事態を防ぐために、サーキ
ットリレー10を設置してキルスイッチ9のエンジン停
止操作により、ACC端子5からライトリレースイッチ
6およびヒータリレースイッチ7の一時側への電力供給
をカットして、バッテリーとライトおよびヒータの回路
遮断し、バッテリーからの電力供給を停止するように回
路構成をしている。
【0006】以上の結果、始動クランキング時およびキ
ルスイッチ9の操作でエンジンを停止させキースイッチ
を切り忘れたときには、ライトやヒータへの電力供給を
カット可能であるがキルスイッチを操作せずにキースイ
ッチをオンした状態で放置した場合のバッテリー電圧の
消耗による電圧低下は防止策が無かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点に着目してなされたもので、バッテリーを電
気負荷電源にしかつ電子式エンジンコントロールユニッ
トを搭載する雪上車において、ライト、ヒータ類がオン
状態となり発生するバッテリーロスを簡素な回路構成で
防止できる雪上車用エンジンの電気負荷制御装置の提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため次の構成を有する。請求項1の発明は、エン
ジンのクランク軸の回転によって駆動される発電機の発
電電力でバッテリーを充電し、該バッテリーをライトお
よびヒータの電気負荷電源とすると共に、エンジンコン
トロールユニットにより運転状態を電子制御するエンジ
ンを搭載した雪上車であって、電気負荷電源であるバッ
テリーからライトへの電力供給回路を断接するライトリ
レースイッチと、電気負荷電源であるバッテリーからヒ
ータへの電力供給回路を断接するヒータリレースイッチ
とを有し、エンジンコントロールユニットは、燃料噴射
の始動モードから完爆モードへ移行したことと、エンジ
ンが設定回転数以上であることとを条件に、前記ライト
リレーとヒータリレーを接状態に作動させることを特徴
とする雪上車の電気負荷制御装置である。請求項1の発
明によれば、エンジンの運転状態の制御モードが始動モ
ードから完爆モードに移行したことと、エンジン回転数
が所定の設定回転数であることにより、エンジンが運転
状態であることを判断し、エンジンの運転中のみライト
の点灯とヒータ作動を可能にしたので、バッテリー電源
の消耗を防止できる。
【0009】請求項2の発明は、エンジンのクランク軸
の回転によって駆動される発電機の発電電力でバッテリ
ーを充電し、該バッテリーをライトおよびヒータの電気
負荷電源とすると共に、エンジンコントロールユニット
により運転状態を電子制御するエンジンを搭載した雪上
車であって、電気負荷電源であるバッテリーからライト
への電力供給回路を断接するライトリレースイッチと、
電気負荷電源であるバッテリーからヒータへの電力供給
回路を断接するヒータリレースイッチとを有し、エンジ
ンコントロールユニットは、エンジンのキルスイッチが
エンジン停止側またはキースイッチがオフの場合にライ
トリレースイッチとヒータリレースイッチを断状態に作
動させることを特徴とする雪上車の電気負荷制御装置で
ある。請求項2の発明によれば、エンジンのキルスイッ
チが停止側またはキースイッチがオフの場合に前記ライ
トリレースイッチとヒータリレースイッチとを断状態に
作動させるため、キルスイッチによりエンジンを停止し
た後、キースイッチを切り忘れても、自動的にライトや
ヒータの作動を中止制御するので、バッテリー電源の消
耗を防止できる。また、ECUですべて制御するのでサ
ーキットリレーを設ける必要が無くなり、回路構成を簡
素化できる。
【0010】請求項3の発明は、エンジンのクランク軸
の回転によって駆動される発電機の発電電力でバッテリ
ーを充電し、該バッテリーをライトおよびヒータの電気
負荷電源とすると共に、エンジンコントロールユニット
により運転状態を電子制御するエンジンを搭載した雪上
車であって、電気負荷電源であるバッテリーからライト
への電力供給回路を断接するライトリレースイッチと、
電気負荷電源であるバッテリーからヒータへの電力供給
回路を断接するヒータリレースイッチとを有し、エンジ
ンコントロールユニットは、キースイッチがオンされ、
運転状態制御モードがエンストモード、完爆モード、始
動モードの各モードのいずれにも該当しないスタンバイ
モードであると判断されたときに、設定時間の経過後に
前記ライトリレースイッチとヒータリレースイッチとを
断状態に作動させ、エンジンコントロールユニットの運
転状態モードが始動モードから完爆モードに移行するま
で断状態に保持することを特徴とする雪上車の電気負荷
制御装置である。請求項3の発明によれば、ライト点灯
やヒータの作動時間を予め設定することでエンジン始動
前にでも、ユーザの意思でライトの点灯やヒータの作動
が可能になる。また、キースイッチを切り忘れて放置し
た場合でも予め設定した時間を経過した後に自動的にラ
イトやヒータの作動を停止するのでバッテリー電源の過
度の消耗を防止できる。また、ライト点灯の設定時間を
極短く設定すればライト点灯確認のみとなり、さらにバ
ッテリー電源の消耗は少なくできる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1から3の発明
において、バッテリー電源電圧を検出する手段を有し、
エンジンコントロールユニットは、前記検出電圧に基づ
いて、規定電圧以下でのライトの点灯およびヒータの作
動を停止もしくは禁止したことを特徴とする請求項1な
いし3のうちのいずれか1項に記載の雪上車の電気負荷
制御装置である。これにより、バッテリーの消耗(電圧
低下)を判別してライト点灯およびヒータ作動を禁止す
るようにしたので、バッテリーが過度に消耗する前に自
動的に自動的にライトの点灯およびヒータの作動を停止
することができる。また、バッテリーが消耗している場
合、エンジン始動前にライトが点灯しないことでバッテ
リー消耗をユーザに知らせることができる。
【0012】また、請求項5の発明は、外気温または吸
気温を検出するセンサーを有し、エンジンコントロール
ユニットは、この検出温度に基いて、エンジンの始動前
のヒータへの電力供給の要否を判断し、所定温度以上で
のヒータリレースイッチの接続を禁止したことを特徴と
する請求項1ないし4のうちのいずれか1項に記載の雪
上車の電気負荷制御装置である。寒さがあまり厳しくな
いオフシーズンに雪上車を使用するときにヒータの作動
を禁止したので、バッテリーの不要な消耗を防止でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図に基づき本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に適用
する雪上車用エンジン(2サイクルエンジン、4サイク
ルエンジン)の電気負荷制御装置の説明図、図2は燃料
系運転状態遷移図である。
【0014】実施形態は、図1の回路図で電気系統が示
されるような、発電機の発電電力でバッテリーを充電
し、該バッテリーをライト(灯火類)およびヒータ等の
電気負荷電源とすると共に、エンジンコントロールユニ
ット(ECU)20により燃料噴射(燃料噴射エジェク
タは図示省略)および点火時期制御を電子制御する4サ
イクルエンジンを搭載した雪上車であって、ライトへの
電気負荷電源であるバッテリーからの電力供給回路を断
接するライトリレースイッチ21と、ヒータへ前記バッ
テリーからの電力供給回路を断接するヒータリレースイ
ッチ22とを有して、本発明実施形態の各制御により、
ライトリレースイッチ21とヒータリレースイッチ22
を駆動して、ライトの点灯およびヒータの作動を制御す
る雪上車の電気負荷制御装置である。
【0015】ここで、ECU20には、エンジンクラン
クセンサーの検出したエンジン回転数信号とエンジンの
吸気温度または外気温度信号とバッテリー電圧センサー
信号が入力される。バッテリーとライト、ヒータ、燃料
ポンプおよび始動電動機との間には、1次線(リレー接
点駆動用コイル)への通電でスイッチが閉じ、常時は開
放しているノーマルオープンタイプの各リレースイッチ
で構成された、ライトリレースイッチ(21)、ヒータ
リレースイッチ(22)、燃料ポンプリレースイッチ
(30)、スタータリレースイッチが介装されて、各々
電力回路が形成されると共に、上記のライトリレースイ
ッチ(21)、ヒータリレースイッチ(22)、燃料ポ
ンプリレースイッチ(30)の1線は各々ECU20に
接続されて制御回路が形成されている。ECU20およ
びスタータリレーとバッテリーとの間には、オン、オ
フ、スタート位置を備えたキースイッチ23およびキル
スイッチ9が介装されている。このキースイッチ23の
オン位置では、ECUに制御電源が供給され、ECU2
0は燃料ポンプリレースイッチを閉じて燃料ポンプを作
動させてエンジンを運転可能な状態にし、また、スター
ト位置では前記オン位置に加えスタータリレースイッチ
を閉じ、始動電動機に電力が供給されてエンジンをクラ
ンキングして始動させることができる。また、キルスイ
ッチ9をエンジン停止側に切換えると、キースイッチ2
3がオン位置であってもECU20への制御電力が遮断
されてエンジンを停止すると共に、燃料ポンプ、ラン
プ、ヒータへの電力供給も停止する。
【0016】次に、ECU20のエンジン運転制御につ
いて説明する。エンジン運転制御には、大別して、点火
時期を制御する点火系と燃料の噴射を制御する燃料系の
2系統があり、ECU20は主に燃料系の制御を行うと
共に、ランプやヒータ等の車体系の作動も制御するよう
に構成されている。 1)エンジンストップモード: キースイッチ23がオフ位置であるセルフシャット
オフ中(エンジン停止後の学習制御中)である。 クランクセンサのクランク回転信号が所定のエンス
ト判定時間内に一度も検出されなかった。 2)スタンバイモード: キースイッチ23がオン位置である。 エンジンクランクセンサのクランク回転信号が所定
のエンスト判定時間内に一度も検出されなかった。 3)始動モード: キースイッチ23がスタート位置である。 エンジン回転速度≦完爆判定エンジン回転速度であ
る。 ISC(アイドルスピードコントロール)が0点校正
中でないこと。 4)完爆モード: キースイッチ23がオン位置である。 エンジン回転速度≧完爆判定回転速度であること。 が所定時間以上継続していること。
【0017】実施形態1では、ECU20は、燃料噴射
の始動モードから完爆モードへ移行したことと、エンジ
ンが設定回転数以上であることとを条件に、前記ライト
リレー21とヒータリレー22をオン状態に作動させる
ようになっている。実施形態1によれば、燃料噴射の始
動モードから完爆モードに移行し、エンジンが設定回転
数であることにより、エンジン運転状態であることを判
断し、エンジン運転中のみのライト点灯とヒータ作動に
よりバッテリー電源の消耗を防止できバッテリー電圧の
低下を防止できる。
【0018】実施形態2では、ECU20は、エンジン
のキルスイッチがエンジン停止側またはキースイッチが
オフの場合にライトリレースイッチとヒータリレースイ
ッチを断状態に作動させる。実施形態2によれば、エン
ジンのキルスイッチ9が停止側またはキースイッチ23
のオフの場合に各リレースイッチ21,22を断状態に
作動させるため、キルスイッチ9によりエンジンを停止
した後、キースイッチ23を切り忘れても自動的にライ
トやヒータの作動を中止制御するので、バッテリー電源
の消耗を防止できる。また、ECUですべて制御するの
でサーキットリレーを設ける必要が無くなり、回路構成
を簡素化できる。
【0019】実施形態3は、ECU20は、キースイッ
チ23がオンされ、運転状態制御モードがエンストモー
ド、完爆モード、始動モードの各モードのいずれにも該
当しないスタンバイモードであると判断されたときに、
設定時間の経過後に前記ライトリレースイッチ21とヒ
ータリレースイッチ22とを断状態に作動させ、エンジ
ンコントロールユニットの運転状態モードが始動モード
から完爆モードに移行するまで断状態に保持する。実施
形態3によれば、ライト点灯やヒータの作動時間を予め
設定することでエンジン始動前にでも、ユーザの意思で
ライトの点灯やヒータの作動が可能になる。また、キー
スイッチ23を切り忘れて放置した場合でも予め設定し
た時間を経過した後に自動的にライトやヒータの作動を
停止するのでバッテリー電源の過度の消耗を防止でき
る。また、ライト点灯の設定時間を極短く設定すればラ
イト点灯確認のみとなり、さらにバッテリー電源の消耗
は少なくできる。
【0020】実施形態4では、バッテリー電圧を検出す
る手段と、検出電圧に基づいて規定電圧以下でのライト
の点灯およびヒータの作動を停止もしくは禁止してライ
ト点灯、ヒータ作動可否を決定する。これにより、バッ
テリーの消耗(電圧低下)を判別してライト点灯および
ヒータ作動を禁止するようにしたので、バッテリーが過
度に消耗する前に自動的にライトの点灯およびヒータの
作動を停止することができる。また、バッテリーが消耗
している場合、エンジン始動前にライトが点灯しないこ
とでバッテリー消耗をユーザに知らせることができる。
【0021】また、実施形態5では、外気温または吸気
温を検出するセンサーを有し、ECU20は検出温度に
基づきエンジン始動前のヒータリレースイッチ22作動
の可否を判断する手段を有し、所定温度以上でのヒータ
リレースイッチの接続を禁止したものである。寒さがあ
まり厳しくないオフシーズンに雪上車を使用するとき
に、始動前または始動後のヒータの作動を中止し、バッ
テリー消耗による電圧低下を防止する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、バッテリーを電気負荷電源にしかつ電子式エンジン
コントロールユニットを搭載する雪上車において、ライ
ト、ヒータ類がオン状態となり発生するバッテリーロス
を簡素な回路構成で防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に適用する雪上車用エンジン
の電気負荷制御装置の説明図である。
【図2】燃料系運転状態遷移図である。
【図3】一般的な雪上車エンジンの縦断面説明図であ
る。
【図4】クランク軸11のマグネトー周辺の横断面説明
図である。
【図5】雪上車のエンジンコントロールユニットの一般
的な回路図である。
【符号の説明】
20 エンジンコントロールユニット(ECU) 21 ライトリレースイッチ 22 ヒータリレースイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/06 F02D 45/00 395A 45/00 395 F02N 11/08 Y F02N 11/08 B60Q 1/04 E Fターム(参考) 3G084 AA06 BA34 CA01 EA11 EB00 FA02 FA03 FA33 FA36 3G093 AA08 AA16 DA01 DA04 DA07 DA12 DB19 EB00 FA11 FB05 3K039 AA08 BA02 DA00 DD00 DD10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランク軸の回転によって駆
    動される発電機の発電電力でバッテリーを充電し、該バ
    ッテリーをライトおよびヒータの電気負荷電源とすると
    共に、エンジンコントロールユニットにより運転状態を
    電子制御するエンジンを搭載した雪上車であって、 電気負荷電源であるバッテリーからライトへの電力供給
    回路を断接するライトリレースイッチと、 電気負荷電源であるバッテリーからヒータへの電力供給
    回路を断接するヒータリレースイッチとを有し、 エンジンコントロールユニットは、燃料噴射の始動モー
    ドから完爆モードへ移行したことと、エンジンが設定回
    転数以上であることとを条件に、前記ライトリレーとヒ
    ータリレーを接状態に作動させることを特徴とする雪上
    車の電気負荷制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジンのクランク軸の回転によって駆
    動される発電機の発電電力でバッテリーを充電し、該バ
    ッテリーをライトおよびヒータの電気負荷電源とすると
    共に、エンジンコントロールユニットにより運転状態を
    電子制御するエンジンを搭載した雪上車であって、 電気負荷電源であるバッテリーからライトへの電力供給
    回路を断接するライトリレースイッチと、 電気負荷電源であるバッテリーからヒータへの電力供給
    回路を断接するヒータリレースイッチとを有し、 エンジンコントロールユニットは、エンジンのキルスイ
    ッチがエンジン停止側またはキースイッチがオフの場合
    にライトリレースイッチとヒータリレースイッチを断状
    態に作動させることを特徴とする雪上車の電気負荷制御
    装置。
  3. 【請求項3】 エンジンのクランク軸の回転によって
    駆動される発電機の発電電力でバッテリーを充電し、該
    バッテリーをライトおよびヒータの電気負荷電源とする
    と共に、エンジンコントロールユニットにより運転状態
    を電子制御するエンジンを搭載した雪上車であって、 電気負荷電源であるバッテリーからライトへの電力供給
    回路を断接するライトリレースイッチと、 電気負荷電源であるバッテリーからヒータへの電力供給
    回路を断接するヒータリレースイッチとを有し、 エンジンコントロールユニットは、キースイッチがオン
    され、運転状態制御モードがエンストモード、完爆モー
    ド、始動モードの各モードのいずれにも該当しないスタ
    ンバイモードであると判断されたときに、設定時間の経
    過後に前記ライトリレースイッチとヒータリレースイッ
    チとを断状態に作動させ、エンジンコントロールユニッ
    トの運転状態モードが始動モードから完爆モードに移行
    するまで断状態に保持することを特徴とする雪上車の電
    気負荷制御装置。
  4. 【請求項4】 バッテリー電源電圧を検出する手段を有
    し、エンジンコントロールユニットは、前記検出電圧に
    基づいて、規定電圧以下でのライトの点灯およびヒータ
    の作動を停止もしくは禁止したことを特徴とする請求項
    1ないし3のうちのいずれか1項に記載の雪上車の電気
    負荷制御装置。
  5. 【請求項5】 外気温または吸気温を検出するセンサー
    を有し、エンジンコントロールユニットは、この検出温
    度に基いて、エンジンの始動前のヒータへの電力供給の
    要否を判断し、所定温度以上でのヒータリレースイッチ
    の接続を禁止したことを特徴とする請求項1ないし4の
    うちのいずれか1項に記載の雪上車の電気負荷制御装
    置。
JP2001121040A 2001-04-19 2001-04-19 雪上車の電気負荷制御装置 Pending JP2002316575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001121040A JP2002316575A (ja) 2001-04-19 2001-04-19 雪上車の電気負荷制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001121040A JP2002316575A (ja) 2001-04-19 2001-04-19 雪上車の電気負荷制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002316575A true JP2002316575A (ja) 2002-10-29

Family

ID=18970983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001121040A Pending JP2002316575A (ja) 2001-04-19 2001-04-19 雪上車の電気負荷制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002316575A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7085645B2 (en) * 2004-01-14 2006-08-01 Honda Motor Co., Ltd. Engine speed control system for snow remover
JP2007050714A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Honda Motor Co Ltd 車両用ヒータ装置
JP2020104594A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社デンソー ヒータ制御装置
CN114810386A (zh) * 2022-04-07 2022-07-29 潍柴动力股份有限公司 一种考虑负载输出的发动机启动控制方法及系统

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7085645B2 (en) * 2004-01-14 2006-08-01 Honda Motor Co., Ltd. Engine speed control system for snow remover
JP2007050714A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Honda Motor Co Ltd 車両用ヒータ装置
JP4563282B2 (ja) * 2005-08-15 2010-10-13 本田技研工業株式会社 車両用ヒータ装置
US7829821B2 (en) 2005-08-15 2010-11-09 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle heating apparatus
JP2020104594A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社デンソー ヒータ制御装置
CN114810386A (zh) * 2022-04-07 2022-07-29 潍柴动力股份有限公司 一种考虑负载输出的发动机启动控制方法及系统
CN114810386B (zh) * 2022-04-07 2023-06-23 潍柴动力股份有限公司 一种考虑负载输出的发动机启动控制方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6373206B1 (en) Motor drive control apparatus
US5094198A (en) Air intake heating method and device for internal combustion engines
EP1674720B1 (en) Method for managing the "stop-and-start" mode in a motor vehicle equipped with an internal combustion engine
US7592782B2 (en) Supercapacitor engine starting system with charge hysteresis
US5390493A (en) Apparatus for controlling the electric heating of catalyst
US8047173B2 (en) Method for controlling a stop and automatic restart device for a thermal engine
JP2001099039A (ja) エンジン結合型モータの制御装置
US4463305A (en) Alternator load shedder for engine starting improvement
JP3925166B2 (ja) エンジン自動始動システム
US7188597B2 (en) Engine cold start aid malfunction alert
JP4798071B2 (ja) エンジンの自動停止装置
US20070029120A1 (en) Hybrid vehicle
JP2009095161A (ja) エンジンの制御装置
JP4453442B2 (ja) エンジン制御装置
JP2004308576A (ja) エンジンの始動制御装置及び始動制御方法
JP2002316575A (ja) 雪上車の電気負荷制御装置
JP4107611B2 (ja) 内燃機関制御装置
JPH0946920A (ja) 内燃機関用オルタネータの発電制御装置
JP2002332940A (ja) 内燃機関の始動装置
JP4930086B2 (ja) バッテリの充電装置
JP2503014B2 (ja) ディ−ゼル機関の吸気加熱装置
JP2610498B2 (ja) ディーゼル機関のエアヒータ制御装置
JPH04246253A (ja) エンジンの自動停止始動制御装置
JP2005282424A (ja) 車両の電源装置
JP2003184721A (ja) ハイブリットシステムの蓄熱装置